JP2002126799A - 濾過槽を積載した移動式脱水車 - Google Patents

濾過槽を積載した移動式脱水車

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化した多重板型濾過装置を積載した移動
式脱水車を構成しようとする。 【解決手段】 給泥ポンプと、凝集剤槽2a,2bと、
凝集剤槽から凝集剤溶液を引き出すための薬注ポンプ
9,9’と、汚泥及び凝集剤溶液を受け入れて凝集させ
る凝集攪拌槽3と、凝集攪拌槽から溢流する汚泥原水を
受け入れて脱水するために多重円板型濾体29を各3本
以上処理方向に並列・連続せしめた平均的に上り勾配の
上部配列と下部配列からなり、濾体合計本数を8〜12
本とした合成配列を有する濾過槽であって、合成配列の
上端側を除く少なくとも上部配列中の2本と下部配列中
の4本の濾体の各々は多数の回転濾過板と、この回転濾
過板よりも小径で同濾過板よりも僅かに厚いスペーサと
の交互重畳配置からなり、これらの回転濾過板とスペー
サに当該濾体を貫通するとともに、スペーサ外周に開放
した複数の濾液チャンネルを形成するための濾液孔を複
数個、環状に配設してなるものと、を積載して構成され
る移動式脱水車である。

Description

【発明の詳細な説明】
【 0001】
【発明の属する技術分野】本発明は処理原水を凝集及び
濾過して濾液と脱水ケーキとに分離する設備を積載した
移動式脱水車、特に小型化された濾過装置を積載した移
動式脱水車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動式脱水車には汚泥吸引ポンプ、攪拌
機構を備えた凝集剤槽、薬注ポンプ、汚泥に凝集剤を添
加して攪拌凝集させる攪拌凝集槽、凝集汚泥を濾過脱水
する濾過装置等が積載される。このうち、濾過装置は機
能的にも空間占有率の上からも積載物中で大きな比重を
占めるものであり、従来より種々の形式が採用されてき
た。例えば、実開昭63−66599号公報及び特開昭
58−164843号公報に記載された脱水車では濾布
からなるエンドレス・ベルトプレス濾過装置を用いる
が、実開昭63−133308号公報及び特開平3−2
75830号公報に記載された脱水車では多重円板/多
列型濾過装置を用いている。
【0003】エンドレス・ベルトプレス濾過装置は、2
枚のエンドレス濾布を汚泥受入部の開口状態から互いに
重ね合わせ、この状態で多数のローラーを迂回・曲折さ
せてから他方の開口端(折返し端)より脱水ケーキを絞
り出すようにしたものである。従ってこの装置において
は濾布に十分な長さを与えるために比較的大型となり、
多数の回転軸を駆動する複雑な伝動機構を必要とするほ
か、濾布の劣化や伸びに絶えず注意しなければならな
い。
【0004】また多重円板/多列型濾過装置は、各1本
の支軸に多数の円板を配列したもの(円板列)を順次隣
接配置して、各列の円板間に次の円板列の円板を噛み込
ませてなる濾体列を上下2段に分けて構成し、徐々に狭
められる2段濾体列の間隔から、脱水ケーキが繰り出さ
れるようにしたものである。この装置は上記ベルトプレ
ス装置のような濾布の劣化や伸び等の問題はなく、機構
的に安定で濾過容量も大きいが、比較的大型であって多
数の回転軸を駆動する複雑な伝動機構を必要とし、円滑
な回転駆動のための補修や防錆にも留意しなければなら
ない。
【0005】したがって、移動式脱水車に積載する濾過
装置としては上記2種類のうち、性能面では多重円板型
装置の方がよいといえるが、積載設備の大型化及び保守
の困難性が伴うため、この種濾過装置の小型軽量化及び
機構の簡素化が望まれる。そして、この種濾過装置の小
型化においては、従来のものと同じ処理容量及び脱水効
率を維持しつつ、多重円板からなる濾体の配列本数をど
の程度削減できるかが鍵となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、濾体
の配列本数を顕著に削減し、且つケーキ出口に向かう濾
体配列の上向き勾配を比較的急勾配とすることにより、
