JP2002109268A - インターネット売買システムおよびそれに適用される仲介保証装置 - Google Patents

インターネット売買システムおよびそれに適用される仲介保証装置

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JP2002109268A
JP2002109268A JP2000296711A JP2000296711A JP2002109268A JP 2002109268 A JP2002109268 A JP 2002109268A JP 2000296711 A JP2000296711 A JP 2000296711A JP 2000296711 A JP2000296711 A JP 2000296711A JP 2002109268 A JP2002109268 A JP 2002109268A
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mediation
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JP2000296711A
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Toshiki Kuma
俊毅 隈
Morio Nakatani
守雄 中谷
Yoshihiro Hori
吉宏 堀
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 インターネット売買システム10は、仲介斡
旋サーバ12を含む。購入者はPC18を操作して、ネ
ットワーク14を介して仲介斡旋サーバ12にアクセス
し、インターネットサイト上に掲載された商品を注文す
ることができる。商品を注文すると、その注文データが
仲介斡旋サーバ12を介して仲介保証サーバ20に与え
られる。仲介保証サーバ20は、注文データを受けて、
金融サーバ22が所有する指定口座に対価を振り込むよ
う購入者に指示し、振込みがあると、販売サーバ16に
商品の発送を指示する。そして、物流管理サーバ24か
ら商品の配送終了の通知を受けると、販売者の金融口座
に対価を振り込むよう金融サーバ24に指示する。した
がって、商品が届いたのに料金が振り込まれない、また
は料金を振り込んだのに商品が届かないなどのトラブル
が発生しない。 【効果】 安全な商取引を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
売買システムおよびそれに用いられる仲介保証装置に関
し、特にたとえばインターネットサイトに商品を掲載し
て購入者を募り、購入者が所望の商品等を購入すること
ができる、インターネット売買システムおよびそれに用
いられる仲介保証装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの発展および普及率
の増加により、インターネットの利用者はますます増加
しつつある。このインターネットを利用して、世界中の
あらゆる商品を現地まで出向くことなく購入可能なイン
ターネット売買も盛んに行われている。
【0003】このようなインターネット売買において
は、購入者が無数にあるインターネットサイトから所望
の商品を見つけるのは困難であるため、複数の販売者
(個人または店舗など)と契約し、インターネット上で
商品広告を掲載、商品の検索およびオークションのよう
な種々のサービスを提供する仲介斡旋サーバなどが増え
つつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、仲介斡旋サー
バはあくまで購入者と販売者とを繁くだけであり、実際
の商品または金銭のやり取りは依然として購入者と販売
者との間で行われていた。したがって、お金を振り込ん
だのに商品が届かない、商品を発送したのにお金が振り
込まれない、または、発注した商品と異なる商品が届い
た、などといったインターネット売買におけるトラブル
が絶えず、インターネットの普及増加に伴い深刻な問題
となっていた。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、安
全な商取引を実現できる、インターネット売買システム
およびそれに適用される仲介保証装置を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、販売者が
販売する商品の商品情報をインターネットサイト上に掲
載して商品の購入者を募り、ネットワークを介して購入
者が所有する端末からの商品の注文を受ける販売サー
バ、ネットワークを介して特定の口座への入金の確認お
よび特定の口座から他の口座への振り込み可能な金融サ
ーバ、商品の配送管理を行い、ネットワークを介して配
送管理に関する情報を送受信可能な物流管理サーバ、お
よび販売サーバ、金融サーバおよび物流管理サーバとネ
ットワークを介して通信可能に接続される仲介保証サー
バを備える、インターネット売買システムであって、仲
介保証サーバは、購入サーバ、販売サーバ、金融サーバ
または物流管理サーバからネットワークを介して取得し
た情報に基づいて、商品の配送および商品に対する代価
の支払を管理する、インターネット売買システムであ
る。
【0007】第2の発明は、少なくとも1人の販売者が
販売する商品の商品情報をインターネットサイト上に掲
載して商品の購入者を募り、ネットワークを介して購入
者が所有する端末から商品を注文すると、注文を該当す
る販売サーバに仲介する仲介斡旋サーバ、ネットワーク
を介して特定の口座への入金の確認および特定の口座か
ら他の口座への振り込み可能な金融サーバ、商品の配送
管理を行い、ネットワークを介して配送管理に関する情
報を送受信可能な物流管理サーバ、および販売サーバ、
金融サーバおよび物流管理サーバとネットワークを介し
て通信可能に接続される仲介保証サーバを備える、イン
ターネット売買システムであって、仲介保証サーバが端
末、仲介斡旋サーバ、金融サーバまたは物流管理サーバ
からネットワークを介して取得した情報に基づいて、イ
ンターネット売買における商品の配送および商品に対す
る代価の支払を管理する、インターネット売買システム
である。
【0008】第3の発明は、販売者が販売する商品の商
品情報をインターネットサイト上に掲載して商品の購入
者を募り、ネットワークを介して購入者が所有する端末
からの商品の発注を受ける販売サーバ、ネットワークを
介して特定の口座への入金の確認および特定の口座から
他の口座への振り込み可能な金融サーバ、商品の配送管
理を行い、ネットワークを介して配送管理に関する情報
を送受信可能な物流管理サーバ、および販売サーバ、金
融サーバおよび物流管理サーバとネットワークを介して
通信可能に接続される仲介保証サーバを備えるインター
ネット売買システムであって、仲介保証サーバは、販売
サーバから注文データを受信する第1注文データ受信手
段、注文データ受信手段によって受信された注文データ
を記憶する注文データ記憶手段、注文データを販売サー
バに送信する第1注文データ送信手段、端末に商品の代
価の振込みに関する購入情報を通知する購入情報通知手
段、金融サーバから振込み終了の通知を受けて販売サー
バに商品を発送する発送指示を送信する発送指示手段、
および物流管理サーバから配送終了の通知を受けて代価
を販売者の金融口座に振込む振込み指示を金融サーバに
送信する振込み指示手段を備える、インターネット売買
システムである。
【0009】第4の発明は、販売者が販売する商品の商
品情報をインターネットサイト上に掲載する販売サー
バ、販売サーバと購入者の端末との間でインターネット
を介して商品を売買し、購入者への商品の配送および販
売者への代価の支払を管理する仲介保証装置であって、
端末からの注文データを受信する注文データ受信手段、
注文データ受信手段によって受信された注文データを記
憶する注文データ記憶手段、注文データを販売サーバに
送信する注文データ送信手段、端末に商品の代価の振込
みに関する購入情報を通知する購入情報通知手段、振込
み終了の通知を受けて販売サーバに商品を発送する発送
指示を送信する発送指示手段、および配送終了の通知を
受けて代価を販売者の金融口座に振込むことを指示する
振込み指示手段を備える、仲介保証装置である。
【0010】第5の発明は、少なくとも1人の販売者が
販売する商品の商品情報をインターネットサイト上に掲
載する仲介斡旋サーバ、仲介斡旋サーバを介して購入者
の端末と販売者の販売サーバとの間でインターネットを
介して商品を売買し、購入者への商品の配送および販売
者への代価の支払を管理する仲介保証装置であって、仲
介斡旋サーバからの注文データを受信する注文データ受
信手段、注文データ受信手段によって受信された注文デ
ータを記憶する注文データ記憶手段、注文データを販売
サーバに送信する注文データ送信手段、端末に商品の代
価の振込みに関する購入情報を通知する購入情報通知手
段、振込み終了の通知を受けて販売サーバに商品を発送
する発送指示を送信する発送指示手段、および配送終了
の通知を受けて代価を販売者の金融口座に振込むことを
指示する振込み指示手段を備える、仲介保証装置であ
る。
【0011】
【作用】第1の発明のインターネット売買システムで
は、販売サーバは、販売者が販売する商品の商品情報を
インターネットサイト上に掲載して商品の購入者を募
り、ネットワークを介して購入者が所有する端末からの
商品の発注を受ける。また、金融サーバは、たとえば銀
行のような金融機関が管理するサーバであって、ネット
ワークを介して特定の口座への込みを確認することがで
き、またその特定の口座から他の口座への振込みをする
ことができる。さらに、物流管理サーバは、たとえば運
送業者が管理するサーバであって、商品の配送管理を実
行し、ネットワークを介して配送管理に関する情報を送
受信することができる。このような、販売サーバ、金融
サーバおよび物流管理サーバとネットワークを介して、
仲介保証サーバは通信可能に接続される。この仲介保証
サーバは、購入者の端末、販売サーバ、金融サーバまた
は物流管理サーバからネットワークを介して取得した情
報に基づいて、商品の配送および商品に対する代価の支
払を管理する。つまり、購入者と販売者との間に第三者
である仲介保証サーバを介在するため、お金を振り込ん
だのに商品が届かない、商品を発送したのにお金が振り
込まれない、などのトラブルを回避することができる。
【0012】たとえば、仲介保証サーバは購入者の端末
から商品の注文情報を受けるので、これに応じて販売サ
ーバに商品の注文があることを通知することができる。
また、仲介保証サーバは販売サーバから商品の注文情報
を受けるようにしてもよい。つまり、購入者が販売者に
直接注文し、その注文情報が販売サーバから仲介保証サ
ーバに送信される。したがって、仲介保証サーバは、注
文情報に従って商品の配送および代価の振込みを管理す
る。
【0013】第2の発明のインターネット売買システム
では、第1の発明に記載のインターネット売買システム
において、さらに販売者が販売する商品の商品情報をイ
ンターネットサイト上に掲載して商品の購入者を募り、
ネットワークを介して購入者が所有する端末から商品を
受注し、受注を販売サーバに仲介する仲介斡旋サーバが
設けられる。このため、購入者は仲介斡旋サーバを利用
して所望の商品を容易に探すことができる。また、購入
者と販売者との間に第三者である仲介保証サーバを介在
するので、お金を振り込んだのに商品が届かない、商品
を発送したのにお金が振り込まれない、などのトラブル
を回避することが可能となる。
【0014】たとえば、仲介保証サーバは購入者の端末
から商品の注文情報を受けるので、これに応じて販売サ
ーバに商品の注文があることすなわち注文情報を通知す
ることができる。仲介保証サーバは、この注文情報に従
って商品の配送および代価の支払を管理している。
【0015】また、仲介保証サーバは、仲介斡旋サーバ
から商品の注文情報を受けるようにしてもよい。つま
り、購入者から商品の注文を受けた仲介斡旋サーバが販
売サーバおよび仲介保証サーバに注文情報を通知するこ
とができる。
【0016】さらに、仲介保証サーバは、販売サーバか
ら商品の注文情報を受けるようにしてもよい。つまり、
購入者が商品を注文すると、その注文情報が仲介斡旋サ
ーバを介して販売サーバに通知され、販売サーバから仲
介保証サーバに注文情報を通知することができる。
【0017】また、仲介保証サーバが仲介斡旋サーバを
含むようにしてもよい。つまり、仲介保証サーバが仲介
斡旋サーバの役割を果たすようにすることもできる。な
お、仲介斡旋サーバが仲介保証サーバを含むようにして
も同じである。
【0018】さらに、仲介保証サーバは、少なくともク
ーリングオフ制度に基づく期間あるいは仲介保証サーバ
の管理者が任意に設定した期間において、商品の返品お
よび商品の代価の返還を管理することもできる。したが
って、購入者は、安心して商品を購入することができ
る。
【0019】このような仲介保証サーバは、購入者また
は販売者から保険料を徴収し、商品または商品に対する
代価を保証する責任を負うようにしてもよい。なお、サ
ービスの一環として保証する責任を負ってもよい。
【0020】第3の発明のインターネット売買システム
では、販売サーバは、販売者が販売する商品の商品情報
