JP2002111894A - 電子機器の機能変更方法及びカスタマセンタ並びにディーラシステム並びにユーザシステム - Google Patents

電子機器の機能変更方法及びカスタマセンタ並びにディーラシステム並びにユーザシステム

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JP2002111894A
JP2002111894A JP2001186857A JP2001186857A JP2002111894A JP 2002111894 A JP2002111894 A JP 2002111894A JP 2001186857 A JP2001186857 A JP 2001186857A JP 2001186857 A JP2001186857 A JP 2001186857A JP 2002111894 A JP2002111894 A JP 2002111894A
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Seiichi Yamamoto
征一 山本
Yoshizo Ebisawa
義三 海老沢
Yasuhito Sasaki
康仁 佐々木
Emi Chiga
恵美 千賀
Yoshihiro Kawauchi
良弘 川内
Takaaki Hoshikawa
貴昭 星川
Toru Iida
徹 飯田
Yasuo Funato
康雄 船戸
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザの費用負担の軽減及び変更所要時間の短
縮と、カスタマセンタにおけるコスト及び労力の低減を
可能とする。 【解決手段】ボタン電話装置BTに新たな機能を追加す
る際に、先ずユーザシステムCMのユーザPCからカス
タマセンタCCに対し機能追加要求を送信する。この機
能追加要求には、追加したい機能を表す情報、ボタン電
話装置の電話番号を含める。次にカスタマセンタCCに
おいて、受信した上記電話番号をもとにユーザのボタン
電話装置BTに対し公衆網PNWを介してアクセスして
当該ボタン電話装置BTの機能情報を取得し、この機能
情報をもとに機能追加の可否を判定する。そして、追加
が可能な場合に、ユーザのボタン電話装置BTに対し公
衆網PNWを介して追加機能のライセンスコードを送
り、当該機能を追加設定するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電子構内
交換機やボタン電話装置、その他事務用電子機器の機能
を追加又は削除する際に使用する電子機器の機能変更方
法、及びこの機能変更制御を実行するカスタマセンタ、
並びに上記電子機器を備えるユーザシステム、並びに上
記カスタマセンタとユーザシステムとの間で支援業務の
仲介を行うディーラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】オフィスや学校、事業所等においては、
電子構内交換機やボタン電話装置、ファクシミリ装置、
複写機等の事務用電子機器が多く使用されている。これ
らの事務用電子機器を購入して使用する場合、ユーザは
一般にその時点で必要な機能を備えた機器を選択するよ
うにしている。
【0003】しかし、使用開始後において、人員の増加
や業務内容の変化等に応じて機器の機能を追加する必要
が生じたり、また不要な機能を削除する必要が生じるこ
とがある。このような場合従来では、例えばユーザから
メーカのカスタマセンタ等に対し機能の追加を希望する
旨を連絡し、その内容に応じて保守サービス担当者が電
子機器の設置場所まで出張して、ユーザが希望する機能
を電子機器に追加する設定作業を行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような従
来の変更方法では、ユーザからの機能変更要求の受付け
から電子機器に対する機能変更作業までの作業の大半
を、カスタマセンタの保守サービス担当者による人為的
作業によって行っている。このため、ユーザが機能変更
要求の連絡を行ってから機能変更が完了するまでに多く
の手間と時間がかかる。
【0005】したがって、ユーザにとっては、新たな機
能を即時使用することができないばかりか、追加機能自
体の対価だけでなく保守サービス担当者の出張費用や工
事費等を負担しなければならず、費用負担が大きくな
る。一方、カスタマセンタにとっては、機能変更要求の
発生数を予測してこの数に見合う保守サービス担当者を
確保しておかなければならないためコストがかかり、ま
た担当者によって作業の質にばらつきが生じるおそれが
あるという問題点があった。
【0006】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、機能変更を人手を要す
ることなく迅速かつ適切に行えるようにし、これにより
ユーザの費用負担の軽減及び変更所要時間の短縮と、カ
スタマセンタにおけるコスト及び労力の低減を可能とす
る電子機器の機能変更方法及びカスタマセンタ並びにデ
ィーラシステム並びにユーザシステムを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、次のような手順により機能変更を行な
っている。
【0008】(1) 通信機能を備えた電子機器を所有
するユーザシステムと、当該電子機器の運用支援業務を
行うカスタマセンタとの間で、通信ネットワークを介し
て情報の授受を行うことにより前記電子機器の機能変更
を行う際に、上記ユーザシステムからカスタマセンタに
対し、電子機器の機能変更内容と当該電子機器に対し上
記通信ネットワークから割り当てられた加入者情報とを
含む機能変更要求を送信し、カスタマセンタにおいて上
記ユーザシステムから到来した機能変更要求に含まれる
加入者情報をもとに該当する電子機器に対し上記通信ネ
ットワークを介してアクセスして当該電子機器からその
機能を表す情報を取得する。そして、この電子機器から
取得した機能を表す情報と、上記機能変更要求に含まれ
る機能変更内容とに基づいて機能変更制御情報を作成
し、この機能変更制御情報をカスタマセンタから該当す
る電子機器に対し通信ネットワークを介して送信して、
当該電子機器の機能変更処理を行うようにしたものであ
る。
【0009】したがってこの発明によれば、ユーザシス
テムによる機能変更の要求から当該ユーザシステムの電
子機器における機能変更処理までの工程が、人手を要す
ることなくすべて通信ネットワークを介して自動的に行
われることになる。このため、保守サービス担当者の出
張及び手作業による変更作業が一切不要となる。したが
って、ユーザにとっては自身の電子機器の機能変更を短
時間の内にしかも少ない費用負担で行うことが可能とな
り、一方カスタマセンタにとっては機能変更に必要な労
力とコストを大幅に低減することが可能となる。
【0010】(2) 通信機能を備えた電子機器を所有
するユーザシステムと、当該電子機器の運用支援業務を
行うカスタマセンタとの間を通信ネットワークにより接
続し、かつユーザに付与した個別識別情報に対応付け
て、その電子機器に対し前記通信ネットワークから割り
当てられた加入者情報、電子機器に予め割り当てられた
機器識別情報及び電子機器の機能を表す情報をそれぞれ
格納したユーザデータベースを備えたシステムにおい
て、ユーザシステムとカスタマセンタとの間で情報の授
受を行うことにより電子機器の機能変更を行う方法であ
って、上記ユーザシステムからカスタマセンタに対し、
電子機器の機能変更内容とユーザ自身の個別識別情報と
を含む機能変更要求を送信し、カスタマセンタにおい
て、上記ユーザシステムから到来した機能変更要求に含
まれるユーザの個別識別情報をもとに、上記ユーザデー
タベースから対応する電子機器の加入者情報及び機能を
表す情報をそれぞれ読み出す。そして、このユーザデー
タベースから読み出した機能を表す情報と上記機能変更
要求に含まれる機能変更内容とをもとに機能変更制御情
報を作成し、この機能変更制御情報をカスタマセンタか
ら該当する電子機器に対し上記通信ネットワークを介し
て送信し、この機能変更制御情報をもとに当該電子機器
の機能変更を行うようにしたものである。
【0011】したがってこの発明によれば、(1)で述
べた発明と同様に、機能変更所要時間の短縮とユーザの
費用負担の低減、及びカスタマセンタにおける機能変更
に必要な労力とコストの大幅削減が可能になる。しか
も、ユーザデータベースに蓄積管理されたユーザの電子
機器に関する情報を用いて、カスタマセンタと電子機器
との間の通信や機能変更の可否判定等が行われるので、
その都度電子機器から機能を表す情報を取得することな
く、簡単な手順で適切な機能変更処理を行い得る。
【0012】(3) 通信機能を備えた電子機器を所有
するユーザシステムと、当該電子機器の運用支援業務を
行うカスタマセンタと、上記ユーザシステムとカスタマ
センタとの間で支援業務の仲介を行うディーラとの間
で、通信ネットワークを介して情報の授受を行うことに
より上記電子機器の機能変更を行う方法であって、電子
機器の機能変更内容と当該電子機器に対し上記通信ネッ
トワークから割り当てられた加入者情報とを含む機能変
更要求を、ユーザシステムからディーラを経由してカス
タマセンタに転送し、カスタマセンタにおいて、上記デ
ィーラから転送された機能変更要求に含まれる加入者情
報をもとに該当する電子機器に対し上記通信ネットワー
クを介してアクセスして、当該電子機器からその機能を
表す情報を取得し、この取得した機能を表す情報と上記
機能変更要求に含まれる機能変更内容とをもとに機能変
更制御情報を作成する。そして、この機能変更制御情報
をカスタマセンタから該当する電子機器に対し送信し、
この機能変更制御情報をもとに当該電子機器における機
能変更を行うようにしたものである。したがって、前記
(1)で述べた効果に加え、ディーラを介在するシステ
ムにおいてもこの発明を適用することが可能となる。
【0013】(4) 上記(3)のディーラシステムを
利用して上記電子機器の機能変更を行う方法であって、
カスタマセンタにおいて、前記ユーザシステムからディ
ーラシステムを介して転送された機能変更要求に含まれ
る加入者情報をもとに該当する電子機器に対し前記通信
ネットワークを介してアクセスし、当該電子機器からそ
の機能を表す情報を取得し、この機能を表す情報及び上
記機能変更要求を、カスタマセンタからディーラシステ
ムへ転送し、そしてディーラシステムにおいて、カスタ
マセンタから転送された機能を表す情報と、機能変更要
求に含まれる機能変更内容とに基づいて機能変更制御情
報を作成し、上記機能変更要求に含まれる電子機器の加
入者情報をもとに該当する電子機器に対し通信ネットワ
ークを介して機能変更制御情報を送信して、この機能変
更制御情報をもとに当該電子機器における機能変更を行
うようにもしている。
【0014】したがって、(4)の発明によれば、ディ
ーラシステムでユーザシステムの電子機器の機能変更を
行うようにしているので、その分カスタマセンタの処理
負荷が軽減され、前記(1)で述べた効果が得られる。
【0015】(5) 通信機能を備えた電子機器を所有
するユーザシステムと、当該電子機器の運用支援業務を
行うカスタマセンタと、前記ユーザシステムとカスタマ
センタとの間で支援業務の仲介を行うディーラとの間を
通信ネットワークにより接続し、かつユーザに付与した
個別識別情報に対応付けて、その電子機器に対し前記通
信ネットワークから割り当てられた加入者情報、電子機
器に予め割り当てられた機器識別情報及び電子機器の機
能を表す情報をそれぞれ格納したユーザデータベースを
備えたシステムにおいて、ユーザシステム、ディーラ及
びカスタマセンタの間で情報の授受を行うことにより上
記電子機器の機能変更を行う方法であって、電子機器の
機能変更内容と当該電子機器に対し上記通信ネットワー
クから割り当てられた加入者情報とを含む機能変更要求
を、ユーザシステムからディーラを経由してカスタマセ
ンタに転送し、カスタマセンタにおいて、上記ユーザシ
ステムから到来した機能変更要求に含まれるユーザの個
別識別情報をもとに上記ユーザデータベースから対応す
る電子機器の加入者情報及び機能を表す情報をそれぞれ
読み出す。そして、このユーザデータベースから読み出
した機能を表す情報と上記機能変更要求に含まれる機能
変更内容とをもとに機能変更制御情報を作成し、この機
能変更制御情報をカスタマセンタから該当する電子機器
に対し通信ネットワークを介して送信し、この機能変更
制御情報をもとに当該電子機器における機能変更を行う
ようにしたものである。したがってこの発明によれば、
前記(2)で述べた効果と、(3)で述べた効果がそれ
ぞれ奏せられる。
【0016】(6) 上記(5)のディーラシステムを
利用して上記電子機器の機能変更を行う方法であって、
カスタマセンタにおいて、前記ユーザシステムからディ
ーラシステムを介して転送された機能変更要求に含まれ
るユーザの個別識別情報をもとに、前記ユーザデータベ
ースから対応する電子機器の加入者情報及び機能を表す
情報をそれぞれ読み出して、この電子機器の加入者情報
及び機能を表す情報と、機能変更要求とをディーラシス
テムへ転送し、ディーラシステムにおいて、カスタマセ
ンタから転送された機能を表す情報と、機能変更要求に
含まれる機能変更内容とに基づいて機能変更制御情報を
作成し、カスタマセンタから転送された電子機器の加入
者情報をもとに該当する電子機器に対し通信ネットワー
クを介してアクセスして機能変更制御情報を送信し、こ
の機能変更制御情報をもとに当該電子機器における機能
変更を行うようにしたものである。
【0017】したがって、(6)の発明によれば、ディ
ーラシステムでユーザシステムの電子機器の機能変更を
行うようにしているので、その分カスタマセンタの処理
負荷が軽減され、さらに前記(2)で述べた効果が得ら
れる。
【0018】(7) (1)乃至(6)の発明におい
て、カスタマセンタと代金決済機関との間が通信ネット
ワークを介して接続可能な場合に、ユーザシステムから
カスタマセンタに対しユーザの口座識別情報を送信し、
当該ユーザシステムの電子機器に対する機能変更の終了
後に、カスタマセンタと代金決済機関との間で通信ネッ
トワークを介して機能変更に要した代金をユーザの口座
から引き落とすための決済処理を実行するようにしたも
のである。 (8)(3)乃至(6)の発明において、ディーラと代
金決済機関との間が通信ネットワークを介して接続可能
な場合に、ユーザシステムからディーラに対しユーザの
口座識別情報を送信し、当該ユーザシステムの電子機器
に対する機能変更の終了後に、ディーラと代金決済機関
との間で通信ネットワークを介して機能変更に要した代
金をユーザの口座から引き落とすための決済処理を実行
するようにしたものである。
【0019】したがって、(7)及び(8)の発明によ
れば、機能変更に要した代金の決済についても、カスタ
マセンタ或いはディーラと代金決済機関との間で、通信
ネットワークを利用して自動的に行うことができる。
【0020】(9) (7)の発明において、取得した
ユーザの口座識別情報をもとにカスタマセンタから上記
代金決済機関に対し通信ネットワークを介してユーザの
正当性を問い合わせる。そして、カスタマセンタにおい
て、上記問い合わせの結果をもとに機能変更を許可でき
るかどうかを判定し、機能変更を許可できると判定した
場合にのみ該当する電子機器に対する機能変更を許可す
るようにしたものである。
【0021】(10) (8)の発明において、取得し
たユーザの口座識別情報をもとにディーラから上記代金
決済機関に対し通信ネットワークを介してユーザの正当
性を問い合わせる。そして、ディーラにおいて、この問
い合わせた結果をもとに機能変更を許可できるかどうか
を判定し、機能変更を許可できると判定した場合にカス
タマセンタによる機能変更を可能にするようにしたもの
である。
【0022】したがって、(9)及び(10)の発明に
よれば、代金決済機関が保有するユーザの口座情報を利
用して、機能変更に先立ち、口座の残高や有効期限等は
勿論のこと、ユーザの存在の有無についてもチェックさ
れ、これによりユーザの正当性を事前に確実に判断する
ことが可能となる。
【0023】(11) (1)又は(3)又は(4)の
発明において、電子機器から、その機能を表す情報と共
に、当該電子機器に予め機密に付与した機器識別情報を
カスタマセンタが取得し、機能変更情報を送信する課程
は、この取得した機器識別情報を用いて上記機能変更制
御情報を暗号化して、この暗号化された機能変更制御情
報を電子機器へ送信し、かつこの機能変更制御情報を電
子機器において自己の機器識別情報を用いて復号して、
この復号した機能変更制御情報に従い機能変更を許可す
るようにしたものである。
【0024】(12) (2)又は(5)又は(6)の
発明において、カスタマセンタにおいて、ユーザの個別
識別情報をもとに、ユーザデータベースから対応する電
子機器の機器識別情報を読み出し、機能変更情報を送信
する課程は、この取得した機器識別情報を用いて上記機
能変更制御情報を暗号化して、この暗号化された機能変
更制御情報を電子機器へ送信し、かつこの機能変更制御
情報を電子機器において自己の機器識別情報を用いて復
号して、この復号した機能変更制御情報に従い機能変更
を許可するようにしたものである。
【0025】したがって、これらの(11)及び(1
2)の発明によれば、機能変更制御情報は電子機器へ転
送される際に、電子機器から取得した機器識別情報によ
り暗号化される。このため、機能変更制御情報が誤って
異なる電子機器に転送された場合や、他のユーザが故意
に他の電子機器宛の機能変更制御情報を盗用して自己の
電子機器の機能変更を行おうとしても、誤った機能変更
或いは不正な機能変更が行われないようにすることがで
きる。
【0026】(13) (1)又は(3)の発明におい
て、カスタマセンタにおいて、電子機器から取得した機
能を表す情報と、機能変更要求に含まれる機能変更内容
とをもとに、ユーザから要求された機能変更の可否を判
定し、機能変更が可能と判定された場合にカスタマセン
タから該当する電子機器に対し通信ネットワークを介し
て機能変更制御情報を送信し、この機能変更制御情報を
もとに当該電子機器の機能変更を行うようにしたものも
である。
【0027】(14) (2)又は(5)の発明におい
て、カスタマセンタにおいて、前記ユーザデータベース
から読み出した機能を表す情報と前記機能変更要求に含
まれる機能変更内容とをもとに、要求された機能変更の
可否を判定し、機能変更が可能と判定された場合に、上
記ユーザデータベースから読み出した電子機器の加入者
情報をもとに、カスタマセンタから該当する電子機器に
対し前記通信ネットワークを介してアクセスして機能変
更制御情報を送信し、この機能変更制御情報をもとに当
該電子機器の機能変更を行うようにしたものである。
【0028】したがって、(13)及び(14)の発明
によれば、電子機器に対する機能変更の実行に先立ち、
カスタマセンタから電子機器に対しアクセスしてその機
能を表す情報、つまり設定中の機能又は新たに設定が可
能な機能の情報を取得し、この情報をもとに機能変更が
可能かどうかを判定するようにしている。このため、電
子機器ごとに適切な機能変更処理を行うことができ、こ
れにより保守上の信頼性をさらに高めることができる。
【0029】(15) (13)の発明において、ユー
ザから要求された機能変更の可否の判定結果を、カスタ
マセンタから通信ネットワークを介してユーザに通知す
るようにしたものである。
【0030】(16) (13)の発明において、ユー
ザから要求された機能変更の可否の判定結果を、カスタ
マセンタから通信ネットワークを介してディーラに転送
し、ディーラが前記判定結果を通信ネットワークを介し
て要求元のユーザに通知するようにしたものである。
【0031】したがって、(15)及び(16)の発明
によれば、ユーザは少なくとも自身が要求した機能変更
が受け付けられたか否かを確認することができる。ま
た、その際に機能変更の可否の判定結果に加えて、その
理由又は対応ガイダンス情報をユーザに通知するように
すれば、受け付けられなかった場合にユーザはその原因
を把握して適切なやり直し操作等を行うことが可能とな
る。
【0032】(17) (2)又は(5)の発明におい
て、電子機器に対する機能の変更処理の終了後に、ユー
ザデータベース中の該当するユーザに対応する電子機器
の機能を表す情報を更新するようにしたものである。こ
のようにすることで、ユーザデータベースの蓄積管理情
報を、カスタマセンタ或いはディーラの保守管理担当者
が手操作で更新処理をすることなく、自動的に常に最新
の情報に更新することができる。
【0033】(18) (1)乃至(6)の発明におい
て、電子機器が、予め備えているすべての機能のうちの
少なくとも一部について有効/無効を表す設定情報を記
憶した機能テーブルを備えている場合に、電子機器の機
能を変更する課程は、カスタマセンタから電子機器に送
った機能変更制御情報の内容に応じて、上記機能テーブ
ル中の該当する機能の設定情報を変更するようにしたも
のである。
【0034】したがってこの発明によれば、電子機器の
機能変更処理に際し、カスタマセンタは変更対象の機能
の設定情報を変更するための情報を制御情報として送信
するだけでよいことになり、これにより例えば追加機能
を実現するプログラムをダウンロードする場合に比べ、
簡単かつ短時間に機能変更を行うことができる。
【0035】(19) この発明に係るカスタマセンタ
においても、前記(1)乃至(18)で述べた作用効果
と同様の作用効果が奏せられる。
【0036】(20) この発明に係るディーラシステ
ムにおいても、前記(3)乃至(18)で述べた作用効
果と同様の作用効果が奏せられる。
【0037】(21) この発明に係るユーザシステム
においても、前記(11)(12)、及び(18)で述
べた作用効果と同様の作用効果が奏せられる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施形態)この発明に係わる機能変更方法の第
1の実施形態は、ボタン電話装置に新たな機能を追加す
る際に、先ずユーザの保守用パーソナル・コンピュータ
からカスタマセンタに対しインターネットINWを介し
て機能追加要求を送信する。この機能追加要求には、追
加したい機能を表す情報、ユーザのクレジット番号、ボ
タン電話装置の電話番号を含める。次にカスタマセンタ
において、この機能追加要求に含まれるクレジット番号
をもとにクレジット会社に対しアクセスしてユーザの信
用調査を行ったのち、上記機能追加要求に含まれる電話
番号をもとにユーザのボタン電話装置に対し公衆網を介
してアクセスして当該ボタン電話装置の機能情報を取得
し、この情報をもとにユーザが要求する機能の追加が可
能かどうかを判定する。そして、追加が可能な場合に、
ユーザのボタン電話装置に対し公衆網を介して追加機能
のライセンスコードを送り、当該機能を追加設定するよ
うにしたものである。
【0039】図1は、この第1の実施形態における機能
変更方法を実施する支援システムの概略構成図であり、
CMはユーザシステム、CCはカスタマセンタ、CRは
クレジット会社をそれぞれ示している。
【0040】ユーザシステムCMは、ボタン電話装置B
Tと、保守用のパーソナル・コンピュータPCとを備え
ている。ボタン電話装置BTは、発着信に応じて図示し
ない複数の内線端末相互間及びこれらの内線端末と公衆
網PNWの加入者線との間を交換接続する機能を基本機
