JP2002118412A - 無線アクセスシステムにおける加入者局のアンテナ方位調整方法 - Google Patents
無線アクセスシステムにおける加入者局のアンテナ方位調整方法Info
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- JP2002118412A JP2002118412A JP2000305735A JP2000305735A JP2002118412A JP 2002118412 A JP2002118412 A JP 2002118412A JP 2000305735 A JP2000305735 A JP 2000305735A JP 2000305735 A JP2000305735 A JP 2000305735A JP 2002118412 A JP2002118412 A JP 2002118412A
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- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加入者局のアンテナ方位調整に伴う電波障害
が発生する環境下で、所望の基地局に最適なアンテナ方
位調整を容易且つ正確に行うことができる無線アクセス
システムにおける加入者局のアンテナ方位調整方法を提
供する。 【解決手段】 基地局1が送信する報知信号に固有の管
理情報を付加し、受信側である加入者局2送信元の基地
局をその管理情報によって判別し、送信元の基地局が所
望の基地局1である場合には、受信信号の受信電界強度
が冶具PC4に表示され、所望の基地局1でない場合に
は、受信信号の受信電界強度が冶具PC4に表示され
ず、表示された受信電界強度が最大となるよう加入者局
のアンテナ方位を調整可能とした無線アクセスシステム
における加入者局のアンテナ方位調整方法である。
が発生する環境下で、所望の基地局に最適なアンテナ方
位調整を容易且つ正確に行うことができる無線アクセス
システムにおける加入者局のアンテナ方位調整方法を提
供する。 【解決手段】 基地局1が送信する報知信号に固有の管
理情報を付加し、受信側である加入者局2送信元の基地
局をその管理情報によって判別し、送信元の基地局が所
望の基地局1である場合には、受信信号の受信電界強度
が冶具PC4に表示され、所望の基地局1でない場合に
は、受信信号の受信電界強度が冶具PC4に表示され
ず、表示された受信電界強度が最大となるよう加入者局
のアンテナ方位を調整可能とした無線アクセスシステム
における加入者局のアンテナ方位調整方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線を利用した高
速通信を実現する無線アクセスシステムに係り、特に、
加入者局のアンテナ方位調整(新規設置及び再調整)を
容易かつ確実に行うことが可能な無線アクセスシステム
における加入者局のアンテナ方位調整方法に関する。
速通信を実現する無線アクセスシステムに係り、特に、
加入者局のアンテナ方位調整(新規設置及び再調整)を
容易かつ確実に行うことが可能な無線アクセスシステム
における加入者局のアンテナ方位調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】加入者系無線アクセスシステム(FW
A:Fixed Wireless Access )は、無線を利用した高速
回線を供給できる無線LANシステムの1つである。こ
こでは、1つ基地局と、これに接続する複数の加入者局
から構成されるP−MP(Point to Multi Point)方式
について説明する。
A:Fixed Wireless Access )は、無線を利用した高速
回線を供給できる無線LANシステムの1つである。こ
こでは、1つ基地局と、これに接続する複数の加入者局
から構成されるP−MP(Point to Multi Point)方式
について説明する。
【0003】尚、上記加入者系無線アクセスシステムに
関する従来技術としては、平成12年(2000年)4
月7日公開の特開2000−101511号「加入者系
無線アクセスシステムにおける送信レベル制御方法およ
び送受信装置」がある。この発明は、必要以上に高い送
信レベルの発生を抑制する加入者系無線アクセスシステ