をインターネットサイト上に掲載して商品の購入者を募
り、ネットワークを介して購入者が所有する端末からの
商品の注文を受ける。また、金融サーバは、たとえば銀
行のような金融機関が管理するサーバであり、ネットワ
ークを介して特定の口座への込みを確認することがで
き、またその特定の口座から他の口座への振込みをする
ことができる。さらに、物流管理サーバは、たとえば運
送業者が管理サーバであり、商品の配送管理を行い、ネ
ットワークを介して配送管理に関する情報を送受信する
ことができる。仲介保証サーバは、このような販売サー
バ、金融サーバおよび物流管理サーバとネットワークを
介して通信可能に接続される。この仲介保証サーバで
は、第1注文データ受信手段が販売サーバから注文デー
タを受信し、注文データ記憶手段に注文データが記憶さ
れる。この注文データを、第1注文データ送信手段が販
売サーバに送信する。したがって、販売者は注文がある
ことを知ることができ、注文された商品を注文数に応じ
て確保することができる。また、購入情報通知手段が端
末に商品の代価の振込みに関する購入情報すなわち振込
み口座、振込み金額および振込み期限などを通知する。
したがって、購入者は、商品の代価を振り込むことがで
きる。つまり、発送指示手段は、金融サーバから振込み
終了の通知を受けて販売サーバに商品の発送を指示す
る。販売者は、指示を受けて先に確保した商品を発送す
る。そして、振込み指示手段が、物流管理サーバから配
送終了の通知を受けると、販売者に商品の代価を振り込
むことを金融サーバに指示する。
【0021】このように、第三者としての仲介保証サー
バが商品の配送および代価の振込みを管理するので、安
全に売買することができる。
【0022】たとえば、仲介保証サーバでは、作成手段
が注文データに基づいて発注データを作成する。この発
注データは、少なくとも代価の振込み状況データおよび
商品の配送状況データを含み、更新手段が振込み終了の
通知あるいは配送終了の通知を受けて、発注データを適
宜更新する。つまり、発注データに従って商品の配送お
よび代価の振込みを正確に管理することができる。
【0023】したがって、更新手段は振込み終了の通知
を受けて振込み状況データを振込み有りに更新する。つ
まり、発送指示手段は、振込みデータが振込み有りを示
すとき、販売サーバに商品の配送を指示することができ
る。
【0024】また、更新手段は配送終了の通知を受けて
配送状況データを配送終了に更新する。つまり、振込み
指示手段は、配送状況データが配送終了を示すとき、販
売者の金融口座に商品の代価を振り込むことを金融サー
バに指示する。
【0025】さらに、発注データには、商品の納期を示
す納期データが含まれる。この納期データは、仲介保証
サーバに含まれる納期管理手段によって管理され、配送
終了の通知を納期までに受けないとき、発送問合せ手段
が販売サーバに商品を発送したかどうかを問い合わせ
る。したがって、仲介保証サーバは、販売者が商品を発
送したかどうかを知ることができる。
【0026】また、仲介保証サーバでは、発送状況受信
手段が問合せに対する発送状況の回答と受信し、発送状
況通知手段がその発送状況の回答を購入者の端末に通知
する。したがって、購入者は発送状況を知ることができ
る。
【0027】さらに、仲介保証サーバでは、納期を過ぎ
たにも拘わらず、商品が発送されていないような場合に
は、督促通知手段が商品発送の督促を販売サーバに通知
する。つまり、販売者に商品を発送させることができ
る。
【0028】なお、このような場合には、購入者は注文
をキャンセルできるようにしてもよい。つまり、キャン
セルの情報が仲介保証サーバに送信され、したがって仲
介保証サーバは販売サーバにキャンセルを通知する。
【0029】一方、購入者が商品を配送していた場合に
は、仲介保証サーバに含まれる配送問合せ手段は、物流
管理サーバに商品の配送状況を問い合わせるので、配送
状況を知ることができる。
【0030】また、配送状況手段が配送状況の回答を受
信し、配送状況通知手段が配送状況を端末に通知するの
で、購入者は配送状況を知ることができる。
【0031】物流管理サーバでは、配送状況管理手段が
商品の配送状況を管理し、配送状況通知手段は仲介保証
サーバの問合せに応答して、配送終了かどうかを通知す
る。したがって、配送終了であれば、振込み指示手段
は、販売者の金融口座への代価の振込みを金融サーバに
指示することができる。
【0032】また、仲介保証サーバでは、クレーム受信
手段が商品に関するクレームの通知を端末から受信す
る。つまり、商品が購入者に配送されると、購入者は所
望の商品が届いたかどうか、または商品に不具合がある
かどうかなどを確認し、商品について問題がある場合に
は、クレームを通知することができる。クレーム受信手
段でクレームが受信されると、判断手段がクレームの内
容に応じて商品の代価を購入者に返還するかどうかを判
断する。たとえば、購入者が商品の返品を通知してきた
場合には、購入者に代価を返還すると判断する。また、
購入者が商品の交換を通知してきた場合には、購入者に
代価を返還しないと判断する。
【0033】判断手段で代価を返還すると判断された場
合には、振込み指示手段は代価を購入者の金融口座に振
り込むことを金融サーバに指示する。したがって、購入
者に代価を返還することができる。
【0034】たとえば、クレーム受信手段は、クーリン
グオフ制度に基づく期間または仲介保証サーバの管理者
によって任意に設定された期間だけ、クレームの通知を
受信するようにしてある。つまり、期間を過ぎた場合に
は、商品の返品等はできず、振込み指示手段によって、
販売者の金融口座への代価の振込みが金融サーバに指示
される。
【0035】また、返送指示手段が、商品の返送指示を
購入者の端末に指示するので、これを受けて購入者は所
望でない(誤った)商品を販売者に返送(返品)するこ
とができる。そして、振込み指示手段は、物流管理サー
バからの返送終了の通知を受けて、購入者の金融口座へ
の代価の振込みを金融サーバに指示することができる。
【0036】さらに、確認通知手段が商品の返送の有無
を確認する確認通知を販売サーバから受信し、商品の返
送が有った場合に、振込み指示手段が購入者の金融口座
への代価の振込みを金融サーバに指示するようにするこ
ともできる。したがって、明らかに購入者によって商品
が破損されたような場合には、商品を返品することがで
きず、販売者の金融口座に代価が振り込まれる。つま
り、販売者および購入者の両方が安心して売買すること
ができる。
【0037】たとえば、インターネット売買システムに
は、仲介斡旋サーバがさらに設けられる。仲介斡旋サー
バは、販売者が販売する商品の商品情報をインターネッ
トサイト上で掲載し、購入者の端末からのアクセスがあ
ると、商品情報提示手段が商品情報を提示する。このよ
うに、仲介斡旋サーバが商品情報を提示することによ
り、購入者は複数の販売サーバから所望の商品を検索す
るのに比べて、容易に検索することができる。そして、
仲介斡旋サーバに設けられた第2注文データ受信手段が
購入者の端末からの注文データを受信し、第2注文デー
タ送信手段が販売サーバに注文データを送信する。した
がって、販売サーバが注文データを仲介保証サーバに送
信し、仲介保証サーバはこの注文データに従って商品の
配送および代価の支払を管理することができる。
【0038】また、第2注文データ送信手段は、仲介保
証サーバに注文データを送信するようにしてもよい。
【0039】たとえば、端末から注文の指示があると、
仲介斡旋サーバに設けられた入力画面データ提示手段が
端末に注文を入力する入力画面に対応する入力画面デー
タを提示するので、購入者は入力画面に設けられた項目
を入力し、入力が完了した入力画面データを仲介斡旋サ
ーバに返送することにより注文をすることができる。つ
まり、入力が完了した入力画面データが注文データであ
る。
【0040】第4の発明の仲介保証装置は、販売者が販
売する商品の商品情報をインターネットサイト上で掲載
する販売サーバと購入者の端末との間でインターネット
を介して商品を売買する場合に、購入者への商品の配送
および販売者への代価の支払を管理する。注文データ受
信手段が販売サーバから注文データを受信すると、注文
データ記憶手段に注文データが記憶される。この注文デ
ータを、注文データ送信手段が販売サーバに送信する。
したがって、販売者は注文があることを知ることがで
き、注文された商品を注文数に応じて確保することがで
きる。また、購入情報通知手段が端末に商品の代価の振
込みに関する購入情報すなわち振込み口座、振込み金額
および振込み期限などを通知する。したがって、購入者
は、商品の代価を振り込むことができる。つまり、発送
指示手段は、金融サーバから振込み終了の通知を受けて
販売サーバに商品の発送を指示する。販売者は、指示を
受けて先に確保した商品を発送する。そして、振込み指
示手段が、物流管理サーバから配送終了の通知を受ける
と、販売者に商品の代価を振り込むことを金融サーバに
指示する。
【0041】このように、第三者としての仲介保証装置
が商品の配送および代価の振込みを管理するので、安全
に売買することができる。
【0042】第5の発明の仲介保証装置では、購入者の
端末は販売者が販売する商品の商品情報をインターネッ
トサイト上に掲載する仲介斡旋サーバにアクセスし、仲
介斡旋サーバに注文データを送信するため、注文データ
受信手段は仲介斡旋サーバから注文データを受信するよ
うにしてある以外は、第4の発明の仲介保証装置と同じ
である。つまり、仲介斡旋サーバが商品情報を提示する
ため、購入者は容易に所望の商品を見つけることができ
る。
【0043】第4および第5の発明の仲介保証装置で
は、金融サーバが商品に対する代価の振込みを管理して
いる。たとえば、代価の振込みがあると、金融サーバは
振込み終了を発送指示手段に通知する。つまり、振込み
があるのを確認して、販売に商品の発送を指示すること
ができる。
【0044】また、このような仲介保証装置では、物流
管理サーバが商品の配送状況を管理している。たとえ
ば、商品が購入者に届けられると、物流管理サーバは配
送終了を振込み指示手段に通知する。つまり、商品の配
送終了を確認して、販売者に代価を振り込むことを指示
することができる。
【0045】さらに、このような仲介保証装置では、ク
レーム受信手段が商品に関するクレームの通知を端末か
ら受信する。つまり、商品が購入者に配送されると、購
入者は所望の商品が届いたかどうか、または商品に不具
合があるかどうかなどを確認し、商品について問題があ
る場合には、クレームを通知することができる。クレー
ム受信手段でクレームが受信されると、判断手段がクレ
ームの内容に応じて商品の代価を購入者に返還するかど
うかを判断する。たとえば、購入者が商品の返品を通知
してきた場合には、購入者に代価を返還すると判断す
る。また、購入者が商品の交換を通知してきた場合に
は、購入者に代価を返還しないと判断する。
【0046】判断手段で代価を返還すると判断された場
合には、振込み指示手段は代価を購入者の金融口座に振
り込むことを金融サーバに指示する。したがって、購入
者は代価を受け取ることができる。
【0047】たとえば、クレーム受信手段は、クーリン
グオフ制度に基づく期間または仲介保証装置の管理者に
よって任意に設定された期間だけ、クレームの通知を受
信するようにしてある。つまり、期間を過ぎた場合に
は、商品の返品等はできず、振込み指示手段によって、
販売者の金融口座への代価の振込みが金融サーバに指示
される。
【0048】また、返送指示手段が、商品の返送指示を
購入者の端末に指示するので、これを受けて購入者は所
望でない(誤った)商品を販売者に返送(返品)するこ
とができる。そして、振込み指示手段は、物流管理サー
バからの返送終了の通知を受けて、購入者の金融口座へ
の代価の振込みを金融サーバに指示することができる。
【0049】さらに、確認通知手段が商品の返送の有無
を確認する確認通知を販売サーバから受信し、商品の返
送があった場合に、振込み指示手段が購入者の金融口座
への振込みを金融サーバに指示することもできる。した
がって、明らかに購入者によって商品が破損されたよう
な場合には、商品を返品することができず、販売者の金
融口座に代価が振り込まれる。つまり、販売者および購
入者の両方が安心して売買することができる。
【0050】
【発明の効果】この発明によれば、第三者としての仲介
保証サーバあるいは仲介保証装置が商品の代価および商
品の発送を管理するので、確実に購入者に所望の商品を
発送することができ、販売者に対して商品の代価を支払
うことができる。つまり、安全な商取引を実現すること
ができる。
【0051】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0052】
【実施例】図1を参照して、この実施例のインターネッ
ト販売システム(以下、単に「システム」という。)1
0は、仲介斡旋サーバ12を含む。仲介斡旋サーバ12
は、衛星回線、電話回線(公衆電話網)あるいはインタ
ーネットのようなネットワーク14を介して販売者の販
売サーバ16に接続される。また、ネットワーク14に
は、購入者が所有するパーソナルコンピュータ(PC)
18、仲介保証サーバ20、金融サーバ22、物流管理
サーバ24およびメールサーバ26が接続される。
【0053】なお、この実施例では、簡単に説明するた
