JP2002109313A - 共同受信機器受注システム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

共同受信機器受注システム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体

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JP2002109313A
JP2002109313A JP2000303571A JP2000303571A JP2002109313A JP 2002109313 A JP2002109313 A JP 2002109313A JP 2000303571 A JP2000303571 A JP 2000303571A JP 2000303571 A JP2000303571 A JP 2000303571A JP 2002109313 A JP2002109313 A JP 2002109313A
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JP2000303571A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Matsubara
寛至 松原
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Maspro Denkoh Corp
Original Assignee
Maspro Denkoh Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信ネットワークを介して共同受信機器を受
注する共同受信機器受注システムにおいて、必要な共同
受信機器をユーザが容易且つ確実に発注できるようにす
ることを目的とする。 【解決手段】 ユーザがら発注用データの取得要求があ
ったとき(S200)、受信点や受信チャンネルなどのユー
ザ側の受信条件をユーザ側の端末装置にて入力・送信し
てもらい(S210〜S240)、これら受信条件に基づいて、
端末レベル計算等を行うことにより受信条件に適合する
推奨共同受信システムを自動設計し、ユーザ側に送信す
る(S250)。ユーザがこの推奨共同受信システムでとり
あえず問題ないと判断すれば(S260で「確定」)、本格
的な受注のための処理を行う(S270以降)が、ユーザが
何らかの変更を行いたい場合(S260で「変更」)は、ユ
ーザからの変更要求を受け入れ、それを基に共同受信機
器を再設計する(S300)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TV放送を受信す
るための共同受信機器をユーザから受注するための共同
受信機器受注システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの急速な普及に伴
い、インターネットを利用した商品のオンライン受注・
販売(以下「電子商取引」ともいう)の実施が急増して
おり、例えば、販売者がホームページ等で商品を表示す
ると共に表示した商品の注文を受け付け、そのホームペ
ージを見た顧客からある商品を購入したいとの要求があ
った場合にその要求に基づいて受注できるようにしてい
るシステムが知られている。
【0003】このような電子商取引は様々な商品の分野
で利用されており、例えば電気機器販売店などが、一般
家庭或いはビル等でTV(テレビジョン)放送を受信す
るための各種共同受信機器を販売する場合、販売者がア
ンテナや増幅器、ケーブルなどの各種共同受信機器をホ
ームページ等で表示することにより、購入者はそのホー
ムページをみて必要な商品を選び、そのまま注文するこ
とができる。販売者は、購入者からの注文をオンライン
で受注し、注文内容に従って宅配等の方法により商品を
購入者に提供すればいい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような電子商取引により共同受信機器を購入する場合、
希望する機器をオンラインで容易に購入することができ
るものの、単に必要な機器を個々に選んで購入したので
は、その購入した各種共同受信機器にて共同受信システ
ムを構築した結果、例えば受信レベル不足等により希望
するチャンネルを良好に受信できない場合も想定され
る。
【0005】そのため、共同受信機器を購入する場合、
通常はまず、希望するTV放送を良好に受信できるよう
にするために、例えば受信希望チャンネルや受信地域、
或いは家屋の形態やアンテナ設置場所などの受信条件に
基づいて、どのような共同受信システムを構築すればよ
いかを購入者側で決める必要がある。
【0006】そして、その共同受信システムにおいて使
用する各種共同受信機器の選定(商品の機種特定まで)
を例えば購入者が経験を基に行い、更に、選定した各種
共同受信機器にて共同受信システムを構築した場合に受
信条件を満たすかどうか、つまり希望するチャンネルを
全て良好に受信できるかどうか確認する必要があり、そ
のためにTV受像機などの受信端末における受信レベル
(以下「端末レベル」と称す)を購入者自身が計算して
確認する必要があった。
【0007】この計算の結果、端末レベルが不足してい
る場合は、使用する共同受信機器の機種変更、或いは共
同受信システム自体の変更(例えばTV受像器接続用の
端末端子数を減らす、など)を余儀なくされ、端末レベ
ルが所定値以上となって受信条件を満たすようになるま
で、各種変更・端末レベル計算を繰り返す必要がある。
【0008】そのため、共同受信システムを設計してか
ら最終的に各種共同受信機器を決定・発注するまでの時
間が大幅に増えてしまうおそれがある。特に、購入者が
共同受信システム設計の未経験者であったり電気的知識
に乏しい人であったりすると、端末レベルの計算はもち
ろん、どのような機器を購入すればいいかということさ
えわからず、共同受信機器の購入ができないといったお
それもある。
【0009】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、通信ネットワークを介して共同受信機器を受注する
共同受信機器受注システムにおいて、必要な共同受信機
器をユーザが容易且つ確実に発注できるようにすること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するためになされた請求項1記載の共同受信機器
受注システムは、例えばインターネットやLAN等の通
信ネットワークを介して接続された端末装置から、TV
(テレビジョン)放送を受信するために必要な共同受信
機器(例えばアンテナ、増幅器、ケーブル、壁面端子な
ど)の発注要求を受注管理ホストが受け付け、該発注要
求に基づき受注管理ホストにて共同受信機器の受注を行
うためのものである。そして、本発明の共同受信機器受
注システムでは、受注管理ホストが、案内データ送信手
段と、システム設計手段と、システム送信手段と、受注
手段とで構成されている。
【0011】案内データ送信手段は、端末装置へ受信条
件入力用の案内データを送信するものである。例えば受
信したいチャンネルや受信点の場所、家屋の形態、TV
受像機等の受信端末を接続する壁面端子の数などの、様
々な受信条件を端末装置から入力してもらうために、こ
れらの受信条件の入力を促す案内データを端末装置に送
るのである。端末装置を操作するユーザ(換言すれば共
同受信機器の発注を行おうとしている発注者)は、この
案内データに基づいて受信条件を入力し、入力した受信
条件を受注管理ホストに送信する。
【0012】そして、システム設計手段が、端末装置に
て案内データに基づき入力された受信条件を取り込み、
その受信条件に適合した共同受信システムを設計する。
ここで設計される共同受信システムは、少なくとも、受
信条件を満足するために必要な共同受信機器及び各共同
受信機器が相互にどのように接続されるのかがわかるも
のであり、例えば端末レベルの計算等を行いながら端末
レベルが所定のレベルを満たすように設計していく。
【0013】このシステム設計手段で共同受信システム
が設計されると、システム送信手段が、設計された共同
受信システムの内容を端末装置に送信する。これによ
り、端末装置では、送信された共同受信システムを例え
ばディスプレイ等に表示することにより、所望のTV放
送を受信するためにどのような共同受信システムを構築
すればよいか、その共同受信システムを構築するために
どのような共同受信機器を購入すればよいか、などを確
認することができる。システム設計手段にて複数の共同