能とし、その他にこの交換接続処理に関係する複数のオ
プションサービス機能を有する。このオプションサービ
ス機能としては、例えばコールピックアップ機能やコー
ルフォワード機能、マルチアピアランス機能等がある。
【0041】これらのオプションサービス機能を実現す
るプログラムはすべて、ボタン電話装置BT内のプログ
ラムメモリに予め格納されている。また、これらのオプ
ションサービス機能の設定状態を管理するために、ボタ
ン電話装置BTには機能情報設定処理テーブル(サービ
ス実行テーブル)が設けてある。図24はその一例を示
すもので、各オプションサービス機能に対応付けて使用
の可否を表すフラグが記憶されている。この使用可不可
フラグが「使用可」に設定されている場合にはその機能
は実行可能で、一方「使用不可」に設定されている場合
にはその機能は実行不可能となる。
【0042】保守用のパーソナル・コンピュータPC
は、プロバイダISPを介してインターネットINWに
接続され、このインターネットINWからさらにカスタ
マセンタCCに接続される。
【0043】カスタマセンタCCは、受付/課金サーバ
CSV1と、ライセンスサーバCSV2と、ルータCR
Tとを備え、これらをLANを介して相互に接続してい
る。受付/課金サーバCSV1は、ルータCRTを介し
てインターネットINWに接続され、上記ユーザシステ
ムCMの保守用パーソナル・コンピュータPCから到来
する機能追加要求を受信する。また受付/課金サーバC
SV1は、例えば専用線を介してクレジット会社CRに
接続され、クレジット会社CRとの間で機能追加に要し
た代金の決済処理を行う。
【0044】ライセンスサーバCSV2は、公衆網PN
Wを介してユーザシステムCMのボタン電話装置BTに
接続される。ライセンスサーバCSV2は、ボタン電話
装置BTから、ボタン電話装置ごとにユニークに付与さ
れた機器識別番号(システムID)と、ボタン電話装置
BTの機能情報とをそれぞれ取得する機能と、ボタン電
話装置BTに対しライセンスコードを送って機能の追加
設定を行う機能とを有する。なお、機能情報はボタン電
話装置BTに設けられた機能情報設定処理テーブル(図
24)をもとに作成され、既に使用可になっている機能
と、追加使用が可能な機能のリストからなる。またライ
センスコードには、追加機能をアクティブにするための
指示コードと、システムIDとが挿入される。
【0045】次に、以上のシステムにおいてボタン電話
装置BTに機能追加を行う場合の手順を説明する。図2
はユーザシステムCMの保守用パーソナル・コンピュー
タPC(ユーザPC)と、カスタマセンタCCと、クレ
ジット会社CRとの間における情報の送受信動作を示す
概略シーケンス図、図3及び図4はその詳細シーケンス
図である。
【0046】ボタン電話装置BTの機能追加を行う場合
にユーザは、保守用パーソナル・コンピュータPCを使
用してインターネットINW経由でカスタマセンタCC
にアクセスし、カスタマセンタCCからダウンロードさ
れる画面の案内に従い、機能追加に関する必要事項を入
力する。入力する必要事項は、追加したい機能を表す情
報と、クレジット番号と、ボタン電話装置BTに対し公
衆網PNWから割り当てられた電話番号またはIPアド
レスである。そして、これらの必要事項の入力が終了す
ると、これらの情報を含む機能追加要求をカスタマセン
タCCに向け送信する。
【0047】上記機能追加要求を受信するとカスタマセ
ンタCCは、先ずクレジット会社CRに対し専用線を介
してアクセスし、ユーザのクレジット番号をもとにユー
ザの信用について問い合わせる。この問い合わせに対し
クレジット会社CRは、クレジット番号に対応する口座
の有無と、当該クレジットの使用期限が有効期限内かど
うかと、使用停止が設定されていないかどうかを判定す
る。そして、その回答をカスタマセンタCCに返送す
る。
【0048】カスタマセンタCCは、クレジット会社C
Rからの回答をもとにユーザの信用を判断し、問題がな
ければ上記機能追加要求に含まれている電話番号をもと
に公衆網PNWを介してユーザのボタン電話装置BTに
対しアクセスし、ボタン電話装置BTからその機能情報
及びシステムIDを取得する。そして、取得した機能情
報をもとに、ユーザが追加を希望している機能が既に使
用中であるか否かと、使用中でなければ追加が可能であ
るか否かを判定し、この判定結果を機能追加に要する費
用と共にユーザの保守パーソナル・コンピュータPCに
通知する。
【0049】そして、この通知に対しユーザから確認の
応答を受信すると、カスタマセンタCCは公衆網PNW
を介してユーザのボタン電話装置BTに対し、機能変更
制御情報としてのライセンスコードを送信する。このラ
イセンスコードには、追加する機能を「使用可」に設定
するための指示コードが挿入される。このとき、この指
示コードは先にボタン電話装置BTから取得したシステ
ムIDにより暗号化される。
【0050】ボタン電話装置BTは、カスタマセンタC
Cからライセンスコードを受信すると、先ずこのライセ
ンスコードに含まれる指示コードを、自装置のシステム
IDを用いて復号する。そして、この復号した指示コー
ドに従い、機能情報設定処理テーブル中の該当する機能
のフラグを「使用不可」から「使用可」に変更する。こ
の機能追加の設定処理を終了するとボタン電話装置BT
は、機能追加処理が正常に終了した旨の情報をカスタマ
センタCCに返送する。
【0051】カスタマセンタCCは、ボタン電話装置B
Tから上記機能追加終了通知を受け取ると、ボタン電話
装置BTとの間の回線を切断したのち、クレジット会社
CRに対しアクセスして機能追加料金の決済を依頼す
る。その際カスタマセンタCCは、ユーザが追加を希望
しこれに対し実際に使用可に設定した各機能についてそ
の請求金額を計算し、電子請求明細書を作成する。例え
ばユーザが、図22(4)に示すように機能1及び機能
2の追加を希望した場合には、この機能1の追加料(=
¥1000)と機能2の追加料(¥1000)とを合算
することでその合計金額(=¥2000)を算出し、そ
の電子請求明細書を作成する。そして、この電子請求明
細書を決済依頼情報に含めてクレジット会社CRへ送信
する。
【0052】クレジット会社CRは、この決済依頼情報
を受信すると、先ずこの決済依頼情報に含まれるユーザ
のクレジット番号をもとにユーザ認証と取引の可否判定
を行う。そして、取引が可能であれば、上記決済依頼情
報に含まれる電子請求明細書をもとに代金の決済受付処
理を行う。そして、この決済受付処理の終了後に依頼元
のカスタマセンタCCに対し決済依頼を受付けた旨の応
答を返送する。
【0053】カスタマセンタCCは、クレジット会社C
Rから上記決済依頼の受信応答を受け取ると、機能追加
処理が終了した旨の情報をユーザの保守用パーソナル・
コンピュータPCに送信し、表示させる。
【0054】かくして、ユーザが追加を希望した機能が
ボタン電話装置BTに使用可能な状態に設定され、以後
ユーザのボタン電話装置BTではこの追加した新たなオ
プションサービス機能を使用可能となる。
【0055】なお、以上述べた機能変更方法を実現する
支援システム各部の構成は次のようになっている。図7
は、保守用パーソナル・コンピュータPC、ボタン電話
装置BT及びカスタマセンタCCの機能構成を示すブロ
ック図である。
【0056】保守用パーソナル・コンピュータPCは、
画面情報受信手段11と、要求情報送信手段12と、外
部出力手段13と、外部入力手段14と、入力情報記憶
手段15とを備えている。
【0057】このうち画面情報受信手段11は、機能追
加手順の実行中にカスタマセンタCCからダウンロード
される種々画面情報を受信し表示する。要求情報送信手
段12は、ユーザが入力した追加機能を表す情報、クレ
ジット番号、及びボタン電話装置BTの電話番号又はI
Pアドレスを要求情報に挿入してカスタマセンタCCへ
送信する。
【0058】ボタン電話装置BTは、この発明に係わる
機能として、機能情報記憶手段21と、ボタン電話シス
テム接続受信手段22と、ボタン電話システム自動応答
送信手段23と、システムID要求受信手段24と、シ
ステムID送信手段25と、機能情報要求受信手段26
と、機能情報送信手段27と、ライセンスコード受信手
段28と、システムID確認手段29と、ライセンスコ
ード復号化手段30と、機能情報設定手段31と、機能
有効化手段32と、正常終了送信手段33と、システム
ID(ハード固有情報)記憶部34とを備えている。
【0059】このうち、機能情報記憶手段21には図2
4及び図25に示した機能情報が記憶されている。また
システムID記憶部34には、自装置に固定的に付与さ
れたユニークなシステムIDが記憶される。このシステ
ムIDとしては例えばボタン電話装置の製造番号が使用
される。
【0060】ボタン電話システム接続受信手段22及び
ボタン電話システム自動応答送信手段23は、カスタマ
センタCCからの着信が到来した場合にその受信と応答
を行う。システムID要求受信手段24及びシステムI
D送信手段25は、カスタマセンタCCからシステムI
Dの取得要求が到来した場合に、その受信とシステムI
Dの送信を行う。機能情報要求受信手段26及び機能情
報送信手段27は、カスタマセンタCCから機能情報の
取得要求が到来した場合に、その受信と機能情報リスト
の送信を行う。
【0061】ライセンスコード復号化手段30は、ライ
センスコード受信手段28により受信されたライセンス
コードを自装置のシステムIDを用いて復号化する。機
能情報設定手段31及び機能有効化手段32は、復号し
たライセンスコードに従い、追加指定された機能のフラ
グを「使用可」に設定する。
【0062】カスタマセンタCCは、機能一覧の記憶手
段41と、画面情報送信手段42と、要求情報受信手段
43と、ユーザ情報確認手段44と、データ一覧作成手
段45と、ボタン電話システム接続手段46と、ボタン
電話システム応答受信手段47と、システムID要求手
段及びシステムID受信手段48と、機能情報要求手段
49と、機能情報受信手段50と、要求機能の判定手段
51と、追加機能金額の算出手段52と、ライセンスコ
ード暗号化手段53と、ライセンスコード送信手段54
と、正常終了受信手段55と、料金請求手段56と、切
断手段57とを備えている。
【0063】このうち、画面情報送信手段42は、ユー
ザの保守用パーソナル・コンピュータPCからアクセス
があった場合に、この保守用パーソナル・コンピュータ
PCに対し機能追加の要求を入力し送信させるための画
面情報を送信する。要求情報受信手段43は、保守用パ
ーソナル・コンピュータPCから送られた機能追加要求
の情報を受信する。ユーザ情報確認手段44は、受信さ
れた機能追加要求情報に含まれるクレジット番号をもと
にクレジット会社CRに対しアクセスして、ユーザの信
用について問い合わせを行う。
【0064】ボタン電話システム接続手段46及びボタ
ン電話システム応答受信手段47は、受信された機能追
加要求情報に含まれる電話番号をもとにボタン電話装置
BTに対し公衆網PNWを介してアクセスし、その応答
を受信する。システムID要求手段及びシステムID受
信手段48は、ボタン電話装置BTに対しシステムID
の送信要求を送信すると共に、ボタン電話装置BTから
システムIDを受信する。
【0065】機能情報要求手段49及び機能情報受信手
段50は、ボタン電話装置BTに対し機能情報の送信要
求を送信すると共に、ボタン電話装置BTから機能情報
を受信する。要求機能の判定手段51は、受信した機能
情報のリストをもとに、要求された機能追加が可能かど
うかを判定する。追加機能金額の算出手段52は、機能
一覧のリストをもとに追加機能の料金を算出する。
【0066】ライセンスコード暗号化手段53及びライ
センスコード送信手段54は、ボタン電話装置BTから
取得したシステムIDを用いてライセンスコードを暗号
化し、この暗号化したライセンスコードをボタン電話装
置BTへ送信する。正常終了受信手段55は、機能追加
処理後にボタン電話装置BTから送られる正常終了信号
を受信し、その旨を保守用パーソナル・コンピュータP
Cへ送信する。料金請求手段56は、上記正常終了信号
の受信後に、先に機能追加金額の算出手段52において
算出した料金の請求をクレジット会社CRに対し送信す
る。
【0067】図8は、上記カスタマセンタCCの動作を
示すフローチャートであり、ステップ8aからステップ
8nに示す手順に従って、機能追加のための処理動作が
行われる。
【0068】すなわち、カスタマセンタCCは、ステッ
プ8aでユーザの保守用パーソナル・コンピュータPC
からインターネットINWを介して機能追加の要求を受
信すると、ステップ8bで先ずクレジット会社CRに対
しアクセスしてクレジット情報の確認を行う。そして不
可であれば、ステップ8cからステップ8dに移行し
て、要求元の保守用パーソナル・コンピュータPCに対
しクレジット実施情報の誤りを通知する。
【0069】一方、可であればステップ8cからステッ
プ8eに移行し、ユーザから送られたボタン電話装置B
Tの電話番号又はメールアドレスを用いてユーザのボタ
ン電話装置BTに対しアクセスし、ボタン電話装置BT
から現在使用を許可されている機能の情報とシステムI
Dを取得する。なお、上記アクセスの結果、アクセス不
可だった場合にはステップ8fからステップ8gに移行
してユーザにアクセス不可を通知する。
【0070】次にカスタマセンタCCは、ステップ8h
において、ユーザから要求された機能と、上記ボタン電
話装置BTから取得した機能情報とから請求金額を計算
し、新たに追加する機能名とその請求額をユーザの保守
用パーソナル・コンピュータPCに通知し、実行しても
良いか否かを問い合わせる。この問い合わせに対しユー
ザが実行要求を送信すると、カスタマセンタCCはステ
ップ8iからステップ8jに移行して追加機能とボタン
電話装置BTのシステムIDとからライセンスコードを
作成し、ステップ8kにおいてボタン電話装置BTに対
しこのライセンスコードと機能の使用を可に設定するた
めの要求を送る。
【0071】そして、ボタン電話装置BTにおいて機能
の追加設定が終了すると、カスタマセンタCCはステッ
プ8mにおいて、クレジット会社CRに対し先に計算し
た請求金額の決済依頼情報を送信する。そして、クレジ
ット会社CRからこの決済依頼に対し受付けた旨の応答
が返送されると、ステップ8nにおいて要求元のユーザ
の保守用パーソナル・コンピュータPCに対し機能の追
加が完了した旨を通知する。
【0072】なお、図9乃至図15は保守用パーソナル
・コンピュータPCの処理手順を示すフローチャートで
あり、それぞれ機能追加処理の過程でカスタマセンタC
Cからタイトル画面(図22(1))、ユーザ情報入力
要求画面(図22(2))、料金を含む機能選択画面
(図22(3))、確認要求画面(図22(4))、追
加完了画面(図23(5))、ユーザ情報再入力画面及
び機能追加処理NGを受信したときの処理手順を示して
いる。
【0073】また、図16乃至図19はカスタマセンタ
CCの詳細な処理手順を示すフローチャートであり、そ
れぞれ保守用パーソナル・コンピュータPCからカスタ
マセンタCCのメインページアクセスの要求、ユーザ情
報、選択機能群の情報、確認選択のための情報を受信し
たときの処理手順を示している。
【0074】さらに、図20及び図21はそれぞれ、機
能追加処理を行う際のボタン電話装置BT及びクレジッ
ト会社CRの処理手順を示すフローチャートである。
【0075】以上述べたように第1の実施形態の機能変
更方法によれば、ユーザによる機能追加要求の送信か
ら、当該ユーザのボタン電話装置BTにおける機能追加
設定処理、さらには機能追加料金の決済処理までの一連
の手順が、人手を要することなくすべて通信ネットワー
クを介して自動的に行われることになる。このため、保
守サービス担当者の出張及び手作業による変更作業をは
じめ、請求業務担当者による費用の請求業務が不要とな
り、ユーザにとっては自身のボタン電話装置BTの機能
追加を短時間のうちに少ない費用負担で行うことが可能
となり、一方カスタマセンタCCにとっては機能追加に
必要な労力とコストを大幅に低減することができる。
【0076】また、ボタン電話装置BTに対する機能追
加処理の実行に先立ち、カスタマセンタCCからボタン
電話装置BTに対しアクセスしてその機能情報、つまり
設定中の機能及び新たに設定が可能な機能のリストを取
得し、このリストをもとに機能追加が可能かどうかを判
定するようにしている。このため、ボタン電話装置BT
ごとに誤ることなく適切な機能追加処理を行うことがで
き、これにより信頼性の高い機能追加を行うことができ
る。
【0077】さらに、ライセンスコードはカスタマセン
タCCからボタン電話装置BTへ転送される際に、ボタ
ン電話装置BTから取得したシステムIDにより暗号化
される。このため、ライセンスコードが誤って異なるボ
タン電話装置BTに転送された場合や、他のユーザが故
意に他のボタン電話装置BT宛のライセンスコードを盗
用して自己のボタン電話装置BTの機能追加を行おうと
しても、誤った機能追加或いは不正な機能追加処理が行
われないようにすることができる。
【0078】さらに、ユーザのボタン電話装置BTの電
話番号や機能情報等をユーザ又はボタン電話装置BTか
ら取得するようにしているので、これらのユーザ情報を
蓄積管理するためのユーザデータベースを設ける必要が
なく、その分ユーザ管理を簡略化すると共に、システム
構成を簡単化できる利点もある。
【0079】なお、以上の説明では、ユーザは追加を希
望する機能の指定入力を初期画面において行うようにし
たが、カスタマセンタCCがボタン電話装置BTから取
得した機能情報をユーザに転送して表示させ、この表示
情報によりユーザが現在設定中の機能及び新たに追加設
定可能な機能を確認した上で追加を希望する機能を選択
指定するようにしてもよい。図5及び図6は、この手順
により機能変更方法を実行する場合のシーケンスを示す
ものである。
【0080】このようにすれば、ユーザはボタン電話装
置BTに現在設定中の機能及び新たに追加設定可能な機
能を確認した上で、機能追加の要求を送ることができ、
これにより機能追加の要求を誤ることなく常に的確に行
うことができる。
【0081】ところで、以上のように追加設定されたボ
タン電話装置BTの各種オプションサービス機能は次の
ように実行される。図26乃至図28はその動作の概要
を示す図である。
【0082】すなわち、先ず内線端末から例えばコール
ピックアップ要求又はコールフォワード設定要求が到来
した場合には、図26に示すように、図24に示したサ
ービス実行テーブルをアクセスして、コールピックアッ
プ機能又はコールフォワード設定機能に対応する使用可
不可フラグから当該機能が「使用可」であるか「使用不
可」であるかを判定する。そして、「使用可」の場合に
上記要求を受け付けて対応する処理を実行し、一方「使
用不可」の場合には要求元の内線端末へサービス拒否を
返送する。
【0083】図29及び図30は上記コールピックアッ
プ機能を実行する場合のボタン電話装置BTの処理シー
ケンス及び処理フローチャートであり、また図31及び
図32は上記コールフォワード設定機能を実行する場合
のボタン電話装置BTの処理シーケンス及び処理フロー
チャートである。
【0084】また保守端末、つまり保守用パーソナル・
コンピュータPCから、マルチアピアランス設定要求又
は内線代表グループ設定要求が到来した場合には、図2
7に示すように、サービス実行テーブルをアクセスし
て、マルチアピアランス機能又は内線代表機能に対応す
る使用可不可フラグから当該機能が「使用可」であるか
「使用不可」であるかを判定する。そして、「使用可」
の場合に上記要求を受け付けて対応する処理を実行し、
一方「使用不可」の場合には要求元の内線端末へサービ
ス拒否を返送する。
【0085】図33及び図34は上記マルチアピアラン
ス機能を実行する場合のボタン電話装置BTの処理シー
ケンス及び処理フローチャートであり、また図35及び
図36は上記内線設定機能を実行する場合のボタン電話
装置BTの処理シーケンス及び処理フローチャートであ
る。
【0086】さらに内線端末(SLT)からの発信要求
或いは内線端末に対する着信要求が到来した場合には、
ボタン電話装置BTは図28に示すように、図25に示
した機能情報記憶エリアに設けられているポート使用可
不可フラグをもとに、発信要求が到来したポート又は着
信先のポートが使用可能であるか否かを判定する。そし
て、この判定の結果使用可であれば発信要求又は着信要
求を受け付けて対応する発信処理又は着信処理を実行
し、一方使用不可であれば発信要求又は着信要求に対し
発信不可又は着信不可を返送する。
【0087】図37及び図38は、上記発信要求又は着
信要求に応じた接続処理を実行する場合のボタン電話装
置BTの処理シーケンス及び処理フローチャートを示す
ものである。
【0088】(第2の実施形態)この発明に係わる機能
変更方法の第2の実施形態は、ユーザシステムからカス
タマセンタに対し直接アクセスし、かつカスタマセンタ
に設けられたユーザデータベースを利用することで、ユ
ーザシステムのボタン電話装置に対する機能追加処理を
行うものである。
【0089】すなわち、ユーザは保守用パーソナル・コ
ンピュータを使用してカスタマセンタに対し、追加した
い機能を表す情報、ユーザ識別情報(ユーザID)及び
クレジット番号を含む機能追加要求を送信する。カスタ
マセンタは、この機能追加要求に含まれるクレジット番
号をもとにクレジット会社に対しアクセスしてユーザの
信用調査を行ったのち、上記機能追加要求に含まれるユ
ーザ識別情報をもとにユーザデータベースをアクセスし
て、ユーザのボタン電話装置のシステムID、機能情報
及び電話番号を読み出す。そして、この機能情報をもと
にユーザが要求する機能の追加が可能かどうかを判定
し、追加が可能な場合には電話番号をもとに公衆網を介
してボタン電話装置を呼び出して追加機能のライセンス
コードを送り、当該機能を追加設定するようにしたもの
である。
【0090】図39は、この第1の実施形態を実現する
ための支援システムの概略構成図である。なお、同図に
おいて前記図1と同一部分には同一符号を付して詳しい
説明は省略する。
【0091】カスタマセンタCCには、ユーザデータベ
ースDBが設けてある。このユーザデータベースDBに
は、各ユーザごとに割り当てられた個別識別番号(ユー
ザID)に対応付けて、このユーザが所有するボタン電
話装置BTのシステムID、機能情報及び電話番号がそ
れぞれ記憶されている。
【0092】カスタマセンタCCの受付/課金サーバC
SV1又はライセンスサーバCSV2は、ユーザから機
能追加要求が到来した場合に、この機能追加要求に含ま
れるユーザIDをもとにユーザデータベースDBをアク
セスして、当該ユーザが所有するボタン電話装置BTの
システムID、機能情報及び電話番号を読み出す。そし
て、この読み出した情報を用いて、ユーザが希望する機
能追加の可否判定、ボタン電話装置BTに対するアクセ
ス及びライセンスコードの送信を行う。
【0093】次に、以上のシステムにおいてボタン電話
装置BTに機能追加を行う場合の手順を説明する。図4
0は、ユーザシステムCMの保守用パーソナル・コンピ
ュータPC(ユーザPC)と、カスタマセンタCCと、
クレジット会社CRとの間における信号の送受信動作を
示す概略シーケンス図、図41及び図42はその詳細シ
ーケンス図である。
【0094】ボタン電話装置BTの機能追加を行う場合
にユーザは、保守用パーソナル・コンピュータPCを使
