JP2002117369A - 情報読取装置 - Google Patents

情報読取装置

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JP2002117369A
JP2002117369A JP2001301095A JP2001301095A JP2002117369A JP 2002117369 A JP2002117369 A JP 2002117369A JP 2001301095 A JP2001301095 A JP 2001301095A JP 2001301095 A JP2001301095 A JP 2001301095A JP 2002117369 A JP2002117369 A JP 2002117369A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はバーコード等のラベルに記述された
情報を読み取る情報読取装置に関し、把持時の操作性の
向上を図ることを目的とする。 【解決手段】 光学マークに対して光照射し、反射光を
受光して前記光学マークを読み取る機構を筐体内に備え
た情報読取装置において、筐体に光学マークを照射する
光線が出射する読取窓と、操作者により把持される把持
部とが形成し、把持部を筐体の前記読取窓が設けられた
面の裏側に当たる面が曲面状に形成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーコード等のラ
ベルに記述された情報を読み取る情報読取装置に関す
る。
【0002】近年、商品の分類、選別や商品購入時の会
計等のためにバーコードを記述したラベルを貼り付けた
ものが増加している。このようなバーコードは読取装置
により読み取られるもので読取装置には設置タイプのも
のやハンディタイプのもの、またこれら兼用のものがあ
る。そして、特に兼用のものは把持するときの操作性の
向上が望まれている。
【0003】
【従来の技術】従来、バーコードを読み取るバーコード
読取装置は接触式と非接触式のものがあり、非接触式の
ものはレーザ式のものが殆どである。これは、バーコー
ドにレーザ走査光を照射し、バーコードからの反射光を
検出することによりバーコードを読み取るものである。
このようなバーコード読取装置は上述のように設置タイ
プ、ハンディタイプ、これら兼用タイプのものがあり、
以下兼用タイプの読取装置について説明する。
【0004】図9に、従来のハンドスキャナの設置状態
の斜視図を示す。図9に示すハンドスキャナ11は、把
持部12と読取部13とから構成され、把持部12の後
端よりケーブル14が延出されてPOSシステム(レジ
スタやコンピュータ等で構成される)に接続される。上
記把持部12と読取部13の内部には、レーザ走査光を
照射し、反射光を検出する機構が設けられるもので、簡
単に説明すると、レーザダイオードで発生したレーザ光
がモータで回転されるポリゴンミラーなどの走査手段で
照射し、複数の方向に走査しつつ読取部13の読取窓か
ら外部に走査光15として照射する。
【0005】そして、バーコードに照射されたレーザ走
査光15はバーコードで反射され、上記読取窓を介して
フォトダイオードに入射されて電気信号に変換される。
このバーコードに応じた電気信号はCPUにより処理さ
れて上記POSシステム等に供給されるものである。因
みに、バーコードはバーの部分とスペースの部分とがU
PC(Universal Product Cod
e;万国製品コード)、EAN(European A
rticle Code;ヨーロッパ製品コード)、J
AN(Japan Article Number(c
ode):日本共通商品(コード))等で規格化された
所定の配置で配列された構成とされている。
【0006】一方、上記ハンドスキャナ11を設置する
場合のものとして、スタンド16が使用される。スタン
ド16は読取台17に支持部18が立設され、支持部1
8上にハンドスキャナ11の把持部12を載置させる載
置部19が形成される。すなわち、スタンド16は操作
者に向い合わせてなっており、ハンドスキャナ11が設