受信システムが設計された場合(即ち、受信条件を満足
する共同受信システムが複数種類考えられる場合)は、
その全ての共同受信システムを端末装置に送信してどの
共同受信システムにするかユーザにて選択してもらうよ
うにしてもいいし、複数種類の共同受信システムのうち
とりあえず推奨すべきものを一つだけ端末装置に送信す
るようにしてもよい。
【0014】そして、システム送信手段から共同受信シ
ステムの内容が送信された後、端末装置から共同受信シ
ステムを構成する共同受信機器の発注要求があったと
き、受注手段が、その発注要求に対応した受注処理を行
う。端末装置からは、システム送信手段にて送信されて
きた共同受信システムを構成する共同受信機器を全て発
注できるのはもちろん、例えばアンテナだけ発注するな
ど、個々に発注することも可能であり、また例えば、共
同受信機器は販売者から購入するものの実際の施工は販
売者とは別の工事業者に依頼してもらうことを発注要求
として含めてもよい。この場合、受注手段による受注処
理では、例えばユーザからの発注要求にて工事業者の指
定があればその工事業者に対して施工を発注する。この
ように、受注手段は、端末装置からの様々な発注要求に
応じて受注処理を行う。
【0015】つまり、請求項1記載の共同受信機器受注
システムでは、受注管理ホストが、端末装置から送信さ
れるユーザ側の受信条件に適合するような共同受信シス
テムを設計してその内容を端末装置に送信し、端末装置
から発注要求があったときにその発注要求に対応した受
注処理を行うものである。
【0016】従って、請求項1記載の共同受信機器受注
システムによれば、ユーザが端末装置にて受信条件を入
力するだけで、所望のTV放送を受信するための共同受
信システムが自動的にユーザ側に提示(つまり受注管理
ホストによる設計及びその結果の送信)され、どのよう
な共同受信機器が必要であって各共同受信機器を相互に
どのように接続すればいいか容易に知ることができると
共に、各種共同受信機器をそのままユーザの必要に応じ
て発注することができるため、必要な共同受信機器をユ
ーザが容易且つ確実に発注することができる。
【0017】尚、ここでいうTV放送とは、VHFやU
HF或いはBS放送など電波を介した通常のTV放送は
もちろん、データ放送やケーブルテレビなど、有線によ
る受信であるか無線による受信であるかは問わない。ま
た、送信されてくる信号がアナログであるかディジタル
であるかも問わない。
【0018】ところで、受注管理ホストにて設計され端
末装置へ送信される共同受信システムは、システム全体
として受信条件を満足してはいるものの、必ずしもユー
ザが満足するシステムであるとは限らない場合がある。
例えば、設計された共同受信システムにおいてアンテナ
と増幅器を結ぶケーブル長が長すぎてもっと短くしても
いい場合、或いは、共同受信システムを構成する各共同
受信機器の総価格がユーザの予算を超えているため何ら
かの機器を安価なものに変更したい場合など、様々なパ
ターンが想定される。そこで、例えば請求項2に記載し
たように、一旦システム送信手段にて端末装置に送信し
た共同受信システムの内容に対し、ユーザが何らかの変
更を行いたい場合、端末装置から受注管理ホストへ変更
要求を出し、その変更要求に応じて共同受信機器を変更
できるようにするとよい。
【0019】即ち、請求項2記載の共同受信機器受注シ
ステムは、請求項1記載の共同受信機器受注システムで
あって、受注管理ホストは更に、システム送信手段によ
る共同受信システムの内容の送信後、端末装置から共同
受信システムの内容を変更する旨の変更要求があったと
き、該変更要求に基づいて共同受信システムを再設計す
るシステム再設計手段を備えたものである。そして、シ
ステム送信手段は、このシステム再設計手段にて共同受
信システムが再設計されたときは、再設計された共同受
信システムの内容を端末装置に送信する。そのため、こ
の共同受信機器受注システムによれば、請求項1記載の
発明の作用効果に加え、ユーザの受信条件・趣向により
合った共同受信システムの提供が可能となる。
【0020】ここで、請求項2記載のシステム再設計手
段は具体的には、例えば請求項3に記載したように構成
するとよい。請求項3記載の共同受信機器受注システム
は、システム再設計手段が、システム設計手段にて設計
された共同受信システムを変更要求にて要求された変更
内容に従って変更する変更手段と、変更手段にて変更さ
れた後の共同受信システムが、受信条件を満足するか否
かを判定するためのシステム判定手段と、システム判定
手段にて、受信条件を満足すると判定された場合は当該
共同受信システムをそのままシステム送信手段にて送信
すべき再設計後の共同受信システムとし、受信条件を満
足すると判定されなかった場合は当該共同受信システム
が受信条件を満足するように再設計する再設計手段とで
構成されたものである。尚、変更手段は、端末装置から
の変更要求にて要求された変更内容に忠実に従って変更
するものであり、要求された内容以外の変更は行わな
い。
【0021】つまり、請求項3記載の共同受信機器受注
システムは、端末装置からの変更要求の内容に従って共
同受信システムを変更した結果、受信条件を満足しなく
なった場合(例えば端末レベルを計算した結果、レベル
不足となって良好な受信ができないおそれがある場合な
ど)は、受信条件を満足するように再設計してシステム
送信手段にて送信するようにし、変更の結果、受信条件
を満足していれば、その変更後の共同受信システムをそ
のままシステム送信手段にて送信するようにする。シス
テム再設計手段をこのように構成すれば、受信条件を満
足しなくなるような変更要求を送信した場合であって
も、端末装置では、受注管理ホストから常に受信条件を
満足する共同受信システムの提供を受けることができ
る。
【0022】再設計手段による共同受信システムの再設
計は、例えばユーザの変更要求を尊重するために変更要
求にて変更された共同受信機器以外の他の共同受信機器
についても何らかの変更を行うことにより、変更要求と
受信条件を共に満足するようにすればいいが、変更要求
に従っている限り受信条件を満足する共同受信システム
を構築できない場合は、例えば請求項4に記載したよう
に、その旨をユーザ側(端末装置)に通知するようにし
てもよい。
【0023】即ち、請求項4に記載した共同受信機器受
注システムは、再設計手段が、システム判定手段にて受
信条件を満足しないと判定された場合にその判定結果を
示す不適合通知を端末装置へ送信し、該不適合通知の送
信後、端末装置から共同受信システムの内容を再び変更
する旨の再変更要求があったときに、該再変更要求に基
づき共同受信システムが受信条件を満足するように再設
計する。
【0024】つまり、変更要求に従って変更を行った結
果受信条件を満足しなくなった場合、受信条件を満足す
るように他の共同受信機器を変更するのではなく、一旦
端末装置に不適合通知(つまり当該変更要求の通りの変
更はできない旨の通知)を送信するのである。このと
き、例えば不適合通知と共に、システム設計手段が最初
に設計してシステム送信手段により端末装置に送信され
た共同受信システムを、再び送信するようにするとよ
い。そして、端末装置から新たな変更要求があったとき
は、その変更要求に基づいて再設計を行う。
【0025】具体的には、例えば不適合通知送信後の新
たな変更要求に従って変更した結果、受信条件を満足す
るようになったら、その新たな変更要求による変更後の
共同受信システムの内容を端末装置に送信するようにす
ればいい。また例えば、不適合通知送信後の新たな変更
要求によっても引き続き受信条件を満足しない場合は、
再び不適合通知を送信して再度新たな変更要求を待つよ
うにしてもいいし、新たな変更要求にて要求された共同
受信機器以外の他の共同受信機器を変更することによ
り、変更要求と受信条件を共に満足するように再設計し
てもよい。このようにすれば、受信条件を満足するまで
ユーザは繰り返し変更要求を送信できるし、受信条件を
満足するような再設計を受注管理ホストに対して全面的
に任せることもできる。
【0026】そのため、請求項4記載の共同受信機器受
注システムによれば、端末装置から変更要求を送信する
ごとにその結果が受信条件を満足するか否かを確認でき
ると共に、受信条件を満足しなかったときはその都度新
たな変更要求を送信することができるため、受信条件を
満足ししかもユーザの趣向に合った共同受信システムを
より確実且つ容易に提供することができる。
【0027】なお、請求項1〜4いずれかに記載の共同
受信機器受注システムにおける受注管理ホストを構成す
