JP2002102366A - 放射線照射装置用コンペンセータの製造方法及び製造装置 - Google Patents

放射線照射装置用コンペンセータの製造方法及び製造装置

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JP2002102366A
JP2002102366A JP2000303623A JP2000303623A JP2002102366A JP 2002102366 A JP2002102366 A JP 2002102366A JP 2000303623 A JP2000303623 A JP 2000303623A JP 2000303623 A JP2000303623 A JP 2000303623A JP 2002102366 A JP2002102366 A JP 2002102366A
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sheet
mold
rods
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Kiyoshi Yoda
潔 依田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造が容易で低コストな放射線照射装置用コ
ンペンセータの製造方法及び製造装置を提供する。 【解決手段】 長手方向に進退可能な多数のロッドの束
から成る型体を枠体に嵌挿し、各ロッドの長手方向の進
退量を制御して、ロッドの端面に所望の形状に型面を形
成する。加熱して軟化させた加熱成型可能なシートを型
面に被せ、型面とシートとの空間を減圧してシートを型
面に密着させて硬化成型してコンペンセータとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陽子線やX線等の
放射線を用いた放射線療法用の放射線照射装置用コンペ
ンセータに係り、さらに詳しくは再利用可能で低コスト
の放射線照射装置用コンペンセータの製造方法及びその
製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10にKanaiらによりMedic
al.Physics.10(3),May/Jun.
1983に発表された陽子線を用いる放射線治療装置の
従来例を示す。51は陽子線ビーム、52、53はビー
ムを散乱させてビームサイズを大きくするための散乱
体、54はビーム強度モニタ、55はコンピュータ、5
6は陽子ビームのエネルギーを一様に減衰させる水カラ
ム、57a,57bはビーム幅を制限するマルチリーフ
コリメータ、60はエネルギーを人体内の腫瘍の形状に
合わせて減衰させるボーラスと呼ばれるコンペンセータ
であり、水と同様なエネルギー減衰をもたらすアクリル
樹脂等の材料で作られている。61は人体、62は人体
内部の腫瘍等の照射ターゲット、63は腫瘍の後方に位
置する脊髄などの放射線に弱い臓器を示す。
【0003】図10において、ボーラス60は、照射タ
ーゲット62の最も深い位置の表面形状と同様な表面形
状を有するように成型されている。陽子のような粒子放
射線の場合、一般に表面より深い部分において放射線線
量が大きくなる線量集中性を示すため、線量が一番大き
くなる位置に腫瘍がくるように照射する必要がある。そ
のため、ボーラスを腫瘍の最も深い位置の表面形状と同
様な表面形状を有するように成型することにより、腫瘍
への線量を最大にできるとともに、腫瘍のすぐ後方にあ
る脊髄63に放射線を与えないように照射できるため、
脊髄63を保護することができる。
【0004】一方、X線のような電磁放射線の場合、線
量は表面で高く、浸透深さとともに低くなる傾向を示
す。そのため、X線を人体の多方向から腫瘍に照射する
とともに、照射方向から出るX線の強度分布の空間パタ
ーンをコンペンセータにより変化させて、腫瘍部分だけ
に高い吸収線量を与え、周囲の正常組織の受ける線量を
副作用が起きない程度に低減する方法が用いられる。予
め計算により求めたコンペンセータの厚さ分布に応じて
金属ブロックを加工して、コンペンセータとして用いて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、陽子線
を用いる場合、腫瘍形状に合わせたボーラスを用いる必
要があるため、患者ごとに、さらに患者へ照射する方向
