JP2002113140A - ゴルフティー - Google Patents
ゴルフティーInfo
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- JP2002113140A JP2002113140A JP2000310838A JP2000310838A JP2002113140A JP 2002113140 A JP2002113140 A JP 2002113140A JP 2000310838 A JP2000310838 A JP 2000310838A JP 2000310838 A JP2000310838 A JP 2000310838A JP 2002113140 A JP2002113140 A JP 2002113140A
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- Japan
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- elastic member
- pedestal
- locking
- golf tee
- golf
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゴルフティーにおいて、インパクトの抵抗が
少なくして、容易に飛距離を伸ばすことができるととも
にボールの方向性を良好する。さらに、ゴルフティーの
紛失及び破損を少なくする。 【解決手段】 ゴルフティーは、ゴルフボールが乗せら
れる台座部11と、地中に差し込まれ台座部を支持する
差し込み部12とを有している。台座部には両端が開口
された中空部11dが形成され、中空部の一端を塞ぐよ
うにしてキャップ部11aがはめ込まれており、キャッ
プ部の一面がゴルフボールが載置される載置面11cと
して用いられ、キャップ部の他面にはクリップ状の第1
の係止部11bが形成される。差し込み部の一端は地中
に差し込まれ、その他端にはクリップ状の第2の係止部
12eが形成されている。第1及び第2の係止部には中
空部を延在する弾性部材13が取り付けられ、弾性部材
によっては台座部と差し込み部とを連結する。弾性部材
は、例えば、ゴム又はスプリングである。
少なくして、容易に飛距離を伸ばすことができるととも
にボールの方向性を良好する。さらに、ゴルフティーの
紛失及び破損を少なくする。 【解決手段】 ゴルフティーは、ゴルフボールが乗せら
れる台座部11と、地中に差し込まれ台座部を支持する
差し込み部12とを有している。台座部には両端が開口
された中空部11dが形成され、中空部の一端を塞ぐよ
うにしてキャップ部11aがはめ込まれており、キャッ
プ部の一面がゴルフボールが載置される載置面11cと
して用いられ、キャップ部の他面にはクリップ状の第1
の係止部11bが形成される。差し込み部の一端は地中
に差し込まれ、その他端にはクリップ状の第2の係止部
12eが形成されている。第1及び第2の係止部には中
空部を延在する弾性部材13が取り付けられ、弾性部材
によっては台座部と差し込み部とを連結する。弾性部材
は、例えば、ゴム又はスプリングである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフに用いられ
るティー(tee:球座)に関し、特に、ゴルフティー
の構造に関する。
るティー(tee:球座)に関し、特に、ゴルフティー
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ゴルフプレーを行う際には、ま
ず、ティーショットを行うが、この際、ゴルフボールを
ゴルフティーに乗せて、ティーショットを行っている。
従来のゴルフティーは、ゴルフボールを載置する載置台
部(台座部)と、この載置台部に連続して、下方に延び
る差し込み部を備えており、ティーショットを行う際に
は、載置台部にゴルフボールを乗せつつ、差し込み部を
地面に差し込んで、ゴルフボールが所望の高さとなるよ
うにした後、例えば、ドライバーを用いてゴルフボール
の下側を強打する。つまり、ドライバーによって、載置
台部とゴルフボールとの境目付近を強打することにな
る。このようにして、ティーショットを行うと、必然的
にゴルフティーもドライバー等で強打されることにな
