JP2003016295A - オンラインショッピング方法及びそのシステム並びにプログラム - Google Patents

オンラインショッピング方法及びそのシステム並びにプログラム

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JP2003016295A
JP2003016295A JP2001196326A JP2001196326A JP2003016295A JP 2003016295 A JP2003016295 A JP 2003016295A JP 2001196326 A JP2001196326 A JP 2001196326A JP 2001196326 A JP2001196326 A JP 2001196326A JP 2003016295 A JP2003016295 A JP 2003016295A
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Katsuhiro Yamazaki
勝弘 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クレジットカードを用いず且つ簡単な手続き
でオンラインショッピングが楽しめる新規なオンライン
ショッピング方法及びそのシステムを提供する。 【解決手段】 ユーザの認証情報及び個人情報を保持管
理しているインターネットサービスプロバイダ等の第三
者機関3の認証手段5によって認証されたユーザ端末1
にのみ、中継手段4経由によるWebサーバ2へのアク
セスを許可する。Webサーバ2からユーザ端末1宛に
出される請求書データを中継手段4で中継する際に履歴
記録手段8で履歴データとして記録する。決済手段9
は、記録された請求書データに基づき、ユーザ端末1か
らWebサーバ2に支払うべき料金の徴収を代行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオンラインショッピ
ング方法に関し、特にユーザがWebショップに支払う
べき料金の徴収を第三者機関が代行するようにしたオン
ラインショッピング方法及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの急速な普及によ
り、各家庭に設置したパーソナルコンピュータ等からW
ebサーバをアクセスすることにより手軽にオンライン
ショッピングが行えるようになってきた。Webサーバ
で買物をした場合、その代金を支払う必要があるが、そ
の決済方法としては専らクレジットカードが利用されて
いる。この場合、ユーザが商品の購入時にクレジットカ
ード情報をWebサーバに通知し、Webサーバがカー
ド会社に料金を請求し、カード会社がユーザの銀行口座
から引き落とす方式で行われている。
【0003】図16に従来のオンラインショッピングシ
ステムの典型例を示す。図16において、300はユー
ザが使用するユーザ端末、310は当該ユーザが会員と
なっているインターネットサービスプロバイダ(IS
P)のアクセスサーバ、320はISPの認証サーバで
あり、各会員の認証情報(例えばユーザ名(アカウント
名)とパスワードの組み合わせ)が登録されている。ま
た、350はオンラインショッピングサービスを提供す
るWebサーバであり、インターネット390に接続さ
れている。
【0004】ユーザがユーザ端末300を使用してWe
bサーバ350でオンラインショッピングを行う場合、
先ず、アクセスサーバ310にダイヤルアップ接続し、
ユーザ認証を受けてISPのインターネット接続サービ
スを利用する。ユーザ認証に際してユーザは自己の認証
情報を入力し、アクセスサーバ310は、入力された認
証情報を認証サーバ320に送って正しい情報か否かを
検査し、正しければユーザ端末300にIPアドレスを
割り当て、アクセスサーバ310経由によるインターネ
ット390へのアクセスを可能にする。しかし、入力さ
れた認証情報が認証サーバ320に事前に登録されてい
る認証情報と一致しない場合、アクセスサーバ310は
ユーザ端末300へ拒否メッセージを送出することで、
不正なユーザからの接続を防止する。
【0005】認証によりISPのインターネット接続サ
ービスの利用が可能になったユーザは、ユーザ端末30
0からインターネット390を通じてWebサーバ35
0に対し直接にアクセスし、Webサーバ350が提供
するホームページを参照して購入したい商品を選択し、
注文主の氏名、住所、電話番号等の個人情報および決済
に使用するクレジットカード情報を含む注文情報をWe
bサーバ350にインターネット390経由で通知す
る。Webサーバ350は、受信した注文情報中のクレ
ジットカード情報の与信調査を行い、問題がなければ、
入力された個人情報に従って商品の配送の手配を行い、
またカード会社に料金を請求する。
【0006】しかし、このようなクレジットカードによ
る決済方法は、クレジットカード情報が公衆ネットワー
ク上を流れるため悪意者によって盗聴されたり、Web
サイトに進入した悪意者によって不正に入手される危険
性がある。また、良く知らないWebサイトに対して自
己のクレジットカード情報を提供することに抵抗を感じ
るユーザも多い。この為、クレジットカードに代わる新
たな決済方法の実現が望まれている。
【0007】クレジットカードを用いない決済方法とし
ては、従来より以下のようなものが提案されている。
【0008】その1つは、特開平9−153964号公
報に記載された方法で、サービス提供者よりインターネ
ットを介してユーザに提供される情報やサービスに対す
る請求書の送付を、この請求書送付目的のためにサービ
ス提供者と関連した900ナンバーに請求書送付電話呼
をかけることにより手配するものである。以下、この方
法を第1の従来技術と呼ぶ。
【0009】他の方法は、特開平9−282367号公
報に記載された方法で、会員がネットワークを通じて自
己のID番号により加盟販売店に商品の購入を申し込む
と、加盟販売店からその連絡を受けた購入斡旋業者がE
メールにて会員に購入の意思を確認した後に加盟販売店
にEメールにて販売承認を通知し、加盟販売店は会員に
商品を提供し、金融機関は購入斡旋業者から立替え払い
のデータを受信して加盟販売店の口座に立替え払いをす
ると共に購入斡旋業者からの引き落としデータに基づい
て会員の口座から購入斡旋業者の口座べ購入代金を引き
落とすものである。以下、この方法を第2の従来技術と
呼ぶ。
【0010】また、ユーザ同士の決済を通信事業者が代
行する決済方法として、特開平11−313058号公
報に記載された技術が知られている。これは、或るユー
ザが送金先のID及びメールアドレスと送金金額と送金
元のID及びメールアドレスとを記述した送金要求メー
ルをネットワーク経由で通信事業者の料金徴収センタに
送信すると、料金徴収センタが、通信料金の請求時、送
金元のユーザに対しては送金金額を加算して請求し、送
金先のユーザに対しては送金金額を減じて請求するもの
である。以下、この方法を第3の従来技術と呼ぶ。
【0011】他方、ユーザ端末とWebサーバを直接に
接続するのではなく、途中に代理サーバを介在させる方
式が、特開平10−177552号公報に提案されてい
る。この公報に記載される技術では、個々のユーザのW
ebサーバ毎の認証情報を代理サーバで一括して管理し
ておき、Webサーバが要求するユーザ認証に対する応
答をユーザ端末に代わって代理サーバが応答する。以
下、この方法を第4の従来技術と呼ぶ。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】クレジットカードを用
いない決済方法が上述したように各種提案されている
が、何れの方法も手続きが複雑化するという課題があ
る。例えば第1の従来技術では、請求書送付電話呼とい
った特別な手続きをユーザが行う必要があり、第2の従
来技術では、個々の商品の購入時にユーザ及び加盟販売
店のそれぞれは購入斡旋業者とEメールをやりとりしな
ければならない煩わしさがある。また、第3の従来技術
をユーザとWebショップとの間の決済に応用した場
合、ユーザは各商品の購入時にWebショップを送金先
とする送金要求メールを出す必要がある。
【0013】また、従来のオンラインショッピングシス
テムでは、注文主の氏名、住所、電話番号等の個人情報
は、それら全てをユーザ自身が入力してWebサーバに
送信しなければならない煩わしさがあった。第4の従来
技術のようにユーザの認証情報をユーザに代わって代理
サーバが応答する技術が提案されているが、それをその
まま個人情報の応答に適用するのには問題がある。その
理由は、代理応答する前にユーザが個人情報を確認ない
し修正する機会がないため、常に登録された住所などに
商品が配送されてしまうことになるからである。
【0014】そこで本発明の目的は、クレジットカード
を用いず且つ簡単な手続きでオンラインショッピングが
