JP2002115513A - 鉄基燒結合金製2層バルブシートおよびその製造方法 - Google Patents
鉄基燒結合金製2層バルブシートおよびその製造方法Info
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Abstract
燒結合金製2層バルブシートを提供する。 【解決手段】Cu:8〜30質量%、C:0.3〜2.
0質量%、Ni:0.5〜10質量%およびMo:0.
5〜13質量%の内の1種または2種を含有し、さらに
必要に応じてCo,Cr,W,Si,V,Nb,Mnの
内の1種または2種以上を合計で0.1〜20質量%を
含有し、残りがFeおよび不可避不純物からなる組成を
有するバルブ当接層と、Cu:2〜25質量%、C:
0.3〜1.6質量%を含有し、残りがFeおよび不可
避不純物からなる組成を有するバルブシート本体層との
2層から成り、かつ前記バルブ当接層に含まれるCu量
は前記バルブシート本体層に含まれるCu量に比べて相
対的に多くした鉄基燒結合金製2層バルブシート。
Description
かつ相手攻撃性の少ない鉄基燒結合金製2層バルブシー
トおよびその製造方法に関するものである。
耐摩耗性に優れた鉄基焼結合金からなるバルブシートに
熱伝導性の良いCuあるいはCu合金を溶浸させて得ら
れたCu溶浸鉄基焼結合金製バルブシートが最も広く使
用されている。しかし、このCu溶浸鉄基焼結合金製バ
ルブシートを製造するには、鉄基合金を焼結するプロセ
スおよびCuの溶浸プロセスからなる二つのプロセスを
必要とするためにコストがかかる。そのために、近年、
予めCu粉末を予配合させた原料混合粉末を成形し、燒
結することにより製造したCu含有鉄基焼結合金製バル
ブシートが使用され始めており、さらにバルブ当接層お
よびバルブシート本体層の2層に共にCuを含有させて
なる鉄基焼結合金製バルブシートに鉄基焼結合金製2層
バルブシートが提案されている。例えば、特開昭59−
120446号公報には、Cu粉末:5〜35質量%を
配合したFe−Cu系圧粉体部分とCu粉末を配合して
いないFe系圧粉体部分からなる2層圧粉体を作製し、
この2層圧粉体を燒結することによりFe−Cu系圧粉
体部分に含まれるCuの一部をFe系圧粉体部分に移動
させ、それによってCu含有量の多いバルブシート本体
層とCu含有量の少ないバルブ当接層の2層からなる鉄
基燒結合金製2層バルブシートを製造する方法が記載さ
れている。
法で作製した鉄基燒結合金製2層バルブシートは、バル
ブシート本体層となるFe−Cu系圧粉体部分に含まれ
るCuをバルブ当接層となるFe系圧粉体に移動させる
ことにより製造されるが、層間におけるCu移動の駆動
力が各圧粉体におけるCuの差であるため、バルブ当接
層に含まれるCu含有量は少量にならざるを得ず、軟質
なCu相が少ないために相手攻撃性が高く、最も温度が
高くなるバルブ当接部に放熱性の高いCuが十分に含ま
れないために高温摩耗が進行するなどの欠点があった。
上述のような観点から、耐摩耗性に優れかつ相手材であ
るバルブに対する相手攻撃性の低い鉄基燒結合金製2層
バルブシートを得るべく研究を行った結果、(イ)Cu
またはCu合金粉末、C粉末およびFe粉末を含むバル
ブシート本体層成形用原料混合粉末を金型に充填し、つ
いでバルブシート本体層成形用原料混合粉末に含まれる
Cu量以上のCu含有量となるように配合したCuまた
はCu合金粉末、C粉末、Ni粉末およびMo−Fe粉
末の内の1種または2種、並びにFe粉末を含むバルブ
当接層成形用原料混合粉末を充填して積層粉末充填層を
形成し、次いで、この積層粉末充填層をプレス成形する
ことによりバルブシート本体圧粉部分およびバルブ当接
圧粉部分からなるバルブシート積層圧粉体を形成し、こ
のバルブシート積層圧粉体を燒結してバルブシート本体
圧粉部分に含まれるCuをバルブ当接圧粉部分へ移動さ
せることにより得られたCu:8〜30質量%、C:
0.3〜2.0質量%、Ni:0.5〜10質量%およ
びMo:0.5〜13質量%の内の1種または2種を含
有し、残りがFeおよび不可避不純物からなる組成を有
するバルブ当接層と、Cu:2〜25質量%、C:0.
