JP2002120640A - 車両運搬車 - Google Patents

車両運搬車

Info

Publication number
JP2002120640A
JP2002120640A JP2000313757A JP2000313757A JP2002120640A JP 2002120640 A JP2002120640 A JP 2002120640A JP 2000313757 A JP2000313757 A JP 2000313757A JP 2000313757 A JP2000313757 A JP 2000313757A JP 2002120640 A JP2002120640 A JP 2002120640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deck
middle deck
arm
vehicle
rear end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000313757A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Maruyama
正雄 丸山
Kentaro Kuwabara
健太郎 桑原
Kazuyoshi Ishikawa
和良 石川
Takeshi Ogue
健 小久江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP2000313757A priority Critical patent/JP2002120640A/ja
Publication of JP2002120640A publication Critical patent/JP2002120640A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一構造の運搬車で搭載効率を維持しつつ小
型車及び広幅車を搭載することができ、かつ輸送品質を
確保し得る車両運搬車を提供する。 【解決手段】 後部に伸縮車軸2を有する車台3上に設
けた下段デッキ4と、下段デッキ4の上方に位置しかつ
上下に調節可能な上段デッキ5、6、7と、上段デッキ
5、6、7と下段デッキ4との間に位置する中段デッキ
8を有し、中段デッキ8を支持する前部支持手段10、
後部支持手段20、後端支持手段50を選択的に連動さ
せることによって、単一構造の運搬車で小型車及び広幅
車を効率的に搭載すると共に、輸送品質が確保できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両を
搭載して運搬する車両運搬車に関し、特に小型車と広幅
車とを同一構造の運搬車に搭載できる車両運搬車に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両運搬車は、例えば実開昭62−60
441号公報に開示され、かつ図18に示すように、後
部に車輪101及び車軸102を有する車台103上に
設けた下段デッキ104と、下段デッキ104の上方に
位置して上下に調整可能な前部上段デッキ105と、中
間上段デッキ106、後部上段デッキ107の各上段デ
ッキ、下段デッキ104と上段デッキ105、106、
107との間に位置する中段デッキ108とを備えてい
る。
【0003】中間上段デッキ106の後端縁と後部上段
デッキ107の前端縁とを枢着すると共に、中間上段デ
ッキ106と後部上段デッキ107を伸縮長さを固定可
能な伸縮駆動装置109によって連結し、伸縮駆動装置
109が所定の伸長長さでは、中間上段デッキ106と
後部上段デッキ107が実質的に連続した平面状をな
し、伸縮駆動装置109が縮小した状態では中間上段デ
ッキ106及び後部上段デッキ107が枢着部を上方に
変位させた山形屈曲状態となる。
【0004】一方、中段デッキ108は、その前端部及
び後端部を、起倒可能に基端を車台103に枢支した前
部リンク110及び後部リンク111の先端に枢着し、
図18に示すように前部リンク110及び後部リンク1
11を前方に起こすことによって中間上段デッキ106
と後部上段デッキ107の枢着部の下方位置へ上昇し、
また両リンク110及び111を後方に倒すことによっ
て中段デッキ108が下段デッキ104上に載置するよ
うに構成され、かかる構成によって7台の小型車A1、
A2、A3、A4、A5、A6、A7が搭載できるよう
になっている。
【0005】しかし、この種の車両運搬車において、小
型車A7が搭載される部位は、有効搭載幅が両側の車輪
101の分だけ狭くなるため、この部分に広幅車を搭載
することができず、搭載効率の低下を招いている。
【0006】一方、広幅車を効率よく搭載する車両運搬
車として、実開平1−62944号公報に開示され、か
つ図19に示すように、後部に車輪101及び車軸10
2を有する車台103上に下段デッキ104を形成する
と共に、この下段デッキ104の上方位置に、昇降及び
傾倒可能な上段デッキ112を設け、かつ車軸102の
上方位置に、昇降可能な後部下段デッキ113を設ける
ことによって、6台の広幅車B1、B2、B3、B4、
B5、B6が搭載できるものがある。
【0007】しかし、上記各運搬車においては、小型車
