JP2002124124A - サーキュレータ機能付照明器具 - Google Patents

サーキュレータ機能付照明器具

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JP2002124124A
JP2002124124A JP2000312133A JP2000312133A JP2002124124A JP 2002124124 A JP2002124124 A JP 2002124124A JP 2000312133 A JP2000312133 A JP 2000312133A JP 2000312133 A JP2000312133 A JP 2000312133A JP 2002124124 A JP2002124124 A JP 2002124124A
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Japan
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ceiling
lighting fixture
lighting
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JP2000312133A
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English (en)
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Yoshimi Iwamura
義巳 岩村
Yasunori Kurahashi
安則 倉橋
Keiichi Hasegawa
恵一 長谷川
Takeshi Doi
全 土井
Yoshitaka Yajima
義孝 矢島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大風量化、低騒音化、省電力化等を図りつ
つ、サーキュレータ効果を高めることができ、かつ取付
容易なサーキュレータ機能付き照明器具を得る。 【解決手段】 天井面1に対して間隔をもって取り付け
られ、蛍光管12を点灯させるための照明器具であっ
て、蛍光管12の内径部分に設けられ、回転駆動される
と天井方向に向けて送風するプロペラファン15を有す
る循環送風機部14と、循環送風機部14及びその周囲
に形成された照明器具本体7の天井側に形成され、照明
器具本体7との間で遠心ディフューザ風路24を形成し
て、プロペラファン15により送風された空気を排出す
るガイドプレート22とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサーキュレータ機能
を付けた照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】照明器具には天井面に直接取り付けるシ
ーリング式と天井面から電源コードやワイヤ、鎖等を用
いて照明器具を吊り下げるペンダント式とがある。電源
配線は、いずれの方式でも天井面に取り付られた引掛け
シーリング本体と呼ばれる雌型具に照明器具側に設けら
れた引掛けシーリングキャップと呼ばれる雄型具を引掛
け、係止することにより結合されるものが多い。また、
引掛けシーリング本体の外周部にリング状の取付金具を
ネジ固定しこの取付金具と本体をネジ固定し、さらに取
付を強固なものにする方法が多い。ところで、このよう
な照明器具は室内のほぼ中央に設けられるため、照明器
具と空気清浄器とを一体化し、空気清浄器を室内の中央
に位置させて循環効率を向上させる発明が多数ある。
【0003】シーリング式の照明器具とサーキュレータ
機能を有する空気清浄器とを一体化した発明には、例え
ば、空気清浄器付照明器具(特開昭60−250504
号)、照明燈付空気清浄機(特開昭63−294920
号)、空気清浄機能付照明装置(特開平10−2414
55号)、天井取付空気清浄機(特開平11−3371
375号)、空気清浄器付照明器具(実開昭57−11
9413号)、空気清浄器付照明器具(実開昭60−4
2211号)、空気清浄機付照明器具(実開平2−36
122号)、空気清浄機の取付装置(実開平5−526
38号)等がある。
【0004】ペンダント式の照明器具とサーキュレータ
機能を有する空気清浄器とを一体とした発明には、例え
ば空気清浄器付照明器具(特開昭60−250503
号)、空気清浄機(特開昭61−119939号)、空
気清浄器(特開昭63−242312号)、空気清浄器
付き照明器具(特開平9−282934号)、天井吊り
下げ照明装置付空気清浄機(特開平10−38361
号)、空気清浄機(特開平10−311573号)、空
気清浄機能付き照明器具(特開平11−162249
号)、空気清浄機付照明器具(実開昭60−40914
号)、吊り下げ型照明器(実開昭60−187417
号)、空気清浄器(実開昭61−118616号)、吊
下型空気清浄器(実開昭62−97422号)、空気清
浄器(実開昭63−157227号)、空気清浄機能付
き照明器具(実開平1−7709、7710、7711
号)、空気清浄装置付照明器具(実開平1−13621
号)等がある。
【0005】このうち、照明器具本体にサーキュレータ
機能を有する空気清浄部分を設けた発明の代表例とし
て、空気清浄器付照明器具(特開昭60−250503
