JP2002105830A - 積層体の製造方法および製造装置 - Google Patents

積層体の製造方法および製造装置

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JP2002105830A
JP2002105830A JP2000299658A JP2000299658A JP2002105830A JP 2002105830 A JP2002105830 A JP 2002105830A JP 2000299658 A JP2000299658 A JP 2000299658A JP 2000299658 A JP2000299658 A JP 2000299658A JP 2002105830 A JP2002105830 A JP 2002105830A
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cylindrical
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raw
cylindrical guide
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JP2000299658A
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English (en)
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Masaru Ishida
大 石田
Toshio Ota
利男 太田
Tadayoshi Kato
忠義 加藤
Hiroshi Yazawa
宏 矢沢
Shuichi Murakami
修一 村上
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Polymer Processing Research Institute Ltd
Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Petrochemicals Co Ltd
Polymer Processing Research Institute Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストランドを紡糸する紡糸ヘッドを回転させ
て、円筒形に湾曲した原反ウェブの内側面にストランド
を積層する際に、ストランドが安定して原反ウェブ上に
積層されるように原反ウェブの形状を円筒形に保持する
ことを可能にする。 【解決手段】 原反ウェブ1は、その移動方向である縦
方向に配列されたファイバーからなり、その原反ウェブ
1が、吸引チャンバー5の内側の壁部を構成する円筒状
ガイド部に沿って湾曲することで円筒形にフォーミング
される。吸引チャンバー5の円筒状ガイド部に設けられ
た通気孔を通して原反ウェブ7を吸引することにより、
原反ウェブ7にしわを生じさせずに原反ウェブ7を円筒
形に保持できる。これにより、円筒形に保たれた原反ウ
ェブ7の内側で紡糸ディスク2を回転させつつ、紡糸デ
ィスク2のノズル3よりポリマー液を吐出した際に、紡
糸されたストランド4aが原反ウェブ7上に安定して積
層される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイバーが縦方
向に配列されてなる原反ウェブ上に、横方向に配列され
たストランドを積層して積層体を製造する際に、原反ウ
ェブを円筒形にし、その円筒形の軸心上に配置された紡
糸ヘッドを回転させつつ、その紡糸ヘッドよりストラン
ドを紡糸する、積層体の製造方法および製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、紡糸ヘッドとして回転ダイス
を用いてフィラメントやストランドを紡糸する方法が用
いられている。回転ダイスには、フィラメントやストラ
ンドの材料であるポリマー液を吐出するノズルが複数形
成されている。その回転ダイスによってフィラメントや
ストランドを紡糸する製造装置では例えば、回転ダイス
が、そのダイスのノズルから糸状に吐出されたポリマー
