JP2002125275A - エンジン作業機の遠隔監視システム及びその方法 - Google Patents

エンジン作業機の遠隔監視システム及びその方法

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JP2002125275A
JP2002125275A JP2000316430A JP2000316430A JP2002125275A JP 2002125275 A JP2002125275 A JP 2002125275A JP 2000316430 A JP2000316430 A JP 2000316430A JP 2000316430 A JP2000316430 A JP 2000316430A JP 2002125275 A JP2002125275 A JP 2002125275A
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engine working
engine
detecting
monitoring system
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JP2000316430A
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Fusama Horie
房磨 堀江
Naoto Suga
直人 菅
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン作業機の監視システムにおいて、エ
ンジン作業機が遠隔の場合、故障発生時にはランプなど
が警報を発し、該警報を作業員が定期巡回時に確認し、
修理するようにしていた。しかし、無人で長時間運転さ
れる場合には故障したままで放置される恐れがあり、ま
た、定期巡回には遠隔の場所まで出向かねばならず、し
かも、故障がその場で修理できないと引き返して対策を
練り直し、改めて出直す必要があり、監視者の手間等が
大きい、という問題があった。 【解決手段】 エンジン作業機4の異常状態、または正
常運転状態を検出する検出手段21・26・45・51
と、該検出手段21・26・45・51からの異常信号
61・62・63・64・65を無線により監視者のい
るサービス拠点13に送信する無線通信手段とを設ける
と共に、該無線通信手段には携帯電話システム12を使
用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンにより駆
動される発電機、バッテリ、コンプレッサなどから構成
されるエンジン作業機を監視する監視システムに関し、
例えば、かき養殖用筏に搭載して水中のかきに空気を供
給し、かきの生育環境を改善する空気供給装置におい
て、該空気供給装置を構成する発電部、送気部などの運
転状況を監視する監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、かきは、幼貝の付着した採苗用
貝殻を適当な間隔で針金に連結し、該採苗用貝殻を筏
(以下「かき筏」とする)からつるして育てるが、この
かきの生育環境を改善するため、かき筏に搭載した空気
供給装置から海中のかきに空気を供給する技術が知られ
ている。そして、従来は、該空気供給装置に故障が発生
した場合には、空気供給装置に付設したランプやブザー
などが警報を発し、該警報を作業員が定期巡回時に確認
し、修理するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような監
視システムでは、無人で長時間運転される空気供給装置
が、故障したままで放置される恐れがあり、かきへの空
気供給が長時間停止し、かきの品質低下や減産を招く、
という問題があった。また、かき筏は海の沿岸に吹きさ
らしの状態で係留されており、定期巡回のためには、寒
い中を係留場所まで船等で出向かねばならず、しかも、
故障がその場で修理できないレベルの場合には、引き返
して対策を練り直してから改めて出直す必要があり、監
視者の手間や負担が著しく大きい、という問題もあっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。すなわち、請求項1においては、
エンジン作業機を監視する監視システムにおいて、エン
ジン作業機の異常状態を検出する検出手段と、該検出手
段からの異常信号を無線により監視者のいるサービス拠
点に送信する無線通信手段とを設けると共に、該無線通
信手段には携帯電話システムを使用したものである。
【0005】請求項2においては、エンジン作業機を監