め、販売者および購入者が1人の場合について示してあ
るが、販売者および購入者は複数であってもよく、した
がって販売サーバおよびPCも複数設けられてもよい。
また、購入者が所有するコンピュータは、ワークステー
ション(WS)であってもよい。
【0054】図2に示すように、仲介斡旋サーバ12
は、たとえばPCあるいはWSのようなコンピュータで
あり、CPU30を含む。CPU30は、送受信回路3
2を介してネットワーク14に接続される。また、CP
U30には、ハードディスクドライブ(HDD)34お
よびキーボード、コンピュータマウスあるいはタッチパ
ネルのような入力装置(以下、この明細書に示される入
力装置もすべて同じである。)36が接続される。HD
D34には、複数のインターネットサイトに対応する電
子データが記憶されている。
【0055】また、図3に示すように、販売サーバ16
は、仲介斡旋サーバ12と同様に、PCあるいはWSの
ようなコンピュータであり、CPU40を含む。CPU
40は、送受信回路42を介してネットワーク14に接
続される。また、CPU40には、HDD44および入
力装置46が接続される。HDD44には、販売サーバ
16の管理者である販売者が販売する商品の情報(商品
情報)などが記憶されている。
【0056】さらに、図4に示すように、仲介保証サー
バ20も、仲介斡旋サーバ12と同様に、PCあるいは
WSのようなコンピュータであり、CPU50を含む。
CPU50は、送受信回路52を介してネットワーク1
4に接続される。また、CPU50には、HDD54お
よび入力装置56が接続される。HDD54は、メモリ
エリア54aおよびメモリエリア54bを含み、このメ
モリエリア54aには、購入者(注文)ごとに作成され
た発注データベースが構築され、またメモリエリア54
bには、販売者(商品)ごとに作成された登録商品デー
タベースが構築されている。
【0057】具体的には、図5(A)に示すように、発
注データベースは、複数の発注データを含み、1つの発
注データには、整理番号、購入者の氏名、購入者の電子
メールアドレス、商品の送り先、店舗番号(店舗名)、
商品番号(商品名)、発注個数、納期、振込みチェッ
ク、発送指示チェックおよび配送チェックが含まれる。
また、図5(B)に示すように、登録商品データベース
は、複数の登録商品データを含み、1つの登録商品デー
タには、整理番号(No.)、店舗名および連絡先(電子
メールアドレスまたは電話番号などのアクセスポイン
ト)、店舗あるいは個人のような販売者の金融口座の口
座番号が含まれる。
【0058】なお、この実施例では、登録商品データ毎
に、店舗(販売者)の連絡先(電子メールアドレス)お
よび金融口座の口座番号を含むようにしているが、他の
メモリエリアに複数の販売者(店舗)のデータ(連絡先
および口座番号)を記憶して、販売者(店舗)のデータ
ベースを構築するようにしてもよい。
【0059】図6に示すように、金融サーバ22もま
た、PCあるいはWSのようなコンピュータであり、C
PU60を含む。CPU60は、送受信回路62を介し
てネットワーク14に接続される。また、CPU60に
は、HDD64および入力装置66が接続される。HD
D64はメモリエリア64aを含み、メモリエリア64
aには金融サーバ22が所有する指定口座への振込みの
電子データ(振込みデータ)が記憶されている。ただ
し、振込みデータは、振込み人の氏名、住所、電話番号
および振込み金額を含む。また、この振込みデータは、
入力担当者が入力装置66を操作して、メモリエリア6
4aに登録される。
【0060】図7に示すように、物流管理サーバ24も
また、PCあるいはWSのようなコンピュータであり、
CPU70を含む。CPU70は、送受信回路72を介
してネットワーク14に接続される。また、CPU70
には、HDD74および入力装置76が接続される。H
DD74はメモリエリア74aを含み、メモリエリア7
4aには所定の配送先への商品を配送中あるいは配送済
みを示す配送状況の電子データ(配送データ)が記憶さ
れている。この配送データは、入力担当者が入力装置7
6を操作して、登録および更新される。
【0061】なお、メールサーバ26は、周知のメール
サーバと同じ構成であるため、図示および説明は省略す
る。
【0062】図1に戻って、仲介斡旋サーバ12は少な
くとも1つのインターネットサイトを有し、複数の個人
または店舗のような販売者と契約し、商品広告、商品検
索、オークション等の各種サービスを提供している。つ
まり、販売者は仲介斡旋サーバ12の管理者と契約し、
あるいは依頼し、販売者が販売する商品に対応する商品
情報を登録することができる。具体的には、販売者は、
販売サーバ16を操作し、ネットワーク14を介して仲
介斡旋サーバ12にアクセスし、HDD44に記憶され
た商品情報を送信することができる。したがって、仲介
斡旋サーバ12のHDD34に商品情報が記憶(登録)
される。この商品情報には、商品の画像データ(電子デ
ータ)や商品の特徴などの説明文に対応する電子データ
などが含まれる。
【0063】たとえば、仲介斡旋サーバ12は、インタ
ーネットサイト上に商品情報を掲載し、購入者を募って
いる。具体的には、購入者がPC18を操作して、ネッ
トワーク14を介して仲介斡旋サーバ12のインターネ
ットサイトにアクセスすると、仲介斡旋サーバ12から
図8に示すような商品紹介の画面が提示される。つま
り、仲介斡旋サーバ12から商品紹介の画面に対応する
電子データ(紹介画面データ)がPC18に送信され
る。したがって、購入者のPC18に接続されたモニタ
(図示せず)に商品紹介の画面が表示される。図8から分
かるように、商品紹介の画面には、商品名、商品番号、
商品の写真および商品の説明などが表示される。購入者
は、PC18に接続された入力装置(図示せず)を用いて
画面をスクロール(ロールアップあるいはロールダウ
ン)して、様々な商品を見ることができる。
【0064】なお、この商品紹介の画面は、商品情報に
基づいて作成される。また、最初に表示される商品紹介
の画面には、新規登録された商品を表示したり、仲介斡
旋サーバ12が任意に選択した商品を表示したりするこ
とができる。ただし、商品紹介の画面には、購入可能な
商品すなわち在庫のある商品が表示される。また、在庫
があるかどうかは、仲介斡旋サーバ12が適宜販売サー
バ16に問合せをして知ることができる。
【0065】また、他の所望の商品を検索したい場合に
は、検索条件(キーワード)を入力し、“検索”ボタン
をクリックすれば、検索条件が仲介斡旋サーバ12に送
信される。これに応じて、検索斡旋サーバ12ではHD
D34に記憶された商品情報のデータベースから検索条
件に該当する商品を検索し、検索した結果すなわち検索
条件に適合した商品紹介の画面を提示する。
【0066】購入者が所望の商品を発見し、注文する場
合には、“発注”ボタンをコンピュータマウスでクリッ
クする。すると、図9に示すような購入情報の入力画面
(購入画面)が仲介斡旋サーバ12から提示される。つ
まり、仲介斡旋サーバ12から購入画面に対応する電子
データ(購入画面データ)がPC18に送信される。し
たがって、購入者のPC18に接続されたモニタに購入
画面が表示される。なお、商品紹介の画面において、
“キャンセル”ボタンがクリックされると、商品紹介の
画面が閉じられ、商品の検索や購入の操作が終了され
る。
【0067】購入者は、購入画面に設けられた各項目を
コンピュータマウスあるいはキーボードを用いて入力
(記入)する。続いて“OK”ボタンをクリックすると、
各項目が記入された購入画面の電子データ(以下、「注
文データ」という。)が仲介斡旋サーバ12に送信され
る。
【0068】なお、すべての項目が記入されずに、“O
K”ボタンがクリックされた場合には、“記入されてい
ない項目があります。もう一度確認してください。”の
ような警告メッセージを表示し、すべての項目の記入を
促す。そして、再度“OK”ボタンがクリックされたか
どうかを判断する。また、記入途中などで、“キャンセ
ル”ボタンがクリックされた場合には、購入意志がない
と判断し、そのまま処理を終了し、図8で示したような
商品紹介の画面に戻る。
【0069】このようにして、購入者は所望の商品を発
注することができ、発注があったことが仲介斡旋サーバ
12からネットワーク14を介して仲介保証サーバ20
に通知される。つまり、注文データが仲介保証サーバ2
0に送信される。
【0070】仲介保証サーバ20は、注文データを受信
すると、注文データに基づいて図5(A)で示したよう
な発注データを作成する。つまり、注文データに、振込
みチェック、発送指示チェックおよび配送チェックの項
目を追加する。そして、注文データ(発注データ)に含
まれる商品に基づいて、図5(B)で示したような登録
商品データベースを参照して、商品の販売者すなわち販
売サーバ16を検索する。
【0071】なお、販売サーバ16から商品情報が登録
されると、この商品情報は仲介斡旋サーバ12から仲介
保証サーバ20に送信され、この商品情報に基づいて登
録商品データが作成され、メモリエリア54bに記憶さ
れる。
【0072】仲介保証サーバ20は、発注された商品の
販売者を検出すると、ネットワーク14を介して発注先
である販売者が所有する販売サーバ16に発注(注文)
があることを通知する。つまり、仲介保証サーバ20は
注文データを販売サーバ16に送信する。したがって、
販売者は発注された商品を確保することができる。ま
た、販売サーバ16は、商品の在庫数から注文数を減算
し、在庫数を訂正することができる。
【0073】続いて、仲介保証サーバ20は、発注され
た商品の代価、指定金融機関すなわち金融サーバ20の
所定(特定)の金融口座(指定口座)、代価の振込み受付
期間および商品の納期を含む購入情報を購入者に通知す
る。たとえば、購入情報が入力された電子メールがネッ
トワーク14およびメールサーバ26を介して購入者の
PC18に送信される。購入者は、この電子メールを受
けて、購入情報を確認することができる。したがって、
購入者は、仲介保証サーバ20から指定された金融サー
バ22の指定口座に注文した商品の代価を振り込むこと
ができる。
【0074】仲介保証サーバ20は、購入情報を送信し
た後では、ネットワーク14を介して金融サーバ22に
定期的(たとえば、1日に2回所定時間)にアクセス
し、口座振り込みがあるかどうかの問合せをする。つま
り、振込みデータを確認する。そして、口座振込みがあ
ることを確認すると、販売サーバ16に商品の発送を指
示する。一方、口座振込みがなければ、振込み受付期間
(期日)が経過するまで、口座振込みの確認を繰り返し
実行する。
【0075】そして、振込み受付期間内に振込みがなけ
れば、仲介保証サーバ20は、購入者の購入意志がない
と判断して、販売サーバ16にキャンセルを通知する。
販売サーバ16は、キャンセルの通知を受けると、商品
の在庫数を訂正することができる。
【0076】販売者は、仲介保証サーバ20からの商品
の発送指示に従って、商品を発送することができる。つ
まり、仲介保証サーバ20は、商品発送の指示を送信し
た後では、ネットワーク14を介して物流管理サーバ2
4に定期的(たとえば、1日に2回所定時間)にアクセ
スし、購入者への商品の発送があったかどうかの問い合
わせをする。そして、商品が購入者に届いていれば、金
融サーバ22に対し販売者の金融口座に商品の代価を振
り込むよう指示する。
【0077】このような動作を、仲介斡旋サーバ12、
販売サーバ16、PC18、仲介保証サーバ20、金融
サーバ22および物流管理サーバ24に含まれるCPU
30、CPU16a、CPU18a、CPU50、CP
U60およびCPU70のそれぞれは、図10〜図16
に示すフロー図に従って処理する。
【0078】まず、購入者が所望の商品を発注する場合
の処理について説明する。なお、商品の発注は、仲介斡
旋サーバ12と購入者が所有するPC18との間で相互
にやり取りすることにより実行されるため、CPU30
およびCPU18aの処理を連続的に示す。また、図1
0および図11においては、CPU30およびCPU1
8aの処理を分かり易くするため、点線で仕切りを設け
てある。
【0079】図10を参照して、購入者がPC18を操
作して、仲介斡旋サーバ12のインターネットサイトへ
のアクセスを指示すると、商品の注文処理が開始され、
ステップS1で、CPU18aは、ネットワーク14を
介して、指示された仲介斡旋サーバ12のインターネッ
トサイトにアクセスする。ステップS3では、CPU3
0は、アクセスされたインターネットサイトにおいて、
購入可能な商品についての商品紹介の画面を購入者のP
C18に提示する。つまり、紹介画面データを送信す
る。したがって、購入者のPC18に接続されたモニタ
に、図8に示したような商品紹介の画面が表示される。
この商品紹介の画面において、購入者は、PC18を操
作して、商品の検索、商品の発注あるいは所望の商品の
検索条件(キーワード)を入力することができる。
【0080】続いて、ステップS5では、CPU30は
入力装置による入力があるかどうかを判断する。ステッ
プS5で“NO”であれば、つまり入力がなければ、購
入者は現在表示されている商品紹介を見ていると判断
し、そのままステップS5に戻る。一方、ステップS5
で“YES”であれば、つまり入力装置による入力があ
