JP2002109579A - モバイルメモリ、ゲート装置、およびゲートシステム - Google Patents

モバイルメモリ、ゲート装置、およびゲートシステム

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JP2002109579A
JP2002109579A JP2000294190A JP2000294190A JP2002109579A JP 2002109579 A JP2002109579 A JP 2002109579A JP 2000294190 A JP2000294190 A JP 2000294190A JP 2000294190 A JP2000294190 A JP 2000294190A JP 2002109579 A JP2002109579 A JP 2002109579A
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gate
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gate device
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JP2000294190A
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English (en)
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Masaaki Takama
正彰 高間
Naoki Nishida
直樹 西田
Koji Fujiwara
浩次 藤原
Masaharu Kanazawa
正晴 金沢
Toshimitsu Fujiwara
利光 藤原
Hideo Yasutomi
英雄 保富
Hideki Osada
英喜 長田
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利便性が向上するゲート装置の技術を提供す
る。 【解決手段】 自動改札機4は、開閉するゲート41
と、改札を受ける利用客が携帯しているモバイルメモリ
と通信するためのアンテナ42と、通過人数を入力する
操作部45と、入力された人数を表示する表示部44と
を備えている。そして、複数の利用客からなるグループ
で自動改札機4の改札を受ける場合、操作部45への操
作により通過人数を自動改札機4に入力する。入力され
た通過人数は、アンテナ42Aを介して、グループ内の
1の利用客が携帯するモバイルメモリに記憶される。こ
れにより、入力された通過人数の情報と、改札前にモバ
イルメモリに入力した乗降駅の区間情報とに基づき、グ
ループ単位の包括的な決済が可能となる。その結果、自
動改札機の利便性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モバイルメモリ
にアクセス可能なゲート装置の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、データの書き換え可能なIC(集
積回路)チップを組み込んだICカードなどの携帯性に
優れたモバイルメモリが、実用化されつつある。
【0003】このICカードでは、データが磁気テープ
にむき出しになっている磁気カードと異なり、外部磁気
により記録されたデータが壊れる心配がなく、また一定
のセキュリティを確保して決済に利用できるという利点
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ICカードを、例えば自動改札機に関する決済に使用し
て、複数の利用客からなるグループが改札を受ける場合
には、各利用客が携帯するICカードごとに決済が行わ
れるため、各利用者がICカードを携帯しなければなら
ず不便である。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、利便性が向上するゲート装置の技術を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の発明は、ゲート装置からインターフェイ
ス部を介してアクセス可能なモバイルメモリであって、
(a)前記インターフェイス部に情報伝送可能に結合した
メモリ部と、(b)所定の操作によって、決済対象人数に
係る人数情報を前記メモリ部に入力する入力手段とを備
え、前記人数情報に基づき、前記決済対象人数に関して
前記ゲート装置に係る包括的な決済が可能である。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係るモバイルメモリにおいて、(c)前記決済対象人数
に係る情報を表示する表示手段をさらに備える。
【0008】また、請求項3の発明は、モバイルメモリ
にアクセス可能なゲート装置であって、(a)所定の操作
によって、決済対象人数に係る人数情報を入力する入力
手段と、(b)入力された前記人数情報を前記モバイルメ
モリに出力する出力手段と、を備え、前記モバイルメモ
リについては、前記人数情報に基づき前記決済対象人数
に関して包括的な決済が可能である。
【0009】また、請求項4の発明は、請求項3の発明
に係るゲート装置において、(c)前記決済対象人数を告
知する告知手段をさらに備える。
【0010】また、請求項5の発明は、モバイルメモリ
にアクセス可能なゲート装置であって、(a)前記ゲート
装置を通過する決済対象人数を検出する検出手段と、
(b)検出された前記決済対象人数に係る人数情報を、前
記モバイルメモリに出力する出力手段とを備え、前記モ
バイルメモリについては、前記人数情報に基づき前記決
済対象人数に関して包括的な決済が可能である。
【0011】また、請求項6の発明は、請求項5の発明
に係るゲート装置において、(c)決済対象者の体重を測
定する体重測定手段をさらに備え、前記検出手段は、前
記決済対象者ごとの体重に係る情報に基づき、前記決済
