JP2002124781A - 電子機器用筐体 - Google Patents

電子機器用筐体

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JP2002124781A
JP2002124781A JP2000312520A JP2000312520A JP2002124781A JP 2002124781 A JP2002124781 A JP 2002124781A JP 2000312520 A JP2000312520 A JP 2000312520A JP 2000312520 A JP2000312520 A JP 2000312520A JP 2002124781 A JP2002124781 A JP 2002124781A
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JP
Japan
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housing
electronic device
case
open
band plate
Prior art date
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Application number
JP2000312520A
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English (en)
Inventor
Kenichi Ogura
健一 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 意匠性に優れる金属薄板製電子機器用筐体を
提供する。 【解決手段】 金属薄板からなる一端開放の2個の筐体
1、2の各開放側端面を当接させた電子機器用筐体にお
いて、一方の筐体1の側壁内周面に帯板3が一方の筐体
1の開放側端部から突き出て接合されている。 【効果】 2個の筐体1、2の当接部分が内側から帯板
3により補強され、当接部分がだれて見えることがなく
シャープな外観を呈して意匠性に優れる。また2個の筐
体1、2は、当接位置が帯板3により維持されるためず
れることがない。さらに2個の筐体1、2の当接部分に
隙間が開いても帯板3に遮られて内部が露見されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノートパソコン、
デジタルカメラ/ビデオ、携帯型ゲーム機、電子手帳、
電卓、ワープロなどに用いられる電子機器用筐体の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器用筐体は、一端開放の2個の筐
体を、それら鏡面対象の開放側端面を相互に当接させて
形成した筐体であって、内部には種々の電子部品が取り
付けられる。前記一端開放の筐体は、電子部品を固定す
るためのボスなどを容易に成形できる利便性から、樹脂
やマグネシウム合金を射出成形またはモールド成形して
製造されており、特にマグネシウム合金は、樹脂に比べ
てリサイクル性、放熱性、電磁シールド性が優れている
ため需要が増している。しかし、マグネシウム合金を射
出成形またはモールド成形する製造方法には、技術的制
約から電子機器用筐体に要求されている薄肉化に十分対
応できないという問題がある。このようなことから、ア
ルミニウム合金薄板をプレス成形した一端開放の筐体を
用いた電子機器用筐体が開発された。この電子機器用筐
体は、従来の射出成形品に比べて生産性に優れるためコ
スト低減が図れ、またリサイクル性、放熱性、電磁シー
ルド性にも優れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記電子機器
用筐体は薄肉のため、一端開放の2個の筐体の当接部分
に隙間が開き易く、また筐体同士がずれ易いという欠点
があった。そこで、本発明者は開放側端部を直角に曲げ
て当接部分の面積を拡げることにより前記隙間やずれを
なくす方法を提案したが(特願2000−102942
号公報)、これには当接部分がだれて見えて意匠性が劣
るという問題がある。本発明は、意匠性に優れる金属薄
板製電子機器用筐体の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
金属薄板からなる一端開放の2個の筐体を、それらの鏡
面対象の開放側端面を相互に当接させて形成した電子機
器用筐体において、一方の筐体の側壁内周面に帯板が前
記一方の筐体の開放側端部から突き出て接合されている
ことを特徴とする電子機器用筐体である。
【0005】請求項2記載の発明は、前記一方の筐体の
側壁内周面に帯板が、接着、溶接、または機械的結合に
より接合されていることを特徴とする請求項1記載の電
子機器用筐体である。
【0006】請求項3記載の発明は、前記帯板に、他方
の筐体がネジ止めされていることを特徴とする請求項1
または2記載の電子機器用筐体である。
【0007】請求項4記載の発明は、前記他方の筐体の
ネジを通す穴部分が内側に凹んでおり、ネジの端部が前
記他方の筐体の表面から突出していないことを特徴とす
る請求項3記載の電子機器用筐体である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図を参照して具体
的に説明する。本発明の電子機器用筐体は、図1に示す
ように、金属薄板からなる一端開放の2個の筐体1、2
と帯板3を主要部とし、前記筐体1、2は、それらの開
放側端面が鏡面対象のものである。そして、図2(イ)
に示すように、一方の筐体1の側壁内周面に帯板3を前
記筐体1の開放側端部から突き出るように接合し、次い
で図2(ロ)に示すように、帯板3の突出部外周に、他
方の筐体2を嵌挿させ、さらにその開放側端面12を一
方の筐体1の開放側端面11に当接させたものである。
【0009】本発明の電子機器用筐体は、一端開放の2
個の筐体1、2の開放側端面11、12の当接部分は、
前記当接部分の内側が帯板3により補強されるため、前
