JP2002106929A - 冷凍空調装置の遠隔監視システム、冷凍空調装置の変調通知方法 - Google Patents

冷凍空調装置の遠隔監視システム、冷凍空調装置の変調通知方法

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JP2002106929A
JP2002106929A JP2000304867A JP2000304867A JP2002106929A JP 2002106929 A JP2002106929 A JP 2002106929A JP 2000304867 A JP2000304867 A JP 2000304867A JP 2000304867 A JP2000304867 A JP 2000304867A JP 2002106929 A JP2002106929 A JP 2002106929A
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air
refrigeration
modulation
heat source
detecting
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JP2000304867A
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Keisuke Sotozono
圭介 外囿
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍空調装置から異常通報を受けてからサー
ビスマンが現地へ到着するまでの間、冷凍空調機能が停
止した状態が長時間化するという課題。 【解決手段】 熱源機、熱源側熱交換器、絞り装置およ
び利用側熱交換器で冷媒回路を構成する冷凍空調装置1
03に対し、伝送手段106を介して冷凍空調装置10
3に関する情報を監視する遠隔監視システム104にお
いて、冷凍空調装置の変調を検出する変調検出手段20
1を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷凍空調装置を
監視する冷凍空調装置の遠隔監視システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図27は、従来の冷凍空調装置の遠隔監
視システムを示すシステム概略図である。図27におい
て、熱源側ユニット101と利用側負荷ユニット102
とで現地の冷凍空調装置103を構成している。冷凍空
調装置103の運転状態情報などを遠隔監視することを
目的にした情報遠隔監視システム104は、冷凍空調装
置103と情報遠隔監視システム104との間で通信の
ためのインターフェイスとなる監視用モデム105と、
監視用モデム105と情報遠隔監視システム104との
間での情報伝送手段である電話回線などの公衆回線10
6とによって冷凍空調装置103とネットワーク接続さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図27に示すような従
来の冷凍空調装置の遠隔監視システムにおいて、図28
に示すように万一、冷凍空調装置にて異常が発生し冷凍
空調機能が停止した状態となった場合、冷凍空調装置か
らの異常発生通報を受けて初めてサービスマンに復旧作
業のための出動指令が出される。これでは、現地の冷凍
空調装置から異常通報を受けてからサービスマンが現地
へ到着するまでの間、冷凍空調機能が停止した状態が長
時間化し、サービスマンが現地到着してからも原因究
明、復旧作業と機能が回復するまでに時間がかかること
が考えられ、例えば食品を扱う冷凍機などの場合にはそ
の被害が甚大なものとなる可能性がある。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、冷凍空調装置の運転状態を監視
し、万一の異常発生による冷凍空調機能の停止を防止す
るための未然処置を可能とし、迅速な原因究明と復旧作
業を実施にて機能正常回復までの時間を大幅に短縮させ
ることのできる冷凍空調装置の遠隔監視システムを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る冷凍空調
装置の遠隔監視システムは、圧縮機などの熱源機並びに
熱源側熱交換器、絞り装置および利用側熱交換器で冷媒
回路を構成する冷凍空調装置に対し、ネットワークを介
して前記冷凍空調装置に関する情報を監視する冷凍空調
装置の遠隔監視システムにおいて、前記冷凍空調装置の
変調を検出する変調検出手段を備えたものである。
【0006】また、利用側負荷を検出する利用側負荷検
出手段と、利用側の負荷設定値を検出する利用側負荷設
定値検出手段とを備えた冷凍空調装置に対し、前記変調
検出手段は前記利用側負荷と前記負荷設定値とを比較
し、前記冷凍空調装置の変調を検出するものである。
【0007】また、熱源機の運転状態を検出する熱源機
運転状態検出手段を備えた冷凍空調装置に対し、前記変
調検出手段は前記熱源機運転状態検出手段の検出値と予
め設定された熱源機運転状態許容値とを比較し、前記熱
源機運転状態検出手段の検出値が前記熱源機運転状態許
容値を超過した場合、前記冷凍空調装置の変調を検出す
るものである。
【0008】また、冷媒回路の運転状態を検出する冷媒
回路運転状態検出手段を備えた冷凍空調装置に対し、前
記変調検出手段は前記冷媒回路運転状態検出手段の検出