視する監視システムにおいて、エンジン作業機の異常状
態を検出した後、検出された異常信号を携帯電話システ
ムにより監視者のいるサービス拠点に無線で送信するも
のである。
【0006】請求項3においては、前記異常状態は、エ
ンジンの始動ミスとする。
【0007】請求項4においては、前記異常状態は、潤
滑油の圧力不足、油量不足などの潤滑油異常とする。
【0008】請求項5においては、前記異常状態は、送
気部における配管漏れなどによる供給空気の圧力低下と
する。
【0009】請求項6においては、前記異常状態は、作
業機の過回転とする。
【0010】請求項7においては、前記異常状態は、電
圧異常とする。
【0011】請求項8においては、エンジン作業機を監
視する監視システムにおいて、エンジン作業機の正常運
転状態を検出する検出手段と、該検出手段からの正常運
転信号を無線により監視者のいるサービス拠点に送信す
る無線通信手段とを設けると共に、該無線通信手段には
携帯電話システムを使用したものである。
【0012】請求項9においては、エンジン作業機を監
視する監視システムにおいて、エンジン作業機の正常運
転状態を検出した後、検出された正常運転信号を携帯電
話システムにより監視者のいるサービス拠点に無線で送
信するものである。
【0013】請求項10においては、前記正常運転状態
は、エンジンの起動信号発生とする。
【0014】請求項11においては、エンジン作業機を
監視する監視システムにおいて、エンジン作業機の異常
状態と正常運転状態とを検出する検出手段と、該検出手
段からの異常信号又は正常運転信号を無線により監視者
のいるサービス拠点に送信する無線通信手段とを設ける
と共に、前記異常状態と正常運転状態の検出系を切換可
能な構成としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を以下の図
面に基づいて説明する。図1は遠隔監視システム全体を
示す機能ブロック図、図2はかき筏内の詳細構成を示す
機能ブロック図、図3はエンジン作業機全体の斜視図、
図4は同じく配線図、図5は同じく制御ブロック図、図
6は発電部の制御ブロック図、図7は送気部の制御ブロ
ック図、図8は発信部の制御ブロック図、図9は監視制
御全体のフローチャート、図10はエンジン起動ミス検
出処理及び正常運転検出処理を示すフローチャート、図
11は潤滑油異常検出処理を示すフローチャート、図1
2は供給空気異常検出処理を示すフローチャート、図1
3は過回転検出処理及び電圧異常検出処理を示すフロー
チャート、図14はエンジン起動信号受信状況を示す連
絡時刻−連絡時間間隔線図である。
【0016】まず、本発明に係わる遠隔監視システムの
全体構成について、図1、図2により説明する。遠隔監
視システム1においては、複数箇所に複数のかき筏2が
点在配置され、該かき筏2に搭載したエンジン作業機4
には、各種検出センサ14が設けられ、該検出センサ1
4は、遠隔監視装置6を介して発信側携帯電話7に接続
されている。
【0017】該発信側携帯電話7は無線基地局9・9・
・と無線接続され、該無線基地局9・9・・は電話網1
1と有線で接続され、該電話網11に接続された最寄り
の無線基地局10は、サービス拠点13内の受信側携帯
電話8と無線接続されている。これら、端末の携帯電話
7・8、無線基地局9・10、及び電話網11からなる
携帯電話システム12により、前記センサ14で検出さ
れた異常信号又は正常運転信号が、サービス拠点13の
監視者に連絡されるのである。
【0018】そして、前記エンジン作業機4は、発電部
15、該発電部15で発電した電力を充電するバッテリ
ー16、及び該バッテリー16の電力でコンプレッサを
駆動して空気を圧送する送気部17とから構成され、該
送気部17からの空気は曝気部5より海水中に噴射され
る。該曝気部5と前記エンジン作業機4とにより、空気
供給装置3が構成されている。
【0019】このように、エンジン作業機の異常状態を
検出する検出手段と、該検出手段からの異常信号を無線
により監視者のいるサービス拠点に送信する無線通信手
段とを設けると共に、該無線通信手段には携帯電話シス
テムを使用したので、エンジン作業機がサービス拠点か
ら遠く離間した位置に配置されている場合であっても、
異常発生を即時に検知でき、故障に迅速に対応すること
ができるため、従来のかき筏のように、次回の定期巡回
時までの長時間に渡って空気供給装置が停止することが
なく、かきの品質低下や減産を確実に防止することがで
きる。また、遠隔地まで定期巡回する必要がないため、
監視者の手間や負担を大きく軽減することができる。加
えて、本遠隔監視システムには、無線通信手段として既
