JP2002124232A - 電池および電池を有する電子機器 - Google Patents

電池および電池を有する電子機器

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JP2002124232A
JP2002124232A JP2000317961A JP2000317961A JP2002124232A JP 2002124232 A JP2002124232 A JP 2002124232A JP 2000317961 A JP2000317961 A JP 2000317961A JP 2000317961 A JP2000317961 A JP 2000317961A JP 2002124232 A JP2002124232 A JP 2002124232A
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battery
electric connection
connection portion
substrate
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JP2000317961A
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Yoshisada Okayasu
好貞 岡安
Kiyoshi Tomura
清志 戸村
Takashi Kayama
俊 香山
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Original Assignee
Sony Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気接続部分の統一を図り、小型化および薄
型化を図ることができ、電気的な接続の信頼性を向上し
コストダウンを図ることができる電池および電池を有す
る電子機器を提供すること。 【解決手段】 ケース200と、ケース200内に配置
される電池本体34と、ケース200内に配置されて、
電池本体34の電極取り出し部を電気的に接続する基板
36と、基板36に配置されてケース200から露出し
ており、基板36を介して電極取り出し部を、外部の機
器に対して電気的に接続するための電気接続部40と、
を備え、ケース200の内の電気接続部40が露出して
配置されている電気接続部配置部分202は、電気接続
部40に対応した大きさであり、ケース200の他の部
分206に比べて薄く形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池および電池を
有する電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図24は、従来の電池の構造例を示して
いる。従来の電池1000は、上ケース1001、下ケ
ース1002、電池本体1003等を有している。電池
本体1003は、上ケース1001と下ケース1002
の中に収容される。電池本体1003の電極の取り出し
部1004と1005は、図24と図25に示すような
タブ1006に対して抵抗溶接後、これらのタブ100
6は、基板1007に対してはんだ付けしている。そし
て、外部との接続部分1008は、基板1007に対し
て作業者が手作業によるはんだ付けにより電気的に接続
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このために、電池10
00の小型化が困難で、また溶接時に電池の封止部に熱
が伝わってしまい、信頼性を落とす要因の一つとなって
いる。しかも、外部との接続部分1008は基板100
7に対して作業者が手作業ではんだ付けしているため
に、はんだ付けの自動化が困難であり、組立工数がアッ
プしてコストダウンが図れない。
【0004】また、この種の電池では、電池の接続部分
の形状および大きさの統一を図り、電池本体(セル)の
大きさが変わっても、パッケージのみの変更でそのセル
を収容することができ、接続部分はどの容量の電池であ
っても同じものを使用したいという要求がある。そこで
本発明は上記課題を解消し、小型化および薄型化を図る
ことができ、電気的な接続の信頼性を向上しコストダウ
ンを図ることができる電池および電池を有する電子機器
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ケー
スと、前記ケース内に配置される電池本体と、前記ケー
ス内に配置されて、前記電池本体の電極取り出し部を電
気的に接続する基板と、前記基板に配置されて前記ケー
スから露出しており、前記基板を介して前記電極取り出
し部を、外部の機器に対して電気的に接続するための電
気接続部と、を備え、前記ケースの内の前記電気接続部
