JP2002126577A - 複合式選別装置 - Google Patents

複合式選別装置

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JP2002126577A
JP2002126577A JP2000323404A JP2000323404A JP2002126577A JP 2002126577 A JP2002126577 A JP 2002126577A JP 2000323404 A JP2000323404 A JP 2000323404A JP 2000323404 A JP2000323404 A JP 2000323404A JP 2002126577 A JP2002126577 A JP 2002126577A
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Japan
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rotating
discharge
drum
mixture
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Hidehiko Maehata
英彦 前畑
Tetsuya Inoue
鉄也 井上
Shogo Hamada
省吾 濱田
Daisuke Tamakoshi
大介 玉越
Hiroyuki Daiku
博之 大工
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C7/00Separating solids from solids by electrostatic effect
    • B03C7/02Separators
    • B03C7/10Separators with material falling in cascades
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属片とプラスチック片とを精度よく分離す
ることができる複合式選別装置を提供する。 【解決手段】 金属片A2とプラスチック片A1とが混
合された混合物Aをドラム電極4上に投入し、コロナ放
電用の針状電極5からコロナイオンを混合物Aに照射
し、さらに混合物Aを上記ドラム電極4と板状電極9と
の間の静電場に導入して落下軌跡を変化させ、金属片A
2とプラスチック片A1とを分離する複合式選別装置に
おいて、上記針状電極5の尖端部からドラム電極4まで
の距離:L1(cm)に対して3倍の直径を有するコロナ
イオンの照射領域をドラム電極4上に形成する針状電極
5を採用するとともに、上記針状電極5の尖端部をドラ
ム電極4の幅方向に複数個配置し、上記尖端部の間隔:
Xを0<X/L1≦3とし、また上記針状電極5とドラ
ム電極4とに印加される電圧V1を0.5(kV/cm)≦
1/L1≦10(kV/cm)とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属片(導電性物)
とプラスチック片(非導電性物)とを分離するための複合
式選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、導電性物である金属類と非導電性
物であるプラスチック類とを電気力を利用して選別する
選別装置としては、静電式とコロナ放電式のものがあ
り、さらに静電式とコロナ放電式とを併用した複合式選
別装置がある。
【0003】この複合式選別装置は、図9に示すよう
に、ホッパ51と供給板52から形成された定量供給部
53と、表面が円筒状に形成されるとともに水平軸心回
りで所定方向(矢印aにて示す)に回転される金属製の
ドラム電極54と、このドラム電極54の下向き回転側
の斜め上方にドラム電極54から所定距離はなして配置
されたコロナ放電用の線状電極55と、その下流側に配
置されて上記ドラム電極54から所定距離はなして設け
られた静電場を形成するための板状電極56と、上記線
状電極55及び板状電極56とドラム電極54との間に
高電圧を印加するための電源装置57と、上記ドラム電
極54の下方に配置された被選別物の回収容器58とか
ら構成されている。
【0004】上記構成において、所定方向に回転される
ドラム電極54を接地して陽極とし、線状電極55を陰
極として、不平等電界中の気体を電子の衝突電離作用に
よりコロナ放電させて負のコロナイオンを発生させドラ
ム電極54側に照射させるとともに、板状電極56を陰
極としてドラム電極54との間に分離用の静電場を形成
した状態で、導電性物である金属片と非導電性物である
プラスチック片との混合物がホッパ51から供給板52