用の運搬車と広幅車用の運搬車とが全く別構造の車両と
なり、両方を共用することができないため運搬効率上好
ましくなかった。
【0008】この対策として、単一構造の運搬車で小型
車も広幅車も搭載でき、かつ搭載効率に優れた車両運搬
車として実公平7−12171号公報が提案されてい
る。
【0009】この車両運搬車について図20乃至図24
によって説明する。なお、この車両運搬車は、中段デッ
キ及びミニ下段デッキの部分に特徴を有し、他の部分は
図18に示す車両運搬車と同一構造であるので、特徴部
分についてのみ図示説明する。
【0010】両側の車輪101は、伸縮車軸121を介
して車台103の後部に設けられ、伸縮車軸121を伸
縮させることによって車輪間隔が広狭し、広幅車を搭載
する際に邪魔にならないようになっている。
【0011】車台103上に下段デッキ104が形成さ
れており、その上方に図18と同様に上下調節可能な前
部、中間及び後部の3つの上段デッキ(図示せず)と、
各上段デッキと下段デッキ104との間に位置する中段
デッキ108が設けられている。中間デッキ108は、
その前端部及び後端部が各々起倒可能に基端を車台10
3に枢支した前部リンク110及び後部リンク111の
先端に枢着し、車台103と前部リンク110に架設さ
れた油圧シリンダ126の縮小によって前部リンク11
0及び後部リンク111を前方に起こすことによって中
間上段デッキと後部上段デッキの枢着部の下方位置へ上
昇し、また両リンク110及び111を後方に倒すこと
によって中段デッキ108が下段デッキ104上に載置
される。
【0012】伸縮車軸121の後方位置には、搭載車両
の前輪或いは後輪のみを載置する程度の小型のミニ下段
デッキ122が昇降可能に設けられ一方、伸縮車軸12
1の前方位置にガイド123が立設されており、ガイド
123内にミニ下段デッキ123の昇降に連動して昇降
するスライダ124が配置され、スライダ124に中間
デッキ108の後端に下面側から係止されるピン125
が設けられている。
【0013】広幅車を搭載する場合には、先ず伸縮車軸
121を伸長させて両側の車輪101の間隙を拡げ、こ
の状態で広幅車B5を所定位置に乗り入れ搭載する。次
いで、図20に示すように油圧シリンダ126を縮小し
て前部リンク110を所定高さまで上方に揺動させ、前
部リンク110を所定位置に固定する。
【0014】この状態で広幅車B6を中段デッキ108
とミニ下段デッキ122の上に搭載し、図21に示すよ
うにミニ下段デッキ122を所定高さ位置まで上昇させ
ると共に、ミニ下段デッキ122を該位置に固定する。
このミニ下段デッキ122の上昇に連動してスライダ1
24も同量上昇するので、中段デッキ108の後部がミ
ニ下段デッキ122と連動して持ち上げられ、最終的に
は、図21に示すように中段デッキ108が略水平とな
る位置で停止する。
【0015】広幅車B6を搭載した後、伸縮車軸121
を縮小作動させ、両側の車輪101を正規位置まで戻
す。しかして、中段デッキ108とミニ下段デッキ12
2とにより、図19に示す後部下段デッキ113と同等
のデッキが構成され、6台の広幅車の搭載が可能にな
る。
【0016】小型車を搭載する場合には、図22に示す
ように中段デッキ108を下段デッキ104上に載置す
ると共に、ミニ下段デッキ122を下降限まで下降さ
せ、この状態で小型車A5を所定位置に乗り入れ搭載す
る。次いで、油圧シリンダ126を縮小作動させて図2
3に示すように中段デッキ108を所定の角度に傾斜さ
せ、この中段デッキ108上に小型車A6を搭載する。
【0017】次いで、油圧シリンダ126を更に縮小作
動させて中間デッキ108を図24に示すように引き上
げ、中段デッキ108を固定する。次に伸縮車軸121
の上方に小型車A7を搭載する。この際小型車A7は車
幅が狭いので、伸縮車軸121を伸長させて両側の車輪
101の間隔を広くする必要はない。しかして、図18
に示す運搬車と同様に7台の小型車を搭載することがで
きる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記実公平7−121
71号公報によると、車台後部の伸縮車軸121より後
方位置にミニ下段デッキ122を昇降可能に設け、この
ミニ下段デッキ122と中段デッキ108とを一定の条
件下で連動させるように構成することによって、同一構
造の運搬車で搭載効率を低下させることなく小型車及び
広幅車を搭載することができる。
【0019】しかし、広幅車を搭載する際、広幅車B6
の前輪と後輪が中段デッキ108とミニ下段デッキ12
2とに各々載置支持され、かつ中段デッキ108とミニ
下段デッキ122が相対的に変移しつつ動作することか
ら、広幅車B6と中段デッキ108及び広幅車B6とミ
ニ下段デッキ122の相対位置に変移が発生し、広幅車
B6と中段デッキ108及び広幅車B6とミニ下段デッ
キ122を各々固縛するワイヤロープ等の固縛手段を別
々に設ける必要があるうえ、中段デッキ108とミニ下
段デッキ122の相対位置の変化によりワイヤロープ等
に緩みや過度の緊張が発生する等の輸送品質上の不具合
が発生することが懸念される。
【0020】従って、かかる点に鑑みなされた本発明の
目的は、同一構造の運搬車で搭載効率を維持しつつ小型
