JP2002102295A - 担架機能を備えた介護用マット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 担架機能を備えた介護用マットを提供する。 【解決手段】 マット芯材１の長手方向の両端部にはそ
れぞれ左右一対の担架機能部５が設けられている。担架
機能部５は、中空管のピストンに相似する担架棒とこの
担架棒を収納する担架棒収納部から成り、マット芯材１
の発泡成形時に内蔵される。担架棒は不使用時には担架
棒収納部に収納されマットの端部からは突出せず、必要
に応じ担架棒の先端部を引っ張り出して使用する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は担架機能を備えた介
護用マットに関し、更に詳しくは、マット上に人体を横
たえたまま他のベッドへの移動や、浴室等への運搬がで
き、また病人等を、必要に応じ、マットに人体を横たえ
たまま入浴することの可能な、担架機能を有する介護用
マットに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の伝統的寝具としては、綿を布製袋
内に収納してなる布団が広く使用されてきたが、近年柔
らか過ぎによる健康への悪影響等が指摘され、この布団
に代わって健康マットと称するマット類が普及しつつあ
る。

【０００３】その中でも発泡合成樹脂製マットは、ポリ
エチレン等の発泡成形体からなるマット用芯材を布製外
装袋に収納してなるが、軽量で取扱い性に優れるととも
に、はっ水性及び耐水性を有するため、例えば、失禁し
たり、排泄物が洩れたり、食物をこぼしたりした場合に
おいても内部にまで浸透することがなく、外装袋からマ
ット用芯材を取り出し、その表面を拭き取るだけできれ
いになり、常に清潔な状態に維持し易いため、特に寝た
きり老人や病人、被介護人用のマットとして適してい
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被介護
人用や病人用マットは、被介護人や病人（以下、被介護
人と記す）治療室や浴室まで運んだり、また他のベッド
へ移したりする必要がしばしば生じるが、例えば介護者
が被介護人を抱きかかえたり、別途準備した担架を利用
して、被介護人の運搬や移動を行っているのが一般的で
あり、大変な労力や手間を必要とし、介護者等に多大の
肉体的、精神的負担をかけているのが実情である。

【０００５】かかる状況下において、人体を横たえたま
まマットが担架としてそのまま使用できれば、介護者が
被介護人を抱きかかえたり、別途担架を準備・手配した
り、マットから担架への移し替えたりする手間や労力が
省かれ極めて作業性が良く効率的で、介護者の負担が大
巾に軽減されることになる。

【０００６】本発明は、上記課題を解決し、マットが必
要に応じて直ちに担架ともなり得る、担架機能を備えた
介護用マットを提供するものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第１は、合成樹脂発泡体からなるマット用
芯材と該マット用芯材を被包する外装袋とからなり、前
記マット用芯材に担架機能部を具備せしめたことを特徴
とする介護用マットを内容とする（請求項１）。

【０００８】好ましい態様としての請求項２は、マット
用芯材は、排水構造を有する請求項１記載の介護用マッ
トである。

【０００９】好ましい態様としての請求項３は、排水構
造は、マット用芯材の表面に設けた凹凸部と、前記凹部
に設けた貫通孔からなり、実質的に水平部分を有しない
請求項２記載の介護用マットである。

【００１０】好ましい態様としての請求項４は、マット
用芯材の裏面に、貫通孔から落下してくる人体のアカや
寝具から出る綿ゴミ等を受けるゴミ受けシートを設けた
請求項３記載の介護用マットである。

【００１１】好ましい態様としての請求項５は、外装袋
は、ネットからなる請求項１〜４のいずれか１項に記載
の介護用マットである。

【００１２】好ましい態様としての請求項６は、外装袋
は、ワンタッチで着脱自在である請求項１〜５のいずれ
か１項に記載の介護用マットである。

【００１３】好ましい態様としての請求項７は、担架機
能部は、不要時にはマット用芯材の内部に収納され、必
要時にはマット用芯材の外部に引き出される構造からな
る請求項１〜６のいずれか１項に記載の介護用マットで
ある。