3〜1.6質量%を含有し、残りがFeおよび不可避不
純物からなる組成を有するバルブシート本体層との2層
から成り、かつ前記バルブ当接層に含まれるCu量は前
記バルブシート本体層に含まれるCu量に比べて相対的
に多い鉄基燒結合金製2層バルブシートは、従来の鉄基
燒結合金製2層バルブシートに比べて耐摩耗性に優れか
つ相手攻撃性が少ない、(ロ)Fe相に固溶したNiあ
るいはMoがFe相とCu相の密着性を高める効果があ
るところから、バルブ当接層とバルブシート本体層間の
NiあるいはMo含有の有無の差によって生じる親和力
の差がCu移動の駆動力となり、バルブシート積層圧粉
体のバルブ当接圧粉部分に含まれるCu量がバルブシー
ト本体圧粉部分に含まれるCu量に比べて多くても燒結
中にCuはバルブシート本体層からバルブ当接層に移動
し、バルブ当接層に含まれるCu量はバルブシート本体
層に含まれるCu量に比べて相対的に多くなる、という
研究結果が得られたのである。
されたものであって、(1)Cu:8〜30質量%、
C:0.3〜2.0質量%、Ni:0.5〜10質量%
を含有し、残りがFeおよび不可避不純物からなる組成
を有するバルブ当接層と、Cu:2〜25質量%、C:
0.3〜1.6質量%を含有し、残りがFeおよび不可
避不純物からなる組成を有するバルブシート本体層との
2層から成り、かつ前記バルブ当接層に含まれるCu量
は前記バルブシート本体層に含まれるCu量に比べて相
対的に多い鉄基燒結合金製2層バルブシート、(2)C
u:8〜30質量%、C:0.3〜2.0質量%、M
o:0.5〜13質量%を含有し、残りがFeおよび不
可避不純物からなる組成を有するバルブ当接層と、C
u:2〜25質量%、C:0.3〜1.6質量%を含有
し、残りがFeおよび不可避不純物からなる組成を有す
るバルブシート本体層との2層から成り、かつ前記バル
ブ当接層に含まれるCu量は前記バルブシート本体層に
含まれるCu量に比べて相対的に多くした鉄基燒結合金
製2層バルブシート、(3)Cu:8〜30質量%、
C:0.3〜2.0質量%、Ni:0.5〜10質量
%、Mo:0.5〜13質量%を含有し、残りがFeお
よび不可避不純物からなる組成を有するバルブ当接層
と、Cu:2〜25質量%、C:0.3〜1.6質量%
を含有し、残りがFeおよび不可避不純物からなる組成
を有するバルブシート本体層との2層から成り、かつ前
記バルブ当接層に含まれるCu量は前記バルブシート本
体層に含まれるCu量に比べて相対的に多くした鉄基燒
結合金製2層バルブシート、に特徴を有するものであ
る。
製2層バルブシートは、バルブ当接層およびバルブシー
ト本体層の密度比は共に95%以上となり、熱伝導性に
優れる、このようにして得られた前記鉄基燒結合金製2
層バルブシートは、バルブ当接層およびバルブシート本
体層の密度比が共に95% 以上となって熱伝導性に優
れる。また、前記鉄基燒結合金製2層バルブシートの耐
摩耗性を一層向上させるために、前記鉄基燒結合金製2
層バルブシートにおける少なくともバルブ当接層にC
o,Cr,W,Si,V,Nb,Mnの内の1種または
2種以上を合計で0.1〜20質量%を含有させること
ができる。したがって、この発明は、(4)少なくとも
バルブ当接層にCo,Mo,W,Si,V,Nb,Mn
の内の1種または2種以上を合計で0.1〜20質量%
を含有した(1)、(2)または(3)記載の鉄基燒結