を介してドラム電極54上へ投入される。そして、混合
物はドラム電極54の回転に従って下流側に移動され、
線状電極55から負のコロナイオンが金属片とプラスチ
ック片とにそれぞれ照射されると、金属片は、コロナイ
オンから与えられた負の電荷が、ドラム電極54と接触
することによりドラム電極54の正の電荷と中和され、
さらにドラム電極54から正の電荷が与えられる。これ
により金属片はドラム電極54に対して反発して落下す
る。一方、プラスチック片については、コロナイオンか
ら与えられた負の電荷によりドラム電極51に吸着され
る。
【0005】さらに、分離用の静電場においては、正の
電荷を有する金属片は、陰極である板状電極56側に吸
引され、一方、負の電荷を有するプラスチック片につい
ては、静電力が働いてドラム電極54に吸着される。
【0006】これによって、混合物は金属片とプラスチ
ック片とに分離され、ドラム電極54の下方に配置され
た回収容器58内にそれぞれ回収されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の複合式
選別装置では、金属片とプラスチック片との混合物にコ
ロナイオンを照射する線状電極55は、コロナイオンの
放出量が少なく、かつ不均一に照射されるため、上記混
合物に対して十分な量のコロナイオンを照射することが
できず、金属片とプラスチック片とを精度よく分離する
ことができないという問題があった。
【0008】そこで、本発明は上記問題点を解決するも
のであって、金属片とプラスチック片とを精度よく分離
することができる複合式選別装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、金属片とプラスチック片とが混合された
混合物を、水平軸心回りに回転移動される回動電極上に
投入し、この回動電極の回転移動に従って、コロナ放電
用の放電電極からコロナイオンを混合物に照射し、さら
に混合物を上記回動電極と静電電極との間の静電場に導
入して落下軌跡を変化させ、金属片とプラスチック片と
を分離する複合式選別装置において、上記放電電極の尖
端部から回動電極までの距離:L1(cm)に対して3倍
の直径を有するコロナイオンの照射領域を回動電極上に
形成する放電電極を採用するとともに、放電電極の尖端
部を回動電極の幅方向に複数個配置し、上記尖端部の間
隔:Xを0<X/L1≦3とし、また上記放電電極と回
動電極との間に印加される電圧V1を0.5(kV/cm)
≦V1/L1≦10(kV/cm)としたものである。
【0010】上記構成において、放電電極から発生する
コロナイオンは、尖端部から集中して発生することがわ
かっており、また選別装置で使用する設備環境において
は、放電電極の尖端部から回動電極側に、離間距離に対
して3倍の広がりを持って照射領域を形成することが判
明している。したがって、放電電極の尖端部の間隔X
を、0<X/L1≦3とすることにより、各尖端部から
照射されるコロナイオンの照射領域が少なくとも互いに
接するように配置されることになり、上記構成によれ
ば、回動電極の幅方向にコロナイオンが照射されない領
域がなくなるので、分離に必要なコロナイオンの照射時
間が確保することができ、分離精度を向上させることが
できる。
【0011】さらに、尖端部と回動電極との距離1cm当
たりに印加する電圧を、0.5(kV/cm)以上で、10
(kV/cm)以下とすることにより、コロナイオンの発
生量が少な過ぎたり、またスパーク(短絡)が生じてコ
ロナイオンが発生しないというようなことがなく、混合
物を金属片とプラスチック片とに精度よく分離すること
ができる。
【0012】また、請求項2に記載された発明は、上記
構成において、複数の尖端部を有する放電電極の列を、
回動電極の回転方向に所定距離:Dあけて配置し、上記
距離:D<3v+3L1[v:回動電極の周速度(cm/s
ec.)]としたものである。
【0013】上記構成によれば、放電電極の列の回動電
極の回転方向にあける距離Dは、各放電電極の列のコロ
ナイオン照射領域+3秒間に混合物が移動する距離未満
となり、これにより、コロナイオンが照射されない時間
が3秒間未満とすることができる。したがって、コロナ
イオンにより帯電された電荷が放出されるのが防止され
て、効果的に金属片とプラスチック片とを分離させるこ
とができる。
【0014】さらに請求項3に記載された発明は、上記
構成において、上記放電電極の列の尖端部を、隣接する
放電電極の列で回動電極の幅方向に位置をずらした千鳥
状に配置したものである。
【0015】上記構成によれば、放電電極の尖端部を幅
方向に相互に位置をずらして千鳥状に配置したので、回
動電極の移動に従って混合物が移動してコロナイオンの
