JP2002125899A - コードレス電気掃除機および充電兼用集塵装置 - Google Patents

コードレス電気掃除機および充電兼用集塵装置

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JP2002125899A
JP2002125899A JP2000320223A JP2000320223A JP2002125899A JP 2002125899 A JP2002125899 A JP 2002125899A JP 2000320223 A JP2000320223 A JP 2000320223A JP 2000320223 A JP2000320223 A JP 2000320223A JP 2002125899 A JP2002125899 A JP 2002125899A
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cordless vacuum
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康彦 横井
Tatsuya Hirose
達也 廣瀬
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    • A47L5/12—Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum
    • A47L5/22—Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum with rotary fans
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 コードレス電気掃除機１０は、筐体２０の前
部に形成した下面開口１４を有するブラシ収納室１６に
回転ブラシ２２を配置し、この回転ブラシ２２を充電可
能な二次電池２６からの給電により駆動される直流モー
タ２８で回転すると共に、回転ブラシ２２の後方の筐体
２０内に形成された集塵室１８に回転ブラシ２２で掻き
揚げられたごみを逆戻り防止段差３６を有するごみ通路
３４より送り込み、さらに回転ブラシ２２の後方で開口
１４に沿って平行に可撓性薄板状片３８を設けている。 【効果】 使用勝手の良い小型軽量で、しかも消費電力
の少ないコードレス電気掃除機が提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はコードレス電気掃除機
に関し、特にたとえばモータを駆動する電源として内蔵
電池を使用したコードレス電気掃除機に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種コードレス電気掃除機は、掃除機
本体の前部に回転ブラシおよび後部に吸引ファンを夫々
設けると共に、両者の中間部に集塵フィルターを有する
集塵室を配置して構成されている。そして、回転ブラシ
および吸引ファンは二次電池等の内蔵電池を電源とする
個別のモータにより夫々駆動されている。
【０００３】従って、掃除機本体は２個のモータを使用
しているため重量も重く高価となり、また消費電力も多
くなる大きい電池を搭載しなければならないという問題
がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そのため、最近、１個
のモータで回転ブラシと吸引ファンを同時に駆動するコ
ードレス電気掃除機も開発提案されているが、回転ブラ
シと吸引ファンを同時に駆動するためにはモータの能力
をアップしなければならないという新たな問題が発生す
る。
【０００５】それゆえに、この発明の主たる目的は、小
型軽量で使用勝手が良く、しかも消費電力の少ないコー
ドレス電気掃除機を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、電池により
駆動されるモータ、このモータにより回転される回転ブ
ラシ、この回転ブラシを収納し、かつブラシ下面が臨む
開口を形成した筐体、回転ブラシの後方の筐体内に形成
される集塵室、回転ブラシの回転により開口より掻き揚
げられたごみを集塵室に送るごみ通路、および回転ブラ
シの後方でかつ開口に沿って平行に設けられるごみ集め
手段を備える、コードレス電気掃除機である。
【０００７】他の発明は、コードレス電気掃除機を着脱
自在に載置するものであって、ＡＣ電源より給電され前
記電気掃除機に内蔵される二次電池を充電する充電機構
と前記掃除機に集塵されたごみを捕集する集塵機構を含
む、充電兼用集塵装置である。
【０００８】
【作用】ごみ集め手段で集められたごみは筐体の下面に
設けた開口より回転ブラシの回転により掻き揚げられて
ごみ通路を通り集塵室に捕集される。
【０００９】また、コードレス電気掃除機を充電兼用集
塵装置に載置することにより、二次電池の充電および集
塵室に捕集されているごみを排出処理される。
【００１０】
【発明の効果】この発明によれば、吸引ファンを使用し
なくとも回転ブラシの回転に伴う掻き揚げ力だけでごみ
は容易に集塵室に集められるので、使用勝手の良い小型
軽量で消費電力の少ないコードレス電気掃除機を提供で
きる。
【００１１】また、二次電池の充電およびごみの排出処
