JP2002116141A - ハンディ型果実成分非破壊測定器 - Google Patents

ハンディ型果実成分非破壊測定器

Info

Publication number
JP2002116141A
JP2002116141A JP2001230805A JP2001230805A JP2002116141A JP 2002116141 A JP2002116141 A JP 2002116141A JP 2001230805 A JP2001230805 A JP 2001230805A JP 2001230805 A JP2001230805 A JP 2001230805A JP 2002116141 A JP2002116141 A JP 2002116141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
fruit
destructive
handy
guiding means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2001230805A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Sasaki
和雄 佐々木
Takashi Watanabe
隆 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Astem Corp
Society for Techno Innovation of Agriculture Forestry and Fisheries
Original Assignee
Astem Corp
Society for Techno Innovation of Agriculture Forestry and Fisheries
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Astem Corp, Society for Techno Innovation of Agriculture Forestry and Fisheries filed Critical Astem Corp
Priority to JP2001230805A priority Critical patent/JP2002116141A/ja
Publication of JP2002116141A publication Critical patent/JP2002116141A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力消費量が少なく測定精度の高いハンディ
型の果実成分非破壊測定器を提供する。 【解決手段】 それぞれ異なる複数の発光波長を有する
複数のLD1と、該LDからの発光を被測定果実に照射
する照射手段81、91と、被測定果実からの反射光の
強度を検出する光検出手段4と、被測定果実の反射光の
強度から果実成分の量を算出する演算手段7と、演算結
果を表示する表示手段72と、電源75とを有したハン
ディ型果実成分非破壊測定器100において、LDは環
状に配置され、照射手段が個々のLDからの光を一端均
一に集合した後集合した光を均一に複数の個所に分配し
て環状配置された状態で出力する手段であり、光検出手
段4が上記環状に配置された出力の中心部に設けられ、
演算手段7が照射する光の波長と果実の成分と反射光の
強度との関係から果実の成分量を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に果実生産者が
果実の採取前、あるいは果実の出荷前に果実成分(特に
糖度)を測定するために、または、果実の流通過程関係
者が流通段階で果実成分を測定する目的で使用する近赤
外線分光技術を利用したハンディ型の非破壊測定器に関
する。果実成分のうち糖度の測定に利用価値が高く、本
発明は糖度測定に関連して説明する。
【0002】
【従来の技術】従来、果実糖度の非破壊測定法として近
赤外線の吸収現象を利用した測定方法が提案されてい
る。この非破壊測定法には、果実に対して近赤外線の投
光部と受光部をほぼ対向して配置し透過光から光吸収を
検出して糖度を算出する拡散透過法と、近赤外線の投光
部と受光部を果実の一方向に配置し、果実内部で拡散反
射した反射光から光吸収を検出して糖度を算出する拡散
反射法がある。拡散透過法を用いる装置は、物理的に大
型となり、主に選果場のようにベルトコンベア等で搬送
される果実を短時間で処理する場所で使われている。拡
散反射法を用いる装置は、投光部と受光部を一体型とす
ることが出来るため、携帯型として、主に果実生産者が
栽培場所で果実の成長具合を測定する場所で使われてい
る。
【0003】従来の拡散透過法装置と、拡散反射法装置
は近赤外線を発光させる光源にハロゲンランプ等が用い
ている。ハロゲンランプは、電力消費量が多く、発熱対
策の為の処理と電源部の構成が大きくなり、果実生産者
が栽培場所で果実の成長具合測定時に携帯するハンディ
式機器に適する小型化が困難であった。
【0004】特許第3036530号公報には、搬送ト
レイに搭載された青果物にレーザ光を入射しかつ青果物
から出射される各レーザ光から青果物の糖度その他の食
味特性を測定する非破壊食味特性測定装置が示されてい
る。しかしながら、この測定装置は、選果場に設置され
る大型の装置であり、異なる波長のレーザ光をそれぞれ
異なる個所に位置する青果物に入射しており、携帯可能
な小形かつ低消費電力の装置とすることは困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、果実
生産者が栽培場所等の生産現場において片手で使用出来
るように小型、軽量の果実成分非破壊測定器を提供する
ことである。
【0006】さらに、本発明の目的は、電力消費量が少
なく測定精度の高いハンディ型の果実成分非破壊測定器
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ある特定の狭
い波長域の光のみを出力する光源(たとえば、レーザダ
イオード:以下、LDという)を使用することにより、
