JP2002124358A - コネクタ電線の圧接方法及び電線圧接装置 - Google Patents

コネクタ電線の圧接方法及び電線圧接装置

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JP2002124358A
JP2002124358A JP2000311131A JP2000311131A JP2002124358A JP 2002124358 A JP2002124358 A JP 2002124358A JP 2000311131 A JP2000311131 A JP 2000311131A JP 2000311131 A JP2000311131 A JP 2000311131A JP 2002124358 A JP2002124358 A JP 2002124358A
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groove
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Kazuaki Kamei
一明 亀井
Namio Ishiwatari
浪雄 石渡
Naoto Takase
尚登 高瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタハウジング10における電線保持部
11の各溝部13の配列ピッチを小さくしても、溝部1
3に対する電線12の圧入を円滑に行えるようにして電
線被覆の過大な変形を防止し、コネクタ全体の小型・軽
量化を容易に図れるようにすること。 【解決手段】 コネクタハウジング10の電線保持部1
1に並べて設けられた複数の溝部13に対してそれぞれ
電線12を圧入して固定するためのコネクタ電線の圧接
方法である。前記電線保持部11の各溝部13に対し、
各溝部13の少なくとも一つおきに前記電線12を同時
に圧入する第1工程と、前記電線12を圧入した溝部1
3以外の残りの溝部13に対し、残りの電線12を圧入
する第2工程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グの電線保持部に並べて設けられた複数の溝部に対して
それぞれ電線を圧入して固定するためのコネクタ電線の
圧接方法及び電線圧接装置の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】コンタクトに電線を電気的に接続する際
に半田を用いずに圧接接続するタイプのコンタクトとし
て、圧接型コンタクトが広く知られている。この圧接型
コンタクトでは、絶縁被覆を剥いていない1本の電線
を、ターミネーションの精密に仕上げられたスロットに
挿入したとき、スロットの両側面が絶縁体を押しのけ、
単線の導体(又は撚線の素線)を変形させて電気的接続
が得られる。
【0003】したがって、この圧接型コンタクトは、小
型・軽量化や低コスト化を図りやすく、かつ組立性や信
頼性にも優れているため、近年では電気コネクタの雌コ
ンタクトとして、特に多用されている。
【0004】ところで、コンタクトに対し電気的に接続
した電線は、図9〜図13に示すように、樹脂製のコネ
クタハウジング300の電線保持部301によって保持
される。この電線保持部301は、各電線302をそれ
ぞれ圧入する複数の溝部(図では4つの溝部を示す)3
03と、圧入された電線302が抜け出さないようにす
るための複数の抜け止め突起304とを備えている。抜
け止め突起304は、溝部303の両側に位置する押さ
え片305、305を有する。
【0005】このような電線保持部301に対して電線
302を圧入する方法として、複数の電線302を、対
応する溝部303に一括で圧入する方法が行われてい
た。この一括圧入方法は、例えば特開平10−4075
0号公報で開示するような全自動式の電線圧接装置を用
いて行うことができる。したがって、一本づつ電線を圧
入する方法に比べて生産性の向上を図ることができる。
【0006】この一括圧入方法については、通常、図9
〜図12に示すような工程で行われる。電線保持部30
1の各溝部303の直上に、圧入すべき各電線302を
それぞれ位置決めする(図9参照)。次いで、図10に
示すように、電線圧接装置の各押さえ爪306を各電線
302の真上に位置させた状態で、全ての電線302を
同時に上から押し込むようにして圧入する(図11、図
12参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年において、電子機
器の小型化や軽量化を図ることは重要な課題となってい
る。これに対応してコネクタ自体の小型化や軽量化を図
る必要があるが、次のような課題があった。
【0008】コネクタの小型化を図るための有効な手段
として、電線保持部301の溝部303の配列間隔(配
列ピッチ)を狭くすることが考えられる。しかし配列ピ
ッチを狭くした電線保持部301に対して電線302を
一括圧入した場合、電線保持部301の樹脂の弾性を利
用したバネ性を確保することが困難になる問題があっ
た。
【0009】即ち、狭ピッチコネクタに対して電線の一
括圧入を行った場合、バネ性の小さい狭い電線保持部
(イーグル部)301へ同時に電線を押し込む(圧入す
る)ことになり、各電線302に過大なストレスを与え
る。その結果、電線被覆の大きな変形が発生し、良好な
圧入作業ができないという問題が生じていた。
【0010】この問題点を例示したのが図13の拡大図
である。同図に示す狭ピッチコネクタでは、抜け止め突
起304間の間隔も狭くなるために、電線被覆の部分が
大きく塑性変形する変形部307が生じる。その結果、
電線302を上から押さえるための押さえ片305が効
果的に機能しなくなる場合があった。
【0011】この問題点は、溝部303の配列ピッチ
が、例えば既存製品で1.5mmであったものを、1.