合金製2層バルブシート、に特徴を有するものである。
トは、CuまたはCu合金粉末、C粉末およびFeまた
はFe合金粉末を含むバルブシート本体層成形用原料混
合粉末の粉末充填層と、バルブシート本体層成形用原料
混合粉末に含まれるCu量以上のCu含有量となるよう
に配合したCuまたはCu合金粉末、Ni粉末およびM
o−Fe粉末の内の1種または2種、C粉末およびFe
またはFe合金粉末を含むバルブ当接層成形用原料混合
粉末の粉末充填層とから成る積層粉末充填層を形成し、
次いで、この積層粉末充填層をプレス成形することによ
りバルブシート本体圧粉部分およびバルブ当接圧粉部分
からなるバルブシート積層圧粉体を形成し、得られたバ
ルブシート積層圧粉体を燒結してバルブシート本体圧粉
部分に含まれるCuをバルブ当接圧粉部分へ移動させる
ことにより作られるが、前記バルブシート本体層成形用
原料混合粉末およびバルブ当接層成形用原料混合粉末を
製造するには、いずれも原料粉末を所定の割合で配合し
混合し、さらに金型成形時の潤滑剤であるステアリン酸
亜鉛粉末とともにダブルコーンミキサーで混合して作
る。さらに前記バルブシート積層圧粉体を燒結するには
水素を含む窒素雰囲気中、温度:1090〜1300℃
で焼結することにより製造する。焼結温度は1100〜
1200℃が一層好ましい。
ルブシートを構成する鉄基焼結合金の成分組成を上記の
ごとく限定した理由について説明する。 [I]バルブ当接層 (a)Cu バルブ当接層におけるCuは、密度、強度および耐摩耗
性を向上させる、さらに相手攻撃性を低下させる効果が
あるが、その含有量が8質量%未満ではその効果が十分
でなく、一方、30質量%を越えると液相が過大とな
り、焼結中に変形が生じて寸法のバラツキが大きくなる
ので好ましくない。したがって、Cuの含有量は8〜3
0質量%に定めた。Cuの含有量の一層好ましい範囲は
9〜25質量%であり、さらに一層好ましい範囲は10
〜20質量%である。
含有量が0.3質量%未満では効果が十分でなく、一
方、2.0質量%を越えて含有する靭性を低下させるの
で好ましくない。したがって、Cの含有量は0.3〜
2.0質量%に定めた。Cの含有量の一層好ましい範囲
は0.5〜1.6質量%である。
させ、液相焼結をコントロールし、燒結中のバルブシー
ト本体層に含まれるCuをバルブ当接層に移動させるの
を促進する作用を有し、またバルブ当接層のFe合金相
の強度および靭性を向上させる作用があるが、その含有
量が0.5質量%未満ではその効果が十分でなく、一
方、10質量%を越えて含有してもそれ以上の効果が少
ない。したがって、Niの含有量は0.5〜10質量%
に定めた。Niの含有量の一層好ましい範囲は1.4〜
6質量%である。
バルブ当接層に移動させるのを促進する作用を有し、ま
たバルブ当接層のFe合金相の強度および靭性を向上さ
せる作用があるが、その含有量が0.5質量%未満では
その効果が十分でなく、一方、13質量%を越えて含有
してもそれ以上の効果が少ない。したがって、Moの含
有量は0.5〜13質量%に定めた。Moの含有量の一
層好ましい範囲は1〜10質量%である。
Mn 鉄基燒結合金製2層バルブシートの耐摩耗性を一層向上
させるために、少なくともバルブ当接層に必要に応じて
Co,Cr,W,Si,V,Nb,Mnの内の1種また
は2種以上を含有させるが、Co,Cr,W,Si,
V,Nb,Mnの内の1種または2種以上を合計で0.
