JP2002125255A - 通信システム及びその方法並びにその交換局、基地局制御局 - Google Patents

通信システム及びその方法並びにその交換局、基地局制御局

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JP2002125255A JP2001239455A JP2001239455A JP2002125255A JP 2002125255 A JP2002125255 A JP 2002125255A JP 2001239455 A JP2001239455 A JP 2001239455A JP 2001239455 A JP2001239455 A JP 2001239455A JP 2002125255 A JP2002125255 A JP 2002125255A
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    • H04W28/16Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リソース不足によりユーザが希望する通信サ
ービスに対応する通信レートを確保できないときにもス
ムーズなデータ伝送を可能とする。 【解決手段】 リソース不足により希望通信レートを確
保できない時、基地局制御局がより低い代わりの通信レ
ートに、強制的に設定するのではなく、要求通信レート
よりも低い通信レートでサービスが提供できる場合にの
み、交換局と基地局制御局との間で、実際にデータ通信
するための通信レートを調整する。その方法として、交
換局から基地局制御局へ送出するRAB設定要求のなか
に、通信レート調整可/不可を示すインジケータを設け
る。基地局制御局はこのインジケータが可を示す場合に
のみ、リソース不足の時に希望通信レートより低い通信
レートを決定して、この決定した通信レートをRAB設
定応答に含んで交換局へ送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信システム及びそ
の方法並びにその交換局、基地局制御局に関し、特に無
線サービスエリアであるセルをそれぞれ有する複数の基
地局と、これ等基地局を管理制御する基地局制御局と、
これ等基地局制御局及び通信網に対する交換機能を有す
る交換局とを含むW−CDMA(Wide band Code Divis
ion Multiple Access )方式の通信システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図1を参照して、この種の通信システム
について説明する。図1はこの種の通信システムの概念
的なシステム構成を示す概略ブロック図である。
【0003】図示の通信システムは、第1乃至第4の基
地局3−1、3−2、3−3、および3−4を備え、こ
れ等第1乃至第4の基地局3−1〜3−4は、それぞ
れ、無線サービスエリアである第1乃至第4のセルA
1、A2、A3、およびA4をその配下に有している。
【0004】図示の例では、第1および第2の基地局3
−1、3−2は第1の無線管理ネットワーク(RNC:
Radio Network Controller )2−1により管理制御さ
れており、また、第3および第4の基地局3−3、3−
4は第2の無線管理ネットワーク2−2により管理制御
されている。これ等第1および第2の無線管理ネットワ
ーク2−1,2−2は、一般的には、無線基地局制御局
と称され、以下、本明細書においては、基地局制御局と
称す。
【0005】これ等第1および第2の基地局制御局2−
1、2−2は、更に上位に位置するコアネットワーク
(Core Network)1に接続されており、このコアネット
ワーク1は通信網をも含むものとして示している。コア
ネットワーク1は、この通信網と第1乃至第4のセルA
1〜A4内における移動局であるユーザ端末4と回線接
続交換処理等を行うものである。図示の例では、ユーザ
端末4は第2のセルA2内に位置している。このコアネ
ットワーク1は、基本的には交換局としての機能を有す
るものであり、よって、以下、本明細書においては、交
換局と称す。
【0006】図8に、図1に示す通信システムにおい
て、あるユーザがユーザ端末4を用いてある種の通信サ
ービスを受けたい場合の動作の一例をシーケンスで示
す。
【0007】この場合、先ず、ユーザ端末4から当該サ
ービス種別を示す情報を含んだ発呼がなされる。この発
呼は、第2の基地局3−2、第1の基地局制御局2−1
及び交換局1へ送出されることになる。交換局1は、こ
の発呼に応答して、第1の基地局制御局2−1に対して
RAB(Radio Access Bearer )設定要求メッセージを
送出する。この場合、このRAB設定要求メッセージに
は、ユーザ端末が要求する通信サービスに従った要求ビ
ットレート情報が含まれている。
【0008】この要求ビットレート情報を含んだRAB
設定要求メッセージを受信した、第1の基地局制御局2
−1は、自身が管理するリソース(回線)の使用状況を
判断する。この使用状況は、第2の基地局3−2のサー
ビスエリアである第2のセルA2内のリソースの使用状
況でもある。この要求ビットレートを満足するリソース
が確保できれば、第1の基地局制御局2−1は、この要
求ビットレートによる通信サービスが可能であると判断
する。そして、第1の基地局制御局2−1は、その旨を
交換局1へ、RAB設定応答メッセージとして伝える。
交換局1はこの応答メッセージを受けて、当該ユーザ端
末4からの呼を成功として、当該要求ビットレートの通
信サービスを開始することになる。
【0009】一方、第1の基地局制御局2−1は、自身
が管理するリソースの使用状態を常時監視している。リ
ソース不足によって要求ビットレートを満足できる回線
が設定できないと判断したときには、第1の基地局制御
局2−1は、要求ビットレートよりも低いビットレート
に代える旨を、交換局1へ、RAB設定応答メッセージ
として伝える。この応答メッセージを受けると、交換局