車及び広幅車を搭載することができ、かつ輸送品質を確
保し得る車両運搬車を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の車両運搬車の発明は、後部に伸縮車軸を有
する車台上に設けた下段デッキと、該下段デッキの上方
に位置しかつ上下に調節可能な上段デッキと、該上段デ
ッキと上記下段デッキとの間に位置する中段デッキ及び
該中段デッキを支持する中段デッキ支持手段とを備えた
車両運搬車において、上記中段デッキ支持手段は、上記
車台と中段デッキの前部とに基端及び先端が各々揺動自
在に連結された伸縮自在な前部支持手段と、上記車台に
基端が揺動自在に連結され先端が上記中段デッキの後部
に分離可能でかつ揺動自在に連結する後部支持手段と、
上記中段デッキの後端に係合して該後端を昇降させる後
端支持手段とを備え、上記前部支持手段を伸長して後方
に向けて倒伏し、かつ後部支持手段の先端が上記中間デ
ッキの後部から分離して上記下段デッキ上に中段デッキ
が載置する第1中段デッキ位置と、上記前部支持手段が
縮小して前方に向けて起立し、かつ後部支持手段の先端
が上記中段デッキに連結すると共に後部支持手段が起立
して上記中段デッキが上記伸縮車軸より前方で上記下段
デッキの上方に位置する第2中段デッキ位置と、上記前
部支持手段が伸長して後方に向けて起立し、上記後部支
持手段の先端が中間デッキの後部から分離し、かつ後端
支持手段によって上記中段デッキの後端を上昇させて中
段デッキが上記伸縮車軸上で下段デッキの上方に位置す
る第3中段デッキ位置とを有することを特徴とする。
【0022】請求項1の発明によると、小型車を搭載す
る際には、起倒駆動手段により前部支持手段を後方に向
けて起立させて中段デッキの前端を下段デッキ上から上
昇させ、かつ後部支持手段により車台と中段デッキとが
連結された状態で中段デッキ上に小型車を搭載し、しか
る後、前部支持手段を揺動させて前方に向けて起立する
ことによって小型車を搭載した中段デッキが略水平状体
で下段デッキの上方の第2中段デッキ位置に移動し、車
台後部の伸縮車軸上に小型車を搭載することができる。
従って従来の小型車搭載用の中段デッキと同一機能の中
段デッキが構成される。
【0023】一方、広幅車を搭載する際には、伸縮車軸
を伸長させて両車輪間の間隔を拡げた状態で、前部支持
手段を伸長させると共に後方に向けて起立させて中段デ
ッキを傾斜させて広幅車を中段デッキ上に搭載し、しか
る後、後端支持手段により中段デッキの後端を上昇させ
ることによって中段デッキが伸縮車軸の上方の第3中段
デッキ位置に上昇する。従って従来の広幅車搭載用の後
部下段デッキと同一機能のデッキが構成される。これに
より単一構造の運搬車で小型車及び広幅車に搭載効率が
確保できる。
【0024】しかも、小型車及び広幅車を一体形成され
た平板状の中段デッキ上に載置搭載することから、搭載
にあたり小型車と中段デッキ、或いは広幅車と中間デッ
キとの間の相対的な変移が有効的に防止できて小型車を
中間デッキ、或いは広幅車を中間デッキに固縛するワイ
ヤロープ等の固縛手段に緩みや過度の緊張が発生する等
の輸送品質上の不具合を未然に回避することができる。
【0025】請求項2の発明は、請求項1の車両運搬車
において、上記前部支持手段は、互いに摺動可能に嵌合
するアーム外筒及びアーム内筒を備え基端が車台に軸支
され先端が中段デッキの前部に枢着する前部アームと、
上記アーム外筒とアーム内筒との間に架設されて上記前
部アームを伸縮する伸縮駆動手段と、上記前部アームを
起倒する起倒駆動手段とを有し、上記後部支持手段は、
上記車台に基端が揺動自在に支持された後部アームと、
上記中段デッキの後部に揺動自在に取り付けられて上記
後部アームの先端に形成された嵌合孔に嵌入可能な係合
ピンを備えた後部連結部とを有し、上記後端支持部材
は、上記車台に立設された支柱に沿って上下動自在に支
持されるスライダと、該スライダを昇降する昇降駆動手
段と、上記スライダに設けられて上記中段デッキの後端
に設けられた嵌合レールに係止可能なローラとを有する
ことを特徴とする。
【0026】請求項2の発明によると、前部支持手段
が、互いに摺動自在に嵌合するアーム外筒とアーム内筒
を有する前部アームを伸縮駆動手段により収縮させると
共に、前部アームを起倒駆動手段によって起倒するよう
に構成することによって、また、後部支持手段が、基端
が揺動自在に支持された後部アーム及びと中段デッキに
揺動自在に取り付けられた係合ピンを備えた後部連結部
とによって、更に後端支持手段が、昇降駆動手段によっ
て上下動するスライダに取り付けられたローラ及び中段
デッキの後端に設けられた嵌合レールとによって、各々
簡素な構造でかつ有効的に形成することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明による車両運搬車の
実施の形態を図1乃至図17によって説明する。
【0028】図1は小型車を搭載した状態を示す車両運
搬車の概要側面図であり、図2は広幅車を搭載した状態
を示す車両運搬車の概要側面図である。
【0029】車両運搬車は、トラクタTに連結される低
床式セミトレーラであって、後部に車輪1及び伸縮車軸
2を有する車台3上に設けた下段デッキ4と、下段デッ
キ4の上方に位置して上下に調整可能な前部上段デッキ
