JP2002107015A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2002107015A
JP2002107015A JP2000298760A JP2000298760A JP2002107015A JP 2002107015 A JP2002107015 A JP 2002107015A JP 2000298760 A JP2000298760 A JP 2000298760A JP 2000298760 A JP2000298760 A JP 2000298760A JP 2002107015 A JP2002107015 A JP 2002107015A
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克典 永吉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移設後の閉鎖弁の開け忘れを検知する。 【解決手段】停止制御部(62)は、圧縮機(21)が駆動
を開始した後の所定時間内に高圧冷媒圧力が所定圧力を
越えると圧縮機(21)を停止する。リトライ制御部(6
3)は、圧縮機(21)を停止すると、圧縮機(21)の再
起動制御を実行する。初期運転制御部(64)は、最初の
空調運転を制御する初期制御を実行すると共に、リトラ
イ制御部(63)による圧縮機(21)の再起動制御の実行
を禁止する。記憶制御部(65)は、初期制御が終了する
と、初期制御の再実行を禁止する禁止情報を記憶する。
再実行制御部(66)は、冷媒を回収する回収運転を終了
すると、初期運転制御部(64)が初期制御を再実行する
ように、記憶制御部(65)に記憶されている禁止情報を
消去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置に関
し、特に、圧縮機の起動対策に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和装置には、特開平8
−100944号公報に開示されているように、室外ユ
ニットと室内ユニットとが冷媒配管によって接続された
セパレートタイプのものがある。そして、圧縮機の吐出
側には、高圧保護圧力スイッチを設け、高圧冷媒圧力が
異常上昇したときには、圧縮機を停止させることによ
り、装置の保護を図っている。そして、圧縮機を停止し
てから所定時間が経過すると、再起動させるようにして
いる。
【0003】一方、一般的に、セパレートタイプの空気
調和装置には閉鎖弁が設けられている。据え付け後にこ
の閉鎖弁を開けるの忘れ、そのまま運転させてしまう場
合にも高圧冷媒圧力の異常上昇が起こり得る。このよう
な恒常的な異常がある場合には、圧縮機を再起動して
も、またすぐに異常な高圧状態となってしまうため、圧
縮機を再起動させない制御を行うようにしている。つま
り、このような閉鎖弁の開け忘れによる異常は、据付後
に初めて空調運転を行う際に起こるため、最初の空調運
転を行った際に圧縮機の駆動後の所定時間内に異常な高
圧状態となったときには、圧縮機を停止させた後、再起
動させないように制御することにより、装置部品を損傷
させないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧縮機
を再起動させないように制御するのを最初の空調運転時
に限ると、移設した後に空調運転を行った際に異常な高
圧状態となったときには、圧縮機を停止した後に再起動
してしまう。従って、上記空気調和装置を移設して据え
付けたときには、本来の目的である閉鎖弁の開け忘れを
検知することができないという問題があった。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、移設したときにも閉鎖弁の開け忘れを検知し
て、リトライ動作による装置部品の損傷を防止すること
により、空気調和装置の信頼性を向上することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】空気調和装置(10)を移
設するときには、冷媒を回収する回収運転を行うことに
着目し、本発明は、冷媒を回収する回収運転を終了する
と、次回の空調運転時には、圧縮機(21)の再起動制御
を禁止するするようにしたものである。
【0007】具体的に、第1の解決手段は、冷媒回路
(11)の冷媒状態が所定の状態になると、該冷媒回路