1は次に述べる2つの場合の何れかの動作を行う。第1
の場合、交換局1は該当ユーザ端末4からの呼を成功と
して、要求ビットレートよりも低いビットレートでの通
信サービスを開始する。第2の場合、交換局1はユーザ
端末4が要求する通信サービスに適するビットレートで
はないことを判断し、第1の基地局制御局2−1に対し
てRAB解放要求メセ−ジを送信する。そして、この場
合は基地局制御局からRAB解放応答メッセージが送出
されて、交換局は、発呼受付不可とするのである。
【0010】尚、ユーザが受けようとする通信サービス
としては、静止画や動画を含む画像データサービス、画
像に音声が付加された画像音声データサービス等があ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ユーザが受けようとす
る通信サービスが、リアルタイムビデオデータの様な画
像データサービスの如く、高いビットレートを必要とす
るものである場合、それより低いビットレートで通信を
行うと、ユーザ端末は転送速度の低下に伴って、必要な
データ量を短時間で受信することが不可能となり、実際
のユーザ端末に表示される画像は不自然なものとなる。
【0012】従って、上述した如く、交換局1から基地
局制御局へ指示する希望ビットレート以外の低いビット
レートを、基地局制御局が勝手に決定してしまうと、ユ
ーザが満足するビットレートリソースを確保できないの
で、スムーズなデータ転送ができないという問題があ
る。また、基地局制御局により勝手に決定された低いビ
ットレートにてサ−ビスを提供することができないと、
交換局が判断したとしよう。この場合、交換局1は基地
局制御局が捕捉したリソースを解放するために、図8に
示す様に、解放要求メッセージを送信する必要があり、
無駄な信号処理が増大するという欠点もある。
【0013】したがって、本発明の目的は、基地局制御
局がリソース不足によって希望ビットレートを確保でき
ない場合には、強制的に低いビットレートに設定するの
ではなく、要求ビットレートよりも低いビットレートで
サービスが提供できるときのみ、交換局と基地局制御局
との間でビットレートの調整を行うことで、スムーズな
データ転送を可能とした通信システム及びその方法並び
にその交換局、基地局制御局を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、無線サ
ービスエリアであるセルをそれぞれ有する複数の基地局
と、これ等基地局を管理制御する基地局制御局と、前記
基地局制御局及び通信網に対する交換機能を有する交換
局とを含む通信システムであって、前記交換局は、前記
セル内に存在するユーザ端末からの通信サービス種別を
伴う発呼に応答して、前記基地局制御局に対して回線設
定要求メッセージを送出する際に、当該呼の通信サービ
ス種別に応じた通信レート情報及びこの通信レートが調
整可能かどうかを示す調整可インジケータをも送出する
手段を具備することを特徴とする通信システムが得られ
る。
【0015】そして、前記基地局制御局は、前記回線設
定要求メッセージに応答して、前記通信レート情報及び
この基地局制御局が管理する回線の使用状態により回線
不足を判断する手段と、回線不足の場合に、前記調整可
インジケータの内容に従って前記通信サービスの通信レ
ートの調整をなす手段とを具備することを特徴とする。
【0016】また前記基地局制御局は、前記回線不足と
判断しかつ前記調整可インジケータが調整可能を示す場
合には、前記呼の通信サービス種別に応じた通信レート
情報以外の通信レート情報を決定する手段と、この決定
した通信レート情報を応答メッセージと共に前記交換局
へ返送する手段とを具備することを特徴とし、また前記
基地局制御局は、前記回線不足と判断しかつ前記調整可
インジケータが調整不可を示す場合には、前記回線設定
要求は失敗である旨の応答メッセージを前記交換局へ返
送する手段を具備することを特徴とする。
【0017】本発明によれば、無線サービスエリアであ
るセルをそれぞれ有する複数の基地局と、これ等基地局
を管理制御する基地局制御局と、前記基地局制御局及び
通信網に対する交換機能を有する交換局とを含む通信シ
ステムであって、前記交換局は、前記セル内に存在する
ユーザ端末からの通信サービス種別を伴う発呼に応答し
て、前記基地局制御局に対して回線設定要求メッセージ
を送出する際に、当該呼の通信サービス種別に応じた希
望通信レート情報の他に、この希望通信レート以外の調
整可能な通信レート情報をも送出する手段を具備するこ
とを特徴とする通信システムが得られる。
【0018】そして、前記基地局制御局は、前記回線設
定要求メッセージに応答して、前記希望通信レート情報
及びこの基地局制御局が管理する回線の使用状態により
回線不足を判断する手段と、回線不足の場合には、前記
調整可能な通信レート情報の一つを、前記通信サービス
の通信レートとして決定する手段とを具備することを特
徴とする。また、前記基地局制御局は、この決定された
通信レート情報を応答メッセージと共に前記交換局へ返
送することを特徴とする。
【0019】さらに、前記交換局は、前記基地局制御局
から返送された通信レート情報に従って、前記呼に対し
て通信サービスの開始をなす手段を具備することを特徴
とし、前記調整可能な通信レートは、前記希望通信レー
トより小なる所定範囲のレートであることを特徴とす
る。また、前記調整可能な通信レートは、前記所定範囲
において段階的に設定された複数の通信レートであるこ
とを特徴とする。
【0020】また、前記基地局制御局は、前記回線不足
と判断しかつ前記回線設定要求メッセージに前記調整可
能な通信レート情報が含まれていない場合には、前記回
線設定要求は失敗である旨の応答メッセージを前記交換
局へ返送する手段を更に具備することを特徴とし、前記
応答メッセージには、その失敗の理由である回線不足を
示す情報が含まれていることを特徴とする。
【0021】本発明によれば、無線サービスエリアであ
るセルをそれぞれ有する複数の基地局と、これ等基地局
を管理制御する基地局制御局と、前記基地局制御局及び
