JP2002123433A - サービス提供システム、方法及び装置、端末装置並びに記憶媒体 - Google Patents

サービス提供システム、方法及び装置、端末装置並びに記憶媒体

Info

Publication number
JP2002123433A
JP2002123433A JP2000312231A JP2000312231A JP2002123433A JP 2002123433 A JP2002123433 A JP 2002123433A JP 2000312231 A JP2000312231 A JP 2000312231A JP 2000312231 A JP2000312231 A JP 2000312231A JP 2002123433 A JP2002123433 A JP 2002123433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
service
proxy object
client device
lookup
search
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000312231A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoko Saino
陽子 齊野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000312231A priority Critical patent/JP2002123433A/ja
Publication of JP2002123433A publication Critical patent/JP2002123433A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービスの利用が中断した状態を再現して中
断時からの利用を速やかに再開、継続することができる
サービス提供システム等を提供する。 【解決手段】 サービスの利用が中断されると、サービ
スプロバイダ102は、中断時点の状態を再現するため
に必要な情報や操作などを組み込んだ再現用の代理オブ
ジェクトを生成し、生成した代理オブジェクトと、ルッ
クアップサービスID、サービスID及びリクエストI
Dの3つのIDを含んだ属性情報とを、ルックアップサ
ービス104に登録する。一方、クライアント装置10
3は、プロバイダ102の属性情報と、上記3つのI
D、並びに中断時刻とを保存する。再接続時には、クラ
イアント装置103は、ルックアップサービス104を
探索し、上記3つのIDとサービスプロバイダ102の
その他の属性情報とを検索条件として、代理オブジェク
トの検索を依頼し、検索された代理オブジェクトを用い
て通信を再開する。中断時の状態から処理が再開、継続
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、サービスプロバ
イダが提供するサービスを、ネットワークを介してクラ
イアント装置が利用可能なサービス提供システム、方法
及び装置、端末装置並びに記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ノート型パソコンや小型携帯端末
装置などを用いて、移動しながら断続的にネットワーク
に接続し通信を行うことが増えている。それを支援する
機能としてリジューム機能がある。すなわち、通信をし
ているときに電源を切り、次に電源を入れたときにその
通信を再開できるようにする機能である。
【0003】リジューム機能を実現する手法として、以
下の方法が提案されている。機器A、B、Cがネットワ
ークに接続されている場合において、機器Bと通信をし
ている機器Aに対して電源を切るという要求をした場合
に、機器Aは電源を入れた際に元の状態を回復するため
に必要な情報を機器Cに待避させ、機器Cに、機器Bと
の通信の停止を命令するように依頼して電源を切る。そ
して、電源を入れたときに、機器Cに、機器Bとの通信
を再開するように命令させることによりリジューム機能
を実現している。
【0004】なお、このリジューム機能は、機器Aの電
源を落とす場合は有効であるが、電源を落とさずに機器
Aがネットワークから脱退したような場合には用いられ
ない。
【0005】また、近年、様々な機器をネットワークに
接続しただけで機器同志を利用できるようにするシステ
ムが開発されている。例えば、サービスプロバイダがプ
リンタを有し、サービスプロバイダが提供するサービス
が印刷であるとした場合、このサービスを、ネットワー
クを介して携帯端末装置であるクライアント装置が利用
可能なサービス提供システムでは、ネットワークを通じ
て、携帯端末装置からプリンタにデータを送信して印刷
させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電源オ
フ以外にも、クライアント装置がネットワークを介して
サービスを利用している途中におけるネットワーク障害
の発生や、物理的に機器とネットワークとを繋いでいる
線を抜く等による切断等によって、ネットワークから脱
退し、サービスの利用が中断してしまうことがある。そ
の場合、中断されてしまった処理を正しく実行するため
には、最初からサービス利用のための手続き処理をやり
直す必要がある。そのため、時間がかかって煩雑であ
り、ネットワーク効率の面でも不利であるという問題が
あった。
【0007】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、サービスの利用
が中断した状態を再現して中断時からの利用を速やかに
再開、継続することができるサービス提供システム、方
法及び装置、端末装置並びに記憶媒体を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1のサービス提供システムは、サービ
スプロバイダが提供するサービスを、ネットワークを介
してクライアント装置が利用することができるサービス
提供システムであって、前記サービスプロバイダが提供
するサービスの前記クライアント装置による利用が途中
で中断した場合、前記サービスの利用中断時の状態を再
現するための代理オブジェクトを生成する代理オブジェ
クト生成手段と、前記代理オブジェクト生成手段により
生成された代理オブジェクトを前記ネットワークに接続
されたルックアップサービスに登録する代理オブジェク
ト登録手段と、前記代理オブジェクト登録手段により登
録された代理オブジェクトを前記クライアント装置に取
得させる代理オブジェクト取得手段と、前記代理オブジ
ェクト取得手段により取得された代理オブジェクトを用
いて、前記サービスの利用中断時の状態を再現し、前記
クライアント装置による前記利用中断時以降のサービス
の利用を再開させる利用再開手段とを備えたことを特徴
とする。
【0009】同じ目的を達成するために本発明の請求項
2のサービス提供システムは、上記請求項1記載の構成
において、前記代理オブジェクト取得手段は、前記サー
ビスプロバイダが提供するサービスの前記クライアント
装置による利用が途中で中断した場合、前記代理オブジ
ェクトを検索するための検索条件を保存する検索条件保
存手段と、前記中断したサービスの利用再開を望む場合