液を捕集する円筒状の捕集リングの軸心に配置されてい
る。その回転ダイスを回転させつつ、回転ダイスのノズ
ルより円筒状の捕集リングの内壁面に向けて回転ダイス
内のポリマー液が糸状に吐出される。これにより、回転
ダイスよりポリマー液が糸状に吐出されてなるフィラメ
ントやストランドが紡糸され、紡糸されたフィラメント
やストランドが捕集リングの内壁面で凝固する。
【0003】ここで、「ストランド」とは、通常、フィ
ラメントと呼ばれる、比較的細いエンドレスまたは準エ
ンドレスの可撓性材料の他に、比較的太いエンドレスま
たは準エンドレスの可撓性材料を含めたものを称する。
フィラメントいう場合は、太さが太い場合でも数百te
x程度であるが、ストランドは、数千tex程度の太さ
のものも含まれる。
【0004】回転する紡糸ヘッドを用いてフィラメント
を紡糸する製造方法および製造装置として、例えば特公
昭59−39539号公報に記載されたものがある。こ
の公報に記載された製造装置では、高速に回転する紡糸
ヘッドの紡口から遠心力により溶融ポリマーを糸状に噴
射する。そして、その糸状の溶融ポリマーからなるフィ
ラメントを、紡糸ヘッドの周囲に設けられた円筒状の冷
却面により冷却して凝固させる。その公報では、紡糸ヘ
ッドの周囲の円筒状冷却面により冷却されて凝固したフ
ィラメントに、そのフィラメントの配列方向に対してほ
ぼ直角な方向に延びる一対の経耳材を接着させ、その経
耳材に接着したフィラメントからなる緯並列体が作製さ
れる。このような製造方法および製造装置においても、
回転する紡糸ヘッドにより、繊維径が比較的太いストラ
ンドを紡糸し、そのストランドからなる緯並列体を作製
することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような回転ダ
イスを用いて不織布上に熱可塑性エラストマーのストラ
ンドを積層することにより複合シートを製造する方法と
して、本出願人により出願した特願2000−1418
10号の発明がある。その製造方法では、まず、原反ウ
ェブであるシート状の不織布が案内装置によって円筒形
にフォーミングされて、ガイド円筒の内壁面に沿って下
方に送られる。その不織布を構成するファイバーはほぼ
縦方向に延伸され配列されている。ガイド円筒内にある
円筒形の不織布の内面側には、熱可塑性のエラストマー
のストランドを紡糸して、そのストランドを不織布に向
けて噴出させるエラストマー噴出部が配置されている。
【0006】エラストマー噴出部は、回転ダイスすなわ
ち紡糸ヘッドとして、略鉛直方向の軸を中心として回転
自在に設けられた噴射ヘッドを有しており、その噴射ヘ
ッドは、回転自在に軸支された回転軸に一体的に設けら
れている。噴射ヘッドの外周壁には、噴射ヘッドの中空
部内と外部とを連通するノズルが形成されており、その
ノズルから遠心力によりエラストマーが吐出される。押
出機またはギヤポンプから供給されるエラストマーが溶
融状態または濃厚ドープとして噴射ヘッド内に供給され
る。
【0007】このような噴射ヘッドを回転させると、噴
射ヘッド内に供給されたエラストマーが遠心力により噴
射ヘッドのノズルから噴射される。噴射されたエラスト
マーは、凝固する前に、円筒形にフォーミングされた不
織布の内周面に付着し、不織布上で凝固して不織布と接
合される。ここで、不織布上に積層したエラストマーの
ストランドは、不織布のファイバーの配列方向に対して
ほぼ直角な方向に配列されている。その後、エラストマ
ーのストランドが積層された不織布はシート状に広げら
れる。これにより、不織布のファイバーの配列方向すな
わち縦方向には殆ど伸縮しないが、そのファイバーの配
列方向とほぼ直角な横方向には伸縮する複合シートが製
造される。
【0008】本発明者らは、上記のように回転ダイスに
よって原反ウェブ上にストランドを積層する方法で開発
を進める上で、原反ウェブの形状を円筒形に保持するこ
とが、ストランドを安定して積層するために重要である
ことを見出した。具体的には、原反ウェブを円筒形に湾
曲させた際に原反ウェブにしわがあると、ストランドの
積層時にストランドに乱れが生じたり、最悪の場合に
は、ストランドが原反ウェブに付着せずにストランドが
脱落したりすることがあった。
【0009】本発明の目的は、円筒形に湾曲した原反ウ