3質量%未満分散していても十分な耐摩耗性が得られ
ず、一方、20質量%を越えて含有させると硬質相が多
くなり過て靭性が不足するので好ましくない。したがっ
て、Co,Cr,W,Si,V,Nb,Mnの内の1種
または2種以上を合計で0.1〜20質量%に定めた。
Co,Cr,W,Si,V,Nb,Mnの内の1種また
は2種以上を合計の好ましい範囲は2〜19質量%であ
り、さらに好ましい範囲は5〜18質量%である。
動させても密度比および強度が低下しないために最小限
必要な量を添加するが、その含有量が2質量%未満では
その効果が十分でなく、一方、25質量%を越えると液
相が過大となり、焼結中に変形が生じて寸法のバラツキ
が大きくなるので好ましくない。したがって、バルブシ
ート本体層におけるCuの含有量は2〜25質量%に定
めた。バルブシート本体層におけるCuの含有量の一層
好ましい範囲は5〜20質量%であり、さらに一層好ま
しい範囲は7〜18質量%である。
上させる作用があるが、その含有量が0.3質量%未満
では効果が十分でなく、一方、1.6質量%を越えて含
有する靭性を低下させるので好ましくない。したがっ
て、Cの含有量は0.3〜1.6質量%に定めた。Cの
含有量の一層好ましい範囲は0.5〜1.3質量%であ
る。
原料粉末A〜Lを用意した。
で配合し、さらに金型成形時の潤滑剤であるステアリン
酸亜鉛粉末を外掛けで0.8質量%に当たる量だけ添加
して混合することによりバルブ当接層成形用原料混合粉
末およびバルブシート本体層成形用原料混合粉末を作製
し、まずバルブシート本体層成形用原料混合粉末を外
径:38mm、内径:28mmのリング形状金型キャビ
ティーに充填し、さらにその上にバルブ当接層成形用原
料混合粉末を充填して積層粉末充填層を形成し、次い
で、この積層粉末充填層を圧力:600MPaでプレス
成形することによりバルブシート本体圧粉部分およびバ
ルブ当接圧粉部分からなるバルブシート積層圧粉体を形
成し、得られたバルブシート積層圧粉体を5vol%H
2含有の窒素雰囲気中、温度:1120℃、30分間保
持の条件で燒結してバルブシート本体圧粉部分に含まれ
るCuをバルブ当接圧粉部分へ移動させることにより表
4〜5に示される成分組成を有するバルブ当接層および
バルブシート本体層から成る本発明鉄基燒結合金製2層
バルブシート(以下、本発明2層バルブシートという)
1〜30および従来鉄基燒結合金製2層バルブシート
(以下、従来2層バルブシートという)1〜2を作製し
た。
び従来2層バルブシート1〜2について下記の摩耗試験
を行った。SUH35の材質からなり外径が30mmの
傘部分を有するバルブを用意し、このバルブの傘部分を
温度:900℃に保持し、さらに本発明2層バルブシー
ト1〜30および従来2層バルブシート1〜2をそれぞ
れ内部が水冷されている治具に圧入し、ガソリン燃焼雰
囲気中で着座荷重:35kg、バルブ着座回数:300
0回/分の条件で20時間試験し、本発明2層バルブシ
ート1〜30および従来2層バルブシート1〜2のバル
ブ当接層シートの最大摩耗量および相手材であるバルブ
の最大摩耗量を測定し、その結果を表6に示した。
ルブシート1〜30は従来バルブシート1〜2に比べ
て、いずれもバルブ当接層の最大摩耗量および相手材で
あるバルブの最大摩耗量が少ないことが分かる。
製2層バルブシートは、摩耗量が少なく、さらに相手材
であるバルブに対する相手攻撃性が少ないところから、
エンジンなどの自動車産業の発展に大いに貢献し得るも
のである。
Claims (5)
- 【請求項1】 Cu:8〜30質量%、C:0.3〜
2.0質量%、Ni:0.5〜10質量%を含有し、残
りがFeおよび不可避不純物からなる組成を有するバル
ブ当接層と、Cu:2〜25質量%、C:0.3〜1.