置されたときに、読取部13の読取窓から読取台17に
向かってレーザ走査光が照射される。
【0007】そこで、図10に、図9の使用状態の説明
図を示す。図10(A)はハンドスキャナ11を読取台
17に設置して使用する場合であり、ハンドスキャナ1
1の読取部13から操作者側に向かって照射されるレー
ザ走査光15に操作者20がバーコード21aが記述さ
れたラベル21(実際はラベル21が貼付けられた物)
を近づけてバーコード21aの面を読取部13に向けて
遮断させることにより、該バーコード21a部分からの
反射光が読取部13に入射して読み取りを行うものであ
る。
【0008】また、図10(B)はハンドスキャナ11
を操作者20が把持して使用する場合を示しており、操
作者がハンドスキャナ11の把持部12を把持し、読取
部13の読取窓をラベル(物)21のバーコード21a
部分に照準を合わせてレーザ走査光を照射するものであ
る。
【0009】続いて、図11に、従来の他の形状のハン
ドスキャナの説明図を示す。図11(A)は定置タイプ
のスキャナ22を示したものであり、箱状の筺体22a
で読取台23上にそのまま設置でき、また装置幅が操作
者が片手で把持できる程度のものである。このスキャナ
22は一側面に読取窓22b(図11(B)参照)に設
けられて該側部方向にレーザ走査光24が照射される。
従って、読取台23上に定置されたスキャナ22から照
射されるレーザ走査光24に対して操作者20がラベル
(物)21のバーコード21a部分を位置させることで
バーコード21aの読み取りを行わせる。
【0010】また、図11(B)は、図11(A)のス
キャナ22を操作者20が読取窓22bを外側にして筺
体22a部分を把持した状態を示したもので、読取窓2
2bからのレーザ走査光24をラベル(物)21のバー
コード21a部分に照射して該バーコード21aの読み
取りを行わせるものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図10
(A),(B)に示すハンドスキャナ11は、設置状態
のときに読取部13の読取窓が操作者20方向に位置さ
れ、その奥側に把持部12が位置されており、この状態
から操作者20が該把持部12を把持する場合に一度持
ち替えを要し、又は奥側の把持部12に手をのばして直
接に把持して向きを変える必要がある。また、図11
(A),(B)に示すスキャナ22も同様に定置状態か
ら把持する場合に、持ち替えや該スキャナ22の筺体2
2aの背面側に手をのばして直接に把持して向きを変え
る必要がある。このように、上記ハンドスキャナ11,
22は把持する場合に把持動作性が悪いという問題があ
ると共に、把持部12の後端よりケーブル14が延出す
ることから把持時に邪魔になり把持性が悪いという問題
がある。。
【0012】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、把持時の操作性の向上を図る情報読取装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1は、光学マークに対して光照射
し、反射光を受光して前記光学マークを読み取る機構を
筐体内に備えた情報読取装置において、前記筐体には、
前記光学マークを照射する光線が出射する読取窓と、操
作者により把持される把持部とが形成され、前記把持部
は、前記筐体の前記読取窓が設けられた面の裏側に当た
る面が曲面状に形成されていることを特徴とする。
【0014】さらに、本発明の請求項2は、光学マーク
に対して光照射し、反射光を受光して前記光学マークを
読み取る機構を筐体内に備えた情報読取装置において、
前記筐体には、前記光学マークを照射する光線が出射す
る読取窓と、操作者により把持される把持部とが形成さ
れ、前記把持部は、前記筐体の前記読取窓が設けられた
側に向けて屈曲されていることを特徴とする。
【0015】本発明の請求項1によれば、筐体に光学マ
ークを照射する光線が出射する読取窓と、操作者により
把持される把持部とを形成し、把持部を筐体の読取窓が
設けられた面の裏側に当たる面が曲面状に形成すること