れば、CPU18aは、ステップS7で“検索”ボタン
がクリックされたかどうかを判断する。
【0081】ステップS7で“YES”であれば、つま
り“検索”ボタンがクリックされれば、CPU18a
は、ステップS9で仲介斡旋サーバ12にキーワード
(検索条件)を送信する。したがって、CPU30は、
ステップS11で検索条件を受信し、ステップS13で
検索条件に応じた商品をHDD34から検索し、検索し
た商品についての商品紹介の画面を購入者のPC18に
提示してから、つまり検索した紹介画面データを送信し
てから、ステップS5に戻る。なお、検索する商品は、
検索条件に適合する、かつ購入可能な商品である。
【0082】一方、ステップS7で“NO”であれば、
つまり“検索”ボタンがクリックされてなければ、CP
U18aは、ステップS15で“注文”ボタンがクリッ
クされたかどうかを判断する。ステップS15で“N
O”であれば、つまり“注文”ボタンがクリックされて
なければ、画面のスクロールなどの操作がされたと判断
し、そのままステップS5に戻る。一方、ステップS1
7で“YES”であれば、つまり“注文”ボタンがクリ
ックされれば、ステップS17で仲介保証サーバ12に
注文依頼を送信する。
【0083】したがって、CPU30は、ステップS1
9で注文依頼を受信し、ステップS21で購入者のPC
18に購入画面を提示する。つまり、購入画面データが
PC18に送信され、図9で示したような購入画面が商
品紹介の画面の上(前面)に表示される。図11に示す
ように、続くステップS23では、CPU18aは、入
力装置による入力があるかどうかを判断する。ステップ
S23で“NO”であれば、つまり入力装置による入力
がなければ、そのままステップS23に戻る。一方、ス
テップS23で“YES”であれば、つまり入力装置に
よる入力があれば、ステップS25で“キャンセル”ボ
タンがクリックされたかどうかを判断する。
【0084】ステップS25で“YES”であれば、つ
まり“キャンセル”ボタンがクリックされれば、CPU
18aは、ステップS27でキャンセルの情報(キャン
セル情報)を仲介斡旋サーバ12に送信する。したがっ
て、CPU30は、ステップS29でキャンセル情報を
受信し、そのまま処理を終了する。
【0085】なお、“キャンセル”ボタンがクリックさ
れた場合には、つまりステップS25で“YES”の場
合には、購入画面を閉じてから、つまり商品紹介の画面
を表示してから、ステップS5に戻るようにしてもよ
い。
【0086】一方、ステップS25で“NO”であれ
ば、つまり“キャンセル”ボタンがクリックされてなけ
れば、CPU18aは、ステップS31で“OK”ボタ
ンがクリックされたかどうかを判断する。ステップS3
1で“NO”であれば、つまり“OK”ボタンがクリッ
クされてなければ、購入者が各項目を入力している途中
であると判断し、ステップS23に戻る。一方、ステッ
プS31で“YES”であれば、つまり“OK”ボタン
がクリックされれば、ステップS33で購入画面の全項
目が記入されているかどうかを判断する。
【0087】ステップS33で“NO”であれば、つま
り入力されてない項目があれば、CPU18aは、ステ
ップS35で“入力されていない項目があります。確認
してください。”という警告メッセージをモニタに表示
してから、ステップS23に戻る。一方、ステップS3
3で“YES”であれば、つまり全項目が記入されてい
れば、CPU18aは、ステップS35で注文データを
仲介斡旋サーバ12に送信する。
【0088】したがって、CPU30は、ステップS3
9で注文データを受信し、ステップS41で注文データ
を仲介保証サーバ20に送信してから処理を終了する。
【0089】なお、この実施例では、仲介斡旋サーバ1
2から仲介保証サーバ20に注文データが送信されるよ
うにしてあるが、購入者のPC18から直接仲介保証サ
ーバ20に送信するようにしてもよい。
【0090】また、仲介斡旋サーバ12が注文データを
販売サーバ16に送信し、販売サーバ16から仲介保証
サーバ20に送信するようにすることもできる。
【0091】このように、商品の注文処理が実行され、
商品が注文されると、それ以降では、仲介保証サーバ2
0が商品の代価の支払いおよび商品の配送を管理する。
具体的には、仲介保証サーバ20のCPU50は、図1
2および図13に示すようなフロー図を処理する。ま
た、販売者の販売サーバ16、購入者のPC18、金融
サーバ22および物流管理サーバ24のそれぞれも、仲
介保証サーバ20と互いに通信することにより、それぞ
れの処理を実行している。具体的には、図14〜図17
に示すフロー図を処理している。
【0092】まず、仲介保証サーバ20のCPU50の
処理について説明する。図12に示すように、仲介保証
サーバ20のCPU50は、ステップS51で注文デー
タを受信したかどうかを判断する。ステップS51で
“NO”であれば、つまり注文データを受信しなけれ
ば、同じステップS51に戻る。一方、ステップS51
で“YES”であれば、つまり注文データを受信すれ
ば、ステップS53で注文データをHDD54のメモリ
エリア54cに記憶する。続いて、ステップS55で
は、HDD54のワークエリアを用いて、注文データに
基づいて発注データを作成し、メモリエリア54aに記
憶する。
【0093】次にステップS57では、発注データに含
まれる商品に基づいて販売者を検索し、検索した販売者
が所有するコンピュータ(この実施例では、販売者の販
売サーバ16)に、メモリエリア54cに記憶された注
文データを通知する。具体的には、登録商品データベー
スから注文された商品に対応する登録商品データを検索
し、その登録商品データに含まれる販売者の連絡先つま
り販売サーバ16のアクセスポイントを取得する。そし
て、仲介保証サーバ12のCPU50は、取得したアク
セスポイントに送受信回路52およびネットワーク14
を介してアクセスし、注文データを送信する。したがっ
て、販売者は、注文データを受けて、注文された商品、
注文された個数、購入者、購入者の住所を知ることがで
きる。そして、販売者は、注文された商品を注文数だけ
確保する。
【0094】続いて、ステップS59では、発注データ
に含まれる購入者の電子メールアドレスに購入情報を送
信する。たとえば、仲介保証サーバ20の管理者が電子
メールに購入情報を添付して、または本文入力欄に入力
して、その電子メールを送信する。そして、ステップS
61で、商品の代価の振込みがあるかどうかを判断す
る。具体的には、仲介保証サーバ20は金融サーバ22
に問い合わせをし、金融サーバ22から振込みが終了し
たことの通知(振込み終了通知)を受けたかどうかを判
断する。
【0095】ステップS61で“NO”であれば、つま
り振込み終了通知を受けなければ、振り込みがないと判
断し、ステップS63で振込み受付期間を終了したかど
うかを判断する。ステップS63で“NO”であれば、
つまり振込み受付期間を終了してなければ、そのままス
テップS61に戻って、振込みがあるのを待つ。一方、
ステップS63で“YES”であれば、つまり振込み受
付期間を終了していれば、購入者の購入意志がないと判
断し、販売者にキャンセル情報を通知してから処理を終
了する。つまり、仲介保証サーバ20からネットワーク
14を介して販売サーバ16にキャンセル情報が送信さ
れる。したがって、販売サーバ16は、在庫数を訂正す
ることができる。
【0096】また、ステップS61において“YES”
であれば、つまり振込み終了通知を受けると、振り込み
があると判断し、ステップS67で販売サーバ16に発
送を指示する。たとえば、仲介保証サーバ20の管理者
が“商品を発送してください。”などのメッセージとと
もに、商品名や購入者の氏名などを本文入力欄に記入し
た電子メールが、ネットワーク14およびメールサーバ
26を介して販売サーバ16に送信される。したがっ
て、販売者は、確保しておいた商品を特定の運送業者つ
まり物流管理サーバ24が配送を管理している運送業者
に発送を依頼することができる。
【0097】続いて、ステップS69では、配送が終了
したかどうかを判断する。具体的には、仲介保証サーバ
20は物流管理サーバ24に問い合わせをし、物流管理
サーバ24から配送が終了したことの通知(配送終了通
知)を受けたかどうかを判断する。ステップS69で
“YES”であれば、つまり配送終了通知を受けると、
購入者に商品が届いたと判断し、ステップS71で金融
サーバ22に対して商品の代価を販売者の金融口座に振
り込むように指示して、処理を終了する。具体的には、
登録商品データベースを参照して、販売者の金融口座を
取得し、取得した金融口座の口座番号を金融サーバ22
に通知する。したがって、金融サーバ22は、指定口座
から販売者の金融口座に代価を振り込むことができる。
【0098】図13に示すように、ステップS73で
は、納期を経過したかどうかを判断する。つまり、メモ
リエリア54aに記憶された発注データに含まれる納期
を参照して、その納期を経過しているかどうかを判断す
る。ステップS73で“NO”であれば、つまり納期を
経過してなければ、そのまま図12に示したステップS
69に戻って、配送が終了するのを待つ。
【0099】一方、ステップS73で“YES”であれ
ば、つまり納期を経過していれば、ステップS75で販
売者に商品の発送状況を問い合わせる。たとえば、本文
入力欄に、“先日、注文があった商品を発送しましたか
?発送したかどうかをお知らせください。”のようなメ
ッセージが記入された電子メールが仲介保証サーバ20
からネットワーク14およびメールサーバ26を介して
販売者の販売サーバ16に送信される。続くステップS
77では、販売者からの回答(返信)があるかどうかを
判断する。つまり、発送したかどうかのメッセージが入
力された電子メールが届いたかどうかを判断する。
【0100】ステップS77で“NO”であれば、つま
り返信がなければ、同じステップS77に戻って、返信
があるのを待つ。一方、ステップS77で“YES”で
あれば、つまり返信があれば、ステップS79で、発送
済みかどうかを判断する。つまり、ステップS75にお
いて送信した問い合わせの電子メールに対する回答に応
じて、商品が発送されたかどうかを判断する。
【0101】ステップS79で“NO”であれば、つま
り商品が発送されてなければ、ステップS81で購入者
のPC18に発送状況の通知するとともに、購入意志を
確認するのための電子メールを送信する。たとえば、本
文入力欄に、“まだ、販売店から商品が発送されており
ません。配送日時が遅れますが購入されますか?購入さ
れるかどうかをお知らせください。”のようなメッセー
ジが記入された電子メールが仲介保証サーバ20からネ
ットワーク14およびメールサーバ26を介してPC1
8に送信される。
【0102】続くステップS83では、購入者のPC1
8から返信があるかどうかを判断する。つまり、購入す
るかどうかのメッセージが入力された電子メールが返信
されたかを判断する。ステップS83で“NO”であれ
ば、つまり返信がなければ、同じステップS83に戻っ
て、返信があるのを待つ。一方、ステップS83で“Y
ES”であれば、つまり返信があれば、ステップS85
で購入するかどうかを判断する。具体的には、購入者か
ら送信された電子メールの内容に応じて、購入するかど
うかを判断する。
【0103】ステップS85で“NO”であれば、つま
り購入意志がなければ、図12に示したすステップS6
5に戻って、販売サーバ16にキャンセル情報を通知す
る。一方、ステップS85で“YES”であれば、つま
り購入意志があれば、ステップS87で販売サーバ16
に商品発送を催促する電子メールを送信する。たとえ
ば、本文入力欄に、“購入者に早く商品を発送してくだ
さい。”のようなメッセージが入力された電子メールが
仲介保証サーバ20からネットワーク14およびメール
サーバ26を介して販売サーバ16に送信される。そし
て、ステップS93で、メモリエリア54aに記憶され
た発注データベースの納期を修正(遅延)してから、図
12に示したステップS69に戻る。
【0104】また、ステップS79において“YES”
であれば、つまり商品が発送されていれば、ステップS
89で物流管理サーバ24に配送状況を問い合わせる。
つまり、仲介保証サーバ20は、物流管理サーバ24と
通信し、配送データを受信する。続くステップS91で
は、配信データに含まれる配信状況を購入者に通知して
から、ステップS93に進む。たとえば、本文入力欄
に、“まだ、配送されていません。”あるいは“○○日
頃の配送予定です。”のようなメッセージが入力された
電子メールが仲介保証サーバ20からネットワーク14
およびメールサーバ26を介してPC18に送信され
る。
【0105】なお、ステップS61では、振込みがある
かどうかの問合せを一連の流れで実行するようにしてい
るが、定期的に割り込んで処理するようにしてもよい。
また、ステップS69においても同様に、配送が終了し
たかどうかの問合せを定期的に割り込んで処理するよう
にしてもよい。
【0106】次に、販売者が所有する販売サーバ16の
CPU40の処理について説明する。図14に示すよう
に、ステップS101で、CPU40は、注文データを
受信したかどうかを判断する。ステッププS101で
“YES”であれば、つまり注文データを受信すれば、
ステップS103で注文データ(注文)ありを報知す
