JP2002110821A - メモリセル形成方法 - Google Patents

メモリセル形成方法

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JP2002110821A JP2000290412A JP2000290412A JP2002110821A JP 2002110821 A JP2002110821 A JP 2002110821A JP 2000290412 A JP2000290412 A JP 2000290412A JP 2000290412 A JP2000290412 A JP 2000290412A JP 2002110821 A JP2002110821 A JP 2002110821A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダミーポリシリコンを使用してメモリセルを
形成する方法の提供。 【解決手段】 基板を提供し、並びに基板の上に誘電質
構造層を形成する。続いて誘電質構造層の上に導体層と
研磨終止層を順次形成する。その後、基板上に一つのビ
ット線パターンを画定し且つビット線を形成する。その
後、導体層及び研磨終止層の側壁にギャップウォールを
形成し、並びにセルフアラインメタライズ工程を進行す
る。続いてビット線の上に酸化膜を充填し、さらに酸化
膜に対して研磨終止層までCMP或いはエッチバックを
進行する。最後に、研磨終止層を除去する。並びにポリ
シリコン層を堆積させワード線を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一種のメモリアレイ
を形成する方法に係り、特にダミーポリシリコンを使用
してメモリセルを形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は周知のNROM(nitride
read only memory)セルである。セ
ルは、基板10を具え、そのなかにソース12とドレイ
ン14が注入形成され、その上部にONO構造16が置
かれ、該ONO構造は、二層の酸化膜18及び20の間
に一つの窒化膜17を挟んだ構造とされる。このONO
構造16の上にゲート導体22が置かれている。ソース
12とドレイン14の間にあって、一つのチャネル15
がONO構造16の構造の下に形成されている。
【0003】窒化膜17は電荷保留タイミング制御を提
供し、プログラム化メモリセルに用いられる。特に、電
圧をソース12、ドレイン14、及びゲート導体22に
提供すると、電子がドレイン14に向けて流れる。ホッ
トエレクトロン効果により、一つだけのホットエレクト
ロンが窒化膜下方の酸化膜18に飛び込み、酸化膜18
が非常に薄い時、ホットキャリア17は窒化膜17に収
集される。周知の技術によると、窒化膜17はドレイン
14近くの収集領域で電子即ち電荷24を収集する。収
集された電荷24は明らかにドレイン14付近のメモリ
セルチャネルのスレショルド電圧を上昇させ、これはチ
ャネル15部分のスレショルド電圧より高い。
【0004】読み取り時には、もとのソース、ドレイン
の電性が調整され、即ちソース12の電圧が増加され、
ドレイン14の電圧が下げられる。収集された電荷24
が存在し、比較的高いスレショルド電圧が読み取るメモ
リセルにある時、メモリセル部分は導通状態とされな
い。もし収集電荷24が存在せねば、ゲート導体22の
読み取り電圧が比較的低いスレショルド電圧を克服で
き、並びにチャネル15が反転し導通する。
【0005】図2に示されるのは上述のメモリセルを応
用した周知のメモリアレイのある一列の側辺である。基
板10の上のビット線12はメモリセルのソース或いは
ドレインとされ、ビット線酸化物50は、ONO構造
(符号18、17及び20の部分)で隔離されている。
ONO構造とビット線酸化物50の上にはポリシリコン
60があり、ワード線が形成される。そのうちONO構
造(符号18、17及び20の部分)の上方のワード線
は上述のメモリセルのゲート構造とされる。このメモリ
アレイにおいて、ビット線酸化物50は周知のLOCO
S法で形成され、このためビット線酸化物50の下方の
ビット線は工程上、セルフアラインサリサイド工程を使
用して抵抗値を下げることができなかった。さらに、比
較的高い熱予算工程は、工程の進行中に改善を行う必要
があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の周知の技術にお
いて、周知のメモリセル製造工程の発生する多くの欠点
を鑑み、本発明は、ダミー層を使用し、ビット線形成時
にゲート酸化膜とONO構造を保護する方法を提供する
ことを主要な目的としている。本発明によると、ダミー
層はさらにビット線を画定するセルフアラインサリサイ
ドに用いられて電気抵抗を下げる。
【0007】本発明のもう一つの目的は、ビット線の受
ける熱予算が比較的少なく、寸法を縮小し、さらに小さ
いセルギャップ、及びチャネル長を形成するのに有効な
メモリセル形成方法を提供することにある。本発明によ
ると、減少する熱予算は二つあり、その一つは周辺ゲー
ト酸化膜とONO構造をビット線形成の前に形成するこ
とにより減少するメモリアレイの熱予算であり、もう一
つは非伝統的な熱酸化法とは異なりビット線酸化膜を高
密度プラズマ法或いはSOG(spin−on−gla
ss)で形成することにより減少するメモリアレイの熱
