JP2002118824A - 録画装置、再生装置およびそれらの方法 - Google Patents
録画装置、再生装置およびそれらの方法Info
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- JP2002118824A JP2002118824A JP2000306468A JP2000306468A JP2002118824A JP 2002118824 A JP2002118824 A JP 2002118824A JP 2000306468 A JP2000306468 A JP 2000306468A JP 2000306468 A JP2000306468 A JP 2000306468A JP 2002118824 A JP2002118824 A JP 2002118824A
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Abstract
く、TSストリームデータを送出することが可能な録画
再生装置を提供すること。 【解決手段】 PCR検出器13によってPCRパケッ
トが検出されると、時刻情報パケット挿入部16は、P
CR到着時刻保持部14によって保持されるPCRパケ
ットの到着時刻を含んだ時刻情報パケットを生成してT
Sストリームに挿入する。また、PCRパケットが到着
してから所定時間を超える毎に、時刻情報パケット挿入
部16は、パケット到着時刻保持部15によって保持さ
れるパケットの到着時刻を含んだ時刻情報パケットを生
成してTSストリームに挿入する。したがって、再生制
御部3においてヌルパケットを挿入して、パケットの到
着時刻を再現できるとともに、パケットを分散して入力
することができるので、再生装置5の入力バッファが溢
れることを防止することが可能となる。
Description
Picture Experts Group)2トランスポートストリーム
の録画再生技術に関し、特に、任意のビットレートで入
力される多重化されたMPEG2トランスポートストリ
ームを録画する録画装置、それを再生する再生装置およ
びそれらの方法に関する。
まってきており、それに利用される技術が盛んに開発さ
れている。マルチメディアに不可欠な技術として、デジ
タル動画像および音響の符号化技術があり、MPEGに
よって提唱されたMPEG2(国際規格ISO/IEC
13818−1)が主流となりつつある。
デジタルオーディオ信号を圧縮する符号化方式であり、
パケットを用いた時分割多重方式を採用している。この
時分割多重方式を用いてビデオ信号とオーディオ信号と
を多重化する場合、ビデオ信号およびオーディオ信号を
それぞれ適当な長さのストリームに分割してパケットに
収容し、ビデオ信号のパケットとオーディオ信号のパケ
ットとを適宜切替えて時分割伝送する。
伝送を実現するために、マルチプログラミング対応の多
重・分割方式を採用している。この多重・分割方式を用
いることにより、1つのプログラムを構成するビデオ信
号およびオーディオ信号を時分割伝送するだけでなく、
複数のプログラムを構成するビデオ信号およびオーディ
オ信号を時分割伝送することができる。この複数のプロ
グラムを構成する方式は、トランスポートストリーム方
式と呼ばれている。
ートストリーム方式を採用して時分割伝送された複数の
番組データを受信し、その中から任意の番組データを抽
出して再生を行なう。この番組データを再生する際、放
送局側の送信装置に設けられた符号器と、受信側の再生
装置に設けられた復号器との間で同期をとる必要があ
る。トランスポートストリーム方式においては、符号器
と復号器との同期をとるために、PCR(Program Cloc
k Reference)と呼ばれる時刻基準の設定および校正の
ための情報を伝送し、このPCRに基づいて符号器と復
号器との間の同期をとっている。
期をとるためには、PCRの値とPCRが復号器に到達
する時刻とを正確に管理する必要がある。すなわち、復
号器はPCRの到達時刻とPCRの値とを用いて、復号
処理および再生処理の基準となるSTC(System Time
Clock)の設定または校正を行なう。これにより、受信
側の再生装置においてPCRの到達周期と完全に一致し
たSTCを作り出すことができ、送信装置に設けられた
符号器と受信装置に設けられた復号器との間で高精度な
同期を確立することができる。
や音声データをトランスポートストリームに変換する際
に、エンコードのビットレートを任意に設定できる。た
とえば、ユーザが高画質な映像を望む場合には高ビット
レートのエンコードを選択し、画質を抑えて録画時間を
増やしたい場合には低ビットレートのエンコードを選択
することができる。このように、ビットレートが異なる
トランスポートストリームデータを再生するためにも、
符号器と復号器との間で同期をとる必要があり、トラン
スポートストリーム中に含まれるPCRが復号器に到達
する時刻を正確に管理する必要がある。
Disc)等のデジタル方式の記録媒体の価格が下がり、デ
ジタル放送やアナログ放送によって送信された番組デー
タをデジタル方式の記録媒体に記録したいという要望が
高まっている。これに伴って、トランスポートストリー
ムの録画再生を行なう装置の研究開発や商品化が進めら
れている。このような録画再生装置は、入力トランスポ
ートストリームを一時的に記録媒体に記録する記録制御
部と、実際に記録データが記録される記録媒体と、記録
媒体に記録された記録データを、復号器を含む再生装置
へ転送する再生制御部とによって構成されるのが一般的
である。
あるとは言えず、記録データ量を減らして記録時間を増
やすための工夫が必要である。たとえば、デジタル放送
のように複数の番組が多重化されている場合には、録画
したい番組のみを抽出したり、アナログ放送のように一
旦エンコードしてMPEG圧縮する必要がある場合に
は、エンコードのビットレートを低くして録画したりし
ている。ただし、ビットレートを低くすると映像品質が
低下するため、高品質録画もサポートするためには複数
のビットレートに対応したエンコードを行なう必要があ
る。これは、従来のビデオデッキの3倍録画モードと標
準録画モードとの関係と同様である。
れた、または多重化されたトランスポートストリームデ
ータから一部のみが抽出されて記録媒体に録画されたデ
ータを再生装置に送信する場合には、そのトランスポー
トストリーム中のPCRの間隔を再現することが困難で
あるという問題点があった。
て、再生制御部から再生装置へデータを転送するときの
送信クロックを複数用意し、入力ビットレートに合わせ
た送信ビットレートで送信を行なうものがある。
を挿入する方式も知られている。この第2の技術は、多
重化されたストリームデータから一部のデータを抽出し
て記録する際に、抽出されずに破棄されたパケット数も
同時に記録し、データを再生するときに破棄されたパケ
ット数分のヌルパケットを挿入することによって、PC
R間隔を再現するものである。
ための図である。図12(a)に示す2つの番組を多重
した入力データが入力されると、図12(b)に示すよ
うに番組AのPCR情報含むTSパケット(以下、PC
Rパケットと呼ぶ。)と、それ以外の番組AのTSパケ
ットとが抽出されて、番組BのTSパケットが破棄され
る。そして、抽出された番組AのTSパケットのみが記
録されるとともに、破棄された番組BのTSパケットの
