JP2002103949A - 駆動装置および車両用空調装置 - Google Patents

駆動装置および車両用空調装置

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JP2002103949A JP2000296641A JP2000296641A JP2002103949A JP 2002103949 A JP2002103949 A JP 2002103949A JP 2000296641 A JP2000296641 A JP 2000296641A JP 2000296641 A JP2000296641 A JP 2000296641A JP 2002103949 A JP2002103949 A JP 2002103949A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の被駆動部材を備える駆動装置におい
て、複数の被駆動部材の位置を1つの位置検出手段にて
検出可能にして、駆動装置のコストダウンを図る。 【解決手段】 電動モータ19a、25a、27aの回
転位置を検出する1つの位置検出手段31、35、36
を備え、その検出結果から複数の被駆動部材7、13、
17a、17b、17cの位置を検出(推定)する。こ
の際、複数の被駆動部材を同時に作動させる要求があっ
たときに、複数の被駆動部材を1つずつ順番に作動させ
ることにより、1つの位置検出手段にて複数の電動モー
タの回転位置を検知可能にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の駆動手段を
有する駆動装置に関し、特に、車両用空調装置の各種ド
ア等を駆動する駆動装置として好適である。
【0002】
【従来の技術】従来の駆動装置は、電動モータにより被
駆動部材を駆動するようになっており、ポテンショメー
タ(位置検出手段)により被駆動部材の位置を検出する
ようにしている。
【0003】そして、例えば車両用空調装置において
は、導入する空気を内気と外気のいずれかに切り替える
内外気切替ドア、吹き出し空気の温度を調整する温度調
整ドア、車室への空気の吹き出し方向を切り替えるモー
ドドア等を備えており、車両用空調装置の駆動装置は、
各ドア(被駆動部材)毎に設けたポテンショメータによ
り各ドアの位置を直接的に検出するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
駆動装置では、各被駆動部材の位置を検出するために、
被駆動部材と同数のポテンショメータが必要であり、こ
れが駆動装置のコストアップの一因となっている。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、複数の被駆動部材を備える駆動装置において、複数
の被駆動部材の位置を1つの位置検出手段にて検出可能
にして、駆動装置のコストダウンを図ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、電動モータ(19a、
25a、27a)と、電動モータにより駆動される複数
の被駆動部材(7、13、17a、17b、17c)
と、電動モータの作動を制御する制御手段(30)と、
電動モータの回転位置を検出する1つの位置検出手段
(31、35、36)とを備え、制御手段は、複数の被
駆動部材を同時に作動させる要求があったときに、被駆
動部材を1つずつ順番に作動させるように、電動モータ
を制御することを特徴とする。
【0007】これによると、1つの位置検出手段により
電動モータの回転位置を検出し、その検出結果から被駆
動部材の位置を検出(推定)することにより、各被駆動
部材毎に設けていたポテンショメータを廃止することが
できる。
【0008】ところで、1つの位置検出手段では、複数
の被駆動部材を同時に作動させたときには各被駆動部材
の位置を検出することができなくなる。
【0009】そこで、請求項1の発明では、複数の被駆
動部材を同時に作動させる要求があったときに、被駆動
部材を1つずつ順番に作動させることにより、1つの位
置検出手段にて複数の被駆動部材の位置を検知可能にし
ている。
【0010】上記のように、請求項1の発明によると、
被駆動部材と同数設けていたポテンショメータを廃止す
ることができ、しかも、ポテンショメータの代わりに設
ける位置検出手段を1つにすることができるため、駆動
装置のコストダウンを図ることができる。
【0011】請求項2に記載の発明では、制御手段(3
0)は、複数の被駆動部材(7、13、17a、17
b、17c)を同時に作動させる要求があったときに、
予め定めた優先順位に従って被駆動部材を作動させるよ
うに、電動モータ(19a、25a、27a)を制御す
ることを特徴とする。
【0012】ところで、複数の被駆動部材を同時に作動
させる要求があったときに、複数の被駆動部材を1つず
つ順番に作動させると、後で駆動される被駆動部材は若
干の作動遅れが発生するが、請求項2の発明のように、
たとえば制御の緊急度等を考慮して優先順位を定めてお
くことにより、作動遅れによる制御上の問題を少なくす
ることができる。
【0013】請求項3に記載の発明では、制御手段(3
0)の作動開始時に、電動モータ(19a、25a、2
7a)により被駆動部材(7、13、17a、17b、
17c)を作動範囲の端部まで駆動したときの、電動モ
ータの回転停止位置を初期の原点位置として前記制御手
段に記憶させる駆動装置において、初期の原点位置を記
憶した後に、被駆動部材を作動範囲の端部まで駆動させ
る要求があったときには、電動モータにより被駆動部材
を作動範囲の端部側に向けて所定時間駆動し、所定時間
駆動後の電動モータの回転停止位置を新たな原点位置と
して制御手段に記憶させることを特徴とする。
【0014】これによると、初期の原点位置を記憶した
後に被駆動部材の位置ずれが発生した場合でも、その後
の原点位置の再設定により位置ずれの影響をなくすこと
ができる。
【0015】なお、請求項1ないし3における位置検出
手段(31、35、36)としては、請求項4に記載の
ように、電動モータ(19a、25a、27a)の回転
に伴う電流変化から電動モータの回転量を検出するもの
を用いることができる。
【0016】請求項5に記載の発明では、空気通路を形
成する空調ケース(5)と、空気通路内に配置されて空
気を冷却する冷房用熱交換器(11)と、空気通路内に
配置されて空気を加熱する暖房用熱交換器(15)と、