対象人数を検出する。
【0012】また、請求項7の発明は、モバイルメモリ
と、前記モバイルメモリにアクセス可能なゲート装置と
を備えるゲートシステムであって、前記モバイルメモリ
は、(a-1)前記ゲート装置に対するインターフェイス部
と、(a-2)前記インターフェイス部に情報伝送可能に結
合したメモリ部と、を有するとともに、前記ゲート装置
は、(b-1)前記ゲート装置を通過する決済対象人数を検
出する検出手段と、(b-2)検出された前記決済対象人数
に係る人数情報を、前記モバイルメモリに出力する出力
手段とを有し、前記モバイルメモリについては、前記人
数情報に基づき前記決済対象人数に関して包括的な決済
が可能である。
【0013】また、請求項8の発明は、請求項7の発明
に係るゲートシステムにおいて、前記モバイルメモリ
は、(a-3)所定の操作によって、前記検出手段により検
出された決済対象人数を修正する第1修正手段をさらに
有する。
【0014】また、請求項9の発明は、請求項7または
請求項8の発明に係るゲートシステムにおいて、前記ゲ
ート装置は、(b-3)所定の操作によって、前記検出手段
により検出された決済対象人数を修正する第2修正手段
をさらに有する。
【0015】また、請求項10の発明は、モバイルメモ
リと、前記モバイルメモリにアクセス可能な第1のゲー
ト装置および第2のゲート装置とを備えるゲートシステ
ムであって、前記モバイルメモリは、(a-1)ゲート装置
に対するインターフェイス部と、(a-2)前記インターフ
ェイス部に情報伝送可能に結合したメモリ部と、を有
し、前記第1のゲート装置は、(b-1)前記第1のゲート
装置を通過する決済対象人数を検出する第1検出手段
と、(b-2)検出された前記決済対象人数に係る人数情報
と前記第1のゲート装置の場所情報とを、前記モバイル
メモリに出力する第1出力手段と、を有し、前記第2の
ゲート装置は、(c-1)前記第2のゲート装置の場所情報
を前記モバイルメモリに出力する第2出力手段を有す
る。
【0016】また、請求項11の発明は、請求項10の
発明に係るゲートシステムにおいて、前記モバイルメモ
リは、(a-3)所定の操作によって、前記第1検出手段に
より検出された決済対象人数を修正可能な第1修正手段
をさらに有する。
【0017】また、請求項12の発明は、請求項10ま
たは請求項11の発明に係るゲートシステムにおいて、
前記第1のゲート装置は、(b-3)所定の操作によって、
前記第1検出手段により検出された決済対象人数を修正
可能な第2修正手段をさらに有する。
【0018】また、請求項13の発明は、請求項10な
いし請求項12のいずれかの発明に係るゲートシステム
において、前記モバイルメモリ内の人数情報に基づき、
前記決済対象人数に関して包括的な決済が可能である。
【0019】また、請求項14の発明は、請求項10な
いし請求項13のいずれかの発明に係るゲートシステム
において、前記第2のゲート装置は、(c-2)前記モバイ
ルメモリから前記人数情報と前記第1のゲート装置の場
所情報とを取得する取得手段と、(c-3)前記モバイルメ
モリから取得した前記人数情報と前記第1のゲート装置
の場所情報とに基づき、前記決済対象人数に関して包括
的な決済を行う決済手段と、を有する。
【0020】
【発明の実施の形態】<第1実施形態> <自動改札システムの要部構成>図1は、本発明の第1
実施形態に係るモバイルメモリ2の平面図である。
【0021】モバイルメモリ2は、矩形板状の形状を有
しており、2つのモニタ21(21A、21B)と、4
つのボタン22、23とを有している。
【0022】モニタ21は、メモリ性を有する液晶パネ
ルで構成されており、この液晶パネルの詳細を以下で説
明する。
【0023】図2は、モニタ21の断面図である。
【0024】モニタ21は、単純マトリックス駆動方式
のフルカラー液晶表示素子21aを有している。この液
晶表示素子21aは、一対の透明基板211a、211
b間に液晶表示層212を挟持してなる液晶素子を、青
色表示用液晶素子21b、緑色表示用液晶素子21g、
赤色表示用液晶素子21rと3つ積層したものであり、
画像を形成する画像形成層として機能する。
【0025】液晶表示層212には、可視領域に選択反
射波長を有するコレステリック液晶材料が含まれてい
る。そして、液晶素子21bには青色の選択反射を行う
液晶材料が、液晶素子21gには緑色の選択反射を行う
液晶材料が、表示素子21rには赤色の選択反射を行う
液晶材料が含まれている。また、これらの液晶素子の下
には、光を吸収する光吸収層21kが設けられている。
【0026】液晶表示層212は、その液晶表示層を挟
持する上下の透明電極層213に印可される電圧に応答
して、可視光を透過する透明状態から特定の波長の可視
光を選択的に反射する選択反射状態へ、あるいは逆に、
選択反射状態から透明状態へと切り替わる。したがっ
て、特定の液晶表示層212を選択反射状態とし、図2
の上方から液晶表示素子21aに向けて自然光等の白色
光を照射すると、選択反射状態の液晶表示層21aが特
定波長の可視光を反射し、これが各色の表示として観察
される。液晶表示層212が透明状態にあるときは、入
射光が液晶表示層212を通過する。このため、表示し
ようとする色に相当する液晶素子を選択反射状態とし、
少なくともこの液晶素子よりも視点側にある液晶素子を
透明状態とすることにより、所望の色の表示を行うこと
ができる。また、全ての液晶素子を透明状態とすれば、
入射光が吸収層に吸収されて黒色表示となる。
【0027】各液晶表示層212に含まれるコレステリ
ック液晶としては、それ自体が室温でコレステリック相
を示すコレステリック液晶を含む液晶材料や、ネマチッ
ク液晶にカイラル材を添加した液晶材料などを用いるこ
とができる。これらのコレステリック液晶は、比較的高
いパルス電圧が印可されるとプレーナ状態が選択され、
比較的低いパルスが印可されるとフォーカルコニック状
態が選択される。また、その中間の電圧パルスを印可す
