JP2002122137A - 軸受装置 - Google Patents

軸受装置

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JP2002122137A
JP2002122137A JP2000309065A JP2000309065A JP2002122137A JP 2002122137 A JP2002122137 A JP 2002122137A JP 2000309065 A JP2000309065 A JP 2000309065A JP 2000309065 A JP2000309065 A JP 2000309065A JP 2002122137 A JP2002122137 A JP 2002122137A
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Japan
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rotating body
bearing
dynamic pressure
magnet
magnetic bearing
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JP2000309065A
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Hideki Kanebako
秀樹 金箱
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/08Structural association with bearings
    • H02K7/09Structural association with bearings with magnetic bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16C17/102Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load with grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動圧スラスト軸受と能動型磁気軸受とを組み
合わせて、静剛性は能動型磁気軸受に、動剛性は動圧軸
受に受け持たせ、動圧スラスト軸受と能動型磁気軸受の
いずれか一方のみを用いた場合よりも、高精度で寿命が
長く、起動時の負荷トルクを著しく小さくすることがで
きる軸受装置を得る。 【解決手段】 回転体20を回転自在に支持する非回転
体と、回転体20と非回転体との間に介在する潤滑流体
とを有し、回転体と非回転体との間に形成されているス
ラスト軸受25により回転体をスラスト方向に支持する
軸受装置において、回転体と非回転体の一方側に駆動コ
イル46、48が、他方側に磁石56、58が配置され
て能動型磁気軸受40が構成され、回転体と非回転体の
軸方向間隔を検出するギャップセンサ50が設けられ、
ギャップセンサの出力により、駆動コイルへ46、48
の通電を制御し回転体と非回転体の軸方向間隔を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転体と非回転体
との間に形成されているスラスト軸受面間に発生するス
ラスト動圧力により上記回転体をスラスト方向に支持す
る軸受装置に関するもので、例えば、ハードディスクド
ライブモータや各種光ディスクドライブモータなどの軸
受装置として適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】ハードディスクドライブ装置や各種光デ
ィスクドライブなどに用いられる小型スピンドルモータ
では、高回転精度化、長寿命化、低騒音化などの各種の
厳しい要求がある。この要求を満たすためには、軸受装
置を動圧軸受にすることが有効であり、ラジアル軸受、
スラスト軸受ともに動圧軸受にした軸受装置が開発さ
れ、量産化されようとしている。動圧軸受は、回転体と
非回転体との間の微小な隙間に潤滑流体を介在させ、こ
の潤滑流体の剪断力によって圧力を発生させ、回転体を
非接触で支持するものである。したがって、回転体と非
回転体との間の微小な隙間を維持するように、部品の高
精度加工、高精度組み立てが必須の要件となる。
【0003】ラジアル動圧軸受については、高精度な工
作機械によって比較的容易に高精度加工ができ、組み立
て精度も比較的出しやすい。しかし、スラスト動圧軸受
に関しては、回転軸にフランジ状のスラスト板を組み付
ける必要があることもあって、厳しい精度が要求され、