予算である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、基板
を提供するステップ、該基板の上に誘電質構造層を形成
するステップ、該誘電質構造層の上に順に一つの導体層
と一つの研磨終止層を形成するステップ、該基板の上に
ビット線パターンを定義し並びにビット線を形成するス
テップ、該導体層及び該研磨終止層の側壁にギャップウ
ォールを形成するステップ、セルフアラインメタライズ
工程を進行するステップ、該ビット線上に酸化膜を充填
するステップ、該酸化膜に対して研磨終止層までエッチ
ングするステップ、該研磨終止層を除去するステップ、
ポリシリコン層を堆積させてワード線の形成に用いるス
テップ、少なくとも以上のステップを包括する、メモリ
セル形成方法としている。請求項2の発明は、請求項1
に記載のメモリセル形成方法において、前記誘電質構造
層がONO構造を有することを特徴とする、メモリセル
形成方法としている。請求項3の発明は、請求項1に記
載のメモリセル形成方法において、前記導体層をポリシ
リコン、タングステン、タンタル及びサリサイドが組成
するグループ元素より選択することを特徴とする、メモ
リセル形成方法としている。請求項4の発明は、請求項
1に記載のメモリセル形成方法において、前記酸化膜を
高密度プラズマCVDで形成することを特徴とする、メ
モリセル形成方法としている。請求項5の発明は、請求
項4に記載のメモリセル形成方法において、酸化膜に対
してエッチング終止層までエッチングするステップに代
えて、CMPで研磨終止層まで研磨することを特徴とす
る、メモリセル形成方法としている。請求項6の発明
は、請求項1に記載のメモリセル形成方法において、酸
化膜をSOGで形成することを特徴とする、メモリセル
形成方法としている。請求項7の発明は、請求項6に記
載のメモリセル形成方法において、酸化膜に対してエッ
チング終止層までエッチングするステップに代えて、C
MPで研磨終止層まで研磨することを特徴とする、メモ
リセル形成方法としている。請求項8の発明は、請求項
1に記載のメモリセル形成方法において、誘電質構造層
が酸化物を含むことを特徴とする、メモリセル形成方法
としている。請求項9の発明は、請求項1に記載のメモ
リセル形成方法において、研磨終止層が窒化膜を含むこ
とを特徴とする、メモリセル形成方法としている。請求
項10の発明は、請求項1に記載のメモリセル形成方法
において、基板の上にビット線パターンを定義し並びに
ビット線を形成するステップが、少なくとも、一部分の
研磨終止層、ポリシリコン層、及び誘電質構造層を順に
エッチングするステップと、イオン注入法で基板上にイ
オンドープ領域を形成するステップと、を包括すること
を特徴とする、メモリセル形成方法としている。請求項
11の発明は、請求項1に記載のメモリセル形成方法に
おいて、ポリシリコン層を堆積させてワード線の形成に
用いるステップは少なくとも、該ポリシリコン層を堆積
させるステップと、該ワード線のパターンを該ポリシリ
コン層に転写するステップと、を包括することを特徴と
する、メモリセル形成方法としている。請求項12の発
明は、請求項1に記載のメモリセル形成方法において、
メモリセルの周囲にMOS素子を形成するステップをさ
らに含むことを特徴とする、メモリセル形成方法として
いる。請求項13の発明は、基板を提供するステップ、
該基板の上に誘電質構造層を形成するステップ、該誘電
質構造層の上に順に第1のポリシリコン層と一つの窒化
膜を形成するステップ、該基板上にビット線パターンを
定義し並びにビット線を形成するステップ、該第1のポ
リシリコン層と該窒化膜の側壁にギャップウォールを形
成するステップ、セルフアラインメタライズ工程を進行
するステップ、高密度プラズマCVDで酸化膜を形成す
るステップ、CMPで該窒化膜まで研磨するステップ、
該窒化膜を除去するステップ、第2のポリシリコン層を
堆積させてワード線を形成するのに用いるステップ、少
なくとも以上のステップを包括する、メモリセル形成方
法としている。請求項14の発明は、請求項13に記載
のメモリセル形成方法において、前記誘電質構造層がO
NO構造を有することを特徴とする、メモリセル形成方
法としている。請求項15の発明は、請求項13に記載
のメモリセル形成方法において、前記誘電質構造層が酸
化物を含むことを特徴とする、メモリセル形成方法とし
ている。請求項16の発明は、請求項13に記載のメモ
リセル形成方法において、基板の上にビット線パターン
を定義し並びにビット線を形成するステップが、少なく
とも、一部分の研磨終止層、第1のポリシリコン層、及
び誘電質構造層を順にエッチングするステップと、イオ
ン注入法で基板上にイオンドープ領域を形成するステッ
プと、を包括することを特徴とする、メモリセル形成方
法としている。請求項17の発明は、請求項13に記載
のメモリセル形成方法において、第2のポリシリコン層
を堆積させてワード線を形成するのに用いるステップが
少なくとも、該第2のポリシリコン層を堆積させるステ
ップと、該ワード線のパターンを該第2のポリシリコン
層に転写するステップと、を包括することを特徴とす
る、メモリセル形成方法としている。請求項18の発明
は、請求項13に記載のメモリセル形成方法において、
メモリセルの周囲にMOS素子を形成するステップをさ
らに含むことを特徴とする、メモリセル形成方法として