小型化された多重円板型濾過装置を積載した移動式脱水
車を構成して、主要設備の車両積載体積を小さくし、車
両を小型化し又はより多くの周辺設備を付設できるよう
にすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、本発明の移動式脱水車は、 a)処理すべき汚泥を吸引及び供給する給泥ポンプと、 b)攪拌機構を備えた凝集剤槽と、 c)前記凝集剤槽から凝集剤溶液を引き出すための薬注
ポンプと、 d)前記給泥ポンプ及び薬注ポンプからそれぞれ供給さ
れる汚泥及び凝集剤溶液を受け入れて汚泥を凝集させる
ための攪拌機構を備えた凝集攪拌槽と、 e)前記凝集攪拌槽から溢流する汚泥原水を受け入れて
脱水するために、多重円板型濾体を各3本以上処理方向
に並列・連続せしめた平均的に上り勾配の上部配列と下
部配列からなり、濾体合計本数を8〜12本とした合成
配列を有する濾過槽であって、合成配列の上端側を除く
少なくとも上部配列中の2本と下部配列中の4本の濾体
の各々は多数の回転濾過板と、この回転濾過板よりも小
径で同濾過板よりも僅かに厚いスペーサとの交互重畳配
置からなり、これらの回転濾過板とスペーサに当該濾体
を貫通するとともに、スペーサ外周に開放した複数の濾
液チャンネルを形成するための濾液孔を複数個、環状に
配設し、かつ互いに隣接した濾体の直径を大小交互に設
定するとともに、各回転濾過板が隣接濾体の回転濾過板
間に入り込んで摺接するように構成され、前記濾体の合
成配列の外側に汚泥入口を設け、内側の上端に脱水ケー
キ出口を設け、前記複数の濾液チャンネルを濾液室に連
通してなるもの、を積載し、更に f)前記濾過槽から排出される脱水ケーキを搬出するた
めのケーキコンベアを、積み下ろし可能に積載したもの
である。
【0008】上記の構成による多重板型濾過装置は、従
来の同一径濾体配列における非能率な固液分離を改善す
ることができる。すなわち、従来の同一径濾体配列で
は、濾体外周部の汚泥が、言わば膜張り状態のまま濾体
回転に従って移動し、次の濾体と噛み合う谷間付近に達
して始めて、互いに同一の回転方向において谷間へ入り
込もうとする上流側の濾体周辺と、谷間から抜け出よう
とする下流側の濾体周辺、及び濾体内での懸濁微粒子密
度の疎密化又は粒子間隔のずれが起こるため、濾体内の
濾液チャンネルへの水移動は、極論すればこの部分から
しか生じないということになる。
【0009】これに対し、上記の構成による本発明の多
重板型濾過装置では、隣接し互いに噛み合う濾体同士の
周速が(回転数は同じでも)直径に応じて異なること
と、濾体配列の表層の曲率変化の度合いが交互に異なる
ため、懸濁微粒子密度の疎密化又は粒子間隔のずれは、
濾体が次の濾体と噛み合う谷間付近においては勿論顕著
に発生し、そのような顕著な相変動は谷間付近から離れ
た濾体の外周円弧範囲の周辺にもよく伝達される。した
がって、この方式においては前述した従来の同一径噛み
合い型濾体配列の欠点を解消し、濾体の噛み合い部だけ
でなく略全周にわたって効果的な汚泥濃縮及び濾過機能
を発揮するものである。
【0010】次に、本発明の第2の移動式脱水車の構成
は、前記車載した上下各3本以上を処理方向に並列・連
続した多重板型濾体の平均的に上り勾配とした上部配列
と下部配列からなる合計本数8〜12本の濾体合成配列
を有する濾過槽において、合成配列の上端側を除く少な
くとも上部配列中の2本と下部配列中の4本の濾体の各
々が、多数の固定開口板と、多数の回転濾過板との交互
重畳配置からなり、各板を貫く回転軸に前記回転濾過板
と、前記固定開口板の開口縁に嵌合し且つその開口板の
厚さより僅かに厚いスペーサとを交互に密接して固定・
支持するとともに、これらの回転濾過板とスペーサに当
該濾体を貫通し且つスペーサの外周に開放した複数の濾
液チャンネルを形成するための濾液孔を複数個、環状に
配設し、かつ互いに隣接した濾体の固定開口板どうしを
外接状態で固定又は接触させる一方、回転濾過板どうし
を外接状態で近接させたものによって構成されたことを
特徴とするものである。