用してインターネットINW経由でカスタマセンタCC
のホームページにアクセスし、カスタマセンタCCから
ダウンロードされる画面の案内に従い、機能追加に関す
る必要事項を入力する。入力する必要事項は、追加した
い機能を表す情報と、ユーザIDと、クレジット番号で
ある。そして、これらの必要事項の入力が終了すると、
これらの情報を含む機能追加要求をカスタマセンタCC
に向け送信する。
【0095】上記機能追加要求を受信するとカスタマセ
ンタCCは、先ずクレジット会社CRに対し専用線を介
してアクセスし、ユーザのクレジット番号をもとにユー
ザの信用について問い合わせる。この問い合わせに対し
クレジット会社CRは、クレジット番号に対応する口座
の有無と、当該クレジットの使用期限が有効期限内かど
うかと、使用停止が設定されていないかどうかを判定す
る。そして、その回答をカスタマセンタCCに返送す
る。
【0096】カスタマセンタCCは、クレジット会社C
Rからの回答をもとにユーザの信用を判断し、問題がな
ければ上記ユーザから送られた機能追加要求に含まれて
いるユーザIDをもとにユーザデータベースDBをアク
セスして、ユーザが所有するボタン電話装置のシステム
ID、機能情報及び電話番号を読み出す。そして、この
機能情報をもとにユーザが要求する機能の追加が可能か
どうかを判定し、その判定結果と、既に使用可能になっ
ている機能と、追加を要求された機能と、その料金とを
ユーザの保守用パーソナル・コンピュータPCへ送信す
る。
【0097】そして、この通知に対しユーザから確認の
応答を受信すると、カスタマセンタCCは上記ユーザデ
ータベースDBから読み出した電話番号をもとに公衆網
PNWを介してユーザのボタン電話装置BTに対しアク
セスし、ボタン電話装置BTに対しライセンスコードを
送信する。このライセンスコードには、追加する機能を
「使用可」に設定するための指示コードが挿入される。
このとき、この指示コードはユーザデータベースDBか
ら読み出したシステムIDにより暗号化される。
【0098】ボタン電話装置BTは、カスタマセンタC
Cからライセンスコードを受信すると、先ずこのライセ
ンスコードに含まれる指示コードを、自装置のシステム
IDを用いて復号する。そして、この復号した指示コー
ドに従い、機能情報設定処理テーブル中の該当する機能
のフラグを「使用不可」から「使用可」に変更する。そ
してこの機能追加の設定処理を終了するとボタン電話装
置BTは、機能追加処理が正常に終了した旨の情報をカ
スタマセンタCCに返送する。
【0099】カスタマセンタCCは、ボタン電話装置B
Tから上記機能追加終了通知を受け取ると、ボタン電話
装置BTとの間の回線を切断したのち、ユーザデータベ
ースDBに対しアクセスして上記追加設定した機能の情
報を「使用可」に更新する。そして、ユーザデータベー
スDBから更新完了通知を受け取ると、続いてクレジッ
ト会社CRに対し専用線を介してアクセスして機能追加
料金の決済を依頼する。そして、クレジット会社CRか
ら決済依頼を受付けた旨の応答を受信すると、機能追加
処理が終了した旨の情報をユーザの保守用パーソナル・
コンピュータPCに送信し、表示させる。
【0100】かくして、ユーザが追加を希望した機能が
ボタン電話装置BTに使用可能な状態に設定され、以後
ユーザのボタン電話装置BTではこの追加した新たなオ
プションサービス機能を使用可能となる。
【0101】なお、以上述べた機能変更方法を実現する
支援システム各部の構成は次のようになっている。図4
3は、保守用パーソナル・コンピュータPC、ボタン電
話装置BT、カスタマセンタCC及びユーザデータベー
スDBの機能構成を示すブロック図である。なお、同図
において前記図7と同一部分には同一符号を付して詳し
い説明は省略する。
【0102】ユーザデータベースDBは、ユーザ情報記
憶手段61と、ユーザ情報読取受信手段62と、読取結
果送信手段63と、機能情報更新受信手段64と、更新
完了送信手段65とを備えている。
【0103】このうちユーザ情報記憶手段61には、各
ユーザごとにユニークなユーザIDに対応付けて、この
ユーザが所有するボタン電話装置BTのシステムID、
機能情報及び電話番号がそれぞれ記憶してある。ユーザ
情報読取受信手段62及び読取結果送信手段63は、受
付/課金サーバCSV1又はライセンス設定サーバCS
V2からのアクセスに応じて該当する記憶情報を読み出
し、この読み出した記憶情報をアクセス元の受付/課金
サーバCSV1又はライセンス設定サーバCSV2へ返
送する。
【0104】機能情報更新受信手段64及び更新完了送
信手段65は、ボタン電話装置BTに対する機能追加の
設定が完了した場合に、ライセンス設定サーバCSV2
からのアクセスに応じて該当する機能情報を更新する。
そして、更新完了をライセンス設定サーバCSV2に返
送する。
【0105】カスタマセンタCCには、上記ユーザデー
タベースDBに対するアクセスを行う機能であるユーザ
情報読取送信手段66、読取結果受信手段67、機能情
報更新送信制御手段68および更新完了受信手段69が
新たに設けてある。
【0106】ユーザ情報読取送信手段66及び読取結果
受信手段67は、ユーザIDをアドレスとしてユーザデ
ータベースDBをアクセスし、このアクセスに応じてユ
ーザデータベースDBから読み出された記憶情報を受信
する。機能情報更新送信制御手段68および更新完了受
信手段69は、ボタン電話装置BTに対する機能追加の
設定完了後に、ユーザデータベースDBに対し変更後の
機能情報を与えて記憶情報を更新し、その更新完了通知
を受信する。
【0107】図44は、上記カスタマセンタCCの動作
を示すフローチャートであり、ステップ44aからステ
ップ44oに示す手順に従って、先に述べた機能追加の
ための処理動作が行われる。
【0108】すなわち、カスタマセンタCCは、ステッ
プ44aでユーザの保守用パーソナル・コンピュータP
CからインターネットINWを介して機能追加の要求を
受信すると、ステップ44bで先ずクレジット会社CR
に対しアクセスしてクレジット情報の確認を行う。そし
て不可であれば、ステップ44cからステップ44dで
要求元の保守用パーソナル・コンピュータPCに対しク
レジット実施情報の誤りを通知する。
【0109】一方、可であればステップ44cからステ
ップ44eに移行し、ユーザの保守用パーソナル・コン
ピュータPCから送られたユーザIDをもとにユーザデ
ータベースDBをアクセスしてユーザ情報を取得する。
このユーザ情報には、ユーザが所有するボタン電話装置
の機能情報が含まれる。なお、上記アクセスの結果、ア
クセス不可だった場合にはステップ44fからステップ
44gに移行して、ユーザの保守用パーソナル・コンピ
ュータPCに対しユーザIDの誤りを通知する。
【0110】次に、カスタマセンタCCは、ステップ4
4hにおいて、ユーザから要求された機能と、上記ユー
ザデータベースDBから読み出した機能情報とから請求
金額を計算し、新たに追加する機能名とその請求額をユ
ーザの保守用パーソナル・コンピュータPCに通知し、
実行しても良いか否かを問い合わせる。この問い合わせ
に対しユーザが実行要求を送信すると、カスタマセンタ
CCはステップ44iからステップ44jに移行して追
加機能とボタン電話装置BTのシステムIDとからライ
センスコードを作成し、ステップ44kにおいてボタン
電話装置BTに対しこのライセンスコードと機能の使用
を可に設定するための要求を送る。
【0111】そして、ボタン電話装置BTにおいて機能
の追加設定が終了すると、カスタマセンタCCはステッ
プ44mにおいて、ユーザデータベースDBに記憶され
ている該当するユーザの機能情報の更新を行い、続いて
ステップ44nにおいてクレジット会社CRに対し先に
計算した請求金額の決済依頼情報を送信する。そして、
クレジット会社CRからこの決済依頼に対し受付けた旨
の応答が返送されると、ステップ44oにおいて要求元
のユーザの保守用パーソナル・コンピュータPCに対し
機能の追加が完了した旨を通知する。
【0112】なお、図45は上記ユーザの保守用パーソ
ナル・コンピュータPCの詳細な処理手順を示すフロー
チャートであり、機能追加処理の過程でカスタマセンタ
CCから追加機能選択画面を受信したときの処理手順を
示している。なお、カスタマセンタCCからタイトル画
面、ユーザ情報入力画面、確認要求画面、追加完了画
面、ユーザ情報再入力画面及び機能追加処理NGを受信
したときの処理手順は、それぞれ前記図9、図10、図
12、図13、図14及び図15に示した手順と同じで
ある。
【0113】また、図46、図47及び図48はカスタ
マセンタCCの詳細な処理手順を示すフローチャートで
あり、それぞれ保守用パーソナル・コンピュータPCか
らユーザ情報、追加機能の選択結果を表す情報及び確認
選択のための情報を受信したときの処理手順を示してい
る。なお、保守用パーソナル・コンピュータPCからメ
インページのアクセス要求を受信したときの処理手順
は、前記図16に示した手順と同じである。
【0114】以上述べたように第2の実施形態の機能変
更方法によれば、前記第1の実施形態と同様に、ユーザ
による機能追加の要求から当該ユーザのボタン電話装置
BTにおける機能追加処理までの一連の工程が、人手を
要することなくすべて通信ネットワークを介して自動的
に行われるので、機能追加に要する時間の短縮とユーザ
の費用負担の低減、及びカスタマセンタCCにおける機
能変更に必要な労力とコストの大幅削減が可能になる。
【0115】また、ボタン電話装置BTの機能情報をも
とに機能追加が可能かどうかを判定しているため、ボタ
ン電話装置BTごとに誤ることなく適切な機能追加処理
を行うことができる。さらに、ライセンスコードをボタ
ン電話装置BTのシステムIDにより暗号化してボタン
電話装置BTに転送するようにしているので、誤った機
能追加或いは不正な機能追加処理が行われないようにす
ることができる。
【0116】また第2の実施形態では、ユーザデータベ
ースDBに蓄積管理されたユーザ情報を利用して、カス
タマセンタCCとボタン電話装置BTとの間の通信や機
能変更の可否判定等が行われる。このため、その都度ボ
タン電話装置BTから機能を表す情報を取得する必要が
なくなり、この結果簡単な手順で適切な機能変更処理を
実行することができる。
【0117】さらに、ボタン電話装置BTに対する機能
の追加処理の終了後に、カスタマセンタCCによりユー
ザデータベースDB中の該当する機能情報を更新するよ
うにしている。このため、ユーザデータベースDBの蓄
積管理情報を、カスタマセンタCCの保守管理担当者が
手操作で更新処理をすることなく、自動的に常に最新の
情報に更新することができる。
【0118】(第3の実施形態)この発明に係わる機能
変更方法の第3の実施形態は、ユーザシステムとカスタ
マセンタとの間にディーラを介在させたシステムにおい
て、ユーザシステムのボタン電話装置に対する機能追加
処理を行うものである。
【0119】すなわち、先ずユーザは自身の保守用パー
ソナル・コンピュータからディーラに対しインターネッ
トINWを介して機能追加要求を送信する。この機能追
加要求には、追加したい機能を表す情報、ユーザのクレ
ジット番号、ボタン電話装置の電話番号を含める。次に
ディーラにおいて、上記機能追加要求に含まれるクレジ
ット番号をもとにクレジット会社に対しアクセスしてユ
ーザの信用調査を行い、問題がなければ上記機能追加要
求をカスタマセンタに転送する。カスタマセンタは、上
記機能追加要求に含まれる電話番号をもとにユーザのボ
タン電話装置に対し公衆網を介してアクセスして当該ボ
タン電話装置の機能情報を取得し、この機能情報をもと
にユーザが要求する機能の追加が可能かどうかを判定す
る。そして、追加が可能な場合に、ユーザのボタン電話
装置に対し公衆網を介して追加機能のライセンスコード
を送り、当該機能を追加設定するようにしたものであ
る。
【0120】図49は、この第3の実施形態における機
能変更方法を実施する支援システムの概略構成図であ
る。なお、同図において前記図1と同一部分には同一符
号を付して詳しい説明は省略する。
【0121】本実施形態の支援システムには、ディーラ
DLが新たに設けられている。このディーラDLは、受
付/課金/伝達サーバDSVとルータDRTとを備えて
いる。受付/課金/伝達サーバDSVは、ルータDRT
を介することでインターネットINWに接続され、さら
にこのインターネットINWからユーザシステムCMの
保守用パーソナル・コンピュータPC及びカスタマセン
タCCに接続される。そして、保守用パーソナル・コン
ピュータPC及びカスタマセンタCCとの間で、機能追
加処理に必要な情報の授受を行う。
【0122】また受付/課金/伝達サーバDSVは、専
用線を介してクレジット会社CR又は銀行BKに接続さ
れる。そして、クレジット会社CR又は銀行BKとの間
で、ユーザの信用の問い合わせや、機能追加に要した代
理手数料の請求業務を行う。
【0123】次に、以上のシステムにおいてボタン電話
装置BTに機能追加を行う場合の手順を説明する。図5
0はユーザシステムCMの保守用パーソナル・コンピュ
ータPC(ユーザPC)と、ディーラDLと、カスタマ
センタCCと、クレジット会社CRとの間における情報
の送受信動作を示す概略シーケンス図、図51乃至図5
3はその詳細シーケンス図である。
【0124】ボタン電話装置BTの機能追加を行う際に
ユーザは、保守用パーソナル・コンピュータPCを使用
してインターネットINW経由でディーラDLのホーム
ページに対しアクセスし、ディーラDLからダウンロー
ドされる画面の案内に従い、機能追加に関する必要事項
を入力する。入力する必要事項は、追加したい機能を表
す情報と、ユーザのクレジット番号と、ボタン電話装置
BTに対し公衆網PNWから割り当てられた電話番号又
はIPアドレスである。そして、これらの必要事項の入
力が終了すると、これらの情報を含む機能追加要求をデ
ィーラDLに向け送信する。
【0125】上記機能追加要求を受信するとディーラD
Lは、先ずクレジット会社CRに対し専用線を介してア
クセスし、ユーザのクレジット番号をもとにユーザの信
用について問い合わせる。この問い合わせに対しクレジ
ット会社CRは、クレジット番号に対応する口座の有無
と、当該クレジットの使用期限が有効期限内かどうか
と、使用停止が設定されていないかどうかを判定する。
そして、その回答をディーラDLに返送する。
【0126】ディーラDLは、クレジット会社CRから
の回答をもとにユーザの信用を判断し、問題がなければ
上記ユーザから送られた機能追加要求をインターネット
INW経由でカスタマセンタCCに転送する。
【0127】カスタマセンタCCは、上記機能追加要求
を受信すると、自身でもクレジット会社CRに対しアク
セスしてユーザの信用調査を依頼する。そして、問題が
なければ上記機能追加要求に含まれている電話番号をも
とに公衆網PNWを介してユーザのボタン電話装置BT
に対しアクセスし、ボタン電話装置BTからその機能情
報及びシステムIDを取得する。そして、取得した機能
情報をもとに、ユーザが追加を希望している機能が既に
使用中であるか否かと、使用中でなければ追加が可能で
あるか否かを判定する。
【0128】そして、この判定結果をもとに、既に使用
中の機能及び追加が可能な機能のリストと、機能追加に
要する料金を表す表とを、インターネットINW経由で
ディーラDLに通知する。ディーラDLは、通知された
上記機能リスト及び料金表を、ユーザの保守パーソナル
・コンピュータPCにインターネットINW経由で転送
する。また、この機能リスト及び料金表の通知に対し、
ユーザから確認の応答を受信すると、カスタマセンタC
Cに対し機能ダウンロード要求を送信する。
【0129】カスタマセンタCCは、ディーラDLから
上記機能ダウンロード要求を受信すると、公衆網PNW
を介してユーザのボタン電話装置BTに対しライセンス
コードを送信する。このライセンスコードには、追加す
る機能を「使用可」に設定するための指示コードが挿入
される。このとき、この指示コードは先にボタン電話装
置BTから取得したシステムIDにより暗号化される。
【0130】ボタン電話装置BTは、カスタマセンタC
Cからライセンスコードを受信すると、先ずこのライセ
ンスコードに含まれる指示コードを、自装置のシステム
IDを用いて復号する。そして、この復号した指示コー
ドに従い、機能情報設定処理テーブル中の該当する機能
のフラグを「使用不可」から「使用可」に変更する。こ
の機能追加の設定処理を終了するとボタン電話装置BT
は、機能追加処理が正常に終了した旨の情報をカスタマ
センタCCに返送する。
【0131】カスタマセンタCCは、ボタン電話装置B
Tから上記機能追加終了通知を受け取ると、ボタン電話
装置BTとの間の回線を切断したのち、クレジット会社
CRに対しアクセスして追加機能料金を請求する。そし
て、クレジット会社CRから決済依頼を受付けた旨の応
答を受信すると、機能追加処理が終了した旨の情報をデ
ィーラDLに通知する。ディーラDLは、上記処理終了
通知を受信すると、クレジット会社CRに対し代理費用
を請求する。
【0132】かくして、ユーザが追加を希望した機能が
ボタン電話装置BTに使用可能な状態に設定され、以後
ユーザのボタン電話装置BTではこの追加した新たなオ
プションサービス機能を使用可能となる。
【0133】なお、カスタマセンタCC自身によるクレ
ジット会社CRへのユーザの信用調査の依頼は省略して
もよく、また費用の請求業務についてもカスタマセンタ
CCは行わずにディーラDLが一括して行うようにして
もよい。さらに、費用の決済業務はクレジット会社CR
の代わりに銀行BKにおいて行うようにしてもよい。
【0134】以上述べた機能変更方法を実施する支援シ
ステム各部の構成は、例えば次のようになっている。図
54は、保守用パーソナル・コンピュータPC、ボタン
電話装置BT、ディーラDL及びカスタマセンタCCの
機能構成を示すブロック図である。なお、同図において
前記図7と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は
省略する。
【0135】ディーラDLは、画面情報送信手段71
と、ユーザ情報確認手段72と、要求情報受信手段73
と、機能追加要求送信手段74と、追加機能情報受信手
段75と、機能ダウンロード送信手段76と、機能登録
完了受信手段77と、料金請求手段78とを備えてい
る。
【0136】このうち画面情報送信手段71は、ユーザ
の保守用パーソナル・コンピュータPCからアクセスが
あった場合に、この保守用パーソナル・コンピュータP
Cに対し機能追加要求のための一連の画面情報を送信す
る。ユーザ情報確認手段72は、受信された機能追加要
求情報に含まれるクレジット番号をもとにクレジット会
社CRに対しアクセスして、ユーザの信用について問い
合わせを行う。要求情報受信手段73は、保守用パーソ
ナル・コンピュータPCから送られた機能追加要求の情
報を受信する。
【0137】機能追加要求送信手段74は、ユーザの保
守用パーソナル・コンピュータPCから到来した機能追
加要求の情報をカスタマセンタCCへ転送する。追加機
能情報受信手段75は、カスタマセンタCCから送られ
た追加機能通知情報を受信して、この情報を要求元のユ
ーザの保守用パーソナル・コンピュータPCへ転送す
る。機能ダウンロード送信手段76は、上記追加機能通
知情報の転送に対し保守用パーソナル・コンピュータP
Cから確認応答が返送された場合に、カスタマセンタC
Cに対し機能ダウンロード要求を送信する。
【0138】機能登録完了受信手段77は、カスタマセ
ンタCCから送られた機能登録完了通知を受信する。料
金請求手段78は、上記機能登録完了通知の受信後に、
機能追加に要した費用の請求をクレジット会社CRに依
頼する。
【0139】カスタマセンタCCは、上記ディーラDL
との情報の送受信を行うための手段として、機能追加要
求受信手段79と、追加機能情報送信手段80と、機能
ダウンロード受信手段81と、機能登録完了送信手段8
2とを備えている。
【0140】このうち機能追加要求受信手段79は、デ
ィーラDLから送られる機能追加要求情報を受信する。
追加機能情報送信手段80は、ボタン電話装置BTから
取得した機能情報をディーラDLに送出する。機能ダウ
ンロード受信手段81は、ディーラDLから機能ダウン
ロード要求が送られた場合にこれを受信して、ボタン電
話装置BTに対する機能ダウンロード処理、つまりライ
センスコードの送信処理を起動する。機能登録完了送信
手段82は、ボタン電話装置BTへの機能ダウンロード
及びクレジット会社CRに対する請求業務の終了後に、
機能登録完了通知をディーラDLへ送信する。
【0141】図55は、上記カスタマセンタCCの処理
動作を示すフローチャートであり、ステップ55aから
ステップ55kに示す手順に従って、先に述べた機能追
加のための処理動作が実行される。
【0142】すなわち、カスタマセンタCCは、ステッ
プ55aでディーラDLからインターネットINWを介
してユーザの機能追加要求を受信すると、ステップ55
bで先ずクレジット会社CRに対しアクセスしてクレジ
ット情報の確認を行う。そして不可であれば、ステップ
55cからステップ55dに移行して、要求元の保守用
パーソナル・コンピュータPCに対しクレジット実施情
報の誤りを通知する。
【0143】一方、可であればステップ55cからステ
ップ55eに移行し、ユーザから送られたボタン電話装
置BTの電話番号又はメールアドレスを用いてユーザの
ボタン電話装置BTに対しアクセスし、ボタン電話装置
BTから現在使用を許可されている機能の情報とシステ
ムIDを取得する。
【0144】次にカスタマセンタCCは、ステップ55
fにおいて、ディーラDLから要求された機能と、上記
ボタン電話装置BTから取得した機能情報とから請求金
額を計算し、新たに追加する機能名とその請求額をディ
ーラDLに通知し、実行しても良いか否かを問い合わせ
る。この問い合わせに対しディーラDLが実行要求を送
信すると、カスタマセンタCCはステップ55gからス
テップ55hに移行して、追加機能とボタン電話装置B
TのシステムIDとからライセンスコードを作成し、ス
テップ55iにおいてボタン電話装置BTに対しこのラ
イセンスコードと機能の使用を可に設定するための要求
を送る。
【0145】そして、ボタン電話装置BTにおいて機能
の追加設定が終了すると、カスタマセンタCCはステッ
プ55jにおいて、クレジット会社CRに対し先に計算
した請求金額の決済依頼情報を送信する。そして、クレ
ジット会社CRからこの決済依頼に対し受付けた旨の応
答が返送されると、ステップ55kにおいて要求元のユ
ーザの保守用パーソナル・コンピュータPCに対し機能
の追加が完了した旨を通知する。
【0146】一方、図56は上記ディーラDLの処理動
作を示すフローチャートであり、ステップ56aからス
テップ56pに示す手順に従って機能追加のための一連
の処理動作が実行される。
【0147】すなわち、ディーラDLはステップ56a
でユーザの保守用パーソナル・コンピュータPCからイ
ンターネットINWを介して機能追加の要求を受信する
と、ステップ56bで先ずクレジット会社CRに対しア
クセスしてクレジット情報の確認を行う。そして不可で
あれば、ステップ56cからステップ56dに移行し
て、要求元の保守用パーソナル・コンピュータPCに対
しクレジット実施情報の誤りを通知する。
【0148】一方、可であればディーラDLは、ステッ
プ56cからステップ56eに移行し、ここでカスタマ