ムにおける送信レベル制御方法であり、データの種別毎
の所要の受信レベルを生成し、データの受信レベルを検
出し、検出結果と所要の受信レベルとの差を求め、レベ
ル差に応じて送信レベルを制御するものである。
関する従来技術としては、平成12年(2000年)4
月7日公開の特開2000−101511号「加入者系
無線アクセスシステムにおける送信レベル制御方法およ
び送受信装置」がある。この発明は、必要以上に高い送
信レベルの発生を抑制する加入者系無線アクセスシステ
ムにおける送信レベル制御方法であり、データの種別毎
の所要の受信レベルを生成し、データの受信レベルを検
出し、検出結果と所要の受信レベルとの差を求め、レベ
ル差に応じて送信レベルを制御するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線アクセスシステムでは、新規加入者局設置及
び、加入者移設に伴うアンテナ方位調整において、当該
無線アクセスシステムで使用する周波数帯域は、22G
Hz/26GHz/36GHz帯(準ミリ波/ミリ波)
と比較的高い帯域を用いるため、電波の指向性が強く、
アンテナ方位による基地局と加入者局間の通信の安定化
が重要な課題となっていた。
来の無線アクセスシステムでは、新規加入者局設置及
び、加入者移設に伴うアンテナ方位調整において、当該
無線アクセスシステムで使用する周波数帯域は、22G
Hz/26GHz/36GHz帯(準ミリ波/ミリ波)
と比較的高い帯域を用いるため、電波の指向性が強く、
アンテナ方位による基地局と加入者局間の通信の安定化
が重要な課題となっていた。
【0005】具体的に説明すると、広い地域をカバーす
る場合、複数の基地局を設置する。各基地局は同一周波
数で通信を行うため、加入者局の設置場所により複数の
基地局から受信可能となる場合がある。また、建造物に
よる反射、マルチパスや同一周波数帯を用いた別の無線
機器などから影響を受ける。そのため、加入者局が所望
の基地局に対し、最適なアンテナ方位に調整することが
困難となるという問題点があった。
る場合、複数の基地局を設置する。各基地局は同一周波
数で通信を行うため、加入者局の設置場所により複数の
基地局から受信可能となる場合がある。また、建造物に
よる反射、マルチパスや同一周波数帯を用いた別の無線
機器などから影響を受ける。そのため、加入者局が所望
の基地局に対し、最適なアンテナ方位に調整することが
困難となるという問題点があった。
【0006】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、加入者局のアンテナ方位調整に伴う電波障害(近接
の所望ではない基地局から送信信号、建造物による反
射、マルチパスや同一周波数を用いる無線機器による電
波障害)が発生する環境下で、所望の基地局に最適なア
ンテナ方位調整を容易且つ正確に行うことができる無線
アクセスシステムにおける加入者局のアンテナ方位調整
方法を提供することを目的とする。
で、加入者局のアンテナ方位調整に伴う電波障害(近接
の所望ではない基地局から送信信号、建造物による反
射、マルチパスや同一周波数を用いる無線機器による電
波障害)が発生する環境下で、所望の基地局に最適なア
ンテナ方位調整を容易且つ正確に行うことができる無線
アクセスシステムにおける加入者局のアンテナ方位調整
方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、無線アクセスシステムにおける
加入者局のアンテナ方位調整方法において、各基地局に
は固有の管理情報が予め設定されており、基地局が送信
する報知信号に管理情報を付加し、受信側である加入者
局は送信元の基地局を管理情報によって判別し、送信元
の基地局が所望の基地局である場合には、受信信号の受
信電界強度が冶具に表示されるが、所望の基地局でない
場合には、受信信号の受信電界強度が冶具に表示され
ず、表示された受信電界強度が最大となるよう加入者局
のアンテナ方位を調整可能としたものであり、加入者局
のアンテナ方位調整に伴う電波障害が発生する環境下
で、所望の基地局に最適なアンテナ方位調整を容易且つ
正確に行うことができる。
決するための本発明は、無線アクセスシステムにおける
加入者局のアンテナ方位調整方法において、各基地局に