【００１４】

【作用】本発明の介護用マットは担架機能を備えている
ので、被介護人を治療室や浴室等にそのまま運搬するこ
とができるので、介護者が抱きかかえたり、別途準備・
手配した担架に移し替えたりする手間や労力を大巾に省
くことができる。また、失禁、排泄物や食物等により、
被介護人とマットが共に汚れたような場合は、被介護人
をマット上に横たえたまま浴室に運び、被介護人とマッ
トを同時に洗い、きれいにすることも可能である。尚、
本発明において、マットという語は通常のマットよりも
高さを大きくして、床や畳上に直接置いて使用される合
成樹脂発泡体を芯材としてなるベッドを包含するものと
して使用される。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を示す図面
に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみに限
定されないことは云うまでもない。

【００１６】実施例１ 図１は、本発明の実施例において外装袋を取り外した状
態における、担架機能を備えた介護用マットの平面図で
あり、マット用芯材１の表面には、通気性と指圧効果を
確保すると同時に、人体のアカや寝具から出る綿ゴミ等
を誘導するとともに、マット洗浄時に洗浄水の流れや水
掃けを良くする目的で、多数の凹凸部が実質的に水平部
を有しない波形状に設けられている。

【００１７】図１において、多数の凸部２が突設され、
この凸部２と凸部２との間の最も低い凹部３に人体から
出るアカ等を落下させたり、洗浄する際の洗浄水を通過
させると共に通気性の役目も果たす貫通孔４が設けられ
ている。また、マット用芯材１の長手方向の両端部に
は、それぞれ左右一対の担架機能部５が設けられてい
る。

【００１８】多数の凹凸部で形成され実質的に水平部を
有しない波形状のマット用芯材１の図１におけるＸ−Ｘ
断面を図２に、また担架機能部５のＹ−Ｙ断面を図３
に、更に図１の側面図を図４に示す。

【００１９】なお、波形状の凸部２である頂部付近の表
面に更に指圧効果を高める目的で親指大の小突起を設け
る場合もある（図示せず）。図２から明かのように、マ
ット用芯材１の表面は連続する凹凸のスムーズな、実質
的に水平部を有しない曲面を形成し、しかも凹部３の最
下部に貫通孔４を設けたことにより、洗浄の際の水はけ
が良くなり、速乾性能が向上する。

【００２０】つぎに図３、図４に基ずいて担架機能部５
について説明する。マット用芯材１の四隅に、中空管の
ピストンに相似する担架棒６とシリンダーに相当する担
架棒収納部７から成る担架機能部５を内蔵させてマット
用芯材１を成形する。図３から明かのように、担架棒６
は不使用時には担架棒収納部７に収納されマットの端部
からは突出しないように構成され、必要な際には、担架
棒６の先端部を引っ張り出して使用する（図３の状
態）。

【００２１】なお、担架棒６の先端にはエヤー通過孔８
が設けられ、一旦引きだした担架棒６を急に押し込もう
とする力が働いても、安全の為にエヤーダンパーの作用
により瞬時に担架棒収納部７に収納されないような大き
さの孔に設計されている。

【００２２】また図４に示す９は、マット用芯材１の裏
面を包むようにしてに張設されたゴミ受けシートであ
り、適宜マジックテープ（登録商標）、止めフック等の
止着部材１０により脱着自在に構成されている。このよ
うに構成することにより、人体から出る皮膚アカ、フ
ケ、毛髪やパジャマ、寝巻、布団、毛布等から出る綿ゴ
ミ等が貫通孔４を通過しゴミ受けシート９で受け止めら
れるので、このマットが畳、床やカーペット上で利用さ
れた場合でも清潔である。