通信網に対する交換機能を有する交換局とを含む通信方
法であって、前記交換局において、前記セル内に存在す
るユーザ端末からの通信サービス種別を伴う発呼に応答
して、前記基地局制御局に対して回線設定要求メッセー
ジを送出する際に、当該呼の通信サービス種別に応じた
通信レート情報及びこの通信レートが調整可能かどうか
を示す調整可インジケータをも送出するステップを含む
ことを特徴とする通信方法が得られる。
【0022】そして、前記基地局制御局において、前記
回線設定要求メッセージに応答して、前記通信レート情
報及びこの基地局制御局が管理する回線の使用状態によ
り回線不足を判断するステップと、回線不足の場合に、
前記調整可インジケータの内容に従って前記通信サービ
スの通信レートの調整をなすステップとを含むことを特
徴とする。また、前記基地局制御局において、前記回線
不足と判断しかつ前記調整可インジケータが調整可能を
示す場合には、前記呼の通信サービス種別に応じた通信
レート情報以外の通信レート情報を決定するステップ
と、この決定した通信レート情報を応答メッセージと共
に前記交換局へ返送するステップとを含むことを特徴と
する。
【0023】さらに、前記基地局制御局において、前記
回線不足と判断しかつ前記調整可インジケータが調整不
可を示す場合には、前記回線設定要求は失敗である旨の
応答メッセージを前記交換局へ返送するステップを含む
ことを特徴とする。
【0024】本発明によれば、無線サービスエリアであ
るセルをそれぞれ有する複数の基地局と、これ等基地局
を管理制御する基地局制御局と、前記基地局制御局及び
通信網に対する交換機能を有する交換局とを含む通信方
法であって、前記交換局において、前記セル内に存在す
るユーザ端末からの通信サービス種別を伴う発呼に応答
して、前記基地局制御局に対して回線設定要求メッセー
ジを送出する際に、当該呼の通信サービス種別に応じた
希望通信レート情報の他に、この希望通信レート以外の
調整可能な通信レート情報をも送出するステップを含む
ことを特徴とする通信方法が得られる。
【0025】そして、前記基地局制御局において、前記
回線設定要求メッセージに応答して、前記希望通信レー
ト情報及びこの基地局制御局が管理する回線の使用状態
により回線不足を判断するステップと、回線不足の場合
には、前記調整可能な通信レート情報の一つを、前記通
信サービスの通信レートとして決定するステップとを含
むことを特徴とする。
【0026】また、前記基地局制御局において、この決
定された通信レート情報を応答メッセージと共に前記交
換局へ返送するステップを含むことを特徴とし、前記交
換局において、前記基地局制御局から返送された通信レ
ート情報に従って、前記呼に対して通信サービスの開始
をなすステップを含むことを特徴とする。そして、前記
調整可能な通信レートは、前記希望通信レートより小な
る所定範囲のレートであることを特徴とし、前記調整可
能な通信レートは、前記所定範囲において段階的に設定
された複数の通信レートであることを特徴とする。
【0027】本発明によれば、無線サービスエリアであ
るセルをそれぞれ有する複数の基地局と、これ等基地局
を管理制御する基地局制御局と、前記基地局制御局及び
通信網に対する交換機能を有する交換局とを含む通信シ
ステムにおける交換局であって、前記セル内に存在する
ユーザ端末からの通信サービス種別を伴う発呼に応答し
て、前記基地局制御局に対して回線設定要求メッセージ
を送出する際に、当該呼の通信サービス種別に応じた通
信レート情報及びこの通信レートが調整可能かどうかを
示す調整可インジケータをも送出する手段を具備するこ
とを特徴とする交換局が得られる。
【0028】本発明によれば、無線サービスエリアであ
るセルをそれぞれ有する複数の基地局と、これ等基地局
を管理制御する基地局制御局と、前記基地局制御局及び
通信網に対する交換機能を有する交換局とを含む通信シ
ステムにおける交換局であって、前記セル内に存在する
ユーザ端末からの通信サービス種別を伴う発呼に応答し
て、前記基地局制御局に対して回線設定要求メッセージ
を送出する際に、当該呼の通信サービス種別に応じた希
望通信レート情報の他に、この希望通信レート以外の調
整可能な通信レート情報をも送出する手段を具備するこ
とを特徴とする交換局が得られる。
【0029】本発明によれば、無線サービスエリアであ
るセルをそれぞれ有する複数の基地局と、これ等基地局
を管理制御する基地局制御局と、前記基地局制御局及び
通信網に対する交換機能を有する交換局とを含む通信シ
ステムにおける基地局制御局であって、前記セル内に存
在するユーザ端末からの通信サービス種別を伴う発呼に
応答して前記交換局から送出された回線設定要求メッセ
ージに含まれる当該呼の通信サービス種別に応じた通信
レート情報及びこの通信レートが調整可能かどうかを示
す調整可インジケータを受信する手段と、前記通信レー
ト情報及びこの基地局制御局が管理する回線の使用状態
により回線不足を判断する手段と、回線不足の場合に、
前記調整可インジケータの内容に従って前記通信サービ
スの通信レートの調整をなす手段とを具備することを特
徴とする基地局制御局が得られる。
【0030】そして、上記基地局制御局は、前記回線不
足と判断しかつ前記調整可インジケータが調整可能を示
す場合には、前記呼の通信サービス種別に応じた通信レ
ート情報以外の通信レート情報を決定する手段と、この
決定した通信レート情報を応答メッセージと共に前記交
換局へ返送する手段とを具備することを特徴とし、また
前記回線不足と判断しかつ前記調整可インジケータが調
整不可を示す場合には、前記回線設定要求は失敗である
旨の応答メッセージを前記交換局へ返送する手段を具備
することを特徴とする。
【0031】本発明によれば、無線サービスエリアであ
るセルをそれぞれ有する複数の基地局と、これ等基地局
を管理制御する基地局制御局と、前記基地局制御局及び
通信網に対する交換機能を有する交換局とを含む通信シ
ステムにおける基地局制御局であって、前記セル内に存
在するユーザ端末からの通信サービス種別を伴う発呼に
応答して前記交換局から送出された回線設定要求メッセ