る。たとえば、メールチェッカや着信音あるいは“注文
データが届きました。”のようなメッセージを表示す
る。なお、これらは複合的に用いられてもよい。
【0107】続くステップS105では、在庫数を訂正
してから、すなわち発注数を現在の在庫数から差し引い
てからステップS107に進む。また、ステップS10
1で“NO”であれば、つまり注文データを受信しなけ
れば、ステップS107に進む。
【0108】ステップS107では、キャンセル情報を
受信したかどうかを判断する。ステップS107で“Y
ES”であれば、つまりキャンセル情報を受信すれば、
ステップS109でキャンセル情報(キャンセル)あり
を報知する。具体的には、注文データを受信した場合と
同様に、キャンセルが報知される。なお、画面には“キ
ャンセル情報が届きました。”のようなメッセージが表
示される。
【0109】続くステップS111では、在庫数を訂正
してから、すなわちキャンセル数を現在の在庫数に加算
してからステップS113に進む。また、ステップS1
07で“NO”であれば、つまりキャンセル情報を受信
しなければ、ステップS113に進む。
【0110】ステップS113では、電子メールを受信
したかどうかを判断する。ステップS113で“NO”
であれば、つまり電子メールを受信してなければ、その
ままステップS101に戻る。一方、ステップS113
で“YES”であれば、つまり電子メールを受信すれ
ば、ステップS115で電子メールの受信を報知する。
具体的には、注文データを受信した場合と同様に報知さ
れる。なお、画面には、“電子メールが届きました。”
というメッセージが表示される。したがって、販売者
は、電子メールの内容をチェックすることにより、商品
発送の指示、商品の発送状況の問い合わせ、または商品
発送の督促を確認することができる。
【0111】続くステップS117では、電子メールの
入力があるかどうかを判断する。つまり、商品の発送状
況の問い合わせに応答して、発送状況が入力されたかど
うかを判断する。ステップS117で“NO”であれ
ば、つまり発送状況が入力されなければ、商品発送の指
示あるいは商品発送の督促の電子メールを受信したと判
断し、そのままステップS101に戻る。
【0112】一方、ステップS117で“YES”であ
れば、つまり発送状況が入力されれば、ステップS11
9で発送状況が入力された電子メールを仲介保証サーバ
20に返信してから、ステップS101に戻る。
【0113】なお、購入者は、注文データに従って、注
文された商品を確保することができる。また、商品発送
の指示あるいは商品発送の督促の電子メールに従って、
運送業者に依頼して注文された商品を購入者に発送する
ことができる。
【0114】続いて、購入者が所有するPC18のCP
U18aの処理について説明する。なお、図15に示す
処理は、商品を注文した後の処理である。図15に示す
ように、CPU18aは、まず、ステップS131で電
子メールを受信したかどうかを判断する。ステップS1
31で“NO”であれば、電子メールを受信してないと
判断し、そのままステップS131に戻る。一方、ステ
ップS131で“YES”であれば、つまり電子メール
を受信すれば、ステップS133で電子メールの受信を
上述の販売サーバ16の処理と同様に報知する。したが
って、購入者は、電子メールの内容をチェックすること
ができる。具体的には、購入情報あるいは発送状況を知
ることができる。
【0115】続くステップS135では、電子メールの
入力があるかどうかを判断する。ステップS135で
“NO”であれば、つまり電子メールの入力がなけれ
ば、購入情報を受信したと判断し、そのままステップS
131に戻る。一方、ステップS135で“YES”で
あれば、つまり電子メールの入力があれば、発送状況の
通知とともに購入意志を確認するための電子メールを受
信したと判断し、ステップS137で購入するかどうか
が入力された電子メールを仲介保証サーバ20に返信し
てからステップS131に戻る。
【0116】なお、購入者は、購入情報に従って、商品
の代価を振り込むことができる。商品の代価を振り込ん
だ後では、購入者は商品の配送待ち状態となる。
【0117】図16を参照して、金融サーバ22のCP
U50の処理について説明する。CPU50は、まず、
ステップS141で指定口座に振り込みがあるかどうか
を判断する。具体的には、HDD64に設けられたメモ
リエリア64aに振込みデータが記憶(登録)されたか
どうかを判断する。ステップS141で“NO”であれ
ば、つまり振り込みがなければ、同じステップS141
に戻る。一方、ステップS141で“YES”であれ
ば、つまり振り込みがあれば、ステップS143で仲介
保証サーバ20からの問合せがあるかどうかを判断す
る。ステップS143で“NO”であれば、つまり問合
せがなければ、同じステップS143に戻る。一方、ス
テップS143で“YES”であれば、つまり問合せが
あれば、ステップS145で振込み終了を仲介保証サー
バ20に通知する。具体的には、振込みデータを仲介保
証サーバ20に送信する。
【0118】続くステップS147では、仲介保証サー
バ20から販売者への振込み指示があるかどうかを判断
する。ステップS147で“NO”であれば、つまり振
り込み指示がなければ、そのままステップS147に戻
る。一方、ステップS147で“YES”であれば、つ
まり振り込み指示があれば、ステップS149で指定口
座から販売者の金融口座に商品の代価を振り込んでから
ステップS141に戻る。
【0119】また、物流管理サーバ24の処理を図17
に示すフロー図に従って説明する。物流管理サーバ24
のCPU70は、まず、ステップS161で、商品の配
送依頼があるかどうかを判断する。つまり、新規の配送
データがHDD74aに登録されたかどうかを判断す
る。ステップS161で“NO”であれば、つまり新規
の配送データが登録されてなければ、配送依頼がないと
判断し、そのままステップS161に戻る。一方、ステ
ップS161で“YES”であれば、つまり新規の配送
データが登録されれば、配送依頼があると判断し、ステ
ップS163で仲介保証サーバ20から問合せがあるか
どうかを判断する。ステップS163で“NO”であれ
ば、つまり問合せがなければ、同じステップS163に
戻る。一方、ステップS163で“YES”であれば、
つまり問合せがあれば、ステップS165で配送状況の
問合せかどうかを判断する。
【0120】ステップS165で“YES”であれば、
つまり配送状況の問合せであれば、ステップS171で
仲介保証サーバ20に配送状況を通知してから、つまり
配送データを送信してからステップS163に戻る。一
方、ステップS165で“NO”であれば、つまり配送
状況の問合せでなければ、配送終了かどうかの問合せで
あると判断し、ステップS167で配送データを参照し
て配送が終了したかどうかを判断する。具体的には、配
送担当者によって、購入者に商品が届けられたかどうか
を判断する。たとえば、配送担当者が商品の配送を終了
すると、配送を終了したことが物流管理サーバ24の管
理者または入力担当者に通知され、したがって管理者ま
たは入力担当者が配送データを更新する。つまり、配送
中から配送終了に配送データを変更する。
【0121】ステップS167で“NO”であれば、つ
まり配送が終了してなければ、ステップS171に進
む。一方、ステップS167で“YES”であれば、つ
まり配送が終了していれば、ステップS169で仲介保
証サーバ20に配送終了通知を送信してからステップS
161に戻る。
【0122】この実施例によれば、仲介保証サーバが商
品の配送および商品の代価の振込みを管理するので、お
金を振り込んだのに商品が届かない、または商品を発送
したのにお金が振り込まれない、などの問題が発生する
ことはない。つまり、インターネットを利用して、安全
な商取引を実現することができる。したがって、購入者
および販売者の両者が安心してインターネソト売買を行
うことができる。
【0123】なお、仲介保証サーバの管理者あるいは所
有者は、購入者または販売者から保険料を徴収し、商品
または商品に対する代価を保証する責任を負っても良
い。また、購入者および販売者の両方から保険料を徴収
し、商品および商品に対する代価を保証する責任を負う
ようにしてもよい。あるいは、サービスの一環として、
商品または/および商品に対する代価を保証することも
できる。
【0124】また、上述したように、この実施例では、
販売者および購入者のそれぞれが1人の場合について説
明したが、販売者および購入者は2人以上であってもよ
い。つまり、仲介保証サーバ20は、図18〜図20に
示すような発注データベースの一覧表に従って、注文さ
れた商品の配送および代価の振込みを管理している。た
だし、各商品の注文処理およびそれ以降の処理は、図1
0〜図17で示したフロー図に従って処理され、処理に
応じて発注データが更新(変更)される。
【0125】つまり、仲介保証サーバ20は、販売サー
バ16、PC18、金融サーバ22および物流管理サー
バ24と通信することにより情報を収集し、発注データ
(発注データベース)を更新し、更新した発注データ
(発注データベース)に基づいて販売サーバ16、PC
18、金融サーバおよび物流管理サーバ24に指示ある
いは通知をしている。
【0126】まず、図18(A)は、発注データベース
の初期状態を示してある。つまり、図18(A)から分か
るように、整理番号CUS−DB001には、購入者A
が店舗番号SHP−DB002(店舗名:××商店)の
商品番号S−DB007(商品名:▲×)を3個注文し
た場合の発注データが登録されている。また、この発注
データには、商品の送り先(東京都****)および商
品の納期も含まれる。現在の状態では、振込みチェック
が×であるため、すなわち金融サーバ22の指定口座へ
の振り込みが終了してないため、商品の発送指示および
商品の配送は行われていない。したがって、発送指示チ
ェックおよび配送チェックも×である。また、同様に、
整理番号CUS−DB002には、購入者Bが店舗番号
SHP−DB017(店舗名:△書店)の商品番号S−
DB125(商品名:○×)を1個(1冊)注文した場
合の発注データが登録されている。また、この発注デー
タには、商品の送り先(岐阜県△△△△)および商品の
納期も含まれる。現在の状態では、振込みチェックおよ
び発送指示チェックが○であるが、配送チェックが×で
ある。つまり、金融サーバ22の指定口座への振込みが
終了し、商品の発送指示が販売サーバ16に通知されて
いるが、商品の配送が終了していない。
【0127】さらに、整理番号CUS−DB004に
は、購入者Dが店舗番号SHP−DB012(店舗名:
△×酒店)の商品番号S−DB387(商品名:△○)
を10個(10本)注文した場合の発注データが登録さ
れている。また、この発注データには、商品の送り先
(兵庫県○○○○)および商品の納期も含まれる。現在
の状態では、振込みチェックおよび発送指示チェックが
○であるが、配送チェックが×である。つまり、金融サ
ーバ22の指定口座への振込みが終了し、商品の発送指
示が販売サーバ16に通知されているが、商品の配送が
終了していない。
【0128】また、整理番号CUS−DB003には、
発注データが登録されていない。つまり、空き状態とな
っている。たとえば、購入者NがPC(図示せず)を用
いて、仲介斡旋サーバ12にアクセスし、店舗番号SH
P−DB016(店舗名:△商会)の商品番号S−DB
566(商品名:▲△)を8個、商品の送り先(福岡県
▲▲▲)という注文データを登録すると、この注文デー
タが仲介保証サーバ20に送信される。したがって、仲
介保証サーバ20では、注文データに基づいて、発注デ
ータを作成する。つまり、図8(B)に示すように、整理
番号CUS−DB003には、発注データが新規に登録
される。
【0129】なお、新規に登録された状態では、金融サ
ーバ22の指定口座への振込みが終了しておらず、発送
指示および配送が行われていない。このため、振込みチ
ェック、発送指示チェックおよび配送チェックはすべて
×である。
【0130】このように、発注データが新規に登録され
ると、仲介保証サーバ20から購入者Nに購入情報が送
信されるとともに、販売者(△商会)に注文があったこ
とすなわち注文データが送信される。このため、購入者
Nは購入情報に従って商品の代価を振り込むことがで
き、販売者は注文データに従って注文された商品を確保
することができる。
【0131】仲介保証サーバ20は、金融サーバ22に
振込みがあるかどうかの問合せをし、購入者Nが金融サ
ーバ22の指定口座に商品の代価を振り込んだ場合に
は、金融サーバ22からの振込み終了の通知を受信す
る。したがって、図19(A)に示すように、整理番号C
US−DB003の振り込みチェックを○にする。次に
仲介保証サーバ20は、メモリエリア54bに記憶され
た登録商品データベースの商品番号S−DB566に登
録されている販売者(△商会)に発送を指示し、すなわ
ち発送指示のメッセージを入力した電子メールを送信
し、図19(B)に示すように、整理番号CUS−DB
003の発送指示チェックを○にする。
【0132】なお、振込みがない場合には、振込みがあ
るまで振込みチェックが更新されることがなく、発送指
示が販売者に通知されることもない。
【0133】仲介保証サーバ20は、発送指示を販売者