いる。請求項19の発明は、基板を提供するステップ、
該基板の上に隔離素子を形成することによりMOS素子
領域とセル領域を形成するステップ、該セル領域の上に
誘電質構造層を形成するステップ、該MOS素子領域の
基板の上にスレショルド電圧注入区を形成するステッ
プ、該基板の上に順に導体層と研磨終止層を形成するス
テップ、該セル領域の上にビット線パターンを定義し並
びにビット線を形成するステップ、該導体層と該研磨終
止層の側壁にギャップウォールを形成するステップ、セ
ルフアラインメタライズ工程を進行するステップ、該ビ
ット線の上に酸化膜を充填するステップ、該酸化膜に対
して該研磨終止層までエッチングするステップ、該研磨
終止層を除去するステップ、ポリシリコン層を堆積さ
せ、セル領域上に一つのワード線を形成し、このMOS
素子のゲートの側壁にギャップウォールを形成するステ
ップ、該MOS素子の基板上にソースドレイン領域を形
成するステップ、以上を少なくとも包括する、ROM形
成方法としている。請求項20の発明は、請求項19に
記載のROM形成方法において、前記誘電質構造層がO
NO構造を有することを特徴とする、ROM形成方法と
している。請求項21の発明は、請求項19に記載のR
OM形成方法において、導体層をポリシリコン、タング
ステン、タンタル及びサリサイドが組成するグループ元
素より選択することを特徴とする、ROM形成方法とし
ている。請求項22の発明は、請求項19に記載のRO
M形成方法において、酸化膜を高密度プラズマCVDで
形成することを特徴とする、ROM形成方法としてい
る。請求項23の発明は、請求項22に記載のROM形
成方法において、酸化膜に対して研磨終止層までエッチ
ングするステップにおいて、CMPで研磨終止層まで研
磨することを特徴とする、ROM形成方法としている。
請求項24の発明は、請求項19に記載のROM形成方
法において、酸化膜をSOGで形成することを特徴とす
る、ROM形成方法としている。請求項25の発明は、
請求項24に記載のROM形成方法において、酸化膜に
対して研磨終止層までエッチングするステップにおい
て、CMPで研磨終止層まで研磨することを特徴とす
る、ROM形成方法としている。請求項26の発明は、
請求項19に記載のROM形成方法において、誘電質構
造層が酸化物を含むことを特徴とする、ROM形成方法
としている。請求項27の発明は、請求項19に記載の
ROM形成方法において、研磨終止層が窒化膜を含むこ
とを特徴とする、ROM形成方法としている。請求項2
8の発明は、請求項19に記載のROM形成方法におい
て、隔離素子がSTIであることを特徴とする、ROM
形成方法としている。請求項29の発明は、請求項19
に記載のROM形成方法において、隔離素子がフィール
ド酸化領域であることを特徴とする、ROM形成方法と
している。請求項30の発明は、請求項19に記載のR
OM形成方法において、セル領域の上にビット線パター
ンを定義し並びにビット線を形成するステップが、少な
くとも、一部分の研磨終止層、ポリシリコン層及び及び
誘電質構造層をエッチングするステップと、イオン注入
法で基板の上にイオンドープ領域を形成するステップ
と、を包括することを特徴とする、ROM形成方法とし
ている。請求項31の発明は、請求項19に記載のRO
M形成方法において、ポリシリコン層を堆積させ、セル
領域上に一つのワード線を形成するステップが、少なく
とも、ポリシリコン層を堆積させるステップと、ワード
線のパターンを該ポリシリコン層に転写するステップ
と、を包括することを特徴とする、ROM形成方法とし
ている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は一種のメモリセル形成方
法を提供する。本発明によると、まず基板を提供し、並
びに基板の上に誘電質構造層を形成する。本発明による
と、誘電質構造層はONO構造層或いは酸化物層を包括
し、そのうち形成したONO構造はNROMを形成で
き、酸化物層はMROM(mask ROM)を形成で
きる。さらに、その後に本発明の一つの重要なステップ
を行う。即ち、誘電質構造層の上に第1ポリシリコン層
と窒化膜を形成する。その後、基板上に一つのビット線
パターンを画定し且つビット線を形成する。そのうち、
ビット線形成の過程は、一部の誘電質構造層のエッチン
グを含む。続いて第1ポリシリコン層及び窒化膜の側壁
にギャップウォールを形成し、並びにセルフアラインメ
タライズ工程を進行してビット線にサリサイドを形成す
る。その後、本発明のもう一つの重要なステップを行
う。即ち、高密度プラズマCVD或いはSOGでビット
線酸化層を形成し、その後、窒化膜までCMPで研磨す
るかエッチバックする。最後に窒化膜を除去し、並びに
第2ポリシリコン層を堆積してワード線の形成に用い
る。
【0010】
【実施例】本発明の半導体素子はさらに広い範囲に応用
でき、並びに異なる半導体材料で製造できる。現在の主
要な半導体素子はシリコン基板の上に製造されているた
め、以下に本発明の半導体素子を、シリコン基板を応用
した実施例を挙げて説明する。このシリコン基板上への
応用は最もよく見られる応用でもある。しかし、本発明
はその他の材料の基板上にも応用される、例えばGaA
s基板、ゲルマニウム基板の上にも運用されうる。この
ため、本発明の応用はシリコン半導体材料で製造された
素子上に限定されるわけではなく、その他の半導体材料