ージに含まれる当該呼の通信サービス種別に応じた希望
通信レート情報及びこの希望通信レート以外の調整可能
な通信レート情報を受信する手段と、前記希望通信レー
ト情報及びこの基地局制御局が管理する回線の使用状態
により回線不足を判断する手段と、回線不足の場合に
は、前記調整可能な通信レート情報の一つを、前記通信
サービスの通信レートとして決定する手段とを具備する
ことを特徴とする基地局制御局が得られる。そして、こ
の決定された通信レート情報を応答メッセージと共に前
記交換局へ返送する手段を更に具備することを特徴とす
る基地局制御局が得られる。
【0032】本発明によれば、無線サービスエリアであ
るセルをそれぞれ有する複数の基地局と、これ等基地局
を管理制御する基地局制御局と、前記基地局制御局及び
通信網に対する交換機能を有する交換局とを含む通信シ
ステムにおいて、前記交換局は、前記セル内に存在する
ユーザ端末からの通信サービス種別を伴う発呼に応答し
て、前記基地局制御局に対して当該サービス種別に応じ
た通信レート情報を含む回線設定要求メッセージを送出
する手段を有し、前記基地局制御局は、前記回線設定要
求メッセージ内の情報に基づき前記通信レート情報が調
整可能かどうかを判断する手段を有することを特徴とす
る通信システムが得られる。
【0033】そして、前記回線設定要求メッセージ内の
情報は、回線設定要求メッセージのオプションパラメー
タであることを特徴とする。また、前記基地局制御局の
前記判断手段は、前記オプションパラメータが存在すれ
ば前記通信レートが調整可能であり、前記オプションパ
ラメータが存在しなければ前記通信レートが調整不可能
であると判断することを特徴とする。
【0034】次に、本発明の作用について述べる。本発
明では、リソース不足によって、希望通信レートを確保
できない場合には、基地局制御局がより低い代わりの通
信レートに、強制的に設定するのではなく、要求通信レ
ートよりも低い通信レートでサービスが提供できる場合
にのみ、交換局と基地局制御局との間で、実際にデータ
通信するための通信レートを調整(ネゴシエート)する
のである。
【0035】その具体的方法の一つとしては、交換局か
ら基地局制御局へ送出するRAB設定要求(回線設定要
求)メッセージのなかに、通信レート調整可/不可を示
すインジケータを設ける。基地局制御局はこのインジケ
ータが可を示す場合にのみ、リソース不足の時に希望通
信レートより低い通信レートを決定して、この通信レー
トをRAB設定応答メッセージに含んで交換局へ送出す
るのである。この通信レートに従ってユーザ端末の通信
サービスが開始される。
【0036】他の方法としては、通信レートが調整可能
なサービスであれば、交換局から基地局制御局へ送出す
るRAB設定要求(回線設定要求)メッセージのなか
に、希望通信レートの他に、調整可能な通信レートをも
含ませる。基地局制御局はこの調整可能な通信レートが
含まれている場合にのみ、リソース不足の時にこの調整
可能な通信レートを使用するよう決定して、この通信レ
ートをRAB設定応答メッセージに含んで交換局へ送出
するのである。この通信レートに従ってユーザ端末の通
信サービスが開始される。
【0037】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の実施の形態について説明する。先に参照した図1のシ
ステム構成は、本発明の実施の形態にも、そのまま適用
できるものである。
【0038】図2は、図1に示したユーザ端末4と、第
1の無線基地局制御局2−1と、交換局1との間の動作
手順を示すシーケンス図であり、本発明の一実施の形態
を表わしている。図2において、ユーザ端末4からの発
呼要求があった場合、この発呼要求には、ユーザがサー
ビスを受けようとする通信サービス種別が含まれている
ものとする。この発呼要求はユーザ端末4が属する第2
のセルA2をサービスエリアとする第2の基地局3−2
及び第1の基地局制御局2−1を介して交換局1へ送出
される。
【0039】交換局1はこの発呼要求に応答して、第1
の基地局制御局2−1に対して回線設定要求であるRA
B設定要求(RAB Assignment Request)メッセージを送
出する。このとき、このメッセージには、ユーザが受け
ようとする通信サービス種別に応じたビットレート情報
(要求ビットレート情報)と、この要求ビットレート情
報は調整可能か否かを示す調整可インジケータ(Negoti
able Indicator)とが含まれている。
【0040】ここで、交換局1はユーザがサービスを受
けようとする通信サービス種別に対して、例えば、図3
に示すようなテーブルを予めメモリに記憶している。図
3では、サービス1、2、4がビットレート調整可であ
り、サービス3がビットレート調整不可となっている。
このテーブルにより、交換局1はユーザが受けようとす
るサービスのビットレートの調整可/不可を判断するも
のである。例えばサービス1の場合には、この調整可イ
ンジケータには、調整可能を示すフラグ”1”が表示さ
れる。
【0041】第1の基地局制御局2−1はこのRAB設
定要求メッセージを受信すると、それに含まれている希
望ビットレートを参照して、自局が管理するリソース
(回線)の使用状態(すなわち、基地局3−2のセルA
2内における現在のリソース使用状態)から、リソース
不足かどうかを判断する。リソース不足と判断される
と、調整可インジケータが”1”に設定されているの
で、第1の基地局制御局2−1は、要求ビットレートよ
りも低く、かつ第1の基地局制御局2−1内で設定可能
なリソース範囲内でのビットレートを決定する。そし
て、第1の基地局制御局2−1は、RAB設定応答(RA
B Assignment Response )メッセージに、この決定ビッ
トレート情報を設定して交換局1へ返送する。
【0042】尚、この基地局制御局は配下の基地局が使
用しているリソース状態の管理を常時行っている。その
管理方法については、リソースの管理テーブルを使用し
て、この管理テーブルに基づいて管理制御を行うもので