に通知すると、定期的に物流管理サーバ24に配送が終
了したかどうかの問合せをする。販売者が発送指示に従
って商品の配送を運送会社に依頼し、運送会社の配送担
当者によって商品が購入者に届けられている場合には、
物流管理サーバ24から仲介保証サーバ20に配送終了
通知が送信される。したがって、仲介保証サーバ20
は、図20に示すように、整理番号CUS−DB003
の配送チェックを○にする。
【0134】そして、仲介保証サーバ20は、メモリエ
リア54bに記憶された登録商品データベースの商品番
号S−DB566に登録されている販売者(△商会)の
金融口座への代価の振込み指示を金融サーバ104に通
知する。
【0135】なお、配送が終了してない場合には、配送
が終了するまで配送チェックが更新されることがなく、
金融サーバ22に振込み指示が通知されることもない。
【0136】このようにして、インターネット売買が完
了し、発注データベースに含まれる整理番号CUS−D
B003の発注データが消去され、図18(A)に示し
た状態(初期状態)に戻る。
【0137】他の実施例のシステム10は、発注した商
品と異なる商品が送られてきた、または一度は商品を受
け取ったが商品購入を止めたい、などの事態に対応し
て、クーリングオフ制度を適用した以外は、図1実施例
と同じであるため、重複した説明は省略する。
【0138】つまり、システム10の構成は図1と同じ
である。ただし、仲介保証サーバ20のメモリエリア5
4aに記憶された発注データベースに含まれる発注デー
タが異なる。具体的には、図21に示すような、発注デ
ータが注文データに基づいて作成され、メモリエリア5
4aに記憶される。つまり、図5(A)に示した発注デ
ータに加えて、振込み期日および配送モードが含まれ
る。振込み期日は、クーリングオフ制度に基づく期間ま
での日数であり、返品可能な期間までの日数を示してい
る。なお、この日数は、仲介保証サーバ20の管理者が
任意に設定するようにしてもよい。
【0139】また、配送モードは、配送中(配送モー
ド:0)、再配送用返送中(配送モード:1)または返
送中(配送モード:2)を区別する情報である。具体的
には、配送モードが0である場合には、商品を購入者に
配送していることを示す。また、配送モードが1である
場合には、商品を交換するために、販売者に返送してい
ることを示す。さらに、配送モードが2である場合に
は、商品を返品するために、販売者に返送していること
を示す。
【0140】また、購入者が所望の商品を注文した後の
CPU50、CPU60およびCPU70の処理が異な
る。具体的には、CPU50は図22〜図25に示すフ
ロー図に従って処理し、CPU60は図26に示すフロ
ー図に従って処理し、そして、CPU70は、図27お
よび図28に示すフロー図に従って処理する。
【0141】まず、仲介保証サーバ20のCPU50の
処理について説明する。図22および図23から分かる
ように、他の実施例の仲介保証サーバ20は、図12お
よび図13で示した処理において、ステップS71を削
除し、ステップS69で“YES”が判断された場合
に、ステップS70でクーリング期間の処理を実行する
ようにしている。このため、重複した説明は省略する。
【0142】図24に示すように、クーリング期間の処
理が開始されると、CPU50は、ステップS201で
クーリング期間が終了したかどうかを判断する。具体的
には、商品の配送終了通知を受けてからクーリングオフ
制度で定められた所定期間を経過したかどうかを判断す
る。なお、仲介保証サーバ20の管理者が任意に期間を
設定した場合には、その設定した期間を経過したかどう
かを判断する。
【0143】ステップS201で“YES”であれば、
つまりクーリング期間が経過していれば、図25に示す
ステップS229に進んで、金融サーバ22に販売者の
金融口座への代価振込みを指示して、リターンする。
【0144】一方、ステップS201で“NO”であれ
ば、つまりクーリング期間が経過してなければ、ステッ
プS203で購入者からクレームの通知があるかどうか
を判断する。つまり、購入者からの返品または交換のク
レームが記載された電子メールを受信したかどうかを判
断する。ステップS203で“NO”であれば、つまり
クレームが記載された電子メールを受信してなければ、
そのままステップS201に戻る。
【0145】一方、ステップS203で“YES”であ
れば、つまりクレームが記載された電子メールを受信し
ていれば、ステップS205で購入者に商品の返送方法
を通知する。具体的には、仲介保証サーバ20は、販売
者(返送先)の住所、返送先の名称および返送先の電話
番号等を入力した電子メールを購入者のPC18に送信
する。したがって、購入者は、電子メールを受信して、
販売者に商品を返送するように、運送会社に依頼するこ
とができる。
【0146】続くステップS207では、物流管理サー
バ24から返送終了の通知があるかどうかを判断する。
つまり、商品が販売者に配送されたかどうかを判断す
る。ステップS207で“NO”であれば、つまり商品
が販売者に配送されてなければ、同じステップS207
に戻って、商品が販売者に配送されるのを待つ。一方、
ステップS207で“YES”であれば、つまり商品が
販売者に配送されれば、ステップS209で返送商品の
確認通知があるかどうかを判断する。つまり、販売者
は、返送された商品が返品または交換できるかどうかを
判断し、その確認通知を仲介保証サーバ20に送信す
る。たとえば、明らかに購入者が破損した形跡がある等
の場合には、販売者は返品または交換できないと通知す
る。一方、異なった商品を発送してしまっていた場合
や、破損がない状態で返品された場合には、販売者は返
品または交換できることを通知する。
【0147】ステップS209で“NO”であれば、つ
まり返送商品の確認通知がなければ、同じステップS2
09に戻って、確認通知があるのを待つ。一方、ステッ
プS209で“YES”であれば、つまり返送商品の確
認通知があれば、ステップS211で問題があるかどう
かを判断する。つまり、返品または交換できない商品で
あるかどうかを判断する。ステップS211で“NO”
であれば、問題がなければ、返品または交換できる商品
であると判断し、図25に示すステップS213で購入
者から通知されたクレームの内容が返品かどうかを判断
する。
【0148】ステップS213で“YES”であれば、
つまり返品であれば、ステップS215で購入者の金融
口座への代価の振込みを金融サーバ22に指示してから
リターンする。具体的には、発注データに含まれる購入
者の金融口座の口座番号、購入者の氏名および購入者の
連絡先(電話番号および住所)が仲介保証サーバ20か
らネットワーク14を介して金融サーバ22に通知され
る。
【0149】一方、ステップS213で“NO”であれ
ば、つまり交換であれば、ステップS217で販売者に
再送を指示する。たとえば、“商品が間違っています。
正しい商品を発送してください。”あるいは“もう一
度、購入者に商品を発送してください。”などのメッセ
ージが入力された電子メールがネットワーク14および
メールサーバ26を介して販売サーバ16に送信され
る。続くステップS219では、配送終了通知を受信し
たかどうかを判断する。ステップS219で“NO”で
あれば、つまり配送終了の通知を受けなければ、同じス
テップS219に戻って、配送が終了するのを待つ。一
方、ステップS219で“YES”であれば、つまり配
送終了通知を受信すると、ステップS221で購入者か
ら交換のクレームの通知があるかどうかを判断する。
【0150】ステップS221で“YES”であれば、
つまりクレームの通知があれば、ステップS225で購
入者に返品方法を再度通知し、図24に示したステップ
S207に戻る。一方、ステップS221で“NO”で
あれば、商品を配送(再配送)してから所定期間(たと
えば、一週間)が経過したかどうかを判断する。ステッ
プS223で“NO”であれば、つまり所定期間が経過
してなければ、ステップS221に戻る。一方、ステッ
プS223で“YES”であれば、つまり所定期間が経
過すれば、商品の交換はないと判断し、ステップS22
9で販売者の金融口座への振込みを金融サーバ24に指
示して、リターンする。
【0151】また、図24に示したステップS211で
“NO”が判断され、ステップS227に進むと、つま
り商品を返品することができない場合には、ステップS
227で購入者に返品不可を通知してからステップS2
29に進む。たとえば、仲介保証サーバ20から返品で
きない理由が記載された電子メールがネットワーク14
およびメールサーバ26を介して購入者のPC18に送
信される。
【0152】なお、返品できない場合には、販売者に返
送された商品を購入者に配送する必要があるため、仲介
保証サーバ20は返品できない商品の発送指示を販売者
に通知し、これに応じて販売者はその商品を発送する。
【0153】次に金融サーバ22のCPU60の処理に
ついて説明する。なお、図26においては、図16で示
した処理と同じ処理については同じステップ番号を付し
てあり、それらのステップについての重複した説明は省
略する。
【0154】図26に示すように、CPU60は、ステ
ップS147で“NO”であれば、つまり販売者への振
込み指示がなければ、ステップS241で購入者への振
込み指示があるかどうかを判断する。ステップS241
で“NO”であれば、つまり購入者への振込み指示がな
ければ、そのままステップS147に戻る。一方、ステ
ップS241で“YES”であれば、つまり購入者への
振込み指示があれば、ステップS243で指定口座から
購入者の金融口座に商品の代価を振り込み、つまり返金
して、ステップS141に戻る。
【0155】さらに、物流管理サーバ24のCPU70
の処理について説明する。なお、図27および図28に
おいては、図17で示した処理と同じ処理については同
じステップ番号を付しており、それらのステップについ
ての重複した説明は省略する。
【0156】つまり、図27に示すステップS169
で、仲介保証サーバ20に配送終了通知と送信すると、
つまり配送が終了した後では、図28に示すように、ス
テップS251で購入者から商品の返送依頼があるかど
うかを判断する。ステップS251で“NO”であれ
ば、つまり返送依頼がなければ、ステップS253で期
間が終了したかどうかを判断する。つまり、最初に商品
を配送した日からクーリング期間が経過したかあるいは
商品を再送してから所定期間(たとえば、一週間)が経
過したかどうかを判断する。ステップS253で“N
O”であれば、つまり期間が終了してなければ、そのま
まステップS251に戻る。一方、ステップS253で
“YES”であれば、つまり期間が終了していれば、返
送依頼はないと判断して、ステップS131に戻る。
【0157】また、ステップS251で“YES”であ
れば、つまり商品の返送依頼があれば、ステップS25
5で返送が終了したかどうかを判断する。つまり、販売
者に商品が返送されたかどうかを判断する。具体的に
は、返送(配送)担当者からの報告を受けて入力担当者が
返送終了を入力したかどうかを判断する。
【0158】ステップS255で“NO”であれば、つ
まり返送が終了してなければ、同じステップS255に
戻って返送終了を待つ。一方、ステップS255で“Y
ES”であれば、つまり返送が終了すれば、ステップS
257で仲介保証サーバ20に返送終了を通知してから
ステップS131に戻る。
【0159】このようなクーリング制度を適用したシス
テム10においては、商品の配送、商品の返品または商
品の交換に応じて、仲介保証サーバ20のHDD54に
設けられたメモリエリア54aの発注データベースが図
29〜図34に示すように更新(変更)される。
【0160】なお、図29〜図34に示す整理番号CU
S−DB001〜CUS−DB004の発注データは、
振込み期日および配送モードが加入した以外は図18
(A)に示した発注データと同じであるため、詳細な説
明は省略する。
【0161】図29および図30は、販売者(△商会)
から購入者Nに所望の商品(▲△)が届いた場合の発注
データの更新を示してある。図29(A)に示す発注デ
ータベースの一覧表は初期状態であり、整理番号CUS
−DB003が空き状態となっている。図29(B)に
は、購入者Nから注文があり、注文があった商品が購入
者Nに配送され、物流管理サーバ24からネットワーク
14を介して仲介保証サーバ20に配送終了通知が送信
された状態を示してある。つまり、整理番号CUS−D
B003の発注データが登録および更新される。
【0162】なお、図29(A)から図29(B)に至
るまで経緯は、図18(A)から図19(B)に至る経
緯と同じであるため、重複した説明は省略してある。
【0163】図29(B)から分かるように、物流管理
サーバ24から配送終了の通知があると、配送チェック
が○にされる。これと同時に、クーリングオフ制度に基
づく期間または仲介保証サーバ20の管理者が任意に定
めた期間までの日数(たとえば、7日間)が振り込み期
日に記入される。
【0164】購入者Nからのクレームの通知がネットワ
ーク14およびメールサーバ26を介して仲介保証サー
バ20に送信されない場合には、振込み期日に記入され
た日数が一日毎にカウントダウンされ、図30に示すよ