照射領域を通過する時間が、回動電極の幅方向にわたっ
て均一となり、金属片とプラスチック片を精度よく分離
することができる。
【0016】さらにまた請求項4に記載された発明は、
上記構成において、上記静電電極の幅を、回動電極の幅
と略同一に形成するとともに、静電電極の長さを、回動
電極の直径の1/10以上に形成し、さらに静電電極と
回動電極との間に印加される電圧V2を0.5(kV/c
m)≦V2/L2≦10(kV/cm)[L2:静電電極と回
動電極との最短距離(cm)]としたものである。
【0017】上記構成によれば、静電電極の幅を回動電
極の幅と略同一に形成したので、回動電極の幅方向の略
全体にわたって均一な静電場が形成され、極性および電
荷に応じた静電力を混合物に与えられる。また静電電極
の長さを回動電極の直径の1/10以上に形成したの
で、混合物の静電場の通過時間を十分に確保することが
でき、精度の良い分離のが可能となる。さらに式から静
電電極と回動電極との距離1cm当たりに印加する電圧
を、0.5(kV/cm)以上で、10(kV/cm)以下と
することにより、静電場における静電界の強度が小さ過
ぎて静電力が小さくて分離精度が低下することがなく、
また静電電極と回動電極の間にスパーク(短絡)が生じて
静電場が形成されず、分離精度が低下するようなことが
ない。したがって、混合物を金属片とプラスチック片と
に精度よく分離することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
る複合式選別装置を図1〜図5に基づいて説明する。
【0019】図1は本発明の実施の形態における選別装
置の概略構成を示すものであって、この選別装置は、図
1に示すように、ホッパ1と供給板2から形成された定
量供給部3と、表面が円筒状に形成されるとともに水平
軸心回りで所定方向(矢印aにて示す)に回転される金
属製のドラム電極(回動電極の一例)4と、このドラム
電極4の下向き回転側の斜め上方にドラム電極4から所
定距離はなして配置された第1放電電極列6及び第2放
電電極列8と、その下流側に配置されて上記ドラム電極
4から所定距離はなして設けられた選別用の静電場を形
成するための板状電極9(静電電極の一例)と、上記第
1放電電極列6及び第2放電電極列8と板状電極9とド
ラム電極4との間に高電圧を印加するための電源装置1
0と、上記ドラム電極4の下方に配置され第1回収室1
1と第2回収室12からなる被選別物の回収容器13と
から構成されている。
【0020】そして、上記第1放電電極列6及び第2放
電電極列8は、ドラム電極4の幅方向に所定間隔で配置
された複数個のコロナ放電用の針状電極(放電電極の一
例)5から形成されている。
【0021】上記針状電極5は、図2に示すように、円
錐状の尖端部5aを有し、その尖端部5aからドラム電
極4の表面に向けてコロナ放電によりコロナイオンKを
照射するように構成されており、この尖端部5aからコ
ロナ放電をしたとき、この尖端部5aとドラム電極4と
の距離L1に対して3倍の直径を有する円形のコロナイ
オンKの照射領域Rをドラム電極4上に形成するもので
ある。
【0022】そして、それぞれの放電電極列6、8はそ
の尖端部5aの間隔X(cm)が尖端部5aとドラム電極
4との距離L1(cm)に応じて、所定の間隔で配置され
る。すなわち、図3に示すように、隣接する針状電極5
の尖端部5a、5aの間隔XをX/L1<3・・・式を満
足する間隔に設定して、各尖端部5aから放射されるコ
ロナイオンKの照射領域Rが重なり合うように構成され
る。
【0023】そして、上記第2放電電極列8は、図4に
示すように、それぞれの針状電極5の尖端部5aの位置
をドラム電極4の幅方向に第1放電電極列6の尖端部5
aに対してずらして千鳥状に配置し、かつ、第1放電電
極列6と第2放電電極列8との間にあける距離Dをドラ
ム電極4との距離L1(cm)に応じて、D<3v+3L1
・・・式を満足する所定の距離にして、第1放電電極列
6と第2放電電極列8とを所定の距離だけ離して配置さ
れる。
【0024】ここで、隣接する放電電極列6、8間にあ
ける距離Dを示すD<3v+3L1・・・式については、
図5に示すように、各放電電極列6、8間における各針
状電極5のコロナイオンKの1/2の照射領域が2個あ
り、R=3L1であるから、3L1は各放電電極列6、8
間のコロナイオンKの照射領域Rである。そして、3v
は3秒間に混合物が移動する距離を示すから、各放電電
極列6、8間にあける距離Dは、放電電極列6、8間のコ
ロナイオンKの照射領域Rと3秒間に混合物が移動する
距離との合計未満となる。したがって、図4における第
1放電電極列6と第2放電電極列8とにあける距離D
