JP2002100935A - 電力増幅装置及び方法 - Google Patents
電力増幅装置及び方法Info
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- JP2002100935A JP2002100935A JP2000287144A JP2000287144A JP2002100935A JP 2002100935 A JP2002100935 A JP 2002100935A JP 2000287144 A JP2000287144 A JP 2000287144A JP 2000287144 A JP2000287144 A JP 2000287144A JP 2002100935 A JP2002100935 A JP 2002100935A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 出力電力を下げた場合の効率の低下を防止
し、並列動作させる場合の特性の低下を防止する。 【解決手段】 最大電力の約半分程度の低出力時、制御
回路113は第1の電力増幅器106のバイアスをオフ
にするとともに、第1のスイッチ103及び第4のスイ
ッチ107をオフにし、第2の電力増幅器111のバイ
アスをオンにする。これで第1の電力増幅器106の入
力端及び出力端を絶縁状態として第2の電力増幅器11
1だけを動作させる。最大電力出力時、制御回路113
は第1及び第2の電力増幅器106、111をオンにす
るとともに、第1及び第4のスイッチ103、107を
オンにして並列動作を行う。このとき、第2及び第3の
スイッチ104、103をオンにし、第1のコンデンサ
105及び第2のコンデンサ109によって入力及び出
力のインピーダンス整合を行う。
し、並列動作させる場合の特性の低下を防止する。 【解決手段】 最大電力の約半分程度の低出力時、制御
回路113は第1の電力増幅器106のバイアスをオフ
にするとともに、第1のスイッチ103及び第4のスイ
ッチ107をオフにし、第2の電力増幅器111のバイ
アスをオンにする。これで第1の電力増幅器106の入
力端及び出力端を絶縁状態として第2の電力増幅器11
1だけを動作させる。最大電力出力時、制御回路113
は第1及び第2の電力増幅器106、111をオンにす
るとともに、第1及び第4のスイッチ103、107を
オンにして並列動作を行う。このとき、第2及び第3の
スイッチ104、103をオンにし、第1のコンデンサ
105及び第2のコンデンサ109によって入力及び出
力のインピーダンス整合を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として移動体通
信などに用いられる電力増幅装置及び方法に関する。
信などに用いられる電力増幅装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル移動体通信は急速に普及
しており、端末の小型化、低消費電力化に関する開発が
進んでいる。また、現在広く普及しているデジタル携帯
電話システムに比べ、さらに大きな通信容量を確保でき
るCDMA(Code Division Multiple Access )方式を
採用した携帯電話システムの開発も進んでいる。なお、
CDMA方式については、「CDMA方式と次世代移動
体通信システム」(トリケップス叢書;第1章)にその
詳細が記載されているので、ここではその説明を省略す
る。
しており、端末の小型化、低消費電力化に関する開発が
進んでいる。また、現在広く普及しているデジタル携帯
電話システムに比べ、さらに大きな通信容量を確保でき
るCDMA(Code Division Multiple Access )方式を
採用した携帯電話システムの開発も進んでいる。なお、
CDMA方式については、「CDMA方式と次世代移動
体通信システム」(トリケップス叢書;第1章)にその
詳細が記載されているので、ここではその説明を省略す
る。
【0003】図12は従来の電力増幅器の基本的構成を
示す図である。図12の構成例は2つの電力増幅器を直
列に設けた例であり、前段の電力増幅器1002及び後
段の電力増幅器1003と、その入力端子1001及び
出力端子1004と、前記電力増幅器を動作制御する制
御回路1005とを示している。図13は従来の電力増
幅器における出力電力に対する消費電流特性を示すグラ
フである。図13において、グラフの実線Iは従来のT
DMA方式のデジタル携帯電話機に用いた場合の初期電
流値及び消費電流の変化を示している。この場合、消費
電流は、出力電力が−60〜10dBmの間、設定され
た初期電流値とほぼ同じであり、10dBmを越えると
急激に増加する。
示す図である。図12の構成例は2つの電力増幅器を直
列に設けた例であり、前段の電力増幅器1002及び後
段の電力増幅器1003と、その入力端子1001及び
出力端子1004と、前記電力増幅器を動作制御する制
御回路1005とを示している。図13は従来の電力増
幅器における出力電力に対する消費電流特性を示すグラ
フである。図13において、グラフの実線Iは従来のT
DMA方式のデジタル携帯電話機に用いた場合の初期電
流値及び消費電流の変化を示している。この場合、消費
電流は、出力電力が−60〜10dBmの間、設定され
た初期電流値とほぼ同じであり、10dBmを越えると
急激に増加する。
【0004】CDMA方式の携帯電話システムでは、他
局の送信信号がノイズ成分となるため、基地局との距離
に応じて送信出力を調整し、必要以上に送信出力が大き
くならないようにして使用するので、従来のTDMA方
式のデジタル携帯電話に比べ、70dBを越える広いダ
イナミックレンジが要求される。特に、電力増幅器は最
大出力に対して効率が最大となるように各回路定数や初
期電流値等が設定されていることが一般的であり、出力
電力が最大出力電力に対して70dB低下した場合、ほ
ぼ初期電流が流れている状態となる(図13参照)。
局の送信信号がノイズ成分となるため、基地局との距離
に応じて送信出力を調整し、必要以上に送信出力が大き
くならないようにして使用するので、従来のTDMA方
式のデジタル携帯電話に比べ、70dBを越える広いダ
イナミックレンジが要求される。特に、電力増幅器は最
大出力に対して効率が最大となるように各回路定数や初
期電流値等が設定されていることが一般的であり、出力
電力が最大出力電力に対して70dB低下した場合、ほ
ぼ初期電流が流れている状態となる(図13参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電力増
幅器の出力電力を下げた場合、効率が低下し、実際には
不必要な電流を消費することになる。特に、CDMA方
式では、最大出力電力で送信している場合より出力電力
を下げて送信している期間の方が長いので、効率が低下
すると電力消費が多くなり、通話可能時間が短くなって
しまう。
幅器の出力電力を下げた場合、効率が低下し、実際には
不必要な電流を消費することになる。特に、CDMA方
式では、最大出力電力で送信している場合より出力電力
を下げて送信している期間の方が長いので、効率が低下
すると電力消費が多くなり、通話可能時間が短くなって
しまう。
【0006】また、電力増幅器を並列して動作させる回
路では、2つの経路を合成することによって並列接続さ
れた電力増幅器の入力または出力インピーダンスが予め
設定した特性インピーダンスからずれてしまい、入出力
特性が低下してしまうという問題点があった。
路では、2つの経路を合成することによって並列接続さ
れた電力増幅器の入力または出力インピーダンスが予め
設定した特性インピーダンスからずれてしまい、入出力
特性が低下してしまうという問題点があった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、使用しない電力増幅器に供給される電
力を遮断することで、出力電力を下げた場合の効率を改
善することが可能な電力増幅装置及び方法を提供するこ
とにある。
で、その目的は、使用しない電力増幅器に供給される電
力を遮断することで、出力電力を下げた場合の効率を改
善することが可能な電力増幅装置及び方法を提供するこ
とにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、電力増幅器を
並列動作させる場合、入出力インピーダンスを所定の特
性インピーダンスに整合させることで、並列動作時の入
出力特性の低下を防止することが可能な電力増幅装置及
び方法を提供することにある。
並列動作させる場合、入出力インピーダンスを所定の特
性インピーダンスに整合させることで、並列動作時の入
出力特性の低下を防止することが可能な電力増幅装置及
び方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1に、入力
端子及び出力端子間に複数の電力増幅器を接続して並列
動作可能な電力増幅装置であって、前記電力増幅器の入
力端と前記入力端子間の接続をオン/オフに切り替える
第1のスイッチ手段と、前記電力増幅器の出力端と前記
出力端子間の接続をオン/オフに切り替える第2のスイ
ッチ手段と、前記切り替えられる電力増幅器の入力側に
設けられ、入力インピーダンスの整合を行う第1の整合
手段と、前記切り替えられる電力増幅器の出力側に設け
られ、出力インピーダンスの整合を行う第2の整合手段
と、前記複数の電力増幅器に供給されるバイアスのオン
/オフを制御するとともに、前記第1のスイッチ手段及
び第2のスイッチ手段のオン/オフを制御する制御手段
とを備え、所定電力以上の高出力時には、前記複数の電
力増幅器のバイアスをオンにするとともに、前記第1の
スイッチ及び第2のスイッチをオンにして前記電力増幅
器を並列動作させ、前記第1及び第2の整合手段により
前記入力インピーダンス及び前記出力インピーダンスの
整合を行い、前記所定電力に満たない低出力時には、前
記複数の電力増幅器のうちの一部の電力増幅器のバイア
スをオフにするとともに、前記第1及び第2のスイッチ
手段をオフにして、前記バイアスが供給されない電力増
幅器を前記入力端子及び前記出力端子間から電気的に切
り離すことを特徴とする。
端子及び出力端子間に複数の電力増幅器を接続して並列