により、装置の把持を容易とすることができる。
【0016】また、本発明の請求項2によれば、筐体に
光学マークを照射する光線が出射する読取窓と、操作者
により把持される把持部とを形成し、把持部を筐体の読
取窓が設けられた側に向けて屈曲することにより、操作
者がバーコード読取装置を定置状態から把持状態とする
場合に、操作者の手前上方より把持することが容易とす
ることができるものである。
【0017】なお、本発明は、光学マークに対して光照
射し、反射光を受光して前記光学マークを読み取る機構
を筺体内に備え、定置状態及び把持状態で使用される情
報読取装置において、前記筺体は、前記光照射及び反射
光の受光を行う読取窓が形成され、前記定置状態時に前
記読取窓が把持部分より下方に配置される形状で形成さ
れてなる情報読取装置が構成される。
【0018】本発明は、上記筺体が、把持部が形成さ
れ、前記把持部が前記読取窓の反対側を曲面形状に形成
されてなる。
【0019】本発明は、上記筺体が、把持部が形成さ
れ、前記把持部が前記定置状態で操作者側に屈曲させて
形成されてなる。
【0020】本発明は、読取窓より光学マークに対して
光照射し、反射光を受光して前記光学マークを読み取る
機構を筐体内に備え、読み取り位置に置かれた定置状態
及び操作者に把持された把持状態で使用される情報読取
装置において、前記筐体は、外部との接続のための配線
手段が把持可能に前記読取窓に対して側部より延出され
てなる情報読取装置が構成される。
【0021】本発明は、上記の筺体における前記配線手
段の延出する部分に、前記配線手段を前記筺体に対して
支持する支持部材が設けられる。
【0022】本発明は、上記の支持部材が、前記筺体に
対して回動自在に取り付けられてなる。
【0023】本発明は、上記の支持部材が、前記配線手
段を保持する保持部が形成されてなる。
【0024】本発明は、読取窓より光学マークに対して
光照射し、反射光を受光して前記光学マークを読み取る
機構を筐体内に備え、読み取り位置に置かれた定置状態
及び操作者に把持された把持状態で使用される情報読取
装置において、前記定置状態時にはスタンド上に回動自
在にセットされるものであり、前記筐体に該スタンド上
に回動自在に係合する突部が前記読取窓に対する両側部
に形成されてなる情報読取装置が構成される。
【0025】本発明は、上記の突部が、装置重心の前記
把持部分側に形成されてなる。
【0026】本発明は、上記の突部の一方が、前記配線
手段の延出位置に設けられる。
【0027】本発明は、上記の突部が、前記筺体と固定
状態で前記支持部材と回動自在に設けられる。
【0028】本発明は、上記の突部が、前記筺体と回動
自在で前記支持部材と固定状態に設けられる。
【0029】本発明は、前記スタンドの前記突部の当接
位置に係合部が形成され、前記突部に該スタンドの係合
部と係合固定される対応係合部が形成されてなる。
【0030】本発明は、上記のスタンドに、回動自在な
前記筺体の位置決めを行う位置決め部材が設けられる。
【0031】本発明は、読取窓より光学マークに対して
光照射し、反射光を受光して前記光学マークを読み取る
機構を筐体内に備え、読み取り位置に置かれた定置状態
及び操作者に把持された把持状態で使用される情報読取
装置において、前記筐体上であって、前記定置状態時の
視認位置及び前記把持状態時の視認位置に、前記光学マ
ークの読み取りの表示を行う表示部が設けられる情報読
取装置が構成される。
【0032】上述のように本発明では、光学マークを読
み取る機構を備える筺体に、定置状態時に読取窓が把持
部分より下方に配置されて形成される。これにより、定
置状態より把持状態とする際に把持部分を上方より把持
すれば足り、把持時の操作性を向上させることが可能と
なる。
【0033】また、本発明では、筺体の把持部分が読取
窓とは別個の把持部として形成され、把持部が曲面形
状、操作者側に屈曲させて形成される。これにより、操
作者による把持部を容易に把持することが可能となっ
て、把持時の操作性を向上させることが可能となる。
【0034】さらに、本発明では、把持可能に筺体の側