発光受光部を小型化し、かつ低消費電力を可能とするこ
とで電池駆動式小型、軽量のハンディ型果実成分非破壊
測定器を構成する。
【0008】ただし、この場合、光源について、発光し
た光の波長、出力などの分光特性が、光源自体の状態、
あるいは光源の置かれた環境に依存するので、光源が発
光した光の分光特性を何らかの形で反映させれば、精度
を高められる。とくに、LDの場合、光源自体の温度が
上昇するにつれて波長が上昇し、一定出力に対する動作
電流が変化することが知られている。。
【0009】この間題は、光源の発光する光の出力の一
部をPDで監視し、その増減をLDの動作電流にフィー
ドバックさせて光出力を一定に保つ光出力一定回路を使
えばよい。また、強度補正回路を用意し、光源が発光し
た光を同時に、あるいは瞬間的に切り替えて、試料だけ
でなく強度補正用PDにも照射し、出力の増減を検出す
れば、光出力の強度の不安定さを補正できる。また、波
長補正回路を用意し、光源が発光した光を、同時にある
いは瞬間的に切り替えて、試料だけでなくなだらかな吸
収スペクトルを持つ参照用物質(例えば、樹脂系材料や
フィルタ)にも照射し、その透過光の光出力の増減を波
長補正用PDで検出すれば、光出力の波長の不安定さを
補正できる。このように、光出力一定回路、強度補正回
路、波長補正回路を必要な精度に応じて、用意して組み
合わせることで、この問題は解決できる。
【0010】また、ハロゲンランプを使った場合のよう
に、測定に必要な全波長の光を一つの光源でまかなうこ
とはできないため、複数の光源が必要になり、そのため
に物理的に離れた光源から照射された光はその光路を試
料に照射されるまでに共通のものにしなければならな
い。
【0011】この間題は、光ファイバやハーフミラーや
拡散板など光学製品を使うことで解決できる。
【0012】光ファイバを使う方法としては、多数の細
い光ファイバを束ねたものを、複数の光源それぞれの光
路上に配置し、光源から照射された光をそれぞれの束ね
られた光ファイバに入射させる。その複数の束ねられた
光ファイバを、出射側でランダムに1本の光ファイバに
束ねなおせばよい。
【0013】前述した出射側でランダムに1本の光ファ
イバに束ねなおす作業に関して、手間がかかるので、拡
散板を使用することも有効である。すなわち、1本の光
ファイバに束ねなおした後に、ファイバの出射側に例え
ば筒状の光路を用意し、その光路上に間隔を置いて拡散
板を2枚以上配置すれば、拡散板を透過してきた光は異
なる波長の光の光路が共通になる。
【0014】以上の方法を使えば、従来の分光分析を使
った計測器は、レーザダイオード、発光ダイオードなど
のハロゲンランプ以外の光源を利用することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の果実成分非破壊測定器で
は、果実の糖度を非破壊で測定する。その方法は、透過
力の比較的強い短波長領域の分光された近赤外線を果実
に照射し、透過光量から吸光度を得て、その吸光度(ま
たはその微分値)に対して果実の大きさによる補正を行
った値から甘味に関連した指標を求めるものである。次
に甘味を示す指標について説明する。投光部LDの中心
波長をλ1、λ2、…λnとし、そのときのフォトダイ
オード(以下、PDという)の検出値の自然対数をL
(λ1)、L(λ2)、…L(λn)とすれば、甘味を
示す指標Cは、次のような検量線として表される。 C=K0+K1L(λ1)+K2L(λ2)+…+Kn
L(λn) ここで、K0、K1、K2、…、Knは比例定数を示
す。使用されるLDの数、比例定数は果実の種類により
それぞれ決定される。甘味を示す指標Cは、試料から使
用可能なLDを用いた時のPDの検出値の自然対数L
(λ)を求め、重回帰分析の手法によって得られる。こ
の方程式を検量線と呼ぶ。
【0016】また、前述した検量線は、一例にすぎず、
本発明のように光出力の強度や波長の不安定さを補正す
るために、強度補正回路や波長補正回路などを使用した
場合などに、それぞれの波長のLDの発光から得られる
値、つまり強度補正回路からの値P(λ)、波長補正回
路からの値W(λ)もL(λ)と同様に検量線の変数と
なる。したがって、より一般的に C=K(L(λ1)/P(λ1).W(λ1)/p(λ
1),L(λ2)/P(λ2).W(λ2)/p(λ
2),…L(λn)/P(λn).W(λn)/p(λ
n)) という関数で表わす。また、被測定果実の測定部の温度
がわかれば、温度Tを検量線の変数として用いること
で、より精度を高めることができる。
【0017】得られた検量線を測定器の演算部に組み込
むことにより、実時間に結果を出力することができる。
また、果実の種類によっては、PDの検出値そのものを
L(λ)とすることもある。
【0018】図1、図2は、本発明の非破壊測定器の投
受光部と試料となる果実の接触部の位置関係を説明する
ものである(図1は、投光部LDは2個しか記入してい
ない)。投光部LDlから出射された光は、まず果実2
へ照射され、一部は果皮3の表面で反射、散乱され、ま
た一部は果実内に透過、吸収される。透過された光はさ
らに果実内で反射、散乱、透過、吸収を繰り返し、その
一部のみが再度果皮3へ到達し、果皮の表面から出射さ
れる。このようにして、果実内での吸収を経た光は、受
光部PD4で検出される。受光部PD4を果皮の表面に
接触させていない場合、PD4において、最後に果皮3
の表面から出射されたものだけでなく、最初に果皮3で
反射、散乱されたものまで検出されてしまい、測定精度
が悪くなってしまう。このために、受光部PD4は果皮
に接触させるものとする。
【0019】図3は、本発明の携帯型果実成分非破壊測
定器全体のブロック図である(投光部LDlは二個のみ
記述)。投光部として、少なくとも2個のLDlを用い
るが、LD制御回路5の動作によって、順番に発光させ
る。受光部PD4はPD受光計測回路6によって動作す
るが、LDlの発光にあわせてLDlがついていない時
の光の検出量と比較し、それをそれぞれのLDlの波長
における反射量とし、演算回路7へ伝達される。そこ
で、前もって与えられた検量線に従って果実の糖度が算
出される。
【0020】本発明の第2の実施の形態にかかるハンデ