動作可能な電力増幅装置であって、前記電力増幅器の入
力端と前記入力端子間の接続をオン/オフに切り替える
第1のスイッチ手段と、前記電力増幅器の出力端と前記
出力端子間の接続をオン/オフに切り替える第2のスイ
ッチ手段と、前記切り替えられる電力増幅器の入力側に
設けられ、入力インピーダンスの整合を行う第1の整合
手段と、前記切り替えられる電力増幅器の出力側に設け
られ、出力インピーダンスの整合を行う第2の整合手段
と、前記複数の電力増幅器に供給されるバイアスのオン
/オフを制御するとともに、前記第1のスイッチ手段及
び第2のスイッチ手段のオン/オフを制御する制御手段
とを備え、所定電力以上の高出力時には、前記複数の電
力増幅器のバイアスをオンにするとともに、前記第1の
スイッチ及び第2のスイッチをオンにして前記電力増幅
器を並列動作させ、前記第1及び第2の整合手段により
前記入力インピーダンス及び前記出力インピーダンスの
整合を行い、前記所定電力に満たない低出力時には、前
記複数の電力増幅器のうちの一部の電力増幅器のバイア
スをオフにするとともに、前記第1及び第2のスイッチ
手段をオフにして、前記バイアスが供給されない電力増
幅器を前記入力端子及び前記出力端子間から電気的に切
り離すことを特徴とする。
【0010】第2に、前記第1の整合手段は、前記切り
替えられる電力増幅器の入力端に直列に接続されたスイ
ッチ回路とコンデンサとを有してなるインピーダンス変
換手段によって構成され、出力電力がほぼ最大電力のと
きに、前記スイッチ回路のオン/オフを切り替えて前記
入力インピーダンスの整合状態を調整することを特徴と
する。
替えられる電力増幅器の入力端に直列に接続されたスイ
ッチ回路とコンデンサとを有してなるインピーダンス変
換手段によって構成され、出力電力がほぼ最大電力のと
きに、前記スイッチ回路のオン/オフを切り替えて前記
入力インピーダンスの整合状態を調整することを特徴と
する。
【0011】第3に、前記第2の整合手段は、前記切り
替えられる電力増幅器の出力端に直列に接続されたスイ
ッチ回路とコンデンサとを有してなるインピーダンス変
換手段によって構成され、出力電力がほぼ最大電力のと
きに、前記スイッチ回路のオン/オフを切り替えて前記
出力インピーダンスの整合状態を調整することを特徴と
する。
替えられる電力増幅器の出力端に直列に接続されたスイ
ッチ回路とコンデンサとを有してなるインピーダンス変
換手段によって構成され、出力電力がほぼ最大電力のと
きに、前記スイッチ回路のオン/オフを切り替えて前記
出力インピーダンスの整合状態を調整することを特徴と
する。
【0012】第4に、前記第1の整合手段は、前記切り
替えられる電力増幅器の入力側に設けられ、アノードが
接地されたバラクタダイオードと、該バラクタダイオー
ドのカソードに接続されたバイアス制御回路とを有して
なるインピーダンス変換手段によって構成され、出力電
力がほぼ最大電力のときに、前記カソードに印加される
電圧を変化させて前記入力インピーダンスの整合状態を
調整することを特徴とする。
替えられる電力増幅器の入力側に設けられ、アノードが
接地されたバラクタダイオードと、該バラクタダイオー
ドのカソードに接続されたバイアス制御回路とを有して
なるインピーダンス変換手段によって構成され、出力電
力がほぼ最大電力のときに、前記カソードに印加される
電圧を変化させて前記入力インピーダンスの整合状態を
調整することを特徴とする。
【0013】第5に、前記第2の整合手段は、前記切り
替えられる電力増幅器の出力側に設けられ、アノードが
接地されたバラクタダイオードと、該バラクタダイオー
ドのカソードに接続されたバイアス制御回路とを有して
なるインピーダンス変換手段によって構成され、出力電
力がほぼ最大電力のときに、前記カソードに印加される
電圧を変化させて前記出力インピーダンスの整合状態を
調整することを特徴とする。
替えられる電力増幅器の出力側に設けられ、アノードが
接地されたバラクタダイオードと、該バラクタダイオー
ドのカソードに接続されたバイアス制御回路とを有して
なるインピーダンス変換手段によって構成され、出力電
力がほぼ最大電力のときに、前記カソードに印加される
電圧を変化させて前記出力インピーダンスの整合状態を
調整することを特徴とする。
【0014】第6に、前記第1のスイッチ手段と前記第
2のスイッチ手段の少なくとも一方は、ダイオードと、
該ダイオードのアノードに接続されたバイアス制御回路
と、前記ダイオードのカソードに接続された直流分離回
路とを有してなるダイオードスイッチ回路により構成さ
れ、出力電力が最大電力と最小電力の中間電力のとき
に、前記ダイオードをオフにして回路遮断することを特
徴とする。
2のスイッチ手段の少なくとも一方は、ダイオードと、
該ダイオードのアノードに接続されたバイアス制御回路
と、前記ダイオードのカソードに接続された直流分離回
路とを有してなるダイオードスイッチ回路により構成さ
れ、出力電力が最大電力と最小電力の中間電力のとき
に、前記ダイオードをオフにして回路遮断することを特
徴とする。
【0015】第7に、前記第1のスイッチ手段は、前記
バイアスをオフにした電力増幅器の入力インピーダンス
が、該電力増幅器の入力オープン付近のインピーダンス
値となるように、その位相を回転させる所定インピーダ
ンスを有する伝送線路を有してなることを特徴とする。
バイアスをオフにした電力増幅器の入力インピーダンス
が、該電力増幅器の入力オープン付近のインピーダンス
値となるように、その位相を回転させる所定インピーダ
ンスを有する伝送線路を有してなることを特徴とする。
【0016】第8に、前記第2のスイッチ手段は、前記
バイアスをオフにした電力増幅器の出力インピーダンス
が、該電力増幅器の出力オープン付近のインピーダンス
値となるように、その位相を回転させる所定インピーダ
ンスを有する伝送線路を有してなることを特徴とする。
バイアスをオフにした電力増幅器の出力インピーダンス
が、該電力増幅器の出力オープン付近のインピーダンス
値となるように、その位相を回転させる所定インピーダ
ンスを有する伝送線路を有してなることを特徴とする。
【0017】また、本発明は、第9に、入力端子及び出
力端子間に電力増幅器を接続して動作可能な電力増幅装
置であって、前記電力増幅器の入力端と前記入力端子間
に接続された第1の伝送線路と、前記電力増幅器の出力
端と前記出力端子間に接続された第2の伝送線路と、前
記入力端子と前記出力端子間の接続をオン/オフに切り
替えるスイッチ手段と、前記電力増幅器に供給されるバ
イアスのオン/オフを制御するとともに、前記スイッチ
手段のオン/オフを制御する制御手段とを備え、所定電
力以上の高出力時には、前記電力増幅器のバイアスをオ
ンにするとともに、前記スイッチ手段をオフにして前記
電力増幅器を動作させ、前記所定電力に満たない低出力
時には、前記電力増幅器をオフにするとともに、前記ス
イッチ手段をオンにし、前記第1及び第2の伝送線路に
よって、前記電力増幅器の入力インピーダンス及び出力
インピーダンスがそれぞれ該電力増幅器の入力オープン
及び出力オープン付近のインピーダンス値となるよう
に、それらの位相を回転させることを特徴とする。
力端子間に電力増幅器を接続して動作可能な電力増幅装
置であって、前記電力増幅器の入力端と前記入力端子間
に接続された第1の伝送線路と、前記電力増幅器の出力
端と前記出力端子間に接続された第2の伝送線路と、前
記入力端子と前記出力端子間の接続をオン/オフに切り
替えるスイッチ手段と、前記電力増幅器に供給されるバ
イアスのオン/オフを制御するとともに、前記スイッチ
手段のオン/オフを制御する制御手段とを備え、所定電
力以上の高出力時には、前記電力増幅器のバイアスをオ
ンにするとともに、前記スイッチ手段をオフにして前記
電力増幅器を動作させ、前記所定電力に満たない低出力
時には、前記電力増幅器をオフにするとともに、前記ス
イッチ手段をオンにし、前記第1及び第2の伝送線路に
よって、前記電力増幅器の入力インピーダンス及び出力
インピーダンスがそれぞれ該電力増幅器の入力オープン
及び出力オープン付近のインピーダンス値となるよう
に、それらの位相を回転させることを特徴とする。
【0018】第10に、前記切り替えられる電力増幅器
の入力側に設けられ、アノードが接地されたバラクタダ
イオードと、該バラクタダイオードのカソードに接続さ
れたバイアス制御回路とを有してなるインピーダンス変
換手段により構成され、出力電力がほぼ最大電力のとき
に、前記カソードに印加される電圧を変化させて前記入
力インピーダンスの整合状態を調整する整合手段を備え
たことを特徴とする。
の入力側に設けられ、アノードが接地されたバラクタダ
イオードと、該バラクタダイオードのカソードに接続さ
れたバイアス制御回路とを有してなるインピーダンス変
換手段により構成され、出力電力がほぼ最大電力のとき
に、前記カソードに印加される電圧を変化させて前記入
力インピーダンスの整合状態を調整する整合手段を備え
たことを特徴とする。
【0019】第11に、前記切り替えられる電力増幅器
の出力側に設けられ、アノードが接地されたバラクタダ
イオードと、該バラクタダイオードのカソードに接続さ
れたバイアス制御回路とを有してなるインピーダンス変
換手段により構成され、出力電力がほぼ最大電力のとき
に、前記カソードに印加される電圧を変化させて前記出
力インピーダンスの整合状態を調整する整合手段を備え
たことを特徴とする。
の出力側に設けられ、アノードが接地されたバラクタダ
イオードと、該バラクタダイオードのカソードに接続さ
れたバイアス制御回路とを有してなるインピーダンス変
換手段により構成され、出力電力がほぼ最大電力のとき
に、前記カソードに印加される電圧を変化させて前記出
力インピーダンスの整合状態を調整する整合手段を備え
たことを特徴とする。
【0020】第12に、前記切り替えられる電力増幅器
の入力端に直列に接続されたスイッチ回路とコンデンサ
とを有してなるインピーダンス変換手段により構成さ
れ、出力電力がほぼ最大電力のときに、前記スイッチ回
路のオン/オフを切り替えて前記入力インピーダンスの
整合状態を調整する整合手段を備えたことを特徴とす
る。
の入力端に直列に接続されたスイッチ回路とコンデンサ