に前記ネットワークに接続されたルックアップサービス
を探索するルックアップサービス探索手段と、前記ルッ
クアップサービス探索手段により探索されたルックアッ
プサービスに前記検索条件保存手段により保存された検
索条件に基づく代理オブジェクトの検索を依頼する代理
オブジェクト検索依頼手段と、前記代理オブジェクト検
索依頼手段による検索依頼に基づき前記ルックアップサ
ービスにより検索された代理オブジェクトを前記クライ
アント装置に転送させる代理オブジェクト転送手段とを
備えたことを特徴とする。
【0010】同じ目的を達成するために本発明の請求項
3のサービス提供システムは、上記請求項2記載の構成
において、前記検索条件保存手段は、前記検索条件と共
に前記サービスの利用中断時の時刻情報を保存すること
を特徴とする。
【0011】同じ目的を達成するために本発明の請求項
4のサービス提供システムは、上記請求項2または3記
載の構成において、前記検索条件には、前記クライアン
ト装置から前記サービスプロバイダへのサービスのリク
エストを識別するためのリクエストID、前記サービス
プロバイダのサービスを識別するためのサービスID及
び前記ルックアップサービスを識別するためのルックア
ップサービスIDが含まれることを特徴とする。
【0012】同じ目的を達成するために本発明の請求項
5のサービス提供システムは、上記請求項4記載の構成
において、前記ルックアップサービスIDは、前記ルッ
クアップサービスから前記クライアント装置に通知さ
れ、前記クライアント装置が前記サービスプロバイダに
サービスのリクエストをする際、前記クライアント装置
から前記サービスプロバイダに通知されることを特徴と
する。
【0013】同じ目的を達成するために本発明の請求項
6のサービス提供システムは、上記請求項4または5記
載の構成において、前記サービスIDは、前記ルックア
ップサービスにより発行されると共に前記クライアント
装置に通知されることを特徴とする。
【0014】同じ目的を達成するために本発明の請求項
7のサービス提供システムは、上記請求項4〜6のいず
れか1項に記載の構成において、前記リクエストID
は、前記クライアント装置からのリクエストに応じて前
記サービスプロバイダにより発行されると共に前記クラ
イアント装置に通知されることを特徴とする。
【0015】同じ目的を達成するために本発明の請求項
8のサービス提供システムは、上記請求項1〜7のいず
れか1項に記載の構成において、前記代理オブジェクト
には、前記サービスの利用中断時における前記クライア
ント装置の状態及び前記サービスプロバイダの状態を表
す情報と、前記利用中断時以降の処理を規定する情報と
が含まれることを特徴とする。
【0016】同じ目的を達成するために本発明の請求項
9のサービス提供システムは、上記請求項1〜8のいず
れか1項に記載の構成において、前記代理オブジェクト
生成手段による代理オブジェクトの生成は、前記サービ
スプロバイダにおいてなされることを特徴とする。
【0017】同じ目的を達成するために本発明の請求項
10のサービス提供システムは、上記請求項9記載の構
成において、前記サービスプロバイダにおいて、前記代
理オブジェクト登録手段による代理オブジェクトの登録
後、他のクライアント装置からのサービスのリクエスト
に応答するための準備に移行する準備移行手段を備えた
ことを特徴とする。
【0018】同じ目的を達成するために本発明の請求項
11のサービス提供システムは、上記請求項1〜10の
いずれか1項に記載の構成において、前記検索条件保存
手段による検索条件の保存、前記ルックアップサービス
探索手段によるルックアップサービスの探索、及び前記
代理オブジェクト検索依頼手段による検索の依頼は、前
記クライアント装置においてなされ、前記代理オブジェ
クト転送手段による前記クライアント装置への代理オブ
ジェクトの転送は、前記ルックアップサービスにおいて
該ルックアップサービスからなされることを特徴とす
る。
【0019】同じ目的を達成するために本発明の請求項
12のサービス提供システムは、上記請求項1〜11の
いずれか1項に記載の構成において、前記サービスの利
用中断には、前記クライアント装置の電源オフ、前記ネ
ットワークにおける通信障害及び前記ネットワークの物
理的切断に起因するものが含まれることを特徴とする。
【0020】同じ目的を達成するために本発明の請求項
13のサービス提供方法は、サービスプロバイダが提供
するサービスを、ネットワークを介してクライアント装
置が利用することができるサービス提供方法であって、
前記サービスプロバイダが提供するサービスの前記クラ
イアント装置による利用が途中で中断した場合、前記サ
ービスの利用中断時の状態を再現するための代理オブジ
ェクトを生成する代理オブジェクト生成工程と、前記代
理オブジェクト生成工程により生成された代理オブジェ
クトを前記ネットワークに接続されたルックアップサー
ビスに登録する代理オブジェクト登録工程と、前記代理
オブジェクト登録工程により登録された代理オブジェク
トを前記クライアント装置に取得させる代理オブジェク
ト取得工程と、前記代理オブジェクト取得工程により取
得された代理オブジェクトを用いて、前記サービスの利
用中断時の状態を再現し、前記クライアント装置による
前記利用中断時以降のサービスの利用を再開させる利用
再開工程とを有することを特徴とする。
【0021】同じ目的を達成するために本発明の請求項
14のサービス提供方法は、上記請求項13記載の構成
において、前記代理オブジェクト取得工程は、前記サー
ビスプロバイダが提供するサービスの前記クライアント
装置による利用が途中で中断した場合、前記代理オブジ
ェクトを検索するための検索条件を保存する検索条件保
存工程と、前記中断したサービスの利用再開を望む場合
に前記ネットワークに接続されたルックアップサービス
を探索するルックアップサービス探索工程と、前記ルッ
クアップサービス探索工程により探索されたルックアッ
プサービスに前記検索条件保存工程により保存された検
索条件に基づく代理オブジェクトの検索を依頼する代理
オブジェクト検索依頼工程と、前記代理オブジェクト検
索依頼工程による検索依頼に基づき前記ルックアップサ
ービスにより検索された代理オブジェクトを前記クライ
アント装置に転送させる代理オブジェクト転送工程とを
有することを特徴とする。
【0022】同じ目的を達成するために本発明の請求項
15のサービス提供方法は、上記請求項14記載の構成
において、前記検索条件保存工程は、前記検索条件と共
に前記サービスの利用中断時の時刻情報を保存すること
を特徴とする。
【0023】同じ目的を達成するために本発明の請求項
16のサービス提供方法は、上記請求項14または15
記載の構成において、前記検索条件には、前記クライア
ント装置から前記サービスプロバイダへのサービスのリ
クエストを識別するためのリクエストID、前記サービ
スプロバイダのサービスを識別するためのサービスID
及び前記ルックアップサービスを識別するためのルック
アップサービスIDが含まれることを特徴とする。
【0024】同じ目的を達成するために本発明の請求項
17のサービス提供方法は、上記請求項16記載の構成
において、前記ルックアップサービスIDは、前記ルッ