が露出して配置されている電気接続部配置部分は、前記
電気接続部に対応した大きさであり、前記ケースの他の
部分に比べて薄く形成されていることを特徴とする電池
である。
【0006】請求項1では、電池本体はケース内に配置
される。基板は、ケース内に配置されて電池本体の電極
取り出し部を電気的に接続する。電気接続部は、基板に
配置されてケースから露出しており、基板を介して電極
取り出し部を外部の機器に対して電気的に接続するため
の部分である。この電気接続部が露出して配置されてい
るケースの内の電気接続部配置部分は、電気接続部に対
応した大きさでありケースの他の部分に比べて薄く形成
されている。このことから、同じ大きさの電気接続部を
ケースの電気接続部配置部分に対して装着するだけでよ
い。すなわちケースの他の部分の中に位置している電池
本体の容積や容量が変わったとしても、そのケースの他
の部分のみのサイズを変えれば済む。電気接続部の統一
化が図れ、コストダウンを図ることができる。電池本体
(セル)の大きさや容積が変わっても、ケースの他の部
分の大きさのみの変更で済み、電気接続部分や基板の変
更が不要であるので、簡単に対応することができる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の電池
において、前記電気接続部配置部分は、前記ケースの幅
方向に関して中央に位置している。
【0008】請求項3の発明は、請求項1に記載の電池
において、前記電気接続部配置部分は、前記ケースの幅
方向に関して中央からずれて位置している。
【0009】請求項4の発明は、請求項1に記載の電池
において、前記電気接続部配置部分は、前記ケースの片
面側から凹部を形成することで前記ケースの他の部分に
比べて薄く形成されている。
【0010】請求項5の発明は、請求項1に記載の電池
において、前記電気接続部配置部分は、前記ケースの一
方の面側と他方の面側からそれぞれ凹部を形成すること
で前記ケースの他の部分に比べて薄く形成されている。
【0011】請求項6の発明は、請求項1に記載の電池
において、前記電気接続部配置部分は、前記ケースの端
部に配置されている。
【0012】請求項7の発明は、請求項1に記載の電池
において、前記電気接続部配置部分は、前記ケースの一
方の面の中央部に突出して配置されている。
【0013】請求項8の発明は、請求項1に記載の電池
において、複数の前記電気接続部配置部分は、前記ケー
スに対して形成されている。
【0014】請求項9の発明は、電池を着脱自在に装着
できる電子機器において、前記電池は、ケースと、前記
ケース内に配置される電池本体と、前記ケース内に配置
されて、前記電池本体の電極取り出し部を電気的に接続
する基板と、前記基板に配置されて前記ケースから露出
しており、前記基板を介して前記電極取り出し部を、前
記電子機器側の端子に対して電気的に接続するための電
気接続部と、を備え、前記ケースの内の前記電気接続部
が露出して配置されている電気接続部配置部分は、前記
ケースの他の部分に比べて薄く形成されていることを特
徴とする電池を有する電子機器である。
【0015】請求項9では、電池本体はケース内に配置
される。基板は、ケース内に配置されて電池本体の電極
取り出し部を電気的に接続する。電気接続部は、基板に
配置されてケースから露出しており、基板を介して電極
取り出し部を外部の機器に対して電気的に接続するため
の部分である。この電気接続部が露出して配置されてい
るケースの内の電気接続部配置部分は、電気接続部に対
応した大きさでありケースの他の部分に比べて薄く形成
されている。このことから、同じ大きさの電気接続部を
ケースの電気接続部配置部分に対して装着するだけでよ
い。すなわちケースの他の部分の中に位置している電池
本体の容積や容量が変わったとしても、そのケースの他
の部分のみのサイズを変えれば済む。電気接続部の統一
化が図れ、コストダウンを図ることができる。電池本体
(セル)の大きさや容積が変わっても、ケースの他の部
分の大きさのみの変更で済み、電気接続部分や基板の変
更が不要であるので、簡単に対応することができる。
【0016】請求項10の発明は、請求項9に記載の電
池を有する電子機器において、前記電気接続部配置部分
は、前記ケースの幅方向に関して中央に位置している。
【0017】請求項11の発明は、請求項9に記載の電
池を有する電子機器において、前記電気接続部配置部分
は、前記ケースの幅方向に関して中央からずれて位置し
ている。
【0018】請求項12の発明は、請求項9に記載の電
池を有する電子機器において、前記電気接続部配置部分
は、前記ケースの片面側から凹部を形成することで前記
ケースの他の部分に比べて薄く形成されている。
【0019】請求項13の発明は、請求項9に記載の電
池において、前記電気接続部配置部分は、前記ケースの