楽しめる新規なオンラインショッピング方法及びそのシ
ステムを提供することにある。
【0015】本発明の別の目的は、Webサーバが要求
する個人情報の全てをユーザ自身が入力しなければなら
ない煩わしさを解消することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のオンライ
ンショッピング方法は、ユーザ端末とWebサーバを中
継する中継手段を備え、前記中継手段の利用を許可する
ユーザの認証情報及び個人情報を前記中継手段を運営す
る第三者機関で管理し、認証したユーザ端末にのみ前記
中継手段経由による前記Webサーバへのアクセスを許
可し、且つ、前記中継手段で中継するデータのうち少な
くとも前記Webサーバから前記ユーザ端末宛に出され
た請求書データの履歴を記録し、該記録された請求書デ
ータに基づき、前記第三者機関が前記ユーザ端末から前
記Webサーバに支払うべき料金の徴収を代行する。
【0017】本発明の第2のオンラインショッピング方
法は、第1のオンラインショッピング方法において、前
記Webサーバから前記ユーザ端末宛に個人情報問合せ
要求があったとき、前記第三者機関で管理しているユー
ザの個人情報のうち前記個人情報問合せ要求のあったユ
ーザの個人情報を読み出して前記個人情報問合せ要求に
設定して前記中継手段によって前記ユーザ端末に中継す
る。
【0018】本発明の第3のオンラインショッピング方
法は、第1または第2のオンラインショッピング方法に
おいて、ユーザ認証時に前記ユーザ端末に対して前記ユ
ーザ端末が前記中継手段の利用を終了するまで有効なク
ライアント識別子を一時的に割り当て、前記ユーザ端末
と前記Webサーバ間のデータ授受の際には前記クライ
アント識別子を付随させ、前記中継手段は、有効なクラ
イアント識別子が付随しないデータは中継せずに廃棄す
る。
【0019】また本発明の第1のオンラインショッピン
グシステムは、ユーザ端末とWebサーバを中継する中
継手段と、前記中継手段の利用を許可するユーザの認証
情報及び個人情報を管理し、認証したユーザ端末にのみ
前記中継手段経由による前記Webサーバへのアクセス
を許可する認証手段と、前記中継手段で中継するデータ
のうち少なくとも前記Webサーバから前記ユーザ端末
宛に出された請求書データの履歴を記録する履歴記録手
段と、記録された請求書データに基づき前記ユーザ端末
から前記Webサーバに支払うべき料金の徴収を代行す
る決済手段とを備える。
【0020】本発明の第2のオンラインショッピングシ
ステムは、第1のオンラインショッピングシステムにお
いて、前記中継手段を利用する会員の個人情報を保持管
理し、前記Webサーバから前記ユーザ端末宛に個人情
報問合せ要求があったとき、前記管理しているユーザの
個人情報のうち前記個人情報問合せ要求のあったユーザ
の個人情報を読み出して前記個人情報問合せ要求に設定
して前記中継手段によって前記ユーザ端末に中継する個
人情報代理応答手段を備える。
【0021】本発明の第3のオンラインショッピングシ
ステムは、第1または第2のオンラインショッピングシ
ステムにおいて、前記ユーザ端末と前記Webサーバ間
のデータ授受の際に付随すべきクライアント識別子をユ
ーザ認証時に前記ユーザ端末が前記中継手段の利用を終
了するまで一時的に前記ユーザ端末に割り当てるクライ
アント識別子設定手段を備え、前記中継手段は、有効な
クライアント識別子が付随しないデータは廃棄する構成
を有する。
【0022】前記クライアント識別子は、例えば、前記
ユーザ端末のIPアドレスと認証が行われた時刻とで構
成される。
【0023】
【作用】第1の発明にあっては、ユーザの認証情報及び
個人情報を保持管理しているインターネットサービスプ
ロバイダ等の第三者機関によって認証されたユーザ端末
にのみ中継手段経由によるWebサーバへのアクセスを
許可し、Webサーバからユーザ端末宛に出される請求
書データを中継手段で中継する際に履歴データとして記
録し、記録された請求書データに基づき第三者機関がユ
ーザ端末からWebサーバに支払うべき料金の徴収を代
行するため、ユーザはクレジットカードを用いず且つ簡
単な手続きでオンラインショッピングが楽しめる。
【0024】第2の発明にあっては、Webサーバから
ユーザ端末宛の個人情報問合せ要求を中継手段が中継す
る際、第三者機関で管理しているユーザの個人情報のう
ち当該個人情報問合せ要求のあったユーザの個人情報を
読み出し、個人情報問合せ要求に設定してユーザ端末に
中継するため、個人情報の全てを常に入力しなければな
らない煩わしさからユーザは解放される。
【0025】第3の発明にあっては、ユーザ認証時にユ
ーザ端末に一意なクライアント識別子を一時的に割り当
て、ユーザ端末とWebサーバ間のデータ授受の際には
そのクライアント識別子を付随させるようにし、また中
継手段は、有効なクライアント識別子が付随しないデー
タは廃棄するため、Webサーバ側にとっては、中継手
段経由でアクセスしてくるユーザ端末は信用のおける端
末であると推定できて安心して商売を行うことができ
る。また、ユーザ及び第三者機関側にとっては、有効な
クライアント識別子が付随しない請求書は廃棄されるた
め、Webサーバからの不正な請求を防止することがで
きる。
【0026】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0027】図1は本発明の実施の形態にかかるオンラ
インショッピングシステムのブロック図である。図1に
おいて、ユーザ端末1は、家庭等に設置されたパーソナ
ルコンピュータ等の情報処理装置であり、このユーザ端
末1を使用してユーザはオンラインショッピングを行
う。Webサーバ2は、ユーザ端末1に対してオンライ
ンショッピングサービスを提供するワークステーション
等の情報処理装置である。これらユーザ端末1とWeb
サーバ2とは、オンラインショッピング時、第三者機関
3の中継手段4を介して相互に接続される。一般にユー
ザ端末1及びWebサーバ2は複数存在するが、図1で
は説明の簡略化のためにそれぞれ1台だけ図示してい
る。
【0028】第三者機関3は、前述した中継手段4に加
えて、認証手段5、クライアント識別子設定手段6、個
人情報代理応答手段7、履歴記録手段8および決済手段
9を有している。
【0029】認証手段5は、真正なユーザの認証情報
(例えばユーザ名(アカウント名)とパスワードの組み
合わせ)を保持管理しており、中継手段4の利用を真正
なユーザにのみ許可するためのユーザ認証を行う機能を
持つ。ユーザ端末1のユーザは、中継手段4を利用する
場合、この認証手段5による認証が必要である。
【0030】クライアント識別子設定手段6は、認証さ
れたユーザ端末1に対して一意なクライアント識別子を
一時的に割り当て、クライアント識別子とユーザの認証
情報との対応を管理する。また、クライアント識別子を
無効にする理由が生じた時点で一旦割り当てたクライア
ント識別子を無効化する機能を持つ。クライアント識別
子としては、例えばユーザ端末1のIPアドレスと認証
手段5による認証が行われた時刻とを連結したものが利
用できるが、これに限定されるものではない。
【0031】クライアント識別子は、認証手段5でユー
ザ端末1の認証が行われたときに割り当てられ、ユーザ
端末1が中継手段4の利用を終了した時点で無効化され
る。ユーザ端末1による中継手段4の利用の終了は、ユ
ーザ端末1が中継手段4の利用を終了する意思を積極的
に示した場合以外に、ユーザ端末1から一定期間以上に
わたってデータの送信がないときも終了したものと見做
される。割り当てられたクライアント識別子は、その割
り当て先のユーザ端末1に通知される。ユーザ端末1
は、中継手段4経由でWebサーバ2にデータを送信す
る際、割り当てられたクライアント識別子を付随させ
る。また、Webサーバ2はクライアント識別子の付随
するデータをユーザ端末1から受信し、それに対して何
らかのデータを中継手段4経由でユーザ端末1へ送信す
る際、同じクライアント識別子を付随させる。
【0032】中継手段4は、有効なクライアント識別子
が付随するデータに関してのみ、ユーザ端末1とWeb
サーバ2を中継する機能を持つ。また、Webサーバ2
からユーザ端末1宛に個人情報問合せ要求があったと
き、それを個人情報代理応答手段7に伝達し、個人情報
代理応答手段7から渡される個人情報設定済みの個人情
報問合せ要求をユーザ端末1に中継する機能を持つ。さ
らに、ユーザ端末1とWebサーバ2とで授受されるデ
ータの全部または少なくとも一部を履歴記録手段8に伝
達する機能を持つ。
【0033】個人情報代理応答手段7は、真正なユーザ
の個人情報(例えば、氏名、住所、電話番号など)を保
持管理しており、中継手段4から個人情報問合せ要求が
伝達されると、自ら管理している個人情報のうちから該
当する個人情報を読み出し、個人情報設定済みの個人情
報問合せ要求を生成し、中継手段4に返却する機能を持
