JP2002126908A - 棒材供給機および端材供給装置 - Google Patents

棒材供給機および端材供給装置

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JP2002126908A
JP2002126908A JP2000323067A JP2000323067A JP2002126908A JP 2002126908 A JP2002126908 A JP 2002126908A JP 2000323067 A JP2000323067 A JP 2000323067A JP 2000323067 A JP2000323067 A JP 2000323067A JP 2002126908 A JP2002126908 A JP 2002126908A
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隆三 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】長さの短い端材(残材)をガイドレールに供給
するための端材供給装置を備えた棒材供給機の提供。 【解決手段】複数の棒材を保持するための新材用材料棚
から、新材を1つづつ取出してガイドレールに供給し、
新材を前記ガイドレールに沿って棒材加工機に向かって
給送する棒材供給機に、端材を前記ガイドレールに供給
するための端材供給装置が取り付けられている。端材供
給装置は、複数の前記端材を保持するための端材用材料
棚22と、端材用材料棚22から前記端材を1つづつ取
出すための端材取出機構24とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動旋盤などの棒材加
工機に棒材をガイドレールに沿って供給するための棒材
供給機に関し、より詳細には、ガイドレールに、長さの
短い棒材である端材を供給するための端材供給装置を備
えた棒材供給機に関する。
【従来技術】従来から、自動旋盤などの棒材加工機に棒
材を供給するための棒材供給機が知られている。従来の
棒材供給機は、棒材を棒材加工機まで案内するためのガ
イドレールと、該ガイドレールの長手方向に延びる、複
数の新たな棒材を保持するための材料棚と、該材料棚か
ら棒材を1つづつ取出して、ガイドレールに供給するた
めの新材取出機構とを有する。
【0002】より具体的に、従来の棒材供給機の構造に
ついて説明すると、例えば、実用新案登録番号第300
1964号に開示された棒材供給機は、ガイドレールに
隣接して長手方向に延びる新材用材料棚を有する。新材
用材料棚は、それぞれがガイドレールに対して横方向に
延び、かつ、ガイドレールの長手方向に互いに離間して
設けられた複数の細長い棚部材で構成されている。棒材
は、複数の細長い棚部材によって、長手方向に沿って互
いに離間した複数の個所において点支持されている。ま
た、新材取出機構は、ガイドレールの長手方向に沿って
延びる回転軸に、互いに離間して設けられた複数の割出
板を有する。各割出板は薄い円板で構成されており、各
円板の周囲に棒材を新材用材料棚から1つだけ受け入れ
るための切欠きが形成されている。棒材が材料棚から1
つづつ切欠き内に受入れられる。棒材は割出板によっ
て、長手方向に沿って互いに離間した複数の個所におい
て点支持される。回転軸が回転することによって、切欠
きがガイドレールに望む下方位置に到達したら、棒材が
切欠きから落下してガイドレールの中に受け入れられ
る。
【0003】また、特開昭62−208802号公報に
開示された棒材供給機においては、上記の棒材供給機と
同様に、新材用材料棚は、それぞれがガイドレールに対
して横方向に延び、かつ、ガイドレールの長手方向に互
いに離間して設けられた複数の細長い棚部材で構成され
ている。また、新材取出機構は、各棚部材に設けられた
揺動部材によって構成されている。揺動部材によって、
新材用材料棚の上に載置された棒材が1つだけ持ち上げ
られて取出される。棒材は、揺動部材によって、互いに
間隔を隔てた複数の個所において点支持されて持ち上げ
られ、持ち上げられた棒材は案内面に沿ってガイドレー