設の携帯電話システムを使用するため、設備の追加や変
更が最小限で済み、遠隔監視システムの形成やメンテナ
ンスを低コストで行うことができるのである。
【0020】このような遠隔監視システムを用いて、エ
ンジン作業機の異常状態を検出した後、検出された異常
信号を携帯電話システムにより監視者のいるサービス拠
点に無線で送信するので、監視者は異常信号が検出され
た時にのみ対応すればよく、監視者の負担を大きく軽減
できる。
【0021】また、エンジン作業機の異常状態ではなく
正常運転状態を検出する検出手段と、該検出手段からの
正常運転信号を無線により監視者のいるサービス拠点に
送信する無線通信手段とを設けると共に、該無線通信手
段には携帯電話システムを使用したので、前記異常状態
の検出手段の場合、故障の原因となりうる箇所は通常は
運転途中のプロセスに多数存在し、その該当箇所に検出
手段を数多く設ける必要があるのに対し、正常運転状態
の検出手段の場合は、正常運転の要となるプロセスの一
つに設けるだけで済み、検出手段を減らし構成も簡素化
することができ、システムの形成やメンテナンスに必要
なコストを一層削減できる。また、遠隔監視システム自
体が故障した場合には、監視対象を異常状態にすると、
異常状態が検知できずに監視機能が発揮できないのに対
し、監視対象を正常運転状態にすると、遠隔監視システ
ム自体が確認できるため監視機能を確実に発揮すること
ができるのである。
【0022】このような遠隔監視システムを用いて、エ
ンジン作業機の正常運転状態を検出した後、検出された
正常運転信号を携帯電話システムにより監視者のいるサ
ービス拠点に無線で送信するので、監視者は、定期的に
受信する正常運転信号に異常な変化が認められた時にの
み対応すればよく、監視者の負担を大きく軽減できる。
【0023】次に、前記エンジン作業機4の構造につい
て、図3により説明する。エンジン作業機4において
は、基板33上には、矢印F方向を前方として、後方よ
り順に、エンジンで駆動される発電機30、該発電機3
0に付設され電流を交流から直流に整流する整流器2
0、該整流器20からの電流で駆動されるコンプレッサ
19、エンジン用の燃料を収容する燃料タンク18が配
設固定されている。
【0024】前記発電機30の上面には、発電・送気・
曝気の制御や本発明に係わる異常状態・正常運転状態の
検出制御を管理するメインコントローラ21が設けられ
ると共に、発電機30の左側面には、後方より、エンジ
ンに潤滑油を自動給油する潤滑油タンク23、各種制御
操作を行う操作パネル22、及び前記曝気部5への空気
の圧力を調節するレギュレータ25が付設されている。
そして、潤滑油タンク23、レギュレータ25などを備
えた発電機30の下部と前記基板33との間には、潤滑
油受け皿24が介設され、潤滑油や燃料が発電機30か
ら漏れ出しても、基板33からは溢れ出ることがないよ
うにしている。
【0025】また、発電機30と燃料タンク18との間
には、前記曝気部5への空気供給の順序を制御するマニ
ホールド電磁弁27、該マニホールド電磁弁27の開閉
を制御する圧力スイッチ26、及び該圧力スイッチ26
からの信号によりコンプレッサ19の運転・停止等を制
御するコンプレッサドライバ28が配設されている。
【0026】このように発電機30・燃料タンク18な
どを搭載した基板33上には、平面視長方形状で上方、
下方共に開放された中間カバー32が、複数の締結具3
4により着脱可能に立設され、該中間カバー32の上部
には、中間カバー32より一回り大きい上カバー31
が、上方より被せて嵌合されており、これら上カバー3
1、中間カバー32の取付け、取り外しが簡単で、部品
交換やメンテナンスなどが容易にできるようにしてい
る。
【0027】また、基板33の下には、前記コンプレッ
サ19により圧縮された空気を収容するエアタンク29
が固設され、基板33下方の空間を有効活用している。
さらに、該エアタンク29の前方には、バッテリケース
35が別体として配置され、該バッテリケース35に
は、前記整流器20からの直流電流を充電し、この充電
電流を前記コンプレッサ19に給電するバッテリ16が
内設されており、交換頻度の多いバッテリ16の交換を
容易に行えるようにしている。
【0028】次に、以上のような構造を有するエンジン
作業機4の監視制御について、図4乃至図14により説
明する。図4、図5に示すように、運転の始動・停止を
操作するスタータスイッチ47と、エンジン潤滑油の圧
力不足や油量不足を検出するオイルセンサ45と、エア
タンク29内の圧力を検出する圧力スイッチ26と、エ
ンジンのシリンダの温度を検出する温度センサ38と、
