JP2002109061A - 生活情報取得システム及びケアプランの作成方法 - Google Patents

生活情報取得システム及びケアプランの作成方法

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JP2002109061A
JP2002109061A JP2000299731A JP2000299731A JP2002109061A JP 2002109061 A JP2002109061 A JP 2002109061A JP 2000299731 A JP2000299731 A JP 2000299731A JP 2000299731 A JP2000299731 A JP 2000299731A JP 2002109061 A JP2002109061 A JP 2002109061A
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Takao Yamada
隆生 山田
Masayoshi Iwahashi
正義 岩橋
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 介護保険の認定を行う際に的確な判断を可能
にするシステムを合理的に構成する。 【解決手段】 介護保険の対象者の家屋Hに対して、対
象者の生活を動画で撮影するようセンシング部Sとして
カメラを備えると共に、このカメラで撮影された画像情
報を、必要に応じてインターネットNで観察部Wのケア
マネージャのコンピュータ1に転送し、コンピュータ1
のディスプレイ2に表示される対象者の画像情報に基づ
いてケアマネージャが、対象者の障害の程度の把握と、
ケアプランの作成とを行えるよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生活情報取得シス
テム及びケアプランの作成方法に関し、詳しくは、介護
保険の認定を申請した認定申請者、あるいは、要介護の
認定を受けた要介護認定者の障害の程度を正確に把握す
るためのシステムと、適正にケアプランを作成するため
の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のように介護保険に関連するもので
介護保険を認定するためのシステムとして特開2000
‐137759号公報に示されるものが存在する。この
システムでは、パソコンで処理可能な形態にデータ化さ
れた介護サービスの調査票に対して被認定者の動画像、
静止画像、音声を貼り付け可能に構成することで、この
データを表示装置に表示した際には、この表示装置に表
示された調査票の上に対し必要に応じて動画像や、静止
画像を表示させて要介護の認定を公平、的確に行えるも
のとなっている。又、介護保険に関連してケアプランを
作成する方法として、特開平11‐149499号公報
に示されるものが存在する。この方法では表示装置に対
して選択メニューを表示し、介護対象者の活動状態、精
神状態、食事摂取能力等を複数のレベルに分類し、これ
らの分類結果に基づいて、介護対象者の介護の難易度に
応じた複数の介護タイプに分類し、この介護タイプに適
したメニューを表示させる等の処理を行った後に、イラ
スト化した介護状況や料金情報等を作成するケアプラン
の作成方法が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】介護保険において、介
護保険を認定を行おうとする際には、認定の申請に基づ
いて調査員が認定申請者の家庭を訪問して、本人の心身
の状態や日常生活の自立度(以下、障害の程度と称す
る)を調査して調査結果を作成し、又、主治医がいる場
合には主治医から意見を求め、この調査結果や主治医の
意見に基づいて、介護保険認定審査会が要支援から要介
護1〜5までの6種の認定、あるいは、自立の判定が行
われるものとなっている。
【0004】しかし、介護保険の認定を申請する者の障
害の程度は、日によって、あるいは、時刻によって異な
ることも多く、的確な判断を行い難い面もある。そこ
で、公報番号を挙げた2つの従来技術のうち前者のシス
テムを用いることも考えられるが、このように画像化し
