JP2002124613A - パワーmosfetの製造方法 - Google Patents

パワーmosfetの製造方法

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JP2002124613A
JP2002124613A JP2001252532A JP2001252532A JP2002124613A JP 2002124613 A JP2002124613 A JP 2002124613A JP 2001252532 A JP2001252532 A JP 2001252532A JP 2001252532 A JP2001252532 A JP 2001252532A JP 2002124613 A JP2002124613 A JP 2002124613A
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gate electrode
power mosfet
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Tomio Yamada
富男 山田
Hajime Murakami
村上  元
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Hitachi Ltd
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    • H01L2924/1304Transistor
    • H01L2924/1306Field-effect transistor [FET]
    • H01L2924/13091Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor [MOSFET]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部抵抗分、熱抵抗を抑制したMOSFET
の製法を提供する。 【解決手段】 MOSFET回路が作り込まれたペレッ
ト10のドレイン用電極パッド21はインナリード35
に電気的接続されたヘッダ41に高融点はんだ材料から
なるはんだ付け層43によって接続し、ペレット10の
ゲート用電極パッド19とソース用電極パッド20はイ
ンナリード36、37に低融点はんだ材料で形成された
はんだバンプからなる接続部25、26によって接続す
る。 【効果】 ゲート電極とソース電極が各インナリードに
はんだバンプからなる接続部によって接続され、ドレイ
ン電極がヘッダにはんだ付け層によって接続されている
ため、外部抵抗分を低減できる。ペレットの裏面に形成
されたドレイン電極がヘッダにはんだ付け層によって直
接接続されているため、ペレットの発熱をヘッダに効果
的に放熱でき、熱抵抗を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
技術、特に、電気抵抗の低減技術に関し、例えば、単体
のパワートランジスタやパワー集積回路装置(以下、パ
ワーICという。)等の高出力で高発熱の半導体装置に
利用して有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パワートランジスタやパワーI
C等の高出力で高発熱の半導体装置は、電池駆動装置の
電源やスイッチ、自動車電装品、モータ駆動用制御装置
等の電子機器や電気機器のあらゆる分野に使用されてい
る。このような高出力で高発熱の半導体装置のうち従来
のパワートランジスタを述べてある例として、特開昭5
9−25256号公報がある。このパワートランジスタ
は、リードフレームに放熱のためのヘッダが一体的に形
成されており、このヘッダの上にペレットが固定されて
いるとともに、このペレットの電極パッドとインナリー
ドとがボンディングワイヤによって電気的に接続されて
おり、ペレット、インナリード群およびヘッダの一部が
樹脂封止体によって樹脂封止されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のパワートランジ
スタにおいては、ボンディングワイヤの電気抵抗分およ
びペレットのアルミニウム配線の電気抵抗分(以下、外
部抵抗分という。)と、ペレット内部の抵抗分(以下、
内部抵抗分という。)との合計がパワートランジスタ全
体のオン抵抗になる。ここで、内部抵抗分が大きい段階
においては外部抵抗分が問題になることは殆どなかっ
た。ところが、技術革新が進展し、内部抵抗分が小さく
改善されて外部抵抗分の大きさが全体の50%程度を越
える段階になると、外部抵抗分を無視することができな
い状況になる。
【0004】本発明の目的は、外部抵抗分を抑制するこ
とができる半導体装置の製造方法を提供することにあ
