JP2002120563A - ドアウエザーストリップ - Google Patents

ドアウエザーストリップ

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JP2002120563A
JP2002120563A JP2000312171A JP2000312171A JP2002120563A JP 2002120563 A JP2002120563 A JP 2002120563A JP 2000312171 A JP2000312171 A JP 2000312171A JP 2000312171 A JP2000312171 A JP 2000312171A JP 2002120563 A JP2002120563 A JP 2002120563A
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Japan
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door
hollow seal
surface portion
closed
lip
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JP2000312171A
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Inventor
Masahiro Kojima
昌博 小島
Hiroshi Shimada
博 島田
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押出成形部に溜る水の流路を型成形部におい
て確保してドア開時に車内側に水が落下することを防止
するドアウエザーストリップを提供する。 【解決手段】 ドアD周縁部に取付けられた取付基部1
1,31と、取付基部11,31の車内側及び車外側に
一体成形され、ドア閉時に車体開口縁部Bにそれぞれ弾
接する中空シール部12,32及び舌状のリップ部1
3,33と、を備えた押出成形部X1と型成形部Y1と
が接続されてなるもので、型成形部Y1の中空シール部
32を、下面部位32A,側面部位32B,上面部位3
2Cとで構成し、上面部位32Cの側面部位32B側に
ドア閉時に中空シール部内方向に折れ曲がる折れ点Pが
形成されるように、上面部位32Cの折れ点周りの部位
を中空シール部32内方向に彎曲した形状にし、ドア閉
時に中空シール部32の上面部位32C全体とリップ部
33とで凹部35を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアに取
付けられ、ドアと車体との隙間をシールするドアウエザ
ーストリップに関する。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5に示すように、自動車のド
アDの周縁には、ドアDと車体開口部縁部Bとの隙間を
シールするためにドアウエザーストリップWSTが取付
けられている。このようなドアウエザーストリップWS
Tは押出成形部X1,X2の端部に型成形部Y1,Y2
がそれぞれ接続されてなるものであり、ドアD周縁部の
上部には押出成形部X1が設置されるとともに、それに
沿った上部コーナー部には型成形部Y1,Y2が設置さ
れている。
【0003】押出成形部X1として、図6に示すような
断面形状のものがある。すなわち、押出成形部X1は、
ドアDの周縁部に設けられたドアサッシュSに取付けら
れる取付基部11と、取付基部11の車内側及び車外側
にそれぞれ一体成形された中空シール部12及び舌状の
リップ部13とを備え、また中空シール部12の車内側
外面には、突条部14が形成されている。
【0004】そして、ドアDの閉時には、図6の実線で
示すように(弾接の前の状態を2点鎖線で示した)中空
シール部12が突条部14を含めて車体開口縁部Bに弾
接するとともに、リップ部13も同じく車体開口縁部B
に弾接するようになっている。この弾接によって、中空
シール部12の上部は上側に彎曲変形するので、該彎曲
変形の部位12Aと突条部14の間には第1の凹部15
が形成されるとともに、彎曲変形の部位12Aとリップ
部13との間には第2の凹部16が形成される。したが
って、降雨や洗車の場合に、形成される第1の凹部15
及び第2の凹部16に水Wが溜る場合が多い。
【0005】一方、押出成形部X1の端部に接続される
型成形部Y1は、図7に示すような断面形状をしてい
る。型成形部Y1は、ドアサッシュSに取付けられる取
付基部21と、取付基部21の車内側及び車外側にそれ
ぞれ一体成形され、ドアD閉時に車体開口縁部Bに弾接
する中空シール部22及び舌状のリップ部23とを備え
ている。なお、取付基部21の下部(底部)には型成形
