JP2002112180A - ディジタルデータ記録再生装置及びその方法 - Google Patents

ディジタルデータ記録再生装置及びその方法

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JP2002112180A
JP2002112180A JP2000286931A JP2000286931A JP2002112180A JP 2002112180 A JP2002112180 A JP 2002112180A JP 2000286931 A JP2000286931 A JP 2000286931A JP 2000286931 A JP2000286931 A JP 2000286931A JP 2002112180 A JP2002112180 A JP 2002112180A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル放送等のディジタルデータの記録
と再生を同時に行うディジタルデータ記録再生装置及び
方法を提供することにある。 【解決手段】 時分割制御手段18が記録制御手段16
と再生制御手段22を時分割で制御することによって、
記録制御手段16で生成されたMEPG2−PESのデ
ータ42を記録手段20に記録すると同時に、記録手段
20に記録されているMPEG2−PESのデータ42
を再生制御手段22で読出すことができるディジタルデ
ータ記録再生装置10を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルデータ
記録再生装置及びその方法に関し、詳しく述べると、M
PEG2(Moving Picture Experts Group Phase 2)の
データの記録及び再生を行う装置及びこの装置での記録
及び再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、放送のディジタル化にともない、
ディジタル放送の受信機として第1世代のディジタル・
セット・トップ・ボックスが普及した。また、図6に示
すように、ディジタル記録メディアである記録手段20
を内蔵し、ディジタル放送を記録及び再生する機能を備
えたディジタルデータ記録再生装置である次世代のディ
ジタル・セット・トップ・ボックス46が製品化される
と予想される。ディジタル放送を記録するときは、受信
手段12でディジタル放送を受信して、チャンネルを選
択する。選択されたチャンネルのデータは、図7に示す
ように複数のTSパケット34で構成され、且つ複数の
番組が時分割多重化されたMPEG2−TS(Transpor
t Stream)のデータ28となっている。データ分離化手
段14で、このMPEG2−TSのデータ28から記録
する番組に対応するTSパケット34だけを抜き出して
パーシャルTSのデータにする。そして、そのパーシャ
ルTSのデータを記録手段20に記録する。TSパケッ
ト34は188バイトのデータ量であり、ヘッダ30と
圧縮オーディオデータや圧縮ビデオデータを含むデータ
領域32とで構成されている。
【0003】また、記録したディジタル放送を再生する
ときは、記録されたパーシャルTSのデータを記録手段
20からデータ分離化手段14に送る。データ分離化手
段14でパーシャルTSのデータからMPEG2−PE
S(Packetized ElementaryStream)のデータ40又は
MPEG2−ES(Elementary Stream)のデータ48を
生成して、データ再生手段26に送る。MPEG2−E
Sのデータ48は、全ての圧縮オーディオデータ及び圧
縮ビデオデータが1つのストリームデータになってい
る。また、MPEG2−ESのデータ48の意味を持つ
単位、例えば映像の1フレーム分のMPEG2−ESの
データ48が、MPEG2−PESのデータ42であ
り、データ領域40は、1つ又は複数のTSパケット3
4のデータ領域32のデータで構成される。データ再生
手段26で圧縮オーディオデータ及び圧縮ビデオデータ
の復号化をし、テレビ等で再生を行う。
【0004】しかし、上記した方式では、ディジタル放
送の記録及び再生にデータ分離化手段14を必要とし、
データ分離化手段14への入力は、受信手段12又は記
録手段20からのデータを選択する必要がある。このた
め記録手段20へのディジタル放送の記録及び記録手段
20のデータの再生が、同時に行えない。
【0005】上記の問題を解決するために、データ分離
化手段14を複数個使用することが考えられるが、ディ
ジタル・セット・トップ・ボックス46に占めるデータ
分離化手段14の価格の割合が大きいので、ディジタル
・セット・トップ・ボックス46の価格を大幅に引き上
げてしまうことになってしまう。
【0006】特開平9−322148号公報に複数のデ
ィジタルデータを扱う装置が開示されている。しかし、