ィ型果実成分非破壊測定器の構造を図4〜図6を用いて
説明する。
【0021】図4は、第2の実施の形態にかかるハンデ
ィ型果実成分非破壊測定器の機能構成を説明するブロッ
ク図であり、図5は図4に示したハンディ型果実成分非
破壊測定器のプローブ部分の構成を概念的に説明する図
である。図6は図5に示したプローブ部を構成する基板
の形状を説明する平面図である。
【0022】図4に示すように、第2の実施の形態にか
かるハンディ型果実成分非破壊測定器100は、本体1
10と、プローブ部120とが一体に組立てられて構成
されている。
【0023】本体110には、LD制御回路5と、受光
計測回路6と、演算回路7と、表示制御回路71と、表
示器72と、電源75とを有している。
【0024】プローブ部120は、少なくとも異なる2
の波長を有する7個のLD(光源)1‐1〜1‐7と、
LD1‐1〜1‐7の出光面に対向して入光面が配置さ
れた複数本の光誘導プラスチックファイバーを束ねた複
数の分岐光誘導手段81‐1〜81−7を、さらに複数
の分岐光誘導手段を1本に束ね出光面から出力光が均一
に分配されるように各光誘導プラスチックファイバーを
組んだ第1の光誘導手段81と、第1の光誘導手段81
の出光面に対向して入光面が設けられ、出光面側が10
に分割された複数のプラスチックファイバーを束ねて複
数の分岐光誘導手段91‐1〜91−10とした第2の
光誘導手段91と、被測定果実からの反射光を検出する
PDから構成される光検出手段4と、PDから構成され
る一組の強度補正用光検出手段41と、波長補正用光検
出手段42と、波長補正手段43とを有して構成され
る。
【0025】LD1は、発振波長(発光波長)が780
nm,810nm,830nm,850nm,860n
m,875nm、905nm,915nm,980nm
の9波長の内から少なくとも2以上の波長を採用するこ
とができる。
【0026】LD制御回路5は、発光が異なる複数のL
Dを順次駆動して所定の強度で発光させる回路である。
【0027】受光計測回路6は、強度補正演算回路61
と、波長補正演算回路62とを有している。受光計測回
路6は、強度補正用光検出手段41と、波長補正用光検
出手段42の出力に基づいて、光検出手段4からの光検
出信号と同時に、光出力の強度と波長を補正するために
必要な信号を演算回路7に出力する機能を有している。
【0028】演算回路7は、受光計測回路6からの信号
に基づいて糖度を演算する機能を有している。演算回路
7には、被測定果実毎に糖度および関係する物質の近赤
外線の吸光度との関係式(検量線)がデータとして格納
されており、被測定果実に対応してデータを選択して、
反射強度から糖度および関係する物質の量を算出する。
【0029】表示制御回路71は、演算回路7が演算し
た糖度に関するデータを表示手段72に表示させる制御
手段である。
【0030】表示器72は、ハンディ型果実成分非破壊
測定器100の例えば背面側に設けられた液晶表示手段
(LCD)などからなる表示手段である。
【0031】電源75は、ハンディ型果実成分非破壊測
定器100の各部に電力を供給する手段であり、市販の
充電式電池であるニッケル水素電池や、単三マンガン一
次電池を用いることができる。電源75は、使用者が例
えば図示を省略した測定用押しボタンスイッチを押し下
げたときのみ一定時間に限りLDに電源を供給し、測定
した糖度を所定時間のみ表示するように表示制御回路7
1および表示器72を動作させるよう電力を供給する働
きを有している。
【0032】強度補正用光検出手段41は、第2の光誘
導手段91から分岐した分岐光誘導手段91‐9の出光
面からの測定用近赤外線の強度を検出する手段41であ
り、波長補正用光検出手段42は、第2の光誘導手段9
1から分岐した分岐光誘導手段91‐10の出光面から
波長補正手段43を経由した測定用近赤外線の強度を検
出する手段である。波長補正手段43は、分岐した測定
用近赤外線の波長を所定の値に校正する手段である。波
長補正手段43は、LDの波長などの分光特性の変動を
検出するに当たって、波長に従って吸収量が異なる物質
から構成されている。
【0033】プローブ部120は、図5に示すように、
例えばアルミニウムからなる第1の基板121、第2の
基板122、第3の基板123.第4の基板124、第
5の基板125、第6の基板126が並行して並べら
れ、破線で象徴的に示した接続カン127によって固定
されている。それぞれの基板には図6に示すように開口
が設けられている。
【0034】第1の基板121および第2の基板122
は、図6に示すようにLD1−1〜1−7をはめ込む開
口1Hが7個、1個を中心に他を環状に配置して設けら
れている。第3の基板123には、プラスチックファイ
バーを束ねた第1の光誘導手段81の分岐光誘導手段8
1−1〜81−7の入光面側端部81Sがはめ込まれる
開口81Hが7個、1個を中心に他を環状に配置して設
けられている。第4の基板124には、7本の分岐光誘
導手段81をさらに束ねて出光面81Eとした第1の光
誘導手段81の出光面側端部がはめ込まれる開口81H
と、補正用光検出手段41、42がはめ込まれる2個の
開口41H、42Hが設けられている。
【0035】第5の基板125には、束ねられた第2の
光誘導手段91の入光面91S側の端部がはめ込まれる
開口91Hと、第2の光誘導手段91を10本に分岐し
た内の2本の分岐光誘導手段91−9,91−10の出
光面91E側の端部がはめ込まれる2個の開口91Hが
設けられている。第6の基板126には、第2の光誘導
手段91を10本に分岐した内の8本の分岐光誘導手段
91−1〜91−8の出光面91E側の端部がはめ込ま
れる環状に設けられた8個の開口91Hと、該開口が構
成する環の中心部に配置され、被測定果実からの反射光
を検出する光検出手段4がはめ込まれる開口4Hが設け
られる。
【0036】LD1−1〜1−7は、第1の基板121
と第2の基板122に挟まれて開口81Hにはめ込まれ
て保持される。
【0037】LD1−1〜1−7の出光面と対向する位
置に、第1の光誘導手段81の分岐光誘導手段81−1
〜81−7の入光面81Sが設けられている。
【0038】第1の光誘導手段81の出光面81Eに対