25mmとした場合にも生じることが判った。この例で
は、どちらも同じ太さの電線を使用した場合である。も
ちろん、より小径の電線を使用すれば、このような問題
は解決できる可能性がある。しかし、それにはインピー
ダンス整合の問題や既存の電線の使用が不可能になる問
題等の新たな問題が生じることになる。
【0012】本発明の課題は、電線保持部の各溝部の配
列ピッチを小さくしても、溝部に対する電線の圧入を円
滑に行えるようにして電線被覆の過大な変形を防止し、
これにより、コネクタ全体の小型・軽量化を容易に図る
ことができる技術を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では、コネクタハ
ウジングの電線保持部に並べて設けられた複数の溝部に
対してそれぞれ電線を圧入して固定するためのコネクタ
電線の圧接方法であって、前記電線保持部の各溝部に対
し、各溝部の少なくとも一つおきに前記電線を同時に圧
入する第1工程と、前記電線を圧入した溝部以外の残り
の溝部に対し、残りの電線を圧入する第2工程とを含
む。
【0014】本発明によれば、電線保持部に対して電線
を少なくとも1本おきに同時に圧入することで、全ての
電線を同時に圧入するのに比べて、電線保持部が溝部の
配列方向に弾性的に変形し易くなる。これにより、電線
が通過する隙間が拡張され、電線通過時の負荷が軽減さ
れるため、電線被覆が過大に変形しなくなる。したがっ
て、コネクタ自体に特別な加工を施すことなく、コネク
タ全体の小型・軽量化を容易に図ることができる。
【0015】本発明において、前記第1工程では、前記
各溝部の一つおきに前記電線を同時に圧入し、前記第2
工程では、前記各溝部の残りの溝部に対して前記残りの
電線を同時に圧入する方法を採用することが望ましい。
このような方法を採用した場合、全ての電線の圧入工程
を2回で完了することができる。
【0016】また、前記第1工程では、前記各溝部の二
つおきに前記電線を同時に圧入し、前記第2工程では、
前記各溝部の残りの溝部に対して前記残りの電線を圧入
する方法を採用することもできる。この方法を採用した
場合、電線を2本おきに同時に圧入するため、電線を1
本おきに圧入する場合と同様に電線通過時の負荷が軽減
され、電線被覆が過大に変形しなくなる。
【0017】また、前記第2工程では、前記残りの溝部
の一つおきに前記残りの電線の一部を同時に圧入した後
に、残りの全ての電線を同時に圧入する方法を採用する
こともできる。この方法を採用した場合、全ての電線の
圧入工程を3回で完了することができる。
【0018】一方、本発明では、コネクタハウジングの
電線保持部に並べて設けられた複数の溝部に対してそれ
ぞれ電線を圧入して固定するための電線圧接装置であっ
て、前記各電線を前記各溝部に対して圧入するための複
数の押さえ爪をそれぞれ有する圧接歯と、その圧接歯の
駆動手段とを備え、前記圧接歯の押さえ爪は、前記各溝
部の少なくとも一つおきに対応する間隔で設けられてい
る構成とした。
【0019】本発明の電線圧接装置によれば、圧接歯の
押さえ爪を、各溝部の少なくとも一つおきに対応する間
隔で設けたことにより、複数の電線を少なくとも1本お
きに同時に圧入することができる。さらに、押さえ爪間
の間隔が広がるので、圧接歯自体の製作性も良くなる。
【0020】また、前記圧接歯は、前記各溝部の配列ピ
ッチに対して少なくとも1ピッチ分、前記各溝部の配列
方向にスライドした状態で電線の圧入動作が可能に構成
されていることが望ましい。このようにすれば、複数の
押さえ爪を有する一つの圧接歯を用いるだけで、複数の
電線を1本おきに同時に圧入することができる。即ち、
同一の圧接歯を用いて全ての電線を少なくとも2回の圧
入工程で行うことが可能になる。
【0021】前記圧接歯は、それぞれが複数の押さえ爪
を有する第1圧接歯及び第2圧接歯を備え、前記第1圧
接歯は、前記各溝部の一つおきに対応する間隔で設けら
れ、前記第2圧接歯は、前記各溝部の一つおきに対応す
る間隔でかつ、前記第1圧接歯の押さえ爪間に位置する
ように設けられ、それら第1圧接歯及び第2圧接歯のそ