5、中間上段デッキ6、後部上段デッキ7の各上段デッ
キと、下段デッキ4と上段デッキ5、6、7との間に位
置する中段デッキ8とを備えている。
【0030】次に、図3及び図4に要部側面図によって
中段デッキ8について説明する。
【0031】中段デッキ8は、略平板状であって前端部
が前部支持手段10を介して車台3に支持され、後部が
後部支持手段20及び後端支持手段50の中間デッキ支
持手段によって選択的に支持されて図1に示す小型車搭
載する所定位置及び図2に示す広幅車を搭載する所定位
置に設定される。
【0032】前部支持手段10は、基端12aが車台3
に軸支されたアーム外筒12と、このアーム外筒12に
基端が摺動自在に嵌合して先端13aが中段デッキ8の
前端に枢着するアーム内筒13とによって伸縮自在に車
台3と中段デッキ8の前端との間に架設された前部アー
ム11を有し、アーム外筒12とアーム内筒13との間
に架設された伸縮駆動手段となる伸縮用シリンダ15の
伸縮によって前部アーム11が伸縮作動する。更に、ア
ーム外筒12に複数のピン孔(図示せず)が貫通して穿
設され、ピン孔に差し込まれたピンにアーム内筒13の
基端を当接することによって前部アーム11の縮小長さ
が規制される。
【0033】アーム外筒12の基端12a近傍と車台3
との間に起倒駆動手段となる起倒用シリンダ16が架設
され、起倒用シリンダ16の縮小によって後方に向けて
車台3上に倒伏し、起倒用シリンダ16の伸長によって
前方に向けて起立してスットパ17に当接することによ
って図1に示す起立位置に保持される。
【0034】後部支持手段20は、車台3に基端が揺動
自在に支持された後部アーム21と、後部アーム21を
車台3上に倒伏した状態に保持及び保持解除する補助装
置25と、中段デッキ8の後部に取り付けられた後部連
結部35によって構成されている。
【0035】後部アーム21は、基端22aが車台3に
軸支されたアーム外筒22と、アーム外筒22に基端が
摺動自在に嵌合すると共にアーム外筒22の先端から突
出した先端に後部連結部35の係合ピン37の先端37
aが嵌入する嵌合孔23aが形成されたアーム内筒23
を有し、かつアーム外筒22内にアーム内筒23の基端
に弾接されてアーム内筒23を突出方向に付勢する圧縮
ばね(図示せず)が設けられている。更にアーム内筒2
3には嵌合孔23aに嵌入する係合ピン37の先端37
aに当接して係合ピン37の挿入量を規制する規制ピン
23bが設けられている。
【0036】補助装置25は、図5に図3のA部拡大
図、図6に図5のI−I線断面図を示すように、車台3
に支軸26aによって揺動自在に支持された略三角板状
の揺動板26と係止部31を有し、揺動板26には車幅
方向に延在する棒状の押上ロッド27が突設され、押上
ロッド27にスリーブ27aが装着されている。揺動板
26は、車台3と揺動板26との間に張設されたスプリ
ング28によって押上ロッド27が上方に移行する方向
に支軸26aを中心に揺動するように付勢されている。
揺動板26は、図5に二点鎖線で示すように車台3に突
設されたストッパ29に当接することによって揺動端が
規制される。
【0037】一方、係止部31は、車台3上に取り付け
られた断面コ字状の支持部材32に穿設された貫通孔に
往復動自在に貫通して先端33aが揺動板26の端縁に
当接して揺動板26を実線で示す係止位置に保持する係
止ロッド33を有し、係止ロッド33はスプリング34
によって先端33a方向に付勢されている。この係止部
31には係止ロッド33がスプリング34に抗して引か
れた状態に保持する係止保持手段(図示せず)が設けら
れている。更にアーム外筒22には、アーム外筒22が
車台3上に倒伏した状態で係止位置における揺動板26
の押上ロッド27に係止するフック22cが形成されて
いる。
【0038】そして、アーム外筒22が台車3上に倒伏
した状態で、係止ロッド33によって係止位置に保持さ
れた揺動板26の押上ロッド27にアーム外筒22に形
成されたフック22cが係止し、アーム外筒22、即ち
後部アーム21が倒伏した状態に保持される。一方、係
止ロッド33をスプリング34に抗して引くことによっ
て先端33aによる揺動板26の係止が解除されて、ス
プリング28の付勢力によって揺動板26がストッパ2
9に当接するまで回動し、この揺動板26の回動に連動
して押上ロッド27によってアーム外筒22が下方から
押し上げられて後部アーム21は、基端22aを中心に
後述する係合ピン係合位置まで上昇すると共に押上ロッ
ド27によるフック22cの係止が解除される。
【0039】逆に、アーム外筒22を係合ピン係合位置
から押し下げることによって、押上ロッド27がアーム
外筒22の押接によって押し下げられてスプリング28
の付勢力に抗して揺動板26が回動してアーム外筒22
が倒伏した位置に復帰するに伴ってフック22cが押上
ロッド27に係合し、揺動板26の回動が係止ロッド3
3によって規制されてアーム外筒22が倒伏位置に保持
される。
【0040】後部連結部35は、図7に図3のB部拡大
図を示すように、中段デッキ8に車幅方向に延在して設
けられた支軸36に基端が回動自在に支持され先端37
aが小径に形成された係合ピン37と、支軸36に基部
38aが回動自在に支持されて係合ピン37に当接可能
