JP2002124841A - 複数の増幅器段で信号を増幅する方法 - Google Patents

複数の増幅器段で信号を増幅する方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より効率的なパワー増幅器構成を提供する。 【解決手段】 本発明のパワー増幅器システムは、並列
に配置された増幅器段からなる増幅器構成により信号を
適用的に分配している。例えば本発明のパワー増幅器シ
ステムは、増幅器構成内の個々の増幅器段の動作を調整
して、例えば増幅器構成により増幅されるべき信号の情
報、例えばパワーレベルに基づいて増幅器段のパワー処
理機能を低減させる。増幅器段のこの調整された動作を
利用して、本発明のパワー増幅器システムは、複数の増
幅器段に入力信号パワーを再配分する可変パワー分割器
と、分割比率を変化させる際に、増幅器段からの増幅信
号を状況に合わせて組み合わせる、少なくとも1つの可
変の結合器とを用いる。かくして本発明のパワー増幅器
システムは、性能および/または効率を改善するため
に、変化する状況に応じて再構成可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、増幅器に関し、特
に適合型パワー増幅器の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】理想的なパワー増幅器は、波形を変化さ
せることなく入力信号を増幅させる。そのため理想的な
増幅器は、(入力信号対出力信号の)伝達関数が、線形
の特性を有し伝達関数に不連続性が存在しない。しかし
実際にはパワー増幅器は、非線形領域と線形領域を具備
した伝達関数を有する。パワー増幅器が線形領域で動作
するか非線形領域で動作するかは、入力信号の大きさ
(振幅)に依存する。出来るだけ線形領域で動作するよ
うなパワー増幅器を得るためには、パワー増幅器は、入
力信号の振幅が線形領域に入るよう設計しなければなら
ない。パワー増幅器が線形領域外で動作するような大き
さの振幅を入力信号が有すると、パワー増幅器は信号に
対し非線形成分すなわち歪みを導入してしまう。入力信
号が増幅器を圧縮させ、飽和(入力信号の振幅が増加し
ても出力信号の振幅に目立った増加が見られない)さ
せ、シャットオフ(入力信号の振幅が減少しても出力信
号の振幅に目立った減少が見られない)させるようなピ
ーク振幅値を有するときには、増幅器は過剰に駆動さ
れ、出力信号は非線形領域でクリップされたり歪んだり
する。信号を歪ませることに加えて、入力信号のクリッ
ピング、あるいは非線形歪みは、スペクトラムの再成さ
せるか、あるいは隣接するチャネルパワー(adjacentch
annel power:ACP)を生成し、これが隣接する周波
数と干渉することがある。
【0003】ワイヤレス通信システムにおいては、伝送
を行うために信号を高いパワーで増幅すると、パワー比
率(power ratios:PAR)の平均に対し非常に大きな
ピークに遭遇する。例えばTDMAシステムにおいて
は、複数のキャリア信号がパワー増幅器で増幅するため
に組み合わされると、その結果得られたPARは、大多
数のキャリア信号に対しては、約9dBとなる。CDM
Aシステムにおいては、単一負荷の1.25MHzのワ
イドキャリアは、11.3dBのPARを有することが
ある。これらの信号は線形状態で増幅して、ACPの生
成を回避しなければならない。この線形性の要件を満足
するために、パワー増幅器は、A級、AB級で動作して
いる。大きな信号のピークを線形に処理することができ
るためには、増幅器は高いバイアス電流でもってバイア
スされている。パワー比率の平均に対しバイアス電流と
ピーク電流が高いために、増幅器の効率は低い。
【0004】したがって増幅器の効率は、高いピーク電
流を線形状態で処理できる機能と反比例することにな
る。高程度の線形性を達成するためには、増幅器はA級
または若干AB級(B級に近いA級で動作するAB級動
作を意味する)で動作するようバイアスがかけられてい
る。A級動作で達成可能な理論的に最大なAC対DC効
率は50%であり、一方AB級の増幅器の効率は50
(これはA級増幅器の最大効率を表す)〜78.5%
(これはB級増幅器の最大効率を表す)の間である。A
B級の動作がA級の動作に近づくと、最大効率は低下す
ることになる。FETを採用した増幅器においては、動
作の級(クラス)は、静止(アイドル)ドレイン電流を
制御する印加されたゲート電圧にしたがって設定され
る。A級動作においてはゲート電圧は、静止ドレイン電
流がピンチオフ領域と飽和領域の間のほぼ中間にあるよ
う設定される。B級増幅器は、ピンチオフ領域近傍にあ
るようバイアスされて、その結果ドレイン電流の波形が
整流化される。AB級増幅器は、A級とB級のバイアス
ポイントの間でバイアスされる。
【0005】通常現代の無線通信システムにおいては高
い線形性が求められている為、あまり効率的ではないA
級(モード)、あるいは若干AB級(モード)の使用を
余儀なくされている。その結果、大きなDCパワーが増
幅器により消費され、その為発熱を抑制して増幅器の性
能と信頼性の低下を回避しなければならない。そのた
め、精巧なヒートシンク(熱放出体)あるいはファンの
使用が、高い線形性を採用したシステムの必要な副生産
物である。当然のことながら、これらの基地局装置のコ
スト、サイズ、重量が増加することになる。無線通信シ
ステムの利用者の数が増加するにつれて、基地局の数も
増加し、そして基地局を小型で軽く、かつ安価なものに
する必要がある。かくしてこれらの通信システム、ある
いは他のシステムにおいても、増幅器の効率を改善する
ための要求に向けられた研究が行われている。
【0006】様々な方法を用いて、線形性を許容可能な
レベルに維持しながら、より安い価格でパワー効率の良
い増幅器を使用できるようにしている。フィードフォワ
ード補正が、現代の増幅器に採用され、様々な入力パタ
ーンに対しメイン増幅器の線形性を改善している。フィ
ードフォワード補正の要点は、フィードフォワードパス
上のメイン増幅器により生成された歪みを切り離すこと
である。この歪みは、フィードフォワードパス上の修正
増幅器に与えられ、歪みを増幅するからである。フィー
ドフォワードパス上の歪みは、メイン信号パス上の歪み
と組み合わされて、メイン信号パス上の歪みを相殺して
いる。予歪み技術は、増幅器の伝達関数を考慮に入れる
ことにより、増幅する前に入力信号を歪ませている。そ
の結果理想とされる増幅信号はあらかじめ歪んだ入力信
号から得られる。この技術は、Adel A. M. Saleh and D
onald C. Cox 著の“Improving the Power-Added Effic
iency of FET Amplifiers Operating with Varying Env
elope Signals,”IEEE Transactions On Microwave The
ory and Techniques, Vol. 31, No. 1, January 1983
に開示されており、これは入力信号のエンベロープを用
いて増幅器のバイアスをダイナミックに調整して、高い
バイアスは大きなピークに遭遇したときのみかけられる
ようにしている。ベースバンド処理技術を用いて、パワ
ー増幅器の効率および/または線形性を改善させること
もできる。
【0007】ワイヤレス基地局は、A級モード、AB級
モードで動作する単一キャリア構成およびマルチキャリ
ア構成の両方で、様々な種類の無線周波数(RF増幅
器)を用いている。図1は、一般的なフィードフォワー
ドパワー増幅器10を示し、このフィードフォワードパ
ワー増幅器構成10は、メイン信号パス13上の入力信
号を増幅するメイン増幅器12と、メイン増幅器12か
ら生成された歪みを低減するために用いられる修正増幅
器14とを有する。フィードフォワード補正を行うにあ