値と予め設定された冷媒回路運転状態許容値とを比較
し、前記冷媒回路運転状態検出手段による検出値が前記
冷媒回路運転状態許容値を超過した場合、前記冷凍空調
装置の変調を検出するものである。
【0009】また、変調を検出した場合、変調検出手段
の検出値または前記冷凍空調装置に関する情報を基に変
調要因を検出する要因分析手段を備えたものである。
【0010】また、検出された変調情報を前記冷凍空調
装置のサービスセクションに通知する通知手段を備えた
ものである。
【0011】また、前記冷凍空調装置のサービスセクシ
ョンに備えたものである。
【0012】また、変調検出手段を冷凍空調装置側に備
え、検出された変調情報をネットワークを介して監視す
るものである。
【0013】また、この発明に係る冷凍空調装置の変調
通知方法は、冷凍空調装置に接続されたネットワークを
介して前記冷凍空調装置の変調を検出するステップと、
変調の検出に基づく情報を前記冷凍空調装置の変調に対
する処置を行なうサービスセクションに通知するステッ
プとを備えた。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1における一例を示す冷凍空調装置遠隔監
視システムの概略図であり、図2はこの発明の実施の形
態1における一例を示す変調検出による未然処置概略図
であり、図3はこの発明の実施の形態1における一例を
示す変調検出制御ブロック図である。
【0015】まず、図1を用いて、冷凍空調装置遠隔監
視システムについて説明する。図1において、101は
圧縮機などの熱源機、熱源側熱交換器、絞り装置を備え
た熱源ユニット、102は利用側熱交換器等を備えた利
用側ユニットである。熱源機、熱源側熱交換器、絞り装
置および利用側熱交換器等は冷媒配管によって接続さ
れ、冷媒回路を形成する。これら熱源ユニット101と
利用側ユニット102とで冷凍空調装置103を構成す
る。冷凍空調装置103は空気調和機や冷凍機等、冷媒
回路を用いた装置の総称である。
【0016】104は冷凍空調装置103の圧力や温
度、アクチュエータ制御値というような運転データなど
の情報を監視することの可能なH/WやS/Wを含む情
報遠隔監視システム、106は冷凍空調装置103から
の情報を有線、無線にかかわらず伝送することのできる
H/Wを含む公衆回線などの伝送手段、105は冷凍空
調装置103と情報遠隔監視システム104との間で情
報通信のためのインターフェイス機能や伝送手段106
での伝送を可能にする伝送モデムである。なお、伝送モ
デム105は、冷凍空調装置103に内蔵されていても
よい。
【0017】200は遠隔監視システム104に備えら
れ、冷凍空調装置103からの圧力や温度、アクチュエ
ータ制御値というような運転データなどの情報をもとに
冷凍空調装置103の変調を検出可能な変調検出手段で
ある。なお、変調検出手段200は、冷凍空調装置10
3の中に組込まれていて、変調検出の際には、遠隔監視
システム104にその信号のみを通報する形態としても
よい。
【0018】次に図2、図3および図4を用いて、変調
発生による冷凍空調装置の機能停止を未然に防止するた
めの未然処置を可能にするアルゴリズムついて説明す
る。ここでは、変調検出手段200が遠隔監視システム
104に組込まれている場合について説明するが、前述
のように変調検出手段200が、冷凍空調装置103の
中に組込まれている場合についても同様である。
【0019】図2には、利用側ユニット102の性能が
正常な状態から次第に低下していき、変調とも言えるま
での経過を一例として挙げる。図2において、横軸は冷
凍空調装置が運転開始してからの経過時間を示し、縦軸
は利用側の負荷変動を示している。冷凍空調装置が正常
の場合には、予め設定された負荷目標値に対し、運転開
始からの時間の経過とともに負荷目標値に近づいてい
き、性能を満足するが、冷凍空調装置においてその使用
年数が長期化したり、何らかの偶発的な異常が発生した
場合、正常な場合に対して負荷目標値に近づくまでの運
転時間が次第に長期化し、最終的には、負荷目標値に到
達しないという異常な状態に陥ることがある。
【0020】しかし、前述の一例のように異常状態に陥
るまでには、負荷目標値に近づくまでの運転時間が次第
に長期化するという変調状態が発生しており、ここでは
その変調状態を検知して、冷凍空調装置が異常状態にま
で陥り、機能停止してしまうことを未然に防ぐことを目
的とする。ここでは、性能について一例を述べたが、そ
の他の異常についても同様に、異常状態にまで陥り、機
能停止してしまう前には何らかの変調状態が存在すると
言える。従って、このような変調状態を検知できるよう
にしておけばよい。
【0021】図3において、この発明の実施の形態1に
おける一例を示す変調検知による未然処置概略を説明す
る。冷凍空調装置103からの圧力や温度、アクチュエ
ータ制御値というような運転データなどの情報は、伝送
モデム105を介し、伝送手段106を経由して情報遠
隔監視システム104へと送信される。遠隔監視システ
ム104では、前述の運転データなどの情報をもとに、
変調検出手段200において、予め設定された変調判定
条件201(例えば、図4に示すように運転データが正
常範囲と冷凍空調装置103が異常と判定し、冷凍空調
機能を停止する異常範囲の間の変調範囲にある場合、変
調発生とみなす)にて冷凍空調装置103の運転状態の
変調有無を検出させる。
【0022】次に図4を用いて、この発明の実施の形態