クアップサービスから前記クライアント装置に通知さ
れ、前記クライアント装置が前記サービスプロバイダに
サービスのリクエストをする際、前記クライアント装置
から前記サービスプロバイダに通知されることを特徴と
する。
【0025】同じ目的を達成するために本発明の請求項
18のサービス提供方法は、上記請求項16または17
記載の構成において、前記サービスIDは、前記ルック
アップサービスにより発行されると共に前記クライアン
ト装置に通知されることを特徴とする。
【0026】同じ目的を達成するために本発明の請求項
19のサービス提供方法は、上記請求項16〜18のい
ずれか1項に記載の構成において、前記リクエストID
は、前記クライアント装置からのリクエストに応じて前
記サービスプロバイダにより発行されると共に前記クラ
イアント装置に通知されることを特徴とする。
【0027】同じ目的を達成するために本発明の請求項
20のサービス提供方法は、上記請求項13〜19のい
ずれか1項に記載の構成において、前記代理オブジェク
トには、前記サービスの利用中断時における前記クライ
アント装置の状態及び前記サービスプロバイダの状態を
表す情報と、前記利用中断時以降の処理を規定する情報
とが含まれることを特徴とする。
【0028】同じ目的を達成するために本発明の請求項
21のサービス提供方法は、上記請求項13〜20のい
ずれか1項に記載の構成において、前記代理オブジェク
ト生成工程による代理オブジェクトの生成は、前記サー
ビスプロバイダにおいてなされることを特徴とする。
【0029】同じ目的を達成するために本発明の請求項
22のサービス提供方法は、上記請求項21記載の構成
において、前記サービスプロバイダにおいて、前記代理
オブジェクト登録工程による代理オブジェクトの登録
後、他のクライアント装置からのサービスのリクエスト
に応答するための準備に移行する準備移行工程を有する
ことを特徴とする。
【0030】同じ目的を達成するために本発明の請求項
23のサービス提供方法は、上記請求項13〜22のい
ずれか1項に記載の構成において、前記検索条件保存工
程による検索条件の保存、前記ルックアップサービス探
索工程によるルックアップサービスの探索、及び前記代
理オブジェクト検索依頼工程による検索の依頼は、前記
クライアント装置においてなされ、前記代理オブジェク
ト転送工程による前記クライアント装置への代理オブジ
ェクトの転送は、前記ルックアップサービスにおいて該
ルックアップサービスからなされることを特徴とする。
【0031】同じ目的を達成するために本発明の請求項
24のサービス提供方法は、上記請求項13〜23のい
ずれか1項に記載の構成において、前記サービスの利用
中断には、前記クライアント装置の電源オフ、前記ネッ
トワークにおける通信障害及び前記ネットワークの物理
的切断に起因するものが含まれることを特徴とする。
【0032】同じ目的を達成するために本発明の請求項
25のサービス提供装置は、請求項1〜12のいずれか
1項に記載のサービス提供システムにおける前記代理オ
ブジェクト生成手段及び前記代理オブジェクト登録手段
を備え、前記サービス提供システムにおける前記サービ
スプロバイダに適用可能であることを特徴とする。
【0033】同じ目的を達成するために本発明の請求項
26の端末装置は、請求項1〜12のいずれか1項に記
載のサービス提供システムにおける前記代理オブジェク
ト取得手段及び前記利用再開手段を備え、前記サービス
提供システムにおける前記クライアント装置に適用可能
であることを特徴とする。
【0034】同じ目的を達成するために本発明の請求項
27の記憶媒体は、サービスプロバイダが提供するサー
ビスを、ネットワークを介してクライアント装置が利用
することができるサービス提供方法で使用されるプログ
ラムを記憶した記憶媒体であって、前記サービスプロバ
イダが提供するサービスの前記クライアント装置による
利用が途中で中断した場合、前記サービスの利用中断時
の状態を再現するための代理オブジェクトを生成する代
理オブジェクト生成工程のコードと、前記代理オブジェ
クト生成工程のコードにより生成された代理オブジェク
トを前記ネットワークに接続されたルックアップサービ
スに登録する代理オブジェクト登録工程のコードとを記
憶したことを特徴とする。
【0035】同じ目的を達成するために本発明の請求項
28の記憶媒体は、サービスプロバイダが提供するサー
ビスを、ネットワークを介してクライアント装置が利用
することができるサービス提供方法で使用されるプログ
ラムを記憶した記憶媒体であって、請求項27の記憶媒
体における前記代理オブジェクト登録工程のコードによ
り登録された代理オブジェクトを前記クライアント装置
に取得させる代理オブジェクト取得工程のコードと、前
記代理オブジェクト取得工程のコードにより取得された
代理オブジェクトを用いて、前記サービスの利用中断時
の状態を再現し、前記クライアント装置による前記利用
中断時以降のサービスの利用を再開させる利用再開工程
のコードとを記憶したことを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0037】図1は、本発明の一実施の形態に係るサー
ビス提供システムの全体構成を示すブロック図である。
【0038】本システムは、ルックアップサーバ10
1、サービスプロバイダ102(サービス提供装置)及
びクライアント装置103(端末装置)がネットワーク
で接続されて構成される。なお、ここでネットワーク
は、有線、無線のどちらであってもよく、更に、インタ
ーネットであってもLANであってもよい。
【0039】ルックアップサーバ101は、ルックアッ
プサービス104(代理オブジェクト登録手段の一部)
を含み、ルックアップサービス104はサービス登録手
段105、サービス検索手段106及びサービスID発
行手段107の各機能ブロックを有する。サービスプロ
バイダ102は、ルックアップサービス探索手段10
8、サービス登録依頼手段109(代理オブジェクト登
録手段の一部)、リクエストID発行手段112及び代
理オブジェクト生成手段113の各機能ブロックを有す
る。クライアント装置103は、ルックアップサービス
探索手段110、代理オブジェクト検索依頼手段11
1、ID・時間保存手段114の各機能ブロックを有す
る。これら各機能ブロックは、実際には、ルックアップ
サーバ101、サービスプロバイダ102、クライアン
ト装置103のそれぞれに備えられた不図示のCPU、
RAM、ROM、及び制御プログラム等によって実現さ
れる。
【0040】本システムは、クライアント装置103が
ネットワークに接続するだけでサービスプロバイダ10
2のサービスを利用できるように構成されたシステムで
ある。例えば、クライアント装置103が携帯可能な
「ノート型パソコン」のような端末装置で、サービスプ
ロバイダ102が「プリンタ」であるとすると、そのサ
ービスは「印刷」となる。ルックアップサービス104
は、クライアント装置103がサービスを利用するため
に使用するプログラムコードである代理オブジェクト
と、そのサービスの属性情報とを保存する機能を持つサ
ービスである。
【0041】ネットワークを介してクライアント装置1
03がサービスプロバイダ102のサービスの提供を受
けることを実現するため、まず、サービスプロバイダ1