たり、メイン増幅器12により生成された歪みは、フィ
ードフォワード(歪みキャンセル)パス161上で切り
離される。フィードフォワードパス161上で歪みを切
り離すために、カプラ17は、メイン増幅器12からの
増幅された入力信号と歪みを、結合パス18を介してカ
プラ19に戻す。一方カプラ20は、メイン信号パス1
3からの入力信号をカプラ19に与える。カプラ19
は、結合パス18からの増幅された入力信号と歪みを、
フィードフォワード(歪みキャンセル)パス161から
の入力信号と組み合わせている。かくして入力信号はキ
ャンセルされ、歪みはフィードフォワードパス161
に残る。この歪みは、修正増幅器14に与えられ、この
修正増幅器14がフィードフォワードパス161上の歪
みを増幅する。カプラ22は、メイン信号パス13上の
歪みを、フィードフォワードパス162上の歪みでもっ
て打ち消して、メイン増幅器12から生成された歪みを
低減する。
【0008】修正増幅器14を用いない他のパワー増幅
器構成も、信号の線形歪みを低減するために用いること
ができる。例えば、修正増幅器14を第2の増幅器でも
って置換して、この増幅器でもとの入力信号を増幅し、
そしてこの増幅されたもとの入力信号を組み合わせて、
歪みを低減しながら増幅信号を得る。例えば米国特許第
5917375号(発行日:1999年6月29日、発
明の名称:“Low Distortion Amplifier Circuit with
Improved Output Power”)は、複数の増幅器を用いた
パワー増幅器構成を開示している。
【0009】図1の実施例においては、メイン増幅器1
2は、類似の増幅器の並列増幅段として構成され、メイ
ン増幅器12の出力パワーを各増幅段26a−dでもっ
て増加させながら、個々の増幅器と同じゲインを提供し
ている。メイン増幅器12は、1:2のスプリッタ24
a−cを有し、これらが並列に配置された増幅器段26
a−dに入力信号を分配している。2:1の結合器28
a−cは、並列に配置された増幅器段26a−dの出力
を組み合わせて、メイン信号パス13上に増幅信号を生
成している。メイン増幅器12は、個々の増幅器段26
a−dと同一ゲインを有するが、メイン増幅器12のパ
ワー処理機能は、個々の増幅器段26a−dのパワー処
理機能により増加している。同じく修正増幅器14は、
類似の増幅器の並列増幅段として構成され、修正増幅器
14の出力パワーを各増幅段32a、bでもって増加さ
せながら、個々の増幅器と同じゲインを提供している。
修正増幅器14は、1:2のスプリッタ30を有し、こ
れらが並列に配置された増幅器段32a,32bに入力
信号を分配している。2:1の結合器34は、並列に配
置された増幅器段32a,32bの出力を組み合わせ
て、修正増幅器を生成している。修正増幅器14は、個
々の増幅器段32a、32bと同一ゲインを有するが、
修正増幅器14のパワー処理機能は、個々の増幅器段3
2a、32bのパワー処理機能により増加している。
【0010】ここに開示したフィードフォワード構成に
おいては、メイン増幅器12はCDMA、TDMA、F
DMAの基地局内の最大の全電力消費機器である。高い
ピークパワーが存在する可能性があるために、メイン増
幅器12は、ピークパワーが発生した場合それを処理で
きるだけの高い電流でもってバイアスされている。かく
してメイン増幅器12の効率は、30%以下である。こ
のような低効率により、高電力消費、バッテリーのバッ
クアップタイムが短くなり、信頼性が低下し、かつ動作
温度が高くなる欠点につながる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、より効率的なパワー増幅器構成を提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のパワー増幅器シ
ステムは、並列に配置された増幅器段からなる増幅器構
成により、信号を適用(自動)的に分配している。例え
ば、本発明のパワー増幅器システムは、増幅器構成内の
個々の増幅器段の動作を調整して、例えば増幅器構成に
より増幅されるべき信号の情報、例えばパワーレベルに
基づいて増幅器段のパワー処理機能を低減させる。増幅
器段のこの調整された動作を利用して、本発明のパワー
増幅器システムは、複数の増幅器段に入力信号パワーを
再配分する可変パワー分割器と、分割比率を変化させる
際に、増幅器段からの増幅信号を状況に合わせて組み合
わせる少なくとも1つの可変の結合器とを用いる。かく
して本発明のパワー増幅器システムは、性能および/ま
たは効率を改善するために、変化する状況に応じて再構
成可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例にかかる適合型
パワー増幅器システムを図2に示す。図2の多段の増幅
器構成40の動作において、メイン増幅器41のパワー
処理機能は、信号パワーの分配および増幅された信号の
組合せとともに、個々の増幅器段26a−dの動作を制
御することにより変更できる。この実施例においては、
メイン増幅器41は、並列に配置された増幅器段26a
−dを有する。制御プロセッサ42は増幅器制御信号を
受領し、この増幅器制御信号は、カプラ46から得ら
れ、ローパスフィルタ47によりフィルタ処理されたメ
イン信号パス13上の信号のレプリカを受領するパワー
検出器44からの上流方向信号パワー検出情報であり、
これによりメイン増幅器41により増幅されるべきメイ
ン信号パス13上の信号の、例えば全平均パワー、ある
いはピークパワーのようなパワーを表示する信号を生成
する。制御情報に応答して、あるいは増幅器段の動作の
変化に応答して、制御プロセッサ42は制御信号を可変
パワー分割ネットワーク48に与え、複数の増幅器段2
6a−dの間に入力信号パワーの変動分あるいは比例分
を再分配する。
【0014】入力信号の一部が増幅された後、可変結合
ネットワーク50はこの増幅された信号部分を組み合わ
せて、増幅器段からの増幅された信号部分が増幅された
出力信号の変動部分すなわち比例部分となるようにす
る。かくして、適合型のパワー増幅器システムは、信号
パワーを複数の増幅段に分配して、この分配された増幅
パワーを変動部分あるいは比例部分に応じて再結合し
て、より効率的かつ改善した性能を提供する。信号成分
は、入力信号、増幅された信号のレプリカ、あるいは信
号成分とも称し、そして入力信号または増幅された信号
の位相変調表示、あるいは信号成分からなる信号であ
り、あるいは可変パワー分割ネットワーク48により生
成された入力信号のレプリカあるいは信号成分の位相シ
フト表示であり、そして増幅器段で増幅される。本明細
書においては、信号部分、レプリカおよび/または信号
成分は、同意語として用いており、これらは信号部分の
結合、分割、組合せ、あるいはレプリカおよび/または
信号成分から生成される。信号部分は、信号成分、入力
信号、出力信号あるいは他の信号成分に対するレプリ
カ、あるいは信号部分とも称し、例えば信号部分の入力
信号、出力信号、あるいは他の信号部分に対する比率
(比例)である。
【0015】本発明の一実施例によれば、制御プロセッ
サ42により得られた制御情報は、上流方向信号構築情
報、上流方向信号パワー情報および/または他の制御情
報を含む。さらに、あるいはこれに代わるものとして、
制御プロセッサ42は、メイン信号パス13上の測定を
直接実行することなく、増幅されるべき信号を記述する
他の信号情報を受領し、例えばこれは増幅すべき信号に
対する構成、信号成分、あるいは構造に関する情報であ
り、例えば、増幅すべき信号と、キャリアの種類(例、
CDMA、TDMA、FDMA)と、および/または信
号がユーザに対して生成されるユーザの数である。増幅
器制御信号は、基地局制御器52と無線回路54および
/または切換結合回路56によりカプラ46を介して与
えられる。制御プロセッサ42あるいはその一部は、基
