JP2002118404A - 送信帯域阻止フィルタ内蔵型衛星通信用周波数コンバータ - Google Patents

送信帯域阻止フィルタ内蔵型衛星通信用周波数コンバータ

Info

Publication number
JP2002118404A
JP2002118404A JP2000307255A JP2000307255A JP2002118404A JP 2002118404 A JP2002118404 A JP 2002118404A JP 2000307255 A JP2000307255 A JP 2000307255A JP 2000307255 A JP2000307255 A JP 2000307255A JP 2002118404 A JP2002118404 A JP 2002118404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
opening
frequency converter
satellite communication
filter plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000307255A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4301720B2 (ja
Inventor
Masanobu Suzuki
正伸 鈴木
Yasunori Kishizawa
靖典 岸沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
New Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New Japan Radio Co Ltd filed Critical New Japan Radio Co Ltd
Priority to JP2000307255A priority Critical patent/JP4301720B2/ja
Publication of JP2002118404A publication Critical patent/JP2002118404A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4301720B2 publication Critical patent/JP4301720B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で送信波の抑圧を可能とし、送信
波による利得抑圧、雑音指数の劣化を防止する。 【解決手段】 導波管部1の開口部4の周囲には、段部
8が形成されており、この段部8にフィルタ板9の周縁
部がかしめ等により固定されるようになっており、フィ
ルタ板9は、双方向衛星通信方式における送信波に対し
て阻止特性を有しており、導波管部1内への送信波の進
入が確実に阻止され、送信波による回路基板3に形成さ
れた回路の利得抑圧、雑音指数の劣化が防止できるよう
になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星通信用の送受
信アンテナシステムにおいて用いられる導波管一体型の
衛星通信用周波数コンバータに係り、特に、受信性能の
向上と共に構成の簡素化等を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】衛星通信用の送受信アンテナシステムに
おいて用いられる導波管一体型の衛星通信用周波数コン
バータとしては、例えば、図9及び図10に示されたよ
うなものが公知・周知となっている。すなわち、同図を
参照しつつこの衛星通信用周波数コンバータについて説
明すれば、この衛星通信用周波数コンバータは、受信信
号が入力される導波管部1に、回路基板3が搭載される
筐体部2が一体に形成されてなるものである。回路基板
3には、マイクロ波トランジスタなどを用いてなる周波
数コンバータ回路が構成されており、導波管部1に入力
された受信信号が、プローブ6を介してこの周波数コン
バータ回路の入力端に印加されるようになっている一
方、周波数コンバータ回路の出力信号は、出力コネクタ
7により外部へ出力できるようになっている。ところ
で、かかる衛星通信用周波数コンバータが用いられる衛
星通信システムは、送受信が同時に行われるいわゆる双
方向性となっているため、周波数コンバータ回路が送信
波の影響を受け易く、導波管部1において送信波を減衰
させて回路側へ入力されないようにする必要がある。そ
のため、例えば、図9及び図10に示されたように、導
波管部1にねじ21a,21bを設けて、これをリアク
タンス素子として作用させてなる公知・周知のいわゆる
導波管フィルタを構成し、これにより導波管部1へ伝搬
してくる送信波が減衰せしめられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなねじを用いた導波管フィルタにあっては、その製