空気通路に導入する空気を内気と外気のいずれかに切り
替える内外気切替用被駆動部材(7)と、吹き出し空気
の温度を調整する温度調整用被駆動部材(13)と、車
室(3)への空気の吹き出し方向を切り替える吹出モー
ド用被駆動部材(17a、17b、17c)と、3つの
被駆動部材を駆動する電動モータ(19a、25a、2
7a)と、電動モータの作動を制御する制御手段(3
0)とを備える車両用空調装置において、電動モータの
回転位置を検出する1つの位置検出手段(31、35、
36)を備え、制御手段は、3つの被駆動部材のうち少
なくとも2つを同時に作動させる要求があったときに、
作動要求があった被駆動部材を1つずつ順番に作動させ
るように、電動モータを制御することを特徴とする。
【0017】この請求項5の発明は、請求項1の発明の
駆動装置を車両用空調装置に適用したものであって、こ
れによると、請求項1の発明と同様に、ポテンショメー
タを廃止することができ、しかも、ポテンショメータの
代わりに設ける位置検出手段を1つにすることができる
ため、車両用空調装置における駆動装置のコストダウン
を図ることができる。
【0018】請求項6に記載の発明では、制御手段(3
0)は、3つの被駆動部材(7、13、17a、17
b、17c)のうち温度調整用被駆動部材を含む2つの
被駆動部材を同時に作動させる要求があったときに、内
外気切替用被駆動部材および吹出モード用被駆動部材
を、温度調整用被駆動部材よりも優先して作動させるよ
うに、電動モータ(19a、25a、27a)を制御す
ることを特徴とする。
【0019】ところで、例えば車室内への臭い等の流入
防止のために、内外気の切り替え要求があった場合に
は、応答遅れによる不快感を乗員に感じさせないため
に、優先的に内外気切り替えを行うことが望ましい。
【0020】また、吹出モードが切り替えられた場合、
吹出モードが切り替えられたことを乗員は敏感に感じる
(すぐに認知できる)のに対し、吹き出し空気温度の変
化に対しては乗員は比較的鈍感である。従って、例えば
吹き出し空気温度の調整中に、乗員の手動操作により吹
出モードの切り替え要求があった場合には、応答遅れに
よる違和感を乗員に感じさせないために、優先的に吹出
モードの切り替えを行うことが望ましい。
【0021】そして、請求項6の発明では、上記の点を
考慮して、内外気切替用被駆動部材および吹出モード用
被駆動部材を、温度調整用被駆動部材よりも優先して作
動させることにより、応答遅れによる不快感や違和感を
防止することができる。
【0022】請求項7に記載のように、内外気切替用被
駆動部材(7)と吹出モード用被駆動部材(17a、1
7b、17c)を同時に作動させる要求があったとき
に、吹出モード用被駆動部材を内外気切替用被駆動部材
よりも優先して作動させるようにしてもよい。
【0023】請求項8に記載の発明では、制御手段(3
0)は、内外気切替用被駆動部材(7)と吹出モード用
被駆動部材(17a、17b、17c)を同時に作動さ
せる要求があったときに、車両の窓ガラス(4)に向け
て空気を吹き出すデフロスタ吹出モードが選択されたと
きを除き、内外気切替用被駆動部材を吹出モード用被駆
動部材よりも優先して作動させるとともに、デフロスタ
吹出モードが選択されたときには、吹出モード用被駆動
部材を内外気切替用被駆動部材よりも優先して作動させ
るように、電動モータ(19a、25a、27a)を制
御することを特徴とする。
【0024】これによると、内外気切替用被駆動部材を
吹出モード用被駆動部材よりも優先して作動させる場合
であっても、デフロスタ吹出モードが選択されたときに
は、吹出モード用被駆動部材をを内外気切替用被駆動部
材よりも優先して作動させることにより、窓ガラスの曇
りを速やかに取り除いて、視界を確保することができ
る。
【0025】請求項9に記載のように、温度調整用被駆
動部材(13)を2つ備え、2箇所から吹き出される空
気の温度を独立して調整する車両用空調装置では、2つ
の温度調整用被駆動部材のうち、一方を目標位置まで作
動させた後に、他方を目標位置まで作動させてもよい。
【0026】請求項10に記載のように、温度調整用被
駆動部材(13)を2つ備え、2箇所から吹き出される
空気の温度を独立して調整する車両用空調装置では、2
つの温度調整用被駆動部材の目標位置までの作動量を複
数に分割して、2つの温度調整用被駆動部材を、分割し
た作動量毎に交互に作動させてもよい。
【0027】なお、請求項5ないし10における位置検
出手段(31、35、36)としては、請求項11に記
載のように、電動モータ(19a、25a、27a)の
回転に伴う電流変化から電動モータの回転量を検出する
ものを用いることができる。
【0028】なお、本明細書において、「複数の被駆動
部材を同時に作動させる要求があったとき」とは、1つ
の被駆動部材が作動中に他の被駆動部材を作動させる要
求があったときを含むものである。また、上記各手段の
括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段
との対応関係を示すものである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。
【0030】(第1実施形態)図1は第1実施形態の通
風系と制御系を表す概略構成図である。図に示す如く本
実施形態の車両用空調装置1は、車室3の前方部に所謂
空調ユニットを設けたものであり、空気通路を形成する
空調ケース5内に空気流れ上流側から順に配設された、
内外気切替ドア(被駆動部材)7、ブロワ9、エバポレ
ータ(冷房用熱交換器)11、温度調整ドア(被駆動部
材、温度調整部材)13、ヒータコア(暖房用熱交換
器)15、第1〜第3吹出モードドア(被駆動部材)1
7a、17b、17cを備えている。
【0031】内外気切替ドア7は、第1サーボモータ
(内外気ドア駆動手段)19により駆動される。ここ
で、第1サーボモータ19は、直流電動モータ19a
と、このモータ19aの回転を減速する歯車式の減速機
構19bとを有し、この減速機構19bの出力軸と内外
気切替ドア7とが連絡されている。なお、直流電動モー
タ19aは、整流子および給電用のブラシを有する周知
の形式のものである。
【0032】そして、内外気切替ドア7は、第1サーボ
モータ19の駆動のもとに第1切替位置(図に実線で示
す位置)に切り替えられて、空調ケース5内にその外気
導入口5aから外気を流入させ、一方第2切替位置(図