ルまで移動する。更に、特開平5−269602号公報
に開示された棒材供給機においては、上記の棒材供給機
と同様に、新材用材料棚は、それぞれがガイドレールに
対して横方向に延び、かつ、ガイドレールの長手方向に
互いに離間して設けられた複数の細長い棚部材で構成さ
れている。各棚部材は周面に雄ねじが形成されており、
ねじ山に棒材が受け入れられ、棚部材が長手方向中心線
を中心として回転することによって、棒材がねじ山に沿
ってガイドレールに向かって移動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ガイドレールに受け入
れられた棒材は、例えば、送り矢によって棒材加工機ま
で給送される。棒材は棒材加工機によって先端部分から
加工され、1つの部品加工が終了するたびにバイトによ
って突っ切られ、次々と部品が加工される。棒材の全体
長さが、それ以上、部品を加工することができない長さ
になったら、残りの棒材は端材として廃棄処分されてい
た。
【0005】端材の長さは短いものの、長さの短い部品
であればこれらを利用して加工が可能であり、端材を廃
棄処分せずに有効利用することが考えられる。しかし、
端材を有効利用しようとしても、従来の棒材供給機の材
料棚および新材取出機構によっては、ガイドレールに端
材を供給することはできない。すなわち、上記のような
従来の棒材供給機は、長さの長い新材を供給するための
装置であり、新材用材料棚および新材取出機構の構造
が、新材を互いに離間した複数の個所において点支持す
るようになっている。したがって、例えば、30mm〜
200mm程度の長さを有する端材を支持することがで
きない。そこで、本発明の目的は、端材をガイドレール
に供給するための端材供給装置を備えた棒材供給機を提
供することにある。また、本発明の目的は、従来の棒材
供給機に取付け可能な、端材をガイドレールに供給する
ための端材供給装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、複
数の棒材を保持するための新材用材料棚から、棒材を1
つづつ取出してガイドレールに供給し、前記棒材を前記
ガイドレールに沿って棒材加工機に向かって給送する棒
材供給機であって、端材を前記ガイドレールに供給する
ための端材供給装置を有し、該端材供給装置構は、複数
の前記端材を保持するための端材用材料棚と、該端材用
材料棚から前記端材を1つづつ取出すための端材取出機
構とを有する、ことを特徴とする棒材供給機によって達
成することができる。本発明にかかる棒材供給機によれ
ば、端材供給装置を有するので、端材を有効利用するこ
とができる。また、新材を棒材加工機に供給する棒材供
給機の構造を利用しているので、端材供給装置の構造を
簡易なものとすることができる。
【0007】また、本発明の実施の形態によれば、前記
端材取出機構によって前記端材用材料棚から取出された
端材が、前記端材用材料棚から前記ガイドレールまで移
動する間に経る端材通過経路は、前記ガイドレールの長
手方向に実質的に連続して延びる面で構成されている。
更に、本発明の実施の形態によれば、前記端材用材料棚
は、前記ガイドレールの長手方向に沿って延びる端材載
置面を有する底壁部材と、前記端材載置面の両端に設け
られた端壁部材と、前記ガイドレール側に設けられた側
壁部材とを有し、それらの内側に端材収容領域が形成さ
れ、前記端壁部材の少なくとも一方は、前記棒材収容領
域内で前記長手方向に移動可能に設けられており、ま
た、前記端材取出機構は、前記端材収容領域内で前記側
壁部に沿って昇降運動する昇降板部材を有し、外昇降板
部材の上面は、前記端材載置面の実質的に全長にわたっ
て延びる長さと前記端材を1つだけ載せることができる
幅とを有する端材受取面を構成し、該端材受取面は、前
記昇降部材が昇降運動することによって、前記端材載置
面と整列する下降位置と、前記端材受取面によって受取
った前記端材を前記端材収容領域の外に前記ガイドレー
ルに向けて放出する上昇位置との間で往復運動する。更
に、本発明の実施の形態によれば、前記底壁部材は、前
記側壁部材に対して遠ざかる方向に移動可能に設けら