制御プログラムのプログラムタイマ37とを、補助のサ
ブコントローラ21aを有するメインコントローラ21
に接続させている。
【0029】そして、該メインコントローラ21は、遠
隔監視装置6を介して発信側携帯電話7に接続されてお
り、前記オイルセンサ45や温度センサ38などから発
信される異常信号や、回路内で検出されたエンジン起動
信号を自動的にサービス拠点13の監視者に向けて発信
する。
【0030】メインコントローラ21には、発電部15
を構成する、点火装置のイグナイタ42と、スタータリ
レー44を介したエンジン始動用のセルモータ43と、
チョークソレノイド39と、スロットルバルブを変更す
るスロットルアクチュエータ40と、フライホイルマグ
ネット41と、燃料フィードポンプ36とが接続されて
おり、エンジンの始動・停止、回転数、及び燃料供給を
制御して、整流器20を経てバッテリ16に直流を供給
する発電機30の電力制御を行うようにしている。
【0031】さらに、メインコントローラ21には、送
気部17のコンプレッサドライバ28が接続され、該コ
ンプレッサドライバ28には、圧力スイッチ26と、コ
ンプレッサ19と、マニホールド電磁弁27とが接続さ
れており、圧力スイッチ26の圧力信号を基に、コンプ
レッサ19の運転・停止、及びマニホールド電磁弁27
の曝気順序を制御するようにしている。
【0032】また、メインコントローラ21には、表示
部である操作パネル22のアワメータ46と、自動運転
ランプ48と、異常ランプ49とが接続され、メインコ
ントローラ21に入力された各種信号に基づき、運転時
間、正常運転状態、及び異常状態を表示するようにして
いる。
【0033】このような構成において、本発明の監視制
御について説明する。なお、本実施例では、発電機30
とエンジン50の定格回転数は2960rpm 、発電機3
0の定格出力電圧は30V、バッテリ16の定格出力電
圧は24V(1セル当たり12V)、曝気部5への供給
空気圧は7kg/cm2 、チョークの作動開始はシリンダ温
度で15℃未満としている。
【0034】図8、図9に示すように、エンジン作業機
4と遠隔監視装置6との間には検出系切替スイッチ60
が介設され、遠隔監視装置6への入力を、異常信号検出
側端子69とエンジン起動信号検出側端子70とに切換
可能としている。
【0035】そして、監視制御において、このような検
出系切替スイッチ60が異常信号検出側にある場合には
(S1:Y)、エンジン始動ミス検出処理54、潤滑油
異常検出処理55、供給空気異常検出処理56、過回転
検出処理57、及び電圧異常検出処理58が行われ、そ
の後、遠隔監視装置6内に入力された異常信号より、該
当する異常状態が判別され(S2)、該異常状態が、前
記携帯電話システム12を介してサービス拠点13に無
線連絡される(S13)。
【0036】一方、検出系切替スイッチ60が異常信号
検出側にない場合には(S1:N)、正常運転検出処理
59が行われた後、遠隔監視装置6内に入力されたエン
ジン起動信号により運転状態を判断し(S4)、ステッ
プS3と同様にして、運転状態がサービス拠点13に無
線連絡される(S5)。
【0037】このように、エンジン作業機を監視する監
視システムにおいて、エンジン作業機の異常状態と正常
運転状態とを検出する検出手段と、該検出手段からの異
常信号又は正常運転信号を無線により監視者のいるサー
ビス拠点に送信する無線通信手段とを設けると共に、前
記異常状態と正常運転状態の検出系を切換可能な構成と
したので、エンジン作業機の種類などに応じ、より適し
た検出系によって遠隔監視を行うことができ、遠隔監視
システムとしての精度や確実性の向上を図ることができ
る。また、たとえ一方の検出系が故障した場合でも、他
方の検出系に切り換えることにより監視機能を維持する
ことができ、柔軟性に富んだ遠隔監視システムを構築す
ることができる。
【0038】ここで、これらの各検出処理について説明
する。まず、エンジン始動ミス検出処理54と正常運転
検出処理59について説明する。なお、ここでは、両処
理54・59を処理67としてまとめて表示する。図
6、図10に示すように、バッテリ16からの電圧信号
によりメインコントローラ21が検出した出力電圧(以
下「バッテリ電圧」とする)が23V以下の条件下で
(S6:N)、前記シリンダ温度センサ38により検出
したシリンダ温度が15℃以上では(S7:Y)、スタ
ータリレー44を介してセルモータ43が作動され、エ
ンジン50が始動する(S8)。この時、シリンダ温度
が15℃未満と低温では(S7:N)、チョークソレノ
イド39を作動させて(S11)エンジン始動を容易に
