JP2002101781A - ペット用汚物処理具 - Google Patents

ペット用汚物処理具

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JP2002101781A
JP2002101781A JP2000297385A JP2000297385A JP2002101781A JP 2002101781 A JP2002101781 A JP 2002101781A JP 2000297385 A JP2000297385 A JP 2000297385A JP 2000297385 A JP2000297385 A JP 2000297385A JP 2002101781 A JP2002101781 A JP 2002101781A
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support frame
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waste disposal
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pet
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Sadako Hanada
貞子 花田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペットの汚物処理及びその用具の洗浄を容易
にする。 【解決手段】 ペットの汚物処理材(リター)を敷くた
めのリター支持枠3及びこれを用いる箱体2とを含む。
支持枠3は、一方向へスペースをおいて並列する複数の
支持部12Aとその連結部13とを有する。箱体2は、
その底面から上方へ離隔した部分にリター支持枠3を支
持する受止部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、家の中で飼育す
る猫や犬等のペットの尿や糞等の汚物、特に猫の汚物を
処理するのに好適な用具に関し、さらに詳しくはリター
支持枠及びこれを使用した箱体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の汚物処理具として、頂部
が開口している箱体や囲い枠体の底部に直接に、又はそ
れらの下端部から適宜上方へ離間した部位の互いに対向
する周壁の内側間に取り外し可能に支持されるネット等
の多孔支持枠等に、粉砕パルプ、吸水性鉱物、吸水性ポ
リマー等を成形した吸水性粒子や、粉砕パルプと吸水性
ポリマーとの混合物を含む吸水性パッド等の汚物処理材
(いわゆるリター)を敷くようにしたものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうした汚物処理具を
使用しているときに、ペットの尿等の汚物から生じる臭
いを未然に防止するには、リターを頻繁に取り替えた
り、消臭剤を頻繁に噴霧したり、汚物処理具を頻繁に水
洗いしたりすることが必要である。これは、いうまでも
なく、飼い主の時間、労力及び経済的負担を大きくす
る。特に、リターを支持するためのネット等の多孔支持
枠に付着した汚物を洗い落とす場合、そのナックル部や
孔の角部に固形汚物が付着していると、その洗い落とし
作業が容易ではないことがある。
【0004】この発明の課題は、市販のリターを使用す
ることなく、家庭にある不要になった新聞・雑誌等の吸
水性紙片をリターとして利用することができ、しかも汚
物の洗い落とし作業が極めて容易であるなどの利点を有
するペット用汚物処理具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
のこの発明に係るペット用汚物処理具は、多数のリター
支持部が一方向に離間して前記一方向と直交する他方向
へ並列し、前記支持部の各々の幅寸法が前記支持部の各
々の間に位置する各スペースの幅寸法よりも大きく形成
され、かつ、前記支持部の各々が少なくともこれらの長
さ方向両端部近傍に位置する連結部により一体に連結さ
れているリター支持枠を含むことを特徴とする。
【0006】この発明は、前記リター支持枠に加えて、
頂部が開口し、底部と、前記底部の周縁から上方へ延び
る周壁とを有し、前記リター支持枠が取り外し可能に支
持される箱体を含む。
【0007】
【発明の実施の形態】図面を参照して、この発明に係る
ペット用汚物処理具の実施例を説明すると、以下のとお
りである。
【0008】図1において、ペット用汚物処理具1は、
方形に成形されていてリター(汚物処理材)を収容する
箱体(いわゆるリターボックス)2と、箱体2内に収め
られるリター支持枠3とを含んでいる。一般的には、箱
体2及びリター支持枠3はいずれも、プラスチック又は
木材で形成される。箱体2は、底部6(図2参照)と、
底部6の周縁から上方へ向かって立ち上がる互いに対向
する周壁7,7と周壁8,8とを有し、頂部が開口してい
る。なお、図示されていないが、一般的には、箱体2は