つ。
【0034】履歴記録手段8は、中継手段4から伝達さ
れたユーザ端末1とWebサーバ2間で授受されたデー
タを各ユーザ毎の履歴データとして記録する機能を持
つ。
【0035】決済手段9は、履歴記録手段8に記録され
たデータの履歴に基づき、ユーザ端末1からWebサー
バ2に支払うべきオンラインショッピング料金の徴収を
代行する機能を持つ。
【0036】なお、図1において、MはCD−ROM、
半導体メモリ、磁気ディスク装置等の機械読み取り可能
な記録媒体であり、第三者機関3用のプログラムが記録
されている。ここに記録されたプログラムは、第三者機
関3を構成するコンピュータに読み取られ、そのコンピ
ュータの動作を制御することにより、そのコンピュータ
上に中継手段4、認証手段5、クライアント識別子設定
手段6、個人情報代理応答手段7、履歴記録手段8及び
決済手段9を実現する。
【0037】次に、このように構成された本実施の形態
にかかるオンラインショッピングシステムの動作を説明
する。
【0038】今、ユーザ端末1を利用するユーザをU、
その認証情報をユーザID U1及びパスワードP1の
組「U1/P1」とすると、認証手段5では「U1/P
1」を保持管理している。また、個人情報代理応答手段
7は、ユーザUの氏名、住所、電話番号等の個人情報を
ユーザID U1に対応して保持管理している。
【0039】ユーザ端末1が中継手段4経由でWebサ
ーバ2をアクセスしてオンラインショッピングを行いた
い場合、認証情報「U1/P1」を入力し、認証手段5
の認証を得る。認証に成功すると、クライアント識別子
設定手段6は、ユーザ端末1に対してクライアント識別
子を割り当て、ユーザID U1に対応付けて保持管理
する。ユーザ端末1は、割り当てられたクライアント識
別子を付随させて、中継手段4にWebサーバ2へのア
クセスを要求する。中継手段4は、このアクセス要求に
付随するクライアント識別子が有効であることを条件
に、当該アクセス要求をWebサーバ2へ中継する。W
ebサーバ2は、アクセス要求のあったユーザ端末1に
対して自己のホームページの内容を前記クライアント識
別子を付随させて中継手段4経由で送信する。以降、同
様にユーザ端末1とWebサーバ2との間で中継手段4
経由でデータの授受が行われる。
【0040】Webサーバ2が、ユーザ端末1から注文
された商品の配送先の氏名、住所、電話番号などの個人
情報を知りたい為に、ユーザ端末1宛の個人情報問合せ
要求をクライアント識別子を付随させて中継手段4に送
信すると、中継手段4はクライアント識別子が有効であ
ることを条件に、この個人情報問合せ要求を個人情報代
理応答手段7に伝達する。個人情報代理応答手段7は、
クライアント識別子に対応するユーザID U1をクラ
イアント識別子設定手段6から得て、そのユーザID
U1に対応して自ら保持管理しているユーザUの個人情
報を読み出し、個人情報問合せ要求中に設定する。そし
て、このような個人情報設定済みの個人情報問合せ要求
を中継手段4に返却し、中継手段4はそれをユーザ端末
1へ中継する。
【0041】ユーザ端末1は、個人情報設定済みの個人
情報問合せ要求を受信して表示する。ユーザUは、設定
されている個人情報を確認し、そのままで問題がなけれ
ば送信操作を行う。また、商品の配送先を今回は別の住
所にしたい等、変更したい情報が存在する場合は、必要
な部分だけを修正して送信操作を行う。ユーザUによっ
て確認ないし修正された個人情報はクライアント識別子
を伴って中継手段4に送られ、中継手段4は付随するク
ライアント識別子が有効であることを条件にWebサー
バ2へ中継する。
【0042】Webサーバ2は、ユーザ端末1から得た
個人情報に従って、注文された商品の配送を手配する。
また、注文を受けた商品、その配送先の情報、請求金
額、請求書番号などを記載した請求書を作成し、クライ
アント識別子を付随させて中継手段4に送信する。中継
手段4は、付随するクライアント識別子が有効であるこ
とを条件にそれをユーザ端末1へ中継する。
【0043】以上のような動作と並行して、中継手段4
は、ユーザ端末1とWebサーバ2とで授受されるデー
タの全部または少なくとも一部を履歴記録手段8に伝達
している。履歴記録手段8は、データに付随するクライ
アント識別子に対応するユーザID U1をクライアン
ト識別子設定手段6から得て、そのユーザID U1に
対応して、これらのデータを履歴データとして記憶す
る。決済手段9による決済を可能にするには、Webサ
ーバ2からユーザ端末1宛に出される請求書データを少
なくとも履歴として残す必要がある。
【0044】決済手段9は、履歴記録手段8に記録され
た請求書データに基づき、ユーザ端末1からWebサー
バ2に支払うべき料金の徴収を代行する。具体的には、
履歴記録手段8に記録された各ユーザID別の履歴デー
タから請求書データを検索し、請求書データに記載され
た商品の購入単価及び数量から当該ユーザIDを持つユ
ーザに対して請求するオンラインショッピング料金を算
出して請求を行う。また、Webサーバ2からオンライ
ンショッピング料金の請求があった場合には、履歴記録
手段8に記録された各ユーザID毎の履歴データから当
該Webサーバ2にかかる請求書を検索し、請求書に記
載された商品の購入単価及び数量から当該Webサーバ
2に支払うべきオンラインショッピング料金を算出して
支払いを行う。
【0045】このように本実施の形態にかかるオンライ
ンショッピングシステムによれば、ユーザ端末1からW
ebサーバ2に支払うべき料金の徴収を第三者機関3が
代行するため、ユーザ端末1はWebサーバ2に対して
クレジットカード情報を通知する必要がなくなる。ま
た、商品の配送先などの個人情報の問合せがWebサー
バ2から出されたとき、第三者機関3に事前に登録して
ある個人情報が設定された形式でユーザ端末1に届くの
で、ユーザは修正の必要な箇所のみ入力すれば足りる。
更に、ユーザ認証時にユーザ端末1に一意なクライアン
ト識別子を一時的に割り当て、ユーザ端末1とWebサ
ーバ2間のデータ授受の際にはそのクライアント識別子
を付随させるようにし、また中継手段4は、有効なクラ
イアント識別子が付随しないデータは廃棄するため、W
ebサーバ2側にとっては、中継手段4経由でアクセス
してくるユーザ端末1は信用のおける端末であると推定
できて安心して商売を行うことができ、ユーザ及び第三
者機関3側にとっては、有効なクライアント識別子が付
随しない請求書は廃棄されるため、Webサーバ2から
の不正な請求を防止することができる。
【0046】なお、認証手段5によって認証されたユー
ザ端末1にかかるデータだけを有効なデータとして中継
手段4で中継する別の方法として、認証されたユーザ端
末1のIPアドレスとユーザIDのペアを保存し、ユー
ザ端末1からWebサーバ2宛に出されたデータの送信
元IPアドレスが保存されているIPアドレスと一致し
ないデータ、Webサーバ2からユーザ端末1宛に出さ
れたデータの送信先IPアドレスが保存されているIP
アドレスと一致しないデータは無効化する方法も考えら
れるが、本実施の形態ではそのような方法を使用せず、
IPアドレスと認証時刻とで構成されるクライアント識
別子を生成し、このクライアント識別子とユーザIDと
のペアを保存して、中継データの有効、無効を制御して
いる。以下、そのようにした理由を説明する。
【0047】ユーザ端末1がISP経由でしかインター
ネットにアクセスできない端末の場合、ISPによる認
証時にIPアドレスが動的にユーザ端末1に割り当てら
れる。IPアドレスはISPに同時にアクセスしている
異なるユーザ端末1には重複して割り当てられることは
ないが、或るユーザ端末1が既にアクセス終了している
場合には、そのユーザ端末1に割り当てられたものと同
じIPアドレスが異なるユーザ端末1に割り当てられる
可能性がある。今、或るユーザU1のユーザ端末1にI
Pアドレスaが割り当てられたとする。クライアント識
別子を使用せず、ユーザID U1をIPアドレスaだ
けで管理すると、図2(a)に示すように、ユーザU1
がWebサーバ2に対して商品を注文した直後に回線を
切断し、IPアドレスaが一旦無効化された後、別のユ
ーザU2に同じアドレスaが割り当てられ、その時点
で、Webサーバ2から先のユーザU1に対する料金請
求にかかるデータが送信されると、そのときのアドレス
aに対応するユーザはユーザU2として第三者機関3で
管理されているため、ユーザU2に対応して当該データ
が保存され、またユーザU2に対して当該データが中継
されてしまう。従って、最悪の場合、商品を購入してい
ないユーザに対して料金を請求してしまう可能性があ
る。
【0048】これに対して、例えばIPアドレスaと認
証時刻t1とで構成されるクライアント識別子でユーザ
ID U1を管理すると、図2(b)に示すように、ユ
ーザU1がWebサーバ2に対して商品を注文した直後
に回線が断となり、IPアドレスaが一旦無効化された