ると、プレーナ状態とフォーカルコニック状態とが混在
した状態が選択される。コレステリック液晶がプレーナ
状態の場合、液晶の螺旋ピッチをP、液晶の平均屈折率
をnとすると、波長λ=P・nの光が液晶によって選択
的に反射される。また、コレステリック液晶がフォーカ
ルコニック状態では、液晶の選択反射波長が赤外領域に
ある場合には可視光を散乱し、選択反射波長がそれより
も短い場合には散乱が弱くなり可視光が透過される。コ
レステリック液晶がプレーナ状態とフォーカルコニック
状態が混在した状態にあると、中間調が表示される。し
たがって、選択反射波長を可視光に設定し、素子の観察
側と反対側に光吸収層を設けることにより、特定色(プ
レーナ状態)と黒色(フォーカルコニック状態)、およ
びその中間調とで表示を切替えることができる。
【0028】これにより、例えば青色表示用液晶素子2
1bおよび緑色表示用液晶素子21gをコレステリック
液晶材料がフォーカルコニック状態となった透明状態と
し、赤色表示用液晶素子21rをコレステリック液晶が
プレーナ状態となった選択反射状態とすることにより、
赤色表示を行うことができる。また、青色表示用液晶素
子21bをコレステリック液晶材料がフォーカルコニッ
ク状態となった透明状態とし、緑色表示用液晶素子21
gおよび赤色表示用液晶素子21rをコレステリック液
晶がプレーナ状態となった選択反射状態とすることによ
り、イエローの表示を行うことができる。同様に、各液
晶素子の状態を透明状態と選択反射状態を適宜選択する
ことにより、赤、緑、青、白、シアン、マゼンタ、イエ
ロー、黒の表示が可能である。さらに各色液晶素子の状
態として中間の選択反射状態を選択することにより中間
色が表示され、フルカラー表示を行うことができる。
【0029】このようにコレステリック相からの選択反
射を利用しているため、液晶そのものが光を反射するた
めの偏光板、反射板が不要であり、液晶材料の調整で反
射波長が選択できるためカラーフィルタが不要となる。
また、選択反射状態と透明状態の2状態で安定で一旦書
き込まれた表示画像は半永久的に保持されるため、メモ
リ性を有し省電力化が可能となる。
【0030】図1に戻って説明を続ける。
【0031】ボタン22は、モニタ21Aに表示される
通過人数を増減させるためのものである。すなわち、ボ
タン22Aの押下により1人づつ増加し、ボタン22B
の押下により1人づつ減少することができる。
【0032】ボタン23も、上記のボタン22と同様
に、モニタ21Bに表示される通過人数を増減させるた
めのものである。すなわち、ボタン23Aの押下により
1人づつ増加し、ボタン23Bの押下により1人づつ減
少することができる。
【0033】図3は、モバイルメモリ2にアクセス可能
な自動改札機3の平面図である。モバイルメモリ2と自
動改札機3とによって、ゲートシステムとして機能する
自動改札システム4が構成される。
【0034】自動改札機3は、2つの改札機本体30
(30A、30B)を有しており、改札機本体30に
は、ゲート31(31A、31B)と、アンテナ32
(32A、32B)と、ランプ群33(33A、33
B)とが設けられている。
【0035】改札機本体30A、30Bは、それぞれ略
直方体の形状を有しており、この2つの改札機本体30
A、30Bの間に形成される空間が、利用客が通過する
改札通路PTとなる。
【0036】ゲート31Aは、軸31cを中心に回動自
在となっており、閉動作により改札通路PTの利用客の
Ha方向の通過をブロックできる。
【0037】ゲート31Bも、ゲート31Aと同様に、
軸31cを中心に回動自在となっており、開閉動作が可
能である。
【0038】アンテナ32は、上記のモバイルメモリ2
と無線による通信を行うための部位であり、アンテナ3
2Aについては方向Haへ通過する利用客用に、アンテ
ナ32BについてはHb方向へ通過する利用客用に設け
られている。
【0039】ランプ群33A、33Bは、基台330上
に大きさ及び発光色が異なる2種類のランプ331、3
32がそれぞれ4つ設けられている。ランプ331は、
大人の通過人数だけ発光し、またランプ332は、子供
の通過人数だけ発光するようになっている。これによ
り、監視員として監視を行う駅員に通過人数を告知で
き、不正な通過を防止できることとなる。
【0040】図4は、モバイルメモリ2の機能ブロック
を示す図である。
【0041】モバイルメモリ2は、上記のモニタ21を
有する表示部24と、上記のボタン22、23を有する
操作部25と、これらと電気的に接続する制御部29と
を有している。また、モバイルメモリ2は、制御部29
と電気的に接続するメモリ部26と、インターフェイス
部27と、電源部28とを有している。メモリ部26と
インターフェース部27とは、制御部29を介して電気
的に接続することによって情報伝送可能に結合されてい
る。
【0042】メモリ部26は、集積回路(IC)により
構成されており、利用客による操作部25の操作によっ
て入力される通過人数に係る人数情報などを記憶する。
【0043】インターフェイス部27は、通信I/F2
71と、通信I/F271に電気的に接続するアンテナ
272とを有している。
【0044】通信I/F271は、アンテナ272を介
して自動改札機3と無線によるデータ通信するためのイ
ンターフェイスである。
【0045】電源部28は、小型バッテリーを有して、
上記各部の動作に必要な電力を供給する。
【0046】制御部29は、CPUおよびメモリを有し
ており、上記の各部を有機的制御してモバイルメモリ2
の動作を統括制御する。
【0047】図5は、自動改札機3の機能ブロックを示
す図である。
【0048】自動改札機3は、上記のゲート31と、上
記のランプ群33を有する告知部34と、これらと電気
的に接続する制御部39とを有している。また、自動改
札機3は、制御部39と電気的に接続するインターフェ
イス部35を有している。
【0049】インターフェイス部35は、上記のアンテ