代わりに挿入されるヌルパケットの数が記録される。こ
の記録データが再生される場合には、図12(c)に示
すように、ヌルパケット数が記録された部分について
は、ヌルパケット数に相当するヌルパケットが挿入され
て、PCR間隔が再現されている。
たストリームデータから一部のデータを抽出する際にP
CRを書換えて記録し、再生装置へデータを転送する際
にヌルパケットを挿入することによって、PCR間隔を
再現する方式も知られている。図13(a)に示す2つ
の番組を多重した入力データが入力されると、図13
(b)に示すように番組AのPCRパケットと、それ以
外の番組AのTSパケットとが抽出されて、番組Bのパ
ケットが破棄される。そして、抽出された番組AのPC
R値が書換えられる等の処理が行なわれてPCRパケッ
トが記録されるとともに、番組AのTSパケットも記録
される。
の従来技術においては、複数の送信クロックを用意しな
ければならないため装置が高価なものになるという問題
点、および多重化されたデータから一部のデータをのみ
を抽出して記録再生を行なう装置には適用できないとい
う問題点があった。
たデータを録画する際に転送されるデータの伝送レート
と、再生装置へ転送する送信レートとを一致させる必要
がある。たとえば、図12(d)に示すように、入力ビ
ットレートと異なる転送レートで再生装置へ転送する場
合には、PCR間隔を正しく再現することができない。
すなわち、最初のPCRと、2番目のPCRまたは3番
目のPCRとの間隔が、図12(a)に示す入力データ
よりも短くなっている。そのため、入力ビットレートに
応じて送信ビットレートを変更する必要があり、録画再
生装置が高価なものとなってしまう。
タが再生される場合には、図13(c)に示すように、
PCRパケットの前にヌルパケットを挿入することによ
って、PCR間隔が再現されている。この方式において
は、入力され得る全ての入力ビットレートよりも高い送
信クロックを1つ用意するだけで、任意のビットレート
でエンコードされたデータ、または多重化されたデータ
から抽出された一部のデータを正確なPCR間隔で再生
装置に送信することができる。しかし、図13(d)に
示すように、PCRパケット間の番組データが本来の番
組データよりも早く再生装置に到着するという問題点が
ある。
た番組Aの5番目のパケットが記録され、その記録デー
タが再生されると、図13(d)に示すように入力デー
タ内のパケットの位置よりも早く再生装置に到着してい
ることがわかる。このように、PCR間隔を再現するだ
けではその間に存在するパケットが本来よりも早く再生
装置に到着し、再生装置のバッファが溢れる可能性があ
るという問題点があった。
間隔以内に存在することが前提となっており、PCR間
隔が広くなった場合には途中のパケットの伝送レートを
制御することができなくなり、再生装置への伝送レート
でデータが転送されることになる。したがって、再生装
置のバッファが溢れる可能性があった。また、多重化さ
れたストリーム中から、PCRが存在しないようなデー
タのみを抽出する場合にも同様の問題が発生する。
されたものであり、第1の目的は、再生装置内の入力バ
ッファが溢れることなく、TSストリームデータを送出
することが可能な録画再生装置を提供することである。
に利用して、記録時間を長くすることが可能な録画再生
装置を提供することである。
とが可能な録画再生装置を提供することである。
ば、録画装置は、TSストリームから所望の番組データ
に対応したパケットを抽出するための抽出手段と、TS
ストリームから所望の番組データに対応したPCRパケ
ットを検出するための検出手段と、検出手段によって検
出されたPCRパケットの到着時刻を保持するためのP
CR到着時刻保持手段と、抽出手段によって抽出された
パケットの到着時刻を保持するためのパケット到着時刻
保持手段と、PCR到着時刻保持手段によって保持され
るPCRパケットの到着時刻を含んだ時刻情報パケット
と、パケット到着時刻保持手段によって保持されるパケ
ットの到着時刻を含んだ時刻情報パケットとを生成し、
抽出手段によって抽出されたパケットに挿入するための
時刻情報パケット挿入手段と、時刻情報パケット挿入手
段によって時刻情報パケットが挿入されたデータを記録
媒体に記録するための記録手段とを含む。
ットの到着時刻を含んだ時刻情報パケットと、パケット
の到着時刻を含んだ時刻情報パケットとを生成して挿入
するので、ヌルパケット等を予め挿入する必要がなくな
り、データ量を削減することができる。また、再生装置
において、PCRパケットの到着時刻を含んだ時刻情報
パケットと、パケットの到着時刻を含んだ時刻情報パケ
ットとに基づいて、ヌルパケットを挿入することができ
るので、パケットの到着時刻を再現することが可能とな
る。
は、所定周期でカウントアップするカウント手段と、検
出手段によってPCRパケットが検出されると、PCR
到着時刻保持手段によって保持されるPCRパケットの
到着時刻を含んだ時刻情報パケットを生成してカウント
手段をリセットし、PCRパケットが到着してからカウ
ント手段が所定値を超える毎にパケット到着時刻保持手
段によって保持されるパケットの到着時刻を含んだ時刻
情報パケットを生成するためのパケット生成手段と、抽
出手段によって抽出されたパケットと、パケット生成手
段によって生成された時刻情報パケットとを切替えて出
力するための入力切替手段とを含む。
着してからカウント手段が所定値を超える毎にパケット
到着時刻保持手段によって保持されるパケットの到着時
刻を含んだ時刻情報パケットを生成するので、再生装置
においてヌルパケットを挿入でき、パケットの到着時刻
を再現することが可能となる。また、再生装置の再生時
においてパケットを分散して入力することができるの
で、再生装置の入力バッファが溢れることを防止するこ
とが可能となる。
は、所定周期でカウントアップするカウント手段と、検
出手段によってPCRパケットが検出されると、PCR
到着時刻保持手段によって保持されるPCRパケットの
到着時刻を含んだ時刻情報パケットを生成し、TSスト
リームの入力を開始してからカウント手段が所定値を超
える毎にパケット到着時刻保持手段によって保持される
パケットの到着時刻を含んだ時刻情報パケットを生成す
るためのパケット生成手段と、抽出手段によって抽出さ
れたパケットと、パケット生成手段によって生成された
時刻情報パケットとを切替えて出力するための入力切替
手段とを含む。
力を開始してからカウント手段が所定値を超える毎にパ
ケット到着時刻保持手段によって保持されるパケットの
到着時刻を含んだ時刻情報パケットを生成するので、パ
ケット生成手段の構成を簡略化することが可能となる。
また、再生装置の再生時においてパケットを分散して入
力することができるので、再生装置の入力バッファが溢
れることを防止することが可能となる。
手段によって検出されたPCRパケットの直前に、パケ
ット生成手段によって生成されたPCRパケットの到着
時刻を含んだ時刻情報パケットを挿入する。
報を参照することによって、PCRの到着時刻を取得す
ることができる。
PCRパケットの直前に挿入される時刻情報パケットで
あるか否かを判定するための識別子を含んだ時刻情報パ
ケットを生成する。
パケットの直前に挿入されたものであるか否かを容易に
判定することが可能となる。
検出手段によって検出されたPCRパケットの到着時刻
と、PCR到着時刻保持手段に保持される1つ前のPC