後、別のユーザU2に同じアドレスaが割り当てられて
も、その認証時刻t2が異なるので、ユーザU2に割り
当てられるクライアント識別子はa+t2となり、ユー
ザU1のクライアント識別子と相違する。従って、We
bサーバ2から先のユーザU1に対する料金請求にかか
るデータが送信されると、それに付随するクライアント
識別子はa+t1で、現在有効でないため、無効化され
ることになり、商品を購入していない別のユーザに対し
て料金を請求してしまう誤りが防止される。
【0049】以上は、ユーザ端末1がISP経由でしか
インターネットにアクセスできない端末の場合であった
が、ユーザ端末1が専用のIPアドレスを保有し、イン
ターネットに直接にアクセスできる端末であっても、同
じユーザ端末1を異なるユーザIDを持つ複数のユーザ
が連続して使用する環境にある場合、やはりクライアン
ト識別子が必要である。例えば、IPアドレスaを有す
るユーザ端末1をユーザU1が使用している場合、クラ
イアント識別子を使用せず、ユーザIDをIPアドレス
aだけで管理すると、図2(a)に示すように、ユーザ
U1がWebサーバ2に対して商品を注文した直後に回
線が断となり、IPアドレスaが無効化された後、同じ
ユーザ端末1を別のユーザU2が使用を開始し、その時
点で、Webサーバ2から先のユーザU1に対する料金
請求にかかるデータが送信されると、そのときのアドレ
スaに対応するユーザはユーザU2として第三者機関3
で管理されているため、ユーザU2に対応して当該デー
タが保存され、またユーザU2に対して当該データが中
継されてしまう。従って、最悪の場合、商品を購入して
いないユーザに対して料金を請求してしまう可能性があ
る。
【0050】これに対して、例えばIPアドレスaと認
証時刻t1とで構成されるクライアント識別子でユーザ
ID(U1)を管理すると、図2(b)に示すように、
ユーザU1がWebサーバ2に対して商品を注文した直
後に回線が断となり、IPアドレスaが無効化された
後、別のユーザU2が同じユーザ端末1の使用を開始し
ても、その認証時刻t2が異なるので、ユーザU2に割
り当てられるクライアント識別子はa+t2となり、ユ
ーザU1のクライアント識別子と相違する。従って、W
ebサーバ2から先のユーザU1に対する料金請求にか
かるデータが送信されると、それに付随するクライアン
ト識別子はa+t1で、現在有効でないため、無効化さ
れることになり、商品を購入していない別のユーザに対
して料金を請求してしまう誤りが防止される。
【0051】本実施の形態では、クライアント識別子を
IPアドレスと認証時刻で構成したが、認証が行われた
時刻だけでクライアント識別子を構成しても良いし、ク
ライアント識別子を付与する毎に歩進されるカウンタを
設け、そのカウンタ値とIPアドレスとを連結したも
の、或いはカウンタ値そのものでクライアント識別子を
構成しても良い。
【0052】
【実施例】以下、本発明の具体的な構成を幾つかの実施
例を挙げて説明する。
【0053】
【第1の実施例】図3は本発明を適用したオンラインシ
ョッピングシステムの一実施例のブロック図である。同
図において、ユーザ端末100は、家庭等に設置された
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、CP
U、メモリ、キーボード、CRT、モデム等のハードウ
ェア機器を備えると共にブラウザを含めて必要なソフト
ウェアがインストールされている。Webサーバ150
は、オンラインショッピングサービスを提供するワーク
ステーション等の情報処理装置であり、CPU、メモ
リ、モデム等のハードウェア機器を備えると共にサーバ
として必要なソフトウェアがインストールされている。
図3には、ユーザ端末及びWebサーバはそれぞれ1台
しか図示されていないが、一般には複数のユーザ端末及
びWebサーバが存在する。
【0054】アクセスサーバ110、認証サーバ12
0、代理サーバ(プロキシーサーバ)130、データベ
ースサーバ140及び決済サーバ160は、図1の第三
者機関3の構成要素であり、ユーザ端末100のユーザ
が加入しているISPが運営している。即ち、本実施例
の場合、ISPが第三者機関3となる。アクセスサーバ
110及び代理サーバ130はインターネット190に
接続され、認証サーバ120は通信回線121、122
を通じてアクセスサーバ110及び代理サーバ130に
接続され、データベースサーバ140は通信回線14
1、142を通じて代理サーバ130及び決済サーバ1
60に接続されている。
【0055】ユーザ端末100は、加入者回線101を
通じてISPのアクセスサーバ110に接続される。ユ
ーザ端末100のユーザは、インターネット190経由
でWebサーバ150をアクセスする際には、ダイアル
アップ接続によってアクセスサーバ110に接続し、I
Pアドレス及びクライアント識別子の割り当てを受け
て、インターネット接続サービスを利用する。ユーザ端
末100は、データを送信する場合、割り当てられたI
Pアドレスを送信元アドレスとして設定する。また、代
理サーバ130経由でWebサーバ150をアクセスす
る際には、割り当てられたクライアント識別子を付随さ
せる。
【0056】アクセスサーバ110は、接続してきたユ
ーザ端末100に対してIPアドレスを割り当て、この
IPアドレスとユーザが入力した認証情報とを通信回線
121経由で認証サーバ120に送り、認証を行わせ
る。認証が成功した場合に限って、IPアドレス及びク
ライアント識別子をユーザ端末100に通知し、インタ
ーネット接続サービスを提供する。ユーザ端末100と
の間の通信が切断されるか、一定時間以上にわたってユ
ーザ端末100からデータが送信されてこない場合、ユ
ーザ端末100のユーザIDをインターネット190経
由で代理サーバ130に通知し、そのユーザIDに対応
するクライアント識別子を無効化させる。
【0057】認証サーバ120は、ISPの各会員の認
証情報(例えばユーザ名(アカウント名)とパスワード
の組み合わせ)を事前に保持している。また、クライア
ント識別子を生成する機能を有している。認証サーバ1
20は、アクセスサーバ110からIPアドレス及びユ
ーザ認証情報が送られてくると、そのユーザ認証情報が
事前に登録された真正なユーザ認証情報と一致するか否
かの認証を行い、その成否をアクセスサーバ110に通
知する。また、認証が成功した場合には、ユーザ認証情
報と一緒にアクセスサーバ110から送られたIPアド
レスに、現在の時刻を連結したデータをクライアント識
別子として生成し、ユーザ認証情報中のユーザIDと共
に通信回線122経由で代理サーバ130へ通知する。
【0058】代理サーバ130は、ユーザ端末100と
Webサーバ150との間のデータを中継する機能を持
つ。認証サーバ120から送られてきたユーザIDとク
ライアント識別子のペアを内部のメモリに保存し、アク
セスサーバ110からユーザIDが通知されてきたとき
は同じユーザIDを持つユーザIDとクライアント識別
子のペアを内部メモリから消去する。代理サーバ130
は、ユーザ端末100からWebサーバ150宛に送信
されたデータ及びその反対にWebサーバ150からユ
ーザ端末100宛に送信されたデータのうち、内部メモ
リに保存されているクライアント識別子と同じクライア
ント識別子が付随するデータだけを中継する。また、W
ebサーバ150からユーザ端末100宛に送信された
個人情報問合せ要求を検出し、データベースサーバ14
0から個人情報を読み出し、個人情報設定済みの個人情
報問合せ要求を生成して、ユーザ端末100に中継する
機能や、中継データのうち少なくともWebサーバ15
0からユーザ端末100宛に出される請求書データの履
歴をとるために、データベースサーバ140に中継デー
タを伝達する機能も有している。
【0059】データベースサーバ140は、ISPの各
会員の個人情報(氏名、住所、電話番号など)をユーザ
IDに対応して保持する機能、代理サーバ130からの
個人情報の問合せに対して回答する機能、代理サーバ1
30から伝達された中継データをユーザID別に保存す
る履歴機能を有している。
【0060】決済サーバ160は、ISPの各会員に対
してインターネット接続サービスに対する料金を請求す
る機能に加えて、データベースサーバ140に記録され
たユーザ端末100とWebサーバ150間で授受され
た商取引にかかる履歴データに基づき、ユーザ端末10
0からWebサーバ150に支払うべき料金の徴収を代
行する機能を有している。
【0061】次に本実施例の動作を以下の順序で説明す
る。 (1)事前準備段階 (2)ユーザ端末100からアクセスサーバ110への
接続段階 (3)代理サーバ130による中継 (4)個人情報代理応答 (5)履歴対象データの検出方法 (6)請求・支払い段階
【0062】(1)事前準備段階 事前準備として、ユーザ端末100のユーザがISPへ
