JP2002103031A - ろう付け方法 - Google Patents

ろう付け方法

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JP2002103031A
JP2002103031A JP2000300871A JP2000300871A JP2002103031A JP 2002103031 A JP2002103031 A JP 2002103031A JP 2000300871 A JP2000300871 A JP 2000300871A JP 2000300871 A JP2000300871 A JP 2000300871A JP 2002103031 A JP2002103031 A JP 2002103031A
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Tadao Ichikawa
忠男 市川
Atsushi Shimono
厚嗣 下野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易にろう付けがなされ、しかもその後の加
熱によってもろう付け部分が再溶融しにくいろう付け方
法の提供。 【解決手段】 母材2とシールブロック3とが、ろう付
け部分5によって接合されている。母材2とシールブロ
ック3とがろう付けされるには、まず母材2の凹部4に
シールブロック3が嵌入される。次に、シールブロック
3の側壁にろう材組成物が塗布される。そして、母材2
及びシールブロック3が、略真空下で1200℃に加熱
される。すると、ろう材組成物中のろう材粉末が溶融
し、母材2とシールブロック3とのギャップに流れ込
む。冷却によってろう材が凝固して、ろう付け部分5が
形成される。ろう材組成物は混合粉末とバインダーとが
混練されたものである。混合粉末は、ろう材の粉末とこ
のろう材よりも液相線が高温である高融点金属の粉末と
を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ろう付け後にこの
ろう付けに用いられるろう材の液相線以上の温度に加熱
される部材のろう付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンの燃焼温度は通常でも11
00℃前後であり、高いものでは1300℃を越えるこ
ともあるので、燃焼器、静翼、動翼等の部品は高温に曝
される。従って、これらの部品には、例えばニッケル基
耐熱合金等の耐熱性に優れた金属材料が用いられてい
る。
【0003】ガスタービンの静翼には、母材にシールブ
ロックがろう付けされた中子部を備えたものがある。こ
の中子部では、母材にニッケル基耐熱合金(例えばMG
A−2400)が用いられており、シールブロックには
別のニッケル基耐熱合金(例えばハステロイーX(登録
商標))が用いられている。MGA−2400が用いられ
た母材には、シールブロックとのろう付けに先立ち、1
200℃の熱処理(溶体化処理)が施される。シールブ
ロックとのろう付け後、この母材には1000℃の熱処
理(安定化処理)が施され、さらに870℃の熱処理
(時効処理)が施されて出荷される。
【0004】ろう付け時の作業性等の観点から、ろう材
は比較的融点の低いものが好ましい。通常は、ボロン
(B)、シリコン(Si)、リン(P)等の融点降下元
素が添加されることにより、ろう材の低融点化が達成さ
れている。前途のガスタービン静翼の場合は、ろう付け
温度が1050℃程度のろう材(例えばBNi−2)が
一般的に用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガスタービ
ン静翼は、定期点検でクラック等が発見されるとこの部
分が補修される。補修後、静翼の金属組織回復、溶接性
改善等の目的で前途の溶体化処理、安全化処理及び時効
処理が、再度施される。ところが、この溶体化処理の温
度は1200℃と高いので、溶体化処理によってろう付
け部分が再溶融してしまうという問題がある。また、ク
ラック補修時の肉盛り(この肉盛りにもろう材が用いら
れる)でも静翼が1200℃程度に加熱されることがあ
り、この加熱によってもろう付け部分が再溶融してしま
うおそれがある。
【0006】融点が高いろう材を用いることによって、
熱処理時等のろう付け部分の再溶融を防止する手段も考
えられる。このような高融点ろう材として、例えば、2
0wt%のクロムと、3wt%のタンタルと、2.8wt%の
ボロンと、0.04wt%のイットリウムとを含み、ろう
付け温度が1200℃であるニッケル基合金(スルーザ
メテコ社開発の登録商標「DF6A」)が挙げられる。
このろう材では、ボロンによって融点降下が達成されて
いる。ろう付け時にこのボロン原子が母材やシールブロ
ックに拡散すれば融点が1200℃以上に上昇し、ろう
付け部分の再溶融が防止される。
【0007】しかしながら、このろう材によって母材と
シールブロックとがろう付けされた場合でも、ボロン原
子の拡散が不十分であることに起因して、ろう付け部分
の再溶融が起こることがある。これは、ろう材の母材で
あるMGA−2400に対する濡れ性が悪いこと、母材
とシールブロックとのギャップが広い箇所(例えば0.