ナ32を有するとともに、アンテナ32を介してモバイ
ルメモリ2と無線による通信を行うための通信インター
フェイス(I/F)36とを有している。これにより、
モバイルメモリ2との間で非接触でデータ伝送を行うこ
とができる。
【0050】<自動改札システム1の動作>図6は、自
動改札システム1の基本的な動作を示すフローチャート
である。この動作については、モバイルメモリ2を携帯
する大人の利用客1人と、モバイルメモリ2を携帯しな
い子供の利用客2人からなるグループが改札を受けると
いう具体例を挙げて説明する。
【0051】ステップS1では、モバイルメモリ2に乗
車駅から降車駅までの区間情報を入力する。ここでは、
利用客が、モバイルメモリと情報伝送できる発券機など
のデータ書込み装置を利用して入力する。この装置で
は、区間情報とともに区間の乗車料金をモバイルメモリ
2に入力するのが望ましい。
【0052】ステップS2では、ボタン22、23を操
作して、モバイルメモリ2に自動改札機3を通過する利
用客の人数、具体的には大人1人、子供2人を入力す
る。
【0053】ステップS3では、モバイルメモリ2を携
帯する利用客が改札通路PT内に入る際に、アンテナ3
2Aを介してモバイルメモリ2内の情報を自動改札機3
が読取る。
【0054】ステップS4では、ステップS3で読取っ
たモバイルメモリ2内の情報が適正であるかを判定す
る。すなわち、区間情報が入力されていなかったり、乗
降駅の区間情報が不正に入力されていないかを判定す
る。ここで、情報が適正である場合にはステップS5に
進み、適正でない場合にはステップS6に進む。
【0055】ステップS5では、ゲート31Aの開動作
を行う。これにより、利用客のグループが自動改札機3
を通過できることとなる。
【0056】ステップS6では、ゲート31Aの閉動作
を行う。これにより、利用客のグループが自動改札機3
を通過するのをブロックできる。また、駅員に了知させ
るため、警報を発する動作を行う。
【0057】ステップS7では、自動改札機3で改札を
受ける利用客の人数をランプ群33Aにより駅員に告知
する。これにより、駅員は、目視される通過人数とモバ
イルメモリ2に入力されている通過人数とを照合でき、
モバイルメモリ2への人数の不正入力を摘発できる。
【0058】以上の動作が終了した後、モバイルメモリ
2内の区間情報と通過人数との情報に基づき、グループ
単位の包括的な決済が行われる。すなわち、モバイルメ
モリ2に入力された区間情報に対応する乗車料金につい
て、通過人数、すなわち決済対象人数分の一括決済が行
われる。ここでは、例えば子供料金が大人料金の1/2
である場合には、子供の通過人数を大人の通過人数の1
/2倍にして決済対象人数をカウントすれば、(乗車料
金)×(決済対象人数)によって、決済される金額が簡
単に計算できることとなる。
【0059】したがって、例えばモバイルメモリ2内に
利用可能な金額をあらかじめ記憶させておけば、その残
額から上記の決済金額を差引くことにより決済が行われ
る。これについては、後述する他の実施形態でも同様で
ある。
【0060】以上の自動改札システム1の動作により、
1つのモバイルメモリで複数人の包括的な決済が行える
ため、自動改札システム1の利便性が向上する。
【0061】<第2実施形態> <自動改札システムの要部構成>図7は、本発明の第2
実施形態に係る自動改札機4の平面図である。
【0062】自動改札機4は、第1実施形態の自動改札
機1と類似しているが、ランプ群33に代わってモニタ
43が設けられているとともに、表示部44および操作
部45がさらに設けられている。
【0063】モニタ43は、CRTを有し改札機本体4
0から離れた場所に設置されており、通過人数をモニタ
43上に表示して、監視員として監視する駅員に告知す
る告知部として機能する。
【0064】図8は、上記の表示部44および操作部4
5の拡大図である。
【0065】表示部44は、第1実施形態のモバイルメ
モリ2と同様に、液晶パネルを有する2つのモニタ44
1(441A、441B)を有するとともに、操作部4
5は、4つのボタン442、443を有している。
【0066】ボタン442は、モニタ441Aに表示さ
れる人数を増減させるためのものである。すなわち、ボ
タン442Aの押下により1人づつ増加し、ボタン44
2Bの押下により1人づつ減少することができる。
【0067】ボタン443も、上記のボタン442と同
様に、モニタ441Bに表示される人数を増減させるた
めのものである。すなわち、ボタン443Aの押下によ
り1人づつ増加し、ボタン443Bの押下により1人づ
つ減少することができる。
【0068】図9は、モバイルメモリ50の機能ブロッ
クを示す図である。
【0069】モバイルメモリ50は、第1実施形態のモ
バイルメモリ2における表示部24と操作部25とが削
除され、簡略化されたものとなっている。このモバイル
メモリ50と自動改札機4とによって、ゲートシステム
として機能する自動改札システム5が構成される。
【0070】図10は、自動改札機4の機能ブロックを
示す図である。
【0071】自動改札機4は、第1実施形態の自動改札
機3と類似の構成となっているが、上述した表示部44
および操作部45が追加されている。
【0072】<自動改札システム5の動作>図11は、
自動改札システム5の基本的な動作を示すフローチャー
トである。この動作については、モバイルメモリ50を
携帯する大人の利用客1人と、モバイルメモリ2を携帯
しない子供の利用客2人からなるグループが改札を受け
るという具体例を挙げて説明する。
【0073】ステップS11では、図6に示すフローチ
ャートのステップS1と同様に、ユーザによりモバイル
メモリ2に乗車駅から降車駅までの区間情報を入力す
る。
【0074】ステップS12では、モバイルメモリ50
を携帯している利用客が改札通路PT内に入る際、アン
テナ42Aによってモバイルメモリ50を検知して、ス
テップS11で入力されたモバイルメモリ3内の区間情