一方の面側と他方の面側からそれぞれ凹部を形成するこ
とで前記ケースの他の部分に比べて薄く形成されてい
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0021】図1と図2は、本発明の電池を有する電子
機器の一例として携帯電話を示している。この電子機器
の一例である携帯電話10は、筐体12と電池(バッテ
リ)100、表示部16、アンテナ14、スピーカ2
2、マイク20、操作部18等を有している。電池10
0は携帯電話10に対して電源を供給するためのバッテ
リである。筐体12は、フロント部24とリヤ部26を
有している。図2に示すようにリヤ部26の下部であっ
てフロント部24の裏面には電池100が着脱可能に取
り付けられている。表示部16は、各種情報を表示する
部分であり、たとえば液晶表示装置を用いることができ
る。スピーカ22は音声を聞くためのものであり、マイ
ク20は操作者の声を入力する部分である。操作部18
は、テンキー18C、電話を掛けるためのボタン18A
および電話を切るためのボタン18B等を有している。
【0022】図3は、図2の電池100の構造例を示し
ている。図3の電池100は、概略的には上ケース3
0、下ケース32、電池本体34、基板36、電気接続
部40、圧着端子42,44およびラベル46を有して
いる。
【0023】図4は、上ケース30、下ケース32、電
池本体(セルともいう)34、基板36、電気接続部4
0、圧着端子42,44の構造を拡大して示している。
上ケース30と下ケース32は、電池本体34と基板3
6を収容する容器であり、材質としては、たとえばプラ
スチック、具体的にはABS(アクリロニトリルブタジ
エンスチレン)、PC(ポリカーボネート)、PC/A
BS(ポリカーボネート/アクリロニトリルブタジエン
スチレン)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、
PPS(ポリフェニレンサルファイド)、変性PPE
(ポリフェニレンエーテル)等の樹脂により作られてい
る。上ケース30と下ケース32は、たとえば超音波溶
着により一体化することができる。図3のラベル46は
上ケース30の外面30Bに対して貼り付けられてお
り、このラベル46には電池100の特性やその他の情
報が記載されている。
【0024】図5(A)と図5(B)は、電池本体34
の形状例を示している。図5の電池本体34は、電極取
り出し部50,52を有している。電極取り出し部50
は、負極であり、たとえばニッケルにより作られてお
り、もう一つの電極取り出し部52は、正極でありたと
えばアルミニウムにより作られている。電池本体34
は、たとえばリチウムイオン電池、リチウムポリマー電
池あるいは固体ポリマー電池等の何度も充放電可能な電
池であり、電池本体34は、ケースにより封止されてい
る。
【0025】図3と図4の基板36は、上ケース(第1
ケースともいう)30と下ケース(第2ケースともい
う)32の間に配置される基板であり、この基板36は
たとえば長方形状であって、電池本体34を保護する保
護回路を有しており、圧着端子42,44を有してい
る。この基板36の保護回路は、安全の為に充電時の上
限電圧を規定したり、放電時の下限電圧を規定したりす
ることが可能となる。この基板36は、たとえばガラス
エポキシ基板や紙フェノール基板、フレキシブルプリン
ト配線板、液晶ポリマー基板、セラミックス基板などに
より作られている。
【0026】図3と図4に示す基板36の一端部と他端
部側には、圧着端子42, 44が、たとえばリフロー炉
を通すことにより、はんだ付けにより電気的に接合され
ている。圧着端子42,44は、たとえば導電性を有す
る金属材料、たとえば銅板、リン青銅板、ベリリウム銅
板などに半田メッキをしたものやブリキなどにより作ら
れており、図4に示すように板状の部材である。
【0027】図3の圧着端子42は、基板36の上であ
って電極取り出し部50に対応した位置にあり、圧着端
子44は、基板36の上であって電極取り出し部52に
対応した位置にある。圧着端子42と圧着端子44のそ
れぞれにおける圧着構造は同じ構造である。図6と図7
に示すように圧着端子42(または44)は、対応する
電極取り出し部50(または52)を包むようにして、
カシメ用のパンチによりカシメて一体的に固定する。
【0028】これにより、電極取り出し部50は圧着端
子42を介して基板36の導電パターンの所定位置に接
続され、電極取り出し部52は圧着端子44を介して、
基板36の導電パターンの所定の位置に電気的に接続さ
れる。
【0029】このように、電極取り出し部50,52
は、それぞれ対応する圧着端子42,44を介して、熱
をかけないようにして、機械的なカシメ動作により簡単