な当接部38bが折曲形成された係合ピン受38と、係
合ピン受38の当接部38bと中段デッキ8との間に架
設されて係止ピン受38の位置を中段デッキ8に設けら
れたストッパ(図示せず)に押圧させて係止ピン受38
の位置決めを行う付勢手段となるガスダンパ39と、中
段デッキ8に設けられて係止ピン37を弾性的に挟持す
る係止ピン保持部40とを有している。係合ピン37
は、図7(a)に示すように係合ピン37を係合ピン受
38の当接部38b上に載置した係合ピン係合位置と、
図7(b)に示すように、係合ピン保持部40によって
保持された係合ピン保持位置に保持される。
【0041】後端支持手段50は、車台3の後端近傍に
立設された支柱51に沿って上下動自在に支持されると
共に昇降駆動手段となる昇降用シリンダ52の伸縮によ
って上下動するスライダ53を有し、図8に図3のII
−II線断面図を示すようにスライダ53の下端に設け
られた支軸54に基端が揺動自在に支持されて下方に延
在するローラ支持アーム55の下端にローラ56が設け
られ、ローラ56が中段デッキ8の後端に設けられた断
面略コ字状の嵌合レール9の後端から嵌入可能に構成さ
れると共に、ローラ支持アーム55とスライダ53との
間に張設されたスプリング57によってローラ支持アー
ム55の先端が下方に延在するように付勢されている。
【0042】次に、このように構成された車両運搬車の
作用について説明する。説明の便宜上小型車を搭載する
場合を先に説明し、次いで広幅車の搭載について説明す
る。
【0043】小型車の搭載は、先ず、図9に示し、かつ
後部連結部35の係合ピン37を図7(b)に示すよう
に係合ピン保持部40に挟持させた係合ピン保持位置に
保持し、後部アーム21を補助装置25によって車台3
上に倒伏した状態に保持すると共に、前部支持手段10
の前部アーム11を伸縮用シリンダ15により伸長させ
た状態で、起倒用シリンダ16の縮小することによって
中段デッキ8の後端が下段デッキ4上に沿って後方に移
動し、かつ中段デッキ8の後端に形成された嵌合レール
9が図8に示すように後端支持手段50のローラ56と
嵌合して、中段デッキ8は図9に示すように下段デッキ
4上に載置された第1中段デッキ位置に保持される。
【0044】この状態で、従来と同様に前部上段デッキ
5、中間上段デッキ6、後部上段デッキ7に各々小型車
A1、A2、A3を搭載し、各上段デッキ5、6、7を
最上位置まで上昇し、下段デッキ4に小型車A4及びA
5を搭載する。
【0045】次に、図10及び図7(a)に示すように
後部連結部35の係合ピン37を係合ピン保持部40か
ら抜き出して前方に回動させて係合ピン受38の当接部
38b上に載置して係合ピン係合保持位置に保持する。
【0046】続いて、起倒用シリンダ16を伸長して図
11及び図3に示す係合ピン係合位置まで前部アーム1
1を後方に向けて起立させて中段デッキ8の前端を下段
デッキ4上から上昇させる。この前部アーム11の係合
ピン係合位置は、予め設けられた検出センサによる位置
検出或いは適宜箇所に付された目印によって決定され
る。更に、補助装置25の係止ロッド33をスプリング
34に抗して引き出して揺動板26の係止を解除し、係
止ロッド33を係止保持手段によってその位置に保持す
る。
【0047】係止が解除された揺動板26はスプリング
28の付勢力によって回動し、押上ロッド27によって
後部アーム21を係合ピン係合位置まで上昇させると共
に、押上ロッド27によるフック22cの係止を解除す
る。
【0048】次に、前部支持手段10の伸縮用シリンダ
15の縮小によりアーム外筒12の底部にアーム内筒1
3の基端が当接するまで前部アーム11を縮小させる。
前部アーム11の縮小により図12及び図4に示すよう
に中段デッキ8が前進移動して嵌合レール9がローラ5
6から抜け出し、かつ中段デッキ8の前端が下降して後
部連結部35の係合ピン37の先端37aが係合ピン係
合位置に待機する後部アーム21のアーム内筒23の先
端に開口された嵌合孔23aに挿入される。この状態で
図12示すように中段デッキ8上に小型車A6を乗り入
れ搭載し、小型車A6をワイヤロープ等の固縛手段によ
って中段デッキ8に固縛する。
【0049】しかる後、起倒用シリンダ16を伸長させ
る。起倒用シリンダ16の伸長に伴って図13に示すよ
うに前部アーム11が次第に起立すると共に、中間デッ
キ8が前方に移動して係合ピン37が規制ピン23bに
当接するまで嵌合孔23a内に挿入され、かつ係合ピン
37がガスダンパ39に抗して係止ピン受38を押動し
つつ支軸36を中心に回動して後部アーム21が基端2
2aを中心に前方に回動して起立する。前部アーム11
及び後部アーム21の起立により小型車A6は搭載され
た中段デッキ8が押し上げられて前部アーム11がスト
ッパ17に当接することによって前方に向けて起立し、
図14及び図1に示すように伸縮車軸2より前方で下段
デッキ4の上方の第2中段デッキ位置に保持される。
【0050】次に小型車A7を下段デッキ4を伸縮車軸
2上に乗り入れて搭載することによって7台の小型車A
1、A2、A3、A4、A5、A6、A7が搭載され
る。この際伸縮車軸2上に搭載される小型車A7は勿
論、他の小型車A1、A2、A3、A4、A5、A6、