れ、前記昇降板部材は、前記底壁部材および前記端壁部
材と前記側壁部材との間に介在されており、前記棒材受
取面の幅が供給すべき端材を1つだけ載せることができ
る幅となるように、前記昇降板部材の厚さは変更可能で
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しつつ、
本発明にかかる棒材供給機および端材供給装置の実施の
形態について説明する。図1は、本実施形態にかかる棒
材供給機の側面図であり、また、図2は、平面図であ
る。更に、図3は、図2に示すIII−IIIに沿った矢視部
分断面図である。図1および図2に示すように、棒材供
給機2は、棒材加工機4の後方(棒材の給送方向に対し
て上流側)に設置されている。棒材供給機2は、支持構
造体6に対して取り付けられた、棒材加工機4の主軸と
同軸状に真っ直ぐに延びるガイドレール8と、ガイドレ
ール8に隣接して、ガイドレール8の長手方向に延びる
新材用材料棚10と、新材用材料棚10から新材を1つ
づつ取出すための新材取出機構12を有する。新材用材
料棚10は、それぞれがガイドレール8に対して横方向
に延び、かつ、ガイドレール8の長手方向に互いに離間
して設けられた複数の細長い棚部材10aで構成されて
いる。新材は、複数の細長い棚部材10aによって、長
手方向に沿って互いに離間した複数の個所において、点
支持されている。
【0009】また、図2を見て分かるように、新材取出
機構12は、ガイドレール8の上方に、ガイドレール8
の長手方向に延びる回転軸12aと、回転軸12aに対
して互いに離間して設けられた複数の割出板12bとを
有する。各割出板12bは薄い円板で構成されており、
各円板の周縁部には、棒材を材料棚から1つだけ受け入
れるための四角形の切欠き12cが、それぞれ新材の異
なる外径に対応した大きさで複数形成されている。図3
を見てわかるように、割出板12bの周縁部はガイドレ
ール8から離間しており、それらの間に空間が設けられ
ている。割出板12bは回転軸の回転によって、新材に
対応する大きさの切欠きが新材用材料棚10と整列する
受取位置(図3に示す)と、切欠きが下方に位置してガ
イドレール8に向かって臨む投入位置との間で、往復回
転運動するようになっている。
【0010】図1〜図3に示すように、棒材供給機2に
は、ガイドレール8に対して新材用材料棚10の反対側
に、端材供給装置20が設けられている。端材供給装置
20は、ガイドレール8の前端部近傍(棒材の給送方向
に対して下流側部分近傍)に隣接して、支持構造体6に
対してボルトによって取外し可能に取り付けられてい
る。端材供給装置20は、複数の端材を保持するための
端材用材料棚22と、端材用材料棚22から端材を1つ
づつ取出すための端材取出機構24と、取出した端材を
ガイドレール8まで案内するための案内部26と、案内
部26の上を端材が通過したか否かを検知する検知装置
28とを有する。
【0011】図4は、取外した状態の端材供給装置の側
面図、また、図5は、平面図である。端材用材料棚22
は、供給すべき複数の端材を保持するための端材受入部
30と、端材受入部30を支持するための棚支持部32
とを有する。端材受入部30と棚支持部32はそれぞ
れ、上方が開放した略箱状に形成されている。端材受入
部30が棚支持部32の内側に受け入れた二重箱構造を
なしている。棚支持部32の内側寸法は、端材受入部3
0の外側寸法と比較して、ガイドレール8の長手方向に
対して横方向(以下、「横方向」という)において、大
きい寸法とされており、端材受入部30は棚支持部32
の中で、横方向に移動可能に設けられている。
【0012】端材受入部30は、前記ガイドレール8の
長手方向に長い矩形の板部材である底壁部材34と、ガ
イドレール8から遠い側の底壁部材34の縁部から上方
に延びる板状の外方側壁部材36と、底壁部材34のガ
イドレール8側の内方縁部の近傍に、上方に延びて設け
られ他板状の内方側壁部材38と、底壁部材34の前方
端部から上方に延びる板状の前方端壁部材40と、前方
端壁部材40に対向して平行に設けられ、かつ、底壁部
材34の長手方向に移動可能に設けられた板状の後方端
