JP2002113843A - 輪転印刷機におけるニップ幅推定方法ならびに同方法を用いたニップ幅の制御方法および制御装置 - Google Patents

輪転印刷機におけるニップ幅推定方法ならびに同方法を用いたニップ幅の制御方法および制御装置

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JP2002113843A
JP2002113843A JP2000307003A JP2000307003A JP2002113843A JP 2002113843 A JP2002113843 A JP 2002113843A JP 2000307003 A JP2000307003 A JP 2000307003A JP 2000307003 A JP2000307003 A JP 2000307003A JP 2002113843 A JP2002113843 A JP 2002113843A
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roller
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nip
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Takafumi Kawaguchi
崇文 川口
Naoshige Kurokawa
尚重 黒川
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輪転印刷機において、接触する一対のローラ
間のニップ幅を運転中にリアルタイムで推定すると共に
そのニップ幅を所定許容範囲に納めることのできるニッ
プ幅制御方法及び制御装置を提供する。 【解決手段】 ニップ幅に関係する物理量であるローラ
駆動用モータのトルクとニップ幅との関係を表わす関係
式を予め貯蔵する第1のメモリと前記モータのトルクを
検出するセンサと、前記関係式に基づいて前記センサ出
力に対応するニップ幅の値を算出する演算手段と、許容
ニップ幅の値を貯蔵する第2のメモリと、前記演算手段
の出力が許容ニップ幅の範囲外と判定したときニップ幅
の修正を行わしめるため、前記物理量に対応する1つ又
は複数のアクチュエータに対し修正指令値を与えるニッ
プ幅修正指令手段とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は運転中の輪転印刷機
におけるニップ幅の推定方法ならびに同方法を用いたニ
ップ幅の制御方法及び制御装置に関する。
【0002】
【背景技術】ゴムローラを備えた輪転印刷機例えばオフ
セット輪転印刷機にはインキローラ、浸し水ローラなど
多数のローラが用いられている。図11は一般的なオフ
セット輪転印刷機のインキ供給部から印刷部までを各ロ
ーラの軸方向から見た配置図である。同図においては連
続した供給紙であるウェブWの上下両面を同時に印刷可
能であり、このウェブWの上方にあるローラ群と下方に
あるローラ群は同じ配置構成をしている。ここでは上方
のローラ群についてのみ説明する。
【0003】ウェブW上面に印刷するためのブランケッ
ト111はゴムローラ製で、版胴ローラ110と接し、
同版胴の版面が転写される。この版胴110には、上方
のインキ溜112内のインキ112Aがインキローラ1
13、シフトローラ114、ローラ115、ドライブロ
ーラ(練りローラ)、横振りローラ116及びローラ1
17を介して供給される。さらに版胴110の左方には
水溜119に浸された浸し水ローラ120、ドライブロ
ーラ122、ローラ121、122、123が配置さ
れ、版胴110の版面上に水分を供給している。
【0004】同図の配置において、インキ112は各ロ
ーラ115〜117を通過する間に練り及び横方向の均
一分配化、流動性が加えられ且つ薄膜状にされる。又、
インキの供給はローラ113と115の間でシフトロー
ラ114を往復揺動させることにより供給され、その往
復の単位時間当りの回数を加減することにより制御され
るようになっている。又、上記の配置になる印刷機にお
いて、ドライブローラ116とそれに接し従駆動される
ゴムローラ115、117との間では、一定の接触圧力
が働くよう相対的に押付けられている。そしてこの接触