ある。このように、周知の管理制御方法を使用すること
ができるものであるので、ここでは、その説明は省略す
る。
【0043】交換局1は、RAB設定要求メッセージに
設定した要求ビットレート以外のビットレートが設定さ
れたRAB設定応答メッセージを受信すると、その設定
されたビットレートで、ユーザに対するサービスを提供
することになり、この呼は成功となる。
【0044】図4のシーケンス図に示すように、RAB
設定要求メッセージの調整可インジケータが”0”に設
定されている(すなわち、調整不可が設定されている)
としよう。この場合には、リソース不足である旨を示す
理由識別子(Cause )を付して、RAB設定失敗(RAB
Assignment Failure)メッセージが、第1の基地局制御
局2−1より交換局1へ返送されることになる。交換局
1はこのRAB設定失敗メッセージを受信すると、この
サービスは提供できないものと判断し、この呼を失敗と
して扱い、呼の切断を起動することになる。
【0045】尚、図2,4のシーケンスにおいて、第1
の基地局制御局2−1がリソース不足ではなく要求ビッ
トレートでサービスを提供し得ると判断したとしよう。
この場合には、この要求ビットレートによりサービス提
供をなすものであり、この場合は呼が成功となることは
勿論である。
【0046】図5は本発明の他の実施の形態のシーケン
ス図である。図5において、ユーザ端末4からの発呼要
求があった場合、この発呼要求には、ユーザがサービス
を受けようとする通信サービス種別が含まれているもの
とする。この発呼要求はユーザ端末4が属する第2のセ
ルA2をサービスエリアとする第2の基地局3−2及び
第1の基地局制御局2−1を介して交換局1へ送出され
る。
【0047】交換局1はこの発呼要求に対応して、第1
の基地局制御局2−1に対してRAB設定要求メッセー
ジを送出する。このとき、このメッセージには、ユーザ
が受けようとする通信サービス種別に応じたビットレー
ト情報(希望ビットレート情報)と、この希望ビットレ
ート情報が調整可能なものである場合には、図3に示し
たサービス種別により定まる調整可能なビットレート情
報とが含まれている。
【0048】この調整可能なビットレート情報の例とし
ては、図3に示す如く、希望ビットレートよりも低い複
数段階のビットレートを予め定めておく。すなわち、サ
ービス1が128〜16kbpsの4段階、サ−ビス2
が256、128kbpsの2段階、サービス4が6
4、32、16、8kbpsの4段階となっている。リ
ソース不足であれば、希望ビットレート(最高ビットレ
ート)よりも一段低いビットレートを設定する様試み
る。例えば、サービス1の場合には、図6に示す如く、
128kbpsである。この128kbpsでも提供可
能なリソースが得られない場合には、その次に低い64
kbpsのビットレートを設定する様試みる。それでも
リソース不足であれば、更に低い32kbpsでの設定
を試みる。
【0049】このようにして、提供可能なリソースが得
られると判断されると、第1の基地局制御局2−1は、
ビットレートを決定され、RAB設定応答メッセージに
その決定されたビットレート情報を設定して、交換局1
へ返送する。このビットレートにより、交換局1はユー
ザに対するサービスを提供することになり、この呼は成
功となる。
【0050】図7のシーケンス図に示す様に、RAB設
定要求メッセージに調整可能なビットレート情報が設定
されていないとする。このとき、第1の基地局制御局2
−1は、リソース不足の場合には、リソース不足の旨を
示す理由識別子を設定してRAB設定失敗メッセージを
交換局1へ返送する。交換局はこの呼を失敗として、呼
の切断を起動することになる。
【0051】図5に示した実施の形態においては、RA
B設定要求に設定する調整可能なビットレート情報とし
て、図3、図6に示す段階的ビットレートを用いている
が、調整可能な範囲(上限と下限)を示す情報を設定し
て、基地局制御局が、リソース不足の場合にこの調整可
能範囲で、ビットレートの決定を行うようにしても良い
ものである。
【0052】また、図2に示した調整可インジケータや
図5に示した調整可能ビットレート情報は、RAB設定
要求メッセージのヘッダ部分に重畳して設定することが
できる。更に、調整可能ビットレート情報をRAB設定
要求メッセージにオプションパラメータとして含む、そ
のオプションパラメータが存在していれば調整可能であ
り、そのオプションパラメータが存在していなかれば調
整不可とすることができる。この結果、交換局は、前記
セル内に存在するユーザ端末からの通信サービス種別を
伴う発呼に応答して、基地局制御局に対して通信レート
情報を示す情報を含む回線設定要求メッセージを送出
し、基地局制御局は、この回線設定要求メッセージ内の
オプションパラメータの情報に基づき通信レートが調整
可能かどうかを判断することができるため、通信可イン
ジケータを不要にすることができる。
【0053】尚、無線基地局制御局及び交換局の機能ブ
ロック図は特に示していないが、無線基地局制御局は、
調整可インジケータや調整可能ビットレート情報を取込
んで、リソース不足時に、ビットレートの決定を行う機
能を、従来機能に付加すれば良い。そして、この機能
は、単にCPU(コンピュータ等の演算処理制御部)を
用いて、予めROM等の記録媒体に記録されている動作
制御プログラムを用いて実現することができることは明
らかである。
【0054】また、交換局は、調整可インジケータや調
整可能ビットレート情報を、発呼に設定されているサー
ビス種別により判断して、RAB設定要求メッセージへ
付加する機能を、従来機能に追加すれば良い。そして、
この機能も、CPUを用いて、予めROM等の記録媒体
に記録されている動作制御プログラムを用いて実現する
ことができることは明らかである。
【0055】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、要求
ビットレートよりも低いビットレートでユーザに対して
サービス提供ができる場合にのみ、交換局と基地局制御