時に使用される中芯(図示しない)の抜き出し用のスリ
ット24が形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、型成形
部Y1の中空シール部22の上部22Aは、図7の2点
鎖線で示すように上側に向けて膨出しているので、ドア
Dの閉時に上部22Aは図7の実線で示すようにリップ
部23側に弾性変形する。したがって、リップ部23と
の間に形成される凹部25は横幅の狭いものになってし
まう。
【0007】その結果、ドアDの閉時に、型成形部Y1
に形成される凹部25に上述した押出成形部X1の第1
の凹部15及び第2の凹部16が連通しない状態で両者
(型成形部Y1と押出成形部X1)が接続されるので、
第1の凹部15及び第2の凹部16に溜った水Wが型成
形部Y1の凹部25を通じて車両下部に流れないという
問題がある。なお、第2の凹部16は第1の凹部15と
は違って部分的に凹部25に通連しているので多少の水
Wは流れるが、凹部25が狭いと水Wの表面張力によっ
て流れ難くなるという問題もある。このように流路が塞
がれた水Wは、ドアDの開時に車内側に落下しシート等
を濡らしてしまう。これは、一般的な車両はもとより特
にワゴン車両のリヤドア側のようにドア周縁部の上部
(ルーフ側)の直線部が水平に近く、かつ長い車両ほど
問題になる。
【0008】そこで本発明の目的は、押出成形部に溜る
水の流路を型成形部において確保してドア開時に車内側
に水が落下することを防止するドアウエザーストリップ
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に記載のドアウエザーストリッ
プは、ドア(D)周縁部に取付けられた取付基部(1
1,31)と、取付基部(11,31)の車内側及び車
外側に一体成形され、ドア(D)閉時に車体開口縁部
(B)にそれぞれ弾接する中空シール部(12,32)
及び舌状のリップ部(13,33)と、を備えた押出成
形部(X1)と型成形部(Y1)とが接続されてなるも
ので、ドア(D)周縁部の上部には押出成形部(X1)
が設置されるとともに、それに沿った上部コーナー部に
は型成形部(Y1)が設置されたものであって、型成形
部(Y1)の中空シール部(32)を、その取付基部
(31)から車内側に延びる下面部位(32A)と、そ
の下面部位(32A)の端部から略垂直方向に延びドア
(D)閉時に車体開口縁部(B)に弾接する側面部位
(32B)と、及び、その側面部位(32B)の端部か
らリップ部(33)の付け根部に延びる上面部位(32
C)とから構成し、上面部位(32C)の側面部位(3
2B)側にドア(D)閉時の弾接により中空シール部
(32)内方向に折れ曲がる折れ点(P)が形成される
ように、上面部位(32C)の少なくとも折れ点(P)
周りの部位を中空シール部(32)内方向に彎曲した形
状にし、ドア(D)閉時の弾接により中空シール部(3
2)の上面部位(32C)全体とリップ部(33)とで
凹部(35)を形成したことを特徴とする。
【0010】これによれば、ドア閉時には型成形部の中
空シール部が車体開口縁部に弾接して変形することによ
り中空シール部の上面部位全体とリップ部との間に幅広
で十分な流路を確保することのできる凹部が形成される
ので、その型成形部に接続され、しかもドアの上部に位
置する押出成形部の中空シール部に弾性変形によって水
が降雨や洗車などによって溜ったとしてもその水は、幅
広の凹部に確実に導かれ車両の下部に排出される。な
お、凹部によって導かれる水が表面張力によってその流
れが妨げられることもない。したがって、ドアを開いて
も車内側に水が落下することはない。
【0011】また請求項2に記載のドアウエザーストリ
ップは、ドア(D)周縁部に取付けられた取付基部(1
1,31)と、取付基部(11,31)の車内側及び車
外側に一体成形され、ドア(D)閉時に車体開口縁部
(B)にそれぞれ弾接する中空シール部(12,32)
及び舌状のリップ部(13,33)と、を備えた押出成
形部(X1)と型成形部(Y1)とが接続されてなるも
ので、ドア(D)周縁部の上部には押出成形部(X1)
が設置されるとともに、それに沿った上部コーナー部に
は型成形部(Y1)が設置され、その上、押出成形部
(X1)の中空シール部(12)の車内側には車体開口
縁部(B)に弾接する突条部(14)が形成され、ドア
(D)閉時には中空シール部(12)の上部が上側に彎
曲変形し、彎曲変形の部位(12A)と突条部(14)
の間、及び彎曲変形の部位(12A)とリップ部(3
3)との間に第1凹部(15)及び第2凹部(16)が
形成されるものであって、型成形部(Y1)の中空シー
ル部(32)を、その取付基部(31)から車内側に延
びる下面部位(32A)と、その下面部位(32A)の
端部から略垂直方向に延びドア(D)閉時に車体開口縁