同時にディジタル放送の記録と過去に記録されたディジ
タル放送の再生については記載されていない。これは、
ディジタル放送の記録及び再生において、ビデオデータ
とオーディオデータの分離を行う分離化部を使用してい
ることからも、同時にディジタル放送の記録と過去に記
録されたディジタル放送の再生が行えないのは明らかで
ある。
【0007】更に、特開平11−205748号公報
に、記録媒体にテープを使用したディジタル記録再生装
置が開示されている。しかし、記録媒体にテープを使用
しており、記録ヘッドと再生ヘッドは同時に使用できな
いので、同時にディジタル放送の記録と過去に記録され
たディジタル放送の再生は行えない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ディ
ジタル放送の記録を行うと同時に、記録されていたディ
ジタル放送の再生も行えるディジタルデータ記録再生装
置及び該方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディジタル
データ記録再生装置の要旨とするところは、ディジタル
データを受信し、該ディジタルデータの記録及び再生を
おこなうディジタルデータ記録再生装置であって、複数
の番組が時分割多重化され、且つ複数のパケットで構成
された第1の圧縮データを受信する受信手段と、前記受
信手段で受信した前記第1の圧縮データから、視聴者が
所望する番組に対応した圧縮ビデオデータ及び圧縮オー
ディオデータを抽出するデータ分離化手段と、前記デー
タ分離化手段で抽出された前記圧縮ビデオデータ及び圧
縮オーディオデータを含んだ第2の圧縮データを生成す
る記録制御手段と、前記記録制御手段で生成された前記
第2の圧縮データを記録する記録手段と、前記第2の圧
縮データに含まれる前記圧縮ビデオデータ及び圧縮オー
ディオデータの復号化を行うデータ再生手段と、前記第
2の圧縮データの前記記録手段への記録と読み出しとを
時分割で制御するための時分割制御手段と、を含んだこ
とにある。
【0010】上記した本発明のディジタルデータ記録再
生装置は、受信手段で第1の圧縮データを受信し、デー
タ分離化手段で圧縮オーディオデータ及び圧縮ビデオデ
ータを抽出する。抽出された圧縮オーディオデータ及び
圧縮ビデオデータを基に記録制御手段で第2の圧縮デー
タが生成され、記録手段で記録される。記録手段で記録
された第2の圧縮データは、データ再生手段で復号化さ
れ、再生される。時分割制御手段が第2の圧縮データの
記録と読み出しとを時分割で制御することによって、視
聴者にとってはディジタルデータ記録再生装置が、同時
に記録と再生を行っているように見える。
【0011】本発明に係るディジタルデータ記録再生方
法の要旨とするところは、ディジタルデータを受信し、
該ディジタルデータの記録及び再生をおこなうディジタ
ルデータ記録再生方法であって、複数の番組が時分割多
重化された第1の圧縮データを受信するステップと、前
記第1の圧縮データから、視聴者が所望する番組に対応
した圧縮ビデオデータ及び圧縮オーディオデータを抽出
するステップと、前記前記圧縮ビデオデータ及び圧縮オ
ーディオデータを抽出するステップで抽出された前記圧
縮ビデオデータ及び圧縮オーディオデータを含んだ前記
第2の圧縮データを生成するステップと、前記第2の圧
縮データを記録手段に記録するステップと、前記第2の
圧縮データを前記記録手段から読み出してデータ再生手
段で復号化し、再生を行うステップと、前記記録手段で
の前記第2の圧縮データの記録と読み出しとを時分割で
制御するステップと、を含むことにある。
【0012】
【発明の実施形態】次に、本発明に係るディジタルデー
タ記録再生装置及び該方法の実施形態を図面に基づいて
説明する。
【0013】図1に示すように、本発明のディジタルデ
ータ記録再生装置10は、複数のディジタル放送の番組
が時分割多重化され、且つ複数のパケットで構成された
第1の圧縮データを受信する受信手段12と、受信手段
12で受信した第1の圧縮データから、視聴者が所望す
る番組に対応した圧縮ビデオデータ及び圧縮オーディオ
データを抽出するデータ分離化手段14と、データ分離
化手段14で抽出された圧縮ビデオデータ及び圧縮オー
ディオデータを含んだ第2の圧縮データを生成する記録
制御手段16と、記録制御手段16で生成された第2の
圧縮データを記録する記録手段20と、第2の圧縮デー
タに含まれる圧縮ビデオデータ及び圧縮オーディオデー
タの復号化を行うデータ再生手段26と、第2の圧縮デ
ータの記録手段への記録と読み出しとを時分割で制御す
るための時分割制御手段18と、を含む。
【0014】受信手段12で受信する第1の圧縮データ
は、図2に示すような複数のTSパケット34で構成さ
れたMPEG2−TSのデータ28である。TSパケッ
ト34のデータ領域32を構成するデータは、圧縮オー