Rパケットの到着時刻との差分が所定間隔以内の場合に
は、パケット到着時刻保持手段によって保持されるパケ
ットの到着時刻を含んだ時刻情報パケットを生成しな
い。
多くなることを防止できる。さらに好ましくは、録画装
置はさらに、検出手段によって検出されたPCRパケッ
トの到着時刻と、PCR到着時刻保持手段に保持される
1つ前のPCRパケットの到着時刻との差分が所定間隔
以内の場合には、検出手段によって検出されたPCRパ
ケットのPCRを削除して時刻情報パケット挿入部へ出
力するためのPCR間引き手段を含む。
大きい場合に、時刻情報パケットが生成されないという
不都合を防止でき、再生装置においてパケットの到着時
刻を正確に再現することができる。
記録媒体に記録されたデータを読出すための読出手段
と、読出手段によって読出されたデータから時刻情報パ
ケットを抽出するための抽出手段と、抽出手段によって
抽出された時刻情報パケットに含まれる時刻情報に基づ
いてヌルパケットを生成し、抽出手段によって時刻情報
パケットが抽出された後のストリームデータに生成され
たヌルパケットを挿入するためのヌルパケット挿入手段
と、ヌルパケット挿入手段によってヌルパケットが挿入
された後のストリームデータを再生するための再生手段
とを含む。
トに含まれる時刻情報に基づいてヌルパケットを生成し
ストリームデータに挿入するので、パケットの到着時刻
を再現することが可能となる。また、再生手段による再
生時においてパケットが分散されて入力されるので、再
生手段の入力バッファが溢れることを防止することが可
能となる。
CRパケットの直前の時刻情報パケットに含まれる時刻
情報を保持するためのPCR到着時刻保持手段と、抽出
手段によって抽出された時刻情報パケットに含まれる時
刻情報とPCR到着時刻保持手段によって保持される時
刻情報との差分に基づいて、挿入すべきヌルパケット数
を算出するための算出手段と、算出手段によって算出さ
れた数のヌルパケットを生成するためのヌルパケット生
成手段と、抽出手段によって時刻情報パケットが抽出さ
れた後のパケットと、ヌルパケット生成手段によって生
成されたヌルパケットとを切替えて出力するための入力
切替手段とを含む。
時刻情報パケットに含まれる時刻情報とPCR到着時刻
保持手段によって保持される時刻情報との差分に基づい
て、挿入すべきヌルパケット数を算出するので、パケッ
トの到着時刻を正確に再現するようにヌルパケット数を
決定することが可能となる。
最初に到着したPCRパケットの直前の時刻情報パケッ
トに含まれる時刻情報を保持し、算出手段は、最初のP
CRパケットが到着してから現在までの間に再生手段へ
送出したパケット数をカウントし、パケット数、抽出手
段によって抽出された時刻情報パケットに含まれる時刻
情報とPCR到着時刻保持手段によって保持される時刻
情報との差分および伝送レートに基づいて、挿入すべき
ヌルパケット数を算出する。
再現するようにヌルパケット数を決定することが可能と
なる。
到着した最新のPCRパケットの直前の時刻情報パケッ
トに含まれる時刻情報を保持し、算出手段は、最新のP
CRパケットが到着してから現在までの間に再生手段へ
送出したパケット数をカウントし、パケット数、抽出手
段によって抽出された時刻情報パケットに含まれる時刻
情報とPCR到着時刻保持手段によって保持される時刻
情報との差分および伝送レートに基づいて、挿入すべき
ヌルパケット数を算出する。
刻情報パケットに含まれる時刻情報に基づいて、挿入す
べきヌルパケット数を算出するので、ヌルパケット数の
誤差が蓄積されるのを防止することが可能となる。
初に到着したPCRパケットの直前の時刻情報パケット
に含まれる時刻情報が設定され、所定周期でカウントア
ップするカウント手段と、抽出手段によって抽出された
時刻情報パケットに含まれる時刻情報と、カウント手段
のカウント値とを比較するための比較手段と、比較手段
によって、抽出手段によって抽出された時刻情報パケッ
トに含まれる時刻情報が、カウント手段のカウント値よ
り大きいと判定された場合には、ヌルパケットを生成す
るためのヌルパケット生成手段と、抽出手段によって時
刻情報パケットが抽出された後のパケットと、ヌルパケ
ット生成手段によって生成されたヌルパケットとを切替
えて出力するための入力切替手段とを含む。
て抽出された時刻情報パケットに含まれる時刻情報が、
カウント手段のカウント値より大きいと判定された場合
にはヌルパケットを生成するので、ヌルパケット数を算
出する必要がなくなり、処理が容易に行なえるようにな
る。
TSストリームから所望の番組データに対応したパケッ
トを抽出するステップと、TSストリームから所望の番
組データに対応したPCRパケットを検出するステップ
と、検出されたPCRパケットの直前にPCRパケット
が到着したときの時刻情報を含んだ時刻情報パケットを
生成して抽出されたパケットに挿入するステップと、P
CRパケットが到着してから所定時間を超える毎に当該
時刻情報を含んだ時刻情報パケットを生成して抽出され
たパケットに挿入するステップと、時刻情報パケットが
挿入されたデータを記録媒体に記録するステップとを含
む。
して挿入するので、ヌルパケット等を予め挿入する必要
がなくなり、データ量を削減することができる。また、
再生装置において、時刻情報を含んだ時刻情報パケット
に基づいて、ヌルパケットを挿入することができるの
で、パケットの到着時刻を再現することが可能となる。
また、再生装置の再生時においてパケットを分散して入
力することができるので、再生装置の入力バッファが溢
れることを防止することが可能となる。
TSストリームから所望の番組データに対応したパケッ
トを抽出するステップと、TSストリームから所望の番
組データに対応したPCRパケットを検出するステップ
と、検出されたPCRパケットの直前にPCRパケット
が到着したときの時刻情報を含んだ時刻情報パケットを
生成して抽出されたパケットに挿入するステップと、T
Sストリームの入力を開始してから所定時間を超える毎
に当該時刻情報を含んだ時刻情報パケットを生成して抽
出されたパケットに挿入するステップと、時刻情報パケ
ットが挿入されたデータを記録媒体に記録するステップ
とを含む。
時間を超える毎に当該時刻情報を含んだ時刻情報パケッ
トを生成して挿入するので、再生装置においてヌルパケ
ットを挿入でき、パケットの到着時刻を再現することが
可能となる。また、再生装置の再生時においてパケット
を分散して入力することができるので、再生装置の入力
バッファが溢れることを防止することが可能となる。
パケットの直前の時刻情報パケットであるか否かを示す
識別子を含む。
パケットの直前に挿入されたものであるか否かを容易に
判定することが可能となる。
するステップは、PCRパケットが所定間隔内に検出さ
れた場合には、当該PCRパケット内のPCR情報を削
除したパケットを生成して出力するステップを含む。
大きい場合に、時刻情報パケットが生成されないという
不都合を防止でき、再生装置においてパケットの到着時
刻を正確に再現することができる。
記録媒体に記録されたデータを読出すステップと、読出
されたデータから時刻情報パケットを抽出するステップ
と、抽出された時刻情報パケットに含まれる時刻情報に
基づいてヌルパケットを生成し、時刻情報パケットが抽
出された後のストリームデータに生成されたヌルパケッ