とを有してなるインピーダンス変換手段により構成さ
れ、出力電力がほぼ最大電力のときに、前記スイッチ回
路のオン/オフを切り替えて前記入力インピーダンスの
整合状態を調整する整合手段を備えたことを特徴とす
る。
【0021】第13に、前記切り替えられる電力増幅器
の出力端に直列に接続されたスイッチ回路とコンデンサ
とを有してなるインピーダンス変換手段により構成さ
れ、出力電力がほぼ最大電力のときに、前記スイッチ回
路のオン/オフを切り替えて前記出力インピーダンスの
整合状態を調整する整合手段を備えたことを特徴とす
る。
の出力端に直列に接続されたスイッチ回路とコンデンサ
とを有してなるインピーダンス変換手段により構成さ
れ、出力電力がほぼ最大電力のときに、前記スイッチ回
路のオン/オフを切り替えて前記出力インピーダンスの
整合状態を調整する整合手段を備えたことを特徴とす
る。
【0022】第14に、前記スイッチ手段は、前記入力
端子と前記出力端子間に接続されたダイオードと、該ダ
イオードにバイアスを供給してそのオン/オフを切り替
えるバイアス制御回路と、直流成分を分離する直流分離
回路とを有してなるダイオードスイッチ回路により構成
されることを特徴とする。
端子と前記出力端子間に接続されたダイオードと、該ダ
イオードにバイアスを供給してそのオン/オフを切り替
えるバイアス制御回路と、直流成分を分離する直流分離
回路とを有してなるダイオードスイッチ回路により構成
されることを特徴とする。
【0023】また一例として、第15に、前記構成要素
を同一の半導体基板上に形成してなることを特徴とす
る。
を同一の半導体基板上に形成してなることを特徴とす
る。
【0024】また、本発明は、第16に、入力端子及び
出力端子間に複数の電力増幅器を接続して並列動作可能
とし、電力増幅を行う電力増幅方法であって、所定電力
以上の高出力時には、前記複数の電力増幅器のバイアス
をオンにするとともに、前記電力増幅器の入力端と前記
入力端子間の接続をオンにし、前記電力増幅器の出力端
と前記出力端子間の接続をオンにして前記電力増幅器を
並列動作させ、前記切り替えられる電力増幅器の入力側
に設けた第1の整合手段により入力インピーダンスの整
合を行うとともに、前記切り替えられる電力増幅器の出
力側に設けた第2の整合手段により出力インピーダンス
の整合を行い、前記所定電力に満たない低出力時には、
前記複数の電力増幅器のうちの一部の電力増幅器のバイ
アスをオフにするとともに、前記電力増幅器の入力端と
前記入力端子間及び前記電力増幅器の出力端と前記出力
端子間の接続をオフにして、前記バイアスが供給されな
い電力増幅器を前記入力端子及び前記出力端子間から電
気的に切り離すことを特徴とする。
出力端子間に複数の電力増幅器を接続して並列動作可能
とし、電力増幅を行う電力増幅方法であって、所定電力
以上の高出力時には、前記複数の電力増幅器のバイアス
をオンにするとともに、前記電力増幅器の入力端と前記
入力端子間の接続をオンにし、前記電力増幅器の出力端
と前記出力端子間の接続をオンにして前記電力増幅器を
並列動作させ、前記切り替えられる電力増幅器の入力側
に設けた第1の整合手段により入力インピーダンスの整
合を行うとともに、前記切り替えられる電力増幅器の出
力側に設けた第2の整合手段により出力インピーダンス
の整合を行い、前記所定電力に満たない低出力時には、
前記複数の電力増幅器のうちの一部の電力増幅器のバイ
アスをオフにするとともに、前記電力増幅器の入力端と
前記入力端子間及び前記電力増幅器の出力端と前記出力
端子間の接続をオフにして、前記バイアスが供給されな
い電力増幅器を前記入力端子及び前記出力端子間から電
気的に切り離すことを特徴とする。
【0025】第17に、入力端子及び出力端子間に電力
増幅器を接続して電力増幅を行う電力増幅方法であっ
て、所定電力以上の高出力時には、前記電力増幅器のバ
イアスをオンにするとともに、前記入力端子と前記出力
端子間の接続をオフにして前記電力増幅器を動作させ、
前記所定電力に満たない低出力時には、前記電力増幅器
をオフにするとともに、前記入力端子と前記出力端子間
の接続をオンにし、前記電力増幅器の入力端と前記入力
端子間に接続された第1の伝送線路、及び前記電力増幅
器の出力端と前記出力端子間に接続された第2の伝送線
路によって、前記電力増幅器の入力インピーダンス及び
出力インピーダンスがそれぞれ該電力増幅器の入力オー
プン及び出力オープン付近のインピーダンス値となるよ
うに、それらの位相を回転させることを特徴とする。
増幅器を接続して電力増幅を行う電力増幅方法であっ
て、所定電力以上の高出力時には、前記電力増幅器のバ
イアスをオンにするとともに、前記入力端子と前記出力
端子間の接続をオフにして前記電力増幅器を動作させ、
前記所定電力に満たない低出力時には、前記電力増幅器
をオフにするとともに、前記入力端子と前記出力端子間
の接続をオンにし、前記電力増幅器の入力端と前記入力
端子間に接続された第1の伝送線路、及び前記電力増幅
器の出力端と前記出力端子間に接続された第2の伝送線
路によって、前記電力増幅器の入力インピーダンス及び
出力インピーダンスがそれぞれ該電力増幅器の入力オー
プン及び出力オープン付近のインピーダンス値となるよ
うに、それらの位相を回転させることを特徴とする。
【0026】本発明の第1の態様では、所定電力以上の
高出力時に、制御手段により、複数の電力増幅器のバイ
アスをオンに制御するとともに、電力増幅器の入力と入
力端子間の接続を切り替える第1のスイッチ手段をオン
にし、電力増幅器の出力と出力端子間の接続を切り替え
る第2のスイッチ手段をオンにして並列動作を行い、前
記切り替えられる電力増幅器の入力側に設けられた第1
の整合手段により入力インピーダンスの整合を行うとと
もに、前記切り替えられる電力増幅器の出力側に設けら
れた第2の整合手段により出力インピーダンスの整合を
行う。また、所定電力に満たない低出力時には、制御手
段により、一部の電力増幅器のバイアスをオフにすると
ともに、前記第1及び第2のスイッチ手段をオフにして
バイアスが供給されない電力増幅器を入力端子及び出力
端子間から電気的に切り離す。
高出力時に、制御手段により、複数の電力増幅器のバイ
アスをオンに制御するとともに、電力増幅器の入力と入
力端子間の接続を切り替える第1のスイッチ手段をオン
にし、電力増幅器の出力と出力端子間の接続を切り替え
る第2のスイッチ手段をオンにして並列動作を行い、前
記切り替えられる電力増幅器の入力側に設けられた第1
の整合手段により入力インピーダンスの整合を行うとと
もに、前記切り替えられる電力増幅器の出力側に設けら
れた第2の整合手段により出力インピーダンスの整合を
行う。また、所定電力に満たない低出力時には、制御手
段により、一部の電力増幅器のバイアスをオフにすると
ともに、前記第1及び第2のスイッチ手段をオフにして
バイアスが供給されない電力増幅器を入力端子及び出力
端子間から電気的に切り離す。
【0027】また、本発明の第2の態様では、所定電力
以上の高出力時に、制御手段により、電力増幅器のバイ
アスをオンに制御するとともに、入力端子と出力端子間
の接続を切り替えるスイッチ手段をオフにする。また、
所定電力に満たない低出力時には、制御手段により、電
力増幅器をオフにするとともに、前記スイッチ手段をオ
ンにし、電力増幅器の入力端と入力端子間に接続された
第1の伝送線路、及び電力増幅器の出力端と出力端子間
に接続された第2の伝送線路によって、電力増幅器の入
力インピーダンス及び出力インピーダンスがそれぞれ該
電力増幅器の入力オープン及び出力オープン付近のイン
ピーダンス値となるように、それらの位相を回転させ
る。
以上の高出力時に、制御手段により、電力増幅器のバイ
アスをオンに制御するとともに、入力端子と出力端子間
の接続を切り替えるスイッチ手段をオフにする。また、
所定電力に満たない低出力時には、制御手段により、電
力増幅器をオフにするとともに、前記スイッチ手段をオ
ンにし、電力増幅器の入力端と入力端子間に接続された
第1の伝送線路、及び電力増幅器の出力端と出力端子間
に接続された第2の伝送線路によって、電力増幅器の入
力インピーダンス及び出力インピーダンスがそれぞれ該
電力増幅器の入力オープン及び出力オープン付近のイン
ピーダンス値となるように、それらの位相を回転させ
る。
【0028】これにより、使用しない電力増幅器を回路
上分離したりしてこの電力増幅器に供給される電力を遮
断することで、出力電力を下げた場合の効率の低下を防
げる。また、並列動作させる場合に、電力増幅器の入出
力インピーダンスを所定の特性インピーダンスに整合さ
せることで、並列動作時の特性の低下を防げる。
上分離したりしてこの電力増幅器に供給される電力を遮
断することで、出力電力を下げた場合の効率の低下を防
げる。また、並列動作させる場合に、電力増幅器の入出
力インピーダンスを所定の特性インピーダンスに整合さ
せることで、並列動作時の特性の低下を防げる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 [第1実施形態]図1は本発明の第1実施形態における
電力増幅装置の構成を示す回路図である。
施の形態を説明する。 [第1実施形態]図1は本発明の第1実施形態における
電力増幅装置の構成を示す回路図である。
【0030】第1実施形態の電力増幅装置では、入力端
子101は分岐線路102の入力側に接続され、その一
方の出力側には第1のスイッチ103の一方の接点が接
続される。第1のスイッチ103の他方の接点は、第2
のスイッチ104の一方の接点が接続されるとともに、
第1の電力増幅器106の入力端に接続されている。第
2のスイッチ104の他方の接点には、第1のコンデン
サ105の一端が接続され、この第1のコンデンサ10
5の他端が接地されている。
子101は分岐線路102の入力側に接続され、その一
方の出力側には第1のスイッチ103の一方の接点が接
続される。第1のスイッチ103の他方の接点は、第2
のスイッチ104の一方の接点が接続されるとともに、
第1の電力増幅器106の入力端に接続されている。第
2のスイッチ104の他方の接点には、第1のコンデン
サ105の一端が接続され、この第1のコンデンサ10
5の他端が接地されている。