【0011】上記の構成によれば、従来の回転濾過板と
スペーサの交互多重配列のみからなる一体回転型濾体に
おける濾体外周部の汚泥膜張り等の欠点は生じない。す
なわち、上記構成の濾体外周部においては固定開口板
と、回転濾過板との擦れ合いにより、周辺及び板間の懸
濁微粒子間隔(濾過間隙)を常時再生し、濾体内の濾液
チャンネルへの水移動を効果的に生ずるとともに、板間
の懸濁微粒子は擦れ合い速度の速い外周に導かれ、濾体
配列の内外側面に沿って層状をなしケーキ出口に導かれ
る。当然ながら、次の濾体と突き合わせられた谷間付近
に達した汚泥については、より一層効果的に濾液チャン
ネルへの水移動と懸濁微粒子の押し出し(特に濾体配列
の内側面間への押し出し)が行われる。
【0012】従って、第1及び第2の本発明によれば、
多重板型濾体の配列本数を従来の14〜18本から8〜
12本と顕著に削減した上、その削減の影響を補って余
りある濾体能力の向上により、濾体配列の上向き勾配を
従来の0°〜15°程度から40°〜60°の急勾配と
して濾過槽の水平面積を半分以下とし、これを積載する
車両自体の小型化、又は車両への関連設備の増設を可能
にするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施例における移動式脱水車につき説明する。
【0014】図1及び図2に示すとおり、移動式脱水車
は必要設備をトラック1の荷台に積載したものとして描
かれているが、トラック1のシャシーに直接設置した専
用車としても構成することができる。本発明の脱水車と
して不可欠の要素はこの場合、荷台後部に並設された第
1及び第2の凝集剤溶解槽2a、2b、左側溶解槽2b
よりも更に左側前方(この場合、「左右」とはトラック
前方に向かった配位とする。)の荷台中間部に設置され
て凝集剤溶液及び処理用原水を受入れて後者を凝集させ
る凝集攪拌槽3、凝集攪拌槽3の溢流出口から流下する
凝集化原水を受入れて脱水処理する小型多重板型濾過装
置4、この濾過装置4の原水受入側と反対の側(右側)
に突設されたケーキシュート5である。
【0015】凝集剤溶解槽2a、2bの天板には凝集剤
フィーダ6a、6b、攪拌用モータ7a、7b、水入口
蓋8a、8bが配置され、槽内で溶解された高分子凝集
剤は図1において凝集攪拌槽3の後方に設置された薬注
ポンプ9、9’より凝集攪拌槽3の後端面における薬注
口10(図2)を経て同槽3の前段部(又は「上流側」
となる部分であって、トラック1の前後を基準とすれ
ば、勿論「後部側」となる。)に供給されるようになっ
ている。凝集攪拌槽3の、多重板型濾過装置4から離れ
た側の前段部の前記端面には原水口11が配置され、前
記一端面の濾過装置4側には所望に応じて金属系凝集剤
等を供給するための前薬注口12が配置される。現地の
汚泥中継槽(図示せず)から汚泥原水を吸い上げ、原水
口11まで供給するための給泥ポンプ及びホースは、例
えば、トラック1の荷台後部に設置される給泥ポンプ等
収納部13に収納される。前薬注口12には、図2に示
した薬注ポンプ9、9’直後において前記収納部13よ
りも手前に位置する金属系凝集剤タンク14に収容され
た、例えばポリ塩化第二鉄溶液からなる凝集剤を、この
タンクに近接して装備された薬注ポンプ15により強制
的に供給するようになっている。
【0016】凝集攪拌槽3の前段部と後段部(トラック
前側)との間において、濾過装置4側の側面には第3の
薬注口16が形成され、凝集剤溶解槽2aに隣接して所
望に応じて設けられた前記凝集剤溶解槽2b中で溶解さ
れた高分子凝集剤の溶液がこの薬注口16に供給される
ようになっている。この第2の凝集剤溶解槽2bは第1
の溶解槽2aと同様に構成され、典型的には、第1の溶
解槽2aにアニオン系高分子凝集剤を、また第2の溶解
槽2bにカチオン系高分子凝集剤をそれぞれ収容する。
しかしながら、第1の溶解槽2aにノニオン系高分子凝
集剤を収容し、第2の溶解槽2bを用いないでおく方式
や、前薬注口12に第1の溶解槽2aからのアニオン系
高分子凝集剤を供給し、次の薬注口10に第2の溶解槽