センタCCに対しアクセスして、機能追加に係わる情
報、つまり追加が必要な機能と金額の取得を要求する。
そして、ステップ56fでカスタマセンタCCからの通
知待ち状態となる。
【0149】この状態で、カスタマセンタCCから機能
追加情報が送られると、ディーラDLはステップ56g
からステップ56hに移行して、上記カスタマセンタC
Cから通知された機能追加情報、つまり新たに追加する
機能名とその請求額をユーザの保守用パーソナル・コン
ピュータPCに通知し、実行しても良いか否かを問い合
わせる。この問い合わせに対しユーザが機能追加の実行
要求を送信すると、ステップ56iからステップ56k
に移行し、カスタマセンタCCに対し機能追加の実行要
求を送信する。そして、ステップ56mでカスタマセン
タCCからの通知待ち状態となる。なお、ユーザが機能
追加の中止要求を送信してきた場合には、ステップ56
iからステップ56jに移行してカスタマセンタCCに
対し機能追加の中止を伝える。
【0150】カスタマセンタCCから機能追加情報が到
来すると、ディーラDLはステップ56nでこの情報を
受信してステップ56oに移行し、ここでクレジット会
社CRに対し先に計算した請求金額の決済依頼情報を送
信する。そして、クレジット会社CRからこの決済依頼
に対し受付けた旨の応答が返送されると、ステップ56
pにおいて要求元のユーザの保守用パーソナル・コンピ
ュータPCに対し機能の追加が完了した旨を通知する。
【0151】なお、図57及び図58は以上述べたディ
ーラDLの詳細な処理手順を示すフローチャートであ
り、それぞれ保守用パーソナル・コンピュータPCから
選択機能群を表す情報及び確認選択のための情報を受信
したときの処理手順を示している。なお、保守用パーソ
ナル・コンピュータPCからメインページのアクセス要
求及びユーザ情報を受信したときの処理手順はそれぞ
れ、前記第1の実施形態で述べたカスタマセンタCCの
処理手順と同じである。
【0152】また、図59及び図60はカスタマセンタ
CCの詳細な処理手順を示すフローチャートであり、そ
れぞれディーラDLから機能追加要求及び機能ダウンロ
ード要求を受信したときの処理手順を示している。
【0153】なお、ディーラDLからタイトル画面、ユ
ーザ情報入力要求、機能選択画面、確認要求画面、追加
完了画面、ユーザ情報再入力要求画面及び機能追加処理
NG画面を受信した場合の保守用パーソナル・コンピュ
ータPCの処理手順は、前記第1の実施形態において図
9乃至図15で述べたカスタマセンタCCから送られた
表示画面を受信した場合の保守用パーソナル・コンピュ
ータPCの処理手順と同じであり、またボタン電話装置
BTの処理手順及びクレジット会社の処理手順について
もそれぞれ前記第1の実施形態において図20及び図2
1に述べた処理手順と同じである。
【0154】以上述べたように第3の実施形態の機能変
更方法によれば、ユーザとカスタマセンタCCとの間に
ディーラDLを介在させつつ、ユーザによる機能変更の
要求から当該ユーザのボタン電話装置BTにおける機能
追加までの一連の工程が、人手を要することなくすべて
通信ネットワークを介して自動的に行われるので、機能
追加に要する時間の短縮とユーザの費用負担の低減、及
びディーラDL又はカスタマセンタCCにおける機能変
更に必要な労力とコストの大幅削減が可能になる。
【0155】また、機能追加対象のボタン電話装置BT
から取得した機能情報をもとに機能追加が可能かどうか
を判定しているため、各ボタン電話装置BTごとに誤る
ことなく適切な機能追加処理を行うことができる。さら
に、ライセンスコードをボタン電話装置BTのシステム
IDにより暗号化してボタン電話装置BTに転送するよ
うにしているので、誤った機能追加或いは不正な機能追
加処理が行われないようにすることができる。
【0156】(第4の実施形態)この発明に係わる機能
変更方法の第4の実施形態は、ユーザシステムとカスタ
マセンタとの間にディーラを介在させると共に、カスタ
マセンタにユーザデータベースを備えたシステムにおい
て、ユーザシステムのボタン電話装置に対し機能追加を
行うものである。
【0157】すなわち、先ず(1)に示すようにユーザ
の保守用パーソナル・コンピュータからディーラに対し
インターネットINWを介して機能追加要求を送信す
る。この機能追加要求には、追加したい機能を表す情
報、ユーザの個別識別情報(ユーザID)及びクレジッ
ト番号を含める。次にディーラにおいて、上記機能追加
要求に含まれるクレジット番号をもとにクレジット会社
に対しアクセスしてユーザの信用調査を行い、問題がな
ければ上記機能追加要求をカスタマセンタに転送する。
カスタマセンタは、上記機能追加要求に含まれるユーザ
識別情報をもとにユーザデータベースをアクセスして、
ユーザのボタン電話装置のシステムID、機能情報及び
電話番号を読み出す。そして、この機能情報をもとにユ
ーザが要求する機能の追加が可能かどうかを判定し、そ
の判定結果をディーラを経由してユーザに通知すると共
に、追加が可能な場合には電話番号をもとに公衆網を介
してボタン電話装置を呼び出して追加機能のライセンス
コードを送り、当該機能を追加設定するようにしたもの
である。
【0158】図61は、この第4の実施形態における機
能変更方法を実施する支援システムの概略構成図であ
る。なお、同図において前記図39及び図49と同一部
分には同一符号を付してある。
【0159】本実施形態の支援システムには、ディーラ
DLが新たに設けられている。このディーラDLは、受
付/課金/伝達サーバDSVとルータDRTとを備えて
いる。受付/課金/伝達サーバDSVは、ルータDRT
を介することでインターネットINWに接続され、さら
にこのインターネットINWPNWからユーザシステム
CMの保守用パーソナル・コンピュータPC及びカスタ
マセンタCCに接続される。そして、保守用パーソナル
・コンピュータPC及びカスタマセンタCCとの間で、
機能追加処理に必要な情報の授受を行う。
【0160】また受付/課金/伝達サーバDSVは、専
用線を介してクレジット会社CR又は銀行BKに接続さ
れる。そして、クレジット会社CR又は銀行BKとの間
で、ユーザの信用の問い合わせや、機能追加に要した代
理手数料の請求業務を行う。
【0161】一方、カスタマセンタCCには、ユーザデ
ータベースDBが設けてある。このユーザデータベース
DBには、各ユーザごとに付与されたユニークなユーザ
IDに対応付けて、このユーザが所有するボタン電話装
置BTのシステムID、機能情報及び電話番号がそれぞ
れ記憶されている。
【0162】カスタマセンタCCの受付/課金サーバC
SV1又はライセンスサーバCSV2は、ディーラDL
からユーザの機能追加要求が転送された場合に、この機
能追加要求に含まれるユーザIDをもとにユーザデータ
ベースDBをアクセスして、当該ユーザが所有するボタ
ン電話装置BTのシステムID、機能情報及び電話番号
を読み出す。そして、この読み出した情報を用いて、ユ
ーザが希望する機能追加の可否判定、ボタン電話装置B
Tに対するアクセス及びライセンスコードの送信を行
う。
【0163】次に、以上のシステムにおいてボタン電話
装置BTに機能追加を行う場合の手順を説明する。図6
2は、ユーザシステムCMの保守用パーソナル・コンピ
ュータPC(ユーザPC)と、ディーラDLと、カスタ
マセンタCCと、クレジット会社CRとの間における情
報の送受信動作を示す概略シーケンス図、図63乃至図
65はその詳細シーケンス図である。
【0164】ボタン電話装置BTの機能追加を行う際に
ユーザは、保守用パーソナル・コンピュータPCを使用
してインターネットINW経由でディーラDLのホーム
ページにアクセスし、ディーラDLからダウンロードさ
れる画面の案内に従い、機能追加に関する必要事項を入
力する。入力する必要事項は、追加したい機能を表す情
報と、ユーザのID及びクレジット番号である。そし
て、これらの必要事項の入力が終了すると、これらの情
報を含む機能追加要求をディーラDLに向け送信する。
【0165】上記機能追加要求を受信するとディーラD
Lは、先ずクレジット会社CRに対し専用線を介してア
クセスし、ユーザのクレジット番号をもとにユーザの信
用について問い合わせる。この問い合わせに対しクレジ
ット会社CRは、クレジット番号に対応する口座の有無
と、当該クレジットの使用期限が有効期限内かどうか
と、使用停止が設定されていないかどうかを判定する。
そして、その回答をディーラDLに返送する。
【0166】ディーラDLは、クレジット会社CRから
の回答をもとにユーザの信用を判断し、問題がなければ
上記ユーザから送られた機能追加要求をインターネット
INW経由でカスタマセンタCCに転送する。
【0167】カスタマセンタCCは、上記機能追加要求
を受信すると、自身でもクレジット会社CRに対しアク
セスしてユーザの信用調査を依頼する。そして、問題が
ないことが確認されると、上記機能追加要求に含まれて
いるユーザIDをもとにユーザデータベースDBに対し
アクセスして、ユーザが所有するボタン電話装置BTの
システムID、機能情報及び電話番号を読み出す。
【0168】次に、この読み出した機能情報をもとにユ
ーザが要求する機能の追加が可能かどうかを判定し、こ
の判定結果をもとに、既に使用中の機能及び追加が可能
な機能のリストと、機能追加に要する料金を表す表と
を、インターネットINW経由でディーラDLに通知す
る。ディーラDLは、通知された上記機能リスト及び料
金表を、ユーザの保守パーソナル・コンピュータPCに
インターネットINW経由で転送する。また、この機能
リスト及び料金表の通知に対し、ユーザから確認の応答
を受信すると、カスタマセンタCCに対し機能ダウンロ
ード要求を送信する。
【0169】カスタマセンタCCは、ディーラDLから
上記機能ダウンロード要求を受信すると、前記ユーザデ
ータベースDBから読み出したボタン電話装置BTの電
話番号をもとに、上記公衆網PNWを介してユーザのボ
タン電話装置BTを呼び出し、このボタン電話装置BT
に対しライセンスコードを送信する。このライセンスコ
ードには、追加する機能を「使用可」に設定するための
指示コードが挿入される。このとき、この指示コードは
先にユーザデータベースDから読み出したボタン電話装
置BTのシステムIDにより暗号化される。
【0170】ボタン電話装置BTは、カスタマセンタC
Cからライセンスコードを受信すると、先ずこのライセ
ンスコードに含まれる指示コードを、自装置のシステム
IDを用いて復号する。そして、この復号した指示コー
ドに従い、機能情報設定処理テーブル中の該当する機能
のフラグを「使用不可」から「使用可」に変更する。こ
の機能追加の設定処理を終了するとボタン電話装置BT
は、機能追加処理が正常に終了した旨の情報をカスタマ
センタCCに返送する。
【0171】カスタマセンタCCは、ボタン電話装置B
Tから上記機能追加終了通知を受け取ると、ボタン電話
装置BTとの間の回線を切断したのち、クレジット会社
CRに対しアクセスして追加機能料金を請求する。そし
て、クレジット会社CRから決済依頼を受付けた旨の応
答を受信すると、機能追加処理が終了した旨の情報をデ
ィーラDLに通知する。ディーラDLは、上記処理終了
通知を受信すると、クレジット会社CRに対し代理費用
を請求する。
【0172】かくして、ユーザが追加を希望した機能が
ボタン電話装置BTに使用可能な状態に設定され、以後
ユーザのボタン電話装置BTではこの追加した新たなオ
プションサービス機能を使用可能となる。
【0173】なお、前記第3の実施形態でも述べたよう
に、カスタマセンタCC自身によるクレジット会社CR
へのユーザの信用調査の依頼は省略してもよく、また費
用の請求業務についてもカスタマセンタCCは行わずに
ディーラDLが一括して行うようにしてもよい。さら
に、費用の決済業務はクレジット会社CRの代わりに銀
行BKにおいて行うようにしてもよい。
【0174】以上述べた機能変更方法を実施する支援シ
ステム各部の構成は、例えば図66に示すようになって
いる。なお、図66に示す機能構成は、前記第2及び第
3の実施形態において述べた図43及び図54に示す構
成と同一なので、ここでの説明は省略する。
【0175】また、図67は上記カスタマセンタCCの
処理動作を示すフローチャートであり、ステップ67a
からステップ67oに示す手順に従って、先に述べた機
能追加のための処理動作が実行される。
【0176】すなわち、カスタマセンタCCは、ステッ
プ67aでディーラDLからインターネットINWを介
してユーザの機能追加要求を受信すると、ステップ67
bで先ずクレジット会社CRに対しアクセスしてクレジ
ット情報の確認を行う。そして不可であれば、ステップ
67cからステップ67dに移行して、ディーラDLに
対しクレジット実施情報の誤りを通知する。一方、可で
あればステップ67cからステップ67eに移行し、デ
ィーラDLから送られたユーザIDをもとにユーザデー
タベースDBをアクセスしてユーザ情報を取得する。こ
のユーザ情報には、ユーザが所有するボタン電話装置の
機能情報が含まれる。なお、上記アクセスの結果、アク
セス不可だった場合にはステップ67fからステップ6
7gに移行して、ディーラDLに対しユーザIDの誤り
を通知する。
【0177】次に、カスタマセンタCCは、ステップ6
7hにおいて、ディーラDLから要求された機能と、上
記ユーザデータベースDBから読み出した機能情報とか
ら請求金額を計算し、新たに追加する機能名とその請求
額をディーラDLに通知し、実行しても良いか否かを問
い合わせる。この問い合わせに対しディーラDLが実行
要求を送信すると、カスタマセンタCCはステップ67
iからステップ67jに移行して追加機能とボタン電話
装置BTのシステムIDとからライセンスコードを作成
し、ステップ67kにおいてボタン電話装置BTに対し
このライセンスコードと機能の使用を可に設定するため
の要求を送る。
【0178】そして、ボタン電話装置BTにおいて機能
の追加設定が終了すると、カスタマセンタCCはステッ
プ67mにおいて、ユーザデータベースDBに記憶され
ている該当するユーザの機能情報の更新を行い、続いて
ステップ67nにおいてクレジット会社CRに対し先に
計算した請求金額の決済依頼情報を送信する。そして、
クレジット会社CRからこの決済依頼に対し受付けた旨
の応答が返送されると、ステップ67oにおいて要求元
のディーラDLに対し機能の追加が完了した旨を通知す
る。
【0179】なお、図68及び図69は上記カスタマセ
ンタCCの詳細な処理手順を示すフローチャートであ
り、それぞれディーラDLから機能追加要求及び機能ダ
ウンロード要求を受信したときの処理手順を示してい
る。
【0180】以上述べたように第4の実施形態の機能変
更方法によれば、前記第3の実施形態と同様に、ユーザ
とカスタマセンタCCとの間にディーラDLを介在させ
つつ、ユーザによる機能変更の要求から当該ユーザのボ
タン電話装置BTにおける機能追加までの一連の工程
が、人手を要することなくすべて通信ネットワークを介
して自動的に行われるので、機能追加に要する時間の短
縮とユーザの費用負担の低減、及びディーラDL又はカ
スタマセンタCCにおける機能変更に必要な労力とコス
トの大幅削減が可能になる。
【0181】また、前記第2の実施形態と同様に、ユー
ザデータベースDBに蓄積管理されたユーザ情報を利用
して、カスタマセンタCCとボタン電話装置BTとの間
の通信や機能変更の可否判定等が行われる。このため、
その都度ボタン電話装置BTから機能を表す情報を取得
する必要がなくなり、この結果簡単な手順で適切な機能
変更処理を実行することができる。
【0182】さらに、機能の追加処理の終了後に、カス
タマセンタCCによりユーザデータベースDB中の該当
する機能情報を更新するようにしている。このため、ユ
ーザデータベースDBの蓄積管理情報を、カスタマセン
タCCの保守管理担当者が手操作で更新処理をすること
なく、自動的に常に最新の情報に更新することができ
る。
【0183】(第5の実施形態)この発明に係わる機能
変更方法の第5の実施形態は、ユーザシステムとカスタ
マセンタとの間にディーラを介在させたシステムにおい
て、ユーザシステムのボタン電話装置に対する機能追加
処理を行うものである。
【0184】図70は、この第5の実施形態における機
能変更方法を実施する支援システムの概略構成図であ
る。なお、同図において前記図49と同一部分には同一
符号を付して詳しい説明は省略する。
【0185】すなわち、ディーラDLの受付/課金/伝
達サーバDSVは、公衆網PNWを介してユーザシステ
ムCMのボタン電話装置BT及びカスタマセンタCCの
ライセンス設定サーバCSV2に接続される。そして、
ボタン電話装置BT及びライセンス設定サーバCSV2
との間で、機能追加処理に必要な情報の授受を行う。
【0186】また受付/課金/伝達サーバDSVは、専
用線を介してクレジット会社CR又は銀行BKに接続さ
れる。そして、クレジット会社CR又は銀行BKとの間
で、ユーザの信用の問い合わせや、機能追加に要した代
理手数料の請求業務を行う。
【0187】すなわち、先ずユーザは自身の保守用パー
ソナル・コンピュータPCからディーラDLに対し
(1)に示す如くインターネットINWを介して機能追
加要求を送信する。この機能追加要求には、追加したい
機能を表す情報、ユーザのクレジット番号、ボタン電話
装置BTの電話番号を含める。
【0188】次にディーラDLにおいて、(2)に示す
如く上記機能追加要求に含まれるクレジット番号をもと
にクレジット会社CRに対しアクセスしてユーザの信用
調査を行い、問題がなければ(3)に示すように上記機
能追加要求をカスタマセンタCCに転送する。
【0189】カスタマセンタCCは、上記機能追加要求
に含まれる電話番号をもとにユーザのボタン電話装置B
Tに対し公衆網を介してアクセスして(5)に示す如く
当該ボタン電話装置の機能情報を取得し、この機能情報
をもとにユーザが要求する機能の追加が可能かどうかを
判定する。そして、追加が可能な場合に、ディーラDL
の受付/課金/伝達サーバDSVに対し(6)に示す如
く公衆網PNWを介して追加機能のライセンスセットア
ップ要求を送る。以後、ディーラDLは、(7)に示す
ように、送られてきたライセンスセットアップ要求に応
じたライセンスコードを公衆網PNWを介してボタン電
話装置BTに送り、当該機能を追加設定するようにした
ものである。
【0190】次に、以上のシステムにおいてボタン電話
装置BTに機能追加を行う場合の手順を説明する。図7
1乃至図73は、ユーザシステムCMの保守用パーソナ
ル・コンピュータPC(ユーザPC)と、ディーラDL
と、カスタマセンタCCと、クレジット会社CRとの間
における情報の送受信動作を示すシーケンス図である。
【0191】ボタン電話装置BTの機能追加を行う際に
ユーザは、保守用パーソナル・コンピュータPCを使用
してインターネットINW経由でディーラDLのホーム
ページに対しアクセスし、ディーラDLからダウンロー
ドされる画面の案内に従い、機能追加に関する必要事項
を入力する。入力する必要事項は、追加したい機能を表
す情報と、ユーザのクレジット番号と、ボタン電話装置
BTに対し公衆網PNWから割り当てられた電話番号又
はIPアドレスである。そして、これらの必要事項の入
力が終了すると、これらの情報を含む機能追加要求をデ
ィーラDLに向け送信する。
【0192】上記機能追加要求を受信するとディーラD
Lは、先ずクレジット会社CRに対し専用線を介してア
クセスし、ユーザのクレジット番号をもとにユーザの信
用について問い合わせる。この問い合わせに対しクレジ
ット会社CRは、クレジット番号に対応する口座の有無
と、当該クレジットの使用期限が有効期限内かどうか
と、使用停止が設定されていないかどうかを判定する。
そして、その回答をディーラDLに返送する。
【0193】ディーラDLは、クレジット会社CRから
の回答をもとにユーザの信用を判断し、問題がなければ
上記ユーザから送られた機能追加要求をインターネット
INW経由でカスタマセンタCCに転送する。
【0194】カスタマセンタCCは、上記機能追加要求
を受信すると、自身でもクレジット会社CRに対しアク
セスしてユーザの信用調査を依頼する。そして、問題が
なければ上記機能追加要求に含まれている電話番号をも
とに公衆網PNWを介してユーザのボタン電話装置BT
に対しアクセスし、ボタン電話装置BTからその機能情
報及びシステムIDを取得する。そして、取得した機能
情報と、機能追加に要する料金を表す表とを含めて追加
機能情報としてインターネットINW経由でディーラD
Lに通知する。ディーラDLは、通知された上記機能情
報及び料金表を、ユーザの保守パーソナル・コンピュー
タPCにインターネットINW経由で転送する。また、
この機能情報及び料金表の通知に対し、ユーザから確認
の応答を受信すると、ユーザのボタン電話装置BTに対
し公衆網PNWを介してアクセスし、公衆網PNWを介
してユーザのボタン電話装置BTに対しライセンスコー
ドを送信する。このライセンスコードには、追加する機
能を「使用可」に設定するための指示コードが挿入さ
れ、この指示コードは先にボタン電話装置BTから取得
したシステムIDにより暗号化される。
【0195】ボタン電話装置BTは、ディーラDLから
のライセンスコードを受信すると、先ずこのライセンス
コードに含まれる指示コードを、自装置のシステムID
を用いて復号する。そして、この復号した指示コードに
従い、機能情報設定処理テーブル中の該当する機能のフ
ラグを「使用不可」から「使用可」に変更する。この機
能追加の設定処理を終了するとボタン電話装置BTは、
機能追加処理が正常に終了した旨の情報をディーラDL
に返送する。
【0196】ディーラDLは、ボタン電話装置BTから
上記機能追加終了通知を受け取ると、ボタン電話装置B
Tとの間の回線を切断したのち、カスタマセンタCCに
対しライセンスコードの設定が完了した旨を通知する。
【0197】カスタマセンタCCは、ディーラDLから
ライセンスコード設定完了通知を受け取ると、クレジッ
ト会社CRに対しアクセスして追加機能料金を請求す
る。そして、クレジット会社CRから決済依頼を受付け
た旨の応答を受信すると、機能追加処理が終了した旨の
情報をディーラDLに通知する。ディーラDLは、上記
処理終了通知を受信すると、クレジット会社CRに対し
代理費用を請求する。
【0198】かくして、ユーザが追加を希望した機能が
ボタン電話装置BTに使用可能な状態に設定され、以後
ユーザのボタン電話装置BTではこの追加した新たなオ
プションサービス機能を使用可能となる。
【0199】以上述べた機能変更方法を実施する支援シ
ステム各部の構成は、例えば次のようになっている。図
74は、保守用パーソナル・コンピュータPC、ボタン
電話装置BT、ディーラDL及びカスタマセンタCCの
機能構成を示すブロック図である。なお、同図において
前記図54と同一部分には同一符号を付して詳しい説明
は省略する。
【0200】すなわち、カスタマセンタCCは、ライセ
ンスコード設定要求送信手段90を備えている。このラ
イセンスコード設定要求送信手段90は、機能追加要求
受信手段79により保守用パーソナル・コンピュータP
Cから受信した機能追加要求情報、機能情報受信手段5
0により受信したボタン電話装置BTの機能情報及びシ
ステムIDをディーラDLに送信する。
【0201】また、ディーラDLは、ライセンスコード
設定要求受信手段91と、ライセンスコード送信手段9
2とをさらに備えている。