ディオデータ及び圧縮ビデオデータである。記録制御手
段16で生成される第2の圧縮データは、MPEG2−
PESのデータ42であり、データ領域40を構成する
データは、TSパケット34のデータ領域32を構成し
た1つ又は複数の圧縮オーディオデータ及び圧縮ビデオ
データである。
【0015】MPEG2−PESのデータ42を記憶す
る記憶手段20は、ハードディスク等が使用される。
【0016】また、図1に示すように、データ分離化手
段14で抽出された圧縮ビデオデータ及び圧縮オーディ
オデータを記録制御手段16に送信するか、又はデータ
再生手段26に送信するかを選択する選択手段24を含
む。圧縮ビデオデータ及び圧縮オーディオデータを記録
制御手段16に送信するなら、図1に示すように、選択
手段24はデータ分離化手段14及び再生制御手段22
のいずれをもデータ再生手段26に結合せず、データ再
生手段26に送信するなら、データ分離化手段14とデ
ータ再生手段26とを結合する。更に、記録手段20に
記録されたMPEG2−PESのデータ42を読み出
し、データ再生手段26に送信する再生制御手段を含
む。
【0017】データ再生手段26は、圧縮ビデオデータ
及び圧縮オーディオデータをそれぞれ復号化するため
に、ビデオデータ復号部及びオーディオデータ復号部を
設けている。データ再生手段26には一時的にデータを
記憶するバッファを備えており、このバッファがオーバ
ーフロー又はアンダーフローをおこさないように、デー
タ再生手段26と再生制御手段22におけるMPEG2
−PESのデータ42のデータ量を監視する監視手段を
設けても良い。
【0018】ディジタルデータの記録方法は、衛星、ケ
ーブル又は地上波等のMPEG2システムを使用して送
信されてきたディジタル放送の番組を受信手段12で受
信する。受信したディジタル放送は図2に示すように、
複数のTSパケット34で構成され、且つ複数の番組が
多重化されたMPEG2−TSのデータ28となってい
るので、データ分離化手段14で視聴者が所望する番組
の圧縮オーディオデータと圧縮ビデオデータをTSパケ
ット34のデータ領域32から抽出する。このとき、選
択手段24は、記録時には、データ分離化手段14及び
再生制御手段22のいずれをもデータ再生手段26へ結
合しないように制御され、記録されたデータの再生時に
は、再生制御手段22をデータ再生手段26へ結合し、
受信データを直接再生するときはデータ分離化手段14
をデータ再生手段26へ結合するように制御される。従
って、選択手段24がデータ分離化手段14及び再生制
御手段22のいずれをもデータ再生手段26へ結合しな
いことによって、抽出された圧縮ビデオデータ及び圧縮
オーディオデータは記録制御手段16に送られる。記録
制御手段16は、この圧縮ビデオデータ及び圧縮オーデ
ィオデータで構成されたデータ領域40を有するMPE
G2−PESのデータ42を生成する。そして、このM
PEG2−PESのデータ42を記録手段20に記録す
る。
【0019】記録手段20にMPEG2−PESのデー
タ42を記録する際、図2に示すように、MPEG2−
TSのデータ28における時間関係を崩さないようにす
る。即ち、受信手段12で受信された順番にMPEG2
−PESのデータ42を生成し、記録手段20に記録す
る。また、ヘッダ38には、圧縮ビデオデータか圧縮オ
ーディオデータかを示すデータが含まれる。これは、記
録手段20に記録されたMPEG2−PESのデータ4
2を再生するときに、圧縮ビデオデータ及び圧縮オーデ
ィオデータの同期を可能にするためである。また、MP
EG2−PESのデータ42を記録用データ36として
1つのストリームデータにすることにより、シーケンシ
ャル読み出しが可能な記録手段20ならば高速ビットレ
ートにも対応が可能である。
【0020】上記したようにディジタルデータの記録
は、ディジタルデータ記録再生装置10の受信手段1
2、データ分離化手段14及び記録制御手段16が作用
して記録手段20に記録することになる。
【0021】ディジタルデータの再生方法は、図3に示
すように、選択手段24によって再生制御手段22をデ
ータ再生手段26に結合する。再生制御手段22が記録
手段20に記録されたMPEG2−PESのデータ42
を読み出し、データ再生手段26に送信する。読み出す
順番は、記録手段20に記録された順番に読み出す。こ
のとき、記録するときに付けた圧縮オーディオデータか
圧縮ビデオデータかを示すヘッダ38を参照し、データ
再生手段26のビデオデータ復号部又はオーディオデー
タ復号部に送信する。また、データ再生手段26のバッ
ファが、オーバーフロー又はアンダーフローをおこさな
いように監視手段でデータ量を監視する。そして、デー
タ再生手段26のオーディオ復号部及びビデオ復号部で
それぞれ圧縮オーディオデータ及び圧縮ビデオデータの
復号化を行い、テレビ等の表示装置で再生を行う。