【００２３】ゴミ受けシート９は、布（織布、不織
布）、合成樹脂フィルム又はシート等からなるが、通気
性に富む布や有孔のフィルムやシートが好ましい。更に
好ましくは、空気を通過させるが水を透過させないもの
が好ましく、この場合には、例えば失禁したような場合
でもゴミ受けシートが受け止めるので、家庭内における
畳上や床上では勿論のこと、老人ホーム等の施設や病院
の場合であっても非衛生的にはならずに済むという利点
がある。

【００２４】また、マット用芯材１を構成する合成樹脂
発泡体としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、これらの共重合樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ポ
リウレタン系樹脂、ポリスチレン系樹脂等の発泡成形体
が挙げられるが、適度な緩衝性と剛性を兼ね備えている
点から特にポリオレフィン系樹脂が好ましい。また、環
境保護の観点からは生分解性プラスチックが好ましい。
これらの樹脂からなる型内発泡成形体または押出発泡成
形体が好適に用いられる。

【００２５】さらに、マット用芯材１は１枚タイプでも
よいが、必要に応じ２枚、３枚等の分割タイプとするこ
とができる。分割タイプは取扱い性が良く、また不使用
時には分割して納戸や押入に収納できる利点がある。

【００２６】実施例２ 図５は、本発明の担架機能を備えた介護用マットの他の
例を示す一部切り欠き平面図で、マット用芯材１を２分
割した場合であり、図６は２分割したマット用芯材１の
結合部左下部の拡大断面図である。担架機能部５につい
ては実施例１の場合と同様なので、その説明は省略す
る。ここでは２分割されたマット用芯材１がマットとし
て機能することは勿論であるが、担架としても安全に使
用出来ることが必須条件であり、以下に、その一例とし
て左右のマット用芯材１同士が離脱しなようようにする
ための機構について説明する。

【００２７】左右のマット用芯材１に設けられた担架機
能部５の反対側の端部には、それぞれ水平に貫通した保
持部孔１１を有しパイプ形状の継手保持部１２が担架棒
６の略軸心上に設けられる。また、この保持部孔１１の
センターの延長線上のマット用芯材１の端面にはメネジ
１３を有するピン固定部１４が設けられる。なお、これ
ら継手保持部１２及びピン固定部１４はマット用芯材１
の発泡成形時に内蔵されるか、又は後加工により設けら
れる。

【００２８】次ぎに、これら左右２つのマット用芯材１
を一体化する手順について説明する。まず、どちらか一
方のマット用芯材１の継手保持部１２に、ピッチＬ寸法
で貫通された継手孔１５を有する継手１６をこの継手孔
１５と前述の保持部孔１１とが合致するようにして計２
本挿入する。続いて他方のマット用芯材１の継手保持部
１２に継手１６が挿入するように他方のマット用芯材１
を移動させ左右のマット用芯材１同士を密着する。

【００２９】この後、両マット用芯材１の分離を防止す
るために前後からオネジ１７を有する抜け防止ピン１８
を保持部孔１１と継ぎ手孔１５を貫通するように挿入し
メネジ１３に螺合させて固定する。残り３箇所（即ち、
図５中、右側のマット用芯材、及び上方部の左右マット
用芯材）も同様に行う。これによって簡単な構成で容易
に分割されたマット用芯材を結合一体化できるので、分
割しない一枚物マットの場合と同様に安全に担架機能を
発揮することが出来るとともに、不要な時には、抜き防
止ピン１８を螺離し、継手保持部１２より継手１６を引
き抜いて２枚のマット用芯材を互いに分離し、コンパク
トにして押入等に格納できるというメリットがある。

【００３０】実施例３ 図７は、本発明の介護用マットの更に他の例を示す正面
断面図で、マット用芯材１を２分割し、且つ担架機能部
５として折り畳み式の簡易梯子を適用した場合を示して
いる。図８は、図７の側面図である。