造の際、導波管の部分に上述したねじを挿入するための
タップ加工を要し、加工作業に手間が掛かるだけでな
く、ねじの挿入寸法の調整を必要とし調整作業に時間を
要する等の問題があった。本発明は、上記実状に鑑みて
なされたもので、簡易な構成の送信波減衰用のフィルタ
を有してなる衛星通信用周波数コンバータを提供するも
のである。本発明の他の目的は、製造が容易で、調整作
業などの必要のない送信波減衰用のフィルタを有してな
る衛星通信用周波数コンバータを提供することにある。
本発明の他の目的は、送信波の影響が極めて少なく、送
信波による利得抑圧や雑音指数の劣化、さらには、不要
スプリアスの発生が無い衛星通信用周波数コンバータを
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記発明の目的を達成す
るため、本発明に係る送信帯域阻止フィルタ内蔵型衛星
通信用周波数コンバータは、アンテナからの受信信号が
入力される導波管部と、周波数コンバータ回路が形成さ
れてなる回路基板とが一体に取り付けられてなり、前記
導波管部において前記受信信号が前記周波数コンバータ
回路における伝送モードへ変換されるよう構成されてな
る衛星通信用周波数コンバータにおいて、前記導波管部
の開口部に、送信波に対して阻止特性を有するフィルタ
板を設けてなるものである。
【0005】かかる構成においては、特定の周波数に対
して阻止特性を有するフィルタ板を開口部に固定するだ
けで、従来のような製造工程における手間のかかる加工
作業や、その後の調整作業を行うことなく、送信波の阻
止が可能な衛星通信用周波数コンバータを提供すること
ができることとなるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1乃至図8を参照しつつ説明する。なお、以下に
説明する部材、配置等は本発明を限定するものではな
く、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができる
ものである。なお、図9及び図10に示された従来装置
と同一の構成要素については、同一の符号を付すことと
する。最初に、この発明の実施の形態における送信帯域
阻止フィルタ内蔵型衛星通信用周波数コンバータ(以下
「本コンバータ」と言う)の構成について、図1乃至図
3を参照しつつ説明する。本コンバータは、後述する送
信帯域阻止フィルタ10を設けるようにした点を除け
ば、その基本的構成は、従来の衛星通信用周波数コンバ
ータとほぼ同一のものである。すなわち、本コンバータ
は、導波管部1と、この導波管部1と一体形成されてな
る筐体部2と、回路基板3とに大別されて構成されたも
のとなっている(図1参照)。
【0007】導波管部1は、開口部4が一つだけのもの
で、開口部4が形成された端部には、他の導波管(図示
せず)との接合のための角形フランジ5が形成されたも
のとなっている(図2参照)一方、開口部4と対向する
反対側の端部は閉鎖されたものとなっているものであ
る。そして、開口部4へは、図示されない衛星通信用ア
ンテナで受信された受信信号(電磁波)が入力されるよ
うになっている(図1の白抜き矢印参照)。導波管部1
には、適宜な位置において、プローブ6が設けられてお
り、導波管部1内の電磁波を、回路基板3に形成された
高周波回路(図示せず)の入力部分へ印加するための伝
送モードに変換できるようになっている。筐体部2は、
この導波管部1の閉鎖部分の一部が開口部4と反対方向
へ延設されるようにして一体形成されたもので、回路基
板3がその表面に配設(図1参照)できるように適宜な
長さと面積とを有したものとなっている。回路基板3
は、その一部が導波管部1の上面(図1において紙面左
側)に配設されると共に、他の部分が筐体部2に配設さ
れるようになっているものである。この回路基板3は、
いわゆるマイクロ波回路が形成されているもので、具体
的には、例えば、リニアアンプ、ミキサー、局部発振器
及び中間周波数増幅器等の回路(図示せず)により、受
信信号を所定の中間周波数信号へ変換するための周波数
コンバータが構成されたものとなっており、その出力信
号は、筐体部2の端部に形成された筐体フランジ2aに
設けられた出力コネクタ7を介して外部へ取り出すこと
ができるようになっている。
【0008】また、導波管部1の開口部4の周囲の部位
には、開口部4を囲むように段部8が形成されたものと
なっている(図1参照)。そして、この段部8には、フ
ィルタ板9の周縁部が接合されるようになっており(図
1参照)、開口部4に送信帯域阻止フィルタ10が形成
されるようになっている。このフィルタ板9は、板厚が
比較的薄い(0.5mm程度)金属板を用いてなり、図
2に示されたように、その周縁部分の複数箇所(図2に
おいて白抜き三角形が示された箇所)が導波管部1と、
