JP2002126109A - 防火衣 - Google Patents
防火衣Info
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Landscapes
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽量化を図りながら一層高い断熱性とヒート
ストレスの軽減が得られるようにする防火衣を提供す
る。 【解決手段】 服地10が表地1、透湿防水層3、断熱
層4及び裏地2の順に積層した複層構造からなる防火衣
において、裏地2の内面に多数の突起体5をドット状に
分散固定し、これら多数の突起体5の周囲に形成された
空間層6から前記断熱層4を構成する。
ストレスの軽減が得られるようにする防火衣を提供す
る。 【解決手段】 服地10が表地1、透湿防水層3、断熱
層4及び裏地2の順に積層した複層構造からなる防火衣
において、裏地2の内面に多数の突起体5をドット状に
分散固定し、これら多数の突起体5の周囲に形成された
空間層6から前記断熱層4を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は消防士等が着用する
防火衣に関し、さらに詳しくは、軽量化しながら高い断
熱性及びヒートストレスの軽減が得られるようにした防
火衣に関する。
防火衣に関し、さらに詳しくは、軽量化しながら高い断
熱性及びヒートストレスの軽減が得られるようにした防
火衣に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、消防士等が着用する防火衣は、着
用時のヒートストレスを軽減することが重要視され、そ
の服地として、図4に示すように、表地41と裏地42
の間に透湿防水層43と断熱層44を順に積層した複層
構造にしたものが使用されている。
用時のヒートストレスを軽減することが重要視され、そ
の服地として、図4に示すように、表地41と裏地42
の間に透湿防水層43と断熱層44を順に積層した複層
構造にしたものが使用されている。
【0003】この服地の複層構造のうち、表地41と裏
地42には、アラミド繊維等の難燃性布帛が使用されて
いる。透湿防水層43は、外部から水が浸入しないよう
にする一方で、体内から蒸発する汗等の湿気は外側へ放
出可能にする機能を持ったもので、一般にアラミド繊維
等の布帛に透湿防水性の薄膜フィルムを貼り合わせたも
のが使用されている。また、断熱層44としては、繊維
を無作為に交絡又は交絡/接着させた嵩高性を有する含
気性の不織布が使用されている。
地42には、アラミド繊維等の難燃性布帛が使用されて
いる。透湿防水層43は、外部から水が浸入しないよう
にする一方で、体内から蒸発する汗等の湿気は外側へ放
出可能にする機能を持ったもので、一般にアラミド繊維
等の布帛に透湿防水性の薄膜フィルムを貼り合わせたも
のが使用されている。また、断熱層44としては、繊維
を無作為に交絡又は交絡/接着させた嵩高性を有する含
気性の不織布が使用されている。
【0004】しかし、上記複層構造のうち、嵩高性の不
織布からなる断熱層43は、消火作業時に水をかぶった
り、汗が浸入したりすると、それら水や汗が断熱層43
内に保留された状態になって、膨潤したり、重量増加を
招いたりする特性がある。そのため消火作業時の運動性
が阻害されたり、ヒートストレスが増加するなどの問題
があった。
織布からなる断熱層43は、消火作業時に水をかぶった
り、汗が浸入したりすると、それら水や汗が断熱層43
内に保留された状態になって、膨潤したり、重量増加を
招いたりする特性がある。そのため消火作業時の運動性
が阻害されたり、ヒートストレスが増加するなどの問題
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、軽量
化を図りながら一層高い断熱性とヒートストレスの軽減
が得られるようにする防火衣を提供することにある。
化を図りながら一層高い断熱性とヒートストレスの軽減
が得られるようにする防火衣を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、服地が表地、透湿防水層、断熱層及び裏地の順に
積層した複層構造からなる防火衣において、前記裏地の
内面に多数の突起体をドット状に分散固定し、これら多
数の突起体の周囲に形成した空間層から前記断熱層を構
成したことを特徴とするものである。
明は、服地が表地、透湿防水層、断熱層及び裏地の順に
積層した複層構造からなる防火衣において、前記裏地の
内面に多数の突起体をドット状に分散固定し、これら多
数の突起体の周囲に形成した空間層から前記断熱層を構
成したことを特徴とするものである。
【0007】このように断熱層を、裏地の内面に多数の