組み立てによってμmオーダーの精度を確保する必要が
ある。また、スラスト動圧軸受は重力方向の荷重を支持
するものであるため、起動停止時に回転体が非回転体に
接触することが多く、軸受装置の寿命、ひいてはモータ
の寿命を短くする要因にもなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような問題を解
決するために、特開平11−351257号公報に記載
されているように、ラジアル軸受を動圧軸受とし、スラ
スト軸受を磁気軸受としたものがある。
【0005】しかしながら、上記公報に記載されている
ように、スラスト軸受を磁気軸受としたものにおいて
は、次のような問題がある。回転体の軸方向の位置を一
定に保つために磁気軸受を制御型にすると、常に電力を
供給する必要があるため、モータとしての損失が大きく
なる。磁気力は動圧力に比べて小さいため、衝撃力によ
り回転体と非回転体とが接触しやすい。磁気力は動圧力
に比べて小さいため、所定のスラスト方向支持力を得る
には軸受装置が大型化する。磁気軸受は動圧軸受に比べ
ると動剛性が劣るため、動圧軸受に比べて高周波振動に
弱い。
【0006】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、能動型磁気軸受と受動
型磁気軸受とを組み合わせることにより、重力などの静
的な外乱を受動型軸受で受け、電力の必要な能動型磁気
軸受で振動成分の制振のみを受け持つようにすることに
より、消費電力を低減し、かつ、回転体と非回転体との
接触を確実に防止して寿命を飛躍的に向上させることが
できる軸受装置を提供することを目的とする。
【0007】本発明はまた、動圧スラスト軸受と能動型
磁気軸受とを組み合わせることにより、静剛性は能動型
磁気軸受に、動剛性は動圧軸受に受け持たせる、という
ように、それぞれの軸受の特性を活かした使い方をし、
動圧スラスト軸受と能動型磁気軸受のいずれか一方のみ
を用いた場合よりも、高精度で寿命が長く、起動時の負
荷トルクを著しく小さくすることができる軸受装置を提
供することを目的とする。
【0008】本発明はまた、動圧スラスト軸受と能動型
磁気軸受とを組み合わせることにより、動圧軸受のみの
場合よりも動圧軸受にかかる負担を軽くして、動圧軸受
を形成する微小隙間の間隔を比較的大きくすることがで
き、動圧軸受を構成する部品の加工精度や組み立て精度
を厳密に管理する必要性をなくして、製造コストの低減
を図ることができる軸受装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
回転体と、この回転体を回転自在に支持する非回転体
と、回転体と非回転体との間に介在する潤滑流体とを有
し、回転体と非回転体との間に形成されているスラスト
軸受により回転体をスラスト方向に支持する軸受装置に
おいて、回転体と非回転体の一方側に駆動コイルが、他
方側に磁石が配置されて能動型磁気軸受が構成され、回
転体と非回転体の軸方向間隔を検出するギャップセンサ
が設けられ、ギャップセンサの出力により、駆動コイル
への通電を制御し回転体と非回転体の軸方向間隔を制御
することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、能動型磁気軸受が、半径方向に対向する駆
動コイルを保持するコイル側ヨークと、磁石を保持する
磁石側ヨークとを備えていることを特徴とする。請求項
3記載の発明は、請求項2記載の発明において、コイル
側ヨークと磁石側ヨークが、半径方向の対向間隔が狭め
られた対向面部を互いに有し、この対向面部により受動
型磁気軸受が構成されていることを特徴とする。請求項
4記載の発明は、請求項1記載の発明において、能動型
磁気軸受は、回転体が所定の回転数以下のとき動作する
ことを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、能動型磁気軸受は、回転体と非回転体の一
方側に配置された駆動コイルと、他方側に配置された磁
石に代わる磁性体とを有していることを特徴とする。請
求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれかに記載
の発明において、回転体と非回転体との間にラジアル動
圧力を発生するラジアル軸受が設けられていることを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかる軸受装置の実施の形態について説明する。図1
において、モータのフレーム10は、中央部に一体に形
成された筒状のホルダ部12を有し、ホルダ部12の外