のダイアルアップ接続の際に使用するユーザ認証情報を
認証サーバ120へ登録し、また、そのユーザの個人情
報をデータベースサーバ140へ登録しておく。図4に
認証サーバ120が有する認証情報テーブル123の内
容例を、図5にデータベースサーバ140が有する個人
情報テーブル143の内容例を、それぞれ示す。ここで
は、ユーザ認証情報はユーザIDとパスワードで構成さ
れ、個人情報は氏名、住所、電話番号で構成され、ユー
ザIDで検索可能になっている。
【0063】(2)ユーザ端末100からアクセスサー
バ110への接続段階 この段階の処理フローを図6に示す。ユーザ端末100
のモデムにより加入者回線101を通じてISPのアク
セスサーバ110へのダイアルアップ接続が行われ、接
続要求がアクセスサーバ110に送出されると(ステッ
プS1)、アクセスサーバ110はユーザ端末100に
認証情報の入力を要求する(ステップS2)。これに応
じてユーザがユーザ端末100から認証情報をアクセス
サーバ110に送信すると(ステップS3)、アクセス
サーバ110は、ユーザ端末100に対してIPアドレ
スを割り当て(ステップS4)、この割り当てたIPア
ドレスとユーザ端末100から入力された認証情報とを
通信回線121経由で認証サーバ120に送って認証を
依頼する(ステップS5)。
【0064】認証サーバ120は、受信した認証情報と
図4に示した認証情報テーブル123に登録されている
認証情報とを照合することにより、受信した認証情報が
正しいものかどうかを調査する(ステップS6)。受信
した認証情報が認証情報テーブル123に登録されてい
る何れの認証情報とも合致しない場合には、ユーザが入
力した認証情報が正しくないと判断し、認証失敗を示す
応答を通信回線121経由でアクセスサーバ110に送
信する(ステップS7)。他方、受信した認証情報と一
致する認証情報が認証情報テーブル123に登録されて
いる場合には、ユーザが入力した認証情報が正しいと判
断し、認証情報と一緒に送られてきたIPアドレスと現
在時刻とからクライアント識別子を生成する(ステップ
S8)。そして、生成したクライアント識別子と認証情
報中のユーザIDとのペアを通信回線122経由で代理
サーバ130に送って登録を依頼し(ステップS9)、
代理サーバ130からの登録完了の応答を受信した時点
で(ステップS11)、クライアント識別子を添えて認
証成功を示す応答を通信回線121経由でアクセスサー
バ110に送信する(ステップS12)。代理サーバ1
30では、認証サーバ120から送られてきたクライア
ント識別子とユーザIDとのペアを内部メモリに保存す
る(ステップS10)。
【0065】アクセスサーバ110は、認証サーバ12
0からの応答が認証成功、認証失敗の何れであるかを判
別し(ステップS13)、認証失敗の場合はユーザ端末
100の接続を拒否する(ステップS14)。この場
合、ステップS5で生成したIPアドレスは無効化され
る。認証成功の場合は、ステップS5で生成したIPア
ドレスと認証サーバ120で生成されたクライアント識
別子とを添えて、ユーザ端末100に接続許可を通知す
る(ステップS15)。
【0066】(3)代理サーバ130による中継 この段階の処理フローを図7に示す。接続許可を得たユ
ーザ端末100のユーザは、Webサーバ150へアク
セスする場合、割り当てられたクライアント識別子を添
えてWebサーバ150への接続要求を代理サーバ13
0経由で送信する(ステップS20)。代理サーバ13
0は、ユーザ端末100から受信したデータにクライア
ント識別子が付随しているか否か、付随している場合、
内部メモリに登録されている何れかのクライアント識別
子と一致するかどうかのクライアント識別子有効性判断
を行う(ステップS21)。クライアント識別子が付随
していないデータ、付随していても内部メモリに登録さ
れている何れのクライアント識別子とも一致しないデー
タは中継せず、廃棄する(ステップS22)。
【0067】有効なクライアント識別子が付随していた
場合、代理サーバ130は、Webサーバ150への接
続要求をWebサーバ150へ中継する(ステップS2
3)。また、今回中継したデータが履歴データとして保
存すべきデータであるかを判定し(ステップS24)、
保存すべきデータである場合に限って、そのデータに付
随するクライアント識別子に対応するユーザIDを内部
メモリから得て、そのユーザIDを添えて当該データを
通信回線141経由でデータベースサーバ140に送っ
て登録を依頼する(ステップS25)。どのデータが履
歴データとして保存すべきデータであるか否かの判定方
法については後述する。データベースサーバ140は、
登録依頼のあったデータを付随するユーザID別に記録
する(ステップS26)。
【0068】他方、ユーザ端末100からの接続要求を
受信したWebサーバ150は、自サーバが提供する各
種の商品の情報を含むホームページを代理サーバ130
経由でユーザ端末100宛に送信する(ステップS2
7)。この際、接続要求に付随していたクライアント識
別子を付加して送信する。代理サーバ130は、ステッ
プS22と同様にクライアント識別子の有効性を判断し
(ステップS28)、有効なクライアント識別子が付随
していればユーザ端末100へ中継する(ステップS2
9)。ユーザ端末100では、受信した商品情報を画面
に表示する。他方、クライアント識別子が無効ならば、
代理サーバ130はこのデータは中継せずに廃棄する
(ステップS30)。また、ステップS24と同様に今
回の中継データが履歴対象データであるか否かを判定し
(ステップS31)、履歴対象データであれば、そのデ
ータに付随するクライアント識別子に対応するユーザI
Dを内部メモリから得て、そのユーザIDを添えて当該
データを通信回線141経由でデータベースサーバ14
0に送って登録を依頼する(ステップS32)。データ
ベースサーバ140は、登録依頼のあったデータを付随
するユーザID別に記録する(ステップS33)。
【0069】以降、ユーザ端末100とWebサーバ1
50間でデータの授受が行われる場合、同様な動作が代
理サーバ130で実施される。但し、Webサーバ15
0から個人情報問合せ要求がユーザ端末100に出され
た場合には、代理サーバ130において特別な処理が行
われるので、それについて以下説明する。
【0070】(4)個人情報代理応答 この段階の処理フローを図8に示す。なお、代理サーバ
130では、クライアント識別子の有効性判断、履歴対
象データか否かの判断が適宜実施されるが、説明が重複
するので図8のフローでは省略している。また、この段
階に至るまでに、ユーザ端末100のユーザはWebサ
ーバ150が提供するホームページから購入を希望する
商品を既に選択しているものとする。
【0071】Webサーバ150は、ユーザ端末100
のユーザから注文された商品を配送するために、ユーザ
の個人情報の問合せ要求を代理サーバ130経由でユー
ザ端末100に送信する(ステップS41)。代理サー
バ130は、Webサーバ150からユーザ端末100
宛の個人情報問合せ要求を受信すると、それに付随する
有効なクライアント識別子に対応するユーザIDを内部
メモリから読み出し、そのユーザIDを指定してデータ
ベースサーバ140に通信回線141経由で個人情報を
問合せる(ステップS42)。データベースサーバ14
0は、図5の個人情報テーブル143をユーザIDで検
索して、氏名、住所および電話番号で構成される個人情
報を読み出し(ステップS43)、代理サーバ130に
通信回線141経由で応答を返す(ステップS44)。
【0072】代理サーバ130は、データベースサーバ
140から取得した個人情報を、Webサーバ150か
ら受信した個人情報問合せ要求中に設定した個人情報設
定済み個人情報問合せ要求を生成し(ステップS4
5)、これをユーザ端末100へ送信する(ステップS
46)。ユーザ端末100では、受信した個人情報問合
せ要求を画面に表示し、ユーザによる確認ないし修正を
可能にする(ステップS47)。ユーザは、表示された
個人情報で問題がなければ、そのまま送信操作を行い、
一部変更したければ修正を加えた後に送信操作を行うこ
とにより、個人情報問合せ応答を代理サーバ130経由
でWebサーバ150へ送信する(ステップS48)。
代理サーバ130は、有効なクライアント識別子が付随
していることを条件に、これをWebサーバ150へ中
継する(ステップS49)。
【0073】Webサーバ150は、受信した個人情報
問合せ応答で示される個人情報に従って商品の配送の手
配を行い(ステップS50)、またユーザ端末100宛
の請求書を作成し(ステップS51)、代理サーバ13
0へ送信する(ステップS52)。代理サーバ130
は、有効なクライアント識別子が付随していることを条
件に当該請求書をユーザ端末100へ中継する(ステッ
プS53)。
【0074】図9(a)にWebサーバ150が送信す