る。
【0005】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
【0007】すなわち、前記した課題を解決するための
半導体装置の製造方法は、電子回路要素が作り込まれて
小形の平板形状に形成された半導体ペレットが準備され
る工程と、複数本のインナリードが連結されたリードフ
レームが準備される工程と、熱伝導性の良好な材料が用
いられて前記半導体ペレットよりも大きい形状に形成さ
れたヘッダが準備される工程と、前記ヘッダに前記半導
体ペレットが電子回路要素を作り込まれた側と反対側の
主面を結合される工程と、前記各インナリードが前記半
導体ペレットにインナリード側または半導体ペレット側
のバンプによって形成された接続部により電気的かつ機
械的に接続される工程と、前記ヘッダが結合され前記イ
ンナリード群が接続された半導体ペレット、インナリー
ド群およびヘッダの一部を樹脂封止する樹脂封止体が成
形される工程と、を備えていることを特徴とする。
【0008】前記した手段によれば、各インナリードが
半導体ペレットに各接続部によって直接的に接続されて
いるため、ボンディングワイヤによる電気的接続に比べ
て外部抵抗分が大幅に低減されることになる。また、ヘ
ッダはインナリード群とは別体になっているため、イン
ナリードの材質に無関係に放熱性能の良好な材質を用い
てヘッダを形成することにより、ヘッダの放熱性能を高
めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態である
半導体装置の製造方法によって製造されたパワーMOS
FETを示しており、(a)は一部切断平面図、(b)
は正面断面図である。図2以降は本発明の一実施形態で
あるパワーMOSFETの製造方法を説明するための各
説明図である。
【0010】本実施形態において、本発明に係る半導体
装置の製造方法は、パワーMOSFET(以下、トラン
ジスタという。)の製造方法として構成されている。こ
のトランジスタ1は、MOSFET回路が作り込まれ小
形の平板形状に形成された半導体ペレット(以下、ペレ
ットという。)10と、MOSFET回路を電気的に外
部に引き出すための3本のインナリード35、36、3
7と、放熱性能を高めるためのヘッダ41と、ペレット
10、インナリード群およびヘッダ41の一部を樹脂封
止する樹脂封止体44とを備えている。ペレット10の
回路要素が作り込まれた側の主面(以下、上面とす
る。)には各インナリード35、36、37がバンプか
ら形成された接続部25、26、27によって電気的か
つ機械的に接続されている。また、ペレット10の反対
側の主面である下面にはヘッダ41が結合されている。
そして、このトランジスタ1は以下に述べるような製造
方法によって製造されている。
【0011】以下、本発明の一実施形態であるトランジ
スタの製造方法を説明する。この説明により、前記トラ
ンジスタ1についての構成の詳細が明らかにされる。
【0012】このトランジスタの製造方法においては、
図2に示されているペレット10、図3に示されている
多連リードフレーム30および図4に示されているヘッ
ダが、ペレット準備工程、リードフレーム準備工程およ
びヘッダ準備工程においてそれぞれ準備される。
【0013】図2に示されているペレット10は、半導
体装置の製造工程における所謂前工程においてウエハ状
態にてパワーMOSFET回路を適宜作り込まれた後
に、小さい正方形の薄板形状に分断(ダイシング)され
ることにより、製作されたものである。このペレット1
0はサブストレート11を備えており、サブストレート
11の上にはポリシリコンによってゲート12が下敷き
シリコン酸化膜13を介して形成されている。サブスト
レート11におけるゲート12の外側に対応するサブス
トレート11の内部には半導体拡散層部としてのソース
14が形成されており、サブストレート11の下部には
ドレイン15が形成されている。
【0014】サブストレート11の上にはCVD酸化膜
等からなる絶縁膜16がゲート12およびソース14を
被覆するように形成されており、この絶縁膜16におけ
るゲート12に対向する位置にはゲート用コンタクトホ
ール17が1個、ゲート12に貫通するように開設され
ている。また、絶縁膜16におけるソース14に対向す
る領域にはソース用コンタクトホール18が3個、ゲー
ト用コンタクトホール17の片脇において直交する方向
に並べられてソース14にそれぞれ貫通するように開設
されている。
【0015】さらに、ゲート用コンタクトホール17の
内部にはゲート用電極パッド19が形成され、各ソース
用コンタクトホール18の内部にはソース用電極パッド
20がそれぞれ形成されている。これら電極パッド1
9、20は、アルミニウム材料(アルミニウムまたはそ
の合金)がスパッタリング蒸着等の適当な手段により絶