に基板36側に対して電気的に接続することができる。
すなわち、従来行われていたように電極取り出し部を基
板側に手作業ではんだ付けにより電気的に接続して、電
池本体34側に熱が伝わってしまって、電池本体34を
損傷するような現象を避けることができる。
【0030】図7は、基板36、電池本体(セル)3
4、電気接続部40等を示しており、図8は図7の背面
図である。図9は上ケース30と下ケース32、電気接
続部40、基板36、電池本体34等を示している。上
ケース30は筐体上部ともいい、下ケース32は筐体下
部とも呼んでいる。図10は、上ケース30と下ケース
32および電気接続部40等が組み立てられて完成した
状態を示している。上ケース30と下ケース32の中に
は電池本体34が収容されている。
【0031】この上ケース30と下ケース32は、ケー
ス200を構成しており、このケース200の中には、
破線で示すように、図3と図4に示す基板36と電池本
体34等が収容されている。特徴的なのは、このケース
200の一端部201側には、電気接続部配置部分20
2が設けられていることである。この電気接続部配置部
分202は、電気接続部40が露出して配置されている
部分であって、ケース200の内の一部分である。この
電気接続部配置部分202は、図10の例では、Eの方
向から見て長方形状であり、深さdを有する凹部形状部
分である。この凹部形状の電気接続部配置部分202
は、ケース200のセンターラインCLに関してほぼ中
央に位置している。従ってケース200の両側は、電気
接続部配置部分202に比較すると、凸部203になっ
ている。
【0032】電気接続部40の面40Rと面40Sは、
電気接続部配置部分202の表面204と、別の表面2
05においてそれぞれ面一に露出している。この電気接
続部配置部分202の厚みDは、ケース200の電気接
続部配置部分202以外の他部分206の厚みD1に比
べて薄く形成されていることが特徴的である。ケース2
00の他の部分206の中には、電池本体34が収容さ
れている。電気接続部配置部分202には、電気接続部
40の他に、図3に示す基板36等が収容されている。
このことから、電池100を使用する電子機器の仕様に
応じて電池本体34の容量を増加する必要があり電池本
体34の容積が大きくなったりあるいは大きさが大きく
なる場合であっても、電気接続部40と電気接続部配置
部分202の大きさは変えずに、ケース200の他の部
分206の厚みD1を大きくすればよい。このことか
ら、電気接続部配置部分202と電気接続部40および
基板36の変更をしなくても、どの機種であっても大き
さや寸法を規格化して統一化することができる。
【0033】図3と図4に示すように電気接続部配置部
分202には、電気接続部40をはめ込んで保持するた
めの収容部202Aが形成されている。下ケース32に
も、電気接続部40をはめ込んで保持するための収容部
202Bが形成されている。
【0034】図11は、図7のA−Aにおける断面構造
例と携帯電話10のフロント部24等を示している。図
12は、筐体12のフロント部24と、基板36および
電気接続部40の接続端子300等を示している。図1
3はこの接続端子300の形状例を示している。図14
は、電気接続部40の形状例を示している。
【0035】電気接続部40は、ハウジング41と複数
個の接続端子300を有している。接続端子300は、
たとえば図7に示すように等しい間隔をおいて複数個配
列されている。接続端子300は、図11と図12に示
すように、接続部分302と別の接続部分303を有し
ている。接続部分302は基板36の導体パターンに対
して電気的に接続するために、接続部分302は基板3
6の一方の面と他方の面を機械的に弾性的に挟んで支持
することができる。これにより接続部分302と基板3
6の導体パターンが電気的に接続される。
【0036】図12の接続端子300の接続部分303
は、携帯電話のフロント部24側から突出して設けられ
たコンクタト304に対して着脱可能に接続することが
できる部分である。接続部分302が弾性部材302A
と302Bで構成されているように、接続部分303も
弾性部材303Aと弾性部材303Bにより構成されて
いる。弾性部材303Aと303Bの間には、コンタク
ト304が着脱可能に挿入されて、コンタクト304は
弾性部材303Aと303Bにより弾性的に挟まれて保
持することができる。これによりコンタクト304と接
続部分303の弾性部材303Aと303Bは電気的に
着脱自在に接続することができる。従って、コンタクト
304と基板36は、接続端子300を介して電気的に
接続可能である。
【0037】図11と図12に示すコンタクト304の
形状例は、図15に示しており、コンタクト304は、
ハウジング307に対して平行に突出して形成されてい