は固有の管理情報が予め設定されており、基地局が送信
する報知信号に管理情報を付加し、受信側である加入者
局は送信元の基地局を管理情報によって判別し、送信元
の基地局が所望の基地局である場合には、受信信号の受
信電界強度が冶具に表示されるが、所望の基地局でない
場合には、受信信号の受信電界強度が冶具に表示され
ず、表示された受信電界強度が最大となるよう加入者局
のアンテナ方位を調整可能としたものであり、加入者局
のアンテナ方位調整に伴う電波障害が発生する環境下
で、所望の基地局に最適なアンテナ方位調整を容易且つ
正確に行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る無
線アクセスシステムにおける加入者局のアンテナ方位調
整方法は、基地局が送信する報知信号に固有の管理情報
を付加し、受信側である加入者局は送信元の基地局をそ
の管理情報によって判別し、送信元の基地局が所望の基
地局である場合には、受信信号の受信電界強度が冶具に
表示され、所望の基地局でない場合には、受信信号の受
信電界強度が冶具に表示されず、表示された受信電界強
度が最大となるよう加入者局のアンテナ方位を調整可能
としたものであり、加入者局のアンテナ方位調整に伴う
電波障害が発生する環境下で、所望の基地局に最適なア
ンテナ方位調整を容易且つ正確に行うことができるもの
である。
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る無
線アクセスシステムにおける加入者局のアンテナ方位調
整方法は、基地局が送信する報知信号に固有の管理情報
を付加し、受信側である加入者局は送信元の基地局をそ
の管理情報によって判別し、送信元の基地局が所望の基
地局である場合には、受信信号の受信電界強度が冶具に
表示され、所望の基地局でない場合には、受信信号の受
信電界強度が冶具に表示されず、表示された受信電界強
度が最大となるよう加入者局のアンテナ方位を調整可能
としたものであり、加入者局のアンテナ方位調整に伴う
電波障害が発生する環境下で、所望の基地局に最適なア
ンテナ方位調整を容易且つ正確に行うことができるもの
である。
【0009】本発明の実施の形態に係る無線アクセスシ
ステムについて図1を用いて説明する。図1は、本発明
の実施の形態に係る無線アクセスシステムの概略図であ
る。本実施の形態に係る無線アクセスシステム(本シス
テム)は、図1に示すように、複数の基地局1と、一つ
の基地局1と無線で接続する複数の加入者局2と、基地
局1を結ぶ専用線を用いた基幹ネットワーク3とから構
成されている。このシステム構成にて、基地局1と加入
者局2と間で無線通信が為される。
ステムについて図1を用いて説明する。図1は、本発明
の実施の形態に係る無線アクセスシステムの概略図であ
る。本実施の形態に係る無線アクセスシステム(本シス
テム)は、図1に示すように、複数の基地局1と、一つ
の基地局1と無線で接続する複数の加入者局2と、基地
局1を結ぶ専用線を用いた基幹ネットワーク3とから構
成されている。このシステム構成にて、基地局1と加入
者局2と間で無線通信が為される。
【0010】基地局と複数の加入者局が通信を行うため
に、図2に示す無線フレームを周期的に送受信する。図
2は、無線フレームの概略構成図である。無線フレーム
は、図2に示すように、報知信号、フレーム信号、デー
タ信号、リンク信号から構成された特定の時間幅をもつ
無線フレームである。
に、図2に示す無線フレームを周期的に送受信する。図
2は、無線フレームの概略構成図である。無線フレーム
は、図2に示すように、報知信号、フレーム信号、デー
タ信号、リンク信号から構成された特定の時間幅をもつ
無線フレームである。
【0011】無線フレームにおける各信号を具体的に説
明する。報知信号は、基地局1から配下の全加入者局2
に送信され、同期確保、1フレーム内の全データ信号の
帯域割当状況を報知する制御チャンネルである。フレー
ム信号は、後述のリンク信号の帯域割当を基地局1から
通知する制御チャンネルである。データ信号は、実際に
データを伝送するチャンネルである。リンク信号は、加
入者局2から基地局1へ送信される要求、加入者局の受
信状況を通知するチャンネルである。
明する。報知信号は、基地局1から配下の全加入者局2
に送信され、同期確保、1フレーム内の全データ信号の