号)、空気清浄機付照明器具(実開昭60−40914
号)、空気清浄器(実開昭61−118616号)、空
気清浄器付照明器具(特開昭60−250504号)が
ある。
【0006】また、電源接続に関する発明の代表例とし
て、空気清浄器(特開昭63−242312号)、吊下
型空気清浄器(実開昭62−97422号)、空気清浄
器、天井取付空気清浄機(特開平11−3371375
号)がある。
【0007】照明回路の冷却に関するものの代表例とし
ては、空気清浄器付照明器具(実開昭57−11941
3号)がある。
【0008】図3は従来のサーキュレータを表す図であ
る。この図は、特開2000−74431号に開示され
ている、プロペラファン及び遠心ディフューザ風路を設
けたサーキュレータを天井面に取り付けた場合の例を表
している。サーキュレータ100は、室内と室外とを仕
切る天井や壁体等の室内側面である取付面102に取付
部103を取り付ける。そして、一端が吸込側として取
付面102に垂直な方向で室内に開口し、他端が吹出側
として取付面102に向かって開口する直管(円筒)状
の風洞104が、取付脚105により支持された外郭を
備えている。風洞104には、吸込口106を囲んで風
洞104の室内側の一端を覆う化粧グリル107が着脱
可能に装着される。化粧グリル107は、室内側と風洞
104の吸込口106とを連通させる吸込風路を有して
いる。風洞104の吹出側の開口部分には、なだらかに
開口径を狭めるためのベルマウス108を設けている。
ベルマウス108の周縁により風洞104の吹出側の開
口部が囲まれた形態となっている。ベルマウス108の
周縁で囲まれる風洞104の吹出側の開口部は、取付部
103の室内側に設けたガイドプレート109の中央
に、ガイドプレート109と間隔をおいて対向してい
る。ガイドプレート109は、風洞104の開口部より
平面積の大きい円盤状のプレートであり、取付面102
と平行に近接している。また、その外周部には取付部1
03を取付面102に取り付けるための取付フランジ1
10を設けている。
【0009】ガイドプレート109の室内側の面とこれ
に対向するベルマウス108の吹出側の口縁との間によ
り、風洞104の開口部の全周にわたって空気を排出す
るための遠心ディフューザ風路111を形成している。
ガイドプレート109の周縁には室外側に立ち上がる周
側壁が形成され、この周側壁とガイドプレート109の
周端とによる出隅部はR形状に仕上げられ、ベルマウス
108の口縁部分とにより遠心ディフューザ風路111
の外部への開放端である吹出口112が、半径方向に渡
って構成されている。
【0010】ガイドプレート109の中央部にはモータ
取付穴が開けられていて、このモータ取付穴に、風洞1
04内の中心線上に回転軸が突入するようにモータ11
3が挿入されネジにより固定されている。モータ113
の回転軸には風洞104のベルマウス108に囲まれた
位置で回転し、風洞104の吸込口106から吹出側の
開口部に向かう気流を形成するプロペラ式の羽根車11
4が着脱可能に装着されている。
【0011】このサーキュレータ100は、風洞10
4、取付部103並びにガイドプレート109による外
郭に送風機を組み付けたコンパクトな構成である。その
ため、例えば室内の中央の天井面に取付部103の取付
フランジ110をねじ付けすることで容易に取り付ける
ことができる。このように取り付けたサーキュレータ1
00のガイドプレート109の通風開口部115をシャ
ッター117で閉止し、遠心ディフューザ風路111を
全開の状態にしてモータ113に通電すると、室内の中
央部の空気が化粧グリル107から風洞104にほぼ垂
直方向に吸い込まれ、風洞104の他端から吹き出され
る。吹き出された気流はガイドプレート109とベルマ
ウス108により円滑に風洞104の半径方向に向けら
れ、遠心ディフューザ風路111により導かれ天井面に
沿って全周に吹き出されていく。天井面に沿って吹き出
された気流は、内壁面にあたり内壁面に沿って床面に向
かい、途中で室内側に分散する形で向かい天井側に向か
っていく。この時、内壁面寄りの床側の空気も誘引され
天井側に向かう。
【0012】このサーキュレータは、直接居住者に気流
が当たることもなく、室内全体の空気を攪拌するような
こともなくスムーズにかつ効果的に循環させることがで
きる。また、羽根車114はプロペラ式であるため風量
を大きくでき、吹出気流を円滑に遠心ディフューザ風路
111に導き、取付面に沿って吹出させるため、圧力損
失も少なく騒音も少ない。さらに遠心ディフューザ風路
111の開口面積をシャッター118により調整するこ
とにより、吹出気流の風速を高めることもでき、広い室
内の場合には吹出気流の到達点が長くなり、より効果的
な室内の空気の循環を実現することができる。
【0013】図4は従来のシーリング式照明器具の一例
を示す図である。図4において、1は天井面である。2
は引掛けシーリング本体である。引掛けシーリング本体
2は、屋内電気配線25と接続された雌型具であり、木
ネジ(図示せず)で天井面1に固定される。3は、照明
器具側に設けられた雄型具の引掛けシーリングキャップ
である。引掛けシーリング本体2に引掛けて係合するこ
とにより結合され、照明器具側電線26を通じて照明器
具に電源供給する。ここで、引掛けシーリング本体2と
引掛けシーリングキャップ3とは、引掛けシーリングキ