の制御方法について説明する。まず、S1の運転継続状
態から、S2に進み変調判定条件201において、万一
運転データが突発的に前記の変調範囲を超過して、いき
なり異常範囲に入った場合は、S5にて冷凍空調機能停
止し、S6で外部に異常通報してしまうことを除き、運
転状態が異常範囲に入る前の変調範囲であることを検出
した場合、変調発生とみなし、冷凍空調機能は継続させ
たままにする。S3に進み変調を検出した遠隔監視セン
タからサービスセンタへ変調通報を行ない、S4に進み
サービスマンを出動させ、原因究明、および未然処置を
実施させる。
【0023】サービスマンは冷凍空調装置103の近く
にあるサービス会社や、予めメンテナンス契約を交わし
ているメンテナンス会社の技術者である。ここで、遠隔
監視センタは遠隔監視専門の業者でも良いし、冷凍空調
装置103のメーカであっても良いし、上述したサービ
ス会社やメンテナンス会社であっても良い。遠隔監視セ
ンタとサービス会社やメンテナンス会社とが異なる業者
の場合、遠隔監視センタが変調を検知するとサービス会
社やメンテナンス会社に出動依頼を行なう。遠隔監視セ
ンタとサービス会社やメンテナンス会社とが同一業者の
場合には、変調を検知するとサービスマンを派遣する。
【0024】実施の形態2.図5、6、7は、この発明
の実施の形態2における一例を示す制御回路図、運転中
における時間軸に対する負荷変動イメージ図、制御ブロ
ック図を示す。冷凍空調装置遠隔監視システムについて
は、この発明の実施の形態1の場合と同様であり、その
説明を省略し、ここでは変調検出手段200の詳細内容
についての一例を示す。
【0025】まず、図5を用いてこの発明の実施の形態
2における制御回路を説明する。図5において、211
は冷凍空調装置103における利用側負荷を検出する利
用側負荷検出手段、212は利用側にて設定された目標
とする負荷設定値を検出する利用側負荷設定値検出手段
で、210はこれら利用側負荷検出手段211の検出結
果と利用側負荷設定値検出手段212の検出結果とを比
較し、冷凍空調装置の変調を検出する性能変調検出手段
である。この性能変調検出手段は実施の形態1の変調検
出手段200に相当し、遠隔監視センタ側に備えられて
いる。
【0026】なお、利用側負荷検出手段211と利用側
負荷設定値検出手段212については、厳密には冷凍空
調装置103内の利用側負荷を検出するセンサ類や利用
側負荷設定値を演算する演算手段、その設定値を取り出
す手段は冷凍空調装置103側にあるので、利用側負荷
検出手段211と利用側負荷設定値検出手段212はこ
れらのデータを性能変調検出手段210で確認可能にす
るための検出手段であると言える。また、センサや演算
手段等は冷凍空調装置側にあるので、利用側負荷検出手
段と利用側負荷設定値検出手段を冷凍空調装置103側
に持たせ、その検出結果のデータを遠隔監視センタに伝
送するようにしても良い。
【0027】次に図6を用いて、この発明の実施の形態
の補助説明をする。図6は、横軸に運転開始からの経過
時間、縦軸に利用側の負荷変動を示している。図6に示
すように、利用側負荷と利用側ユニットの選定に問題が
ない限り、ある時間が経過すれば、運転開始前に比べて
同図中に示す負荷設定値に近づくことになる。運転開始
からある時間以上経過しても負荷設定値に近づかない場
合、冷凍空調装置側に変調が起きているとみてよい。
【0028】次に図7を用いて、この発明の実施の形態
の制御方法について説明する。まず、S11の運転継続
状態から、S12に進み予め設定された負荷設定値到達
時間Tに対して、運転開始からの経過時間が超過したか
否かを調べ、超過している場合にはS13に進み利用側
負荷検出手段211にて検出した利用側負荷L1と利用
側負荷設定値検出手段にて検出した負荷設定値L0との
差をとり、その絶対値が予め設定された判定許容値L2
よりも大きい場合には、変調発生とみなし、S14に進
み冷凍空調機能を継続させたままで変調を検出した遠隔
監視センタからサービスセンタへ変調を通報し、サービ
スマンを出動させ、S15に進み原因究明、および未然
処置を実施させる。
【0029】一例として、空調装置における冷房運転の
場合を挙げると、負荷設定値(室温設定温度)に対し、負
荷(室温)が高く、予め設定された負荷設定値到達時間内
に負荷設定値(室温設定温度)と負荷(室温)の絶対差が予
め設定された判定許容値内に到達しない場合に性能不足
として性能変調発生と判定する。
【0030】実施の形態3.図8はこの発明の実施の形
態3における一例を示す制御回路図、図9から11は冷
凍空調装置における圧縮機などの熱源機に関する許容運
転範囲図を示す。冷凍空調装置遠隔監視システムについ
ては、この発明の実施の形態1の場合と同様であり、前
記の変調検出手段200の内容詳細についての一例を示
すものである。なお、ここでは一例として熱源機として
圧縮機を用いた空調装置の場合について説明するが、そ
の他の熱源機(ポンプなど)についても同様で、その他
の冷凍空調装置(冷凍機など)、冷媒の種類(R410
A等の非共沸混合冷媒やR600a等の自然冷媒など)
の違いにおいても同様の方法を用いることができる。す
なわち、冷凍空調装置において心臓部とも言える圧縮機
などの熱源機周辺の情報をもとに、熱源機の変調を検出
することを行うのが本実施の形態の特徴である。
【0031】まず、図8を用いてこの発明の実施の形態
の制御回路を説明する。図8に示すように冷凍空調装置