圧力により、接触面を通過するインキ膜層が練られてい
く。この接触圧力に対応して、インキローラ間の接触状
態の特性を示すニップ幅が形成される。
【0005】従来より、色調(インキの強度・濃淡)に
代表される印刷物の印刷状態はインキローラ間の接触圧
力の調整不良に起因されることが知られており、印刷状
態の不良、例えばインキの供給不足、供給過多、供給ム
ラ、ローラ目やゴーストの発生、ローラと刷板の間のス
リップが多く画線部が摩耗する、あるいは画線部のつぶ
れ不良等の印刷障害が生じると、接触圧力が適性か否か
をチェックするためニップ幅を確認することが行われて
いる。図12(a)、(b)、(c)、(d)はそれぞ
れニップ幅の代表的状態を示しており、(a)はニップ
幅均一で正常な場合を示し、(b)は中央部ニップが太
い、(c)は中央部ニップが細い、(d)はニップ幅が
細い場合を示し、(b)(c)(d)は不正常なニップ
幅状態である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ニップ幅は上述したよ
うに、オフセット等の輪転印刷機における印刷仕上り状
態に関係する各因子と密接な関係にあるので、印刷障害
の発生に対してニップ幅を測定すると共に、そのニップ
幅が所定値範囲となるよう各因子、例えばインキの供給
量を調整したり、また、より直接的には接触圧力を調整
するようにしている。従来、こうしたニップ幅の管理を
行うための操作手順として以下の(1)乃至(8)が行
われている。(1)マシン停止 (2)ニップ着
(3)ニップ脱 (4)マシン手動 (5)相手もしく
は自己側ローラ面に付着したローラニップ跡の幅を測定
(6)良否判定 (7)ニップ幅の調整が必要なら調
整機構により調整する (8)前記(2)から(7)を
繰り返す。これらの操作においては確認すべき部位が多
く存在するため、管理・メンテナンスの為に多くの時間
が必要である。即ち、結果として印刷物に影響が生じて
からローラのニップ調整を行うということであり、予防
保全ができない状態で生産運転を続けているということ
であって、一旦印刷障害が生じると印刷機を停めてニッ
プ幅を計り、適正な接触圧力を設定し直さなければなら
なかった。
【0007】本発明者等は、上述した印刷障害に対処す
る操作の繁雑さに鑑み、これを解決すべく種々検討した
結果、予備的な試験を行ってニップ幅とドライブローラ
の駆動力との間の関係に着目し、セクショナル方式での
ドライブローラモータの駆動力を検知し、これよりニッ
プ幅を推定することによりニップ幅を制御可能であるこ
とを確認した。
【0008】さらに印刷機の運転中、ドライブローラの
駆動力ではなく、他のニップ幅と密接に関係する印刷機
内で生起する物理量とニップ幅の関係を予め把握して、
その関係を用いて運転中のニップ幅を推定することが可
能であることを突き止めた。従って、本発明の目的は、
輪転印刷機の運転中においてもニップ幅を妥当性をもっ
て推定する新規なニップ幅推定方法ならびに同推定方法
を用いてニップ幅を制御するニップ幅の制御方法及び制
御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるニップ幅の
推定ならびに制御方法及び装置は、上記目的を達成する
ため、次の構成を採用する。即ち、本発明の請求項1記
載の発明は、ゴムローラを備えた輪転印刷機の運転状態
における前記ローラと接触するほかのローラとの間で形
成されるニップ幅を推定する方法であって、前記ニップ
幅に影響するかないしはニップ幅と密接な関係を有する
物理量とニップ幅との関係を定める関係式ないしは参照
テーブルからなるニップ幅関係情報を予め前記印刷機の
制御装置内に貯蔵し、前記印刷機の運転中、前記物理量
を検出し、同検出された物理量に対応するニップ幅の値
を前記ニップ幅関係情報に基づいて生成し、同生成され
たニップ幅の値を当該ローラのニップ幅と推定するもの
であり、この方法を遂行することにより運転中のリップ
幅を常にモニター可能とするものである。
【0010】さらに上記目的を達成するための請求項6
記載の発明は次の構成を採用する。即ち、前記ニップ幅
の推定方法を用いて運転中のニップ幅を制御する方法で
あって、予め許容ニップ幅を設定して前記推定方法によ
り生成されたニップ幅が前記許容ニップ幅の範囲外とな