ャップ3に設けた突出した2つの金属製金具を、引掛け
シーリング本体2に設けた溝に差し込み、両者の結合面
を密着した状態で引掛けシーリングキャップ3を回転さ
せ、引掛けることにより係合する。これはすでに公知の
技術である。
【0014】4は引掛けシーリング本体の外周部に位置
し天井面1に木ネジ5により固定された本体固定金具で
ある。本体固定金具4はリング形状をしており、その外
周部に本体固定ネジ6Aと結合するためのネジ穴部があ
る。本体固定ネジ6Aは円板状の照明器本体7Aに設け
られた取付穴7b部分を介して照明器本体7Aを天井面
1に固定された本体固定金具4に固定する。8Aは照明
器本体7Aに固定されている皿状の回路カバーである。
照明器本体7Aに収納されたインバータ回路10、スイ
ッチ類(図示せず)、豆球13のソケット部分等や電気
配線等を覆う役目を果たす。また蛍光管固定金具(図示
せず)等を介して蛍光管12A、29を固定している。
内側に位置する小径円形の蛍光管30は消費電力が少な
く、外側に位置する大径円形の蛍光管12Aが消費電力
が大きい。
【0015】9は熱伝導率の良いアルミニウム板等で構
成された回路プレートである。回路プレート9はインバ
ータ回路10で発生する熱を吸収及び放熱して寿命を向
上させる役目を果たしている。11Aはグローブであ
る。グローブ11Aは半透明の樹脂等で構成され、照明
器本体7Aの外周部に設けられた係合部7aと係合させ
ることにより、固定されてしまうことなく着脱自在に取
り付けられている。グローブ11Aが汚れた場合、蛍光
管12Aを交換する場合等には、取付者がグローブ11
Aを照明器本体7から取り外すことがあるが、この時、
回路カバー8Aがインバータ回路10等の電気部品の充
電部分を覆っている為、取付者が充電部分に触れ、危険
が生じることはない。
【0016】図5は、従来の循環ファンを組み込んだ照
明器具の一例を表す図である。この図5は特開平4−2
2001号の図2に記載されたものである。図5では2
本のリング状蛍光灯202を備えた照明器203を天井
201の下側に取り付けている。そして、天井201と
照明器203との間にルーバ204を配している。照明
器203の中央部には上下に貫通する円形断面の中空部
205を設けている。そして、中空部205内にはモー
タ及びプロペラファンからなる循環ファン206を組み
込んでいる。プロペラファンを回転駆動させることによ
り、室内の空気をルーバ204から吸引し、天井201
と照明器203との間を通り、中空部205を通って下
方に排出するという室内空気の経路が形成される。ま
た、照明器203は、中空部205上部に張り出した熱
・ガスセンサ207、温度センサ208及び発光ダイオ
ードの豆球209を備えている。そして、セード210
を被せている。216はAC100V電源に伸びる配線
である。この照明器具には循環ファン206を組み込ん
でいるので、循環ファン206が室内に露出せず、室内
空間を占有して狭くしたり、美観を損なうこともない。
照明器具は、多くの場合、室内中央の天井に取り付けら
れるので、室内空気を能率よく循環させることができ
る。なお、この照明器具は、天井201と照明器203
との間を通り中空部205を通るような空気の経路を設
けていることを特徴としているが、この内容は、実公昭
57―104233号に記載されている公知の技術であ
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ただ、上記のようなサ
ーキュレータ機能を有する照明器具の構造では、蛍光管
の制約等のために、送風口が小さく、風量を大きくする
ことができない。また、そのため、発生する音(騒音)
も大きくなるし、圧力損失等も多く電力も費やす。しか
も、大風量化を図ることができないので、サーキュレー
タとしての機能を果たすことができず、空気循環も照明
器具の周辺だけとなってしまう。また、送風機があるた
めに、通常のシーリング型照明器のような取り付けを行
うことが困難である。
【0018】そこで、このような問題点を解決し、大風
量化、低騒音化、省電力化等を図りつつ、サーキュレー
タ効果を高めることができ、かつ取付容易なサーキュレ
ータ機能付き照明器具を得ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本出願の請求項1に係る
サーキュレータ機能付照明器具は、天井に対して間隔を
もって取り付けられ、円形蛍光管を点灯させるための照
明器具であって、円形蛍光管の内径部分に設けられ、回
転駆動されると天井方向に向けて送風するプロペラファ
ンを有する送風機と、送風機及びその周囲に形成された
照明器具本体の天井側に形成され、照明器具本体との間
で風路を形成して、プロペラファンにより送風された空
気を排出するガイドプレートとを備えている。
【0020】本出願の請求項2に係るサーキュレータ機
能付照明器具は、風路の風路断面積を徐々に縮小又は径
方向にほぼ一定にするために、ガイドプレートを円錐台
形状にしたものである。
【0021】本出願の請求項3に係るサーキュレータ機
能付照明器具は、風路を、全周に渡って吹き出しを行う
遠心ディフューザ風路にしたものである。
【0022】本出願の請求項4に係るサーキュレータ機
能付照明器具は、全周にわたる遠心ディフューザ風路の
一部分を塞ぐ。
【0023】本出願の請求項5に係るサーキュレータ機