トを挿入するステップと、ヌルパケットが挿入された後
のストリームデータを再生するステップとを含む。
づいてヌルパケットを生成しストリームデータに挿入す
るので、パケットの到着時刻を再現することが可能とな
る。また、再生時においてパケットが分散されて入力さ
れるので、入力バッファが溢れることを防止することが
可能となる。
ップは、PCRパケットの直前の時刻情報パケットに含
まれる時刻情報を保持するステップと、抽出された時刻
情報パケットに含まれる時刻情報と保持される時刻情報
との差分に基づいて、挿入すべきヌルパケット数を算出
するステップと、算出された数のヌルパケットを生成す
るステップと、時刻情報パケットが抽出された後のパケ
ットと、生成されたヌルパケットとを切替えて出力する
ステップとを含む。
刻情報と保持される時刻情報との差分に基づいて、挿入
すべきヌルパケット数を算出するので、パケットの到着
時刻を正確に再現するようにヌルパケット数を決定する
ことが可能となる。
の実施の形態1における録画再生装置の概略構成を示す
ブロック図である。この録画再生装置は、録画制御部1
と、録再制御部2と、再生制御部3と、記録媒体4と、
再生装置5とを含む。録画制御部1は、外部から任意の
ビットレートでエンコードされ多重化されたTSストリ
ームデータを入力し、TSストリームデータの中から一
部のデータのみを抽出し、後述する時刻情報パケットを
挿入したストリームデータを生成して録再制御部2へ出
力する。
れたストリームデータを記録媒体4に記録し、記録媒体
4に記録されたストリームデータを読出して再生制御部
3へ出力する。再生制御部3は、録再制御部2から転送
されるストリームデータ中の時刻情報パケットをヌルパ
ケットに変換して再生装置5へ転送する。再生装置5
は、入力されたストリームデータ中のPCRを用いたS
TCの設定処理や、ストリーム中に含まれる信号の種類
(ビデオ信号、オーディオ信号等)に応じたデコード処
理を行なう。なお、再生装置5については、従来の装置
と同様であるので、詳細な説明は行なわない。
と、パケットセレクト部12と、PCR検出器13と、
PCR到着時刻保持部14と、パケット到着時刻保持部
15と、時刻情報パケット挿入部16とを含む。同期検
出部11は、外部から入力されるTSストリームデータ
の同期を検出し、TSストリームデータをパケットセレ
クト部12へ出力する。同期の検出方法として、TSパ
ケットの先頭に位置する同期バイトを検出する方法が用
いられる。
再生制御部3とによって共通に使用されるクロックのク
ロック数をカウントするカウンタを内蔵しており、同期
を検出したときのカウンタの値を時刻としてパケット到
着時刻保持部15に格納する。このカウンタは、たとえ
ば録画を開始したときにカウントを開始し、経過時間を
カウント値によって表わす。
ムから所望の番組データのみを抽出し、抽出された番組
データを時刻情報パケット挿入部16へ転送する。この
番組データの抽出は、各TSパケットに含まれるPID
(Packet Identification)を参照して行なわれる。P
IDは、各番組の映像や音声などのサービス毎に異なる
識別子が割当てられている。パケットセレクト部12
は、抽出すべき番組データに対応した複数のPIDをメ
モリ等の所定領域に保持しており、入力されたTSパケ
ットのPIDが所定領域に保持された複数のPIDのい
ずれかと一致する場合にはそのPIDを有するパケット
を時刻情報パケット挿入部16へ転送し、一致しない場
合にはそのパケットを破棄する。
12によって抽出されたパケット中にPCRが含まれる
か否かをチェックし、PCRが含まれている場合にはパ
ケット到着時刻保持部15に保持された時刻をPCR到
着時刻保持部14にコピーする。そして、PCRが検出
されたことを示すPCR検出信号を時刻情報パケット挿
入部16へ出力する。
トを示す図である。PCR検出器13は、TSパケット
中のアダプテーションフィールド制御ビットとPCRフ
ラグとを参照して、PCRが含まれているか否かを判定
する。このパケットの内容については、「ポイント図解
式最新MPEG教科書」藤原洋監修(アスキー出版局発
行)等に詳細に説明されているので、これらの参考書を
参照されたい。なお、図2(b)については後述する。
細に説明するための図である。時刻情報パケット挿入部
16は、コントロール部161と、入力切替部162
と、パケット生成部163と、録画カウンタ部164と
を含む。コントロール部161は、入力切替部162、
パケット生成部163および録画カウンタ部164を制
御して、時刻情報パケット挿入部16の全体的な制御を
行なう。
3からPCR検出信号が入力された場合には、時刻情報
パケット生成信号と、PCR到着時刻保持部14に保持
されるPCR到着時刻情報とをパケット生成部163へ
出力する。また、コントロール部161は、次に転送す
べきパケットがパケット生成部163によって生成され
る時刻情報パケットであることを示す入力切替信号を入
力切替部162へ出力し、録画カウンタ部164に対し
て内部のカウンタをリセットするためのリセット信号を
出力する。
161からリセット信号を受けると、内部のカウンタを
リセットしてカウントを開始する。すなわち、録画カウ
ンタ164は、PCRを含むパケットの到着からの時刻
をカウントする。そして、所定のカウント値を超えたと
きにコントロール部161に対して時刻超信号を出力
し、内部のカウンタをリセットする。
164から時刻超信号を受けると、時刻情報パケット生
成信号と、パケット到着時刻保持部15に保持されるパ
ケット到着時刻情報とをパケット生成部163へ出力
し、入力切替部162に対して次に転送すべきパケット
がパケット生成部163によって生成される時刻情報パ
ケットであることを示す入力切替信号を出力する。
161から時刻情報パケット生成信号を受けると、コン
トロール部161から出力される時刻情報に基づいて時
刻情報パケットを生成して入力切替部162へ出力す
る。
クト部12によって抽出されたTSパケットを入力し、
TSストリームとして録再制御部2へ順次出力する。入
力切替部162は、コントロール部161からの入力切
替信号を受けると、パケット生成部163から出力され
る時刻情報パケットをTSストリームとして録再制御部
2へ出力する。そして、パケット生成部163からの1
TSパケット分の時刻情報パケットを録再制御部2へ出
力すると、再びパケットセレクト部12から出力される
TSパケットをTSストリームとして録再制御部2へ出
力する。
部163によって生成される時刻情報パケットの一例を
示す図である。なお、時刻情報パケットは、そのパケッ
トが特殊パケットであることを判別できること、および
時刻情報が含まれていることを満たしていれば、再生制
御部3において認識可能であり、図4(a)〜図4
(f)に示すパケットに限定されるものではない。
バイト(0x47)の最上位ビットを“1”にすること
により(0xC7)、特殊パケットであることを示して
いる。なお、“0x”は以降の数が16進数で表現され
ていることを示している。
エラー表示ビットを“1”にすることによって、特殊パ
ケットであることを示している。エラー表示ビットは、
TSパケットの先頭から2バイト目の最上位ビットに割
当てられており、このビットが“1”の場合にはパケッ
トにエラーが含まれることを示している。したがって、
パケットセレクト部12がエラーを含んだパケットを抽