【0022】記録されたディジタルデータの再生におい
ては、再生制御手段22及びデータ再生手段26が作用
することによって、記録手段20に記録されたディジタ
ルデータを再生することになる。
【0023】上記したディジタルデータの記録と再生を
同時に行うには、選択手段24によって再生制御手段2
2をデータ再生手段26に結合した状態で、時分割制御
手段18が記録制御手段16と再生制御手段22とを時
分割で制御することによって可能になる。即ち、記録手
段22におけるMPEG2−PESのデータ42の記録
と読み出しを時分割でおこなう。この記録と読み出しと
を時分割でおこなう際、高速でおこなうことによって、
視聴者はディジタルデータ記録再生装置10が同時に記
録と再生をおこなっているように使える。
【0024】また、放送中の番組を見るのであれば、選
択手段24がデータ分離化手段14をデータ再生手段2
6に結合することによって、データ分離化手段14で抽
出された圧縮ビデオデータ及び圧縮オーディオデータ
は、順次データ再生手段26に送られる。そして、デー
タ再生手段26は、受信した圧縮ビデオデータ及び圧縮
オーディオデータを受信した順に復号化し、テレビ等の
装置で再生をおこなう。
【0025】本発明のディジタルデータ記録再生装置1
0を使用すれば、上記したように記録手段22における
MPEG2−PESのデータ42の記録と読み出しを時
分割でおこなっており、視聴者にとって同時に記録と再
生をおこなっているように使用できるので、ある時間に
始まったディジタル放送の番組を記録しながら番組の放
送中にその番組の最初から見ることができる。即ち、従
来のディジタルデータ記録再生装置46であれば、ディ
ジタル放送の番組を全て記録し終えてからでないと最初
から再生することはできなかったが、本発明においては
放送中のディジタル放送の番組を記録しながら放送中に
最初から再生することが可能である。
【0026】以上、本発明に係るディジタルデータ記録
再生装置及び方法について、一実施形態を記載したが、
本発明はこの実施形態に限定されるものではない。その
他の実施形態として、図4に示すように、選択手段を使
用しないことも可能である。選択手段を使用しないの
で、データ分離化手段14でMPEG2−TSのデータ
28から抽出された圧縮ビデオデータ及び圧縮オーディ
オデータは、全て記録制御手段16に送られる。記録制
御手段16でMPEG2−PESのデータ42を生成し
た後に記録するのであれば、記録手段20で記録する。
また、すぐに再生するのであれば再生制御手段22に送
信する。再生制御手段22は、記録制御手段16より受
け取ったMPEG2−PESのデータ42をデータ再生
手段26に送信する。データ再生手段26では、MPE
G2−PESのデータ42を復号化し、テレビ等で再生
する。記録手段20に記録されたMPEG2−PESの
データ42を再生するのであれば、再生制御手段22が
記録手段20に記録されたMPEG2−PESのデータ
42をデータ再生手段26に送信する。そして、データ
再生手段26は、MPEG2−PESのデータ42を復
号化し、テレビ等で再生する。
【0027】また、記録及び再生を同時に行う方法は上
記した実施形態と同様に、記録制御手段16と再生制御
手段22を時分割制御手段18が時分割で制御すること
によって可能である。
【0028】更に他の実施形態として、視聴者が所望す
るディジタル放送の番組は全て記憶手段20に記憶し、
直ちに表示装置で表示するのであれば、図5に示すよう
なディジタルデータ記録再生装置45を使用し、記録制
御手段16と再生制御手段22を時分割制御手段18に
よって時分割制御して、記録したデータを直ちに読み出
し、データ再生手段26で復号化し、テレビで表示する
ことも可能である。
【0029】記録手段20をディジタルデータ記録再生
装置10,44,45に内蔵せず、外部に接続しても良
い。また、上記の実施形態では記録手段20としてハー
ドディスクを使用していたが、大容量のメモリ・モジュ
ールを用いることも可能である。
【0030】更に、記録手段20の容量に限りがあるの
で、記録手段20にデータを記録する以外に当然記録手
段20に記録されたデータを削除することも可能であ
る。記録手段20に記録されたデータを削除する前に、
他の記録媒体にデータを記録しなおすことも可能であ
る。
【0031】その他、本発明は、その趣旨を逸脱しない
範囲内で、当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、
変形を加えた態様で実施し得るものである。また、同一
の作用又は効果が生じる範囲内で、いずれかの発明特定
事項を他の技術に置換した形態で実施しても良い。更
に、一体に構成されている発明特定事項を複数の部材か
ら構成しても、複数の部材から構成されている特定事項
を一体に構成した形態で実施しても良い。
【0032】