壁部材42とを有する。これらの内側に、端材収容領域
Aが形成されている。底壁部材34と外方側壁部材36
と前方端壁部材40とは、互いに一体的に連結されてい
る。底壁部材34は、横方向内方に向かって、すなわ
ち、ガイドレール8に向かって斜め下方に傾斜してお
り、端材収容領域Aの内部に収容された端材が、横方向
内方に移動するようになっている。底壁部材34の上面
のうち、外方側壁部材36と内方側壁部材38と前方端
壁部材40と後方端壁部材42とによって取囲まれた内
側部分、すなわち、端材収容領域Aの内部の部分が、端
材載置面Sを構成する。
【0013】図5に示すように、後方端壁部材42は、
底壁部材34に沿って後方に延びる板状の取付け部44
を有し、後方端壁部材42と取付け部44とで断面L字
状をなしている。取付け部44には、長手方向に延びる
2つの長孔44aが互いに平行に形成されている。後方
端壁部材42は、長孔を介してボルト46によって、底
壁部材34に対して固定されている。端材収容領域Aの
中に保持する端材の長さに応じて、後方端壁部材42を
底壁部材34に沿って摺動させ、前方端壁部材40に対
して近づけたり遠ざけたりして、端材収容領域Aの長手
方向の寸法を変更することができる。
【0014】内方側壁部材38は、底壁部材34の内方
縁部と離間して、棚支持部32に対して固定されてい
る。後に詳述するように、底壁部材34と内方側壁部材
38との間には、端材取出機構24の板状の昇降部材4
8が介在されている。底壁部材34と内方側壁部材38
との間は、昇降部材48の厚さ寸法と実質的に等しい距
離だけ離間しており、昇降部材48は、底壁部材34と
内方側壁部材38との間に隙間が形成されることなく設
けられている。昇降部材48の上端面は端材受取面48
aを構成し、端材を1つだけ載せることができる幅を有
している。昇降部材48が底壁部材34と内方側壁部材
38との間で上下に摺動して、端材を端材受入面の上に
受け入れる下降位置P1と、端材を案内部26に引き渡
す上昇位置P2との間で往復昇降運動する。すなわち、
昇降部材48が、端材収容領域Aの内部で下降位置P1
から上昇位置P2へ上昇する間に、端材が1つだけ端材
受取面48aの上に残り、端材が端材用材料棚22から
1つづつ取出される。
【0015】棚支持部32は、底壁支持部材50と、底
壁支持部材50の前方の端部から上方に延びる前方端壁
支持部材52と、後方の端部から上方に延びる後方端壁
支持部材54と、ガイドレール8に対して遠い側の底壁
支持部材50に縁部から上方に延びる側壁支持部材とを
有する。底壁支持部材50、前方端壁支持部材52、後
方端壁支持部材54、および側壁支持部材は、いずれも
板状で、互いに一体的に連結されている。底壁支持部材
50も、端材受入部30の底壁部材34と同じ角度で、
横方向内方、すなわち、ガイドレール8に向かって斜め
下方に傾斜している。前方支持端部部材と後方支持端部
部材の内側端部に、端材受入部30の内方側壁部材38
が固定されている。なお、後方端壁支持部材54には、
横方向に長い長孔(図示せず)が形成されており、長孔
を介して、端材受入部30の後方端壁部材42の取付け
部44が後方に突出可能となっている。これによって、
後方端壁部材42が、棒材載置面に沿って長手方向に棒
材載置面の全長Lにわたって移動可能となっている。ま
た、前方支持端部部材の前面と後方支持端部部材の後面
には、横方向内方に向かって延びる取付けブラケット5
8が設けられている。端材供給装置20は、取付けブラ
ケット58をボルトによって棒材供給機2の支持構造体
6に対して取付けることによって、棒材供給機2に組み
付けられる(図3参照)。
【0016】端材受入部30は、既に説明したように、
棚支持部32の中に受け入れられ、端材受入部30は棚
支持部32の中で、横方向に移動可能に設けられてい
る。端材受入部30の底壁部材34には、横方向に長い
2つの長孔34aが形成されている。端材受入部30は
棚支持部32に対して、これらの長孔34aを介してボ
ルトによって固定される。既に説明したように、板状の
昇降部材48の上端面は、端材を1つだけ載せることが