2bからのカチオン系高分子凝集剤を供給するようにし
てもよい。
【0017】凝集攪拌槽3から供給された凝集化汚泥を
脱水処理する多重板型濾過装置4は、その右側面におい
て脱水処理物(ケーキ)を排出するためのケーキ出口1
8(図1)を有する。多重板型濾過装置4の右側部の下
方から後部にかけての荷台部にはケーキコンベア収納部
19、及びケーキ受け入れ用ホッパの収納部20が設置
され、これらの収納部19、20内のケーキコンベア及
びホッパはそれぞれ現地で取り出され、ケーキ出口18
から出たケーキをケーキコンベア上に受け、地上に下ろ
したホッパに投入できるようになっている。以上は、本
発明の移動式脱水車として必須の構成に、若干の選択的
要素を加味して記述し、当業者において任意の配置及び
形状を選択できる部分については仮想線で示したもので
ある。
【0018】実施例の移動式脱水車において、好ましく
はトラック1の荷台前端の左側に洗浄ポンプを装備した
洗浄水タンク21が、多重板型濾過装置4の周面に散水
・洗浄できるように設置され、右側には発電機22が配
置される。発電機22が設けられない場合、各部のモー
タ等を駆動する電力は、現地の商用電源コンセントから
取り出される。さらなる選択的構成において、凝集攪拌
槽3上には攪拌用モータ23、24が、その前面には操
作パネル25が装備され、多重板型濾過装置4の後端に
おける伝動機構部17の後方荷台上には濾体駆動モータ
収納部26が、また同収納部26の左側であって凝集攪
拌槽3の背後の荷台には洗浄ポンプ収納部27が装備さ
れ、更に凝集剤溶解槽2a、2bの後端面にも操作パネ
ル28、28が装備される。
【0019】図3、図4及び図5は移動式脱水車におい
て必須の積載要素である多重板型濾過装置4を、左側面
に取り付けた凝集攪拌槽3と、関連装備した濾体駆動モ
ータ26a、洗浄ポンプ27aとともに示す上面図、後
端面図、及び左側面図をそれぞれ描いたものであり、図
1及び図2と併せて参照することにより設備の全体像及
び各部の関係がよりよく理解されるであろう。なお3
a、3bは凝集攪拌槽3の各段にいずれも装備された攪
拌翼である。
【0020】凝集攪拌槽3に供給された汚泥原水は、各
種凝集剤の作用と攪拌により凝集を促進される。この凝
集化汚泥を受け入れる多重板型濾過装置4の内部は、図
6に示したように凝集攪拌槽3から溢流する汚泥原水を
受け入れて脱水するための多重円板型濾体29を各3本
以上並列・連続せしめた上部配列30(この場合、5
本)と下部配列31(同7本)からなり、濾体合計本数
を8〜12本(同12本)とした合成配列を形成し、そ
の合成配列の主要部が40°〜60°(この場合、約5
0°)の上り勾配に沿って徐々に上部及び下部配列間の
対向間隔を狭めるように設置したものである。合成配列
中の濾体のうち、上端の4本を除く各濾体29には、そ
れぞれ軸方向にその濾体を貫通した濾液チャンネル32
が複数本環状に配列され、濾体の多重板間を通って濾過
された液をそれらチャンネル32の一端又は両端におい
て形成された濾液室(後述)に導くものである。
【0021】図7は図6のC−C矢視線に沿って濾過槽
4左側から変則的に見た略断面図であり、汚泥原液が濾
体29の上部配列30と、下部配列31との間の汚泥処
理通路33を濾体29の回転に従って斜め上方に進む過
程において、多重板間を通り、濾過されて濾液チャンネ
ルに入った濾液は、その一端(トラック前方側の端
部)、従って濾過槽4の前端に設置された偏平な濾液室
34に流下し、濾液排出口35から排出されるようにな
っている。濾体29を回転駆動するため、濾過槽4の後
端壁から突出したシャフト端には歯車36a、36bが
装着される。他のすべての濾体にも同様の歯車が装着さ
れ、順次噛み合った伝動機構36(図4)を構成してい
る。
【0022】すでに述べた通り、本発明の移動脱水車に
用いる第1形態の多重板型濾過槽は主要部の濾体配列を
独自の構造としたことにより、従来の多重板型濾過装置
と同一以上の濾過・脱水能力を発揮して、しかも水平面