縁膜16の上に被着された後に、写真食刻法によってパ
ターンニングされて形成されたものである。つまり、絶
縁膜16の上に被着されたアルミニウム材料は各コンタ
クトホール17、18の内部にそれぞれ充填されるた
め、この充填部によってそれぞれ形成された電極パッド
19、20はゲート12およびソース14とにそれぞれ
電気的に接続された状態になっている。他方、サブスト
レート11の下面にはドレイン15用の電極パッド21
がアルミニウム材料を被着されている。
【0016】ゲート用電極パッド19および3個のソー
ス用電極パッド20の上には、リンシリケートガラスや
ポリイミド系樹脂等の絶縁材料からなる保護膜24が被
着されており、保護膜24のゲート用電極パッド19お
よびソース用電極パッド20にそれぞれ対向する位置に
はゲート用バンプ22および各ソース用バンプ23がそ
れぞれ突設されている。これらバンプ22、23は、チ
タン(Ti)等からなる第1下地層22a、23aと、
パラジウム(Pd)等からなる第2下地層22b、23
bと、はんだ(Sn−Pb)からなる本体22c、23
cとから構成されている。
【0017】図3に示されている多連リードフレーム3
0は、鉄−ニッケル合金や燐青銅或いはヘッダと同じ材
質の銅合金等の導電性が良好な材料からなる薄板が用い
られて、打抜きプレス加工またはエッチング加工等の適
当な手段により一体成形されている。この多連リードフ
レーム30の表面には錫(Sn)、金(Au)、はんだ
(Sn−Pb)等を用いためっき処理が、ペレット10
に突設されたバンプ22、23による電気的かつ機械的
接続作用が適正に実施されるように被着されている(図
示せず)。この多連リードフレーム30には複数の単位
リードフレーム31が一方向に1列に並設されている。
但し、一単位のみが図示されている。
【0018】単位リードフレーム31は位置決め孔32
aが開設されている外枠32を一対備えており、両外枠
は所定の間隔で平行になるように配されて一連にそれぞ
れ延設されている。隣合う単位リードフレーム31、3
1間には一対のセクション枠33が両外枠32、32の
間に互いに平行に配されて一体的に架設されており、こ
れら外枠、セクション枠によって形成される略長方形の
枠体(フレーム)内に単位リードフレーム31が構成さ
れている。
【0019】各単位リードフレーム(以下、リードフレ
ームということがある。)31において、両セクション
枠の間にはダム部材34が略中央部において直交されて
一体的に架設されている。ダム部材34には3本のイン
ナリード35、36、37が長さ方向に等間隔に配され
て、一方向に直角にそれぞれ突設されている。中央のイ
ンナリード35(以下、第1インナリードという。)の
先端部には、ドレイン用接続部片35aが厚さ方向にL
字形状に屈曲されて形成されている。一方の片脇のイン
ナリード36(以下、第2インナリードという。)の先
端部には、ゲート用接続部片36aが同一平面内でく字
形状に形成されている。他方の片脇のインナリード(以
下、第3インナリードという。)37の先端部には、ソ
ース用接続部片37aが同一平面内でヨ字形状に形成さ
れている。
【0020】ダム部材34には3本のアウタリード3
8、39、40が3本のインナリード35、36、37
に対向する各位置に配されて、それらインナリードと直
線状に連続するようにそれぞれ突設されている。そし
て、隣合うアウタリード同士および両セクション枠3
3、33との間には、後述する樹脂封止体の成形に際し
てレジンの流れを堰き止めるためのダム34aがそれぞ
れ形成されている。
【0021】図4に示されているヘッダ41は銅材料
(銅または銅合金)等の導電性および熱伝導性の良好な
材料が用いられて、ペレット10よりも大きな長方形の
板形状に形成されている。ヘッダ41にはこのトランジ
スタをプリント配線基板等に取り付けるための取付孔4
2が、一方の短辺付近において中央部に配されて厚さ方
向に貫通するように開設されている。
【0022】以上のようにして予め準備されたペレット
10とヘッダ41とは、ペレットボンディング工程にお
いて、ヘッダ41の一方の主面(以下、上面とする。)
にペレット10のドレイン用電極パッド21側の主面が
ペレットボンディング層としてのはんだ付け層43によ
りボンディングされる。はんだ付け層43を形成するは
んだ材料としては、ペレット10のバンプ22、23に
使用されたはんだ材料の融点以上の融点を有するはんだ
材料が使用される。また、はんだ付け層43の形成方法
としては、ヘッダ41の上面に載置されたはんだ箔(図
示せず)にペレット10を押接させた状態で加熱させる
方法を、使用することができる。
【0023】次に、インナリードボンディング工程にお
いて図5に示されているように、ペレット10のヘッダ