る。各コンタクト304は図15(D)に示すように平
板状の部材である。ハウジング307はこれらのコンタ
クト304を支持しており、ハウジング307は、筐体
12のフロント部24側に固定されている。
【0038】図12に示す接続端子300とコンタクト
304は、弾性変形可能で、導電性に優れる金属材料、
たとえばSUS(ステンレス鋼)、銅、リン青銅、ベリ
リウム銅などにより作られている。図11の接続端子3
00のハウジング41と図15のハウジング307は、
たとえば絶縁性に優れるプラスチックの一例である、例
えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)、LCP
(液晶ポリマー)、PA(ポリアミド)などにより作ら
れている。図10に示すように、電気接続部40の面4
0Rと面40Sには溝40Hが形成されている。面40
Rは電気接続部配置部分の表面204とほぼ面一であ
り、面40Sは表面205とほぼ面一である。各溝40
Hは、図11に示すように各接続端子300の接続部分
303に対応した位置に形成されており、フロント部2
4側のコンタクト304は、この溝40Hを通じて差し
込んで対応する接続部分300にはめ込んで接続でき
る。
【0039】図10の実施の形態では、電気接続部配置
部分202が、ケース200の一端部側の中央位置に位
置している。すなわち凹部形状の電気接続部配置部分2
02は、ケース200のセンターラインCLを中心とし
て配置されている。これに対して、図16の実施の形態
は、ケース400の上ケース430と下ケース432に
対して凹部形状の電気接続部配置部分402が形成され
ている。しかしこの電気接続部配置部分402は、ケー
ス400のセンターラインCLからはずれたラインCL
1を中心として形成されている。このようにケース40
0の幅方向に関して中央に位置している図10の例とは
異なり、ケースの幅方向に関して中央からずれて位置で
きるように電気接続部配置部分402を形成しても構わ
ない。
【0040】図17は、本発明の電池の別の実施の形態
を示しており、ケース500の上ケース530と下ケー
ス532に対して、電気接続部配置部分502は、さら
にケース500の幅方向にずれて形成されている。すな
わち電気接続部配置部分502は、ケース500の一方
の端面510側に接して形成されており、電気接続部配
置部分502は、端面510と別の端面520に開放さ
れている。
【0041】図18は、本発明のさらに別の実施の形態
を示しており、図18の実施の形態の電池100のケー
ス600の上ケース630と下ケース632には、電気
接続部配置部分602が設けられている。ただし、電気
接続部配置部分602の形状がE方向から見て、図10
に示すような長方形状ではなく、半円形状もしくは楕円
形状に形成されている点が異なる。
【0042】図19の電池の別の実施の形態では、電池
100のケース700の上ケース730と下ケース73
2に対して、図10の形状とは異なる電気接続部配置部
分702が形成されている。この電気接続部配置部分7
02の形状は、E方向から見て、長方形状ではなく、た
とえば台形状に形成されている。
【0043】図20は、本発明の電池のさらに別の実施
の形態を示しており、電池100のケース800の上ケ
ース830と下ケース832に対しては、電気接続部配
置部分802が形成されている。この電気接続部配置部
分802は、上ケース830の端面831と下ケース8
32の端面833が突出した形状になっている。この電
気接続部配置部分802は、上ケース830の面と下ケ
ース832の面からそれぞれ凹部を形状することで作ら
れている。すなわち電気接続部配置部分802の厚みD
は、ケース800の他の部分806の厚みD1よりも薄
く設定されている。この電気接続部配置部分802は、
ケース800の幅Wに沿って形成されている。
【0044】図21の電池100の実施の形態では、ケ
ース880の上ケース880と下ケース882に対し
て、電気接続部配置部分892がG方向に突出して形成
されている。ケース880の長手方向とは直角方向のG
方向に沿って電気接続部配置部分892が形成されてい
る。この電気接続部配置部分892の厚みDは、ケース
880の他の部分806の厚みD1よりは薄く形成され
ている。
【0045】図22の実施の形態の電池100のケース
900は、上ケース930と下ケース932を有してい
る。上ケース930からは、G方向に突出して、電気接
続部配置部分898が形成されている。この電気接続部
配置部分898の厚みDは、ケース900の厚みDより
も薄く形成されている。電気接続部配置部分898は、
上ケース930の途中からG方向に突出して形成されて
いる。
【0046】図23の実施の形態の電池100のケース
960は、上ケース970と下ケース972を有してい