ごとにボーラスを作製し、治療時に交換しなければなら
ず、ボーラスの製造コストが高くつくとともに、治療に
要する時間が長くなるという問題があった。そのため、
正常組織に副作用を与えないための必須の照射方法であ
る多方向照射を短時間で実行することができないという
問題もあった。また、X線の場合においては、陽子線と
同様な問題に加え、金属ブロックを用いるため、加工が
容易でなく、さらに重いため、取り扱いが不便であると
いう問題があった。
【0006】本発明は、かかる問題点を解決するために
なされたものであり、作製に長時間を要し、かつ高コス
トなコンペンセータに代わる製造が容易で低コストな放
射線照射装置用コンペンセータの製造方法及び製造装置
を提供することを目的とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の放射線装置用コンペンセータの製造方法
は、長手方向に進退可能な多数のロッドの束から成る型
体を枠体に嵌挿し、各ロッドの長手方向の進退量を制御
して、ロッドの端面で形成される型面を所望の形状に形
成し、加熱して軟化させた加熱成型可能なシートを型面
に被せ、型面とシートとの空間を減圧しシートを型面に
密着させて硬化成型することを特徴とする。
【0008】また、上記枠体が、ロッドが突出する開口
部を有し、かつ、内部を排気可能に気密とした箱体であ
って、枠体の内部を排気することにより型面とシートと
の空間を減圧することが好ましい。
【0009】また、上記枠体が、排気部を有し、その排
気部に接続した減圧手段によりロッド間の空隙又はロッ
ドの長手方向に形成された貫通孔の内部を排気して、型
面とシートの空間を減圧することが好ましい。
【0010】また、型面をシートにより密着させるた
め、型面とシートとの間を減圧するとともに、シートの
外面を加圧することが好ましい。
【0011】また、本発明の放射線照射装置用コンペン
セータの製造装置は、型面に加熱成形可能なシートを密
着させて成型する放射線照射装置用コンペンセータの製
造装置であって、長手方向に進退可能な多数のロッドの
束から成る型体と、内部が排気可能で型体を保持する枠
体と、各ロッドの長手方向の進退移動を制御して、各ロ
ッドの端面が形成する型面を形成する型面形成手段と、
枠体の内部を排気して、型面と加熱して軟化させたシー
トとの空間を減圧しシートを型面に密着させる減圧機構
と、から成ることを特徴とする。
【0012】また、上記減圧機構が、枠体に形成された
排気部と、排気部に接続された減圧手段と、から成り、
排気部からロッド間の空隙又はロッドの長手方向に形成
された貫通孔の内部を排気して、型面とシートの空間を
減圧するものを用いることができる。
【0013】また、上記型面形成手段が、各ロッドを個
別に進退させる進退機構と、進退させた各ロッドを一時
的に固定するロッド係合機構と、入力された所定の型面
形状データに基づいて各ロッドの進退量を決定し、進退
機構に指示して各ロッドを進退移動させる制御機構と、
から成るものを用いることができる。
【0014】また、上記ロッド係合機構が、その一端面
がロッドの他端面に接続され、進退機構からの進退移動
をロッドに伝達する多数の連結棒と、連結棒を一時的に
係合しロッドを一時的に固定する一時係合部と、から成
るものを用いることができる。
【0015】また、上記進退機構が、その一端面が連結
棒の他端面に接続され連結棒を進退させる進退駆動棒
と、その進退駆動棒を長手方向に進退可能に支持し、そ
の一端面を選択された連結棒の他端面に対向させるよう
に進退駆動棒をロッドの長手方向に対して垂直移動さ
せ、かつ、進退駆動棒をロッドの長手方向に進退させる
位置決め手段と、から成るものを用いることができる。
【0016】また、上記枠体が、上面にロッドが突出す
る開口部を有する箱体であって、底部にはロッドの他端
面に対向するように配置された多数のガイド穴を有し、
ガイド穴を連結棒が貫通しロッドの他端面と接続するも
のを用いることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態
に係るコンペンセータの製造工程を示す模式図である。
なお、本実施の形態では、ロッドを直立させた縦型の型
体を用いて、コンペンセータを作製する方法について説
明するが、ロッドを水平にした横型の型体を用いる場合
も、ロッドの進退方向を水平方向とする以外は、縦型の