報を自動改札機3が読取る。
【0075】ステップS13では、利用客が自動改札機
4の操作部45を操作して、自動改札機4を通過する利
用客の人数、具体的には大人1人、子供2人を入力す
る。
【0076】ステップS14では、ステップS13で自
動改札機4に入力された通過人数の情報を、アンテナ4
2Aを介してモバイルメモリ50に送信する。
【0077】ステップS15〜S17では、図6のフロ
ーチャートに示すステップS4〜S6と同様の動作を行
う。
【0078】ステップS18では、自動改札機4を通過
する人数をモニタ43に表示することによって駅員に告
知する。これにより、駅員は、目視される通過人数とモ
バイルメモリ50に入力されている通過人数とを照合で
き、操作部45への人数の不正入力を摘発できる。
【0079】以上の動作が終了した後、第1実施形態の
自動改札システム1と同様に、モバイルメモリ50内の
区間情報と、通過人数すなわち決済対象人数との情報に
基づき、グループ単位の包括的な決済が行われる。
【0080】以上の自動改札システム5の動作により、
第1実施形態と同様に、1つのモバイルメモリで複数人
の包括的な決済が行えるため、自動改札システム5の利
便性が向上する。
【0081】<第3実施形態> <自動改札システムの要部構成>図12は、本発明の第
3実施形態に係る自動改札機6の平面図である。
【0082】この自動改札機6と、第1実施形態のモバ
イルメモリ2と同様の構成を有するモバイルメモリ70
とによって、ゲートシステムとして機能する自動改札シ
ステム7が構成される。
【0083】自動改札機6は、第2実施形態の自動改札
機4と類似しているが、通過人数を検知する2つの検知
部66(66A、66B)がさらに設けられている。
【0084】検知部66は、光学センサ661と重量セ
ンサ662とを有している。また、検知部66Aについ
ては方向Haへ通過する利用客用に、検知部66Bにつ
いてはHb方向へ通過する利用客用に設けられている。
【0085】光学センサ661は、例えば赤外線を改札
通路PTと垂直方向LTに照射して、これを横切る物体
を検知することにより、通過人数を検出する。
【0086】重量センサ662は、例えばロードセルを
利用して、通過する各利用客の体重を計測する。光学セ
ンサ661によって通過人数は検出できるが大人と子供
との判別が困難であるため、この重量センサ662によ
り、その判別を行う。重量センサ662によっても、大
人と子供との正確な判別が行えるとは限らないが、一般
に輸送重量に比例して輸送動力が必要であるため、例え
ば40kg以下の利用客を子供とみなして判別を簡略化
することとする。また、重量センサ662は、計測され
る重量の動的な変化を検知することにより、光学センサ
661と同様に、通過人数の検出も可能である。
【0087】なお、この重量センサ662を用いて、利
用客の重量別に決済を行うようにしても良い。この場
合、重い人は高めに軽い人は安めに料金が設定される。
また、個人ごとに差を付けた料金設定とせずに、利用客
のグループ全員の総重量で決済するようにしても良い。
この場合には、モバイルメモリ70に記録されている利
用客の重量を総重量から差し引いた重量に対して、追加
料金が徴収されることとなる。
【0088】この検知部66で検出された大人および子
供の通過人数は、表示部64において表示される。な
お、表示部64および操作部65が、第2実施形態の自
動改札機4の表示部44および操作部45に比べて、ゲ
ート61Aの近くに配置されているのは、利用客のグル
ープ全員が検知部66Aを通過しなければ通過人数を正
確に検知できないため、改札通路PTにおいて検知部6
6Aと表示部64との間にグループ各員を収容できる距
離が必要であるためである。
【0089】図13は、自動改札機6の機能ブロックを
示す図である。
【0090】自動改札機6は、第2実施形態の自動改札
機4に対して、上述した検知部66が追加されている。
【0091】<自動改札システム7の動作>図14は、
自動改札システム7の基本的な動作を示すフローチャー
トである。この動作については、モバイルメモリ70を
携帯する大人の利用客1人と、モバイルメモリ70を携
帯しない子供の利用客2人からなるグループが改札を受
けるという具体例を挙げて説明する。
【0092】ステップS21、S22では、図11のフ
ローチャートに示すステップS11、S12と同様の動
作を行う。
【0093】ステップS23では、検知部66により、
大人および子供の通過人数を検知する。具体的には、大
人1人と子供2人が検出されることとなる。
【0094】ステップS24では、ステップS23で検
出された通過人数の情報を、アンテナ62Aを介してモ
バイルメモリ70に送信する。
【0095】ステップS25では、表示部64に表示さ
れる通過人数を確認し、検出された通過人数が、実際の
グループの人数と等しいかを判断する。ここで、検出さ
れた通過人数でOKの場合にはステップS27に進み、
OKでない場合にはステップS26に進む。
【0096】ステップS26では、モバイルメモリ70
を携帯する利用客がその操作部25を操作することによ
り、または自動改札機6の操作部65を操作することに
より、表示部64に表示される通過人数を修正する。こ
れにより、通過人数が誤って検出されている場合に通過
人数の修正が行える。ここで、自動改札機6の操作部6
5を操作して人数の修正を行う場合には、その修正され
た情報がモバイルメモリ70に転送される。
【0097】ステップS27〜S30では、図11のフ
ローチャートに示すステップS15〜S18と同様の動
作を行う。
【0098】以上の動作が終了した後、第1実施形態の
自動改札システム1と同様に、モバイルメモリ70内の
区間情報と、通過人数すなわち決済対象人数との情報に
基づき、グループ単位の包括的な決済が行われる。
【0099】以上の自動改札システム7の動作により、
第1実施形態と同様に、1つのモバイルメモリで複数人