周側にはステータコア14の内周が嵌合され固定されて
いる。ステータコア14は積層コアで、複数の突極を放
射状に有し、各突極には駆動コイル16が巻き回されて
いる。
【0013】上記ホルダ部12の内周側には円筒状の軸
受部材18が嵌合され固定されている。軸受部材18の
中心孔には回転体としての回転軸20が挿入され、回転
軸20は軸受部材18によって相対回転可能に支持され
ている。回転軸20の下端部外周にはスラスト板22が
嵌合され固定されている。回転軸20の下端面とスラス
ト板22の下面は同一面にある。軸受部材18の下端に
はスラスト受け25が埋め込まれ、軸受部材18とスラ
スト受け25との接合面が密閉されている。このように
して、軸受部材18は軸方向の一方側すなわち下部が密
閉され、他方側すなわち上部が開放された片袋構造にな
っている。
【0014】スラスト板22の上面とこれに対する軸受
部材18の対向面との間、及びスラスト板22の下面と
これに対するスラスト受け24の上面との間には微小な
隙間がある。この隙間には潤滑油が介在している。そし
て、上記スラスト板22の上面とこれに対する軸受部材
18の対向面の少なくとも片方の面、およびスラスト板
22の下面とこれに対するスラスト受け24の上面の少
なくとも片方の面には動圧溝が形成されて、スラスト動
圧軸受部25が形成されている。回転軸20とともにス
ラスト板22が回転すると、上記動圧溝によって潤滑油
の圧力が高められ、動圧力が発生する。この動圧力はス
ラスト方向の動圧力であり、回転軸20がスラスト方向
に無接触で支持される。
【0015】回転軸20の外周面と軸受部材18の内周
面との間にも微小な隙間があり、この隙間にも潤滑油が
介在している。軸受部材18の内周側下端寄りの領域
と、これに対向する回転軸20の外周面の少なくとも片
方の面、及び軸受部材18の内周側上端寄りの領域と、
これに対向する回転軸20の外周面の少なくとも片方の
面には、それぞれ動圧溝が形成され、ラジアル動圧軸受
部26とラジアル動圧軸受部28が上下に形成されてい
る。回転軸20が回転すると、ラジアル動圧軸受部26
とラジアル動圧軸受部28に動圧力が発生し、回転軸2
0が周方向に無接触で支持される。
【0016】軸受部材18の上端から上に突出した回転
軸20の上端部外周には偏平なカップ状のロータハウジ
ング36の中心孔が嵌合され、ロータハウジング36が
回転軸20と一体に回転可能に保持されている。ロータ
ハウジング36の外周壁内面には円筒形のロータマグネ
ット38が固着されている。ロータマグネット38の内
周面とステータコア14の外周面は所定の間隔をおいて
対向している。ロータマグネットの回転位置に応じて各
駆動コイル16への通電を制御することにより、ロータ
を回転駆動することができる。図示のモータはハードデ
ィスクドライブ用モータの形状になっているが、本発明
にかかる軸受装置の用途は任意である。
【0017】前記スラスト軸受部25と、ラジアル動圧
軸受部26と、ラジアル動圧軸受部28にそれぞれ形成
されている微小隙間は互いにつながっていて、このつな
がった微小隙間に潤滑油が介在している。
【0018】回転軸20と実質一体のロータハウジング
36と非回転体である軸受部材18との間には能動型磁
気軸受40が構成されている。能動型磁気軸受40は、
図2にも示すように、回転軸20の上端外周部の小径部
に嵌められたリング状のヨーク42、駆動コイル46、
48、ロータハウジング36側に設けられたヨーク5
2、磁石56、58、ヨーク60、62を有してなる。
上記コイル側ヨーク42は軸方向中心にフランジ44を
有している。フランジ44の上下において、駆動コイル
46、48がヨーク42の周りに巻き回されている。上
記磁石56、58側のヨーク52も軸方向中心にフラン
ジ54を有し、フランジ54の上下に、磁石56、58
が固定されている。磁石56の下面にはブロック状のヨ
ーク60が、磁石58の下面にはブロック状のヨーク6
2が固定されている。
【0019】コイル側ヨーク42のフランジ44の外周
面と、磁石側ヨーク52のフランジ54の内周面は、半
径方向の対向間隔が互いに狭められた対向面部となって
いる。上記二つの磁石56、58から出た磁束は、ヨー
ク52のフランジ54から空隙を横切ってヨーク42の
フランジ44を通り、ヨーク42本体を上下に分かれ、
駆動コイル46、48と空隙を横切り、ヨーク60、6
2を通って磁石56、58に戻るように磁気回路が構成
されている。
【0020】コイル側ヨーク42のフランジ44と磁石
側ヨーク52のフランジ54との空隙を、磁束が集中し
て通ることにより、両方のフランジ44、54を吸引す
