JP2002103698A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2002103698A
JP2002103698A JP2000292903A JP2000292903A JP2002103698A JP 2002103698 A JP2002103698 A JP 2002103698A JP 2000292903 A JP2000292903 A JP 2000292903A JP 2000292903 A JP2000292903 A JP 2000292903A JP 2002103698 A JP2002103698 A JP 2002103698A
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JP2000292903A
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English (en)
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Yutaka Sugita
裕 杉田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント指示をしてからプリント処理が終了
するまでの時間を短縮する。 【解決手段】 プリンタ10には、スマートメディア1
6に記録された画像を読み出すカードリーダが設けられ
ている。スマートメディア16には、デジタルカメラ1
3で撮影された画像の本画像データとサムネイル画像デ
ータとが記録されている。スロット17の奥には、スマ
ートメディア16がセットされたことを検出する検出セ
ンサ18が設けられている。検出センサ18がONする
と、プリンタ10は、スマートメディア16に記憶され
た画像のうち、例えば、最後に撮影された1個の画像に
対して、本画像データの読み込み処理と、この本画像デ
ータをプリント用データに変換する処理とからなるプリ
ント準備処理を開始する。最後に撮影された画像に対し
てプリント指示がなされると、事前に作成されたプリン
ト用データに基づいて直ちにプリント処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ本体に着
脱自在にセットされた記憶媒体から読み込んだ画像を記
録紙に記録するプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、インターネットの発展と相俟って
電子スチルカメラ(デジタルカメラ)が急速に普及しつ
つある。このデジタルカメラで撮影した画像データは、
ICメモリ,例えば、スマートメディアなどの記憶媒体
に書き込まれる。このスマートメディアには、1個の画
像毎に、プリントに使用される画像データ(以下、本画
像データという)と、画像のプレビューやインデックス
画像を作成するために、本画像データの解像度を下げて
サイズを縮小したサムネイル画像データとが記録され
る。
【0003】スマートメディアから画像を取り込んでプ
リントするために、カードリーダ付きのプリンタが販売
されている。このプリンタでプリントする場合には、ま
ず、プリンタのカードリーダにスマートメディアをセッ
トしてから、読み込みボタンを押す。読み込みボタンが
押されると、スマートメディア内のすべてのサムネイル
画像データが読みだされ、これらの画像がモニタにイン
デックス表示される。その中からプリントしたい画像を
選択して、プリントボタンを押す。
【0004】プリント指示がなされると、プリンタは、
プリント準備処理を開始する。このプリント準備処理
は、本画像データの読み込み処理と、読み込まれた本画
像データに対して行う、γ変換やシャープネス処理など
の画像処理と、YMC変換(マスキング処理)によるプ
リント用データ作成処理とからなる。作成されたプリン
ト用データに基づいてプリント処理が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
画像の高画質化に伴い、本画像データの量が多くなって
きたため、プリント準備処理にかかる時間が増加してき
ている。このため、画像を選択した後、プリント指示が
なされてから、プリント準備処理が開始されるので、プ
リント処理が終了するまでに非常に時間がかかってしま
うという問題が生じる。
【0006】上記問題を解決するために、本発明のプリ
ンタは、プリント指示をしてからプリント処理が終了す
るまでの時間を短縮することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のプリンタは、プリンタ本体に着脱自在にセ
ットされた記憶媒体から画像データを取り込む手段と、
取り込んだ画像データをプリント用データに変換する手
段とを備え、このプリント用データに基づいて記録紙に
画像をプリントするプリンタにおいて、前記記憶媒体が
セットされたことを検出する手段を設け、この検出手段
からの検出信号に基づいて、前記取り込み手段及び変換
手段を作動させ、前記記憶媒体に記録された画像のう