に破線で示す位置)に切り替えられて、空調ケース5内
にその内気導入口5bから車室3内の空気(内気)を流
入させる。
【0033】またブロワ9は、ブロワモータ23の回転
速度に応じて、外気導入口5aからの外気又は内気導入
口5bからの内気を空気流としてエバポレータ11に送
風し、エバポレータ11は、そのブロワ9からの空気流
を、空調装置の冷凍サイクルの作動によって循環する冷
媒により冷却する。
【0034】次に温度調整ドア13は、第2サーボモー
タ(温度調整部材駆動手段)25により駆動され、その
開度に応じて、エバポレータ11からの冷却空気流をヒ
ータコア15に流入させると共に、残余の冷却空気流
を、ヒータコア15をバイパスして流動させる。ここ
で、第2サーボモータ25は、前述の直流電動モータ1
9aと同様の形式の直流電動モータ25aと、このモー
タ25aの回転を減速する歯車式の減速機構25bとを
有し、この減速機構25bの出力軸と温度調整ドア13
とが連絡されている。また、ヒータコア15は、エンジ
ン冷却水を熱源として空気流を加熱する。
【0035】一方、第1吹出モードドア17aはフェイ
ス吹出口5cを開閉し、第2吹出モードドア17bはフ
ット吹出口5dを開閉し、第3吹出モードドア17cは
デフロスタ吹出口5eを開閉するもので、第1〜第3吹
出モードドア17a、17b、17cは、共通の第3サ
ーボモータ27(モードドア駆動手段)により駆動され
る。ここで、第3サーボモータ27は、前述の直流電動
モータ19aと同様の形式の直流電動モータ27aと、
このモータ27aの回転を減速する歯車式の減速機構2
7bとを有し、この減速機構27bの出力軸と第1〜第
3吹出モードドア17a、17b、17cとが連絡され
ている。
【0036】そして、第1〜第3吹出モードドア17
a、17b、17cの開閉作用により、下記のいずれか
の吹出モードが設定される。すなわち、フェイス吹出口
5cを全開して車室内乗員の上半身に向けて空気を吹き
出すフェイスモードと、フット吹出口5dを全開して車
室内乗員の足元に向けて空気を吹き出すフットモード
と、デフロスタ吹出口5eを全開して車両フロント窓ガ
ラス4の内面に空気を吹き出すデフロスタモードと、フ
ェイス吹出口5cとフット吹出口5dの両方を開口して
車室内乗員の上半身と足元に向けて空気を吹き出すバイ
レベルモードと、フット吹出口5dおよびデフロスタ吹
出口5eを開口して車室内乗員の足元および窓ガラス4
の内面に空気を吹き出すフットデフロスタモードとを設
定できるようになっている。
【0037】次に、第1〜第3サーボモータ19、2
5、27およびブロワモータ23等の作動を制御する電
子制御装置(ECU、制御手段)30について説明す
る。
【0038】ECU30は、センサ群40からの検出信
号および操作パネル50のスイッチの信号に基づいて空
調制御を実行するためのものであり、中央処理装置(以
下、CPUという)31、第1〜第3駆動回路32〜3
4、位置検出回路35、切替回路36、および図示しな
いROM、RAM等から構成されている。
【0039】CPU31は、後述するフローチャートの
実行命令に従って所定の演算を行い、その演算結果に基
づいて、ブロワモータ23、第1〜第3駆動回路32〜
34、および切替回路36を制御する。
【0040】第1駆動回路32は、CPU31の制御の
もとに、第1サーボモータ19内の電動モータ19aへ
の通電を行うものである。また、第2駆動回路33は、
CPU31の制御のもとに、第2サーボモータ25内の
電動モータ25aへの通電を行い、第3駆動回路34
は、CPU31の制御のもとに、第3サーボモータ27
内の電動モータ27aへの通電を行うものである。
【0041】切替回路36は、CPU31の制御のもと
に、3つの駆動回路32〜34と3つの電動モータ19
a、25a、27aとを接続する3つの電源ライン32
a、33a、34aのうちの1つのみを、位置検出回路
35に切り替え接続する。
【0042】位置検出回路35は、切替回路36によ
り、3つの電源ライン32a、33a、34aのうちの
1つのみに切り替え接続される。ここで、整流子および
ブラシを有する形式の電動モータでは、電動モータの回
転に伴う整流子とブラシとの接続関係の切り替わり時に
電流値が大きく変化する。そして、位置検出回路35
は、接続された電源ラインの電流波形を検出し、その電
流をパルス状の波形に整形してCPU31に出力する。
【0043】CPU31は、位置検出回路35からのパ
ルス状の波形を受け、そのパルス数をカウントする。そ
して、そのパルス数から各電動モータの回転位置を検出
し、その検出結果から各ドアの位置を検出(推定)す
る。
【0044】従って、CPU31と位置検出回路35と
切替回路36は、各電動モータの回転位置を検出するた
めの位置検出手段を構成している。
【0045】ECU30には、センサ群40から、内気
温、外気温、日射量、エンジン冷却水温、エバポレータ
11の冷却度合としての蒸発器吹出温度、等の検出信号
が入力される。
【0046】さらに、計器盤に設置された操作パネル5
0には、乗員により手動操作される下記のスイッチが備
えられ、この操作スイッチの操作信号もECU30に入
力される。
【0047】操作パネル50のスイッチとしては、制御
目標となる車室内の設定温度を乗員が設定するための温
度設定スイッチ51、ブロワ9の風量切替信号を発生す
る風量スイッチ52、内外気切替信号を発生する内外気
切替スイッチ53、吹出モード信号を発生する吹出モー
ドスイッチ54、冷凍サイクルの圧縮機用の電磁クラッ
チのオンオフ信号を発生するエアコンスイッチ55、空
調の自動制御モードを設定するオートスイッチ56等が
設けられている。
【0048】次に、上記構成において本実施形態の作動
を説明する。図2のフローチャートはECU30により
実行される制御処理の概要を示し、図2の制御ルーチン
は、車両エンジンのイグニッションスイッチがオンされ
てECU30に電源が供給されるとスタートする。
【0049】先ず、ステップS100ではフラグ、タイ
マー等の初期化がなされ、次のステップS110で、セ
ンサ群40からの検出信号、操作パネル50のスイッチ
51〜56からの操作信号等を読み込む。
【0050】続いて、ステップS120にて、車室3内
へ吹き出される空調風の目標吹出温度TAOを、設定温
度、内気温、外気温および日射量に基づいて算出する。
この目標吹出温度TAOは、車室3内を温度設定スイッ