の包括的な決済が行えるため、自動改札システム5の利
便性が向上する。また、利用客が通過人数を入力する操
作を省略できるため、自動改札システム5の利便性がよ
り向上する。
【0100】<第4実施形態> <自動改札システムの要部構成>図15は、本発明の第
4実施形態に係る自動改札システム8の平面図である。
【0101】自動改札システム8は、第3実施形態の自
動改札機6と類似の構成を有する2つの自動改札機9
(9A、9B)を備えている。すなわち、自動改札機9
では、第3実施形態の告知部63を含む処理部93(9
3A、93B)を有している。
【0102】これらの自動改札機9と、第1実施形態の
モバイルメモリ2と同様の構成を有するモバイルメモリ
80とによって、ゲートシステムとして機能する自動改
札システム8が構成される。
【0103】処理部93は、例えばパーソナル・コンピ
ュータで構成され、告知部931(図16参照)として
機能するモニタと、有線の通信線CAを介してデータ通
信を行うための通信部932(図16参照)とを有して
いる。なお、通信線CAは、無線でも良い。
【0104】図16は、自動改札システム8の機能ブロ
ックを示す図である。
【0105】自動改札機9は、第3実施形態の自動改札
機6と類似の構成となっているが、上述した処理部93
が異なっている。
【0106】処理部93は、上記の告知部931および
通信部932を有するとともに、記憶部933を有して
いる。
【0107】記憶部933では、自動改札機9Aを通過
した各グループの人数などの通過に関する情報が、例え
ばIDコードが割り当てられデータベースに記録され
る。また、このIDコードは、モバイルメモリ80に送
信されて記憶される。
【0108】<自動改札システム8の動作>自動改札シ
ステム8の動作については、モバイルメモリ80を携帯
する大人の利用客1人と、モバイルメモリ80を携帯し
ない子供の利用客2人からなるグループが、自動改札機
9Aが設置されているA駅から自動改札機9Bが設置さ
れているB駅まで移動するという具体例を挙げて説明す
る。
【0109】図17は、自動改札機9Aにおける入場動
作を示すフローチャートである。
【0110】ステップS31では、自動改札機9Aの検
知部96により、大人および子供の通過人数を検知す
る。具体的には、大人1人と子供2人が検出されること
となる。
【0111】ステップS32では、ステップS31で検
出された通過人数と、例えばA駅の場所コードなどの入
場場所情報とを自動改札機9Aからモバイルメモリ80
に送信する。ここでは、処理部93Aの記憶部933内
のデータベースに記録された通過情報に付されたIDコ
ードも送信されることとなる。
【0112】ステップS33〜S38では、図14のフ
ローチャートに示すステップS25〜S30と同様の動
作を行う。
【0113】図18は、自動改札機9Bにおける退場動
作を示すフローチャートである。
【0114】ステップS41では、モバイルメモリ80
を携帯している利用者が改札通路PT内に入る際に、自
動改札機9Bのアンテナ92Bによりモバイルメモリ8
0を検知して、上記のステップS32でモバイルメモリ
80に書込まれた通過人数および入場場所情報を自動改
札機9Bが読取る。
【0115】ステップS42では、検知部96Bによ
り、大人および子供の通過人数を検知する。
【0116】ステップS43では、例えばB駅の場所コ
ードなどの退場場所情報を自動改札機9Bからモバイル
メモリ80に送信する。ここでは、A駅〜B駅の乗車料
金の情報もモバイルメモリ80に送信するのが好まし
い。
【0117】ステップS44〜S46では、図14のフ
ローチャートに示すステップS27〜S29と同様の動
作を行う。
【0118】また、ステップS44では、ステップS3
2でモバイルメモリ80に入力されたIDコードに基づ
き、通信線CAを介して乗車駅であるA駅の自動改札機
9Aの記憶部933に記憶されている通過人数などの通
過情報を確認する。すなわち、入場時の通過情報の有
無、または入場時の通過人数と退場時の通過人数との一
致などを照合することにより、モバイルメモリ80内の
情報が改ざんされているか否かを判断できる。これによ
り、情報の改ざんの摘発を簡易に行えることとなる。
【0119】以上の動作が終了した後、第1実施形態の
自動改札システム1と同様に、モバイルメモリ内の区間
情報と通過人数との情報に基づき、グループ単位の包括
的な決済が行われる。
【0120】また、以上の動作が終了した後、利用客が
退場する際に自動改札機9Bでモバイルメモリ80から
取得した区間情報と、通過人数すなわち決済対象人数と
の情報に基づき、グループ単位の包括的な決済を行って
も良い。
【0121】以上の自動改札システム8の動作により、
第3実施形態と同様の効果が得られる。さらに、乗降駅
の区間情報を入力する動作が省略でき、自動改札システ
ム8の利便性がより一層向上することとなる。
【0122】<変形例> ◎第1実施形態のモバイルメモリ2Rについては、図1
9に示す構成のモバイルメモリ2Rでも良い。
【0123】モバイルメモリ2Rは、第1実施形態のモ
バイルメモリ2に対して、ボタン19が追加されてい
る。
【0124】ボタン19は、押下状態と解除状態との切
替え可能なボタンとなっており、押下状態を保持できる
ようになっている。このモバイルカード2Rを携帯して
グループで自動改札機3を通過する場合、モバイルカー
ド2Rを携帯する利用客が先頭で改札通路PTに入る時
にはボタン19Aを押下し、最後尾で改札通路に入る時
にはボタン19Bを押下する。そして、この押下された
情報は、自動改札機3に送信される。これにより、自動
改札機3は、先頭で改札通路PTに入る場合と後尾で改
札通路PTに入る場合との通過時間の違いを考慮してゲ
ートの31の開閉動作をコントロールできる。
【0125】また、図8に示す自動改札機4の操作部4
5に、上記のボタン19を追加しても良い。この場合
も、同様の効果が期待できる。
【0126】◎上記の各実施形態におけるモバイルメモ