ち、予め指定された指定画像の画像データの取り込み
と、プリント用データへの変換を行って、指定画像に対
してプリント準備処理をすることを特徴とするものであ
る。
【0008】また、前記変換手段によって、青色,緑
色,赤色の画像データをイエロー,マゼンタ,シアンの
プリント用データに変換するとよい。なお、前記プリン
ト用データの変換前に、γ変換処理をしてもよい。
【0009】また、前記記憶媒体には、1個の画像に対
して、プリント用データに変換される本画像データと、
画像をモニタに表示してプレビューするために使用され
るサムネイル画像データとを書き込んでおくとよい。
【0010】また、前記検出信号に基づいて、前記記憶
媒体内の全てのサムネイル画像データを読み込んで、モ
ニタにインデックス表示をするインデックス画像表示処
理を行うとよい。また、前記指定画像は、前記記憶媒体
に最後に記録された画像とするのが好ましい。
【0011】また、前記記録紙として、異なる色に発色
する複数の感熱発色層が層設されたカラー感熱記録紙を
使用し、前記プリンタは、このカラー感熱記録紙を加熱
して画像を熱記録するサーマルヘッドと、熱記録された
感熱発色層に紫外線を照射して光定着をする定着ランプ
とを備えた感熱記録方式のものとしてもよい。そして、
感熱記録方式の場合には、前記プリント準備処理に、前
記サーマルヘッドの予熱処理及び定着ランプの予熱処理
のうち少なくとも一方を含ませるとよい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示すように、プリンタ10
の本体11前面には、電源スイッチ,開口12,スロッ
ト17が設けられている。スロット17の奥には、カー
ドリーダが配置されている。カードリーダには、スマー
トメディア16が着脱自在にセットされる。カードリー
ダは、画像取り込み装置を構成し、セットされたスマー
トメディア16から画像を読み出す。スロット17の下
には、セットされたスマートメディア16を取り出すた
めの取り出しボタン26が設けられている。
【0013】スマートメディア16には、1個の画像毎
に、本画像データと、サムネイル画像データとが記録さ
れている。さらに、各画像には、これら画像データの他
に、撮影日付情報が付加されている。
【0014】また、スロット17内には、スマートメデ
ィア16がセットされたことを検出する検出センサ18
が設けられている。検出センサ18は、スマートメディ
ア16がセットされたことを検出すると、検出信号をシ
ステムコントローラに送る。システムコントローラは、
検出信号を受け取ると、プリント準備処理を開始する。
検出センサ18としては、例えば、光源とこの光源から
の光を受光する受光部とからなるフォトセンサが使用さ
れる。
【0015】プリント準備処理は、予め指定された指定
画像の本画像データを読み込む処理と、この本画像デー
タを基にプリント用データを作成する処理と、このプリ
ント用データに基づいてプリント処理をするプリント部
の準備処理とからなる。スマートメディア16内に記録
された画像のうち、撮影日付情報が最新のもの、すなわ
ち、スマートメディア16に最後に記録された画像(デ
ジタルカメラによって最後に撮影された画像)が、プリ
ント準備処理の対象となる画像としている。
【0016】この指定は、デジタルカメラ13のユーザ
ーが撮影した画像をプリントする場合には、最後に撮影
した画像をプリント対象として選択する頻度が高いとい
うことを考慮して決定している。もちろん、最後に撮影
された画像でなくてもよく、例えば、最初に撮影された
画像や、プリント準備処理の時間がかかる最も画像デー
タ量が多い画像等を指定してもよい。
【0017】開口12には、給紙カセット21が着脱自
在にセットされる。また、開口12は、プリントされた
記録紙22を排紙する排紙口としても機能する。開口1
2には、蓋24が開閉自在に設けられており、不使用時
には、開口12が閉じられるようにしている。また、開
口12の上方には、遠隔操作用のリモコンからの光信号
を受光する受光部31と、紙切れや紙づまりを知らせる
警告ランプ32及びプリンタ10が正常動作をしている
かどうかを知らせるステータス表示ランプ33が設けら
れている。
【0018】本体11の上面には、操作パネル41が設
けられている。操作パネル41には、画像読み込みボタ
ン42,プリントボタン43,確定ボタン46,矢印ボ
タン47,メニュー選択ボタン48が設けられている。
プリンタ10には、操作画面や読み込み画像を表示する
モニタ49が接続される。ユーザーは、このモニタ49
の表示を見ながら、操作パネル41でプリンタ10を操
作する。モニタ49としては、家庭用のテレビやパソコ
ン用のディスプレイを使用することができるので、専用
のモニタを新たに用意する必要はない。
【0019】メニュー選択ボタン48は、プリントメニ
ューを選択するボタンであり、プリントメニューとして
は、例えば、選択した1個の画像を1枚の記録紙22に
記録する1コマプリントメニューの他、同じ画像をマト
リックスに記録する分割プリントメニュー、1枚の記録