チ51の設定温度に維持するために必要な吹出温度であ
る。
【0051】次に、ステップS130にて、温度調整ド
ア13の目標開度SWを、目標吹出温度TAO、エンジ
ン冷却水温および蒸発器吹出温度に基づいて算出する。
この目標開度SWは、車室3内へ吹き出される空調風の
温度を目標吹出温度TAOに調整するために必要な、温
度調整ドア13の開度である。
【0052】次に、ステップS140にて、ブロワ9に
より送風される空気の目標風量BLWを、上記TAOに
基づいて算出する。この目標風量BLWは、マップによ
り算出され、上記TAOの高温側(最大暖房側)および
低温側(最大冷房側)で目標風量を大きくし、上記TA
Oの中間温度域で目標風量を小さくする。
【0053】次に、ステップS150にて上記TAOに
応じて内外気モードを決定する。この内外気モードは、
TAOが低温側から高温側へ上昇するにつれて、全内気
モード→内外気混入モード→全外気モード、あるいは全
内気モード→全外気モードと切替設定する。
【0054】次に、ステップS160にて上記TAOに
応じて吹出モードを決定する。この吹出モードは、TA
Oが低温側から高温側へ上昇するにつれてフェイスモー
ド→バイレベルモード→フットモードと切替設定する。
【0055】次に、ステップS170にて圧縮機作動の
断続を決定する。圧縮機作動の断続は目標蒸発器吹出温
度と実際の蒸発器吹出温度とを比較して決定する。すな
わち、蒸発器吹出温度が目標蒸発器吹出温度より低下す
ると、圧縮機を停止状態とし、逆に、蒸発器吹出温度が
目標蒸発器吹出温度より上昇すると、圧縮機を作動状態
とする。
【0056】次に、ステップS180では、上記各ステ
ップS130〜S170で演算された各種制御値に基づ
いて、あるいは操作パネル50のスイッチ51〜56が
操作されたときにはその手動操作信号に基づいて、各ド
ア7、13、17a、17b、17c、ブロワ9および
圧縮機の作動を制御する。
【0057】次に、ステップS180の具体的な処理
を、図3〜図5により詳述する。
【0058】まず、図3において、ステップS1801
にて、上記各ステップS130〜S170で演算された
各種制御値に基づいて、各ドア7、13、17a、17
b、17c、ブロワ9および圧縮機の自動制御を開始す
る。
【0059】そして、温度設定スイッチ51、内外気切
替スイッチ53および吹出モードスイッチ54のいずれ
も操作されなかった場合には(ステップS1802がN
O)、自動制御が完了してステップS1803がYES
になるまで、自動制御が継続される。
【0060】この自動制御では、ステップS150で決
定した内外気モードが得られるように、第1サーボモー
タ19の駆動のもとに内外気切替ドア7の操作位置を制
御する。また、ステップS160で決定した吹出モード
が得られるように、第3サーボモータ27の駆動のもと
に吹出モードドア17a、17b、17cの操作位置を
制御する。
【0061】また、ステップS130で算出した目標開
度SWと一致するように、第2サーボモータ25の駆動
のもとに温度調整ドア13の開度を制御する。また、ブ
ロワモータ23は、ステップS140で算出した目標風
量BLWが得られるように印加電圧が制御されて回転数
が制御される。また、実際の蒸発器吹出温度が目標蒸発
器吹出温度となるように圧縮機の作動をON−OFF制
御する。
【0062】ここで、3つのサーボモータ19、25、
27は1つずつ順番に作動させるようになっている。そ
して、第1サーボモータ19の作動時には、位置検出回
路35は第1サーボモータ19の電源ライン32aに切
替回路36により接続され、その電源ライン32aの電
流波形をパルス状の波形に整形してCPU31に出力す
る。CPU31は、そのパルス数から第1サーボモータ
19内の電動モータ19aの回転量、ひいては内外気切
替ドア7の位置を検出する。
【0063】また、第2サーボモータ25の作動時に
は、位置検出回路35は第2サーボモータ25の電源ラ
イン33aに切替回路36により切り替え接続され、そ
の電源ライン33aの電流波形をパルス状の波形に整形
してCPU31に出力する。CPU31は、そのパルス
数から第2サーボモータ25内の電動モータ25aの回
転量、ひいては第2サーボモータ25にて駆動される温
度調整ドア13の位置(開度)を検出する。
【0064】さらに、第3サーボモータ27の作動時に
は、位置検出回路35は第3サーボモータ27の電源ラ
イン34aに切替回路36により切り替え接続され、そ
の電源ライン34aの電流波形をパルス状の波形に整形
してCPU31に出力する。CPU31は、そのパルス
数から第3サーボモータ27内の電動モータ27aの回
転量、ひいては第3サーボモータ27にて駆動される吹
出モードドア17a、17b、17cの位置を検出す
る。
【0065】次に、自動制御中に、温度設定スイッチ5
1、内外気切替スイッチ53および吹出モードスイッチ
54のいずれかが操作された場合(ステップS1802
がYES)の制御について説明する。
【0066】まず、上記のスイッチ51、53、54の
いずれかが操作されるとステップS1804に進み、ど
のスイッチが操作されたかを判定する。そして、吹出モ
ードスイッチ54が操作された場合には、図4に示すス
テップS1805〜ステップS1811にて、手動操作
で選択された吹出モードに切り替えられる。
【0067】図4において、まず、ステップS1805
にて自動制御中のドアの有無を判定し、自動制御中のド
アがなければステップS1806に進み、手動操作で選
択された吹出モードに切り替える制御をステップS18
06にて実行する。
【0068】図5はステップS1806の詳細な処理を
示すもので、吹出モードスイッチ54の信号に基づいて
吹出モードドア17a、17b、17cの切替位置を決
定し(ステップS1806a)、切替回路36により位
置検出回路35を第3サーボモータ27の電源ライン3
4aに接続し(ステップS1806b)、第3駆動回路
34により第3サーボモータ27内の電動モータ27a
への通電を開始する(ステップS1806c)。次い
で、ステップS1806dでは、位置検出回路35から
のパルス波形に基づいて、電動モータ27aの回転量、
ひいては吹出モードドア17a、17b、17cの位置
を検出する。
【0069】次いで、ステップS1806eでは、ステ
ップS1806dでのドア位置検出結果に基づいて、ス
テップS1806aで決定した切替位置まで吹出モード