る各手段の機能は、請求項5に記載したように、コンピ
ュータシステムで起動するプログラムとして備えること
ができる。このようなプログラムの場合、例えば、フロ
ッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、CD−
ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータシステ
ムにロードして起動することにより用いることができ
る。この他、ROMやバックアップRAMをコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体として前記プログラムを記録
しておき、このROMあるいはバックアップRAMをコ
ンピュータシステムに組み込んで用いてもよい。
【0028】このように記録媒体を用いて任意のコンピ
ュータにて起動することができるようにすれば、販売者
は請求項1〜4いずれかに記載の受注管理ホストを簡単
に構築できる。このとき、共同受信システムの施工を販
売者以外の他の工事業者に依頼する場合は、その工事業
者と通信ネットワークを介して販売者側のコンピュータ
と接続できる環境を整えると共に、受注手段が受注処理
としてその工事業者への工事発注を行えるように、記録
媒体には工事業者のアドレス(通信ネットワークを介し
て接続するためのネットワーク上のアドレス)も記録し
ておくとよい。
【0029】また例えば、一般ユーザがこの記録媒体に
記録されたプログラムをユーザ側のコンピュータで起動
させることにより、ユーザ側で受注管理ホストを構築す
ることもできる。この場合、記録媒体に販売者及び工事
業者のアドレスを記録しておくと共に、受注手段による
受注処理として、ユーザからの発注内容を販売者或いは
工事業者に送信できるようにするとよい。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。図1は、本発明が適用され
た実施形態の共同受信機器受注システムの概略構成を示
す説明図である。本実施形態の共同受信機器受注システ
ム10は、一般家庭或いはビル等でTV(テレビジョ
ン)放送を受信するための共同受信システムで使用され
る各種共同受信機器を販売する販売者が、これらの共同
受信機器をインターネットを通じてオンライン受注する
ためのものであり、共同受信機器を購入しようとする購
入者は端末装置から所定の発注操作を実行することによ
り、所望の共同受信機器を購入することができる。
【0031】本実施形態の共同受信機器受注システム1
0では、パーソナルコンピュータ等の端末装置11が例
えばISDN等の公衆回線12を介してISP(Intern
et Service Provider:インターネットサービス事業
者)13に接続され、このISP13を通じてインター
ネット14に接続されている。また、本実施形態では電
気工事業者の事業所内において事業所内LAN15が構
築されており、二台の端末装置15a,15bが各々ル
ータ15cに接続され、ルータ15cはディジタル専用
線16及びISP17を介してインターネット14に接
続されている。
【0032】一方、インターネット14には、販売者が
ユーザ(購入者)から共同受信機器を受注するために必
要なデータが格納された受注システム専用サーバ18が
接続されており、各端末装置11,15a,15bから
の発注要求に基づく共同受信機器受注処理(詳細は後
述)は全てこの受注システム専用サーバ18により行わ
れる。尚、この受注システム専用サーバ18は、WWW
(World Wide Web)サーバとしても機能するものであ
り、ユーザが共同受信機器を購入しようとする際は、例
えば端末装置からWWWブラウザを用いて受注システム
専用サーバ18内の所定のデータ(所謂ホームページ)
にアクセスして、共同受信機器を購入(発注)するため
のデータを取得し、取得したデータに従って発注作業
(端末装置からの各種データ入力及び送信)を行うこと
になる。
【0033】次に、本実施形態の受注システム専用サー
バ18にて実行される共同受信機器受注処理について、
図2に基づいて説明する。図2は、受注システム専用サ
ーバ18にて実行される共同受信機器受注処理を示すフ
ローチャートである。以下、端末装置11から発注を行
う場合を例に挙げて説明するが、事業所内LAN15の
各端末装置15a,15bから発注を行う場合について
も全く同様に行われるものである。
【0034】端末装置11を操作して各種共同受信機器
をオンライン発注しようとするユーザが、販売者が提供
しているオンライン販売用のホームページ(受注システ
ム専用サーバ18内の所定のデータ)にアクセスする
と、図4(a)に示すトップ画面40が端末装置11に
おける図示しないディスプレイに表示されると共に、こ
のアクセスにより受注システム専用サーバ18では共同
受信機器受注処理が開始される。
【0035】この処理が開始されると、まずステップ
(以下「S」と略す)200にて端末装置11からの発
注用データの取得要求があるか否かを判定する。ユーザ
からの最初のアクセスによって図4(a)に示すトップ
画面40が表示されただけの状態が続いている間は、端
末装置11から何ら要求がなされていないため否定判定
され続けてS200の処理を繰り返すことになるが、端
末装置11にて図示しないマウスを操作してトップ画面
40に表示されている「次へ」ボタンB1をクリックす
ることにより、端末装置11から受注システム専用サー
バ18に対して発注用データ取得要求がなされ、S20
0にて肯定判定されてS210に進む。
【0036】S210では、ユーザが共同受信システム
を構築しようとしている場所(以下「受信点」と称す)
を特定するための受信点特定処理が実行される。具体的
には、まず図4(b)の広域選択画面41を表示させる
ためのデータを端末装置11に送信し、これにより端末
装置11側では広域選択画面41が表示される。本実施
形態の広域選択画面41には、例えば日本国内における
各地方の名称が表示されており、ユーザが例えば愛知県
内のある場所に共同受信システムを構築しようとする場
合は、「東海」と表示されている部分をクリックすれば
よく、これを受けて受注システム専用サーバ18は都道
府県選択画面42を表示させるためのデータを送信す
る。ここで、端末装置11のディスプレイに表示された
都道府県選択画面42において、「愛知」と表示されて
いる部分をクリックすれば、更に愛知県内における市町
村名リストを表示するためのデータを端末装置11に送
信し、ディスプレイには市町村名が表示される(図示せ
ず)。
【0037】尚、都道府県選択画面42には「戻る」ボ
タンB2も表示されており、例えば広域選択画面41
で、北海道に住むユーザが誤って「東海」をクリックし
て都道府県選択画面42を表示させてしまった場合、こ
の「戻る」ボタンB2をクリックすることで再び広域選
択画面41に戻ることができ、地域の選択をやり直すこ
とができる。つまり、「戻る」ボタンB2は、現在表示
されている画面の直前の画面に戻りたいときに使用(ク
リック)するためのものであり、以下説明する各画面で
も必要に応じて表示されるものである。
【0038】このように、受注システム専用サーバ18
から送信され表示される各画面の指示に基づいて、ユー
ザが受信地域を徐々に絞り込んでいくことにより、受注
システム専用サーバ18は受信点を特定することができ
る。この受信点の特定は、例えば市町村レベルまでにと
どめてもよいが、ユーザが所望のTV放送を良好に受信
するためのより最適な共同受信システムを構築する為に
は、できるだけ狭い範囲に絞り込む(例えば受信点の
「番地」まで具体的に入力してもらう)のが好ましい。
【0039】また、受信点を特定するために、上記のよ
うな広域選択画面41、都道府県選択画面42等を表示
して徐々に絞り込んでいくのに代えて、例えば図14
(a)に示したような、各地方ごとに境界線を設けた地
図(日本地図)画面141を表示して、該当する受信点
の地方をクリックするようにしてもよい。この場合、あ
る地方をクリックするとさらにその地方の詳細地図が表
示され、その詳細地図上でまた該当する地域をクリック
して、徐々に受信点を絞り込んでいくようにすればい
い。また例えば、図14(b)に示すように、郵便番号
入力画面142を表示させて、ユーザに受信点の郵便番
号を入力してもらうことにより、受信点を特定するよう
にしてもいい。郵便番号入力画面142では、7桁の郵
便番号の各桁の表示の上側にアップボタン142aが、
下側にダウンボタン142bが表示され、各ボタン14
2a,142bをクリックすることにより、各桁の数値
を変更できる。