1mm以上の箇所)があること等の理由によるものと推測
される。
【0008】融点がさらに高いろう材を用いる手段も考
えられるが、このようなろう材は入手が困難であり、ま
たろう付け時の作業性も悪化する。また、このような高
温でのろう付けは、母材やシールブロックの金属組織に
悪影響を与えてしまう恐れもある。同様の問題は、ガス
タービン静翼のみに限られず、ろう付け後に加熱される
種々の部材で起こりうる。
【0009】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、容易にろう付けがなされ、しかもその後の
加熱によってもろう付け部分が再溶融しにくいろう付け
方法の提供を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めになされた発明は、ろう付け後に、このろう付けに用
いられるろう材の液相線以上の温度に加熱される部材の
ろう付け方法であって、ろう材の粉末とこのろう材より
も液相線が高温である高融点金属の粉末とを含む融合粉
末をろう付け部分に介在させ、これを加熱して部材を接
合する工程を含むことを特徴とするろう付け方法、であ
る。
【0011】このろう付け方法では、加熱によってろう
材の粉末が溶融し、ろう付けが達成される。また、ろう
付け時にろう材の粉末と高融点金属の粉末との間に原子
レベルで拡散が生じ、得られるろう付け部分の液相線温
度(以下、この液相線温度のことが「融点」と称される
こともある。)が高められる。従って、ろう付けされた
部材がろう材の液相線温度以上の温度に加熱(例えば熱
処理)されても、ろう付け部分の再溶融が生じにくい。
【0012】好ましくは、ろう材の液相線温度と高融点
金属の液相線温度との差は50℃以上である。これによ
り、ろう付け時及びその後の熱処理時の温度制御が容易
となる。
【0013】好ましくは、混合粉末におけるろう材の重
量(A)と高融点金属の重量(B)との重量比(A/
B)は、20/80以上80/20以下である。これに
より、より確実にろう付けが達成され、また、後になさ
れる熱処理時のろう付け部分の再溶融がより確実に抑制
される。
【0014】好ましくは、ろう材は融点降下元素を1wt
%以上4wt%以下含む。これによりろう付けが確実に達
成されてるとともに、ろう付け時の融点降下元素の高融
点金属への拡散によって後になされる熱処理時のろう付
け部分の再溶融が抑制される。好適な融点降下元素とし
ては、ボロンが挙げられる。
【0015】好ましくは、高融点金属においては、不純
物元素である融点降下元素の含有量は0.1wt%以下と
する。これにより、ろう付け部分の融点降下元素含有量
が少なくなり、後になされる熱処理時のろう付け部分の
液相線温度が上昇する。
【0016】好ましくは、ろう付けが施される部分と高
融点金属とは、共にニッケル基耐熱合金からなる。これ
により、ろう付け部分の材質がろう付けが施される部材
の材質と近くなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照して、本発
明の実施形態を説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施形態にかかるろう
付け方法がなされた、ガスタービン静翼の中子部1が示
された斜視図である。図1には、母材2とシールブロッ
ク3とが示されている。シールブロック3は、母材2の
凹部4に嵌入されている。母材2とシールブロック3と
は、ろう付けにより接合されている。母材2は、クロム
を18.5〜19.5wt%、コバルトを18.5〜1
9.5wt%、チタンを3.5〜3.8wt%、アルミニウ
ムを1.7〜2.0wt%、タングステンを5.8〜6.
2wt%、タンタルを1.2〜1.5wt%含む、ニッケル
基耐熱合金(三菱重工業株式会社開発の登録商標、「M
GA−2400」)からなる。また、シールブロック3
は、クロムを20.3〜23.3wt%、鉄を17.0〜
20wt%、モリブデンを8.0〜10.0wt%、コバル
トを0.5〜2.5wt%、タングステンを0.2〜1.