ェブの軸心に紡糸ヘッドを配置し、その紡糸ヘッドを回
転させつつ、紡糸ヘッドから紡糸されたストランドを円
筒形の原反ウェブの内側面に積層して積層体を製造する
際に、ストランドが安定して原反ウェブ上に積層される
ように原反ウェブの形状を円筒形に保持することが可能
な、積層体の製造方法および製造装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ファイバーが縦方向に配列されてなる原
反ウェブ上に、横方向に配列したストランドを積層する
ことにより積層体を製造する方法であって、前記原反ウ
ェブを円筒状ガイドの内壁面に沿って前記ファイバーの
配列方向と略直交する方向に湾曲させて前記原反ウェブ
を円筒形にした状態で、前記原反ウェブを前記円筒形の
軸線方向に移動させる工程と、前記円筒状ガイドの内壁
面で移動する円筒形の前記原反ウェブを、前記円筒状ガ
イドに設けられた貫通孔を通して前記円筒状ガイドの外
側から吸引する工程と、前記円筒状ガイドの軸心に配置
された紡糸ヘッドを該軸線をほぼ中心に回転させて前記
紡糸ヘッドより円筒形の前記原反ウェブの内側面に向け
てポリマー液を吐出させることにより、吐出された前記
ポリマー液からなるストランドを前記原反ウェブの前記
ファイバーの配列方向と交差する方向に配列させて円筒
形の前記原反ウェブ上に積層する工程とを有する。
【0011】また、前記円筒状ガイドの内壁面で移動す
る円筒形の前記原反ウェブを吸引する工程では、円筒形
の前記原反ウェブの内側に空気を供給することにより、
該空気によって前記原反ウェブを前記円筒状ガイドの内
壁面に向けて付勢してもよい。
【0012】上記の製造方法では、前記ストランドの材
料として熱可塑性エラストマーを用いることができる。
【0013】さらに、本発明は、ファイバーが縦方向に
配列されてなる原反ウェブ上に、横方向に配列したスト
ランドを積層することにより積層体を製造する装置であ
って、前記原反ウェブが前記ファイバーの配列方向と略
直交する方向に湾曲して円筒形となった状態で前記原反
ウェブを案内し、前記原反ウェブを吸引するための貫通
孔が設けられた円筒状ガイドと、前記原反ウェブを、前
記円筒状ガイドの内壁面に沿って前記ファイバーの配列
方向と略直交する方向に湾曲させて前記原反ウェブを円
筒形にした状態で、前記原反ウェブを前記円筒形の軸線
方向に移動させる移動手段と、前記円筒状ガイドの内壁
面で移動する円筒形の前記原反ウェブを、前記円筒状ガ
イドに設けられた前記貫通孔を通して前記円筒状ガイド
の外側から吸引する吸引手段と、前記円筒状ガイドの軸
心に配置されて該軸線をほぼ中心に回転し、円筒形の前
記原反ウェブの内側面に向けてポリマー液を吐出する紡
糸ヘッドとを有する。
【0014】さらに、円筒形の前記原反ウェブの内側に
空気を供給することにより、該空気によって前記原反ウ
ェブを前記円筒状ガイドの内壁面に向けて付勢するエア
ー供給手段をさらに有していてもよい。
【0015】上記の製造装置では、前記ストランドの材
料として熱可塑性エラストマーを用いることができる。
【0016】上記の通りの、本発明の積層体の製造方法
では、ファイバーが縦方向に配列されてなる原反ウェブ
上に、横方向に配列したストランドが安定して積層され
ることで積層体が製造される。その際には、まず、原反
ウェブを、円筒状ガイドの内壁面に沿って原反ウェブの
ファイバーの配列方向とほぼ直交する方向に湾曲させて
原反ウェブを円筒形にした状態で、円筒形の原反ウェブ
をその円筒形の軸線方向に移動させる。そして、円筒状
ガイドの内壁面で移動する円筒形の原反ウェブを、円筒
状ガイドに設けられた貫通孔を通して円筒状ガイドの外
側から吸引する。このようにして円筒状ガイドの内壁面
に向けて原反ウェブを吸引することにより、吸引してい
ない場合と比較して、原反ウェブを円筒状ガイドの内壁
面により密着させることができる。その結果、円筒状ガ
イドの内壁面およびその近傍において、原反ウェブにし
わを生じさせずに原反ウェブを円筒形に保持することが
できる。次に、円筒状ガイドの軸線に配置された紡糸ヘ
ッドをその軸線をほぼ中心に回転させつつ、紡糸ヘッド
よりポリマー液を円筒形の原反ウェブの内側面に向けて
吐出させることにより、吐出されたポリマー液からなる