向する位置に第2の光誘導手段91の入光面91Sが設
けられている。補正用光検出手段41,42の受光面4
1S,42Sは、それぞれ第2の光誘導手段91の分岐
光誘導手段91−9,91−10の出光面91Eに対向
して配置されている。
【0039】第2の光誘導手段91の分岐光誘導手段9
1−1〜91−8の出光面91Eは、被測定果実に対向
する位置に配置されている。
【0040】LDは、使用環境の温度の変化により、あ
る電圧に対して流れる電流が変化したり、ある一定の出
力に対して流れる電流が変化することがある。動作電流
が過剰に流れ込むとLDの素子が破壊されるおそれがあ
るので、異常な温度下では、LDを発振させないように
するために、LDの周囲温度を検出する手段を設ける。
また、被測定果実の測定部の温度の違いによって、誤差
が生じるので、LDの周囲温度を検出することで、検量
線の精度を高めることができる。
【0041】本発明の第3の実施の形態にかかるハンデ
ィ型果実成分非破壊測定器の構成を説明する。この実施
の形態にかかるハンディ型果実成分非破壊測定器は、第
2の実施の形態に示したプローブ部の第1の光誘導手段
81と第2の光誘導手段91からなる光誘導手段を、1
つの光誘導手段として構成した点に特徴を有している。
【0042】すなわち、第3の実施の形態にかかるハン
ディ型果実成分非破壊測定器は、図5に示された第1の
光誘導手段81の出光面81Eと、第2の光誘導手段9
1の入光面91Sとを接続して一体とした形状に構成さ
れる。この場合、第1の光誘導手段81の各分岐光誘導
手段81−1〜81−7をそれぞれ構成する光ファイバ
は、第2の光誘導手段91の各分岐誘導手段91−1〜
91−8にそれぞれの光が等しい強度で配分されるよう
に均等に配分されている。
【0043】本発明の第4の実施の形態にかかるハンデ
ィ型果実成分非破壊測定器の構成を説明する。この実施
の形態にかかるハンディ型果実成分非破壊測定器は、第
2の実施の形態に示したプローブ部の第1の光誘導手段
81の出光面81Eと、第2の光誘導手段91の入光面
から91Sとの間に、光拡散板などの光拡散手段を設け
た点に特徴を有している。
【0044】すなわち、第4の実施の形態にかかるハン
ディ型果実成分非破壊測定器は、図5に示された第1の
光誘導手段81の出光面81Eと、第2の光誘導手段9
1の入光面91Sとの間に少なくとも2枚の光拡散板を
設けることによって、第1の光誘導手段81の出光面8
1Eから放射された光は光拡散板によって拡散されるの
で、第2の光誘導手段91の入光面91Sに入射される
光は、各LDからの光が均等に配分された形態となるの
で、第1の光誘導手段81の出光面81Eでの各LDか
らの光を厳密に均一に配分する必要性が減少し、第1お
よび第2の光誘導手段を簡単に形成することができる。
【0045】本発明の第5実施の形態にかかるハンディ
型果実成分非破壊測定器の構成を説明する。この実施の
形態にかかるハンディ型果実成分非破壊測定器は、第2
の実施の形態に示したプローブ部の第1の光誘導手段
を、各LDからの光路上に設けたミラーとハーフミラー
によって集合する点に特徴を有している。
【0046】すなわち、第5の実施の形態にかかるハン
ディ型果実成分非破壊測定器は、図5に示された第1の
光誘導手段81と、第2の光誘導手段91とを、ミラー
とハーフミラーの組合せによって構成し、各LDからの
光を1つの光路に集め、さらにこの光を複数の光路に分
配している。
【0047】このような構成によれば、ミラーやハーフ
ミラーを取りつける枠を精度高く形成すれば、ミラーや
ハーフミラーを所定に位置に固定するだけで光誘導手段
を形成することができ、光ファイバを所定の順序でまと
めたり振り分けたりする作業に比較して極めて簡単に光
誘導手段を形成することができる。
【0048】このような構成を有するハンディ型果実成
分非破壊測定器100を用いて、果樹になっている果実
の糖度を測定する場合を、りんごを例にとって説明す
る。りんごの収穫に当たり、本発明にかかるハンディ型
果実成分非破壊測定器100の図示を省略した果実の種
類を選択する選択スイッチをりんごに選択し、プローブ
部120をりんごにダメージを与えない程度に軽く接触
させて測定スイッチを押すと、LD1−1〜1−7が順
次発光し、波長の異なる近赤外線が、プローブ部120
の第2の光誘導手段91の分岐光誘導手段91−1〜9
1−8の出光面91Eからりんごに照射される。
【0049】一つの検量線を用いて異なる種類の果実に
対応することも可能である。あるいは、1つの検量線で
異なる種類の果実を対応させるまでもなく、測定した吸
光度のデータから、果実の種類を判別するための検量線
を作成し、その検量線から果実の種類を判別した結果に
従って、前もって用意しておいた果実の種類別の検量線
に測定したデータを改めて入力しなおすことでも、糖度
を算出することも可能である。このように、果実の種類
をまず判別し、その結果から検量線を選んで糖度を計算
する方法は、果実の種類別のみならず、果実の品種別に
用いることも可能である。この場合上記選択スイッチは
不要となる。
【0050】光検出手段4は、各波長の反射光を検出
し、検出信号を受光計測部6に送る。このとき、補正用
光検出手段41,42は、光源の光出力の強度、波長の
みに依存する値を検出し、受光計測回路6へ出力され
る。これらの値から光源の動作温度、周囲温度や経年変
化による発光スペクトルの変化が検知でき、検出手段4
が検出した反射光の強度、波長を補正する。
【0051】ここで、中心波長λの光源の強度、波長の
補正について説明する。光検出手段4、強度補正用光検
出手段41、波長補正用光検出手段42が検知した値を
それぞれL(λ),P(λ),W(λ)とする。被測定
果実からの反射光L(λ)をL(λ)/P(λ)と補正
すれば、その光源の出力光の強度が不安定であっても、
影響を受けない。また、参照物質に、λnm前後約10
nmにおいてその吸収スペクトルが単調に増加あるいは
減少している物質を選べば、W(λ)/P(λ)は、所
定の波長λからの変位に関して一意な値になる。
【0052】これにより、検量線に用いる変数をそれぞ
れの波長について、L(λ)/P(λ)、W(λ)/P