リと自動改札機との情報交換については、無線による非
接触で行うのは必須でなく、端子などを接触させること
により行っても良い。
【0127】◎本発明については、上記の自動改札機に
限らず、例えば遊園地などの出入口も設けられるゲート
を有するゲート装置に適用できる。
【0128】◎本発明について、ハード的なゲートの代
わりに、警報発信などのソフト的なゲートを有するゲー
ト装置、例えば高速道路のインターチェンジに設けられ
るゲートなどに対しても適用できる。この場合の決済対
象人数については、ゲートを通過する車両数に対応する
運転者の人数が該当する。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項4の発明によれば、所定の操作によってモバイルメ
モリに入力された人数情報に基づき決済対象人数に関し
てゲート装置に係る包括的な決済が可能であるため、ゲ
ート装置の利便性が向上する。
【0130】特に、請求項2の発明については、決済対
象人数に係る情報を表示するため、決済対象人数の入力
が適切に行える。
【0131】また、請求項4の発明については、決済対
象人数を告知するため、不正なゲート装置の通過を防止
できる。
【0132】請求項5ないし請求項9の発明によれば、
検出された決済対象人数に係る情報をモバイルメモリに
出力し、モバイルメモリに記憶された人数情報に基づき
決済対象人数に関して包括的な決済が可能であるため、
利便性が向上する。
【0133】特に、請求項6の発明については、決済対
象者ごとの体重に係る情報に基づき決済対象人数を検出
するため、簡易に決済対象人数を検出できる。
【0134】また、請求項8および請求項9の発明につ
いては、検出された決済対象人数を所定の操作によって
修正できるため、誤って検出された決済対象人数を確実
に修正できる。
【0135】請求項10ないし請求項14の発明によれ
ば、検出された決済対象人数に係る情報と、第1のゲー
ト装置の場所情報と、第2のゲート装置の場所情報とを
モバイルメモリに出力するため、これらの情報に基づき
決済が可能となり、ゲートシステムの利便性が向上す
る。
【0136】特に、請求項11および請求項12の発明
については、検出された決済対象人数を所定の操作によ
って修正できるため、誤って検出された決済対象人数を
確実に修正できる。
【0137】また、請求項13の発明については、モバ
イルメモリ内の人数情報に基づき決済対象人数に関して
包括的な決済が可能であるため、より利便性が向上す
る。
【0138】また、請求項14の発明については、2の
ゲート装置が、モバイルメモリから取得した情報に基づ
き決済対象人数に関して包括的な決済を行えるため、よ
り利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るモバイルメモリ2
の平面図である。
【図2】モニタ21の断面図である。
【図3】自動改札機3の平面図である。
【図4】モバイルメモリ2の機能ブロックを示す図であ
る。
【図5】自動改札機3の機能ブロックを示す図である。
【図6】自動改札システム1の基本的な動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態に係る自動改札機4の平
面図である。
【図8】表示部44および操作部45の拡大図である。
【図9】モバイルメモリ50の機能ブロックを示す図で
ある。
【図10】自動改札機4の機能ブロックを示す図であ
る。
【図11】自動改札システム5の基本的な動作を示すフ
ローチャートである。
【図12】本発明の第3実施形態に係る自動改札機6の
平面図である。
【図13】自動改札機6の機能ブロックを示す図であ
る。
【図14】自動改札システム7の基本的な動作を示すフ
ローチャートである。
【図15】本発明の第4実施形態に係る自動改札システ
ム8の平面図である。
【図16】自動改札システム8の機能ブロックを示す図
である。
【図17】自動改札機9Aにおける入場動作を示すフロ
ーチャートである。
【図18】自動改札機9Bにおける退場動作を示すフロ
ーチャートである。
【図19】本発明の変形例に係るモバイルメモリ2Rの
平面図である。
【符号の説明】
1、5、7、8 自動改札システム 2、50、70、80 モバイルメモリ 3、4、6、9 自動改札機 25、45、65、95 操作部 31、41、61、91 ゲート 34、43、63、931 告知部 66、96 検知部 PT 改札通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 浩次 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 金沢 正晴 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 藤原 利光 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 保富 英雄 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 長田 英喜 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 3E027 CA06 CA07 CB09 5B035 AA00 BB09 BC03 CA23 5B058 CA17 CA24 KA02 KA06 YA13 YA20

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート装置からインターフェイス部を介
    してアクセス可能なモバイルメモリであって、 (a)前記インターフェイス部に情報伝送可能に結合した
    メモリ部と、 (b)所定の操作によって、決済対象人数に係る人数情報
    を前記メモリ部に入力する入力手段と、を備え、 前記人数情報に基づき、前記決済対象人数に関して前記
    ゲート装置に係る包括的な決済が可能であることを特徴