ストランドを、原反ウェブのファイバーの配列方向と交
差する方向に配列させて原反ウェブ上に積層する。この
ような積層体の製造方法および製造装置では、上述した
ように原反ウェブにしわを生じさせずに原反ウェブを円
筒形に保持することができるので、ストランドの積層時
にストランドに乱れが生じることを防止でき、また、ス
トランドが原反ウェブ上に付着せずに脱落してしまうと
いうことを防止できる。その結果、円筒形の原反ウェブ
の内側で回転する紡糸ヘッドから紡糸されたストランド
を原反ウェブ上に安定して積層することが可能となる。
【0017】また、上記のように、円筒形の原反ウェブ
を吸引する工程で、円筒形の原反ウェブの内側に空気を
供給して、その空気によって原反ウェブを円筒状ガイド
の内壁面に向けて付勢することによって、原反ウェブを
貫通する風量が増加し、原反ウェブが円筒状ガイド部に
密着する度合いを上げることができる。その結果、原反
ウェブを吸引する効果が高くなり、円筒形に湾曲した原
反ウェブのしわをなくす効果が高くなる。
【0018】さらに、上記の通りの、本発明の積層体の
製造装置では、上記のような製造方法が用いられている
ため、原反ウェブを案内する円筒状ガイドの内壁面およ
びその近傍において、原反ウェブにしわを生じさせずに
原反ウェブを円筒形に保持することができ、円筒形の原
反ウェブの内側で回転する紡糸ヘッドから紡糸されたス
トランドを原反ウェブ上に安定して積層することが可能
となる。
【0019】本発明における「ファイバー」とは、短繊
維および連続フィラメントの両方を含む広義のファイバ
ーを意味する。なお、長繊維には、スプリットウェブや
バーストファイバーのように、構成するフィラメントが
枝分かれしているものも含まれる。
【0020】本発明における「ストランド」とは、通
常、フィラメントと呼ばれる、比較的細いエンドレスま
たは準エンドレスの可撓性材料の他に、比較的太いエン
ドレスまたは準エンドレスの可撓性材料を含めたもので
ある。フィラメントいう場合は、太さが太い場合でも数
百tex程度であるが、ストランドは、数千tex程度
の太さのものも含まれる。
【0021】本発明における「熱可塑性エラストマー」
は、加熱によって軟化し流動するが、室温付近ではゴム
弾性を示す物質をいう。
【0022】本発明において、原反ウェブのファイバー
の配列方向などを説明する場合に用いる「縦方向」と
は、原反ウェブや積層体を製造する際、あるいは原反ウ
ェブ上にストランドを接合する際の機械方向すなわち原
反ウェブの送り方向を意味し、「横方向」とは、その縦
方向と直角な方向、すなわち原反ウェブの幅方向を意味
する。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施形態に係る積層体
の製造装置の一部を示す斜視図である。図2は、図1に
示される紡糸ディスクおよび吸引チャンバーを上側から
見た図であり、図2では、それら紡糸ディスクおよび吸
引チャンバーの一部を破断して示している。
【0025】図1および図2に示すように本実施形態の
積層体の製造装置では、原反ウェブ7を円筒形に湾曲さ
せた状態で原反ウェブ7を案内するための円筒状ガイド
に円筒形の吸引チャンバー5が備え付けられている。吸
引チャンバー5の内側の壁部は、図2に示すように円筒
状ガイド部11となっている。原反ウェブ7が円筒状ガ
イド部11の内壁面に沿って接して湾曲することで、原
反ウェブ7が円筒形にフォーミングされる。また、本実
施形態の積層体の製造装置には、原反ウェブ7を円筒状
ガイド部11の内壁面で、図1の矢印Aで示される鉛直
方向に移動させる不図示の移動手段が備えられている。
移動手段としては、吸引チャンバー5の下方で原反ウェ
ブ7を挟み込んで原反ウェブ7を移動させる一対のロー
ルなどを用いることができる。
【0026】原反ウェブ7は、その移動方向すなわち縦
方向にファイバーが配列されてなる不織布である。よっ
て、原反ウェブ7は、円筒状ガイド部11の内壁面に沿
って、原反ウェブ7のファイバーの配列方向とほぼ直交
する方向に湾曲して円筒形になり、円筒状ガイド部11
によって原反ウェブ7の円筒形が保持される。そして、
原反ウェブ7が円筒形になった状態で円筒状ガイド部1
1によって案内されつつ、原反ウェブ7が、その円筒形
