JP2002118920A - ケーブル引上げ管のキャップ - Google Patents
ケーブル引上げ管のキャップInfo
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Abstract
ブル引上げ管に対し共通して使用できるようにする。 【解決手段】 ケーブル引上げ管の口端に当接できる接
合鍔部13を境にして上側の円錐状部11と下側の円筒
状部12が弾性材により一体化して形成され、円筒状部
12には、下端側にケーブル引上げ管の内周面に当接で
きる第1圧着用鍔14と、その第1圧着用鍔14の上側
に位置させて該第1圧着用鍔より大径である第2圧着用
鍔15が設けられている。
Description
れたケーブルの立ち上り部分を保護案内する引上げ管に
装着する、ケーブル引上げ管のキャップに関する。
ーブルの立ち上がり部分は、地上からある高さまでは、
電柱に添設されている引上げ管に挿通して保護されてお
り、引上げ管の口端にはキャップが装着されている。こ
のキャップは合成ゴム製であって、図5に示すように鍔
部3を境にして上側の円錐状部1と引上げ管pに押し込
まれる下側の円筒状部2を備えており、引上げ管pにケ
ーブルcが挿通されていない時には、引上げ管p内に雨
水や塵埃が入り込まないように、円錐状部1の頂部は閉
塞されている。
上げ管に挿通して立ち上げるには、先ず、キャップの円
錐状部1の頂部側をケーブルの外径に応じた開口部を形
成できる部分で切り落す。次に、引上げ管pに挿通した
ケーブルcは上記切り落としにより形成された開口部を
通して円錐状部1より引き出し、その後で、キャップの
円筒状部2を引上げ管pに押し込んで密着させ、円錐状
部1の切り落とし部側は、該切り落とし部側をビニルテ
ープtを用いてケーブルcとともに結束して、シールす
る。
(通常、鋼管とビニル管の2種類があり、両者は外径も
内径も異なっている。)による差し込み時の適合性等を
考慮して、円筒状部2の外径を若干異にする2種類のも
のが予め用意されており、これを現場で使い分けしてい
る。なお、円錐状部1の周面には0.2mm程度の深さ
の溝による多数の切断個所表示線4が平行状態で施され
ている。また、円筒状部2の先方側は、引上げ管への押
し込みが容易にできるように、ゆるやかなテーパー面状
に形成されている。
るキャップの使い分けでは、装着する相手(引上げ管)
を間違えるときつくて押し込めないとか、ゆる過ぎたり
して引上げ管に装着できなくなるので、引上げ管の材質
に応じて使用できるキャップを確かめてから作業をしな
ければならない煩わしさが伴う使い勝手上の問題や、キ
ャップが装着した後で温度変化によるケーブルの伸縮動
作により引っ張られて、抜け出る方向へ移動して傾き、
引上げ管との間に隙間を生じて雨水等が入り込んでしま
うという問題がある。また、引上げ管のサイズ毎に2種
類のキャップが必要であることは、予めオストックして
おくキャップの個数も当然多くなってしまい、キャップ
の経済的使用ができないことは勿論、倉庫管理面での問
題も生じている。
あって、その目的は材質・内外径の異なる引上げ管に対
し共通して使用でき、しかも、押し込み操作が容易であ
る反面、引抜き力が強くて、温度変化によるケーブルの
伸縮動作による抜け出す方向への移動にも緩むことがな
く、引上げ管に強固に密着させて装着できることは勿
論、ケーブルの伸縮動作による移動時にも雨水の浸入を
防止するシール性を損なわないように改良したケーブル
引上げ管のキャップを提供することにある。また、他の
目的はキャップを共通して使用できるようにすることで
作業員の使い勝手が向上し、大幅なコストダウンを達成
できて、経済性にも優れたケーブル引上げ管のキャップ
を提供することにある。
に、本発明の特徴とするケーブル引上げ管のキャップ
は、ケーブル引上げ管の口端に当接できる接合鍔部を境
にして上側の円錐状部と下側の円筒状部が弾性材により
一体化して形成され、上記円筒状部には、下端側にケー
ブル引上げ管の内周面に当接できる第1圧着用鍔と、そ
の第1圧着用鍔の上側に位置させて該第1圧着用鍔より
大径である第2圧着用鍔が設けられている構成であっ
て、第1及び第2圧着用鍔は、ケーブル引上げ管に対す
る圧着作用に強弱の差は存在するが、いずれもシール機
能を有している。
性材の剛性が増大するので、キャップの円筒状部が比較
的小径(外径が50mm程度のもの)である場合には、
圧着用鍔の剛性を低下させてケーブル引上げ管に対する
弾性圧着力を高める必要から、第2圧着用鍔は、少なく
とも2個以上の圧着片が等間隔で同一の円周に沿って形
成されるように、切り欠かれているのが好ましい。この
ように実施すると第2圧着用鍔はシール機能を発揮でき
ないので、接合鍔部近くに位置させてケーブル引上げ管
の内周面に当接できるように設けた第3圧着用鍔により
シール機能を補償する。
面を参照しながら説明する。図1と図2において、11
は上側に位置する円錐状部、12は下側に位置する円筒
状部であって、ケーブル引上げ管(図示せず)の口端に
当接できる接合鍔部13を境にして天然ゴム、合成ゴ
ム、合成樹脂等の弾性材により一体化して形成されてお
り、円錐状部11の頂部11aは閉塞している。円筒状
部12には、下端近くにケーブル引上げ管の内周面に当
接できる第1圧着用鍔14が、また第1圧着用鍔14の
上側に位置させて該第1圧着用鍔14より大径である第
2圧着用鍔15がそれぞれ設けられている。
挿入の際に軽いタツチ感覚を与えるための案内部材とし
ても機能しており、また、必要に応じて、接合鍔部13
近くに位置させてケーブル引上げ管の内周面に当接でき
る第3圧着用鍔16が設けられている。この第3圧着用