で製造された素子上にも運用されうる。
【0011】さらに、本発明に記載の実施例の図面はシ
リコン半導体素子とされるが、しかし、本発明の図面は
本発明の応用範囲を限定するために提示されたものでは
ない。例えば、絶縁のゲート制御構造を使用した例があ
り、しかし周知のとおり、絶縁のゲートはその他の構造
に代えられうる。このように、本発明の半導体装置は図
示された構造に限定されない。この装置は以下に示され
る本発明の実施例の使用と応用を包括する。
【0012】さらに、半導体素子の異なる部分は寸法に
照らし合わせて表示されていない。その寸法とその他の
関連寸法は誇張表示されて、本発明を明確に描写し理解
を深める。本発明の半導体素子の良好な実施例の描写は
特定のp型領域とn型領域を包括するが、ただし半導体
素子中の異なる領域の導電性は互換可能である。増強
(enhancement)モードと欠乏(deple
tion)モードも同様に互換可能である。
【0013】さらに、ここに描かれる実施例の幅と深さ
は異なる段階の二次元で表示されるが、表示される領域
はウエハーの三次元セルの一部分に過ぎず、そのうちウ
エハーは三次元空間中に配列された多くのセルを含みう
る。相対的に、実際の素子を製造する時、図示される領
域は三次元の長さ、幅及び高度を有する。
【0014】本発明は一種のメモリセル形成方法を提供
する。本発明によると、まず基板を提供し、並びに基板
の上に誘電質構造層を形成する。本発明によると、誘電
質構造層はONO構造層或いは酸化物構造を包括し、そ
のうちONO構造を形成するとNROMを形成でき、酸
化物構造を形成するとMROM(mask ROM)を
形成できる。その後に本発明の一つの重要なステップを
行う。即ち、誘電質構造層の上にダミー層と研磨終止層
を順に形成し、その後、ビット線パターンを画定し且つ
ビット線を形成する。その後、ダミー層と研磨終止層の
側壁にギャップウォールを形成する。続いて本発明のも
う一つの重要なステップを行う。即ち、セルフアライン
サリサイド工程によりビット線にサリサイドを形成す
る。このステップによりビット線の抵抗値を下げること
ができる。その後、高密度プラズマCVD或いはSOG
でビット線の上に酸化シリコンを充填し、さらにCMP
或いはエッチバックで突出した酸化膜を平坦化する。そ
のうちダミー層の上の研磨終止層はここではCMPされ
る終止層とされる。その後、研磨終止層を除去し、並び
に一層のポリシリコン層を堆積させてワード線を形成す
る。
【0015】以下の図3から図16は本発明の一つの望
ましい実施例を示す。この実施例では、メモリセルはM
OS素子と共に形成され、また本発明の製造工程は高圧
MOS素子と減圧MOS素子を形成できる(ほとんどの
プログラマブルROMは高圧素子と減圧素子を同時に必
要とする)。さらに、本実施例はNROMを形成する
が、MROMを形成することも可能である。
【0016】図3に示されるように、基板100の上に
隔離素子110を形成する。本実施例では、隔離素子1
10はSTI(sallow trench isol
ation)とされるが、周知のLOCOSで形成した
フィールド酸化領域とすることも可能である。一般にS
TIを形成する方法は、基板100の上に順に窒化膜と
レジスト層(図示せず)を形成し、その後、周知のリソ
グラフィー技術でSTIのパターンをホトレジスト層に
転写し、さらにホトレジスト層を窒化膜に対するマスク
としてエッチングしてSTIのパターンを窒化膜に転写
する。続いて、周知のエッチング工程で基板100にト
レンチを形成する。その後、熱酸化法で酸化膜をトレン
チ中に充填し、さらにホトレジスト層、窒化膜を除去す
る。本実施例では、隔離素子110−2の外側がウエハ
のメモリアレイとされ、隔離素子110の中間と隔離素
子110−1の外側がMOS素子とされる。
【0017】図4に示されるように、MOS素子領域に
ウェル104、106が形成され、メモリアレイ領域に
セルドープ領域102が形成される。本実施例では、ウ
ェル104と106にホウ素とリン(そのうちホウ素は
nMOSに用いられ、リンはpMOSに用いられる)を
ドーパントとし、イオン注入を進行し、セルドープ領域
102のドーパントはホウ素とされる。ウェル104と
106のドーパント濃度は1012/cm2 から1013
cm2 とされ、セルドープ領域102のドーパント濃度
は1012/cm2 から1013/cm2 とされる。
【0018】図5に示されるように、メモリセル領域の
上にONO構造132を形成し、このONO構造は、窒
化膜130を第1の酸化膜120と第2の酸化膜122
の中間に挟んでなる。本実施例では、ONO構造132
を形成してプログラマブルNROMを形成するのに用い
る。しかし、一層の酸化膜を形成した場合はMROM
(mask ROM)を形成することができる。ONO
構造132は、まずMOS素子領域上にホトレジスト層
(図示せず)を形成し、その後、順にメモリアレイ領域
の基板100上に、順に、下部酸化膜120、窒化膜1
30、及び上部酸化膜122を形成し、その後、さらに
ホトレジスト層を除去することにより形成するか、或い
は、先にONO構造132を形成し、さらにMOS素子
の上のONO構造132を除去する。酸化膜120は通
常熱酸化法で形成され、全体のウエハーがファーネスに
送られ750℃から1000℃に加熱され、この酸化膜
120の厚さは20から150Åとされる。窒化膜13