の軸線方向に移動手段によって移動させられる。
【0027】原反ウェブ7を構成しているファイバー
は、通常のポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル
などの合成繊維用ポリマーからなるもの、また、綿や絹
などの天然繊維のファイバーからなるもの、レーヨンや
アセテートなどの半合成繊維のファイバーであってもよ
い。
【0028】吸引チャンバー5の円筒状ガイド部11に
は、その内壁面で移動する原反ウェブ7を円筒状ガイド
部11の外側から吸引するための貫通孔として通気孔1
2が複数形成されている。この通気孔12を通して、原
反ウェブ7が円筒状ガイド部11の内壁面に向けて吸引
される。本実施形態では、円筒状ガイド部11に通気孔
12を形成したが、円筒状ガイド部11をメッシュ状に
して、円筒状ガイド部11に、より多くの貫通孔を設け
てもよい。吸引チャンバー5の内部には、それぞれの通
気孔12と連通した通気路13が設けられている。さら
に、通気路13は、吸引チャンバー5の外壁面に一端が
接続された吸引管6と連通している。吸引管6の他端に
は、不図示の吸引ブロアーが接続されている。これら吸
引ブロアー、吸引管6、通気路13などから、円筒状ガ
イド部11の内壁面で移動する原反ウェブ7を円筒状ガ
イド11の外側から吸引する吸引手段が構成されてい
る。この吸引手段によって原反ウェブ7が円筒状ガイド
部11の内壁面に向けて吸引される。
【0029】したがって、吸引ブロアーによって円筒状
ガイド部11の内側の空気が通気孔12、通気路13、
および吸引管6を通して吸引されることで、円筒形の原
反ウェブ7が、通気孔12より吸引される空気とともに
円筒状ガイド部11側に吸引される。このようにして、
円筒状ガイド部11の内壁面で移動する円筒形の原反ウ
ェブ7を、通気孔12を通して円筒状ガイド部11側に
吸引することにより、吸引していない場合と比較して、
原反ウェブ7を円筒状ガイド部11の内壁面により密着
させることができる。その結果、円筒状ガイド部11の
内壁面およびその近傍において、原反ウェブ7にしわを
生じさせずに原反ウェブ7を円筒形に保持することがで
きる。
【0030】円筒状ガイド部11の内側空間におけるそ
のガイド部の軸線上には、遠心力によってポリマー液4
を糸状に吐出する紡糸ヘッドとして円盤形状の紡糸ディ
スク2が配置されている。紡糸ディスク2は、鉛直方向
に延びる回転軸1によって回転自在に支持されている。
回転軸1および紡糸ディスク2のそれぞれの中心軸と吸
引チャンバー5の軸線は同一直線上に位置しており、回
転軸1および紡糸ディスク2が不図示の回転駆動手段に
よって円筒状ガイド部11の軸線をほぼ中心に一方向に
回転する。
【0031】紡糸ディスク1の側面には、その円周方向
に沿って並んでいる複数のノズル3が形成されている。
それぞれのノズル3からは、紡糸ディスク1内に供給さ
れた流動可能なポリマー液4が、紡糸ディスク1の回転
による遠心力により円筒形の原反ウェブ7の内側面に向
けて糸状に吐出される。吐出されたポリマー液4は、紡
糸ディスク1の外部でストランド4aとなって、円筒形
の原反ウェブ7の内側面に付着して固化する。紡糸ディ
スク1から吐出された直後のストランド4aは液状のも
のであり、ストランド4aが原反ウェブ7に達するまで
の間に、ストランド4aがその長さ方向に引き伸ばされ
て、その繊維径が小さくなる。その後、紡糸されたスト
ランド4aが凝固してなるストランド9が、図1に示す
ように原反ウェブ7の内側面に積層される。その結果、
原反ウェブ7上にストランド9が接合されて積層されて
なる積層体8が製造される。ノズル3は、紡糸ディスク
2に少なくとも1つ形成されていればよく、ポリマー液
4が固化してなるストランド9の配列ピッチに応じて複
数個形成されていることが好ましい。
【0032】紡糸ディスク1の構造としては、その内部
を密閉した構造としたり、紡糸ディスク1の上部に開口
部を設けてポリマー液4の供給経路を開放した構造とす
ることができる。紡糸ディスク1を密閉構造とする場合
には、回転軸1の外側に、外管と内管の二重構造の支持
軸を設けて、それら外管と内管の間から紡糸ディスク2
内にポリマー液4を供給してもよい。紡糸ディスク2の