型体と同様な方法でコンペンセータを作製できる。
【0018】本発明において、図1(a)に示すよう
に、型体2は長手方向に配向した多数のロッド3の束か
ら成り、枠体5はその開口部からロッドの束を嵌挿し
て、ロッドの長手方向が箱体の底面に垂直となるように
保持するものである。例えば、枠体5は上面にロッドは
突出する開口部を有し内部が排気可能な箱体を用いるこ
とができる。図1中、多数のロッド3はx軸方向及びY軸
方向に直線的に配置され、型体2の外周面は枠体に密着
して保持されている。各ロッドは、その長手方向に進退
移動可能にされ、かつ、この例ではロッド間が通気可能
な状態にある。
【0019】図2に示す型面形成手段9は、各ロッドの
長手方向の進退量を制御するもので、型体2の端面に各
ロッドの端面から成る所望の表面形状の型面を形成する
(図1(b))。次に、熱可塑性樹脂シート1をホット
プレート等の加熱手段を用いて加熱して軟化させて型面
に被せる。減圧機構18は、排気部8と減圧手段19と
から成り、ロッド間の空隙又はロッドの長手方向に形成
された貫通孔の内部を排気して、型面とシートの空間を
減圧する。排気部8として排気孔を枠体5の側壁に形成
し、減圧手段19として真空ポンプを作動させ、シート
1と型面との空間を減圧する(図1(c))。これによ
り、シート1は、型面に密着した状態で冷却固化して、
型面に形成された所定の表面形状に成型される。
【0020】図2に、型体2と枠体5の、図1(b)の
II-II'線に沿った模式的な断面構造と型面形成手段9の
模式構造を示す。型面形成手段9は、枠体5の底部外面
に配置され、進退させたロッド2を一時的に固定するロ
ッド係合機構10と、ロッド係合機構10の下方に配置
され、多数のロッド2を進退させる進退機構としての昇
降機構30と、入力された所定の型面形状データに基づ
いて昇降機構30に指示してロッド2を昇降させる制御
機構40とを有している。
【0021】ロッド係合機構10は、多数の連結棒12
と、連結棒12と一時的に係合しロッド3を一時的に固
定する一時係合部11と、から成っている。連結棒12
は、その上端面がロッド2の下端面に当接し、枠体5の
底部にロッド2の下端面に対向するように形成された多
数のガイド穴71を貫通して、昇降機構30からの昇降
移動をロッド2に伝達してロッド2を昇降させる。一
方、一時係合部11は、多数の連結棒12を一時的に係
合する多数の固定部材113を有する固定板112と、
固定板112を支持する支持体111と、から成り、す
べてのロッド2の下端面に固定部材113が対向するよ
うに枠体5の底部外面に着脱自在に取り付けられてい
る。固定板112には、例えば、連結棒12が貫通可能
な多数の貫通孔を有する板を用い、固定部材113には
貫通孔に設けたコレットチャックを用いることができ
る。上記板は枠体5の底部外面から所定距離離間して、
支持体111に支持させることができる。
【0022】昇降機構30は、昇降駆動棒36と位置決
め手段31とから成っている。昇降移動棒36は、その
上端面が連結棒12の下端面に当接し、連結棒12を昇
降させる。位置決め手段は、昇降駆動棒の上端面を選択
された連結棒12の下端面に対向させるように昇降駆動
棒36を水平面内の所定位置に移動させて昇降させる。
【0023】位置決め手段31は、平板形状のステージ
32と、このステージの平行な2辺に沿って設けられた
ガイドレールを含むガイド部33と、ガイドレール上を
X軸方向に移動可能な第1のキャリッジ34と、第1の
キャリッジに摺動可能に配設されY軸方向に移動可能な
第2のキャリッジ35を備えている。第1のキャリッジ
34と第2のキャリッジ35は、制御手段40に接続し
たモータ(不図示)により駆動される。さらに、第2の
キャリッジ35は、昇降駆動棒36を昇降可能に支持す
るとともに、昇降駆動棒36を駆動させる駆動棒駆動手
段(不図示)を備えている。駆動棒駆動手段には、例え
ば、モータを用いることができ、ラックピニオンを介し
てその回転力を昇降駆動棒36に与えることにより、昇
降駆動棒36の昇降動作を行うことができる。
【0024】型面形成動作において、制御機構40は、
入力された所定の型面形状データに基いて、昇降機構3
0に指示を出し、駆動棒36が所定の連結棒12の直下
に位置するように第2のキャリッジ35をステージ31
上の平面内の所定位置に移動させて停止させる。次に、
駆動棒駆動手段を作動させて、待機状態にある昇降駆動