41と反対側の主面にインナリード群がボンディングさ
れる。この際、多連リードフレーム30はインナリード
ボンディング装置(図示せず)を一方向に歩進送りされ
る。そして、歩進送りされる多連リードフレーム30の
途中に配設されているインナリードボンディングステー
ジにおいて、ペレット30は単位リードフレーム31に
下方から対向されるとともに、各バンプ22および23
が各インナリード36および37の接続部片36a、3
7aにそれぞれ整合されてボンディング工具により熱圧
着されることにより、多連リードフレーム30に組み付
けられる。
【0024】すなわち、各バンプ22、23が各インナ
リード36、37に加熱下で押接されると、バンプ本体
22c、23cのはんだが溶融して各インナリード36
および37に溶着する。そして、はんだが固化した後
に、ペレット10のゲート用電極パッド19および各ソ
ース用電極パッド20と第2インナリード36および第
3インナリード37との間には、ゲート用接続部25お
よびソース用接続部26がそれぞれ形成される。ゲート
用接続部25によってゲート用電極パッド19と第2イ
ンナリード36とが電気的かつ機械的に接続され、ソー
ス用接続部26によってソース用電極パッド20と第3
インナリード37とが電気的かつ機械的に接続された状
態になるとともに、これらの機械的接続によってペレッ
ト10がリードフレーム31に機械的に接続された状態
すなわち固定的に組み付けられた状態になる。
【0025】このインナリードボンディング作業に際し
て、第1インナリード35のドレイン用接続部片35a
はヘッダ41の取付孔42と反対側の短辺付近にはんだ
付けされる。このはんだ付け部によってドレイン用接続
部27が形成された状態になり、ドレイン用接続部27
によってペレット10のドレイン電極パッド21とヘッ
ダ41とが電気的に接続された状態になる。
【0026】以上のようにして組み立てられたヘッダ付
きペレット10と多連リードフレーム30との組立体に
は、樹脂封止体成形工程においてエポキシ樹脂等の絶縁
性樹脂からなる樹脂封止体44が、図6に示されている
トランスファ成形装置50を使用されて各単位リードフ
レーム31について同時成形される。
【0027】図6に示されているトランスファ成形装置
はシリンダ装置等(図示せず)によって互いに型締めさ
れる一対の上型51と下型52とを備えており、上型5
1と下型52との合わせ面には上型キャビティー凹部5
3aと、下型キャビティー凹部53bとが互いに協働し
てキャビティー53を形成するように複数組(1組のみ
が図示されている。)没設されている。また、上型キャ
ビティー凹部53aの天井面および下型キャビティー凹
部53bの底面上には、樹脂封止体に取付孔を成形する
ための各取付孔成形用凸部60a、60bが互いに突合
するように、かつ、ヘッダ41の取付孔42と等しい平
面形状にそれぞれ突設されている。
【0028】上型51の合わせ面にはポット54が開設
されており、ポット54にはシリンダ装置(図示せず)
により進退されるプランジャ55が成形材料としての樹
脂(以下、レジンという。)を送給し得るように挿入さ
れている。下型52の合わせ面にはカル56がポット5
4との対向位置に配されて没設されているとともに、複
数条のランナ57がポット54にそれぞれ接続するよう
に放射状に配されて没設されている。各ランナ57の他
端部は下側キャビティー凹部53bにそれぞれ接続され
ており、その接続部分にはゲート58がレジンをキャビ
ティー53内に注入し得るように形成されている。ま
た、下型52の合わせ面には逃げ凹所59が単位リード
フレーム31の厚みを逃げ得るように、多連リードフレ
ーム30の外形よりも若干大きめの長方形で、その厚さ
と略等しい寸法の一定深さに没設されている。
【0029】以上のように構成されたトランスファ成形
装置による樹脂封止体の成形作業について説明する。前
記構成にかかる組立体は下型52に没設されている逃げ
凹所59内に、ペレット10が下型キャビティー凹部5
3b内にそれぞれ収容されるように配されてセットされ
る。続いて、上型51と下型52とが型締めされ、ポッ
ト54からプランジャ55によりレジン61がランナ5
7およびゲート58を通じて各キャビティー53に送給
されて圧入される。
【0030】注入後、レジン61が熱硬化されて樹脂封
止体44が成形されると、上型51および下型52は型
開きされるとともに、エジェクタ・ピン(図示せず)に
より樹脂封止体44が離型される。
【0031】図7は離型後の多連リードフレーム30と
樹脂封止体44との組立体を示している。この組立体の
樹脂封止体44の内部には、ペレット10、3本のイン
ナリード35、36、37と共に、ペレット10の下面
に結合されたヘッダ41の一部も樹脂封止された状態に
なっている。この状態において、ヘッダ41はそのペレ