ドア17a、17b、17cが操作されたか否かを判定
し、吹出モードドア17a、17b、17cが切替位置
まで操作された場合(操作完了時)にはステップS18
06eがYESになってステップS1806fに進み、
ステップS1806fにて電動モータ27aへの通電を
停止させる。
【0070】一方、図4において、ステップS1805
がYESの場合、すなわち自動制御中のドアがある場合
は、どのドアが自動制御中であるかをステップS180
7にて判定する。そして、吹出モードドア17a、17
b、17cが自動制御中の場合、ステップS1808に
て吹出モードドア17a、17b、17cの自動制御を
中止し、手動操作で選択された吹出モードに切り替える
制御をステップS1806にて実行する。
【0071】また、内外気切替ドア7または温度調整ド
ア13が自動制御中の場合(ステップS1807がN
O)、ステップS1809にてそれらのドア7、13の
自動制御を中断し、手動操作で選択された吹出モードに
切り替える制御をステップS1810にて実行した後、
ステップS1809にて自動制御を一旦中断したドア
7、13の自動制御をステップS1811にて続行す
る。なお、ステップS1810の処理は、ステップS1
806と同じである。
【0072】次に、自動制御中に内外気切替スイッチ5
3が操作された場合(ステップS1802がYES)の
制御について、図3にて説明する。この場合には、ステ
ップS1812〜ステップS1819にて、手動操作で
選択された内外気モードに切り替えられる。
【0073】図3において、まず、ステップS1812
にて自動制御中のドアの有無を判定し、自動制御中のド
アがなければステップS1813に進み、手動操作で選
択された内外気モードに切り替える制御をステップS1
813にて実行する。
【0074】ここで、ステップS1813の詳細な処理
手順は、制御対象が異なる点を除き、前述したステップ
S1806と実質的に同じである。すなわち、内外気切
替スイッチ53の信号に基づいて内外気切替ドア7の切
替位置を決定し、切替回路36により位置検出回路35
を第1サーボモータ19の電源ライン32aに接続し、
第1駆動回路32により第1サーボモータ19内の電動
モータ19aへの通電を開始する。次いで、位置検出回
路35からのパルス波形に基づいて、電動モータ19a
の回転量、ひいては内外気切替ドア7の位置を検出し、
内外気切替ドア7が所定の切替位置まで操作された(操
作完了)と判定されると、電動モータ19aへの通電を
停止させる。
【0075】一方、ステップS1812がYESの場
合、すなわち自動制御中のドアがある場合は、どのドア
が自動制御中であるかをステップS1814にて判定す
る。そして、吹出モードドア17a、17b、17cが
自動制御中の場合、吹出モードドア17a、17b、1
7cの自動制御が終了するまでステップS1815にて
待機した後、手動操作で選択された内外気モードに切り
替える制御をステップS1813にて実行する。
【0076】また、内外気切替ドア7が自動制御中の場
合、ステップS1814からステップS1816に進
み、このステップS1816にて内外気切替ドア7の自
動制御を中止し、手動操作で選択された内外気モードに
切り替える制御をステップS1813にて実行する。
【0077】さらに、温度調整ドア13が自動制御中の
場合、ステップS1814からステップS1817に進
み、このステップS1817にて温度調整ドア13の自
動制御を中断し、手動操作で選択された内外気モードに
切り替える制御をステップS1818にて実行した後、
ステップS1817にて自動制御を一旦中断した温度調
整ドア13の自動制御をステップS1819にて続行す
る。なお、ステップS1818の処理は、ステップS1
813と同じである。
【0078】次に、自動制御中に温度設定スイッチ51
が操作された場合(ステップS1802がYES)の制
御について説明する。この場合には、ステップS182
0〜ステップS1824にて、車室3内の温度が手動操
作で設定された温度になるように、温度調整ドア13の
開度が調整される。
【0079】まず、ステップS1820にて自動制御中
のドアの有無を判定し、自動制御中のドアがなければス
テップS1821に進み、手動操作で設定された温度に
基づく制御をステップS1821にて実行する。
【0080】ここで、ステップS1821の詳細な処理
手順は、制御対象が異なる点を除き、前述したステップ
S1806と実質的に同じである。すなわち、温度設定
スイッチ51の信号等に基づいて温度調整ドア13の開
度を決定し、切替回路36により位置検出回路35を第
2サーボモータ25の電源ライン33aに接続し、第2
駆動回路33により第2サーボモータ25内の電動モー
タ25aへの通電を開始する。次いで、位置検出回路3
5からのパルス波形に基づいて、電動モータ25aの回
転量、ひいては温度調整ドア13の開度を検出し、温度
調整ドア13が所定の開度まで操作された(操作完了)
と判定されると、電動モータ25aへの通電を停止させ
る。
【0081】一方、ステップS1820がYESの場
合、すなわち自動制御中のドアがある場合は、どのドア
が自動制御中であるかをステップS1822にて判定す
る。そして、吹出モードドア17a、17b、17cま
たは内外気切替ドア7が自動制御中の場合、それらのド
ア17a、17b、17c、7の自動制御が終了するま
でステップS1823にて待機した後、手動操作で設定
された温度に基づく制御をステップS1821にて実行
する。
【0082】また、温度調整ドア13が自動制御中の場
合、ステップS1822からステップS1824に進
み、このステップS1824にて温度調整ドア13の自
動制御を中止し、手動操作で設定された温度に基づく制
御をステップS1821にて実行する。
【0083】上記のように、本実施形態では、電動モー
タの回転に伴う電流値の変化を検出して各ドアの位置を
検出することにより、ポテンショメータを廃止すること
ができる。
【0084】しかも、3つの電動モータ19a、25
a、27aを1つずつ順番に作動させるとともに、位置
検出回路35と3つの電源ライン32a、33a、34
aとの接続を切替回路36により切り替えることによ
り、1つの位置検出回路35にて3つの電動モータ19
a、25a、27aの電流変化を検知することができ
る。
【0085】ところで、例えば車室内への臭い等の流入
防止のために、内外気の切り替え要求があった場合に