【0202】ライセンスコード設定要求受信手段91
は、カスタマセンタCCにより送信された機能追加要求
情報及びボタン電話装置BTの機能情報及びシステムI
Dを受信する。
【0203】ライセンスコード送信手段92は、受信さ
れた機能追加要求情報に含まれる電話番号をもとにボタ
ン電話装置BTに対し公衆網PNWを介してアクセス
し、さらに機能情報に含まれるシステムIDを用いてラ
イセンスコードを暗号化し、この暗号化したライセンス
コードをボタン電話装置BTへ送信する。
【0204】なお、上記送受信手順においては、最初か
らディーラDLが介在する例について説明したが、図7
5乃至図77に示すように、ボタン電話装置BTに対す
る機能設定時にディーラDLが介在するようにしてもよ
い。
【0205】この場合、ボタン電話装置BTの機能追加
を行う際にユーザは、保守用パーソナル・コンピュータ
PCを使用してインターネットINW経由でカスタマセ
ンタCCにアクセスし、カスタマセンタCCからダウン
ロードされる画面の案内に従い、機能追加に関する必要
事項を入力する。入力する必要事項は、追加したい機能
を表す情報と、クレジット番号と、ボタン電話装置BT
に対し公衆網PNWから割り当てられた電話番号または
IPアドレスである。そして、これらの必要事項の入力
が終了すると、これらの情報を含む機能追加要求をカス
タマセンタCCに向け送信する。
【0206】上記機能追加要求を受信するとカスタマセ
ンタCCは、先ずクレジット会社CRに対し専用線を介
してアクセスし、ユーザのクレジット番号をもとにユー
ザの信用について問い合わせる。この問い合わせに対し
クレジット会社CRは、クレジット番号に対応する口座
の有無と、当該クレジットの使用期限が有効期限内かど
うかと、使用停止が設定されていないかどうかを判定す
る。そして、その回答をカスタマセンタCCに返送す
る。
【0207】カスタマセンタCCは、クレジット会社C
Rからの回答をもとにユーザの信用を判断し、問題がな
ければ保守用パーソナル・コンピュータPCに対し機能
選択画面を料金とともに表示し、選択された場合に、上
記機能追加要求に含まれている電話番号をもとに公衆網
PNWを介してユーザのボタン電話装置BTに対しアク
セスし、ボタン電話装置BTからその機能情報及びシス
テムIDを取得する。そして、取得した機能情報をもと
に、ユーザが追加を希望している機能が既に使用中であ
るか否かと、使用中でなければ追加が可能であるか否か
を判定し、この判定結果を機能追加に要する費用と共に
ユーザの保守パーソナル・コンピュータPCに通知す
る。
【0208】そして、この通知に対しユーザから確認の
応答を受信すると、カスタマセンタCCは、ボタン電話
装置BTとの間の回線を切断し、続いて公衆網PNWを
介してディーラDLに対しアクセスし、ディーラDLへ
追加したい機能を表す情報と、ボタン電話装置BTに対
し公衆網PNWから割り当てられた電話番号またはIP
アドレスを含むライセンスコード設定要求を送信する。
【0209】すると、ディーラDLは、上記ライセンス
コード設定要求に含まれている電話番号をもとに公衆網
PNWを介してユーザのボタン電話装置BTに対しアク
セスし、機能変更制御情報としてのライセンスコードを
送信する。このライセンスコードには、追加する機能を
「使用可」に設定するための指示コードが挿入され、こ
の指示コードは先にボタン電話装置BTから取得したシ
ステムIDにより暗号化されている。
【0210】ボタン電話装置BTは、ディーラDLから
ライセンスコードを受信すると、先ずこのライセンスコ
ードに含まれる指示コードを、自装置のシステムIDを
用いて復号する。そして、この復号した指示コードに従
い、機能情報設定処理テーブル中の該当する機能のフラ
グを「使用不可」から「使用可」に変更する。この機能
追加の設定処理を終了するとボタン電話装置BTは、機
能追加処理が正常に終了した旨の情報をディーラDLに
返送する。
【0211】ディーラDLは、ボタン電話装置BTから
上記機能追加終了通知を受け取ると、ボタン電話装置B
Tとの間の回線を切断したのち、クレジット会社CRに
対しアクセスして機能追加料金の決済を依頼する。その
際ディーラDLは、ユーザが追加を希望しこれに対し実
際に使用可に設定した各機能についてその請求金額を計
算し、電子請求明細書を作成する。そして、この電子請
求明細書を決済依頼情報に含めてクレジット会社CRへ
送信する。
【0212】クレジット会社CRは、この決済依頼情報
を受信すると、先ずこの決済依頼情報に含まれるユーザ
のクレジット番号をもとにユーザ認証と取引の可否判定
を行う。そして、取引が可能であれば、上記決済依頼情
報に含まれる電子請求明細書をもとに代金の決済受付処
理を行う。そして、この決済受付処理の終了後に依頼元
のディーラDLに対し決済依頼を受付けた旨の応答を返
送する。
【0213】ディーラDLは、クレジット会社CRから
上記決済依頼の受信応答を受け取ると、ライセンス設定
が完了した旨の情報をカスタマセンタCCに送信する。
【0214】カスタマセンタCCは、この情報を受信す
ると、ディーラDLとの間の回線を切断したのち、クレ
ジット会社CRに対しアクセスして追加機能料金を請求
する。そして、クレジット会社CRから決済依頼を受付
けた旨の応答を受信すると、機能追加処理が終了した旨
の情報をユーザの保守用パーソナル・コンピュータPC
に通知する。
【0215】かくして、ユーザが追加を希望した機能が
ボタン電話装置BTに使用可能な状態に設定され、以後
ユーザのボタン電話装置BTではこの追加した新たなオ
プションサービス機能を使用可能となる。
【0216】なお、上記送受信動作の例では、ユーザに
対しボタン電話装置BTの現在の機能を確認させた上
で、追加したい機能を要求させる例について説明した
が、図78乃至図80に示すように、現在の機能を確認
すること無く、始めから設定したい機能をユーザに入力
させるようにしてもよい。
【0217】以上述べたように第5の実施形態の機能変
更方法によれば、ユーザシステムCMとカスタマセンタ
CCとの間にディーラDLを介在させつつ、ユーザによ
る機能変更の要求から当該ユーザのボタン電話装置BT
における機能追加までの一連の工程が、人手を要するこ
となくすべて通信ネットワークを介して自動的に行われ
るので、機能追加に要する時間の短縮とユーザの費用負
担の低減、及びディーラDL又はカスタマセンタCCに
おける機能変更に必要な労力とコストの大幅削減が可能
になる。
【0218】また、ディーラDLにて機能追加対象のボ
タン電話装置BTから取得した機能情報をもとに機能追
加が可能かどうかを判定しているため、各ボタン電話装
置BTごとに誤ることなく適切な機能追加処理を行うこ
とができるとともに、その分カスタマセンタCCの処理
負荷を軽減できる。さらに、ディーラDLにてライセン
スコードをボタン電話装置BTのシステムIDにより暗
号化してボタン電話装置BTに転送するようにしている
ので、誤った機能追加或いは不正な機能追加処理が行わ
れないようにすることができるとともに、カスタマセン
タCCの処理負荷を軽減できる。
【0219】(第6の実施形態)この発明に係わる機能
変更方法の第6の実施形態は、ユーザシステムとカスタ
マセンタとの間にディーラを介在させると共に、カスタ
マセンタにユーザデータベースを備えたシステムにおい
て、ユーザシステムのボタン電話装置に対し機能追加を
行うものである。
【0220】図81は、この第6の実施形態における機
能変更方法を実施する支援システムの概略構成図であ
る。なお、同図において前記図61と同一部分には同一
符号を付して詳しい説明は省略する。
【0221】すなわち、ディーラDLの受付/課金/伝
達サーバDSVは、公衆網PNWを介してユーザシステ
ムCMのボタン電話装置BT及びカスタマセンタCCの
ライセンス設定サーバCSV2に接続される。そして、
ボタン電話装置BT及びライセンス設定サーバCSV2
との間で、機能追加処理に必要な情報の授受を行う。
【0222】また受付/課金/伝達サーバDSVは、専
用線を介してクレジット会社CR又は銀行BKに接続さ
れる。そして、クレジット会社CR又は銀行BKとの間
で、ユーザの信用の問い合わせや、機能追加に要した代
理手数料の請求業務を行う。
【0223】一方、カスタマセンタCCには、ユーザデ
ータベースDBが設けてある。このユーザデータベース
DBには、各ユーザごとに付与されたユニークなユーザ
IDに対応付けて、このユーザが所有するボタン電話装
置BTのシステムID、機能情報及び電話番号がそれぞ
れ記憶されている。
【0224】カスタマセンタCCの受付/課金サーバC
SV1又はライセンスサーバCSV2は、ディーラDL
からユーザの機能追加要求が転送された場合に、この機
能追加要求に含まれるユーザIDをもとにユーザデータ
ベースDBをアクセスして、当該ユーザが所有するボタ
ン電話装置BTのシステムID、機能情報及び電話番号
を読み出す。そして、この読み出した情報を用いて、ユ
ーザが希望する機能追加の可否判定、ボタン電話装置B
Tに対するアクセス及びライセンスコードの送信を行
う。
【0225】すなわち、先ず(1)に示すようにユーザ
の保守用パーソナル・コンピュータPCからディーラD
Lに対しインターネットINWを介して機能追加要求を
送信する。この機能追加要求には、追加したい機能を表
す情報、ユーザの個別識別情報(ユーザID)及びクレ
ジット番号を含める。
【0226】次にディーラDLにおいて、(2)に示す
如く上記機能追加要求に含まれるクレジット番号をもと
にクレジット会社に対しアクセスしてユーザの信用調査
を行い、問題がなければ(3)に示すように上記機能追
加要求をカスタマセンタCCに転送する。
【0227】カスタマセンタCCは、上記機能追加要求
に含まれるユーザ識別情報をもとにユーザデータベース
DBをアクセスして、(5)に示すようにユーザのボタ
ン電話装置のシステムID、機能情報及び電話番号を読
み出す。そして、この機能情報をもとにユーザが要求す
る機能の追加が可能かどうかを判定し、その判定結果を
ディーラを経由してユーザに通知すると共に、追加が可
能な場合に、ディーラDLの受付/課金/伝達サーバD
SVに対し(6)に示す如く公衆網PNWを介して追加
機能のライセンスセットアップ要求を送る。以後、ディ
ーラDLは、(7)に示すように、送られてきたライセ
ンスセットアップ要求に応じたライセンスコードを公衆
網PNWを介してボタン電話装置BTに送り、当該機能
を追加設定するようにしたものである。
【0228】次に、以上のシステムにおいてボタン電話
装置BTに機能追加を行う場合の手順を説明する。図8
2乃至図84は、ユーザシステムCMの保守用パーソナ
ル・コンピュータPC(ユーザPC)と、ディーラDL
と、カスタマセンタCCと、クレジット会社CRとの間
における情報の送受信動作を示すシーケンス図である。
【0229】ボタン電話装置BTの機能追加を行う際に
ユーザは、保守用パーソナル・コンピュータPCを使用
してインターネットINW経由でディーラDLのホーム
ページにアクセスし、ディーラDLからダウンロードさ
れる画面の案内に従い、機能追加に関する必要事項を入
力する。入力する必要事項は、追加したい機能を表す情
報と、ユーザのID及びクレジット番号である。そし
て、これらの必要事項の入力が終了すると、これらの情
報を含む機能追加要求をディーラDLに向け送信する。
【0230】上記機能追加要求を受信するとディーラD
Lは、先ずクレジット会社CRに対し専用線を介してア
クセスし、ユーザのクレジット番号をもとにユーザの信
用について問い合わせる。この問い合わせに対しクレジ
ット会社CRは、クレジット番号に対応する口座の有無
と、当該クレジットの使用期限が有効期限内かどうか
と、使用停止が設定されていないかどうかを判定する。
そして、その回答をディーラDLに返送する。
【0231】ディーラDLは、クレジット会社CRから
の回答をもとにユーザの信用を判断し、問題がなければ
上記ユーザから送られた機能追加要求をインターネット
INW経由でカスタマセンタCCに転送する。
【0232】カスタマセンタCCは、上記機能追加要求
を受信すると、自身でもクレジット会社CRに対しアク
セスしてユーザの信用調査を依頼する。そして、問題が
ないことが確認されると、上記機能追加要求に含まれて
いるユーザIDをもとにユーザデータベースDBに対し
アクセスして、ユーザが所有するボタン電話装置BTの
システムID、機能情報及び電話番号を読み出す。
【0233】次に、この読み出した機能情報と、ダウン
ロード前の機能情報と、機能追加に要する料金を表す表
とを、インターネットINW経由でディーラDLに通知
する。ディーラDLは、通知された上記機能情報及び料
金表を、ユーザの保守パーソナル・コンピュータPCに
インターネットINW経由で転送する。また、この機能
情報及び料金表の通知に対し、ユーザから確認の応答を
受信すると、ユーザのボタン電話装置BTに対し公衆網
PNWを介してアクセスし、公衆網PNWを介してユー
ザのボタン電話装置BTに対しライセンスコードを送信
する。このライセンスコードには、追加する機能を「使
用可」に設定するための指示コードが挿入され、この指
示コードは先にユーザデータベースDBから読み出した
システムIDにより暗号化される。
【0234】ボタン電話装置BTは、ディーラDLから
のライセンスコードを受信すると、先ずこのライセンス
コードに含まれる指示コードを、自装置のシステムID
を用いて復号する。そして、この復号した指示コードに
従い、機能情報設定処理テーブル中の該当する機能のフ
ラグを「使用不可」から「使用可」に変更する。この機
能追加の設定処理を終了するとボタン電話装置BTは、
機能追加処理が正常に終了した旨の情報をディーラDL
に返送する。
【0235】ディーラDLは、ボタン電話装置BTから
上記機能追加終了通知を受け取ると、ボタン電話装置B
Tとの間の回線を切断したのち、カスタマセンタCCに
対しライセンスコードの設定が完了した旨を通知する。
【0236】カスタマセンタCCは、ディーラDLから
ライセンスコード設定完了通知を受け取ると、ユーザデ
ータベースDBに対し情報更新を行うとともに、クレジ
ット会社CRに対しアクセスして追加機能料金を請求す
る。そして、クレジット会社CRから決済依頼を受付け
た旨の応答を受信すると、機能追加処理が終了した旨の
情報をディーラDLに通知する。ディーラDLは、上記
処理終了通知を受信すると、クレジット会社CRに対し
代理費用を請求する。
【0237】かくして、ユーザが追加を希望した機能が
ボタン電話装置BTに使用可能な状態に設定され、以後
ユーザのボタン電話装置BTではこの追加した新たなオ
プションサービス機能を使用可能となる。
【0238】以上述べた機能変更方法を実現する支援シ
ステム各部の構成は次のようになっている。図85は、
保守用パーソナル・コンピュータPC、ボタン電話装置
BT及びカスタマセンタCCの機能構成を示すブロック
図である。なお、同図において前記図74と同一部分に
は同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0239】すなわち、カスタマセンタCCは、ライセ
ンスコード設定要求送信手段93を備えている。このラ
イセンスコード設定要求送信手段93は、機能追加要求
受信手段79により保守用パーソナル・コンピュータP
Cから受信した機能追加要求情報、読取結果受信手段6
7によりユーザデータベースDBから読み出したボタン
電話装置BTの電話番号、システムID及び機能情報を
含むユーザ情報をディーラDLに送信する。
【0240】また、ディーラDLは、ライセンスコード
設定要求受信手段94と、ライセンスコード送信手段9
5とをさらに備えている。
【0241】ライセンスコード設定要求受信手段94
は、カスタマセンタCCにより送信された機能追加要求
情報及びユーザ情報を受信する。
【0242】ライセンスコード送信手段92は、受信さ
れたユーザ情報に含まれる電話番号をもとにボタン電話
装置BTに対し公衆網PNWを介してアクセスし、さら
にユーザ情報に含まれるシステムIDを用いてライセン
スコードを暗号化し、この暗号化したライセンスコード
をボタン電話装置BTへ送信する。
【0243】なお、上記送受信手順においては、最初か
らディーラDLが介在する例について説明したが、図8
6乃至図88に示すように、ボタン電話装置BTに対す
る機能設定時にディーラDLが介在するようにしてもよ
い。
【0244】この場合、ボタン電話装置BTの機能追加
を行う際にユーザは、保守用パーソナル・コンピュータ
PCを使用してインターネットINW経由でカスタマセ
ンタCCにアクセスし、カスタマセンタCCからダウン
ロードされる画面の案内に従い、機能追加に関する必要
事項を入力する。入力する必要事項は、追加したい機能
を表す情報と、ユーザのID及びクレジット番号であ
る。そして、これらの必要事項の入力が終了すると、こ
れらの情報を含む機能追加要求をカスタマセンタCCに
向け送信する。
【0245】上記機能追加要求を受信するとカスタマセ
ンタCCは、先ずクレジット会社CRに対し専用線を介
してアクセスし、ユーザのクレジット番号をもとにユー
ザの信用について問い合わせる。この問い合わせに対し
クレジット会社CRは、クレジット番号に対応する口座
の有無と、当該クレジットの使用期限が有効期限内かど
うかと、使用停止が設定されていないかどうかを判定す
る。そして、その回答をカスタマセンタCCに返送す
る。
【0246】カスタマセンタCCは、クレジット会社C
Rからの回答をもとにユーザの信用を判断し、問題がな
ければ上記機能追加要求に含まれているユーザIDをも
とにユーザデータベースDBに対しアクセスして、ユー
ザが所有するボタン電話装置BTのシステムID、機能
情報及び電話番号を読み出す。
【0247】次に、カスタマセンタCCは、保守用パー
ソナル・コンピュータPCに対し機能選択画面を料金と
ともに表示し、選択された場合に、公衆網PNWを介し
てディーラDLに対してアクセスし、ディーラDLへ追
加したい機能を表す情報と、ボタン電話装置BTに対し
公衆網PNWから割り当てられた電話番号またはIPア
ドレスを含むライセンスコード設定要求を送信する。
【0248】すると、ディーラDLは、上記ライセンス
コード設定要求に含まれている電話番号をもとに公衆網
PNWを介してユーザのボタン電話装置BTに対しアク
セスし、機能変更制御情報としてのライセンスコードを
送信する。このライセンスコードには、追加する機能を
「使用可」に設定するための指示コードが挿入され、こ
の指示コードは先にボタン電話装置BTから取得したシ
ステムIDにより暗号化されている。
【0249】ディーラDLは、ボタン電話装置BTから
上記機能追加終了通知を受け取り、ボタン電話装置BT
との間の回線が切断されたのち、クレジット会社CRに
対しアクセスして機能追加料金の決済を依頼する。その
際ディーラDLは、ユーザが追加を希望しこれに対し実
際に使用可に設定した各機能についてその請求金額を計
算し、電子請求明細書を作成する。そして、この電子請
求明細書を決済依頼情報に含めてクレジット会社CRへ
送信する。
【0250】クレジット会社CRは、この決済依頼情報
を受信すると、先ずこの決済依頼情報に含まれるユーザ
のクレジット番号をもとにユーザ認証と取引の可否判定
を行う。そして、取引が可能であれば、上記決済依頼情
報に含まれる電子請求明細書をもとに代金の決済受付処
理を行う。そして、この決済受付処理の終了後に依頼元
のディーラDLに対し決済依頼を受付けた旨の応答を返
送する。
【0251】ディーラDLは、クレジット会社CRから
上記決済依頼の受信応答を受け取ると、ライセンス設定
が完了した旨の情報をカスタマセンタCCに送信する。
【0252】カスタマセンタCCは、この情報を受信す
ると、ディーラDLとの間の回線を切断したのち、ユー
ザデータベースDBに対し情報更新を行うとともに、ク
レジット会社CRに対しアクセスして追加機能料金を請
求する。そして、クレジット会社CRから決済依頼を受
付けた旨の応答を受信すると、機能追加処理が終了した
旨の情報をユーザの保守用パーソナル・コンピュータP
Cに通知する。
【0253】かくして、ユーザが追加を希望した機能が
ボタン電話装置BTに使用可能な状態に設定され、以後
ユーザのボタン電話装置BTではこの追加した新たなオ
プションサービス機能を使用可能となる。
【0254】以上述べたように第6の実施形態の機能変
更方法によれば、前記第4の実施形態と同様に、ユーザ
とカスタマセンタCCとの間にディーラDLを介在させ
つつ、ユーザによる機能変更の要求から当該ユーザのボ
タン電話装置BTにおける機能追加までの一連の工程
が、人手を要することなくすべて通信ネットワークを介
して自動的に行われるので、機能追加に要する時間の短
縮とユーザの費用負担の低減、及びディーラDL又はカ
スタマセンタCCにおける機能変更に必要な労力とコス
トの大幅削減が可能になる。
【0255】また、前記第2の実施形態と同様に、ユー
ザデータベースDBに蓄積管理されたユーザ情報を利用
して、カスタマセンタCCとボタン電話装置BTとの間
の通信や機能変更の可否判定等が行われる。このため、
その都度ボタン電話装置BTから機能を表す情報を取得
する必要がなくなり、この結果簡単な手順で適切な機能
変更処理を実行することができる。
【0256】さらに、機能の追加処理の終了後に、カス
タマセンタCCによりユーザデータベースDB中の該当
する機能情報を更新するようにしている。このため、ユ
ーザデータベースDBの蓄積管理情報を、カスタマセン
タCCの保守管理担当者が手操作で更新処理をすること
なく、自動的に常に最新の情報に更新することができ
る。
【0257】(その他の実施形態)前記第2及び第4の
実施形態では、ユーザデータベースDBをカスタマセン
タCCに設置した場合を例にとって説明したが、ユーザ
データベースDBはディーラDLに設けてもよく、また
カスタマセンタCC及びディーラDL以外の第三者機関
に設けてもよい。
【0258】また前記各実施形態では、機能追加要求の
送信時にユーザからクレジット番号を送信するようにし
た。しかし、それに限らずクレジット番号をユーザデー
タベースDBにユーザIDに対応付けて格納しておき、
ユーザから送られたユーザIDをもとにカスタマセンタ
CC又はディーラDLがユーザデータベースDBをアク
セスしてクレジット番号を取得するようにしてもよい。
このようにすると、ユーザのクレジット番号はユーザデ
ータベースDBにユーザ情報を登録する時にのみ伝送す
ればよいことになり、この結果機能追加要求送信時に通
信ネットワーク上でクレジット番号が盗み見られる心配
がなくなってセキュリティを高めることができる。
【0259】さらに前記各実施形態では、各種オプショ
ンサービス機能を実行するためのプログラムをボタン電
話装置BTに予め記憶しておいて、その使用可/使用不
可をフラグによりサービス情報テーブルで管理し、カス
タマセンタCCからライセンスコードを送って上記フラ
グを「使用可」に変化させることで機能追加の設定を行
うようにした。しかし、それに限らず、ユーザが追加を
希望した機能を実行するプログラムを、カスタマセンタ
CCからボタン電話装置BTにダウンロードして実行さ
せるようにしてもよい。
【0260】また前記各実施形態では、カスタマセンタ
CCからボタン電話装置BTに対し追加する機能に対応
するライセンスコードのみを送り、このライセンスコー
ドにより追加機能のフラグを「使用可」に設定するよう