る個人情報問合せ要求データの一例を示す。ユーザが購
入を希望した商品名、数量、単価、Webショップ名、
現在日時の記載欄に加えて、氏名、住所、電話番号の入
力欄が設けられており、これらの入力欄は全て空白にな
っている。図9(b)は代理サーバ130が生成した個
人情報設定済み個人情報問合せ要求データの一例を示
す。図9(a)中の入力欄にデータベースサーバ140
から取得した個人情報で示される氏名、住所、電話番号
が設定されている。ユーザ端末100には、この個人情
報設定済み個人情報問合せ要求データが送られるので、
氏名、住所、電話番号が記載通りのもので良い場合に
は、ユーザは個人情報を一切入力しなくて済む。また、
商品の配送先を別のところに変更したい場合には、個人
情報設定済み個人情報問合せ要求データに記載された個
人情報を修正して送信すれば良い。ユーザが修正して送
信した個人情報問合せ応答データの一例を図9(c)に
示す。
【0075】図10にWebサーバ150が作成したユ
ーザ端末100宛の請求書データの一例を示す。ユーザ
が注文した商品名、数量、単価、Webショップ名、W
ebサーバ及び請求事件を一意に識別するための請求書
番号、現在日時、個人情報問合せ応答で回答された氏
名、住所、電話番号が記載されている。
【0076】(5)履歴対象データの検出方法 1つの方法は、履歴として記録したいデータのひな型を
事前に登録しておき、ひな型に合致するデータを履歴対
象データとする方法である。例えば、図10に示した請
求書データを例に説明すると、このようなデータはHT
MLテキストやXMLテキストによって記述されるが、
記述項目とその記載場所などの書式はWebサーバ15
0毎に定まっている。従って、請求書データの書式を事
前に代理サーバ130に登録しておき、中継するデータ
の書式が登録された何れかの書式に合致するか否かによ
って履歴対象とするか否かを検出することができる。同
様の方法で、図9(a)に示した個人情報問合せ要求デ
ータ、図9(c)に示した個人情報問合せ応答データな
どを履歴対象データとすることができる。なお、この方
法は代理サーバ130で個人情報問合せ要求データを検
出する方法としても利用できる。
【0077】他の方法は、履歴データとして記録するか
否かを送信データに特別な印を付加してWebサーバ1
50及びユーザ端末100から送信し、代理サーバ13
0では特別な印の有無によって履歴対象データか否かを
判定する方法である。この方法は代理サーバ130で個
人情報問合せ要求データを検出する方法としても利用で
きる。特別な印は事前に取り決められていればどのよう
なビット列でも良く、付加する方法も例えばクライアン
ト識別子と同様にデータに付随させる方法、HTMLテ
キストやXMLテキストのヘッダ部分またはボディ部分
に付加する方法など任意の方法が利用できる。また、特
別な印自体で当該データの種別(請求書データや個人情
報問合せ要求データなど)が判別できるようになってい
ても良い。更に、個人情報問い合わせ要求データの場合
には、特別な印と共に要求する個人情報の種類(住所な
ど)をヘッダ部分で指定しておくと、ボディ部分の解析
が不要になり、処理効率が向上する。
【0078】(6)請求・支払い段階 決済サーバ160は、ISPの加入者に対してインター
ネット接続サービス料金を請求する際に、その加入者に
対してオンラインショッピング料金も併せて請求する。
1加入者当たりの処理例を図11に示す。
【0079】先ず、決済サーバ160は、データベース
サーバ140に記録されているユーザID別の履歴デー
タのうち、当該加入者のユーザIDに対応する履歴デー
タから図10に示した請求書データを未請求分につき全
て抽出する(ステップS61)。次に、抽出した請求書
データ毎に、それに記載されている単価と数量を掛け算
して1取引当たりの請求額を求め、それを抽出した請求
書データ全てで合算して合計額を計算する(ステップS
62)。そして当該加入者に対するインターネット接続
サービス料金と合算し(ステップS63)、ユーザ宛の
請求書を作成する(ステップS64)。この請求書の作
成時、今回処理した履歴データ中のWebサーバ150
からの請求書データに請求済みの印を付け請求済みとし
て管理する。ユーザ宛の請求書には、合計請求額以外
に、個々のオンラインショッピング取引の明細などが付
記される。明細はWebサーバ150からの請求書デー
タに基づいて作成される。作成されたユーザ宛の請求書
は、加入者に郵送され、予め定められた方法(例えば銀
行口座からの引き落とし等)によって料金を徴収する。
【0080】また決済サーバ160は、Webサーバ1
50からオンラインショッピング料金の請求があったと
きに、データベースサーバ140に記録された履歴デー
タに基づいてWebサーバ150に支払うべきオンライ
ンショッピング料金を計算し、銀行振り込み等の方法で
Webサーバ150に支払う。取引単位で支払う場合を
例にその処理例を図12に示す。
【0081】Webサーバ150から請求書番号を特定
した請求が来ると、決済サーバ160は、データベース
サーバ140に記録されている各ユーザID毎の履歴デ
ータをその請求書番号で検索する(ステップS71)。
そして、同じ請求書番号を持つ未払いの請求書データが
存在した場合(ステップS72でYES)、それに記載
されている単価と数量を掛け算して1取引当たりの請求
額を求め、その額をWebサーバ150に支払う(ステ
ップS73)。勿論、一定の手数料を差し引いて請求す
るようにしても良い。なお、支払った場合、今回処理し
たWebサーバ150からの請求書データに支払い済み
の印を付け支払い済みとして管理する。他方、該当する
請求書データが存在しない場合(ステップS72でN
O)、不正な請求とみなし、エラー処理を行う(ステッ
プS74)。
【0082】本実施例のオンラインショッピングシステ
ムにおける商品と料金の流れを図13に示す。Webシ
ョップはWebサーバ150がユーザ端末100から受
けた注文に従って、商品をユーザの指定先に配送し、料
金をISPに請求する。ISPは、Webショップから
ユーザに対するオンラインショッピング料金を請求され
るとその料金を立て替え払いする。ISPは、インター
ネット接続サービス料金の回収時にWebショッピング
の料金も回収する。ユーザは、Webショップから商品
を受け取り、ISPにその料金を支払う。
【0083】
【第2の実施例】本実施例は、ユーザが使用するユーザ
端末が専用のIPアドレスを保有し、インターネットに
直接接続できる形態の端末である点が第1の実施例と相
違している。本実施例にかかるオンラインショッピング
システムのブロック図を図14に示す。
【0084】図14において、ユーザ端末200は、パ
ーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、CP
U、メモリ、キーボード、CRT、モデム等のハードウ
ェア機器を備えると共にブラウザを含めて必要なソフト
ウェアがインストールされている。第1の実施例におけ
るユーザ端末100と相違し、インターネット290に
直接接続できる通信インタフェースを備えている。この
ため、ユーザ端末200は通信回線201によって直接
にインターネット290に接続されている。Webサー
バ250は、オンラインショッピングサービスを提供す
るワークステーション等の情報処理装置であり、CP
U、メモリ、モデム等のハードウェア機器を備えると共
にサーバとして必要なソフトウェアがインストールされ
ている。図14には、ユーザ端末及びWebサーバはそ
れぞれ1台しか図示されていないが、一般には複数のユ
ーザ端末及びWebサーバが存在する。
【0085】認証サーバ220、代理サーバ(プロキシ
ーサーバ)230、データベースサーバ240及び決済
サーバ260は、図1の第三者機関3の構成要素であ
り、同じ事業主体が運営している。認証サーバ220及
び代理サーバ230はインターネット290に接続され
ると共に通信回線222を通じて相互に直接接続されて
いる。データベースサーバ240は通信回線241、2
42を通じて代理サーバ230及び決済サーバ260に
接続されている。
【0086】ユーザ端末200は、Webサーバ250
を代理サーバ230経由でアクセスする。そのため、先
ず代理サーバ230を使用するために認証サーバ220
で認証を受け、クライアント識別子を割り当ててもら
う。ユーザ端末200は、この割り当てられたクライア
ント識別子を付随させて代理サーバ230経由でWeb
サーバ250をアクセスする。
【0087】認証サーバ220は、代理サーバ230を
利用する会員の認証情報(例えばユーザ名(アカウント
名)とパスワードの組み合わせ)を事前に保持してい
る。また、クライアント識別子を生成する機能を有して
いる。認証サーバ220は、ユーザ端末200からユー
ザ認証情報が送られてくると、そのユーザ認証情報が事