(11)の圧縮機(21)を停止させ、その後、該圧縮機
(21)を再起動させる一方、最初の空調運転時には、上
記圧縮機(21)の再起動を禁止する一方、冷媒を回収す
る回収運転を終了した次の空調運転時に、上記圧縮機
(21)の再起動を禁止する。
【0008】また、第2の解決手段は、冷媒回路(11)
の冷媒状態が所定の状態になると、該冷媒回路(11)の
圧縮機(21)を停止させ、その後、該圧縮機(21)を再
起動させる空気調和装置を前提として、冷媒を回収する
回収運転を終了した次の空調運転時に、上記圧縮機(2
1)の再起動を禁止する。
【0009】また、第3の解決手段は、蒸気圧縮式冷凍
サイクルの冷媒回路(11)を備える一方、該冷媒回路
(11)の冷媒状態が所定の状態になると上記冷媒回路
(11)の圧縮機(21)を停止させる停止手段(62)と、
上記圧縮機(21)が停止すると、該圧縮機(21)の再起
動制御を実行するリトライ手段(63)と、最初の空調運
転を制御する初期制御を実行すると共に、該初期制御時
に上記リトライ手段(63)による圧縮機(21)の再起動
制御の実行を禁止する初期運転手段(64)と、冷媒を回収
する回収運転を終了した次の空調運転時に、上記初期運
転手段(64)を実行させる再実行手段(66)とを備えて
いる。
【0010】また、第4の解決手段は、上記第3の解決
手段において、初期運転手段(64)は、初期制御の実行
終了後に、該初期制御の再実行を禁止する禁止情報を記
憶する記憶手段(65)を備える一方、再実行手段(66)
は、初期運転手段(64)が初期制御を再実行するように
記憶手段(65)の禁止情報を消去する。
【0011】また、第5の解決手段は、上記第3又は第
4の解決手段において、冷媒回路(11)の高圧冷媒圧力
を検出する圧力検出手段(HS1)を備え、停止手段(6
2)は、圧縮機(21)が駆動を開始した後の所定時間内
に上記圧力検出手段(HS1)が検出した高圧冷媒圧力が
所定圧力を越えると圧縮機(21)を停止させ、初期運転
手段(64)は、ヒートポンプサイクル運転を実行する初
期制御を実行すると共に、該初期制御時にリトライ手段
(63)による圧縮機(21)の再起動制御の実行を禁止す
る。
【0012】すなわち、上記第1の解決手段では、最初
の空調運転を行ったときに、冷媒回路(11)の冷媒状態
が所定の状態になると、圧縮機(21)を停止し、該圧縮
機(21)を再起動しない。その後の空調運転では、冷媒
回路(11)の冷媒状態が所定の状態になると、圧縮機
(21)を停止し、その後、該圧縮機(21)を再起動す
る。冷媒を回収する回収運転を終了すると、回収運転終
了後の次の空調運転時に、圧縮機(21)を再起動させな
いようにする一方、空気調和装置(10)の移設が可能と
なる。空気調和装置(10)を移設した後に空調運転を行
うときには、冷媒状態が所定の状態となって圧縮機(2
1)を停止したときには、圧縮機(21)を再起動しな
い。
【0013】また、上記第2の解決手段では、冷媒を回
収する回収運転を終了すると、回収運転終了後の次の空
調運転時に、圧縮機(21)を再起動させないようにする
一方、空気調和装置(10)の移設が可能となる。空気調
和装置(10)を移設した後に空調運転を行うときには、
冷媒状態が所定の状態となって圧縮機(21)を停止した
ときには、圧縮機(21)を再起動しない。
【0014】また、上記第3の解決手段では、最初の空
調運転では、初期制御を実行する。この初期制御では、
冷媒回路(11)の冷媒状態が所定の状態になると圧縮機
(21)を停止する一方、圧縮機(21)を再起動する再起
動制御の実行が禁止されるので、圧縮機(21)を再起動
しない。その後の空調運転では、初期制御を実行しない
ため、冷媒回路(11)の冷媒状態が所定の状態になると
圧縮機(21)を停止し、その後、該圧縮機(21)の再起
動制御を実行する。冷媒を回収する回収運転を終了する
と、回収運転終了後の次の空調運転時に、圧縮機(21)
の再起動制御の実行を再び禁止する一方、空気調和装置
(10)の移設が可能となる。空気調和装置(10)を移設
した後の最初の空調運転を行うときには、初期制御を実
行し、冷媒状態が所定の状態となって圧縮機(21)を停
止したときには、圧縮機(21)の再起動制御の実行を禁
止するので、圧縮機(21)を再起動しない。
【0015】また、上記第4の解決手段では、上記第3
の解決手段において、初期制御の実行を終了すると、記