れぞれに前記駆動手段が設けられて個別に電線の圧入動
作が可能に構成されていることが望ましい。このような
構成とした場合、第1圧接歯によって電線を1本おきに
溝部へ同時に圧入し、第2圧接歯によって残りの電線を
溝部へ同時に圧入することが可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1〜図3は、本発明に
係る電線の圧接方法を実現するための電線圧接装置の一
例を示す要部の正面図である。図4〜図8は、本発明に
係る電線の圧接方法の一例を示す工程図である。
【0023】これらの図において、10はコネクタハウ
ジングであり、その後部に電線保持部11が設けられて
いる。電線保持部11には、電線12が圧入される溝部
13がコネクタハウジング10の幅方向(矢印A方向)
に間隔をおいて配列されている。また、この電線保持部
11には、電線12の抜け止め突起14が溝部13の配
列方向と同一方向に間隔をおいて複数配列されている。
したがって、各溝部13は抜け止め突起14、14間に
それぞれ形成されている。
【0024】溝部13の底面部分は断面半円形状に形成
され、全体として断面U字状に形成されている。抜け止
め突起14の両側には、斜め下方に向いた押さえ片1
5、15が設けられている。これにより、U字状の溝部
13の上側の開口部分が押さえ片15、15により両側
から狭められた形状となっている。
【0025】各抜け止め突起14の先端部は、最先端に
向かうほど細く形成されている。これにより、抜け止め
突起14の両側面は、電線12を溝部13へと案内する
ガイド斜面14a、14aとして機能するように形成さ
れている。
【0026】電線圧入装置は、図2において、符号Sで
示されている。この電線圧入装置Sは、各電線12を各
溝部13に対して圧入するための複数の押さえ爪2a、
3aをそれぞれ有する圧接歯1と、その圧接歯1の駆動
手段7とを備えている。圧接歯1の押さえ爪2a、3a
は、各溝部13の少なくとも一つおきに対応する間隔で
設けられている。
【0027】この実施の形態では、圧接歯1は、複数の
押さえ爪2aを有する第1圧接歯2と、複数の押さえ爪
3aを有する第2圧接歯3とを備えている。ここで、第
1圧接歯2の押さえ爪2aは、各溝部13の一つおきに
対応する間隔で設けられている。第2圧接歯3の押さえ
爪3aは、各溝部13の一つおきに対応する間隔でか
つ、第1圧接歯2の押さえ爪2a間に位置するように設
けられている。
【0028】そして、それら第1圧接歯2及び第2圧接
歯3のそれぞれに駆動手段が設けられて個別に電線12
の圧入動作が可能に構成されている。図示例では、第1
圧接歯2に第1シリンダ装置5が、第2圧接歯3に第2
シリンダ装置6がそれぞれ設けられている。第1圧接歯
2の各押さえ爪2aは第1シリンダ装置5によって一体
に上下移動し、第2圧接歯3の各押さえ爪3aは第2シ
リンダ装置6によって一体に上下移動するように構成さ
れている。これら第1圧接歯2及び第2圧接歯3はいわ
ゆる櫛歯のような構成としている。
【0029】このような構成の電線圧接装置Sを使用し
た場合、第1圧接歯2によって電線12を1本おきに溝
部13へ同時に圧入し、第2圧接歯3によって残りの電
線12を溝部13へ同時に圧入することができる。
【0030】より具体的に説明すると、第1工程では、
図1に示すように、圧入すべき多数の電線12をコネク
タハウジング10の電線保持部11上に位置させた状態
で、図2に示すように、シリンダ装置5を作動させて第
1圧接歯2を下降させる。第1圧接歯2の下降により、
電線12が1本おきに溝部13へ同時に圧入される。
【0031】図4〜図6はこの第1工程を拡大図で示し
ている。これらの図から理解できるように、電線保持部
11に対して電線12を1本おきに同時に圧入すること
で、全ての電線を同時に圧入するのに比べて、電線保持
部11が溝部13の配列方向に弾性的に変形し易くな
る。即ち、抜け止め突起14は、電線12が圧入されな
い溝部13側へ弾性変形し易くなる。これにより、電線
12が通過する隙間が拡張され、電線通過時の負荷が軽