【0031】第1の電力増幅器106の出力端には、第
3のスイッチ108の一方の接点が接続されるととも
に、第4のスイッチ107の一方の接点が接続されてい
る。第3のスイッチ108の他方の接点には、一端が接
地された第2のコンデンサ109の他端が接続されてい
る。また、第4のスイッチ107の他方の接点は合成線
路110の入力側に接続されている。
3のスイッチ108の一方の接点が接続されるととも
に、第4のスイッチ107の一方の接点が接続されてい
る。第3のスイッチ108の他方の接点には、一端が接
地された第2のコンデンサ109の他端が接続されてい
る。また、第4のスイッチ107の他方の接点は合成線
路110の入力側に接続されている。
【0032】また、分岐線路102の他方の出力側に
は、第2の電力増幅器111の入力端が接続されてお
り、その出力端は合成線路110の入力側に接続されて
いる。そして、合成線路110の出力側が出力端子11
2に接続されている。
は、第2の電力増幅器111の入力端が接続されてお
り、その出力端は合成線路110の入力側に接続されて
いる。そして、合成線路110の出力側が出力端子11
2に接続されている。
【0033】また、電力増幅装置には、制御手段として
機能する制御回路113が設けられており、この制御回
路113は第1の電力増幅器106及び第2の電力増幅
器111に供給されるバイアスのオン/オフを制御する
とともに、第1のスイッチ103、第2のスイッチ10
4、第3のスイッチ108、及び第4のスイッチ107
のオン/オフを制御するようになっている。
機能する制御回路113が設けられており、この制御回
路113は第1の電力増幅器106及び第2の電力増幅
器111に供給されるバイアスのオン/オフを制御する
とともに、第1のスイッチ103、第2のスイッチ10
4、第3のスイッチ108、及び第4のスイッチ107
のオン/オフを制御するようになっている。
【0034】上記構成を有する第1実施形態の電力増幅
装置では、最大電力出力時(最大電力又はその付近の電
力の出力時)に、制御回路113は第1の電力増幅器1
06及び第2の電力増幅器111に供給するバイアスを
オンにするとともに、第1のスイッチ103及び第4の
スイッチ107をオンに制御する。これにより、第1の
電力増幅器106及び第2の電力増幅器111の並列動
作が行われる。
装置では、最大電力出力時(最大電力又はその付近の電
力の出力時)に、制御回路113は第1の電力増幅器1
06及び第2の電力増幅器111に供給するバイアスを
オンにするとともに、第1のスイッチ103及び第4の
スイッチ107をオンに制御する。これにより、第1の
電力増幅器106及び第2の電力増幅器111の並列動
作が行われる。
【0035】このとき問題となるのは、2つの経路の合
成によって並列接続された電力増幅器の入力及び出力イ
ンピーダンスが、そのままでは所定の特性インピーダン
スからずれてしまうことである。本実施形態では、制御
回路113により第2のスイッチ104及び第3のスイ
ッチ103をオンにし、入力側に第1のコンデンサ10
5、出力側に第2のコンデンサ109をそれぞれ接続し
て、入力及び出力のインピーダンス整合を行うことによ
り、この問題を解決する。
成によって並列接続された電力増幅器の入力及び出力イ
ンピーダンスが、そのままでは所定の特性インピーダン
スからずれてしまうことである。本実施形態では、制御
回路113により第2のスイッチ104及び第3のスイ
ッチ103をオンにし、入力側に第1のコンデンサ10
5、出力側に第2のコンデンサ109をそれぞれ接続し
て、入力及び出力のインピーダンス整合を行うことによ
り、この問題を解決する。
【0036】図2は並列動作時のインピーダンス変換を
説明する特性図である。ここでは、インピーダンス変換
の説明のための補助図としてスミスチャートを用いる。
図2において、50Ωに整合された2つの電力増幅器1
06、111を並列に動作させた場合、合成出力インピ
ーダンスはA点(25Ω)にずれてしまう。このとき、
第2のコンデンサ109を出力端子112と並列に接続
することで、合成出力インピーダンスをA点(25Ω)
からB点(50Ω)へ整合させる。このようなインピー
ダンス調整により、電力増幅器の入出力特性を低下させ
ずに並列動作を行うことが可能となる。
説明する特性図である。ここでは、インピーダンス変換
の説明のための補助図としてスミスチャートを用いる。
図2において、50Ωに整合された2つの電力増幅器1
06、111を並列に動作させた場合、合成出力インピ
ーダンスはA点(25Ω)にずれてしまう。このとき、
第2のコンデンサ109を出力端子112と並列に接続
することで、合成出力インピーダンスをA点(25Ω)
からB点(50Ω)へ整合させる。このようなインピー
ダンス調整により、電力増幅器の入出力特性を低下させ
ずに並列動作を行うことが可能となる。
【0037】また、最大電力の約半分付近の出力時に
は、制御回路113は、第1の電力増幅器106のバイ
アスをオフに制御するとともに、第1のスイッチ10
3、第4のスイッチ107をオフにする。そして、第2
の電力増幅器111のバイアスをオンに制御する。この
とき、第1のスイッチ103、第4のスイッチ107を
オフにすることで、第1の電力増幅器106の入力及び
出力のアイソレーション(高周波的な絶縁状態)をとる
ことができる。このため、電力増幅装置の入出力特性を
損なうことなく、第2の電力増幅器111だけを動作さ
せることができる。
は、制御回路113は、第1の電力増幅器106のバイ
アスをオフに制御するとともに、第1のスイッチ10
3、第4のスイッチ107をオフにする。そして、第2
の電力増幅器111のバイアスをオンに制御する。この
とき、第1のスイッチ103、第4のスイッチ107を
オフにすることで、第1の電力増幅器106の入力及び
出力のアイソレーション(高周波的な絶縁状態)をとる
ことができる。このため、電力増幅装置の入出力特性を
損なうことなく、第2の電力増幅器111だけを動作さ
せることができる。
【0038】このように、本実施形態では、最大出力電
流付近では、出力インピーダンスを調整することによ
り、入出力特性を低下させずに複数の電力増幅器を並列
動作させる。そして、電力増幅装置の出力電流を下げる
場合に、一方の電力増幅器だけを動作させ、他の電力増
幅器を切り離して絶縁状態とすることにより、低出力時
における効率の低下を防止できる。
流付近では、出力インピーダンスを調整することによ
り、入出力特性を低下させずに複数の電力増幅器を並列
動作させる。そして、電力増幅装置の出力電流を下げる
場合に、一方の電力増幅器だけを動作させ、他の電力増
幅器を切り離して絶縁状態とすることにより、低出力時
における効率の低下を防止できる。
【0039】[第2実施形態]図3は本発明の第2実施
形態における電力増幅装置の構成を示す回路図である。
なお、前記第1実施形態と同一の構成要素については同
一の符号を用いることで、その説明を省略する。
形態における電力増幅装置の構成を示す回路図である。
なお、前記第1実施形態と同一の構成要素については同
一の符号を用いることで、その説明を省略する。
【0040】第2実施形態の電力増幅装置では、その入
力側において、前記第1実施形態における第1のコンデ
ンサ105及び第2のスイッチ104の代わりに、第1
のコンデンサ201、第1のバラクタダイオード(可変
容量ダイオード)205、第1のコイル202、第2の
コンデンサ203、第1の電源204を設けている。第
1のスイッチ103の電力増幅器側の接点には第1のコ
ンデンサ201の一端が接続され、この第1のコンデン
サ201の他端に第1のバラクタダイオード205のカ
ソードと第1のコイル202の一端が接続されている。
そして、第1のバラクタダイオード205のアノードが
接地されている。第1のコイル202の他端には、第2
のコンデンサ203の一端と第1の電源204の正極側
が接続され、第2のコンデンサ203の他端と第1の電
源204の負極側が接地されている。
力側において、前記第1実施形態における第1のコンデ
ンサ105及び第2のスイッチ104の代わりに、第1
のコンデンサ201、第1のバラクタダイオード(可変
容量ダイオード)205、第1のコイル202、第2の
コンデンサ203、第1の電源204を設けている。第
1のスイッチ103の電力増幅器側の接点には第1のコ
ンデンサ201の一端が接続され、この第1のコンデン
サ201の他端に第1のバラクタダイオード205のカ
ソードと第1のコイル202の一端が接続されている。
そして、第1のバラクタダイオード205のアノードが
接地されている。第1のコイル202の他端には、第2
のコンデンサ203の一端と第1の電源204の正極側
が接続され、第2のコンデンサ203の他端と第1の電
源204の負極側が接地されている。
【0041】出力側においても同様に、前記第1実施形
態における第2のコンデンサ109及び第3のスイッチ
108の代わりに、第3のコンデンサ206、第2のバ
ラクタダイオード(可変容量ダイオード)210、第2
のコイル207、第4のコンデンサ208、第2の電源
209を設けている。第4のスイッチ107の電力増幅
器側の接点には第3のコンデンサ206の一端が接続さ
れ、この第3のコンデンサ206の他端に第2のバラク
タダイオード210のカソードと第2のコイル207の
一端が接続されている。そして、第2のバラクタダイオ
ード210のアノードが接地されている。第2のコイル
207の他端には、第4のコンデンサ208の一端と第
2の電源209の正極側が接続され、第4のコンデンサ
208の他端と第2の電源209の負極側が接地されて
いる。
態における第2のコンデンサ109及び第3のスイッチ
108の代わりに、第3のコンデンサ206、第2のバ
ラクタダイオード(可変容量ダイオード)210、第2
のコイル207、第4のコンデンサ208、第2の電源
209を設けている。第4のスイッチ107の電力増幅
器側の接点には第3のコンデンサ206の一端が接続さ
れ、この第3のコンデンサ206の他端に第2のバラク
タダイオード210のカソードと第2のコイル207の
一端が接続されている。そして、第2のバラクタダイオ
ード210のアノードが接地されている。第2のコイル