理も容易におこなうことが出来る。
【００１２】この発明の上述の目的，その他の目的，特
徴および利点は、図面を参照して以下に行う実施例の詳
細な説明により一層明らかとなろう。
【００１３】
【実施例】図１において、この発明の一実施例のコード
レス電気掃除機１０は、床面１２に配置された状態を示
している。
【００１４】この電気掃除機１０は、前部には下面を横
長に開口してなる下面開口１４を有するブラシ収納室１
６を形成すると共にこのブラシ収納室１６の後方に集塵
室１８を形成した合成樹脂製の筐体２０、ブラシ収納室
１６に配置されて床面１２を摺擦する回転ブラシ２２、
同じくブラシ収納室１６の上部空間２４に配置され充電
可能な二次電池２６からの給電により回転ブラシ２２を
図示されない伝動ベルトを介して回転させる直流モータ
２８を含む。なお、筐体２０は上部ケース体２０ａと下
部板体２０ｂにより構成される。また、集塵室１８の背
壁２１には内面側に集塵フィルター２３を配置した複数
の排気孔２５，２５、…を設けている。
【００１５】この様な排気孔２５，２５、…を設けるこ
とにより、回転ブラシ２２の回転時に下面開口１４から
集塵室１８を経て排気孔２５，２５、…を通り、外部に
放出される空気の流れが形成され、この空気の流に沿っ
て回転ブラシ２２の回転により掻き揚げられたごみが集
塵室１８に捕集されることとなることから、掃除機の集
塵能力を向上させることができる。
【００１６】また、微細なごみを収集可能で且つ通気性
を有する集塵フィルター２３を設けたことにより、ごみ
がこの空気の流れに沿って外部に放出されることもな
い。尚、排気孔２５，２５、…は集塵室１８の背壁２１
に限定されず、上面あるいは側面等他の位置に設けても
よい。
【００１７】回転ブラシ２２は、回転軸部３０の外周に
ナイロン等の化学繊維または豚毛を蜜に起立させた帯状
のブラシ部３２を複数本、例えば２〜４本程度螺旋状に
取り付けている。また、このブラシ部３２は撥水加工処
理を行い防水性に構成するのが望ましい。
【００１８】また、ブラシ収納室１６の後部はごみ通路
３４により集塵室１８と連通しており、しかもごみ通路
３４には回転ブラシ２２により掻き揚げられて集塵室１
８に送り込まれたごみがブラシ収納室１６に戻らないよ
うに逆戻り防止段差３６を形成している。
【００１９】更に、回転ブラシ２２を収納したブラシ収
納室１６の下面開口１４の後縁側近傍には回転ブラシ２
２の回転軸部３０に略平行となるようにごみ集め部材３
８を配置している。このごみ集め部材３８は、例えばナ
イロンなどの繊維素材の集合体であるブラシ、またはこ
の実施例のように軟質塩化ビニールやゴム板などの可撓
性薄板状片で構成し、床面１２を清掃するようにごみの
掻き揚げ口となる下面開口１４を走行させる状態では、
その先端部が図示のように床面１２に軽く接触して撓む
ようにする。なお、床面１２と下面開口１４の隙間は２
ｍｍ程度である。
【００２０】そして、ごみ集め部材３８を、例えば矩形
状のゴム薄板で構成した場合、図５に示すように下面開
口１４の後縁に沿って下方に突出するようにごみ通路３
４の上面３４ａに押え板３５を用いて螺子３７、３７で
固定される。
【００２１】また、ブラシ収納室１６の前部下面および
集塵室１８の後部下面には、図２に示すように夫々走行
用ローラあるいは車輪等の回転体４０、４０および４
２、４２が左右一対ずつ設けられている。さらに、筐体
２０の前部上面に設けた取付部４４には操作ハンドル４
６が回動可能に立設されており、この操作ハンドル４６
を手で持ち上げると集塵室１８が後方に下がるようにな
っている。
【００２２】次に、上述の構成を備えるコードレス電気
掃除機の動作について説明する。
【００２３】先ず、筐体２０の上面側適所に設けた図示
されない始動スイッチをオンすると、二次電池２６より
直流モータ２８に給電され、このモータ２８の駆動によ
り回転ブラシ２２が図１に示す矢印方向に回転する。そ
して、操作ハンド４６を手で握り回転ブラシ２２の回転
方向に掃除機１０を走行させると、床面１２上のごみは
ごみ集め部材３８で開口１４の近傍に集められ、回転ブ
ラシ２２の回転により掻き揚げられてブラシ収納室１６
の後部に設けられたごみ通路３４を通り集塵室１８に捕
集される。掃除を終了すると始動スイッチをオフし、操
作ハンドル４６を持ち上げると集塵室１８が後方に下が
り、例えば、集塵室１８の底面に設けた開閉蓋を開放す
ることにより排出口よりごみは排出される。
【００２４】尚、図１に示す様にごみ集め部材３８は、
床面１２上のごみを回転ブラシ２２の近傍に集めるもの
であることから、前述のように下面開口１４の後縁に沿
って設けることが好ましい。
【００２５】図３は、図１および図２で示されるコード
レス電気掃除機１０に搭載されている二次電池２６を充
電する充電機構４８と集塵室１８に捕集されたごみを集
塵部５０に集塵する集塵機構５２を備えた充電兼用集塵
装置５４の図解図である。
【００２６】この充電兼用集塵装置５４は、コードレス
電気掃除機１０を上面側に着脱自在に載置するケース本
体５６と、このケース本体５６の一方の中空部５８に収
納される充電機構４８を構成する制御回路６０とＤＣ充
電器６２および上面に設けた充電端子部６４、さらには
他の中空部６６に配置されてごみの集塵機構５２を構成