積を小さくするものであり、その第1の構造は図6の実
施例における上部配列30の下から1段目と2段目の濾
体について採用された大小濾過板の交互配列方式であ
り、原理的構造は図8及び図9に示す通りである。
【0023】図8に示す大径濾体29aの各濾過板ユニ
ットは、濾過板37aと、スペーサ38aとの交互配列
をシャフト39aに固定支持したものであり、濾液チャ
ンネル32は濾過板37aにおいて環状に複数個配設さ
れた濾液孔40aと、スペーサ38aにおいて濾液孔4
0aと一致して外周に開放するように形成された広角円
弧状の切欠き41aとからなっている。小径濾体29b
の各濾過板ユニットについても直径が小さいだけで、同
一構成の濾過板37bとスペーサ38bとの交互配列を
有する。多重板型濾過装置の主要部を大小濾過体の組合
わせのみで構成する場合には、その間の濾体配列を通じ
て大小交互とするのが効果的である。
【0024】大小濾体29a、29bの噛み合い配列
は、図9の通り、各大濾過板37aが隣接小濾過板37
b、37b間にはまり込んで、その外周縁が小濾過板間
のスペーサ38bの外周縁に摺接し、逆に各小濾過板3
7bが隣接大濾過板37a、37a間にはまり込んで、
その外周縁が大濾過板間のスペーサ38aの外周縁に摺
接するようになっている。
【0025】上記の大小濾体29a、29b噛合い配列
によれば、濾体同士、回転数は同じでも周速が直径に応
じて異なることと、濾体配列の表層の曲率変化の度合い
が大きくなるため、懸濁微粒子密度の疎密化又は粒子間
隔のずれは、濾体噛み合わせの谷間付近において極めて
顕著に発生し、そのような顕著な相変動は谷間付近から
離れた濾体29a、29bの外周円弧範囲に接触する汚
泥相にも伝達される。したがって、従来の同一径噛み合
い型濾体配列においては、配列周辺の汚泥が噛み合いの
谷間に達するまでの外周円弧範囲では膜張状態となり、
濾過脱水に寄与しないという欠点を解消し、濾体の略全
周にわたって効果的な汚泥濃縮及び濾過機能を発揮する
ものである。
【0026】本発明の移動脱水車に積載した多重板型濾
過槽における主要部濾体配列の第2の構造は、図10及
び図11に示す通りであり、これによって従来の多重板
型濾過装置と同一以上の濾過・脱水能力を発揮して、し
かも水平面積を小さくすることが可能である。
【0027】図10は分図A、及びBにおいて隣接した
2本の濾体29c、29cの一側面、及び縦断面をそれ
ぞれ示している。この濾体列の最も特徴的な構造は、従
来例又は前記実施例における濾過板とスペーサとの交互
多重構造からなる濾体が、隣接濾体と噛み合って、その
部分の濾過板が相手側濾過板間にはまり込む形となるの
に対し、同様な交互多重構造からなり濾過板とスペーサ
の外周縁を貫く同様な濾液チャンネル32を有するこれ
らの濾体29c、29cの対応する濾過板37c、37
cが互いの周辺を突き合わせる形で隣接し、対応するス
ペーサ38c、38cにより形成される各濾体29cの
濾過板間隔もこの部分で互いに対向し維持されることで
ある。
【0028】図10Bにおいて明らかなとおり、各濾体
29cの濾過板37c間隔には、外径が濾過板37cの
外径と一致し、内径がスペーサ38cの内径と一致した
環状固定板42が嵌合している。環状固定板42の厚さ
はスペーサ38cの厚さよりやや細く、これによって生
ずる濾過板37cと環状固定板42との擦れ合い間隔が
懸濁微粒子相の剪断、疎密化及びずれ等による濾過間隙
の再生に大きく寄与し、濾体29c、29cの隣接部だ
けでなく、各濾体29cの全周にわたる汚泥の脱水・濾
過を可能にするものである。
【0029】濾体29cには濾過板37cよりやや直径
が大きく偏平なガイド板43が、スペーサ38cの存在
しない濾過板37cの側面に固定されている。ガイド板
43は隣接相手側の濾体29cにおいて対応する濾過板
37cの側面に位置決め接触し、且つこの側面を含む濾
過板間隔を維持するために配置されたガイド受けスペー
サ44の外周縁に対向する。図10Bの下側の濾体29
cのように、ガイド板43が多重板構造の端部に位置す