0は一般にCVDで形成され、窒化膜130の厚さは2
0から150Åとされる。酸化膜122はCVDを利用
するか、或いは熱酸化法で窒化膜を酸化するか、或いは
両者を結合させることにより得られ、その最終的な厚さ
は50から100Åとされる。注意を要することは、も
し熱酸化法を選択使用するなら、窒化膜の厚さは適宜増
加され、通常は、下部酸化膜130の厚さの1/2を増
加する必要がある、ということである。
【0019】図6に示されるように、MOS素子領域に
あって、スレショルド電圧注入区105と107及びゲ
ート酸化膜124と126を形成する。本実施例では、
二つのMOS素子は一つが高圧素子を、もう一つが減圧
素子を代表する。図中の隔離素子110の間のMOS素
子は高圧素子とされ、隔離素子110−1の外側のMO
S素子は減圧素子とされる。本実施例では、スレショル
ド電圧注入区105と107は周知のイオン注入法によ
り形成し、ゲート酸化膜124の厚さは120から20
0Å、ゲート酸化膜126の厚さは30から90Åとし
ている。
【0020】続いて本発明の一つの重要なステップであ
り、図7に示されるように、全体のウエハーの上に順に
ポリシリコン層160と窒化膜134を堆積させる。こ
のポリシリコン層160はダミー層とし、それはその下
のONO構造132を保護し、且つビット線のパターン
を画定するのに用いる。本実施例では、工程及びコスト
上の配慮から、ダミー層にポリシリコン層を選択してい
るが、タングステン、タンタル、或いはサリサイド、例
えばけい化タングステンその他の各種導体層も選択可能
であり、異なる材料に対しては後の工程で対応する異な
るエッチング方式を採用する。窒化膜134はポリシリ
コン層160を保護するほか、さらに後CMPの研磨終
止層とされる。本実施例では、周知の減圧CVDでポリ
シリコン層160を形成し、その厚さは400から80
0Åとし、窒化膜134は周知のPECVD或いは減圧
CVDで形成し、その厚さは100から300Åとす
る。
【0021】図8に示されるように、順に一部分の窒化
膜134、ポリシリコン層160、酸化膜122、及び
窒化膜130をエッチングする。続いて、セルドープ領
域102中にビット線103を形成する。エッチングの
方式は、先にホトレジスト層(図示せず)を堆積させ並
びに周知のリソグラフィー工程でホトレジスト上に開口
を形成し、さらにホトレジスト層をマスクとして窒化膜
134、ポリシリコン層160、酸化膜122、窒化膜
130に対して順に異方性エッチング、例えばRIEを
行い、その後、さらにホトレジスト層を除去する。ビッ
ト線103の形成方式は、セルドープ領域102へのイ
オン注入により形成する。ビット線103のドーパント
は一般には砒素とし、その濃度は2×1015/cm2
ら4×1015/cm2 とする。このうち、ポリシリコン
層160はイオン注入のマスクを提供する。酸化膜12
0はイオン注入の犠牲酸化膜とされ、その後のセルフア
ラインメタライズ工程で除去される。
【0022】図9に示されるように、窒化膜134とポ
リシリコン層160の側壁にギャップウォール128を
形成する。ギャップウォール128の形成方式は、周知
の方式、例えば減圧CVDとし、全体のウエハーに一層
の酸化膜を堆積させ、その後にさらに異方性の方式で酸
化膜をある厚さを以てフルエッチングし、ギャップウォ
ール128を形成する。このうち、ギャップウォール1
28はポリシリコン層160を封鎖し、こうしてさらに
セルフアラインサリサイド工程を進行する。
【0023】続いては本発明のもう一つの重要なステッ
プであり、図10に示されるように、周知のセルフアラ
インサリサイド工程でビット線103にサリサイド10
1を形成する。本実施例では、セルフアラインサリサイ
ド工程中の金属はコバルト、チタン、タングステン或い
は銅とする。このステップの主要な目的は、ビット線1
03の抵抗値を減らすことにある。一般にセルフアライ
ンサリサイド工程では全体のウエハー表面に一層の金属
層を堆積させ、その後、高温で堆積した金属とシリコン
を反応させてサリサイドを形成する。ギャップウォール
128或いは窒化膜134の上の金属層をさらに周知の
ウェットエッチングで除去する。
【0024】続いて、本発明のもう一つの重要なステッ
プを進行する。即ち、図11に示されるように、高密度
CVD或いはSOGで酸化膜127を形成する。この酸
化膜127はビット線酸化物を提供し、その厚さは少な
くともビット線103上の開口より高くなければならな
い。高密度CVD或いはSOGによる酸化膜127の形
成は形成した酸化物の熱予算を減少できる。続いて、図
12に示されるように、周知のCMP或いはエッチバッ
クにより突出した酸化膜127を除去する。本実施例で
は窒化膜134をエッチング終止層とする。
【0025】図13に示されるように、窒化膜134を
除去する。窒化膜134除去の周知の方法は、全体のウ
エハーを加熱したりん酸槽内に漬けることで、これはウ
エットエッチングの選択性は良好であるためである。或
いは、RIEにより窒化膜134を除去する。
【0026】図14に示されるように、全体のウエハー
の上に一層のポリシリコン層162を堆積させる。この
ポリシリコン層162はメモリセル中でワード線を形成
するのに用い、MOS素子中にあってはゲートを形成す
るのに用いる。本実施例では、ポリシリコン層162は