【発明の効果】本発明に係るディジタルデータ記録再生
装置は、記録制御手段でMPEG2−PESのデータを
生成するため、記録手段に記録されたMPEG2−PE
Sのデータをデータ分離化手段に送信する必要はない。
更に、記録手段であるハードディスクは時分割で制御す
ることが可能であるので、時分割制御手段が記録制御手
段と再生制御手段を時分割で制御することによって、記
録と再生を同時におこなうことができる。即ち、従来の
ディジタルデータ記録再生装置であれば、ディジタル放
送の番組を全て記録し終えてからでないと最初から再生
することはできなかったが、本発明においては放送中の
ディジタル放送の番組を記録しながら放送中に最初から
再生することが可能である。
【0033】また、本発明に係るディジタルデータ記録
再生方法は、受信したMPEG2−TSのデータをその
まま記録手段に記録するのではなく、MPEG2−TS
のデータからMEPG2−PESのデータを生成して記
録するので、再生をおこなうときにデータ分離化手段で
必要な圧縮ビデオデータと圧縮オーディオデータを抽出
する必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタルデータ記録再生装置のブロ
ック図であり、受信したディジタルデータを記録すると
きの図である。
【図2】MPEG2−TSのデータからMPEG2−P
ESのデータ及び記録用のデータを生成するときの図で
ある。
【図3】本発明のディジタルデータ記録再生装置のブロ
ック図であり、記録手段に記録されたデータの再生又は
記録手段へのデータの記録と記録されていたデータの再
生を同時におこなうときの図である。
【図4】本発明の他の実施形態におけるディジタルデー
タ記録再生装置のブロック図である。
【図5】本発明の他の実施形態におけるディジタルデー
タ記録再生装置のブロック図である。
【図6】従来技術のディジタルデータ記録再生装置のブ
ロック図である。
【図7】各種のデータ形式の関係を示した図である。
【符号の説明】
10,44,45:ディジタルデータ記録再生装置 12:受信手段 14:データ分離化手段 16:記録制御手段 18:時分割制御手段 20:記録手段 22:再生制御手段 24:選択手段 26:データ再生手段 28:MPEG2−TSのデータ(第1の圧縮データ) 30,38:ヘッダ 32,40:データ領域 34:TSパケット 36:記録用データ 42:MPEG2−PESのデータ(第2の圧縮デー
タ) 46:ディジタル・セット・トップ・ボックス 48:MPEG2−ESのデータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/781 H04N 5/91 L (72)発明者 村上 昌弘 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 (72)発明者 杉田 克行 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 (72)発明者 久保 宏昭 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 Fターム(参考) 5C025 AA23 BA25 BA27 DA01 DA04 5C053 FA20 FA23 GB06 GB11 GB38 GB40 KA08 KA24 5D044 AB05 AB07 BC01 CC05 DE04 DE14 DE28 DE49 GK04 HL11

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルデータを受信し、該ディジタ
    ルデータの記録及び再生をおこなうディジタルデータ記
    録再生装置であって、複数の番組が時分割多重化され、
    且つ複数のパケットで構成された第1の圧縮データを受
    信する受信手段と、前記受信手段で受信した前記第1の
    圧縮データから、視聴者が所望する番組に対応した圧縮
    ビデオデータ及び圧縮オーディオデータを抽出するデー
    タ分離化手段と、前記データ分離化手段で抽出された前
    記圧縮ビデオデータ及び圧縮オーディオデータを含んだ
    第2の圧縮データを生成する記録制御手段と、前記記録
    制御手段で生成された前記第2の圧縮データを記録する
    記録手段と、前記第2の圧縮データに含まれる前記圧縮
    ビデオデータ及び圧縮オーディオデータの復号化を行う
    データ再生手段と、前記第2の圧縮データの前記記録手
    段への記録と読み出しとを時分割で制御するための時分
    割制御手段と、を含んだことを特徴とするディジタルデ
    ータ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の圧縮データがMPEG2−T
    Sのデータであり、前記第2の圧縮データがMPEG2