突起体をドット状に固定し、これら多数の突起体の周囲
に形成された空間層によって構成したので、含水したと
しても直ちに層外へ流出させて内部に保留させることが
ない。したがって、実質的に膨潤や重量増加を招くこと
はなく、軽量化と高い断熱性の維持によってヒートスト
レスを軽減することができる。
突起体をドット状に固定し、これら多数の突起体の周囲
に形成された空間層によって構成したので、含水したと
しても直ちに層外へ流出させて内部に保留させることが
ない。したがって、実質的に膨潤や重量増加を招くこと
はなく、軽量化と高い断熱性の維持によってヒートスト
レスを軽減することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の防火衣に使用さ
れる複層構造の服地の一例を示す。
れる複層構造の服地の一例を示す。
【0009】図1において、本発明に使用される服地1
0は、表地1の内側に透湿防水層3を配置し、その内側
に断熱層4を一体化した裏地2を配置して構成されてい
る。裏地2の内側に一体化した断熱層4は、裏地2の内
面に多数の突起体5をドット状に分散固定し、かつこれ
ら突起体5により透湿防水層3と裏地2との間に広くか
つ連続した空間層6を確保するように形成されている。
0は、表地1の内側に透湿防水層3を配置し、その内側
に断熱層4を一体化した裏地2を配置して構成されてい
る。裏地2の内側に一体化した断熱層4は、裏地2の内
面に多数の突起体5をドット状に分散固定し、かつこれ
ら突起体5により透湿防水層3と裏地2との間に広くか
つ連続した空間層6を確保するように形成されている。
【0010】多数の突起体5は、図2及び図3に示すよ
うに、裏地2の内面に規則的に配列していることが好ま
しい。しかし、裏地2と透湿防水層3との間に安定な空
間層6を形成するような配列になっていれば、ランダム
な配列になっていても差し支えない。突起体5の形状は
ドット状であれば特に限定されないが、好ましくは図示
のような半球状か、又は円柱状であるのがよい。
うに、裏地2の内面に規則的に配列していることが好ま
しい。しかし、裏地2と透湿防水層3との間に安定な空
間層6を形成するような配列になっていれば、ランダム
な配列になっていても差し支えない。突起体5の形状は
ドット状であれば特に限定されないが、好ましくは図示
のような半球状か、又は円柱状であるのがよい。
【0011】突起体5の素材は、難燃性の材料であれは
特に限定されないが、好ましくは、シリコーン樹脂、フ
ッ素系樹脂、ポリイミド樹脂などの難燃性樹脂を使用す
るとよい。さらに好ましくは、これら難燃性樹脂に、2
0重量%以下の範囲でセラミック粉末を配合するとよ
い。セラミック粉末を配合することにより、難燃性と耐
摩耗性の効果を一層高めることができる。裏地2に対す
る突起体5の固定は、融着であるか又は接着剤による接
着にするとよい。
特に限定されないが、好ましくは、シリコーン樹脂、フ
ッ素系樹脂、ポリイミド樹脂などの難燃性樹脂を使用す
るとよい。さらに好ましくは、これら難燃性樹脂に、2
0重量%以下の範囲でセラミック粉末を配合するとよ
い。セラミック粉末を配合することにより、難燃性と耐
摩耗性の効果を一層高めることができる。裏地2に対す
る突起体5の固定は、融着であるか又は接着剤による接
着にするとよい。
【0012】本発明に使用される服地は、上記のように
断熱層4が裏地2に多数の突起体5をドット状に分散固
定し、この多数の突起体5の周囲に得られた空間層6に
よって形成されているので、水をかぶり断熱層4に水が
浸入したり、或いは汗が浸入したりしても、それら水を
汗は空間層6から直ちに流出してしまい、従来の不織布
層のように水や汗を保留して膨潤や重量増加を招くこと
はない。したがって、防火衣の軽量性を維持することが
できる。また、空気層の確保と共に、熱の空気移動や対
流効果により断熱性の維持し、ヒートストレスの軽減を
図ることができる。
断熱層4が裏地2に多数の突起体5をドット状に分散固
定し、この多数の突起体5の周囲に得られた空間層6に
よって形成されているので、水をかぶり断熱層4に水が
浸入したり、或いは汗が浸入したりしても、それら水を
汗は空間層6から直ちに流出してしまい、従来の不織布
層のように水や汗を保留して膨潤や重量増加を招くこと
はない。したがって、防火衣の軽量性を維持することが
できる。また、空気層の確保と共に、熱の空気移動や対
流効果により断熱性の維持し、ヒートストレスの軽減を
図ることができる。
【0013】このような軽量化と断熱性の効果のため、
上述した突起体5が半球状又は円柱状である場合、その
半球又は円柱の直径dは2〜3mm、高さhは1.0〜
2.0mmの範囲にすることが好ましい(図2及び図3
参照)。突起体5をドット状に分布させる密度として