ったときにはその後に生成されるニップ幅の値が許容範
囲に納まるようニップ幅を修正するための指令値をニッ
プ幅に影響する1又は複数のアクチュエータに対し与え
るように制御するものである。この制御方法を運転中遂
行することは印刷障害等の発生に対する予防保全となる
ものである。さらに上記目的を達成するための請求項7
記載の発明は次の構成を採用する。即ち、インキ練りロ
ーラ又は浸し水ローラをセクショナルドライブ方式で駆
動するようにしたオフセット輪転印刷機における前記ロ
ーラと接する他のローラとの間で形成されるニップ幅の
制御方法において、予め当該ローラ駆動用モータの駆動
力とニップ幅との関係を表わす第1のニップ幅関係情報
を前記印刷機の制御装置内に貯蔵し、さらに、前記第1
のニップ幅関係情報に対応して所望の許容ニップ幅を定
めこれを前記制御装置内に貯蔵し、前記印刷機の運転
中、前記ローラ駆動用モータの駆動力を検出し、検出さ
れた駆動力に対応するニップ幅の値を前記第1のニップ
幅関係情報に基づいて生成し、生成されたニップ幅の値
と許容ニップ幅の値とを比較して、生成されたニップ幅
の値が許容ニップ幅の範囲内か否かを判定し、生成され
たニップ幅の値が許容値範囲外と判定されたときには、
生成されるニップ幅の値が許容値範囲内に納まるようニ
ップ幅を修正するための指令値をニップ幅に影響する1
つ又は複数のアクチュエータに対し与えるようにしたこ
とを特徴とするものであって、制御用のパラメータとし
てモータトルク即ち、ドライブモータの駆動電流を利用
するものであり、他の特別なセンサを必要とせず、既存
のセクショナルドライブ用モータの制御にプログラム上
の処理を一部付加することによりニップ幅制御を遂行す
るものである。
【0011】さらに上記目的を達成するための請求項9
記載の発明は次の構成を採用する。即ち、輪転印刷機の
運転状態における所定ローラ間のニップ幅を制御する装
置であって、前記ニップ幅に関係する物理量とニップ幅
との関係を表わす関係式ないしは参照テーブルからなる
関係情報を予め貯蔵する第1のメモリと、前記物理量を
検出する当該物理量のセンサと、前記関係情報に基づい
て前記センサ出力に対応するニップ幅の値を生成する第
1の演算手段と、許容ニップ幅の値を貯蔵する第2のメ
モリと、前記第1の演算手段の出力と第2のメモリから
の許容ニップ幅の値とを比較して第1の演算手段の出力
が許容ニップ幅の範囲外と判定したとき、ニップ幅の修
正指令を与える比較・判定手段と同手段の出力に応答し
て、1つ又は複数の前記ニップ幅に影響を与えるアクチ
ュエータを指定しこれに修正指令値を与えるニップ幅修
正指令手段とを有することを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
用いて詳細に説明する。第1図乃至第7図及び第13図
は、本発明者等による本発明の着眼点を確認するテス
ト、即ちニップ幅とドライブローラ用モータの駆動力の
関係を説明するための図である。図1において、ドライ
ブローラとしてのカネローラMROLとゴムローラRR
OLとが軸芯を平行にして接触されており、その接触圧
力が白抜き矢印で模式的に示すように、押付け力Fの調
整が可能である。又、カネローラMROLはタイミング
ベルトTBを介して、モータMTRにより回転駆動され
る。
【0013】図2は、図1のモータの駆動力を表わす駆
動電流を測定し、これを表示、算出、記憶せしめる各構
成部分の概略を示す。CTRLは制御盤、PCはパソコ
ンでモータMTRへの指令値(回転数)に対し、モータ
の電機子に流れるトルクに相当する電流iが取り込まれ
パソコンPC上にも表示される。図2の下方にはゴムロ
ーラRROLへの押付け力Fを与えると共に、常にその
接触圧力の値をデータとして取り込むためのロードセル
及びデータロガーDLを示す。それぞれのロードセルL
Cへの荷重Fは固定板PFに取付けられたナットNTに
螺合しているネジSCの右端を回転させることによって
調整可能である。なお、この荷重Fの賦与は流体圧シリ
ンダによってあるいはネジSC自体をモータによって回
転させるようにして自動的にその量を制御することも可
能である。
【0014】図3は、ゴムローラRROLとカネローラ
MROLの軸方向断面を示す。図4は、ゴムローラRR
OLのローラ面を形成するゴム材の機械的性質に係わる
硬度等の主要諸元を示す。
