JP2002126410A - 移床式上向流濾過装置 - Google Patents
移床式上向流濾過装置Info
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- JP2002126410A JP2002126410A JP2000330873A JP2000330873A JP2002126410A JP 2002126410 A JP2002126410 A JP 2002126410A JP 2000330873 A JP2000330873 A JP 2000330873A JP 2000330873 A JP2000330873 A JP 2000330873A JP 2002126410 A JP2002126410 A JP 2002126410A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 濾粒材洗浄機構の洗浄排水ボックスから砂が
オーバーフローしたり、濾粒材排出口を浮上力で閉鎖す
るフロート式閉塞体が沈んだままとなるという不具合の
ない移床式上向流濾過装置を提供すること。 【解決手段】 上向流砂濾過機構１と、砂洗浄機構２を
具備し、該砂洗浄機構２は洗浄排水ボックス８と砂排出
口を浮上力で閉鎖するフロート式閉塞体１７を具備し、
エアーリフト管７で上向流砂濾過機構１の砂濾粒材層か
ら洗浄排水ボックス８に運び込まれた汚れた砂を洗浄
し、該洗浄された砂の下降力がフロート式閉塞体１７の
浮上力を越えると砂排出口を通って、上向流砂濾過機構
１の砂層の上部に戻すように構成された移床式上向流砂
濾過装置において、フロート式閉塞体１７は中空体であ
り、浮上力調整機構は該フロート式閉塞体１７の中空部
に重量調整用液体２４の注入量を調整する。
オーバーフローしたり、濾粒材排出口を浮上力で閉鎖す
るフロート式閉塞体が沈んだままとなるという不具合の
ない移床式上向流濾過装置を提供すること。 【解決手段】 上向流砂濾過機構１と、砂洗浄機構２を
具備し、該砂洗浄機構２は洗浄排水ボックス８と砂排出
口を浮上力で閉鎖するフロート式閉塞体１７を具備し、
エアーリフト管７で上向流砂濾過機構１の砂濾粒材層か
ら洗浄排水ボックス８に運び込まれた汚れた砂を洗浄
し、該洗浄された砂の下降力がフロート式閉塞体１７の
浮上力を越えると砂排出口を通って、上向流砂濾過機構
１の砂層の上部に戻すように構成された移床式上向流砂
濾過装置において、フロート式閉塞体１７は中空体であ
り、浮上力調整機構は該フロート式閉塞体１７の中空部
に重量調整用液体２４の注入量を調整する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は下水処理の用水設備
・高度処理設備において使用する砂等の濾粒材層中に原
水を上向きに流すことにより原水を濾過する移床式上向
流濾過装置に関するものである。
・高度処理設備において使用する砂等の濾粒材層中に原
水を上向きに流すことにより原水を濾過する移床式上向
流濾過装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１は、従来のこの種の移床式上向流濾
過装置の構成を示す図である。移床式上向流濾過装置は
原水Ｗ０が濾過砂層を上向きに通過する際に濾過される
上向流砂濾過機構１と、該上向流砂濾過機構１の上部に
配置された汚れた砂を洗浄する砂洗浄機構２を具備して
いる。上向流砂濾過機構１は濾過用の砂４が収容される
筒状の槽体３を具備し、該槽体３内にはディストリビュ
ータ５、コーンバッフル６、及びエアーリフト管７等が
配置されて構成されている。
過装置の構成を示す図である。移床式上向流濾過装置は
原水Ｗ０が濾過砂層を上向きに通過する際に濾過される
上向流砂濾過機構１と、該上向流砂濾過機構１の上部に
配置された汚れた砂を洗浄する砂洗浄機構２を具備して