(λ)とすれば、精度の高い安定した検量線を作成する
ことができる。膨大な試料、データが必要となるが、重
回帰分析を行えば精度よく測定できる。
【0053】求められている精度に応じて、あるいは光
源の安定性に応じて、検量線の説明変数をL(λ)の
み、L(λ)/P(λ)、L(λ)とW(λ)、L
(λ)/P(λ)とW(λ)/P(λ)と簡略化するこ
とも可能である。
【0054】演算回路7は、受光計測回路6において補
正された値を元に前もって用意された検量線を用いて、
測定されたりんごの糖度を算出し、その値を表示制御回
路71に出力する。表示器72は、表示制御回路71に
よって、測定されたりんごの糖度を表示する。
【0055】上記の説明においては、第1の光誘導手段
および第2の光誘導手段を、光学プラスチックファイバ
ーを束ねたものとし、それを分岐したりまとめたりする
ことによって、LDからの光を集合したり分配する例を
示したが、光ファイバに代えて、ハーフミラーの組合せ
によってLDからの光を集合したり分配する構成とする
ことができる。
【0056】さらに、上記の説明では、被測定果実に照
射する照射光を環状に配置したが、必ずしも環状に配置
する必要はなく、一点に照射するようにしてもよい。
【0057】
【発明の効果】本発明により、生産現場で使用できるよ
うな軽量、小型の果実成分非破壊測定器が得られる。ま
た、電力消費が少なく、したがって、電池駆動式のハン
ディ型の軽量、小型の果実成分非破壊測定器が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるハンディ型
果実成分非破壊測定器の概念図。
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかるハンディ型
果実成分非破壊測定器の光出光面と光検出手段の配置関
係を説明する平面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態にかかるハンディ型
果実成分非破壊測定器の構成の概要を説明する図。
【図4】本発明の第2の実施の形態にかかるハンディ型
果実成分非破壊測定器の構成を説明するブロック図。
【図5】本発明の第2の実施の形態にかかるハンディ型
果実成分非破壊測定器のプローブ部の構造を説明する平
面図。
【図6】本発明の第2の実施の形態にかかるハンディ型
果実成分非破壊測定器のプローブ部の基板の形状を説明
する正面図。
【符号の説明】
1 レーザダイオードや発光ダイオードなどの光源 2 果実 3 果皮 4 受光素子 5 LD制御回路 6 受光計測回路 7 検量線を含む演算回路 41 強度補正用光検出手段 42 波長補正用光検出手段 43 波長補正手段 61 強度補正演算回路 62 波長補正演算回路 71 表示制御回路 72 表示器 75 電源 81 第1の光誘導手段 91 第2の光誘導手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邉 隆 神奈川県横浜市港北区日吉3丁目17番17号 ネオハウス日吉401 Fターム(参考) 2G059 AA01 BB11 EE02 GG02 HH01 JJ17 JJ26 KK10 MM01 NN02 PP10

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 果実を破壊せずに果実の成分を測定する
    ハンディ型果実成分非破壊測定器において、異なる特定
    の狭い波長域の光のみを出力する少なくとも2個の光源
    と、該光源から測定対象の果実に照射させた照射光の反
    射光の一部を受光して反射光量を検出する受光手段と、
    該受光手段の受光検出値から果実の成分濃度を算出する
    検量線を組込んだ演算回路とを有することを特徴とする
    ハンディ型果実成分非破壊測定器。
  2. 【請求項2】 前記演算回路が、前記受光手段の受光検
    出値から反射光量の自然対数を計算する機能と、その計
    算値から果実の成分濃度を算出する検量線を組み込んだ
    ことを特徴とする請求項1に記載のハンディ型果実成分
    非破壊測定器。
  3. 【請求項3】 前記光源が、780nm、810nm、
    830nm、850nm、860nm、875nm、9
    05nm、915nm、980nmの9波長の少なくと
    も2以上の特定の発振波長を有するレーザダイオード
    (LD)または上記特定のピーク波長を有し半値幅が5
    0nm以下である発光ダイオード(LED)であること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のハンディ
    型果実成分非破壊測定器。
  4. 【請求項4】 前記受光手段がフォトダイオード(P
    D)である請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記
    載のハンディ型果実成分非破壊測定器。
  5. 【請求項5】 光源の波長、出力などの分光特性の変化
    に対して補正を行う手段を有することを特徴とする請求
    項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のハンディ型
    果実成分非破壊測定器。
  6. 【請求項6】 分光特性の変化を検知する手段として、
    光の波長に応じて吸収量の違う物質を有することを特徴
    とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の
    ハンディ型果実成分非破壊測定器。
  7. 【請求項7】 光源自体の温度あるいは光源の周囲温度
    を検出する検出手段を有し、測定器自体のレスポンスの
    変化を制御するようにしたことを特徴とする請求項1な
    いし請求項6のいずれか1項に記載のハンディ型果実成
    分非破壊測定器。
  8. 【請求項8】 複数ある光源から発光した光の光路を共
    通化して試料の測定部に照射する手段を有することを特
    徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載