【0040】S210にて受信点を特定した後は、S2
20に進み、使用者識別処理を実行する。具体的には、
S210の受信点特定処理における最終表示画面(例え
ば都道府県選択画面42)にて受信点に応じた選択がな
されたとき、S210の処理が終了してS220に進む
が、このとき、受注システム専用サーバ18からは、図
5に示す使用者選択画面51を表示するためのデータが
端末装置11に送信される。
【0041】これにより、端末装置11側には使用者選
択画面51が表示される。そして、ユーザが一般ユーザ
(例えば電気工事関係の業務に携わっていないユーザ)
であれば表示画面中の「一般ユーザ」側をチェック(チ
ェックボックスをクリック)し、電気工事関係の業務に
携わる者で発注者自身が工事を行う場合は、表示画面中
の「工事業者」側をチェックする。「一般ユーザ」又は
「工事業者」のいずれか一方へのチェックの終了後、
「選択して下さい」ボタンB4をクリックすると、使用
者選択画面51にてユーザが入力した内容が受注システ
ム専用サーバ18に送信され、受注システム専用サーバ
18ではユーザが「一般ユーザ」又は「工事業者」のい
ずれであるかを識別することができる。
【0042】そして、ユーザが「一般ユーザ」である場
合は、受注システム専用サーバ18は施工者選択画面5
2を表示するためのデータを端末装置11に送信する。
この施工者選択画面52は、購入(発注)した共同受信
機器による共同受信システムの施工をユーザ自身で行う
かそれとも工事業者に依頼するかを選択するためのもの
であり、ユーザは、工事業者に依頼する場合は画面中の
「はい」側をチェックし、自分で施工する場合は「いい
え(自分で行う)」側をチェックする。
【0043】いずれか一方へのチェックの終了後、「選
択して下さい」ボタンB4をクリックすると、施工者選
択画面52にてユーザが入力した内容が受注システム専
用サーバ18に送信され、受注システム専用サーバ18
では、ユーザが共同受信システムの施工を工事業者に依
頼するか否かを判断することができる。そして、施工を
工事業者に依頼しない(つまり自分で施工する)場合
は、S220の処理を終了してS230の処理、即ち後
述する受信チャンネル選択画面61(図6参照)の表示
に進むが、工事業者に依頼する場合は、受注システム専
用サーバ18は工事業者選択画面53を表示するための
データを端末装置11に送信する。
【0044】工事業者選択画面53では、例えば販売者
の工事代理店や販売者が施工依頼契約している工事業者
などがリストアップされており、ユーザがこの中から施
工を依頼したい工事業者をチェックして「選択して下さ
い」ボタンB4をクリックすると、ユーザがチェックし
た工事業者が受注システム専用サーバ18に送信され、
受注システム専用サーバ18では、どの工事業者に施工
依頼すればいいか判断することができる。これによりS
220の処理が終了し、次のS230の処理に進むこと
になる。
【0045】尚、リストアップされる工事業者は、本実
施形態では共同受信システムを構築する受信点(即ちS
210の受信点特定処理にて特定された地域)に近い順
番でリストアップされている。また、どの工事業者に依
頼すべきかユーザ自身で決定できない一般ユーザもいる
であろうことを考慮し、本実施形態では、販売者が所定
の基準(例えば受信点に一番近い、など)で推奨する工
事業者に予めチェックが入った状態になっており、その
まま「選択して下さい」ボタンB4をクリックすればそ
の販売者が推奨する工事業者に施工依頼してもらえるよ
うになっている。
【0046】一方、ユーザが「工事業者」である場合、
即ち使用者選択画面51にてユーザが「工事業者」側を
チェックした場合は、受注システム専用サーバ18は登
録有無選択画面54を表示するためのデータを端末装置
11に送信する。この登録有無選択画面54は、共同受
信機器を発注しようとするユーザである工事業者が、販
売者の工事代理店或いは契約工事業者などとして販売者
側に登録されているか否かを選択するためのものであ
り、ユーザ(工事業者)は自身を販売者側に登録してい
る場合は「登録されている」側をチェックし、登録して
いない場合は「登録されていない」側をチェックする。
そして、「選択して下さい」ボタンB4をクリックする
と、ユーザがチェックした内容(登録の有無)が受注シ
ステム専用サーバ18に送信され、受注システム専用サ
ーバ18では、ユーザである工事業者が登録済みである
か否かを判断することができる。
【0047】ここで登録済みと判断した場合(即ち登録
有無選択画面54で「登録されている」側がチェックさ
れた場合)は、受注システム専用サーバ18は工事業者
選択画面53を表示するためのデータを端末装置11に
送信する。そして、ユーザは工事業者リストの中からユ
ーザ自身の工事業者名を探してチェックし、「選択して
下さい」ボタンB4をクリックする。そうすれば、受注
システム専用サーバ18では、共同受信機器を発注しよ
うとしているユーザが既に販売店側に登録されている工
事業者のいずれかであって、施工もその工事業者自らが
行うことを判断でき、これによりS220の処理が終了
してS230に進む。
【0048】一方、未登録と判断した場合(即ち登録有
無選択画面54で「登録されていない」側がチェックさ
れた場合)は、受注システム専用サーバ18は、新規登
録確認画面55を表示するためのデータを端末装置11
に送信する。この新規登録確認画面55は、未登録の工
事業者に対して販売者側への登録を促すためのものであ
り、ユーザは「登録する」又は「登録しない」のいずれ
か一方をチェックして「選択して下さい」ボタンB4を
クリックすればいい。
【0049】ここで「登録しない」を選択した場合はそ
のままS220の処理を終了してS230に進むが、
「登録する」を選択した場合は、端末装置11側に登録
画面56を表示させ、ユーザに関する情報(例えば名
称、住所、施工可能な工事の内容など)を入力してもら
うことによりそのユーザを新たに登録して、S220の
処理を終了してS230に進む。
【0050】尚、図5における各画面52〜56には既
述の「戻る」ボタンB2が表示されている(登録画面5
6では図示せず)。また、各画面51〜56には、「初
めから」ボタンB3も表示されており、ユーザが発注作
業を初めからやり直したい場合は、この「初めから」ボ
タンB3をクリックすることにより、図4(a)のトッ
プ画面40に戻ることができる。この「初めから」ボタ
ンB3は、以下説明する各画面でも必要に応じて表示さ
れるものである。
【0051】S230の受信チャンネル選択処理では、
受注システム専用サーバ18が、まず図6に示す受信チ
ャンネル選択画面61を表示するためのデータを端末装
置11に送信することにより、端末装置11側ではこの
受信チャンネル選択画面61が表示される。受信チャン
ネル選択画面61には、S210の受信点特定処理にて
特定された受信点において受信可能なTV放送のチャン
ネルが全て表示される。
【0052】本実施形態では、受注システム専用サーバ
18の中に、任意の受信点に対する受信可能チャンネル
を示すルックアップテーブルが予め格納されており、こ
のルックアップテーブルを参照して、S210にて特定
された受信点に対応した受信可能なチャンネルを、受信
チャンネル選択画面61にリストアップするようにして
いる。また、リストアップした受信可能チャンネルのう
ち販売者側にて推奨する受信チャンネル(例えばVH
F,UHFのみ)には予めチェックが表示されている。
【0053】ユーザは、リストアップされた受信可能チ
ャンネルの中から、受信を希望するチャンネルをチェッ
クして「確定」ボタンB5をクリックすればよく、これ
によりユーザがチェックした内容を示すデータが受注シ
ステム専用サーバ18側に送信され、受注システム専用
サーバ18では、ユーザが受信を希望するチャンネルを
確認することができ、ここでS230の処理を終了して
S240に進む。尚、受信チャンネル選択画面61にお
いても、既に説明した「戻る」ボタンB2と「初めか
ら」ボタンB3が表示される。
【0054】S240の受信点形態特定処理では、受注
システム専用サーバ18はまず、図7(a)に示す建造
物形態選択画面71を表示するためのデータを端末装置
11へ送信する。この建造物形態選択画面71は、共同
受信システムを構築する建造物が一般家庭の家屋(つま
り「ホーム共同受信」)であるか、それともビル・マン
ション等の共同住宅(つまり「ビル共同受信」)である
かを選択するためのものであり、ユーザはいずれか一方
にチェックして「選択して下さい」ボタンB4をクリッ
クする。