02は、クライアント装置103からサービスプロバイ
ダ102のサービスを利用するためのインタフェースと
なる代理オブジェクトと、そのサービスの属性(例え
ば、サービスの名前、サービスを提供するサービスプロ
バイダの機種名、製造会社など)の登録先となるルック
アップサーバ101内のルックアップサービス104を
ネットワーク内で探索する。
【0042】その探索にはルックアップサービス探索手
段108を用いる。ルックアップサービス104を発見
したら、サービスプロバイダ102は、サービス登録依
頼手段109でルックアップサービス104に代理オブ
ジェクトとサービスの属性の登録を依頼する。ここで、
代理オブジェクトとサービスの属性を合わせたものを
「サービスオブジェクト」と呼ぶことにする。
【0043】ルックアップサービス104は、ルックア
ップサーバ101内のレジストリにサービスオブジェク
トを記憶する。登録が完了すると、ルックアップサービ
ス104のサービスID発行手段107によりこのサー
ビスに対してID(以下、「サービスID」と称する)
が発行される。
【0044】一方、クライアント装置103は、サービ
スを利用したい場合、まず、ルックアップサービス探索
手段110を用いてルックアップサービス104を探索
する。ルックアップサービス104が見つかったら、指
定するサービスの属性を持つ代理オブジェクトがあるか
どうか、代理オブジェクト検索依頼手段111を用いて
ルックアップサービス104に対してクライアント装置
103が所望するサービスを検索するよう依頼する。所
望するサービスがルックアップサーバ101内のレジス
トリに存在した場合、ルックアップサービス104はそ
の代理オブジェクトのコピーをクライアント装置103
に与える。クライアント装置103は与えられた代理オ
ブジェクトを用いてサービスプロバイダ102と直接通
信を行い、サービスを利用する。
【0045】なお、クライアント装置103は、ルック
アップサービス104からサービスプロバイダ102の
サービスを利用する際に、上記サービスIDとルックア
ップサービス104のID(以下、「ルックアップサー
ビスID」と称する)とを取得する。そして、クライア
ント装置103は、代理オブジェクトを使用してサービ
スプロバイダ102にサービス利用のリクエストを送信
する際に、上記ルックアップサービスIDも同時に送
る。サービスプロバイダ102は、そのリクエストに対
してリクエストID発行手段112から発行されるリク
エストIDをクライアント装置103に送信する。それ
をスタートとして、クライアント装置103はサービス
プロバイダ102のサービスの利用を始める。この手順
によりクライアント装置103、サービスプロバイダ1
02の両者とも、ルックアップサービスID、サービス
ID及びリクエストIDを記憶保持しておく。
【0046】しかし、何らかの理由によって、クライア
ント装置103がサービスプロバイダ102との通信中
(サービス利用中)にネットワークから脱退する場合が
ある。例えば、クライアント装置103がノート型パソ
コン、サービスプロバイダ102がプリンタである場
合、ノート型パソコンからデータを送信中ではあるがど
うしても隣の部屋へパソコンを持っていかなければなら
ないので、一旦ネットワークとの接続を故意に切るケー
スや、単にデータ送信中にネットワークとの接続を誤っ
て切ったしまったケースなどである。その他、通信中に
おけるクライアント装置103の電源オフ、ネットワー
ク障害の発生、物理的に機器とネットワークとを繋いで
いる線を抜く等による切断等によってネットワークから
脱退し、サービスの利用が中断する場合もある。以下こ
れらを単に「ネットワークからの脱退」あるいは「サー
ビスの利用中断」と称する。
【0047】このようにサービスの利用が途中で中断し
た場合において、再び接続した場合に、以前の通信を途
中から続行する方法を以下に示す。なお、クライアント
装置103は、不図示の表示部を備え、ウィンドウを表
示できるものとした。しかし、これは本発明を実現する
のに必須の構成ではない。
【0048】図2は、クライアント装置103がネット
ワークから脱退した場合にサービスプロバイダ102で
実行される代理オブジェクト登録処理のフローチャート
を示す図である。
【0049】まず、サービスプロバイダ102はネット
ワークが切断されたこと(クライアント装置103が脱
退したこと)を感知すると、現時点までに終了した操
作、これから行う操作などを踏まえて、その時点の状態
を再現するために必要な情報や操作などのプログラム等
を組み込んだ再現用の代理オブジェクトを代理オブジェ
クト生成手段113により生成する(ステップS50
1)。例えば、利用中断時にサービスプロバイダ102
からメッセージの送信中であったならば、その時のサー
ビスプロバイダ102の様々な設定の情報と共に、メッ
セージ送信処理から処理を再開するためのプログラムを
含む代理オブジェクトを生成する。
【0050】次に、生成した代理オブジェクトと、ルッ
クアップサービスID、サービスID及びリクエストI
Dの3つのIDを含んだ属性情報とを、ルックアップサ
ービス104に登録する(ステップS502)。次に、
設定のリセットなど、他のクライアントからのリクエス
ト等のアクセスに応答できるような準備を行って(ステ
ップS503)、本処理を終了する。
【0051】図3は、クライアント装置103がネット
ワークから脱退した場合にクライアント装置103で実
行される検索情報登録処理のフローチャートを示す図で
ある。
【0052】クライアント装置103がネットワークか
ら脱退すると(ステップS601)、クライアント装置
103における表示部に図4に示すようなウィンドウを
表示する(ステップS602)。ユーザは、サービスプ
ロバイダ102に対する処理を後で続行することを希望
する場合は、図4に示すウィンドウのYESボタン20
1を、希望しない場合はNOボタン202を選択するこ
とができる。そして、後で続行する(YESボタン20
1が選択された)か否かを判別する(ステップS60
3)。
【0053】その判別の結果、後で続行する(YESボ
タン201が選択された)場合は、クライアント装置1
03は、再接続後にサービスプロバイダ102との通信
を再開するのに必要な代理オブジェクトを検索する条件
に用いる検索条件をID・時間保存手段114を用いて
クライアント装置103内のメモリ(図示せず)に保存
する(ステップS604)。この検索条件としては、サ
ービスプロバイダ102の属性情報と、ルックアップサ
ービスID、サービスID及びリクエストIDの3つの
IDとが保存される。その際、さらにこれらと共に、ネ
ットワークから脱退した時刻も保存される。その後、本
処理を終了する。
【0054】一方、前記ステップS603の判別の結
果、後で続行しない(NOボタン202が選択された)
場合は、上記3つのIDとサービスプロバイダの属性情
報とを破棄して(ステップS605)、本処理を終了す
る。
【0055】次に、サービス利用の中断後、クライアン
ト装置103がネットワークに再接続する場合の処理の
流れについて説明する。
【0056】図5は、クライアント装置103で実行さ
れる再接続処理のフローチャートを示す図である。
【0057】クライアント装置103は、ネットワーク