している。
【0039】この始動が4回以上繰り返された場合には
(S9:Y)、異常ランプ49が点灯すると同時に、異
常信号61が検出系切替スイッチ60の異常信号検出側
端子69に伝達され、エンジン50の始動も中止される
(S13)。
【0040】このように、検出する異常状態として、エ
ンジンの始動ミスを対象とするので、運転の初期プロセ
スでの異常を把握することができ、エンジン作業機への
悪影響を最小限にとどめることができる。
【0041】同時に、このバッテリ電圧が23V以下の
条件下では(S6:N)、エンジン起動信号66が検出
系切替スイッチ60のエンジン起動信号検出側端子70
に伝達される(S12)。該エンジン起動信号66によ
る遠隔監視システムの運転結果を図14に示すが、バッ
テリ16の放電可能時間(本実施例では約7時間)毎
に、エンジン起動信号66が携帯電話システム12を介
してサービス拠点13に正確に連絡されていることがわ
かる。
【0042】このように、検出する正常運転状態とし
て、エンジンの起動信号発生を対象とするので、メイン
コントローラ21で検出されたエンジン起動信号66を
そのまま利用することができ、複雑な検出処理が不要と
なる。
【0043】潤滑油異常検出処理55においては、図
6、図11に示すように、スタータスイッチ47をON
にして自動運転ランプ48を点灯すると共に(S1
4)、エンジン50を稼動させ(S28:Y)、前記オ
イルセンサ45をONにする(S15)。そして、異常
検出手段である該オイルセンサ45により、潤滑油の圧
力低下や油量不足が検出されると(S16:Y)、異常
ランプ49が点灯すると同時に、異常信号62が検出系
切替スイッチ60の異常信号検出側端子69に伝達さ
れ、エンジンのイグナイタ42の作動も停止される(S
17)。また、エンジン50が稼動していない場合に
は、前記処理67を行いエンジン50を始動させる。
【0044】このように、検出する異常状態として、潤
滑油の圧力不足、油量不足などの潤滑油異常を対象とす
るので、故障としては大きな、部品間の焼き付きを確実
に防止し、修理にかかるコストの低減、時間の短縮を図
ることができる。
【0045】また、供給空気異常検出処理56において
は、図7、図12に示すように、エアタンク29内の空
気圧を、異常検出手段である圧力スイッチ26で検出
し、検出した空気圧が7kg/cm2 以上の場合(S18:
Y)、空気圧が7kg/cm2 以上8kg/cm2 未満では(S
24:N)、停止信号をコンプレッサドライバ28に送
り、該コンプレッサドライバ28によりコンプレッサ1
9を停止する(S25)。
【0046】さらに、空気圧が8kg/cm2 以上の高圧に
なると(S24:Y)、安全弁53を開いて空気を外部
に放出し空気圧を正常値に保つようにするが、この放出
時間が5分越えと長い場合は(S38:Y)、停止信号
をコンプレッサドライバ28に送り、該コンプレッサド
ライバ28によりコンプレッサ19を停止する(S3
9)。
【0047】そして、空気圧が7kg/cm2 未満の場合
(S18:N)、空気圧が4kg/cm2越え7kg/cm2
満では(S19:N)、マニホールド電磁弁27への給
気管を開にすると共に、停止信号をコンプレッサドライ
バ28に送りコンプレッサ19を停止する(S23)。
【0048】さらに、空気圧が4kg/cm2 以下の低圧に
なると(S19:Y)、マニホールド電磁弁27への給
気管を閉にすると共に、始動信号をコンプレッサドライ
バ28に送り、コンプレッサ19を始動させる(S2
0)。このコンプレッサ19が始動してからの運転時間
が、通常運転時に空気圧が7kg/cm2 に達するのに必要
な時間(=約10分)を大幅に越える場合には(S2
1:Y)、異常ランプ49が点灯すると同時に、異常信
号63が検出系切替スイッチ60の異常信号検出側端子
69に伝達され、コンプレッサ19も停止させる(S2
2)。
【0049】このように、検出する異常状態として、送
気部における配管漏れなどによる供給空気の圧力低下を
対象とするので、空気供給装置としての機能低下を確実
に防止することができる。
【0050】過回転検出処理57と電圧異常検出処理5
8について説明する。なお、ここでは、両処理57・5
8を処理68としてまとめて表示する。図6、図13に
示すように、1セル当たりのバッテリ電圧が10V以下
の場合は(S27:N)、異常ランプ49が点灯すると
同時に、異常信号65が検出系切替スイッチ60の異常
信号検出側端子69に伝達され、エンジンのイグナイタ
42の作動も停止される(S32)。
【0051】このように、検出する異常状態として電圧