0wt%、炭素を0.05〜0.15wt%含むニッケル基
耐熱合金(ハイネス・ステライト社開発の登録商標、
「ハステロイ−X」)からなる。
【0019】図2は、図1のII−II線に沿った拡大
断面図である。図2には、母材2及びシールブロック3
とともに、ろう付け部分5が示されている。シールブロ
ック3の下側コーナーには、面取りが施されている。こ
の面取りによって、凹部4へのシールブロック3の嵌入
性が高められている。母材2の凹部4へのシールブロッ
クの嵌入性が良好である場合、この面取りは省略するこ
とができる。ろう付け部分5は、母材2とシールブロッ
ク3とのギャップに位置している。ろう付け部分5の厚
みは、面取り部分に相当する箇所を除いて約0.1mmで
ある。面取り部分に相当する箇所では、ろう付け部材の
厚みは、0.1mmを超えた値となる。
【0020】母材2とシールブロック3とがろう付けさ
れるには、まず母材2の凹部4にシールブロック3が嵌
入される。次に、シールブロック3の側壁にろう材組成
物が塗布される。このろう材組成物は混合粉末とバイン
ダーとが混練されたものであり、ペースト状である。混
合粉末は、ろう材としてのニッケル基合金(前途のDF
6A)の粉末と、高融点金属としてのニッケル基耐熱合
金(IN−738LC(登録商標))の粉末とが混合され
たものである。IN−738LCはインコ社が開発した
合金であり、15.7〜16.3wt%のクロムと、8.
0〜9.0wt%のコバルトと、3.2〜3.7wt%のチ
タンと、3.2〜3.7wt%のアルミニウムと、2.4
〜2.8wt%のタングステンと、1.5〜2.0wt%の
モリブデンと、1.5〜2.0wt%のタンタルとを含む
ものである。
【0021】次に、略真空下で母材2及びシールブロッ
ク3が1200℃に加熱される。ろう材は前述のように
融点降下元素であるボロンを含んでいるので、融点は1
200℃以下である。従って、加熱によりろう材組成物
中のろう材粉末が溶融し、毛細管現象によって母材2と
シールブロック3とのギャップにろう材が高融点金属粉
末とともに流れ込む。冷却によってろう材は凝固してろ
う付け部分5が形成され、母材2とシールブロック3と
が接合される。
【0022】ろう付け時に、ろう材中のボロンは、母材
2及びシールブロック3のみならず、高融点金属粉末へ
も拡散する。従って、ろう材組成物に高融点金属の粉末
が配合されない場合に比べて、形成されたろう付け部分
5のうちろう材部分のボロン濃度が低くなる。このた
め、ろう付け部分5の融点は1200℃よりも高くな
る。よって、補修時の溶体化処理(1200℃の熱処
理)や肉盛りによっても、ろう付け部分5の再溶融が起
こらない。
【0023】この例では、ろう材としてDF6A(登録
商標)が用いられ、高融点金属としてIN−738LC
(登録商標)が用いられているが、ろう材及び高融点金
属の材質は、これらには限られない。ろう材としては、
その融点がろう付け温度よりも低い種々の金属材料が用
いられ得る。また、高融点金属としては、その融点がそ
の後の熱処理温度や肉盛り温度よりも高い種々の金属材
料が用いられ得る。但し、ろう材の融点があまりに低い
とろう付け部分5の再溶融が防止されにくくなるので、
ろう材の融点とろう付け温度との差は0℃以上100℃
以下、特には10℃以上50℃以下が好ましい。また、
ろう付け温度及びその後の熱処理温度の微妙な制御が必
要ないとの観点から、ろう材の融点と高融点金属の融点
との差は50℃以上、特には100℃以上が好ましい。
【0024】このろう材では融点降下元素としてボロン
が用いられているが、ボロン以外の融点降下元素が用い
られたろう材であっても構わない。ボロン以外の融点降
下元素としては、例えばシリコン、リン等が挙げられ
る。但し、ろう付け部分5の耐熱強度、耐食性等に悪影
響を与えないとの観点から、好ましい融点降下元素はボ
ロンである。
【0025】ろう材における融点降下元素(好適にはボ
ロン)の含有量は、1wt%以上4wt%以下が好ましく、
2wt%以上3wt%以下が特に好ましい。含有量が上記範
囲未満となると、ろう材の融点が十分には降下しないこ
とがある。逆に、含有量が上記範囲を超えると、ろう付
け時の拡散によってもろう付け部分5に過剰の融点降下
元素が残存し、ろう付け後の熱処理等においてろう付け
部分5が再溶融を起こしてしまうことがある。
【0026】高融点金属は融点降下元素を全く含まない
か、含む場合でもその含有量が0.1wt%以下、特には
0.05wt%以下であるのが好ましい。これにより、形
成されるろう付け部分5の融点降下元素含有量が小さく
なり、ろう付け部分5の再溶融が防止される。
【0027】混合粉末におけるろう材の重量(A)と高
融点金属の重量(B)との重量比(A/B)は、20/
80以上80/20以下が好ましく、40/60以上6
0/40以下が特に好ましい。重量比が上記範囲未満で
あると、ろう付け時の液相の量が不足し、母材2とシー