棒36を上昇させ、当接する連結棒12を介してロッド
12を所定距離上昇させた後、昇降駆動棒36を停止さ
せる。
【0025】固定部材113は、連結棒12が上昇中に
は固定機構が解除されており、連結棒12が上昇を停止
すると固定機構が作動して連結棒12を固定するように
動作する。これにより、ロッド12を所定距離上昇させ
て、下降することなく固定することができる。
【0026】なお、一旦、連結棒12の上昇を停止した
後、再度上昇させると、固定機構が解除され、連結棒1
2が開放される。この状態で、連結棒12を下降させる
とロッド12を下降させることができる。次に、連結棒
12が固定部材113により一時係合部11に固定され
た状態で、昇降駆動棒12を待機位置まで下降させる。
これにより1本のロッドを所定距離押し上げた状態で固
定することができる。
【0027】制御機構40は、入力された型面形状デー
タに基いて選択された多数のロッドに対し、第2のキャ
リッジ35をステージ31上の平面内の所定位置に移動
させて、昇降駆動棒36を昇降させる動作を各ロッド毎
に行い、この動作を選択された多数のロッドに対して順
次行う。これにより、型体2の上端面に、各ロッドの上
端面が形成する所望の表面形状の型面を形成することが
できる。型面を形成後、図1に示したように、加熱して
軟化した熱可塑性樹脂シート1を型面に密着させて冷却
固化させて成型する。
【0028】なお、別の型面を形成するには、固定部材
113による連結棒12の固定を解除し、すべてのロッ
ド2を枠体5の底部内面まで下降させた後、別の型面形
状データに基いて、上記の型面形成動作を行う。
【0029】また、加熱して軟化した熱可塑性樹脂シー
ト1を型面に密着させて成型する場合、シート1の外面
を加圧することにより、より短時間でシート1を型面に
密着させることができる。例えば、図1(c)におい
て、軟化したシート1を型面に被せた後、型面に接触し
ない大きさの凹部と加圧用のガスの導入孔を有する蓋体
で枠体5の開口部を密閉し、空気や窒素等の加圧用のガ
スを蓋体内に導入する方法を用いることができる。
【0030】また、加熱して軟化させたシート1を型面
に被せる代りに、シート1をまず型面の全面を覆うよう
に型面上に置いた後、ドライヤー等の加熱手段により熱
風をシート1に吹付け、加熱して軟化させる方法を用い
ることもできる。軟化したシートを移動させる必要がな
く、成型に要する時間を短縮できる。
【0031】図3のa,bは、成型した熱可塑性樹脂シ
ート1のそれぞれ凸部方向と凹部方向からの斜視図であ
る。陽子線の場合は、腫瘍の最も深い位置の表面形状と
一致するように型体8の端面形状を調整して熱可塑性樹
脂シート1を成型する。また、X線の場合は、予め計算
したコンペンセータの厚さ分布に従い、型体8の端面形
状を調整して熱可塑性樹脂シート1を成型する。
【0032】ロッドは、断面が矩形でも円形でも良く、
幅又は直径が2〜20mm、好ましくは、5〜10mm
である。また、熱可塑性シートを軟化させる温度に対す
る耐熱性があれば、金属でも樹脂でも良い。また、断面
矩形のロッドを用いる場合、長手方向に延びる貫通孔を
設けても良い。型体内の排気が促進され、シートを型面
により密着させることができる。なお、断面矩形のロッ
ドの少なくとも一つの角に長手方向に延びる丸み又は任
意形状のカットを設け、隣接するロッドとの間に長手方
向に延びる空隙を形成し、その空隙を貫通孔としても良
い。
【0033】また、金属性のロッドと樹脂性のロッドと
を、交互に隣接させて型体を形成しても良い。金属同士
あるいは樹脂同士を隣接させる場合に比べ、進退時のロ
ッド同士の摩擦を低減でき、ロッドの進退の円滑に行う
ことができ、型面形成に要する時間を短縮できる。
【0034】また、連結棒と昇降駆動棒は、上記ロッド
と同様の材料から成るものを用いることができるが、強
度の大きい金属材料から成るものを用いることが好まし
い。
【0035】また、熱可塑性樹脂としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、
ポリ塩化ビニリデン、フッ素樹脂、ポリメタクリル酸メ
チル、ポリアミド、ポリエステル、ポリカーネート、ポ
リフェニレンオキシド、熱可塑系ポリウレタン、ポリア
セタール等の単独重合体や、それらの共重合体を用いる
ことができる。
【0036】また、熱可塑性樹脂シートの厚さは、0.