103は、熱源となる圧縮機などの熱源機1と、熱源側
熱交換器2と、絞り装置3と、利用側熱交換器4等で冷
媒回路が構成される。熱源機1の吐出圧力、吸入圧力を
検出する吐出圧力検出手段221、吸入圧力検出手段2
22と、吐出温度、吸入温度を検出する吐出温度検出手
段223、吸入温度検出手段224と、モータ温度、冷
凍機油温度を検出するモータ温度検出手段225、冷凍
機油温度検出手段226と、熱源機1内の冷凍機油量を
検出する冷凍機油量検出手段227と、熱源機1の運転
電流を検出する運転電流検出手段228と、前記の各検
出手段より検出した値をもとに予め設定された許容運転
範囲と比較することで熱源機1の変調を検出する熱源機
変調検出手段220を備えている。
【0032】次に図9から11を用いて、この発明の実
施の形態3の補助説明をする。図9から11に示すよう
に、熱源機には少なからずとも許容運転範囲があり、冷
凍空調装置はこの許容運転範囲を逸脱して熱源機に悪影
響を及ぼさないために異常停止、または回避のためのバ
ックアップ運転制御を実施しているのが大半と言える。
例えば、図9に示すように吐出、吸入圧力には外枠の許
容運転範囲があり、この範囲を逸脱しないように許容運
転範囲に対しある程度のマージンをみて異常停止、また
は回避のためのバックアップ運転制御を行うが、この時
点に達する以前に冷凍空調装置では前兆とも言える何か
しらの変調が発生するとみてよい。同様に図10の吐
出、吸入、モータ、冷凍機油温度、電流値、そして図1
1に示す冷凍機油量についても同じことが言える。
【0033】次にこの発明の実施の形態の制御方法につ
いて説明する。まず、許容運転範囲に対して緊急停止が
必要な予め設定された異常範囲と運転状態として正常と
言える正常範囲の間に、異常停止範囲に至る前兆と言え
る変調範囲を設け、熱源機1の吐出圧力、吸入圧力、吐
出温度、吸入温度、モータ温度、冷凍機油温度、冷凍機
油量、運転電流の検出値の各々のうち何れかが変調範囲
にあることを検出した場合、変調発生とみなし、冷凍空
調機能は継続させたままにする。変調を検出した遠隔監
視センタはサービスセンタに対しサービスマンを出動さ
せるよう依頼し、原因究明、および未然処置を実施させ
る。一例として、空調装置における吐出圧力の場合を挙
げると、吐出圧力検出値が正常範囲よりも高い状態とな
り、予め設定された吐出圧力の変調範囲に入った場合に
熱源機に対し変調発生と判定する。
【0034】実施の形態4.図12は、この発明の実施
の形態4における一例を示す冷媒回路図、および制御回
路図であり、また図13から図17は許容運転範囲図で
ある。冷凍空調装置遠隔監視システムについては、この
発明の実施の形態1の場合と同様であり、ここでは前記
の変調検出手段200の内容詳細についての一例を示す
ものである。
【0035】なお、ここでは一例として熱源機として圧
縮機を用いた空冷式空調装置の冷房運転の場合について
説明するが、その他の熱源機(ポンプなど)、冷却方式
(水冷、吸収式など)についても同様で、その他の冷凍
空調装置(冷凍機など)、冷媒の種類(非共沸混合冷媒
や自然冷媒など)の違い、または暖房運転の場合におい
ても同様の方法を用いることができる。すなわち、ここ
では冷凍空調装置における冷媒回路部品やその他の熱交
換部品の情報をもとに、冷凍空調装置全体としての変調
を検出することが本実施の形態の特徴である。
【0036】まず、図12を用いてこの発明の実施の形
態4の制御回路を説明する。図12は、一例としてあげ
た空冷式の空調装置の冷房運転の場合についての冷媒回
路図、および制御回路図である。図12の冷房運転時に
おける冷媒の流れについて説明する。図12に示すよう
に熱源機1、熱源側熱交換器2、流量可変、もしくは流
量固定の絞り装置3、利用側熱交換器4などによって冷
媒回路が構成され、熱源側ファン5、利用側ファン6な
どによって熱交換部品などを伴って空調装置110を形
成する。
【0037】熱源機1から吐出された高圧高温のガス冷
媒は、熱源側熱交換器2に導かれ、熱源機側ファン5に
よって外気の空気と熱交換を行い凝縮され、高圧中温の
液単相、もしくは二相冷媒となって絞り装置3に導かれ
る。凝縮された冷媒は絞り装置にて減圧膨張され、低圧
低温の二相冷媒となり、利用側熱交換器4に導かれる。
減圧膨張された冷媒は、利用側熱交換器4と利用側ファ
ン6によって利用側の空気と熱交換を行い蒸発され、低
圧低温のガス冷媒となり、その後熱源機1に吸入され
る。
【0038】図12に示すように、空調装置110に
は、この発明の実施の形態4における熱源機の吐出圧力
検出手段221、吸入圧力検出手段222と、熱源側の
空気温度を検出する熱源側空気温度検出手段231と、
熱源側熱交換器2の出口のサブクールを検出する熱源側
熱交換器出口サブクール検出手段232と、利用側熱交
換器4における蒸発温度を検知する利用側熱交換器蒸発
温度検出手段233と、利用側熱交換器4におけるスー
パーヒートを検知する利用側熱交換器スーパーヒート検
出手段234と、利用側の空気温度を検出する利用側空
気温度検出手段235などの温度検出手段を備え、また
熱源側ファン5の風量制御値を検出する熱源側ファン風
量制御値検出手段236と、利用側側ファン6の風量制
御値を検出する利用側ファン風量制御値検出手段237
と、熱源機1の運転容量を検出する熱源機運転容量検出
手段238と、絞り装置3の制御値を検出する絞り装置
制御値検出手段239などの冷媒回路部品、熱交換部品