る。
ず、ティーショットを行うが、この際、ゴルフボールを
ゴルフティーに乗せて、ティーショットを行っている。
従来のゴルフティーは、ゴルフボールを載置する載置台
部(台座部)と、この載置台部に連続して、下方に延び
る差し込み部を備えており、ティーショットを行う際に
は、載置台部にゴルフボールを乗せつつ、差し込み部を
地面に差し込んで、ゴルフボールが所望の高さとなるよ
うにした後、例えば、ドライバーを用いてゴルフボール
の下側を強打する。つまり、ドライバーによって、載置
台部とゴルフボールとの境目付近を強打することにな
る。このようにして、ティーショットを行うと、必然的
にゴルフティーもドライバー等で強打されることにな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、ドライ
バー等で強打されると、ゴルフティーが地面から抜けて
飛んでいってしまうことが多い。つまり、ゴルフティー
が紛失してしまうことが多い。
バー等で強打されると、ゴルフティーが地面から抜けて
飛んでいってしまうことが多い。つまり、ゴルフティー
が紛失してしまうことが多い。
【0004】さらに、従来のゴルフティーは、その材質
が木又はプラスチック製のものが多く、ティーショット
の際には、ドライバー等によって、ゴルフティーが強打
されると、ゴルフティーが破損してしまうことも多い。
が木又はプラスチック製のものが多く、ティーショット
の際には、ドライバー等によって、ゴルフティーが強打
されると、ゴルフティーが破損してしまうことも多い。
【0005】加えて、従来のゴルフティーは、木又はプ
ラスチック等によって一体的に形成されている関係上、
柔軟性に乏しく、ティーショットの際、インパクトの抵
抗が大きく飛距離が伸びず、さらには、ゴルフボールの
方向性が良好でないという問題点もある。
ラスチック等によって一体的に形成されている関係上、
柔軟性に乏しく、ティーショットの際、インパクトの抵
抗が大きく飛距離が伸びず、さらには、ゴルフボールの
方向性が良好でないという問題点もある。
【0006】本発明の目的は、紛失及び破損することの
少ないゴルフティーを提供することにある。
少ないゴルフティーを提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、インパクトの抵抗を
少なくして、容易に飛距離を伸ばすことができるととも
に方向性を良好にできるゴルフティーを提供することに
ある。
少なくして、容易に飛距離を伸ばすことができるととも
に方向性を良好にできるゴルフティーを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ゴルフ
を行う際に用いられるゴルフティーであって、ゴルフボ
ールが乗せられる台座部と、地中に差し込まれ前記台座
部を支持する差し込み部とを有し、前記台座部及び前記
差し込み部にはそれぞれ第1及び第2の係止部が形成さ
れており、前記第1及び前記第2の係止部には前記台座
部から前記差し込み部の方向に延びる弾性部材が係止さ
れ、該弾性部材によって前記台座部と前記差し込み部と
が互いに引っ張り合って前記台座部と前記差し込み部と
を連結するようにしたことを特徴とするゴルフティーが
得られる。
を行う際に用いられるゴルフティーであって、ゴルフボ
ールが乗せられる台座部と、地中に差し込まれ前記台座
部を支持する差し込み部とを有し、前記台座部及び前記
差し込み部にはそれぞれ第1及び第2の係止部が形成さ
れており、前記第1及び前記第2の係止部には前記台座
部から前記差し込み部の方向に延びる弾性部材が係止さ
れ、該弾性部材によって前記台座部と前記差し込み部と
が互いに引っ張り合って前記台座部と前記差し込み部と
を連結するようにしたことを特徴とするゴルフティーが
得られる。
【0009】例えば、前記台座部には一端が開口された
中空部が形成されるとともに前記開口に対向して前記ゴ
ルフボールが載置される載置面が形成されており、前記
中空部において該載置面の反対面には前記第1の係止部
が形成され、前記差し込み部の一端は前記地中に差し込
まれ、その他端には前記第2の係止部が形成されてお
り、前記第1及び前記第2の係止部に前記弾性部材が取
り付けられた際前記弾性部材は前記中空部内に延在して
前記台座部と前記差し込み部とを連結する。また、前記