    −PESのデータである請求項1に記載のディジタルデ
    ータ記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記記録手段に記録された複数の前記M
    PEG2−PESのデータが、1つのストリームデータ
    で記録されている請求項2に記載のディジタルデータ記
    録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記記録手段に記録された前記第2の圧
    縮データを読み出し、前記データ再生手段へ送信する再
    生制御手段を備えた請求項1乃至3のいずれかに記載の
    ディジタルデータ記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記データ再生手段と前記再生制御手段
    で処理される前記第2の圧縮データのデータ量を監視す
    る監視手段を設けた請求項4に記載のディジタルデータ
    記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記データ分離化手段で抽出された前記
    圧縮ビデオデータ及び圧縮オーディオデータを前記記録
    制御手段に送信するか、又は前記データ再生手段に送信
    するかを選択する選択手段を含む請求項1乃至5のいず
    れかに記載のディジタルデータ記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記データ再生手段において前記圧縮ビ
    デオデータ及び圧縮オーディオデータをそれぞれ復号化
    するために、ビデオデータ復号部及びオーディオデータ
    復号部を備えた請求項1乃至6のいずれかに記載のディ
    ジタルデータ記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記記録手段がハードディスクである請
    求項1乃至7のいずれかに記載のディジタルデータ記録
    再生装置。
  9. 【請求項9】 ディジタルデータを受信し、該ディジタ
    ルデータの記録及び再生をおこなうディジタルデータ記
    録再生方法であって、複数の番組が時分割多重化された
    第1の圧縮データを受信するステップと、前記第1の圧
    縮データから、視聴者が所望する番組に対応した圧縮ビ
    デオデータ及び圧縮オーディオデータを抽出するステッ
    プと、前記前記圧縮ビデオデータ及び圧縮オーディオデ
    ータを抽出するステップで抽出された前記圧縮ビデオデ
    ータ及び圧縮オーディオデータを含んだ前記第2の圧縮
    データを生成するステップと、前記第2の圧縮データを
    記録手段に記録するステップと、前記第2の圧縮データ
    を前記記録手段から読み出してデータ再生手段で復号化
    し、再生を行うステップと、前記記録手段での前記第2
    の圧縮データの記録と読み出しとを時分割で制御するス
    テップと、を含むディジタルデータ記録再生方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の圧縮形式がMPEG2−T
    Sのデータであり、前記第2の圧縮形式がMPEG2−
    PESのデータである請求項9に記載のディジタルデー
    タ記録再生方法。
  11. 【請求項11】 前記記録手段に前記MPEG2−PE
    Sのデータを記録する際、複数の該MPEG2−PES
    のデータを1つのストリームデータで記録することを特
    徴とした請求項10に記載のディジタルデータ記録再生
    方法。
  12. 【請求項12】 前記複数のMPEG2−PESのデー
    タを1つのストリームデータで記録する際、前記MPE
    G2−TSのデータにおける前記圧縮ビデオデータ及び
    圧縮オーディオデータが前記受信手段で受信した順番に
    記録をおこなうことを特徴とした請求項11に記載のデ
    ィジタルデータ記録再生方法。
  13. 【請求項13】 前記圧縮ビデオデータ及び圧縮オーデ
    ィオデータを抽出するステップの後、前記第2の圧縮デ
    ータを生成するか、又は直ちに復号化を行うかを選択す
    るステップを含む請求項7乃至12のいずれかに記載の
    ディジタルデータ記録再生方法。
  14. 【請求項14】 前記第2の圧縮データを前記記録手段
    から読み出してデータ再生手段で復号化し、再生を行う
    ステップで処理される該第2の圧縮データのデータ量を
    監視するステップを含む請求項7乃至13のいずれかに
    記載のディジタルデータ記録再生方法。
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