部(B)に弾接する側面部位(32B)と、及び、その
側面部位(32B)の端部からリップ部(33)の付け
根部に延びる上面部位(32C)とから構成し、上面部
位(32C)の側面部位(32B)側にドア(D)閉時
の弾接により中空シール部(32)内方向に折れ曲がる
折れ点(P)が形成されるように、上面部位(32C)
の少なくとも折れ点(P)周りの部位を中空シール部
(32)内方向に彎曲した形状にし、ドア(D)閉時の
弾接により中空シール部(32)の上面部位(32C)
全体とリップ部(33)とで凹部(35)を形成して、
凹部(35)を第1凹部(15)及び第2凹部(16)
に連通するようにしたことを特徴とする。
【0012】これによれば、ドア閉時には、型成形部の
中空シール部が車体開口縁部に弾接して変形することに
より中空シール部の上面部位全体とリップ部とで幅広の
凹部が形成され、その凹部は、接続される押出成形部の
第2の凹部に連通するだけでなく第1の凹部にも連通す
る程度の幅を有するので、降雨や洗車などによって第1
凹部及び第2凹部に水が溜ったとしてもその水は、型成
形部の凹部に確実に導かれ車両の下部に排出される。し
たがって、ドアを開いても車内側に水が落下することは
ない。
【0013】さらに請求項3に記載の発明は、上面部位
(32C)のリップ部(33)の付け根部の部位(3
6)の肉厚を上面部位(32C)の他の部位に比較して
薄肉にしたことを特徴とする。
【0014】これにより、中空シール部の弾性変形時に
上面部位が上側に浮き上がることが確実に防止され、中
空シール部の内方向に撓みやすくされるので凹部は幅広
に安定して形成される。
【0015】また請求項4に記載の発明は、ドア(D)
閉時の弾接により凹部(35)の内面を対向する取付基
部(31)に当接するようにしたことを特徴とする。
【0016】このように、弾性変形した凹部の内面が取
付基部によって支持されるので、その変形状態が経時的
に安定して維持される。
【0017】括弧内の記号は、図面および後述する発明
の実施の形態に記載された対応要素または対応事項を示
す。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
及び図2を参照して説明する。本発明の実施の形態に係
るドアウエザーストリップWSTは、従来例で示したも
の(図5)と同様にドアDの周縁部に取付けられ、押出
成形部X1と型成形部Y1とが接続されてなるものであ
る。押出成形部X1はドアD周縁部の上部に設置される
とともに、型成形部Y1はドアD周縁部の上部に沿った
上部コーナー部に設置されている。
【0019】押出成形部X1の構成については従来例で
示したもの(図6)と同一であり、ドアDの周縁部に設
けられたドアサッシュSに取付けられる取付基部11
と、取付基部11の車内側及び車外側にそれぞれ一体成
形され、ドアD閉時に車体開口縁部Bにそれぞれ弾接す
る中空シール部12及び舌状のリップ部13とを備え、
中空シール部12の車内側外面には、突条部14が形成
されている。
【0020】そして、ドアD閉時の弾接によって、中空
シール部12の上部は上側に彎曲変形して、該彎曲変形
の部位12Aと突条部14の間及び彎曲変形の部位12
Aとリップ部13との間には第1の凹部15及び第2の
凹部16がそれぞれ形成されるようになっている。
【0021】このような押出成形部X1に接続される、
本発明の実施形態例に係る型成形部Y1は次に示すよう
な構成をしている。つまり型成形部Y1は、ドアD周縁
部に取付けられる取付基部31と、取付基部31の車内
側及び車外側に一体成形され、ドアD閉時に車体開口縁
部Bにそれぞれ弾接する中空シール部32及び舌状のリ
ップ部33と、を備えている。なお、取付基部31の下
部(底部)には型成形時に使用される中芯(図示しな
い)の抜き出し用のスリット34が形成されている。
【0022】中空シール部32は、取付基部31から車
内側に斜めに下降するように延びる下面部位32Aと、
その下面部位32Aの端部から略垂直方向に延びる側面
部位32Bと、及び、その側面部位32Bの端部からリ
ップ部33の付け根部に延びる上面部位32Cとからな
る一連一体のものである。そして、図2に示すように、
ドアD閉時には側面部位32Bが車体開口縁部Bに弾接
するようになっている。
【0023】また、上面部位32Cの側面部位32B側
にドアD閉時の弾接により中空シール部32の内方向に
折れ曲がる折れ点Pが形成されるように、図1に示すよ
うに、上面部位32Cの折れ点P周りの部位を中空シー
ル部32の内方向に彎曲した形状にしてある。本発明の
実施形態では折れ点Pを、型成形部Y1の取付基部31
の車内側固定位置Tよりも車内側に位置するようにして
ある。
【0024】これにより、ドアD閉時には、図2に示す
ように、中空シール部32が車体開口縁部Bに弾接して