任意の周知の方法、例えば減圧CVDで形成し、その厚
さは1500から2000Åとする。
【0027】図15に示されるように、周知のリソグラ
フィー工程及びエッチング方式で同時にワード線とポリ
シリコンゲート160を形成する。形成の方式はウエハ
ー上にさらに一層のホトレジスト層(図示せず)を形成
し、その後、周知のリソグラフィー工程でMOS素子の
ゲートパターン及びメモリセルのワード線パターンをホ
トレジストに転写する。その後、さらに、周知のエッチ
ング方式でホトレジスト層をマスクとしてポリシリコン
層162をエッチングし、最後にホトレジスト層を除去
する。図中、ワード線のパターンは図示の断面と平行で
あり、ビット線と垂直であり、ゆえにパターン転写の過
程は見ることができない。もし本実施例の断面をメモリ
セルのもう一つの、ビット線と平行な断面からとると、
このステップのパターン転写の過程を見ることができ
る。このうち、メモリセル上の構造を形成した後に、周
知のMOS素子をチップ上に形成する工程に続く。
【0028】図16に示されるように、MOS素子領域
に順にギャップウォール129、ソースドレイン領域1
14、及びサリサイド115及び163を形成する。ま
ず、同様の方式でゲート側壁にギャップウォール129
を形成する。続いて、周知のイオン注入法で基板100
上にソースドレイン領域114を形成する。最後に、セ
ルフアラインサリサイド工程でサリサイド115と16
3を形成する。
【0029】以上の説明は、本発明の望ましい実施例の
説明に過ぎず、本発明の請求範囲を限定するものではな
く、本発明に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、
いずれも本発明の請求範囲に属するものとする。
【0030】
【発明の効果】本発明の主要な特徴は、一つのダミー層
を使用し、ビット線形成時にゲート酸化膜とONO構造
を保護することにある。このほか、ダミー層はさらにビ
ット線を画定するセルフアラインサリサイドに用いられ
て電気抵抗を下げる。さらに、本発明のビット線の受け
る熱予算は比較的少なく、寸法を縮小し、さらに小さい
セルギャップ、及びチャネル長を形成するのに有効であ
る。本発明により減少する熱予算は二つあり、その一つ
は周辺ゲート酸化膜とONO構造をビット線形成の前に
形成することにより減少するメモリアレイの熱予算であ
り、もう一つは非伝統的な熱酸化法とは異なりビット線
酸化膜を高密度プラズマ法或いはSOGで形成すること
により減少するメモリアレイの熱予算である。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知のNROMメモリセル構造表示図である。
【図2】周知の技術を使用し、形成したチップ上のメモ
リアレイ部分の断面構造図である。
【図3】本発明によりチップ上にメモリアレイを形成す
る各ステップの構造表示図である。
【図4】本発明によりチップ上にメモリアレイを形成す
る各ステップの構造表示図である。
【図5】本発明によりチップ上にメモリアレイを形成す
る各ステップの構造表示図である。
【図6】本発明によりチップ上にメモリアレイを形成す
る各ステップの構造表示図である。
【図7】本発明によりチップ上にメモリアレイを形成す
る各ステップの構造表示図である。
【図8】本発明によりチップ上にメモリアレイを形成す
る各ステップの構造表示図である。
【図9】本発明によりチップ上にメモリアレイを形成す
る各ステップの構造表示図である。
【図10】本発明によりチップ上にメモリアレイを形成
する各ステップの構造表示図である。
【図11】本発明によりチップ上にメモリアレイを形成
する各ステップの構造表示図である。
【図12】本発明によりチップ上にメモリアレイを形成
する各ステップの構造表示図である。
【図13】本発明によりチップ上にメモリアレイを形成
する各ステップの構造表示図である。
【図14】本発明によりチップ上にメモリアレイを形成
する各ステップの構造表示図である。
【図15】本発明によりチップ上にメモリアレイを形成
する各ステップの構造表示図である。
【図16】本発明によりチップ上にメモリアレイを形成
する各ステップの構造表示図である。
【符号の説明】
10 基板 12 ソース 14 ドレイン 15 チャネル 16 ONO構造 17 窒化膜 18 酸化膜 20 酸化膜 22 ゲート導体 50 ビット線酸化層 60 ポリシリコン 100 基板 101 サリサイド 102 セルドープ領域 103 ビット線 104 ウェル 105 スレショルド電圧注入領域 106 ウェル 107 スレショルド電圧注入領域 110 隔離素子 112 ソースドレイン領域 113 サリサイド 114 ソースドレイン領域 115 サリサイド 120 酸化膜 122 酸化膜 124 ゲート酸化膜 126 ゲート酸化膜 127 酸化膜 128 ギャップウォール 129 酸化膜 130 窒化膜 132 ONO構造 134 窒化膜 160 ポリシリコン層 162 ポリシリコン層 163 サリサイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/792

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を提供するステップ、 該基板の上に誘電質構造層を形成するステップ、 該誘電質構造層の上に順に一つの導体層と一つの研磨終