地局制御器52、無線回路54、および/または切換結
合回路56内に配置することも可能である。制御プロセ
ッサ42は、制御信号を受領して、メイン増幅器41の
動作に適合する制御信号、例えば高速のパワーアップ制
御信号を受領する。
【0016】この実施例においては、制御プロセッサ4
2は、基地局制御器52をメイン増幅器41の増幅器段
26a−d動作を制御するために具備する。制御プロセ
ッサ42は調整されたバイアス電流を、増幅器段26a
−dに与えて、個々の増幅器段26a−dの動作を調整
する。例えば、メイン増幅器41内の増幅器段26a−
dをオン/オフする。実施例によっては、制御プロセッ
サ42は制御情報に基づいて、あるいは増幅器段の不具
合(故障)等に応答して、メイン増幅器41内の増幅器
段26a−dの少なくとも1つの動作特性を調整する。
例えば、制御プロセッサ42は増幅器段26a−dのバ
イアス電圧および/またはソース電圧を調整して、メイ
ン増幅器41の増幅器段26a−dの少なくとも1つの
動作特性を変更する。メイン増幅器41および/または
増幅器段26a−dの動作特性は、パワー処理機能、例
えばピークパワー処理機能、メイン増幅器41または増
幅器段26a−dの動作クラス(例A級、AB級)およ
び/またはメイン増幅器41および/または増幅器段2
6a−dが動作する伝達関数の一部を含む。
【0017】例えば個々の増幅器段26a−dが、10
0Wのパワー処理機能を有する場合には、メイン増幅器
12は、100Wと並列に配置されたパワー増幅器段の
段数との積だけのパワー処理機能を有する。かくしてこ
の実施例においては、メイン増幅器12は400Wのピ
ークパワーを処理できる。増幅すべき信号の検出された
パワーレベルが、特定のパワーレベル、例えば300W
以下の場合には、制御プロセッサ42は制御信号を増幅
器段26a−dに与えて、1つあるいは複数の増幅器、
例えば増幅器段26dをシャットオフする。増幅器段2
6a−dは、ソース電圧またはバイアス電圧あるいはそ
の両方を切ることによりシャットオフすることができ
る。増幅器をシャットオフすることによりパワー増幅器
の効率(消費したDCパワーに対する出力パワー)が改
善されるが、その理由はDCパワーの消費を減らしなが
ら出力パワーを一定に維持できるからである。
【0018】制御信号に応答してあるいは増幅器段の切
りに応答して、制御プロセッサ42は、制御信号57を
可変パワー分割ネットワーク48に与えて、信号パワー
を増幅器段26a−dの間で分配する。制御プロセッサ
42は、制御信号58を可変結合ネットワーク50に与
えて、増幅器段26a−dの出力を再結合して、増幅さ
れた出力信号に対する比率を変える、例えば増幅器段2
6a−dに分配される信号パワーの変動比率を反映する
比率を変える。
【0019】この実施例においては、可変パワー分割ネ
ットワーク48は、1:2可変パワー分割器60a−c
から構成されている。各1:2可変パワー分割器60a
−cは、その入力点で受領した信号からパワーの変動可
能な比率を有する受信信号の2個のレプリカに分離す
る。例えば各スプリッタは、受信信号を、受信信号の1
/2のパワーで受信信号の2つのレプリカに分離する
か、あるいは受信信号の分離比率を変えて、全パワーの
受信信号のレプリカ(幾分かの減衰量を除いて)を、2
つの出力ポートのうちの一方の出力ポートに与え、他方
の出力ポートには信号は与えない(あるいは非常に低い
パワーレベルの信号しか与えない)。各1:2可変パワ
ー分割器60a−cは、受信した信号パワーに対する変
動比率あるいは変動部分でもって受信信号のレプリカあ
るいは信号成分を生成することができる。可変分割器
は、複数の出力ポートを持つ単一の可変分割器で構成す
ることもできる。この実施例においては、各1:2可変
パワー分割器60a−cは、1:2可変パワー分割器6
0a−c上の4番目のポートは50Ωの負荷を具備させ
て、インピーダンスマッチングを図っている。できるだ
け小さなパワー(理想的にはパワーゼロ)が50Ωの負
荷に与えられる。
【0020】例えば増幅器段26dをシャットダウン
(機能停止)させる場合には、制御プロセッサ42は制
御信号57を可変パワー分割ネットワーク48に与え
て、パワーを活性状態にある増幅器段26a−cに分配
して増幅させる。例えば制御信号は、1:2可変パワー
分割器60aへの入力信号の信号パワーの分配を変更す
ることができ、例えば信号パワーの2/3の入力信号の
レプリカを、1:2可変パワー分割器60bへの出力ポ
ート(上段)に与えて、信号パワーの1/3の入力パワ
ーのレプリカを、1:2可変パワー分割器60cへの出
力ポート(下段)に与えることができる。1:2可変パ
ワー分割器60bへの制御信号は、パワーの分配率を変
化させて、その結果2/3の信号パワーのパワーが、増
幅器段26a−cの出力ポートの間で等しく分割するで
きるようにすることができる。したがって、増幅器段2
6aは、1/3のパワーの入力信号のレプリカを受領
し、増幅器段26bは同じく1/3のパワーの入力信号
のレプリカを受領する。1:2可変パワー分割器60a
により1:2可変パワー分割器60cに与えられた1/
3のパワーの入力信号は、1/3のパワーの全部が増幅
器段26cに与えられて、増幅され、そして非活性状態
の増幅器段26dにはパワーは与えられない。
【0021】増幅後、可変結合ネットワーク50は、活
性状態の増幅器段26a−cからの入力信号の増幅され
たレプリカを結合し、そしてこれは、増幅器段26a−
dの間で入力信号パワーを分配する際に用いられた信号
パワーの比率を反映するようにして行い、増幅された信
号を所望のレベルで与える。この実施例においては、可
変結合ネットワーク50は、2:1の可変パワー結合器
64a−cの組合せからなる。各2:1の可変パワー結
合器64a−cは、受信した増幅部分の変動比率を用い
て、増幅された部分を合成して、合成出力信号を与え
る。例えば各1:2可変パワー分割器60a−cは、受
信した増幅部分のそれぞれのパワーを組み合わせるか、
あるいは2:1の可変パワー結合器64a−cは、受信
信号の組み合わされた出力が、2つの入力ポートの一方
のポートにおける、増幅された部分からのパワーのほと
んど全部から構成されるようにすることができる。各
2:1の可変パワー結合器64a−cは、入力ポートお
よび/または出力ポートで、信号のパワーに対する変動
比率あるいは変動部分を用いて組み合わせ信号を構成す
ることができる。可変結合器は、複数の入力ポートを有
する単一の可変結合器を形成するよう構成することがで
きる。この実施例においては、各2:1の可変パワー結
合器64a−cにおいては、各2:1の可変パワー結合
器64a−cの4番目のポートは、インピーダンスマッ
チング用に、50Ωの負荷を接続するよう示されてい
る。50Ωの負荷に向けられ消費されるパワーは、でき
るだけ小さくなければならない(ゼロが理想である)。
【0022】この実施例においては、制御プロセッサ4
2は制御信号58を可変結合ネットワーク50に与え
て、活性状態の増幅器段26a−cからのパワーを組み
合わせ、その結果、可変結合ネットワーク50に入る信
号は、変動する比例部分に応じて重ね合わせて組み合わ
されて、増幅された出力信号を生成する。例えば、2:
1の可変パワー結合器64aへの制御信号は、増幅器段
26a、bからの増幅された信号部分の組合せを変化さ
せて、2:1の可変パワー結合器64aから2:1の可
変パワー結合器64cへの出力点で等しくなるよう増幅
された信号部分を組み合わせることができる。2:1の
可変パワー結合器64bへの制御信号は、パワーの組合
せを変動させ、その結果、活性状態にある増幅器段26
cからの増幅された信号部分のパワーが、2:1の可変
パワー結合器64bから2:1の可変パワー結合器64
cへの出力点における組み合わされた出力信号の全部分
(例えば理想的には100%)を構成するようにするこ
とができる。上記の実施例においては、増幅器段26d
が非活性状態で、他の増幅器段が同様に動作するものと
すると、2:1の可変パワー結合器64aからの出力
は、2:1の可変パワー結合器64bの出力の約2倍の
パワーレベルを有する。2:1の可変パワー結合器64
cは、2:1の可変パワー結合器64a、64bからの
出力を受領し、これらの信号を相乗して組み合わせて、
2:1の可変パワー結合器64aからの信号は、2:1
の可変パワー結合器64cから出力された信号の量より
も、増幅された出力信号が2倍となるようにすることが
できる。
【0023】他の実施例においては、増幅すべき信号の
パワーレベルが上記の実施例よりもさらに低い場合、例
えば第2のしきい値レベル(例えば200W、あるいは
メイン増幅器41の最大ピークパワー処理機能の50
%)よりも低い場合には、制御プロセッサ42は、さら
に増幅器、例えば増幅器段26c、dを切り離すことが
できる。同一の動作特性を有する並列に配置された4個
の増幅器段26a−dを具備するこの実施例において
は、メイン増幅器41のピークパワー処理機能は、25
%ごとに調整できる。メイン増幅器41が、同一の動作
特性でもって動作する、6個の並列に配置された増幅器
段を有する場合には、メイン増幅器41のピークパワー
処理機能は、増幅器段を駆動したり切り離したりするこ
とにより、16.7(100/6)%ごとに調整するこ
とができる。
【0024】増幅器段26c−dが切り離された場合に
は、制御プロセッサ42は制御信号57を可変パワー分
割ネットワーク48に与えて、例えば1:2可変パワー
分割器60aに与えて、入力信号パワーを理想的には1
00%活性状態の増幅器段26a−b用の1:2可変パ
ワー分割器60bに与えて、非活性状態の増幅器段26
c−d用の1:2可変パワー分割器60cにはパワーは
与えないようにする。この実施例においては制御プロセ
ッサ42は、制御信号を1:2可変パワー分割器60b
に与えて、その結果1:2可変パワー分割器60aから
のパワーは、活性状態の増幅器段26a−bの間で等し
く分配されるようにする。増幅後、可変結合ネットワー
ク50は、制御プロセッサ42からの制御信号に応答し
て、活性状態の増幅器段26a−bからの信号の増幅部
分を組み合わせる。これは例えば、2:1の可変パワー
結合器64aを用いて、増幅器段26a−bからの増幅
された信号を相乗して組み合わせ、その結果得られた信
号を2:1の可変パワー結合器64cに与えるようにす
る。2:1の可変パワー結合器64cは、2:1の可変
パワー結合器64aから出力された信号の全部すなわち
理想的には100%(伝送ラインやケーブルの損失を除
いて)を用い、増幅された出力信号が2:1の可変パワ
ー結合器64cから生成される。
【0025】この実施例においては、可変パワー分割ネ
ットワーク48の1:2可変パワー分割器60a−c
と、可変結合ネットワーク50の2:1の可変パワー結
合器64a−cは、可変カプラ構成であり、これが入力
ポートと出力ポートの間の信号パワーの分配率を変え
る。図3は、可変カプラ構成65を示し、この第1カプ
ラ66は、第1入力ポート67(V1)と第2入力ポー
ト68(V2)における信号を位相シフトして組み合わ
せる、そして第1出力ポート69(V3)、第2出力ポ
ート70(V4)に組み合わされた信号部分を生成す
る。位相シフタ71は、第1出力ポート69(V3)と
第2出力ポート70(V4)において、組み合わされた
信号成分の間で相対的な位相調整を行い、第2カプラ7
2により組み合わされた信号部分の間で所望の結合を提
供する。第2カプラ72は、第1入力ポート73(V
5)、第2入力ポート74(V6)における組み合わさ
れた信号成分を位相シフトさせ、それらを組み合わせ
る。その結果、第2カプラ72の第1出力ポート75
(V7)、第2出力ポート76(V8)における信号成
分の組合せが、それらの間における所望の振幅および/
または位相を有する。例えば、この組み合わされた信号
成分を再度組み合わせて、出力ポートに第1入力ポート
67、第2入力ポート68における信号のレプリカを生
成することができる。これは、位相シフタ71により導
入された位相シフトによって、入力信号の変動パワー部
分を用いて行われる。
【0026】この実施例においては、第1カプラ66は
3dB90度ハイブリッドカプラであり、第1入力ポー
ト67における信号(1/2のパワー)は、第1出力ポ
ート69において、第2入力ポート68の信号の90度
位相がシフトしたもの(1/2パワー)と組み合わされ
る。第1入力ポート67における信号(1/2パワー)
は、90度位相がずれており、第2入力ポート68の信
号(1/2パワー)と第2出力ポート70で組み合わさ
れる。この実施例において、位相シフタ71はパス77
の上に配置され、第2出力ポート70からのパス77上
の信号と、第1出力ポート69からのパス78上の信号
との間の相対的位相調整を行う。位相シフタ71は、機
械的に実現することができ、例えば異なる位相ラインに
接続されたスイッチ、あるいは電気的に例えば可変のキ
ャパシタ、バラクタを用い、そしてこれらはいずれの実
施例においても、パス77の上に配置される。
【0027】位相シフタ71は、パス77上の位相調整
された結合信号成分を、第2カプラ72の第2入力ポー
ト74に与え、そしてこの第2カプラ72もまた3dB
90度ハイブリッドカプラである。第1入力ポート73
における結合信号成分の一部は、第2カプラ72の第1
出力ポート75に向けられ、第2カプラ72の第1入力
ポート73における組合せ信号成分とともに、90度位
相シフトとされる。第2入力ポート74における組み合
わされた信号成分の一部は、90度位相シフトされ、第
2カプラ72の第1出力ポート75に、第2カプラ72
の第1入力ポート73の組合せ信号成分とともに向けら
れる。第2カプラ72の第1入力ポート73における組
合せ信号成分の一部は、第2カプラ72の第1出力ポー
ト75に、90度位相シフトされた第2入力ポート74
の組合せ信号成分の一部とともに向けられる。
【0028】第1出力ポート75または第2出力ポート
76で、同位相の組合せ信号成分の一部は、第1出力ポ
ート75または第2出力ポート76で相乗して組み合わ
される。組み合わされた信号成分の一部が、第1出力ポ
ート75または第2出力ポート76で位相が合っていな
いときには、相殺して(打ち消し会って)組み合わせ、
組み合わされた信号成分の一部は電力を消費せず、パワ
ーは他の第2出力ポート128または第1出力ポート1
32に残る。以下の式で示すように、位相シフタ71
は、パス77と78上の組合せ信号成分の間の相対的位
相シフトを与え、第1入力ポート67、第2入力ポート
68と、第1出力ポート75、第2出力ポート76の間
のパワー、あるいは電圧の分配を変更する。例えば、V
1とV2がそれぞれ、第1入力ポート67、第2入力ポ
ート68の信号の電圧であるとし、そしてθは位相シフ
タ71により導入される位相シフト量とすると、可変カ
プラ構成65の動作は次式で特徴付けることができる。
【数1】
【0029】したがって、位相シフタ71が0度の位相
シフトを導入した場合、V7=V2ej90で、V8=V
1になる。位相シフタ71が180度の位相シフトを導
入すると、V7=V1で、V8=V2になる。位相シフ
タ71が90度の位相シフトを導入すると、
【数2】 終端装置例えば50Ωの端末を提供することにより、第
1入力ポート67または第2入力ポート68において、
可変カプラ構成65は可変分割器として動作できる。こ
こでV1またはV2は0に等しい。端末、例えば50Ω
端末を具備することにより、第1出力ポート75または
第2出力ポート76においては、可変カプラ構成65は
可変結合器として動作することができる。ここでV7ま
たはV8は、出力ポートである。
【0030】図4は、図2の多段の増幅器構成40内
で、1:2可変パワー分割器60a−cとして用いられ
る可変分割器80の実施例を示す。カプラ81は、パワ
ーレベルPの入力信号を入力ポート82(V2)で受領
し、第2出力ポート83、第1出力ポート84に入力信
号のレプリカを生成する。位相シフタ85は、第2出力
ポート83と第1出力ポート84の入力信号のレプリカ
の間で相対的な位相調整を行い、その結果、カプラ86
におけるレプリカの組合せが、第2出力ポート87(V
8)、第1出力ポート88(V7)における入力信号の
組合せ信号レプリカに対する所望のパワーレベルあるい
は電圧レベルを与える。この実施例においてはカプラ8
1は、3dB90度ハイブリッドカプラであり、これは
パス89上のP/2のパワーレベルの入力信号と同じ位
相の、第2出力ポート83(V4)の信号のレプリカを
生成する。カプラ81は、第1出力ポート84(V3)
に入力信号のレプリカを生成し、これは90度に位相が
シフトし、そのパワーはP/2である。この実施例にお
いては、位相シフタ85はパス89上に配置され、パス
89とパス90上の信号のレプリカの間で相対的な位相
調整を行うが、これはパス89のレプリカの位相を調整
することにより、パス89とパス90上の信号のレプリ
カの間に相対的な位相調整を与える。位相シフタ85
は、機械/電気的に実行することもできる。例えば、異
なる位相ラインへの切換装置を用いて機械的に、あるい
は例えば可変のキャパシタまたはバラクタを用いて電気
的に実現することができる。
【0031】位相シフタ85は、パス89上の位相調整
したレプリカを、カプラ86の第2入力ポート92に与
える、この実施例においてカプラ86は、3dBの90
度ハイブリッドカプラである。第2入力ポート92にお
ける信号のパワーの一部(この実施例においては、パス
89上の信号のパワーの1/2、あるいはP/4)は、
カプラ86の第2出力ポート87(V8)に、90度だ
け位相シフトした第1入力ポート94上の信号のパワー
の一部(パス90上の信号のパワーの1/2、あるいは
P/4)とともに向けられる。90度遅延した(位相シ
フトした)第2入力ポート92の信号のパワーの一部
(パス89上の信号のパワーの1/2、あるいはこの実
施例においてはP/4)が、カプラ86の第1出力ポー
ト88(V7)に、第1入力ポート94の信号のパワー
の一部(パス90上の信号の1/2、あるいはP/4)
とともに向けられる。第2出力ポート87または第1出
力ポート88で同位相のレプリカのこれらの部分からの
電圧は、相乗して組み合わされて、それぞれ第2出力ポ
ート87または第1出力ポート88で生成される。レプ
リカの一部からの電圧が、第2出力ポート87または第
1出力ポート88で位相がずれている場合には、これら
のレプリカの部分はそれぞれ、うち消される(相殺され
パワーを消費しない)。かくして、第2入力ポート92
における信号成分は、第1入力ポート94の信号成分と
組み合わされ、その結果カプラ86における信号の組合
せが、第2出力ポート87および/または第1出力ポー
ト88において所望のパワーレベルで入力信号のレプリ
カを提供する。
【0032】次に図4の実施例の動作について説明す
る。位相シフタ85が第2出力ポート83における入力
信号のレプリカ(V2)に対し、0度の位相シフトを導
入する場合(位相シフトさせない場合)には、パス89
上の入力信号のレプリカ(V2)は、カプラ86の第2
入力ポート92にP/2のパワーレベルで位相シフト量
が0で与えられる。V2からのパワーレベルがP/2の
入力信号のレプリカは、第1入力ポート94に90度位
相シフトして与えられる。第2入力ポート92の信号は
分割されて、カプラ86内で第2出力ポート87と第1
出力ポート88に分配される。信号の一部は、第2出力
ポート87で0度の位相シフトでもって与えられる。信
号の一部はまた、90度の位相シフトでもって第1出力
ポート88に与えられる。第1入力ポート94における
信号は分割され、第2出力ポート87と第1出力ポート
88に分配される。信号の一部は、第1出力ポート88
に90度の全位相シフト量に対し位相シフトせずに与え
られ、また信号の一部は、全シフト量に対し180度だ
け位相シフトされた後、第2出力ポート87に与えられ
る。第1出力ポート88において、第2入力ポート9
2、第1入力ポート94からの信号部分は、90度同位
相で相乗して組み合わされて、入力信号のレプリカ(V
2)を生成する。第2出力ポート87においては、入力
信号のレプリカは、180度位相がずれており、それら
が相互作用してパワーを生成しない。かくして、第2出
力ポート87におけるパワーレベルは0であり、第1出
力ポート88におけるパワーレベルはPである。
【0033】位相シフタ85が、第2出力ポート83に
おける入力信号のレプリカ(V2)に180度の位相シ
フトを導入すると、パス89上の入力信号のレプリカ
(V2)は、カプラ86の第2入力ポート92に180
度の位相シフト量でP/2のパワーレベルで導入され
る。P/2のパワーレベルの入力信号のレプリカは、第
1入力ポート94に90度位相シフトして与えられる。
第2入力ポート92における信号は分割され、第2出力
ポート87と第1出力ポート88にカプラ86内で分配
される。信号の一部は、第2出力ポート87に180度
位相シフトして与えられ、また信号の一部は、第1出力
ポート88に270度の全シフト量に対し、90度の位
相シフトでもて与えられる。パス90における信号もま
た分割されて、第2出力ポート87と第1出力ポート8
8に分配される。信号の一部は、第1出力ポート88に
90度の全シフト量に対し位相シフトせずに与えられ、
また信号の一部は180度の全シフト量に対し90度だ
け位相シフトした後、第2出力ポート87に与えられ
る。第2出力ポート87において、第2入力ポート9
2、第1入力ポート94からの信号の一部は、180度
同位相で相乗して組み合わされて、入力信号のレプリカ
(V2)を生成する。第1出力ポート88においては、
270度と90度で180度位相がずれた入力信号の一
部は、相互作用してパワーを生成しない。かくして、第
2出力ポート87におけるパワーレベルはPで、第1出
力ポート88におけるパワーレベルは0である。
【0034】位相シフタ85が、第2出力ポート83か
らの入力信号(V2)のレプリカに対し90度の位相シ
フトを導入した場合には、パス89上の入力信号のレプ
リカ(V2)が、カプラ86の第2入力ポート92に9
0度の位相シフトとP/2のパワーレベルでもって与え
られる。P/2のパワーレベルの入力信号のレプリカ
が、第1出力ポート84に90度の位相シフトをもって
与えられ、パス90が第1出力ポート84からの信号を
第1入力ポート94に与える。第2入力ポート92にお
ける信号が分割され、カプラ86内で、第2出力ポート
87と第1出力ポート88に分配される。信号の一部
は、第2出力ポート87に90度の位相シフトをもって
与えられ、また信号の一部は、第1出力ポート88に1
80度の全シフト量に対し90度の位相シフトをもって
与えられる。第1入力ポート94における信号は分割さ
れ、カプラ86内で第2出力ポート87と第1出力ポー
ト88に分配される。信号の一部は、第1出力ポート8
8に90度の全シフト量に対し位相シフトなしに与えら
れ、また信号の一部は、180度の全シフト量に対し9
0度位相シフトした後、第2出力ポート87に与えられ
る。第2出力ポート87においては、第2入力ポート9
2と第1入力ポート94からの入力信号の一部はそれぞ
れ、180度と90度で90度位相がずれて与えられ、
ベクトル的90度位相のずれた信号を合成して、P/2
のパワーレベルの信号を生成する。第1出力ポート88
においては、第2入力ポート92、第1入力ポート94
からの入力信号の一部はそれぞれ、180度と90度位
相がずれている。かくして入力信号のレプリカの間で、
位相シフタ85により導入された相対的な位相シフトを
調整することにより、入力信号の信号成分は、変動比率
のパワーレベルでもって出力信号を生成するよう組み合
わされる。
【0035】図4の可変分割器80においては、V1=
0のときには、第1出力ポート88の電圧(V7)と第
2出力ポート87の電圧(V8)は以下の式で与えられ
る。
【数3】 V7とV8の振幅は次式で与えられる。
【数4】 第2出力ポート87と第1出力ポート88におけるパワ
ーレベル間のパワー比率は、位相シフトφを変えること
により変えることができる。出力ポート87の電圧(V
8)と第1出力ポート88の電圧(V7)の間のパワー
比率Rは次式で与えられる。
【数5】 かくして、入力信号が等しく分解されるためには、R=
1→cosφ=0→φ=90である。入力信号を2/3
と1/3に分離するためには、R=2→cosφ=1/
3→φ=70.5゜
【0036】この実施例においては、V7とV8の位相
は同一であるとして示されている。V7=90゜+α、
2α+ω=180゜で、ω=180−φ、2α+180
−φ=180の場合には、α=φ/2となる。かくして
V7の角度は、90+φ/2に等しい。V8=φ+αと
2α+φ=180の角度では、α=90−φ/2とな
り、V8の角度は90+φ/2となる。
【0037】図5は、図2の多段の増幅器構成40内で
2:1の可変パワー結合器64a−cとして用いられ
る、可変結合器100の実施例を示す。カプラ102が
メイン信号パス13上で入力信号の増幅部分を受領し、
これが可変パワー分割ネットワーク48により分割され
てその後増幅される。この実施例においては、第1増幅
部分は、第2入力ポート104がP1のパワーレベルで
受領し、第2増幅部分は、第1入力ポート106がP2
のパワーレベルで受領する。カプラ102は、第2入力
ポート104と第1入力ポート106の増幅された部分
のレプリカあるいは信号成分を位相シフトし組み合わせ
る。増幅部分の間の相対的位相シフト量および/または
増幅部分を含む信号間の相対的位相シフト量によって
は、位相シフタ114は、第2出力ポート110と第1
出力ポート112の信号成分の間に相対的に位相調整を
与え、その結果増幅部分の信号成分の組合せは、信号成
分間の適宜の位相関係を持って生成され、その結果、信
号成分は、可変結合器100および/または可変結合ネ
ットワーク50の第2出力ポート128(V8)で所望
の比率を用いて、第2入力ポート104と第1入力ポー
ト106における増幅信号部分の比率と組み合わされ
る。実施例によっては、相対的な位相調整は、可変パワ
ー分割ネットワーク48による信号成分間に導入された
相対的位相調整を反映して、第2出力ポート128にお
ける所望の位相関係で信号成分が整合して、信号成分の
所望の組合せを生成するようにしている。
【0038】この実施例においては、カプラ102は3
dB90度ハイブリッドカプラで、このカプラ中で、第
2入力ポート104の信号のレプリカは、第2出力ポー
ト110で90度位相シフトした第1入力ポート106
における増幅信号成分のレプリカと組み合わされる。第
2入力ポート104における増幅された信号部分のレプ
リカは、90度位相シフトされ、第1出力ポート112
で第1入力ポート106における増幅された信号部分の
レプリカと組み合わされる。この実施例においては、位
相シフタ114は、パス122上にあり、第2出力ポー
ト110からのパス122上の信号成分と、第1出力ポ
ート112からのパス124上の信号成分との間の相対
的位相調整を与える。位相シフタ114は機械的に例え
ば異なる位相ラインへの切り換えにより、あるいは電気
的に例えば可変キャパシタあるいはバラクタを用いて実
現することができる。
【0039】位相シフタ114は、パス122上の位相
調整された組合せ信号部分(成分)をカプラ116の第
2入力ポート126に与える。カプラ116はこの実施
例では3dB90度ハイブリッドカプラである。第2入
力ポート126における信号成分のパワーの一部は、カ
プラ116の第2出力ポート128に、第1入力ポート
130における信号成分のパワーの一部とともに向けら
れる。そしてこれは90度遅延している。出力ポートに
おいて、同位相の信号成分の部分は相乗して組み合わさ
れ、第2出力ポート128または第1出力ポート132
における位相がずれた信号成分の部分は相殺して組み合
わされる。50Ωの負荷を有する、すなわ終端された第
1出力ポート132で電力を消費しないために、パス1
22と124上の信号成分は、電圧(V7)が第1出力
ポート132で打ち消し合い、実質的にすべてのパワー
が第2出力ポート128(V8)に与えられるような位
相と振幅関係を持って与えられる。位相シフタ114
は、パス122と124上の信号成分間に、相対的な位
相シフトを与え、その結果電圧は、第2出力ポート12
8における出力信号は、出力ポートにおける信号パワー
の所望の比率を用いて生成される。実施例によっては、
位相シフタ114は、与えられた位相シフトを反映する
位相シフトを提供し、そして入力信号のレプリカは、可
変分割器により分割される。かくして第2入力ポート1
26における信号成分の一部は、第1入力ポート130
における信号成分の一部と組み合わされ、その結果、カ
プラ116における組み合わされた信号(同一および/
または異なる位相レベルおよび/またはパワーレベルで
の入力信号の信号成分)が、所望のパワーレベル(ある
いは電圧レベル)で、かつ所望の位相関係(例えば、第
2出力ポート128において100%同位相)を有する
成分を有する増幅信号を与える。
【0040】図5の可変結合器100内では、
【数6】 である。V7は、2つの成分V71とV72が振幅が等し
く、位相が180度ずれているものからなり、ただしφ
は適宜選択されたものである(例えば、比率Rの可変分
割器の対応するレベルに対し、位相シフトに対応し
て)。その結果、電圧V7は0(うち消された)、そし
てすべてのパワーはポートV8で与えられる。例えば、
【数7】 である。V71とV72の振幅は次式で与えられる。
【数8】 2つの信号成分のパワー比率は次式で与えられる。
【数9】 |V71|と|V72|が等しい場合には、
【数10】 かくしてφが
【数11】 の場合には、|V71|=|V72|となる。この実施例
においては、V71、V72は、180度位相がずれてい
る。V71に対しては、2α+φ=180で、これによ
りα=90−φ/2となる。かくしてV71の角度がφ
/2−90に等しくなる。V72に対してはω=180
−φで、2α+ω=180、2α+180=180で、
これはα=φ/2となる。かくしてV72の角度は90
+αに等しく、これはφ/2+90に等しくなる。かく
してV71とV72の組合せは180度位相がずれてい
る。
【0041】次に、可変結合器100の動作について説
明する。カプラ102の第2出力ポート110の増幅部
分は、第2入力ポート104からのP2/2のパワーレ
ベルで、位相シフト量が0の信号成分V2と、第1入力
ポート106からのパワーレベルがP1/2の90度位
相シフトしたV1とを含む。第1出力ポート112にお
いては、この増幅部分は、第1入力ポート106からの
P1/2のパワーレベルで位相シフト量が0の信号成分
V1(0)と、第2入力ポート104からのP2/2の
パワーレベルで位相シフト量が90度のV2(90)と
を含む。位相シフタ114が0度の位相シフトを、第2
出力ポート110からの信号に与えたとすると、第1出
力ポート112上の信号は、カプラ116の第2入力ポ
ート126に、パワーレベルがP2/2信号成分V2
(0)と、パワーレベルがP1/2の信号成分V1(9
0)を与える。第2入力ポート126の信号成分が分割
されて、カプラ116内で、第2出力ポート128にそ
れぞれP2/4のパワーレベルを有する信号成分V2
(位相シフト量が0)と、P1/4のパワーレベルを有
する信号成分V1(位相シフト量が90)を与える。そ
して、第1出力ポート132に与えられた信号成分V2
(90)とV1(180)はそれぞれ、P2/4とP1
/4のパワーレベルを有する。第1出力ポート112か
らの第1入力ポート130における信号は分割されて、
カプラ116内で、第2出力ポート128と第1出力ポ
ート132に分配される。第2出力ポート128への信
号成分V2(180)と、V1(90)はそれぞれ、P
2/4とP1/4のパワーレベルを有する。
【0042】第2出力ポート128においては、信号成
分V2は180度位相がずれており、パワーを出力しな
いが、V1成分は同位相であり、そのため相乗して結合
されて、パワーレベルP1の信号成分V1を生成する。
第1出力ポート132においては、信号成分V1は18
0度位相がずれており、パワーを出力しないが、V2成
分は同位相であり相乗して組み合わされる。かくして、
第2入力ポート104において増幅信号成分が存在せ
ず、第1入力ポート106に信号成分V1が存在する場
合には、すべてのパワーは、第1入力ポート106から
取り出されて、第2出力ポート128に出力する。
【0043】位相シフタ114が180度の位相シフト
を、第2出力ポート110からの信号に導入すると、パ
ス122上の信号は、P2/2のパワーレベルの信号成
分V2(180)とP1/2のパワーレベルの信号成分
V1(270)を、カプラ116の第2入力ポート12
6に与える。第2入力ポート126における信号成分は
分割されて、カプラ116内で分配される。第2出力ポ
ート128に与えられる信号成分V2(180度の位相
シフト)と、V1(270度の位相シフト)はそれぞ
れ、P2/4とP1/4のパワーレベルを有し、第1出
力ポート132に与えられる信号成分V2(270)
と、V1(0)はそれぞれ、P2/4とP1/4のパワ
ーレベルを有する。第1出力ポート112からの第1出
力ポート132における信号は分割されて、カプラ11
6内で、第2出力ポート128と第1出力ポート132
に分配される。第2出力ポート128への信号成分V2
(180)と、V1(90)はそれぞれ、P2/4とP
1/4のパワーレベルを有する。第2出力ポート128
においては、信号成分V1は180度位相がずれてお
り、電力を出力しないが、V2成分は同位相で相乗して
組み合わされて、P2のパワーレベルの信号成分V2を
生成する。第1出力ポート132においては、信号成分
V2は190度位相がずれて、電力を出力しないが、信
号成分V1は同位相であり相乗して組み合わされる。か
くして第1入力ポート106において、増幅信号成分が
存在せずに、第2入力ポート104において信号成分V
2が存在する場合には、すべてのパワーは、第2入力ポ
ート104から取り出されて、第2出力ポート128に
出力する。
【0044】位相シフタ114が90度の位相シフト
を、第2出力ポート110からの信号に導入すると、パ
ス122上の信号は、カプラ116の第2入力ポート1
26に与えられ、そして信号成分V2(90)と、V1
(180)はそれぞれ、P2/2とP1/2のパワーレ
ベルを有する。第2入力ポート126における信号成分
は分割され、カプラ116内で分配され、第2出力ポー
ト128への信号成分V2(90度の位相シフト)と、
V1(180度の位相シフト)はそれぞれ、P2/4と
P1/4のパワーレベルを有し、第1出力ポート132
に与えられる信号成分V2(180)と、V1(27
0)はそれぞれ、P2/4とP1/4のパワーレベルを
有する。第1出力ポート112からの第1入力ポート1
30における信号は分割され、カプラ116内で第2出
力ポート128と第1出力ポート132に分配される。
第2出力ポート128への信号成分V2(180)と、
V1(90)はそれぞれ、P2/4とP1/4のパワー
レベルを有する。第2出力ポート128においては、信
号成分V2は90度位相がずれており、信号成分V1は
90度位相がずれている。第1出力ポート132におい
ては、信号成分V2は90度位相がずれており、V1は
270度位相がずれている。かくして、第2入力ポート
104における信号成分V2が、第1入力ポート106
における信号成分V1にパワーが等しい場合には、第2
出力ポート128で生成すべき信号のパワーは、第2入
力ポート104と第1入力ポート106の両方から等し
く取り出される。位相シフタ114により、パス122
と124上の信号成分間に導入された相対的位相シフト
を調整することにより、第2出力ポート128の信号
は、入力信号パワーの変動比率を用いて生成することが
できる。
【0045】本発明の変形例として、本発明のパワー増
幅システムは90度の3dBハイブリッドカプラを含む
可変カプラを用いて説明したが、他の可変カプラも用い
ることができる。さらに別の増幅器段を用いて、再生さ
れるもとの信号のレプリカを増幅して増幅信号を生成す
ることも可能である。
【0046】さらにまた本発明のパワー増幅器システム
は、ある上流方向の信号情報を検出するのを例に説明し
たが、増幅すべき信号の他のパラメータあるいは特定
を、上流方向への信号情報とともに用いることもでき
る。上流方向への信号情報が検出されない場合には、本
発明の増幅器システムは、他の構成の増幅器段に置き換
えて所望の配置で形成することができる。本発明のシス
テムは、特定の増幅器段を切り離したり接続したりする
例を用いて説明したが、増幅器段は所望の方法で回転さ
せたり変更したりすることが可能である。本発明のシス
テムは、可変のカプラ構成を用いて説明したが、スプリ
ッタ、カプラ、加算器、サンプリング回路等を含む他の
構成要素を用いて、同様に本発明を構成することもでき
る。本発明のパワー増幅器構成は、個々の独立した構成
要素を用いて異なる構成を用いるよう説明したが、集積
回路、ソフトウェア駆動の処理回路、ファームウェア、
個々の独立構成要素の他の配置例を用いて実現すること
もできる。
【0047】特許請求の範囲の発明の要件の後に括弧で
記載した番号は、本発明の一実施例の対応関係を示すも
ので本発明の範囲を限定するものと解釈すべきではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】メイン増幅器内に並列に配置された増幅器段を
用いた、従来のパワー増幅器構成を表す図。
【図2】本発明による適用型パワー増幅器システムを用
いた、パワー増幅器構成を表す図。
【図3】本発明により適用型パワー増幅器システム内で
用いられる、可変カプラを表す図。
【図4】本発明により適用型パワー増幅器システム内で
用いられる、可変分割器を表す図。
【図5】本発明により適用型パワー増幅器システム内で
用いられる、可変結合器を表す図。
【符号の説明】
10 フィードフォワードパワー増幅器構成 12 メイン増幅器 13 メイン信号パス 14 修正増幅器 16 フィードフォワードパス 17、19、20 カプラ 18 結合パス 22 結合器 24 30 1:2のスプリッタ 26 32 増幅器段 28 34 2:1の結合器 40 多段の増幅器構成 41 メイン増幅器 42 制御プロセッサ 44 パワー検出器 46 カプラ 47 ローパスフィルタ 48 可変パワー分割ネットワーク 50 可変結合ネットワーク 52 基地局制御器 54 無線回路 56 切換結合回路 57、58 制御信号 60a−c 1:2可変パワー分割器 64a−c 2:1の可変パワー結合器 65 可変カプラ構成 66 第1カプラ 67、73 第1入力ポート 68、74 第2入力ポート 69、75 第1出力ポート 70、76 第2出力ポート 71 位相シフタ 72 第2カプラ 77、78 パス 81、86、102、116 カプラ 82 入力ポート 83 第2出力ポート 84 第1出力ポート 85 位相シフタ 87 第2出力ポート 88 第1出力ポート 89、90 パス 92 第2入力ポート 94 第1入力ポート 100 可変結合器 104 第2入力ポート 106 第1入力ポート 110 第2出力ポート 112 第1出力ポート 114 位相シフタ 122、124 パス 126 第2入力ポート 128 第2出力ポート 130 第1入力ポート 132 第1出力ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 レザ ガナダン アメリカ合衆国、07922 ニュージャージ ー州、バークリーハイツ、ハンプトン ド ライブ 75 (72)発明者 キリアキ コンスタンティンノウ アメリカ合衆国、07940 ニュージャージ ー州、マジソン、メイン ストリート 318 アパートメント 12 (72)発明者 モハン パテル アメリカ合衆国、92604 カリフォルニア 州、アーバイン、クリーク ロード 22 アパートメント 22 (72)発明者 アンソニー エー.トリオロ アメリカ合衆国、07876 ニュージャージ ー州、サッカースンナ、ハニーマン ドラ イブ 12 (72)発明者 ノーマン ジェラルド ジエッセ アメリカ合衆国、07930 ニュージャージ ー州、チェスター、コーラ レーン 6 Fターム(参考) 5J069 AA01 AA21 AA41 AA62 AA63 CA36 FA20 HA19 KA16 KA42 KA68 KC06 KC07 MA14 MA20 SA13 TA01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)少なくとも1つの活性状態の増幅
    器段(26a−d)に与えられる信号の一部を変化させ
    るステップを有することを特徴とする複数の増幅器段で
    信号を増幅する方法。
  2. 【請求項2】 (B)前記少なくとも1つの活性増幅器
    段(26a−d)により前記信号の一部を増幅するステ
    ップと、 (C)増幅されたあ信号を生成する際に、前記少なくと
    も1つの増幅器段(26a−d)からの前記増幅された
    部分の変動比率を用いるステップと、をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 (D)上流方向信号情報を獲得するステ
    ップをさらに有し、 前記(A)のステップは、前記上流方向信号情報に応答
    して行われることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 (E)前記入力信号の一部を、N個の増
    幅された部分を生成する、N個の活性状態の増幅器段
    (26a−d)に与えるステップと、 (F)N個の活性状態の増幅器を、Nに等しくないM個
    の活性状態の増幅器段(26a−d)に変更するステッ
    プと、をさらに有し、 前記(A)、(B)、(C)のステップは、 (G)前記M個の活性状態の増幅器段(26a−d)に
    与えられる、前記入力信号の部分を変化させるステップ
    と、 (H)M個の増幅された部分を生成するために、前記M
    個の活性状態の増幅器段(26a−d)により、前記部
    分を増幅するステップと、 (I)前記増幅信号を生成するために、異なる比率で、
    前記M個の増幅された部分を組み合わせるステップと、
    を有することを特徴とする請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 (J)前記入力信号の一部を、N個の増
    幅された部分を生成する、N個の活性状態の増幅器段
    (26a−d)に与えるステップと、 (K)前記N個の活性状態の増幅器段の動作を変化させ
    るステップと、をさらに有し、 前記(A)、(B)、(C)のステップは、 (L)前記N個の活性状態の増幅器段(26a−d)に
    与えられる、前記入力信号の部分を変化させるステップ
    と、 (M)N個の増幅された部分を生成するために、前記N
    個の活性状態の増幅器段(26a−d)により、前記部
    分を増幅するステップと、 (N)前記増幅信号を生成するために、異なる比率で、
    前記N個の増幅された部分を組み合わせるステップと、
    を有することを特徴とする請求項2記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記(A)のステップは、 (A1)前記入力信号を、可変分割ネットワーク(4
    8)に与えるステップと、 (A2)前記入力信号を、少なくとも1つの部分に分割
    するステップと、を有し、 前記少なくとも1つの部分は、前記少なくとも1つの部
    分を構成するために用いられる複数の信号成分の間に与
    えられる、相対位相シフトに依存することを特徴とする
    請求項2記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記可変分割ネットワーク(48)は、
    少なくとも1つの可変分割器(60a−c)を有し、 (P)前記可変分割器(60a−c)への入力点で受信
    した信号の信号成分を、第1と第2のパス(89、9
    0)に結合するステップと、 (Q)前記第1と第2のパス上の、前記信号成分間に相
    対位相シフトを与えるステップと、 (R)前記第1と第2のパス(89、90)上の前記信
    号成分を、前記相対位相シフトに基づいて、前記第1と
    第2の出力ポートに比例して分配するステップを有する
    ことを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 (A)増幅器信号を生成するために、少
    なくとも1つの活性状態の増幅器段(26a−d)から
    の、増幅された部分の少なくとも1つの変動する比例部
    分を組み合わせるステップを有することを特徴とする増
    幅された信号を複数の増幅器段(26a−d)で生成す
    る方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの可変結合器(64a−
    c)を有し、 (B)前記可変結合器(64a−c)への入力点で受信
    した信号の信号成分を、第1と第2のパス(122、1
    24)に結合するステップと、 (C)前記第1と第2のパス上の、前記信号成分間に相
    対位相シフトを与えるステップと、 (D)前記第1と第2のパス(122、124)上の、
    前記信号成分を、前記相対位相シフトに基づいて、前記
    第1と第2の出力ポートに比例して分配するステップを
    有することを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つの活性状態の増幅器段
    (26a−d)を有する増幅器(41)と、 入力信号を分割し、前記少なくとも1つの活性状態の増
    幅器段(26a−d)への入力信号の変化部分を生成す
    る、可変分割ネットワーク(48)と、を有することを
    特徴とするパワー増幅システム。
  11. 【請求項11】 前記少なくとも1つの活性状態の増幅
    器段(26a−d)から、増幅された部分を受領し、変
    更比例部分の増幅された部分を用いて、増幅された出力
    信号を生成する可変結合ネットワーク(50)をさらに
    有することを特徴とする請求項10記載のシステム。
  12. 【請求項12】 上流方向信号情報に応答して、前記可
    変分割ネットワーク(48)に位相シフト制御信号を与
    える処理回路(42)をさらに有することを特徴とする
    請求項10記載のシステム。
  13. 【請求項13】 少なくとも1つの活性状態の増幅器段
    (26a−d)から、少なくとも1つの増幅された部分
    を受領し、この増幅された部分を変動する比例部分を用
    いて増幅された出力信号を生成する可変結合ネットワー
    ク(50)を有することを特徴とするパワー増幅システ
    ム(40)。
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