ット取付面とは反対側の端面が樹脂封止体44の表面か
ら露出した状態になっており、3本のアウタリード3
8、39、40は樹脂封止体44の短辺側の一側面から
直角に突出した状態になっている。また、樹脂封止体4
4のヘッダ取付孔42と対向する部位には、取付孔45
が凸部60a、60bによって成形されて開設された状
態になっている。
【0032】以上のようにして樹脂封止体44を成形さ
れた組立体は、リードフレーム切断工程において(図示
せず)、外枠32、セクション枠33、ダム34aを切
り落とされる。これにより、図1に示されているトラン
ジスタ1が製造されたことになる。
【0033】前記実施形態によれば次の効果が得られ
る。 (1) 各インナリードをペレットに各接続部によって
電気的かつ機械的に接続することにより、ボンディング
ワイヤによる電気的接続を廃止することができるため、
ボンディングワイヤによる電気的接続に比べて外部抵抗
分を大幅に低減することができ、パワートランジスタの
性能を高めることができる。
【0034】(2) また、ボンディングワイヤによる
接続を廃止することにより、パワートランジスタのパッ
ケージを小形軽量化することができるため、前記(1)
とあいまって、パワートランジスタの性能を高めること
ができる。
【0035】(3) ヘッダがインナリード群とは別体
になっているため、インナリードの材質に無関係に放熱
性能の良好な材質を用いてヘッダを形成することによ
り、ヘッダの放熱性能を高めることができ、また、イン
ナリードはヘッダの材質に無関係にインナリード特性に
最適の材質を選定することができ、パワートランジスタ
の品質および信頼性をより一層高めることができる。
【0036】(4) ソース用電極パッドおよびソース
用インナリードの接続部片を複数個設けることにより、
ソースに大電流を流すことができるため、パワートラン
ジスタの性能をより一層高めることができる。
【0037】(5) 樹脂封止体をトランスファ成形法
によって成形することにより、耐湿性能等の樹脂封止体
が備えるべき性能を高めることができるため、パワート
ランジスタの品質および信頼性を高めることができる。
【0038】図8は本発明の他の実施形態である半導体
装置の製造方法によって製造されたパワーMOSFET
を示しており、(a)は一部切断平面図、(b)は正面
断面図である。
【0039】本実施形態2が前記実施形態1と異なる点
は、樹脂封止体44Aがポッティング法によって成形さ
れている点である。すなわち、ポッティング法による樹
脂封止体44Aはペレット10、インナリード35、3
6、37およびヘッダ41のペレット周りの必要な部分
だけを樹脂封止した状態になっている。そして、樹脂封
止体44Aの成形に際して、各インナリード36、37
の内側に外力が不慮に加わって変形されるのを防止する
ために、各インナリード36、37は絶縁性接着テープ
等からなる接着材46によってヘッダ41に接着されて
いる。
【0040】本実施形態2によれば、樹脂封止体44A
がポッティング法によって成形されるため、樹脂封止体
がトランスファ成形法によって成形される場合に比べ
て、コストを低減することができるとともに、パッケー
ジ全体をより一層小形軽量化することができる。
【0041】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0042】例えば、バンプはペレット側に配設するに
限らず、インナリード側に配設してもよい。また、バン
プ本体ははんだによって形成するに限らず、金によって
形成し、インナリードに金−錫共晶層によって接続する
ように構成してもよい。
【0043】ペレットとヘッダとは、はんだ付け部によ
って結合するに限らず、金−錫共晶層や導電性接着材層
(銀ペースト層等)によって結合してもよい。但し、ペ
レットのヘッダへの放熱作用を配慮して、熱伝導性の良
好な結合部を形成することが望ましい。
【0044】ドレイン用電極パッドは、ペレットの第2
主面(下面)側に配設してヘッダに電気的に接続するに
限らず、ゲート用電極パッドおよびソース用電極パッド
と同じ側に配設してインナリードにバンプによる接続部
によって電気的に接続してもよい。
【0045】ヘッダはペレットにインナリードボンディ
ングされる前に結合するに限らず、インナリードボンデ
ィング後またはインナリードボンディングと同時にペレ
ットに結合してもよい。
【0046】ヘッダの形状、大きさ、構造等は、要求さ
れる放熱性能、実装形態(例えば、押さえ具や締結ボル
トの使用の有無等)、ペレットの性能、大きさ、形状、
構造等々の諸条件に対応して選定することが望ましく、
必要に応じて、放熱フィンやボルト挿通孔、雌ねじ等々
を設けることができる。
【0047】また、ヘッダを形成する材料としては銅系
材料を使用するに限らず、アルミニウム系等のような熱