例えば、打点かしめによりかしめられて段部8に固定さ
れるようになっている。
【0009】そして、この発明の実施の形態におけるフ
ィルタ板9の平面形状は、図2及び図3に示されたよう
に、周辺の部位9aが所定の均一な幅となるようにして
内側が矩形状のフィルタ開口部11とされると共に、こ
のフィルタ開口部11には、第1の調整片12と第2の
調整片13とが形成されたものとなっている。なお、フ
ィルタ開口部11の大きさは、導波管部1の開口部4と
ほぼ一致したものとするのが好適である。すなわち、第
1の調整片12は、幅e(cm)の短冊状に形成されて
なり、フィルタ開口部11の一つの角、この発明の実施
の形態においては、図3に示された状態で言えば、フィ
ルタ開口部11の右上角から左横方向(同図紙面左方
向、換言すれば水平方向)へ第1の所定の長さとしてc
(cm)の内寸を有してなる第1の小開口部16aが形
成されるように、上下の周辺の部位9aを連結して設け
られたものとなっている。一方、第2の調整片13は、
フィルタ開口部11の左上角から右横方向(同図紙面右
方向)へ第2の所定の長さとしてa(cm)、また、同
じくフィルタ開口部11の左上角から下方向(垂直方
向)へ第3の所定の長さとしてf(cm)の内寸をそれ
ぞれ有してなる第2の小開口部16bが形成されてなる
ように幅d(cm)をもって設けられたものとなってい
る。すなわち、この第2の調整片13自体の形状は、略
L字をその縦の部位を線対称軸としてその左側に転写さ
せたような形状に形成されたものとなっている。
【0010】このような形状を有してなるフィルタ板9
は、電磁波の伝搬路14において、電磁波の伝搬方向
(図4において白抜き矢印方向)に直交するように設け
られる(図4参照)ことによって、第1の調整片12
は、電磁波に対して等価的に第1のコイルL1として作
用することとなる(図5参照)。また、第2の調整片1
3の垂直方向の部位13aは、電磁波に対して等価的に
第2のコイルL2として作用することとなり、第2の調
整片13の水平方向の部位13bは、コンデンサCとし
て作用することとなり、結局、第2の調整片13は、等
価的に、第2のコイルL2とコンデンサCの直列回路と
して作用することとなる(図5参照)。したがって、伝
搬路14に対するこのフィルタ板9の等価回路は、図6
に示されたように、第1のコイルL1が伝搬路14に対
して並列に接続されると同時に、第2のコイルL2とコ
ンデンサCとの直列回路部分が並列接続されたと等価な
ものとなる。そして、かかる回路は、第1及び第2のコ
イルL1,L2のインダクタンス並びにコンデンサCの
キャパシタンスの大きさによって定まる所定の周波数の
電磁波の伝搬に対して阻止作用を有する阻止フィルタと
なるものである。特に、本発明の実施の形態において
は、伝搬が阻止される所定の周波数を、導波管部1に侵
入してくる送信周波数に設定したことによって、フィル
タ板9が設けられた導波管部1の開口部4には、送信周
波数の電磁波を阻止することのできる送信帯域阻止フィ
ルタ10が形成されたものとなっている。なお、フィル
タ板9が所望の周波数に対して阻止特性を有するように
するには、具体的には、図3に示されたa〜fの寸法を
適宜選定すればよい。
【0011】図8には、本コンバータにおけるフィルタ
板9の挿入損失量を示す特性線図がしめされており、以
下、同図について説明すれば、まず、同図において縦軸
は挿入損失量(dB)を示し、横軸は周波数(GHz)
を示すものとなっている。また、三角形△の下に1を付
したものと、三角形△の下に数字の2を付したものとの
間は、本コンバータの受信周波数帯域であることを示
し、三角形△の下に数字の3を付したものと三角形△の
下に数字の4を付したものとの間は、阻止したい送信周
波数帯域であることを示している。同図によれば、本発
明の実施の形態におけるフィルタ板9の挿入損失量は、
送信周波数帯域において−20dB以下が確実に確保さ
れており、十分に送信帯域阻止が可能なものであること
が確認できる。
【0012】しかして、上記構成における本コンバータ
の動作について説明すれば、まず、図示されない衛星通
信用アンテナで受信された受信電波は、図示されないフ
ィードホーン(一次放射器)等を介して導波管部1の開
口部4へ入力されることとなる。また、この際、送信波
がフィーダへ侵入する等によって、受信波同様、導波管
部1の開口部4へ侵入してくる場合がある。受信波は、
送信帯域阻止フィルタ10によって何ら影響を受けない
ため、そのまま導波管部1内へ伝搬し、プローブ6によ
り回路基板3に形成された回路へ入力されるに適した伝
送モードに変換されて、回路の入力部分に入力されるこ
ととなる。一方、上述のようにして侵入してきた送信波
は、先に述べたように送信帯域阻止フィルタ10によ
り、導波管部1内部への伝搬が阻止されることとなり、
回路基板3の回路へ、送信信号が入力されることが回避
されることとなる。
【0013】なお、フィルタ板9は、必ずしも図3に示