た情報を用いるものでも、画像情報に障害の程度が適切
に撮影されていなければ、認定の公平化や適正化に役立
てることは不可能であり改善の余地がある。又、要支援
や要介護の認定が為された後にケアプランを作成する際
にも、前述と同様に対象者の障害の程度を適切に把握す
る必要があり改善の余地がある。
【0005】本発明の目的は、障害の程度の認定を行う
際に的確な認定を可能にするシステムを構成すると共
に、要支援や要介護の認定が為された後に適正なケアプ
ランを作成する方法を構成する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
生活情報取得システムの特徴、作用・効果は次の通りで
ある。 〔特徴〕対象者として介護保険の認定を申請した認定申
請者、あるいは、対象者として要介護の認定を受けた要
介護認定者が生活する環境内で、その対象者の生活情報
を取得するセンシング部と、このセンシング部で取得し
た生活情報を通信手段を介して獲得して表示手段に対し
て表示する観察部とを備えている点にある。
【0007】〔作用・効果〕上記特徴によると、対象者
が生活する環境内で、その対象者の生活情報をセンシン
グ部で取得すると共に、この生活情報を通信手段を介し
て観察部で獲得し、表示手段に表示して観察し得るもの
となる。つまり、対象者が生活する環境内での生活状態
をセンシング部で取得することになるので、例えば、調
査員が家庭を訪問して調査を行う場合のように時間に制
限されることなく、又、対象者が複数であっても遠隔地
から夫々の対象者の生活情報を視覚的に把握できるもの
となる。その結果、障害の程度を把握しようとする者に
対する負担を軽減しながら対象者の障害の程度を誤りな
く把握できるのである。
【0008】本発明の請求項2に係る生活情報取得シス
テムの特徴、作用・効果は次の通りである。〔特徴〕請
求項1の生活情報取得システムにおいて、前記センシン
グ部が、前記対象者であることを識別する識別手段と、
対象者の身体の運動の開始を検出するセンサと、前記環
境内を撮影する全体カメラと、対象者を拡大撮影する部
分カメラと、前記識別手段で対象者であることを識別し
た状態で、かつ、前記センサで運動の開始を検出した際
に部分カメラでの撮影を行う制御装置とを備えると共
に、前記観察部は全体カメラ及び部分カメラで撮影され
た画像を生活情報として獲得するよう構成されている点
にある。
【0009】〔作用・効果〕上記特徴によると、全体カ
メラでの対象者の大まかな状況を把握できると共に、対
象者であることを識別手段で識別した対象者の身体が運
動を開始した時点で部分カメラで環境内の対象者の画像
を拡大撮影することになるので、障害の程度を把握しよ
うとする者が不必要な画像を見ると云う不都合を解消し
て、判断に適したタイミングで必要な画像情報だけを得
るものとなる。その結果、多くの画像情報に目を通すこ
と無く対象者の障害の程度を適正に取得できるものとな
る。
【0010】本発明の請求項3に係る生活情報取得シス
テムの特徴、作用・効果は次の通りである。 〔特徴〕請求項2の生活情報取得システムにおいて、前
記部分カメラは、動画を撮影するムービーカメラで構成
され、前記制御装置は、前記センサで対象者の運動の開
始を検出した場合にはムービーカメラを予め設定された
時間だけ作動させて、その画像情報を保存手段に保存す
る処理を行うよう構成されると共に、前記観察部は、こ
の保存手段に保存された画像情報を任意のタイミングで
通信手段を介して獲得するよう処理形態が設定されてい
る点にある。
【0011】〔作用・効果〕上記特徴によると、対象者
の身体が運動を開始した時点で部分カメラを構成するム
ービーカメラで撮影された画像情報が保存手段に保存さ
れ、この保存手段に保存された画像情報が、任意のタイ
ミングで通信手段を介して観察部に転送される。つま
り、ムービーカメラで長時間撮影を行うのものと比較す
ると、必要とする情報だけを撮影できるものとなり、し
かも、画像情報を保存手段に保存した後に通信手段を介
して送り出すので、複数の画像情報を一纏めにして送る
ことや、画像情報を圧縮して送ることも可能となり、撮
影が開始される度に通信を行うものと比較して通信を制