は、8〜18個/25mm×25mmにすることが好ましい。8
個/25mm×25mm未満では、肘や膝などの屈曲部分におい
て空間層6の形態保持が難しくなり、消火作業時に火傷
などを起こすことがある。また、18個/25mm×25mm超
の場合には、軽量化や断熱性の効果が低減する。
上述した突起体5が半球状又は円柱状である場合、その
半球又は円柱の直径dは2〜3mm、高さhは1.0〜
2.0mmの範囲にすることが好ましい(図2及び図3
参照)。突起体5をドット状に分布させる密度として
は、8〜18個/25mm×25mmにすることが好ましい。8
個/25mm×25mm未満では、肘や膝などの屈曲部分におい
て空間層6の形態保持が難しくなり、消火作業時に火傷
などを起こすことがある。また、18個/25mm×25mm超
の場合には、軽量化や断熱性の効果が低減する。
【0014】本発明において、表地と裏地は、好ましく
は難燃性繊維のフィラメント糸或いはスパン糸の織物か
ら構成する。織構造は平織、綾織、朱子織などいずれで
あってもよい。特に裏地には、フィラメント糸使いの織
物が好ましい。フィラメント糸使いの織物は滑り性に優
れているので、緊急の着脱を行うのに有利である。この
難燃性繊維フィラメント糸の織物の経糸密度は65〜7
5本/25mm、緯糸密度は45〜55本/25mmにするとよ
い。
は難燃性繊維のフィラメント糸或いはスパン糸の織物か
ら構成する。織構造は平織、綾織、朱子織などいずれで
あってもよい。特に裏地には、フィラメント糸使いの織
物が好ましい。フィラメント糸使いの織物は滑り性に優
れているので、緊急の着脱を行うのに有利である。この
難燃性繊維フィラメント糸の織物の経糸密度は65〜7
5本/25mm、緯糸密度は45〜55本/25mmにするとよ
い。
【0015】また、裏地が難燃性繊維スパン糸の織物で
ある場合には、その経糸密度及び緯糸密度がそれぞれ5
0〜60本/25mmにするとよい。
ある場合には、その経糸密度及び緯糸密度がそれぞれ5
0〜60本/25mmにするとよい。
【0016】また、透湿防水層は難燃性繊維の布帛に透
湿防水性の薄膜樹脂フィルムを積層したものが好まし
い。布帛としては、織物、編物、不織布のいずれであっ
てもよいが、好ましくは織物を使用した方がよい。透湿
防水性の薄膜フィルムとしては、ポリウレタンやポリテ
トラフルオロエチレン製のフィルムが好ましい。
湿防水性の薄膜樹脂フィルムを積層したものが好まし
い。布帛としては、織物、編物、不織布のいずれであっ
てもよいが、好ましくは織物を使用した方がよい。透湿
防水性の薄膜フィルムとしては、ポリウレタンやポリテ
トラフルオロエチレン製のフィルムが好ましい。
【0017】表地、裏地、透湿防水層の基布に使用する
難燃性繊維は、難燃性であれば特に限定されない。例え
ば、アラミド繊維、ポリフェニレンスルフィド繊維、ポ
リイミド繊維、ポリベンズイミダゾール繊維、ポリパラ
フェニレンベンゾビスオキサゾール繊維、難燃ポリエス
テル繊維、レーヨン繊維及びモダクリル繊維などを挙げ
ることができ、これらの少なくとも1種を使用するとよ
い。特にアラミド繊維は好ましい。アラミド繊維として
は、パラ系アラミド繊維及びメタ系アラミド繊維のいず
れであってもよい。
難燃性繊維は、難燃性であれば特に限定されない。例え
ば、アラミド繊維、ポリフェニレンスルフィド繊維、ポ
リイミド繊維、ポリベンズイミダゾール繊維、ポリパラ
フェニレンベンゾビスオキサゾール繊維、難燃ポリエス
テル繊維、レーヨン繊維及びモダクリル繊維などを挙げ
ることができ、これらの少なくとも1種を使用するとよ
い。特にアラミド繊維は好ましい。アラミド繊維として
は、パラ系アラミド繊維及びメタ系アラミド繊維のいず
れであってもよい。
【0018】
【発明の効果】上述したように本発明の防火衣によれ
ば、服地の断熱層を、裏地の内面に多数の突起体をドッ
ト状に固定し、これら多数の突起体の周囲に形成された
空間層によって構成したので、水をかぶったり、汗が浸
入したりしても直ちに層外へ流出させて軽量化と断熱性
を維持し、従来の不織布層のように水や汗を含水保留し
て重量化を招くことがなく、ヒートストレスを軽減する
ことができる。
ば、服地の断熱層を、裏地の内面に多数の突起体をドッ
ト状に固定し、これら多数の突起体の周囲に形成された
空間層によって構成したので、水をかぶったり、汗が浸
入したりしても直ちに層外へ流出させて軽量化と断熱性
を維持し、従来の不織布層のように水や汗を含水保留し
て重量化を招くことがなく、ヒートストレスを軽減する
ことができる。
【図1】本発明の防火衣に使用される服地の一例を一部
破断して示す説明図である。
破断して示す説明図である。
【図2】本発明に使用される裏地と断熱層との一体構造
体の平面図である。
体の平面図である。