    止層を形成するステップ、 該基板の上にビット線パターンを定義し並びにビット線
    を形成するステップ、 該導体層及び該研磨終止層の側壁にギャップウォールを
    形成するステップ、 セルフアラインメタライズ工程を進行するステップ、 該ビット線上に酸化膜を充填するステップ、 該酸化膜に対して研磨終止層までエッチングするステッ
    プ、 該研磨終止層を除去するステップ、 ポリシリコン層を堆積させてワード線の形成に用いるス
    テップ、 少なくとも以上のステップを包括する、メモリセル形成
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のメモリセル形成方法に
    おいて、前記誘電質構造層がONO構造を有することを
    特徴とする、メモリセル形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のメモリセル形成方法に
    おいて、前記導体層をポリシリコン、タングステン、タ
    ンタル及びサリサイドが組成するグループ元素より選択
    することを特徴とする、メモリセル形成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のメモリセル形成方法に
    おいて、前記酸化膜を高密度プラズマCVDで形成する
    ことを特徴とする、メモリセル形成方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のメモリセル形成方法に
    おいて、酸化膜に対してエッチング終止層までエッチン
    グするステップに代えて、CMPで研磨終止層まで研磨
    することを特徴とする、メモリセル形成方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のメモリセル形成方法に
    おいて、酸化膜をSOGで形成することを特徴とする、
    メモリセル形成方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のメモリセル形成方法に
    おいて、酸化膜に対してエッチング終止層までエッチン
    グするステップに代えて、CMPで研磨終止層まで研磨
    することを特徴とする、メモリセル形成方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のメモリセル形成方法に
    おいて、誘電質構造層が酸化物を含むことを特徴とす
    る、メモリセル形成方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のメモリセル形成方法に
    おいて、研磨終止層が窒化膜を含むことを特徴とする、
    メモリセル形成方法。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のメモリセル形成方法
    において、基板の上にビット線パターンを定義し並びに
    ビット線を形成するステップが、少なくとも、 一部分の研磨終止層、ポリシリコン層、及び誘電質構造
    層を順にエッチングするステップと、 イオン注入法で基板上にイオンドープ領域を形成するス
    テップと、を包括することを特徴とする、メモリセル形
    成方法。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のメモリセル形成方法
    において、ポリシリコン層を堆積させてワード線の形成
    に用いるステップは少なくとも、 該ポリシリコン層を堆積させるステップと、 該ワード線のパターンを該ポリシリコン層に転写するス
    テップと、を包括することを特徴とする、メモリセル形
    成方法。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載のメモリセル形成方法
    において、メモリセルの周囲にMOS素子を形成するス
    テップをさらに含むことを特徴とする、メモリセル形成
    方法。
  13. 【請求項13】 基板を提供するステップ、 該基板の上に誘電質構造層を形成するステップ、 該誘電質構造層の上に順に第1のポリシリコン層と一つ
    の窒化膜を形成するステップ、 該基板上にビット線パターンを定義し並びにビット線を
    形成するステップ、 該第1のポリシリコン層と該窒化膜の側壁にギャップウ
    ォールを形成するステップ、 セルフアラインメタライズ工程を進行するステップ、 高密度プラズマCVDで酸化膜を形成するステップ、 CMPで該窒化膜まで研磨するステップ、 該窒化膜を除去するステップ、 第2のポリシリコン層を堆積させてワード線を形成する
    のに用いるステップ、 少なくとも以上のステップを包括する、メモリセル形成
    方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のメモリセル形成方
    法において、前記誘電質構造層がONO構造を有するこ
    とを特徴とする、メモリセル形成方法。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載のメモリセル形成方
    法において、前記誘電質構造層が酸化物を含むことを特