御する処理が簡単になる。その結果、対象者の運動に基
づく具体的な情報を誤りなく視認して対象者の障害の程
度を適正に把握できるものとなる。
【0012】本発明の請求項4に係る生活情報取得シス
テムの特徴、作用・効果は次の通りである。 〔特徴〕請求項1の生活情報取得システムにおいて、前
記センシング部が、対象者の身体に設定した複数の動作
ポイントの位置の動きを捉えるモーションキャプチャで
構成されている点にある。
【0013】〔作用・効果〕上記特徴によると、モーシ
ョンキャプチャによって対象者の身体に設定した複数の
動作ポイントの位置の運動から身体の動き捉えることに
なるので、カメラで撮影された画像情報のように背景や
対象者の周囲の物によって視認が困難になる不都合を招
くこと無く、対象者の体の運動方向や運動量等を抽出し
た状態で表示手段を介して取得でき、しかも、モーショ
ンキャプチャからの情報量は画像情報と比較して極めて
少ないので通信手段で転送する際の時間も短縮できるも
のとなる。その結果、対象者の関節部等の純粋な運動を
効率的に転送して対象者の障害の状態を適正に把握でき
るものとなる。
【0014】本発明の請求項5に係るケアプランの作成
方法の特徴、作用・効果は次の通りである。 〔特徴〕対象者に対する認定調査結果に基づいたケア案
を作成すると共に、請求項1記載の生活情報取得システ
ムで取得される生活情報に基づいて対象者の障害の程度
を取得し、この障害の程度と前記ケア案からケアプラン
を作成する点にある。
【0015】〔作用・効果〕上記特徴によると、認定調
査結果に基づいて作成されたケア案を、請求項1の生活
情報取得システムで取得した対象者の障害の程度に基づ
いて修正することや、確認することが可能となる。その
結果、要支援や要介護の認定が為された後には適正にケ
アプランを見直せる(修正できる)ものとなる。
【0016】本発明の請求項6に係るケアプランの作成
方法の特徴、作用・効果は次の通りである。 〔特徴〕請求項6のケアプランの作成方法において、前
記ケア案から前記ケアプランを作成する際に、介護保険
の他の対象者に対して過去に作成された複数のケアプラ
ン情報と対比させ、この対比に基づいて前記ケア案から
ケアプランを作成する点にある。
【0017】〔作用・効果〕上記特徴によると、認定調
査結果に基づいて作成されたケア案が、請求項1の生活
情報取得システムで取得した対象者の障害の程度に基づ
いて修正することや、確認することばかりでなく、過去
に作成された複数のケア案からと対比することでケアの
過不足を修正することも可能となる。その結果、過去の
データに基づいて一層適正にケアプランを作成できるも
のとなる。
【0018】本発明の請求項7に係るケアプランの作成
方法の特徴、作用・効果は次の通りである。 〔特徴〕請求項5又は6のケアプランの作成方法におい
て、前記ケア案から、前記ケアプランを作成する際に、
ケアプランを実施する業者のサービス情報に基づいて前
記ケア案からケアプランを作成する点にある。
【0019】〔作用・効果〕上記特徴によると、認定調
査結果に基づいて作成されたケア案を請求項1の生活情
報取得システムで取得した対象者の障害の程度に基づい
て修正するばかりでなく、ケアプランを実施する業者の
サービス情報に基づいてケアプランを作成することが可
能となる。又、認定調査結果に基づいて作成されたケア
案を請求項1の生活情報取得システムで取得した対象者
の障害の程度に基づいて修正するばかりでなく、過去に
作成された複数のケア案からと対比することでケアの過
不足を修正することに加えてケアプランを実施する業者
のサービス情報に基づいてケアプランを作成することが
可能となる。その結果、ケアプランを実施する業者のサ
ービスの状況にも沿うケアプランを作成できるものとな
る。
【0020】本発明の請求項8に係るケアプランの作成
方法の特徴、作用・効果は次の通りである。 〔特徴〕請求項5のケアプランの作成方法において、請
求項1記載の生活情報取得システムで獲得される生活情
報に基づいて対象者の障害の程度を求め、この障害の程
度に基づいて、既に作成されているケアプランから新た
にケアプランを作成する点にある。
【0021】〔作用・効果〕上記特徴によると、既に作