部より配線手段が延出され、適宜保持部が形成されて筺
体に回動自在に支持する支持部材が設けられて配線手段
を保持する。これにより、配線手段が邪魔にならずに把
持の操作性を向上させることが可能となる。
【0035】また、本発明では、筺体両側であって装置
重心の把持部分側に突部が形成され、スタンドに回動自
在に係合させる。これにより、定置状態で読取窓が把持
部分の下方に常に位置され、把持時の操作性向上を確保
することが可能となる。
【0036】また、本発明では、スタンドと係合する一
方の突部を適宜支持部材と回動自在かつ筺体と固定で、
又は支持部材と固定かつ例えばスタンドの係合部と係合
固定される対応係合部が形成されて筺体と固定状態とさ
れる。これにより、スタンドに対しての回動を確保又は
定置角度調整自在に配線手段の保持が可能となって把持
時の操作性の向上を確保することが可能となる。
【0037】本発明では、スタンドに位置決め部材を設
けて回動自在な筺体の位置決めを行わせる。これによ
り、定置状態時の光学マーク読み取りを確実とすること
が可能となる。
【0038】本発明では、筺体における表示部を定置状
態時と把持状態時での視認位置に設けて光学マーク読み
取りの表示をさせる。これにより、何れの状態でも読み
取りの確認を容易にさせることが可能となる。
【0039】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の第1実施例の構
成斜視図を示す。図1において、情報読取装置31はバ
ーコード読取装置(ハンドスキャナ)32とスタンド3
3とにより構成される。すなわち、バーコード読取装置
32は、非接触でバーコードを読み取るもので、図1
(A)に示すようにスタンド33に定置状態でバーコー
ドを読み取る場合と、図1(B)に示すようにスタンド
33より外して操作者が把持してバーコードを読み取る
ことができる兼用のものである。
【0040】図1(A),(B)において、バーコード
読取装置32は、後述する光学マークを読み取るための
機構を筺体34内に備えたもので、把持部分として把持
部35と読取部36とで構成され、読取部36の一面に
読取窓37が形成される。なお、図1(B)に示す読取
窓37からの出射パターンは、後述の走査パターンと同
じパターンである。把持部35は、読取窓37の反対面
側で先端に向かって円弧状の曲面部35aで形成される
と共に、読取部36と境界部分の両側に把持し易くする
ためのくぼみ38a,38bが形成される。
【0041】また、読取部36の把持部35との段差面
36aには表示部としてのLED表示部39aが設けら
れ、読取窓37の反対面側に同一表示を行うLED表示
部39bが設けられる。そして、筺体34の両端には突
部40a,40bが一体的に形成され、一方の突部40
aより配線手段としてのケーブル41が引き出されて延
出される。
【0042】一方、スタンド33は、読取台42の両側
に支持部43a,43bが上記バーコード読取装置32
の筺体34の幅と略同じ幅で立設されて一体的に形成さ
れたもので、支持部43a,43bの頂端部分に支点切
欠部44a,44bが形成される。この支点切欠部44
a,44bにバーコード読取装置32の突部40a,4
0bが載置状態で位置されることで当該バーコード読取
装置32がスタンド33に回動自在に支持される。
【0043】このとき、スタンド33の支持部43a,
43b間に、突状のストッパ45が位置決め部材として
形成され、回動するバーコード読取装置32(筺体3
4)の位置決めの役割をなして読取窓37の位置を一定
にさせるものである。
【0044】ここで、図2に、図1の内部ブロック図を
示す。図2において、バーコード読取装置32は、外部
電源からコンセントケーブル51を介して電源部52に
接続されて直流に変換され、レーザ光源53、モータ5
4、デコーダ55に電源供給を行う。レーザ光源53
は、レーザダイオードを備えてレーザ光を例えばポリゴ
ンミラーで構成される光学ユニット56に照射する。
【0045】ポリゴンミラー56はモータ54によって
回転されるもので、レーザ光源53からのレーザ光を複
数の方向に走査しつつ読取窓37よりバーコード46a