の制御値検出する手段を備えている。
【0039】次に図13から17を用いて、この発明の
実施の形態の制御方法の一例について説明する。まず、
図13の熱源側ファン風量制御に関して説明する。外気
温度検出手段231、もしくは吐出圧力検出手段221
にて検出した外気温度や吐出圧力に応じて、予め設定さ
れた許容制御範囲幅をもつ正常制御範囲と、緊急停止が
必要な予め設定された異常範囲との間に、異常停止範囲
に至る前兆と言える変調範囲を予め設け、熱源側ファン
風量制御値検出手段236にて検出した熱源側ファン風
量制御値が、変調範囲にあることを検出した場合、変調
発生と判定する。
【0040】また、図14、15に示す利用側ファン風
量制御に関しても同様に、利用側温度検出手段235、
もしくは吸入圧力検出手段222、または蒸発温度検出
手段233にて検出した利用側温度や吸入圧力、もしく
は蒸発温度に応じて予め設定された許容制御範囲幅をも
つ正常制御範囲と、緊急停止が必要な予め設定された異
常範囲との間に、異常停止範囲に至る前兆と言える変調
範囲を予め設け、利用側ファン風量制御値検出手段23
7にて検出した利用側ファン風量制御値が、変調範囲に
あることを検出した場合、変調発生と判定する。
【0041】次に図16に示す蒸発温度に関して説明す
る。熱源機運転容量検出手段238、もしくは利用側温
度検出手段235にて検出した熱源機運転容量や利用側
温度に応じて予め設定された許容制御範囲幅をもつ正常
制御範囲と、緊急停止が必要な予め設定された異常範囲
との間に、異常停止範囲に至る前兆と言える変調範囲を
予め設け、蒸発温度温度検出手段235にて検出した蒸
発温度が、変調範囲にあることを検出した場合、変調発
生と判定する。
【0042】そして図17に示す絞り装置制御値に関し
て説明する。スーパーヒート検出手段234、もしくは
サブクール検出手段232にて検出したスーパーヒート
値やサブクール値に応じて予め設定された許容制御範囲
幅をもつ正常制御範囲と、緊急停止が必要な予め設定さ
れた異常範囲との間に、異常停止範囲に至る前兆と言え
る変調範囲を予め設け、絞り装置制御値検出手段239
にて検出した絞り装置制御値が、変調範囲にあることを
検出した場合、変調発生と判定する。尚、図18に示す
圧縮機運転容量制御値に関しても図17と同様である。
【0043】実施の形態5.図19はこの発明の実施の
形態5における一例を示す変調発生時の要因分析概略図
を示し、図20から図26は熱源機の吐出圧力の変調検
知に関する要因分析フローチャート図である。冷凍空調
装置遠隔監視システムについては、この発明の実施の形
態1の場合と同様であり、前記の発明の実施の形態2、
3、4におけるおのおのの変調を検出した場合の要因分
析手段についての一例を示すものである。
【0044】なお、ここでは一例として空冷式空調機の
熱源機部吐出圧力が異常上昇して機能停止する前の変調
を検知した場合について説明するが、その他の変調検知
に関する要因分析についても同様の要因分析方法を冷凍
空調装置遠隔監視システム、もしくは冷凍空調装置内に
組込むことで、より迅速な要因分析と機能停止に対する
未然処置を行うことを可能とし、サービスマンの現地到
着後の要因分析、復旧作業時間を大幅に短縮させるもの
である。
【0045】また、ここでの空調機以外の冷却方式(水
冷、吸収式など)についても同様で、その他の冷凍空調
装置(冷凍機など)、冷媒の種類(非共沸混合冷媒や自
然冷媒など)の違い、または暖房運転の場合においても
同様の方法を用いることができる。すなわちここでは、
冷凍空調装置における何らかの変調を検知した場合に、
冷凍空調装置遠隔監視システム内、もしくは冷凍空調装
置内に要因分析手段を組込むことが本実施の形態の特徴
である。
【0046】まず図19を用いて、この発明の実施の形
態5における要因分析概略を説明する。図19に示すよ
うに、冷凍空調装置103からの情報を得て、遠隔監視
センタの変調検知手段200にて変調を検知した場合、
図20から図26に一例を示すような要因分析手段30
1を用いてにて要因分析を実施し、冷媒回路部品などの
変調部位の確定し、サービスセンタに連絡することで、
サービスマンの現地到着後の要因分析に要する作業時間
を大幅に低減し、迅速な未然処置を可能とする。
【0047】次に、図20から図26を用いて、一例と
しての空冷式空調機の熱源機部吐出圧力が上昇する変調
を検知した場合についての要因分析手段について説明す
る。図20から図26における菱形に囲まれた条件判定
部は、冷凍空調装置遠隔監視システム、もしくは冷凍空
調装置内に組込まれた要因分析手段であり、四角で囲わ
れた内容は、現地における未然処置を意味する。
【0048】まず、前記の吐出圧力検出手段221に変
調ないかを確認し、変調がある場合はその検出手段の機
能チェック、検出手段にて検知した値を取りこむ検出値
入力回路のチェック、検出手段と入力回路を伝達する配
線などのコネクト部のチェックを行い、それぞれに変調
を検知した場合はそれぞれの修復を行う。
【0049】前記の吐出圧力検出手段221に変調ない
場合には、次に空調機や冷凍機に通常見られるデフロス
ト運転など過渡的に吐出圧力の上昇しやすい特殊運転中
の場合には、その特殊運転が終了するまで待機する。特
殊運転中ではない場合、空調機における冷房運転中か、
もしくは暖房運転中かにてそれぞれも要因分析チャート
が分別される。
【0050】例えば、冷房運転中であった場合、まず前