いる。上向流砂濾過機構１は濾過用の砂４が収容される
筒状の槽体３を具備し、該槽体３内にはディストリビュ
ータ５、コーンバッフル６、及びエアーリフト管７等が
配置されて構成されている。
【０００３】砂洗浄機構２は洗浄排水ボックス８を具備
し、該洗浄排水ボックス８内にはエアーリフト管７の吐
出口９が配置され、該エアーリフト管７で運ばれた汚れ
た砂４が該吐出口９を通して吐出されるようになってい
る。ポンプ（図示せず）で送られた原水Ｗ０は原水流入
管１０より立ち上がり管１１を流れてディストリビュー
タ５に噴出し、上向流砂濾過機構１の下部の砂層に均一
に分散され、砂４の層を通って濾過される。濾過水Ｗ１
は集水トラフ１２を越流して濾過水吐出口１３から吐出
される。
し、該洗浄排水ボックス８内にはエアーリフト管７の吐
出口９が配置され、該エアーリフト管７で運ばれた汚れ
た砂４が該吐出口９を通して吐出されるようになってい
る。ポンプ（図示せず）で送られた原水Ｗ０は原水流入
管１０より立ち上がり管１１を流れてディストリビュー
タ５に噴出し、上向流砂濾過機構１の下部の砂層に均一
に分散され、砂４の層を通って濾過される。濾過水Ｗ１
は集水トラフ１２を越流して濾過水吐出口１３から吐出
される。
【０００４】なお、エアーリフト管７は、上部の空気流
入管２７を通って空気を供給し、エアーリフト管７内の
中間供給口２８、下部供給口２９から空気を噴出するこ
とにより、上向流砂濾過機構１の下部の砂層から汚れた
砂４を上昇させるようになっている。
入管２７を通って空気を供給し、エアーリフト管７内の
中間供給口２８、下部供給口２９から空気を噴出するこ
とにより、上向流砂濾過機構１の下部の砂層から汚れた
砂４を上昇させるようになっている。
【０００５】ＳＳ等の汚染物を捕捉し汚れた砂４はエア
ーリフト管７内を上昇中に攪拌され、汚染物は分離さ
れ、砂４は上記のように洗浄排水ボックス８内に排出さ
れる。洗浄排水ボックス８内には濾過水導入口１４から
濾過水Ｗ１が導入されるようになっており、洗浄排水ボ
ックス８内に排出された砂４はこの濾過水Ｗ１により洗
浄され、洗浄排水ボックス８の傾斜した底面とバッフル
板１５の間の間隙を通って洗浄排水ボックス８の底部に
設けられた砂排出筒１６内に堆積する。
ーリフト管７内を上昇中に攪拌され、汚染物は分離さ
れ、砂４は上記のように洗浄排水ボックス８内に排出さ
れる。洗浄排水ボックス８内には濾過水導入口１４から
濾過水Ｗ１が導入されるようになっており、洗浄排水ボ
ックス８内に排出された砂４はこの濾過水Ｗ１により洗
浄され、洗浄排水ボックス８の傾斜した底面とバッフル
板１５の間の間隙を通って洗浄排水ボックス８の底部に
設けられた砂排出筒１６内に堆積する。
【０００６】砂排出筒１６の下端開口はボール等のフロ
ート式閉塞体１７で閉塞されており、上記砂排出筒１６
内に堆積した砂４の下降力がフロート式閉塞体１７の浮
上力を越えるとフロート式閉塞体１７が沈み該砂４は排
出され、上向流砂濾過機構１の砂層内に戻る。上記砂４
を洗浄した洗浄排水Ｗ２は流量調整板１８を越流して洗
浄水排出口１９から排出される。洗浄排水ボックス８内
の水面に溜まったスカムは、スカム排出板２０より越流
し、洗浄排水Ｗ２と共に排出される。なお、図１におい
て、２１は原水エアー抜管である。
ート式閉塞体１７で閉塞されており、上記砂排出筒１６
内に堆積した砂４の下降力がフロート式閉塞体１７の浮
上力を越えるとフロート式閉塞体１７が沈み該砂４は排
出され、上向流砂濾過機構１の砂層内に戻る。上記砂４
を洗浄した洗浄排水Ｗ２は流量調整板１８を越流して洗
浄水排出口１９から排出される。洗浄排水ボックス８内
の水面に溜まったスカムは、スカム排出板２０より越流
し、洗浄排水Ｗ２と共に排出される。なお、図１におい
て、２１は原水エアー抜管である。
【０００７】上記洗浄排水ボックス８の砂排出筒１６の
筒径、フロート式閉塞体１７の比重、濾過用の砂の仕様