    とするモバイルメモリ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のモバイルメモリにおい
    て、 (c)前記決済対象人数に係る情報を表示する表示手段、
    をさらに備えることを特徴とするモバイルメモリ。
  3. 【請求項3】 モバイルメモリにアクセス可能なゲート
    装置であって、 (a)所定の操作によって、決済対象人数に係る人数情報
    を入力する入力手段と、 (b)入力された前記人数情報を前記モバイルメモリに出
    力する出力手段と、を備え、 前記モバイルメモリについては、前記人数情報に基づき
    前記決済対象人数に関して包括的な決済が可能であるこ
    とを特徴とするゲート装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のゲート装置において、 (c)前記決済対象人数を告知する告知手段、をさらに備
    えることを特徴とするゲート装置。
  5. 【請求項5】 モバイルメモリにアクセス可能なゲート
    装置であって、 (a)前記ゲート装置を通過する決済対象人数を検出する
    検出手段と、 (b)検出された前記決済対象人数に係る人数情報を、前
    記モバイルメモリに出力する出力手段と、を備え、 前記モバイルメモリについては、前記人数情報に基づき
    前記決済対象人数に関して包括的な決済が可能であるこ
    とを特徴とするゲート装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のゲート装置において、 (c)決済対象者の体重を測定する体重測定手段、をさら
    に備え、 前記検出手段は、前記決済対象者ごとの体重に係る情報
    に基づき、前記決済対象人数を検出することを特徴とす
    るゲート装置。
  7. 【請求項7】 モバイルメモリと、前記モバイルメモリ
    にアクセス可能なゲート装置とを備えるゲートシステム
    であって、 前記モバイルメモリは、 (a-1)前記ゲート装置に対するインターフェイス部と、 (a-2)前記インターフェイス部に情報伝送可能に結合し
    たメモリ部と、を有するとともに、 前記ゲート装置は、 (b-1)前記ゲート装置を通過する決済対象人数を検出す
    る検出手段と、 (b-2)検出された前記決済対象人数に係る人数情報を、
    前記モバイルメモリに出力する出力手段と、を有し、 前記モバイルメモリについては、前記人数情報に基づき
    前記決済対象人数に関して包括的な決済が可能であるこ
    とを特徴とするゲートシステム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のゲートシステムにおい
    て、 前記モバイルメモリは、 (a-3)所定の操作によって、前記検出手段により検出さ
    れた決済対象人数を修正する第1修正手段、をさらに有
    することを特徴とするゲートシステム。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8に記載のゲート
    システムにおいて、 前記ゲート装置は、 (b-3)所定の操作によって、前記検出手段により検出さ
    れた決済対象人数を修正する第2修正手段、をさらに有
    することを特徴とするゲートシステム。
  10. 【請求項10】 モバイルメモリと、前記モバイルメモ
    リにアクセス可能な第1のゲート装置および第2のゲー
    ト装置とを備えるゲートシステムであって、 前記モバイルメモリは、 (a-1)ゲート装置に対するインターフェイス部と、 (a-2)前記インターフェイス部に情報伝送可能に結合し
    たメモリ部と、を有し、 前記第1のゲート装置は、 (b-1)前記第1のゲート装置を通過する決済対象人数を
    検出する第1検出手段と、 (b-2)検出された前記決済対象人数に係る人数情報と前
    記第1のゲート装置の場所情報とを、前記モバイルメモ
    リに出力する第1出力手段と、を有し、 前記第2のゲート装置は、 (c-1)前記第2のゲート装置の場所情報を前記モバイル
    メモリに出力する第2出力手段、を有することを特徴と
    するゲートシステム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のゲートシステムに
    おいて、 前記モバイルメモリは、 (a-3)所定の操作によって、前記第1検出手段により検
    出された決済対象人数を修正可能な第1修正手段、をさ
    らに有することを特徴とするゲートシステム。
  12. 【請求項12】 請求項10または請求項11に記載の
    ゲートシステムにおいて、 前記第1のゲート装置は、 (b-3)所定の操作によって、前記第1検出手段により検
    出された決済対象人数を修正可能な第2修正手段、をさ
    らに有することを特徴とするゲートシステム。
  13. 【請求項13】 請求項10ないし請求項12のいずれ
    かに記載のゲートシステムにおいて、 前記モバイルメモリ内の人数情報に基づき、前記決済対
    象人数に関して包括的な決済が可能であることを特徴と
    するゲートシステム。
  14. 【請求項14】 請求項10ないし請求項13のいずれ
    かに記載のゲートシステムにおいて、 前記第2のゲート装置は、 (c-2)前記モバイルメモリから前記人数情報と前記第1
    のゲート装置の場所情報とを取得する取得手段と、 (c-3)前記モバイルメモリから取得した前記人数情報と
    前記第1のゲート装置の場所情報とに基づき、前記決済
    対象人数に関して包括的な決済を行う決済手段と、を有
    することを特徴とするゲートシステム。
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