に再接続されると(ステップS701)、通信途中であ
ったサービスを今すぐ再開するかをユーザに問うべく、
図6に示すようなウィンドウを表示する(ステップS7
02)。ユーザは、図6に示すウィンドウで、今すぐ処
理を再開するかどうかを選択することができる。
【0058】そして、今すぐ処理を再開するか否かを判
別する(ステップS703)。その判別の結果、今すぐ
処理を再開する(YESボタン301が選択された)場
合は、クライアント装置103は、ルックアップサービ
ス探索手段110を用いてルックアップサービス104
を探索し(ステップS704)、探索できたら、クライ
アント装置103のメモリに保存しておいた上記3つの
ID(ルックアップサービスID、サービスID、リク
エストID)とサービスプロバイダ102のその他の属
性情報とを検索条件として、代理オブジェクト検索依頼
手段111を用いてルックアップサービス104に代理
オブジェクトの検索を依頼する(ステップS705)。
ルックアップサービス104では、サービス検索手段1
06を用いて、検索条件に基づいて、ステップS502
で登録された代理オブジェクトを検索する。検索条件に
該当する検索された代理オブジェクトは、ルックアップ
サーバ101からクライアント装置103に送信される
(代理オブジェクト取得手段)(代理オブジェクト転送
手段)。
【0059】次に、上記送信されてきた代理オブジェク
トを用いてサービスプロバイダ102との通信を再開す
る(ステップS706)(利用再開手段)。クライアン
ト装置103が代理オブジェクトの使用を開始すると、
サービスプロバイダ102は、クライアント装置103
から送られてくる設定データを用いてネットワーク切断
時の状態を回復する。そして、クライアント装置103
とサービスプロバイダ102との間の通信を再開し処理
を続行する。これにより、中断時からの処理が継続され
る。その後、本処理を終了する。
【0060】一方、前記ステップS703の判別の結
果、今すぐ処理を再開しない場合(NOボタン302が
選択された場合は、図6に示すウィンドウを消去して、
本処理を終了する。
【0061】なお、今すぐ処理を再開しないが、後で再
開したい場合は、ユーザは、クライアント装置103に
図7に示す未終了処理ウィンドウを開き、再開したい処
理を選択し、さらに「再開ボタン401」を選択する。
これにより、クライアント装置103によって図5の前
記ステップS704〜S706が実行される。
【0062】一方、図7に示す未終了処理ウィンドウで
「削除ボタン402」を選択すれば、図3の前記ステッ
プS605の処理と同様に、上記3つのIDとサービス
プロバイダ102の属性情報とが破棄される。
【0063】クライアント装置103が保持していたネ
ットワーク脱退時の時刻情報は、図7のウィンドウに表
示され、サービスを特定し選択する補助情報として用い
られる。
【0064】本実施の形態によれば、サービスプロバイ
ダ102との通信中にクライアント装置103がネット
ワークから脱退し、サービスの利用が途中で中断した場
合において、以前と異なる場所でネットワークに参加し
ても、ネットワーク脱退時の状態からサービスプロバイ
ダ102と通信を再開することができる。すなわち、ク
ライアント装置がネットワークに再接続した場所にかか
わらず、また、中断の原因に拘わらず、クライアント装
置103とサービスプロバイダ102間の通信が遮断さ
れる直前まで行っていた処理の続きからサービスの利用
を再開する機能(リジューム機能)が提供される。従っ
て、最初からサービス利用のための手続き処理をやり直
すような煩雑な作業をすることなく、ネットワーク効率
の面でも有利である。よって、サービスの利用が中断し
た状態を再現して中断時からの利用を速やかに再開、継
続することができる。
【0065】また、上記リジューム機能は、元々システ
ムに通常備わった機能を利用して容易に実現できるの
で、構成が簡単である。
【0066】さらに、同じクライアント装置からのリク
エストが複数有った場合でも、リクエストごとに異なる
リクエストIDをもっており、且つリクエストIDをサ
ービス検索条件としたので、特定のサービスについての
通信を個々に再開することができる。
【0067】また、処理途中の状態を再現する代理オブ
ジェクトをルックアップサービス104に登録した後
は、直ちに次のクライアント装置103からのジョブに
応答する初期状態に速やかに戻ることができるので、サ
ービスプロバイダ102のサービス提供の効率が向上す
る。
【0068】さらに、ネットワーク脱退時の時刻情報を
ウィンドウに表示して、サービスを特定し選択する補助
情報として用いるようにしたので、中断したサービスが
複数ある場合に、時刻情報を補助情報としてそれらを識
別することができる。
【0069】なお、上記実施の形態では、サービスプロ
バイダ102がプリンタである場合を例示したが、これ
に限るものでなく、FAX等の他の機能を提供するサー
ビス提供装置の場合にも適用可能である。また、クライ
アント装置103もノートパソコンに限らず、通信可能
な端末装置であれば適用可能である。
【0070】なお、上述した各実施形態の機能を実現す
るソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体
をサービス提供システムに供給し、そのサービス提供シ
ステムのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶
媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する
ことによっても、本発明の目的が達成されることはいう
までもない。
【0071】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0072】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0073】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより上述した各実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS等が
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とはいうまでもない。
【0074】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることはいうまでもない。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サービスの利用が中断した状態を再現して中断時からの
利用を速やかに再開、継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るサービス提供シス
テムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】クライアント装置がネットワークから脱退した
場合にサービスプロバイダで実行される代理オブジェク
ト登録処理のフローチャートを示す図である。
【図3】クライアント装置がネットワークから脱退した