【0055】ユーザが「ホーム共同受信」を選択した場
合、受注システム専用サーバ18は図7(b)に示す家
屋情報入力画面72を表示させるためのデータを端末装
置11に送信する。本実施形態の家屋情報入力画面72
では、ユーザは、家屋が平屋,2階建、3階建のいずれ
であるかをチェックすると共に、家屋内に設ける端末端
子(テレビ端子)の総数を入力して「選択して下さい」
ボタンB4をクリックする。これにより家屋情報が受注
システム専用サーバ18に送信されると、引き続き受注
システム専用サーバ18は、図8(a)に示すアンテナ
設置形態選択画面81aを表示させるためのデータを端
末装置11に送信する。
【0056】本実施形態では、ホーム共同受信の場合の
アンテナ設置形態(例えばBSアンテナをベランダフェ
ンスに設置するか屋根上のマスト部につけるか、など)
を6通り提案するようにしており、そのうち2通りのア
ンテナ設置形態がアンテナ設置形態選択画面81aに表
示される。そして、残り4通りのアンテナ設置形態を見
たい場合は、「次へ」ボタンB1をクリックすることに
より、受注システム専用サーバ18から他の2通りのア
ンテナ設置形態が送信されてアンテナ設置形態選択画面
81bとして表示される。
【0057】さらに残り2通りのアンテナ設置形態を見
たい場合は、アンテナ設置形態選択画面81bの「次
へ」ボタンB1をクリックすることにより、受注システ
ム専用サーバ18からアンテナ設置形態選択画面81c
としてそのデータを入手できる。これらの各アンテナ設
置形態選択画面81a〜81cは、夫々の画面に表示さ
れる「次へ」ボタンB1或いは「戻る」ボタンB2をク
リックすることにより、相互に画面切換が可能である。
【0058】そして、各アンテナ設置形態選択画面81
a〜81cに表示された合計6通りのアンテナ設置形態
のうちユーザが設置しようとする家屋形態と同じ(或い
は最も近い)ものにチェックして、その画面の「選択し
て下さい」ボタンB4をクリックすれば、その選択され
たアンテナ設置形態が受注システム専用サーバ18に送
信される。
【0059】その後更に、受注システム専用サーバ18
は、図8(b)に示すテレビ端子選択画面82を表示さ
せるためのデータを端末装置11に送信し、ユーザに対
し、どのようなテレビ端子を室内(例えば壁面等)に取
り付けるかを選択するよう促す。本実施形態では、3種
類のテレビ端子が表示されている。ユーザがそのうちい
ずれか一つのテレビ端子にチェックして「選択して下さ
い」ボタンB4をクリックすれば、選択されたテレビ端
子が受注システム専用サーバ18に送信されることにな
る。これにより、受注システム専用サーバ18では受信
点の形態の詳細を確認でき、S240の受信点形態特定
処理を終了してS250に進む。
【0060】一方、S240の受信点形態特定処理にお
ける建造物形態選択画面71にて、ユーザが「ビル共同
受信」を選択した場合は、端末装置11のディスプレイ
には、図7(c)に示すビル情報入力画面73が表示さ
れる。そして、ユーザがその画面表示に従って、ビルの
形態(本実施形態ではビルの階層,全戸数,一戸あたり
の部屋数,テレビ端子の数)を夫々入力して「確定」ボ
タンB5をクリックすれば、入力された各種ビル情報が
受注システム専用サーバ18に送信され、その後、図示
しないアンテナ設置形態選択画面(図8(a)と同じよ
うなもの;例えばアンテナをビル屋上のエレベータハウ
スの側壁に設置するか、又はビル屋上に据置台を設けて
そこに設置するか、など)を端末装置11に送信して、
ビルにおいてアンテナをどのように設置するかをユーザ
に選択させる。アンテナ設置形態の選択後は更に、受注
システム専用サーバ18は、既に説明した図8(b)の
テレビ端子選択画面82を表示させるためのデータを端
末装置11に送信する。そして、端末装置11からテレ
ビ端子選択結果が送信されてきたときに、S240の受
信点形態特定処理が終了してS250に進む。
【0061】S250では、推奨共同受信システムの自
動設計及びその内容の端末装置11への送信が実行され
る。具体的には、S210からS240までの各処理に
おいて端末装置11にて入力され受注システム専用サー
バ18に送信されてきた様々な情報、即ちユーザが共同
受信システムを構築しようとしている受信点に関する情
報(以下「受信条件」と称す)に基づいて、テレビ端子
における端末レベルの計算等を行うことにより、その受
信条件に適合するような共同受信システムを自動設計す
る。本実施形態では、どのような共同受信機器を相互に
どのように接続すればいいかを設計するのはもちろん、
共同受信システムにおいて使用可能な各共同受信機器の
具体的機種名(メーカ及び商品名)の特定も行う。そし
て、その結果を、図9に示すような推奨共同受信システ
ム表示画面91として端末装置11側に表示させる。
【0062】S210〜S240にて入力された受信条
件に適合する共同受信システムが複数種類考えられる場
合はその共同受信システムを全て表示させるようにして
もいいが、本実施形態では、その場合は販売者が推奨す
るシステムを一つだけ、推奨共同受信システムとして、
推奨共同受信システム表示画面91のシステム表示領域
91aに表示するようにしている。
【0063】但し、推奨共同受信システムにおいて使用
される各種共同受信機器については、使用可能な機種を
全て推奨機種リスト表示領域91bに表示するように
し、そのうち販売者が最も推奨する機種のチェックボッ
クスは予めチェックされている。更に、その推奨する機
種を使用して共同受信システムを構築する場合の、工賃
を含むシステム総価格も、コスト表示領域91cに表示
される。また、各共同受信機器を相互に接続するケーブ
ルの長さについては、システム表示領域91aに直接表
示するようにしている。尚、推奨機種リスト表示領域9
1bに同時に全ての共同受信機器の機種を表示できない
場合は、マウス操作にてスクロールバー91dを上下し
て全ての機種を表示できるようにすればよい。また、推
奨する機器の決定基準は、販売者側で任意に決めればよ
い。
【0064】S250における推奨共同受信システムの
自動設計及びその端末装置11への送信を実行した後
は、S260に進み、端末装置11からの「確定」或い
は「変更」のいずれかの送信を待つ。ここで、ユーザ
が、表示された推奨共同受信システム(推奨機種リスト
表示領域91bにて予めチェックされている機種及びシ
ステム総価格も含む)を確認し、そのまま販売者に発注
してもいいと判断した場合は、「確定」ボタンB5をク
リックすればよく、これにより、受注システム専用サー
バ18は、端末装置11に送信した推奨共同受信システ
ムをユーザが概ね了承したことを確認できたことにな
る。
【0065】そしてこの場合、S270に進み、受注内
容確認処理を実行する。この処理では、受注システム専
用サーバ18が、図10に示すような受注内容確認画面
101を表示させるためのデータを端末装置11に送信
し、これにより端末装置11側では受注内容確認画面1
01が表示され、ユーザは自分が購入(発注)しようと
している各種共同受信機器の詳細(例えば数量、価格、
総価格、納期等)を、発注内容確認領域101aにて確
認することができる。
【0066】受注内容確認画面101を表示させるデー
タを端末装置11に送信した後は、後、S280に進
み、端末装置11から発注要求があるか否かを判断す
る。即ち、受注内容確認画面101の発注確認領域10
1bには、受注システム専用サーバ18にて自動設計さ
れユーザが確定(S260にて)した共同受信システム
の各共同受信機器(つまり発注内容確認領域101aに
表示された共同受信機器)を、最終的に発注するかどう
か、発注する場合、販売者に直接発注するかそれとも工
事を依頼する工事業者に発注するかをユーザにて決めて
もらうために、「工事業者へ依頼する」、「直接発注す
る」、「発注しない」のいずれかを選択できるようなチ
ェックボックスが設けてある。ここで、ユーザが「発注
しない」にチェックして「確定」ボタンB5をクリック
した場合、S280にて否定判定され、この共同受信機
器受注処理を終了する。
【0067】一方、ユーザが「工事業者へ依頼する」又
は「直接発注する」のいずれかをチェックして「確定」
ボタンB5をクリックした場合は、端末装置11から発
注要求があったものとしてS280にて肯定判定され、
てS290に進む。S290の個人情報取得処理では、
販売者がユーザに商品(共同受信機器)を納入するため
に必要となるユーザの個人情報(本実施形態では、例え
ばユーザの氏名、住所、納品希望日、決済方法など)取
得するために、図11に示す個人情報入力画面111を