ルブロック3との接合が不確実となってしまうことがあ
る。逆に、重量比が上記範囲を超えると、形成されるろ
う付け部分5の融点が低くなり、その後の熱処理等での
再溶融が生じやすくなってしまうことがある。
【0028】この例では、前述のように、高融点金属と
してニッケル基耐熱合金が用いられている。すなわち、
高融点金属は、ニッケルを主成分としているという点
で、ろう付けされる部材である母材2及びシールブロッ
ク3の材質と近似している。従って、形成されるろう付
け部分5、母材2及びシールブロック3が比較的均質と
なり、好ましい。なお、ニッケル基耐熱合金とは、含ま
れる元素のうちニッケルの含有率が最も高い耐熱合金の
ことである。
【0029】図3は、本発明のろう付け方法が施された
他のガスタービン静翼のシュラウド部6が示された断面
図である。このシュラウド部6も、母材7とプラグ8と
を備えている。母材7は、第一凹部9と、この第一凹部
9からさらに窪んだ第二凹部10とを備えている。プラ
グ8は、第一凹部9に嵌入されている。母材7とプラグ
8との間にはろう付け部分11が形成されており、この
ろう付け部分11によって母材7とプラグ8とが接合さ
れている。第二凹部10は母材7の中実部12とプラグ
8とに囲まれた中空部分であり、この中空部分が気体の
通路として利用される。
【0030】この母材7の材質は図1及び図2に示され
た中子部1の母材2とほぼ同等である。また、プラグ8
の材質は、図1及び図2に示された中子部1のシールブ
ロック3とほぼ同等である。そして、図1及び図2に示
された中子部1に用いられるろう材組成物とほぼ同等の
ろう材組成物によって、ろう付け部分11が形成されて
いる。このろう付け部分11も、その後の熱処理等によ
って再溶融しにくいものである。
【0031】以上、補修時に溶体化処理が行われるター
ビン静翼の中子部及びシュラウド部が例とされて本発明
が詳説されたが、本発明は、ろう付け後に熱処理やその
他の加熱が行われる種々の用途に適用されうる。
【0032】
【発明の効果】以上説明されたように、本発明のろう付
け方法は容易になされ、しかもろう付けによって形成さ
れたろう付け部分がその後の加熱によっても再溶融しに
くい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態にかかるろう付け
方法がなされた、ガスタービン静翼の中子部が示された
斜視図である。
【図2】図2は、図1のII−II線に沿った拡大断面
図である。
【図3】図3は、本発明のろう付け方法が施された他の
ガスタービン静翼のシュラウド部が示された断面図であ
る。
【符号の説明】
1,6…中子部 2,7…母材 3…シールブロック 4…凹部 5,11…ろう付け部分 8…プラグ 9…第一凹部 10…第二凹部 12…中実部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01D 5/28 F01D 5/28 F02C 7/00 F02C 7/00 D C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ろう付け後に、上記ろう付けに用いられ
    るろう材の液相線以上の温度に加熱される部材のろう付
    け方法であって、 ろう材の粉末と上記ろう材よりも液相線が高温である高
    融点金属の粉末とを含む混合粉末を上記部材間に介在さ
    せ、上記混合粉末と上記部材を加熱して上記部材を接合
    する工程を含むことを特徴とするろう付け方法。
  2. 【請求項2】 上記ろう材の液相線温度と上記高融点金
    属の液相線温度との差が50℃以上である請求項1に記
    載のろう付け方法。
  3. 【請求項3】 上記混合粉末における上記ろう材の重量
    (A)と上記高融点金属の重量(B)との重量比(A/
    B)が、20/80以上80/20以下である請求項1
    又は請求項2に記載のろう付け方法。
  4. 【請求項4】 上記ろう材が融点降下元素を1wt%以上
    4wt%以下含む請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載のろう付け方法。
  5. 【請求項5】 上記高融点金属における融点降下元素の
    含有量が0.1wt%以下である請求項4に記載のろう付
    け方法。
  6. 【請求項6】 上記融点降下元素がボロンである請求項
    4又は請求項5に記載のろう付け方法。
  7. 【請求項7】 上記ろう付けが施される上記部材がニッ
    ケル基耐熱合金からなり、上記高融点金属が上記ニッケ
    ル基耐熱合金とは異なるニッケル基耐熱合金からなる請
    求項1から請求項6のいずれか1項に記載のろう付け方
    法。
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