局との間で、ビットレートの調整(ネゴシエート)を行
って、サービス提供をなすようにしたので、スムーズな
データ伝送が可能となるという効果がある。また、逆
に、要求ビットレートよりも低いビットレートでサービ
スが提供できない場合には、交換局と基地局制御局との
間でビットレートの調整を行わずに、呼の切断をなすの
で、無駄な信号処理をなくすことができるという効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態が適用される通信システムの
概略ブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態において、ビットレート
の調整可/不可を示す調整可インジケータが”可”を示
す場合の動作を示すシーケンス図である。
【図3】本発明の一実施の形態において、サービス種別
に対するビットレート調整可/不可及び調整可の場合に
おける調整可能なビットレートを示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態において、ビットレート
の調整可/不可を示す調整可インジケータが”不可”を
示す場合の動作を示すシーケンス図である。
【図5】本発明の他の実施の形態において、調整可能な
ビットレート情報が設定されている場合の動作を示すシ
ーケンス図である。
【図6】図4における調整可能なビットレート情報の例
を示す図である。
【図7】本発明の他の実施の形態において、調整可能な
ビットレート情報が設定されていない場合の動作を示す
シーケンス図である。
【図8】従来技術の動作の一例を示すシーケンス図であ
る。
【符号の説明】
1 コアネットワーク(交換局) 2−1,2−2 無線管理ネットワーク(無線基地局制
御局) 3−1,3−4 基地局 4 ユーザ端末 A1〜A4 セル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線サービスエリアであるセルをそれぞ
    れ有する複数の基地局と、これ等基地局を管理制御する
    基地局制御局と、前記基地局制御局及び通信網に対する
    交換機能を有する交換局とを含む通信システムであっ
    て、 前記交換局は、前記セル内に存在するユーザ端末からの
    通信サービス種別を伴う発呼に応答して、前記基地局制
    御局に対して回線設定要求メッセージを送出する際に、
    当該呼の通信サービス種別に応じた通信レート情報及び
    この通信レートが調整可能かどうかを示す調整可インジ
    ケータをも送出する手段を具備することを特徴とする通
    信システム。
  2. 【請求項2】 前記基地局制御局は、前記回線設定要求
    メッセージに応答して、前記通信レート情報及びこの基
    地局制御局が管理する回線の使用状態により回線不足を
    判断する手段と、回線不足の場合に、前記調整可インジ
    ケータの内容に従って前記通信サービスの通信レートの
    調整をなす手段とを具備することを特徴とする請求項1
    記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記基地局制御局は、前記回線不足と判
    断しかつ前記調整可インジケータが調整可能を示す場合
    には、前記呼の通信サービス種別に応じた通信レート情
    報以外の通信レート情報を決定する手段と、該決定した
    通信レート情報を応答メッセージ共に前記交換局へ返送
    する手段とを具備することを特徴とする請求項2記載の
    通信システム。
  4. 【請求項4】 前記基地局制御局は、前記回線不足と判
    断しかつ前記調整可インジケータが調整不可を示す場合
    には、前記回線設定要求は失敗である旨の応答メッセー
    ジを前記交換局へ返送する手段を具備することを特徴と
    する請求項2記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 無線サービスエリアであるセルをそれぞ
    れ有する複数の基地局と、これ等基地局を管理制御する
    基地局制御局と、前記基地局制御局及び通信網に対する
    交換機能を有する交換局とを含む通信システムであっ
    て、 前記交換局は、前記セル内に存在するユーザ端末からの
    通信サービス種別を伴う発呼に応答して、前記基地局制
    御局に対して回線設定要求メッセージを送出する際に、
    当該呼の通信サービス種別に応じた希望通信レート情報
    の他に、この希望通信レート以外の調整可能な通信レー
    ト情報をも送出する手段を具備することを特徴とする通
    信システム。
  6. 【請求項6】 前記基地局制御局は、前記回線設定要求
    メッセージに応答して、前記希望通信レート情報及びこ
    の基地局制御局が管理する回線の使用状態により回線不
    足を判断する手段と、回線不足の場合には、前記調整可
    能な通信レート情報の一つを、前記通信サービスの通信
    レートとして決定する手段とを具備することを特徴とす
    る請求項5記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 前記基地局制御局は、この決定された通
    信レート情報を応答メッセージと共に前記交換局へ返送
    することを特徴とする請求項6記載の通信システム。
  8. 【請求項8】 前記交換局は、前記基地局制御局から返
    送された通信レート情報に従って、前記呼に対して通信
    サービスの開始をなす手段を具備することを特徴とする
    請求項3または7いずれか記載の通信システム。
  9. 【請求項9】 前記調整可能な通信レートは、前記希望
    通信レートより小なる所定範囲のレートであることを特
    徴とする請求項5〜7いずれか記載の通信システム。
  10. 【請求項10】 前記調整可能な通信レートは、前記所
    定範囲において段階的に設定された複数の通信レートで
    あることを特徴とする請求項9記載の通信システム。