【0015】図5は、ゴムローラRROLに静荷重を与
えたときのニップ幅の値を示すと共に、さらに各静荷重
下で所定の回転数でカネローラMROLを回転させたと
きのロードセルLC(2ヶ所)の出力を測定した結果で
あり、各静荷重の約1.5倍の値として検出されたこと
を示す。
【0016】図6は、ニップ幅に関する次のHertz
の式
【数1】 及びGATF(Graphic Art Technical Foundation)の
提唱する式
【数2】 と実測値データとをプロットしたグラフである。GAT
Fは、軟質ローラの場合のニップ幅Sとして、次の式3
を提案している。
【数3】 特に印刷ローラの場合、m,n=1.5と想定した式の
値は、実測値とよく一致するとされており、図6の結果
もほぼ一致している。第13図はインキなしの場合の回
転数をパラメータとしたときのニップ幅に対するトルク
の関係を示す。
【0017】図7は、ゴムローラRROLとカネローラ
MROLとの間にインキ膜を介在させた場合とさせない
場合の各所定ニップ圧力Fにおける回転数とトルクとの
関係を示し、同図(a)はインキなしの場合、同図
(a),(b)を対比すればインキの存在によりトルク
の上昇があることがわかる。これらのテスト図1乃至図
7及び第13図にて説明したテストを分析した結果本発
明者等は以下の知見を得た。即ち、 (1)ニップ幅はGATFを用いて良好に推定が可能で
あること。 (2)GATFの式では、両ローラの材質及び形状を一
定とすれば、F即ち押付け荷重に依存すること。 (3)ニップ幅が大きくなるにつれモータMTRの回転
抵抗が大きくなること。又、回転数の上昇につれて、回
転抵抗の上昇率は小さくなること。 (4)押付け力が大きくなるにつれ、インキの存在によ
る回転抵抗が増大すること。 (5)物理量としてのニップ幅には、印刷機の各機能を
構成する部分の状態がそのウェイトは様々ながら反映し
ており、実際の印刷機の運転状態にあってはニップ幅自
体を直接測定することは困難であるとしても、ニップ幅
を駆動モータ等のニップ幅と密接に関係する物理量を関
係づけることにより、ニップ幅を常時モニターし、その
値を推定し、これを用いてニップ幅を制御可能であると
の考えに達した。
【0018】図8は、上記の考えに基づく本発明の実施
態様の制御ブロック図である。同図(a)において、3
1はドライブローラ駆動モータへ流れる電流値iのセン
サーを示す。32は、モータ駆動力(電流iに相当)と
ニップ幅との関係を示す式又はテーブルデータとして、
予め印刷機の制御装置内にストアされているものであ
る。33は、センサ31からのモータ駆動力信号とニッ
プ幅関係情報32とから、その時点でのニップ幅の値を
推定するニップ幅の値の生成手段を示す。34は、予め
設定しておくニップ幅許容値またはその範囲を示す。3
5は33と34の出力を比較し、推定ニップ幅の値が許
容値の範囲を超えたときニップ幅の修正を指令する手段
を示す。37は、修正指令手段36の指令に応答して、
運転中の印刷機内の機能構成部分、例えばインキ供給部
や、より直接的には当該ゴムローラのカネローラへの接
触圧力を調整する装置などに対応しており適宜量の修正
をそこで行うようになっている。
【0019】図8(b)は、色調センサ31Aが同図
(a)のモータ駆動電流センサ31に対応していること
を示し、同様にして色調・ニップ幅関係情報部32Aが
32に対応して構成されており他の34A,35A,3
6A,37Aは同図(a)のそれぞれ34,35,3
6,37に対応して構成されている制御ブロック図であ
る。同図(b)においては、印刷物の色調とニップ幅と
の関係に注目し、これを予めデータベースあるいは式と
してメモリ内へ貯蔵しておいて、印刷機の運転中、ニッ
プ幅を修正制御することにより色調を安定化するために
利用される。
【0020】さらに、同図(c)は、ゴムローラ押付力
検知用のセンサ例えばロードセルを用いて、ニップ幅を
推定し、制御しようとする制御ブロックを示す。同図
(c)で、31Bはロードセル、32Bは押付力とニッ
プ幅の関係を式又は参照テーブルとして制御装置内のメ
モリに貯蔵されている押付力・ニップ幅の関係情報であ
る。33Bはニップ幅の推定値を生成する手段を示して
おりロードセル31Bからの出力を用いて、押付力・ニ
ップ幅の関係情報に基づいて、ニップ幅の値を与えるよ