が記述されたラベル46に照射する。
【0046】バーコード46aからの反射光は受光部5
7で受光されて電気信号に変換されてバーコードデータ
としてデコーダ55に送出される。デコーダ55はバー
コードデータを復調するもので、復調処理を終了したこ
とをスピーカ58を終了音を発生させると共に、LED
表示部39a,39bを点灯させる。また、デコーダ5
5は上記復調信号をインタフェース回路59を介して外
部のPOS(Point of Sale)システムに
送出するものである。
【0047】ここで、図3に、図1におけるバーコード
読取装置の重心とスタンド係合位置との関係の説明図を
示す。図3はバーコード読取装置32の概略側面図であ
り、該装置の重心Gが読取部36の略中心部分であると
きに、スタンド33における支持部43a,43bの支
点切欠部44a,44bに係合する突部40a,40b
が該重心Gより把持部35側に設けられるものである。
【0048】従って、バーコード読取装置32がスタン
ド33に回動自在に載置された定置状態では、該装置の
重心Gのために、その自重で突部40aで回動して読取
部36の読取窓37が把持部35より下方に位置され
る。このとき、ストッパ45が下方に位置される読取部
36と当接して位置決めされる。なお、読取窓37はス
タンド33の読取台42側に向き、該読取台42上に位
置されるラベルのバーコードを識別する。この場合、突
部40aと重心Gを結ぶ線に対して読取窓37が斜め位
置となり、スタンド33への設置時に光が読取台42面
側に照射されているものであるそこで、図4に、図1の
使用状態の説明図を示す。図4(A)において、バーコ
ード読取装置32がスタンド33に定置状態では、操作
者60がバーコード46aが記述されたラベル(実際に
はラベルが付された物)46を読取台42上で、読取窓
37から照射されたレーザ走査光37aの範囲内に位置
させることでバーコード46aの読み取りが行われる。
このとき、読み取り終了の音表示が行われると共に、L
ED表示部39a,39bの読取窓37側のLED表示
部39aにより操作者60が視認する。
【0049】一方、把持状態でバーコード読取装置32
を使用する場合には、図4(B)に示すように、上方位
置の把持部35に操作者60が上方より直接手前に回動
させながら把持してスタンド33から持ち上げ、そのま
まの状態で読取窓37が操作者60の外側に位置され
る。そして、図4(C)及び図1(B)に示すように、
バーコード読取装置32を把持して直ちに読取窓37か
らのレーザ走査光37aをバーコード46aに照射して
読み取りを行わせることができるものである。このとき
の読み取り終了におけるLED表示部39a,39bに
よる表示が読取窓37の反対側のLED表示部39bで
操作者が視認できるものである。
【0050】このように、バーコード読取装置32をス
タンド33上の定置状態から把持状態にするに際して操
作者60によって持ち替える手の無理な動作をさせずに
行うことができ、把持時の操作性の向上が図られるもの
である。このとき、ケーブル41は、筺体34の側部よ
り延出させることから、把持部35を把持する場合の邪
魔にならずにスムーズに把持状態とすることができるも
のである。また、把持部35を読取窓37の反対側を曲
面形状35aに形成していることから、くぼみ38a,
38bと相俟って把持を容易とすることができるもので
ある。
【0051】続いて、図5に、本発明の第2実施例の側
面図を示す。図5(A)に示すバーコード読取装置32
は、把持部35を操作者側(読取窓37側、読取台42
側)に屈曲される屈曲面35bを形成したもので、他の
構成は第1実施例と同様である。これにより、図5
(B)に示すように、操作者60がバーコード読取装置
32を定置状態から把持状態とする場合に、操作者60
の手前上方より把持することが容易とすることができる
ものである。
【0052】次に、図6に本発明の第3実施例の構成斜
視図を示す。図6(A)に示す情報読取装置31は、バ
ーコード読取装置32におけるケーブル41が延出され
る突部40a部分に支持部材61を設けて、該支持部材