るときは、補強のため濾過板37cと同一径の端板45
が、そのガイド板43の外側面に固定される。
【0030】図11は、前述した濾体29cの各部材の
平面図であり、同図Aに示す固定板42は図10Bから
も予測されるとおり、2本の隣接濾体29c用の各環状
板を外接状に連続一体化させ、眼鏡型にしたものであ
り、これによって各濾過体に装着するだけで、なんらの
固定手段がなくても濾過板37cに随動しなくなる。同
図Bには固定板42と同一外径の濾過板37cが、同図
Cには固定板42の各環部内径に収まる外径を有するス
ペーサ38cが、同図Dにはガイド板43が、同図Eに
はガイド受けスペーサ44がそれぞれ示されており、濾
過板37c、ガイド板43、及びガイド受けスペーサ4
4にはそれぞれ濾液チャンネル32(図10A)を構成
するための濾液孔40cが、またスペーサ38cには同
じく濾液チャンネル32を構成するための広角円弧状の
切欠き41cが形成されている。
【0031】図12は、図6に示した濾過槽4の脱水部
として構成された上端4本のうち、上部配列30に属す
る3本の濾体列を示すものである。図12Aから明らか
なとおり、これらケーキ出口シュートに向かって配列さ
れた濾体46a、46b、46cには濾液チャンネルを
設けず、圧搾・脱水に重点をおいて各濾体のスペーサ4
8a、48b突き合わせ部に図12Bに示すような絞り
口50a、50bを設ける。濾体46a、46bはそれ
ぞれ無孔の濾過板47a、47bと、無孔のスペーサ
(兼ガイド受け板)48a、48bと、ガイド板49
a、49bとからなり、互いに対向する濾過板47a、
47bの周縁間も僅かに間隔50a’を空けて、濃縮汚
泥又は圧搾水を汚泥処理通路33(図6)から濾体配列
30、31の外側に還元するようになっている。
【0032】最終段の濾体46cは無孔の濾過板47c
と同一径の調整板47c’、及びそれらより小径のガイ
ド受け板48cのみの多重構造からなり、ガイド受け板
48cはまた濾体46bのガイド板49bに対応する位
置にのみ設けられ、濾体46bの濾過板47bと突き合
わせられる濾過板47c及び調整板47c’は、突き合
わせ相手とほとんど間隔を空けないようにされているた
め、濾体46bのスペーサ48bとの間に形成される絞
り口50bの大きさは、濾体46a、46b間の絞り口
50aの大きさの半分以下となる。
【0033】濾体下部配列31の最終段の濾体も上記濾
体46cと同様に形成される。これらケーキ出口側の濾
体列に濾液チャンネルを形成しない、無孔状多重板から
なる脱水部としたのは、この部分の汚泥はケーキ状にな
り濃度が高いため、濾液チャンネルを設けた場合、処理
通路の後方から押圧された濃縮汚泥が多重板間に押し込
められ且つ濾液チャンネルをそのまま通って排水路に混
入することになるからである。
【0034】しかしながら、本発明の移動脱水車におけ
る濾過槽終段の濾体列では、圧搾されるケーキ状汚泥の
逃げ道としての濾体間絞り口50a、50b及び微細間
隔50a’しか存在しないため、(再び図6を参照し
て)汚泥処理通路33からこれらの逃げ道に侵入した汚
泥部分は、濾体配列30、31の外側に還元され、入口
側に戻って再び汚泥処理通路33に入る。
【0035】図13〜15は、図6に示したもの以外の
車両積載用濾過装置の実施例を示すもので、図13の実
施例は図6の第1形式と同様に濾体配列数は上5本、下
7本の計12本であるが、入口から主要部にかけて同一
径の濾体29’を用い、すべての隣接2本単位は、いわ
ゆる眼鏡型の1個の固定板を有するものである。図6の
場合と同様、下部配列の1番目の濾体51の外周部が一
重なのはガイド板が存在しないからである。
【0036】図14の実施例は、図13の実施例よりも
上部配列30’中の出口側における無孔濾体46を1本
減らすとともに、下部配列31’中の主要部における濾
体29’を2本減らすことにより、濾体本数を上4本、
下5本の計9本に削減したものである。この場合も、入
口から主要部までの濾体29’には2本単位の眼鏡型固
定板を用いる。