上側の部分を開放する場合には、紡糸ディスク2の上側
の開口部より紡糸ディスク2内にポリマー液4を供給す
る供給管を別に設けてもよい。ポリマー液4は、押出機
またはギヤポンプなどによって支持軸または供給管を通
して紡糸ディスク2内へと供給される。押出機またはギ
ヤポンプから紡糸ディスク2へのポリマー液4の供給経
路を密閉した場合には、押出機またはギヤポンプの負荷
による圧力と、紡糸ディスク2の遠心力とによってノズ
ル3からポリマー液4を吐出させることができる。これ
により、ポリマー液4を小径のノズル3でも十分な吐出
速度で良好に吐出させることができる。
【0033】ポリマー液4として、すなわちストランド
9の材料としては、溶融状態の樹脂や、樹脂を溶液に溶
かして濃厚液にしたものや、粉末を溶媒に分散させた溶
液を用いることができる。
【0034】吸引チャンバー5によって原反ウェブ7を
吸引する位置は、紡糸ディスク2によってストランド4
aを紡糸して原反ウェブ7上に積層する位置、もしく
は、それよりも原反ウェブ7の移動方向上流側の位置で
あることが望ましい。また、必要に応じてこれら以外の
位置にさらに吸引チャンバーを追加することで、原反ウ
ェブ7上へのストランド4aの積層の安定化を図ること
もできる。
【0035】次に、本実施形態の積層体の製造装置の動
作について説明する。まず、移動手段によって移動する
原反ウェブ7が、円筒状ガイド部11の内壁面へと、円
筒形の状態で供給される。供給された原反ウェブ7は、
吸引チャンバー5の円筒状ガイド部11の内壁面に接し
て湾曲していることで円筒形にフォーミングされる。円
筒形となった原反ウェブ7では、円筒状ガイド部11に
接する部分が通気孔12を通して円筒状ガイド部11の
内壁面側に吸引される。これにより、上述したように、
原反ウェブ7を吸引しない場合と比較して原反ウェブ7
が円筒状ガイド部11の内壁面により密着する。その結
果、円筒状ガイド部11の内壁面およびその近傍におい
て、原反ウェブ7にしわを生じさせずに原反ウェブ7を
円筒形に保持することができる。
【0036】このように通気孔12からの吸引によって
円筒形に保たれた原反ウェブ7の内側面に向けて、回転
する紡糸ディスク2のそれぞれのノズル3よりポリマー
液4が糸状に吐出され、ストランド4aが紡糸される。
紡糸されたストランド4aは、上述したようにノズル3
から出た直後では液状のものであり、そのストランド4
aが凝固して円筒形の原反ウェブ7の内側面に付着する
ことにより、ストランド4aが凝固してなるストランド
9が原反ウェブ7上に積層される。このとき、ストラン
ド9が、原反ウェブ7のファイバーの配列方向と交差す
る方向に配列されて原反ウェブ7と接合することで、ス
トランド9が原反ウェブ7上に積層される。ここで、吸
引チャンバー5の吸引は、原反ウェブ7のしわをとる効
果だけでなく、原反ウェブ7上へのポリマー液4の着地
を補助する効果も同時に発揮する。
【0037】このように紡糸ディスク2の回転による遠
心力を利用してポリマー液4を噴射させることにより、
ポリマー液4からなるストランド4aが、円筒状ガイド
部11の周方向に沿って原反ウェブ7の内側面に付着す
る。また、この間に原反ウェブ7は下方に送られている
ので、ストランド4aが凝固してなるストランド9は原
反ウェブ7の内周面に螺旋状に接合される。以上の工程
により、原反ウェブ7上に、そのウェブを構成するファ
イバーの配列方向とほぼ直交する方向に配列されたスト
ランド9が積層され、それら原反ウェブ7およびストラ
ンド9からなる積層体8が製造される。
【0038】その後、円筒状の積層体8を、その用途に
応じて、不図示の一対のロールの間に挟み込ませて平面
形状に押し潰してもよい。あるいは、円筒状の積層体8
をカッターなどの切断手段によって切り開いて平面形状
に展開してもよい。これにより、縦方向に配列されたフ
ァイバーからなる原反ウェブ7上に、横方向に配列され
たストランド9が積層されてなるシート状の積層体8が
得られる。
【0039】紡糸ディスク2から紡糸されたストランド
4aを原反ウェブ7上に積層する工程では、上述したよ
うに吸引チャンバー5で原反ウェブ7を吸引することに
よって原反ウェブ7にしわを生じさせずに原反ウェブ7
を円筒形に保持することができるので、ストランド4a