は、応答遅れによる不快感を乗員に感じさせないため
に、優先的に内外気切り替えを行うことが望ましい。
【0086】また、吹出モードが切り替えられた場合、
吹出モードが切り替えられたことを乗員は敏感に感じる
(すぐに認知できる)のに対し、吹き出し空気温度の変
化に対しては乗員は比較的鈍感である。従って、例えば
吹き出し空気温度の調整中に、乗員の手動操作により吹
出モードの切り替え要求があった場合には、応答遅れに
よる違和感を乗員に感じさせないために、優先的に吹出
モードの切り替えを行うことが望ましい。
【0087】そして、本実施形態では、温度調整ドア1
3の自動制御中に、手動操作による内外気モードや吹出
モードの切り替え要求があった場合には、温度調整より
も内外気モードや吹出モードの切り替えを優先するよう
にしているため、応答遅れによる不快感や違和感を防止
することができる。
【0088】(第2実施形態)図6は第2実施形態の車
両用空調装置の制御処理の要部を示すもので、この第2
実施形態は、第1〜第3吹出モードドア17a、17
b、17cが端部に位置するときの、電動モータ27a
の回転停止位置(原点位置)を認識する制御処理を、上
記第1実施形態に追加したものである。
【0089】ここで、第3サーボモータ27内の電動モ
ータ27aの一定方向の回転に伴って、第1〜第3吹出
モードドア17a、17b、17cが作動することによ
り、フェイスモード→バイレベルモード→フットモード
→フットデフロスタモード→デフロスタモードの順に吹
出モードが切り替えられる。従って、フェイスモードお
よびデフロスタモード時に、第1〜第3吹出モードドア
17a、17b、17cは端部に位置する。
【0090】次に、図6により第2実施形態の制御処理
について説明する。図6の制御ルーチンは、車両エンジ
ンのイグニッションスイッチがオンされてECU30に
電源が供給されるとスタートする。
【0091】先ず、ステップS201では、第1〜第3
吹出モードドア17a、17b、17cを一方の端部位
置(フェイスモード位置)に向かって所定時間(片側フ
ルストローク作動時間以上)作動させ、所定時間作動後
の電動モータ27aの回転停止位置を原点位置としてE
CU30に記憶する。また、このステップS201で
は、第1〜第3吹出モードドア17a、17b、17c
を一方の端部位置から他方の端部位置(デフロスタモー
ド位置)に向かって所定時間作動させ、位置検出回路3
5からのパルス波形に基づいてその両端位置間のパルス
数をカウントしECU30に記憶する。
【0092】次に、ステップS202では、予めECU
30に設定された作動範囲内各停止位置(バイレベルモ
ード位置、フットモード位置、フットデフロスタモード
位置、デフロスタモード位置)に対する作動パルス数を
割り付け、ECU30に記憶する。
【0093】その後、ステップS203にて、第1〜第
3吹出モードドア17a、17b、17cの作動目標位
置を指示し、さらに、ステップS204にて、その作動
目標位置に対するパルス数分だけ第3サーボモータ27
を駆動し停止させる。以上の制御処理により初期設定が
完了し、次にステップS205に進んで通常制御が実行
される。なお、このステップS205では、図2のステ
ップS110からステップS180と同様の制御処理が
行われる。
【0094】次に、通常制御の実行中に吹出モードスイ
ッチ54が操作された場合、ステップS206がYES
になってステップS207に進み、選択された吹出モー
ドがフェイスモードであればステップS207がYES
となり、ステップS208に進む。
【0095】そして、ステップS208では、第1〜第
3吹出モードドア17a、17b、17cを、フェイス
モード位置に向かって所定時間(片側フルストローク作
動時間以上)作動させ、ステップS209では、所定時
間作動後の電動モータ27aの回転停止位置を新たな原
点位置としてECU30に記憶する(原点位置を認識し
直す)。
【0096】一方、選択された吹出モードがフェイスモ
ード以外であればステップS207がNOとなり、ステ
ップS210に進む。そして、ステップS210では、
選択された吹出モード位置に対するパルス数分だけ第3
サーボモータ27を駆動し停止させる。
【0097】本実施形態では、第1〜第3吹出モードド
ア17a、17b、17cを駆動する電動モータ27a
の原点位置をステップS201で記憶した後に、車両走
行中の振動等により第1〜第3吹出モードドア17a、
17b、17cの位置ずれが発生した場合でも、ステッ
プS209で電動モータ27aの原点位置を認識し直す
ため、上記の位置ずれの影響をなくすことができる。
【0098】(他の実施形態)上記各実施形態では、本
発明の駆動装置を車両用空調装置に適用した例を示した
が、本発明の駆動装置は他の用途にも適用可能である。
【0099】また、上記各実施形態において、センサ群
40からの検出信号に基づいていずれかのドアを駆動中
に、温度設定スイッチ51、内外気切替スイッチ53お
よび吹出モードスイッチ54のいずれかが操作された場
合は、この手動操作に基づく制御(ドアの駆動)を優先
して実行してもよい。
【0100】また、上記各実施形態では、電動モータ1
9a、25a、27aは、整流子および給電用のブラシ
を有する形式のものを用いたが、1つの電気パルスが与
えられる毎に1ステップだけ回転し、その位置で一定の
保持トルクをもって停止する、いわゆるステッピングモ
ータを用いてもよい。
【0101】このステッピングモータを用いた場合、ス
テッピングモータに与える電気パルス数はCPU31で
の演算によって決定され、CPU31によって決定され
た電気パルス数の情報からステッピングモータの回転位
置を検出する。従って、ステッピングモータを用いた場
合は、CPU31が位置検出手段を兼ねる。
【0102】上記第1実施形態おいて、内外気切替スイ
ッチ53と吹出モードスイッチ54がほぼ同時に操作さ
れた場合、内外気モードの切り替えを吹出モードの切り
替えよりも優先させてもよいし、逆に吹出モードの切り
替えを優先させてもよい。
【0103】また、内外気切替スイッチ53と吹出モー
ドスイッチ54がほぼ同時に操作されたときに、内外気
モードの切り替えを吹出モードの切り替えよりも優先さ
せる場合であっても、吹出モードとしてデフロスタモー
ドが選択されたときには、走行安全性の観点から、デフ
ロスタモードへの切り替えを内外気モードの切り替えよ
りも優先するのが望ましい。
【0104】また、温度調整ドア13およびサーボモー