成されたケアプランが、請求項1の生活情報取得システ
ムで取得した対象者の障害の程度に基づいて修正するこ
とや、確認することよって新たにケアプランを作成でき
るものとなる。その結果、既に作成されたケアプランを
対象者の障害の程度の進行や障害の改善を考慮して新た
に作成し直せるものとなる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 〔生活情報の画像による取得〕図1に示すように、介護
保険の認定を申請した認定申請者、あるいは、要介護の
認定を受けた要介護認定者としての〔対象者〕が生活す
る家屋Hの内部(環境内)にセンシング部SとTV電話
Pとを備えると共に、このセンシング部S、及び、TV
電話P夫々とISDN(Integrated Services Digital
Network )回線を含んで成るインターネットN(通信手
段の一例)とをTA/DSU(TerminalAdapter / Digi
tal Signal Unit)を介して接続し、又、このインター
ネットNに対してTA/DSUを介して接続し、かつ、
前記センシング部Sで取得した生活情報を獲得して表示
できる観察部Wをケアマネージャのオフィス等に設置し
て生活情報取得システムが構成されている。
【0023】同図に示すように観察部Wは、インターネ
ットNに対して接続自在な汎用のコンピュータ1と、こ
のコンピュータ1からの画像情報を表示可能するように
構成された表示手段としてのディスプレイ2と、キーボ
ード3と、マウス4と、TVカメラとして機能する画像
取込み用のCCD型のカメラ5とで成るコンピュータセ
ットを備えている。又、このシステムを構成するもので
はないが、インターネットNに対してTA/DSUを介
して接続する介護サービス業者のコンピュータセットが
設置され(図面には示さないがインターネットと接続可
能な携帯電話を備えることも可能である)、このコンピ
ュータセットはケアマネージャのコンピュータセットと
同様に、汎用のコンピュータ1とディスプレイ2と、キ
ーボード3と、マウス4と、TVカメラとして機能する
カメラ5とを備えて構成されている。
【0024】前記センシング部Sは複数の対象者の生活
情報を取得できるように、複数の家屋Hの内部に備えら
れるものであり、夫々のセンシング部Sで取得した生活
情報はケアマネージャからの要求に基づいて、対象者を
識別可能な状態で前記ケアマネージャのコンピュータセ
ットに転送され、しかも、このコンピュータセットにお
いて対象者の生活情報をディスプレイ2に表示して観察
できるように該システムが構成されている。
【0025】つまり、図2、図3に示すように、対象者
が生活する部屋Rには対象者が休むためのベッド6と、
食事を摂る際に対象者が着座するチェアー7、及び、食
事が置かれるテーブル8のセットと、トイレに通ずるド
ア9と、他の部屋に通ずる出入り口10とが備えられ、
出入り口10にはマット11を備えている。この部屋R
における対象者の存否を識別する識別手段として対象者
がネックレスやブレスレットの形、あるいは、衣服に縫
い付けた形態で身に付ける識別タグ12と、この識別タ
グ12からの電波を受信するアンテナ13を有した受信
機14とを備えると共に、ベッド6には荷重(体重)の
作用の有無を判別するベッドセンサ6Sを備え、チェア
ー7には荷重(体重)の作用の有無を判別するチェアー
センサ7Sを備え、ドア9にはノブ9Nの操作時に作動
するドアセンサ9Sを備え、出入り口のマット11には
荷重(体重)の作用の有無を判別するマットセンサ11
Sを備えて構成されている。尚、識別タグ12と、この
識別タグ12からの電波を受信するアンテナ13を有し
た受信機14とで識別手段が構成されている。
【0026】又、この部屋Rの天井部には、部屋内部の
全体を撮影する全体カメラFCと、ベッド6の部位を撮
影するベッドカメラ6Cと、チェアー7の部位を撮影す
るチェアーカメラ7Cと、ドア9の部位を撮影するドア
カメラ9Cと、出入り口10の部位を撮影する出入り口
カメラ10Cとを備えており、これらのカメラは動画を
撮影し得るようCCD型のテレビカメラ(ムービーカメ
ラ)に構成されている。尚、ベッドカメラ6C、チェア