の積層時にストランド4aに乱れが生じることを防止で
き、また、ストランド4aが原反ウェブ7上に付着せず
に脱落してしまうということを防止できる。その結果、
紡糸ヘッド2から紡糸されたストランド4aを原反ウェ
ブ7上に安定して積層することが可能となる。
【0040】ストランド9の材料としては熱可塑性エラ
ストマーを用いることができる。ストランド9の材料と
して熱可塑性エラストマーを用い、かつ、原反ウェブ9
を構成しているファイバーが、非弾性ファイバー、すな
わちゴム弾性を示さないファイバーである場合、原反ウ
ェブ9のファイバーの配列方向すなわち縦方向には殆ど
伸縮しないが、そのファイバーの配列方向とほぼ直角な
横方向には伸縮する積層体8が得られる。
【0041】吸引チャンバー5からの原反ウェブ7の吸
引だけでは、原反ウェブ7のしわをなくす効果が不足す
る場合には、円筒状ガイド部11の内側、すなわち円筒
形の原反ウェブ7の内側にエアー(空気)を供給するエ
アー供給手段を設けてもよい。そのエアー供給手段によ
って、円筒状ガイド部11の内壁面で移動する円筒形の
原反ウェブ7の内側にエアーを強制的に供給することに
より、その空気の流れによって原反ウェブ7を円筒状ガ
イド部11の内壁面に向けて付勢することができる。こ
のように円筒形の原反ウェブ7の内側にエアーを別途吹
き込んで、原反ウェブ7を貫通する風量を増加させるこ
とにより、原反ウェブ7が円筒状ガイド部11の内壁面
に密着する度合いを上げることができる。その結果、こ
のようなエアー供給手段を設けることで吸引チャンバー
5による原反ウェブ7の吸引効果が高くなり、原反ウェ
ブ7のしわをなくす効果が高くなる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の積層体の製
造方法は、回転する紡糸ヘッドを用いて原反ウェブ上に
ストランドを積層するために、原反ウェブを円筒状ガイ
ドの内壁面に沿って湾曲させて円筒形にした状態で移動
させる際に、その円筒形の原反ウェブを、円筒状ガイド
に設けられた貫通孔を通して円筒状ガイドの外側から吸
引することにより、吸引していない場合と比較して、原
反ウェブを円筒状ガイドの内壁面により密着させること
ができるので、円筒状ガイドの内壁面およびその近傍に
おいて、原反ウェブにしわを生じさせずに原反ウェブを
円筒形に保持することができる。これにより、円筒状ガ
イドの軸線に配置されて回転する紡糸ヘッドよりポリマ
ー液を吐出させ、吐出されたポリマー液からなるストラ
ンドを原反ウェブ上に積層する際に、ストランドに乱れ
が生じることを防止でき、また、ストランドが原反ウェ
ブ上に付着せずに脱落してしまうということを防止でき
る。その結果、円筒形の原反ウェブの内側で回転する紡
糸ヘッドから紡糸されたストランドを原反ウェブ上に安
定して積層することが可能となる。
【0043】また、円筒形の原反ウェブを吸引する工程
で、原反ウェブの内側にエアー供給手段によって空気を
供給して、その空気によって原反ウェブを円筒状ガイド
の内壁面に向けて付勢することにより、原反ウェブを貫
通する風量が増加し、原反ウェブが円筒状ガイド部に密
着する度合いを上げることができる。その結果、原反ウ
ェブを吸引する効果が高くなり、円筒形に湾曲した原反
ウェブのしわをなくす効果が高くなる。
【0044】また、本発明の積層体の製造装置によれ
ば、上記のような製造方法が用いられているため、原反
ウェブを案内する円筒状ガイドの内壁面およびその近傍
において、原反ウェブにしわを生じさせずに原反ウェブ
を円筒形に保持することができ、円筒形の原反ウェブの
内側で回転する紡糸ヘッドから紡糸されたストランドを
原反ウェブ上に安定して積層することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る積層体の製造装置の
一部を示す斜視図である。
【図2】図1に示される紡糸ディスクおよび吸引チャン
バーを上側から見た図である。
【符号の説明】