うになっている。34B,35B,36B,37Bは同
図(a)の34,35,36,37に対応して設けられ
たそれぞれニップ幅許容値設定部、比較・判定部、ニッ
プ幅修正指令部およびニップ幅修正手段を示している。
【0021】第9図は、印刷機制御装置内で本発明に係
わる部分又は情報を示す制御ブロック図である。同図に
おいて、51は印刷機本体側を示しており、52は制御
装置である。51Aは、印刷機本体側に設けられた各種
のセンサー群を示す。センサの種類としては例えば、ゴ
ムローラへの押付力調整機構の調整ネジの移動量、ロー
ラ温度、ローラ駆動用モータの駆動電流、色調、インキ
膜厚やゴムローラの摩耗量など、ニップ幅に影響又は関
係の深い物理量がセンサ情報として、制御装置52へ与
えられるようになっている。なお、同図では自動的に各
センサ情報を取り込む場合として示したが、通常使用さ
れている押付け力調整機構のように作業者が介在して調
整量を与えるような場合はその調整量をパラメータデー
タとして、パーソナルコンピュータ53の如き、表示及
入力装置を介して与えてもよい。さらに51Bは、印刷
機本体側に設けられている各種アクチュエータ群であっ
て、これらの操作によってニップ幅に影響を与えるアク
チュエータである。52Aは、入出力ユニットであって
前記センサ群51A、アクチュエータ群51Bとの信号
のインタフェイスを構成する。
【0022】制御装置52内には、CPU52Bとバス
52Dを介してプログラムメモリ52C及びデータメモ
リ54が設けられており、プログラムメモリ52C内に
はシステム全体の監視・制御用のプログラム及び印刷機
の運転制御用プログラムの他に、例えば本発明に係わる
モータトルク・ニップ幅制御用プログラム、ローラ押付
力・ニップ幅制御プログラムおよび色調・ニップ幅制御
プログラムが格納されている。一方データメモリ54の
中において、54Aはニップ幅と各種の物理量(あるい
は、操作量)との間の関係を式又はデータテーブル又は
参照テーブルといった形態で予めストアしているメモリ
領域である。図示ではsheet1,2,3としてそれぞ
れ、モータトルクとニップ幅、押付力とニップ幅、色調
とニップ幅の関係をグラフ状に表示してある。54B
は、運転中の許容ニップ幅を示しており、その各sheet
1〜3は54Aの各物理量と対応したsheetに対応してい
ることを示す。さらに54Cは、センサ群51Aからのデ
ータ信号をストアするメモリを示しており、それぞれの
物理量であるモータ駆動電流値、ローラ押付力の大きさ
等がデータとして区別されていることをsheet1,2,
3によって示す。
【0023】54Dは、ニップ幅修正の指令に係わるデ
ータ領域を表わしており、第8図(a),(b),
(c)のそれぞれの比較・判定部によってニップ幅の修
正量が算出される。この修正量に基づいて修正指令値が
定められる。そしてこの修正指令値を各アクチュエータ
への指令値として与える。各アクチュエータには当該状
態でこの指令値を操作させるか否かについて別に判定さ
れ、そのアクチュエータに指令値を与える場合にはビッ
ト1、与えないときはビット0が立つようにされてい
る。さらに54Eは、プログラムメモリ52C中の各制
御プログラムを印刷機運転中に有効にするか否かを予め
指定しておくためのビットメモリであり、例えば上から
メモリM1,M2,M3が0,1,0のビット状態とさ
れているときには、制御プログラムはPG2(ローラ押
付・ニップ幅制御)が有効とされるようになっている。
なお、パーソナルコンピュータ53のモニター上にはデ
ータメモリ54内の各種データ領域の内容を作業者が容
易に理解できるよう表示されると共にキー入力装置KB
から必要なデータの入力・修正なども可能であるようシ
ステムプログラムによってサポートされている。
【0024】なお、データメモリ54A内のsheet1に
示される関数波形f,f,f等は、他の物理量α
をパラメータとしたときの関係の推移を示しており、例
えば他の物理量として押付け力を修正指令値として設定
したときには関数f上で検出されたトルクに対応する
ニップ幅の値が許容幅を超えたとき、修正のため押付け
力を変化させるが、その押付け力を変化させた後では別
の関数f上で新たなニップ幅を推定されるようにしな
ければならない。実際に関係式例えば前述したGATF