る力が働く。この磁気吸引力が、軸受部材18等の非回
転体に対して、ロータハウジング36等の回転体の、軸
方向の位置を所定の位置に保つ力となる。したがって、
コイル側ヨーク42、磁石側ヨーク52、磁石56、5
8によって受動型磁気軸受を構成している。
【0021】また、駆動コイル46、48への通電を制
御することにより、駆動コイル46、48を横切る磁束
とあいまって駆動コイル46、48にローレンツ力が発
生し、その反力の大きさによって、回転体の軸方向の位
置を制御することができる。そこで、図1に示すよう
に、軸受部材18の上端に、ギャップセンサ50をロー
タハウジング36の天井面に対向させて埋め込み、ギャ
ップセンサ50によって、非回転体である軸受部材18
と回転体であるロータハウジング36との軸方向間隔を
検出するようにする。そして、ギャップセンサ50から
の検出出力をフィードバックして、駆動コイル46、4
8への通電を制御し、非回転体に対する回転体の軸方向
間隔が常に所定の間隔となるように制御する。このよう
に、駆動コイル46、48と、磁石56、58と、コイ
ル側ヨーク42と、磁石側ヨーク52とによって能動型
磁気軸受40を構成している。
【0022】以上説明した図1、図2記載の実施形態に
よれば、能動型磁気軸受40と、ヨーク42、52、磁
石56、58によって構成される受動型磁気軸受とを組
み合わせ、重力などの静的な外乱を受動型軸受で受け、
電力の必要な能動型磁気軸受40で振動成分の制振のみ
を受け持つことができるようにしたため、消費電力を低
減し、かつ、回転体と非回転体との接触を確実に防止し
て寿命を飛躍的に向上させることができる。
【0023】また、動圧スラスト軸受25と能動型磁気
軸受40とを組み合わせることにより、静剛性は能動型
磁気軸受40に、動剛性は動圧軸受25に受け持たせ
る、というように、それぞれの軸受の特性を活かした使
い方をしているため、動圧スラスト軸受25と能動型磁
気軸受40のいずれか一方のみを用いた場合よりも、高
精度で寿命が長く、起動時の負荷トルクを著しく小さく
することができる。さらに、動圧スラスト軸受25と能
動型磁気軸受40とを組み合わせているため、動圧軸受
25のみの場合よりも動圧軸受にかかる負担を軽くし
て、動圧軸受25を形成する微小隙間の間隔を比較的大
きくすることができ、動圧軸受25を構成する部品の加
工精度や組み立て精度の管理が容易になるため、製造コ
ストの低減を図ることができる。
【0024】次に、本発明にかかる軸受装置の各種変形
実施形態について説明する。ただし、何れもスピンドル
モータの例であり、モータの部分、スラスト動圧軸受の
部分、ラジアル動圧軸受の部分などは、上記実施形態と
同じ構成になっているので、同じ構成部分には同じ符号
を付して説明は簡略化することにする。
【0025】図3に示す実施形態は、能動型磁気軸受6
1及び受動型磁気軸受を、回転体であるロータハウジン
グ36の外周部と、非回転体であるフレーム10との間
に設けたものである。ロータハウジング36の外周部に
は、下端部にフランジ66を有して断面L字状に形成さ
れたリング状の磁石側ヨーク64が取り付けられ、この
ヨーク64本体の外周面にリング状の磁石72が取り付
けられている。フレーム10には、上記ヨーク64、磁
石72と対向する位置に、下端部に内向きのフランジ7
0を有して断面逆L字状に形成されたリング状のコイル
側ヨーク68が固定され、このヨーク68本体の内周面
に、この内周面に沿って巻き回された駆動コイル74が
固定されている。
【0026】上記ヨーク64のフランジ66の外周面
と、ヨーク68のフランジ70の内周面70は、互いに
半径方向の対向間隔が狭められた対向面部となってい
る。磁石72から出た磁束は、ヨーク64を通り、上記
対向面部を横切ってヨーク68に至り、駆動コイル7
4、および間隙を通って磁石72に戻るように、磁気回
路が構成されている。上記ヨーク64、68のフランジ
66、70が磁気的に吸引しあい、回転体を非回転体に
対し軸方向の所定位置に保持しようとするため、ヨーク
64、68、磁石72は、受動型磁気軸受を構成してい
る。
【0027】また、ギャップセンサ50の出力に応じて
駆動コイル74への通電を制御することにより、非回転
体に対する回転体の軸方向の位置を微調整することがで
きる。したがって、ヨーク64、68、磁石72、駆動
コイル74は、能動型磁気軸受を構成している。このよ
うに、図3に示す実施形態も、スラスト動圧軸受25を
有するとともに、受動型磁気軸受及び能動型磁気軸受6
1を有しているため、図1、図2に示す実施形態と同様
の効果を得ることができる。
【0028】図4、図5に示す実施形態は、図3に示す