出しない限り、録画制御部1から送出されるパケット内
のエラー表示ビットが“1”のものは特殊パケットであ
ることを認識することができる。
ることを示す値“0x1FFF”に設定することによっ
て、特殊なパケットであることを示している。ヌルパケ
ットは、TSの到着タイミングをコントロールするため
のパケットであり、データを含まないパケットであるの
で、このようなパケットを挿入しても記録媒体の容量を
消費するだけで、悪影響を及ぼすものではない。したが
って、パケットセレクト部12がヌルパケットを抽出し
ない限り、録画制御部1から送出されるパケット内のP
IDがヌルパケットを示す“0x1FFF”のものは特
殊パケットであることを認識することができる。
のパケットがPCRパケットの直前に挿入されたもので
あるか否かを判別するときに用いられる。PCRパケッ
トの直前の場合には“1”が設定され、PCRパケット
の直前でない場合には“0”が設定される。なお、時刻
情報パケットがPCRパケットの直前であるか否かを判
別できれば良く、これに限られるものではない。また、
時刻情報を6バイトとしているのは、時刻情報を生成す
るクロックとしてSTCと同じクロックを用いることを
前提としているためであり、別のクロックを用いるので
あればそれに応じたバイト数を設定するようにすれば良
い。
の機構を利用して時刻情報パケットの認識を可能とした
ものの例である。通常のTSパケットのアダプテーショ
ンフィールド制御ビットとPCRフラグとに、アダプテ
ーションフィールドとPCRフラグとを含むような設定
を行ない、PCRの位置に時刻情報を設定している。こ
のようなフォーマットにすることにより、PCR検出器
の機構をそのまま流用して時刻情報パケットの認識が可
能となる。
めのブロック図である。この再生制御部3は、時刻情報
パケットセレクト部31と、時刻情報抽出部32と、ヌ
ルパケット挿入部33とを含む。
制御部2によって読出されたTSストリームを入力し、
録画時に挿入された時刻情報パケットを抽出する。時刻
情報パケットセレクト部31は、時刻情報パケットを抽
出した後のTSストリームをヌルパケット挿入部33へ
送出する。時刻情報抽出部32は、時刻情報パケットセ
レクト部31によって抽出された時刻情報パケットから
時刻情報を抽出してヌルパケット挿入部33へ送出する
とともに、そのパケットがPCRパケットの直前に位置
するものであるか否かを示す識別子もヌルパケット挿入
部33へ送出する。
説明するためのブロック図である。ヌルパケット挿入部
33は、コントロール部331と、PCR到着時刻保持
部332と、ヌルパケット生成部333と、入力切替部
334とを含む。
ト検出信号を受けると、時刻情報抽出部32から送出さ
れる時刻情報および時刻情報パケットがPCRパケット
の直前に位置するものであるか否かを示す識別子を入力
する。そして、コントロール部331は、時刻情報パケ
ットがPCRパケットの直前に位置するものであり、か
つ最初のPCRパケットの前に位置する場合には、その
時刻情報パケット内の到着時刻をPCR到着時刻保持部
332に保持し、送出済みのパケット(TSパケットお
よびヌルパケット)をカウントするためのカウンタをリ
セットする。また、コントロール部331は、最初のP
CRパケットの後に時刻情報パケットを入力した場合に
は、時刻情報パケットに含まれる時刻情報、PCR到着
時刻保持部332に保持される時刻情報、および内部で
カウントしているパケット数に基づいて、生成すべきヌ
ルパケットの数を算出する。この生成すべきヌルパケッ
トの数の算出方法を以下に述べる。
到着時刻をT0とし、最初に到着したPCRパケットを
検出してから再生装置5へ既に送出したパケット数をP
とし、時刻情報パケット内の到着時刻をTnとし、設定
されている共通の転送レートをRとすると、次式によっ
てヌルパケット数が算出される。
ルパケット生成部333へ送出するとともに、ヌルパケ
ットの生成を指示するパケット生成信号をヌルパケット
生成部333へ出力する。そして、コントロール部33
1は、入力切替信号を入力切替部334へ出力して、ヌ
ルパケット生成部333から送出されるヌルパケットを
TSストリームとして出力するよう指示する。
ットセレクト部31によって抽出されなかったTSパケ
ットを入力し、TSストリームとして再生装置5へ順次
転送している。この再生装置5への転送は、TSストリ
ームのエンコードビットレートによらない、予め設定さ
れた一定の伝送レートによって行なわれる。入力切替部
334は、コントロール部331から入力切替信号を受
けると、ヌルパケット生成部333から出力されるヌル
パケットをTSストリームとして再生装置5へ転送す
る。そして、ヌルパケット生成部333からのヌルパケ
ットの送出が終了すると、入力切替部334は、再び時
刻情報パケットセレクト部31からのTSパケットをT
Sストリームとして再生装置5へ転送する。また、入力
切替部334は、パケットを再生装置5へ送出する度
に、コントロール部331へパケットを送出したことを
示すパケット送出信号を出力する。コントロール部33
1は、このパケット送出信号に基づいて既に送出したパ
ケット数をカウントする。
置によって生成されるTSストリームを説明するための
図である。図7(a)に示す2つの番組を多重した入力
データが録画制御部1に入力されると、図7(b)に示
すように最初の番組AのPCRパケットの到着時刻を
含んだ特殊パケット(時刻情報パケット)が生成されて
挿入された後、番組AのPCRパケットおよび番組Aの
3つのTSパケットが送出される。続く4つの番組Bの
TSパケットが破棄されて、その代わりにパケット到着
時刻を含んだ特殊パケットが生成されて挿入される。
その後、番組Aの3つのTSパケットが送出され、続く
4つの番組BのTSパケットが破棄されて、その代わり
にパケット到着時刻を含んだ特殊パケットが生成され
て挿入される。以降同様の処理が行なわれる。このよう
にして生成されたTSストリームは、録再制御部2によ
って順次記録媒体4に録画される。
たTSストリームが、録再制御部2によって記録媒体4
から読出されて再生制御部3へ転送されると、図7
(b)に示す最初の特殊パケットが抽出されて、その特
殊パケットに含まれる到着時刻がPCR到着時刻保持部
332に保持される。そして、図7(c)に示すよう
に、パケット到着時刻から番組AのPCRパケットお
よび番組Aの3つのTSパケットが再生装置5へ転送さ
れる。そして、次の特殊パケットに含まれるパケット到
着時刻が抽出されて、パケット到着時刻およびか
らヌルパケット数が算出されて、図7(c)に示すよう
に算出されたヌルパケット数に対応したヌルパケットが
挿入されて、到着時刻が再現される。
が転送された後、次の特殊パケットに含まれるパケット
到着時刻が抽出されて、パケット到着時刻および
からヌルパケット数が算出されて、図7(c)に示すよ
うに算出されたヌルパケット数に対応したヌルパケット
が挿入されて、到着時刻が再現される。以降同様の処
理が行なわれる。
ト内に含まれる到着時刻と、再生装置5へ転送されると
きの伝送レートに依存する。伝送レートは入力ストリー
ムのビットレートによらず、共通の伝送レートが用いら
れるため、固定値として扱うことができる。なお、図7
(d)に、入力ストリームのビットレートと異なるビッ
トレートでTSストリームを転送したときの一例を示