カバーで覆われるようになっている。
【0009】図2,3において、箱体2は、互いに対向
する周壁7,7および周壁8,8からなる2対のうちの少
なくとも一方の対の周壁は、その内面どうしの間隔Lが
底部6から上方へ向かって大きくなるように傾斜してお
り、もう一方の対の周壁が同じように傾斜しているかま
たは垂直な状態にある。ただし、図示例では、周壁7,
7と周壁8,8とがともに傾斜した状態で示されてい
る。周壁7,7は、高さ方向の中間部分に箱体2の内方
ヘ突出する支持片11を有する(図3参照)。
【0010】リター支持枠3は、スペース12Bを介し
て縦方向へ並列する複数のリター支持部としての細長板
部材12Aと、これらの板部材12Aの長さ方向両端部
近傍にその横方向へ延びて板部材12Aを一体的に連結
する連結部としての桟部材13とから構成されている。
板部材12Aの各々は、それらの上面が実質的に同平面
かつ平滑に形成されており、ペットの流動性汚物を板部
材12Aに滞留させず、かつ、ペットの歩行に支障を来
さないようにするうえで、好ましくは、幅寸法wが20
〜50mm、より好ましくは25〜35mm、もっとも
好ましくは約30mmである。また、ペットの汚物,特
に流動性汚物が板部材12Aから下方へ流動し、かつ、
ペットの足が下方へ落ち込まないようにするうえで、各
スペース12Bの寸法dは、好ましくは5〜25mm、
より好ましくは8〜20mm、もっとも好ましくは約1
5mmである。桟部材13は、板部材12Aを連結する
ことができる適宜の寸法を有していればよいが、幅寸法
が10〜30mmの範囲にあって、各板部材12Aの間
を広い範囲にわたって塞ぐことがないものであることが
好ましい。このように、桟部材13がリター支持枠3の
両端部近傍にだけ位置する実施例では、例えば、リター
支持枠3に付着する汚物を洗い落とすとき、水洗いしな
がら雑巾や束子などでリター支持枠3を擦ったり、拭い
たりするような場合、板部材12Aの長さ方向に沿って
そのように円滑することができるので、その作業が極め
て容易になる。ただし、そうした作業等に支障がないよ
うに、少なくとも80mmの間隔をおいて板部材12A
の両端部の間にも所要数の連結部(桟部材)が位置して
もよい。図示されていないが、リター支持枠3は、スペ
ース12Bの角部や板部材12Aの長さ方向に沿う両側
縁がアールに形成されていることが、ペットの汚物がそ
れら部位に付着しないようにし、かつ、付着した汚物を
洗い落とすうえで好ましい。
【0011】こうしたリター支持枠3は、その両端部分
16が箱体2の支持片11に受止される。支持片11の
上面18は底部6から少なくとも15mm上方にあり、
ここに受止されたリター支持枠3の下面19が底部6か
ら離隔する距離hは、少なくとも15mmであること
が、底部6にもリターを敷くなどのうえで好ましい。
【0012】こうした汚物処理具1は、リターとして、
家庭内にある吸水性材料、例えば,不要の新聞・雑誌等
の紙片を短冊状に切断し又は引き裂いたたものの所要数
を、リター支持枠3と箱体2の底部6の上面に敷いて使
用される。箱体2内で排泄された汚物、特に流動性汚物
は、リター支持枠3上のリターに吸収され、残余の流動
性汚物はスペース12Bから下方へ流動して箱体2の底
部6上のリターに吸収される。不要の新聞・雑誌の紙片
類は、これらを手軽に、経済的負担もなく用意すること
ができるので、汚物からの臭いを未然に防止するため、
頻繁に取り替えるうえで好適である。また、リター支持
枠3や箱体2の底部6に予め大きな新聞紙等を敷いてお
けば、汚物で汚れているリターを括って投棄することが
容易になる。リター支持枠3上のリターは、リター支持
枠3を箱体2から取り出したのち投棄してもよい。
【0013】図4に示される処理具1においては、箱体
2の周壁7から内方へ突出する支持片11が設けられて
いないが、リター支持枠3は、板部材12Aの端部16
が周壁7の傾斜した内面に上方から当接することによっ
て周壁7に受止される。周壁7の内面の傾斜角度とリタ
ー支持枠3の長さや幅寸法との適宜調整によって、リタ
ー支持枠3の下面19を箱体2の底部から少なくとも1
5mm離隔させることができる。
【0014】図5に示される処理具1においては、周壁
7,8のそれぞれの内面に箱体2の外側へ向かう凹部2
1が形成されている。凹部21は、箱体2に収められた
リター支持枠3の側縁が対向する部位に位置しており、
凹部21へ飼い主が指先を差し込めば、箱体2に受止さ
れるリター支持枠3をその下側から簡単に持ち上げて取
り出すことができる。こうした凹部21は、周壁7,8
の一方にだけ設けてあってもよい。図示されていない
が、同様の操作のため、凹部21に替えて、リター支持
枠3の側縁部の一部に凹欠部が設けられていてもよい。
【0015】図6に示される処理具1においては、リタ
ー支持枠3は、板部材12Aの上面22と桟部材13の
上面23とが同一平面上にあって、リター支持枠3の上
面全体が同平面に形成されている。こうしたリター支持
枠3は、ペットの汚物で汚れるそれらの上面22,23