できる端材受取面48aを構成している。加工すべき部
品によって、端材の外径が異なるので、端材の外径に対
応して、昇降部材48の厚さを変更する必要がある。昇
降部材48の厚さを変更する際に、端材受入部30を棚
支持部32の内部で、横方向外方に移動させて作業空間
をつくる。昇降部材48の厚さを変更したら、再び、端
材受入部30を棚支持部32の内部で横方向内方に移動
させ、昇降部材48との間に隙間が形成されない位置
で、端材受入部30を棚支持部32に対してボルトによ
って固定する。
【0017】棒材受入部の内方側壁部材38の上端面
は、横方向内方に向かって、すなわち、ガイドレール8
に向かって斜め下方に傾斜している。内方側壁部材38
の上端面に隣接して、端材をガイドレール8まで案内す
るための案内部26が設けられている。案内部26は、
内方側壁部材38の上端面からガイドレール8近傍まで
延びる案内面26aを有する。案内部26は、端材受入
部30の端材載置面の長手方向全長にわたる長さLと、
内方側壁部材38の上端から、棒材供給機2の割出板1
2bの下端とガイドレール8との間に形成された空間を
介してガイドレール8の近傍まで延びる幅とを有する薄
いプレート部材で構成されている(図3参照)。
【0018】図4および図5を参照しつつ、端材取出機
構24について説明する。端材取出機構24は、端材用
材料棚22の端材収容領域Aの内部で、内方側壁部材3
8の壁面に沿って昇降運動する昇降部材48と、昇降部
材48の下方に設けられた、昇降部材48を昇降往復運
動させるための油圧シリンダ60とを有する。油圧シリ
ンダ60のロッド62が昇降部材48に連結され、ロッ
ド62が上下に突出したり引っ込んだりすることによっ
て、昇降部材48が昇降運動する。既に説明したよう
に、昇降部材48は、端材収容部の底壁部材34の内方
縁部と内方側壁部材38との間に、互いの間に隙間が形
成されることなく介在されている。昇降部材48は平ら
な板状であり、また、内方側壁部材38の端材収容領域
Aの側の壁面も平らであり、昇降部材48は内方側壁部
材38の面に沿って摺動運動する。
【0019】板状の昇降部材48の上端面は、端材を1
つだけ載せることのできる棒材受取面を構成している。
昇降部材48は、全体が同じ厚さを有し、かつ、端材載
置面Sの長手方向に実質的に全長にわたって延びる平ら
な板部材で構成されている。すなわち、端材受取面48
aは、端材載置面Sと実質的に同じ長さと、供給すべき
端材の外径と実質的に等しいか、あるいは、やや小さい
幅寸法を有している。また、端材受取面48aは、図4
を見てわかるように、内方側壁部材38に向かって斜め
下方に傾斜しており、棒材受取面と内方側壁部材38の
面とで、端材を1つだけ受け入れることができる端材受
入領域Bが形成されている。
【0020】加工する部品の外径によって、材料となる
端材の外径も異なる寸法のものを使用する。したがっ
て、端材の外径の大小によって端材受取面48aの幅を
変更するため、昇降部材48の厚さを変更する必要があ
る。厚さの変更は、昇降部材48に厚さ調整用板部材を
取り付けて行う。厚さ調整用板部材は、実質的に昇降部
材48と同じ長さおよび高さ寸法を有する。また、異な
る外径の端材に対応するように、厚さが異なる厚さ調整
用板部材が複数準備される。昇降部材48の厚さは、端
材供給装置20によって供給される端材のうち、最も外
径の小さい端材の外径と実質的に同じ厚さを有する。あ
るいは、端材受取面48aの幅は、端材が1つだけ載置
可能な幅であればよく、前記昇降部材が上昇運動する間
に、端材受取面48aの上に確実に端材が1つだけ残る
ように、端材受取面48aの幅は、端材の外径よりも、
やや小さい寸法を有していてもよい。最小径の端材より
も外径の大きい端材を供給する場合には、昇降部材48
に対して、供給すべき端材を1つだけ載置可能な幅寸法
と昇降部材48の厚さ寸法の差である厚さ寸法をもつ厚
さ調整用板部材を選択し、昇降部材48の端材収容領域
Aの側の面に対してねじによって取り付ける。
【0021】厚さ調整用板部材64の上端面は、端材受
取面48aと同じ角度に傾斜している。厚さ調整用板部