変形することにより中空シール部32の上面部位32C
全体とリップ部33とで幅広の凹部35が形成される。
その凹部35は、接続される押出成形部X1の第2の凹
部16に連通するだけでなく第1の凹部15にも連通す
る程度の幅を有するようになっている。このように、凹
部35によって十分な流路が確保されるので、降雨や洗
車などによってドアD上部に位置する押出成形部X1の
中空シール部12の弾性変形によって形成される第1の
凹部15及び第2の凹部16に水Wが溜ったとしてもそ
の水Wは、押出成形部X1に接続される型成形部Y1の
中空シール部32の弾性変形によって形成される凹部3
5に確実に導かれ車両の下部に排出されるので、ドアD
を開いても車内側に水Wが落下することはない。なお、
凹部35は上述したように幅広なので導かれる水Wが表
面張力によってその流れが妨げられることもない。
【0025】特に、本発明の実施形態では、中空シール
部32を構成する上面部位32Cのリップ部33の付け
根部の部位36の肉厚を上面部位32Cの他の部位に比
較して薄肉にすることによって、中空シール部32の弾
性変形時に上面部位32Cが上側に浮き上がることが確
実に防止され、幅広の凹部35を安定して形成するよう
にされている。しかも、中空シール部32の弾性変形時
に凹部35の内面を対向する取付基部31に当接させる
ことにより、経時的に弾性状態を維持するようにされて
いる。
【0026】なお、本発明の実施形態では、型成形部Y
1の中空シール部32の上面部位32Cの折れ点P周り
の部位を中空シール部32の内方向に彎曲した形状にし
てその変形により形成される凹部35を幅広にするよう
にしたが、これは上面部位32Cの少なくとも折れ点P
周りの部位が中空シール部32の内方向に彎曲した形状
であればよく、たとえば、図3(a)に示すように、上
面部位32C全体が内方向に彎曲した形状の他に、図3
(b)に示すように、上面部位32Cの折れ点P周りの
部位だけが中空シール部32の内方向に彎曲した形状で
その両端が逆側、すなわち中空シール部32の外方向に
彎曲するものであってもよい。図3において、R1〜R
4は曲率半径の方向を示している。
【0027】また、本発明の実施形態では図4で示した
ように一般的な車両に取付けられたドアウエザーストリ
ップを例にして説明したが、これに限定されることなく
ドア周縁部の上部が水平に近く直線的な形状を有するも
のであれば適用され、特にワゴン車両のリヤドア側のよ
うにドア周縁部の上部の直線部が略水平で、かつ長い車
両ほど有効である。
【0028】
【発明の効果】以上のとおり請求項1又は2に記載のド
アウエザーストリップによれば、ドア閉時には型成形部
の中空シール部が車体開口縁部に弾接して変形すること
により中空シール部の上面部位全体とリップ部との間に
幅広な凹部が形成されるので、その型成形部に接続さ
れ、しかもドアの上部に位置する押出成形部の中空シー
ル部に弾性変形によって水が降雨や洗車などによって溜
ったとしてもその水は、幅広の凹部に確実に導かれ車両
の下部に排出され、ドア開時に車内側に落下することは
ない。
【0029】また請求項3に記載の発明によれば、請求
項1又は2に記載の作用効果に加えて、上面部位のリッ
プ部の付け根部の部位の肉厚を薄肉にすることによっ
て、中空シール部の弾性変形時に上面部位が上側に浮き
上がることが確実に防止され、中空シール部の内方向に
撓みやすくされるので、凹部は幅広に安定して形成され
る。
【0030】さらに請求項4に記載の発明によれば、請
求項1乃至3に記載の作用効果に加えて、ドア閉時の弾
接により凹部の内面を対向する取付基部に当接するよう
にしたので、その変形状態が経時的に安定して維持され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るドアウエザーストリッ
プの型成形部で弾接変形前の状態を示す拡大断面図であ
り、図5のC−C線拡大断面図に相当する図である。
【図2】本発明の実施形態に係るドアウエザーストリッ
プの型成形部で弾接変形後の状態を示す拡大断面図であ
り、図5のC−C線拡大断面図に相当する図である。
【図3】本発明の実施形態に係るドアウエザーストリッ
プの型成形部の中空シール部の形態変形例を部分的に示
す断面図である。
【図4】車体の外観側面図である。
【図5】図4の車体のドア周縁部に取付けられたドアウ
エザーストリップを示す拡大側面図である。
【図6】本発明の実施形態及び従来例に係るドアウエザ
ーストリップの押出成形部を示す拡大断面図であり、図
5のA−A線拡大断面図に相当する図である。
【図7】従来例に係るドアウエザーストリップの型成形
部を示す拡大断面図であり、図5のC−C線拡大断面図
に相当する図である。
【符号の説明】