    徴とする、メモリセル形成方法。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載のメモリセル形成方
    法において、基板の上にビット線パターンを定義し並び
    にビット線を形成するステップが、少なくとも、 一部分の研磨終止層、第1のポリシリコン層、及び誘電
    質構造層を順にエッチングするステップと、 イオン注入法で基板上にイオンドープ領域を形成するス
    テップと、を包括することを特徴とする、メモリセル形
    成方法。
  17. 【請求項17】 請求項13に記載のメモリセル形成方
    法において、第2のポリシリコン層を堆積させてワード
    線を形成するのに用いるステップが少なくとも、 該第2のポリシリコン層を堆積させるステップと、 該ワード線のパターンを該第2のポリシリコン層に転写
    するステップと、を包括することを特徴とする、メモリ
    セル形成方法。
  18. 【請求項18】 請求項13に記載のメモリセル形成方
    法において、メモリセルの周囲にMOS素子を形成する
    ステップをさらに含むことを特徴とする、メモリセル形
    成方法。
  19. 【請求項19】 基板を提供するステップ、 該基板の上に隔離素子を形成することによりMOS素子
    領域とセル領域を形成するステップ、 該セル領域の上に誘電質構造層を形成するステップ、 該MOS素子領域の基板の上にスレショルド電圧注入区
    を形成するステップ、 該基板の上に順に導体層と研磨終止層を形成するステッ
    プ、 該セル領域の上にビット線パターンを定義し並びにビッ
    ト線を形成するステップ、 該導体層と該研磨終止層の側壁にギャップウォールを形
    成するステップ、 セルフアラインメタライズ工程を進行するステップ、 該ビット線の上に酸化膜を充填するステップ、 該酸化膜に対して該研磨終止層までエッチングするステ
    ップ、 該研磨終止層を除去するステップ、 ポリシリコン層を堆積させ、セル領域上に一つのワード
    線を形成し、このMOS素子のゲートの側壁にギャップ
    ウォールを形成するステップ、 該MOS素子の基板上にソースドレイン領域を形成する
    ステップ、 以上を少なくとも包括する、ROM形成方法。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のROM形成方法に
    おいて、前記誘電質構造層がONO構造を有することを
    特徴とする、ROM形成方法。
  21. 【請求項21】 請求項19に記載のROM形成方法に
    おいて、導体層をポリシリコン、タングステン、タンタ
    ル及びサリサイドが組成するグループ元素より選択する
    ことを特徴とする、ROM形成方法。
  22. 【請求項22】 請求項19に記載のROM形成方法に
    おいて、酸化膜を高密度プラズマCVDで形成すること
    を特徴とする、ROM形成方法。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載のROM形成方法に
    おいて、酸化膜に対して研磨終止層までエッチングする
    ステップにおいて、CMPで研磨終止層まで研磨するこ
    とを特徴とする、ROM形成方法。
  24. 【請求項24】 請求項19に記載のROM形成方法に
    おいて、酸化膜をSOGで形成することを特徴とする、
    ROM形成方法。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載のROM形成方法に
    おいて、酸化膜に対して研磨終止層までエッチングする
    ステップにおいて、CMPで研磨終止層まで研磨するこ
    とを特徴とする、ROM形成方法。
  26. 【請求項26】 請求項19に記載のROM形成方法に
    おいて、誘電質構造層が酸化物を含むことを特徴とす
    る、ROM形成方法。
  27. 【請求項27】 請求項19に記載のROM形成方法に
    おいて、研磨終止層が窒化膜を含むことを特徴とする、
    ROM形成方法。
  28. 【請求項28】 請求項19に記載のROM形成方法に
    おいて、隔離素子がSTIであることを特徴とする、R
    OM形成方法。
  29. 【請求項29】 請求項19に記載のROM形成方法に
    おいて、隔離素子がフィールド酸化領域であることを特
    徴とする、ROM形成方法。
  30. 【請求項30】 請求項19に記載のROM形成方法に
    おいて、セル領域の上にビット線パターンを定義し並び
    にビット線を形成するステップが、少なくとも、 一部分の研磨終止層、ポリシリコン層及び及び誘電質構
    造層をエッチングするステップと、 イオン注入法で基板の上にイオンドープ領域を形成する
    ステップと、 を包括することを特徴とする、ROM形成方法。
  31. 【請求項31】 請求項19に記載のROM形成方法に
    おいて、ポリシリコン層を堆積させ、セル領域上に一つ
    のワード線を形成するステップが、少なくとも、 ポリシリコン層を堆積させるステップと、 ワード線のパターンを該ポリシリコン層に転写するステ
    ップと、 を包括することを特徴とする、ROM形成方法。
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