伝導性の良好な他の金属材料を使用することができる。
特に、炭化シリコン(Sic)等のように熱伝導性に優
れ、かつ、熱膨張率がペレットの材料であるシリコンの
それと略等しい材料を使用することが望ましい。
【0048】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるパワー
トランジスタに適用した場合について説明したが、それ
に限定されるものではなく、パワーIC、インシュレイ
テッド・ゲート・バイポーラ・トランジスタ(IGB
T)、トランジスタアレー等の半導体装置全般に適用す
ることができる。特に、高出力で低価格であり、しか
も、高い放熱性能が要求される半導体装置に利用して優
れた効果が得られる。
【0049】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
【0050】インナリードをペレットに接続部によって
電気的かつ機械的に接続することにより、ボンディング
ワイヤによる電気的接続を廃止することができるため、
ボンディングワイヤによる電気的接続に比べて外部抵抗
分を大幅に低減することができ、また、ボンディングワ
イヤによる電気的接続を廃止することにより、パッケー
ジを小形軽量化することができるため、半導体装置全体
としての性能を高めることができる。
【0051】また、ヘッダがインナリード群とは別体に
なっているため、インナリードの材質に無関係に放熱性
能の良好な材質を用いてヘッダを形成することにより、
ヘッダの放熱性能を高めることができ、また、ヘッダと
無関係にインナリードを最適な材質をもって形成するこ
とができ、半導体装置の品質および信頼性を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である半導体装置の製造方
法によって製造されたパワーMOSFETを示してお
り、(a)は一部切断平面図、(b)は正面断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態である半導体装置の製造方
法に使用されるペレットを示しており、(a)は平面
図、(b)は正面断面図である。
【図3】同じく多連リードフレームを示しており、
(a)は一部省略平面図、(b)は正面断面図である。
【図4】ペレットボンディング後のヘッダを示してお
り、(a)は平面図、(b)は正面断面図、(c)は一
部省略一部切断拡大側面図である。
【図5】インナリードボンディング後を示しており、
(a)は一部省略平面図、(b)は正面断面図である。
【図6】樹脂封止体成形工程を示しており、(a)は正
面断面図、(b)は(a)のb−b線に沿う断面図であ
る。
【図7】樹脂封止体成形後を示しており、(a)は一部
省略平面図、(b)は正面断面図である。
【図8】本発明の他の実施形態である半導体装置の製造
方法によって製造されたパワーMOSFETを示してお
り、(a)は一部切断平面図、(b)は正面断面図であ
る。
【符号の説明】
1…パワートランジスタ(半導体装置)、10…ペレッ
ト、11…サブストレート、12…ゲート、13…シリ
コン酸化膜、14…ソース、15…ドレイン、16…絶
縁膜、17…ゲート用コンタクトホール、18…ソース
用コンタクトホール、19…ゲート用電極パッド、20
…ソース用電極パッド、21…ドレイン用電極パッド、
22…ゲート用バンプ、23…ソース用バンプ、24…
保護膜、25…ゲート用接続部、26…ソース用接続
部、27…ドレイン用接続部、30…多連リードフレー
ム、31…単位リードフレーム、32…外枠、33…セ
クション枠、34…ダム部材、35、36、37…イン
ナリード、38、39、40…アウタリード、41…ヘ
ッダ、42…取付孔、43…はんだ付け層(ペレットボ
ンディング層)、44…トランスファ成形法による樹脂
封止体、44A…ポッティング法による樹脂封止体、4
5…取付孔、46…接着材、50…トランスファ成形装
置、51…上型、52…下型、53…キャビティー、5
4…ポット、55…プランジャ、56…カル、57…ラ
ンナ、58…ゲート、59…凹所、60a、60b…凸
部、61…レジン。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月23日(2001.8.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーMOSFE
の製造技術、特に、電気抵抗および熱抵抗の低減技術
に関し、例えば、高出力で高発熱のものに利用して有効
なものに関する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】本発明の目的は、外部抵抗分および熱抵抗
を抑制することができるパワーMOSFETの製造方法