ーカメラ7C、ドアカメラ9C、出入り口カメラ10C
を部分カメラと総称する。
【0027】そして、このセンシング系と、全体カメラ
FCと部分カメラとを含んで前記センシング部Sが構成
され、このセンシング部Sの制御系は図3に示すように
構成されている。つまり、マイクロプロセッサを有した
制御装置15に対して、識別タグ12からの電波をアン
テナ13で受信し識別情報を出力する受信機14、ベッ
ドセンサ6S、チェアーセンサ7S、ドアセンサ9S、
マットセンサ11S夫々からの信号が入力する入力系が
形成されると共に、この制御装置15から全体カメラF
Cと、ベッドカメラ6C、チェアーカメラ7C、ドアカ
メラ9C、出入り口カメラ10C夫々に対して制御信号
を出力する出力系が形成され、又、この制御装置15に
対して情報がアクセスするハードディスク16を備えて
いる。
【0028】前記全体カメラFCは部屋の内部を通常の
撮影コマ数より少ないコマ数で継続的に撮影し、ベッド
カメラ6Cはベッドセンサ6Sで荷重の変動を計測した
際に予め設定した時間だけ撮影を行い、これと同様にチ
ェアーカメラ7C、ドアカメラ9C、出入り口カメラ1
0Cはチェアーセンサ7S、ドアセンサ9S、マットセ
ンサ11Sで荷重の変動を検出した際に予め設定した時
間だけ撮影を行い、制御装置15は夫々のカメラで撮影
された画像情報をMPEG(Motion Picture Experts G
roup)等の規格に基づいて圧縮した状態でハードディス
ク16に保存する処理を行う。又、このようにハードデ
ィスク16に保存した画像情報を前記TA/DSUを介
してインターネットNに送り出す信号系が形成され、更
に、TA/DSUを介してインターネットNにアクセス
するようカメラ17、ディスプレイ18、キーボード1
9を有したTV電話を備えている。尚、このTV電話は
対象者あるいは、対象者の家族との会話を行うためのも
のであり、対象者の部屋Rに配置する必要は無いが、本
発明は、このTVカメラをセンシング部Sとして用いる
ことを妨げるものでは無い。
【0029】この構成によってセンシング部Sで対象者
の生活情報を取得する場合には、図4に示すように、全
体カメラFCでは継続的に撮影を行い、夫々の部分カメ
ラで前述のように設定時間の撮影を行い、制御装置15
は、これらの画像情報を圧縮してハードディスク16に
保存する処理を行い。そして、制御装置15は観察部
(ケアマネージャ)のコンピュータセットからの要求情
報に基づいてハードディスク16に保存された画像情報
をインターネットNを介して観察部のコンピュータ1に
転送し、このコンピュータ1では、そのハードディスク
(図示せず)に対して、全体カメラFCで撮影された画
像情報を生活データベースに、部分カメラで撮影された
画像情報を運動データベースに対して対象者を識別する
識別情報と共に保存するものとなっている(図1を参
照)。この後、画像情報の再生を行う場合には、観察部
(ケアマネージャ)のコンピュータセットにおいて、識
別情報に基づいて対象とする対象者を指定し、再生用の
ソフトウエアを利用して撮影された日時を指定し、再生
を実行することでディスプレイ2に対して対象者を動画
の状態で表示し、この表示内容に基づいてケアマネージ
ャは対象とする対象者の障害の程度を把握できるものと
なる。特に、全体カメラでは通常の撮影コマ数より少な
いコマ数で撮影を行うことにより画像情報の情報量を少
なくするばかりでなく、画像情報を再生する際の時間を
短縮することも可能にしている。
【0030】この実施の形態では、識別手段で対象者が
部屋内に存在することを識別した場合にのみ夫々のカメ
ラでの撮影が行われるので、対象者が存在しない部屋R
に家族が入り込んだ場合に無駄な撮影が行われることが
無く、又、夫々のカメラで撮影した画像情報をセンシン
グ部Sのハードディスク16に対して圧縮して保存して
おき、所定のタイミングで送り出すよう制御形態が設定
されているので、通信時間を短縮できるばかりで無く、
通信費用を低減することが可能となっている。特に、こ
の実施の形態では夫々のカメラからの画像情報をリアル
タイムで観察部Wに送り、かつ、表示手段としてのディ
スプレイ2に表示するよう構成することを妨げるもので