す。図13(d)に示す従来技術と比較して、再生装置
5に転送されるデータを分散して、一度に転送されるデ
ータ量を減らすようにしたため、再生装置5の入力バッ
ファが溢れることを防止することが可能となる。
ては、最初に到着したPCRパケットの直前に到着した
時刻情報パケットに含まれる到着時刻をT0とし、最初
に到着したPCRパケットを検出してから再生装置5へ
既に送出したパケット数をPとし、時刻情報パケット内
の到着時刻をTnとし、設定されている共通の転送レー
トをRとしてヌルパケット数を算出している。
0)の値が大きくなるため、挿入すべきヌルパケット数
に誤差が生じやすくなる。これを防止するために、再生
制御部3に到着した最新のPCRパケットの直前に到着
した時刻情報パケットに含まれる到着時刻をT0とし、
その後に送出したパケット数をカウントしてPとするこ
とによって、式(1)を用いてヌルパケット数を算出で
きるとともに、挿入すべきヌルパケット数の誤差の蓄積
を防止することが可能となる。
の直前のものであるか否かを判定することなく、前回到
着した時刻情報パケットに含まれる到着時刻をT0と
し、その後に送出したパケット数をカウントしてPとし
ても、同様に式(1)を用いてヌルパケット数を算出で
きるとともに、挿入すべきヌルパケット数の誤差の蓄積
を防止することが可能となる。
る録画再生装置によれば、複数の番組データを含む入力
ストリームから所望の番組データのみを抽出し、破棄さ
れたデータの代わりにパケット到着時刻を含んだ特殊パ
ケットを挿入するようにしたので、TSストリームのデ
ータ量を削減することができ、記録媒体の録画時間を長
くすることが可能となった。また、最初のPCRパケッ
トが到着してから所定時間経過する毎に特殊パケットを
挿入するようにしたので、再生装置5に転送されるデー
タを分散して、一度に転送されるデータ量を減らすこと
ができ、再生装置5の入力バッファが溢れることを防止
することが可能となった。
おける録画再生装置は、図1に示す実施の形態1におけ
る録画再生装置と比較して、時刻情報パケット挿入部1
6の構成および機能のみが異なる。したがって、重複す
る構成および機能の詳細な説明は繰返さない。なお、本
実施の形態における時刻情報パケット挿入部の参照符号
を16’として説明する。
ケット挿入部16’の詳細を説明するためのブロック図
である。この時刻情報パケット挿入部16’は、図3に
示す実施の形態1における時刻情報パケット挿入部16
と比較して、コントロール部161から録画カウンタ部
164へ出力されるリセット信号が削除された点のみが
異なる。したがって、重複する構成および機能の詳細な
説明は繰返さない。なお、本実施の形態におけるコント
ロール部および録画カウンタ部の参照符号を、それぞれ
161’および164’として説明する。
13からPCR検出信号が入力された場合には、時刻情
報パケット生成信号と、PCR到着時刻保持部14に保
持されるPCR到着時刻情報とをパケット生成部163
へ出力する。また、コントロール部161’は、次に転
送すべきパケットがパケット生成部163によって生成
される時刻情報パケットであることを示す入力切替信号
を入力切替部162へ出力する。
ット挿入部16’の動作開始から内部のカウンタのカウ
ントを開始し、所定のカウント値を超えたときにコント
ロール部161’に対して時刻超信号を出力し、内部の
カウンタをリセットする。
部164’から時刻超信号を受けると、時刻情報パケッ
ト生成信号と、パケット到着時刻保持部15に保持され
るパケット到着時刻情報とをパケット生成部163へ出
力し、入力切替部162に対して次に転送すべきパケッ
トがパケット生成部163によって生成される時刻情報
パケットであることを示す入力切替信号を出力する。
161’から時刻情報パケット生成信号を受けると、コ
ントロール部161’から出力される時刻情報に基づい
て時刻情報パケットを生成して入力切替部162へ出力
する。
る録画再生装置によれば、コントロール部161’と録
画カウンタ164’との間のリセット信号を削除し、そ
れに伴う動作を省略したので、実施の形態1における録
画再生装置と比較して、回路構成を簡略化することが可
能となった。
おける録画再生装置は、実施の形態1における録画再生
装置と比較して、図5に示すヌルパケット挿入部33の
構成および機能のみが異なる。したがって、重複する構
成および機能の詳細な説明は繰返さない。なお、本実施
の形態におけるヌルパケット挿入部の参照符号を33’
として説明する。
ト挿入部33’の詳細を説明するためのブロック図であ
る。このヌルパケット挿入部33’は、コントロール部
331’と、ヌルパケット生成部333’と、入力切替
部334’と、再生カウンタ部335とを含む。
ット検出信号を受けると、時刻情報抽出部32から送出
される時刻情報および時刻情報パケットがPCRパケッ
トの直前に位置するものであるか否かを示す識別子を入
力する。そして、コントロール部331’は、時刻情報
パケットがPCRパケットの直前に位置するものであ
り、かつ最初のPCRパケットの前に位置する場合に
は、その時刻情報パケット内の到着時刻を再生カウンタ
部335に設定する。
331’によって時刻情報が設定されると、録画時に時
刻情報の生成に使用されたクロックに基づいてカウント
アップを行なう。そして、これ以降に時刻情報が入力さ
れた場合には、コントロール部331’は入力された時
刻情報(Tn)と再生カウンタ部335の現在値(T
c)とを比較する。Tn>Tcの場合、コントロール部
331’はヌルパケット生成部333’にヌルパケット
の送出を指示する送出開始信号を出力し、入力切替信号
を入力切替部334’へ出力して、ヌルパケット生成部
333’から送出されるヌルパケットをTSストリーム
として出力するよう指示する。また、Tn≦Tcの場
合、コントロール部331’はヌルパケット生成部33
3’に対する送出開始信号の出力、および入力切替部3
34’に対する入力切替信号の出力を終了する。
ケットセレクト部31によって抽出されなかったTSパ
ケットを入力し、TSストリームとして再生装置5へ順
次転送している。この再生装置5への転送は、TSスト
リームのエンコードビットレートによらない、予め設定
された一定の伝送レートによって行なわれる。入力切替
部334’は、コントロール部331’から入力切替信
号を受けると、ヌルパケット生成部333’から出力さ
れるヌルパケットをTSストリームとして再生装置5へ
転送する。そして、ヌルパケット生成部333’からの
ヌルパケットの送出が終了すると、入力切替部334’
は、再び時刻情報パケットセレクト部31からのTSパ
ケットをTSストリームとして再生装置5へ転送する。
る録画再生装置によれば、コントロール部331’が入
力された時刻情報と再生カウンタ部335の現在値とを
比較し、Tn>Tcの場合にはヌルパケット生成部33
3’にヌルパケットの送出を指示する送出開始信号を出
力し、入力切替信号を入力切替部334’へ出力するよ
うにしたので、実施の形態1におけるヌルパケット挿入
部33のように送出済みのパケット数をカウントする必
要がなくなり、装置の構成を簡略化することが可能とな
った。
の形態4における録画再生装置1’の概略構成を示すブ
ロック図である。本実施の形態における録画再生装置
は、図1に示す実施の形態1における録画再生装置と比
較して、PCR検出器13がPCR間引き部17に置換