場合にクライアント装置で実行される検索情報登録処理
のフローチャートを示す図である。
【図4】クライアント装置に表示されるウィンドウの一
例を示す図である。
【図5】クライアント装置で実行される再接続処理のフ
ローチャートを示す図である。
【図6】クライアント装置に表示されるウィンドウの一
例を示す図である。
【図7】クライアント装置に表示される未終了処理ウィ
ンドウの一例を示す図である。
【符号の説明】
101 ルックアップサーバ 102 サービスプロバイダ(サービス提供装置) 103 クライアント装置(端末装置) 104 ルックアップサービス(代理オブジェクト登録
手段の一部) 105 サービス登録手段 106 サービス検索手段 107 サービスID発行手段 108 ルックアップサービス探索手段 109 サービス登録依頼手段(代理オブジェクト登録
手段の一部) 110 ルックアップサービス探索手段 111 代理オブジェクト検索依頼手段 112 リクエストID発行手段 113 代理オブジェクト生成手段 114 ID・時間保存手段(検索条件保存手段)

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービスプロバイダが提供するサービス
    を、ネットワークを介してクライアント装置が利用する
    ことができるサービス提供システムであって、 前記サービスプロバイダが提供するサービスの前記クラ
    イアント装置による利用が途中で中断した場合、前記サ
    ービスの利用中断時の状態を再現するための代理オブジ
    ェクトを生成する代理オブジェクト生成手段と、 前記代理オブジェクト生成手段により生成された代理オ
    ブジェクトを前記ネットワークに接続されたルックアッ
    プサービスに登録する代理オブジェクト登録手段と、 前記代理オブジェクト登録手段により登録された代理オ
    ブジェクトを前記クライアント装置に取得させる代理オ
    ブジェクト取得手段と、 前記代理オブジェクト取得手段により取得された代理オ
    ブジェクトを用いて、前記サービスの利用中断時の状態
    を再現し、前記クライアント装置による前記利用中断時
    以降のサービスの利用を再開させる利用再開手段とを備
    えたことを特徴とするサービス提供システム。
  2. 【請求項2】 前記代理オブジェクト取得手段は、前記
    サービスプロバイダが提供するサービスの前記クライア
    ント装置による利用が途中で中断した場合、前記代理オ
    ブジェクトを検索するための検索条件を保存する検索条
    件保存手段と、前記中断したサービスの利用再開を望む
    場合に前記ネットワークに接続されたルックアップサー
    ビスを探索するルックアップサービス探索手段と、前記
    ルックアップサービス探索手段により探索されたルック
    アップサービスに前記検索条件保存手段により保存され
    た検索条件に基づく代理オブジェクトの検索を依頼する
    代理オブジェクト検索依頼手段と、前記代理オブジェク
    ト検索依頼手段による検索依頼に基づき前記ルックアッ
    プサービスにより検索された代理オブジェクトを前記ク
    ライアント装置に転送させる代理オブジェクト転送手段
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載のサービス提
    供システム。
  3. 【請求項3】 前記検索条件保存手段は、前記検索条件
    と共に前記サービスの利用中断時の時刻情報を保存する
    ことを特徴とする請求項2記載のサービス提供システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記検索条件には、前記クライアント装
    置から前記サービスプロバイダへのサービスのリクエス
    トを識別するためのリクエストID、前記サービスプロ
    バイダのサービスを識別するためのサービスID及び前
    記ルックアップサービスを識別するためのルックアップ
    サービスIDが含まれることを特徴とする請求項2また
    は3記載のサービス提供システム。
  5. 【請求項5】 前記ルックアップサービスIDは、前記
    ルックアップサービスから前記クライアント装置に通知
    され、前記クライアント装置が前記サービスプロバイダ
    にサービスのリクエストをする際、前記クライアント装
    置から前記サービスプロバイダに通知されることを特徴
    とする請求項4記載のサービス提供システム。
  6. 【請求項6】 前記サービスIDは、前記ルックアップ
    サービスにより発行されると共に前記クライアント装置
    に通知されることを特徴とする請求項4または5記載の
    サービス提供システム。
  7. 【請求項7】 前記リクエストIDは、前記クライアン
    ト装置からのリクエストに応じて前記サービスプロバイ
    ダにより発行されると共に前記クライアント装置に通知
    されることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に
    記載のサービス提供システム。
  8. 【請求項8】 前記代理オブジェクトには、前記サービ
    スの利用中断時における前記クライアント装置の状態及
    び前記サービスプロバイダの状態を表す情報と、前記利
    用中断時以降の処理を規定する情報とが含まれることを
    特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のサービ
    ス提供システム。
  9. 【請求項9】 前記代理オブジェクト生成手段による代
    理オブジェクトの生成は、前記サービスプロバイダにお
    いてなされることを特徴とする請求項1〜8のいずれか
    1項に記載のサービス提供システム。
  10. 【請求項10】 前記サービスプロバイダにおいて、前
    記代理オブジェクト登録手段による代理オブジェクトの
    登録後、他のクライアント装置からのサービスのリクエ
    ストに応答するための準備に移行する準備移行手段を備
    えたことを特徴とする請求項9記載のサービス提供シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記検索条件保存手段による検索条件
    の保存、前記ルックアップサービス探索手段によるルッ
    クアップサービスの探索、及び前記代理オブジェクト検
    索依頼手段による検索の依頼は、前記クライアント装置
    においてなされ、前記代理オブジェクト転送手段による
    前記クライアント装置への代理オブジェクトの転送は、
    前記ルックアップサービスにおいて該ルックアップサー
    ビスからなされることを特徴とする請求項1〜10のい
    ずれか1項に記載のサービス提供システム。
  12. 【請求項12】 前記サービスの利用中断には、前記ク
    ライアント装置の電源オフ、前記ネットワークにおける
    通信障害及び前記ネットワークの物理的切断に起因する
    ものが含まれることを特徴とする請求項1〜11のいず
    れか1項に記載のサービス提供システム。