5〜10mm、好ましくは1〜5mmである。この範囲
であれば、加熱又は加温に長時間を要することなく短時
間で成型できる。また、熱可塑性樹脂シートの成型時の
加熱又は加温温度は、たとえば、ポリエチレン、ポリプ
ロピレンやポリスチレンでは70〜100℃、特に70
〜80℃が好ましい。
【0037】成型したコンペンセータは、図4〜6に示
すように、放射線不透明体と組み合わせて用いることが
できる。放射線不透明体を凸部又は凹部に含むコンペン
セータは、その形状に従って、粒子放射線のエネルギー
又はX線の強度を減衰させることができる。図4は、X
線用のコンペンセータであって、成型した熱可塑性樹脂
シート1の凹部に放射線不透明体として粒状金属16を
入れたコンペンセータを示す。粒状金属を用いることに
より、金属ブロックを用いる場合に比べ、軽量、かつそ
の量及び大きさを制御することによりX線の強度分布を
容易に変化させることができる。
【0038】粒状金属としては、鉛、スズ、タングステ
ン、そしてそれらの少なくとも1種を含む合金を用いる
ことができるが、タングステンを主成分とする合金が好
ましい。放射線吸収係数が大きいため、コンペンセータ
を薄くできる。
【0039】また、陽子線の場合には、粒状金属の代わ
りに、放射線不透明体として熱可塑性の粒状樹脂を用い
ることが好ましい。粒状樹脂の量及び大きさを制御する
ことにより、陽子線の停止位置の制御が容易となる。粒
状金属及び粒状樹脂の大きさは、0.1〜10mm、好
ましくは0.5〜5mmである。取り扱いが容易で、放
射線のエネルギー又は強度の減衰のために十分な充填密
度が得られる。
【0040】また、陽子線の場合には、図5に示すよう
に、成型した熱可塑性樹脂シート1の凹部に粒状樹脂の
代わりに、液体17を入れても良い。液体には、安価
で、放射線に対して安定な水やシリコーンオイル等を用
いることができる。液体を用いても、粒状金属や粒状樹
脂を用いたと同様な効果が得られるだけでなく、より安
価なコンペンセータを作製できる。
【0041】また、図6に示すように、熱可塑性樹脂シ
ート1をその凸部が下になるようにケース15に載せ、
ケース15の中に粒状金属16を入れたものをX線用の
コンペンセータとしても良い。また、陽子線の場合に
は、粒状金属16の代わりに粒状樹脂を用いても良い。
このように構成しても、凹部に粒状金属や粒状樹脂を入
れた場合と同様な効果が得られる。
【0042】図7に本発明の製造方法を用いて作製した
コンペンセータを用いたX線用放射線照射装置25とベ
ッド26とからなる放射線治療装置27の模式断面図を
示す。放射線照射装置25は放射線発生手段を含む本体
21、回転ガントリ20、コンペンセータセレクタ22
とそれを回転可能に保持する回転軸23とから構成され
る。コンペンセータセレクタ22には、凸部に粒状金属
16を含む成型された熱可塑性シート1からなるコンペ
ンセータが多数個、所定位置に収納されている。
【0043】図8に示すように、回転軸24の回りで回
転ガントリ20を回転させることにより、任意の方向か
らベッド26上の患者にX線照射することができる。通
常は5方向程度の異なる方向から照射するが、コンペン
セータセレクタ22を回転させることにより照射方向に
応じた所定のコンペンセータを自動選定する
【0044】回転ガントリ20から照射されたX線は、
図9に示すように、コンペンセータを通過することによ
り、その強度分布が位置により変化する。そのため、多
方向から照射した場合に、腫瘍だけに高い吸収線量を与
え、周囲の正常組織の受ける線量を副作用が起きない程
度にX線強度を低減できる。ここで、X線の強度分布
は、公知の数学的な最適化アルゴリズムを用いて計算す
ることができる。
【0045】なお、X線用の放射線照射装置以外の、例
えば、陽子線などの重粒子線用の放射線照射装置でも、
放射線不透明体として粒状金属の代りに水又は粒状樹脂
を用いれば、同様な効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明の放射線照射装置
用コンペンセータの製造方法によれば、長手方向に進退
可能な多数のロッドの束から成る型体を枠体に嵌挿し、
ロッドの長手方向の進退量を制御してロッドの端面で形
成される型面を所望の形状に形成し、加熱して軟化させ
た加熱成型可能なシートを型面に被せ、型面とシートと
の空間を減圧しシートを型面に密着させて硬化成型する
ようにしたので、繰返し利用可能で寸法精度の高いコン
ペンセータを簡便に作製でき、低コストのコンペンセー
タの提供が可能となる。また、コンペンセータを短時間
で作製できるので、コンペンセータセレクタへの取り付
けや交換に要する時間を短くでき、治療に要する時間を
短縮できるため、多方向照射を短時間で行うことが可能