台座部に両端が開口された中空部を形成して、前記中空
部の一端を塞ぐようにしてキャップ部をはめ込こんで、
前記キャップ部の一面を、前記ゴルフボールが載置され
る載置面として用い、前記キャップ部の他面に前記第1
の係止部を形成するようにしてもよい。
中空部が形成されるとともに前記開口に対向して前記ゴ
ルフボールが載置される載置面が形成されており、前記
中空部において該載置面の反対面には前記第1の係止部
が形成され、前記差し込み部の一端は前記地中に差し込
まれ、その他端には前記第2の係止部が形成されてお
り、前記第1及び前記第2の係止部に前記弾性部材が取
り付けられた際前記弾性部材は前記中空部内に延在して
前記台座部と前記差し込み部とを連結する。また、前記
台座部に両端が開口された中空部を形成して、前記中空
部の一端を塞ぐようにしてキャップ部をはめ込こんで、
前記キャップ部の一面を、前記ゴルフボールが載置され
る載置面として用い、前記キャップ部の他面に前記第1
の係止部を形成するようにしてもよい。
【0010】前記弾性部材は、例えば、ゴム又はスプリ
ングであり、前記第1及び前記第2の係止部の各々はク
リップ形状である。この場合、前記弾性部材の一端及び
他端をそれぞれ前記第1及び前記第2の係止部にはめ込
むようにする。また、前記第1及び前記第2の係止部の
各々を輪形状とするようにしてもよく、この場合には、
前記弾性部材の一端及び他端がそれぞれ前記第1及び前
記第2の係止部にかしめ固定される。
ングであり、前記第1及び前記第2の係止部の各々はク
リップ形状である。この場合、前記弾性部材の一端及び
他端をそれぞれ前記第1及び前記第2の係止部にはめ込
むようにする。また、前記第1及び前記第2の係止部の
各々を輪形状とするようにしてもよく、この場合には、
前記弾性部材の一端及び他端がそれぞれ前記第1及び前
記第2の係止部にかしめ固定される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明について実施の形態に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0012】図1を参照して、図示のゴルフティーは、
台座部11及び差し込み部12を備えており、台座部1
1は、差し込み部12に後述するようにしてフレキシブ
ルに連結されている。
台座部11及び差し込み部12を備えており、台座部1
1は、差し込み部12に後述するようにしてフレキシブ
ルに連結されている。
【0013】台座部11は、略円筒形状であり、その外
周面は、中央部が若干くびれた形状をしている。台座部
11は、例えば、半透明の強化プラスチック製であり、
その頂上には、上面開口部を塞ぐようにして、強化プラ
スチック製のキャップ部11aがはめ込まれている(キ
ャップ部11aは、例えば、赤色に着色されている)。
キャップ部11aの下端には第1の係止部11bが形成
されており、台座部11の上面とキャップ部11aの上
面(上端)とによって、凹面状のゴルフボール載置面1
1cが形成される。これによって、台座部11には下端
が開口された中空部11dが形成されることになる。そ
して、このゴルフボール載置面11cの凹面形状は、例
えば、ゴルフボールの球面と同一の曲面である。
周面は、中央部が若干くびれた形状をしている。台座部
11は、例えば、半透明の強化プラスチック製であり、
その頂上には、上面開口部を塞ぐようにして、強化プラ
スチック製のキャップ部11aがはめ込まれている(キ
ャップ部11aは、例えば、赤色に着色されている)。
キャップ部11aの下端には第1の係止部11bが形成
されており、台座部11の上面とキャップ部11aの上
面(上端)とによって、凹面状のゴルフボール載置面1
1cが形成される。これによって、台座部11には下端
が開口された中空部11dが形成されることになる。そ
して、このゴルフボール載置面11cの凹面形状は、例
えば、ゴルフボールの球面と同一の曲面である。
【0014】差し込み部12は、例えば、強化プラスチ
ック製であり、その先端が尖った楔形状をしている。つ
まり、差し込み部12は、尖塔状の先端部12aとこの
先端部12aに連続する円柱部12bとを有しており、
円柱部12bの上端には円柱部12bの直径よりもその
径が大きいリング状のフランジ部12cが円柱部12b