A7は車幅が狭いので伸縮車軸2を伸長させて両車輪1
の間隔を広くする必要はない。搭載完了後に図1に示す
ように、前部上段デッキ5、中間上段デッキ6、後部上
段デッキ7を下降すると共に、傾斜させて車両運搬車の
最高地上高を抑制する。しかして、中段デッキ8が図1
8に示す従来の中段デッキ108と実質同一機能のデッ
キが構成され、従来の運搬車と同様に7台の小型車を搭
載することができる。
【0051】なお、搭載された小型車A1、A2、A
3、A4、A5、A6、A7を車両運搬車から降ろす作
業は、詳細な説明は省略するが上記搭載作業順序を逆に
することによってなされる。
【0052】次に広幅車を搭載する場合について説明す
る。
【0053】広幅車の搭載は、先ず、伸縮車軸2を伸長
させて、両側の車輪1の間隔を拡げ、かつ図15及び図
7(b)に示すように後部連結部35の係合ピン37を
係合ピン保持部40に挟持させた係合ピン保持位置に保
持し、後部アーム21を補助装置25によって車台3上
に倒伏した状態に保持すると共に、前部支持手段10の
前部アーム11を伸縮用シリンダ15により所定位置ま
で伸長させ、その位置でアーム外筒12のピン孔にピン
を差し込み前部アーム11の縮小を規制した状態で、起
倒用シリンダ16の縮小によって中段デッキ8の後端が
下段デッキ4上に沿って後方に移動し、かつ中段デッキ
8の後端に形成された嵌合レール9を後端支持手段50
のローラ56と嵌合させて中段デッキ8を下段デッキ4
上に載置する。
【0054】この状態で、前部上段デッキ5、中間上段
デッキ6、後部上段デッキ7に各々広幅車B1、B2、
B3を搭載し、各上段デッキ5、6、7を最上位置まで
上昇し、下段デッキ4に広幅車B4、B5を搭載する。
【0055】次に、図16に示すように、起倒用シリン
ダ16を伸長して前部アーム11を後方に向けて起立さ
せて中段デッキ8の前端を下段デッキ4上から上昇させ
て中段デッキ8を傾斜させ、この状態に維持する。この
傾斜した中段デッキ8上に広幅車B6を乗り入れて搭載
し、広幅車B6をワイヤロープ等の固縛手段によって中
段デッキ8に固縛する。なお、中段デッキ8上に広幅車
B6を乗り入れて搭載し、幅広車B6を固縛手段によっ
て中段デッキ8に固縛した後に、起倒用シリンダ16に
より前部アーム11を起立させて中段デッキ8の前端を
上昇させることも可能である。
【0056】続いて、後端支持手段50の昇降用シリン
ダ52の縮小によってスライダ53を上昇させ、スライ
ダ53の下端に設けられたローラ56を介して、ローラ
56に嵌合する中段デッキ8の後端に設けられた嵌合レ
ール9を引き上げる。嵌合レール9の引き上げに伴っ
て、前部アーム11の先端13aに支持された前端を中
心に図17に示す略水平位置まで中段デッキ8が上方に
回動し、その中段デッキ8が伸縮車軸2上方で下段デッ
キ4の上方となる第3中段位置に位置せしめ、支柱41
のピン孔にピンを挿入してスライダ53の下降を防止し
てその位置に保持することによって広幅車B6の搭載が
完了する。
【0057】広幅車B6を搭載後、伸縮車軸2を縮小作
動させ、両側の車輪1を正規位置まで戻す。しかして、
中段デッキ8が図18に示す後部下段デッキ113と実
質同一機能のデッキが構成され、6台の広幅車の搭載が
可能である。
【0058】従って、本実施の形態によると、同一構造
の運搬車で小型車及び広幅車を効率的に搭載することが
でき、しかも小型車A6及び広幅車B6を一体形成され
た平板状の中段デッキ8上に載置搭載することから、搭
載にあたり小型車A6と中段デッキ8、或いは広幅車B
6と中間デッキ8との間の相対的な変移が有効的に防止
できて小型車A6を中間デッキ8、或いは広幅車B6を
中間デッキ8に固縛するワイヤロープ等の固縛手段に緩
みや過度の緊張が発生する等の輸送品質上の不具合を未
然に回避することができる。
【0059】なお、上記実施の形態では車両運搬車に7
台の小型車或いは6台の広幅車を搭載する場合について
説明したが、小型車及び広幅車を混載することも可能で
あり、また上記実施例では車両運搬車が底床式セミトレ
ーラの場合を例に説明したが、トラックタイプの車両運
搬車等に適用することも可能であり、本発明は上記実施
の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能である。
【0060】
【発明の効果】以上説明した車両運搬車によると、後部
に伸縮車軸を有する車台上に設けた下段デッキと、下段
デッキの上方に位置しかつ上下に調節可能な上段デッキ
と、上段デッキと下段デッキとの間に位置する中段デッ
キを備え、中段デッキを支持する前部支持手段、後部支
持手段、後端支持手段を選択的に連動させることによっ
て、単一構造の運搬車で小型車及び広幅車に搭載効率が
確保でき、しかも、小型車及び広幅車を一体形成された
平板状の中段デッキ上に載置搭載することから、搭載に
あたり小型車と中段デッキ、或いは広幅車と中間デッキ
との間の相対的な変移が有効的に防止できて小型車を中
間デッキ、或いは広幅車を中間デッキに固縛するワイヤ
ロープ等の固縛手段に緩みや過度の緊張が発生する等の
輸送品質上の不具合を未然に回避することができ、輸送
品質が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両運搬車の実施の形態を示す小