となる。また、製造したコンペンセータは再利用が可能
であるため、コンペンセータの保管スペースを減少させ
ることができ、従来の放射線照射装置に比べ保守管理が
容易となる。
【0047】また、本発明の製造方法は、ロッドが突出
する開口部を有し、かつ、内部を排気可能に気密とした
箱体を枠体に用い、枠体の内部を排気して型面とシート
との間を減圧するようにしたので、簡便に型面にシート
を密着することができる。
【0048】また、本発明の製造方法は、枠体が排気部
を有し、その排気部に接続した減圧手段によりロッド間
の空隙又はロッドの長手方向に形成された貫通孔の内部
を排気するようにしたので、より短時間でシートを型面
に密着させることができる。
【0049】また、本発明の製造方法は、型面とシート
との空間を減圧するとともに、シートの外面を加圧する
ようにしたので、型面にシートをさらに短時間で密着さ
せることができる。
【0050】また、本発明の放射線照射装置用コンペン
セータの製造装置は、長手方向に進退可能な多数のロッ
ドの束から成る型体と、内部が排気可能で型体を保持す
る枠体と、各ロッドの長手方向の進退移動を制御して、
各ロッドの端面が形成する型面を形成する型面形成手段
と、枠体の内部を排気して、型面と加熱して軟化させた
シートとの空間を減圧しシートを型面に密着させる減圧
機構と、から成るようにしたので、種々の形状のコンペ
ンセータを容易に作製できる製造装置を提供できる。
【0051】また、本発明の製造装置は、型面形成手段
が、各ロッドを個別に進退させる進退機構と、進退させ
た各ロッドを一時的に固定するロッド係合機構と、入力
された所定の型面形状データに基づいて進退機構に指示
してロッドを進退させる制御機構と、から成るようにし
たので、種々の形状の型面の作製を自動化できる。
【0052】また、本発明の製造装置は、ロッド係合機
構が、進退機構からの進退移動をロッドに伝達する多数
の連結棒と、その連結棒を一時的に係合しロッドを一時
的に固定する一時係合部と、から成るようにしたので、
ロッドの固定・開放を容易に行うことができる。
【0053】また、本発明の製造装置は、進退機構が、
連結棒を進退させる進退駆動棒と、その進退駆動棒を長
手方向に進退可能に支持し、その一端面を選択された連
結棒の他端面に対向させるように進退駆動棒をロッドの
長手方向に対して垂直移動させ、かつ、進退駆動棒をロ
ッドの長手方向に進退させる位置決め手段と、から成る
ようにしたので、型面の寸法精度を向上させることがで
きる。。
【0054】また、本発明の製造装置は、上面にロッド
が突出する開口部を有し、底部にはロッドの他端面に対
向するように配置された多数のガイド穴を有する箱体を
枠体に用い、ガイド穴を連結棒が貫通しロッドの他端面
と接続するようにしたので、連結棒を正確にロッドに接
続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るコンペンセータの
製造工程を示す模式図である。
【図2】 図1(b)における型面形成工程を示す一部
断面図を含む模式図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係るコンペンセータの
形状を示す凸部方向からの模式斜視図(a)と凹部方向
からの模式斜視図(b)である。
【図4】 本発明の実施の形態に係るコンペンセータで
あって、凹部に粒状金属を含むコンペンセータの模式斜
視図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係るコンペンセータで
あって、粒状金属を含むケースと成型したシートからな
るコンペンセータの模式断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態に係るコンペンセータで
あって、凹部に液体を含むコンペンセータの模式断面図
である。
【図7】 本発明により作製されたコンペンセータを使
用したX線用放射線照射装置を用いたX線治療装置を示
す模式断面図である。
【図8】 本発明により作製されたコンペンセータを使
用したX線用放射線照射装置を用いたX線治療装置の動
作状態の構造を示す模式図である。
【図9】 本発明により作製されたコンペンセータを使
用したX線用放射線照射装置において、コンペンセータ
の形状とX線強度分布の関係を示す模式図である。
【図10】 従来の陽子線照射装置における、ボーラス
形状と腫瘍の形状との関係を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1 熱可塑性樹脂シート、2 型体、3 ロッド、5
枠体、6 側壁、7 底部、71 ガイド穴、8 排気
部、9 型面形成手段、10 ロッド係合部、11 一