異常を対象とするので、バッテリ16の劣化や絶縁不良
などによる電圧不足を詳細に把握することができ、適正
時期にバッテリ16のメンテナンスが行え、バッテリ1
6の長寿命化を図ることができる。
【0052】そして、1セル当たりのバッテリ電圧が1
0Vを越える条件下で(S27:Y)、エンジンを稼動
させた状態で(S28:Y)、メインコントローラ21
が検出した出力電圧(以下「発電電圧」とする)が36
Vよりも大きいため(S29:Y)、発電機30とエン
ジン50とが過回転状態にあると判断した場合には、異
常ランプ49が点灯すると同時に、異常信号64が検出
系切替スイッチ60の異常信号検出側端子69に伝達さ
れ、エンジンのイグナイタ42の作動も停止される(S
30)。また、エンジン50が稼動していない場合に
は、前記処理67を行いエンジン50を始動させる。
【0053】このように、検出する異常状態として作業
機の過回転を対象とするので、オーバーロードによるエ
ンジン作業機の致命的な故障を回避することができる。
【0054】なお、エンジン50が稼動中に(S28:
Y)、発電機30に設けたPコイル51からの回転信号
により検出された発電機30の回転数が、2960rpm
を越えており(S33:Y)、発電電圧が30Vと一定
の場合には、スロットルアクチュエータ40に回転続行
を指示する。一方、回転数が2960rpm 未満に(S3
3:N)維持されるのが、40分以下の場合も(S3
6:N)、スロットルアクチュエータ40に回転続行を
指示するが、40分を越えて回転数が2960rpm 未満
である場合は(S36:Y)、エンジンのイグナイタ4
2の作動が停止される(S37)ようにしている。ただ
し、この際、同時に、前記異常信号64が検出系切替ス
イッチ60の異常信号検出側端子69に伝達されるよう
にすることもできるのである。
【0055】ただし、本実施例においては、異常状態や
正常運転状態の各検出手段としては、エンジン始動ミス
はメインコントローラ21、潤滑異常はオイルセンサ4
5、供給空気の圧力低下は圧力スイッチ26、作業機の
過回転は図示せぬ電圧計やPコイル51、エンジン起動
信号はメインコントローラ21が使用されているが、異
常状態や正常運転状態を的確かつ迅速で検出できるもの
であれば、特に限定されるものではない。
【0056】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏するものである。即ち、請求項1の
ように、エンジン作業機を監視する監視システムにおい
て、エンジン作業機の異常状態を検出する検出手段と、
該検出手段からの異常信号を無線により監視者のいるサ
ービス拠点に送信する無線通信手段とを設けると共に、
該無線通信手段には携帯電話システムを使用したので、
エンジン作業機がサービス拠点から遠く離間した位置に
配置されている場合であっても、異常発生を即時に検知
でき、故障に迅速に対応することができるため、例えば
従来のかき筏のように、次回の定期巡回時までの長時間
に亘って空気供給装置が停止することがなく、かきの品
質低下や減産を確実に防止することができる。また、遠
隔地まで定期巡回する必要がないため、監視者の手間や
負担を大きく軽減することができる。加えて、本遠隔監
視システムには、無線通信手段として既設の携帯電話シ
ステムを使用するため、設備の追加や変更が最小限で済
み、遠隔監視システムの形成やメンテナンスを低コスト
で行うことができるのである。
【0057】請求項2のように、エンジン作業機を監視
する監視システムにおいて、エンジン作業機の異常状態
を検出した後、検出された異常信号を携帯電話システム
により監視者のいるサービス拠点に無線で送信するの
で、監視者は異常信号が検出された時にのみ対応すれば
よく、監視者の負担を大きく軽減できる。
【0058】請求項3のように、請求項1又は請求項2
記載の異常状態は、エンジンの始動ミスなので、運転の
初期プロセスでの異常を把握することができ、エンジン
作業機への悪影響を最小限にとどめることができる。
【0059】請求項4のように、請求項1又は請求項2
記載の異常状態は、潤滑油の圧力不足、油量不足などの
潤滑油異常なので、故障としては大きな、部品間の焼き
付きを確実に防止し、修理にかかるコストの低減、時間
の短縮を図ることができる。
【0060】請求項5のように、請求項1又は請求項2
記載の異常状態は、送気部における配管漏れなどによる
供給空気の圧力低下なので、空気供給装置としての機能
低下を確実に防止することができる。
【0061】請求項6のように、請求項1又は請求項2
記載の異常状態は、作業機の過回転なので、オーバーロ