うに、振込み期日が0日になった時点でメモリエリア5
4bに記憶された登録商品データベースの商品番号S−
DB566に登録されている販売者(△商会)の金融口
座に代価を振り込むよう、ネットワーク14を介して金
融サーバ22に指示する。
【0165】このようにして、インターネット売買が完
了し、発注データベースから整理番号CUS−DB00
3の発注データが消去され、図29(A)の状態(初期
状態)に戻る。
【0166】また、図31〜図32には、販売者(△商
会)から購入者Nに所望でない商品や不具合のある商品
が届き、購入者Nが所望の商品(▲△)の再発送を依頼
した場合、つまり商品の交換を要請した場合の発注デー
タの更新を示してある。
【0167】なお、図31(A)は図29(B)と同様
に、物流管理サーバ24からネットワーク14を介し
て、配送終了通知が送信された状態を示しており、図3
1(A)に至るまでの経緯は、図29(A)〜図29
(B)に至るまでの経緯と同じであるため、重複した説
明は省略する。
【0168】たとえば、販売者(△商会)から所望でな
い(誤った)商品が届き、所望の商品(▲△)の(再)
発送を依頼する旨のクレームの通知がネットワーク14
およびメールサーバ26を介して仲介保証サーバ20に
送信されると、購入者Nに対し登録商品データベースの
商品登録番号S−DB566に登録されている△商会の
連絡先を通知するとともに、誤った商品の返送を指示す
る。したがって、図31(B)に示すように、発送指示
チェックが○にされ、配送チェックおよび振り込み期日
がリセット(×)され、そして、配送モードが1にされ
る。
【0169】続いて、物流管理サーバ24から仲介保証
サーバ20にネットワーク14を介して、誤った商品を
販売者(△商会)に返送した旨が通知されると、図32
(A)に示すように、配送チェックが○にされる。
【0170】その後、ネットワーク14およびメールサ
ーバ26を介して仲介保証サーバ20が△商会から商品
の確認通知を受け、交換可能である場合には、仲介保証
サーバ20は△商会に発送を指示する。すると、図32
(B)に示すように、配送チェックがリセット(×)さ
れ、配送モードが0にされる。
【0171】物流管理サーバ24は、再発送を依頼され
た商品を受け取り、その商品を購入者Nに配送すると、
ネットワーク14を介して仲介保証サーバ20に配送終
了通知を送信する。すると、仲介保証サーバ20は、配
送チェックを○にし、振り込み期日に日数を記入してか
ら、図31(A)で示した状態に戻る。
【0172】なお、再送された商品が購入者Nに届けら
れた場合に記入される日数は、最初に商品が届けられた
場合と異なる日数を記入するようにしてもよい。
【0173】さらに、販売者(△商会)から購入者Nに
所望でない商品が届き、購入者Nが商品を返品し、代価
の返還を求めた場合には、図33および図34に示すよ
うに、発注データが更新される。
【0174】図33(A)は初期状態であり、図33
(B)は物流管理サーバ24からネットワーク14を介
して配送終了通知を受信した場合について示してある。
【0175】なお、図33(A)から図33(B)に至
るまでの経緯は、図18(A)から図19(B)に至る
までの経緯すなわち図29(A)から図29(B)に至
るまでの経緯と同じであるため、詳細な説明は省略す
る。
【0176】たとえば、購入者Nから誤った商品が購入
者に届き、購入者が商品(▲△)の代価を返還すること
を依頼(要求)する旨のクレームを通知すると、そのク
レームの通知がネットワーク14およびメールサーバ2
6を介して仲介保証サーバ20に送信される。これに応
じて、仲介保証サーバ20は購入者Nに登録商品データ
ベースの登録番号S−DB566に記載れている販売者
(△商会)の連絡先を通知するとともに、誤った商品を
返送することを通知する。したがって、図34(A)に
示すように、整理番号CUS−DB003の発注データ
は、配送チェックおよび振り込み期日がリセット(×)
され、配送モードが2にされる。
【0177】そして、物流管理サーバ22からネットワ
ーク14を介して仲介保証サーバ20に、購入者Nから
△商会へ商品の返送があった旨が通知されると、図33
(B)に示すように、配送チェックが○にされる。
【0178】その後、仲介保証サーバ20は、△商会か
らネットワーク14およびメールサーバ26を介して、
商品の確認通知を受け、返品可能である場合には、発注
データベースに登録されている購入者Nの金融口座に代
価を振り込むよう、ネットワーク14を介して金融サー
バ22に指示する。
【0179】このようにして、インターネット売買が完
了し、発注データベースから整理番号CUS−DB00
3の発注データが消去され、図32(A)の状態(初期
状態)に戻る。
【0180】他の実施例によれば、上述の実施例の効果
に加えて、発注した商品が所望でない場合や不具合があ
るような場合には、商品を交換でたり、商品を返品する
とともに代価の返還を請求したりすることができるの
で、購入者および販売者はより安心してインターネット
売買を行うことができる。
【0181】なお、これらの実施例では、仲介斡旋サー
バと仲介保証サーバとが個別に設けられるようにしてい
るが、仲介斡旋サーバが仲介保証サーバの役割も果たす
ようにすることもできる。つまり、仲介保証サーバに構
築されるデータベースを仲介斡旋サーバに記憶するとと
もに、仲介保証サーバに含まれるCPUの処理を仲介斡
旋サーバが処理するようにすればよい。
【0182】また、これらの実施例では、仲介保証サー
バ、金融サーバおよび物流管理サーバはネットワークを
介して通信可能に接続するようにしているが、仲介保証
サーバ、金融サーバおよび物流管理サーバを1つの会社
または一箇所でまとめて管理できる仲介保証装置として
構成するようにしてもよい。この場合には、仲介保証サ
ーバと金融サーバとを専用線で接続するとともに、仲介
保証サーバと物流管理サーバとを専用線で接続し、直接
通信するようにしてもよい。
【0183】さらに、これらの実施例では、仲介斡旋サ
ーバが販売サーバへの注文を仲介するようにしたが、販
売サーバへ直接注文できるようにしてもよい。この場合
には、販売サーバが仲介保証サーバに注文データを送信
し、仲介保証サーバが商品の配送および代価の振込みを
管理するようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のインターネット売買システムの一実
施例を示す図解図である。
【図2】図1に示す仲介斡旋サーバの構成を示す図解図
である。
【図3】図1に示す販売サーバの構成を示す図解図であ
る。
【図4】図1に示す仲介保証サーバの構成を示す図解図
である。
【図5】図4に示す仲介保証サーバのHDDに設けられ
たメモリエリアに記憶された発注データベースおよび登
録商品データベースを示す図解図である。
【図6】図1実施例に示す金融サーバの構成を示す図解
図である。
【図7】図1実施例に示す物流サーバの構成を示す図解
図である。
【図8】図1実施例に示す購入者のPCが仲介斡旋サー
バにアクセスした場合に、仲介斡旋サーバから提示され
る商品紹介の画面の一例を示す図解図である。
【図9】図1実施例に示す購入者のPCを用いて所望の
商品を注文する場合に、仲介斡旋サーバから提示される
購入画面の一例を示す図解図である。
【図10】図2に示す仲介斡旋サーバのCPUと図1に
示す購入者のPCのCPUとの注文処理の一部を示すフ
ロー図である。
【図11】図2に示す仲介斡旋サーバのCPUと図1に
示す購入者のPCのCPUとの注文処理の他の一部を示
すフロー図である。
【図12】図4に示す仲介保証サーバのCPUの処理の
一部を示すフロー図である。
【図13】図4に示す仲介保証サーバのCPUの処理の
他の一部を示すフロー図である。
【図14】図1に示す販売者のPCのCPUの処理の一
部を示すフロー図である。
【図15】図1に示す購入者のPCのCPUの処理の一
部を示すフロー図である。
【図16】図6に示す金融サーバのCPUの処理の一部
を示すフロー図である。
【図17】図7に示す物流管理サーバのCPUの処理の
一部を示すフロー図である。
【図18】図5に示す発注データベースの一覧表の一例
を示す図解図である。
【図19】図5に示す発注データベースの一覧表の他の
一例を示す図解図である。
【図20】図5に示す発注データベースの一覧表のその
他の一例を示す図解図である。
【図21】この発明の他の一実施例の仲介保証サーバに
構築される発注データベースの一実施例を示す図解図で
ある。
【図22】他の実施例の仲介保証サーバのCPUの処理
の一部を示すフロー図である。
【図23】他の実施例の仲介保証サーバのCPUの処理
の他の一部を示すフロー図である。
【図24】他の実施例の仲介保証サーバのCPUのクー
リング期間の処理の一部を示すフロー図である。
【図25】他の実施例の仲介保証サーバのCPUのクー
リング期間の処理の他の一部を示すフロー図である。
【図26】他の実施例の金融サーバのCPUの処理の一
部を示すフロー図である。
【図27】他の実施例の物流管理サーバのCPUの処理
の一部を示すフロー図である。
【図28】他の実施例の物流管理サーバのCPUの処理
の他の一部を示すフロー図である。
【図29】図21に示す発注データベースの一覧表の一
例を示す図解図である。
【図30】図21に示す発注データベースの一覧表の他
の一例を示す図解図である。
【図31】図21に示す発注データベースの一覧表のそ
の他の一例を示す図解図である。
【図32】図21に示す発注データベースの一覧表のさ
らに他の一例を示す図解図である。
【図33】図21に示す発注データベースの一覧表の他
の一例を示す図解図である。
【図34】図21に示す発注データベースの一覧表のそ
の他の一例を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …インターネット売買システム 12 …仲介斡旋サーバ 14 …ネットワーク 16 …販売サーバ 18 …PC 18a,30,40,50,60,70 …CPU 20 …仲介保証サーバ 22 …金融サーバ 24 …物流管理サーバ 26 …メールサーバ 32,42,52,62,72 …送受信回路 34,44,54,64,74 …HDD 36,46,56,66,76 …入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 430 G06F 17/60 430 (72)発明者 堀 吉宏 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB11 CC00 CC05 CC10 FF01 GG02 5B055 CB00 CB09 CC00

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】販売者が販売する商品の商品情報をインタ
    ーネットサイト上に掲載して前記商品の購入者を募り、
    ネットワークを介して前記購入者が所有する端末からの
    前記商品の注文を受ける販売サーバ、 前記ネットワークを介して特定の口座への入金の確認お
    よび前記特定の口座から他の口座への振り込み可能な金
    融サーバ、 前記商品の配送管理を行い、前記ネットワークを介して
    前記配送管理に関する情報を送受信可能な物流管理サー
    バ、および前記販売サーバ、前記金融サーバおよび前記
    物流管理サーバと前記ネットワークを介して通信可能に
    接続される仲介保証サーバを備える、インターネット売
    買システムであって、 前記仲介保証サーバは、前記購入サーバ、前記販売サー
    バ、前記金融サーバまたは前記物流管理サーバから前記
    ネットワークを介して取得した情報に基づいて、前記商
    品の配送および前記商品に対する代価の支払を管理す
    る、インターネット売買システム。
  2. 【請求項2】前記仲介保証サーバは、前記端末から前記
    商品の注文情報を受ける、請求項1記載のインターネッ
    ト売買システム。
  3. 【請求項3】前記仲介保証サーバは、前記販売サーバか
    ら前記商品の注文情報を受ける、請求項1記載のインタ
    ーネット売買システム。
  4. 【請求項4】少なくとも1人の販売者が販売する商品の
    商品情報をインターネットサイト上に掲載して前記商品
    の購入者を募り、ネットワークを介して前記購入者が所
    有する端末から商品を注文すると、注文を該当する販売
    サーバに仲介する仲介斡旋サーバ、 前記ネットワークを介して特定の口座への入金の確認お
    よび前記特定の口座から他の口座への振り込み可能な金
    融サーバ、 前記商品の配送管理を行い、前記ネットワークを介して
    前記配送管理に関する情報を送受信可能な物流管理サー
    バ、および前記販売サーバ、前記金融サーバおよび前記
    物流管理サーバと前記ネットワークを介して通信可能に
    接続される仲介保証サーバを備える、インターネット売
    買システムであって、 前記仲介保証サーバが前記端末、前記仲介斡旋サーバ、
    前記金融サーバまたは前記物流管理サーバから前記ネッ
    トワークを介して取得した情報に基づいて、インターネ
    ット売買における前記商品の配送および前記商品に対す
    る代価の支払を管理する、インターネット売買システ