【００３１】この場合には図８から明かのように、マッ
ト用芯材１は側面視で逆Ｕ字状に形成され、このマット
用芯材１の下部の空間に梯子１９を格納するように構成
されている。なおマット用芯材１と梯子１９との締結手
段については、例えば、実施例２で説明したピン固定部
１４と抜け防止ピン１８の利用が挙げられる（この様子
を図８の局部断面の１４、１８で示している）。更に、
図７の矢印Ａで示したように、担架機能が必要の時にの
み把手部となる梯子１９の先端部２０を、実施例１と同
様に引き延ばす方式にすれば便利である。

【００３２】梯子１９を利用した場合には、マット全体
にわたって均等に下から支えられることになるので、特
に体重の大きい病人等の場合にも安全且つ安定的に運ぶ
ことができるという利点がある。また不使用時には、梯
子１９をマット用芯材１から取り外し、図７に示したよ
うに、梯子１９をヒンジ２１から二つ折りにすれば前述
の実施例２と同様、マット用芯材及び梯子１９をコンパ
クトにして格納できるので便利である。

【００３３】実施例４ 上記実施例１〜３は、いずれもマット用芯材を被包する
外装袋を取り外した状態で説明したが、実際の利用時に
はマット用芯材１は外装袋により被包されて使用され
る。この場合、外装袋２２はワンタッチでマット用芯材
に着脱できるものが好ましい。例えば、図９に示すよう
に、外装袋２２によってマット用芯材１を上面から被包
し裏面に敷き込んだ上マジックテープやフックボタン等
の簡易止着部材（図示せず）によって着脱自在に構成す
るのが好ましい。このように構成することにより、マッ
ト用芯材を容易に外装袋から取り出して洗浄することが
でき、洗浄後もマット用芯材を外装袋に容易に収容する
ことができる。

【００３４】また、外装袋２２をマット用芯材１に着脱
自在に装着する手段としては、図１０に示すように外装
袋の両端部を状差し状の袋２３にしておき、この袋２３
内にマット用芯材１の両端を挿入してマット用芯材１に
被包することができる。

【００３５】更にまた、ゴミやホコリを通過させる目を
有するネット状の外装袋２２を使用すればマット用芯材
１を外装袋２２に収容したまま洗浄することができ、例
えば洗剤を含有する洗浄水を高圧で外装袋の外側から吹
きつけることにより、汚れとともにゴミやホコリをネッ
ト状の目から除去出来るので極めて効率的である。ネッ
ト状の目が大き過ぎると美観を損ない、また小さすぎる
とゴミやホコリ等の除去が困難になるとともに洗浄水が
通過しにくくなるので、ネット状の目のサイズとしては
０．５〜１０ミリ程度が好ましく、より好ましくは１〜
３ミリ程度のものである。ネット状の目の形状は円、楕
円、多角形、無定形等任意の形状でよく、また目の配置
も特に制限されないが、レース状のものが美観に優れて
いる点で好ましい。

【００３６】

【発明の効果】以上の説明から明らかのように、本発明
の担架機能を備えた介護用マットは、被介護人をマット
上に横たえたまま治療室や浴室等に運搬することができ
るので、従来のように、介護者が被介護人を抱きかかえ
たり、別途用意した担架へ移し替えたりする手間や労力
が不要となり、作業性が大巾に高まるとともに、介護者
の労力や手間が大巾に軽減される。また、失禁、排泄物
や食物等により被介護人とマットを汚すようなことがあ
っても、マットに被介護人を横たえたままの状態で浴室
に運び、臥床したままの被介護人とマットを同時に洗
い、きれいにすることもできる。

【００３７】また、マット用芯材は排水構造を有し、実
質的に水平部の無い連続した多数の凹凸曲面の最下部に
貫通孔を設ける構造とすることにより、ゴミ等が貫通孔
から落下し易くなるとともに、洗浄時の水はけが良くな
り速乾性に優れ、例えば洗浄後のマットに振動を加えて
水分を振り払い、乾燥すれば数秒から数十秒で乾燥さ
れ、再び使用可能な状態となる。