憶手段(65)が初期制御の再実行を禁止する禁止情報を
記憶する。その後の空調運転では、初期制御の実行が禁
止されるため、冷媒回路(11)の冷媒状態が所定の状態
になると圧縮機(21)を停止し、その後、圧縮機(21)
の再起動制御を実行する。冷媒を回収する回収運転を終
了すると、記憶手段(65)に記憶されている初期制御の
再実行を禁止する禁止情報を消去するため、回収運転終
了後の次の空調運転時には、圧縮機(21)の再起動制御
の実行を再び禁止する。一方、回収運転を終了している
ため、空気調和装置(10)の移設が可能となる。空気調
和装置(10)を移設した後の最初の空調運転を行うとき
には、初期制御を再実行し、冷媒状態が所定の状態とな
って圧縮機(21)を停止したときには、圧縮機(21)の
再起動制御を実行しない。
【0016】また、上記第5の解決手段では、上記第3
又は第4の解決手段において、最初の空調運転を制御す
る初期制御では、ヒートポンプサイクル運転動作を行
う。圧縮機(21)を駆動して所定時間内に高圧冷媒圧力
が所定圧力を越えると、圧縮機(21)を停止し、再起動
制御を実行しない。つまり、閉鎖弁を開け忘れていると
きには、圧縮機(21)を駆動すると、すぐに高圧冷媒圧
力が異常に上昇するので、高圧冷媒圧力を検知すること
により、閉鎖弁の開け忘れを検知することができる。空
気調和装置(10)を移設した後に最初の空調運転を行う
ときも同様に、初期制御を実行する。つまり、ヒートポ
ンプサイクル運転動作を行い、圧縮機(21)の駆動後の
所定時間内に高圧冷媒圧力が所定圧力を越えると、圧縮
機(21)を停止し、再起動制御を実行しない。
【0017】
【発明の効果】従って、上記解決手段によれば、冷媒を
回収する回収運転を終了した次の空調運転時に圧縮機
(21)を再起動させないようにしたために、空気調和装
置(10)を移設したときに、例えば、閉鎖弁(14,15)
の開け忘れのような異常状態を検知することができると
共に、圧縮機(21)の無駄な再起動を防止して、装置部
品の損傷を防止し、信頼性を向上させることができる。
【0018】また、上記第4の解決手段によれば、初期
制御の実行終了後に禁止情報を記憶すると共に、冷媒を
回収する回収運転を終了すると禁止情報を消去するよう
にしたために、初期制御の終了後には、圧縮機(21)の
再起動制御を実行することができる一方、移設後の最初
の空調運転時には、確実に再起動制御を禁止することが
できる。
【0019】また、上記第5の解決手段によれば、初期
制御では、ヒートポンプサイクル運転動作を行って、高
圧冷媒圧力によって判定するようにしたために、低圧冷
媒圧力を検知する圧力検出手段を省略することができる
と共に、確実に閉鎖弁(14,15)の開け忘れを検知する
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0021】本実施形態は、図1に示すように、室外ユ
ニット(20)と室内ユニット(30)とが接続されたいわ
ゆるセパレートタイプの空気調和装置(10)である。
【0022】上記室外ユニット(20)は、圧縮機(21)
と四路切換弁(22)と室外熱交換器(23)と補助熱交換
器(24)と膨張回路(25)とを備えて構成されている。
【0023】上記室内ユニット(30)は、室内熱交換器
(31)を備えている。
【0024】そして、上記圧縮機(21)と四路切換弁
(22)と室外熱交換器(23)と補助熱交換器(24)と膨
張回路(25)と室内熱交換器(31)とが順に接続され、
冷媒が循環する蒸気圧縮式冷凍サイクルの冷媒回路(1
1)が構成されている。
【0025】上記室外ユニット(20)と室内ユニット
(30)とは、液側配管(12)及びガス側配管(13)によ
り接続されている。液側配管(12)は、膨張回路(25)
と室内熱交換器(31)とを接続している。ガス側配管
(13)は、四路切換弁(22)と室内熱交換器(31)とを
接続している。
【0026】上記圧縮機(21)は、スクロールタイプの
圧縮機(21)に構成され、電動機(図示せず)を介して
インバータ回路に接続されている。上記圧縮機(21)
は、インバータ回路の出力周波数を変更することによ
り、電動機の回転数を変更して運転容量である圧縮機容
量を調整するように構成されている。この圧縮機(21)
の吐出側には吐出管(26)が、吸入側には吸入管(27)
がそれぞれ接続されている。
【0027】上記四路切換弁(22)は、切り換えにより