鍔(図示の場合、厚さは2.0mm)16はケーブル引
上げ管とのシール機能を主目的として設けられている
が、これは第2圧着用鍔15との共同作用により強い引
抜き力を得る目的も有している。なお、図示の場合、第
1圧着用鍔14の厚さは2.0mm、第2圧着用鍔15
の厚さは2.5mm、円筒状部12の外径は76mm、
第1圧着用鍔14の鍔径は85mm、第2圧着用鍔15
の鍔径は96mm、第3圧着用鍔16の鍔径は93mm
である。図中、17は浅い溝による切断個所表示線であ
る。
図3と図4により説明する。前述した先の実施の形態の
部材と均等な部分については、同一符号を用いてその説
明を省略するが、この変形した形態では第1圧着用鍔1
4は円筒状部12の下端に設けられている。そして、先
の第2圧着用鍔15に相当する部材は、第2圧着用鍔を
少なくとも2個以上の圧着片18が等間隔で同一の円周
に沿って形成されるように切り欠いて構成されており、
これらの圧着片(平面形状がほぼ台形であることが好ま
しい)18の先端部18aは当然に同一の円周に沿った
円弧面部をなしている。
おり、その厚さは3.0mm、第1,第3圧着用鍔1
4,16の厚さはいずれも1.5mmである。この形態
のものは比較的小型のキャップ(円筒状部12の外径が
50mm)に実施して有効であり、第1圧着用鍔14と
接合鍔部13近くに設けられている第3圧着用鍔16は
当然シール機能を有している。
12がケーブル引上げ管へ挿入されたキャップは、第1
圧着用鍔14と第3圧着用鍔16及び第2圧着用鍔15
(或いは等間隔で突設された圧着片18)による圧着作
用によって、シール性に優れていることは勿論、ケーブ
ル引上げ管とは上下位置で強固に弾性結合(いずれの鍔
も引上げ管の内径に応じて押し込み時に反り返り、強い
弾発力が潜在している。)できるので、材質や内径が多
少異なっているケーブル引上げ管に対しキャップを共通
して使用することができる。
移動時におけるシール性は最下位の第1圧着用鍔14の
存在によって格段に向上し、雨水の入り込む心配や結合
が不当に緩みだす不具合も解消されて、長期にわたって
有効に使用できる実用上の効果がある。
ある。
す正面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】ケーブル引上げ管の口端に当接できる接合
鍔部を境にして上側の円錐状部と下側の円筒状部が弾性
材により一体化して形成され、上記円筒状部には、下端
側にケーブル引上げ管の内周面に当接できる第1圧着用
鍔と、その第1圧着用鍔の上側に位置させて該第1圧着
用鍔より大径である第2圧着用鍔が設けられていること
を特徴とするケーブル引上げ管のキャップ。 - 【請求項2】第2圧着用鍔は、少なくとも2個以上の圧
着片が等間隔で同一の円周に沿って形成されるように、
切り欠かれている一方、円筒状部には接合鍔部近くに位
置させてケーブル引上げ管の内周面に当接できる第3圧
着用鍔が設けられていることを特徴とする請求項1記載
のケーブル引上げ管のキャップ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000341197A JP4273653B2 (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | ケーブル引き上げ管のキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP4273653B2 JP4273653B2 (ja) | 2009-06-03 |
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Family Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005080433A (ja) * | 2003-09-01 | 2005-03-24 | Tsuchiya Rubber Kk | 止水栓 |
JP2012247036A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Mitsubishi Plastics Inc | 保護管端末キャップ |
JP2013040644A (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-28 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | プラグ型管端保護具 |
-
2000
- 2000-10-03 JP JP2000341197A patent/JP4273653B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2012247036A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Mitsubishi Plastics Inc | 保護管端末キャップ |
JP2013040644A (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-28 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | プラグ型管端保護具 |
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---|---|
JP4273653B2 (ja) | 2009-06-03 |
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