は、コロナイオンが照射されない時間が3秒間未満の所
定に時間になるように設定されている。これは、帯電さ
れた電荷が3秒間以上放置されると、自然放出されて帯
電量が減少し、分離精度が低下されるためである。
【0025】そして、上記針状電極5とドラム電極4と
の間には、その距離1cm当たりに、0.5(kV/cm)≦
1/L1≦10(kV/cm)・・・式を満足する所定の
電圧V1が印加されている。これは、0.5(kV/cm)
未満では、コロナイオンKの発生量が少な過ぎて分離精
度が低下し、また、10(kV/cm)を超えるとスパー
ク(短絡)が生じてコロナイオンKが発生せず、やはり
分離精度が低下するからである。
【0026】上記第2放電電極列8の下流側に配置され
た板状電極9は平板又は円弧板から形成され、その幅が
ドラム電極4の幅と同一の幅に形成され、ドラム電極4
の回転方向の長さがドラム電極4の直径の1/10以上
の所定の長さに形成されている。
【0027】そして、上記板状電極9とドラム電極4と
の間には、その距離1cm当たりに0.5(kV/cm)≦V
2/L2≦10(kV/cm)・・・式を満足する所定の電
圧V2が印加される。これは、0.5(kV/cm)未満で
は、静電場における静電界の強度が小さ過ぎて静電力が
小さくて分離精度が低下し、また、10(kV/cm)を
超えると、板状電極9とドラム電極4の間にスパークが
生じて静電場が形成されず、やはり分離精度が低下する
からである。
【0028】上記構成において、電源装置10により、
所定方向(矢印a方向)に回転されるドラム電極4を接
地して陽極とし、第1放電電極列6および第2放電電極
列8を構成する針状電極5を陰極として高電圧が印加さ
れ、不平等電界中の気体を電子の衝突分離作用によりコ
ロナ放電させて負のコロナイオンKを発生させ、ドラム
電極4に照射させる。また、電源装置10により、板状
電極9を陰極として、ドラム電極4との間に選別用の静
電場が形成されている。そして、例えばプラスチック被
覆廃電線を粉砕したプラスチック片A1と銅線(金属
片)A2との混合物Aが、ホッパ1から上下方向に振動
している供給板2上に定量供給されてドラム電極4の表
面に落下される。
【0029】ドラム電極4の表面に落下された混合物A
には、ドラム電極4の回転に従って移動されつつ針状電
極5からのコロナ放電によるコロナイオンKが照射され
て負の電荷が与えられる。
【0030】この混合物Aのうち、プラスチック片A1
は、針状電極5からのコロナ放電によるコロナイオンK
により与えられた負の電荷によりドラム電極4に吸着さ
れ、次いで、板状電極9とドラム電極4との間に形成さ
れた分離用の静電場Sにおいては、負の電荷を有するプ
ラスチック片A1に静電力が働いてドラム電極4に吸着
され、ドラム電極4の回転とともに移動して、ドラム電
極4に近接する落下軌跡を描いて落下し、又は掻落し具
14によって掻き落とされ、第1回収室11に回収され
る。
【0031】一方、この混合物Aのうち、銅線A2につ
いては、コロナイオンKにより与えられた負の電荷がド
ラム電極4に接触することにより、中和されるととも
に、ドラム電極4から正の電荷が与えられて、ドラム電
極4に対して反発し、さらに、分離用の静電場Sにおい
ては、陰極である板状電極9側に吸引されて、ドラム電
極4から離れる方向に落下軌跡を描いて跳躍し、第2回
収室12に回収される。
【0032】上記構成によれば、隣接する針状電極5を
隣接する針状電極5から放射されるコロナイオンKの照
射領域Rが重なり合うように配置して第1放電電極列6
を形成したので、混合物Aに対してドラム電極4の幅方
向においてコロナイオンKが照射されない領域がなくな
って、ドラム電極4の幅方向全体にわたってコロナイオ
ンKが照射されて分離に必要なコロナイオンKの照射時
間が確保される。また、第2放電電極列8を上記第1放
電電極列6に対して千鳥状に形成したので、ドラム電極
4の移動に従って混合物Aが移動してコロナイオンKの
照射領域Rを通過する時間が、ドラム電極4の幅方向に
わたって均一となり、コロナイオンKにより均一な電荷
量が付与される。
【0033】さらに、板状電極9の幅をドラム電極4の
幅と同一の幅に形成するとともに、その長さをドラム電
極4の直径の1/10以上の所定の長さに形成したの
で、ドラム電極4の幅方向の略全体にわたって均一な静
電場Sが形成されるとともに、極性および電荷に応じた
静電力が混合物Aに与えられ、さらに混合物Aの静電場
の通過時間を十分に確保することができる。
【0034】さらに、上記針状電極5とドラム電極4と
の間に上記式を満足する所定の電圧V1を印加したの
で、コロナイオンKの発生量が少な過ぎたり、またスパ
ークが生じてコロナイオンKが発生しないというような