    のハンディ型果実成分非破壊測定器。
  9. 【請求項9】 光路を共通化して試料の測定部に照射す
    る手段が、光ファイバまたはハーフミラーもしくは拡散
    板などの光学製品であることを特徴とする請求項1ない
    し請求項8のいずれか1項に記載のハンディ型果実成分
    非破壊測定器。
  10. 【請求項10】 それぞれ異なる発光波長を有する複数
    の光源と、該光源からの発光を被測定果実に照射する照
    射手段と、被測定果実からの反射光の強度を検出する光
    検出手段と、被測定果実の反射光の強度から果実成分の
    量を算出する演算手段と、電源とを有したハンディ型果
    実成分非破壊測定器において、前記光源がLDまたはL
    EDであり、前記照射手段が個々の光源からの光を均一
    に集合した状態で出力する手段であり、前記光検出手段
    がPDであり、前記演算手段が照射する光の波長と果実
    の成分と反射光の強度との関係から果実の成分量を算出
    する手段であることを特徴とするハンディ型果実成分非
    破壊測定器。
  11. 【請求項11】 個々の光源からの光を均一に集合した
    状態で出力する手段として、個々の光源からそれぞれ複
    数本の光ファイバに照射させ、その光ファイバの束を1
    本単位でランダムに集合し、1本のファイバ束とするこ
    とで、均一に出力させたことを特徴とする請求項10に
    記載のハンディ型果実成分非破壊測定器。
  12. 【請求項12】 前記照射手段が個々の光源からの光を
    一旦均一に集合した後集合した光を均一に複数の個所に
    分配して環状配置された状態で出力する手段であり、前
    記光検出手段を上記環状に配置された出力の中心部に設
    けたことを特徴とする請求項10または請求項11に記
    載のハンディ型果実成分非破壊測定器。
  13. 【請求項13】 前記照射手段を、複数本の光ファイバ
    を束ねた複数の分岐光誘導手段を複数束集合し、さらに
    集合した光を均等に複数の分岐光誘導手段に分配する光
    誘導手段として構成したことを特徴とする請求項12に
    記載のハンディ型果実成分非破壊測定器。
  14. 【請求項14】 前記照射手段を、複数本の光ファイバ
    を束ねた複数の分岐光誘導手段をさらに出光面に均一に
    なるように複数束集合した第1の光誘導手段と、集合し
    た光を均等に複数の分岐光誘導手段に分配する第2の光
    誘導手段であり、第1の光誘導手段の複数の分岐光誘導
    手段の入光面が前記光源の出光面に対向し、第1の光誘
    導手段の出光面が第2の光誘導手段の入光面に対向して
    設けられることを特徴とする請求項12に記載のハンデ
    ィ型果実成分非破壊測定器。
  15. 【請求項15】 前記照射手段を、複数本の光ファイバ
    を束ねた複数の分岐光誘導手段を複数束集合した第1の
    光誘導手段と、集合した光を均等に複数の分岐光誘導手
    段に分配する第2の光誘導手段とし、第1の光誘導手段
    の出光面と第2の光誘導手段の入光面との間に光拡散手
    段を設けたことを特徴とする請求項12に記載のハンデ
    ィ型果実成分非破壊測定器。
  16. 【請求項16】 前記照射手段を、各光源からの光路中
    に設けたミラーまたはハーフミラーによって構成したこ
    とを特徴とする請求項12に記載のハンディ型果実成分
    非破壊測定器。
  17. 【請求項17】 異なる発光波長を有する複数の光源を
    順次発光させる光源制御手段を有し、前記演算手段が各
    波長に対応する反射光検出値から果実の成分濃度を算出
    する手段であることを特徴とする請求項10ないし請求
    項16のいずれか1項に記載のハンディ型果実成分非破
    壊測定器。
  18. 【請求項18】 光誘導手段から分岐される分岐光の一
    部を検出する照射用光強度検出手段と、この照射用光強
    度検出手段の検出結果に基づいて反射光の強度を補正す
    る光量補正量演算回路を有することを特徴とする請求項
    10ないし請求項17のいずれか1項に記載のハンディ
    型果実成分非破壊測定器。
  19. 【請求項19】 光誘導手段から分岐される分岐光の一
    部から波長の変位を検出する照射用光波長変位検出手段
    と、この照射用光波長変位検出手段の検出結果に基づい
    て反射光の強度を補正する光量補正量演算回路を有する
    ことを特徴とする請求項10ないし請求項18のいずれ
    か1項に記載のハンディ型果実成分非破壊測定器。
  20. 【請求項20】 前記照射用光波長変位検出手段を、光
    誘導手段から分岐される分岐光の一部を樹脂系材料やフ
    ィルタなどの参照用物質に照射させた際の透過光または
    反射光の強度とその参照用物質の吸収スペクトルの関係
    から波長の変位を検出する手段であることを特徴とする
    請求項19に記載のハンディ型果実成分非破壊測定器。
  21. 【請求項21】 演算結果を表示する表示手段を設けた
    ことを特徴とする請求項10ないし請求項20のいずれ
    か1項に記載のハンディ型果実成分非破壊測定器。
  22. 【請求項22】 被測定果実の反射光の強度から果実成
    分の量を算出する演算手段が、2種類以上の異なる種類
    の果実に対応した1つの検量線を用いて算出する手段で
    あることを特徴とする請求項1ないし請求項21のいず
    れか1項に記載のハンディ型果実成分非破壊測定器。
  23. 【請求項23】 被測定果実の反射光の強度から果実成
    分の量を算出する演算手段が、2種類以上の異なる種類
    の果実に対応するために、まず果実の種類を判別するた
    めに作成した検量線から、被測定果実の種類を判別し、
    その結果に従って、果実の種類別に用意した果実成分の
    量を算出するための検量線を用いて算出する手段である
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項22のいずれか