  13. 【請求項13】 サービスプロバイダが提供するサービ
    スを、ネットワークを介してクライアント装置が利用す
    ることができるサービス提供方法であって、 前記サービスプロバイダが提供するサービスの前記クラ
    イアント装置による利用が途中で中断した場合、前記サ
    ービスの利用中断時の状態を再現するための代理オブジ
    ェクトを生成する代理オブジェクト生成工程と、 前記代理オブジェクト生成工程により生成された代理オ
    ブジェクトを前記ネットワークに接続されたルックアッ
    プサービスに登録する代理オブジェクト登録工程と、 前記代理オブジェクト登録工程により登録された代理オ
    ブジェクトを前記クライアント装置に取得させる代理オ
    ブジェクト取得工程と、 前記代理オブジェクト取得工程により取得された代理オ
    ブジェクトを用いて、前記サービスの利用中断時の状態
    を再現し、前記クライアント装置による前記利用中断時
    以降のサービスの利用を再開させる利用再開工程とを有
    することを特徴とするサービス提供方法。
  14. 【請求項14】 前記代理オブジェクト取得工程は、前
    記サービスプロバイダが提供するサービスの前記クライ
    アント装置による利用が途中で中断した場合、前記代理
    オブジェクトを検索するための検索条件を保存する検索
    条件保存工程と、前記中断したサービスの利用再開を望
    む場合に前記ネットワークに接続されたルックアップサ
    ービスを探索するルックアップサービス探索工程と、前
    記ルックアップサービス探索工程により探索されたルッ
    クアップサービスに前記検索条件保存工程により保存さ
    れた検索条件に基づく代理オブジェクトの検索を依頼す
    る代理オブジェクト検索依頼工程と、前記代理オブジェ
    クト検索依頼工程による検索依頼に基づき前記ルックア
    ップサービスにより検索された代理オブジェクトを前記
    クライアント装置に転送させる代理オブジェクト転送工
    程とを有することを特徴とする請求項13記載のサービ
    ス提供方法。
  15. 【請求項15】 前記検索条件保存工程は、前記検索条
    件と共に前記サービスの利用中断時の時刻情報を保存す
    ることを特徴とする請求項14記載のサービス提供方
    法。
  16. 【請求項16】 前記検索条件には、前記クライアント
    装置から前記サービスプロバイダへのサービスのリクエ
    ストを識別するためのリクエストID、前記サービスプ
    ロバイダのサービスを識別するためのサービスID及び
    前記ルックアップサービスを識別するためのルックアッ
    プサービスIDが含まれることを特徴とする請求項14
    または15記載のサービス提供方法。
  17. 【請求項17】 前記ルックアップサービスIDは、前
    記ルックアップサービスから前記クライアント装置に通
    知され、前記クライアント装置が前記サービスプロバイ
    ダにサービスのリクエストをする際、前記クライアント
    装置から前記サービスプロバイダに通知されることを特
    徴とする請求項16記載のサービス提供方法。
  18. 【請求項18】 前記サービスIDは、前記ルックアッ
    プサービスにより発行されると共に前記クライアント装
    置に通知されることを特徴とする請求項16または17
    記載のサービス提供方法。
  19. 【請求項19】 前記リクエストIDは、前記クライア
    ント装置からのリクエストに応じて前記サービスプロバ
    イダにより発行されると共に前記クライアント装置に通
    知されることを特徴とする請求項16〜18のいずれか
    1項に記載のサービス提供方法。
  20. 【請求項20】 前記代理オブジェクトには、前記サー
    ビスの利用中断時における前記クライアント装置の状態
    及び前記サービスプロバイダの状態を表す情報と、前記
    利用中断時以降の処理を規定する情報とが含まれること
    を特徴とする請求項13〜19のいずれか1項に記載の
    サービス提供方法。
  21. 【請求項21】 前記代理オブジェクト生成工程による
    代理オブジェクトの生成は、前記サービスプロバイダに
    おいてなされることを特徴とする請求項13〜20のい
    ずれか1項に記載のサービス提供方法。
  22. 【請求項22】 前記サービスプロバイダにおいて、前
    記代理オブジェクト登録工程による代理オブジェクトの
    登録後、他のクライアント装置からのサービスのリクエ
    ストに応答するための準備に移行する準備移行工程を有
    することを特徴とする請求項21記載のサービス提供方
    法。
  23. 【請求項23】 前記検索条件保存工程による検索条件
    の保存、前記ルックアップサービス探索工程によるルッ
    クアップサービスの探索、及び前記代理オブジェクト検
    索依頼工程による検索の依頼は、前記クライアント装置
    においてなされ、前記代理オブジェクト転送工程による
    前記クライアント装置への代理オブジェクトの転送は、
    前記ルックアップサービスにおいて該ルックアップサー
    ビスからなされることを特徴とする請求項13〜22の
    いずれか1項に記載のサービス提供方法。
  24. 【請求項24】 前記サービスの利用中断には、前記ク
    ライアント装置の電源オフ、前記ネットワークにおける
    通信障害及び前記ネットワークの物理的切断に起因する
    ものが含まれることを特徴とする請求項13〜23のい
    ずれか1項に記載のサービス提供方法。
  25. 【請求項25】 請求項1〜12のいずれか1項に記載
    のサービス提供システムにおける前記代理オブジェクト
    生成手段及び前記代理オブジェクト登録手段を備え、前
    記サービス提供システムにおける前記サービスプロバイ
    ダに適用可能であることを特徴とするサービス提供装
    置。
  26. 【請求項26】 請求項1〜12のいずれか1項に記載
    のサービス提供システムにおける前記代理オブジェクト
    取得手段及び前記利用再開手段を備え、前記サービス提
    供システムにおける前記クライアント装置に適用可能で
    あることを特徴とする端末装置。
  27. 【請求項27】 サービスプロバイダが提供するサービ
    スを、ネットワークを介してクライアント装置が利用す
    ることができるサービス提供方法で使用されるプログラ
    ムを記憶した記憶媒体であって、 前記サービスプロバイダが提供するサービスの前記クラ
    イアント装置による利用が途中で中断した場合、前記サ
    ービスの利用中断時の状態を再現するための代理オブジ
    ェクトを生成する代理オブジェクト生成工程のコード
    と、 前記代理オブジェクト生成工程のコードにより生成され
    た代理オブジェクトを前記ネットワークに接続されたル
    ックアップサービスに登録する代理オブジェクト登録工
    程のコードとを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  28. 【請求項28】 サービスプロバイダが提供するサービ