能付照明器具は、取り付けられた天井面から露出してい
る引掛けシーリングを収納するための凹部を、ガイドプ
レートの中央部に設けたものである。
【0024】本出願の請求項6に係るサーキュレータ機
能付照明器具は、プロペラファンは中央部にハブ部を有
し、また、プロペラファンを回転駆動させるための駆動
用モータよりも天井側に、ハブ部がガイドプレートの凹
部を覆うようにプロペラファンを設けたものである。
【0025】本出願の請求項7に係るサーキュレータ機
能付照明器具は、照明器具本体を天井に取り付けるため
の取付穴部を、プロペラファンの複数の翼間部分に位置
するように設けたものである。
【0026】本出願の請求項8に係るサーキュレータ機
能付照明器具は、円形蛍光管を点灯制御するための回路
である点灯制御回路による熱を風路に放熱させるよう
に、点灯制御回路を照明器具本体に設けたものである。
【0027】本出願の請求項9に係るサーキュレータ機
能付照明器具は、空気の風洞となる送風機の送風機本体
の、プロペラファンよりも下方の外周部分に、円形蛍光
管が発生する熱を放熱させるための開口穴を設けたもの
である。
【0028】本出願の請求項10に係るサーキュレータ
機能付照明器具は、円形蛍光管を二重環形蛍光管にした
ものである。
【0029】本出願の請求項11に係るサーキュレータ
機能付照明器具は、シーリング式の照明器具である。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
照明器具の側断面図である。図1に基づいて、本実施の
形態の構成を説明する。図1において、図4と同じ図番
を付しているものは、図4で示したものと同じものであ
るので説明を省略する。7は円板状の照明器本体であ
る。この照明器本体7の中央部に吹出開口7cを設けた
点で、照明器本体7は照明器本体7Aと異なる。14
は、内部にプロペラファン15を有する円筒(直管)状
の循環送風機部である。循環送風機部14は、プロペラ
ファン15、送風機本体16、駆動モータ17、モータ
取付脚18、取付ネジ19及び27並びに吸込開口穴2
0で構成される。循環送風機部14は、蛍光管12と同
心円状に配置される。つまり、循環送風機部14の吹出
側が、照明器本体7の吹出開口7c部分に位置するよう
に、つまり、循環送風機部14は吹出開口7c部分に収
まるように配される。送風機本体16は、円筒(直管)
状の風洞となっており、その一端部(天井面1より遠い
方)では吸込ベルマウス部16aが形成されている。ま
た、他端部(天井面1より近い方)にも吹出ベルマウス
部16bが形成されている。送風機本体16の外周部に
は、取付ネジ28によって回路カバー8と結合されるた
めの送風機取付フランジ部16cが形成されている。回
路カバー8は、取付ネジ29によって照明器本体7と結
合している。また、送風機本体16のうち、吸込ベルマ
ウス部16aの外周部分には、照明器本体7、回路カバ
ー8、送風機本体16及びグローブ11で仕切られる空
間の空気を通すための吸込開口穴20が設けられてい
る。また、プロペラファン15を回転駆動させるための
駆動モータ17が、取付ネジ27によりモータ取付脚1
8に取り付けられる。ここで、駆動モータ17は、回転
軸17a側を吹出ベルマウス部16b側に向けて取り付
けられる。そして、モータ取付脚18は、取付ネジ19
により送風機本体16の吸込ベルマウス部16a側に取
り付けられる。さらに、回転軸17aの先端にはプロペ
ラファン15が取り付けられる。ここで、プロペラファ
ン15は、翼後縁部15bが吹出ベルマウス部16bの
位置にくるように取り付けられる。
【0031】11はグローブである。本実施の形態で
は、グローブ11を半透明の樹脂等で構成し、照明器本
体7の外周部に設けた係合部7aに係合させて取り付け
ている。そのため、グローブ11はグローブ11Aと同
様に着脱自在である。ただ、グローブ11は、グローブ
11Aとは違って、その中央部にグローブ吸込開口21
を設けている。この部分に前述した吸込ベルマウス部1
6aが位置することになる。円板状のガイドプレート2
2は、照明器本体7と間隔をもたせて照明器本体7の天
井面1側に平行に配置される。そして、ガイドプレート
22と照明器本体7とを結合部材23により結合させて
いる。ガイドプレート22の中央部には、引掛けキャッ
プ3を収納するための凹部22aを設けている。凹部2
2aの外周部には取付穴部22bを設けている。ガイド
プレート22は傘部22cにより、傘形状(円錐台形
状)を形成している。そして、このガイドプレート22
と円板状の照明器本体7とで遠心ディフューザ風路24
を形成している。ガイドプレート22を円錐台形状にし
ているので、遠心ディフューザ風路24の風路断面積は
徐々に縮小又は径方向にほぼ一定なものとなる。6は本
体取付ネジである。取付穴部22bを通して天井面1に
固定された本体固定金具4にガイドプレート22を固定
することで、間接的に照明器本体7を天井面1に固定さ
せる。
【0032】また、本体固定ネジ6は、照明器本体7で
はなく、ガイドプレート22を固定するという点で本体
固定ネジ6Aとは異なる。また、回路カバー8は、目的
は同じであるものの、吹出開口7c等のためにその形状
が回路カバー8Aとは異なる。そして、蛍光管12は、
二重環形円形蛍光管という点で蛍光管12Aとは異な
る。
【0033】次に循環送風動作について説明する。駆動