表示するためのデータを端末装置11に送信して、ユー
ザに必要事項を入力してもらう。
【0068】必要事項の入力後、「確定」ボタンB5を
クリックすると、ユーザにて入力された各種個人情報が
受注システム専用サーバ18に送信され、これにより受
注システム専用サーバ18では、S295の受注処理が
実行される。この受注処理は、ユーザが販売者に直接発
注した(つまり受注内容確認画面101で「直接発注す
る」にクリックした)場合、ユーザへの納入に必要な各
種処理(例えば共同受信機器を製造する部門へのオンラ
イン指示、ユーザに商品を届ける為の運送業者のオンラ
イン手配など)を実行する。また、ユーザが工事業者に
発注した(つまり受注内容確認画面101で「工事業者
へ発注する」にクリックした)場合は、ユーザから受け
た受注内容をその工事業者へオンライン送信する。
【0069】また、この受注処理の実行開始時には、図
12に示す受注完了画面121を表示するためのデータ
を端末装置11に送信する。この受注完了画面121が
端末装置11側で表示されることにより、ユーザは発注
(販売者からみれば受注)が完了したことを確認するこ
とができる。
【0070】尚、本実施形態では、端末装置11がプリ
ンタ(図示せず)に接続されており、S270の受注内
容確認処理の間、つまり受注内容確認画面101が表示
されてから、ユーザにて発注確認領域101bのチェッ
ク及び「確定」ボタンB5のクリックがなされるまでの
間に、これから発注しようとする推奨共同受信システム
の内容を印刷することができる。
【0071】具体的には、本実施形態では、端末装置1
1側で起動している画面表示ソフト(例えばWWWブラ
ウザ)とプリンタを動作させるためのソフト(所謂プリ
ンタドライバ)を連動させることにより、受注内容確認
画面101の「システム図」ボタンB6をクリックすれ
ばシステム図(図9におけるシステム表示領域91aに
表示された内容)の印刷が開始され、同じく「レベル
図」ボタンB7をクリックすればレベル図(図9におけ
るシステム表示領域91aに表示された内容にさらに各
共同受信機器における入出力レベル表示を加えたもの)
の印刷が開始され、同じく「施工上のご注意」ボタンB
8をクリックすれば共同受信システムの施工上、施工者
が留意すべき事項を示す内容の印刷が開始される。
【0072】また、各ボタンB6〜B8をクリックしな
くても、発注確認領域101bの項目をチェックして
「確定」ボタンB5をクリックする際に、受注内容確認
画面101の印刷内容選択領域101cに表示された印
刷内容のうち印刷したい項目をチェックして、「確定」
ボタンB5をクリックすれば、S290の個人情報取得
処理に移行すると共に、印刷内容選択領域101cにて
クリックした項目の印刷も自動的に開始される。
【0073】尚、印刷内容選択領域101cのみチェッ
クして発注確認領域101bには何らチェックすること
なく「確定」ボタンB5をクリックした場合は、受注シ
ステム専用サーバ18は端末装置11へエラーメッセー
ジを送信して再度受注内容確認画面101を表示し、併
せて発注確認領域101bのいずれかの項目へのチェッ
クをユーザに促す表示も行う。
【0074】ところで、S250の処理で推奨共同受信
システムが受注システム専用サーバ18にて自動設計さ
れ、端末装置11側でその推奨共同受信システムが推奨
共同受信システム表示画面91にて表示されたとき、こ
れをみたユーザが、例えば増幅器と分配器の間のケーブ
ル長をもっと長くしたかったり、システム総価格が高す
ぎてもう少しコストダウンしたい場合などの種々の理由
により、表示された推奨共同受信システムの内容を変更
したい場合がある。
【0075】そこで、本実施形態では、一旦受注システ
ム専用サーバ18にて自動設計された内容をユーザの希
望に応じて変更することができるようになっており、例
えばVHFアンテナをもっと安い機種に変更したい場合
は、推奨機種リスト表示領域91bの「VHFアンテ
ナ」の項目でリストアップされている複数機種の中か
ら、現在選択(チェック)されている機種とは別のもの
にチェックし直したり、或いはケーブル長を変更したい
場合は、システム表示領域91aに表示されている各ケ
ーブル長表示部をクリックして表示されている数値を直
接変更する。
【0076】尚、推奨機種リスト表示領域91bにリス
トアップされている各機種の機種名を直接クリックすれ
ば、その機種に関する詳細なデータ(価格も含む)が表
示され、これにより各機種の詳細を確認することができ
る。また、システム表示領域91aにおいて表示されて
いる各共同受信機器を直接クリック(例えばBSアンテ
ナの画像を直接クリック)することによっても、クリッ
クした共同受信機器につき、使用可能な全機種の詳細が
表示される。
【0077】S250にて推奨共同受信システムの内容
を端末装置11側に送信してS260に進んだ後、「確
定」ボタンB5がクリックされる前に、ユーザにより上
記のような推奨共同受信システムの内容を変更するため
の何らかの変更入力があった場合、S260にて「変
更」と判断されS300に進む。以下、S300のシス
テム再設計処理について、図3に基づいて説明する。図
3は、共同受信機器受注処理において実行されるシステ
ム再設計処理を示すフローチャートである。
【0078】図3に示すように、推奨共同受信システム
表示画面91の表示後、ユーザから何らかの変更入力が
あってこのシステム再設計処理が開始されると、まずS
310にて機器変更処理が実行される。これは、既に上
述したように、ユーザの入力に応じて例えば推奨機種リ
スト表示領域91bにリストアップされている各機種の
詳細データを表示させたり、或いはシステム表示領域9
1aに表示されているケーブル長の変更を許可したりす
るものである。
【0079】ユーザが上記のようにして推奨共同受信シ
ステムの内容を変更した後、「変更」ボタンB9をクリ
ックすると、ユーザにて変更された変更内容が変更要求
として受注システム専用サーバ18に送信される。この
変更要求を受信した受注システム専用サーバ18は、変
更要求に従って推奨共同受信システムを構成する各共同
受信機器を変更(ケーブル長変更も含む)してS310
の処理を終了し、S320に進む。
【0080】S320では、S310にてユーザからの
変更要求により変更された後の共同受信システムが、ユ
ーザ側の受信条件(S210〜S240にてユーザが入
力した内容)に適合するか否かを判定するために、その
変更後の共同受信システムの各テレビ端子における端末
レベルを計算する。
【0081】そしてS330に進み、S320にて計算
された各端末レベルがいずれも予め定めた所定のレベル
以上(例えば、VHF,UHFの場合は70〜90dB
μ以上、BS,CSの場合は55dBμ以上)となるか
否かを判定する。ここで全ての端末レベルが所定のレベ
ル以上であると判定された場合は、S335に進み、変
更内容の確定を行う。つまり、変更要求に従って変更し
た後の共同受信システムを、新たな推奨共同受信システ
ムとして確定するのである。そしてS370に進み、変
更後の共同受信システムを表示させるためのデータを端
末装置11に送信する。これにより、端末装置11側で
は、変更後の共同受信システムが、推奨共同受信システ
ムとして図9の推奨共同受信システム表示画面91と同
様に表示される。これをもってS370の処理が終了
(即ちS300の処理が終了)して再びS260に進
み、S260以降の処理を実行する。
【0082】一方、S330にて否定判定された場合、
即ちユーザの変更要求に従って推奨共同受信システムを
変更した結果、端末レベルが所定のレベルに満たないT
V端子があった場合には、S340に進んでいずれかの
共同受信機器の変更を促す。具体的には、本実施形態で
は、図13に示す機器変更指示画面131を表示させる
ためのデータを端末装置11に送信してS340の処理
を終了し、S350に進んでユーザからの入力を待つ。
【0083】ユーザは、全ての端末レベルが所定のレベ
ル以上となるように、最後までユーザ自身で変更を行う
(マニュアル変更)か、変更要求にて変更された内容は
その変更後のままとした上で、後の変更を全て受注シス
テム専用サーバ18側に任せる(自動変更)かを、機器
変更指示画面131で選択することができる。
【0084】S350では、ユーザがマニュアル変更と
自動変更のいずれを選ぶかの判定を行っており、機器変
更指示画面131に表示された「マニュアル変更」ボタ
ンB10と「自動変更」ボタンB11のうち、ユーザが
「マニュアル変更」ボタンB10をクリックしたときは
S350にてマニュアル変更であるものと判定され、S