11 取付基部 12 中空シール部 13 リップ部 14 突条部 12A 彎曲変形の部位 15 第1の凹部 16 第2の凹部 21 取付基部 22 中空シール部 22A 上部 23 リップ部 24 スリット 25 凹部 31 取付基部 32 中空シール部 32A 下面部位 32B 側面部位 32C 上面部位 33 リップ部 34 スリット 35 凹部 36 付け根部の部位 B 車体開口部縁部 D ドア P 折れ点 R1〜R4 曲率半径 S ドアサッシュ T 車内側固定位置 W 水 WST ドアウエザーストリップ X1,X2 押出成形部 Y1,Y2 型成形部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア周縁部に取付けられた取付基部と、
    該取付基部の車内側及び車外側に一体成形され、ドア閉
    時に車体開口縁部にそれぞれ弾接する中空シール部及び
    舌状のリップ部と、を備えた押出成形部と型成形部とが
    接続されてなるもので、 前記ドア周縁部の上部には前記押出成形部が設置される
    とともに、それに沿った上部コーナー部には前記型成形
    部が設置されたドアウエザーストリップであって、 前記型成形部の中空シール部を、その取付基部から車内
    側に延びる下面部位と、その下面部位の端部から略垂直
    方向に延びドア閉時に車体開口縁部に弾接する側面部位
    と、及び、その側面部位の端部から前記リップ部の付け
    根部に延びる上面部位とから構成し、 該上面部位の側面部位側にドア閉時の弾接により中空シ
    ール部内方向に折れ曲がる折れ点が形成されるように、
    上面部位の少なくとも折れ点周りの部位を中空シール部
    内方向に彎曲した形状にし、ドア閉時の弾接により前記
    中空シール部の上面部位全体と前記リップ部とで凹部を
    形成したことを特徴とするドアウエザーストリップ。
  2. 【請求項2】 ドア周縁部に取付けられた取付基部と、
    該取付基部の車内側及び車外側に一体成形され、ドア閉
    時に車体開口縁部にそれぞれ弾接する中空シール部及び
    舌状のリップ部と、を備えた押出成形部と型成形部とが
    接続されてなるもので、 前記ドア周縁部の上部には前記押出成形部が設置される
    とともに、それに沿った上部コーナー部には前記型成形
    部が設置され、その上、前記押出成形部の中空シール部
    の車内側には前記車体開口縁部に弾接する突条部が形成
    され、ドア閉時には中空シール部の上部が上側に彎曲変
    形し、該彎曲変形の部位と前記突条部の間、及び彎曲変
    形の部位と前記リップ部との間に第1凹部及び第2凹部
    が形成されるドアウエザーストリップであって、 前記型成形部の中空シール部を、その取付基部から車内
    側に延びる下面部位と、その下面部位の端部から略垂直
    方向に延びドア閉時に車体開口縁部に弾接する側面部位
    と、及び、その側面部位の端部から前記リップ部の付け
    根部に延びる上面部位とから構成し、 該上面部位の側面部位側にドア閉時の弾接により中空シ
    ール部内方向に折れ曲がる折れ点が形成されるように、
    上面部位の少なくとも折れ点周りの部位を中空シール部
    内方向に彎曲した形状にし、ドア閉時の弾接により前記
    中空シール部の上面部位全体と前記リップ部とで凹部を
    形成して、該凹部を前記第1凹部及び第2凹部に連通す
    るようにしたことを特徴とするドアウエザーストリッ
    プ。
  3. 【請求項3】 前記上面部位の前記リップ部の付け根部
    の部位の肉厚を上面部位の他の部位に比較して薄肉にし
    たことを特徴とする請求項1又は2に記載のドアウエザ
    ーストリップ。
  4. 【請求項4】 前記ドア閉時の弾接により前記凹部の内
    面を対向する取付基部に当接するようにしたことを特徴
    とする請求項1乃至3のうちいずれかに記載のドアウエ
    ザーストリップ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015009667A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 いすゞ自動車株式会社 アウトスライド扉のシール構造
US20220234431A1 (en) * 2021-01-27 2022-07-28 Nishikawa Rubber Co., Ltd. Vehicle door sealing member
JP7498631B2 (ja) 2020-09-11 2024-06-12 西川ゴム工業株式会社 自動車ドア用シール材

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