記筐体1、2が金属薄板で構成されているにも関わら
ず、だれて見えるようなことがなくシャープな外観を呈
して意匠性に優れる。また2個の筐体1、2は、当接位
置が帯板3により維持されるため相互にずれることがな
い。さらに2個の筐体1、2の当接部分に隙間が開いて
も帯板3に遮られて内部が露見されない。
【0010】前記一方の筐体1の側壁内周面に帯板3を
接合する方法には、図3に示すように(イ)接着法、
(ロ)スポット溶接法、(ハ)(ニ)機械的結合などの
方法が作業性および接合強度に優れ望ましい。なお、前
記(ハ)は筐体1の開放端近傍に設けたダボ(小突起)
4を帯板3に設けた凹部に嵌合する方法、(ニ)は筐体
1の開放端近傍に開けた穴に帯板3に設けたダボ4を嵌
着する方法である。
【0011】本発明において、2個の筐体1、2を固定
する方法には、図4(イ)に示すように、他方の筐体2
にダボ4を設け、これを帯板3に開けた穴に嵌合する方
法、または図4(ロ)に示すように、他方の筐体2に開
けた穴にネジ5を通し、これを帯板3に設けたネジ穴6
に螺合する方法が推奨される。
【0012】前記のネジ止め法では、図4(ハ)に示す
ように、他方の筐体2のネジ5を通す穴部分を内側に凹
ませておいてネジ5の頭部7が他方の筐体2の表面から
突出しないようにしておくと意匠性が損なわれず望まし
い。前記の凹みはエンボス加工などにより容易に形成で
きる。
【0013】本発明において、筐体となす金属薄板に
は、軽量でかつプレス成形性に優れる純アルミニウムま
たはアルミニウム合金の薄板が推奨される。帯板には任
意の材料が使用できるが、筐体と同種の材料がリサイク
ル性および耐食性の点で望ましい。
【0014】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の電子機器
用筐体は、一方の筐体の側壁内周面に帯板が前記筐体の
開放側端部から突き出て接合されているので、2個の筐
体の当接部分が内側から帯板により補強され、当接部分
がだれて見えることがなくシャープな外観を呈して意匠
性に優れる。また2個の筐体は、当接位置が帯板3によ
り維持されるためずれることがない。さらに2個の筐体
1、2の当接部分に隙間が開いても帯板に遮られて内部
が露見されない。前記一方の筐体の側壁内周面への帯板
の接合は接着、溶接、または機械的接合により容易にか
つ強固に行える。前記帯板と、帯板を接合しない他方の
筐体とはネジ止めにより容易に固定できる。前記ネジは
他方の筐体のネジを通す穴部分を内側に凹ませておくこ
とにより目立たなくなり良好な意匠性が保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)〜(ハ)は本発明の電子機器用筐体の構
成部材の説明図である。
【図2】(イ)、(ロ)は本発明の電子機器用筐体の実
施形態を示す縦断面説明図である。
【図3】(イ)〜(ニ)は本発明における一方の筐体に
帯板を接合する方法の縦断面説明図である。
【図4】(イ)〜(ハ)は本発明の電子機器用筐体にお
ける一方の筐体と他方の筐体とを帯板を介して固定する
方法の縦断面説明図である。
【符号の説明】
1 一方の筐体 2 他方の筐体 3 帯板 4 ダボ(小突起) 5 ネジ 6 帯板に設けたネジ穴 7 ネジの頭部(端部) 11 一方の筐体の開放側端面 12 他方の筐体の開放側端面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属薄板からなる一端開放の2個の筐体
    を、それらの鏡面対象の開放側端面を相互に当接させて
    形成した電子機器用筐体において、一方の筐体の側壁内
    周面に帯板が前記一方の筐体の開放側端部から突き出て
    接合されていることを特徴とする電子機器用筐体。
  2. 【請求項2】 前記一方の筐体の側壁内周面に帯板が、
    接着、溶接、または機械的結合により接合されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子機器用筐体。
  3. 【請求項3】 前記帯板に、他方の筐体がネジ止めされ
    ていることを特徴とする請求項1または2記載の電子機
    器用筐体。
  4. 【請求項4】 前記他方の筐体のネジを通す穴部分が内
    側に凹んでおり、ネジの端部が前記他方の筐体の表面か
    ら突出していないことを特徴とする請求項3記載の電子
    機器用筐体。
JP2000312520A 2000-10-12 2000-10-12 電子機器用筐体 Pending JP2002124781A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012124224A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Mitsubishi Plastics Inc 枠状部材及び筐体
JP2014013846A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Nec Personal Computers Ltd 電子機器用筐体及び電子機器
WO2022220622A1 (ko) * 2021-04-14 2022-10-20 삼성전자 주식회사 프레임과 플레이트를 연결하는 구조를 포함하는 전자 장치

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JP2014013846A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Nec Personal Computers Ltd 電子機器用筐体及び電子機器
WO2022220622A1 (ko) * 2021-04-14 2022-10-20 삼성전자 주식회사 프레임과 플레이트를 연결하는 구조를 포함하는 전자 장치

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Effective date: 20040202