にした。しかし、追加機能に対応するライセンスコード
を含む全機能のライセンスコードを送り、これによりボ
タン電話装置BTのサービス情報テーブルをそっくり書
き換えるようにしてもよい。
【0261】さらに、前記各実施形態では、ボタン電話
装置が備える複数の機能についてその使用の可否をカス
タマセンタから可変設定する場合を例にとって説明し
た。しかしそれに限らず、この発明はボタン電話装置が
予め備えている複数のポートの各々についてその使用の
可否をカスタマセンタから可変設定する場合にも、同様
に適用できる。この場合には、例えば図25に示すポー
ト使用可不可フラグを、カスタマセンタからの指示によ
り選択的にオンオフ制御することで、機能の場合と全く
同様に実現できる。
【0262】さらに、前記各実施形態では機能追加を行
う場合を例にとって説明したが、使用中の機能を削除す
る場合にも同様に実施できる。
【0263】さらに、前記各実施形態ではユーザシステ
ムから送られた機能追加要求情報に含まれるボタン電話
装置の電話番号をもとに、カスタマセンタがアクセス
し、ボタン電話装置の機能情報及びシステムIDを取得
する例について説明したが、これに限らずボタン電話装
置にパーソナル・コンピュータが接続されていればボタ
ン電話装置の機能情報及びシステムIDを機能追加要求
情報に含めて送るようにしてもよい。
【0264】その他、機能変更の手順やその内容、支援
システムの構成やその動作内容、電子機器の種類等につ
いても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施できる。
【0265】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
ユーザによる機能変更の要求から当該ユーザの電子機器
における機能変更処理までの工程がすべて人手を要する
ことなく通信ネットワークを介して自動的に行われるよ
うになり、この結果保守サービス担当者の出張及び手作
業による変更作業が一切不要になって、ユーザの費用負
担の軽減及び変更所要時間の短縮と、カスタマセンタに
おけるコスト及び労力の低減を可能にした電子機器の機
能変更方法及びカスタマセンタ並びにディーラシステム
並びにユーザシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態における機能変更
方法を実施するシステムの概略構成図である。
【図2】 第1の実施形態における機能変更方法の概要
を説明するためのシーケンス図である。
【図3】 第1の実施形態における機能変更方法の第1
の実施例を説明するための信号シーケンス図である。
【図4】 第1の実施形態における機能変更方法の第1
の実施例を説明するための信号シーケンス図である。
【図5】 第1の実施形態における機能変更方法の第2
の実施例を説明するための信号シーケンス図である。
【図6】 第1の実施形態における機能変更方法の第2
の実施例を説明するための信号シーケンス図である。
【図7】 図1に示したシステム各部の機能構成を示す
ブロック図である。
【図8】 図1に示したシステムのカスタマセンタの処
理手順とその内容を示すフローチャートである。
【図9】 図1に示したシステムにおいてカスタマセン
タからタイトルを受信した際のユーザPCの処理手順と
その内容を示すフローチャートである。
【図10】 図1に示したシステムにおいてカスタマセ
ンタからユーザ情報入力要求を受信した際のユーザPC
の処理手順とその内容を示すフローチャートである。
【図11】 図1に示したシステムにおいてカスタマセ
ンタから機能選択画面を受信した際のユーザPCの処理
手順とその内容を示すフローチャートである。
【図12】 図1に示したシステムにおいてカスタマセ
ンタから確認要求画面を受信した際のユーザPCの処理
手順とその内容を示すフローチャートである。
【図13】 図1に示したシステムにおいてカスタマセ
ンタから追加完了画面を受信した際のユーザPCの処理
手順とその内容を示すフローチャートである。
【図14】 図1に示したシステムにおいてカスタマセ
ンタからユーザ情報再入力要求を受信した際のユーザP
Cの処理手順とその内容を示すフローチャートである。
【図15】 図1に示したシステムにおいてカスタマセ
ンタから機能追加処理NGを受信した際のユーザPCの
処理手順とその内容を示すフローチャートである。
【図16】 図1に示したシステムにおいてユーザPC
からメインページアクセス要求を受信した際のカスタマ
センタの処理手順とその内容を示すフローチャートであ
る。
【図17】 図1に示したシステムにおいてユーザPC
からユーザ情報を受信した際のカスタマセンタの処理手
順とその内容を示すフローチャートである。
【図18】 図1に示したシステムにおいてユーザPC
から選択機能群を受信した際のカスタマセンタの処理手
順とその内容を示すフローチャートである。
【図19】 図1に示したシステムにおいてユーザPC
から確認選択を受信した際のカスタマセンタの処理手順
とその内容を示すフローチャートである。
【図20】 図1に示したシステムのボタン電話装置の
処理手順とその内容を示すフローチャートである。
【図21】 図1に示したシステムのクレジット会社の
処理手順とその内容を示すフローチャートである。
【図22】 図1に示したユーザPCにおける表示画面
の一例を示す図である。
【図23】 図1に示したユーザPCにおける表示画面
の一例を示す図である。
【図24】 図1に示したボタン電話装置の要部である
機能情報・システムID送受信設定処理部の機能構成を
示すブロック図である。
【図25】 図1に示したボタン電話装置の要部である
機能情報記憶エリア及び機能有効化処理部の機能構成を
示すブロック図である。
【図26】 ボタン電話装置に対し内線端末からコール
ピックアップ要求及びコールフォワード設定要求が送ら
れた場合の動作を説明するための図である。
【図27】 ボタン電話装置に対し保守端末からマルチ
アピアランス設定要求及び内線代表グループ設定要求が
送られた場合の動作を説明するための図である。
【図28】 ボタン電話装置と内線端末との間の発着信
処理動作を説明するための図である。
【図29】 ボタン電話装置におけるコールピックアッ
プ処理を示すシーケンス図である。
【図30】 ボタン電話装置におけるコールピックアッ
プ処理の手順と内容を示すフローチャートである。
【図31】 ボタン電話装置におけるコールフォワード
設定処理を説明するためのシーケンス図である。
【図32】 ボタン電話装置におけるコールフォワード
設定処理の手順と内容を示すフローチャートである。
【図33】 ボタン電話装置におけるマルチアピアラン
ス設定処理を説明するためのシーケンス図である。
【図34】 ボタン電話装置におけるマルチアピアラン
ス設定処理の手順と内容を示すフローチャートである。
【図35】 ボタン電話装置における内線設定処理を説
明するためのシーケンス図である。
【図36】 ボタン電話装置における内線設定処理の手
順と内容を示すフローチャートである。
【図37】 ボタン電話装置における発着信接続処理を
示すシーケンス図である。
【図38】 ボタン電話装置における発着信接続処理の
手順と内容を示すフローチャートである。
【図39】 この発明の第2の実施形態における機能変
更方法を実施するシステムの概略構成図である。
【図40】 第2の実施形態における機能変更方法の概
要を説明するためのシーケンス図である。
【図41】 第2の実施形態における機能変更方法を説
明するための信号シーケンス図である。
【図42】 第2の実施形態における機能変更方法を説
明するための信号シーケンス図である。
【図43】 図39に示したシステム各部の機能構成を
示すブロック図である。
【図44】 図39に示したシステムのカスタマセンタ
の処理手順とその内容を示すフローチャートである。
【図45】 図39に示したシステムにおいてカスタマ
センタから追加機能選択画面を受信した際のユーザPC
の処理手順とその内容を示すフローチャートである。
【図46】 図39に示したシステムにおいてユーザP
Cからユーザ情報を受信した際のカスタマセンタの処理
手順とその内容を示すフローチャートである。
【図47】 図39に示したシステムにおいてユーザP
Cから追加機能の選択結果を受信した際のカスタマセン
タの処理手順とその内容を示すフローチャートである。
【図48】 図39に示したシステムにおいてユーザP
Cから確認選択を受信した際のカスタマセンタの処理手
順とその内容を示すフローチャートである。
【図49】 この発明の第3の実施形態における機能変
更方法を実施するシステムの概略構成図である。
【図50】 第3の実施形態における機能変更方法の概
要を説明するためのシーケンス図である。
【図51】 第3の実施形態における機能変更方法を説
明するための信号シーケンス図である。
【図52】 第3の実施形態における機能変更方法を説
明するための信号シーケンス図である。
【図53】 第3の実施形態における機能変更方法を説
明するための信号シーケンス図である。
【図54】 図49に示したシステム各部の機能構成を
示すブロック図である。
【図55】 図49に示したシステムのカスタマセンタ
の処理手順とその内容を示すフローチャートである。
【図56】 図49に示したシステムのディーラの処理
手順とその内容を示すフローチャートである。
【図57】 図49に示したシステムにおいてユーザP
Cから選択機能群を受信した際のディーラの処理手順と
その内容を示すフローチャートである。
【図58】 図49に示したシステムにおいてユーザP
Cから確認選択を受信した際のディーラの処理手順とそ
の内容を示すフローチャートである。
【図59】 図49に示したシステムにおいてディーラ
から機能追加要求を受信した際のカスタマセンタの処理
手順とその内容を示すフローチャートである。
【図60】 図49に示したシステムにおいてディーラ
から機能ダウンロード要求を受信した際のカスタマセン
タの処理手順とその内容を示すフローチャートである。
【図61】 この発明の第4の実施形態における機能変
更方法を実施するシステムの概略構成図である。
【図62】 第4の実施形態における機能変更方法の概
要を説明するためのシーケンス図である。
【図63】 第4の実施形態における機能変更方法を説
明するための信号シーケンス図である。
【図64】 第4の実施形態における機能変更方法を説
明するための信号シーケンス図である。
【図65】 第4の実施形態における機能変更方法を説
明するための信号シーケンス図である。
【図66】 図61に示したシステム各部の機能構成を
示すブロック図である。
【図67】 図61に示したシステムのカスタマセンタ
の処理手順とその内容を示すフローチャートである。
【図68】 図61に示したシステムにおいてディーラ
から機能追加要求を受信した際のカスタマセンタの処理
手順とその内容を示すフローチャートである。
【図69】 図61に示したシステムにおいてディーラ
から機能ダウンロード要求を受信した際のカスタマセン
タの処理手順とその内容を示すフローチャートである。
【図70】 この発明の第5の実施形態における機能変
更方法を実施するシステムの概略構成図である。
【図71】 第5の実施形態における機能変更方法を説
明するためのシーケンス図である。
【図72】 第5の実施形態における機能変更方法を説
明するためのシーケンス図である。
【図73】 第5の実施形態における機能変更方法を説
明するためのシーケンス図である。
【図74】 図70に示したシステム各部の機能構成を
示すブロック図である。
【図75】 第5の実施形態における機能変更方法の第
1の変形例を説明するためのシーケンス図である。
【図76】 第5の実施形態における機能変更方法の第
1の変形例を説明するためのシーケンス図である。
【図77】 第5の実施形態における機能変更方法の第
1の変形例を説明するためのシーケンス図である。
【図78】 第5の実施形態における機能変更方法の第
2の変形例を説明するためのシーケンス図である。
【図79】 第5の実施形態における機能変更方法の第
2の変形例を説明するためのシーケンス図である。
【図80】 第5の実施形態における機能変更方法の第
2の変形例を説明するためのシーケンス図である。
【図81】 この発明の第6の実施形態における機能変
更方法を実施するシステムの概略構成図である。
【図82】 第6の実施形態における機能変更方法を説
明するためのシーケンス図である。
【図83】 第6の実施形態における機能変更方法を説
明するためのシーケンス図である。
【図84】 第6の実施形態における機能変更方法を説
明するためのシーケンス図である。
【図85】 図81に示したシステム各部の機能構成を
示すブロック図である。
【図86】 第6の実施形態における機能変更方法の第
1の変形例を説明するためのシーケンス図である。
【図87】 第6の実施形態における機能変更方法の第
1の変形例を説明するためのシーケンス図である。
【図88】 第6の実施形態における機能変更方法の第
1の変形例を説明するためのシーケンス図である。
【符号の説明】
CC…カスタマセンタ CSV1…受付/課金サーバ CSV2…ライセンス設定サーバ DB…ユーザデータベース CM…ユーザシステム BT…ボタン電話装置 PC…ユーザの保守用パーソナル・コンピュータ CR…クレジット会社 BK…銀行 DL…ディーラ DSV…受付/課金/伝達サーバ INW…インターネット ISP…プロバイダ PNW…公衆回線網(PSTN)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 3/58 107 G06F 9/06 610L (72)発明者 佐々木 康仁 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 千賀 恵美 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 川内 良弘 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 星川 貴昭 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 飯田 徹 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 船戸 康雄 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 Fターム(参考) 5B076 AA20 BB06 EA18 FC10 5B089 GA11 GB02 JA35 JB15 KA13 KC15 KC51 5K049 AA18 BB05 GG11 HH06 5K101 KK11 MM03 MM07

Claims (55)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信機能を備えた電子機器を所有するユ
    ーザシステムと、当該電子機器の運用支援業務を行うカ
    スタマセンタとの間で、通信ネットワークを介して情報
    の授受を行うことにより前記電子機器の機能変更を行う
    方法であって、 前記ユーザシステムからカスタマセンタに対し、電子機
    器の機能変更内容と、当該電子機器に対し前記通信ネッ
    トワークから割り当てられた加入者情報とを含む機能変
    更要求を送信する過程と、 前記カスタマセンタにおいて、前記機能変更要求に含ま
    れる機能変更内容に基づいて機能変更制御情報を作成
    し、カスタマセンタから該当する電子機器に対し前記通
    信ネットワークを介して前記機能変更制御情報を送信
    し、この機能変更制御情報をもとに当該電子機器の機能
    変更を行う過程とを具備したことを特徴とする電子機器
    の機能変更方法。
  2. 【請求項2】 通信機能を備えた電子機器を所有するユ
    ーザシステムと、当該電子機器の運用支援業務を行うカ
    スタマセンタとの間で、通信ネットワークを介して情報
    の授受を行うことにより前記電子機器の機能変更を行う
    方法であって、 前記ユーザシステムからカスタマセンタに対し、電子機
    器の機能変更内容と、当該電子機器に対し前記通信ネッ
    トワークから割り当てられた加入者情報とを含む機能変
    更要求を送信する過程と、 カスタマセンタにおいて、前記ユーザシステムから到来
    した機能変更要求に含まれる加入者情報をもとに該当す
    る電子機器に対し前記通信ネットワークを介してアクセ
    スし、当該電子機器からその機能を表す情報を取得する
    過程と、 前記電子機器から取得した機能を表す情報と、前記機能
    変更要求に含まれる機能変更内容とに基づいて機能変更
    制御情報を作成し、カスタマセンタから該当する電子機
    器に対し前記通信ネットワークを介して前記機能変更制
    御情報を送信し、この機能変更制御情報をもとに当該電
    子機器の機能変更を行う過程とを具備したことを特徴と
    する電子機器の機能変更方法。
  3. 【請求項3】 通信機能を備えた電子機器を所有するユ
    ーザシステムと、当該電子機器の運用支援業務を行うカ
    スタマセンタとの間を通信ネットワークにより接続し、
    かつ前記ユーザに予め付与した個別識別情報に対応付け
    て、その電子機器に対し前記通信ネットワークから割り
    当てられた加入者情報、電子機器に予め付与した秘密の
    機器識別情報及び電子機器の機能を表す情報をそれぞれ
    格納したユーザデータベースを備えたシステムにおい
    て、前記ユーザシステムとカスタマセンタとの間で情報
    の授受を行うことにより前記電子機器の機能変更を行う
    方法であって、 前記ユーザシステムからカスタマセンタに対し、電子機
    器の機能変更内容と、ユーザ自身の個別識別情報とを含
    む機能変更要求を送信する過程と、 カスタマセンタにおいて、前記ユーザシステムから到来
    した機能変更要求に含まれるユーザの個別識別情報をも
    とに、前記ユーザデータベースから対応する電子機器の
    加入者情報及び機能を表す情報をそれぞれ読み出す過程
    と、 前記ユーザデータベースから読み出した機能を表す情報
    と、前記機能変更要求に含まれる機能変更内容とに基づ
    いて機能変更制御情報を作成し、前記ユーザデータベー
    スから読み出した電子機器の加入者情報をもとにカスタ
    マセンタから該当する電子機器に対し前記通信ネットワ
    ークを介してアクセスして前記機能変更制御情報を送信
    し、この機能変更制御情報をもとに当該電子機器の機能
    変更を行う過程とを具備したことを特徴とする電子機器
    の機能変更方法。
  4. 【請求項4】 通信機能を備えた電子機器を所有するユ
    ーザシステムと、当該電子機器の運用支援業務を行うカ
    スタマセンタと、前記ユーザシステムとカスタマセンタ
    との間で支援業務の仲介を行うディーラシステムとの間
    で、通信ネットワークを介して情報の授受を行うことに
    より前記電子機器の機能変更を行う方法であって、 前記ユーザシステムからディーラシステムに対し、電子
    機器の機能変更内容と、当該電子機器に対し前記通信ネ
    ットワークから割り当てられた加入者情報とを含む機能
    変更要求を送信する過程と、 前記ユーザシステムから到来した機能変更要求を、ディ
    ーラシステムからカスタマセンタへ転送する過程と、 カスタマセンタにおいて、前記ディーラシステムから転
    送された機能変更要求に含まれる機能変更内容に基づい
    て機能変更制御情報を作成し、カスタマセンタから該当
    する電子機器に対し前記通信ネットワークを介して機能
    変更制御情報を送信して、この機能変更制御情報をもと
    に当該電子機器における機能変更を行う過程とを具備し
    たことを特徴とする電子機器の機能変更方法。
  5. 【請求項5】 通信機能を備えた電子機器を所有するユ
    ーザシステムと、当該電子機器の運用支援業務を行うカ
    スタマセンタと、前記ユーザシステムとカスタマセンタ
    との間で支援業務の仲介を行うディーラシステムとの間
    で、通信ネットワークを介して情報の授受を行うことに
    より前記電子機器の機能変更を行う方法であって、 前記ユーザシステムからディーラシステムに対し、電子
    機器の機能変更内容と、当該電子機器に対し前記通信ネ
    ットワークから割り当てられた加入者情報とを含む機能
    変更要求を送信する過程と、 前記ユーザシステムから到来した機能変更要求を、ディ
    ーラシステムからカスタマセンタへ転送する過程と、 カスタマセンタにおいて、前記ディーラシステムから転
    送された機能変更要求に含まれる加入者情報をもとに該
    当する電子機器に対し前記通信ネットワークを介してア
    クセスし、当該電子機器からその機能を表す情報を取得
    する過程と、 前記電子機器から取得した機能を表す情報と、前記機能
    変更要求に含まれる機能変更内容とに基づいて機能変更
    制御情報を作成し、カスタマセンタから該当する電子機
    器に対し前記通信ネットワークを介して機能変更制御情
    報を送信して、この機能変更制御情報をもとに当該電子
    機器における機能変更を行う過程とを具備したことを特
    徴とする電子機器の機能変更方法。
  6. 【請求項6】通信機能を備えた電子機器を所有するユー
    ザシステムと、当該電子機器の運用支援業務を行うカス
    タマセンタと、前記ユーザシステムとカスタマセンタと
    の間で支援業務の仲介を行うディーラシステムとの間
    で、通信ネットワークを介して情報の授受を行うことに
    より前記電子機器の機能変更を行う方法であって、 前記ユーザシステムからディーラシステムに対し、電子
    機器の機能変更内容と、当該電子機器に対し前記通信ネ
    ットワークから割り当てられた加入者情報とを含む機能
    変更要求を送信する過程と、 前記ユーザシステムから到来した機能変更要求を、ディ
    ーラシステムからカスタマセンタへ転送する過程と、 カスタマセンタにおいて、前記ディーラシステムから転
    送された機能変更要求に含まれる加入者情報をもとに該
    当する電子機器に対し前記通信ネットワークを介してア
    クセスし、当該電子機器からその機能を表す情報を取得
    する過程と、 前記電子機器から取得した機能を表す情報及び前記機能
    変更要求を、カスタマセンタからディーラシステムへ転
    送する過程と、 ディーラシステムにおいて、前記カスタマセンタから転
    送された機能を表す情報と、前記機能変更要求に含まれ
    る機能変更内容とに基づいて機能変更制御情報を作成
    し、前記機能変更要求に含まれる電子機器の加入者情報
    をもとに該当する電子機器に対し前記通信ネットワーク
    を介して機能変更制御情報を送信して、この機能変更制
    御情報をもとに当該電子機器における機能変更を行う過
    程とを具備したことを特徴とする電子機器の機能変更方
    法。
  7. 【請求項7】 通信機能を備えた電子機器を所有するユ
    ーザシステムと、当該電子機器の運用支援業務を行うカ
    スタマセンタと、前記ユーザシステムとカスタマセンタ