タ25を2つ備え、運転席側の吹き出し空気温度と助手
席側の吹き出し空気温度とを独立に制御する形式の左右
独立制御式車両用空調装置にも、本発明は適用可能であ
る。
【0105】この場合、運転席側の温度制御を優先して
制御する、すなわち、運転席側の吹き出し空気温度を調
整する運転席用温度調整ドアを目標開度まで作動させた
後に、助手席側の吹き出し空気温度を調整する助手席用
温度調整ドアを目標開度まで作動させるのが望ましい。
【0106】また、この左右独立制御式車両用空調装置
において、運転席用温度調整ドアと助手席用温度調整ド
アの目標開度までの作動量を複数に分割して、運転席用
温度調整ドアと助手席用温度調整ドアを、分割した作動
量毎に交互に作動させてもよい。
【0107】さらに、左右独立制御式車両用空調装置に
おいて、位置検出回路35と切替回路36を2組設け、
一方の(例えば運転席用の)温度調整ドアを駆動する電
動モータの回転位置と内外気切替ドアを駆動する電動モ
ータの回転位置とを、一方の位置検出回路と切替回路で
検出し、他方の(例えば助手席用の)温度調整ドアを駆
動する電動モータの回転位置と吹出モードドアを駆動す
る電動モータの回転位置とを、他方の位置検出回路と切
替回路で検出するようにしてもよい。そして、この場合
には、一方の温度調整ドアよりも内外気切替ドアを優先
して作動させると共に、他方の温度調整ドアよりも吹出
モードドアを優先して作動させるのが望ましい。
【0108】また、温度調整ドア13およびサーボモー
タ25を2つ備え、フェイス吹出口5cからの吹き出し
空気温度とフット吹出口5dからの吹き出し空気温度と
を独立に制御する形式の上下独立制御式車両用空調装置
にも、本発明は適用可能である。この場合、足よりも顔
の方が温度に対して感覚が敏感であるため、フット吹出
口5d側の温度制御よりもフェイス吹出口5c側の温度
制御を優先するのが望ましい。
【0109】また、温度調整ドア13およびサーボモー
タ25を2つ備え、前席側の吹き出し空気温度と後席側
の吹き出し空気温度とを独立に制御する形式の前後独立
制御式車両用空調装置にも、本発明は適用可能である。
この場合、後席側の温度制御よりも前席側の温度制御を
優先するのが望ましい。
【0110】また、上記第1実施形態では、ヒータコア
15に流入する空気量とヒータコア15をバイパスする
空気量とを温度調整ドア13にて調整して吹き出し空気
温度を制御したが、本発明は、ヒータコア15に流入す
るエンジン冷却水の量を流量調整弁(被駆動部材、温度
調整部材)にて調整して吹き出し空気温度を制御する形
式の車両用空調装置にも適用可能である。この場合、温
度調整ドア13の代わりに流量調整弁が、第2サーボモ
ータ25により駆動される。
【0111】また、上記第1実施形態では、駆動手段を
なすサーボモータを3つ備える例を示したが、サーボモ
ータが2つ、あるいはサーボモータが4つ以上のものに
も適用可能である。そして、例えばサーボモータが5つ
の場合、位置検出回路35と切替回路36を2組設け、
一方の位置検出回路と切替回路で2つのサーボモータの
電流変化を検知し、他方の位置検出回路と切替回路で残
り3つのサーボモータの電流変化を検知するようにして
もよい。
【0112】また、上記第2実施形態では、第1〜第3
吹出モードドア17a、17b、17cがフェイスモー
ド位置にあるときの、電動モータ27aの回転停止位置
を原点位置としたが、デフロスタモード位置にあるとき
の電動モータ27aの回転停止位置を原点位置としても
よいし、フェイスモードおよびデフロスタモードの両位
置での電動モータ27aの回転停止位置を原点位置とし
てもよい。
【0113】また、上記第2実施形態では、吹出モード
スイッチ54の操作でフェイスモードが選択されたとき
に原点位置を認識し直すようにしたが、TAOに基づい
てフェイスモードが選択されたときにも原点位置を認識
し直すようにしてもよい。
【0114】また、上記第2実施形態では、第1〜第3
吹出モードドア17a、17b、17cを駆動する電動
モータ27aについてのみ説明したが、温度調整ドア1
3および内外気切替ドア7を駆動する各電動モータ19
a、25aについても、同様の方法でその原点位置を認
識するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の全体構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態の作動の概要を示すフロ
ーチャートである。
【図3】図2のステップS180の詳細な処理内容の一
部を示すフローチャートである。
【図4】図2のステップS180の詳細な処理内容の残
部を示すフローチャートである。
【図5】図4のステップS1806の詳細を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明の第2実施形態の作動の概要を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
7、13、17a、17b、17c…被駆動部材をなす
ドア、19a、25a、27a…電動モータ、30…制
御手段をなすECU、31…位置検出手段を構成するC
PU、35…位置検出手段を構成する位置検出回路、3
6…位置検出手段を構成する切替回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 徳久 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3L011 CH03 CL03 CP03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータ(19a、25a、27a)
    と、 前記電動モータにより駆動される複数の被駆動部材
    (7、13、17a、17b、17c)と、 前記電動モータの作動を制御する制御手段(30)と、 前記電動モータの回転位置を検出する1つの位置検出手
    段(31、35、36)とを備え、 前記制御手段は、前記複数の被駆動部材を同時に作動さ
    せる要求があったときに、前記被駆動部材を1つずつ順
    番に作動させるように、前記電動モータを制御すること
    を特徴とする駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段(30)は、前記複数の被
    駆動部材(7、13、17a、17b、17c)を同時