実施形態に似ており、磁石側ヨーク80とコイル側ヨー
ク86の形状が断面溝形になっている点が異なってい
る。図4、図5において、磁石側ヨーク80は上下両端
部に外向きのフランジ82、84を有し、コイル側ヨー
ク86は上下両端部に内向きのフランジ88、90を有
し、フランジ82の外周面とフランジ88の内周面は、
互いに半径方向の対向間隔が狭められた対向面部となっ
ており、フランジ84外周面とフランジ90の内周面
も、互いに半径方向の対向間隔が狭められた対向面部と
なっている。
【0029】磁石側ヨーク80の外周面には、フランジ
82、84間において磁石76が固着され、コイル側ヨ
ーク86の内周面には、フランジ88、90間において
コイル78が固定されている。コイル78はヨーク86
の内周面に沿って巻き回されている。磁石76から出た
磁束は、空隙とコイル78を横切ったあとヨーク86で
上下に分かれ、フランジ88、フランジ82、ヨーク8
0の本体を通って磁石76に戻る磁気回路と、フランジ
90、フランジ84、ヨーク80の本体を通って磁石7
6に戻る磁気回路とがある。上記フランジ88、82が
磁気的に吸引しあい、かつ、フランジ90、84が磁気
的に吸引しあい、回転体を非回転体に対し軸方向の所定
位置に保持しようとするため、ヨーク80、86、磁石
76は、受動型磁気軸受を構成している。
【0030】ギャップセンサ50の出力に応じて駆動コ
イル78への通電を制御することにより、非回転体に対
する回転体の軸方向の位置を微調整することができる。
したがって、ヨーク80、86、磁石76、駆動コイル
78は、能動型磁気軸受75を構成している。このよう
に、図4に示す実施形態も、スラスト動圧軸受25を有
するとともに、受動型磁気軸受及び能動型磁気軸受75
を有しているため、図1、図2に示す実施形態と同様の
効果を得ることができる。
【0031】図6に示す実施形態は、図3に示す実施形
態における能動型磁気軸受及び受動型磁気軸受を軸受部
材18とこれに対向するロータハウジング36の内周側
に設けた形態になっている。また、非回転体である軸受
部材18に駆動コイル69を、回転体であるロータハウ
ジング36に磁石71を配置した形態になっている。図
6において、符号65はコイル側ヨークを、67はその
フランジを、73は磁石側ヨークを、75はそのフラン
ジをそれぞれ示す。二つのヨーク65、73のフランジ
67、75は、半径方向の対向間隔が狭められた対向面
部を互いに構成していて、この対向面部によって受動型
磁気軸受が構成されている。
【0032】また、ヨーク65、73、磁石71、コイ
ル69によって、図3に示す実施形態と同様に、能動型
磁気軸受63を構成している。このように、図6に示す
実施形態も、スラスト動圧軸受25を有するとともに、
受動型磁気軸受及び能動型磁気軸受63を有しているた
め、前述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0033】図7に示す実施形態は、図4に示す実施形
態における能動型磁気軸受及び受動型磁気軸受を軸受部
材18とこれに対向するロータハウジング36の内周側
に設けた形態になっている。また、非回転体である軸受
部材18に駆動コイル88を、回転体であるロータハウ
ジング36に磁石90を配置した形態になっている。図
7において、符号92はコイル側ヨークを、94、96
はそのフランジを、98は磁石側ヨークを、100,1
02はそのフランジをそれぞれ示す。二つのヨーク9
2、98のフランジ94,100、及びフランジ96,
102は、それぞれ半径方向の対向間隔が狭められた対
向面部を互いに構成していて、この対向面部によって受
動型磁気軸受が構成されている。
【0034】また、ヨーク92、94、磁石90、コイ
ル88によって、図4に示す実施形態と同様に、能動型
磁気軸受87を構成している。このように、図7に示す
実施形態も、スラスト動圧軸受25を有するとともに、
受動型磁気軸受及び能動型磁気軸受87を有しているた
め、前述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0035】これまで説明してきた実施形態は、能動型
磁気軸受を、磁石とコイルによって構成していたが、図
8に示す実施形態のように、駆動コイル104と、磁石
に代わる磁性体106で構成することもできる。図8に
おいて、軸受部材18の上端部には、軸受部材18の周
方向に沿って巻き回された駆動コイル104が埋め込ま
れている。ロータハウジング36の、軸受部材18の上
端面と対向する面には磁性板をリング状に形成した磁性
体106が固定され、上記駆動コイル104の上面と磁