の水洗が極めて容易になる。この形状のリター支持枠3
は、プラスチックの熱成形や射出成形によって簡単に得
ることができる。なお、図6のリター支持枠3は、図4
の態様で箱体2に収められている。
【0016】図7に示される処理具1においては、リタ
ー支持枠3の板部材12Aは、ペットがその足を滑らさ
ない程度に上面22が上方へ向かってわずかに曲面にな
るように形成されている。こうしたリター支持枠3で
は、流動性汚物を下方へ速やかに流動させ、上面22に
滞溜させることがないようにするうえで好ましい。
【0017】以上は、リター支持枠3が箱体2と組み合
わせて使用される場合についての説明であるが、リター
支持枠3は、吸液性又は防漏性のいわゆるペットパッド
の上面に配置するなど、箱体2との組み合わせでなくて
も使用され得るものである。
【0018】
【発明の効果】この発明に係るペット用汚物処理具によ
れば、リター支持枠を構成するリター支持部が一方向へ
その幅寸法よりも小さい幅寸法のスペースを介して並列
するので、ネット等の多孔支持枠とは異なり、付着した
ペットの汚物を容易に洗い落とすことができるので、そ
の作業時間及び労力が軽減される。しかもリター支持枠
には、例えば、不要の新聞・雑誌等の吸水性紙片を短冊
状に切断又は切り裂いて得たリターを敷いて使用するこ
とができるので、極めて経済的である。
【0019】さらに、このようなことから、前記リター
を比較的頻繁に惜しみなく取り替えることができる。そ
のため、ペットの汚物から生じる臭いにともなう問題を
解消することもできる。
【0020】また、この発明に係るペット用汚物処理具
によれば、リターをリター支持枠上と箱体の底部とに敷
いて使用することができるので、前記臭いにともなう問
題の解消に一層役立つものである。
【0021】ちなみに、リターとして使用された前記新
聞・雑誌等の前記吸水性紙片は、使用によって膨潤・ゲ
ル化する吸水性ポリマーや、プラスチック材料等を含む
市販のリターとは異なり、一般ごみとして投棄、焼却さ
れてもなんら問題がないものである。また、この発明者
の知見によれば、特に吸水性を有する新聞・雑誌の紙片
は、汚物に対する消臭又は抑臭効果がある。この理論的
根拠は不明であるが、その印刷インクを含む該紙片の成
分がその効果に原因していると思料される。
【図面の簡単な説明】
【図1】汚物処理具の斜視図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】図1のIII−III線断面図。
【図4】実施態様の一例を示す図3と同様な図面。
【図5】実施態様の一例を示す図1と同様な図面。
【図6】実施態様の一例を示す図2と同様な図面。
【図7】実施態様の一例を示す支持枠の部分図。
【符号の説明】
1 汚物処理具 2 箱体 3 リター支持枠 6 底部 7 周壁 8 周壁 12A リター支持部 12B スペース 13 連結部 21 凹部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のリター支持部が一方向に離間して
    前記一方向と直交する他方向へ並列し、前記支持部の各
    々の幅寸法が前記支持部の各々の間に位置する各スペー
    スの幅寸法よりも大きく形成され、かつ、前記支持部の
    各々が少なくともこれらの長さ方向両端部近傍に位置す
    る連結部により一体に連結されているリター支持枠を含
    むことを特徴とするペット用汚物処理具。
  2. 【請求項2】前記支持部の各々の前記幅寸法が20〜5
    0mmであり、かつ、前記スペ−スの各々の前記幅寸法
    が5〜20mmである請求項1に記載のペット用汚物処
    理具。
  3. 【請求項3】 前記支持部の上面が実質的に平面に形成
    されている請求項1又は2に記載のペット用汚物処理
    具。
  4. 【請求項4】 前記リター支持枠に加えて頂部が開口す
    る箱体を含み、前記箱体が、底部と、前記底部の周縁か
    ら上方へ延びる周壁とを有し、前記リター支持枠が、前
    記箱体内に取り外し可能に支持される請求項1〜3のい
    ずれかに記載のペット用汚物処理具。
  5. 【請求項5】 前記周壁の前記互いに対向する部位の間
    隔が、前記底部から前記開口へ向かうにつれて大きくな
    るように傾斜し、前記リター支持枠が、前記周壁の互い
    に対向する部位に当接することにより受止される請求項
    1〜4のいずれかに記載のペット用汚物処理具。
  6. 【請求項6】 前記箱体が、前記周壁の互いに対向する
    部位にその内方へ突出して前記支持枠を受止する支持片
    を有する請求項1〜4のいずれかに記載のペット用汚物
    処理具。
  7. 【請求項7】 前記箱体が、前記支持枠の縁部が位置す
    る前記周壁の内面に凹部が形成されている請求項1〜6
    のいずれかに記載のペット用汚物処理具。
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