61に形成された保持部62でケーブル41を保持させ
るもので、他の構成は第1実施例と同様である。この場
合、支持部材61はケーブル41に対して遊嵌状態であ
り、突部40aに対して回動自在に取り付けられる。な
お、突部40aは筺体34に対しては固定状態である。
【0053】従って、バーコード読取装置32がスタン
ド33上に定置状態の場合、また把持状態で読取窓37
が下方に向いている場合であっても、支持部材61は保
持部62でケーブル41を常に下部より保持状態とす
る。これにより、図6(B)に示すように操作者60が
把持状態でバーコード46aの読み取りを行う場合に、
ケーブル41が読取窓37の前に垂れてくることなく邪
魔にならずに操作性を向上させることができるものであ
る。
【0054】なお、突部40aを筺体34に対して回動
自在とし、該突部40aと支持部材41を固定状態とし
ても同様である。
【0055】続いて、図7に、第3実施例の他の実施例
の構成図を示す。図7(A)は部分概略側面図を示した
もので、図7(B)は把持状態を示したものである。図
7(A),(B)に示すバーコード読取装置32は、突
部40a,40bを筺体34に対して固定状態として、
円周面に所定数の係合部としての突起部63をそれぞれ
形成して歯車形状とし、一方でスタンド33における支
持部43a,43bの支点切欠部44a,44bに上記
突起部63と嵌合する対応係合部としての嵌合部64を
形成して図6のストッパ45を省略したもので、他の構
成は図6と同様である。なお、突部40aと支持部材6
1とは回動自在に取り付けられる。
【0056】すなわち、バーコード読取装置32がスタ
ンド33上に定置状態とするときに、装置を所望の角度
にした状態で突部40a,40bの突起部63をスタン
ド33における支持部43a,43bの支点切欠部44
a,44bの嵌合部64と嵌合させて固定状態とするこ
とで、角度調整を自在に行うことができるものである。
この場合、ケーブル41は支持部材61によって保持状
態である。これにより、バーコード読取装置32がスタ
ンド33上に定置状態とする場合に容易に角度調整して
位置決めが可能となり、また把持状態とするときにケー
ブル41が回動自在な支持部材で保持されて邪魔になら
ないようにすることができるものである。
【0057】次に、図8に、本発明の第4実施例の側部
構成断面図を示す。図8に示す情報読取装置31は、ス
タンド33の読取台42上に、支持部43a,43bの
近傍に調整穴71を設け、該読取台42の内部裏面に凹
凸部72が形成される。一方、上述のストッパ45は、
断面L字状に形成されたもので、読取台42上に表出す
る当接部73と、該読取台42の内部に位置されて上記
凹凸部72に嵌合する凹凸が形成された係合部74で構
成される。
【0058】そして、読取台42の底面42a上に、ス
トッパ45の係合部74を該読取台42の内部裏面の凹
凸部72に押し付けるバネ75が設けられる。他の構成
は第1実施例と同様である。
【0059】すなわち、ストッパ45を調整穴71の範
囲で移動させることで、スタンド33上に載置されたバ
ーコード読取装置32(読取窓37)の角度を任意に設
定することができる。この場合、ストッパ45の位置を
変更する場合には、ストッパ45を下方に押し付けて凹
凸部72と係合部74の嵌合状態を解除させてスライド
させることにより行うことができるものである。
【0060】(付記1) 光学マークに対して光照射
し、反射光を受光して前記光学マークを読み取る機構を
筺体内に備え、読み取り位置に置かれた定置状態及び操
作者に把持された把持状態で使用される情報読取装置に
おいて、前記筺体は、前記光照射及び反射光の受光を行
う読取窓が形成され、前記定置状態時に前記読取窓が把
持部分より下方に配置される形状で形成されてなること
を特徴とする情報読取装置。
【0061】(付記2) 付記1記載の筺体は、把持部
が形成され、前記把持部が前記読取窓の反対側を曲面形
状に形成されてなることを特徴とする情報読取装置。
【0062】(付記3) 付記1又は2記載の筺体は、
把持部が形成され、前記把持部が前記定置状態で操作者