減されるために、電線被覆が過大に変形することなく円
滑に圧入される。
【0032】次に、第2工程では、第2シリンダ装置6
を作動させて第2圧接歯3を下降させ、残りの電線12
を溝部13へ同時に圧入する。この第2工程を示したの
が図3、図7及び図8である。これらの図から理解でき
るように、この第2工程においても電線12は円滑に圧
入される。
【0033】即ち、この第2工程においては、電線12
は1本おきに溝部13内へ既に圧入された状態にあるた
め、各抜け止め突起14は左右に弾性変形しやすくなっ
ている。その結果、第2工程においても、電線12が通
過する隙間が拡張され、電線通過時の負荷が軽減される
ために、電線被覆が過大に変形することなく円滑に圧入
される。
【0034】ここで、第1圧接歯2は、第2工程を行う
間、下降させたままとしてるが、次のコネクタに対する
圧接動作に備えて上昇位置へ退避させておいても良い。
しかし、第1圧接歯2の下降によりコネクタハウジング
10を、図示しない載置台上にしっかりと位置決めして
おける作用効果が得られる。
【0035】なお、上記実施の形態では、第1圧接歯2
と第2圧接歯3とを備える電線圧接装置の例を示した
が、これに限らず、必要に応じて次のような構成を採用
することもできる。
【0036】圧接歯1を第1圧接歯2のみとし、各溝部
13の配列ピッチに対して少なくとも1ピッチ分、各溝
部13の配列方向(図4においてA方向)にスライドし
た状態でも電線12の圧入動作が可能な構成としても良
い。即ち、各溝部13の配列方向にスライドした複数の
位置の何れでも電線12の圧入動作が可能な構成として
も良い。このようにすれば、複数の押さえ爪2aを有す
る第1圧接歯2を用いるだけで、複数の電線12を1本
おきに同時に圧入することができる。これにより、同一
の圧接歯を用いて全ての電線を少なくとも2回の圧入工
程で行うことが可能になる。
【0037】また、第1工程では、各溝部13の二つお
きに電線12を同時に圧入し、第2工程では、各溝部1
3の残りの溝部13に対して残りの電線12を圧入する
方法を採用しても良い。この場合、第1圧接歯2の押さ
え爪2a及び第2圧接歯3の押さえ爪3aを設ける間隔
を対応させる必要がある。この方法を採用した場合、電
線12を2本おきに同時に圧入するため、電線12を1
本おきに圧入する場合と同様に電線通過時の負荷が軽減
され、電線被覆が過大に変形しなくなる。
【0038】さらに、第2工程では、残りの溝部13の
一つおきに残りの電線12の一部を同時に圧入した後
に、残りの全ての電線12を同時に圧入する方法を採用
することもできる。この方法を採用した場合、全ての電
線の圧入工程を3回で完了することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、コネクタハウジングに
おける電線保持部の各溝部の配列ピッチを小さくして
も、溝部に対する電線の圧入を円滑に行えるようにして
電線被覆の過大な変形を防止することができる。これに
より、コネクタ全体の小型・軽量化を容易に図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電線圧接装置の一例を示す要部の
正面図
【図2】本発明に係る電線圧接装置の圧接歯部分の動作
状態を示す正面図
【図3】本発明に係る電線圧接装置の圧接歯部分の動作
状態を示す正面図
【図4】本発明に係る電線の圧接方法の一例を示す工程
【図5】本発明に係る電線の圧接方法の一例を示す工程
【図6】本発明に係る電線の圧接方法の一例を示す工程
【図7】本発明に係る電線の圧接方法の一例を示す工程
【図8】本発明に係る電線の圧接方法の一例を示す工程
【図9】従来技術に係る電線の圧接方法の一例を示す工
程図
【図10】従来技術に係る電線の圧接方法の一例を示す
工程図
【図11】従来技術に係る電線の圧接方法の一例を示す
工程図
【図12】従来技術に係る電線の圧接方法の一例を示す
工程図
【図13】図12の破線Aで囲む部分の拡大図
【符号の説明】