記の外気温度検出手段231において検知した外気温度
が、空調機として通常運転許容される温度よりも高い場
合には、熱源側熱交換器2の凝縮放熱を再度吸込んでし
まうショートサイクルか否かをチェックする。ここでシ
ョートサイクルであると判定された場合、その改善を図
り、そうでない場合には熱源側熱交換器2の周囲温度、
すなわち外気温度などの温度低下の改善を行う。
【0051】外気温度が空調機として通常運転許容され
る温度よりも低い場合には、熱源側ファン風量制御値検
出手段236にて検出した熱源側ファン5の制御値が、
発明の実施の形態4における図13に示す正常範囲内で
あるかをチェックする。変調範囲内である場合には、誤
制御の可能性ありと判断し、熱源側ファン制御値を決定
する例えば外気温度検出手段231などのデータ検出手
段誤検知をチェックし、問題がある場合は修復する。前
記のデータ検出手段に異常のない場合、ファン制御値に
よって実際にファン駆動させるファン駆動回路をチェッ
クし、駆動回路に問題がある場合は修復する。ファン駆
動回路に問題のない場合、ファンモータ自身、もしくは
ファン自身に問題ないかをチェックし、問題のある場合
にはファンモータ、もしくはファンの修復を行う。
【0052】熱源側ファン5の制御値が正常な場合に
は、熱源機運転容量検出手段238にて検出した熱源機
1の運転容量制御値が、前記発明の実施の形態4におけ
る図18に示す正常範囲内であるかをチェックする。変
調範囲内である場合には、誤制御の可能性ありと判断
し、熱源機運転容量制御値を決定する例えば蒸発温度検
出手段233などのデータ検出手段誤検知をチェック
し、問題がある場合は修復する。前記のデータ検出手段
に異常のない場合、熱源機運転容量制御値によって実際
に熱源機駆動させる熱源機駆動回路をチェックし、駆動
回路に問題がある場合は修復する。熱源機駆動回路に問
題のない場合、熱源機自身に問題ないかをチェックし、
問題のある場合には熱源機の修復を行う。
【0053】熱源機側ファン5の制御値が正常な場合に
は、熱源機運転容量検出手段238にて検出した熱源機
1の運転容量制御値が、前記発明の実施の形態4におけ
る図18に示す正常範囲内であるかをチェックする。変
調範囲内である場合には、誤制御の可能性ありと判断
し、熱源機運転容量制御値を決定する例えば蒸発温度検
出手段233などのデータ検出手段誤検知をチェック
し、問題がある場合は修復する。前記のデータ検出手段
に異常のない場合、熱源機運転容量制御値によって実際
に熱源機駆動させる熱源機駆動回路をチェックし、駆動
回路に問題がある場合は修復する。熱源機駆動回路に問
題のない場合、熱源機自身に問題ないかをチェックし、
問題のある場合には熱源機の修復を行う。
【0054】前記熱源機運転容量の制御値が正常な場合
には、冷媒回路内に封入されている冷媒量が適正かを、
前記発明の実施の形態4における吐出温度検出手段22
3や吸入温度検出手段224、サブクール検出手段23
2、スーパーヒート検出手段234にて検出された吐出
温度、吸入温度、サブクール値、スーパーヒート値など
を用いてその過不足を判定する。変調範囲内である判定
された場合には、冷媒量が不適正と判断し、冷媒量の是
正を行う。
【0055】冷媒量が適正であると判断された場合に
は、絞り装置制御値検出手段239にて検出した絞り装
置3の制御値が、前記発明の実施の形態4における図1
7に示す正常範囲内であるかをチェックする。変調範囲
内である場合には、誤制御の可能性ありと判断し、絞り
装置制御値を決定する例えばサブクール検出手段232
やスーパーヒート検出手段234、蒸発温度検出手段2
33にて検出されたサブクール値、スーパーヒート値、
蒸発温度などのデータ検出手段誤検知をチェックし、問
題がある場合は修復する。前記のデータ検出手段に異常
のない場合、絞り装置制御値によって実際に絞り装置を
駆動させる絞り装置駆動回路をチェックし、駆動回路に
問題がある場合は修復する。絞り装置駆動回路に問題の
ない場合、絞り装置自身に問題ないかをチェックし、問
題のある場合には絞り装置の修復を行う。
【0056】絞り装置が正常であると判断された場合に
は、吐出圧力検出手段221やサブクール検出手段23
2にて検出された吐出圧力、サブクール値などを用い
て、以下に示す高圧液ラインに圧損となりうる要因がな
いかの判定を行う。まず、熱源ユニット101と利用側
ユニット102の設置位置高低差が適性かどうかを判定
する。例えば、高圧液ラインが立上り配管となる設置高
低差(熱源ユニットが下で利用側ユニットが上設置の場
合)が過大な場合、高圧液ライン内の冷媒の自重によっ
て、吐出圧力が上昇することが考えられる。その設置高
低差が異常であると判定された場合には、是正処置を行
う。
【0057】設置高低差に異常がないと判定された場
合、熱源ユニット101と利用側ユニット102を連結
する高圧ラインの配管が適性かどうかを判定する。例え
ば、高圧液ラインの配管などのサイズや長さが指定通り
ではなく、指定よりもサイズが小さく、長さが異常に長
い場合には圧損となり、吐出圧力上昇の一要因となりう
る。サイズや長さに異常があると判定された場合には、
是正処置を行う。配管サイズや長さに異常がないと判定
された場合、高圧ライン上に存在する操作弁や逆止弁な
どの弁類や異物捕獲を目的としたストレーナなどに異常
がないかを判定する。例えば、高圧液ライン上の弁類が
全閉、もしくは半開、詰りなどの状態や、ストレーナな