側に屈曲させて形成されてなることを特徴とする情報読
取装置。
【0063】(付記4) 読取窓より光学マークに対し
て光照射し、反射光を受光して前記光学マークを読み取
る機構を筐体内に備え、読み取り位置に置かれた定置状
態及び操作者に把持された把持状態で使用される情報読
取装置において、前記筐体は、外部との接続のための配
線手段が把持可能に前記読取窓に対して側部より延出さ
れてなることを特徴とする情報読取装置。
【0064】(付記5) 付記4記載の筺体における前
記配線手段の延出する部分に、前記配線手段を前記筺体
に対して支持する支持部材が設けられることを特徴とす
る情報読取装置。
【0065】(付記6) 付記5記載の支持部材は、前
記筺体に対して回動自在に取り付けられてなることを特
徴とする情報読取装置。
【0066】(付記7) 付記5又は6記載の支持部材
は、前記配線手段を保持する保持部が形成されてなるこ
とを特徴とする情報読取装置。
【0067】(付記8) 読取窓より光学マークに対し
て光照射し、反射光を受光して前記光学マークを読み取
る機構を筐体内に備え、読み取り位置に置かれた定置状
態及び操作者に把持された把持状態で使用される情報読
取装置において、前記定置状態時にはスタンド上に回動
自在にセットされるものであり、前記筐体に該スタンド
上に回動自在に係合する突部が前記読取窓に対する両側
部に形成されてなることを特徴とする情報読取装置。
【0068】(付記9) 付記8記載の突部は、装置重
心の前記把持部分側に形成されてなることを特徴とする
情報読取装置。
【0069】(付記10) 付記8又は9記載の突部の
一方が、前記配線手段の延出位置に設けられることを特
徴とする情報読取装置。
【0070】(付記11) 付記10記載の突部は、前
記筺体と固定状態で前記支持部材と回動自在に設けられ
ることを特徴とする情報読取装置。
【0071】(付記12) 付記10記載の突部は、前
記筺体と回動自在で前記支持部材と固定状態に設けられ
ることを特徴とする情報読取装置。
【0072】(付記13) 付記8又は11記載におい
て、前記スタンドの前記突部の当接位置に係合部が形成
され、前記突部に該スタンドの係合部と係合固定される
対応係合部が形成されてなることを特徴とする情報読取
装置。
【0073】(付記14) 付記8記載のスタンドに、
回動自在な前記筺体の位置決めを行う位置決め部材が設
けられることを特徴とする情報読取装置。
【0074】(付記15) 読取窓より光学マークに対
して光照射し、反射光を受光して前記光学マークを読み
取る機構を筐体内に備え、読み取り位置に置かれた定置
状態及び操作者に把持された把持状態で使用される情報
読取装置において、前記筐体上であって、前記定置状態
時の視認位置及び前記把持状態時の視認位置に、前記光
学マークの読み取りの表示を行う表示部が設けられるこ
とを特徴とする情報読取装置。
【0075】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、筐体に光学
マークを照射する光線が出射する読取窓と、操作者によ
り把持される把持部とを形成し、把持部を筐体の読取窓
が設けられた面の裏側に当たる面が曲面状に形成するこ
とにより、装置の把持を容易とすることができ、操作性
を向上させることができる。
【0076】また、本発明の請求項2によれば、筐体に
光学マークを照射する光線が出射する読取窓と、操作者
により把持される把持部とを形成し、把持部を筐体の読
取窓が設けられた側に向けて屈曲することにより、操作
者がバーコード読取装置を定置状態から把持状態とする
場合に、操作者の手前上方より把持することが容易とす
ることができ、よって、操作性を向上させることができ
る。
【0077】また、本発明によれば、光学マークを読み
取る機構を備える筺体に、定置状態時に読取窓が把持部
分より下方に配置されて形成されることにより、定置状
態より把持状態とする際に把持部分を上方より把持すれ
ば足り、把持時の操作性を向上させることができる。
【0078】本発明によれば、筺体の把持部分が読取窓
とは別個の把持部として形成され、把持部が曲面形状、