帯域割当状況を報知する制御チャンネルである。フレー
ム信号は、後述のリンク信号の帯域割当を基地局1から
通知する制御チャンネルである。データ信号は、実際に
データを伝送するチャンネルである。リンク信号は、加
入者局2から基地局1へ送信される要求、加入者局の受
信状況を通知するチャンネルである。
【0012】次に、本システムにおける加入者局のアン
テナ方位調整方法を実現する構成について図3を用いて
説明する。図3は、本発明の実施の形態に係る無線アク
セスシステムにおける加入者局のアンテナ方位調整方法
を説明する構成図である。図3に示す無線アクセスシス
テムは、基地局A1aと、基地局B1bと、加入者局2
と、加入者局2に接続する冶具PC4とから構成されて
いる。
テナ方位調整方法を実現する構成について図3を用いて
説明する。図3は、本発明の実施の形態に係る無線アク
セスシステムにおける加入者局のアンテナ方位調整方法
を説明する構成図である。図3に示す無線アクセスシス
テムは、基地局A1aと、基地局B1bと、加入者局2
と、加入者局2に接続する冶具PC4とから構成されて
いる。
【0013】基地局1は、それぞれ固有の管理情報(管
理番号:ID)が設定されており、運営中に送信する報
知信号にIDを付加する。加入者局2は、所望の基地局
1のIDが登録されており、受信した報知情報が所望の
基地局1からのものであるか否か当該IDで判別し、所
望の基地局のIDであれば同期確保を行う。
理番号:ID)が設定されており、運営中に送信する報
知信号にIDを付加する。加入者局2は、所望の基地局
1のIDが登録されており、受信した報知情報が所望の
基地局1からのものであるか否か当該IDで判別し、所
望の基地局のIDであれば同期確保を行う。
【0014】図3では、加入者局2は、所望の基地局を
基地局A1a(ID:0A)とすると、基地局B1b
(ID:0B)とマルチパス反射の信号を受けるが、報
知信号に含まれるIDを判別する。加入局2は、基地局
A1aを所望の基地局とするので、報知信号にID:0
Aを含む無線フレームの同期を確保し、当該報知信号の
受信電界強度(RSSI)を冶具PC4に出力する。
基地局A1a(ID:0A)とすると、基地局B1b
(ID:0B)とマルチパス反射の信号を受けるが、報
知信号に含まれるIDを判別する。加入局2は、基地局
A1aを所望の基地局とするので、報知信号にID:0
Aを含む無線フレームの同期を確保し、当該報知信号の
受信電界強度(RSSI)を冶具PC4に出力する。
【0015】冶具PC(パーソナルコンピュータ)4
は、加入者局2に接続され、所望の基地局からの報知信
号の受信電界強度(RSSI)を入力してRSSIの値
を測定し、そのRSSIの値を表示する。このRSSI
の値が最大となるように、加入者局2のアンテナ方位を
調整し、最適な加入者局2のアンテナ方位を設定する。
図3では、冶具PCは所望の基地局A1aのRSSIの
値を表示する。ここでは、RSSIの値の測定を冶具P
C4に行わせているが、加入者局2に行わせることも可
能であり、更に冶具PCの機能を全て加入者局2に含め
るようにしてもよい。
は、加入者局2に接続され、所望の基地局からの報知信
号の受信電界強度(RSSI)を入力してRSSIの値
を測定し、そのRSSIの値を表示する。このRSSI
の値が最大となるように、加入者局2のアンテナ方位を
調整し、最適な加入者局2のアンテナ方位を設定する。
図3では、冶具PCは所望の基地局A1aのRSSIの
値を表示する。ここでは、RSSIの値の測定を冶具P
C4に行わせているが、加入者局2に行わせることも可
能であり、更に冶具PCの機能を全て加入者局2に含め
るようにしてもよい。
【0016】次に、本発明の実施の形態に係る無線アク
セスシステムにおける加入者局のアンテナ方位調整方法
を具体的に説明する。基地局1は、固有の管理番号:I
Dが設定されており、基地局1自身のID情報を報知信
号に付加して送信することで、加入者局2は、受信する
報知信号の送信元基地局1を判別する。
セスシステムにおける加入者局のアンテナ方位調整方法
を具体的に説明する。基地局1は、固有の管理番号:I
Dが設定されており、基地局1自身のID情報を報知信
号に付加して送信することで、加入者局2は、受信する
報知信号の送信元基地局1を判別する。