は無く、このようにリアルタイムで画像情報を表示した
場合には、迅速な確認を必要な場合に有効となる。
【0031】〔生活情報の動作ポイントによる取得〕
又、本発明では、前述のように生活情報を画像によって
取得する以外に、所謂、モーションキャプチャの技術を
用いて動作ポイントに基づいて取得するよう構成でき、
その構成を以下に説明する。
【0032】具体的なモーションキャプチャの例とし
て、上半身の運動をセンシングするものを挙げると、図
5に上半身の各部の動作ポイントMが異なる色相でマー
クされて成る、あるいは、動作ポイントが異なる色相で
発光する発光ダイオード等を備えて成るベストVを対象
者に着用して貰い(必要であれば、同様に動作ポイント
がマークされたズボンも着用して貰い)、複数のCCD
型のカメラ(図示せず)で対象者を撮影した画像情報中
の動作ポイントMを色相の差に基づいて識別すると共
に、複数のカメラで撮影された画像中の動作ポイントの
三次元の座標を三角測量の原理で求める処理が行われ
る。又、このセンシング部Sは図6に示すように、マイ
クロプロセッサを有した制御装置15に対してモーショ
ンキャプチャ21からの信号が入力する系が形成される
と共に、この制御装置15に対して信号がアクセスする
ハードディスク16を備え、このようにハードディスク
16に保存した画像情報を前記TA/DSUを介してイ
ンターネットNに送り出す信号系が形成されている。更
に、TA/DSUを介してインターネットNにアクセス
するようカメラ17、ディスプレイ18、キーボード1
9を有したTV電話を備えている。尚、このTV電話は
対象者あるいは、対象者の家族との会話を行うためのも
のであり、対象者の部屋Rに配置する必要は無いが、本
発明は、このTVカメラをセンシング部Sとして用いる
ことを妨げるものでは無い。
【0033】この構成によってセンシング部Sで対象者
の生活情報を取得する場合には、図7に示すように、運
動が開始されると設定だけにモーションキャプチャ21
でサンプリングを行って、各動作ポイントMの三次元座
標の情報を確定し、確定した情報をハードディスク16
に保存する処理を行い。そして、観察部(ケアマネージ
ャ)のコンピュータセットからの要求情報に基づいてハ
ードディスク16に保存された情報をインターネットN
を介して観察部のコンピュータ1に転送し、このコンピ
ュータ1では、そのハードディスク16に保存するもの
となっている。この後、再生を行う場合には観察部(ケ
アマネージャ)のコンピュータセットにおいて対象とす
る対象者を指定し、再生用のソフトウエアを利用して撮
影されて日時を指定し、再生を実行することでディスプ
レイ2に対して各動作ポイントMが動画のように移動す
る状態が表示されるものとなり、この表示に基づいて、
関節の運動能力のような詳細な状態まで把握できるもの
となっている。又、モーションキャプチャとして特開2
000‐146509号公報に示されるもののように磁
気式に動作ポイントの位置を求め得るものを用いること
も可能である。
【0034】この実施の形態では、身体の各動作ポイン
トMの運動を三次元的に捉えてハードディスク16に保
存しておき、所定のタイミングで送り出すよう制御形態
が設定されているので、通信時間を短縮できるばかりで
なく、この情報が画像情報と比較して極めて容量が小さ
いので通信費用を一層低減するものとなっている。特
に、この実施の形態では対象者の身体の各部位の運動を
抽出して表示するので、例えば、関節に障害がある場合
に、その関節の部位においてどの程度の運動能力がある
のか、正確で誤りのない判断ができるものとなってい
る。
【0035】このように本発明ではセンシング部Sを前
述した何れの形態に構成した場合でも、介護保険の認定
を申請した認定申請者、あるいは、要介護の認定を受け
ている要介護認定者の障害の情報を判断する場合には、
調査員やケアマネージャが対象者を訪問して長時間をか
けて障害の程度を確認する必要が無く、例えば、24時
間や、1週間といった時間経過の中での対象者の運動状
況を遠隔地から、必要とするタイミングで把握すること
が可能となっており、しかも、このシステムでは対象者
を撮影した画像情報であっても、対象者の身体の各部位