冷媒回路(11)における冷媒の循環方向が反転し、冷凍
サイクル運転動作とヒートポンプサイクル運転動作とを
切り換えるように構成されている。
【0028】上記室外熱交換器(23)及び補助熱交換器
(24)は、いわゆるクロスフィン形の熱交換器に構成さ
れ、室外空気と冷媒とを熱交換させる。
【0029】上記膨張回路(25)は、ブリッジ回路で構
成される方向制御回路(41)と、この方向制御回路(4
1)に接続される一方向通路(42)とにより構成されて
いる。上記方向制御回路(41)は、冷房運転時には室外
熱交換器(23)からの冷媒を、また暖房運転時には室内
熱交換器(31)からの冷媒を一方向通路(42)に案内す
るように構成されている。
【0030】上記一方向通路(42)には、上流側に位置
して冷媒を貯留しながら冷媒を流出させるレシーバ(4
3)と、その下流側に位置する開度調整可能な電動弁(4
4)とが直列に配置されている。このレシーバ(43)に
は、冷媒の循環方向に拘わらず常に液冷媒が流入する。
【0031】上記一方向通路(42)は、上記レシーバ
(43)と電動弁(44)との間において、圧縮機(21)の
停止時における液封を防止する液封防止通路(46)を介
して、圧縮機(21)の吐出管(26)に接続されている。
この液封防止通路(46)には、上記一方向通路(42)か
ら吐出管(26)への冷媒の流通を許容する逆止弁(47)
が設置されている。
【0032】上記方向制御回路(41)は、第1流入路
(48)と、第1流出路(49)と、第2流入路(50)と、
第2流出路(51)とがブリッジ状に接続されて構成され
ている。各流入路及び各流出路には、それぞれ逆止弁
(CV)が設けられている。
【0033】上記第1流入路(48)は、室外熱交換器
(23)が接続される第1接続点(52)から、1方向通路
の上流端が接続される第2接続点(53)に向かう冷媒流
れを形成している。また、上記第1流出路(49)は、一
方向通路(42)の下流端が接続される第3接続点(54)
から、室内熱交換器(31)が接続される第4接続点(5
5)に向かう冷媒流れを形成している。
【0034】上記第2流入路(50)は、第4接続点(5
5)から第2接続点(53)に向かう冷媒流れを形成して
いる。また、上記第2流出路(51)は、第3接続点(5
4)から第1接続点(52)に向かう冷媒流れを形成して
いる。
【0035】上記レシーバ(43)の上部と、常時低圧液
配管となる一方向通路(42)における電動弁(44)より
下流側との間にはバイパス通路(56)が接続されてい
る。該バイパス通路(56)には電磁弁(57)が設置され
ており、レシーバ(43)内のガス冷媒を抜くことができ
るように構成されている。
【0036】上記液側配管(12)及びガス側配管(13)
には、それぞれ閉鎖弁(14,15)が設置されている。こ
の各閉鎖弁(14,15)は、室外ユニット(20)及び室内
ユニット(30)が据え付けられるまで、クリーン状態を
保持する等の理由により閉鎖されている。そして、この
各閉鎖弁(14,15)は、通常据え付け完了後に試運転を
する際に据付業者により開放され、その後は開放された
ままとなる。
【0037】上記圧縮機(21)の吐出管(26)には、該
圧縮機(21)の吐出側の冷媒温度である吐出管温度を検
出する吐出管温度センサ(Td)が設置されている。ま
た、室外ユニット(20)の空気吸込口には、室外温度を
検出する室外温度センサ(To)が配置され、室外熱交換
器(23)には、冷房運転時には凝縮温度となり、暖房運
転時には蒸発温度となる室外熱交温度を検出する室外熱
交温度センサ(Tc)が配置されている。上記室内ユニッ
ト(30)の空気吸込口には、室内温度を検出する室内温
度センサ(Tr)が配置され、室内熱交換器(31)には、
冷房運転時には蒸発温度となり、暖房運転時には凝縮温
度となる室内熱交温度を検出する室内熱交温度センサ
(Te)が配置されている。
【0038】上記圧縮機(21)の吐出管(26)には、高
圧冷媒圧力を検出して、該高圧冷媒圧力が所定圧力より
高圧になるとオンとなって高圧保護信号を出力する高圧
保護圧力スイッチ(HS1)と、高圧冷媒圧力を検出して
高圧制御信号を出力する高圧制御圧力センサ(HS2)と
が配置されている。上記高圧保護圧力スイッチ(HS1)
が圧力検出手段を構成している。
【0039】上記各温度センサ(Td,To,Tc,Tr,Te)、高