材64を昇降部材48に取り付けた状態において、厚さ
調整用板部材64の上端面と昇降部材48の上端面が1
つの連続した傾斜面を形成し、これらが端材受取面48
aを構成する。端材収容部は、厚さ調整用板部材64と
底壁部材34との間に隙間が形成されないように位置決
めされる。厚さ調整用板部材64は、供給する端材の外
径が変わるたびに、供給すべき端材を1つだけ載置する
のに必要な幅寸法と昇降部材48の厚さ寸法の差の厚さ
寸法を有する厚さ調整用板部材64に取替える。昇降部
材48の昇降運動によって、端材受取面48aは、端材
受入部30の端材載置面Sと整列する下降位置P1と、
案内部26に端材を引き渡す引き渡し位置である、内方
側壁部材38の上端より高い位置である上昇位置P2と
の間で昇降運動する。
【0022】図4を見てわかるように、案内部26の上
方に、端材が案内面26aの上を通過したか否かを検知
するための検知装置28が設けられている。検知装置2
8は、案内部26の案内面26aまで延びる揺動部材6
6を有する。揺動部材66は、棒状部材であり、案内面
26aの上を転動する端材の移動方向に向かって斜め下
方に、案内面26aまで延びている。揺動部材66の上
方基端部には、揺動部材66の回転を検知する検知部6
8が設けられている。案内面26aの上を端材が転動し
て移動し、揺動部材66を通過するとき、揺動部材66
は端材によって押上げられて揺動する。揺動部材66の
基端部の回転が検知部68によって検知される。昇降部
材48が上昇位置P2まで移動したにもかかわらず、揺
動部材66の揺動が検知部68によって検知されない場
合は、コントローラ70によって、昇降部材48が再び
下降位置P1から上昇位置P2まで移動されて、端材を
確実に供給するようになっている。
【0023】本実施形態にかかる端材供給装置20を有
する棒材供給機2は以下のようにして作用する。図1〜
図3に示すように、端材供給装置20は、取り付けブラ
ケット58によって、棒材供給機2の支持構造体6に対
してボルトによって取り付けられる。端材を使用して加
工すべき部品の外径寸法にもとづいて、使用すべき端材
の外径寸法が決定したら、昇降部材48の厚さの調節、
すなわち、棒材受取面の幅寸法の調節を行う。まず、端
材受入部30の底壁部材34を棚支持部32に対して固
定するボルトを緩め、端材受入部30を棚支持部32の
底壁支持部材50の上面に沿って、横方向外方に摺動さ
せる。これによって、端材受入部30の底壁部材34の
内方縁部と、内方側壁部材38との間に作業空間が形成
される。昇降部材48を上昇位置P2に移動させてお
き、昇降部材48の側面のうち端材収容領域Aの側の側
面に厚さ調整用板部材64をボルトによって取り付け
て、端材受取面48aの幅寸法を、端材を1つだけ載せ
ることができる寸法に変更する。昇降部材48の上端面
と、厚さ調整用板部材64の上端面とで、1つの連続し
た傾斜平面である端材受取面48aが形成される。
【0024】引き続き、端材受入部30を、棚支持部3
2の底壁支持部材50の上面に沿って、横方向内方に昇
降部材48および厚さ調整用板部材64に向かって摺動
させる。端材受入部30の底壁部材34の内方縁部が厚
さ調整用板部材64に当接する位置まで摺動させたらボ
ルトを締めて、端材受入部30を棚支持部32に対して
固定する。端材受入部30の底壁部材34の内方縁部
が、厚さ調整用板部材64に当接しているので、これら
の間に隙間は形成されていない。廃棄処分せずに収集し
ておいた、新材の加工後に残った端材の中から、加工す
る部品に対応する外径寸法の端材を選択する。その中か
ら最も長い端材を選択し、棒材受入部の棒材収容領域の
中に、端材の長手方向を端材載置面Sの長手方向に向け
て入れる。端材の一端を前方の端壁部材に当接させる。
引き続き、可動の後方端壁部材42を底壁部材34に対
して固定しているねじを緩める。後方端壁部材42を端
材の他端から僅かに離間した位置、例えば、1mm離間
した位置まで摺動移動させ、この位置においてボルトで
固定する。棒材受入領域の中に、残りの端材の長手方向
を端材載置面Sの長手方向に向けて入れる。最も長い端