紙22に複数のサムネイル画像がマトリックスに並べて
配置されたインデックス画像を記録するインデックスプ
リントメニューがある。このインデックス画像を記録す
る場合には、プリント処理時間を短縮するために、サム
ネイル画像データが使用される。
【0020】スマートメディア16から画像を読み出す
場合には、画像読み込みボタン42を押すと、スマート
メディア16内のすべてのサムネイル画像データが読み
出されて、モニタ49にインデックス画像が表示され
る。矢印ボタン47は、モニタ49に表示されるカーソ
ルを移動するためのものである。ユーザーは、インデッ
クス表示をみながら、矢印ボタン47で所望の画像にカ
ーソルを合わせ、確定ボタン46を押下して、選択した
画像を確定する。この確定された画像は、インデックス
画像に代わって、モニタ49上に拡大表示される。
【0021】プリントボタン43は、選択した画像のプ
リントの指示を与えるためのものである。選択された画
像が最後に撮影された画像である場合には、すでにプリ
ント準備処理がなされプリント用データが作成されてい
るので、プリントボタン43を押すと、このプリント用
データに基づいて直ちにプリント処理が開始される。
【0022】他方、選択された画像がその他のものであ
る場合には、プリントボタン43を押すと、選択された
画像に対して、本画像データの読み込み処理と,画像処
理及びプリント用データ作成処理とが開始され、これら
の処理が完了した後、プリント処理が行われる。
【0023】図3において、本体11内には、そのカセ
ット収納室58の奥に、給紙カセット21から記録紙2
2を引き出すための給紙ローラ61が設けられている。
また、引き出された記録紙22が搬送される搬送路63
に沿って、定着ランプ66,搬送ローラ対67a,搬送
ローラ対67b,熱記録を行うサーマルヘッド68とこ
れに対面するプラテンローラ69が配置されている。給
紙ローラ18と各搬送ローラ対67a,67bとは、図
示しない駆動モータによって駆動される。プリントされ
た記録紙22は搬送路63内を逆方向(B方向)に搬送
されて排紙経路63aを通って開口12から排紙され
る。
【0024】この排紙経路63a上には、カッタ72及
びスリッタ73が設けられる。カッタ72は、記録紙2
2の前端部及び後端部の余白をカットするものであり、
スリッタ73は、記録紙22の幅方向の両端部の余白を
カットするものである。これらカッタ72及びスリッタ
73によって画像の周囲に余白のない縁なしのプリント
が得られる。縁ありプリントを選択すると、カッタ7
2,スリッタ73は作動せず、記録紙22は、画像が白
い枠で囲まれた縁ありのままで排紙される。
【0025】給紙カセット21は、複数枚の記録紙22
を積層して収納するカセット本体76と、このカセット
本体76の上部に設けられる上部カバー77とからな
る。給紙カセット21をセットすると、最も上に積層さ
れた記録紙22と給紙ローラ61とが当接する。給紙ロ
ーラ61が図上時計方向に回転すると、最上層の記録紙
22が搬送路63に引き出されて給紙される。カセット
本体76内には、記録紙22を給紙ローラ61に向けて
押圧する押し板78が設けられており、これにより最上
層の記録紙22が給紙ローラ61と常に当接するように
している。
【0026】カセット本体76の上部は、カッタ72や
スリッタ73でカットされた切り屑が堆積される切り屑
堆積部76aとなっている。この切り屑堆積部76aの
一部は上部カバー77で覆われており、切り屑が切り屑
堆積部76aの外に落ちないようにしている。また、上
部カバー77の上面は、排紙された記録紙22を載せる
排紙トレイとして機能する。
【0027】記録紙22は、シアン,マゼンタ,イエロ
ーの3つの感熱発色層を層設した周知のカラー感熱記録
紙であり、420nmの紫外線の照射でイエロー感熱発
色層の発色能力が消失し、365nmの紫外線の照射で
マゼンタ感熱発色層の発色能力が消失する。
【0028】図3において、プリントコントローラ71
は、サーマルヘッド68,定着ランプ66,各搬送ロー
ラ対67a,67b,給紙ローラ61,カッタ装置7
2,スリッタ73の各部を制御する。プリントコントロ
ーラ71には、ヘッド制御部72,ランプ制御部73が
接続されている。サーマルヘッド68には、周知のよう
に主走査方向に多数の発熱素子を並べた発熱素子アレイ
68aが設けられている。
【0029】プリントコントローラ71は、プリント指
示がなされると、プリント用データを1ラインずつ読み
出して、これをヘッド制御部72に送る。ヘッド制御部
72は、1ライン分のプリント用データをヘッド駆動デ
ータに変換し、ドライバを介してサーマルヘッド68を
駆動する。サーマルヘッド68は、記録紙22を順方向
(A方向)と逆方向(B方向)とに往復動させながら、
イエロー,マゼンタ,シアンの3色の画像を面順次に熱
記録する。
【0030】冬期のように、環境温度がかなり低い場合
に、プリント開始直後では、サーマルヘッド68の温度
が低いので、プリント用データに基づく所望の熱エネル
ギーを記録紙22に与えることができず、濃度不足を生