【0017】加入者局2は、アンテナ方位調整時に所望
の基地局1だけを受信し、同期確保を行い、受信する報
知信号の受信電界強度(RSSI)の値が冶具PC4で
測定され、その画面に表示する。表示される受信RSS
Iの値が、最大値となるアンテナ方位に調整する。以上
の新しい機能から、容易かつ正確に加入者局アンテナ方
位調整を行うことができる。
の基地局1だけを受信し、同期確保を行い、受信する報
知信号の受信電界強度(RSSI)の値が冶具PC4で
測定され、その画面に表示する。表示される受信RSS
Iの値が、最大値となるアンテナ方位に調整する。以上
の新しい機能から、容易かつ正確に加入者局アンテナ方
位調整を行うことができる。
【0018】特に、加入者局2における処理動作を図4
を用いて具体的に説明する。図4は、加入者局2におけ
る処理を示すフローチャート図である。まず、加入者局
2は、基地局1から送信された無線フレーム内の報知信
号から送信元の基地局の管理番号を判別する(S1)。
を用いて具体的に説明する。図4は、加入者局2におけ
る処理を示すフローチャート図である。まず、加入者局
2は、基地局1から送信された無線フレーム内の報知信
号から送信元の基地局の管理番号を判別する(S1)。
【0019】その判別の結果、送信元の基地局が所望の
基地局であるか否かを判断し(S2)、所望の基地局で
なければ(Noの場合)、処理S1に戻る。所望の基地
局であれば(Yesの場合)、信号の受信・同期確保を
行う(S3)。
基地局であるか否かを判断し(S2)、所望の基地局で
なければ(Noの場合)、処理S1に戻る。所望の基地
局であれば(Yesの場合)、信号の受信・同期確保を
行う(S3)。
【0020】その後、加入者局2は、報知信号のRSS
Iを冶具PC4に出力する(S4)。冶具PC4では、
RSSIの値を測定し、その表示部にRSSIの値が表
示され、加入者局2におけるアンテナの方位が調整され
ることになる。
Iを冶具PC4に出力する(S4)。冶具PC4では、
RSSIの値を測定し、その表示部にRSSIの値が表
示され、加入者局2におけるアンテナの方位が調整され
ることになる。
【0021】本発明の実施の形態に係る無線アクセスシ
ステムにおける加入者局のアンテナ方位調整方法によれ
ば、加入者局2は基地局1から送信される報知信号内の
管理番号から所望の基地局をからの信号であるか否かを
判別し、所望の基地局の信号の場合のみ、その報知信号
のRSSIを出力して、冶具PC4でRSSIの値の測
定・表示を行い、当該表示を参照しながら加入者局2に
おけるアンテナの方位を所望の基地局に対して調整する
ようにしているので、加入者局のアンテナ方位調整に伴
う電波障害が発生する環境下で、所望の基地局に最適な
アンテナ方位調整を容易且つ正確に行うことができる効
果がある。
ステムにおける加入者局のアンテナ方位調整方法によれ
ば、加入者局2は基地局1から送信される報知信号内の
管理番号から所望の基地局をからの信号であるか否かを
判別し、所望の基地局の信号の場合のみ、その報知信号
のRSSIを出力して、冶具PC4でRSSIの値の測
定・表示を行い、当該表示を参照しながら加入者局2に
おけるアンテナの方位を所望の基地局に対して調整する
ようにしているので、加入者局のアンテナ方位調整に伴
う電波障害が発生する環境下で、所望の基地局に最適な
アンテナ方位調整を容易且つ正確に行うことができる効
果がある。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、各基地局には固有の管
理情報が予め設定されており、基地局が送信する報知信
号に管理情報を付加し、受信側である加入者局は送信元
の基地局を管理情報によって判別し、送信元の基地局が
所望の基地局である場合には、受信信号の受信電界強度
が冶具に表示されるが、所望の基地局でない場合には、
受信信号の受信電界強度が冶具に表示されず、表示され
た受信電界強度が最大となるよう加入者局のアンテナ方
位を調整可能とした無線アクセスシステムにおける加入
者局のアンテナ方位調整方法としているので、加入者局
のアンテナ方位調整に伴う電波障害が発生する環境下
で、所望の基地局に最適なアンテナ方位調整を容易且つ
正確に行うことができる効果がある。
理情報が予め設定されており、基地局が送信する報知信
号に管理情報を付加し、受信側である加入者局は送信元