380に進む。逆にユーザが「自動変更」ボタンB11
をクリックしたときは、S350にて自動変更であるも
のと判定され、S360に進む。
【0085】ユーザが「マニュアル変更」ボタンB10
をクリックしてS380に進んだときは、S380で
は、既にS250にて表示した推奨共同受信システムを
再び表示させるためのデータを端末装置11に送信し、
端末装置11側で推奨共同受信システムを再び表示(図
9の推奨共同受信システム表示画面91)させる。これ
によりS380の処理が終了(即ちS300の処理が終
了)し、再びS260以降の処理が実行される。ユーザ
はここで、受注システム専用サーバ18にて最初に設計
され端末装置11に送信された推奨共同受信システムで
もいいと判断すれば、「確定」ボタンB5をクリックし
てS270以降の処理に進むようにすればいいし、再度
新たな変更を行いたい場合は、表示されている推奨共同
受信システム表示画面91に対して上述したように共同
受信機器の変更を行い、「変更」ボタンB9をクリック
して再びS300の処理が実行されるようにすればよ
い。
【0086】一方、ユーザが機器変更指示画面131に
おいて「自動変更」ボタンB11をクリックしたことに
よりS350にて自動変更と判定されたときは、S36
0に進んで、共同受信システムが受信条件を満足するよ
うに自動再設計処理を実行する。この自動再設計処理
は、S310の機器変更処理にて端末装置11から入力
されたユーザの変更要求の内容はそのまま(つまり、ユ
ーザの変更要求は尊重する)とした上で、他の共同受信
機器を変更することにより結果的に全端末レベルが所定
のレベル以上となるように、端末レベルの計算を行いな
がら実行されるものである。但し、変更内容を全て受け
入れたのでは受信条件に適合する共同受信システムが成
り立たない場合も想定されるため、その場合は、受信条
件を満足することを優先させて、変更要求の内容をも適
宜変えながら再設計することにより、受信条件に適合し
てしかも変更要求をできる限り尊重した共同受信システ
ムを再設計する。
【0087】S360の処理の結果、全端末レベルが所
定のレベル以上となるような共同受信システムが再設計
されると、S370に進んで、その再設計された共同受
信システムを、新たに推奨共同受信システムとして端末
装置11側に送信し、表示(図9の推奨共同受信システ
ム表示画面91)させる。尚このとき、S360の自動
再設計処理の結果ユーザの変更要求の内容が変更された
共同受信システムが再設計された場合は、その旨も端末
装置11側に表示させるようにする。これによりS37
0の処理が終了(即ちS300の処理が終了)し、再び
S260以降の処理が実行される。
【0088】以上詳述したように、本実施形態の共同受
信機器受注システム10では、端末装置11(或いは端
末装置15a,15b)にてユーザが入力した受信条件
に基づいて、受注システム専用サーバ18が、その受信
条件に適合する共同受信システムを設計する。ここで設
計された共同受信システムは、推奨共同受信システムと
して端末装置に送信され、ユーザはその内容を確認した
上でそのまま販売者側に発注できる。このとき、受注シ
ステム専用サーバ18から送信された推奨共同受信シス
テムに対して何らかの変更を行いたい場合は、その旨操
作(変更要求)すれば、その変更要求に従って受注シス
テム専用サーバ18が自動的に再設計し、その結果をユ
ーザ側に送信する。
【0089】従って、本実施形態の共同受信機器受注シ
ステム10によれば、ユーザが端末装置にて受信条件を
入力するだけで、所望のTV放送を受信するための共同
受信システムが自動的にユーザ側に提示(つまり受注シ
ステム専用サーバ18による自動設計及びその結果の送
信)され、どのような共同受信機器が必要であって各共
同受信機器を相互にどのように接続すればいいか容易に
知ることができると共に、各種共同受信機器をそのまま
発注することができるため、必要な共同受信機器をユー
ザが容易且つ確実に発注することができる。
【0090】そして、最初に受注システム専用サーバ1
8から送信された推奨共同受信システムの内容について
何らかの変更を行いたい場合、ユーザはその推奨共同受
信システムにおける任意の共同受信機器を変更できるた
め、ユーザの受信条件・趣向により合った共同受信シス
テムの提供が可能となる。しかも、ユーザからの変更要
求に従って共同受信システムを変更した結果、受信条件
を満足しなくなった場合は、その旨をユーザ側に通知し
て再度変更を促すか、或いは変更要求を尊重しつつ受信
条件に適合するように受注システム専用サーバ18が自
動で再設計するため、受信条件を満足しなくなるような
変更要求を送信した場合であっても、端末側では、受注
システム専用サーバ18から常に受信条件に適合した共
同受信システムの提供を受けることができる。
【0091】ここで、本実施形態の構成要素と本発明の
構成要素の対応関係を明らかにする。本実施形態におい
て、受注システム専用サーバ18は本発明の受注管理ホ
ストに相当し、インターネット14は本発明の通信ネッ
トワークに相当し、S210〜S240の各処理にてユ
ーザに受信条件を入力してもらうための各画面を表示さ
せるために受注システム専用サーバ18が送信する各デ
ータが、本発明の案内データに相当し、S340の処理
にて端末装置11に機器変更指示画面131を表示させ
るために受注システム専用サーバ18が送信するデータ
が本発明の不適合通知に相当する。
【0092】また、図2の共同受信機器受注処理におい
て、S210〜S240の処理は本発明の案内データ送
信手段が実行する処理に相当し、S250の処理は本発
明のシステム設計手段及びシステム送信手段が実行する
処理に相当し、S295の処理は本発明の受注手段が実
行する処理に相当する。さらに図3のシステム再設計処
理において、S310の処理は本発明の変更手段が実行
する処理に相当し、S320,S330の処理は本発明
のシステム判定手段が実行する処理に相当し、S33
5,S340〜S360の処理は本発明の再設計手段が
実行する処理に相当し、S370,S380の処理は本
発明のシステム送信手段が実行する処理に相当する。
【0093】尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態
に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に
属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもな
い。例えば、上記実施形態では、受注システム専用サー
バ18にて設計された共同受信システムを最終的にユー
ザから受注する場合、その共同受信システム(推奨共同
受信システム)を構成する共同受信機器(受注内容確認
画面101の発注内容確認領域101aに表示された機
器)をまとめて受注するようにしたが、全部まとめて受
注するのではなく、例えばユーザがアンテナだけ購入し
たいと考えている場合はアンテナだけの受注を受け付け
るなど、ユーザが必要とする共同受信機器のみの受注も
受けられるようにしてもよい。そうすれば、ユーザの必
要に応じた受注が可能となり、ユーザにとってより使い
勝手のいい共同受信機器受注システムとなる。
【0094】また、上記実施形態の共同受信機器受注処
理(図2参照)のS210〜S240の処理も上記例に
何ら限定されることなく、例えばS210の受信点特定
処理では日本以外の外国の受信点も選択できるようにし
たり、ユーザ側の予算を予め受信条件として入力しても
らうようにするなど、必要に応じた受信条件を得るよう
にすればよく、これによりより幅広いユーザが利用でき
る共同受信機器受注システムを構築することができる。
【0095】また、上記実施形態の受注システム専用サ
ーバ18が実行する共同受信機器受注処理(図2参照)
及びシステム再設計処理(図3参照)のコンピュータプ
ログラム(受注処理ソフト)を、例えばCD−ROMな
どの記録媒体に記録させ、任意のコンピュータでそのプ
ログラムを起動させることによりそのコンピュータが上
記実施形態の受注システム専用サーバ18として機能す
るようにしてもよい。例えばパーソナルコンピュータ
(パソコン)を所有している一般ユーザがこのCD−R
OMを入手して受注処理ソフトをパソコンにて起動させ
れば、ユーザのパソコンでは、上記実施形態と同様にあ
たかも外部の受注システム専用サーバ18との間で発注
の為のデータのやりとりをしているかのように操作でき
る。
【0096】そしてこの場合は、最終的にユーザが販売
者或いは工事業者に発注できるよう、販売者或いは工事