  11. 【請求項11】 前記基地局制御局は、前記回線不足と
    判断しかつ前記回線設定要求メッセージに前記調整可能
    な通信レート情報が含まれていない場合には、前記回線
    設定要求は失敗である旨の応答メッセージを前記交換局
    へ返送する手段を具備することを特徴とする請求項5記
    載の通信システム。
  12. 【請求項12】 前記応答メッセージには、その失敗の
    理由である回線不足を示す情報が含まれていることを特
    徴とする請求項4または11記載の通信システム。
  13. 【請求項13】 無線サービスエリアであるセルをそれ
    ぞれ有する複数の基地局と、これ等基地局を管理制御す
    る基地局制御局と、前記基地局制御局及び通信網に対す
    る交換機能を有する交換局とを含む通信方法であって、 前記交換局において、前記セル内に存在するユーザ端末
    からの通信サービス種別を伴う発呼に応答して、前記基
    地局制御局に対して回線設定要求メッセージを送出する
    際に、当該呼の通信サービス種別に応じた通信レート情
    報及びこの通信レートが調整可能かどうかを示す調整可
    インジケータをも送出するステップを含むことを特徴と
    する通信方法。
  14. 【請求項14】 前記基地局制御局において、前記回線
    設定要求メッセージに応答して、前記通信レート情報及
    びこの基地局制御局が管理する回線の使用状態により回
    線不足を判断するステップと、回線不足の場合に、前記
    調整可インジケータの内容に従って前記通信サービスの
    通信レートの調整をなすステップとを含むことを特徴と
    する請求項13記載の通信方法。
  15. 【請求項15】 前記基地局制御局において、前記回線
    不足と判断しかつ前記調整可インジケータが調整可能を
    示す場合には、前記呼の通信サービス種別に応じた通信
    レート情報以外の通信レート情報を決定するステップ
    と、該決定した通信レート情報を応答メッセージと共に
    前記交換局へ返送するステップとを含むことを特徴とす
    る請求項14記載の通信方法。
  16. 【請求項16】 前記基地局制御局において、前記回線
    不足と判断しかつ前記調整可インジケータが調整不可を
    示す場合には、前記回線設定要求は失敗である旨の応答
    メッセージを前記交換局へ返送するステップを含むこと
    を特徴とする請求項14記載の通信方法。
  17. 【請求項17】 無線サービスエリアであるセルをそれ
    ぞれ有する複数の基地局と、これ等基地局を管理制御す
    る基地局制御局と、前記基地局制御局及び通信網に対す
    る交換機能を有する交換局とを含む通信方法であって、 前記交換局において、前記セル内に存在するユーザ端末
    からの通信サービス種別を伴う発呼に応答して、前記基
    地局制御局に対して回線設定要求メッセージを送出する
    際に、当該呼の通信サービス種別に応じた希望通信レー
    ト情報の他に、この希望通信レート以外の調整可能な通
    信レート情報をも送出するステップを含むことを特徴と
    する通信方法。
  18. 【請求項18】 前記基地局制御局において、前記回線
    設定要求メッセージに応答して、前記希望通信レート情
    報及びこの基地局制御局が管理する回線の使用状態によ
    り回線不足を判断するステップと、回線不足の場合に
    は、前記調整可能な通信レート情報の一つを、前記通信
    サービスの通信レートとして決定するステップとを含む
    ことを特徴とする請求項17記載の通信方法。
  19. 【請求項19】 前記基地局制御局において、この決定
    された通信レート情報を応答メッセージと共に前記交換
    局へ返送するステップを含むことを特徴とする請求項1
    8記載の通信方法。
  20. 【請求項20】 前記交換局において、前記基地局制御
    局から返送された通信レート情報に従って、前記呼に対
    して通信サービスの開始をなすステップを含むことを特
    徴とする請求項15または19いずれか記載の通信方
    法。
  21. 【請求項21】 前記調整可能な通信レートは、前記希
    望通信レートより小なる所定範囲のレートであることを
    特徴とする請求項17〜20いずれか1つに記載の通信
    方法。
  22. 【請求項22】 前記調整可能な通信レートは、前記所
    定範囲において段階的に設定された複数の通信レートで
    あることを特徴とする請求項21記載の通信方法。
  23. 【請求項23】 前記基地局制御局において、前記回線
    不足と判断しかつ前記回線設定要求メッセージに前記調
    整可能な通信レート情報が含まれていない場合には、前
    記回線設定要求は失敗である旨の応答メッセージを前記
    交換局へ返送するステップを含むことを特徴とする請求
    項18記載の通信方法。
  24. 【請求項24】 前記応答メッセージには、その失敗の
    理由である回線不足を示す情報が含まれていることを特
    徴とする請求項16または23記載の通信方法。
  25. 【請求項25】 無線サービスエリアであるセルをそれ
    ぞれ有する複数の基地局と、これ等基地局を管理制御す
    る基地局制御局と、前記基地局制御局及び通信網に対す
    る交換機能を有する交換局とを含む通信システムにおけ
    る交換局であって、 前記セル内に存在するユーザ端末からの通信サービス種
    別を伴う発呼に応答して、前記基地局制御局に対して回
    線設定要求メッセージを送出する際に、当該呼の通信サ
    ービス種別に応じた通信レート情報及びこの通信レート
    が調整可能かどうかを示す調整可インジケータをも送出
    する手段を具備することを特徴とする交換局。
  26. 【請求項26】 無線サービスエリアであるセルをそれ
    ぞれ有する複数の基地局と、これ等基地局を管理制御す