    との間で支援業務の仲介を行うディーラシステムとの間
    で、通信ネットワークを介して情報の授受を行うことに
    より前記電子機器の機能変更を行う方法であって、 前記ユーザシステムからカスタマセンタに対し、電子機
    器の機能変更内容と、当該電子機器に対し前記通信ネッ
    トワークから割り当てられた加入者情報とを含む機能変
    更要求を送信する過程と、 カスタマセンタにおいて、前記ユーザシステムから到来
    した機能変更要求に含まれる加入者情報をもとに該当す
    る電子機器に対し前記通信ネットワークを介してアクセ
    スし、当該電子機器からその機能を表す情報を取得する
    過程と、 前記電子機器から取得した機能を表す情報と、前記機能
    変更要求とを、前記カスタマセンタからディーラシステ
    ムへ転送する過程と、 ディーラシステムにおいて、前記カスタマセンタから転
    送された機能を表す情報と、前記機能変更要求に含まれ
    る機能変更内容とに基づいて機能変更制御情報を作成
    し、ディーラシステムから該当する電子機器に対し前記
    通信ネットワークを介して機能変更制御情報を送信し
    て、この機能変更制御情報をもとに当該電子機器におけ
    る機能変更を行う過程とを具備したことを特徴とする電
    子機器の機能変更方法。
  8. 【請求項8】 通信機能を備えた電子機器を所有するユ
    ーザシステムと、当該電子機器の運用支援業務を行うカ
    スタマセンタと、前記ユーザシステムとカスタマセンタ
    との間で支援業務の仲介を行うディーラシステムとの間
    を通信ネットワークにより接続し、かつ前記ユーザに予
    め付与された個別識別情報に対応付けて、その電子機器
    に対し前記通信ネットワークから割り当てられた加入者
    情報、電子機器に予め付与した秘密の機器識別情報及び
    電子機器の機能を表す情報をそれぞれ格納したユーザデ
    ータベースを備えたシステムにおいて、前記ユーザシス
    テム、ディーラシステム及びカスタマセンタの間で情報
    の授受を行うことにより前記電子機器の機能変更を行う
    方法であって、 前記ユーザシステムからディーラシステムに対し、電子
    機器の機能変更内容と、ユーザ自身の個別識別情報とを
    含む機能変更要求を送信する過程と、 前記ユーザシステムから到来した機能変更要求を、ディ
    ーラシステムからカスタマセンタへ転送する過程と、 カスタマセンタにおいて、前記ユーザシステムから到来
    した機能変更要求に含まれるユーザの個別識別情報をも
    とに、前記ユーザデータベースから対応する電子機器の
    加入者情報及び機能を表す情報をそれぞれ読み出す過程
    と、 前記ユーザデータベースから読み出した機能を表す情報
    と、前記機能変更要求に含まれる機能変更内容とに基づ
    いて機能変更制御情報を作成し、前記ユーザデータベー
    スから読み出した電子機器の加入者情報をもとにカスタ
    マセンタから該当する電子機器に対し前記通信ネットワ
    ークを介してアクセスして前記機能変更制御情報を送信
    し、この機能変更制御情報をもとに当該電子機器におけ
    る機能変更を行う過程とを具備したことを特徴とする電
    子機器の機能変更方法。
  9. 【請求項9】 通信機能を備えた電子機器を所有するユ
    ーザシステムと、当該電子機器の運用支援業務を行うカ
    スタマセンタと、前記ユーザシステムとカスタマセンタ
    との間で支援業務の仲介を行うディーラシステムとの間
    を通信ネットワークにより接続し、かつ前記ユーザに予
    め付与された個別識別情報に対応付けて、その電子機器
    に対し前記通信ネットワークから割り当てられた加入者
    情報、電子機器に予め付与した秘密の機器識別情報及び
    電子機器の機能を表す情報をそれぞれ格納したユーザデ
    ータベースを備えたシステムにおいて、前記ユーザシス
    テム、ディーラシステム及びカスタマセンタの間で情報
    の授受を行うことにより前記電子機器の機能変更を行う
    方法であって、 前記ユーザシステムからディーラシステムに対し、電子
    機器の機能変更内容と、ユーザ自身の個別識別情報とを
    含む機能変更要求を送信する過程と、 前記ユーザシステムから到来した機能変更要求を、ディ
    ーラシステムからカスタマセンタへ転送する過程と、 カスタマセンタにおいて、前記ディーラシステムから到
    来した機能変更要求に含まれるユーザの個別識別情報を
    もとに、前記ユーザデータベースから対応する電子機器
    の加入者情報及び機能を表す情報をそれぞれ読み出す過
    程と、 前記ユーザデータベースから読み出した電子機器の加入
    者情報及び機能を表す情報と、前記機能変更要求とを、
    カスタマセンタからディーラシステムへ転送する過程
    と、 ディーラシステムにおいて、前記カスタマセンタから転
    送された機能を表す情報と、前記機能変更要求に含まれ
    る機能変更内容とに基づいて機能変更制御情報を作成
    し、前記カスタマセンタから転送された電子機器の加入
    者情報をもとに該当する電子機器に対し前記通信ネット
    ワークを介してアクセスして前記機能変更制御情報を送
    信し、この機能変更制御情報をもとに当該電子機器にお
    ける機能変更を行う過程とを具備したことを特徴とする
    電子機器の機能変更方法。
  10. 【請求項10】 通信機能を備えた電子機器を所有する
    ユーザシステムと、当該電子機器の運用支援業務を行う
    カスタマセンタと、前記ユーザシステムとカスタマセン
    タとの間で支援業務の仲介を行うディーラシステムとの
    間を通信ネットワークにより接続し、かつ前記ユーザに
    予め付与された個別識別情報に対応付けて、その電子機
    器に対し前記通信ネットワークから割り当てられた加入
    者情報、電子機器に予め付与した秘密の機器識別情報及
    び電子機器の機能を表す情報をそれぞれ格納したユーザ
    データベースを備えたシステムにおいて、前記ユーザシ
    ステム、ディーラシステム及びカスタマセンタの間で情
    報の授受を行うことにより前記電子機器の機能変更を行
    う方法であって、 前記ユーザシステムからカスタマセンタに対し、電子機
    器の機能変更内容と、ユーザ自身の個別識別情報とを含
    む機能変更要求を送信する過程と、 カスタマセンタにおいて、前記ユーザシステムから到来
    した機能変更要求に含まれるユーザの個別識別情報をも
    とに、前記ユーザデータベースから対応する電子機器の
    加入者情報及び機能を表す情報をそれぞれ読み出す過程
    と、 前記ユーザシステムから到来した機能変更要求、前記ユ
    ーザデータベースから読み出した電子機器の加入者情報
    及び機能を表す情報を、カスタマセンタからディーラシ
    ステムへ転送する過程と、 ディーラシステムにおいて、前記カスタマセンタから転
    送された機能を表す情報と、前記機能変更要求に含まれ
    る機能変更内容とに基づいて機能変更制御情報を作成
    し、前記カスタマセンタから転送された電子機器の加入
    者情報をもとに該当する電子機器に対し前記通信ネット
    ワークを介してアクセスして前記機能変更制御情報を送
    信し、この機能変更制御情報をもとに当該電子機器にお
    ける機能変更を行う過程とを具備したことを特徴とする
    電子機器の機能変更方法。
  11. 【請求項11】 前記カスタマセンタと代金決済機関と
    の間が通信ネットワークを介して接続可能な場合に、 ユーザシステムからカスタマセンタに対しユーザの口座
    識別情報を送信する過程と、 前記ユーザシステムの電子機器に対する機能変更の終了
    後に、前記カスタマセンタと前記代金決済機関との間で
    通信ネットワークを介して、機能変更に要した代金をユ
    ーザの口座から引き落とすための決済処理を実行する過
    程とを、さらに具備したことを特徴とする請求項1乃至
    10のいずれかに記載の電子機器の機能変更方法。
  12. 【請求項12】 前記ディーラシステムと代金決済機関
    との間が通信ネットワークを介して接続可能な場合に、 ユーザシステムからディーラシステムに対しユーザの口
    座識別情報を送信する過程と、 前記電子機器に対する機能変更の終了後に、前記ディー
    ラシステムと前記代金決済機関との間で通信ネットワー
    クを介して、機能変更に要した代金をユーザの口座から
    引き落とすための決済処理を実行する過程とを、さらに
    具備したことを特徴とする請求項4乃至10のいずれか
    に記載の電子機器の機能変更方法。
  13. 【請求項13】 前記カスタマセンタと代金決済機関と
    の間が通信ネットワークを介して接続可能な場合に、 ユーザシステムからカスタマセンタに対しユーザの口座
    識別情報を送信する過程と、 前記ユーザシステムの電子機器に対する機能変更の終了
    後に、前記カスタマセンタと前記代金決済機関との間で
    通信ネットワークを介して、機能変更に要した代金をユ
    ーザの口座から引き落とすための決済処理を実行する過
    程と、 取得したユーザの口座識別情報をもとに、カスタマセン
    タから前記代金決済機関に対し前記通信ネットワークを
    介してユーザの正当性を問い合わせる過程と、 カスタマセンタにおいて、前記問い合わせの結果をもと
    に機能変更を許可できるかどうかを判定し、機能変更を
    許可できると判定した場合にのみ該当する電子機器に対
    する機能変更を許可する過程とを、さらに具備したこと
    を特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の電子
    機器の機能変更方法。
  14. 【請求項14】 前記ディーラシステムと代金決済機関
    との間が通信ネットワークを介して接続可能な場合に、 ユーザシステムからディーラシステムに対しユーザの口
    座識別情報を送信する過程と、 前記電子機器に対する機能変更の終了後に、前記ディー
    ラシステムと前記代金決済機関との間で通信ネットワー
    クを介して、機能変更に要した代金をユーザの口座から
    引き落とすための決済処理を実行する過程と、 取得したユーザの口座識別情報をもとに、ディーラシス
    テムから前記代金決済機関に対し前記通信ネットワーク
    を介してユーザの正当性を問い合わせる過程と、 ディーラシステムにおいて、前記問い合わせの結果をも
    とに機能変更を許可できるかどうかを判定し、機能変更
    を許可できると判定した場合にのみ機能変更を可能にす
    る過程とを、さらに具備したことを特徴とする請求項4
    乃至10のいずれかに記載の電子機器の機能変更方法。
  15. 【請求項15】 前記電子機器から、その機能を表す情
    報と共に、当該電子機器に予め付与した機器識別情報を
    カスタマセンタが取得する過程をさらに具備し、 前記機能変更情報を送信する過程は、この取得した機器
    識別情報を用いて前記機能変更制御情報を暗号化し、こ
    の暗号化された機能変更制御情報をカスタマセンタから
    電子機器へ送信し、このカスタマセンタから送られた機
    能変更制御情報を電子機器が自己の機器識別情報を用い
    て復号し、この復号した機能変更制御情報に従い機能変
    更を許可することを特徴とする請求項2又は5又は6又
    は7記載の電子機器の機能変更方法。
  16. 【請求項16】 カスタマセンタにおいて、前記ユーザ
    の個別識別情報をもとに、前記ユーザデータベースから
    対応する電子機器の機器識別情報を読み出す過程をさら
    に具備し、 前記機能変更情報を送信する過程は、前記ユーザデータ
    ベースから読み出された機器識別情報を用いて前記機能
    変更制御情報を暗号化して、この暗号化された機能変更
    制御情報をカスタマセンタから電子機器へ送信し、この
    カスタマセンタから送られた機能変更制御情報を電子機
    器が自己の機器識別情報を用いて復号して、この復号し
    た機能変更制御情報に従い機能変更を許可することを特
    徴とする請求項3又は8又は9又は10記載の電子機器
    の機能変更方法。
  17. 【請求項17】 カスタマセンタにおいて、電子機器か
    ら取得した機能を表す情報と、機能変更要求に含まれる
    機能変更内容とをもとに、ユーザシステムから要求され
    た機能変更の可否を判定する過程をさらに具備し、 前記電子機器の機能変更を行う過程は、前記判定過程に
    より機能変更が可能と判定された場合に、カスタマセン
    タから該当する電子機器に対し通信ネットワークを介し
    て機能変更制御情報を送信し、この機能変更制御情報を
    もとに当該電子機器の機能変更を行うことを特徴とする
    請求項2又は5又は6又は7記載の電子機器の機能変更
    方法。
  18. 【請求項18】 カスタマセンタにおいて、前記ユーザ
    データベースから読み出した機能を表す情報と、前記機
    能変更要求に含まれる機能変更内容とをもとに、要求さ
    れた機能変更の可否を判定する過程をさらに具備し、 前記電子機器の機能変更処理を行う過程は、前記判定過
    程により機能変更が可能と判定された場合に、前記ユー
    ザデータベースから読み出した電子機器の加入者情報を
    もとに、カスタマセンタから該当する電子機器に対し前
    記通信ネットワークを介してアクセスして機能変更制御
    情報を送信し、この機能変更制御情報をもとに当該電子
    機器の機能変更を行うことを特徴とする請求項3又は8
    又は9又は10記載の電子機器の機能変更方法。
  19. 【請求項19】 カスタマセンタにおいて、電子機器か
    ら取得した機能を表す情報と、機能変更要求に含まれる
    機能変更内容とをもとに、ユーザシステムから要求され
    た機能変更の可否を判定する過程と、 ユーザシステムから要求された機能変更の可否の判定結
    果を、カスタマセンタから通信ネットワークを介してユ
    ーザシステムに通知する過程とを、さらに具備したこと
    を特徴とする請求項2記載の電子機器の機能変更方法。
  20. 【請求項20】 カスタマセンタにおいて、電子機器か
    ら取得した機能を表す情報と、機能変更要求に含まれる
    機能変更内容とをもとに、ユーザシステムから要求され
    た機能変更の可否を判定する過程と、 ユーザシステムから要求された機能変更の可否の判定結
    果を、カスタマセンタから通信ネットワークを介して前
    記ディーラシステムに転送し、ディーラシステムが前記
    判定結果を通信ネットワークを介して要求元のユーザシ
    ステムに通知する過程とを、さらに具備したことを特徴
    とする請求項5又は6又は7記載の電子機器の機能変更
    方法。
  21. 【請求項21】 カスタマセンタにおいて、前記ユーザ
    データベースから読み出した機能を表す情報と、前記機
    能変更要求に含まれる機能変更内容とをもとに、要求さ
    れた機能変更の可否を判定する過程と、 ユーザシステムから要求された機能変更の可否の判定結
    果を、カスタマセンタから通信ネットワークを介してユ
    ーザシステムに通知する過程とを、さらに具備したこと
    を特徴とする請求項3記載の電子機器の機能変更方法。
  22. 【請求項22】 カスタマセンタにおいて、前記ユーザ
    データベースから読み出した機能を表す情報と、前記機
    能変更要求に含まれる機能変更内容とをもとに、要求さ
    れた機能変更の可否を判定する過程と、 ユーザシステムから要求された機能変更の可否の判定結
    果を、カスタマセンタから通信ネットワークを介して前
    記ディーラシステムに転送し、ディーラシステムが前記
    判定結果を通信ネットワークを介して要求元のユーザシ
    ステムに通知する過程とを、さらに具備したことを特徴
    とする請求項8又は9又は10記載の電子機器の機能変
    更方法。
  23. 【請求項23】 前記電子機器に対する機能の変更処理
    の終了後に、前記ユーザデータベース中の該当するユー
    ザシステムに対応する電子機器の機能を表す情報を更新
    する過程を、さらに具備したことを特徴とする請求項3
    又は8又は9又は10記載の電子機器の機能変更方法。
  24. 【請求項24】 前記電子機器が、予め備えているすべ
    ての機能のうちの少なくとも一部について有効/無効を
    表す設定情報を記憶した機能テーブルを有している場合
    に、 前記電子機器の機能を変更する過程は、前記電子機器に
    送った機能変更制御情報の内容に応じて、前記機能テー
    ブル中の該当する機能の設定情報を変更することを特徴
    とする請求項1乃至10のいずれかに記載の電子機器の
    機能変更方法。
  25. 【請求項25】 通信機能を有する電子機器を備えたユ
    ーザシステムに対し通信ネットワークを介して接続さ
    れ、前記ユーザシステムとの間で情報の授受を行うこと
    により前記電子機器の機能変更を行うカスタマセンタで
    あって、 前記ユーザシステムから送信された、電子機器の機能変
    更内容と、当該電子機器に対し前記通信ネットワークか
    ら割り当てられた加入者情報とを含む機能変更要求を受
    信する機能変更要求受信手段と、 この機能変更要求受信手段により受信した前記機能変更
    要求に含まれる機能変更内容に基づいて機能変更制御情
    報を作成する作成手段と、 この作成手段により作成された機能変更制御情報を、該
    当する電子機器に対し前記通信ネットワークを介して送
    信して、この機能変更制御情報をもとに当該電子機器の
    機能変更処理を行わせる機能変更制御手段とを具備した
    ことを特徴とするカスタマセンタ。
  26. 【請求項26】 通信機能を有する電子機器を備えたユ
    ーザシステムに対し通信ネットワークを介して接続さ
    れ、前記ユーザシステムとの間で情報の授受を行うこと
    により前記電子機器の機能変更を行うカスタマセンタで
    あって、 前記ユーザシステムから送信された、電子機器の機能変
    更内容と、当該電子機器に対し前記通信ネットワークか
    ら割り当てられた加入者情報とを含む機能変更要求を受
    信する機能変更要求受信手段と、 この機能変更要求受信手段により受信された機能変更要
    求に含まれる加入者情報をもとに、該当する電子機器に
    対し前記通信ネットワークを介してアクセスし、当該電
    子機器からその機能を表す情報を取得する機能情報取得
    手段と、 この機能情報取得手段により取得した機能を表す情報
    と、前記機能変更要求に含まれる機能変更内容とに基づ
    いて機能変更制御情報を作成する作成手段と、 この作成手段により作成された機能変更制御情報を、該
    当する電子機器に対し前記通信ネットワークを介して送
    信して、この機能変更制御情報をもとに当該電子機器の
    機能変更処理を行わせる機能変更制御手段とを具備した
    ことを特徴とするカスタマセンタ。
  27. 【請求項27】 通信機能を有する電子機器を備えたユ
    ーザシステムに対し通信ネットワークを介して接続さ
    れ、前記ユーザシステムとの間で情報の授受を行うこと
    により前記電子機器の機能変更を行うカスタマセンタで
    あって、 前記ユーザシステムに予め付与した個別識別情報に対応
    付けて、その電子機器に対し前記通信ネットワークから
    割り当てられた加入者情報、電子機器に予め付与した秘
    密の機器識別情報及び電子機器の機能を表す情報をそれ
    ぞれ格納したユーザデータベースと、 前記ユーザシステムから送られた、電子機器の機能変更
    内容と、ユーザシステムの個別識別情報とを含む機能変
    更要求を受信する機能変更要求受信手段と、 この機能変更要求受信手段により受信された機能変更要
    求に含まれるユーザシステムの個別識別情報をもとに、
    前記ユーザデータベースから対応する電子機器の加入者
    情報及び機能を表す情報をそれぞれ読み出す読み出し手
    段と、 前記ユーザデータベースから読み出した機能を表す情報
    と、前記機能変更要求に含まれる機能変更内容とに基づ
    いて機能変更制御情報を作成する作成手段と、 前記ユーザデータベースから読み出した電子機器の加入
    者情報をもとに該当する電子機器に対し前記通信ネット
    ワークを介してアクセスすることで、前記作成手段によ
    り作成された機能変更制御情報を送信し、この機能変更
    制御情報をもとに当該電子機器の機能変更処理を行わせ
    る機能変更制御手段とを具備したことを特徴とするカス
    タマセンタ。
  28. 【請求項28】 通信機能を有する電子機器を備えたユ
    ーザシステム及びディーラシステムに対し通信ネットワ
    ークを介して接続され、前記ユーザシステムとの間でデ
    ィーラシステムを介して情報の授受を行うことにより前
    記電子機器の機能変更を行うカスタマセンタであって、 前記ユーザシステムから前記ディーラシステムを介して
    送られた、電子機器の機能変更内容と、当該電子機器に
    対し前記通信ネットワークから割り当てられた加入者情
    報とを含む機能変更要求を受信する機能変更要求受信手
    段と、 この機能変更要求受信手段により受信された前記機能変
    更要求に含まれる機能変更内容とに基づいて機能変更制
    御情報を作成する作成手段と、 この作成手段により作成された機能変更制御情報を、該
    当する電子機器に対し前記通信ネットワークを介して送
    信して、この機能変更制御情報をもとに当該電子機器に
    おける機能変更処理を行わせる機能変更制御手段とを具
    備したことを特徴とするカスタマセンタ。
  29. 【請求項29】 通信機能を有する電子機器を備えたユ
    ーザシステム及びディーラシステムに対し通信ネットワ
    ークを介して接続され、前記ユーザシステムとの間でデ
    ィーラシステムを介して情報の授受を行うことにより前
    記電子機器の機能変更を行うカスタマセンタであって、 前記ユーザシステムから前記ディーラシステムを介して
    送られた、電子機器の機能変更内容と、当該電子機器に
    対し前記通信ネットワークから割り当てられた加入者情
    報とを含む機能変更要求を受信する機能変更要求受信手
    段と、 この機能変更要求受信手段により受信された機能変更要
    求に含まれる加入者情報をもとに、該当する電子機器に
    対し前記通信ネットワークを介してアクセスし、当該電
    子機器からその機能を表す情報を取得する機能情報取得
    手段と、 この機能情報取得手段により取得された電子機器の機能
    を表す情報と、前記機能変更要求に含まれる機能変更内
    容とに基づいて機能変更制御情報を作成する作成手段