【図3】図2のX−X矢視図である。
【図4】従来の防火衣に使用される服地を示す説明図で
ある。
ある。
1 表地 2 裏地 3 透湿防水層 4 断熱層 5 突起体 6 空間層 10 服地
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A41D 31/00 502 A41D 31/00 502B 502S 503 503E 504 504F 504G 31/02 31/02 A D06M 11/79 D06M 15/277 15/277 15/59 15/59 15/643 15/643 11/12 Fターム(参考) 2E185 AA01 BA07 BA11 CC52 CC74 3B011 AA02 AB01 AC08 AC14 AC18 4L031 AA02 AA12 AA17 AA18 AA21 AA23 AB32 BA23 DA00 DA08 DA16 4L033 AA02 AA05 AA06 AA07 AA08 AB01 AB05 AC05 CA50 CA55 CA59 DA03
Claims (9)
- 【請求項1】 服地が表地、透湿防水層、断熱層及び裏
地の順に積層した複層構造からなる防火衣において、前
記裏地の内面に多数の突起体をドット状に分散固定し、
これら多数の突起体の周囲に形成した空間層から前記断
熱層を構成した防火衣。 - 【請求項2】 前記表地、透湿防水層及び裏地を構成す
る基布が、それぞれアラミド繊維、ポリフェニレンスル
フィド繊維、ポリイミド繊維、ポリベンズイミダゾール
繊維、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊
維、難燃ポリエステル繊維、レーヨン繊維及びモダクリ
ル繊維からなる難燃繊維群の少なくとも1種からなる請
求項1に記載の防火衣。 - 【請求項3】 前記突起体が、シリコーン樹脂、フッ素
系樹脂、ポリイミド樹脂からなる難燃性樹脂群の少なく
とも1種からなる請求項1又は2に記載の防火衣。 - 【請求項4】 前記難燃性樹脂に20重量%以下のセラ
ミック粉末が配合されている請求項3に記載の防火衣。 - 【請求項5】 前記突起体が半球状又は円柱状である請
求項1〜4に記載の防火衣。 - 【請求項6】 前記突起体の半球又は円柱の直径dが2
〜3mm、高さhが1.0〜2.0mmである請求項5
に記載の防火衣。 - 【請求項7】 前記突起体の密度が8〜18個/25mm×
25mmである請求項1〜6のいずれかに記載の防火衣。 - 【請求項8】 前記裏地が難燃性繊維フィラメント糸の
織物であり、その経糸密度が65〜75本/25mm、緯糸
密度が45〜55本/25mmである請求項1〜7のいずれ
かに記載の防火衣。 - 【請求項9】 前記裏地が難燃性繊維スパン糸の織物で
あり、その経糸密度及び緯糸密度がそれぞれ50〜60
本/25mmである請求項1〜7のいずれかに記載の防火
衣。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000326316A JP2002126109A (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | 防火衣 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000326316A JP2002126109A (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | 防火衣 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002126109A true JP2002126109A (ja) | 2002-05-08 |
Family
ID=18803524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000326316A Pending JP2002126109A (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | 防火衣 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002126109A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102440466A (zh) * | 2011-12-08 | 2012-05-09 | 绍兴县舒丽乐纺织品有限公司 | 阻燃黏胶/芳纶1313混纺迷彩面料与活性碳纤维布和ptfe膜复合多功能防护面料 |
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