圧保護圧力スイッチ(HS1)、及び高圧制御圧力センサ
(HS2)からの出力信号がコントローラ(60)に入力さ
れる。該コントローラ(60)は、運転制御部(61)と停
止制御部(62)とリトライ制御部(63)と初期運転制御
部(64)と再実行制御部(66)とを備えて構成されてい
る。
【0040】上記運転制御部(61)は、空調負荷に基づ
いてインバータ回路の出力周波数を変更することによ
り、圧縮機容量を調整するように構成されている。ま
た、上記運転制御部(61)は、室外熱交温度センサ(T
c)及び室内熱交温度センサ(Te)が検出する凝縮温度
や蒸発温度から最適な冷凍効果を与える吐出管温度の最
適値を導出し、該吐出管温度がその最適値になるように
電動弁(44)の開度を調整するように構成されている。
【0041】上記停止制御部(62)は、停止手段を構成
し、圧縮機(21)が駆動を開始した後の所定時間内に高
圧冷媒圧力が所定圧力を越えたときは、異常状態と判定
して、圧縮機(21)を停止するように構成されている。
具体的には、上記停止制御部(62)は、圧縮機(21)が
駆動を開始した後の所定時間を計測し、この計測時間内
に高圧冷媒圧力が所定圧力より高圧となって高圧保護圧
力スイッチ(HS1)がオンしたときは、例えば、閉鎖弁
(14,15)の開け忘れ等の異常状態と判定して、圧縮機
(21)を停止するように構成されている。
【0042】上記リトライ制御部(63)は、リトライ手
段を構成している。つまり、上記リトライ制御部(63)
は、圧縮機(21)が一旦停止すると、その後、所定の待
機時間が経過すると、圧縮機(21)を再起動させる再起
動制御を実行するように構成されている。
【0043】上記初期運転制御部(64)は、初期運転手段
を構成している。つまり、上記初期運転制御部(64)
は、最初の空調運転を行うときに、冷媒回路(11)にお
ける冷媒の循環動作をヒートポンプサイクル運転動作に
切り換えて空調運転を行う初期制御を実行するように構
成されている。また、上記初期運転制御部(64)は、初
期制御時に所定時間内に高圧冷媒圧力が所定圧力より高
圧となって圧縮機(21)を停止した場合には、圧縮機
(21)の再起動制御の実行を禁止し、その後に所定の待
機時間が経過しても、圧縮機(21)を再起動させないよ
うに構成されている。
【0044】また、上記初期運転制御部(64)は、記憶
手段を構成する記憶制御部(65)を備えている。該記憶
制御部(65)は、メモリが備えられ、初期制御が終了す
ると、この初期制御の再実行を禁止する禁止情報をメモ
リに書き込むように構成されている。メモリにこの禁止
情報が書き込まれている場合に空調運転が開始される
と、初期制御が実行されずに通常の空調運転が行われる
と共に、圧縮機(21)の再起動制御が実行される。
【0045】上記再実行制御部(66)は、再実行手段を
構成し、冷媒を回収する回収運転を終了すると、上記初
期運転制御部(64)が初期制御を再実行するように上記
記憶制御部(65)のメモリに記憶されている禁止情報を
消去するように構成されている。
【0046】−運転動作− 先ず、上記空気調和装置(10)の据付から移設に至るま
での流れについて、図2の状態図を参照しながら説明す
る。
【0047】上記空気調和装置(10)の据付が完了する
と(状態ST1)、通常は据付業者が、据付後の最初の空
調運転を行う。この最初の空調運転では、四路切換弁
(22)を図1中の破線に示す側に切り換えることによ
り、吐出管(26)とガス側配管(13)とを連通させて、
暖房運転を行う初期制御が実行される(状態ST2)。
【0048】この最初の空調運転では、例えば、閉鎖弁
(14,15)を開け忘れているような場合には、圧縮機(2
1)の駆動開始後の所定時間内に高圧冷媒圧力が所定圧
力より高圧となって高圧保護圧力スイッチ(HS1)がオ
ンする。そして、圧縮機(21)を停止するが、初期制御
を実行しているために、所定の待機時間が経過しても圧
縮機(21)を再起動しない。従って、例えば、閉鎖弁
(14,15)を開け忘れているような場合には、圧縮機(2
1)を再起動しないため、据付業者が異常に気付き、閉
鎖弁(14,15)の開け忘れに気付くことができる。
【0049】初期制御を終了すると、記憶制御部(65)
に備えられるメモリに初期制御の再実行を禁止する禁止
情報を書き込む(状態ST3)。
【0050】その後に圧縮機(21)が起動するときに