モータ17に通電すると、回転軸17aが回転し、これ
によりプロペラファン15が回転駆動する。室内の中央
部の空気がグローブ吸込開口21、送風機本体16の吸
込ベルマウス部16a側から吸い込まれ、吹出ベルマウ
ス部16b側から吹き出される(送風される)方向に空
気が流れる。
【0034】吹出空気はガイドプレート22と吹出ベル
マウス部16bにより、円滑に照明器本体7の半径方向
に向けられる。そして、遠心ディフューザ風路24によ
り案内され、全周にわたって吹き出される。吹き出され
た空気は、天井面1、内壁面に沿って床面に向かう。そ
の途中で室内側に分散する形で、最終的には天井側に向
かっていく。この時、内壁面よりの床側の空気も誘引さ
れ天井側に向かう。この様子は、前述した特開2000
0−74431号の図4にも記載されている。
【0035】このように、直接居住者に気流が当たるこ
とがないので、吹かれ感による不快な感じが軽減され、
室内全体の空気をスムーズにかつ効果的に循環させるこ
とができる。なお、図5の照明器具における送風方向
は、本実施の形態のように天井方向に向けて送風するわ
けではなく、逆方向に送風する構成を採っているので、
居住者に直接気流が当たるようになっている。
【0036】また、プロペラファン15による送風を行
っているので、シロッコファン、ターボファン等、他の
ファンに比べて送風量を多くすることができる。また、
吹出空気を円滑に遠心ディフューザ風路24に導き天井
面1に沿って吹出させることができるため、圧力損失も
少なく騒音も少ない。遠心ディフューザ風路24の風路
断面積は徐々に縮小又は径方向にほぼ一定としているの
で、送風量をほとんど同じにしつつ、吹出風速を上げる
ことができる。そのため、サーキュレータ(循環)効果
をより一層高めることができる。これは、通常、風量が
同一であれば吹出風速が早い方がサーキュレータ効果は
高いからである。また、円錐台形状になっていることか
ら、天井面1に対して真横(平行)ではなく、斜め下方
に空気が吹き出される。そのため、吹出時の強い空気が
天井面に直接当たらないので、吹出空気による天井面1
の汚れを軽減することができる。また、遠心ディフュー
ザ風路24の吹出面の一部を塞げば吹出方向を決めるこ
ともできる。このような場合でも、本実施の形態の構造
では、例えば吹出断面積を1/2まで小さくしても同一
回転数あたりの吹出風量は20%しか低下しない。さら
に、吹出断面積を1/4まで小さくしたとしても、同一
回転数あたりの吹出風量は50%しか低下しない。
【0037】次に、本実施の形態の照明器具における循
環送風機部14の具体的概略仕様例について説明する。
プロペラファン15の外径寸法は、直径180mm、内
径寸法すなわちハブ部15aの外径寸法は直径75mm
であり、プロペラファン15の翼部の吹出面積は210
cm2 である。ガイドプレート22と照明器本体7との
間隔、すなわち図1において結合部材23の軸方向寸法
は30mmである。また、ガイドプレート22の平面部
外径寸法は直径260mmである。この部分の風路面積
は245cm2 となる。傘部22cの外径寸法は直径4
00mm、傘部22cの外周部と照明器本体7の間隔、
すなわち吹出口の間隔は20mmである。この部分の吹
出断面積は251cm2 となり、風路断面積245cm
2 とほぼ同一の断面積を確保している。
【0038】吹出ベルマウス部16b内径寸法は直径1
88mmでR部はR10である。この部分の最小吹出面
積は196cm2 であり、翼の吹出面積である210c
2に対して約93%である。循環送風機部14は、処
理風量300m3 /hを回転数1200r/mで送風す
ることができるとすると、吹出風速は3.3m/sであ
る。ただ、ガイドプレート22に傘部22cを設けなか
った場合、吹出面積は377cm2 となり、傘部22c
を設けた場合(251cm2 )の1.5倍になってしま
う。そのため、吹出風速は2.2m/sに低下してしま
い、サーキュレータ効果が低下する。ただし、この吹出
面積の縮小は最小吹出面積196cm2に対し同等以上
にしておかないと、圧力損失がかかり、風量が低下して
しまい、総合的にサーキュレータ効果が低下する。
【0039】次に照明器本体内のインバータ回路10及
び蛍光管12から発生する熱への対策に関して説明す
る。本実施の形態では、熱伝導率のよいアルミニウム板
等で製造した回路プレート9を介して、照明器本体7に
インバータ回路10を取り付けている。したがって、イ
ンバータ回路10で発生する熱は回路プレート9を介し
て照明器本体7に伝導する。しかし、照明器本体7は、
遠心ディフューザ風路24を通過する空気により冷却さ
れる。つまり、インバータ回路10で発生する熱は遠心
ディフューザ風路24を通過する空気により放熱され
る。このため、インバータ回路10で発生する熱を効率
よく放熱することができ、インバータ回路10の寿命を
長くすることができる。
【0040】また、蛍光管12から発生する熱は、通
常、照明器本体7、回路カバー8、送風機本体16及び
グローブ11とで仕切られた空間内にこもる。ここで、
本実施の形態では、プロペラファン15が回転駆動する
と、吸込ベルマウス16aの近傍に設けた吸込開口穴2
0を通って、送風機本体16に向かって空間内からの空
気が流れるようにしている。これにより蛍光管12が発
生した熱を帯びた空気は、空間外に放出されることとに