    に作動させる要求があったときに、予め定めた優先順位
    に従って前記被駆動部材を作動させるように、前記電動
    モータ(19a、25a、27a)を制御することを特
    徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段(30)の作動開始時に、
    前記電動モータ(19a、25a、27a)により前記
    被駆動部材(7、13、17a、17b、17c)を作
    動範囲の端部まで駆動したときの、前記電動モータの回
    転停止位置を初期の原点位置として前記制御手段に記憶
    させる駆動装置において、 前記初期の原点位置を記憶した後に、前記被駆動部材を
    作動範囲の端部まで駆動させる要求があったときには、
    前記電動モータにより前記被駆動部材を前記作動範囲の
    端部側に向けて所定時間駆動し、前記所定時間駆動後の
    前記電動モータの回転停止位置を新たな原点位置として
    前記制御手段に記憶させることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記位置検出手段(31、35、36)
    は、前記電動モータ(19a、25a、27a)の回転
    に伴う電流変化から前記電動モータの回転量を検出する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記
    載の駆動装置。
  5. 【請求項5】 空気通路を形成する空調ケース(5)
    と、 前記空気通路内に配置されて空気を冷却する冷房用熱交
    換器(11)と、 前記空気通路内に配置されて空気を加熱する暖房用熱交
    換器(15)と、 前記空気通路に導入する空気を内気と外気のいずれかに
    切り替える内外気切替用被駆動部材(7)と、 吹き出し空気の温度を調整する温度調整用被駆動部材
    (13)と、 車室(3)への空気の吹き出し方向を切り替える吹出モ
    ード用被駆動部材(17a、17b、17c)と、 前記3つの被駆動部材を駆動する電動モータ(19a、
    25a、27a)と、 前記電動モータの作動を制御する制御手段(30)とを
    備える車両用空調装置において、 前記電動モータの回転位置を検出する1つの位置検出手
    段(31、35、36)を備え、 前記制御手段は、前記3つの被駆動部材のうち少なくと
    も2つを同時に作動させる要求があったときに、作動要
    求があった前記被駆動部材を1つずつ順番に作動させる
    ように、前記電動モータを制御することを特徴とする車
    両用空調装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段(30)は、前記3つの被
    駆動部材(7、13、17a、17b、17c)のうち
    前記温度調整用被駆動部材を含む2つの被駆動部材を同
    時に作動させる要求があったときに、前記内外気切替用
    被駆動部材および前記吹出モード用被駆動部材を、前記
    温度調整用被駆動部材よりも優先して作動させるよう
    に、前記電動モータ(19a、25a、27a)を制御
    することを特徴とする請求項5に記載の車両用空調装
    置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段(30)は、前記内外気切
    替用被駆動部材(7)と前記吹出モード用被駆動部材
    (17a、17b、17c)を同時に作動させる要求が
    あったときに、前記吹出モード用被駆動部材を前記内外
    気切替用被駆動部材よりも優先して作動させるように、
    前記電動モータ(19a、25a、27a)を制御する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の車両用空調
    装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段(30)は、前記内外気切
    替用被駆動部材(7)と前記吹出モード用被駆動部材
    (17a、17b、17c)を同時に作動させる要求が
    あったときに、車両の窓ガラス(4)に向けて空気を吹
    き出すデフロスタ吹出モードが選択されたときを除き、
    前記内外気切替用被駆動部材を前記吹出モード用被駆動
    部材よりも優先して作動させるとともに、前記デフロス
    タ吹出モードが選択されたときには、前記吹出モード用
    被駆動部材を前記内外気切替用被駆動部材よりも優先し
    て作動させるように、前記電動モータ(19a、25
    a、27a)を制御することを特徴とする請求項5また
    は6に記載の車両用空調装置。
  9. 【請求項9】 前記温度調整用被駆動部材(13)を2
    つ備え、2箇所から吹き出される空気の温度を独立して
    調整する車両用空調装置であって、 前記制御手段(30)は、前記2つの温度調整用被駆動
    部材のうち、一方を目標位置まで作動させた後に、他方
    を目標位置まで作動させるように、前記電動モータ(1
    9a、25a、27a)を制御することを特徴とする請
    求項5ないし8のいずれか1つに記載の車両用空調装
    置。
  10. 【請求項10】 前記温度調整用被駆動部材(13)を
    2つ備え、2箇所から吹き出される空気の温度を独立し
    て調整する車両用空調装置であって、 前記制御手段(30)は、前記2つの温度調整用被駆動
    部材の目標位置までの作動量を複数に分割して、前記2
    つの温度調整用被駆動部材を、分割した作動量毎に交互
    に作動させるように、前記電動モータ(19a、25
    a、27a)を制御することを特徴とする請求項5ない
    し8のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  11. 【請求項11】 前記位置検出手段(31、35、3
    6)は、前記電動モータ(19a、25a、27a)の
    回転に伴う電流変化から前記電動モータの回転量を検出
    することを特徴とする請求項5ないし10のいずれか1
    つに記載の車両用空調装置。
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