前に登録された真正なユーザ認証情報と一致するか否か
の認証を行う。認証に成功した場合には、ユーザ端末2
00のIPアドレスと認証時刻とを連結したものをクラ
イアント識別子として設定し、ユーザ認証情報中のユー
ザIDと共に通信回線222経由で代理サーバ230へ
通知する。また、認証サーバ220は、ユーザ端末20
0からユーザIDを添えて代理サーバ230の利用を終
了する旨の通知が送信されると、代理サーバ230に当
該ユーザIDを持つクライアント識別子を無効化するよ
う通知する。
【0088】代理サーバ230は、ユーザ端末200と
Webサーバ250との間のデータを中継する機能を持
つ。認証サーバ220から送られてきたユーザIDとク
ライアント識別子のペアを内部のメモリに保存する。認
証サーバ220からユーザIDを指定した無効化通知を
受信すると、指定されたユーザIDを含むユーザIDと
クライアント識別子のペアを無効にする。また、ユーザ
端末200から一定時間以上にわたってデータが送信さ
れてこない場合、前記保存したユーザIDとクライアン
ト識別子のペアを無効にする。その他、代理サーバ23
0は第1の実施例における代理サーバ130と同様な機
能を有する。
【0089】データベースサーバ240及び決済サーバ
260は、第1の実施例におけるデータベースサーバ1
40及び決済サーバ160と同じ機能を有する。
【0090】次に本実施例の動作を、第1の実施例との
相違点を中心に以下説明する。
【0091】事前準備として、ユーザ端末200の代理
サーバ230を利用する際のユーザ認証情報を図4と同
様に認証サーバ220へ登録し、また、そのユーザの個
人情報を図5と同様にデータベースサーバ240へ登録
しておく。
【0092】ユーザ端末200の認証段階の処理フロー
を図15に示す。ユーザがユーザ端末200から代理サ
ーバ230に接続するための認証情報を添えて認証要求
をインターネット290経由で認証サーバ220に送信
すると(ステップS101)、認証サーバ220は、受
信した認証情報と図4に示した認証情報テーブル123
に登録されている認証情報とを照合することにより、受
信した認証情報が正しいものかどうかを調査する(ステ
ップS102)。受信した認証情報が認証情報テーブル
123に登録されている何れの認証情報とも合致しない
場合には、ユーザが入力した認証情報が正しくないと判
断し、接続拒否を示す応答をインターネット290経由
でユーザ端末200に送信する(ステップS103)。
【0093】他方、受信した認証情報と一致する認証情
報が認証情報テーブル123に登録されている場合、認
証サーバ220は、ユーザが入力した認証情報が正しい
と判断し、ユーザ端末200のIPアドレスと現在時刻
とからクライアント識別子を生成する(ステップS10
4)。そして、生成したクライアント識別子と認証情報
中のユーザIDとのペアを通信回線222経由で代理サ
ーバ230に送って登録を依頼し(ステップS10
5)、代理サーバ230からの登録完了の応答を受信し
た時点で(ステップS107)、クライアント識別子を
添えて接続許可の通知をユーザ端末200へ送信する
(ステップS108)。代理サーバ230では、認証サ
ーバ220から送られてきたクライアント識別子とユー
ザIDとのペアを内部メモリに保存する(ステップS1
06)。
【0094】接続許可を得たユーザ端末200のユーザ
は、Webサーバ250へアクセスする場合、割り当て
られたクライアント識別子を添えてWebサーバ250
への接続要求を代理サーバ230経由で送信する。以降
の動作は、アクセスサーバが介在しない点を除いて第1
の実施例と同様である。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
のような効果が得られる。
【0096】ユーザは、クレジットカード情報を公衆ネ
ットワーク上に流す危険を犯すことなくオンラインショ
ッピングが楽しめる。その理由は、ユーザ端末からWe
bサーバに支払うべきオンラインショッピングにかかる
代金の徴収を、そのユーザ端末に中継手段を提供する第
三者機関が代行するためである。従って、クレジットカ
ードを持たないユーザでもオンラインショッピングが行
える効果も奏する。
【0097】ユーザは、オンラインショッピングを手軽
に楽しむことができる。その理由は、単に中継手段経由
でWebサーバをアクセスすれば良く、第1の従来技術
のように請求書送付電話呼といった特別な手続きを行う
必要がなく、第2の従来技術のように購入斡旋業者とE
メールをやりとりする必要がなく、第3の従来技術のよ
うに送金要求メールを出す必要がなく、結果として手続
きが簡便になるからである。
【0098】Webサーバは、中継手段経由でアクセス
してくるユーザ端末を信用のおける端末であると推定で
き、安心して商売を行うことができる。その理由は、第
三者機関によって認証されたユーザ端末だけが中継手段
経由でアクセスしてくるからである。
【0099】ユーザ及び第三者機関は、Webサーバか
らの不正な請求を防止することができる。その理由は、
第三者機関によってユーザ端末に割り当てたクライアン
ト識別子が付随しない請求書は無効化されるためであ
る。
【0100】インターネットサービスプロバイダ等の第
三者機関がユーザの嗜好を収集することができる。その
理由は、ユーザがWebショップから購入した商品を第
三者機関で把握できるからである。請求書データ以外
に、ユーザが閲覧したWebサーバのホームページな
ど、他のデータも履歴として保存すれば、ユーザの嗜好
をより詳細に収集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるオンラインショッ
ピングシステムのブロック図である。
【図2】クライアント識別子の役割を説明する図であ
る。
【図3】本発明を適用したオンラインショッピングシス
テムの第1の実施例のブロック図である。
【図4】認証サーバが有する認証情報テーブルの内容例
を示す図である。
【図5】データベースサーバが有する個人情報テーブル
の内容例を示す図である。
【図6】本発明を適用したオンラインショッピングシス
テムの第1の実施例におけるユーザ端末からアクセスサ
ーバへの接続段階の処理フロー図である。
【図7】本発明を適用したオンラインショッピングシス
テムの第1の実施例における代理サーバによる中継段階
の処理フロー図である。
【図8】本発明を適用したオンラインショッピングシス
テムの第1の実施例における個人情報代理応答段階の処
理フロー図である。
【図9】個人情報問合せ要求データ、個人情報設定済み
個人情報問合せ要求データ、個人情報問合せ応答データ
の一例を示す図である。
【図10】Webサーバが作成したユーザ端末宛の請求
書データの一例を示す図である。
【図11】決済サーバがISPの加入者に対してインタ
ーネット接続サービス料金を請求する際に行う処理例を
示すフローチャートである。
【図12】決済サーバがWebサーバからオンラインシ
ョッピング料金の請求があった際に行う処理例を示すフ
ローチャートである。
【図13】本発明の第1の実施例のオンラインショッピ
ングシステムにおける商品と料金の流れを示す図であ
る。
【図14】本発明を適用したオンラインショッピングシ
ステムの第2の実施例のブロック図である。
【図15】本発明を適用したオンラインショッピングシ
ステムの第2の実施例におけるユーザ認証段階の処理フ
ロー図である。
【図16】従来のオンラインショッピングシステムの典
型例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…ユーザ端末 2…Webサーバ 3…第三者機関

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ端末とWebサーバを中継する中
    継手段を備え、前記中継手段の利用を許可するユーザの
    認証情報及び個人情報を前記中継手段を運営する第三者
    機関で管理し、認証したユーザ端末にのみ前記中継手段
    経由による前記Webサーバへのアクセスを許可し、且
    つ、前記中継手段で中継するデータのうち少なくとも前
    記Webサーバから前記ユーザ端末宛に出された請求書
    データの履歴を記録し、該記録された請求書データに基
    づき、前記第三者機関が前記ユーザ端末から前記Web
    サーバに支払うべき料金の徴収を代行することを特徴と
    するオンラインショッピング方法。
  2. 【請求項2】 前記Webサーバから前記ユーザ端末宛
    に個人情報問合せ要求があったとき、前記第三者機関で
    管理しているユーザの個人情報のうち前記個人情報問合
    せ要求のあったユーザの個人情報を読み出して前記個人
    情報問合せ要求に設定して前記中継手段によって前記ユ
    ーザ端末に中継する請求項1記載のオンラインショッピ
    ング方法。