    1項に記載のハンディ型果実成分非破壊測定器。
  24. 【請求項24】 被測定果実の反射光の強度から果実成
    分の量を算出する演算手段が、2種類以上の異なる品種
    の果実に対応するために、まず果実の種類を判別するた
    めに作成した検量線から、被測定果実の種類を判別し、
    その結果に従って、果実の品種別に用意した果実成分の
    量を算出するための検量線を用いて算出する手段である
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項21のいずれか
    1項に記載のハンディ型果実成分非破壊測定器。
JP2001230805A 2000-08-01 2001-07-31 ハンディ型果実成分非破壊測定器 Ceased JP2002116141A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001230805A JP2002116141A (ja) 2000-08-01 2001-07-31 ハンディ型果実成分非破壊測定器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000266207 2000-08-01
JP2000-266207 2000-08-01
JP2001230805A JP2002116141A (ja) 2000-08-01 2001-07-31 ハンディ型果実成分非破壊測定器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002116141A true JP2002116141A (ja) 2002-04-19

Family

ID=26599133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001230805A Ceased JP2002116141A (ja) 2000-08-01 2001-07-31 ハンディ型果実成分非破壊測定器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002116141A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008519266A (ja) * 2004-11-04 2008-06-05 アプレラ コーポレイション 熱補償型発光ダイオードを備える、光学走査システム
JP2010540954A (ja) * 2007-10-05 2010-12-24 エンブレックス・インコーポレイテッド 胚の心拍検出を介して卵をキャンドリングするための方法及び装置
WO2013137145A1 (ja) * 2012-03-14 2013-09-19 千代田電子工業株式会社 非破壊測定装置
JP2014240786A (ja) * 2013-06-12 2014-12-25 淳司 神成 発光ダイオードを用いた成分濃度分析装置及び発光ダイオードを用いた測定器
JP2016202975A (ja) * 2011-08-29 2016-12-08 オートモーティブ コアリション フォー トラフィック セーフティ, インコーポレイテッド 自動車運転者において被分析物を非侵襲的に測定するためのシステムおよび方法
WO2017094082A1 (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 オリンパス株式会社 湾曲情報導出装置
JP2019211456A (ja) * 2018-06-07 2019-12-12 学校法人 東洋大学 青果物および果汁の品質検査装置
US10710455B2 (en) 2013-08-27 2020-07-14 Automotive Coalition For Traffic Safety Systems and methods for controlling vehicle ignition using biometric data
US11513070B2 (en) 2019-06-12 2022-11-29 Automotive Coalition For Traffic Safety, Inc. System for non-invasive measurement of an analyte in a vehicle driver
US11971351B2 (en) 2022-11-29 2024-04-30 Automotive Coalition For Traffic Safety, Inc. System for non-invasive measurement of an analyte in a vehicle driver

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008519266A (ja) * 2004-11-04 2008-06-05 アプレラ コーポレイション 熱補償型発光ダイオードを備える、光学走査システム
JP2010540954A (ja) * 2007-10-05 2010-12-24 エンブレックス・インコーポレイテッド 胚の心拍検出を介して卵をキャンドリングするための方法及び装置
JP2016202975A (ja) * 2011-08-29 2016-12-08 オートモーティブ コアリション フォー トラフィック セーフティ, インコーポレイテッド 自動車運転者において被分析物を非侵襲的に測定するためのシステムおよび方法
JP2021101196A (ja) * 2011-08-29 2021-07-08 オートモーティブ コアリション フォー トラフィック セーフティ, インコーポレイテッド 自動車運転者において被分析物を非侵襲的に測定するためのシステムおよび方法
US10099554B2 (en) 2011-08-29 2018-10-16 Automotive Coalition For Traffic Safety, Inc. System for non-invasive measurement of an analyte in a vehicle driver