業者との間をインターネット等の通信ネットワークにて
接続できるよう通信環境を整備しておく必要がある。そ
して、実際にユーザが発注する際(つまり受注内容確認
画面101の発注確認領域101bのいずれかの項目に
チェックして「確定」ボタンB5をクリックしたと
き)、販売者や工事業者にその発注内容を送信できるよ
う、予めCD−ROM内に発注先のアドレスも記録して
おいて自動的に接続・送信されるようにすればいいし、
送信するときにユーザ自身で発注先のアドレスを入力す
ることにより発注先に接続・送信できるようにしてもい
い。
【0097】また、発注はしないが共同受信システムの
設計をしてどのようなシステムになるか確認だけしてみ
たいといったユーザも居るであろうことを考慮すれば、
上記のような受注処理ソフトを収録したCD−ROMを
パソコン等で起動することで、発注先にオンライン接続
することなく共同受信システムのレベル計算・設計が可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用された実施形態の共同受信機器
受注システムの概略構成を示す説明図である。
【図2】 受注システム専用サーバにて実行される共同
受信機器受注処理を示すフローチャートである。
【図3】 共同受信機器受注処理において実行されるシ
ステム再設計処理を示すフローチャートである。
【図4】 図2の共同受信機器受注処理実行中に端末装
置側に表示される画面を示す説明図であり、(a)はト
ップ画面、(b)は受信点特定処理における表示画面で
ある。
【図5】 図2の共同受信機器受注処理における使用者
識別処理実行中に端末装置側で表示される各画面を示す
説明図である。
【図6】 図2の共同受信機器受注処理における受信チ
ャンネル選択処理実行中に端末装置側で表示される受信
チャンネル選択画面を示す説明図である。
【図7】 図2の共同受信機器受注処理における受信点
形態特定処理実行中に端末装置側で表示される各画面を
示す説明図であり、(a)は建造物形態選択画面、
(b)は家屋情報入力画面、(c)はビル情報入力画面
である。
【図8】 図2の共同受信機器受注処理における受信点
形態特定処理実行中に端末装置側で表示される各画面を
示す説明図であり、(a)はアンテナ設置形態選択画
面、(b)はテレビ端子選択画面である。
【図9】 受注システム専用サーバにて設計された共同
受信システムが端末装置側で推奨共同受信システム表示
画面として表示される場合の表示画面を示す説明図であ
る。
【図10】 図2の共同受信機器受注処理における受注
内容確認処理実行中に端末装置側で表示される受注内容
確認画面を示す説明図である。
【図11】 図2の共同受信機器受注処理における個人
情報取得処理実行中に端末装置側で表示される個人情報
取得画面を示す説明図である。
【図12】 図2の共同受信機器受注処理における受注
処理開始時に端末装置側で表示される受注完了画面を示
す説明図である。
【図13】 図3のシステム再設計処理における機器変
更処理実行中に端末装置側で表示される機器変更指示画
面を示す説明図である。
【図14】 図2の共同受信機器受注処理における受信
点特定処理実行中に端末装置側で表示される各画面の、
他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
10…共同受信機器受注システム、11,15a,15
b…端末装置、12…公衆回線、13,17…ISP、
14…インターネット、15…事業所内LAN、15c
…ルータ、16…ディジタル専用線、18…受注システ
ム専用サーバ、40…トップ画面、41…広域選択画
面、42…都道府県選択画面、51…使用者選択画面、
52…施工者選択画面、53…工事業者選択画面、54
…登録有無選択画面、55…新規登録確認画面、56…
登録画面、61…受信チャンネル選択画面、71…建造
物形態選択画面、72…家屋情報入力画面、73…ビル
情報入力画面、81a,81b,81c…アンテナ設置
形態選択画面、82…テレビ端子選択画面、91…推奨
共同受信システム表示画面、101…受注内容確認画
面、111…個人情報入力画面、121…受注完了画
面、131…機器変更指示画面、141…地図画面、1
42…郵便番号入力画面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークを介して接続された端
    末装置から、TV放送を受信するために必要な共同受信
    機器の発注要求を受注管理ホストが受け付け、該発注要
    求に基づき前記受注管理ホストにて前記共同受信機器の
    受注を行うための共同受信機器受注システムであって、 前記受注管理ホストは、 前記端末装置に受信条件入力用の案内データを送信する
    案内データ送信手段と、 前記案内データに基づき前記端末装置にて入力された前
    記受信条件を取り込み、該受信条件に適合した共同受信
    システムを設計するシステム設計手段と、 前記システム設計手段にて設計された前記共同受信シス
    テムの内容を前記端末装置に送信するシステム送信手段
    と、 前記システム送信手段から前記共同受信システムの内容
    が送信された後、前記端末装置から前記共同受信システ
    ムを構成する前記共同受信機器の発注要求があったと
    き、該発注要求に対応した受注処理を行う受注手段とを
    備えたことを特徴とする共同受信機器受注システム。
  2. 【請求項2】 前記受注管理ホストは更に、前記システ
    ム送信手段による前記共同受信システムの内容の送信
    後、前記端末装置から前記共同受信システムの内容を変
    更する旨の変更要求があったとき、該変更要求に基づい
    て前記共同受信システムを再設計するシステム再設計手
    段を備え、 前記システム送信手段は、前記システム再設計手段にて
    前記共同受信システムが再設計されたときは、該再設計
    された共同受信システムの内容を前記端末装置に送信す
    ることを特徴とする請求項1記載の共同受信機器受注シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記システム再設計手段は、 前記システム設計手段にて設計された前記共同受信シス
    テムを前記変更要求にて要求された変更内容に従って変
    更する変更手段と、 前記変更手段にて変更された後の前記共同受信システム
    が、前記受信条件を満足するか否かを判定するためのシ
    ステム判定手段と前記システム判定手段にて、前記受信
    条件を満足すると判定された場合は当該共同受信システ
    ムをそのまま前記システム送信手段にて送信すべき再設
    計後の共同受信システムとし、前記受信条件を満足する
    と判定されなかった場合は当該共同受信システムが前記
    受信条件を満足するように再設計する再設計手段とを備
    えたことを特徴とする請求項2記載の共同受信機器受注
    システム。
  4. 【請求項4】 前記再設計手段は、前記システム判定手
    段にて前記受信条件を満足しないと判定された場合、そ
    の判定結果を示す不適合通知を前記端末装置へ送信し、
    該不適合通知の送信後、前記端末装置から前記共同受信
    システムの内容を再び変更する旨の再変更要求があった
    ときに、該再変更要求に基づき前記共同受信システムが
    前記受信条件を満足するように再設計することを特徴と
    する請求項3記載の共同受信機器受注システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4いずれかに記載の受注管理
    ホストを構成する各手段の機能を実現するためのコンピ
    ュータプログラムを記録した記録媒体。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04260176A (ja) * 1991-02-15 1992-09-16 Hitachi Ltd 商品仕様決定装置及び環境イメージ作成装置
JPH05143614A (ja) * 1991-11-22 1993-06-11 Toshiba Corp 価格見積りエキスパートシステム
WO2000025243A1 (fr) * 1998-10-27 2000-05-04 Amada Company, Limited Systeme auxiliaire de ventes

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