（比重、有効径、均等係数等）が同じであれば、理論上
はフロート式閉塞体１７上に堆積する高さは同じになる
筈である。しかしながら、実際には原水Ｗ０の性状（濁
り、粘性等）、フロート式閉塞体１７の形状（例えば球
体であれば、心円度等）、製缶誤差等の影響で個々の物
件ごとに砂４の堆積する高さやブリッジの起こり易さは
違ってくる。従来フロート式閉塞体１７がボール（球
体）の場合は、重量の違うボールに交換する以外に重量
を変える事ができなかったので、この問題に対応できず
洗浄排水ボックス８から砂４がオーバーフローしたり、
砂排出筒１６内に砂４が堆積していないのにボールが沈
んだままという問題が起っていた。また、ボールを交換
する場合もコスト高、納期遅延等の問題が生じていた。
筒径、フロート式閉塞体１７の比重、濾過用の砂の仕様
（比重、有効径、均等係数等）が同じであれば、理論上
はフロート式閉塞体１７上に堆積する高さは同じになる
筈である。しかしながら、実際には原水Ｗ０の性状（濁
り、粘性等）、フロート式閉塞体１７の形状（例えば球
体であれば、心円度等）、製缶誤差等の影響で個々の物
件ごとに砂４の堆積する高さやブリッジの起こり易さは
違ってくる。従来フロート式閉塞体１７がボール（球
体）の場合は、重量の違うボールに交換する以外に重量
を変える事ができなかったので、この問題に対応できず
洗浄排水ボックス８から砂４がオーバーフローしたり、
砂排出筒１６内に砂４が堆積していないのにボールが沈
んだままという問題が起っていた。また、ボールを交換
する場合もコスト高、納期遅延等の問題が生じていた。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたもので、濾粒材洗浄機構の洗浄排水ボック
スから砂がオーバーフローしたり、濾粒材排出口を浮上
力で閉鎖するフロート式閉塞体が沈んだままとなるとい
う不具合のない移床式上向流濾過装置を提供することを
目的とする。
みてなされたもので、濾粒材洗浄機構の洗浄排水ボック
スから砂がオーバーフローしたり、濾粒材排出口を浮上
力で閉鎖するフロート式閉塞体が沈んだままとなるとい
う不具合のない移床式上向流濾過装置を提供することを
目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項１に記載の発明は、原水が濾粒材層を上向きに通
過する際に濾過される上向流濾過機構と、該上向流濾過
機構の上部に配置された汚れた濾粒材を洗浄する濾粒材
洗浄機構を具備し、該濾粒材洗浄機構は洗浄排水ボック
スと該洗浄排水ボックスの下方に設けた濾粒材排出口を
浮上力で閉鎖するフロート式閉塞体を具備し、エアーリ
フト管で上向流濾過機構の濾粒材層から洗浄排水ボック
スに運び込まれた汚れた濾粒材を洗浄し、該洗浄された
濾粒材の下降力がフロート式閉塞体の浮上力を越えると
濾粒材排出口を通って、上向流濾過機構の濾粒材層の上
部に戻すように構成された移床式上向流濾過装置におい
て、フロート式閉塞体はその浮上力を調整する浮上力調
整機構を具備することを特徴とする。
請求項１に記載の発明は、原水が濾粒材層を上向きに通
過する際に濾過される上向流濾過機構と、該上向流濾過
機構の上部に配置された汚れた濾粒材を洗浄する濾粒材
洗浄機構を具備し、該濾粒材洗浄機構は洗浄排水ボック
スと該洗浄排水ボックスの下方に設けた濾粒材排出口を
浮上力で閉鎖するフロート式閉塞体を具備し、エアーリ
フト管で上向流濾過機構の濾粒材層から洗浄排水ボック
スに運び込まれた汚れた濾粒材を洗浄し、該洗浄された
濾粒材の下降力がフロート式閉塞体の浮上力を越えると
濾粒材排出口を通って、上向流濾過機構の濾粒材層の上
部に戻すように構成された移床式上向流濾過装置におい
て、フロート式閉塞体はその浮上力を調整する浮上力調
整機構を具備することを特徴とする。
【００１０】また、請求項２に記載の発明は、請求項１
に記載の移床式上向流濾過装置において、フロート式閉