なり、蛍光管12の周辺温度の上昇は従来よりも低減さ
れ、照明効率が上昇する。また、グローブ11の大き
さ、特に厚み方向の寸法については、蛍光管12から発
生する熱の影響のため、樹脂であるグローブ11をあま
りに接近させられないし、空間の体積が減少するために
周辺温度が高くなるということで、通常、さほど小さく
できない。本実施の形態では、蛍光管12の周辺温度上
昇を従来より低減させることができるので、空間を小さ
くすることができ、グローブ11を含めた照明器具全体
をさらに薄型にすることができる。
【0041】図2は本実施の形態の照明器具の部分正面
図である。次に取付動作について説明する。屋内電気配
線25の先端に取り付けられた引掛けシーリング本体2
を木ネジ等(図示せず)により天井面1に固定する。ま
た本体固定金具4を木ネジ5により天井面1に固定す
る。そして、この本体固定金具4に本体固定ネジ6をネ
ジ固定する。ただし、最初は本体固定ネジ6をゆるめて
おく。
【0042】照明器具側電線26の先端に取り付けた引
掛けシーリングキャップ3を引掛けシーリング本体2に
係合する。その後、引掛けシーリングキャップ3を被せ
るように、ガイドプレート22の凹部22aを位置させ
る。そして、さらに図2で示すように、凹部22aの外
周部に設けられた取付穴部22bの大きい穴の部分に本
体固定ネジ6の頭部分を貫通させる。その後、ガイドプ
レート22を凹部22aの中心を軸に回転させて本体固
定ネジ6の頭部分が取付穴部22bの小さい穴の部分に
くるように移動させる(図2では照明器本体7を右に回
転させる)。つまり、ガイドプレート22を本体固定ネ
ジ6の頭の部分に引掛ける。ここで、本体固定ネジ6を
プロペラファン15の複数の翼間部分(図2においては
3ヶ所)に位置するように構成している。そのため、取
付者は、グローブ吸込開口21から本体固定ネジ6を見
ることができるし、締めることができる。ガイドプレー
ト22を本体固定ネジ6の頭の部分に引掛けた後に、ド
ライバ等により、本体固定ネジ6を締めてガイドプレー
ト22(照明器具)を固定する。この位置であれば、た
とえプロペラファン15の翼部分で本体固定ネジ6が隠
れたとしても、手でプロペラファン15を回転させるこ
とで、全ての本体固定ネジ6を締めることができる。こ
のように循環送風機部14を取り外さなくても、前述し
た図4のような従来のシーリング式照明器具と同じ要領
で照明器具を容易に取り付けられる。
【0043】循環送風機部14は、吸込側に駆動用モー
タ17を吹出側にプロペラファン15を位置させ、プロ
ペラファン15は中央部にハブ部15aを有する形状と
し、前記ハブ部15aにガイドプレート22の凹部22
aがラップするように位置させているため、図3のよう
な遠心ディフューザ風路を設けたサーキュレータの送風
機のように天井面側に駆動モータが位置しないため引掛
けシーリング部とモータが干渉せず、薄型化できる。
【0044】また、図1に示すように、本実施の形態の
蛍光管12は、細管を二重環にして、2つの蛍光管を一
体化した二重環形蛍光管と呼ばれるものである。二重環
形蛍光管の明るさは同じ外径の円形蛍光管のほぼ2倍に
なっている。例えば内側に32W蛍光管(外径寸法直径
297mm、内径寸法直径239mm)、外側に40W
蛍光管(外径寸法直径373mm、内径寸法直径311
mm)を配した合計72Wの照明に対し、二重環形蛍光
管は、外径寸法直径398mm、内径寸法直径311m
mで100Wの明るさがある。そのため、同じような明
るさの蛍光管については、その内径寸法を大きくでき
る。したがって、蛍光管12の内径部に位置する循環送
風機部14の外径寸法を大きくとることができる。この
ため、大風量化と低騒音化を図ることが容易である。ま
た、1つの蛍光管に対して1つのインバータ回路が必要
であるため、従来のような、合計72Wの照明器具では
インバータ回路を2つ必要とする。しかし、二重環形蛍
光管ではインバータ回路は1つでよいので、循環送風機
部14が大型化してもインバータ回路10のスペースの
縮小化にも対応できる。
【0045】以上のように本実施の形態によれば、プロ
ペラファン15によって、室内側であるグローブ吸込開
口21から吸い込んだ空気を天井側であるガイドプレー
ト22から吹き出すようにしたので、直接居住者に空気
が当たることがなく、吹かれ感による不快な感じを軽減
させることができる。しかも、遠心ディフューザ風路2
4にしたので、その空気は全周にわたって均一に、天井
面1、内壁面に沿って床面に向かい、また天井側に向か
う循環経路をたどるので、室内全体の空気をスムーズに
かつ効果的に循環させることができる。また、プロペラ
ファン15を用いたので、他のファンに比べて送風量を
多くすることができる。また、循環送風機部14を大き
くし、円滑に遠心ディフューザ風路24に導き天井面1
に沿って吹出させることができるため、圧力損失も騒音
も抑えることができる。また、遠心ディフューザ風路2
4の風路断面積を、徐々に縮小又は径方向にほぼ一定と
しているので、送風量をほぼ同じにしつつ、吹出風速を
上げることができ、サーキュレータ効果をより一層高め
ることができる。また、ガイドプレート22を円錐台形
状にしたので、天井面1に対して真横(平行)ではな
く、斜め下方に空気が吹き出され、吹出時の強い空気が
天井面に直接当たらないので、吹出空気による天井面1
の汚れを軽減することができる。また、遠心ディフュー