する紙製集塵フィルター袋５０ａを配置した集塵部５０
とその下方に位置する電動吸引ファン６８および集塵フ
ィルター袋５０ａを着脱自在に装着する吸気口７０を含
む。
【００２７】制御回路６０はＡＣ電源に接続され、また
電動吸引ファン６８は制御回路６０を介してＡＣ電源よ
り給電される。
【００２８】そして、充電兼用集塵装置５４にコードレ
ス電気掃除機１０を載置すると、筐体２０の上部空間２
４に収納されている二次電池２６の接続端子部７２が充
電端子部６４に接続されて二次電池２６が充電される。
また、筐体２０の後部に形成されている集塵室１８の底
部に設けられた開閉蓋７４は板ばね７６により常時ごみ
の排出口７８を閉じているが、電動吸引ファン６８を駆
動すると開閉蓋７４は吸引力により吸気口７０に風圧に
より引き込まれて開放され、集塵室１８のごみは集塵部
５０に設けた集塵フィルター袋５０ａに排出されて集塵
される。集塵作業が終了すると電動吸引ファン６８の動
作を停止する。また、集塵フィルター袋５０ａにごみが
略満杯になれば、吸気口７０より取り外してごみととも
に廃棄し、吸気口７０には新しい集塵フィルター袋を取
り付けて、次の集塵動作に備える。
【００２９】なお、この実施例では集塵室１８の底部に
設けたごみの排出口７８を開閉する開閉蓋７４を電動吸
引ファン６８の吸引力による風圧を利用して板ばね７６
の弾性力に抗して開放したが、他の実施例としては、例
えば、モータにより回転される歯車とこの歯車に噛合っ
て上下動する作動板により集塵室の排出口を開閉する開
閉蓋を機械的に操作するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施例であるコードレス電気掃除
機の図解図である。
【図２】図１の下面を示す図解図である。
【図３】図１のコードレス電気掃除機を着脱自在に載置
する充電兼用集塵装置の図解図である。
【図４】図３における集塵室のごみ排出口を開閉する開
閉蓋の開放機構の一例を示す説明図である。
【図５】図１におけるごみ集め部材の具体的な取付け事
例を示す図解図である。
【符号の説明】
１０ …コードレス電気掃除機 １４ …開口 １８ …集塵室 ２０ …筐体 ２６ …二次電池 ２８ …直流モータ ３４ …ごみ通路 ３６ …逆戻り防止段差 ４０、４２ …回転体 ４６ …操作ハンドル ４８ …充電機構 ５０ …集塵部 ５０ａ …集塵フィルター袋 ５２ …集塵機構 ５４ …充電兼用集塵装置 ６８ …電動吸引ファン

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】電池により駆動されるモータ、 前記モータにより回転される回転ブラシ、 前記回転ブラシを収納し、かつブラシ下面が臨む開口を
    形成した筐体、 前記回転ブラシの後方の前記筐体内に形成される集塵
    室、 前記回転ブラシの回転により前記開口より掻き揚げられ
    たごみを前記集塵室に送るごみ通路、および前記回転ブ
    ラシの後方でかつ前記開口に沿って平行に設けられるご
    み集め手段を備える、コードレス電気掃除機。
  2. 【請求項２】前記ごみ集め手段は、前記開口の後縁に沿
    って下方に突出するように設けられている、請求項１記
    載のコードレス電気掃除機。
  3. 【請求項３】前記集塵室の壁面に、複数の排気孔を有す
    る、請求項１または２記載のコードレス電気掃除機。
  4. 【請求項４】前記複数の排気孔は、集塵フィルターを備
    える、請求項３記載のコードレス電気掃除機。
  5. 【請求項５】前記ごみ通路には逆戻り防止段差を設け
    た、請求項１ないし４のいずれかに記載のコードレス電
    気掃除機。
  6. 【請求項６】前記筐体には操作ハンドルを設けた、請求
    項１ないし５のいずれかに記載のコードレス電気掃除
    機。
  7. 【請求項７】前記操作ハンドルは、その操作ハンドルを
    持つと前記集塵室が下がるように前記筐体に取り付けら
    れる、請求項６記載のコードレス電気掃除機。
  8. 【請求項８】前記電池は充電可能な二次電池を含む、請
    求項１ないし７のいずれかに記載のコードレス電気掃除
    機。
  9. 【請求項９】前記筐体の下面には走行用ローラまたは車
    輪を備える、請求項１ないし８のいずれかに記載のコー
    ドレス電気掃除機。
  10. 【請求項１０】請求項１記載のコードレス電気掃除機を
    着脱自在に載置するものであって、ＡＣ電源より給電さ
    れ前記電気掃除機に内蔵される二次電池を充電する充電
    機構と前記掃除機に集塵されたごみを捕集する集塵機構
    を含む、充電兼用集塵装置。
  11. 【請求項１１】前記充電機構は、制御回路とＤＣ充電器
    および充電端子部を含む、請求項１０記載の充電兼用集
    塵装置。
  12. 【請求項１２】前記集塵機構は集塵部と電動吸引ファン
    を含む、請求項１０または１１記載の充電兼用集塵装
    置。
  13. 【請求項１３】前記集塵部は前記電動吸引ファンの動作
    時に前記掃除機の集塵室と連通する、請求項１０ないし
    １２のいずれかに記載の充電兼用集塵装置。
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