提唱の(式2)を用いるとすれば、押付け力の修正は同
(式2)中の変数Fを修正することにより算出される。
即ち、sheet1に代表して示される、ある1つの物理量
とニップ幅との関係は他の物理量の変化によりその関係
式が前記他の物理量をパラメータとして変化することを
予め把握しておく必要がある。この場合他の物理量の変
化は修正指令として制御のために変化させた場合と、予
想しない因子により変化する場合とを問わない。
【0025】第10図は、印刷機運転中においてモータ
トルク・ニップ幅制御プログラムPG1が有効に設定さ
れている場合の処理プロセスをフローチャートで示す。
同図において、運転プログラム101の処理上で割込可
能であると判定ステップSTEP1でモータトルク・ニ
ップ幅の制御を行うかを判定する。今図9の54Eにお
いてビットM1=1,M2=0,M3=0とするとST
EP1はYesと判定される。次いでSTEP2におい
て、駆動モータの電流値Tiをメモリ54Cから取り込
み、さらにデータメモリ54内のメモリ領域54A内の
シート1によって参照し、対応するニップ幅の値を算出
する。(なおこのsheet1のようでなく数式で与えられ
ている場合は式の演算のプロセスを含む)次いで、ST
EP5にて許容ニップ幅のデータをメモリ領域54Bか
ら取り込む。次にSTEP6で前記算出されたニップ幅
の値が許容ニップ幅の範囲内か否か判定され、範囲内で
あれば運転プログラム101へ戻る。範囲外であればS
TEP7に移行し、ここでニップ幅の差を修正値として
算出する。
【0026】次いでSTEP8において、上記修正を実
現するため各アクチュエータに対し、その修正値を配分
する。この場合どのアクチュエータに修正値の何%を受
けもたせるかを定める必要があるが、これは別途各アク
チュエータの操作量とニップ幅への影響の度合い、ウェ
イト等を考慮して、定めるようにしている。次いでST
EP9において、各アクチュエータへの指令値を出力
し、i/oインタフェイス52Aを介して、各アクチュ
エータへ与えられる。処理ルーチンとしてはここでメイ
ンの運転プログラム101へ戻る。
【0027】なお、図10に示されるフローチャートで
はニップ幅と関係のある物理量としてモータトルクを指
定した場合のプログラムPG1が実行される場合を例示
したが、第9図のメモリ54E内でそれぞれM1=1,
M2=1,M3=1の場合には対応するプログラムPG
1,PG2,PG3のすべてが遂行され、それぞれに対
応したニップ幅推定値が生成される。このように複数の
プログラムが実行されるようにした状態では、その複数
の推定ニップ幅の、例えば平均値を算出して、その平均
値をその時点における推定ニップ幅の値として代表させ
るようにしてもよい。そのときには、判定用の許容ニッ
プ幅の値は1つ設定されるだけでよい。
【0028】以上は、オフセット輪転印刷機とくにセク
ショナルドライブ方式の印刷機を例として説明したが、
本発明の要旨からすれば一対のゴムローラ、カネローラ
間を膜状のインキが通過し、且つ両ローラ間に接触圧力
を作用せしめるタイプのほかの輪転印刷機においても、
その運転中におけるニップ幅の推定とこれを制御する課
題は共通に存在する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
運転中の輪転印刷機におけるニップ幅を推定することが
できるようになり、さらにこの推定方法を活用して、ニ
ップ幅に影響するインキ供給量、ローラ温度、ローラ押
付力等の各種物理量に対応するアクチュエータへの修正
指令によってニップ幅を制御するようにしたので、ニッ
プ幅に対する予防保全が可能となり印刷障害を大幅に減
少させることが可能である。又、特に請求項7記載の発
明では、物理量としてローラ駆動モータに流れる電流値
を採用しているので、センサとして既存の電流制御系を
利用でき従って特別なセンサを必要とせずプログラム上
での処理のみで対応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一対のゴムローラとカネローラとの間で形成さ
れるニップ幅測定用のテスト機構の概略配置を示す図で
ある。
【図2】図1に示す測定に係わる各部の構成の概略を示
す図である。
【図3】図1に示すゴムローラとカネローラの縦断面図
である。