を提供することにある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】すなわち、前記した課題を解決するための
パワーMOSFETの製造方法は、半導体ペレットの回
路要素が作り込まれた側の主面に配置されたソース電極
およびゲート電極と、前記半導体ペレットの前記主面と
反対側の主面に配置されたドレイン電極と、前記ソース
電極、ゲート電極のそれぞれに接続された複数のインナ
リードとを有するパワーMOSFETの製造方法におい
て、前記ソース電極およびゲート電極ははんだバンプか
らなる接続部によって前記各インナリードにそれぞれ接
続され、前記ドレイン電極ははんだ付け層によってヘッ
ダに接続され、前記はんだバンプと前記はんだ付け層と
には融点の異なるはんだ材料が使用されることを特徴と
する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】前記した手段によれば、ソース電極および
ゲート電極が各インナリードにはんだバンプからなる接
続部によってそれぞれ接続され、ドレイン電極がヘッダ
にはんだ付け層によって接続されているため、ボンディ
ングワイヤによる電気的接続に比べて外部抵抗分低減
させることができる。また、半導体ペレットの裏面に形
成されたドレイン電極がヘッダにはんだ付層によって直
接接続されているため、半導体ペレットの発熱をヘッダ
に効果的に放熱させることができ、パワーMOSFET
熱抵抗を低減することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態である
パワーMOSFETの製造方法によって製造されたパワ
ーMOSFETを示しており、(a)は一部切断平面
図、(b)は正面断面図である。図2以降は本発明の一
実施形態であるパワーMOSFETの製造方法を説明す
るための各説明図である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本実施形態において、本発明に係るパワー
MOSFETの製造方法によって製造されたパワーMO
SFET(以下、トランジスタという。)1は、MOS
FET回路が作り込まれ小形の平板形状に形成された半
導体ペレット(以下、ペレットという。)10と、MO
SFET回路を電気的に外部に引き出すための3本のイ
ンナリード35、36、37と、放熱性能を高めるため
のヘッダ41と、ペレット10、インナリード群および
ヘッダ41の一部を樹脂封止する樹脂封止体44とを備
えている。ペレット10の回路要素が作り込まれた側の
主面(以下、上面とする。)には各インナリード35、
36、37がバンプから形成された接続部25、26、
27によって電気的かつ機械的に接続されている。ま
た、ペレット10の反対側の主面である下面にはヘッダ
41が結合されている。そして、このトランジスタ1は
以下に述べるような製造方法によって製造されている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】図8は本発明の他の実施形態であるパワー
MOSFETの製造方法によって製造されたパワーMO
SFETを示しており、(a)は一部切断平面図、
(b)は正面断面図である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】本発明は、高出力で低価格であり、しか
も、高い放熱性能が要求されるパワーMOSFETの製
造方法に利用して優れた効果が得られる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】ソース電極およびゲート電極が各インナリ
ードにはんだバンプからなる接続部によってそれぞれ接
続され、ドレイン電極がヘッダにはんだ付け層によって
接続されているため、ボンディングワイヤによる電気的
接続に比べて外部抵抗分を低減させることができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】また、半導体ペレットの裏面に形成された
ドレイン電極がヘッダにはんだ付層によって直接接続さ
れているため、半導体ペレットの発熱をヘッダに効果的
に放熱させることができ、パワーMOSFETの熱抵抗
を低減することができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】本発明の一実施形態であるパワーMOSFET
の製造方法によって製造されたパワーMOSFETを示
しており、(a)は一部切断平面図、(b)は正面断面
図である。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】本発明の一実施形態であるパワーMOSFET
の製造方法に使用されるペレットを示しており、(a)