る。特徴的なのは、2つの電気接続部配置部分982
が、ケース960に対して設けられていることである。
各電気接続部配置部分982の厚みDは、ケース960
の他の部分996の厚みD1よりも薄く設定されてい
る。電気接続部配置部分982と982の間には、凸部
998が形成されている。
【0047】上述したように、本発明の電池の実施の形
態では、ケースに対して装着する電気接続部の大きさや
形状の統一が図れる。たとえば、図10に示すように電
気接続部40は、電気接続部配置部分202に対して設
けられていると、電気接続部配置部分202の厚みD
は、ケース200の他の部分206の厚みD1に比べて
薄く形成されている。しかも他の部分206には、電池
本体304が収容されている。これに対して電気接続部
配置部分202には、電気接続部40の他に基板36等
も収容されている。
【0048】このことから、電気接続部配置部分202
を、ケース200に凹部形状部分として積極的に設ける
ことにより、ケース200の他の部分206に収容しよ
うとする電池本体34の容量増加に伴う電池本体34の
容積の増大や大きさが大きくなるような要求があって
も、ケース200の他の部分206のみの厚みD1を大
きくすれば済む。このことから電気接続部40と基板3
6の変更は不要であり、ケース200自体のサイズの変
更だけで済むことから、コストダウンを図ることができ
るとともに、小型化が図れる。
【0049】たとえば図10の電池100の電気接続部
配置部分202にある電気接続部40を、図11に示す
ように携帯電話等のコンタクト304に対して電気的に
接続したり、あるいは図示しない充電用のチャージャー
の接続端子に対して電気的に接続する場合に、小型の電
気接続部40を含む電気接続部配置部分202が設けら
れていることから、携帯電話等の機器や電池100の電
池本体34を充電するためのチャージャー側の接続容積
の低減化を図ることができる。電気接続部40を含む電
気接続部配置部分202が他の部分206に対して薄型
化されており、大きさや形状の統一が図れるので、携帯
電話等の機器や充電用のチャージャーの形状が統一がで
き、携帯電話等の機器やチャージャー等の種類を減らす
ことができるので、ユーザの使用勝手が向上する。
【0050】図11に示すように、本発明の電気接続部
40の接続端子300は、携帯電話のフロント部24の
コンタクト304に対して、L1方向やL2方向あるい
はL3方向に沿って接続端子303に対してはめ込んで
接続できる。L1方向は、フロント部24の長手方向で
あり、L2方向はL1方向と直角方向である。L3方向
は、L1とL2の方向の間における斜め方向である。こ
の点においても、電池100の使用勝手を向上できる。
【0051】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。上述した実施の形態では、ケースは
たとえば直方体形状のものであるが、これに限らず円柱
形状や他の形状のものも勿論採用することができる。ま
た本発明の電池が搭載される電子機器としては、携帯電
話に限らず、携帯型のコンピュータ、携帯型のゲーム機
器、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、個人用情報
端末等に適用するものであっても勿論構わない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電気接続部分の統一を図り、小型化および薄型化を図る
ことができ、電気的な接続の信頼性を向上しコストダウ
ンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電池を有する電子機器の一例として携
帯電話を示す正面図。
【図2】図1の携帯電話の背面図。
【図3】図2に示す電池の分解斜視図。
【図4】図3の電池の拡大図。
【図5】電池本体を示す図。
【図6】電池本体が基板に対して接続されている例を示
す図。
【図7】下ケースの中に配置された基板や電気接続部等
を示す平面図。
【図8】図7の背面図。
【図9】上ケースと下ケースおよび電気接続部分等を示
す断面図。
【図10】電池を示す斜視図。
【図11】図7のA−Aにおける断面構造例を示す図。
【図12】電気接続部の接続端子と携帯電話側のコンタ
クトを示す斜視図。
【図13】接続端子の形状を示す図。
【図14】電気接続部の形状を示す図。
【図15】電子機器側のコンタクトを示す図。
【図16】本発明の電池の別の実施の形態を示す斜視
図。
【図17】本発明の電池のさらに別の実施の形態を示す
斜視図。
【図18】本発明の電池のさらに別の実施の形態を示す
斜視図。
【図19】本発明の電池のさらに別の実施の形態を示す
斜視図。
【図20】本発明の電池のさらに別の実施の形態を示す
斜視図。