【図4】図3に示すゴムローラのゴムの機械的諸元を示
す図である。
【図5】図1のテストの結果の一部を示すデータを表わ
す図である。
【図6】図5のデータを理論式との対比を行うべくグラ
フ化して示す表である。
【図7】モータ回転数とトルクの関係のグラフを示し、
(a)はローラ間にインキなしの状態における回転数と
トルクの関係を示すグラフ、(b)はインキありの状態
における回転数とトルクの関係を示すグラフである。
【図8】図8は、本発明によるニップ幅の制御方法を示
す制御ブロック図であって、それぞれ(a)は物理量と
して、ローラ駆動モータ電流iを用いた場合、(b)は
色調を用いた場合、(c)はゴムローラ押付力を用いた
場合である。
【図9】図8(a),(b),(c)を更に具体的に示
した制御ブロック図である。
【図10】図8(a)に対応する制御の様子を示すフロ
ーチャートである。
【図11】セクショナルドライブ方式のオフセット輪転
印刷機の各ローラの配置を示す図である。
【図12】ローラのニップ幅を示す図であって、(a)
は良好なニップ幅、(b)は中央部が太いニップ、
(c)は中央部が細いニップおよび(d)は、ニップ幅
が細い場合をそれぞれ示す。
【図13】モータの回転数をパラメータとした場合にお
けるニップ幅の値に対するモータトルクのテスト結果を
示す図である。
【符号の説明】
31 ローラ駆動モータ電流センサ 32 モータ駆動力・ニップ幅関係情報 33 推定ニップ幅生成手段 34 ニップ幅許容値設定メモリ 35 比較・判定手段 36 ニップ幅修正指令手段 37 ニップ幅修正手段 51 輪転印刷機本体 52 制御装置 53 入力・表示装置 54 データメモリ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴムローラを備えた輪転印刷機の運転状
    態における前記ローラと接触するほかのローラとの間で
    形成されるニップ幅を推定する方法において、前記ニッ
    プ幅に関係する物理量とニップ幅との関係を定める関係
    式ないしは参照テーブルからなるニップ幅関係情報を予
    め前記印刷機の制御装置内に貯蔵し、前記印刷機の運転
    中、前記物理量を検出し、同検出された物理量に対応す
    るニップ幅の値を前記ニップ幅関係情報に基づいて生成
    し、同生成されたニップ幅の値を当該ローラのニップ幅
    と推定するニップ幅推定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1のニップ幅の推定方法におい
    て、前記物理量が複数個指定されており、それぞれ各物
    理量に対応して生成される複数個のニップ幅の値から代
    表ニップ幅を算出しそれをその時のニップ幅の値と推定
    するニップ幅推定方法。
  3. 【請求項3】 前記物理量として、前記ローラ駆動用モ
    ータの駆動電流を用いるようにした請求項1記載のニッ
    プ幅推定方法。
  4. 【請求項4】 前記物理量としてローラ押付け力を用い
    るようにした請求項1記載のニップ幅推定方法。
  5. 【請求項5】 前記物理量として、色調を用いるように
    した請求項1記載のニップ幅推定方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のニップ幅推定方法を用い
    て運転中のニップ幅を制御する方法において、予め許容
    ニップ幅を設定し、前記生成されたニップ幅と前記許容
    ニップ幅とを比較し、生成されたニップ幅の値が許容ニ
    ップ幅の範囲内か否かを判定し、許容範囲外のときには
    生成されるニップ幅の値が許容範囲に納まるようニップ
    幅を修正するための指令値をニップ幅に影響する1つ又
    は複数のアクチュエータに対し与えるようにしたことを
    特徴とするニップ幅の制御方法。
  7. 【請求項7】 インキ練りローラ又は浸し水ローラをセ
    クショナルドライブ方式で駆動するようにしたオフセッ
    ト輪転印刷機における前記ローラと接する他のローラと
    の間で形成されるニップ幅の制御方法において、予め当
    該ローラ駆動用モータの駆動力とニップ幅との関係を表
    わす第1のニップ幅関係情報を前記印刷機の制御装置内