207の他端には、第4のコンデンサ208の一端と第
2の電源209の正極側が接続され、第4のコンデンサ
208の他端と第2の電源209の負極側が接地されて
いる。
【0042】制御回路113は、第1の電源204及び
第2の電源209のオン/オフ動作を制御し、印加電圧
を可変して第1及び第2のバラクタダイオード205、
210の容量を変化させることにより、インピーダンス
変換を行うようになっている。
第2の電源209のオン/オフ動作を制御し、印加電圧
を可変して第1及び第2のバラクタダイオード205、
210の容量を変化させることにより、インピーダンス
変換を行うようになっている。
【0043】上記構成を有する第2実施形態の電力増幅
装置では、最大電力出力時(最大電力又はその付近の電
力の出力時)に、前記第1実施形態と同様、制御回路1
13は第1の電力増幅器106及び第2の電力増幅器1
11に供給されるバイアスをオンにするとともに、第1
のスイッチ103及び第4のスイッチ107をオンに制
御する。これにより、第1の電力増幅器106及び第2
の電力増幅器111の並列動作が行われる。
装置では、最大電力出力時(最大電力又はその付近の電
力の出力時)に、前記第1実施形態と同様、制御回路1
13は第1の電力増幅器106及び第2の電力増幅器1
11に供給されるバイアスをオンにするとともに、第1
のスイッチ103及び第4のスイッチ107をオンに制
御する。これにより、第1の電力増幅器106及び第2
の電力増幅器111の並列動作が行われる。
【0044】このとき、制御回路113は、第1の電源
204及び第2の電源209をオンにし、第1及び第2
のバラクタダイオード205、210の容量を変化させ
ることにより、2つの電力増幅器106、111を並列
に動作させた場合の合成入力インピーダンス及び合成出
力インピーダンスを、それぞれ前記第1実施形態と同
様、図2に示したようにA点(25Ω)からB点(50
Ω)へ整合させる。これにより、電力増幅器の入出力特
性を低下させずに並列動作を行うことが可能となる。
204及び第2の電源209をオンにし、第1及び第2
のバラクタダイオード205、210の容量を変化させ
ることにより、2つの電力増幅器106、111を並列
に動作させた場合の合成入力インピーダンス及び合成出
力インピーダンスを、それぞれ前記第1実施形態と同
様、図2に示したようにA点(25Ω)からB点(50
Ω)へ整合させる。これにより、電力増幅器の入出力特
性を低下させずに並列動作を行うことが可能となる。
【0045】また、低出力時における動作は、前記第1
実施形態と同様であり、一方の電力増幅器だけを動作さ
せ、他の電力増幅器を切り離して絶縁状態とすることに
より、電力増幅装置の入出力特性を損なうことなく、低
出力時における効率の低下を防止できる。
実施形態と同様であり、一方の電力増幅器だけを動作さ
せ、他の電力増幅器を切り離して絶縁状態とすることに
より、電力増幅装置の入出力特性を損なうことなく、低
出力時における効率の低下を防止できる。
【0046】このように第2実施形態では、第1実施形
態のコンデンサの代わりにダイオードによるインピーダ
ンス変換手段を設けて整合回路として用いることによっ
て、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
態のコンデンサの代わりにダイオードによるインピーダ
ンス変換手段を設けて整合回路として用いることによっ
て、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
【0047】[第3実施形態]図4は本発明の第3実施
形態における電力増幅装置の構成を示す回路図である。
なお、前記第1実施形態と同一の構成要素については同
一の符号を用いることで、その説明を省略する。
形態における電力増幅装置の構成を示す回路図である。
なお、前記第1実施形態と同一の構成要素については同
一の符号を用いることで、その説明を省略する。
【0048】第3実施形態の電力増幅装置では、その入
力側において、前記第1実施形態における第1のスイッ
チ103の代わりに、第1のコンデンサ301、第1の
コイル302、第2のコンデンサ303、第1の電源3
04、第1のダイオード305、第2のコイル306、
第3のコンデンサ307を設けている。入力端子101
から2経路に分岐する分岐線路102には第1のコンデ
ンサ301の一端が接続され、第1のコンデンサ301
の他端には第1のコイル302の一端及び第1のダイオ
ード305のアノードが接続されている。第1のコイル
302の他端には、第2のコンデンサ303の一端と第
1の電源304の正極側が接続され、第2のコンデンサ
303の他端と第1の電源304の負極側が接地されて
いる。
力側において、前記第1実施形態における第1のスイッ
チ103の代わりに、第1のコンデンサ301、第1の
コイル302、第2のコンデンサ303、第1の電源3
04、第1のダイオード305、第2のコイル306、
第3のコンデンサ307を設けている。入力端子101
から2経路に分岐する分岐線路102には第1のコンデ
ンサ301の一端が接続され、第1のコンデンサ301
の他端には第1のコイル302の一端及び第1のダイオ
ード305のアノードが接続されている。第1のコイル
302の他端には、第2のコンデンサ303の一端と第
1の電源304の正極側が接続され、第2のコンデンサ
303の他端と第1の電源304の負極側が接地されて
いる。
【0049】第1のダイオード305のカソードには、
RF/DC(無線周波成分/直流成分)分離手段として
設けられる第2のコイル306の一端と第3のコンデン
サ307の一端が接続され、第2のコイル306の他端
が接地されている。そして、第3のコンデンサ307の
他端は、第2のスイッチ104の一方の接点と第1の電
力増幅器106の入力端とに接続されている。
RF/DC(無線周波成分/直流成分)分離手段として
設けられる第2のコイル306の一端と第3のコンデン
サ307の一端が接続され、第2のコイル306の他端
が接地されている。そして、第3のコンデンサ307の
他端は、第2のスイッチ104の一方の接点と第1の電
力増幅器106の入力端とに接続されている。
【0050】出力側においても同様に、前記第1実施形
態における第4のスイッチ107の代わりに、第4のコ
ンデンサ308、第3のコイル309、第5のコンデン
サ310、第2の電源311、第2のダイオード31
2、第4のコイル313、第6のコンデンサ314を設
けている。第1の電力増幅器106の出力端には、第3
のスイッチ108の一方の接点が接続されるとともに、
第4のコンデンサ308の一端が接続されている。第4
のコンデンサ308の他端には第3のコイル309の一
端及び第2のダイオード312のアノードが接続されて
いる。第3のコイル309の他端には、第5のコンデン
サ310の一端と第2の電源311の正極側が接続さ
れ、第5のコンデンサ310の他端と第2の電源311
の負極側が接地されている。
態における第4のスイッチ107の代わりに、第4のコ
ンデンサ308、第3のコイル309、第5のコンデン
サ310、第2の電源311、第2のダイオード31
2、第4のコイル313、第6のコンデンサ314を設
けている。第1の電力増幅器106の出力端には、第3
のスイッチ108の一方の接点が接続されるとともに、
第4のコンデンサ308の一端が接続されている。第4
のコンデンサ308の他端には第3のコイル309の一
端及び第2のダイオード312のアノードが接続されて
いる。第3のコイル309の他端には、第5のコンデン
サ310の一端と第2の電源311の正極側が接続さ
れ、第5のコンデンサ310の他端と第2の電源311
の負極側が接地されている。
【0051】第2のダイオード312のカソードには、
RF/DC分離手段として設けられる第4のコイル31
3の一端と第6のコンデンサ314の一端が接続され、
第4のコイル313の他端が接地されている。そして、
第6のコンデンサ314の他端は、合成線路110に接
続されて2経路が合流して出力端子112へと接続され
ている。
RF/DC分離手段として設けられる第4のコイル31
3の一端と第6のコンデンサ314の一端が接続され、
第4のコイル313の他端が接地されている。そして、
第6のコンデンサ314の他端は、合成線路110に接
続されて2経路が合流して出力端子112へと接続され
ている。
【0052】上記構成を有する第3実施形態の電力増幅
装置では、最大電力出力時(最大電力又はその付近の電
力の出力時)に、制御回路113は、第1の電力増幅器
106及び第2の電力増幅器111のバイアスをオンに
制御する。また、第1の電源304及び第2の電源31
1をオンにし、第1のダイオード305及び第2のダイ
オード312をオンの状態にする。これにより、第1の
電力増幅器106及び第2の電力増幅器111の並列動
作が行われる。
装置では、最大電力出力時(最大電力又はその付近の電
力の出力時)に、制御回路113は、第1の電力増幅器
106及び第2の電力増幅器111のバイアスをオンに
制御する。また、第1の電源304及び第2の電源31
1をオンにし、第1のダイオード305及び第2のダイ
オード312をオンの状態にする。これにより、第1の
電力増幅器106及び第2の電力増幅器111の並列動
作が行われる。
【0053】このとき、2つの経路の合成によって並列
接続された電力増幅器の入力及び出力インピーダンス
が、そのままでは所定の特性インピーダンスからずれて
しまうが、前記第1実施形態と同様にして、インピーダ
ンスを整合させることで、電力増幅器の入出力特性の低
下を伴わずに並列動作が可能となる。
接続された電力増幅器の入力及び出力インピーダンス
が、そのままでは所定の特性インピーダンスからずれて
しまうが、前記第1実施形態と同様にして、インピーダ
ンスを整合させることで、電力増幅器の入出力特性の低
下を伴わずに並列動作が可能となる。
【0054】また、最大電力の約半分付近の出力時に
は、制御回路113は、第1の電力増幅器106のバイ
アスをオフに制御するとともに、第1のダイオード30
5及び第2のダイオード312をオフの状態にする。こ
の場合、第1のダイオード305及び第2のダイオード