の基地局を管理情報によって判別し、送信元の基地局が
所望の基地局である場合には、受信信号の受信電界強度
が冶具に表示されるが、所望の基地局でない場合には、
受信信号の受信電界強度が冶具に表示されず、表示され
た受信電界強度が最大となるよう加入者局のアンテナ方
位を調整可能とした無線アクセスシステムにおける加入
者局のアンテナ方位調整方法としているので、加入者局
のアンテナ方位調整に伴う電波障害が発生する環境下
で、所望の基地局に最適なアンテナ方位調整を容易且つ
正確に行うことができる効果がある。
【図1】本発明の実施の形態に係る無線アクセスシステ
ムの概略図である。
ムの概略図である。
【図2】無線フレームの概略構成図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る無線アクセスシステ
ムにおける加入者局のアンテナ方位調整方法を説明する
構成図である。
ムにおける加入者局のアンテナ方位調整方法を説明する
構成図である。
【図4】加入者局2における処理を示すフローチャート
図である。
図である。
1…基地局、 2…加入者局、 3…基幹ネットワー
ク、 4…冶具PC
ク、 4…冶具PC
フロントページの続き (72)発明者 沖野 恵美 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 村本 充 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 Fターム(参考) 5J021 EA01 HA10 5K027 AA12 BB03 CC08 EE15 FF02 FF22 MM17 5K067 AA02 AA34 DD19 DD25 DD43 DD44 EE02 EE10 EE16 EE22 EE64 EE65 FF16 FF23 HH24 LL08 LL11
Claims (1)
- 【請求項1】 各基地局には固有の管理情報が予め設定
されており、基地局が送信する報知信号に前記管理情報
を付加し、受信側である加入者局は送信元の基地局を前
記管理情報によって判別し、送信元の基地局が所望の基
地局である場合には、受信信号の受信電界強度が冶具に
表示されるが、所望の基地局でない場合には、受信信号
の受信電界強度が前記冶具に表示されず、前記表示され
た受信電界強度が最大となるよう前記加入者局のアンテ
ナ方位を調整可能としたことを特徴とする無線アクセス
システムにおける加入者局のアンテナ方位調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000305735A JP2002118412A (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | 無線アクセスシステムにおける加入者局のアンテナ方位調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000305735A JP2002118412A (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | 無線アクセスシステムにおける加入者局のアンテナ方位調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002118412A true JP2002118412A (ja) | 2002-04-19 |
Family
ID=18786537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000305735A Pending JP2002118412A (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | 無線アクセスシステムにおける加入者局のアンテナ方位調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002118412A (ja) |
-
2000
- 2000-10-05 JP JP2000305735A patent/JP2002118412A/ja active Pending
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