1 圧接歯 2 第1圧接歯 2a 押さえ爪 3 第2圧接歯 3a 押さえ爪 5 第1シリンダ装置 6 第2シリンダ装置 7 駆動手段 10 コネクタハウジング 11 電線保持部 12 電線 13 溝部 14 抜け止め突起 14a ガイド斜面 15 押さえ片 S 電線圧接装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高瀬 尚登 神奈川県大和市深見東一丁目5番4号 日 本モレックス株式会社内 Fターム(参考) 5E012 AA42 5E051 JA08 JB04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングの電線保持部に並べ
    て設けられた複数の溝部に対してそれぞれ電線を圧入し
    て固定するためのコネクタ電線の圧接方法であって、 前記電線保持部の各溝部に対し、各溝部の少なくとも一
    つおきに前記電線を同時に圧入する第1工程と、 前記電線を圧入した溝部以外の残りの溝部に対し、残り
    の電線を圧入する第2工程とを含む、コネクタ電線の圧
    接方法。
  2. 【請求項2】 前記第1工程では、前記各溝部の一つお
    きに前記電線を同時に圧入し、前記第2工程では、前記
    各溝部の残りの溝部に対して前記残りの電線を同時に圧
    入する、請求項1記載のコネクタ電線の圧接方法。
  3. 【請求項3】 前記第1工程では、前記各溝部の二つお
    きに前記電線を同時に圧入し、前記第2工程では、前記
    各溝部の残りの溝部に対して前記残りの電線を圧入す
    る、請求項1記載のコネクタ電線の圧接方法。
  4. 【請求項4】 前記第2工程では、前記残りの溝部の一
    つおきに前記残りの電線の一部を同時に圧入した後に、
    残りの全ての電線を同時に圧入する、請求項3記載のコ
    ネクタ電線の圧接方法。
  5. 【請求項5】 コネクタハウジングの電線保持部に並べ
    て設けられた複数の溝部に対してそれぞれ電線を圧入し
    て固定するための電線圧接装置であって、 前記各電線を前記各溝部に対して圧入するための複数の
    押さえ爪をそれぞれ有する圧接歯と、その圧接歯の駆動
    手段とを備え、 前記圧接歯の押さえ爪は、前記各溝部の少なくとも一つ
    おきに対応する間隔で設けられている、電線圧接装置。
  6. 【請求項6】 前記圧接歯は、前記各溝部の配列ピッチ
    に対して少なくとも1ピッチ分、前記各溝部の配列方向
    にスライドした状態で電線の圧入動作が可能に構成され
    ている、請求項5記載の電線圧接装置。
  7. 【請求項7】 前記圧接歯は、それぞれが複数の押さえ
    爪を有する第1圧接歯及び第2圧接歯を備え、前記第1
    圧接歯は、前記各溝部の一つおきに対応する間隔で設け
    られ、前記第2圧接歯は、前記各溝部の一つおきに対応
    する間隔でかつ、前記第1圧接歯の押さえ爪間に位置す
    るように設けられ、それら第1圧接歯及び第2圧接歯の
    それぞれに前記駆動手段が設けられて個別に電線の圧入
    動作が可能に構成されている、請求項5記載の電線圧接
    装置。
JP2000311131A 2000-10-11 2000-10-11 コネクタ電線の圧接方法及び電線圧接装置 Pending JP2002124358A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018041748A (ja) * 2014-01-20 2018-03-15 ライヒレ・ウント・デ−マッサーリ・アクチェンゲゼルシャフトReichle & De−Massari Ag 差込み式コネクタ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018041748A (ja) * 2014-01-20 2018-03-15 ライヒレ・ウント・デ−マッサーリ・アクチェンゲゼルシャフトReichle & De−Massari Ag 差込み式コネクタ装置

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