操作者側に屈曲させて形成されることにより、操作者に
よる把持部を容易に把持することが可能となって、把持
時の操作性を向上させることができる。
【0079】本発明によれば、把持可能に筺体の側部よ
り配線手段が延出され、適宜保持部が形成されて筺体に
回動自在に支持する支持部材が設けられて配線手段を保
持することにより、配線手段が邪魔にならずに把持の操
作性を向上させることができる。
【0080】本発明によれば、筺体両側であって装置重
心の把持部分側に突部が形成され、スタンドに回動自在
に係合させることにより、定置状態で読取窓が把持部分
の下方に常に位置され、把持時の操作性向上を確保する
ことができる。
【0081】本発明によれば、スタンドと係合する一方
の突部を適宜支持部材と回動自在かつ筺体と固定で、又
は支持部材と固定かつ例えばスタンドの係合部と係合固
定される対応係合部が形成されて筺体と固定状態とされ
ることにより、スタンドに対しての回動を確保又は定置
角度調整自在に配線手段の保持が可能となって把持時の
操作性の向上を確保することができる。
【0082】本発明によれば、スタンドに位置決め部材
を設けて回動自在な筺体の位置決めを行わせることによ
り、定置状態時の光学マーク読み取りを確実とすること
ができる。
【0083】本発明によれば、筺体における表示部を定
置状態時と把持状態時での視認位置に設けて光学マーク
読み取りの表示をさせることにより、何れの状態でも読
み取りの確認を容易にさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成斜視図である。
【図2】図1の内部ブロック図である。
【図3】図1におけるバーコード読取装置の重心とスタ
ンド係合位置との関係の説明図である。
【図4】図1の使用状態の説明図である。
【図5】本発明の第2実施例の側面図である。
【図6】本発明の第3実施例の構成斜視図である。
【図7】第3実施例の他の実施例の構成図である。
【図8】本発明の第4実施例の側部構成断面図である。
【図9】従来のハンドスキャナの設置状態の斜視図であ
る。
【図10】図9の使用状態の説明図である。
【図11】従来の他の形状のハンドスキャナの説明図で
ある。
【符号の説明】
31 情報読取装置 32 バーコード読取装置 33 スタンド 34 筺体 35 把持部 36 読取部 37 読取窓 39a,39b LED表示部 40a,40b 突部 41 ケーブル 42 読取台 43a,43b 支持部 44a,44b 支点切欠部 45 ストッパ 60 操作者 61 支持部材 62 保持部
フロントページの続き (72)発明者 熊谷 利光 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 高島 裕一郎 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B072 CC24 JJ01 JJ09 JJ10 JJ11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学マークに対して光照射し、反射光を
    受光して前記光学マークを読み取る機構を筐体内に備え
    た情報読取装置において、 前記筐体には、前記光学マークを照射する光線が出射す
    る読取窓と、操作者により把持される把持部とが形成さ
    れ、 前記把持部は、前記筐体の前記読取窓が設けられた面の
    裏側に当たる面が曲面状に形成されていることを特徴と
    する情報読取装置。
  2. 【請求項2】 光学マークに対して光照射し、反射光を
    受光して前記光学マークを読み取る機構を筐体内に備え
    た情報読取装置において、 前記筐体には、前記光学マークを照射する光線が出射す
    る読取窓と、操作者により把持される把持部とが形成さ
    れ、 前記把持部は、前記筐体の前記読取窓が設けられた側に
    向けて屈曲されていることを特徴とする情報読取装置。
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