の運動状態を示す三次元座標の情報であっても、運動時
の情報が抽出されているので効率的な判断を可能にする
ものとなり、調査員やケアマネージャが複数の対象者の
障害の程度を把握しようとする場合にも、時間的、身体
的な負担を軽減して精度の高い判断を可能にするものと
なる。
【0036】〔ケアプラン作成方法〕前述した生活情報
取得システムで得た情報は、介護保険の対象者との面接
に基づいて作成される調査書と併せて用いることにより
介護保険の対象者の障害の程度を正確な判断を行えるも
のとなっており、これに基づいて要介護の認定が行われ
た後には、ケアプランを作成することになる。そして、
本発明は、このケアプランを作成する際にも有効であ
る。
【0037】つまり、ケアプランを作成する際には、図
8に示すように、ケアマネージャが認定調査の結果を取
得すると共に、このように取得した認定結果の情報を、
ケアマネージャのコンピュータ1にインストールした既
存のソフトウエアに対して入力することでケア案を作成
する。次に、ケアマネージャがセンシング部Sで取得さ
れ観察部のコンピュータ1に保存された生活データベー
スと、運動データベースから対象とする対象者の生活情
報と運動情報とを抽出してディスプレイ2に表示し、こ
の表示に基づいて前述のように作成したケア案に修正が
必要であると判断した場合にはケアマネージャが修正を
行う。
【0038】次に、この対象者と同程度の要介護認定者
のケアプランを抽出して(このケアプランの抽出はケア
マネージャのコンピュータにデータとして保存されてい
るものから抽出することでも、外部の情報から抽出する
ことでも良い)参照し、この参照の結果、必要な場合に
はケアマネージャがケア案を修正する、あるいは、複数
のケア案を作成する。又、インターネットNを介して介
護サービス業者のコンピュータ1のデータベースにアク
セスして、前記ケア案と類似するケアプランと、このケ
アプランに対する介護サービスとを抽出し、これらとケ
ア案とを対比させ、必要な場合にはケアマネージャがケ
ア案を修正する、あるいは、複数のケア案を作成する。
【0039】このようにケア案のチェックを終えると、
ケアマネージャが対象者、あるいは、その家族に対して
TV電話等を介してケア案のカンファレンスを行い、
又、必要な場合には介護サービス業者や医師ともTV電
話等で連絡を取り合い、ケア案に基づいてケアプランを
決定するものとなる。
【0040】このようにケアプランが作成された後に
は、介護サービス業者がケアプランに従ってケアを実施
するものであるが、要介護者は時間が経過するに伴って
障害の程度が変化することもあり、これに対応してケア
プランの修正(更新)を必要とすることもある。このよ
うにケアプランの修正を行う場合にも前述した生活情報
取得システムを介して生活情報の取得を行える。
【0041】つまり、ケアプランの修正を行う際には、
図9に示すように生活情報取得システムを用いて要介護
認定後の対象者の生活情報を前述と同様にデータベース
化して保存し、ケアマネージャのコンピュータセットの
ディスプレイ2に表示する。ケアマネージャはこの表示
に基づいてケアプランの修正を必要とすると判断した場
合には、修正を行い、ケアマネージャが対象者、あるい
は、その家族に対してTV電話等を介して修正したケア
プランのカンファレンスを行い、又、必要な場合には介
護サービス業者や医師ともTV電話等で連絡を取り合
い、修正したケアプランに基づいてケアプランを決定す
るものとなる。
【0042】このように、本発明では、ケアプランを作
成する場合には、生活情報取得システムで取得した対象
者の生活情報、類似した対象者に対して既に作成されて
いるケアプラン、介護サービス業者の介護サービス夫々
のと突き合わせた状態で修正を行えるので、対象者の実
状に応じたもので、過去のケアプランに基づいた経験が
活かされ、業者の具体的なサービスに即したケアプラン
を作成できるものとなっている。又、ケアプランを修正
する場合にも同様に対象者の障害が改善した場合でも悪
化した場合でも、業者の介護サービスと整合していない
場合でも無理なく最適なケアプランに修正できるものと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システムの全体構成図