塞体は中空体であり、浮上力調整機構は該フロート式閉
塞体の中空部に重量調整用液体の注入量を調整すること
により浮上力を調整するように構成されていることを特
徴とする。
に記載の移床式上向流濾過装置において、フロート式閉
塞体は中空体であり、浮上力調整機構は該フロート式閉
塞体の中空部に重量調整用液体の注入量を調整すること
により浮上力を調整するように構成されていることを特
徴とする。
【００１１】また、請求項３に記載の発明は、請求項２
に記載の移床式上向流濾過装置において、フロート式閉
塞体は中空の球体であることを特徴とする。
に記載の移床式上向流濾過装置において、フロート式閉
塞体は中空の球体であることを特徴とする。
【００１２】上記のようにフロート式閉塞体が浮上力を
調整する浮上力調整機構を具備するので、濾粒材の下降
力とフロート式閉塞体の浮上力のバランスを調整するこ
とができ、濾粒材洗浄機構の洗浄排水ボックスから濾粒
材がオーバーフローしたり、フロート式閉塞体が沈んだ
ままになるという不具合を防止できる。
調整する浮上力調整機構を具備するので、濾粒材の下降
力とフロート式閉塞体の浮上力のバランスを調整するこ
とができ、濾粒材洗浄機構の洗浄排水ボックスから濾粒
材がオーバーフローしたり、フロート式閉塞体が沈んだ
ままになるという不具合を防止できる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。図２は本発明に係る移床式上向
流濾過装置の要部構成を示す図である。なお、本発明に
係る移床式上向流濾過装置の全体的構成は図１に示すも
のと同じであるのでその説明は省略する。図２におい
て、図１と同一部分は同一符号を付している。本移床式
上向流濾過装置においては、フロート式閉塞体１７は中
空の球体（ボール）からなり、該球体の中空部に重量調
整用液体２４を注入できるようになっている。
面に基づいて説明する。図２は本発明に係る移床式上向
流濾過装置の要部構成を示す図である。なお、本発明に
係る移床式上向流濾過装置の全体的構成は図１に示すも
のと同じであるのでその説明は省略する。図２におい
て、図１と同一部分は同一符号を付している。本移床式
上向流濾過装置においては、フロート式閉塞体１７は中
空の球体（ボール）からなり、該球体の中空部に重量調
整用液体２４を注入できるようになっている。
【００１４】図３は上記フロート式閉塞体の詳細を示す
図である。フロート式閉塞体１７は例えばクロロプレン
ゴム製の中空の半球体１７ａ、１７ｂを加硫接合した中
空の球体である。下方の半球体１７ｂはその下部中心部
にＯリング２５を装着できるＯリングボスアダプタ２２
をモールドにより埋め込んでおり、該Ｏリングボスアダ
プタ２２の中心部に設けた液体注入穴にはプラグ２３を
ネジ込んで密閉できるようになっている。また、プラグ
２３を外して該液体注入穴から中空部に重量調整用液体
（例えば水）２４を注入することにより、フロート式閉
塞体１７の全体の重量を調整できる。
図である。フロート式閉塞体１７は例えばクロロプレン
ゴム製の中空の半球体１７ａ、１７ｂを加硫接合した中
空の球体である。下方の半球体１７ｂはその下部中心部
にＯリング２５を装着できるＯリングボスアダプタ２２
をモールドにより埋め込んでおり、該Ｏリングボスアダ
プタ２２の中心部に設けた液体注入穴にはプラグ２３を
ネジ込んで密閉できるようになっている。また、プラグ
２３を外して該液体注入穴から中空部に重量調整用液体
（例えば水）２４を注入することにより、フロート式閉
塞体１７の全体の重量を調整できる。
【００１５】上記のように中空の球体からなるフロート
式閉塞体１７の中空部に重量調整用液体２４を注入して
重量を調整することにより、フロート式閉塞体１７の浮
上力を調整できる。砂排出筒１６内に堆積する砂４の下
降力とこのフロート式閉塞体１７の浮上力のバランスを
調整することにより、堆積する砂４の量を調整できる。