どの異物詰りが生じると圧損となり、吐出圧力上昇の一
要因となりうる。前述の部位に異常があると判定された
場合には、是正処置を行う。
【0058】そして、高圧液ラインに異常がないと判定
された場合、熱源側熱交換器の風路が確保されているか
のチェックを実施し、確保されていない場合には是正処
置を行う。風路に異常がないと判定された場合、熱源側
熱交換器に異物の貼り付きや過度の汚れなどの有無をチ
ェックし、それらの異常要因を除去する。
【0059】最後に図20から図26には暖房運転の場
合についても、その要因分析方法を示しているが、基本
的には冷房の場合と同様であり、ここでの詳細説明は省
略する。
【0060】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、圧縮
機などの熱源機並びに熱源側熱交換器、絞り装置および
利用側熱交換器で冷媒回路を構成する冷凍空調装置に対
し、ネットワークを介して前記冷凍空調装置に関する情
報を監視する冷凍空調装置の遠隔監視システムにおい
て、前記冷凍空調装置の変調を検出する変調検出手段を
備えたので、冷凍空調装置の異常検知停止にて冷凍空調
機能が損なわれる前に未然処置の実施が可能になる。
【0061】また、利用側負荷を検出する利用側負荷検
出手段と、利用側の負荷設定値を検出する利用側負荷設
定値検出手段とを備えた冷凍空調装置に対し、前記変調
検出手段は前記利用側負荷と前記負荷設定値とを比較
し、前記冷凍空調装置の変調を検出するので、要求する
冷凍空調能力が得られなくなってくると変調を検出する
ことができ、実用に適した状態に素早く処置することが
可能になる。
【0062】また、熱源機の運転状態を検出する熱源機
運転状態検出手段を備えた冷凍空調装置に対し、前記変
調検出手段は前記熱源機運転状態検出手段の検出値と予
め設定された熱源機運転状態許容値とを比較し、前記熱
源機運転状態検出手段の検出値が前記熱源機運転状態許
容値を超過した場合、前記冷凍空調装置の変調を検出す
るので、熱源機が異常停止する前に処置することが可能
になる。
【0063】また、冷媒回路の運転状態を検出する冷媒
回路運転状態検出手段を備えた冷凍空調装置に対し、前
記変調検出手段は前記冷媒回路運転状態検出手段の検出
値と予め設定された冷媒回路運転状態許容値とを比較
し、前記冷媒回路運転状態検出手段による検出値が前記
冷媒回路運転状態許容値を超過した場合、前記冷凍空調
装置の変調を検出するので、冷媒回路が異常停止する前
に処理することが可能になる。
【0064】また、変調を検出した場合、変調検出手段
の検出値または前記冷凍空調装置に関する情報を基に変
調要因を検出する要因分析手段を備えたので、変調発生
時に早急に原因分析し、変調部位を確定することで機能
回復までの復旧作業時間を低減することが可能になる。
【0065】また、検出された変調情報を前記冷凍空調
装置のサービスセクションに通知する通知手段を備えた
ので、変調検出から未然処置までが素早く行なえるよう
になる。
【0066】また、前記冷凍空調装置のサービスセクシ
ョンに備えたので、サービスセクションが変調発生を素
早く察知できる。
【0067】また、変調検出手段を冷凍空調装置側に備
え、検出された変調情報をネットワークを介して監視す
るので、ネットワーク上のデータが軽くなる。
【0068】また、冷凍空調装置に接続されたネットワ
ークを介して前記冷凍空調装置の変調を検出するステッ
プと、変調の検出に基づく情報を前記冷凍空調装置の変
調に対する処置を行なうサービスセクションに通知する
ステップとを備えたので、冷凍空調装置の異常検知停止
にて冷凍空調機能が損なわれる前に未然処置の実施が可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における冷凍空調装
置遠隔監視システムを示す概略図。
【図2】 この発明の実施の形態1における変調発生の
説明図。
【図3】 この発明の実施の形態1における変調検知に
よる未然処置概略図。
【図4】 この発明の実施の形態1における変調検知制
御ブロック図。
【図5】 この発明の実施の形態2における制御回路
図。
【図6】 この発明の実施の形態2における運転中にお
ける時間軸に対する負荷変動イメージ図。
【図7】 この発明の実施の形態2における制御ブロッ
ク図。
【図8】 この発明の実施の形態3における制御回路
図。
【図9】 この発明の実施の形態3における熱源機の圧
力に関する運転範囲図。
【図10】 この発明の実施の形態3における熱源機の
温度、電流値に関する運転範囲図。
【図11】 この発明の実施の形態3における熱源機に
関する冷凍機油量許容運転範囲図。
【図12】 この発明の実施の形態4における冷媒回路
図、および制御回路図。
【図13】 この発明の実施の形態4における熱源側フ
ァン風量制御に関する制御範囲図。
【図14】 この発明の実施の形態4における利用側温
度に対する利用側ファン風量制御の制御範囲図。
【図15】 この発明の実施の形態4における吸入圧
力、蒸発温度に対する利用側ファン風量制御の制御範囲
図。
【図16】 この発明の実施の形態4における熱源機運
転容量、利用側温度に対する利用側蒸発温度の運転範囲
図。
【図17】 この発明の実施の形態4におけるスーパー
ヒート、サブクールに対する絞り装置制御値の制御範囲
図。
【図18】 この発明の実施の形態4における蒸発温
度、利用側温度に対する熱源機運転容量制御値の制御範
囲図。