されたような形状、寸法でなければ、上述したような阻
止フィルタとして作用しないものではなく、例えば、図
7に示されたような形状、寸法であっても良い。すなわ
ち、この図7に示された例のフィルタ板9Aは、矩形状
のフィルタ開口部11Aの一つの角の近傍が矩形状の調
整片15で塞がれた状態に形成されてなるものとなって
いる。ここで、調整片15は、同図の例の場合、フィル
タ開口部11Aの左上角から右横方向へa(cm)、ま
た、同じく左上角から下方向へf(cm)に渡って形成
されたものとなっている。なお、この場合の等価回路
も、先に図6に示されたものと同一である。
【0014】また、フィルタ板9を段部8に固定する方
法としては、必ずしも上述したようにかしめに限定され
る必要はなく、例えば、導電性接着剤による固定や、は
んだ付け等の固定方法であっても良いものである。
【0015】また、フィルタ9と段部8の間の防水性を
向上させるため、この間に例えば誘電体フィルムを挟む
構成としても良く、これにより、導波管部1内への水分
の侵入を阻止することができ、プローブ6と筐体部2の
間に防水加工を施す必要がなくなる。より具体的には、
例えば、表裏に接着剤を塗布し、フィルタ板9と略同一
の四角形の外形に型取ったポリイミドフィルムを介して
段部8とフィルタ板9を接着し、次いで打点かしめによ
りフィルタ板9を段部8に固定するようにすると好適で
ある。従来、プローブ6と筐体部2の間への水分の浸入
を阻止するためには、プローブ6の装着後に導波管部1
の内側から防水用のシール剤をプローブ6周りに塗布す
るか、又は、プローブ6にOリング等のパッキンを装着
して導波管部1の穴に圧入するかしなければならず、い
ずれもその作業工程が複雑であり、しかも、手作業に頼
らざる得ないといものであったが、上述したような構成
とすることによって防水のための作業工程を簡略化する
ことができる。即ち、防水のための作業工程を、フィル
タ板装着の組立工程に組み入れることができ、しかも、
その組立工程は段部8に対する一方向のみの作業動作で
済むため自動化し易いという特徴を有するものである。
なお、導波管部1内外の圧力差が問題となる場合には、
先のポリイミドフィルムに代えて、テフロン(商標名:
三沸化エチレン)等からなる多孔質防水透湿膜を採用す
ると良い。またさらに、段部8へのフィルタ板9の固定
は、打点かしめに代えてレーザ点溶接であってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
特定の周波数に対して阻止特性を有するフィルタ板を導
波管部の開口部に設けるようにしたので、従来と異な
り、簡易な方法で固定することができ、それによって、
従来のような製造工程における手間のかかる加工作業
や、その後の調整作業を行う必要がなくなり、簡易な構
成で送信波の侵入を防止できる送信帯域阻止フィルタ内
蔵型衛星通信用周波数コンバータを提供することができ
るという効果を奏するものである。また、簡易な構成に
より、回路部分への送信波の影響を確実に抑圧すること
ができるので、周波数コンバータ回路における従来のよ
うな送信波による利得抑圧や雑音指数の劣化を防止で
き、しかも、不要スプリアスの発生が無い送信帯域阻止
フィルタ内蔵型衛星通信用周波数コンバータを提供する
ことができるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における送信帯域阻止フィ
ルタ内蔵型衛星通信用周波数コンバータの構成を示す縦
断面図である。
【図2】図1に示された送信帯域阻止フィルタ内蔵型衛
星通信用周波数コンバータの導波管部の正面図である。
【図3】図1に示された送信帯域阻止フィルタ内蔵型衛
星通信用周波数コンバータに用いられるフィルタ板の正
面図である。
【図4】電磁波の伝搬路に直交するように置かれたフィ
ルタ板の様子を示す模式図である。
【図5】図3に示されたフィルタ板の第1の調整片及び
第2の調整片の機能を説明する説明図である。
【図6】図3に示されたフィルタ板の等価回路図であ
る。
【図7】フィルタ板の他の例を示す正面図である。
【図8】本発明の実施の形態におけるフィルタ板の挿入
損失を示す特性線図である。
【図9】従来の衛星通信用周波数コンバータの構成を示
す縦断面における端面図である。
【図10】図9に示された衛星通信用周波数コンバータ
の導波管部の正面図である。
【符号の説明】
1…導波管部 2…筐体部 3…回路基板 4…開口部 8…段部 9…フィルタ板 10…送信帯域阻止フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J006 LA01 LA25 MA01 MB01 MB03 NA09 5K062 AA09 AB06 AC01 BC05 BE08 BF03 BF07 5K072 AA04 BB22 DD01 DD15 GG02 GG11 GG19 GG39