材の半分以下の長さの端材が複数含まれている場合、こ
れらの短い端材が、長手方向に直列に並ばないように気
を付ける。
【0025】図6は、端材の供給の工程図である。装置
を起動させると、油圧シリンダ60のロッド62が引っ
込み、昇降部材48が下降し、端材受取面48aが端材
載置面Sと整列する下降位置P1に移動する(図6
(a))。端材収容領域Aの内部に収容されている端材
が、端材受取面48aの上に移動する。引き続き、油圧
シリンダ60のロッド62が突出して、昇降部材48が
内方側壁部材38の側面に沿って上方に移動する。昇降
部材48が上昇する過程で、端材受取面48aの上に端
材が1つだけ載置され、残りの端材は端材収容領域Aの
中に残される(図6(b))。端材受取面48aが上昇
位置P2まで到達すると、端材は、内方側壁部材38の
上端面を介して案内面26aに沿って転動し、ガイドレ
ール8の中に受け入れられる(図6(c))。昇降部材
48は、その間に上昇位置P2から加工位置に移動す
る。
【0026】端材が案内面26aを移動する過程で、検
知装置28の揺動部材66が揺動し、それが検知部68
によって検知される。検知信号がコントローラ70に送
られる。コントローラ70は、検知信号を受取ると、昇
降部材48を下降位置P1で停止させる。供給した端材
の加工が終了すると、コントローラ70は油圧シリンダ
60を再び作動させ、図6(a)〜(c)の工程を繰返
して、端材をガイドレール8に供給する。検知装置28
によって、端材が通過したことを検知しない場合には、
すなわち、昇降部材48が上昇位置P2に移動した後、
所定時間以内に、検知装置28によって端材の通過が検
知されず、コントローラ70に検知信号が送られない場
合には、コントローラ70は、図6(a)〜(c)の工
程を繰返して、端材をガイドレール8に供給する。本実
施形態によれば、端材供給装置20は、従来の新材を供
給するための棒材供給機2の空き空間を利用して、棒材
供給機2の支持構造体6に対して取り付けるように構成
されており、これによって、棒材供給機2のガイドレー
ル8や送り矢などの給送装置の利用が可能となる。した
がって、端材供給装置20の構造を簡易なものとするこ
とができる。
【0027】また、本実施形態によれば、端材供給装置
20が、ガイドレール8の前方端部に隣接して設けら
れ、端材をガイドレール8の前方部分に供給するので、
端材の給送時間の短縮化を図ることができる。更に、本
実施形態によれば、端材載置面S、端材受取面48a、
および案内面26aがいずれも、長手方向に実質的に連
続して延びる面で構成されている。すなわち、端材用材
料棚22からガイドレール8まで移動する間に、端材が
経る端材通過経路は、長手方向に実質的に連続して延び
る面で構成されており、端材通過経路を通過する間、端
材が長手方向に実質的に全長にわたって支持される。端
材は長さにばらつきがあり、非常に短いものから比較的
長いものまで含むが、本実施形態にかかる端材供給装置
20によれば、いかなる長さを有する端材でも支持する
ことができ、ガイドレール8に供給可能である。
【0028】更に、本実施形態によれば、後方端壁部材
42が長手方向に移動可能であり、端材収容領域Aの長
手方向の長さを、端材の長さに対応した長さに変更可能
であるので、端材が端材収容領域Aの内部で長手方向に
直列に並ぶのを防止することができる。これによって、
複数の端材が端材受取面48aによって受取られ、複数
の端材が供給されてしまうのが防止される。なお、使用
する端材のうち、最も短い端材の長さは、最も長い端材
の長さの半分以上の長さを有していることが望ましい。
更に、本実施形態によれば、昇降部材48が、全体が同
じ厚さを有し、かつ、端材載置面Sの長手方向に実質的
に全長にわたって延びる平らな板部材で構成されている
ので、昇降部材48が昇降運動する間、端材受入部30
の底壁部材34との間に隙間が形成されないので、細い
端材の供給に用いても、端材が隙間に挟まることがな
い。更に、本実施形態によれば、端材受入部30が箱状
に形成されているので、昇降部材48が下降位置P1か
ら上昇位置P2まで移動する過程で、端材受取面48a