【図2】対象者の生活環境を示す図
【図3】センシング部の制御系のブロック回路図
【図4】センシング部と観察部との間の情報の流れを示
す図
【図5】モーションキャプチャに用いるベストを示す図
【図6】センシング部の制御系のブロック回路図
【図7】センシング部と観察部との間の情報の流れを示
す図
【図8】ケアプランの作成方法の処理の流れを示す図
【図9】ケアプランの修正方法の処理の流れを示す図
【符号の説明】
2 表示手段 21 モーションキャプチャ N 通信手段 S センシング部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象者として介護保険の認定を申請した
    認定申請者、あるいは、対象者として要介護の認定を受
    けた要介護認定者が生活する環境内で、その対象者の生
    活情報を取得するセンシング部と、このセンシング部で
    取得した生活情報を通信手段を介して獲得して表示手段
    に対して表示する観察部とを備えている生活情報取得シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記センシング部が、前記対象者である
    ことを識別する識別手段と、対象者の身体の運動の開始
    を検出するセンサと、前記環境内を撮影する全体カメラ
    と、対象者を拡大撮影する部分カメラと、前記識別手段
    で対象者であることを識別した状態で、かつ、前記セン
    サで運動の開始を検出した際に部分カメラでの撮影を行
    う制御装置とを備えると共に、前記観察部は全体カメラ
    及び部分カメラで撮影された画像を生活情報として獲得
    するよう構成されている請求項1記載の生活情報取得シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記部分カメラは、動画を撮影するムー
    ビーカメラで構成され、前記制御装置は、前記センサで
    対象者の運動の開始を検出した場合にはムービーカメラ
    を予め設定された時間だけ作動させて、その画像情報を
    保存手段に保存する処理を行うよう構成されると共に、
    前記観察部は、この保存手段に保存された画像情報を任
    意のタイミングで通信手段を介して獲得するよう処理形
    態が設定されている請求項2記載の生活情報取得システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記センシング部が、対象者の身体に設
    定した複数の動作ポイントの位置の動きを捉えるモーシ
    ョンキャプチャを備えて構成されている請求項1記載の
    生活情報取得システム。
  5. 【請求項5】 対象者に対する認定調査結果に基づいた
    ケア案を作成すると共に、請求項1記載の生活情報取得
    システムで取得される生活情報に基づいて対象者の障害
    の程度を取得し、この障害の程度と前記ケア案からケア
    プランを作成するケアプランの作成方法。
  6. 【請求項6】 前記ケア案から前記ケアプランを作成す
    る際に、介護保険の他の対象者に対して過去に作成され
    た複数のケアプラン情報と対比させ、この対比に基づい
    て前記ケア案からケアプランを作成する5記載のケアプ
    ランの作成方法。
  7. 【請求項7】 前記ケア案から、前記ケアプランを作成
    する際に、ケアプランを実施する業者のサービス情報に
    基づいて前記ケア案からケアプランを作成する請求項5
    又は6記載のケアプランの作成方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の生活情報取得システムで
    獲得される生活情報に基づいて対象者の障害の程度を求
    め、この障害の程度に基づいて、既に作成されているケ
    アプランから新たにケアプランを作成する請求項5記載
    のケアプラン作成方法。
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