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナからの受信信号が入力される導
    波管部と、周波数コンバータ回路が形成されてなる回路
    基板とが一体に取り付けられてなり、前記導波管部にお
    いて前記受信信号が前記周波数コンバータ回路における
    伝送モードへ変換されるよう構成されてなる衛星通信用
    周波数コンバータにおいて、 前記導波管部の開口部に、送信波に対して阻止特性を有
    するフィルタ板を設けてなることを特徴とする送信帯域
    阻止フィルタ内蔵型衛星通信用周波数コンバータ。
  2. 【請求項2】 前記開口部の周囲に当該開口部を囲むよ
    うに段部が形成され、当該段部にフィルタ板の周縁部が
    接合されてなることを特徴とする請求項1記載の送信帯
    域阻止フィルタ内蔵型衛星通信用周波数コンバータ。
  3. 【請求項3】 前記フィルタ板は、その周縁部が導波管
    部にかしめられて、段部に固定された状態とされること
    を特徴とする請求項2記載の送信帯域阻止フィルタ内蔵
    型衛星通信用周波数コンバータ。
  4. 【請求項4】 前記フィルタ板は、所望する周波数の電
    磁波の通過が阻止されるよう形成されたフィルタ開口部
    を有してなることを特徴とする請求項2または請求項3
    記載の送信帯域阻止フィルタ内蔵型衛星通信用周波数コ
    ンバータ。
  5. 【請求項5】 前記フィルタ板は、前記導波管部の開口
    部と同一のフィルタ開口部を有し、前記フィルタ開口部
    には、短冊状に形成されてなる第1の調整片が、前記フ
    ィルタ開口部の一つの角から水平方向において第1の所
    定の長さの内寸を有してなる第1の開口部が形成される
    ように前記フィルタ開口部の上下の周辺の部位を連結し
    て設けられると共に、 前記一つの角と水平方向で対向する角の近傍において、
    この角から水平方向及び垂直方向における内寸がそれぞ
    れ第2の所定の長さ、第3の所定の長さを有してなる第
    2の小開口部が形成されるように第2の調整片が設けら
    れてなることを特徴とする請求項4記載の送信帯域阻止
    フィルタ内蔵型衛星通信用周波数コンバータ。
JP2000307255A 2000-10-06 2000-10-06 送信帯域阻止フィルタ内蔵型衛星通信用周波数コンバータ Expired - Fee Related JP4301720B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000307255A JP4301720B2 (ja) 2000-10-06 2000-10-06 送信帯域阻止フィルタ内蔵型衛星通信用周波数コンバータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000307255A JP4301720B2 (ja) 2000-10-06 2000-10-06 送信帯域阻止フィルタ内蔵型衛星通信用周波数コンバータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002118404A true JP2002118404A (ja) 2002-04-19
JP4301720B2 JP4301720B2 (ja) 2009-07-22