US11001142B2 (en) 2011-08-29 2021-05-11 Automotive Coalition For Traffic Safety, Inc. System for non-invasive measurement of an analyte in a vehicle driver
WO2013137145A1 (ja) * 2012-03-14 2013-09-19 千代田電子工業株式会社 非破壊測定装置
JP2014240786A (ja) * 2013-06-12 2014-12-25 淳司 神成 発光ダイオードを用いた成分濃度分析装置及び発光ダイオードを用いた測定器
US10710455B2 (en) 2013-08-27 2020-07-14 Automotive Coalition For Traffic Safety Systems and methods for controlling vehicle ignition using biometric data
JPWO2017094082A1 (ja) * 2015-11-30 2018-10-04 オリンパス株式会社 湾曲情報導出装置
US10197386B2 (en) 2015-11-30 2019-02-05 Olympus Corporation Bend information computation apparatus
WO2017094082A1 (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 オリンパス株式会社 湾曲情報導出装置
JP2019211456A (ja) * 2018-06-07 2019-12-12 学校法人 東洋大学 青果物および果汁の品質検査装置
US11513070B2 (en) 2019-06-12 2022-11-29 Automotive Coalition For Traffic Safety, Inc. System for non-invasive measurement of an analyte in a vehicle driver
US11971351B2 (en) 2022-11-29 2024-04-30 Automotive Coalition For Traffic Safety, Inc. System for non-invasive measurement of an analyte in a vehicle driver

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4379233A (en) Optical arrangement for quantitative analysis instrument utilizing pulsed radiation emitting diodes
JPWO2002088681A1 (ja) ハンデイタイプの内部品質検査装置
US7999232B2 (en) Gas detector
US20100041969A1 (en) Measuring device and method for optically determining the concentration of blood sugar and/or lactate in biological systems
KR970700859A (ko) 혈액 성분의 농도를 측정하기 위한 비 침투성 비 분광 광도 적외선 측정 방법(non-invasive non-spectrophotometric infrared measurement of blood analyte concentrations)
EP0109536A1 (en) Apparatus for absorptiometric analysis
JP2008522145A (ja) 光源内における出力信号の不安定度を測定するための方法及び装置
US20070195318A1 (en) Wavelength calibration method and wavelength calibration apparatus
JPS5849807B2 (ja) 分光光度計
EP0036870A1 (en) Apparatus for near infrared quantitative analysis
Temma et al. Development of a portable near infrared sugar-measuring instrument
JPH1096692A (ja) 葉の成分測定装置
WO2011117572A1 (en) Analysis of breath
CN101918830A (zh) 用于分析流体的系统和方法
JP2002116141A (ja) ハンディ型果実成分非破壊測定器
WO2003091676A1 (fr) Petite unite de capteur spectroscopique mise sous boitier
WO2013137145A1 (ja) 非破壊測定装置
JP4714822B2 (ja) 光散乱体の非破壊測定装置
JP2008157809A (ja) レーザ出力制御装置および光学測定ユニット
JP6230017B2 (ja) 発光ダイオードを用いた成分濃度分析装置
JP3620798B2 (ja) 非破壊分光測定器
JP2004219322A (ja) 非破壊分光測定器
US9470572B2 (en) Method and apparatus for measuring liquid level of cell culture solution
JP2019184560A (ja) 非接触分光測定装置および非接触分光測定方法
JP2006508354A (ja) 分光計、特に反射型分光計

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040706

A045 Written measure of dismissal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20041130