ードによるエンジン作業機の致命的な故障を回避するこ
とができる。
【0062】請求項7のように、請求項1又は請求項2
記載の異常状態は、電圧異常なので、バッテリの劣化や
絶縁不良などによる電圧不足を詳細に把握することがで
き、適正時期にバッテリのメンテナンスが行え、バッテ
リの長寿命化を図ることができる。
【0063】請求項8のように、エンジン作業機を監視
する監視システムにおいて、エンジン作業機の正常運転
状態を検出する検出手段と、該検出手段からの正常運転
信号を無線により監視者のいるサービス拠点に送信する
無線通信手段とを設けると共に、該無線通信手段には携
帯電話システムを使用したので、前記異常状態の検出手
段の場合、故障の原因となりうる箇所は通常は運転途中
のプロセスに多数存在し、その該当箇所に検出手段を数
多く設ける必要があるのに対し、正常運転状態の検出手
段の場合は、正常運転の要となるプロセスの一つに設け
るだけで済み、検出手段を減らし構成も簡素化すること
ができ、システムの形成やメンテナンスに必要なコスト
を一層削減できる。また、遠隔監視システム自体が故障
した場合には、監視対象を異常状態にすると、異常状態
が検知できずに監視機能が発揮できないのに対し、監視
対象を正常運転状態にすると、遠隔監視システム自体が
確認できるため監視機能を確実に発揮することができる
のである。
【0064】請求項9のように、エンジン作業機を監視
する監視システムにおいて、エンジン作業機の正常運転
状態を検出した後、検出された正常運転信号を携帯電話
システムにより監視者のいるサービス拠点に無線で送信
するので、監視者は、定期的に受信する正常運転信号に
異常な変化が認められた時にのみ対応すればよく、監視
者の負担を大きく軽減できる。
【0065】請求項10のように、請求項8又は請求項
9記載の正常運転状態は、エンジンの起動信号発生なの
で、メインコントローラで検出されたエンジン起動信号
をそのまま利用できるため、複雑な検出処理が不要とな
る。
【0066】請求項11のように、エンジン作業機を監
視する監視システムにおいて、エンジン作業機の異常状
態と正常運転状態とを検出する検出手段と、該検出手段
からの異常信号又は正常運転信号を無線により監視者の
いるサービス拠点に送信する無線通信手段とを設けると
共に、前記異常状態と正常運転状態の検出系を切換可能
な構成としたので、エンジン作業機の種類などに応じ、
より適した検出系によって遠隔監視を行うことができ、
遠隔監視システムとしての精度や確実性の向上を図るこ
とができる。また、たとえ一方の検出系が故障した場合
でも、他方の検出系に切り換えることにより監視機能を
維持することができ、柔軟性に富んだ遠隔監視システム
を構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遠隔監視システム全体を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】かき筏内の詳細構成を示す機能ブロック図であ
る。
【図3】エンジン作業機全体の斜視図である。
【図4】同じく配線図である。
【図5】同じく制御ブロック図である。
【図6】発電部の制御ブロック図である。
【図7】送気部の制御ブロック図である。
【図8】発信部の制御ブロック図である。
【図9】監視制御全体のフローチャートである。
【図10】エンジン起動ミス検出処理及び正常運転検出
処理を示すフローチャートである。
【図11】潤滑油異常検出処理を示すフローチャートで
ある。
【図12】供給空気異常検出処理を示すフローチャート
である。
【図13】過回転検出処理及び電圧異常検出処理を示す
フローチャートである。
【図14】エンジン起動信号受信状況を示す連絡時刻−
連絡時間間隔線図である。
【符号の説明】
1 遠隔監視システム。 4 エンジン作業機 12 携帯電話システム 13 サービス拠点 17 送気部 21・26・45・51 検出手段 61・62・63・64・65 異常信号 66 エンジン起動信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 29/00 F02D 29/00 B 5K101 45/00 314 45/00 314B 314N 314S 345 345C 345Z 345F 364 364D 380 380 F02N 15/00 F02N 15/00 Z H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 // F02D 29/02 F02D 29/02 H K Fターム(参考) 2B041 AA20 AB03 AC20 HA03 