時係合部、111 支持体、112 固定板、113
固定部材、12連結棒、15 ケース、16 粒状金
属、17 液体、18 減圧機構、19減圧手段、20
回転ガンドリ、21 本体、22 コンペンセータセ
レクタ、23 コンペンセレクタ用回転軸、24 回転
ガンドリ用回転軸、25 X線用放射線照射装置、26
ベッド、27 X線用放射線治療装置、30 昇降機
構、31 位置決め手段、32 ステージ、33 ガイ
ド部、34 第1のキャリッジ、35 第2のキャリッ
ジ、36 昇降駆動棒、40 制御機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G21K 3/00 G21K 3/00 M Y // B29L 31:00 B29L 31:00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に進退可能な多数のロッドの束
    から成る型体を枠体に嵌挿し、各ロッドの長手方向の進
    退量を制御して、ロッドの端面で形成する型面を所望の
    形状に形成し、 加熱して軟化させた加熱成型可能なシートを型面に被
    せ、 型面とシートとの空間を減圧し上記シートを上記型面に
    密着させて硬化成型する放射線照射装置用コンペンセー
    タの製造方法。
  2. 【請求項2】 上記枠体が、上記ロッドが突出する開口
    部を有し、かつ、内部を排気可能に気密とした箱体であ
    って、枠体の内部を排気して型面とシートとの空間を減
    圧する請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記枠体が、排気部を有し、該排気部に
    接続した減圧手段によりロッド間の空隙又はロッドの長
    手方向に形成された貫通孔の内部を排気して、型面とシ
    ートの空間を減圧する請求項2記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記のシートの外面を加圧して、型面に
    密着させる請求項1〜のいずれか一つに記載の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 型面に加熱成形可能なシートを密着させ
    て成型する放射線照射装置用コンペンセータの製造装置
    であって、 長手方向に進退可能な多数のロッドの束から成る型体
    と、 内部が排気可能で、型体を保持する枠体と、 各ロッドの長手方向の進退移動を制御して、各ロッドの
    端面が形成する型面を形成する型面形成手段と枠体の内
    部を排気して、型面と加熱して軟化させたシートとの空
    間を減圧しシートを型面に密着させる減圧機構と、から
    成る放射線照射装置用コンペンセータの製造装置。
  6. 【請求項6】 上記減圧機構が、枠体に形成された排気
    部と、排気部に接続された減圧手段と、から成り、排気
    部からロッド間の空隙又はロッドの長手方向に形成され
    た貫通孔の内部を排気して、型面とシートの空間を減圧
    する請求項5記載の製造装置。
  7. 【請求項7】 上記型面形成手段が、各ロッドを個別に
    進退させる進退機構と、進退させた各ロッドを一時的に
    固定するロッド係合機構と、入力された所定の型面形状
    データに基づいて各ロッドの進退量を決定し、進退機構
    に指示して各ロッドを進退移動させる制御機構と、から
    成る請求項5又は6記載の製造装置。
  8. 【請求項8】 上記ロッド係合機構が、その一端面がロ
    ッドの他端面に接続され、進退機構からの進退移動をロ
    ッドに伝達する多数の連結棒と、該連結棒を一時的に係
    合しロッドを一時的に固定する一時係合部と、から成る
    請求項7記載の製造装置。
  9. 【請求項9】 上記進退機構が、その一端面が連結棒の
    他端面に接続され連結棒を進退させる進退駆動棒と、該
    進退駆動棒をその長手方向に進退可能に支持し、その一
    端面を選択された連結棒の他端面に対向させるように進
    退駆動棒をロッドの長手方向に対して垂直移動させ、か
    つ、進退駆動棒をロッドの長手方向に進退させる位置決
    め手段と、から成る請求項8記載の製造方法。
  10. 【請求項10】 上記枠体が、ロッドが突出する開口部
    を有する箱体であって、底部にはロッドの他端面に対向
    するように配置された多数のガイド穴を有し、連結棒が
    ガイド穴を貫通しロッドの他端面と接続する請求項8又
    は9記載の製造装置。
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