6質量%を含有し、残りがFeおよび不可避不純物から
なる組成を有するバルブシート本体層との2層から成
り、かつ前記バルブ当接層に含まれるCu量は前記バル
ブシート本体層に含まれるCu量に比べて相対的に多い
ことを特徴とする鉄基燒結合金製2層バルブシート。 - 【請求項2】 Cu:8〜30質量%、C:0.3〜
2.0質量%、Mo:0.5〜13質量%を含有し、残
りがFeおよび不可避不純物からなる組成を有するバル
ブ当接層と、Cu:2〜25質量%、C:0.3〜1.
6質量%を含有し、残りがFeおよび不可避不純物から
なる組成を有するバルブシート本体層との2層から成
り、かつ前記バルブ当接層に含まれるCu量は前記バル
ブシート本体層に含まれるCu量に比べて相対的に多い
ことを特徴とする鉄基燒結合金製2層バルブシート。 - 【請求項3】 Cu:8〜30質量%、C:0.3〜
2.0質量%、Ni:0.5〜10質量%、Mo:0.
5〜13質量%を含有し、残りがFeおよび不可避不純
物からなる組成を有するバルブ当接層と、Cu:2〜2
5質量%、C:0.3〜1.6質量%を含有し、残りが
Feおよび不可避不純物からなる組成を有するバルブシ
ート本体層との2層から成り、かつ前記バルブ当接層に
含まれるCu量は前記バルブシート本体層に含まれるC
u量に比べて相対的に多いことを特徴とする鉄基燒結合
金製2層バルブシート。 - 【請求項4】 少なくともバルブ当接層にCo,Cr,
W,Si,V,Nb,Mnの内の1種または2種以上を
合計で0.1〜20質量%を含有したことを特徴とする
請求項1、2または3記載の鉄基燒結合金製2層バルブ
シート。 - 【請求項5】 CuまたはCu合金粉末、C粉末、およ
びFeまたはFe合金粉末を含むバルブシート本体層成
形用原料混合粉末の粉末充填層と、 前記バルブシート本体層成形用原料混合粉末に含まれる
Cu量以上のCu含有量となるように配合したCuまた
はCu合金粉末、C粉末、Ni粉末およびMo−Fe粉
末の内の1種または2種、並びにFeまたはFe合金粉
末を含むバルブ当接層成形用原料混合粉末の粉末充填層
と、からなる積層粉末充填層を金型内に形成し、 次いで、この積層粉末充填層をプレス成形することによ
りバルブシート本体圧粉部分およびバルブ当接圧粉部分
からなるバルブシート積層圧粉体を形成し、 得られたバルブシート積層圧粉体を燒結してバルブシー
ト本体圧粉部分に含まれるCuをバルブ当接圧粉部分へ
移動させることによりバルブ当接層およびバルブシート
本体層から成る2層バルブシートを形成することを特徴
とする鉄基燒結合金製2層バルブシートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000308935A JP2002115513A (ja) | 2000-10-10 | 2000-10-10 | 鉄基燒結合金製2層バルブシートおよびその製造方法 |
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Publications (1)
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---|---|
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Family
ID=18789175
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000308935A Pending JP2002115513A (ja) | 2000-10-10 | 2000-10-10 | 鉄基燒結合金製2層バルブシートおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002115513A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100461304B1 (ko) * | 2002-06-21 | 2004-12-14 | 한국분말야금(주) | 밸브 시트용 내마모 소결합금의 제조 방법 |
CN100340748C (zh) * | 2004-11-03 | 2007-10-03 | 重庆力帆实业(集团)有限公司 | 水冷双燃料发动机排气门座 |
CN100340747C (zh) * | 2004-11-03 | 2007-10-03 | 重庆力帆实业(集团)有限公司 | 水冷双燃料发动机进气门座 |
-
2000
- 2000-10-10 JP JP2000308935A patent/JP2002115513A/ja active Pending
Cited By (3)
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