【0037】図15の実施例は、図14の実施例よりも
更に上部配列30”中の出口側における無孔濾体46を
1本減らすことにより、濾体本数を上3本、下(下部配
列31”)5本の計8本に削減したものである。この場
合も、入口から主要部までの濾体29’には2本単位の
眼鏡型固定板を用いる。この合計本数8本は、十分な濾
過・脱水機能を発揮する上で本発明による小型化の一応
の限度である。
【0038】なお、図6、図8及び図9の実施例におけ
る大小隣接配置の濾体に対しても、大小の直径に合わせ
た瓢箪輪郭型の固定板を用いて各濾過板とすり合わせる
ことにより、大小組み合わせ効果と固定板/濾過板すり
合わせ効果を共存させ、濾過脱水効率を更に高めること
が出来る。
【0039】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明は小型化した多
重板型濾過装置を積載した移動式脱水車を構成したこと
により、主要設備の車両積載体積を小さくし、その分車
両を小型化し又は周辺設備を多く付設することができ
る。例えば、余分のスペースに移動した先々の処理原水
を凝集テストする設備を配置すれば、凝集剤を選択して
効果的な凝集を行うことが可能となる。また洗浄水系統
を有することにより、その濾過間隙再生機能と相まって
濾過筒の洗浄効果がよく、この点からも車両積載型の脱
水機として適したものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動式脱水車の実施例を示す右側面図
である。
【図2】図1の脱水車の平面図である。
【図3】同脱水車に積載した濾過槽及び関連設備を示す
一部破断平面図である。
【図4】同濾過槽及び関連設備の一部破断後端面図であ
る。
【図5】同濾過槽及び関連設備の一部破断左側面図であ
る。
【図6】同濾過槽及び関連設備の基本的実施例をトラッ
ク正面側から見た破断面図である。
【図7】同濾過槽の機能の概略を示すためにトラック左
側から見て描いた側断面図である。
【図8】同濾過槽内の大小濾体の噛み合い構造を示す略
側面図である。
【図9】図8のD−D矢視線に沿って見た断面図であ
る。
【図10】同濾過槽内の同一径濾過体の突き合わせ構造
を示す側面図(A)及び縦断面図(B)である。
【図11】図10の同一径濾体突き合わせ構造の構成要
素である固定板の平面図(A)、濾過板の平面図
(B)、スペーサの平面図(C)、ガイド板の平面図
(D)、及びガイド受け板の平面図(E)である。
【図12】濾過槽内の脱水部濾過板の噛み合い構造を示
す側面図、及び平面図である。
【図13】濾過槽及び関連設備の第2の実施例を、トラ
ック正面側から見た破断面図である。
【図14】濾過槽及び関連設備の第3の実施例を、トラ
ック正面側から見た破断面図である。
【図15】濾過槽及び関連設備の第4の実施例を、トラ
ック正面側から見た破断面図である。
【符号の説明】
1 トラック 2a,2b 凝集剤溶解槽 3 凝集攪拌槽 4 多重板型濾過装置 5 ケーキシュート 6a,6b 凝集剤フィーダ 7a,7b 攪拌用モータ 8a,8b 水入口蓋 9,9’ 薬注ポンプ 10、16 薬注口 11 原水口 12 前薬注口 13 給泥ポンプ等収納部 14 金属系凝集剤タンク 15 薬注ポンプ15 16 薬注口 17 凝集剤溶解槽 18 ケーキ出口 19 ケーキコンベア収納部 20 ホッパ収納部 21 洗浄水タンク 22 発電機 23、24 攪拌用モータ 25、28 操作パネル 26 濾過体駆動モータ収納部 27 洗浄ポンプ収納部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)処理すべき汚泥を吸引及び供給する
    給泥ポンプと、 b)攪拌機構を備えた凝集剤槽と、 c)前記凝集剤槽から凝集剤溶液を引き出すための薬注
    ポンプと、 d)前記給泥ポンプ及び薬注ポンプからそれぞれ供給さ
    れる汚泥及び凝集剤溶液を受け入れて汚泥を凝集させる
    ための攪拌機構を備えた凝集攪拌槽と、 e)前記凝集攪拌槽から溢流する汚泥原水を受け入れて