HA29 3G015 FC04 FC12 FE01 3G084 BA28 CA01 DA27 EA11 EB02 EB06 EB22 EC01 FA00 FA03 FA11 FA33 FA36 3G093 AA08 AB03 BA04 BA06 BA25 CA12 DA01 DA04 DB00 DB07 DB19 5K048 AA04 BA21 BA34 CA08 DA02 DB01 DC01 EA11 EB12 EB13 FB05 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07 HA21 HA37 5K101 KK13 LL12 MM07 NN17 NN34 RR12 SS07 TT06 UU16

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン作業機を監視する監視システム
    において、エンジン作業機の異常状態を検出する検出手
    段と、該検出手段からの異常信号を無線により監視者の
    いるサービス拠点に送信する無線通信手段とを設けると
    共に、該無線通信手段には携帯電話システムを使用した
    ことを特徴とするエンジン作業機の遠隔監視システム。
  2. 【請求項2】 エンジン作業機を監視する監視システム
    において、エンジン作業機の異常状態を検出した後、検
    出された異常信号を携帯電話システムにより監視者のい
    るサービス拠点に無線で送信することを特徴とするエン
    ジン作業機の遠隔監視方法。
  3. 【請求項3】 前記異常状態は、エンジンの始動ミスで
    あることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエン
    ジン作業機の遠隔監視システム及びその方法。
  4. 【請求項4】 前記異常状態は、潤滑油の圧力不足、油
    量不足などの潤滑油異常であることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載のエンジン作業機の遠隔監視システ
    ム及びその方法。
  5. 【請求項5】 前記異常状態は、送気部における配管漏
    れなどによる供給空気の圧力低下であることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載のエンジン作業機の遠隔監
    視システム及びその方法。
  6. 【請求項6】 前記異常状態は、作業機の過回転である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエンジン
    作業機の遠隔監視システム及びその方法。
  7. 【請求項7】 前記異常状態は、電圧異常であることを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載のエンジン作業機
    の遠隔監視システム及びその方法。
  8. 【請求項8】 エンジン作業機を監視する監視システム
    において、エンジン作業機の正常運転状態を検出する検
    出手段と、該検出手段からの正常運転信号を無線により
    監視者のいるサービス拠点に送信する無線通信手段とを
    設けると共に、該無線通信手段には携帯電話システムを
    使用したことを特徴とするエンジン作業機の遠隔監視シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 エンジン作業機を監視する監視システム
    において、エンジン作業機の正常運転状態を検出した
    後、検出された正常運転信号を携帯電話システムにより
    監視者のいるサービス拠点に無線で送信することを特徴
    とするエンジン作業機の遠隔監視方法。
  10. 【請求項10】 前記正常運転状態は、エンジンの起動
    信号発生であることを特徴とする請求項8又は請求項9
    記載のエンジン作業機の遠隔監視システム及びその方
    法。
  11. 【請求項11】 エンジン作業機を監視する監視システ
    ムにおいて、エンジン作業機の異常状態と正常運転状態
    とを検出する検出手段と、該検出手段からの異常信号又
    は正常運転信号を無線により監視者のいるサービス拠点
    に送信する無線通信手段とを設けると共に、前記異常状
    態と正常運転状態の検出系を切換可能な構成としたこと
    を特徴とするエンジン作業機の遠隔監視システム。
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