従って、従来のように砂洗浄機構２の洗浄排水ボックス
から砂４がオーバーフローしたり、フロート式閉塞体１
７が沈んだままとなり、砂排出筒１６下端の砂排出口が
開放されたままとなるという不都合をなくすことができ
る。
式閉塞体１７の中空部に重量調整用液体２４を注入して
重量を調整することにより、フロート式閉塞体１７の浮
上力を調整できる。砂排出筒１６内に堆積する砂４の下
降力とこのフロート式閉塞体１７の浮上力のバランスを
調整することにより、堆積する砂４の量を調整できる。
従って、従来のように砂洗浄機構２の洗浄排水ボックス
から砂４がオーバーフローしたり、フロート式閉塞体１
７が沈んだままとなり、砂排出筒１６下端の砂排出口が
開放されたままとなるという不都合をなくすことができ
る。
【００１６】なお、上記例ではフロート式閉塞体１７を
中空の球体としたが、球体に限定されるものではなく、
例えば図４に示すように中空の円錐体であってもよく、
その中空部に重量調整用液体２４を注入して浮上力を調
整するようにしてもよい。要は砂排出筒１６下端の砂排
出口を浮上力で閉塞し、且つその浮上力を調整できるよ
うにしたものであれば、その形状を問わない。また、上
記例では濾粒材として砂４を用いる例を示したが、濾粒
材は砂に限定されるものではなく、原水を濾過する作用
を有する材料からなる粒状のものであればよく、例えば
セラミック材でもよい。
中空の球体としたが、球体に限定されるものではなく、
例えば図４に示すように中空の円錐体であってもよく、
その中空部に重量調整用液体２４を注入して浮上力を調
整するようにしてもよい。要は砂排出筒１６下端の砂排
出口を浮上力で閉塞し、且つその浮上力を調整できるよ
うにしたものであれば、その形状を問わない。また、上
記例では濾粒材として砂４を用いる例を示したが、濾粒
材は砂に限定されるものではなく、原水を濾過する作用
を有する材料からなる粒状のものであればよく、例えば
セラミック材でもよい。
【００１７】
【発明の効果】以上、説明したように各請求項に記載の
発明によれば、下記のような優れた効果が得られる。
発明によれば、下記のような優れた効果が得られる。
【００１８】フロート式閉塞体が浮上力を調整する浮上
力調整機構を具備するので、濾粒材の下降力とフロート
式閉塞体の浮上力のバランスを調整することができ、濾
粒材洗浄機構の洗浄排水ボックスから濾粒材がオーバー
フローしたり、フロート式閉塞体が沈んだままになると
いう不具合を防止できる。
力調整機構を具備するので、濾粒材の下降力とフロート
式閉塞体の浮上力のバランスを調整することができ、濾
粒材洗浄機構の洗浄排水ボックスから濾粒材がオーバー
フローしたり、フロート式閉塞体が沈んだままになると
いう不具合を防止できる。
【図１】従来の移床式上向流濾過装置の構成を示す図で
ある。
ある。
【図２】本発明に係る移床式上向流濾過装置の要部構成
を示す図である。
を示す図である。
【図３】本発明に係る移床式上向流濾過装置のフロート
式閉塞体の構成を示す図である。
式閉塞体の構成を示す図である。
【図４】本発明に係る移床式上向流濾過装置のフロート
式閉塞体の構成を示す図である。
式閉塞体の構成を示す図である。
１ 上向流砂濾過機構 ２ 砂洗浄機構 ３ 槽体 ４ 砂 ５ ディストリビュータ ６ コーンバッフル ７ エアーリフト管 ８ 洗浄排水ボックス ９ 吐出口 １０ 原水流入管 １１ 立ち上がり管 １２ 集水トラフ １３ 濾過水吐出口 １４ 濾過水導入口 １５ バッフル板 １６ 砂排出筒 １７ フロート式閉塞体 １８ 流量調整板 １９ 洗浄水排出口 ２０ スカム排出板 ２１ 原水エアー抜管 ２２ Ｏリングボスアダプタ ２３ プラグ ２４ 重量調整用液体 ２５ Ｏリング ２７ 空気流入管 ２８ 中間供給口 ２９ 下部供給口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増田 幸一 東京都大田区羽田旭町11番１号 株式会社 荏原製作所内 Ｆターム(参考） 4D041 BA24 BB02 BB04 BC01 BC02 BC22 BC48 CB04