1 回転軸 2 紡糸ディスク 3 ノズル 4 ポリマー液 4a ストランド 5 吸引チャンバー 6 吸引管 7 原反ウェブ 8 積層体 9 ストランド 11 円筒状ガイド部 12 通気孔 13 通気路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 忠義 千葉県印旛郡富里町日吉台1−3−1 (72)発明者 矢沢 宏 東京都国立市東2−25−15 (72)発明者 村上 修一 東京都板橋区板橋4−33−5 Fターム(参考) 4F100 AL09B BA02 BA22 BA25 DA11 DG01A DG04B DG06A DG06B DG15A EH81 EJ26 JB16B JL02 4L047 AA08 AA10 AA12 AA14 AA21 AA23 AB03 BA08 BD02 CA02 CA16 EA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイバーが縦方向に配列されてなる原
    反ウェブ上に、横方向に配列したストランドを積層する
    ことにより積層体を製造する方法であって、 前記原反ウェブを円筒状ガイドの内周面に沿って前記フ
    ァイバーの配列方向と略直交する方向に湾曲させて前記
    原反ウェブを円筒形にした状態で、前記原反ウェブを前
    記円筒形の軸線方向に移動させる工程と、 前記円筒状ガイドの内壁面で移動する円筒形の前記原反
    ウェブを、前記円筒状ガイドに設けられた貫通孔を通し
    て前記円筒状ガイドの外側から吸引する工程と、 前記円筒状ガイドの軸心に配置された紡糸ヘッドを該軸
    線をほぼ中心に回転させて前記紡糸ヘッドより円筒形の
    前記原反ウェブの内側面に向けてポリマー液を吐出させ
    ることにより、吐出された前記ポリマー液からなるスト
    ランドを前記原反ウェブの前記ファイバーの配列方向と
    交差する方向に配列させて円筒形の前記原反ウェブ上に
    積層する工程とを有する積層体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記円筒状ガイドの内壁面で移動する円
    筒形の前記原反ウェブを吸引する工程では、円筒形の前
    記原反ウェブの内側に空気を供給することにより、該空
    気によって前記原反ウェブを前記円筒状ガイドの内壁面
    に向けて付勢する請求項1に記載の積層体の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ストランドの材料として熱可塑性エ
    ラストマーを用いる請求項1または2に記載の積層体の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 ファイバーが縦方向に配列されてなる原
    反ウェブ上に、横方向に配列したストランドを積層する
    ことにより積層体を製造する装置であって、 前記原反ウェブが前記ファイバーの配列方向と略直交す
    る方向に湾曲して円筒形となった状態で前記原反ウェブ
    を案内し、前記原反ウェブを吸引するための貫通孔が設
    けられた円筒状ガイドと、 前記原反ウェブを、前記円筒状ガイドの内壁面に沿って
    前記ファイバーの配列方向と略直交する方向に湾曲させ
    て前記原反ウェブを円筒形にした状態で、前記原反ウェ
    ブを前記円筒形の軸線方向に移動させる移動手段と、 前記円筒状ガイドの内壁面で移動する円筒形の前記原反
    ウェブを、前記円筒状ガイドに設けられた前記貫通孔を
    通して前記円筒状ガイドの外側から吸引する吸引手段
    と、 前記円筒状ガイドの軸心に配置されて該軸線をほぼ中心
    に回転し、円筒形の前記原反ウェブの内側面に向けてポ
    リマー液を吐出する紡糸ヘッドとを有する積層体の製造
    装置。
  5. 【請求項5】 円筒形の前記原反ウェブの内側に空気を
    供給することにより、該空気によって前記原反ウェブを
    前記円筒状ガイドの内壁面に向けて付勢するエアー供給
    手段をさらに有する請求項4に記載の積層体の製造装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ストランドの材料として熱可塑性エ
    ラストマーが用いられる請求項4または5に記載の積層
    体の製造装置。
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