性体106とが対向している。
【0036】回転軸20、ロータハウジング36を含む
回転体が回転すると、スラスト動圧軸受25によって回
転体はスラスト方向に無接触状態になる。ギャップセン
サ50の出力に応じて駆動コイル104への通電を制御
することにより、非回転体である軸受部材18に対する
磁性体106の磁気吸引力が制御され、非回転体に対す
る回転体の軸方向位置を制御することができる。このよ
うに、磁性体106と駆動コイル104とで能動型磁気
軸受103を構成している。しかし、この実施形態では
磁石を有していないため、受動型磁気軸受を構成するも
のではない。なお、この実施形態では、非回転体である
軸受部材18と一体のスラスト受け24にギャップセン
サ50を埋め込み、このギャップセンサ50を回転体で
ある回転軸20の底面に対向させている。
【0037】図8に示す実施形態によれば、受動型磁気
軸受は有していないものの、スラスト動圧軸受25と能
動型磁気軸受103を有していて、静剛性は能動型磁気
軸受103に、動剛性は動圧軸受25に受け持たせる、
というように、それぞれの軸受の特性を活かした使い方
をしているため、動圧スラスト軸受25と能動型磁気軸
受103のいずれか一方のみを用いた場合よりも、高精
度で寿命が長く、起動時の負荷トルクを著しく小さくす
ることができる。さらに、動圧軸受25のみの場合より
も動圧軸受にかかる負担を軽くして、動圧軸受25を形
成する微小隙間の間隔を比較的大きくすることができ、
動圧軸受25を構成する部品の加工精度や組み立て精度
を厳密に管理する必要性をなくして、製造コストの低減
を図ることができる。
【0038】次に、本発明にかかる軸受装置を有するモ
ータの制御系統の例について、図9を参照しながら説明
する。図9において、モータ、能動型磁気軸受制御部1
10は、CPUその他適宜の制御回路で構成されてい
る。モータ、能動型磁気軸受制御部110にはギャップ
センサ50の出力信号と、モータ始動・停止部112か
らモータ始動指令及び停止指令信号が入力される。モー
タ、能動型磁気軸受制御部110は、モータ始動・停止
部112からの指令信号によってモータ108の始動・
停止を制御するとともに、モータの回転速度を検出する
センサ114からの信号に応じてモータの回転速度を制
御するようになっている。上記制御系統によって、ギャ
ップセンサによって検出される隙間が一定となるよう
に、能動型磁気軸受制御部が制御される。
【0039】消費電力をより低くするように、上記制御
系統によって、図10に示すような制御が行われる。モ
ータ始動の指令が出されるとモータが始動するとともに
能動型磁気軸受が動作を開始し、回転体と非回転体を非
接触状態にする。モータの回転数が所定の回転数になる
と、スラスト動圧軸受が機能して回転体を非回転体に対
し非接触状態で支持するため、能動型磁気軸受を停止さ
せる。図示されてはいないが、モータ停止時も、モータ
の回転数が所定の回転数以下になると能動型磁気軸受の
動作を開始させ、回転体が非回転体に接触しないように
し、モータが停止したら能動型磁気軸受の動作を停止さ
せるようにするとよい。
【0040】また、能動型磁気軸受を制御するフィード
バックループの周波数帯域を適切に設定し、動圧軸受が
機能しない回転数に相当する周波数帯域の制御ゲインを
大きくし、動圧軸受が機能している回転数に対する周波
数帯域の制御ゲインを小さくすることにより、上記と同
様の効果を得ることができる。上記モータ、能動磁気軸
受制御部110は、モータ108が回転している間、ギ
ャップセンサ50の出力に基づき、能動型磁気軸受の駆
動コイルへの通電を制御し、振動成分の制振を行う。
【0041】本発明によれば、スラスト動圧軸受部は、
従来のスラスト動圧軸受部のように10数μmから数μ
mの微小隙間にする必要はなく、数10μm以上にする
ことができる。また、受動型磁気軸受が十分な静剛性を
備えている場合は、粘性ダンパーとしてのみ機能するよ
うに設計することも可能である。なお、スラスト板とス
ラスト受けからなるスラスト動圧軸受部は、これを回転
体の抜け止めとして機能させることも可能である。
【0042】
【発明の効果】請求項1及び2記載の発明によれば、動
圧スラスト軸受と能動型磁気軸受とを組み合わせること
により、静剛性は能動型磁気軸受に、動剛性は動圧軸受
に受け持たせる、というように、それぞれの軸受の特性
を活かした使い方をしているため、動圧スラスト軸受と
能動型磁気軸受のいずれか一方のみを用いた場合より
も、高精度で寿命が長く、起動時の負荷トルクを著しく
小さくすることができる。さらに、動圧軸受のみの場合
よりも動圧軸受にかかる負担を軽くして、動圧軸受を形