    る基地局制御局と、前記基地局制御局及び通信網に対す
    る交換機能を有する交換局とを含む通信システムにおけ
    る交換局であって、 前記セル内に存在するユーザ端末からの通信サービス種
    別を伴う発呼に応答して、前記基地局制御局に対して回
    線設定要求メッセージを送出する際に、当該呼の通信サ
    ービス種別に応じた希望通信レート情報の他に、この希
    望通信レート以外の調整可能な通信レート情報をも送出
    する手段を具備することを特徴とする交換局。
  27. 【請求項27】 無線サービスエリアであるセルをそれ
    ぞれ有する複数の基地局と、これ等基地局を管理制御す
    る基地局制御局と、前記基地局制御局及び通信網に対す
    る交換機能を有する交換局とを含む通信システムにおけ
    る基地局制御局であって、 前記セル内に存在するユーザ端末からの通信サービス種
    別を伴う発呼に応答して前記交換局から送出された回線
    設定要求メッセージに含まれる当該呼の通信サービス種
    別に応じた通信レート情報及びこの通信レートが調整可
    能かどうかを示す調整可インジケータを受信する手段
    と、 前記通信レート情報及びこの基地局制御局が管理する回
    線の使用状態により回線不足を判断する手段と、 回線不足の場合に、前記調整可インジケータの内容に従
    って前記通信サービスの通信レートの調整をなす手段と
    を具備することを特徴とする基地局制御局。
  28. 【請求項28】 前記回線不足と判断しかつ前記調整可
    インジケータが調整可能を示す場合には、前記呼の通信
    サービス種別に応じた通信レート情報以外の通信レート
    情報を決定する手段と、 該決定した通信レート情報を応答メッセージと共に前記
    交換局へ返送する手段とを更に具備することを特徴とす
    る請求項27記載の基地局制御局。
  29. 【請求項29】 前記回線不足と判断しかつ前記調整可
    インジケータが調整不可を示す場合には、前記回線設定
    要求は失敗である旨の応答メッセージを前記交換局へ返
    送する手段を具備することを特徴とする請求項27記載
    の基地局制御局。
  30. 【請求項30】 無線サービスエリアであるセルをそれ
    ぞれ有する複数の基地局と、これ等基地局を管理制御す
    る基地局制御局と、前記基地局制御局及び通信網に対す
    る交換機能を有する交換局とを含む通信システムにおけ
    る基地局制御局であって、 前記セル内に存在するユーザ端末からの通信サービス種
    別を伴う発呼に応答して前記交換局から送出された回線
    設定要求メッセージに含まれる当該呼の通信サービス種
    別に応じた希望通信レート情報及びこの希望通信レート
    以外の調整可能な通信レート情報を受信する手段と、 前記希望通信レート情報及びこの基地局制御局が管理す
    る回線の使用状態により回線不足を判断する手段と、 回線不足の場合には、前記調整可能な通信レート情報の
    一つを、前記通信サービスの通信レートとして決定する
    手段とを具備することを特徴とする基地局制御局。
  31. 【請求項31】 この決定された通信レート情報を応答
    メッセージと共に前記交換局へ返送する手段を更に具備
    することを特徴とする請求項30記載の基地局制御局。
  32. 【請求項32】 前記調整可能な通信レートは、前記希
    望通信レートより小なる所定範囲のレートであることを
    特徴とする請求項30または31記載の基地局制御局。
  33. 【請求項33】 前記調整可能な通信レートは、前記所
    定範囲において段階的に設定された複数の通信レートで
    あることを特徴とする請求項30記載の基地局制御局。
  34. 【請求項34】 前記回線不足と判断しかつ前記回線設
    定要求メッセージに前記調整可能な通信レート情報が含
    まれていない場合には、前記回線設定要求は失敗である
    旨の応答メッセージを前記交換局へ返送する手段を具備
    することを特徴とする請求項30記載の基地局制御局。
  35. 【請求項35】 前記応答メッセージには、その失敗の
    理由である回線不足を示す情報が含まれていることを特
    徴とする請求項29または34記載の基地局制御局。
  36. 【請求項36】 無線サービスエリアであるセルをそれ
    ぞれ有する複数の基地局と、これ等基地局を管理制御す
    る基地局制御局と、前記基地局制御局及び通信網に対す
    る交換機能を有する交換局とを含む通信システムにおい
    て、 前記交換局は、前記セル内に存在するユーザ端末からの
    通信サービス種別を伴う発呼に応答して、前記基地局制
    御局に対して当該通信サービス種別に応じた通信レート
    情報を含む回線設定要求メッセージを送出する手段を有
    し、 前記基地局制御局は、前記回転設定要求メッセージ内の
    情報に基づき前記通信レート情報が調整可能かどうかを
    判断する手段を有することを特徴とする通信システム。
  37. 【請求項37】 前記回線設定要求メッセージ内の情報
    は、回線設定要求メッセージのオプションパラメータで
    あることを特徴とする請求項36記載の通信システム。
  38. 【請求項38】 前記基地局制御局の前記判断手段は、
    前記オプションパラメータが存在すれば前記通信レート
    が調整可能であり、前記オプションパラメータが存在し
    なかれば前記通信レートが調整不可能であると判断する
    ことを特徴とする請求項37記載の通信システム。
  39. 【請求項39】 前記回線設定要求メッセージは、RA
    B(Radio Access Bearer )設定要求メッセージである
    ことを特徴とする請求項37記載の通信システム。
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