Claims (3)
- 【請求項１】 原水が濾粒材層を上向きに通過する際に
濾過される上向流濾過機構と、該上向流濾過機構の上部
に配置された汚れた濾粒材を洗浄する濾粒材洗浄機構を
具備し、該濾粒材洗浄機構は洗浄排水ボックスと該洗浄
排水ボックスの下方に設けた濾粒材排出口を浮上力で閉
鎖するフロート式閉塞体を具備し、エアーリフト管で前
記上向流濾過機構の濾粒材層から前記洗浄排水ボックス
に運び込まれた汚れた濾粒材を洗浄し、該洗浄された濾
粒材の下降力が前記フロート式閉塞体の浮上力を越える
と前記濾粒材排出口を通って、前記上向流濾過機構の濾
粒材層の上部に戻すように構成された移床式上向流濾過
装置において、 前記フロート式閉塞体はその浮上力を調整する浮上力調
整機構を具備することを特徴とする移床式上向流濾過装
置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の移床式上向流濾過装置
において、 前記フロート式閉塞体は中空体であり、前記浮上力調整
機構は該フロート式閉塞体の中空部に重量調整用液体の
注入量を調整することにより浮上力を調整するように構
成されていることを特徴とする移床式上向流濾過装置。 - 【請求項３】 請求項２に記載の移床式上向流濾過装置
において、 前記フロート式閉塞体は中空の球体であることを特徴と
する移床式上向流濾過装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000330873A JP2002126410A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 移床式上向流濾過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000330873A JP2002126410A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 移床式上向流濾過装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002126410A true JP2002126410A (ja) | 2002-05-08 |
Family
ID=18807311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000330873A Pending JP2002126410A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 移床式上向流濾過装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002126410A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116462310A (zh) * | 2023-02-21 | 2023-07-21 | 北京沃尔德斯水务科技有限公司 | 基于硫自养工艺脱氮滤料清洗滤池及滤料清洗处理方法 |
-
2000
- 2000-10-30 JP JP2000330873A patent/JP2002126410A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116462310A (zh) * | 2023-02-21 | 2023-07-21 | 北京沃尔德斯水务科技有限公司 | 基于硫自养工艺脱氮滤料清洗滤池及滤料清洗处理方法 |
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