と一体的に形成されている。さらに、フランジ部12c
上には取り付け台部12dが一体的に配設されている。
そして、この取り付け台部12dの上端には第2の係止
部12eが形成されている。
ック製であり、その先端が尖った楔形状をしている。つ
まり、差し込み部12は、尖塔状の先端部12aとこの
先端部12aに連続する円柱部12bとを有しており、
円柱部12bの上端には円柱部12bの直径よりもその
径が大きいリング状のフランジ部12cが円柱部12b
と一体的に形成されている。さらに、フランジ部12c
上には取り付け台部12dが一体的に配設されている。
そして、この取り付け台部12dの上端には第2の係止
部12eが形成されている。
【0015】ここで、図2を参照して、キャップ部11
aに注目すると、第1の係止部11bは、例えば、クリ
ップのように、複数回巻かれた状態にしかも各輪が密着
した状態に形成されている。具体的には、第1の係止部
11bは、複数の輪が密着した状態で巻かれたクリップ
部を有しており、このクリップ部の一端は、キャップ部
11aの下面に一体的に取り付けられている。
aに注目すると、第1の係止部11bは、例えば、クリ
ップのように、複数回巻かれた状態にしかも各輪が密着
した状態に形成されている。具体的には、第1の係止部
11bは、複数の輪が密着した状態で巻かれたクリップ
部を有しており、このクリップ部の一端は、キャップ部
11aの下面に一体的に取り付けられている。
【0016】同様に、第2の係止部12eも、例えば、
クリップのように、複数回巻かれた状態にしかも各輪が
密着した状態に形成されている。具体的には、第2の係
止部12eは、複数の輪が密着した状態で巻かれたクリ
ップ部を有しており、このクリップ部の一端は、取り付
け台部12dに一体的に取り付けられている。
クリップのように、複数回巻かれた状態にしかも各輪が
密着した状態に形成されている。具体的には、第2の係
止部12eは、複数の輪が密着した状態で巻かれたクリ
ップ部を有しており、このクリップ部の一端は、取り付
け台部12dに一体的に取り付けられている。
【0017】上述の第1及び第2の係止部11b及び1
2e間には、後述するように、弾性部材13が取り付け
られ、この弾性部材13によって、台座部11が差し込
み部12にフレキシブルに取り付けられることになる。
2e間には、後述するように、弾性部材13が取り付け
られ、この弾性部材13によって、台座部11が差し込
み部12にフレキシブルに取り付けられることになる。
【0018】再び、図1を参照して、台座部11を差し
込み部12に取り付ける際には、まず、キャップ11a
に弾性部材13の一端を取り付ける。つまり、第1の係
止部11bに弾性部材13の一端を取り付ける。例え
ば、弾性部材13は、弾性ゴム体であり、輪ゴム形状に
成形されている。そして、弾性部材13の一端側を第1
の係止部(クリップ部)11bの他端から中心方向に挿
入していき、第1の係止部(クリップ部)11bに弾性
部材13の一端を取り付ける。
込み部12に取り付ける際には、まず、キャップ11a
に弾性部材13の一端を取り付ける。つまり、第1の係
止部11bに弾性部材13の一端を取り付ける。例え
ば、弾性部材13は、弾性ゴム体であり、輪ゴム形状に
成形されている。そして、弾性部材13の一端側を第1
の係止部(クリップ部)11bの他端から中心方向に挿
入していき、第1の係止部(クリップ部)11bに弾性
部材13の一端を取り付ける。
【0019】このようにして、第1の係止部11bに弾
性部材13の一端を取り付けた後、台座部11の上面開
口部から弾性部材13の他端を挿入して、台座部11に
キャップ部11aをはめ込む。その後、弾性部材13を
下側に引っ張りつつ、差し込み部12に弾性部材13の
他端を取り付ける。つまり、第2の係止部12eに弾性
部材13の他端を取り付ける。具体的には、弾性部材1
3の他端側を第2の係止部(クリップ部)12eの他端
から中心方向に挿入していき、第2の係止部(クリップ
部)12eに弾性部材13の他端を取り付ける。
性部材13の一端を取り付けた後、台座部11の上面開
口部から弾性部材13の他端を挿入して、台座部11に
キャップ部11aをはめ込む。その後、弾性部材13を
下側に引っ張りつつ、差し込み部12に弾性部材13の
他端を取り付ける。つまり、第2の係止部12eに弾性
部材13の他端を取り付ける。具体的には、弾性部材1
3の他端側を第2の係止部(クリップ部)12eの他端
から中心方向に挿入していき、第2の係止部(クリップ
部)12eに弾性部材13の他端を取り付ける。
【0020】これによって、差し込み部12は、弾性部
材13によって、台座部11側に引っ張られて、取り付
け台部12dが台座部11の下面開口部から台座部11
に挿入されることになり、フランジ部12cが台座部1
1の下面に当接して、台座部11が差し込み部12に取
り付けられることになる。この際、第1及び第2の係止
部11b及び12e間で弾性部材13は中空部11d内
を延在することになる。
材13によって、台座部11側に引っ張られて、取り付
け台部12dが台座部11の下面開口部から台座部11
に挿入されることになり、フランジ部12cが台座部1
1の下面に当接して、台座部11が差し込み部12に取
り付けられることになる。この際、第1及び第2の係止
部11b及び12e間で弾性部材13は中空部11d内
を延在することになる。
【0021】なお、図1に示すように、台座部11の下
面の形状とフランジ部12cの形状とは同一となってお
り、この結果、台座部11が差し込み部12に取り付け
られた状態では、フランジ部12cは台座部11に連続
しているように見える。
面の形状とフランジ部12cの形状とは同一となってお
り、この結果、台座部11が差し込み部12に取り付け
られた状態では、フランジ部12cは台座部11に連続
しているように見える。
【0022】ティーショットを行う際には、台座部11
のゴルフボール載置面11cにゴルフボールをおいて、
差し込み部12を地中に差し込む。前述のように、台座
部11と差し込み部12とは、弾性部材13で連結され
ているから、横から加わる力に対してフレキシブルに対
応することができる。つまり、ドライバー等を用いてテ
ィーショットを行った際、台座部11は弾性部材13で
差し込み部12側に引っ張られてフレキシブルであるか
ら、台座部11に加わった力は、このフレキシブル構造
で吸収されることになって、直接的に差し込み部12に
加わることがない。しかも、このフレキシブル構造によ
って、台座部11も振れることになるから、ゴルフティ
ーが飛んでいってしまって紛失することが少なく、ま
た、破損することも少ない。
のゴルフボール載置面11cにゴルフボールをおいて、
差し込み部12を地中に差し込む。前述のように、台座
部11と差し込み部12とは、弾性部材13で連結され
ているから、横から加わる力に対してフレキシブルに対
応することができる。つまり、ドライバー等を用いてテ
ィーショットを行った際、台座部11は弾性部材13で
差し込み部12側に引っ張られてフレキシブルであるか
ら、台座部11に加わった力は、このフレキシブル構造
で吸収されることになって、直接的に差し込み部12に
加わることがない。しかも、このフレキシブル構造によ
って、台座部11も振れることになるから、ゴルフティ
ーが飛んでいってしまって紛失することが少なく、ま
た、破損することも少ない。
【0023】さらに、台座部11は差し込み部12に、
弾性部材13で連結されているから、インパクトの抵抗
が少なく、容易に飛距離を伸ばすことができるばかりで
なく方向性も良好にすることができる。
弾性部材13で連結されているから、インパクトの抵抗
が少なく、容易に飛距離を伸ばすことができるばかりで
なく方向性も良好にすることができる。
【0024】また、台座部11を強化軟質ゴム製とすれ
ば、台座部11及び弾性部材13が2段階にクッション
の役割をすることになり、よりインパクト時の抵抗を少
なくすることができる。
ば、台座部11及び弾性部材13が2段階にクッション
の役割をすることになり、よりインパクト時の抵抗を少
なくすることができる。
【0025】なお、前述のように、弾性部材13の両端
をそれぞれ係止する第1及び第2の係止部11b及び1
2eはクリップ形状であるから、台座部11に強い力が
加わっても、第1及び第2の係止部11b及び12eか
ら弾性部材13が抜け落ちることはない。
をそれぞれ係止する第1及び第2の係止部11b及び1
2eはクリップ形状であるから、台座部11に強い力が
加わっても、第1及び第2の係止部11b及び12eか
ら弾性部材13が抜け落ちることはない。
【0026】また、上述の弾性部材としては、弾性ゴム
状体の代わりに、スプリング(バネ)等を用いるように
してもよく、この場合には、スプリングの両端に輪を形
成しておき、これら輪を第1及び第2の係止部11b及
び12eに挿入するようにすればよい。
状体の代わりに、スプリング(バネ)等を用いるように
してもよく、この場合には、スプリングの両端に輪を形
成しておき、これら輪を第1及び第2の係止部11b及
び12eに挿入するようにすればよい。
【0027】次に図3を参照して、第1及び第2の係止
部の他の例について説明する。
部の他の例について説明する。
【0028】図2に示す例では、第1及び第2の係止部
11b及び12eは、クリップ形状を有していたが、図
3に示すように、第1及び第2の係止部11b及び12
eを、輪状体とするようにしてもよい。つまり、キャッ
プ部11aを成形する際、キャップ部11aと一体的に
輪状体を形成して、これを第1の係止部11bとする。
11b及び12eは、クリップ形状を有していたが、図
3に示すように、第1及び第2の係止部11b及び12
eを、輪状体とするようにしてもよい。つまり、キャッ
プ部11aを成形する際、キャップ部11aと一体的に
輪状体を形成して、これを第1の係止部11bとする。
【0029】同様にして、差し込み部12を成形する
際、差し込み部12と一体的に輪状体を形成して、これ
を第2の係止部12eとする。
際、差し込み部12と一体的に輪状体を形成して、これ
を第2の係止部12eとする。
【0030】台座部11を差し込み部12に取り付ける
際には、まず、第1の係止部11bに、弾性部材13の
一端を取り付ける。具体的には、図3に示す係止部を用
いる際には、弾性部材13の両端にはかしめ部材が取り
付けられている。そして、第1の係止部11cに弾性部
材13の一端側をかしめ部材によってかしめ固定する。
際には、まず、第1の係止部11bに、弾性部材13の
一端を取り付ける。具体的には、図3に示す係止部を用
いる際には、弾性部材13の両端にはかしめ部材が取り
付けられている。そして、第1の係止部11cに弾性部
材13の一端側をかしめ部材によってかしめ固定する。
【0031】このようにして、第1の係止部11bに弾
性部材13の一端を取り付けた後、台座部11の上面開
口部から弾性部材13の他端を挿入して、台座部11に
キャップ部11aをはめ込む。その後、弾性部材13を
下側に引っ張りつつ、差し込み部12に弾性部材13の
他端を取り付ける。つまり、第2の係止部12eに弾性
部材13の他端を取り付ける。具体的には、弾性部材1
3の他端側を第2の係止部12eにかしめ部材によって
かしめ固定する。
性部材13の一端を取り付けた後、台座部11の上面開
口部から弾性部材13の他端を挿入して、台座部11に
キャップ部11aをはめ込む。その後、弾性部材13を
下側に引っ張りつつ、差し込み部12に弾性部材13の
他端を取り付ける。つまり、第2の係止部12eに弾性
部材13の他端を取り付ける。具体的には、弾性部材1
3の他端側を第2の係止部12eにかしめ部材によって
かしめ固定する。
【0032】これによって、差し込み部12は、弾性部
材13によって、台座部11側に引っ張られて、取り付
け台部12dが台座部11の下面開口部から台座部11
に挿入されることになり、フランジ部12cが台座部1
1の下面に当接して、台座部11が差し込み部12に取
り付けられることになる。
材13によって、台座部11側に引っ張られて、取り付
け台部12dが台座部11の下面開口部から台座部11
に挿入されることになり、フランジ部12cが台座部1
1の下面に当接して、台座部11が差し込み部12に取
り付けられることになる。
【0033】図3に示す係止部を用いても、台座部11
と差し込み部12とは、弾性部材13で連結されている
から、図1で説明したように、ティーショットの際、力
が直接的に差し込み部12に加わることがなく、このフ
レキシブル構造によって、台座部11も振れることにな
るから、ゴルフティーが飛んでいってしまって紛失する
ことが少なく、また、破損することも少ない。さらに、
台座部11は差し込み部12に、弾性部材13で連結さ
れているから、インパクトの抵抗が少なく、容易に飛距
離を伸ばすことができるばかりでなく方向性も良好にす
ることができる。
と差し込み部12とは、弾性部材13で連結されている
から、図1で説明したように、ティーショットの際、力
が直接的に差し込み部12に加わることがなく、このフ
レキシブル構造によって、台座部11も振れることにな
るから、ゴルフティーが飛んでいってしまって紛失する
ことが少なく、また、破損することも少ない。さらに、
台座部11は差し込み部12に、弾性部材13で連結さ
れているから、インパクトの抵抗が少なく、容易に飛距
離を伸ばすことができるばかりでなく方向性も良好にす
ることができる。
【0034】なお、図3に示す例では、弾性部材13に
第1及び第2の係止部11b及び12eにかしめ固定さ
れているから、弾性部材13が第1及び第2の係止部1
1b及び12eから外れることはない。
第1及び第2の係止部11b及び12eにかしめ固定さ
れているから、弾性部材13が第1及び第2の係止部1
1b及び12eから外れることはない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ゴル
フボールが乗せられる台座部と地中に差し込まれ台座部
を支持する差し込み部とを弾性部材で互いに引っ張り合
うように連結したから、インパクトの抵抗が少なく、容
易に飛距離を伸ばすことができるばかりでなく方向性も
良好にすることができる。さらに、破損及び紛失を少な
くすることができるという効果がある。
フボールが乗せられる台座部と地中に差し込まれ台座部
を支持する差し込み部とを弾性部材で互いに引っ張り合
うように連結したから、インパクトの抵抗が少なく、容
易に飛距離を伸ばすことができるばかりでなく方向性も
良好にすることができる。さらに、破損及び紛失を少な
くすることができるという効果がある。
【0036】しかも、本発明では、弾性部材を台座部及
び差し込み部に固定する際、弾性部材が台座部及び差し
込み部から容易に外れない構造としたから、ショットの
際、台座部が差し込み部から外れて飛んでいってしまう
こともない。
び差し込み部に固定する際、弾性部材が台座部及び差し
込み部から容易に外れない構造としたから、ショットの
際、台座部が差し込み部から外れて飛んでいってしまう
こともない。
【図1】本発明によるゴルフティーの一例を一部破断し
て示す側面図である。
て示す側面図である。
【図2】図1に示すゴルフティーに用いられる係止部の
形状の一例を示す図である。
形状の一例を示す図である。
【図3】図1に示すゴルフティーに用いられる係止部の
形状の他の例を示す図である。
形状の他の例を示す図である。
11 台座部 11a キャップ部 11b,12e 係止部 11c ゴルフボール載置面 11d 中空部 12 差し込み部 12a 先端部 12a 円柱部 12c フランジ部 12d 取り付け台部 13 弾性部材
Claims (6)
- 【請求項1】 ゴルフを行う際に用いられるゴルフティ
ーであって、ゴルフボールが乗せられる台座部と、地中
に差し込まれ前記台座部を支持する差し込み部とを有
し、前記台座部及び前記差し込み部にはそれぞれ第1及
び第2の係止部が形成されており、前記第1及び前記第
2の係止部には前記台座部から前記差し込み部の方向に
延びる弾性部材が係止され、該弾性部材によって前記台
座部と前記差し込み部とが互いに引っ張り合って前記台
座部と前記差し込み部とを連結するようにしたことを特
徴とするゴルフティー。 - 【請求項2】 前記台座部には一端が開口された中空部
が形成されるとともに前記開口に対向して前記ゴルフボ
ールが載置される載置面が形成されており、前記中空部
において該載置面の反対面には前記第1の係止部が形成
され、前記差し込み部の一端は前記地中に差し込まれ、
その他端には前記第2の係止部が形成されており、前記
第1及び前記第2の係止部に前記弾性部材が取り付けら
れた際前記弾性部材は前記中空部内に延在して前記台座
部と前記差し込み部とを連結するようにしたことを特徴
とする請求項1に記載のゴルフティー。 - 【請求項3】 前記台座部には両端が開口された中空部
が形成され、前記中空部の一端を塞ぐようにしてキャッ
プ部がはめ込まれており、前記キャップ部の一面が前記
ゴルフボールが載置される載置面として用いられ、前記
キャップ部の他面には前記第1の係止部が形成され、前
記差し込み部の一端は前記地中に差し込まれ、その他端
には前記第2の係止部が形成されており、前記第1及び
前記第2の係止部に前記弾性部材が取り付けられた際前
記弾性部材は前記中空部内に延在して前記台座部と前記
差し込み部とを連結するようにしたことを特徴とする請
求項1に記載のゴルフティー。 - 【請求項4】 前記弾性部材はゴム又はスプリングであ
ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
ゴルフティー。 - 【請求項5】 前記第1及び前記第2の係止部の各々は
クリップ形状であり、前記弾性部材の一端及び他端がそ
れぞれ前記第1及び前記第2の係止部にはめ込まれるよ
うにしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
記載のゴルフティー。 - 【請求項6】 前記第1及び前記第2の係止部の各々は
輪形状であり、前記弾性部材の一端及び他端がそれぞれ
前記第1及び前記第2の係止部にかしめ固定されるよう
にしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
載のゴルフティー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000310838A JP2002113140A (ja) | 2000-10-11 | 2000-10-11 | ゴルフティー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000310838A JP2002113140A (ja) | 2000-10-11 | 2000-10-11 | ゴルフティー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002113140A true JP2002113140A (ja) | 2002-04-16 |
Family
ID=18790710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000310838A Pending JP2002113140A (ja) | 2000-10-11 | 2000-10-11 | ゴルフティー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002113140A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004105894A1 (en) * | 2003-06-02 | 2004-12-09 | Heung Goo Kim | Golf tee |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5020773U (ja) * | 1973-06-21 | 1975-03-08 | ||
JPS59130765U (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-01 | 松浦 法雄 | ゴルフテイ |
JPH0520770U (ja) * | 1991-08-30 | 1993-03-19 | 司 中山 | ゴルフテイー |
-
2000
- 2000-10-11 JP JP2000310838A patent/JP2002113140A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5020773U (ja) * | 1973-06-21 | 1975-03-08 | ||
JPS59130765U (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-01 | 松浦 法雄 | ゴルフテイ |
JPH0520770U (ja) * | 1991-08-30 | 1993-03-19 | 司 中山 | ゴルフテイー |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004105894A1 (en) * | 2003-06-02 | 2004-12-09 | Heung Goo Kim | Golf tee |
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