    スを、ネットワークを介してクライアント装置が利用す
    ることができるサービス提供方法で使用されるプログラ
    ムを記憶した記憶媒体であって、 請求項27の記憶媒体における前記代理オブジェクト登
    録工程のコードにより登録された代理オブジェクトを前
    記クライアント装置に取得させる代理オブジェクト取得
    工程のコードと、 前記代理オブジェクト取得工程のコードにより取得され
    た代理オブジェクトを用いて、前記サービスの利用中断
    時の状態を再現し、前記クライアント装置による前記利
    用中断時以降のサービスの利用を再開させる利用再開工
    程のコードとを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
JP2000312231A 2000-10-12 2000-10-12 サービス提供システム、方法及び装置、端末装置並びに記憶媒体 Pending JP2002123433A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000312231A JP2002123433A (ja) 2000-10-12 2000-10-12 サービス提供システム、方法及び装置、端末装置並びに記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000312231A JP2002123433A (ja) 2000-10-12 2000-10-12 サービス提供システム、方法及び装置、端末装置並びに記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002123433A true JP2002123433A (ja) 2002-04-26

Family

ID=18791866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000312231A Pending JP2002123433A (ja) 2000-10-12 2000-10-12 サービス提供システム、方法及び装置、端末装置並びに記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002123433A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007325755A (ja) * 2006-06-08 2007-12-20 Terumo Corp 腹膜透析装置及びその制御方法
US7865940B2 (en) 2004-11-05 2011-01-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Service providing system and device for receiving service
KR101247336B1 (ko) * 2005-08-16 2013-03-26 주식회사 케이티 네트워크 서비스 제공 시스템 및 그 방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7865940B2 (en) 2004-11-05 2011-01-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Service providing system and device for receiving service
KR101247336B1 (ko) * 2005-08-16 2013-03-26 주식회사 케이티 네트워크 서비스 제공 시스템 및 그 방법
JP2007325755A (ja) * 2006-06-08 2007-12-20 Terumo Corp 腹膜透析装置及びその制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100799385B1 (ko) 데이터 처리기, 데이터 처리 방법 및 기록 매체
JP2009259268A (ja) 画像出力システム、画像供給装置、画像出力装置、制御プログラムおよび画像出力方法
JP2007102630A (ja) ネットワークデバイスおよびネットワークシステムおよびその省電力制御方法
US8291089B2 (en) Image processing device, control method therefor, and program
JP2009266088A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び、記録媒体
JP2002123433A (ja) サービス提供システム、方法及び装置、端末装置並びに記憶媒体
JP2003316543A (ja) 情報処理方法、情報処理装置及びプログラム
JP2001202316A (ja) 情報処理装置及びシステム及び方法並びに記憶媒体
JP3862463B2 (ja) 情報処理装置およびネットワークシステムおよび印刷装置およびネットワークシステムのデバイス情報登録方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体
JPH09190359A (ja) アプリケーション共有システム及び該システム制御方法及び情報処理装置及びその方法
JP2002124951A (ja) 通信端末装置、サービス提供システム、サービス利用方法及び記憶媒体
JP3787465B2 (ja) デバイス情報処理装置及びその制御方法並びに情報処理装置及びその制御方法並びに記憶媒体
JP2004318818A (ja) 画像出力システム、画像出力装置、画像供給装置および制御プログラム
JP2004153742A (ja) ネットワーク機器及びネットワークシステム
JP2005309511A (ja) 情報処理装置、ステータス取得方法、及びプログラム
JPH11305606A (ja) 機器管理システム、機器管理方法及び記憶媒体
JPH1027159A (ja) 通信回線復旧システム、および通信回線復旧方法
JPH05101020A (ja) ネツトワーク自動設定装置
JP2004157793A (ja) コンテンツ共有システム
JP2002094718A (ja) 情報処理装置および情報処理装置のデータ処理方法および記憶媒体
JP4360402B2 (ja) 画像出力システム、画像供給装置、画像出力装置及び画像出力方法
JP2001160024A (ja) サーバアプリケーションの管理選択方式
JP3374320B2 (ja) ステートレスプロトコルによるデータベースアクセス方法及びシステム
JP2002297539A (ja) 識別情報管理装置、コンピュータデータ通信システム、及びプログラム
JP2003196047A (ja) プリンタ装置および拡張装置および通信処理方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060404

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20070626