成する微小隙間の間隔を比較的大きくすることができ、
動圧軸受を構成する部品の加工精度や組み立て精度を厳
密に管理する必要性をなくして、製造コストの低減を図
ることができる。
【0043】請求項3記載の発明によれば、能動型磁気
軸受と、受動型磁気軸受とを組み合わせ、重力などの静
的な外乱を受動型軸受で受け、電力の必要な能動型磁気
軸受で振動成分の制振のみを受け持つことができるよう
にしたため、消費電力を低減し、かつ、回転体と非回転
体との接触を確実に防止して寿命を飛躍的に向上させる
ことができる。
【0044】請求項4記載の発明によれば、能動型磁気
軸受は、回転体が所定の回転数以下のとき動作するよう
にしたから、動圧軸受が機能しない低回転領域で能動型
磁気軸受を機能させ、回転体と非回転体との接触を回避
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる軸受装置の一実施形態を示す断
面図である。
【図2】同上軸受装置の能動型磁気軸受部分を拡大して
示す断面図である。
【図3】本発明にかかる軸受装置の別の実施形態を示す
断面図である。
【図4】本発明にかかる軸受装置のさらに別の実施形態
を示す断面図である。
【図5】同上軸受装置の能動型磁気軸受部分を拡大して
示す断面図である。
【図6】本発明にかかる軸受装置のさらに別の実施形態
を示す断面図である。
【図7】本発明にかかる軸受装置のさらに別の実施形態
を示す断面図である。
【図8】本発明にかかる軸受装置のさらに別の実施形態
を示す断面図である。
【図9】本発明に適用可能な制御系統の例を示すブロッ
ク図である。
【図10】同上制御系統の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
18 軸受部材 20 回転軸 25 スラスト軸受 26 ラジアル軸受 28 ラジアル軸受 40 能動型磁気軸受 42 コイル側ヨーク 46 駆動コイル 48 駆動コイル 50 ギャップセンサ 56 磁石 58 磁石 60 磁石側ヨーク 61 能動型磁気軸受 62 磁石側ヨーク 63 能動型磁気軸受 72 磁石 74 駆動コイル 106 磁性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J102 AA01 AA08 BA17 BA18 BA19 CA03 CA04 CA09 CA11 CA17 CA27 DA02 DA09 DA10 DA11 DB05 DB11 GA02 GA03 GA13 5D109 BB03 BB12 BB18 BB19 BB21 BB22 5H607 AA04 BB01 BB07 BB09 BB14 BB17 CC01 GG19 GG21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体と、この回転体を回転自在に支持
    する非回転体と、上記回転体と非回転体との間に介在す
    る潤滑流体とを有し、上記回転体と非回転体との間に形
    成されているスラスト軸受により上記回転体をスラスト
    方向に支持する軸受装置において、 上記回転体と非回転体の一方側に駆動コイルが、他方側
    に磁石が配置されて能動型磁気軸受が構成され、 上記回転体と非回転体の軸方向間隔を検出するギャップ
    センサが設けられ、 上記ギャップセンサの出力により、上記駆動コイルへの
    通電を制御し上記軸方向間隔を制御することを特徴とす
    る軸受装置。
  2. 【請求項2】 能動型磁気軸受は、半径方向に対向する
    駆動コイルを保持するコイル側ヨークと、磁石を保持す
    る磁石側ヨークとを備えた請求項1記載の軸受装置。
  3. 【請求項3】 コイル側ヨークと磁石側ヨークは、半径
    方向の対向間隔が狭められた対向面部を互いに有し、こ
    の対向面部により受動型磁気軸受が構成されている請求
    項2記載の軸受装置。
  4. 【請求項4】 能動型磁気軸受は、回転体が所定の回転
    数以下のとき動作させるようにした請求項1記載の軸受
    装置。
  5. 【請求項5】 能動型磁気軸受は、回転体と非回転体の
    一方側に配置された駆動コイルと、他方側に配置された
    磁石に代わる磁性体とを有してなる請求項1記載の軸受
    装置。
  6. 【請求項6】 回転体と非回転体との間にラジアル動圧
    力を発生するラジアル軸受が設けられている請求項1か
    ら5までのいずれかに記載の軸受装置。
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