312がオフとなるので、第1の電力増幅器106の入
力端及び出力端は入力端子101及び出力端子112か
らアイソレーション(高周波的に絶縁)されることにな
る。このため、電力増幅装置の入出力特性を損なわず
に、第2の電力増幅器111だけを動作させることがで
きる。
は、制御回路113は、第1の電力増幅器106のバイ
アスをオフに制御するとともに、第1のダイオード30
5及び第2のダイオード312をオフの状態にする。こ
の場合、第1のダイオード305及び第2のダイオード
312がオフとなるので、第1の電力増幅器106の入
力端及び出力端は入力端子101及び出力端子112か
らアイソレーション(高周波的に絶縁)されることにな
る。このため、電力増幅装置の入出力特性を損なわず
に、第2の電力増幅器111だけを動作させることがで
きる。
【0055】このように第3実施形態においても、第1
実施形態と同様に、最大出力電流付近では、出力インピ
ーダンスを調整することにより、入出力特性を低下させ
ずに複数の電力増幅器の並列動作が可能であり、電力増
幅装置の出力電流を下げる場合に、一方の電力増幅器だ
けを動作させ、他の電力増幅器を切り離して絶縁状態と
することにより、低出力時における効率の低下を防止で
きる。
実施形態と同様に、最大出力電流付近では、出力インピ
ーダンスを調整することにより、入出力特性を低下させ
ずに複数の電力増幅器の並列動作が可能であり、電力増
幅装置の出力電流を下げる場合に、一方の電力増幅器だ
けを動作させ、他の電力増幅器を切り離して絶縁状態と
することにより、低出力時における効率の低下を防止で
きる。
【0056】[第4実施形態]図5は本発明の第4実施
形態における電力増幅装置の構成を示す回路図である。
なお、前記第1実施形態と同一の構成要素については同
一の符号を用いることで、その説明を省略する。
形態における電力増幅装置の構成を示す回路図である。
なお、前記第1実施形態と同一の構成要素については同
一の符号を用いることで、その説明を省略する。
【0057】第4実施形態の電力増幅装置は、前記第1
実施形態の第1のスイッチ103及び第4のスイッチ1
07を、所定のインピーダンス特性を有しインピーダン
ス変換手段として機能する第1の伝送線路401及び第
2の伝送線路402にそれぞれ置き換えて設けることに
より構成される。
実施形態の第1のスイッチ103及び第4のスイッチ1
07を、所定のインピーダンス特性を有しインピーダン
ス変換手段として機能する第1の伝送線路401及び第
2の伝送線路402にそれぞれ置き換えて設けることに
より構成される。
【0058】上記構成を有する第4実施形態の電力増幅
装置では、最大電力出力時(最大電力又はその付近の電
力の出力時)に、制御回路113は、第1の電力増幅器
106及び第2の電力増幅器111のバイアスをオンに
制御することで、前記第1実施形態と同様、第1の電力
増幅器106及び第2の電力増幅器111による並列動
作が行われる。このとき、2つの経路の合成によって並
列接続された電力増幅器の入力及び出力インピーダンス
が、そのままでは所定の特性インピーダンスからずれて
しまうが、前記第1実施形態と同様にして、インピーダ
ンスを整合させることで、電力増幅器の入出力特性の低
下を伴わずに並列動作が可能となる。
装置では、最大電力出力時(最大電力又はその付近の電
力の出力時)に、制御回路113は、第1の電力増幅器
106及び第2の電力増幅器111のバイアスをオンに
制御することで、前記第1実施形態と同様、第1の電力
増幅器106及び第2の電力増幅器111による並列動
作が行われる。このとき、2つの経路の合成によって並
列接続された電力増幅器の入力及び出力インピーダンス
が、そのままでは所定の特性インピーダンスからずれて
しまうが、前記第1実施形態と同様にして、インピーダ
ンスを整合させることで、電力増幅器の入出力特性の低
下を伴わずに並列動作が可能となる。
【0059】また、最大電力の約半分付近の出力時に
は、制御回路113は、第2の電力増幅器111のバイ
アスをオンにし、第1の電力増幅器106のバイアスを
オフに制御する。このとき、第1の伝送線路401及び
第2の伝送線路402によって、第1の電力増幅器10
6のオフ時における入力インピーダンス及び出力インピ
ーダンスの位相をそれぞれ回転させて高インピーダンス
に変換する。
は、制御回路113は、第2の電力増幅器111のバイ
アスをオンにし、第1の電力増幅器106のバイアスを
オフに制御する。このとき、第1の伝送線路401及び
第2の伝送線路402によって、第1の電力増幅器10
6のオフ時における入力インピーダンス及び出力インピ
ーダンスの位相をそれぞれ回転させて高インピーダンス
に変換する。
【0060】図6は第1の電力増幅器のオフ時のインピ
ーダンス変換を説明する特性図である。ここでは、イン
ピーダンス変換の説明のための補助図としてスミスチャ
ートを用い、第1の電力増幅器106のオフ時における
入力インピーダンス及び出力インピーダンスに対し、第
1の伝送線路401及び第2の伝送線路402によって
行われるインピーダンス変換を示す。このとき、第1の
電力増幅器106のオフ時の入力インピーダンスAにつ
いて、第1の伝送線路401によりその位相を回転さ
せ、オープン(回路開放(回路断状態))付近のインピ
ーダンスBまで回転させる。同様に、第1の電力増幅器
106のオフ時の出力インピーダンスCについて、第2
の伝送線路402によりその位相を回転させ、オープン
付近のインピーダンスDまで回転させる。このように、
入力インピーダンス及び出力のインピーダンスの位相を
それぞれ回転させることで、第1の電力増幅器106の
入力端及び出力端のアイソレーションをとることがで
き、電力増幅器の入出力特性を損なわずに第2の電力増
幅器111だけで動作させることができる。
ーダンス変換を説明する特性図である。ここでは、イン
ピーダンス変換の説明のための補助図としてスミスチャ
ートを用い、第1の電力増幅器106のオフ時における
入力インピーダンス及び出力インピーダンスに対し、第
1の伝送線路401及び第2の伝送線路402によって
行われるインピーダンス変換を示す。このとき、第1の
電力増幅器106のオフ時の入力インピーダンスAにつ
いて、第1の伝送線路401によりその位相を回転さ
せ、オープン(回路開放(回路断状態))付近のインピ
ーダンスBまで回転させる。同様に、第1の電力増幅器
106のオフ時の出力インピーダンスCについて、第2
の伝送線路402によりその位相を回転させ、オープン
付近のインピーダンスDまで回転させる。このように、
入力インピーダンス及び出力のインピーダンスの位相を
それぞれ回転させることで、第1の電力増幅器106の
入力端及び出力端のアイソレーションをとることがで
き、電力増幅器の入出力特性を損なわずに第2の電力増
幅器111だけで動作させることができる。
【0061】また、電力増幅装置の出力電流を下げる場
合、前述の第1実施形態における第1のスイッチ103
及び第4のスイッチ107を、第1の伝送線路401及
び第2の伝送線路402に置き換えた構成により、第1
実施形態と同様に一方の電力増幅器だけを動作させ、他
の電力増幅器を切り離して絶縁状態とすることができ、
電力増幅装置の入出力特性を損なわずに、低出力時にお
ける効率の低下を防止できる。
合、前述の第1実施形態における第1のスイッチ103
及び第4のスイッチ107を、第1の伝送線路401及
び第2の伝送線路402に置き換えた構成により、第1
実施形態と同様に一方の電力増幅器だけを動作させ、他
の電力増幅器を切り離して絶縁状態とすることができ、
電力増幅装置の入出力特性を損なわずに、低出力時にお
ける効率の低下を防止できる。
【0062】[第5実施形態]図7は本発明の第5実施
形態における電力増幅装置の構成を示す回路図である。
形態における電力増幅装置の構成を示す回路図である。
【0063】第5実施形態の電力増幅装置では、入力端
子501に接続された分岐線路502の一方の出力側に
第1の伝送線路503の一端が接続され、この第1の伝
送線路503の他端に電力増幅器504の入力端が接続
される。電力増幅器504の出力端には、第2の伝送線
路505の一端が接続され、この第2の伝送線路505
の他端は合成線路506の一方の入力側に接続される。
また、合成線路506の他方の入力側と分岐線路502
の他方の出力側との間には、スイッチ507が設けられ
ており、これらの間の接続をオン/オフに切り替えられ
るようになっている。そして、合成線路506の出力側
が出力端子508に接続される。また、電力増幅器50
4に供給するバイアスのオン/オフを制御するととも
に、スイッチ507のオン/オフを制御する制御回路5
09が設けられている。
子501に接続された分岐線路502の一方の出力側に
第1の伝送線路503の一端が接続され、この第1の伝
送線路503の他端に電力増幅器504の入力端が接続
される。電力増幅器504の出力端には、第2の伝送線
路505の一端が接続され、この第2の伝送線路505
の他端は合成線路506の一方の入力側に接続される。
また、合成線路506の他方の入力側と分岐線路502
の他方の出力側との間には、スイッチ507が設けられ
ており、これらの間の接続をオン/オフに切り替えられ
るようになっている。そして、合成線路506の出力側
が出力端子508に接続される。また、電力増幅器50
4に供給するバイアスのオン/オフを制御するととも
に、スイッチ507のオン/オフを制御する制御回路5
09が設けられている。
【0064】上記構成を有する第5実施形態の電力増幅
装置では、最大電力出力時(最大電力又はその付近の電
力の出力時)に、制御回路509は、電力増幅器504
のバイアスをオンに制御し、スイッチ507をオフにす
る。入力端子501から入力された信号は、電力増幅器
504によって電力増幅され、出力端子508から出力
される。
装置では、最大電力出力時(最大電力又はその付近の電
力の出力時)に、制御回路509は、電力増幅器504
のバイアスをオンに制御し、スイッチ507をオフにす
る。入力端子501から入力された信号は、電力増幅器
504によって電力増幅され、出力端子508から出力
される。
【0065】また、最大電力の約半分付近の出力時な