型車を搭載した状態を示す車両運搬車の概要側面図であ
る。
【図2】同じく、広幅車を搭載した状態を示す車両運搬
車の概要側面図である。
【図3】同じく、中間デッキの支持構造の概要を示す要
部側面図である。
【図4】同じく、中間デッキの支持構造の概要を示す要
部側面図である。
【図5】同じく、図3のA部拡大図である。
【図6】同じく、図5のI−I線断面図である。
【図7】同じく、後部連結部の概要を示す図3のB部拡
大図である。
【図8】同じく、図3のII−II線断面図である。
【図9】同じく、小型車を搭載する際の動作手順を示す
説明図である。
【図10】同じく、小型車を搭載する際の動作手順を示
す説明図である。
【図11】同じく、小型車を搭載する際の動作手順を示
す説明図である。
【図12】同じく、小型車を搭載する際の動作手順を示
す説明図である。
【図13】同じく、小型車を搭載する際の動作手順を示
す説明図である。
【図14】同じく、小型車を搭載する際の動作手順を示
す説明図である。
【図15】同じく、広幅車を搭載する際の動作手順を示
す説明図である。
【図16】同じく、広幅車を搭載する際の動作手順を示
す説明図である。
【図17】同じく、広幅車を搭載する際の動作手順を示
す説明図である。
【図18】従来の小型車搭載用車両運搬車の概要を示す
側面図である。
【図19】従来の広幅車搭載用車両運搬車の概要を示す
側面図である。
【図20】従来の小型車及び広幅車搭載用車両運搬車の
要部を示す側面図である。
【図21】同じく、広幅車を搭載する際の動作手順を示
す説明図である。
【図22】同じく、小型車を搭載する際の動作手順を示
す説明図である。
【図23】同じく、小型車を搭載する際の動作手順を示
す説明図である。
【図24】同じく、小型車を搭載する際の動作手順を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 車輪 2 伸縮車軸 3 車台 4 下段デッキ 5 前部上段デッキ(上段デッキ) 6 中間上段デッキ(上段デッキ) 7 後部上段デッキ(上段デッキ) 8 中段デッキ 9 嵌合レール 10 前部支持手段 11 前部アーム 12 アーム外筒 12a 基端 13 アーム内筒 13a 先端 15 伸縮用シリンダ(伸縮駆動手段) 16 起倒用シリンダ(起倒駆動手段) 17 ストッパ 20 後部支持手段 21 後部アーム 22 アーム外筒 22a 基端 23 アーム内筒 23a 嵌合孔 25 補助装置 26 揺動板 27 押上ロッド 28 スプリング 31 係止部 32 支持部材 33 係止ロッド 35 後部連結部 36 支軸 37 係合ピン 37a 先端 38 係合ピン受 50 後端支持手段 51 支柱 52 昇降用シリンダ(昇降駆動手段) 53 スライダ 56 ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 和良 東京都新宿区西新宿1丁目7番2号 富士 重工業株式会社内 (72)発明者 小久江 健 東京都新宿区西新宿1丁目7番2号 富士 重工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後部に伸縮車軸を有する車台上に設けた
    下段デッキと、該下段デッキの上方に位置しかつ上下に
    調節可能な上段デッキと、該上段デッキと上記下段デッ
    キとの間に位置する中段デッキ及び該中段デッキを支持
    する中段デッキ支持手段とを備えた車両運搬車におい
    て、 上記中段デッキ支持手段は、 上記車台と中段デッキの前部とに基端及び先端が各々揺
    動自在に連結された伸縮自在な前部支持手段と、 上記車台に基端が揺動自在に連結され先端が上記中段デ
    ッキの後部に分離可能でかつ揺動自在に連結する後部支
    持手段と、 上記中段デッキの後端に係合して該後端を昇降させる後
    端支持手段とを備え、 上記前部支持手段を伸長して後方に向けて倒伏し、かつ
    後部支持手段の先端が上記中間デッキの後部から分離し
    て上記下段デッキ上に中段デッキが載置する第1中段デ
    ッキ位置と、 上記前部支持手段が縮小して前方に向けて起立し、かつ
    後部支持手段の先端が上記中段デッキに連結すると共に
    後部支持手段が起立して上記中段デッキが上記伸縮車軸
    より前方で上記下段デッキの上方に位置する第2中段デ
    ッキ位置と、 上記前部支持手段が伸長して後方に向けて起立し、上記
    後部支持手段の先端が中間デッキの後部から分離し、か
    つ後端支持手段によって上記中段デッキの後端を上昇さ
    せて中段デッキが上記伸縮車軸上で下段デッキの上方に
    位置する第3中段デッキ位置とを有することを特徴とす
    る車両運搬車。
  2. 【請求項2】 上記前部支持手段は、 互いに摺動可能に嵌合するアーム外筒及びアーム内筒を
    備え基端が車台に軸支され先端が中段デッキの前部に枢
    着する前部アームと、 上記アーム外筒とアーム内筒との間に架設されて上記前
    部アームを伸縮する伸縮駆動手段と、 上記前部アームを起倒する起倒駆動手段とを有し、上記
    後部支持手段は、上記車台に基端が揺動自在に支持され