は、初期制御を実行しない通常の空調運転を行う(状態
ST4)。つまり、この通常の空調運転では、初期制御を
実行しないため、圧縮機(21)の駆動開始後の所定時間
内に高圧冷媒圧力が所定圧力を越えて、圧縮機(21)を
停止した場合には、所定の待機時間が経過したときに、
圧縮機(21)を再起動する。
【0051】そして、通常の空調運転を行った後に冷媒
を回収する回収運転を終了すると(状態ST5)、記憶制
御部(65)のメモリに書き込まれている、初期制御の再
実行を禁止する禁止情報を消去する(状態ST6)。冷媒
を回収して運転を終了すると、空気調和装置(10)の移
設が可能となる。空気調和装置(10)を移設した後(状
態ST7)に、最初の空調運転を行う際には、初期制御の
再実行を禁止する禁止情報が既に消去されているので、
再度、初期制御が実行される(状態ST2)。この初期制
御では、圧縮機(21)の駆動開始後の所定時間内に高圧
冷媒圧力が所定圧力を越えて、圧縮機(21)を停止した
場合において、所定の待機時間が経過しても圧縮機(2
1)を再起動しない。従って、空気調和装置(10)を移
設した場合にも、例えば、閉鎖弁(14,15)の開け忘れ
のような異常状態を検知することができる。
【0052】続いて、上記初期制御の制御動作につい
て、図3のフロー図を参照しながら説明する。
【0053】まず、ステップST21において電源が投入さ
れた後、ステップST22において運転が開始されると、ス
テップST23において四路切換弁(22)を図1中の破線に
示す側に切り換えることにより、暖房運転が行われ、ス
テップST24に移る。ステップST24において圧縮機(21)
を駆動して、ステップST25に移る。ステップST25では、
圧縮機(21)の駆動開始後の所定時間内に高圧冷媒圧力
が所定圧力より高圧となったか否かを判定し、所定時間
を経過するまでに高圧冷媒圧力が所定圧力より高圧にな
らなかったときは、運転を継続すると共に、ステップST
26に移り、初期制御を終了する。従って、この後は通常
の空調運転となり、圧縮機(21)が停止した場合には、
所定の待機時間の経過後に圧縮機(21)の再起動制御を
実行する。一方、圧縮機(21)の駆動開始後の所定時間
内に、高圧冷媒圧力が所定圧力より高圧となって高圧保
護圧力スイッチ(HS1)がオンすると、ステップST25の
判定がYESとなり、ステップST27に移って、圧縮機
(21)を停止し、ステップST28において、圧縮機(21)
の再起動制御の実行を禁止する。従って、圧縮機(21)
が再起動しないため、据付業者が異常に気付き、閉鎖弁
(14,15)の開け忘れを検知することができる。そし
て、ステップST22に戻る。閉鎖弁(14,15)を開けた後
に、運転を再開するときには、上記ステップST22からス
テップST25を実行し、圧縮機(21)の駆動開始後の所定
時間内に高圧冷媒圧力が所定圧力より高圧にならなかっ
たときは、ステップST26に移り、初期制御を終了する。
【0054】−実施形態の効果− 本実施形態によれば、以下のような効果が発揮される。
【0055】冷媒を回収する回収運転を終了した次の空
調運転時に圧縮機(21)を再起動させないようにしたた
めに、空気調和装置(10)を移設したときに、例えば、
閉鎖弁(14,15)の開け忘れのような異常状態を検知す
ることができると共に、圧縮機(21)の無駄な再起動を
防止して、装置部品の損傷を防止し、信頼性を向上させ
ることができる。
【0056】また、初期制御の実行終了後に禁止情報を
記憶すると共に、冷媒を回収する回収運転を終了すると
禁止情報を消去するようにしたために、初期制御の終了
後には、圧縮機(21)の再起動制御を実行することがで
きる一方、移設後の最初の空調運転時には、確実に再起
動制御を禁止することができる。
【0057】また、初期制御では、ヒートポンプサイク
ル運転動作を行って、高圧冷媒圧力によって判定するよ
うにしたために、低圧冷媒圧力を検知する圧力検出手段
を省略することができると共に、確実に閉鎖弁(14,1
5)の開け忘れを検知することができる。
【0058】<発明のその他の実施の形態>本発明は、
上記実施形態について、初期運転制御部(64)は、記憶
制御部(65)を省略すると共に、再実行制御部(66)
は、冷媒を回収する回収運転を終了すると、次回の空調
運転時に初期制御を再実行させるように構成してもよ
い。
【0059】また、圧力検出手段を圧縮機(21)の吸入