ど、低出力時には、電力増幅器504のバイアスをオフ
にし、スイッチ507をオンにする。このとき、第1の
伝送線路503及び第2の伝送線路505によって、前
記第4実施形態と同様、図6に示したように電力増幅器
504のオフ時における入力インピーダンス及び出力イ
ンピーダンスの位相をそれぞれ回転させて高インピーダ
ンスに変換する。すなわち、電力増幅器504のオフ時
の入力インピーダンスAについて、第1の伝送線路50
3によりその位相を回転させ、オープン付近のインピー
ダンスBまで回転させる。同様に、電力増幅器504の
オフ時の出力インピーダンスCについて、第2の伝送線
路505によりその位相を回転させ、オープン付近のイ
ンピーダンスDまで回転させる。
ど、低出力時には、電力増幅器504のバイアスをオフ
にし、スイッチ507をオンにする。このとき、第1の
伝送線路503及び第2の伝送線路505によって、前
記第4実施形態と同様、図6に示したように電力増幅器
504のオフ時における入力インピーダンス及び出力イ
ンピーダンスの位相をそれぞれ回転させて高インピーダ
ンスに変換する。すなわち、電力増幅器504のオフ時
の入力インピーダンスAについて、第1の伝送線路50
3によりその位相を回転させ、オープン付近のインピー
ダンスBまで回転させる。同様に、電力増幅器504の
オフ時の出力インピーダンスCについて、第2の伝送線
路505によりその位相を回転させ、オープン付近のイ
ンピーダンスDまで回転させる。
【0066】このように、入力インピーダンス及び出力
のインピーダンスの位相をそれぞれ回転させることで、
電力増幅器504の入力端及び出力端のアイソレーショ
ンをとることができ、入出力特性を損なわずに電力増幅
器504をバイパスして動作させることができる。上記
のように電力増幅器をバイパス動作させることによっ
て、低出力時における効率の低下を防止できる。
のインピーダンスの位相をそれぞれ回転させることで、
電力増幅器504の入力端及び出力端のアイソレーショ
ンをとることができ、入出力特性を損なわずに電力増幅
器504をバイパスして動作させることができる。上記
のように電力増幅器をバイパス動作させることによっ
て、低出力時における効率の低下を防止できる。
【0067】[第6実施形態]図8は本発明の第6実施
形態における電力増幅装置の構成を示す回路図である。
なお、前記第5実施形態と同一の構成要素については同
一の符号を用いることで、その説明を省略する。
形態における電力増幅装置の構成を示す回路図である。
なお、前記第5実施形態と同一の構成要素については同
一の符号を用いることで、その説明を省略する。
【0068】第6実施形態の電力増幅装置では、その入
力側において、第5実施形態の構成に加えて第1のコン
デンサ601、第1のコイル602、第2のコンデンサ
603、第1の電源604、第1のバラクタダイオード
605が設けられる。第1の伝送線路503の電力増幅
器504側に第1のコンデンサ601の一端が接続さ
れ、第1のコンデンサ601の他端には第1のコイル6
02の一端及び第1のバラクタダイオード605のカソ
ードが接続されている。そして、第1のバラクタダイオ
ード605のアノードが接地されている。第1のコイル
602の他端には、第2のコンデンサ603の一端と第
1の電源604の正極側が接続され、第2のコンデンサ
603の他端と第1の電源604の負極側が接地されて
いる。これらによりインピーダンス変換手段が構成さ
れ、電力増幅器504の入力インピーダンスの整合を行
うようになっている。
力側において、第5実施形態の構成に加えて第1のコン
デンサ601、第1のコイル602、第2のコンデンサ
603、第1の電源604、第1のバラクタダイオード
605が設けられる。第1の伝送線路503の電力増幅
器504側に第1のコンデンサ601の一端が接続さ
れ、第1のコンデンサ601の他端には第1のコイル6
02の一端及び第1のバラクタダイオード605のカソ
ードが接続されている。そして、第1のバラクタダイオ
ード605のアノードが接地されている。第1のコイル
602の他端には、第2のコンデンサ603の一端と第
1の電源604の正極側が接続され、第2のコンデンサ
603の他端と第1の電源604の負極側が接地されて
いる。これらによりインピーダンス変換手段が構成さ
れ、電力増幅器504の入力インピーダンスの整合を行
うようになっている。
【0069】出力側においても同様に、第5実施形態の
構成に加えて第3のコンデンサ606、第2のコイル6
07、第4のコンデンサ608、第2の電源609、第
2のバラクタダイオード610が設けられる。第2の伝
送線路505の電力増幅器504側に第3のコンデンサ
606の一端が接続され、第3のコンデンサ606の他
端には第2のコイル607の一端及び第2のバラクタダ
イオード610のカソードが接続されている。そして、
第2のバラクタダイオード610のアノードが接地され
ている。第2のコイル607の他端には、第4のコンデ
ンサ608の一端と第2の電源609の正極側が接続さ
れ、第4のコンデンサ608の他端と第2の電源609
の負極側が接地されている。これらによりインピーダン
ス変換手段が構成され、電力増幅器504の出力インピ
ーダンスの整合を行うようになっている。
構成に加えて第3のコンデンサ606、第2のコイル6
07、第4のコンデンサ608、第2の電源609、第
2のバラクタダイオード610が設けられる。第2の伝
送線路505の電力増幅器504側に第3のコンデンサ
606の一端が接続され、第3のコンデンサ606の他
端には第2のコイル607の一端及び第2のバラクタダ
イオード610のカソードが接続されている。そして、
第2のバラクタダイオード610のアノードが接地され
ている。第2のコイル607の他端には、第4のコンデ
ンサ608の一端と第2の電源609の正極側が接続さ
れ、第4のコンデンサ608の他端と第2の電源609
の負極側が接地されている。これらによりインピーダン
ス変換手段が構成され、電力増幅器504の出力インピ
ーダンスの整合を行うようになっている。
【0070】上記構成を有する第6実施形態の電力増幅
装置では、最大電力出力時(最大電力又はその付近の電
力の出力時)に、制御回路509は、前記第5実施形態
と同様、電力増幅器504のバイアスをオンに制御し、
スイッチ507をオフにする。このとき、バラクタダイ
オードを用いたインピーダンス変換手段によりダイオー
ドの容量変化で入力及び出力インピーダンスが変換さ
れ、インピーダンスの整合が行われる。そして、入力端
子501から入力された信号は電力増幅器504で電力
増幅されて出力端子508から出力される。
装置では、最大電力出力時(最大電力又はその付近の電
力の出力時)に、制御回路509は、前記第5実施形態
と同様、電力増幅器504のバイアスをオンに制御し、
スイッチ507をオフにする。このとき、バラクタダイ
オードを用いたインピーダンス変換手段によりダイオー
ドの容量変化で入力及び出力インピーダンスが変換さ
れ、インピーダンスの整合が行われる。そして、入力端
子501から入力された信号は電力増幅器504で電力
増幅されて出力端子508から出力される。
【0071】また、最大電力の約半分付近の出力時な
ど、低出力時には、制御回路509は電力増幅器504
のバイアスをオフに制御し、スイッチ507をオンにす
る。このとき、第1の伝送線路503及び第2の伝送線
路505によって、前記第4実施形態と同様、電力増幅
器504のオフ時における入力インピーダンス及び出力
インピーダンスの位相をそれぞれ回転させて高インピー
ダンスに変換する。これにより、電力増幅器504の入
力端及び出力端のアイソレーションが行われ、入出力特
性を損なわずに電力増幅器504をバイパスして動作さ
せることができる。そして、入力端子501から入力さ
れた信号はスイッチ507を通って出力端子508から
出力される。上記のように電力増幅器をバイパス動作さ
せることによって、低出力時における効率の低下を防止
できる。
ど、低出力時には、制御回路509は電力増幅器504
のバイアスをオフに制御し、スイッチ507をオンにす
る。このとき、第1の伝送線路503及び第2の伝送線
路505によって、前記第4実施形態と同様、電力増幅
器504のオフ時における入力インピーダンス及び出力
インピーダンスの位相をそれぞれ回転させて高インピー
ダンスに変換する。これにより、電力増幅器504の入
力端及び出力端のアイソレーションが行われ、入出力特
性を損なわずに電力増幅器504をバイパスして動作さ
せることができる。そして、入力端子501から入力さ
れた信号はスイッチ507を通って出力端子508から
出力される。上記のように電力増幅器をバイパス動作さ
せることによって、低出力時における効率の低下を防止
できる。
【0072】[第7実施形態]図9は本発明の第7実施
形態における電力増幅装置の構成を示す回路図である。
なお、前記第5実施形態と同一の構成要素については同
一の符号を用いることで、その説明を省略する。
形態における電力増幅装置の構成を示す回路図である。
なお、前記第5実施形態と同一の構成要素については同
一の符号を用いることで、その説明を省略する。
【0073】第7実施形態の電力増幅装置では、その入
力側において、インピーダンス変換手段を形成する第1
のコンデンサ701及び第1のスイッチ702が設けら
れる。第1の伝送線路503の電力増幅器504側には
第1のコンデンサ701の一端が接続され、その他端に
は第1のスイッチ702の一方の接点が接続され、他方
の接点が接地されている。
力側において、インピーダンス変換手段を形成する第1
のコンデンサ701及び第1のスイッチ702が設けら
れる。第1の伝送線路503の電力増幅器504側には
第1のコンデンサ701の一端が接続され、その他端に
は第1のスイッチ702の一方の接点が接続され、他方
の接点が接地されている。
【0074】出力側においても同様に、インピーダンス
変換手段を形成する第2のコンデンサ703及び第2の
スイッチ704が設けられる。第2の伝送線路505の
電力増幅器504側には第2のコンデンサ703の一端
が接続され、その他端には第2のスイッチ704の一方
の接点が接続され、他方の接点が接地されている。
変換手段を形成する第2のコンデンサ703及び第2の