    に貯蔵し、さらに、前記第1のニップ幅関係情報に対応
    して所望の許容ニップ幅を定めこれを前記制御装置内に
    貯蔵し、前記印刷機の運転中、前記ローラ駆動用モータ
    の駆動力を検出し、検出された駆動力に対応するニップ
    幅の値を前記第1のニップ幅関係情報に基づいて生成
    し、生成されたニップ幅の値と許容ニップ幅の値とを比
    較して、生成されたニップ幅の値が許容ニップ幅の範囲
    内か否かを判定し、生成されたニップ幅の値が許容値範
    囲外と判定されたときには、生成されるニップ幅の値が
    許容値範囲内に納まるようニップ幅を修正するための指
    令値をニップ幅に影響する1つ又は複数のアクチュエー
    タに対し与えるようにしたことを特徴とするオフセット
    輪転印刷機におけるニップ幅の制御方法。
  8. 【請求項8】 インキ練りローラ又は浸し水ローラをセ
    クショナルドライブ方式で駆動するようにしたオフセッ
    ト輪転印刷機の運転状態におけるインキの色調を制御す
    る方法において、予めニップローラ表面の色調とニップ
    幅との関係を表わす第2のニップ幅関係情報を前記印刷
    機の制御装置内に貯蔵し、さらに前記第2のニップ幅関
    係情報に対応して所望の許容ニップ幅を定めこれを前記
    制御装置内に貯蔵し、前記印刷機の運転中、前記ローラ
    表面の色調を検出し、検出された色調情報に対応するニ
    ップ幅の値を前記第2のニップ幅関係情報に基づいて生
    成し、生成されたニップ幅の値と許容ニップ幅とを比較
    して生成されたニップ幅の値が許容ニップ幅の範囲内か
    否かを判定し、生成されたニップ幅の値が許容値範囲外
    と判定されたときは生成されるニップ幅の値が、許容値
    範囲内に納まるようにニップ幅を修正するための指令値
    をニップ幅に影響する1つ又は複数のアクチュエータに
    対し与えるようにしたことを特徴とするインキの色調を
    所望の状態に保持するためのニップ幅制御方法。
  9. 【請求項9】 輪転印刷機の運転状態における所定ロー
    ラ間のニップ幅を制御する装置であって、前記ニップ幅
    に関係する物理量と、ニップ幅との関係を表わす関係情
    報を予め貯蔵する第1のメモリと、前記物理量を検出す
    る当該物理量のセンサと、前記関係情報に基づいて前記
    センサ出力に対応するニップ幅の値を生成する第1の演
    算手段と、許容ニップ幅の値を貯蔵する第2のメモリ
    と、前記第1の演算手段の出力と第2のメモリからの許
    容ニップ幅の値とを比較して第1の演算手段の出力が許
    容ニップ幅の範囲外と判定したときニップ幅の修正指令
    を与える比較・判定手段と、同手段の出力に応答して、
    前記ニップ幅に影響を与える1つ又は複数のアクチュエ
    ータを指定しこれに修正指令値を与えるニップ幅修正指
    令手段とを有することを特徴とする輪転印刷機のニップ
    幅制御装置。
  10. 【請求項10】 前記物理量としてローラ駆動用モータ
    に流れる駆動電流を用いることを特徴とする請求項9記
    載のニップ幅制御装置。
  11. 【請求項11】 前記物理量として、ローラ押付け力を
    用いることを特徴とする請求項9記載のニップ幅制御装
    置。
  12. 【請求項12】 前記アクチュエータの1つとして、ロ
    ーラ押付け力調整機構を備え、同調整機構とローラの間
    にロードセルを介在させてなることを特徴とする請求項
    9乃至11のニップ幅制御装置。
  13. 【請求項13】 前記物理量として、色調を用いること
    を特徴とする請求項9記載のニップ幅制御装置。
  14. 【請求項14】 前記アクチュエータの1つとして、イ
    ンキ供給手段を用いることを特徴とする請求項9乃至1
    3記載のニップ幅制御装置。
  15. 【請求項15】 前記アクチュエータの1つとしてロー
    ラ押付け力調整手段を用いることを特徴とする請求項
    9、10、11、13ならびに14記載のニップ幅制御
    装置。
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