【図21】本発明の電池のさらに別の実施の形態を示す
斜視図。
【図22】本発明の電池のさらに別の実施の形態を示す
斜視図。
【図23】本発明の電池のさらに別の実施の形態を示す
斜視図。
【図24】従来の電池の形状を示す斜視図。
【図25】従来の電池のタブを示す斜視図。
【符号の説明】
10・・・携帯電話(電子機器)、30・・・上ケー
ス、32・・・下ケース、34・・・電池本体(セ
ル)、36・・・基板、40・・・電気接続部、100
・・・電池、200・・・ケース、202・・・電気接
続部配置部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/02 H04B 7/26 V (72)発明者 香山 俊 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5H022 CC09 CC12 5H040 AA02 AA06 AS13 AT03 AT04 AY03 AY05 CC13 CC32 CC46 DD10 FF02 NN01 NN03 5K023 AA07 BB23 BB26 LL04 PP02 PP12 5K067 AA42 BB04 EE02 KK05 KK06 KK17

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、 前記ケース内に配置される電池本体と、 前記ケース内に配置されて、前記電池本体の電極取り出
    し部を電気的に接続する基板と、 前記基板に配置されて前記ケースから露出しており、前
    記基板を介して前記電極取り出し部を、外部の機器に対
    して電気的に接続するための電気接続部と、を備え、 前記ケースの内の前記電気接続部が露出して配置されて
    いる電気接続部配置部分は、前記電気接続部に対応した
    大きさであり、前記ケースの他の部分に比べて薄く形成
    されていることを特徴とする電池。
  2. 【請求項2】 前記電気接続部配置部分は、前記ケース
    の幅方向に関して中央に位置している請求項1に記載の
    電池。
  3. 【請求項3】 前記電気接続部配置部分は、前記ケース
    の幅方向に関して中央からずれて位置している請求項1
    に記載の電池。
  4. 【請求項4】 前記電気接続部配置部分は、前記ケース
    の片面側から凹部を形成することで前記ケースの他の部
    分に比べて薄く形成されている請求項1に記載の電池。
  5. 【請求項5】 前記電気接続部配置部分は、前記ケース
    の一方の面側と他方の面側からそれぞれ凹部を形成する
    ことで前記ケースの他の部分に比べて薄く形成されてい
    る請求項1に記載の電池。
  6. 【請求項6】 前記電気接続部配置部分は、前記ケース
    の端部に配置されている請求項1に記載の電池。
  7. 【請求項7】 前記電気接続部配置部分は、前記ケース
    の一方の面の中央部に突出して配置されている請求項1
    に記載の電池。
  8. 【請求項8】 複数の前記電気接続部配置部分は、前記
    ケースに対して形成されている請求項1に記載の電池。
  9. 【請求項9】 電池を着脱自在に装着できる電子機器に
    おいて、 前記電池は、 ケースと、 前記ケース内に配置される電池本体と、 前記ケース内に配置されて、前記電池本体の電極取り出
    し部を電気的に接続する基板と、 前記基板に配置されて前記ケースから露出しており、前
    記基板を介して前記電極取り出し部を、前記電子機器側
    の端子に対して電気的に接続するための電気接続部と、
    を備え、 前記ケースの内の前記電気接続部が露出して配置されて
    いる電気接続部配置部分は、前記ケースの他の部分に比
    べて薄く形成されていることを特徴とする電池を有する
    電子機器。
  10. 【請求項10】 前記電気接続部配置部分は、前記ケー
    スの幅方向に関して中央に位置している請求項9に記載
    の電池を有する電子機器。
  11. 【請求項11】 前記電気接続部配置部分は、前記ケー
    スの幅方向に関して中央からずれて位置している請求項
    9に記載の電池を有する電子機器。
  12. 【請求項12】 前記電気接続部配置部分は、前記ケー
    スの片面側から凹部を形成することで前記ケースの他の
    部分に比べて薄く形成されている請求項9に記載の電池
    を有する電子機器。
  13. 【請求項13】 前記電気接続部配置部分は、前記ケー
    スの一方の面側と他方の面側からそれぞれ凹部を形成す
    ることで前記ケースの他の部分に比べて薄く形成されて
    いる請求項9に記載の電池。
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