    と、 この作成手段により作成された機能変更制御情報を、該
    当する電子機器に対し前記通信ネットワークを介して送
    信して、この機能変更制御情報をもとに当該電子機器に
    おける機能変更処理を行わせる機能変更制御手段とを具
    備したことを特徴とするカスタマセンタ。
  30. 【請求項30】 通信機能を有する電子機器を備えたユ
    ーザシステム及びディーラシステムに対し通信ネットワ
    ークを介して接続され、前記ユーザシステムとの間でデ
    ィーラシステムを介して情報の授受を行うことにより前
    記電子機器の機能変更を行うカスタマセンタであって、 前記ユーザシステムから前記ディーラシステムを介して
    送られた、電子機器の機能変更内容と、当該電子機器に
    対し前記通信ネットワークから割り当てられた加入者情
    報とを含む機能変更要求を受信する機能変更要求受信手
    段と、 この機能変更要求受信手段により受信された機能変更要
    求に含まれる加入者情報をもとに、該当する電子機器に
    対し前記通信ネットワークを介してアクセスし、当該電
    子機器からその機能を表す情報を取得する機能情報取得
    手段と、 この機能情報取得手段により前記電子機器から取得した
    機能を表す情報と、前記機能変更要求とを、ディーラシ
    ステムへ転送する情報転送手段とを具備したことを特徴
    とするカスタマセンタ。
  31. 【請求項31】 通信機能を有する電子機器を備えたユ
    ーザシステム及びディーラシステムに対し通信ネットワ
    ークを介して接続され、前記ユーザシステムとの間でデ
    ィーラシステムを介して情報の授受を行うことにより前
    記電子機器の機能変更を行うカスタマセンタであって、 前記ユーザシステムから送られた、電子機器の機能変更
    内容と、当該電子機器に対し前記通信ネットワークから
    割り当てられた加入者情報とを含む機能変更要求を受信
    する機能変更要求受信手段と、 この機能変更要求受信手段により受信された機能変更要
    求に含まれる加入者情報をもとに、該当する電子機器に
    対し前記通信ネットワークを介してアクセスし、当該電
    子機器からその機能を表す情報を取得する機能情報取得
    手段と、 この機能情報取得手段により前記電子機器から取得した
    機能を表す情報と、前記機能変更要求とを、ディーラシ
    ステムへ転送する情報転送手段とを具備したことを特徴
    とするカスタマセンタ。
  32. 【請求項32】 通信機能を有する電子機器を備えたユ
    ーザシステム及びディーラシステムに対し通信ネットワ
    ークを介して接続され、前記ユーザシステムとの間でデ
    ィーラシステムを介して情報の授受を行うことにより前
    記電子機器の機能変更を行うカスタマセンタであって、 前記ユーザシステムに予め付与した個別識別情報に対応
    付けて、その電子機器に対し前記通信ネットワークから
    割り当てられた加入者情報、電子機器に予め付与した秘
    密の機器識別情報及び電子機器の機能を表す情報をそれ
    ぞれ格納したユーザデータベースと、 前記ユーザシステムから前記ディーラシステムを介して
    送られた、電子機器の機能変更内容と、ユーザシステム
    の個別識別情報とを含む機能変更要求を受信する機能変
    更要求受信手段と、 この機能変更要求受信手段により受信された機能変更要
    求に含まれるユーザシステムの個別識別情報をもとに、
    前記ユーザデータベースから対応する電子機器の加入者
    情報及び機能を表す情報をそれぞれ読み出す読み出し手
    段と、 前記ユーザデータベースから読み出した機能を表す情報
    と、前記機能変更要求に含まれる機能変更内容とに基づ
    いて機能変更制御情報を作成する作成手段と、 前記ユーザデータベースから読み出した電子機器の加入
    者情報をもとに該当する電子機器に対し前記通信ネット
    ワークを介してアクセスすることで、前記作成手段によ
    り作成された機能変更制御情報を送信し、この機能変更
    制御情報をもとに当該電子機器の機能変更処理を行わせ
    る機能変更制御手段とを具備したことを特徴とするカス
    タマセンタ。
  33. 【請求項33】 通信機能を有する電子機器を備えたユ
    ーザシステム及びディーラシステムに対し通信ネットワ
    ークを介して接続され、前記ユーザシステムとの間でデ
    ィーラシステムを介して情報の授受を行うことにより前
    記電子機器の機能変更を行うカスタマセンタであって、 前記ユーザシステムに予め付与した個別識別情報に対応
    付けて、その電子機器に対し前記通信ネットワークから
    割り当てられた加入者情報、電子機器に予め付与した秘
    密の機器識別情報及び電子機器の機能を表す情報をそれ
    ぞれ格納したユーザデータベースと、 前記ユーザシステムから前記ディーラシステムを介して
    送られた、電子機器の機能変更内容と、ユーザシステム
    の個別識別情報とを含む機能変更要求を受信する機能変
    更要求受信手段と、 この機能変更要求受信手段により受信された機能変更要
    求に含まれるユーザシステムの個別識別情報をもとに、
    前記ユーザデータベースから対応する電子機器の加入者
    情報及び機能を表す情報をそれぞれ読み出す読み出し手
    段と、 この読み出し手段により前記ユーザデータベースから読
    み出した電子機器の加入者情報及び機能を表す情報と、
    前記機能変更要求とをディーラシステムへ転送する情報
    転送手段とを具備したことを特徴とするカスタマセン
    タ。
  34. 【請求項34】 通信機能を有する電子機器を備えたユ
    ーザシステム及びディーラシステムに対し通信ネットワ
    ークを介して接続され、前記ユーザシステムとの間でデ
    ィーラシステムを介して情報の授受を行うことにより前
    記電子機器の機能変更を行うカスタマセンタであって、 前記ユーザシステムに予め付与した個別識別情報に対応
    付けて、その電子機器に対し前記通信ネットワークから
    割り当てられた加入者情報、電子機器に予め付与した秘
    密の機器識別情報及び電子機器の機能を表す情報をそれ
    ぞれ格納したユーザデータベースと、 前記ユーザシステムから送られた、電子機器の機能変更
    内容と、ユーザシステムの個別識別情報とを含む機能変
    更要求を受信する機能変更要求受信手段と、 この機能変更要求受信手段により受信された機能変更要
    求に含まれるユーザシステムの個別識別情報をもとに、
    前記ユーザデータベースから対応する電子機器の加入者
    情報及び機能を表す情報をそれぞれ読み出す読み出し手
    段と、 この読み出し手段により前記ユーザデータベースから読
    み出した電子機器の加入者情報及び機能を表す情報と、
    前記機能変更要求とをディーラシステムへ転送する情報
    転送手段とを具備したことを特徴とするカスタマセン
    タ。
  35. 【請求項35】 代金決済機関に対し通信ネットワーク
    を介して接続可能な場合に、 前記機能変更制御手段による電子機器に対する機能変更
    制御の実行終了後に、前記代金決済機関との間で通信ネ
    ットワークを介して、機能変更に要した代金をユーザシ
    ステムに対応する口座から引き落とすための決済処理を
    実行する手段を、さらに具備したことを特徴とする請求
    項25乃至34のいずれかに記載のカスタマセンタ。
  36. 【請求項36】 代金決済機関に対し通信ネットワーク
    を介して接続可能な場合に、 ユーザシステムからユーザの口座識別情報を受信する口
    座識別情報受信手段と、この口座識別情報受信手段によ
    りユーザシステムから受信したユーザの口座識別情報を
    もとに、前記代金決済機関に対し前記通信ネットワーク
    を介してユーザシステムの正当性を問い合わせる問い合
    わせ手段と、 前記問い合わせの結果をもとに機能変更を許可できるか
    どうかを判定し、機能変更を許可できると判定した場合
    にのみ該当する電子機器に対する機能変更処理の実行を
    許可する手段とを、さらに具備したことを特徴とする請
    求項25乃至34のいずれかに記載のカスタマセンタ。
  37. 【請求項37】 前記電子機器から、その機能を表す情
    報と共に、当該電子機器に予め付与した機器識別情報を
    取得する手段をさらに具備し、 前記機能変更制御手段は、この取得した機器識別情報を
    用いて前記機能変更制御情報を暗号化し、この暗号化さ
    れた機能変更制御情報を電子機器へ送信することを特徴
    とする請求項26又は29記載のカスタマセンタ。
  38. 【請求項38】 前記ユーザシステムから送られた個別
    識別情報をもとに、前記ユーザデータベースから対応す
    る電子機器の機器識別情報を読み出す手段をさらに具備
    し、 前記機能変更制御手段は、前記ユーザデータベースから
    読み出された機器識別情報を用いて前記機能変更制御情
    報を暗号化して、この暗号化された機能変更制御情報を
    電子機器へ送信することを特徴とする請求項27又は3
    2記載のカスタマセンタ。
  39. 【請求項39】 前記電子機器から取得した機能を表す
    情報と、機能変更要求に含まれる機能変更内容とをもと
    に、ユーザシステムから要求された機能変更の可否を判
    定する判定手段をさらに具備し、 前記機能変更制御手段は、前記判定手段により機能変更
    が可能と判定された場合に、該当する電子機器に対し通
    信ネットワークを介して機能変更制御情報を送信し、こ
    の機能変更制御情報をもとに当該電子機器の機能変更処
    理を行わせることを特徴とする請求項26又は29記載
    のカスタマセンタ。
  40. 【請求項40】 前記ユーザデータベースから読み出し
    た機能を表す情報と、前記機能変更要求に含まれる機能
    変更内容とをもとに、要求された機能変更の可否を判定
    する判定手段をさらに具備し、 前記機能変更制御手段は、前記判定手段により機能変更
    が可能と判定された場合に、前記ユーザデータベースか
    ら読み出した電子機器の加入者情報をもとに、該当する
    電子機器に対し前記通信ネットワークを介してアクセス
    して機能変更制御情報を送信し、この機能変更制御情報
    をもとに当該電子機器の機能変更処理を行わせることを
    特徴とする請求項27又は32記載のカスタマセンタ。
  41. 【請求項41】 前記電子機器から取得した機能を表す
    情報と、機能変更要求に含まれる機能変更内容とをもと
    に、ユーザシステムから要求された機能変更の可否を判
    定する判定手段と、 ユーザシステムから要求された機能変更の可否の判定結
    果を、通信ネットワークを介してユーザシステムに通知
    する手段とを、さらに具備したことを特徴とする請求項
    26記載のカスタマセンタ。
  42. 【請求項42】 前記ユーザデータベースから読み出し
    た機能を表す情報と、前記機能変更要求に含まれる機能
    変更内容とをもとに、要求された機能変更の可否を判定
    する判定手段と、 ユーザシステムから要求された機能変更の可否の判定結
    果を、通信ネットワークを介してユーザシステムに通知
    する手段とを、さらに具備したことを特徴とする請求項
    27記載のカスタマセンタ。
  43. 【請求項43】 前記電子機器から取得した機能を表す
    情報と、機能変更要求に含まれる機能変更内容とをもと
    に、ユーザシステムから要求された機能変更の可否を判
    定する判定手段と、ユーザシステムから要求された機能
    変更の可否の判定結果を、前記ディーラシステムを経由
    して要求元のユーザシステムに通知する手段を、さらに
    具備したことを特徴とする請求項29記載のカスタマセ
    ンタ。
  44. 【請求項44】 前記ユーザデータベースから読み出し
    た機能を表す情報と、前記機能変更要求に含まれる機能
    変更内容とをもとに、要求された機能変更の可否を判定
    する判定手段と、 ユーザシステムから要求された機能変更の可否の判定結
    果を、前記ディーラシステムを経由して要求元のユーザ
    システムに通知する手段を、さらに具備したことを特徴
    とする請求項32記載のカスタマセンタ。
  45. 【請求項45】 前記機能変更制御手段による電子機器
    に対する機能変更制御の終了後に、前記ユーザデータベ
    ース中の該当するユーザシステムに対応する電子機器の
    機能を表す情報を更新する手段を、さらに具備したこと
    を特徴とする請求項27又は32記載のカスタマセン
    タ。
  46. 【請求項46】 通信機能を有する電子機器を備えたユ
    ーザシステム及びカスタマセンタに対し通信ネットワー
    クを介して接続され、前記ユーザシステム及びカスタマ
    センタとの間で情報の授受を行うことにより前記電子機
    器の機能変更を行うディーラシステムであって、 前記ユーザシステムから送られた電子機器の機能変更内
    容と、当該電子機器に対し前記通信ネットワークから割
    り当てられた加入者情報とを含む機能変更要求を受信す
    る機能変更要求受信手段と、 この機能変更要求受信手段により受信した機能変更要求
    を、カスタマセンタへ転送する機能変更要求転送手段と
    を具備したことを特徴とするディーラシステム。
  47. 【請求項47】 通信機能を有する電子機器を備えたユ
    ーザシステム及びカスタマセンタに対し通信ネットワー
    クを介して接続され、前記ユーザシステム及びカスタマ
    センタとの間で情報の授受を行うことにより前記電子機
    器の機能変更を行うディーラシステムであって、 前記ユーザシステムから送られた電子機器の機能変更内
    容と、当該電子機器に対し前記通信ネットワークから割
    り当てられた加入者情報とを含む機能変更要求を受信す
    る機能変更要求受信手段と、 この機能変更要求受信手段により受信した機能変更要求
    を、カスタマセンタへ転送する機能変更要求転送手段
    と、 前記カスタマセンタから送られた前記電子機器の機能を
    表す情報及び前記機能変更要求を受信する情報受信手段
    と、 この情報受信手段により受信した前記電子機器の機能を
    表す情報と、前記機能変更要求に含まれる機能変更内容
    とに基づいて機能変更制御情報を作成し、前記機能変更
    要求に含まれる電子機器の加入者情報をもとに該当する
    電子機器に対し前記通信ネットワークを介して機能変更
    制御情報を送信して、この機能変更制御情報をもとに当
    該電子機器の機能変更処理を行わせる機能変更制御手段
    とを具備したことを特徴とするディーラシステム。
  48. 【請求項48】 通信機能を有する電子機器を備えたユ
    ーザシステム及びカスタマセンタに対し通信ネットワー
    クを介して接続され、前記ユーザシステム及びカスタマ
    センタとの間で情報の授受を行うことにより前記電子機
    器の機能変更を行うディーラシステムであって、 前記カスタマセンタから送られた電子機器の機能変更内
    容と、当該電子機器に対し前記通信ネットワークから割
    り当てられた加入者情報とを含む機能変更要求と、前記
    電子機器から取得した機能を表す情報とを受信する情報
    受信手段と、 この情報受信手段により受信した機能を表す情報と、前
    記機能変更要求に含まれる機能変更内容とに基づいて機
    能変更制御情報を作成し、前記機能変更要求に含まれる
    電子機器の加入者情報をもとに該当する電子機器に対し
    前記通信ネットワークを介して機能変更制御情報を送信
    して、この機能変更制御情報をもとに当該電子機器の機
    能変更処理を行わせる機能変更制御手段とを具備したこ
    とを特徴とするディーラシステム。
  49. 【請求項49】 通信機能を有する電子機器を備えたユ
    ーザシステム及びカスタマセンタに対し通信ネットワー
    クを介して接続され、前記ユーザシステム及びカスタマ
    センタとの間で情報の授受を行うことにより前記電子機
    器の機能変更を行うディーラシステムであって、 前記カスタマセンタが、前記ユーザシステムに予め付与
    した個別識別情報に対応付けて、その電子機器に対し前
    記通信ネットワークから割り当てられた加入者情報、電
    子機器に予め付与した秘密の機器識別情報及び電子機器
    の機能を表す情報をそれぞれ格納したユーザデータベー
    スを備えるとき、 前記ユーザシステムから送られた、電子機器の機能変更
    内容と、ユーザ自身の個別識別情報とを含む機能変更要
    求を受信する機能変更要求受信手段と、 この機能変更要求受信手段により受信した機能変更要求
    を、カスタマセンタへ転送する機能変更要求転送手段と
    を具備したことを特徴とするディーラシステム。
  50. 【請求項50】 通信機能を有する電子機器を備えたユ
    ーザシステム及びカスタマセンタに対し通信ネットワー
    クを介して接続され、前記ユーザシステム及びカスタマ
    センタとの間で情報の授受を行うことにより前記電子機
    器の機能変更を行うディーラシステムであって、 前記カスタマセンタが、前記ユーザシステムに予め付与
    した個別識別情報に対応付けて、その電子機器に対し前
    記通信ネットワークから割り当てられた加入者情報、電
    子機器に予め付与した秘密の機器識別情報及び電子機器
    の機能を表す情報をそれぞれ格納したユーザデータベー
    スを備えるとき、 前記ユーザシステムから送られた、電子機器の機能変更
    内容と、ユーザ自身の個別識別情報とを含む機能変更要
    求を受信する機能変更要求受信手段と、 この機能変更要求受信手段により受信した機能変更要求
    を、カスタマセンタへ転送する機能変更要求転送手段
    と、 前記カスタマセンタから送られた前記機能変更要求と、
    前記ユーザデータベースから読み出された前記電子機器
    の加入者情報及び前記電子機器の機能を表す情報と、前
    記機能変更要求とを受信する情報受信手段と、 この情報受信手段により受信した前記電子機器の機能を
    表す情報と、前記機能変更要求に含まれる機能変更内容
    とに基づいて機能変更制御情報を作成し、前記電子機器
    の加入者情報をもとに該当する電子機器に対し前記通信
    ネットワークを介して機能変更制御情報を送信して、こ
    の機能変更制御情報をもとに当該電子機器の機能変更処
    理を行わせる機能変更制御手段とを具備したことを特徴
    とするディーラシステム。
  51. 【請求項51】 通信機能を有する電子機器を備えたユ
    ーザシステム及びカスタマセンタに対し通信ネットワー
    クを介して接続され、前記ユーザシステム及びカスタマ
    センタとの間で情報の授受を行うことにより前記電子機
    器の機能変更を行うディーラシステムであって、 前記カスタマセンタが、前記ユーザシステムに予め付与
    した個別識別情報に対応付けて、その電子機器に対し前
    記通信ネットワークから割り当てられた加入者情報、電
    子機器に予め付与した秘密の機器識別情報及び電子機器
    の機能を表す情報をそれぞれ格納したユーザデータベー
    スを備えるとき、 前記カスタマセンタから送られた、電子機器の機能変更
    内容とユーザ自身の個別識別情報とを含む機能変更要求
    と、前記ユーザデータベースから読み出された前記電子
    機器の加入者情報及び前記電子機器の機能を表す情報と
    を受信する情報受信手段と、 この情報受信手段により受信した前記電子機器の機能を
    表す情報と、前記機能変更要求に含まれる機能変更内容
    とに基づいて機能変更制御情報を作成し、前記電子機器
    の加入者情報をもとに該当する電子機器に対し前記通信
    ネットワークを介して機能変更制御情報を送信して、こ
    の機能変更制御情報をもとに当該電子機器の機能変更処
    理を行わせる機能変更制御手段とを具備したことを特徴
    とするディーラシステム。
  52. 【請求項52】 代金決済機関との間が通信ネットワー
    クを介して接続可能な場合に、 ユーザシステムからユーザの口座識別情報を受信する口
    座識別情報受信手段と、 前記電子機器に対する機能変更の終了後に、前記代金決
    済機関との間で通信ネットワークを介して、機能変更に
    要した代金をユーザの口座から引き落とすための決済処
    理を実行する手段とをさらに具備したことを特徴とする
    請求項46乃至51のいずれかに記載のディーラシステ
    ム。
  53. 【請求項53】 代金決済機関との間が通信ネットワー
    クを介して接続可能な場合に、 ユーザシステムからユーザの口座識別情報を送信する口
    座識別情報受信手段と、 前記電子機器に対する機能変更の終了後に、前記代金決
    済機関との間で通信ネットワークを介して、機能変更に
    要した代金をユーザの口座から引き落とすための決済処
    理を実行する手段と、 取得したユーザの口座識別情報をもとに、前記代金決済
    機関に対し前記通信ネットワークを介してユーザの正当
    性を問い合わせる問い合わせ手段と、 前記問い合わせの結果をもとに機能変更を許可できるか
    どうかを判定し、機能変更を許可できると判定した場合
    にのみ機能変更を可能にする手段とを、さらに具備した
    ことを特徴とする請求項46乃至51のいずれかに記載
    のディーラシステム。
  54. 【請求項54】 前記請求項37又は38記載のカスタ
    マセンタに接続されるユーザシステムにおいて、 前記カスタマセンタから送られた機能変更制御情報を受
    信する受信手段と、 この受信手段により受信された機能変更制御情報を、自
    己の電子機器に予め付与された機器識別情報を用いて復
    号し、この復号した機能変更制御情報に従い機能変更処
    理の実行を許可する手段を備えることを特徴とするユー
    ザシステム。
  55. 【請求項55】 通信機能を有する電子機器を備え、カ
    スタマセンタに対し通信ネットワークを介して接続され
    るユーザシステムにおいて、 電子機器が備えているすべての機能のうちの少なくとも
    一部について有効/無効を表す設定情報を記憶した機能
    テーブルと、 前記カスタマセンタから前記通信ネットワークを介して
    送られる機能変更制御情報を受信する受信手段と、 この受信手段により受信された機能変更制御情報の内容
    に応じて、前記機能テーブル中の該当する機能の設定情
    報を変更することにより機能の設定変更を行う手段とを
    具備したことを特徴とするユーザシステム。
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