じる。このため、プリント処理を開始する前の準備処理
として、サーマルヘッド68の温度を、予め設定された
基準温度に上げる予熱処理が行われる。温度センサ76
は、サーマルヘッド68が基準温度に達したかどうかを
検出する。
【0031】プリントコントローラ71内のメモリに
は、予め基準温度が書き込まれている。検出センサ18
がONしたときやプリント指示がなされたときに、プリ
ントコントローラ71は、基準温度と、温度センサ76
によって測定された実測温度とを比較する。そして、実
測温度が基準温度に達していない場合には、予熱処理を
開始し、実測温度が基準温度に達すると、予熱処理を停
止する。
【0032】定着ランプ66は、イエロー定着ランプ6
6aと、マゼンタ定着ランプ66bとからなり、ランプ
制御部73によって駆動される。イエロー定着ランプ6
6aは、イエロー感熱発色層にイエロー画像の熱記録を
行った後の記録紙22に420nmの紫外線を照射し、
イエロー感熱発色層の発色能力を消失させる。また、マ
ゼンタ定着ランプ66bは、マゼンタ感熱発色層にマゼ
ンタ画像の熱記録を行った後の記録紙22に365nm
の紫外線を照射し、マゼンタ感熱発色層の発色能力を消
失させる。
【0033】イエロー及びマセンタの各定着ランプ66
a,66bは、点灯開始直後では、管壁の温度が低いた
めに照度が低く、所定の値に達するまでには多少時間が
かかる。照度が所定の値に達していないと定着不足が生
じてしまうので、サーマルヘッド68と同様に、プリン
ト準備処理として各定着ランプ66a,66bの予熱処
理が行われる。これにより、プリント処理がなされる際
には、各定着ランプ66a,66bの照度が所定の照度
に達しているようにしている。
【0034】予熱処理は、各定着ランプ66a,66b
を点灯させることによって行われる。プリントコントロ
ーラ71内のメモリには、基準照度が予め書き込まれて
いる。この基準照度と、照度センサ77で測定された実
測照度とを比較して、実測照度が基準照度に達するまで
予熱処理がなされる。なお、照度センサ77を1個だけ
設けた例で説明しているが、イエロー用とマゼンタ用の
照度センサを1個ずつ設けてもよい。
【0035】図4は、プリンタ10の電気構成を示す。
システムコントローラ86には、RAM87,VRAM
(ビデオメモリ)88,画像データ変換部89,画像処
理部91,カードリーダ92,検出センサ18,プリン
トコントローラ71,操作パネル41,フレームメモリ
94が接続されている。
【0036】RAM87は、スマートメディア16から
取り込んだ本画像データやサムネイル画像データを記憶
する他は、画像変換処理や画像合成処理済みのデータの
記憶や、コマンド処理などをする際の作業用のメモリと
して使用される。
【0037】画像データ変換部89は、RAM87に書
き込まれた画像データのうち、本画像データに対して、
YMCへの色変換処理(マスキング処理)をする。画像
処理部91は、電子スチルカメラの分光特性を考慮した
γ変換や、サムネイル画像データを合成してインデック
ス画像を作成する処理をしたり、撮影日付情報をプリン
トする場合には、本画像データと撮影日付情報との合成
処理をする。
【0038】変換処理や合成処理がなされた画像は、V
RAM88やフレームメモリ94に書き込まれる。VR
AM88は、モニタ49に表示する画像を蓄えておくメ
モリであり、インデックス画像や、選択された画像を拡
大したプレビュー用の画像が書き込まれる。フレームメ
モリ94には、プリント用データが書き込まれる。この
プリント用データは、プリントコントローラ71によっ
て1ラインずつ読み出される。
【0039】以下、上記構成による作用について、図5
〜7に示すフローチャートを参照しながら説明する。ま
ず、蓋24を開けて給紙カセット21を開口12にセッ
トする。電源スイッチをオンして、画像が記録されたス
マートメディア16をスロット17に入れる。スマート
メディア16がセットされると、検出センサ18がON
して、プリント準備処理を開始する。
【0040】プリント準備処理では、スマートメディア
16内の画像の中から最後に撮影された画像の本画像デ
ータが読み込まれ、このデータに対して、γ変換やYM
C変換処理がなされてプリント用データが作成される。
撮影日付をプリントする場合には、画像と撮影日付との
合成が行われる。作成されたプリント用データがフレー
ムメモリ94に書き込まれる。
【0041】また、検出センサ18がONすると、サー
マルヘッド68と定着ランプ66の予熱処理が開始さ
れ、サーマルヘッド68の温度が基準温度に、定着ラン
プ66の照度が基準照度にそれぞれ達すると、予熱処理
が終了する。
【0042】読み込みボタン43を押すと、スマートメ
ディア16内のすべてのサムメイル画像データが読み出
されてモニタ49にインデックス画像が表示される。矢
印ボタン47でカーソルを所望の画像の位置に合わせ、
画像選択ボタン46で確定すると、プレビュー用画像が
インデックス画像に代わって表示される。プレビュー画
像の確認後にプリントボタン43を押下して、プリント
指示を与える。
【0043】プリント指示がなされると、選択された画