  3. 【請求項3】 ユーザ認証時に前記ユーザ端末に対して
    前記ユーザ端末が前記中継手段の利用を終了するまで有
    効なクライアント識別子を一時的に割り当て、前記ユー
    ザ端末と前記Webサーバ間のデータ授受の際には前記
    クライアント識別子を付随させ、前記中継手段は、有効
    なクライアント識別子が付随しないデータは中継せずに
    廃棄する請求項1または2記載のオンラインショッピン
    グ方法。
  4. 【請求項4】 前記クライアント識別子は、前記ユーザ
    端末のIPアドレスと認証が行われた時刻とを含む請求
    項3記載のオンラインショッピング方法。
  5. 【請求項5】 ユーザ端末と、前記ユーザ端末にインタ
    ーネット接続サービスを提供するインターネットサービ
    スプロバイダのアクセスサーバと、前記アクセスサーバ
    とインターネットを介して接続され前記ユーザ端末に対
    してオンラインショッピングサービスを提供するWeb
    サーバと、前記インターネットサービスプロバイダが運
    営する代理サーバ、認証サーバ、データベースサーバ及
    び決済サーバとを含むオンラインショッピングシステム
    におけるオンラインショッピング方法であって、(a)
    前記ユーザ端末から前記アクセスサーバに対する接続要
    求時に、前記認証サーバでユーザ認証を行い、認証した
    前記ユーザ端末に対して、前記ユーザ端末が前記アクセ
    スサーバから切断されるまで有効なクライアント識別子
    を一時的に割り当てるステップと、(b)有効なクライ
    アント識別子が付随するデータについて前記代理サーバ
    により前記ユーザ端末と前記Webサーバ間を中継し、
    有効なクライアント識別子が付随しないデータは廃棄す
    るステップと、(c)前記代理サーバで中継するデータ
    のうち少なくとも前記Webサーバから前記ユーザ端末
    宛に出された請求書データの履歴を前記データベースサ
    ーバに記録するステップと、(d)前記決済サーバが前
    記データベースサーバに記憶された請求書データに基づ
    き、前記ユーザ端末から前記Webサーバに支払うべき
    料金の徴収を代行するステップとを含むオンラインショ
    ッピング方法。
  6. 【請求項6】 更に、(e)前記代理サーバで前記We
    bサーバから前記ユーザ端末に出された個人情報問合せ
    要求を検出し、前記データベースサーバに保持された個
    人情報のうち前記個人情報問合せ要求にかかる個人情報
    を読み出して前記個人情報問合せ要求に設定して前記ユ
    ーザ端末に中継するステップを含む請求項5記載のオン
    ラインショッピング方法。
  7. 【請求項7】 ユーザ端末と、前記ユーザ端末に対して
    オンラインショッピングサービスを提供するWebサー
    バと、前記ユーザ端末と前記Webサーバ間を中継する
    代理サーバと、前記代理サーバを運営する第三者機関の
    認証サーバ、データベースサーバ及び決済サーバとを含
    むオンラインショッピングシステムにおけるオンライン
    ショッピング方法であって、(a)前記代理サーバに接
    続するための認証情報を添えた認証要求が前記ユーザ端
    末から前記認証サーバに送信されたときに、前記認証サ
    ーバでユーザ認証を行い、認証した前記ユーザ端末に対
    して、前記ユーザ端末が前記代理サーバの利用を終了す
    るまで有効なクライアント識別子を一時的に割り当てる
    ステップと、(b)有効なクライアント識別子が付随す
    るデータについて前記代理サーバにより前記ユーザ端末
    と前記Webサーバ間を中継し、有効なクライアント識
    別子が付随しないデータは廃棄するステップと、(c)
    前記代理サーバで中継するデータのうち少なくとも前記
    Webサーバから前記ユーザ端末宛に出された請求書デ
    ータの履歴を前記データベースサーバに記録するステッ
    プと、(d)前記決済サーバが前記データベースサーバ
    に記憶された請求書データに基づき、前記ユーザ端末か
    ら前記Webサーバに支払うべき料金の徴収を代行する
    ステップとを含むオンラインショッピング方法。
  8. 【請求項8】 更に、(e)前記代理サーバで前記We
    bサーバから前記ユーザ端末に出された個人情報問合せ
    要求を検出し、前記データベースサーバに保持された個
    人情報のうち前記個人情報問合せ要求にかかる個人情報
    を読み出して前記個人情報問合せ要求に設定して前記ユ
    ーザ端末に中継するステップを含む請求項7記載のオン
    ラインショッピング方法。
  9. 【請求項9】 ユーザ端末とWebサーバを中継する中
    継手段と、前記中継手段の利用を許可するユーザの認証
    情報及び個人情報を管理し、認証の認められたユーザ端
    末にのみ前記中継手段経由による前記Webサーバへの
    アクセスを許可する認証手段と、前記中継手段で中継す
    るデータのうち少なくとも前記Webサーバから前記ユ
    ーザ端末宛に出された請求書データの履歴を記録する履
    歴記録手段と、記録された請求書データに基づき前記ユ
    ーザ端末から前記Webサーバに支払うべき料金の徴収
    を代行する決済手段とを備えたオンラインショッピング
    システム。
  10. 【請求項10】 前記中継手段を利用する会員の個人情
    報を保持管理し、前記Webサーバから前記ユーザ端末
    宛に個人情報問合せ要求があったとき、前記管理してい
    るユーザの個人情報のうち前記個人情報問合せ要求のあ
    ったユーザの個人情報を読み出して前記個人情報問合せ
    要求に設定して前記中継手段によって前記ユーザ端末に
    中継する個人情報代理応答手段を備えた請求項9記載の
    オンラインショッピングシステム。
  11. 【請求項11】 前記ユーザ端末と前記Webサーバ間
    のデータ授受の際に付随すべきクライアント識別子をユ
    ーザ認証時に前記ユーザ端末が前記中継手段の利用を終
    了するまで一時的に前記ユーザ端末に割り当てるクライ
    アント識別子設定手段を備え、前記中継手段は、有効な
    クライアント識別子が付随しないデータは廃棄する構成
    を有する請求項9または10記載のオンラインショッピ
    ングシステム。
  12. 【請求項12】 前記クライアント識別子は、前記ユー
    ザ端末のIPアドレスと認証が行われた時刻とを含む請
    求項11記載のオンラインショッピングシステム。
  13. 【請求項13】 コンピュータを、 ユーザ端末とWebサーバを中継する中継手段、 前記中継手段の利用を許可するユーザの認証情報及び個
    人情報を管理し、認証の認められたユーザ端末にのみ前
    記中継手段経由による前記Webサーバへのアクセスを
    許可する認証手段、 前記中継手段で中継するデータのうち少なくとも前記W
    ebサーバから前記ユーザ端末宛に出された請求書デー
    タの履歴を記録する履歴記録手段、 記録された請求書データに基づき前記ユーザ端末から前
    記Webサーバに支払うべき料金の徴収を代行する決済
    手段、 として機能させるプログラム。
  14. 【請求項14】 前記コンピュータを、更に、前記中継
    手段を利用する会員の個人情報を保持管理し、前記We
    bサーバから前記ユーザ端末宛に個人情報問合せ要求が
    あったとき、前記管理しているユーザの個人情報のうち
    前記個人情報問合せ要求のあったユーザの個人情報を読
    み出して前記個人情報問合せ要求に設定して前記中継手
    段によって前記ユーザ端末に中継する個人情報代理応答
    手段として機能させるプログラムを含む請求項13記載
    のプログラム。
  15. 【請求項15】 前記コンピュータを、更に、前記ユー
    ザ端末と前記Webサーバ間のデータ授受の際に付随す
    べきクライアント識別子をユーザ認証時に前記ユーザ端
    末が前記中継手段の利用を終了するまで一時的に前記ユ
    ーザ端末に割り当てるクライアント識別子設定手段とし
    て機能させ、且つ、前記中継手段を、有効なクライアン
    ト識別子が付随しないデータは廃棄するよう動作させる
    プログラムを含む請求項13または14記載のプログラ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記クライアント識別子は、前記ユー
    ザ端末のIPアドレスと認証が行われた時刻とを含む請
    求項15記載のプログラム。
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