Family

ID=18787796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000307255A Expired - Fee Related JP4301720B2 (ja) 2000-10-06 2000-10-06 送信帯域阻止フィルタ内蔵型衛星通信用周波数コンバータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4301720B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1443589A1 (en) * 2003-01-31 2004-08-04 Thomson Licensing S.A. Transition between a microstrip circuit and a waveguide and outside transmission reception unit incorporating the transition
WO2013039334A2 (ko) * 2011-09-16 2013-03-21 (주)넥스젠웨이브 수신 대역 저지 필터 일체형 송신기 도파관

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1443589A1 (en) * 2003-01-31 2004-08-04 Thomson Licensing S.A. Transition between a microstrip circuit and a waveguide and outside transmission reception unit incorporating the transition
FR2850793A1 (fr) * 2003-01-31 2004-08-06 Thomson Licensing Sa Transition entre un circuit micro-ruban et un guide d'onde et unite exterieure d'emission reception incorporant la transition
WO2013039334A2 (ko) * 2011-09-16 2013-03-21 (주)넥스젠웨이브 수신 대역 저지 필터 일체형 송신기 도파관
WO2013039334A3 (ko) * 2011-09-16 2013-05-10 (주)넥스젠웨이브 수신 대역 저지 필터 일체형 송신기 도파관
KR101322286B1 (ko) * 2011-09-16 2013-11-04 (주) 넥스젠웨이브 수신 대역 저지 필터 일체형 송신기 도파관

Also Published As

Publication number Publication date
JP4301720B2 (ja) 2009-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100313590B1 (ko) 튜너의구조체및이를사용한케이블모뎀튜너
US4679249A (en) Waveguide-to-microstrip line coupling arrangement and a frequency converter having the coupling arrangement
KR101829077B1 (ko) Rf 간섭 억제기
US7148766B2 (en) Transition between a microstrip circuit and a waveguide including a band stop filter and outside transmission reception unit incorporating the transition
US8131246B2 (en) High-frequency circuit having filtering function and reception device
JP2010272959A (ja) 高周波回路、低雑音ダウンコンバータおよびアンテナ装置
US4461041A (en) Integrated RF receiver/waveguide
JP2002118404A (ja) 送信帯域阻止フィルタ内蔵型衛星通信用周波数コンバータ
JP3905334B2 (ja) 受信装置
JPH09205305A (ja) アンテナ装置の同軸ケーブル接続構造
JP2001177312A (ja) 高周波接続モジュール
JP3519630B2 (ja) 同軸導波管変換器、及びそれを備えた衛星放送受信用コンバータ
US6023205A (en) Circuit arrangement for reducing passband ripple of a bandpass filter
GB2419746A (en) Planar dielectric line, high frequency active circuit, and transmitting/receiving device
JP4301722B2 (ja) 受信帯域雑音抑圧フィルタ内蔵送信機
JPH0238514Y2 (ja)
JP3387018B2 (ja) 直交2偏波導波管入力装置および当該直交2偏波導波管入力装置を用いた衛星放送受信用のコンバータ
JP2001244829A (ja) 無線端末装置及びそのシールド方法
JP2005217753A (ja) 増幅器
JPH06291529A (ja) 車両用ガラスアンテナ
JP4347511B2 (ja) 送信帯域阻止フィルタ内蔵衛星放送用周波数コンバータ
WO2011016186A1 (ja) フィルタ装置
JP4356116B2 (ja) 高周波回路デバイス,高周波モジュール及び通信装置
JP2005311796A (ja) 矩形型導波管および、この矩形型導波管を備えたマイクロ波装置
JPH0374522B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070731

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080930

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090331

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090421

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120501

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120501

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150501

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees