JP2002113097A - 吸着材および体外循環用カラム - Google Patents

吸着材および体外循環用カラム

Info

Publication number
JP2002113097A
JP2002113097A JP2001153915A JP2001153915A JP2002113097A JP 2002113097 A JP2002113097 A JP 2002113097A JP 2001153915 A JP2001153915 A JP 2001153915A JP 2001153915 A JP2001153915 A JP 2001153915A JP 2002113097 A JP2002113097 A JP 2002113097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adsorbent
amino group
nonwoven fabric
polymer
inflammatory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001153915A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yoshioka
敏雄 吉岡
Kazuo Teramoto
和雄 寺本
Takahiro Kawabe
香拓 河邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP2001153915A priority Critical patent/JP2002113097A/ja
Publication of JP2002113097A publication Critical patent/JP2002113097A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 血液中からエンドトキシンなどの細菌由来の
毒素と炎症性白血球を高い効率で選択的に吸着する吸着
材と、炎症性疾患を効率よく治療する体外循環用カラム
を提供する。 【解決手段】 少なくとも表面にアミノ基を有する不織
布であり、細菌由来の毒素および炎症性白血球の双方を
除去できる吸着材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毒素等の吸着材お
よび体外循環用カラムに関する。
【0002】
【従来の技術】臓器の疎血再環流障害、敗血症、潰瘍性
大腸炎、クローン病、SIRS、感染症などの炎症性疾
患では血液中に顆粒球などの炎症性白血球が増えてくる
ことが以前から知られている。また、エンドトキシン、
ペプチドグリカン、リポタイコ酸、スーパー抗原、エン
テロトキシンなどの細菌由来の毒素は血液中の白血球を
活性化し炎症性白血球を増大させる作用がある。
【0003】エンドトキシンを除去するカラムとして
は、ポリスチレン繊維にポリミキシンを固定化した吸着
材を充填したものが特開昭60−209525号公報に
開示されているが、炎症性白血球を高い効率で吸着する
ものではない。また、炎症性白血球を除去しるカラムと
しては、酢酸セルロースのビーズを充填したものが特開
平2−193069号公報に開示され、またポリエステ
ル不織布を充填したものが特開昭60−193468号
公報に開示されているが、エンドトキシンなどの細菌由
来の毒素を吸着することはできない。このように細菌由
来の毒素と炎症性白血球を同時に高い効率で除去でき
て、体外循環治療に用いることのできる吸着材は知られ
ていない。またこれらを併用しようとしても、体外を循
環させる血液の割合が多くなるため、患者への負担が増
大するであろうことは容易に想像できる。
【0004】そこで本発明者等は、炎症性疾患を効率よ
く治療するにはエンドトキシンなどの細菌由来の毒素と
炎症性白血球を同時に高い効率で除去することが重要で
あることに着目した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、かかる
従来技術の問題点に鑑み、一般的に普及可能であり、血
液中から、エンドトキシンなどの細菌由来の毒素と炎症
性白血球を高い効率で選択的に吸着する吸着材と、炎症
性疾患を効率よく治療する体外循環用カラムを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、少な
くとも表面にアミノ基を有する不織布であり、細菌由来
の毒素および炎症性白血球の双方を除去できる炎症性物
質吸着材である。
【0007】また本発明は、上記の吸着材を充填してな
る体外循環用カラムである。
【0008】
【発明の実施の形態】続いて、本発明についてさらに詳
細に説明する。
【0009】本発明で言う細菌由来の毒素とはエンドト
キシン、ペプチドグリカン、リポタイコ酸、スーパー抗
原、エンテロトキシンなどを意味する。
【0010】本発明で言う炎症性白血球とは顆粒球、単
球、または活性化リンパ球を意味する。
【0011】本発明の吸着材としては、不織布を用いる
ことが重要である。不織布を用いることにより、炎症性
白血球を高い効率で吸着することができる。
【0012】不織布の嵩密度は0.05〜0.5g/c
3であることが好ましい。嵩密度を0.5g/cm3
下、より好ましくは0.3g/cm3以下とすること
で、特に炎症性白血球を効率よく吸着することができ
る。また、0.05g/cm3以上、より好ましくは
0.1g/cm3以上とすることで、形態保持性を得る
ことができ、体外循環用カラムとしての使用においても
吸着性能を維持することができる。また不織布の繊維の
直径は、50μm以下が好ましく、特に炎症性白血球の
吸着性能の点で30μm以下が好ましく、特に5μm以
下が最も好ましい。
【0013】低嵩密度では通液性が良くなる一方、形態
保持性が悪くなる傾向にあるので、さらに低嵩密度、特
に0.05〜0.15g/cm3で形態保持性の良い不
織布を得るには、直径が10μm以下、吸着性能の点か
らより好ましくは5μm以下の極細繊維と、直径が10
〜50μmの繊維とが、混合されていることが望まし
い。直径が異なるこれらの繊維の混合比は、重量比で
2:8〜8:2程度が好ましい。この様な不織布の製造
方法としては、例えば穴径の大きさの異なる2種類の口
金を用いてメルトブロー法で直径が10μm以下の繊維
と直径が10〜50μmの繊維からなる混合不織布を製
造する方法、島成分の直径が10μm以下の多芯海島型
繊維と直径が10〜50μmの繊維からなる混合シート
状物を作製し、ニードルパンチして不織布を得た後、海
成分を溶解することによって混合不織布を製造する方法
などを挙げることができる。後者の方法は、均一な不織
布が得られるのでより好ましい。
【0014】また本発明では、吸着材である不織布の少
なくとも表面にアミノ基を有することが重要である。ア
ミノ基を有することにより、細菌由来の毒素を吸着する
ことができる。
【0015】アミノ基としては脂肪族アミノ基が好まし
く、その具体例として、アミノ基を持つ環状ペプチド残
基、ポリアルキレンイミン残基、ベンジルアミノ基、1
級、2級、3級のアルキルアミノ基を挙げることができ
る。そのなかでも、アミノ基を持つ環状ペプチド残基、
ポリアルキレイミン残基が細菌由来の毒素に対する吸着
性能が高く好ましく、特にアミノ基を持つ環状ペプチド
残基が最も好ましく用いられる。
【0016】アミノ基をもつ環状ペプチドは、2個以
上、50個以下、より好ましくは4個以上16個以下の
アミノ酸からなる環状ペプチドであって、その側鎖に1
個以上のアミノ基をもつものであれば良く、特に制限は
ない。その具体例としては、ポリミキシンB、ポリミキ
シンE、コリスチン、グラミシジンSあるいはこれらの
アルキルあるいはアシル誘導体などを挙げることができ
る。
【0017】また、ポリアルキレイミン残基としては、
ポリエチレンイミン、ポリヘキサメチレンイミンおよび
ポリ(エチレンイミン・デカメチレンイミン)共重合体
で代表されるポリアルキレンイミンまたはその窒素原子
の一部を,n−ヘキシルブロマイド、n−デカニルブロ
マイド、n−ステアリルブロマイドなどで代表されるハ
ロゲン化炭化水素の単独または混合物でアルキル化した
もの、または、酪酸、バレイン酸、ラウリル酸、ミリス
チン酸、レノレイン酸、ステアリル酸などの脂肪酸でア
シル化したものを意味する。
【0018】本発明のポリマ中におけるアミノ基の適正
な結合量、即ち、固定化密度はポリマの化学構造によっ
て異なるが、少なすぎるとその機能が発現されない傾向
にあり、一方、多すぎると、ポリマの優れた機械的性質
が損なわれる傾向にあるので、アミノ基の適正な結合量
は繰り返し単位当たり0.0001〜1個、とりわけ、
0.001〜0.5個が好ましい。
【0019】不織布の少なくとも表面にアミノ基を有せ
しめる手段としては、不織布の表面にアミノ基を有する
ポリマをコーテイングする態様のものが、不織布として
の強度や製造の容易さの点で好ましい。
【0020】不織布にアミノ基を有せしめる媒介となる
ポリマとしては、水に不溶で、かつ、アミノ基を共有結
合で固定化できるものであれよく、例えば、ポリ(p−
フェニレンエーテルスルホン):−{(p−C64)−
SO2−(p−C64)−O−}n−やユーデル・ポリス
ルホン:−{(p−C64)−SO2−(p−C64
−O−(p−C64)−C(CH32−(p−C64
−O}n−のほか、−{(p−C64)−SO2−(p−
64)−O−(p−C64)−O}n−、−{(p−
64)−SO2 −(p−C64)−S−(p−C6
4)−O}n−、−{(p−C64)−SO2−(p−C6
4)−O−(p−C64 )−C(CF32−(p−
64)−O}n−などで代表されるポリスルホン系重
合体、ポリエーテルイミド、ポリイミド、ポリアミド、
ポリエーテル、ポリフェニレンサルファイド、ポリスチ
レン、アクリルポリマなどで、かつ、アミノ基を共有結
合で固定化できる反応性官能基を持つものが挙げられ
る。そのなかでも、ポリスルホン系重合体は安定性が高
く、また形状保持性が良いので好ましく用いられる。
【0021】反応性官能基としては、ハロメチル基、ハ
ロアセチル基、ハロアセトアミドメチル基、ハロゲン化
アルキル基などの活性ハロゲン基、エポキサイド基、カ
ルボキシル基、イソシアン酸基、チオイソシアン酸基、
酸無水物基などをあげることができるが、とりわけ、活
性ハロゲン基は、製造が容易な上に、反応性が高く、ア
ミノ基の固定化反応が温和な条件で遂行できると共に、
この際生じる共有結合が化学的に安定なので好ましい。
【0022】さらに具体的な例としては、クロルアセト
アミドメチルポリスチレン、クロルアセトアミドメチル
化したユーデル・ポリスルホン、クロルアセトアミドメ
チル化したポリエーテルイミドなどがあげられる。さら
に、これらのポリマーは有機溶媒に対し可溶であると、
成型しやすので、特に好ましい。
【0023】コーティングされる不織布の素材として
は、ポリアミド、ポリウレタン、ポリイミド、ポリスル
ホン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート
(PET)などのポリエステル、ポリーαーオレフィン
などが、本発明のアミノ基を有するポリマとの接着性が
良いので好ましい。特に、ナイロン、ポリエーテルイミ
ドなどのアミド系やポリエステル系のポリマーは接着性
が特に良いので、好ましく用いられる。
【0024】コーティングは、上記のアミノ基を有する
ポリマを塩化メチレン、テトラヒドロフラン、N,Nー
ジメチルホルムアミドなどの溶媒に溶かし、これに不織
布を浸したのち、溶媒を蒸発することにより行うことが
できる。
【0025】本発明の吸着材を体外循環に用いる場合、
抗凝固剤のヘパリンで処理して用いると、血液適合性が
向上するので、好ましい。
【0026】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。
【0027】(媒介ポリマ)ニトロベンゼン32mLと
硫酸64mLの混合溶液を0℃に冷却後、8.4gのN
−メチロール−α−クロルアセトアミドを加えて、溶解
し、これを、10℃のユーデルポリスルホン(テイジン
アモコエンジニアリングプラスチツク社製P3500)
の3Lのニトロベンゼン溶液(300g/3L)に、良
く撹拌しながら加え、さらに、室温で3時間撹拌した。
その後、反応混合物を大過剰の冷メタノール中に入れ、
ポリマーを沈殿させた。沈殿をメタノールで良く洗った
後、乾燥して、307gのα−クロルアセトアミドメチ
ル化ポリスルホン(置換率:0.1)(重合体A)を得
た。
【0028】(アミノ基を有するポリマ)次に、ポリミ
キシンB硫酸塩4gを140mLのジメチルスルホキシ
ドと100mLのジメチルアセトアミドの混合溶液に溶
かし、5N−水酸化ナトリウム5.0mLを加えた溶液
に、上記で得た重合体Aの8gを100mLのジメチル
アセトアミドと100mLのジメチルスルホキシドから
なる混合溶媒に溶かしたものを加え、室温で48時間撹
拌した。反応混合物を大過剰の希塩酸中に入れ、ポリマ
を沈殿させ、沈殿物を水でよく洗った後、乾燥して、ア
ミノ基を有するポリマ(重合体1)8.8gを得た。
【0029】(基材) 基材1:繊維直径3μmのPET不織布(嵩密度0.1
5g/cm3) 基材2:繊維直径20μmPET不織布(嵩密度0.1
0g/cm3) 基材3:繊維直径20μm、52フィラメントのPET
の筒編み を準備した。
【0030】(コーティング)基材1、2、および3の
各1.5gをそれぞれ、重合体1の3gを150mLの
ジメチルホルムアミドに溶かした溶液に1時間浸した
後、液を絞り、乾燥して、アミノ基を有するポリマをコ
ーテイングした本発明の吸着材としての実施例1(基材
1)、実施例2(基材2)、比較例1(基材3)を得
た。
【0031】また、基材1、基材2についてコーティン
グを施さないものを比較例2(基材1)、比較例3(基
材2)とした。
【0032】(細菌由来の毒素の吸着実験)実施例1、
2および比較例1の各0.5gをオートクレーブ滅菌し
た後、それぞれ15mlのエンドトキシン:リポ多糖
(LPS)を含む牛血清で吸着能の評価(37℃2時
間)をしたところ、表1の結果が得られた。
【0033】
【表1】
【0034】(炎症性白血球の吸着実験)さらに、実施
例1および2について顆粒球の吸着性を調べた。ニュー
ジランド・ホワイト種ウサギ(体重3.5kg)にLP
S(E.coliO111:B4を100μg/mL濃
度に溶かしたもの)を体重1kgあたり5μgを耳静脈
から投与し、さらに14日後に同量のLPSを投与した
後、2日後に耳動脈から採血して、以下の評価に用い
た。
【0035】吸着材50mgを2mlの上記血液に入
れ、37℃で1時間振とうした後、血球の組成を自動血
液分析器で調べ、また、フローサイトメーターで顆粒球
とリンパ球の比率を求め、それぞれの血球の数を計算し
たところ、表2の結果が得られた。
【0036】
【表2】
【0037】表1と表2から本発明の実施例1および実
施例2は細菌由来の毒素であるエンドトキシンと炎症性
白血球である顆粒球の双方を比較例1に比べて50%以
上の高い効率で良く吸着すること、また比較例2および
比較例3は顆粒球を吸着するもののエンドトキシンを吸
着しないことが分かる。
【0038】(実施例3)海成分がポリスチレン、島成
分がポリエチレンテレフタレートからなる直径2μmの
多芯海島型複合繊維(島数16個、海成分の割合30
%)と直径15μmのポリエステル繊維の混合シート状
物を作製した。次いで、ニードルパンチすることによっ
て不織布を得た。次に、この不織布をトリクレンで処理
して海成分のポリスチレンを溶解することによって、繊
維直径2μm(70部)と直径15μm(30部)の混
合PET不織布(嵩密度0.075g/cm3)を得た
(基材4)。実施例1,2と同様に前記方法で、アミノ
基を有するポリマをコーテイングし、本発明の吸着材を
得た。低嵩密度で形態保持性の良い不織布であった。
【0039】実施例1に準じて細胞由来の毒素および炎
症性白血球の吸着実験を行ったところ、エンドトキシン
濃度LPSが2.0ng/mlで、顆粒球除去率が7
0.5%であった。エンドトキシンと顆粒球の双方を高
い効率で良く吸着することが分かった。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、血液中からエンドトキ
シンなどの細菌由来の毒素と炎症性白血球を高い効率で
選択的に吸着する吸着材を得ることができ、従って、炎
症性疾患を効率よく治療する体外循環用カラムを提供す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06M 15/63 D06M 15/63 Fターム(参考) 4C077 AA12 BB03 EE01 KK11 MM09 NN02 NN03 PP12 PP13 PP14 PP15 4G066 AC23C AC31B AC31C AC33B AC33C AD10B BA16 BA18 BA36 CA20 CA56 DA12 EA20 FA12 4L033 AA07 AB07 AC10 AC15 CA58 4L047 AA21 AA26 AB09 CA16 CA19 CB10 CC03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも表面にアミノ基を有する不織
    布であり、細菌由来の毒素および炎症性白血球の双方を
    除去できる吸着材。
  2. 【請求項2】 不織布の嵩密度が0.05〜0.50g
    /cm3である請求項1記載の吸着材。
  3. 【請求項3】 アミノ基が塩基性環状ペプチド残基であ
    る請求項1または2記載の吸着材。
  4. 【請求項4】 アミノ基がポリアルキレンイミン残基で
    ある請求項1または2記載の吸着材。
  5. 【請求項5】 不織布がアミノ基を有するポリマでコー
    テイングされている請求項1から4のいずれか記載の吸
    着材。
  6. 【請求項6】 ポリマがポリスルホン系重合体である請
    求項5記載の吸着材。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか記載の吸着材
    を充填してなる体外循環用カラム。
JP2001153915A 2000-05-23 2001-05-23 吸着材および体外循環用カラム Pending JP2002113097A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001153915A JP2002113097A (ja) 2000-05-23 2001-05-23 吸着材および体外循環用カラム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000151330 2000-05-23
JP2000-151330 2000-05-23
JP2001153915A JP2002113097A (ja) 2000-05-23 2001-05-23 吸着材および体外循環用カラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002113097A true JP2002113097A (ja) 2002-04-16

Family

ID=26592384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001153915A Pending JP2002113097A (ja) 2000-05-23 2001-05-23 吸着材および体外循環用カラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002113097A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008026667A1 (fr) 2006-08-31 2008-03-06 Toray Industries, Inc. Support d'adsorption contenant une fibre composite
WO2008038785A1 (fr) 2006-09-29 2008-04-03 Toray Industries, Inc. Colonne adsorbeuse de cellules
WO2009084613A1 (ja) 2007-12-27 2009-07-09 Toray Industries, Inc. 生体成分処理用の繊維構造体
US8584869B2 (en) 2005-03-31 2013-11-19 Toray Industries, Inc. Absorbent and column for extracorporeal circulation
KR101908035B1 (ko) * 2017-04-11 2018-10-12 주식회사 테라시온 바이오메디칼 백혈구 제거용 필터 및 그 제조 방법
CN109046282A (zh) * 2018-08-31 2018-12-21 珠海健帆生物科技股份有限公司 血液灌流和水溶液清除内毒素用的吸附剂及其制备方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60193468A (ja) * 1984-03-15 1985-10-01 旭メデイカル株式会社 白血球除去フイルタ−
JPH06247862A (ja) * 1992-12-28 1994-09-06 Asahi Medical Co Ltd 白血球除去フィルター材料、白血球除去装置および白血球除去方法
JPH07816A (ja) * 1992-02-06 1995-01-06 Toyobo Co Ltd エンドトキシン吸着材
JPH11244693A (ja) * 1998-02-26 1999-09-14 Toray Ind Inc 活性化白血球除去材
JPH11267421A (ja) * 1998-03-20 1999-10-05 Terumo Corp 血液浄化材料

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60193468A (ja) * 1984-03-15 1985-10-01 旭メデイカル株式会社 白血球除去フイルタ−
JPH07816A (ja) * 1992-02-06 1995-01-06 Toyobo Co Ltd エンドトキシン吸着材
JPH06247862A (ja) * 1992-12-28 1994-09-06 Asahi Medical Co Ltd 白血球除去フィルター材料、白血球除去装置および白血球除去方法
JPH11244693A (ja) * 1998-02-26 1999-09-14 Toray Ind Inc 活性化白血球除去材
JPH11267421A (ja) * 1998-03-20 1999-10-05 Terumo Corp 血液浄化材料

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8584869B2 (en) 2005-03-31 2013-11-19 Toray Industries, Inc. Absorbent and column for extracorporeal circulation
WO2008026667A1 (fr) 2006-08-31 2008-03-06 Toray Industries, Inc. Support d'adsorption contenant une fibre composite
WO2008038785A1 (fr) 2006-09-29 2008-04-03 Toray Industries, Inc. Colonne adsorbeuse de cellules
WO2009084613A1 (ja) 2007-12-27 2009-07-09 Toray Industries, Inc. 生体成分処理用の繊維構造体
KR101908035B1 (ko) * 2017-04-11 2018-10-12 주식회사 테라시온 바이오메디칼 백혈구 제거용 필터 및 그 제조 방법
CN109046282A (zh) * 2018-08-31 2018-12-21 珠海健帆生物科技股份有限公司 血液灌流和水溶液清除内毒素用的吸附剂及其制备方法
CN109046282B (zh) * 2018-08-31 2021-12-31 健帆生物科技集团股份有限公司 血液灌流和水溶液清除内毒素用的吸附剂及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102725008B (zh) 用于消除体液中的生物学有害物质的装置
JP6031069B2 (ja) 血液の病態を回復させるための装置及び方法
KR100972702B1 (ko) 흡착재 및 체외 순환용 칼럼
US5418061A (en) Microporous polysulfone supports suitable for removal of low density lipoprotein-cholesterol
US4661260A (en) Endotoxin detoxifying process
Dang et al. Heparin as a molecular spacer immobilized on microspheres to improve blood compatibility in hemoperfusion
CA2055515A1 (en) High efficiency removal of low density lipoprotein-cholesterol from whole blood
JP3478268B2 (ja) カンナビノイド除去材料、カンナビノイド除去カラムおよびそれを用いたカンナビノイド除去方法
US6929955B2 (en) Interactive system for presenting and eliminating substances
JP4983070B2 (ja) 吸着材および体外循環用カラム
JP2006272075A (ja) 吸着材料
JP2002113097A (ja) 吸着材および体外循環用カラム
JP2006288571A (ja) 癌治療用吸着材および体外循環カラム
JP2002172163A (ja) 細胞吸着材および体外循環用カラムならびにそれらの製造方法
CN108579699B (zh) 吸附细菌内毒素的三维纳米纤维海绵吸附材料及制备方法
JP4505950B2 (ja) 吸着材および体外循環用カラム
JP4032465B2 (ja) 血栓形成性物質の吸着剤および体外循環カラム
JP2003111834A (ja) 免疫抑制性蛋白質の吸着材および体外循環用カラム
JP4385497B2 (ja) 急性炎症性疾患治療用カラム
JP2002035118A (ja) 炎症性疾患治療用カラム
JP2007313288A (ja) 吸着担体および体外循環用カラム
JP2002035117A (ja) 炎症性疾患治療用カラム
JPH11244693A (ja) 活性化白血球除去材
JPS5883633A (ja) 生理活性物質固定化用担体
JP3911815B2 (ja) ポリスルホン重合体、その製法およびその用途

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080521

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110719