側にのみ設置して、初期制御において、冷凍サイクル運
転動作に切り換えて運転を行う構成にし、停止制御部
(62)は、所定時間内に低圧冷媒圧力が所定圧力より低
圧になったときに、圧縮機(21)を停止するように構成
してもよい。
【0060】また、上記実施形態では、スクロールタイ
プの圧縮機(21)を用いているが、その他の形式の圧縮
機、例えばローリングピストン型の圧縮機を用いてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る空気調和装置の全体構
成を示す冷媒系統図である。
【図2】本発明の実施形態に係る空気調和装置の据付か
ら移設までの流れを示す状態図である。
【図3】本発明の実施形態に係る空気調和装置の初期制
御を示すフロー図である。
【符号の説明】
(11) 冷媒回路 (21) 圧縮機 (62) 停止制御部 (63) リトライ制御部 (64) 初期運転制御部 (65) 記憶制御部 (66) 再実行制御部 (HS1) 高圧保護圧力スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 松浦 弘幸 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 Fターム(参考) 3L060 AA02 AA04 CC08 CC16 DD01 EE02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒回路(11)の冷媒状態が所定の状態
    になると、該冷媒回路(11)の圧縮機(21)を停止さ
    せ、その後、該圧縮機(21)を再起動させる一方、 最初の空調運転時には、上記圧縮機(21)の再起動を禁
    止する一方、冷媒を回収する回収運転を終了した次の空
    調運転時に、上記圧縮機(21)の再起動を禁止すること
    を特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 冷媒回路(11)の冷媒状態が所定の状態
    になると、該冷媒回路(11)の圧縮機(21)を停止さ
    せ、その後、該圧縮機(21)を再起動させる空気調和装
    置において、 冷媒を回収する回収運転を終了した次の空調運転時に、
    上記圧縮機(21)の再起動を禁止することを特徴とする
    空気調和装置。
  3. 【請求項3】 蒸気圧縮式冷凍サイクルの冷媒回路(1
    1)を備える一方、 該冷媒回路(11)の冷媒状態が所定の状態になると上記
    冷媒回路(11)の圧縮機(21)を停止させる停止手段
    (62)と、 上記圧縮機(21)が停止すると、該圧縮機(21)の再起
    動制御を実行するリトライ手段(63)と、 最初の空調運転を制御する初期制御を実行すると共に、
    該初期制御時に上記リトライ手段(63)による圧縮機
    (21)の再起動制御の実行を禁止する初期運転手段(64)
    と、 冷媒を回収する回収運転を終了した次の空調運転時に、
    上記初期運転手段(64)を実行させる再実行手段(66)
    とを備えている空気調和装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 初期運転手段(64)は、初期制御の実行終了後に、該初
    期制御の再実行を禁止する禁止情報を記憶する記憶手段
    (65)を備える一方、 再実行手段(66)は、初期運転手段(64)が初期制御を
    再実行するように記憶手段(65)の禁止情報を消去する
    ことを特徴とする空気調和装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4において、 冷媒回路(11)の高圧冷媒圧力を検出する圧力検出手段
    (HS1)を備え、 停止手段(62)は、圧縮機(21)が駆動を開始した後の
    所定時間内に上記圧力検出手段(HS1)が検出した高圧
    冷媒圧力が所定圧力を越えると圧縮機(21)を停止さ
    せ、 初期運転手段(64)は、ヒートポンプサイクル運転を実
    行する初期制御を実行すると共に、該初期制御時にリト
    ライ手段(63)による圧縮機(21)の再起動制御の実行
    を禁止することを特徴とする空気調和装置。
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