    た後部アームと、上記中段デッキの後部に揺動自在に取
    り付けられて上記後部アームの先端に開口された嵌合孔
    に嵌入可能な係合ピンを備えた後部連結部とを有し、上
    記後端支持部材は、上記車台に立設された支柱に沿って
    上下動自在に支持されるスライダと、該スライダを昇降
    する昇降駆動手段と、上記スライダに設けられて上記中
    段デッキの後端に設けられた嵌合レールに係止可能なロ
    ーラとを有することを特徴とする請求項1に記載の車両
    運搬車。
JP2000313757A 2000-10-13 2000-10-13 車両運搬車 Pending JP2002120640A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000313757A JP2002120640A (ja) 2000-10-13 2000-10-13 車両運搬車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000313757A JP2002120640A (ja) 2000-10-13 2000-10-13 車両運搬車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002120640A true JP2002120640A (ja) 2002-04-23

Family

ID=18793122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000313757A Pending JP2002120640A (ja) 2000-10-13 2000-10-13 車両運搬車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002120640A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012171456A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Toyota Transportation Co Ltd 車両運搬車、及びトレーラに対する車両の積降し方法
KR101847831B1 (ko) 2016-08-05 2018-05-28 주식회사 씨엔에스티 차량 운송용 트레일러

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012171456A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Toyota Transportation Co Ltd 車両運搬車、及びトレーラに対する車両の積降し方法
KR101847831B1 (ko) 2016-08-05 2018-05-28 주식회사 씨엔에스티 차량 운송용 트레일러

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4673328A (en) Lift/tilt-bed trailer
US4932830A (en) Motor vehicle and boat trailer
US8317452B2 (en) Converter dolly for a tandem trailer
US20100135757A1 (en) Container Trailer
JPH09500590A (ja) コンテナそしてこれに類するものを荷台に対して荷揚げそして荷降ろしするための輸送車輌
US20110268543A1 (en) Container trailer
CA2635886A1 (en) Ground level loading trailer
JP2009101864A (ja) 軌陸作業車のサスロック装置
US6050578A (en) Log trailer load booster
JP3265421B2 (ja) 車両積み下ろし方法および同装置
US6099061A (en) Truck body extension
US20110250040A1 (en) Trailer for the transportation by road of containers
US6149369A (en) Trailer with tiltable bed
US4606090A (en) Auxiliary loading dock ramp
JP2002120640A (ja) 車両運搬車
US7001131B2 (en) Forklift loading support
JP5543759B2 (ja) 貨物自動車用荷台支持脚およびこれを備える貨物自動車
WO2010108387A1 (zh) 一种挂车车身
JP3145994B2 (ja) 車両運搬車
US6106215A (en) Apparatus for loading and storing vehicles
JP2017030389A (ja) 車輌運搬用トラック
JP3618499B2 (ja) 自動車輸送用コンテナ
JP4290949B2 (ja) 車輌運搬車における歩み板作動機構
JPH0712171Y2 (ja) 車輌運搬車
JP2550359Y2 (ja) アウトリガ装置