ザ風路24の吹出面の一部を塞げば吹出方向を決めるこ
ともできる。これらの効果は、シーリング方式の照明器
具には特に有効である。
【0046】また、インバータ回路10で発生した熱を
照明器本体7に伝導させ、照明器本体7を遠心ディフュ
ーザ風路24を通過する空気により冷却するようにした
ので、インバータ回路10で発生する熱を効率よく放熱
することができ、インバータ回路10の寿命を長くする
ことができる。また、照明器本体7、回路カバー8、送
風機本体16及びグローブ11とで仕切られた空間の空
気を吸込開口穴20を設けて送風機本体16に放出させ
るようにしたので、蛍光管12が発生した熱を帯びた空
気を空間外に放出できる。そのため、蛍光管12の周辺
温度の上昇を低減させることができ、照明効率を上げる
ことができる。またそのため、グローブ11を含めた照
明器具全体をさらに薄型にすることができる。
【0047】また、照明器具を天井に取り付けるための
本体固定ネジ6を、循環送風機部14を取り外さなくて
も締めることができるので、照明器具の取付が従来のシ
ーリング式の照明器具と同様に容易である。また、吸込
側に駆動用モータ17を吹出側にプロペラファン15を
位置させ、また、プロペラファン15には中央部にハブ
部15aを設け、そのハブ部15aにガイドプレート2
2の凹部22aを収納させるようにプロペラファン15
を位置させるようにしたので、引掛けシーリングキャッ
プ3と駆動モータ17が干渉せず、薄型化することがで
きる。
【0048】また、蛍光管12を二重環形蛍光管にした
ので、蛍光管12の内径部に位置する循環送風機部14
の外径寸法を大きくとることができる。このため、循環
送風機部14をより大きくすることができ、大風量化と
低騒音化を図ることが容易である。また、1つの蛍光管
であるので、インバータ回路10も1つだけ備えればよ
く、回路を縮少化できる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本出願の請求項1に係る
サーキュレータ機能付照明器具によれば、回転駆動され
ると天井方向に向けて送風するプロペラファンを有する
送風機と、送風機及びその周囲に形成された照明器具本
体の天井側に形成され、照明器具本体との間で風路を形
成して、プロペラファンにより送風された空気を排出す
るガイドプレートとを備えたので、送風機を室内に露出
させることがなく、空間を占有して狭くしたり、美観を
損なわせることがない。また、プロペラファンで構成し
ているので、大風量化、低騒音化及び省電力化を図るこ
とができる。
【0050】また、本出願の請求項2に係るサーキュレ
ータ機能付照明器具によれば、ガイドプレートを円錐台
形状にし、風路断面積を徐々に縮小又は径方向にほぼ一
定にするようにしたので、送風量を一定にし、吹出風速
を向上させることができ、サーキュレータ効果を高める
ことができる。
【0051】また、本出願の請求項3に係るサーキュレ
ータ機能付照明器具によれば、風路を遠心ディフューザ
風路としたので、送風量の大風量化及び均一化を図るこ
とができる。
【0052】また、本出願の請求項4に係るサーキュレ
ータ機能付照明器具によれば、全周にわたる遠心ディフ
ューザ風路の一部分を塞ぐようにしたので、送風風量を
低下させずに吹出方向を決めることができる。
【0053】また、本出願の請求項5に係るサーキュレ
ータ機能付照明器具によれば、ガイドプレートの中央部
に天井面に露出した引掛けシーリング部分を収納するた
めの凹部を設けたので、遠心ディフューザ風路を妨害す
ることなく、無関係の部分に引掛けシーリング部分を収
納できる。そのため、照明器具を薄型にすることができ
る。
【0054】また、本出願の請求項6に係るサーキュレ
ータ機能付照明器具によれば、プロペラファンは中央部
にハブ部を有し、また駆動用モータよりも天井側に、ハ
ブ部がガイドプレートの凹部を覆うようにプロペラファ
ンを設けたので、風路を妨害せず、また照明器具を薄型
にすることができる。
【0055】また、本出願の請求項7に係るサーキュレ
ータ機能付照明器具によれば、照明器具本体を天井に取
り付けるための取付穴部を、プロペラファンの複数の翼
間部分に位置するように設けたので、送風機を取り外す
ことなく、照明器具の取付、取り外しを行うことができ
る。
【0056】また、本出願の請求項8に係るサーキュレ
ータ機能付照明器具によれば、遠心ディフューザ風路に
放熱させるように、円形蛍光管を点灯制御するための回
路である点灯制御回路を照明器具本体に設けたので、点
灯制御回路をより効率的に冷却することができ、点灯制
御回路の寿命を向上させることができる。
【0057】また、本出願の請求項9に係るサーキュレ
ータ機能付照明器具によれば、空気の風洞となる送風機
の送風機本体の、プロペラファンよりも下方の外周部分
に、円形蛍光管が発生する熱を放熱させるための開口穴
を設けたので、円形蛍光管の放熱をより効率的に行うこ
とができ、周辺温度の上昇を抑えて発光効率を高めるこ
とができる。
【0058】また、本出願の請求項10に係るサーキュ
レータ機能付照明器具によれば、蛍光管を二重環形蛍光
管にしたので、同じレベルの明るさの蛍光管よりも内径
を大きくすることができ、そこに設けた送風機の外径を
大きくすることができるので、大風量化及び低騒音化を
図ることができる。
【0059】また、本出願の請求項11に係るサーキュ