    ム。
  5. 【請求項5】前記仲介保証サーバは、前記端末から前記
    商品の注文情報を受ける、請求項4記載のインターネッ
    ト売買システム。
  6. 【請求項6】前記仲介保証サーバは、前記仲介斡旋サー
    バから前記商品の前記注文情報を受ける、請求項4記載
    のインターネット売買システム。
  7. 【請求項7】前記仲介保証サーバは、前記販売サーバか
    ら前記商品の前記注文情報を受ける、請求項4記載のイ
    ンターネット売買システム。
  8. 【請求項8】前記仲介保証サーバは前記仲介斡旋サーバ
    を含む、請求項4、5および7のいずれかに記載のイン
    ターネット売買システム。
  9. 【請求項9】前記仲介保証サーバは、少なくともクーリ
    ングオフ制度に基づく期間または任意に設定された期
    間、前記商品の返品および前記商品に対する代価の返還
    を管理する、請求項1ないし8のいずれかに記載のイン
    ターネット売買システム。
  10. 【請求項10】前記仲介保証サーバは、前記購入者また
    は前記販売者に対し、前記商品または前記商品に対する
    代価を保証することを特徴とする、請求項1ないし9の
    いずれかに記載のインターネット売買システム。
  11. 【請求項11】販売者が販売する商品の商品情報をイン
    ターネットサイト上に掲載して前記商品の購入者を募
    り、ネットワークを介して前記購入者が所有する端末か
    らの前記商品の発注を受ける販売サーバ、 前記ネットワークを介して特定の口座への入金の確認お
    よび前記特定の口座から他の口座への振り込み可能な金
    融サーバ、 前記商品の配送管理を行い、前記ネットワークを介して
    前記配送管理に関する情報を送受信可能な物流管理サー
    バ、および前記販売サーバ、前記金融サーバおよび前記
    物流管理サーバと前記ネットワークを介して通信可能に
    接続される仲介保証サーバを備えるインターネット売買
    システムであって、 前記仲介保証サーバは、 前記販売サーバから注文データを受信する第1注文デー
    タ受信手段、 前記注文データ受信手段によって受信された注文データ
    を記憶する注文データ記憶手段、 前記注文データを前記販売サーバに送信する第1注文デ
    ータ送信手段、 前記端末に前記商品の代価の振込みに関する購入情報を
    通知する購入情報通知手段、 前記金融サーバから振込み終了の通知を受けて前記販売
    サーバに前記商品を発送する発送指示を送信する発送指
    示手段、および前記物流管理サーバから配送終了の通知
    を受けて前記代価を前記販売者の金融口座に振込む振込
    み指示を前記金融サーバに送信する振込み指示手段を備
    える、インターネット売買システム。
  12. 【請求項12】前記仲介保証サーバは、前記注文データ
    に基づいて少なくとも前記代価の振込み状況データおよ
    び前記商品の配送状況データを含む発注データを作成す
    る作成手段、および前記発注データを更新する更新手段
    をさらに備え、 前記更新手段は、少なくとも前記振込み終了の通知ある
    いは前記配送終了の通知に従って前記発注データを更新
    する、請求項11記載のインターネット売買システム。
  13. 【請求項13】前記更新手段は、前記振込み終了の通知
    を受けて前記振込み状況データを振込みありに更新し、 前記発送指示手段は、前記振込みデータが振込みありを
    示すとき、前記販売サーバに前記商品の発送を指示す
    る、請求項12記載のインターネット売買システム。
  14. 【請求項14】前記更新手段は、前記配送終了の通知を
    受けて前記配送状況データを配送終了に更新し、 前記振込み指示手段は、前記配送状況データが配送終了
    を示すとき、前記販売者の金融口座への前記代価の振込
    みを前記金融サーバに指示する、請求項12記載のイン
    ターネット売買システム。
  15. 【請求項15】前記発注データは、前記商品の納期を示
    す納期データを含み、 前記仲介保証サーバは、前記納期を管理する納期管理手
    段、および前記納期までに前記配送終了の通知を受信し
    ないとき前記販売サーバに前記商品を発送したかどうか
    を問い合わせる発送問合せ手段をさらに備える、請求項
    12または14のいずれかに記載のインターネット売買
    システム。
  16. 【請求項16】前記仲介保証サーバは、前記販売サーバ
    から発送状況の回答を受信する発送状況受信手段、およ
    び前記発送状況受信手段によって受信された前記発送状
    況の回答を前記端末に通知する発送状況通知手段をさら
    に備える、請求項15記載のインターネット売買システ
    ム。
  17. 【請求項17】前記仲介保証サーバは、前記商品が発送
    されてないとき、前記販売サーバに商品発送の督促と通
    知する督促通知手段をさらに備える、請求項16記載の
    インターネット売買システム。
  18. 【請求項18】前記仲介保証サーバは、前記発送状況受
    信手段によって受信された発送状況の回答が発送ありを
    示すとき前記物流管理サーバに前記商品の配送状況を問
    い合わせる配送問合せ手段をさらに備える、請求項16
    または17記載のインターネット売買システム。
  19. 【請求項19】前記仲介保証サーバは、前記物流管理サ
    ーバから配送状況の回答を受信する配送状況受信手段、
    および前記配送状況受信手段によって受信された前記配
    送状況の回答を前記端末に通知する配送状況通知手段を
    さらに備える、請求項18記載のインターネット売買シ
    ステム。
  20. 【請求項20】前記物流管理サーバは、配送依頼を受け
    た前記商品の配送が終了したかどうかを管理する配送状
    況管理手段、および前記仲介保証サーバからの問合せに
    応答して配送終了かどうかを通知する配送状況通知手段
    を備える、請求項11ないし19のいずれかに記載のイ
    ンターネット売買システム。
  21. 【請求項21】前記仲介保証サーバは、前記端末から前
    記商品に関するクレームの通知を受信するクレーム受信
    手段、および前記クレーム受信手段によって受信された
    クレームの内容に応じて前記代価を前記購入者に返還す
    るかどうかを判断する判断手段をさらに備え、 前記判断手段で前記代価を前記購入者に返還すると判断
    されると、前記振込み指示手段は、前記購入者の金融口
    座への前記代価の振込みを前記金融サーバに指示する、
    請求項11ないし20のいずれかに記載のインターネッ
    ト売買システム。
  22. 【請求項22】前記クレーム受信手段は、クーリング制
    度に基づく期間あるいは任意に設定された期間だけ、前
    記クレームの通知を受信する、請求項21記載のインタ
    ーネット売買システム。
  23. 【請求項23】前記仲介保証サーバは、前記端末に前記
    商品の返送を指示する返送指示手段をさらに備え、 前記振込み指示手段は、前記物流管理サーバから前記商
    品の返送終了の通知を受けて、前記購入者の金融口座へ
    の前記代価の振込みを前記金融サーバに指示する、請求
    項21または22記載のインターネット売買システム。
  24. 【請求項24】前記仲介保証サーバは、前記販売サーバ
    から前記商品の返送の有無を確認する確認通知を受信す
    る確認通知受信手段をさらに備え、前記振込み指示手段
    は、前記確認通知手段によって受信された確認通知が返
    送有りを示すとき、前記購入者の金融口座への前記代価
    の振込みを前記金融サーバに指示する、請求項22また
    は23記載のインターネット売買システム。
  25. 【請求項25】前記端末からの注文データを受けて前記
    販売サーバに仲介する仲介斡旋サーバをさらに備え、 前記仲介斡旋サーバは、前記端末からのアクセスに応じ
    て前記商品情報を前記端末に提示する商品情報提示手
    段、前記注文データを受信する第2注文データ受信手
    段、および前記注文データを前記販売サーバに送信する
    第2注文データ送信手段を備える、請求項11ないし2
    4のいずれかに記載のインターネット売買システム。
  26. 【請求項26】前記第2注文データ送信は、前記仲介保
    証サーバに前記注文データを送信する、請求項25記載
    のインターネット売買システム。
  27. 【請求項27】前記仲介斡旋サーバは、前記商品の注文
    を入力する入力画面に対応する入力画面データを前記端
    末に提示する入力画面データ提示手段をさらに備える、
    請求項25または26記載のインターネット売買システ
    ム。
  28. 【請求項28】販売者が販売する商品の商品情報をイン
    ターネットサイト上に掲載する販売サーバ、前記販売サ
    ーバと購入者の端末との間でインターネットを介して前
    記商品を売買し、前記購入者への商品の配送および前記
    販売者への代価の支払を管理する仲介保証装置であっ
    て、 前記端末からの注文データを受信する注文データ受信手
    段、 前記注文データ受信手段によって受信された注文データ
    を記憶する注文データ記憶手段、 前記注文データを前記販売サーバに送信する注文データ
    送信手段、 前記端末に前記商品の代価の振込みに関する購入情報を
    通知する購入情報通知手段、 振込み終了の通知を受けて前記販売サーバに前記商品を
    発送する発送指示を送信する発送指示手段、および配送
    終了の通知を受けて前記代価を前記販売者の金融口座に
    振込むことを指示する振込み指示手段を備える、仲介保
    証装置。
  29. 【請求項29】少なくとも1人の販売者が販売する商品
    の商品情報をインターネットサイト上に掲載する仲介斡
    旋サーバ、前記仲介斡旋サーバを介して購入者の端末と
    前記販売者の販売サーバとの間でインターネットを介し
    て前記商品を売買し、前記購入者への商品の配送および
    前記販売者への代価の支払を管理する仲介保証装置であ
    って、 前記仲介斡旋サーバからの注文データを受信する注文デ
    ータ受信手段、 前記注文データ受信手段によって受信された注文データ
    を記憶する注文データ記憶手段、 前記注文データを前記販売サーバに送信する注文データ
    送信手段、 前記端末に前記商品の代価の振込みに関する購入情報を
    通知する購入情報通知手段、 振込み終了の通知を受けて前記販売サーバに前記商品を
    発送する発送指示を送信する発送指示手段、および配送
    終了の通知を受けて前記代価を前記販売者の金融口座に
    振込むことを指示する振込み指示手段を備える、仲介保
    証装置。
  30. 【請求項30】前記代価の振込みを管理する金融サーバ
    をさらに備え、 前記金融サーバは、前記代価の振込みがあると前記振込
    み終了を前記発送指示手段に通知する、請求項28また
    は29記載の仲介保証装置。
  31. 【請求項31】前記商品の配送状況を管理する物流管理
    サーバをさらに備え、 前記物流管理サーバは、前記商品が前記購入者に届けら
    れると前記配送終了を前記振込み指示手段に通知する、
    請求項28ないし30のいずれかに記載の仲介保証装
    置。
  32. 【請求項32】前記端末から前記商品に関するクレーム
    の通知を受信するクレーム受信手段、および前記クレー
    ム受信手段によって受信されたクレームの内容に応じて
    前記代価を前記購入者に返還するかどうかを判断する判
    断手段をさらに備え、 前記判断手段で前記代価を前記購入者に返還すると判断
    されると、前記振込み指示手段は、前記購入者の金融口
    座への前記代価の振込みを前記金融サーバに指示する、
    請求項30または31記載の仲介保証装置。
  33. 【請求項33】前記クレーム受信手段は、クーリング制
    度に基づく期間あるいは任意に設定された期間だけ、前
    記クレームの通知を受信する、請求項32記載の仲介保
    証装置。
  34. 【請求項34】前記端末に前記商品の返送を指示する返
    送指示手段をさらに備え、 前記振込み指示手段は、前記物流管理サーバから前記商
    品の返送終了の通知を受けて、前記購入者の金融口座へ
    の前記代価の振込みを前記金融サーバに指示する、請求
    項30ないし33のいずれかに記載のインターネット売
    買システム。
  35. 【請求項35】前記販売サーバから前記商品の返品の有
    無を確認する確認通知を受信する確認通知受信手段をさ
    らに備え、 前記振込み指示手段は、前記確認通知手段によって受信
    された確認通知が返送有りを示すとき、前記購入者の金
    融口座への前記代価の振込みを前記金融サーバに指示す
    る、請求項34記載のインターネット売買システム。
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