像が最後に撮影された画像である場合には、フレームメ
モリ94に書き込まれた画像データに基づいて、サーマ
ルヘッド68が駆動され、記録紙22に各色の画像が面
順次に熱記録される。イエロー画像が記録された後に
は、イエロー用定着ランプ66aによってイエロー層の
光定着がなされる。同様に、マゼンタ画像の熱記録及び
光定着が行われ、最後にシアン画像が記録されてプリン
ト処理が終了する。すでに、プリント用データが作成さ
れているので、プリント指示をしてからプリント処理が
終了するまでの時間が短縮される。
【0044】また、サーマルヘッド68は予熱処理がな
されているので、濃度不足になることもない。また、定
着ランプ66も予熱処理がなされているので、定着不足
になることもない。
【0045】他方、選択された画像が最後に撮影された
画像以外の画像である場合には、プリント指示により、
選択された画像に対するプリント準備処理が開始され
る。まず、スマートメディア16から選択された画像の
本画像データの読み込み処理がなされる。次に、読み込
まれた画像にγ変換処理及びYMC変換処理がなされて
プリント用データが作成され、フレームメモリ94に書
き込まれる。このとき、先に書き込まれた指定画像のプ
リント用データは上書きされて消去される。
【0046】プリント準備処理が終了したら、フレーム
メモリ94に書き込まれたプリント用データに基づいて
プリント処理がなされる。このプリント処理に際して
は、サーマルヘッド68及び定着ランプ66の予熱処理
がなされているので、濃度不足,定着不足となることは
ない。また、この場合でも、すでに予熱処理がなされて
いるので、その分、プリント時間が短縮される。
【0047】プリントされた記録紙22は、カッタ72
及びスリッタ73によって余白がカットされた後、開口
12から排紙される。
【0048】また、インデックス画像がモニタ49に表
示されているときに、これをプリントしたい場合には、
メニュー選択ボタン48でインデックスメニューを選択
してから、プリントボタン43を押下すれば、インデッ
クス画像のプリントが行われる。
【0049】上記例では、プリント準備処理として、画
像の読み込み処理,プリント用データ作成処理,サーマ
ルヘッドと定着ランプの予熱処理のすべてを行う例で説
明しているが、これらのうちの1つだけでもよい。ま
た、指定画像は1つだけでなく、例えば、最初の画像と
最後の画像の2つでもよく、これらに対してプリント準
備処理をしてもよい。
【0050】上記例では、インデックス画像の表示を、
読み込み指示に基づいて行うようにしているが、図8の
フローチャートに示すように、検出センサ18のONに
基づいて、インデックス画像の表示処理に続いてプリン
ト準備処理を開始するようにしてもよい。
【0051】上記例では、画像取り込み装置として、記
憶媒体としてスマートメディアを使用するカードリーダ
を例に説明しているが、これ以外でも、フロッピー(登
録商標)ディスク,ZIPディスクなどの記憶媒体に記
録された画像を取り込む装置でもよい。
【0052】上記例では、感熱記録方式のプリンタの例
で説明したが、これ以外でも、インクリボンをサーマル
ヘッドで加熱し、溶融したインクを記録紙に転写して画
像を記録する熱転写方式のプリンタ,インクを記録紙に
吐出して画像を記録するインクジェット方式のプリン
タ,レーザ光線を感光ドラムに照射して潜像を記録し、
この感光ドラムに付着させたトナーを記録紙に転写する
ことにより、画像を記録するレーザ方式のプリンタなど
でもよい。
【0053】上記例では、給紙カセットを使用した例で
説明したが、記録紙を手差しで給紙できるものでもよ
い。また、予め規定サイズにカットした記録紙を使用す
るプリンタの例で説明しているが、長尺の記録紙をロー
ル状に巻いた記録紙ロールを使用するプリンタでもよ
い。
【0054】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のプ
リンタは、プリンタ本体に記憶媒体がセットされたこと
を検出する手段を設け、この検出手段からの信号に基づ
いて、前記記憶媒体に記録された画像のうち、予め指定
された指定画像に対して、画像の読み込み処理と、この
画像からプリント用データを作成する処理とからなるプ
リント準備処理を行うから、プリント指示をしてからプ
リント処理が終了するまでの時間を短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタの全体斜視図である。
【図2】プリンタの要部断面図である。
【図3】プリント部の要部斜視図である。
【図4】プリンタの電気構成を示すブロック図である。
【図5】プリント手順を示すフローチャートである。
【図6】プリント準備処理の手順を示すフローチャート
である。
【図7】インデックス画像表示処理の手順を示すフロー
チャートである。
【図8】インデックス画像表示処理に続いてプリント準
備処理を行う例のフローチャートである。
【符号の説明】