ことがなく、混合物Aを銅線A2とプラスチック片A1
とに精度よく分離することができる。
【0035】また、上記板状電極9とドラム電極4との
間に上記式を満足する所定の電圧V2を印加したの
で、静電場Sにおける静電界の強度が小さ過ぎて静電力
が小さくて分離精度が低下することがなく、また板状電
極9とドラム電極4の間にスパークが生じて静電場が形
成されず、分離精度が低下するようなことがない。
【0036】したがって、プラスチック片A1と金属片
A2との混合物Aから両者を精度よく分離して選別する
ことができる。図6は本発明の複合式選別装置の他の実
施の形態を示し、上記実施の形態において、隣接する針
状電極5をその尖端部5aの距離XをX/L1=3とし
て、隣接する針状電極5のコロナイオンの照射領域Rが
接するよう配置したものである。これによると、上記実
施の形態ほどでないにしても、混合物Aから銅線A2と
プラスチック片A1を精度よく分離することができる。
【0037】上記実施の形態では、回動電極としてドラ
ム電極4を用いた例を示したが、複数の回転体に無端状
の金属ベルトを巻回して回動電極を形成し、水平状態で
移動する金属ベルト上に選別すべき混合物を落下させる
ようにしてもよい。
【0038】また、コロナ放電用の放電電極として、複
数の針状電極5を用いた例を示したが、ドラム電極4の
半径方向に全幅にわたって配置される電極板と、電極板
の先端縁部に一定間隔をあけて突設された先端部からな
る電極を使用してもよい。
【0039】本発明者らの実験によると、図7及び図8
に示すような結果が得られている。すなわち、図7に示
すように、尖端部の距離Xを0<X/L1≦3を満足す
るようにすると、プラスチック回収率90質量%が確保
される。
【0040】この実験条件は次のとおりである。 ドラム電極4:直径40cm、幅60cm 第1放電電極列6:針状電極;2〜40本 尖端部5aの間隔X;1.5〜20cm ドラム電極4と尖端部5aとの距離L1:0.5〜8cm 第1放電電極列6と第2放電電極列8との距離D:5cm 板状電極9:ドラム電極4の幅方向の長さ60cm、 ドラム電極4の回転方向の長さ:30cm ドラム電極4との最短距離L2:4cm 針状電極5とドラム電極4との間に印加される電圧V1:16kV 板状電極9とドラム電極4との間に印加される電圧V2:16kV ドラム電極4の周速度:250cm/sec. 混合物A:銅線A2、混合比率10〜70質量% :プラスチック片A1の種類PVC,PE,PS又はPP 混合比率70〜30質量% また、図8に示すように、針状電極5とドラム電極4と
に、その距離1cm当たりに印加する電圧を0.5(kV/
cm)≦V1/L1≦10(kV/cm)を満足するようにす
ると、プラスチック回収率90質量%が確保される。
【0041】この実験条件は次のとおりである。 ドラム電極4:直径40cm、幅60cm 第1放電電極列6:針状電極;40本、尖端部5aの間隔X;4cm ドラム電極4と尖端部5aとの距離L1:3cm 第1放電電極列6と第2放電電極列8との距離D:5cm 板状電極9:ドラム電極4の幅方向の長さ60cm、 ドラム電極4の回転方向の長さ:30cm ドラム電極4との最短距離L2:4cm 針状電極5とドラム電極4との間に印加される電圧V1:5〜33kV 板状電極9とドラム電極4との間に印加される電圧V2:5〜33kV ドラム電極4の周速度:250cm/sec. 混合物A:銅線A2、混合比率10〜70質量% :プラスチック片A1の種類PVC,PE,PS又はPP 混合比率70〜30質量%
【0042】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、放電電
極の尖端部の間隔Xを、0<X/L1≦3としたことに
より、放電電極の各尖端部から照射されるコロナイオン
の照射領域が少なくとも互いに接するように配置される
ことになり、回動電極の幅方向にコロナイオンが照射さ
れない領域がなくなるので、分離に必要なコロナイオン
の照射時間を確保することができ、分離精度を向上させ
ることができる。
【0043】また、請求項2に記載の発明によれば、コ
ロナイオンが照射されない時間を3秒間未満とすること
ができるので、コロナイオンにより帯電されて電荷が放
出されるのが防止されて、効果的に金属片とプラスチッ
ク片とを分離させることができる。
【0044】また、請求項3に記載の発明によれば、回
動電極の移動に従って混合物が移動してコロナイオンの
照射領域を通過する時間が、回動電極の幅方向にわたっ
て均一となり、金属片とプラスチック片を精度よく分離
することができる。
【0045】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