【００３８】また、マット用芯材の裏面にはゴミ受けシ
ートを設けることにより、通常では貫通孔から落下する
人のアカ、毛髪、寝具の綿ゴミ等を受け止められ、また
被介護者が失禁したり、食物をこぼしたりしても同様に
受け止められるので、畳、床やカーペットを汚すことが
なくなり、極めて清潔且つ衛生的である。

【００３９】さらにまた、マット用芯材をワンタッチで
着脱自在な外装袋に被包することにより、必要に応じて
簡単に交換することが出来るとともに、洗浄前後のマッ
トの外装袋からの出し入れを容易に行うことができる。
また、この外装袋をネット状にすれば、マットを外装袋
内に収容したままで洗浄でき、ゴミやホコリはネットの
目から排出させることができるので極めて効率的であ
る。

【００４０】今後、高齢化が急速に進み、２１世紀の半
ばには３人に１人が高齢者という時代を目前に控え、寝
たきりや痴呆の高齢者が増える一方で、介護する人もま
た高齢になるなど介護の問題は老後に大きな不安を与え
ている情況下において、本発明の担架機能を備えた介護
用マットはこれらの不安を解消し、社会及び産業の発展
に貢献すること大である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の介護用マットの一例を示す平面図であ
る。

【図２】同マットのＸ−Ｘ線断面図である。

【図３】同マットのＹ−Ｙ線断面図である。

【図４】同マットのゴミ受けシートを示す側面図であ
る。

【図５】本発明の介護用マットの他の例を示す一部切欠
き平面図である。

【図６】同マットの結合部を説明する部分拡大断面図で
ある。

【図７】本発明の介護用マットのさらに他の例を示す正
面断面図である。

【図８】同マットの一部切欠き側面図である。

【図９】本発明のマット用芯材をネット状の外装袋によ
って被包した状態を示すの外観斜視図である。

【図１０】本発明のマット用芯材を被包する外装袋の他
の例を示す外観斜視図である。

【符号の説明】

１ マット用芯材 ２ 凸部 ３ 凹部 ４ 貫通孔 ５ 担架機能部 ６ 担架棒 ７ 担架棒収納部 ８ エヤー通過
孔 ９ ゴミ受けシート １０ 止着部材
（マジックテープ等） １１ 保持部孔 １２ 継手保持
部 １３ メネジ １４ ピン固定
部 １５ 継手孔 １６ 継手 １７ オネジ １８ 抜け防止
ピン １９ 梯子 ２０ 先端部 ２１ ヒンジ ２２ 外装袋 ２３ 状差し状の袋

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 合成樹脂発泡体からなるマット用芯材と
   該マット用芯材を被包する外装袋とからなり、前記マッ
   ト用芯材に担架機能部を具備せしめたことを特徴とする
   介護用マット。
2. 【請求項２】 マット用芯材は、排水構造を有する請求
   項１記載の介護用マット。
3. 【請求項３】 排水構造は、マット用芯材の表面に設け
   た凹凸部と、前記凹部に設けた貫通孔からなり、実質的
   に水平部分を有しない請求項２記載の介護用マット。
4. 【請求項４】 マット用芯材の裏面に、貫通孔から落下
   してくる人体のアカや寝具から出る綿ゴミ等を受けるゴ
   ミ受けシートを設けた請求項３記載の介護用マット。
5. 【請求項５】 外装袋は、ネットからなる請求項１〜４
   のいずれか１項に記載の介護用マット。
6. 【請求項６】 外装袋は、ワンタッチで着脱自在である
   請求項１〜５のいずれか１項に記載の介護用マット。
7. 【請求項７】 担架機能部は、不要時にはマット用芯材
   の内部に収納され、必要時にはマット用芯材の外部に引
   き出される構造からなる請求項１〜６のいずれか１項に
   記載の介護用マット。