    脱水するために、多重円板型濾体を各3本以上処理方向
    に並列・連続せしめた平均的に上り勾配の上部配列と下
    部配列からなり、濾体合計本数を8〜12本とした合成
    配列を有する濾過槽であって、合成配列の上端側を除く
    少なくとも上部配列中の2本と下部配列中の4本の濾体
    の各々は多数の回転濾過板と、この回転濾過板よりも小
    径で同濾過板よりも僅かに厚いスペーサとの交互重畳配
    置からなり、これらの回転濾過板とスペーサには当該濾
    体を貫通し、スペーサ外周に開放した複数の濾液チャン
    ネルを形成するための濾液孔を複数個、環状に配設し、
    かつ互いに隣接した濾体の直径を大小交互に設定すると
    ともに、各回転濾過板が隣接濾体の回転濾過板間に入り
    込んで摺接するように構成され、前記濾体の合成配列の
    外側に汚泥入口を設け、内側の上端に脱水ケーキ出口を
    設け、前記複数の濾液チャンネルを濾液室に連通してな
    るもの、を積載し、 f)前記濾過槽から排出される脱水ケーキを搬出するた
    めのケーキコンベアを、積み下ろし可能に積載したこと
    を特徴とする移動式脱水車。
  2. 【請求項2】 前記合成配列の主要部を40°〜60°
    の上り勾配に沿って徐々に上部及び下部配列間の対向間
    隔を狭めるように設置したことを特徴とする請求項1記
    載の移動式脱水車。
  3. 【請求項3】 前記濾体の配列に洗浄水を供給する洗浄
    ポンプ、及び洗浄水タンクからなる洗浄水系統を付設し
    た請求項1又は2に記載の移動式脱水車。
  4. 【請求項4】 a)処理すべき汚泥を吸引及び供給する
    給泥ポンプと、 b)攪拌機構を備えた凝集剤槽と、 c)前記凝集剤槽から凝集剤溶液を引き出すための薬注
    ポンプと、 d)前記給泥ポンプ及び薬注ポンプからそれぞれ供給さ
    れる汚泥及び凝集剤溶液を受け入れて汚泥を凝集させる
    ための攪拌機構を備えた凝集攪拌槽と、 e)前記凝集攪拌槽から溢流する汚泥原水を受け入れて
    脱水するために、多重円板型濾体を各3本以上処理方向
    に並列・連続せしめた平均的に上り勾配の上部配列と下
    部配列からなり、濾体合計本数を8〜12本とした合成
    配列を有する濾過槽であって、合成配列の上端側を除く
    少なくとも上部配列中の2本と下部配列中の4本の濾体
    の各々は多数の固定開口板と、多数の回転濾過板との交
    互重畳配置からなり、各板を貫く回転軸に前記回転濾過
    板と、前記固定開口板の開口縁に嵌合し且つその開口板
    の厚さより僅かに厚いスペーサとを交互に密接して固定
    ・支持するとともに、これらの回転濾過板とスペーサに
    当該濾体を貫通し且つスペーサの外周に開放した複数の
    濾液チャンネルを形成するための濾液孔を複数個、環状
    に配設し、かつ互いに隣接した濾体の固定開口板どうし
    を外接状態で固定又は接触させるとともに、回転濾過板
    どうしを外接状態で近接させたものによって構成され、
    前記濾体の合成配列の外側に汚泥入口を設け、内側の上
    端に脱水ケーキ出口を設け、前記複数の濾液チャンネル
    を濾液室に連通してなるもの、を積載し、 f)前記濾過槽から排出される脱水ケーキを搬出するた
    めのケーキコンベアを、積み下ろし可能に積載したこと
    を特徴とする移動式脱水車。
  5. 【請求項5】 前記合成配列の主要部が40°〜60°
    の上り勾配に沿って徐々に上部及び下部配列間の対向間
    隔を狭めるように設置したことを特徴とする請求項4記
    載の移動式脱水車。
  6. 【請求項6】 前記濾体の配列に洗浄水を供給する洗浄
    ポンプ、及び洗浄水タンクからなる洗浄水系統を付設し
    た請求項4又は5記載の移動式脱水車。
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