回動電極の幅方向の略全体にわたって均一な静電場が形
成され、極性および電荷に応じた静電力を混合物に与え
られ、混合物の静電場の通過時間を十分に確保すること
ができ、精度の良い分離が可能となる。さらに静電場に
おける静電界の強度が小さすぎて静電力が小さくなった
り、静電電極と回動電極の間にスパークが生じて静電場
が形成されないことがなく、分離精度が低下するような
ことがない。したがって、混合物を金属片とプラスチッ
ク片とに精度よく分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における複合式選別装置
の概略構成を示す断面図である。
【図2】 同上の選別装置における要部説明図である。
【図3】 同上の選別装置における要部説明図である。
【図4】 同上の選別装置における要部説明図である。
【図5】 同上の選別装置における要部説明図である。
【図6】 本発明の他の実施の形態における複合式選別
装置を示す要部説明図である。
【図7】 X/L1とプラスチック回収率との関係を示
すグラフである。
【図8】 印加電圧とプラスチック回収率との関係を示
すグラフである。
【図9】 従来の複合式選別装置の概略構成を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 ポッパ 2 供給板 3 定量供給部 4 ドラム電極 5 針状電極 5a 尖端部 6 第1放電電極列 8 第2放電電極列 9 板状電極 10 電源装置 11 第1回収室 12 第2回収室 13 回収容器 14 掻落し具 A 混合物 A1 プラスチック片 A2 銅線 K コロナイオン R 照射領域 S 静電場 51 ホッパ 52 供給板 53 定量供給部 54 ドラム電極 55 線状電極 56 板状電極 57 電源装置 58 回収容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱田 省吾 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 玉越 大介 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 大工 博之 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 Fターム(参考) 4D054 GA01 GA09 GB01 GB08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属片とプラスチック片とが混合された混
    合物を、水平軸心回りに回転移動される回動電極上に投
    入し、この回動電極の回転移動に従って、コロナ放電用
    の放電電極からコロナイオンを混合物に照射し、さらに
    混合物を上記回動電極と静電電極との間の静電場に導入
    して落下軌跡を変化させ、金属片とプラスチック片とを
    分離する複合式選別装置において、 上記放電電極の尖端部から回動電極までの距離:L1(c
    m)に対して3倍の直径を有するコロナイオンの照射領
    域を回動電極上に形成する放電電極を採用するととも
    に、放電電極の尖端部を回動電極の幅方向に複数個配置
    し、 上記尖端部の間隔:Xを0<X/L1≦3とし、 また上記放電電極と回動電極との間に印加される電圧V
    1を0.5(kV/cm)≦V1/L1≦10(kV/cm)と
    したことを特徴とする複合式選別装置。
  2. 【請求項2】複数の尖端部を有する放電電極の列を、回
    動電極の回転方向に所定距離:Dあけて配置し、 上記距離:D<3v+3L1[v:回動電極の周速度(c
    m/sec.)]としたことを特徴とする請求項1記載の複
    合式選別装置。
  3. 【請求項3】上記放電電極の列の尖端部を、隣接する放
    電電極の列で回動電極の幅方向に位置をずらした千鳥状
    に配置したことを特徴とする請求項2記載の複合式選別
    装置。
  4. 【請求項4】上記静電電極の幅を、回動電極の幅と略同
    一に形成するとともに、静電電極の長さを、回動電極の
    直径の1/10以上に形成し、 さらに静電電極と回動電極との間に印加される電圧V2
    を0.5(kV/cm)≦V2/L2≦10(kV/cm)[L
    2:静電電極と回動電極との最短距離(cm)]としたこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    複合式選別装置。
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