から落下した端材が、端材が端材収容領域Aの内部に保
持される。更に、本実施形態によれば、検知装置28が
設けられているので、確実に端材をガイドレール8に供
給することができる。
【0029】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で
種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包
含されるものであることはいうまでもない。例えば、本
実施形態において、端材用材料棚22からガイドレール
8まで移動する間に、端材が経る端材通過経路が、長手
方向に連続した1つの面で構成されているが、面は必ず
しも連続した面である必要はなく、最短の端材を支持で
きる限り、断続的な面であれってもよく、例えば、メッ
シュ状、グリッド状など、不連続な面であってもよい。
【0030】また、本実施形態にかかる端材供給装置2
0は、昇降部材48が、端材収容領域Aの内部で昇降運
動して端材を1つづつ取出す構造を有しているが、端材
供給装置20の構造は、短い端材も供給できるように、
端材通過経路が面で構成されているいかなる構造を有し
ていてもよい。例えば、端材供給装置20が、ガイドレ
ール8に向かって斜め上方に傾斜する端材載置面Sと、
端材載置面Sの最も高い位置からガイドレール8近傍ま
で延びる案内面を有する山形状の端材通過経路を有して
いてもよい。端材載置面Sの上に、各端材を長手方向に
配置し、かつ、端材が上下方向に積上げられないように
1列に並べ、端材を端材載置面Sの下方から押上げて、
1つづつ案内面に沿って転動させるようにしてもよい。
【0031】また、本実施形態における端材供給装置2
0においては、端材受取面48aの幅の変更を、昇降部
材48に対して厚さ調整用板部材64を取り付けること
によって行っているが、異なる厚さを有する昇降部材4
8を準備しておき、端材の外径に対応して、昇降部材4
8全体を取替えるようにしてもよい。
【発明の効果】本発明によれば、端材をガイドレールに
供給するための端材供給装置を備えた棒材供給機を提供
することができる。また、本発明によれば、従来の棒材
供給機に取り付け可能な、端材をガイドレールに供給す
るための端材供給装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかる棒材供給機の側面図であ
る。
【図2】本実施形態にかかる棒材供給機の平面図であ
る。
【図3】図2に示すIII−IIIに沿った矢視部分断面図で
ある。
【図4】取外した状態の端材供給装置の側面図である。
【図5】取外した状態の端材供給装置の平面図である。
【図6】端材の供給の工程図である。
【符号の説明】
2 棒材供給機 4 棒材加工機 20 端材供給装置 22 端材用材料棚 24 端材取出機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の棒材を保持するための新材用材料
    棚から、新材を1つづつ取出してガイドレールに供給
    し、前記新材を前記ガイドレールに沿って棒材加工機に
    向かって給送する棒材供給機であって、 端材を前記ガイドレールに供給するための端材供給装置
    を有し、該端材供給装置は、複数の前記端材を保持する
    ための端材用材料棚と、該端材用材料棚から前記端材を
    1つづつ取出すための端材取出機構とを有する、ことを
    特徴とする棒材供給機。
  2. 【請求項2】 複数の棒材を保持するための新材用材料
    棚から、新材を1つづつ取出してガイドレールに供給
    し、前記新材を前記ガイドレールに沿って棒材加工機に
    向かって給送する棒材供給機に対して取り付け可能な、
    端材を前記ガイドレールに供給するための端材供給装置
    であって、 複数の前記端材を保持するための端材用材料棚と、該端
    材用材料棚から前記端材を1つづつ取出すための端材取
    出機構とを有する、ことを特徴とする端材供給装置。
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