【図19】 この発明の実施の形態5における要因分析
概略図。
【図20】 この発明の実施の形態5における要因分析
フローチャート図。
【図21】 この発明の実施の形態5における要因分析
フローチャート図。
【図22】 この発明の実施の形態5における要因分析
フローチャート図。
【図23】 この発明の実施の形態5における要因分析
フローチャート図。
【図24】 この発明の実施の形態5における要因分析
フローチャート図。
【図25】 この発明の実施の形態5における要因分析
フローチャート図。
【図26】 この発明の実施の形態5における要因分析
フローチャート図。
【図27】 従来の冷凍空調装置遠隔監視システムを示
すシステム概略図。
【図28】 従来の冷凍空調装置遠隔監視システムにお
ける異常時の対処方法を示す概念図。
【符号の説明】
1 熱源機、 2 熱源側熱交換器、 3 絞り装置、
4 利用側熱交換器、 5 熱源側ファン、 6 利
用側ファン、 101 熱源ユニット、 102 利用
側ユニット、 103 冷凍空調装置、 104 遠隔
監視システム、105 伝送モデム、 106 伝送手
段、 201 変調検出手段、 210 性能変調検出
手段、 211 利用側負荷検出手段、 212 利用
側負荷設定値検出手段、 220 熱源機変調検出手
段、 221 吐出圧力検出手段、 222 吸入圧力
検出手段、 223 吐出温度検出手段、 224 吸
入温度検出手段、 225 モータ温度検出手段、 2
26 冷凍機油温度検出手段、 227 冷凍機油量検
出手段、 228 電流値検出手段、 231 外気温
度検出手段、 232 サブクール値検出手段、 23
3 蒸発温度検出手段、 234 スーパーヒート値検
出手段、 235 利用側温度検出手段、236 熱源
側ファン風量制御値検出手段、 237 利用側ファン
風量制御値検出手段、 238 熱源機運転容量検出手
段、 239 絞り装置制御値検出手段。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機などの熱源機並びに熱源側熱交換
    器、絞り装置および利用側熱交換器で冷媒回路を構成す
    る冷凍空調装置に対し、ネットワークを介して前記冷凍
    空調装置に関する情報を監視する冷凍空調装置の遠隔監
    視システムにおいて、前記冷凍空調装置の変調を検出す
    る変調検出手段を備えたことを特徴とする冷凍空調装置
    の遠隔監視システム。
  2. 【請求項2】 利用側負荷を検出する利用側負荷検出手
    段と、利用側の負荷設定値を検出する利用側負荷設定値
    検出手段とを備えた冷凍空調装置に対し、前記変調検出
    手段は前記利用側負荷と前記負荷設定値とを比較し、前
    記冷凍空調装置の変調を検出することを特徴とする請求
    項1記載の冷凍空調装置の遠隔監視システム。
  3. 【請求項3】 熱源機の運転状態を検出する熱源機運転
    状態検出手段を備えた冷凍空調装置に対し、前記変調検
    出手段は前記熱源機運転状態検出手段の検出値と予め設
    定された熱源機運転状態許容値とを比較し、前記熱源機
    運転状態検出手段の検出値が前記熱源機運転状態許容値
    を超過した場合、前記冷凍空調装置の変調を検出するこ
    とを特徴とする請求項1記載の冷凍空調装置の遠隔監視
    システム。
  4. 【請求項4】 冷媒回路の運転状態を検出する冷媒回路
    運転状態検出手段を備えた冷凍空調装置に対し、前記変
    調検出手段は前記冷媒回路運転状態検出手段の検出値と
    予め設定された冷媒回路運転状態許容値とを比較し、前
    記冷媒回路運転状態検出手段による検出値が前記冷媒回
    路運転状態許容値を超過した場合、前記冷凍空調装置の
    変調を検出することを特徴とする請求項1記載の冷凍空
    調装置の遠隔監視システム。
  5. 【請求項5】 変調を検出した場合、変調検出手段の検
    出値または前記冷凍空調装置に関する情報を基に変調要
    因を検出する要因分析手段を備えたことを特徴とする請
    求項1乃至4の何れかに記載の冷凍空調装置の遠隔監視
    システム。
  6. 【請求項6】 検出された変調情報を前記冷凍空調装置
    のサービスセクションに通知する通知手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の冷凍空調
    装置の遠隔監視システム。
  7. 【請求項7】 前記冷凍空調装置のサービスセクション
    に備えたことを特徴とする請求項1記載の冷凍空調装置
    の遠隔監視システム。
  8. 【請求項8】 変調検出手段を冷凍空調装置側に備え、
    検出された変調情報をネットワークを介して監視するこ
    とを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の冷凍空
    調装置の遠隔監視システム。
  9. 【請求項9】 冷凍空調装置に接続されたネットワーク
    を介して前記冷凍空調装置の変調を検出するステップ
    と、変調の検出に基づく情報を前記冷凍空調装置の変調
    に対する処置を行なうサービスセクションに通知するス
    テップとを備えたことを特徴とする冷凍空調装置の変調
    通知方法。
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