されている点のみが異なる。したがって、重複する構成
および機能の詳細な説明は繰返さない。
いて説明したPCR検出器13を内部に有しており、パ
ケットセレクト部12から出力されたパケット中のPC
Rの検出と、PCRの間引きとを行なう。PCR検出器
13によってPCRパケットが検出されると、PCR間
引き部17はパケット到着時刻保持部15に保持される
そのパケットが到着した時刻と、PCR到着時刻保持部
14に保持される以前PCRパケットとして時刻情報パ
ケット挿入部16へ転送したPCRパケットの到着時刻
との差分を算出する。そして、その差分が所定値以内で
あれば、PCR間引き部17はそのPCRパケットを削
除して間引きを行なう。
引き部17の処理手順を説明するためのフローチャート
である。まず、PCR検出器13は、パケットセレクト
部12から出力されたパケットの最初の6バイトを読込
み(S11)、アダプテーションフィールド制御ビット
と、PCRフラグとをチェックする(S12)。図2
(a)に示すように、4バイト目のアダプテーションフ
ィールド制御ビットの上位ビットが“1”であり、6バ
イト目のPCRフラグが“1”であれば、そのパケット
にPCRが含まれると判定し(S12,PCR含む)、
ステップS13へ処理が進む。また、それ以外の場合に
は、そのパケットにPCRが含まれていないと判定し
(S12,PCR含まない)、ステップS21へ処理が
進む。
17は、現在のPCRパケットが到着した時刻と、以前
にPCRパケットとして時刻情報パケット挿入部16へ
送出したPCRパケットの到着時刻との差分を算出す
る。そして、その差分が一定時間以内であるか否かが判
定される(S14)。
定時間以内)、そのPCRを削除する。すなわち、PC
R間引き部17は、そのPCRパケットのPCRフラグ
を“0”にして、ステップS11において読込んだ6バ
イトを出力する(S15)。そして、次の6バイト(P
CR)を破棄し、(アダプテーションフィールド長−
7)バイトだけ読込んでそのまま出力する(S16)。
そして、PCR間引き部17は、6バイトのスタッフィ
ングバイト出力し(S17)、残りのペイロード分(1
83−アダプテーションフィールド長)だけデータを読
込んでそのまま出力する(S18)。以上説明したS1
5〜S18の処理によって、図2(b)に示すPCR削
除後のTSパケットが生成される。
定時間以上であれば(S14,一定時間以上)、PCR
間引き部17は、パケット到着時刻保持部15に保持さ
れる時刻情報をPCR到着時刻保持部14にコピーし
(S19)、時刻情報パケット挿入部16にPCR検出
信号を出力する(S20)。そして、ステップS11に
おいて読込んだ6バイトをそのまま出力し(S21)、
残りのデータもそのまま出力する(S22)。
る録画再生装置によれば、PCR間引き部17が現在の
PCRパケットが到着した時刻と、以前にPCRパケッ
トとして時刻情報パケット挿入部16へ送出したPCR
パケットの到着時刻との差分を算出し、その差分が一定
時間以内であればそのPCRを削除するようにしたの
で、PCRの出現頻度が大きいTSストリームであって
も時刻情報パケットが過剰に挿入されるのを防止するこ
とができ、記憶媒体の記憶容量を有効に利用することが
可能となった。
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請
求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味
および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図さ
れる。
の概略構成を示すブロック図である。
す図である。(b)は、PCR削除後のTSパケットを
示す図である。
るための図である。
ク図である。
めのブロック図である。
によって生成されるTSストリームを説明するための図
である。
ット挿入部16’の詳細を説明するためのブロック図で
ある。
挿入部33’の詳細を説明するためのブロック図であ
る。
置1’の概略構成を示すブロック図である。
き部17の処理手順を説明するためのフローチャートで
ある。
る。
る。
御部、4 記録媒体、5 再生装置、11 同期検出
部、12 パケットセレクト部、13 PCR検出部、
14 PCR到着時刻保持部、15 パケット到着時刻
保持部、16,16’ 時刻情報パケット挿入部、17
PCR間引き部、31 時刻情報パケットセレクト
部、32 時刻情報抽出部、33,33’ ヌルパケッ
ト挿入部、161,161’ コントロール部、162
入力切替部、163 パケット生成部、164,16
4’ 録画カウンタ部、331,331’ コントロー
ル部、332 PCR到着時刻保持部、333 ヌルパ
ケット生成部、334,334’ 入力切替部、335
再生カウンタ部。
Claims (18)
- 【請求項1】 TSストリームから所望の番組データに
対応したパケットを抽出するための抽出手段と、 前記TSストリームから前記所望の番組データに対応し
たPCRパケットを検出するための検出手段と、 前記検出手段によって検出されたPCRパケットの到着
時刻を保持するためのPCR到着時刻保持手段と、 前記抽出手段によって抽出されたパケットの到着時刻を
保持するためのパケット到着時刻保持手段と、 前記PCR到着時刻保持手段によって保持されるPCR
パケットの到着時刻を含んだ時刻情報パケットと、前記
パケット到着時刻保持手段によって保持されるパケット
の到着時刻を含んだ時刻情報パケットとを生成し、前記
抽出手段によって抽出されたパケットに挿入するための
時刻情報パケット挿入手段と、 前記時刻情報パケット挿入手段によって時刻情報パケッ
トが挿入されたデータを記録媒体に記録するための記録
手段とを含む録画装置。 - 【請求項2】 前記時刻情報パケット挿入手段は、所定
周期でカウントアップするカウント手段と、 前記検出手段によってPCRパケットが検出されると、
前記PCR到着時刻保持手段によって保持されるPCR
パケットの到着時刻を含んだ時刻情報パケットを生成し
て前記カウント手段をリセットし、 前記PCRパケットが到着してから前記カウント手段が
所定値を超える毎に前記パケット到着時刻保持手段によ
って保持されるパケットの到着時刻を含んだ時刻情報パ
ケットを生成するためのパケット生成手段と、 前記抽出手段によって抽出されたパケットと、前記パケ
ット生成手段によって生成された時刻情報パケットとを
切替えて出力するための入力切替手段とを含む、請求項
1記載の録画装置。 - 【請求項3】 前記時刻情報パケット挿入手段は、所定
周期でカウントアップするカウント手段と、 前記検出手段によってPCRパケットが検出されると、
前記PCR到着時刻保持手段によって保持されるPCR
パケットの到着時刻を含んだ時刻情報パケットを生成
し、 前記TSストリームの入力を開始してから前記カウント
手段が所定値を超える毎に前記パケット到着時刻保持手
段によって保持されるパケットの到着時刻を含んだ時刻
情報パケットを生成するためのパケット生成手段と、 前記抽出手段によって抽出されたパケットと、前記パケ
ット生成手段によって生成された時刻情報パケットとを
切替えて出力するための入力切替手段とを含む、請求項
1記載の録画装置。 - 【請求項4】 前記入力切替手段は、前記検出手段によ
って検出されたPCRパケットの直前に、前記パケット