10 プリンタ 11 本体 16 スマートメディア 17 スロット 18 検出センサ 89 画像変換部 91 画像処理部 92 カードリーダ 94 フレームメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA15 AA16 AB01 AC05 AC07 AC08 BA03 BA05 BA07 BA12 BB16 BD36 CB16 2C187 AC05 AC07 AC08 AE01 5C052 AA11 FA02 FA03 FA04 FA05 FB05 FC01 FD03 FD07 FD10 FE01 FE08 5C055 AA14 BA06 BA08 EA05 EA06 HA00 HA17 5C077 LL18 MP08 PP32 PP33 PP37 PQ08 PQ25 SS02 TT02 TT09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ本体に着脱自在にセットされた
    記憶媒体から画像データを取り込む手段と、取り込んだ
    画像データをプリント用データに変換する手段とを備
    え、このプリント用データに基づいて記録紙に画像をプ
    リントするプリンタにおいて、 前記記憶媒体がセットされたことを検出する手段を設
    け、この検出手段からの検出信号に基づいて、前記取り
    込み手段及び変換手段を作動させ、前記記憶媒体に記録
    された画像のうち、予め指定された指定画像の画像デー
    タの取り込みと、プリント用データへの変換を行って、
    指定画像に対してプリント準備処理をすることを特徴と
    するプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記変換手段は、青色,緑色,赤色の画
    像データをイエロー,マゼンタ,シアンのプリント用デ
    ータに変換することを特徴とする請求項1記載のプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 前記プリント用データの変換前に、γ変
    換処理をする画像処理手段を備えたことを特徴とする請
    求項2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記記憶媒体には、1個の画像に対し
    て、プリント用データに変換される本画像データと、画
    像をモニタに表示してプレビューするために使用される
    サムネイル画像データとが書き込まれていることを特徴
    とする請求項1〜3いずれか記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記検出信号に基づいて、前記記憶媒体
    内の全てのサムネイル画像データを読み込んで、モニタ
    にインデックス表示をするインデックス画像表示処理を
    行うことを特徴とする請求項4記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記指定画像は、前記記憶媒体に最後に
    記録された画像であることを特徴とする請求項1〜5い
    ずれか記載のプリンタ。
  7. 【請求項7】 前記記録紙は、異なる色に発色する複数
    の感熱発色層が層設されたカラー感熱記録紙であり、こ
    のカラー感熱記録紙を加熱して画像を熱記録するサーマ
    ルヘッドと、熱記録された感熱発色層に紫外線を照射し
    て光定着をする定着ランプとを備えたことを特徴とする
    請求項1〜6いずれか記載のプリンタ。
  8. 【請求項8】 前記プリント準備処理には、前記サーマ
    ルヘッドの予熱処理及び定着ランプの予熱処理のうち少
    なくとも一方が含まれることを特徴とする請求項7記載
    のプリンタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8184343B2 (en) 2004-01-14 2012-05-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus, apparatus for creating electronic album, image forming method, method for creating electronic album, program and index sheet

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8184343B2 (en) 2004-01-14 2012-05-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus, apparatus for creating electronic album, image forming method, method for creating electronic album, program and index sheet

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