レータ機能付照明器具によれば、シーリング式の照明器
具としたので、プロペラファンの回転による振れもな
く、空気循環効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の照明器具の側断面図である。
【図2】 本実施の形態の照明器具の部分正面図であ
る。
【図3】 従来のサーキュレータを表す図である。
【図4】 従来のシーリング式照明器具の一例を示す図
である。
【図5】 従来の循環ファンを組み込んだ照明器具の一
例を表す図である。
【符号の説明】
1 天井面、 2 引掛けシーリング本体、 3 引掛
けシーリングキャップ、 4 本体固定金具、 5 木
ネジ、 6 本体固定ネジ、 7 照明器本体、 8
回路カバー、 9 回路プレート、 10 インバータ
回路、 11グローブ、 12 蛍光管、 13 豆
球、 14 循環送風機部、 15 プロペラファン、
16 送風機本体、 17 駆動モータ、 18 モ
ータ取付脚、 20 吸込開口穴、 21 グローブ吸
込開口、 22 ガイドプレート、 23 結合部材、
24 遠心ディフューザ風路、 25 屋内電気配
線、26 照明器具側電線、 19、27、28、29
取付ネジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 恵一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 土井 全 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 矢島 義孝 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3K014 AA03 DA05 LA05 LB03 LB04 RA01 3L056 BG07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に対して間隔をもって取り付けら
    れ、円形蛍光管を点灯させるための照明器具であって、 前記円形蛍光管の内径部分に設けられ、回転駆動される
    と天井方向に向けて送風するプロペラファンを有する送
    風機と、 前記送風機及びその周囲に形成された照明器具本体の天
    井側に形成され、該照明器具本体との間で風路を形成し
    て、前記プロペラファンにより送風された空気を排出す
    るガイドプレートとを備えたことを特徴とするサーキュ
    レータ機能付照明器具。
  2. 【請求項2】 前記風路の風路断面積を徐々に縮小又は
    径方向にほぼ一定にするために、前記ガイドプレートを
    円錐台形状にしたことを特徴する請求項1記載のサーキ
    ュレータ機能付照明器具。
  3. 【請求項3】 前記風路を遠心ディフューザ風路にした
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のサーキュレータ
    機能付照明器具。
  4. 【請求項4】 全周にわたる前記遠心ディフューザ風路
    の一部分を塞ぐことを特徴とする請求項3記載のサーキ
    ュレータ機能付照明器具。
  5. 【請求項5】 取り付けられた前記天井面から露出して
    いる引掛けシーリングを収納するための凹部を、前記ガ
    イドプレートの中央部に設けたことを特徴とする請求項
    1記載のサーキュレータ機能付照明器具。
  6. 【請求項6】 前記プロペラファンは中央部にハブ部を
    有し、また、前記プロペラファンを回転駆動させるため
    の駆動用モータよりも天井側に、前記ハブ部が前記ガイ
    ドプレートの凹部を覆うように前記プロペラファンを設
    けたことを特徴とする請求項5記載のサーキュレータ機
    能付照明器具。
  7. 【請求項7】 前記照明器具本体を天井に取り付けるた
    めの取付穴部を、前記プロペラファンの複数の翼間部分
    に位置するように設けたことを特徴とする請求項6記載
    のサーキュレータ機能付照明器具。
  8. 【請求項8】 前記円形蛍光管を点灯制御するための回
    路である点灯制御回路による熱を前記風路に放熱させる
    ように、前記点灯制御回路を前記照明器具本体に設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のサーキュレータ機能付
    照明器具。
  9. 【請求項9】 空気の風洞となる前記送風機の送風機本
    体の、前記プロペラファンよりも下方の外周部分に、前
    記円形蛍光管が発生する熱を放熱させるための開口穴を
    設けたことを特徴とする請求項1記載のサーキュレータ
    機能付照明器具。
  10. 【請求項10】 前記円形蛍光管を二重環形蛍光管にし
    たことを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載
    のサーキュレータ機能付照明器具。
  11. 【請求項11】 シーリング式の照明器具とすることを
    特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載のサー
    キュレータ機能付照明器具。
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