生成手段によって生成されたPCRパケットの到着時刻
を含んだ時刻情報パケットを挿入する、請求項2または
3記載の録画装置。 - 【請求項5】 前記パケット生成手段は、前記PCRパ
ケットの直前に挿入される時刻情報パケットであるか否
かを判定するための識別子を含んだ時刻情報パケットを
生成する、請求項4記載の録画装置。 - 【請求項6】 前記パケット生成手段は、前記検出手段
によって検出されたPCRパケットの到着時刻と、前記
PCR到着時刻保持手段に保持される1つ前のPCRパ
ケットの到着時刻との差分が所定間隔以内の場合には、
前記パケット到着時刻保持手段によって保持されるパケ
ットの到着時刻を含んだ時刻情報パケットを生成しな
い、請求項2〜5のいずれかに記載の録画装置。 - 【請求項7】 前記録画装置はさらに、前記検出手段に
よって検出されたPCRパケットの到着時刻と、前記P
CR到着時刻保持手段に保持される1つ前のPCRパケ
ットの到着時刻との差分が所定間隔以内の場合には、前
記検出手段によって検出されたPCRパケットのPCR
を削除して前記時刻情報パケット挿入部へ出力するため
のPCR間引き手段を含む、請求項1〜6のいずれかに
記載の録画装置。 - 【請求項8】 記録媒体に記録されたデータを読出すた
めの読出手段と、前記読出手段によって読出されたデー
タから時刻情報パケットを抽出するための抽出手段と、 前記抽出手段によって抽出された時刻情報パケットに含
まれる時刻情報に基づいてヌルパケットを生成し、前記
抽出手段によって時刻情報パケットが抽出された後のス
トリームデータに前記生成されたヌルパケットを挿入す
るためのヌルパケット挿入手段と、 前記ヌルパケット挿入手段によってヌルパケットが挿入
された後のストリームデータを再生するための再生手段
とを含む再生装置。 - 【請求項9】 前記ヌルパケット挿入手段は、PCRパ
ケットの直前の時刻情報パケットに含まれる時刻情報を
保持するためのPCR到着時刻保持手段と、 前記抽出手段によって抽出された時刻情報パケットに含
まれる時刻情報と前記PCR到着時刻保持手段によって
保持される時刻情報との差分に基づいて、挿入すべきヌ
ルパケット数を算出するための算出手段と、 前記算出手段によって算出された数のヌルパケットを生
成するためのヌルパケット生成手段と、 前記抽出手段によって時刻情報パケットが抽出された後
のパケットと、前記ヌルパケット生成手段によって生成
されたヌルパケットとを切替えて出力するための入力切
替手段とを含む、請求項8記載の再生装置。 - 【請求項10】 前記PCR到着時刻保持手段は、最初
に到着したPCRパケットの直前の時刻情報パケットに
含まれる時刻情報を保持し、 前記算出手段は、前記最初のPCRパケットが到着して
から現在までの間に前記再生手段へ送出したパケット数
をカウントし、該パケット数、前記抽出手段によって抽
出された時刻情報パケットに含まれる時刻情報と前記P
CR到着時刻保持手段によって保持される時刻情報との
差分および伝送レートに基づいて、挿入すべきヌルパケ
ット数を算出する、請求項9記載の再生装置。 - 【請求項11】 PCR到着時刻保持手段は、到着した
最新のPCRパケットの直前の時刻情報パケットに含ま
れる時刻情報を保持し、 前記算出手段は、前記最新のPCRパケットが到着して
から現在までの間に前記再生手段へ送出したパケット数
をカウントし、該パケット数、前記抽出手段によって抽
出された時刻情報パケットに含まれる時刻情報と前記P
CR到着時刻保持手段によって保持される時刻情報との
差分および伝送レートに基づいて、挿入すべきヌルパケ
ット数を算出する、請求項9記載の再生装置。 - 【請求項12】 前記ヌルパケット挿入手段は、最初に
到着したPCRパケットの直前の時刻情報パケットに含
まれる時刻情報が設定され、所定周期でカウントアップ
するカウント手段と、 前記抽出手段によって抽出された時刻情報パケットに含
まれる時刻情報と、前記カウント手段のカウント値とを
比較するための比較手段と、 前記比較手段によって、前記抽出手段によって抽出され
た時刻情報パケットに含まれる時刻情報が、前記カウン
ト手段のカウント値より大きいと判定された場合には、
ヌルパケットを生成するためのヌルパケット生成手段
と、 前記抽出手段によって時刻情報パケットが抽出された後
のパケットと、前記ヌルパケット生成手段によって生成
されたヌルパケットとを切替えて出力するための入力切
替手段とを含む、請求項8記載の再生装置。 - 【請求項13】 TSストリームから所望の番組データ
に対応したパケットを抽出するステップと、 前記TSストリームから前記所望の番組データに対応し
たPCRパケットを検出するステップと、 前記検出されたPCRパケットの直前に該PCRパケッ
トが到着したときの時刻情報を含んだ時刻情報パケット
を生成して前記抽出されたパケットに挿入するステップ
と、 前記PCRパケットが到着してから所定時間を超える毎
に当該時刻情報を含んだ時刻情報パケットを生成して前
記抽出されたパケットに挿入するステップと、 前記時刻情報パケットが挿入されたデータを記録媒体に
記録するステップとを含む録画方法。 - 【請求項14】 TSストリームから所望の番組データ
に対応したパケットを抽出するステップと、 前記TSストリームから前記所望の番組データに対応し
たPCRパケットを検出するステップと、 前記検出されたPCRパケットの直前に該PCRパケッ
トが到着したときの時刻情報を含んだ時刻情報パケット
を生成して前記抽出されたパケットに挿入するステップ
と、 前記TSストリームの入力を開始してから所定時間を超
える毎に当該時刻情報を含んだ時刻情報パケットを生成
して前記抽出されたパケットに挿入するステップと、 前記時刻情報パケットが挿入されたデータを記録媒体に
記録するステップとを含む録画方法。 - 【請求項15】 前記時刻情報パケットは、PCRパケ
ットの直前の時刻情報パケットであるか否かを示す識別
子を含む、請求項13または14記載の録画方法。 - 【請求項16】 前記PCRパケットを検出するステッ
プは、PCRパケットが所定間隔内に検出された場合に
は、当該PCRパケット内のPCR情報を削除したパケ
ットを生成して出力するステップを含む、請求項13〜
15のいずれかに記載の録画方法。 - 【請求項17】 記録媒体に記録されたデータを読出す
ステップと、 前記読出されたデータから時刻情報パケットを抽出する
ステップと、 前記抽出された時刻情報パケットに含まれる時刻情報に
基づいてヌルパケットを生成し、前記時刻情報パケット
が抽出された後のストリームデータに前記生成されたヌ
ルパケットを挿入するステップと、 前記ヌルパケットが挿入された後のストリームデータを
再生するステップとを含む再生方法。 - 【請求項18】 前記ヌルパケットを挿入するステップ
は、PCRパケットの直前の時刻情報パケットに含まれ
る時刻情報を保持するステップと、 前記抽出された時刻情報パケットに含まれる時刻情報と
前記保持される時刻情報との差分に基づいて、挿入すべ
きヌルパケット数を算出するステップと、 前記算出された数のヌルパケットを生成するステップ
と、 前記時刻情報パケットが抽出された後のパケットと、前
記生成されたヌルパケットとを切替えて出力するステッ
プとを含む、請求項17記載の再生方法。
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