は平面図、(b)は正面断面図である。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】本発明の他の実施形態であるパワーMOSFE
の製造方法によって製造されたパワーMOSFETを
示しており、(a)は一部切断平面図、(b)は正面断
面図である。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1…パワートランジスタ(パワーMOSFET)、10
…ペレット、11…サブストレート、12…ゲート、1
3…シリコン酸化膜、14…ソース、15…ドレイン、
16…絶縁膜、17…ゲート用コンタクトホール、18
…ソース用コンタクトホール、19…ゲート用電極パッ
ド、20…ソース用電極パッド、21…ドレイン用電極
パッド、22…ゲート用バンプ、23…ソース用バン
プ、24…保護膜、25…ゲート用接続部、26…ソー
ス用接続部、27…ドレイン用接続部、30…多連リー
ドフレーム、31…単位リードフレーム、32…外枠、
33…セクション枠、34…ダム部材、35、36、3
7…インナリード、38、39、40…アウタリード、
41…ヘッダ、42…取付孔、43…はんだ付け層(ペ
レットボンディング層)、44…トランスファ成形法に
よる樹脂封止体、44A…ポッティング法による樹脂封
止体、45…取付孔、46…接着材、50…トランスフ
ァ成形装置、51…上型、52…下型、53…キャビテ
ィー、54…ポット、55…プランジャ、56…カル、
57…ランナ、58…ゲート、59…凹所、60a、6
0b…凸部、61…レジン。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ペレットの回路要素が作り込まれ
    た側の主面に配置されたソース電極およびゲート電極
    と、前記半導体ペレットの前記主面と反対側の主面に配
    置されたドレイン電極と、前記ソース電極、ゲート電極
    のそれぞれに接続された複数のインナリードとを有する
    パワーMOSFETの製造方法において、前記ソース電
    極およびゲート電極ははんだバンプからなる接続部によ
    って前記各インナリードにそれぞれ接続され、前記ドレ
    イン電極ははんだ付け層によってヘッダに接続され、前
    記はんだバンプと前記はんだ付け層とには融点の異なる
    はんだ材料が使用されることを特徴とするパワーMOS
    FETの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ドレイン電極が前記ヘッダにはんだ
    付け層によって接続された後に、前記ソース電極および
    ゲート電極が前記各インナリードにはんだバンプからな
    る接続部によってそれぞれ接続されることを特徴とする
    請求項1に記載のパワーMOSFETの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ソース電極およびゲート電極が前記
    各インナリードにはんだバンプからなる接続部によって
    それぞれ接続された後に、前記ドレイン電極が前記ヘッ
    ダにはんだ付け層によって接続されることを特徴とする
    請求項1に記載のパワーMOSFETの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記はんだ付け層のはんだ材料の融点
    は、前記はんだバンプのはんだ材料の融点よりも高いこ
    とを特徴とする請求項1に記載のパワーMOSFETの
    製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体ペレットの回路要素が作り込まれ
    た側の主面に配置されたソース電極およびゲート電極
    と、前記半導体ペレットの前記主面と反対側の主面に配
    置されたドレイン電極と、前記ソース電極、ゲート電極
    のそれぞれに接続された複数のインナリードとを有する
    パワーMOSFETの製造方法において、前記ソース電
    極およびゲート電極ははんだバンプからなる接続部によ
    って前記各インナリードにそれぞれ接続され、前記ドレ
    イン電極ははんだ付け層によってヘッダに接続され、前
    記はんだバンプと前記はんだ付け層とに同一の融点のは
    んだ材料が使用されて、同時にはんだ付けが実施される
    ことを特徴とするパワーMOSFETの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004014994A (ja) * 2002-06-11 2004-01-15 Toyota Motor Corp 半導体装置

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