スイッチ704が設けられる。第2の伝送線路505の
電力増幅器504側には第2のコンデンサ703の一端
が接続され、その他端には第2のスイッチ704の一方
の接点が接続され、他方の接点が接地されている。
【0075】このように、コンデンサ及びスイッチから
なるインピーダンス変換手段を設けて電力増幅器の入力
端及び出力端に接続する構成においても、前記第6実施
形態と同様に、低出力時の効率の低下を防止できる効果
が得られる。
なるインピーダンス変換手段を設けて電力増幅器の入力
端及び出力端に接続する構成においても、前記第6実施
形態と同様に、低出力時の効率の低下を防止できる効果
が得られる。
【0076】[第8実施形態]図10は本発明の第8実
施形態における電力増幅装置の構成を示す回路図であ
る。なお、前記第5実施形態と同一の構成要素について
は同一の符号を用いることで、その説明を省略する。
施形態における電力増幅装置の構成を示す回路図であ
る。なお、前記第5実施形態と同一の構成要素について
は同一の符号を用いることで、その説明を省略する。
【0077】第8実施形態の電力増幅装置では、前述し
た第5実施形態におけるスイッチ507をダイオードス
イッチ回路に置き換えた構成例を示す。このダイオード
スイッチ回路は、第1のコンデンサ801、第1のコイ
ル802、第2のコンデンサ803、電源804、ダイ
オード805、第2のコイル806、第3のコンデンサ
807を有して構成される。分岐線路502の他方の出
力側には第1のコンデンサ801の一端が接続され、こ
の第1のコンデンサ801の他端には第1のコイル80
2の一端及びダイオード805のアノードが接続されて
いる。第1のコイル802の他端には第2のコンデンサ
803の一端と電源804の正極側が接続され、第2の
コンデンサ803の他端と電源804の負極側が接地さ
れている。ダイオード805のカソードには、RF/D
C分離手段として設けられる第2のコイル806の一端
と第3のコンデンサ807の一端が接続され、第2のコ
イル806の他端が接地されている。第3のコンデンサ
807の他端は合成線路506の入力側に接続され、合
成線路506の出力側が出力端子508に接続されてい
る。
た第5実施形態におけるスイッチ507をダイオードス
イッチ回路に置き換えた構成例を示す。このダイオード
スイッチ回路は、第1のコンデンサ801、第1のコイ
ル802、第2のコンデンサ803、電源804、ダイ
オード805、第2のコイル806、第3のコンデンサ
807を有して構成される。分岐線路502の他方の出
力側には第1のコンデンサ801の一端が接続され、こ
の第1のコンデンサ801の他端には第1のコイル80
2の一端及びダイオード805のアノードが接続されて
いる。第1のコイル802の他端には第2のコンデンサ
803の一端と電源804の正極側が接続され、第2の
コンデンサ803の他端と電源804の負極側が接地さ
れている。ダイオード805のカソードには、RF/D
C分離手段として設けられる第2のコイル806の一端
と第3のコンデンサ807の一端が接続され、第2のコ
イル806の他端が接地されている。第3のコンデンサ
807の他端は合成線路506の入力側に接続され、合
成線路506の出力側が出力端子508に接続されてい
る。
【0078】上記構成を有する第8実施形態の電力増幅
装置では、最大電力出力時(最大電力又はその付近の電
力の出力時)に、制御回路509は、電力増幅器504
をオンに制御し、電源804をオフにしてダイオード8
05をオフ状態にする。このとき、入力端子501から
入力された信号は電力増幅器504で電力増幅されて出
力端子508から出力される。
装置では、最大電力出力時(最大電力又はその付近の電
力の出力時)に、制御回路509は、電力増幅器504
をオンに制御し、電源804をオフにしてダイオード8
05をオフ状態にする。このとき、入力端子501から
入力された信号は電力増幅器504で電力増幅されて出
力端子508から出力される。
【0079】また、最大電力の約半分付近の出力時な
ど、低出力時には、制御回路509は電力増幅器504
をオフに制御し、電源804をオンにしてダイオード8
05をオン状態にする。このとき、第1の伝送線路50
3及び第2の伝送線路505によって、前記第4実施形
態と同様、電力増幅器504のオフ時における入力イン
ピーダンス及び出力インピーダンスの位相をそれぞれ回
転させて高インピーダンスに変換する。これにより、入
出力特性の低下を伴わずに電力増幅器504の入力端及
び出力端のアイソレーションを確保でき、電力増幅器5
04をバイパスして動作させることができる。そして、
入力端子501から入力された信号はダイオード805
を通って出力端子508から出力される。上記のように
入出力特性を損なわずに電力増幅器をバイパス動作させ
ることによって、低出力時における効率の低下を防止で
きる。
ど、低出力時には、制御回路509は電力増幅器504
をオフに制御し、電源804をオンにしてダイオード8
05をオン状態にする。このとき、第1の伝送線路50
3及び第2の伝送線路505によって、前記第4実施形
態と同様、電力増幅器504のオフ時における入力イン
ピーダンス及び出力インピーダンスの位相をそれぞれ回
転させて高インピーダンスに変換する。これにより、入
出力特性の低下を伴わずに電力増幅器504の入力端及
び出力端のアイソレーションを確保でき、電力増幅器5
04をバイパスして動作させることができる。そして、
入力端子501から入力された信号はダイオード805
を通って出力端子508から出力される。上記のように
入出力特性を損なわずに電力増幅器をバイパス動作させ
ることによって、低出力時における効率の低下を防止で
きる。
【0080】なお、以上が本発明の実施の形態の説明で
あるが、本発明は、これら実施の形態の構成に限られる
ものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実
施の形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればど
のようなものであっても適用可能である。例えば、上記
各実施形態では、電力増幅器が2つ設けられた場合を示
したが、3つ以上設けられた場合でも、本発明は同様に
適用可能である。また、上記各実施形態における電力増
幅装置は、トランジスタ、ダイオードなどの素子からな
る回路を同一の半導体基板上に形成することによって製
作することが可能である。
あるが、本発明は、これら実施の形態の構成に限られる
ものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実
施の形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればど
のようなものであっても適用可能である。例えば、上記
各実施形態では、電力増幅器が2つ設けられた場合を示
したが、3つ以上設けられた場合でも、本発明は同様に
適用可能である。また、上記各実施形態における電力増
幅装置は、トランジスタ、ダイオードなどの素子からな
る回路を同一の半導体基板上に形成することによって製
作することが可能である。
【0081】図11は第1実施形態における電力増幅装
置の回路を同一の半導体基板上に形成した構成例を概念
的に示す図である。このように、図1に示した電力増幅
装置の回路を同一の半導体基板912上の集積回路とし
て形成し、半導体集積回路パッケージ内に構成すること
が可能である。なお同様に、第2実施形態以降の電力増
幅装置の回路を同一の半導体基板912上に形成するこ
とも可能である。これらにより、電力増幅装置の消費電
力を削減することができる。
置の回路を同一の半導体基板上に形成した構成例を概念
的に示す図である。このように、図1に示した電力増幅
装置の回路を同一の半導体基板912上の集積回路とし
て形成し、半導体集積回路パッケージ内に構成すること
が可能である。なお同様に、第2実施形態以降の電力増
幅装置の回路を同一の半導体基板912上に形成するこ
とも可能である。これらにより、電力増幅装置の消費電
力を削減することができる。
【0082】さらに、上記実施形態では、最大出力時に
は2つの電力増幅器を並列動作させ、最大電力の約半分
の出力時には1つの電力増幅器だけを動作させ、低出力
時に電力増幅器をバイパスするように動作させる場合を
示したが、これらの電力レベルについては、特に最大出
力や最大の1/2出力に限定されるものではなく、適宜
設定可能であることは勿論である。
は2つの電力増幅器を並列動作させ、最大電力の約半分
の出力時には1つの電力増幅器だけを動作させ、低出力
時に電力増幅器をバイパスするように動作させる場合を
示したが、これらの電力レベルについては、特に最大出
力や最大の1/2出力に限定されるものではなく、適宜
設定可能であることは勿論である。
【0083】上述したように、本実施形態によれば、使
用しない電力増幅器を回路上分離したりしてこの電力増
幅器に供給される電力を遮断することで、出力電力を下
げた場合の効率の低下を防止することができる。また、
並列動作させる場合に、電力増幅器の入出力インピーダ
ンスを所定の特性インピーダンスに整合させることで、
並列動作時の特性の低下を防止できる。
用しない電力増幅器を回路上分離したりしてこの電力増
幅器に供給される電力を遮断することで、出力電力を下
げた場合の効率の低下を防止することができる。また、
並列動作させる場合に、電力増幅器の入出力インピーダ
ンスを所定の特性インピーダンスに整合させることで、
並列動作時の特性の低下を防止できる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、使
用しない電力増幅器に供給される電力を遮断すること
で、出力電力を下げた場合の効率を改善することができ
る効果が得られる。また、電力増幅器を並列動作させる
場合、入出力インピーダンスを所定の特性インピーダン
スに整合させることで、並列動作時の入出力特性の低下
を防止することができる効果が得られる。
用しない電力増幅器に供給される電力を遮断すること
で、出力電力を下げた場合の効率を改善することができ
る効果が得られる。また、電力増幅器を並列動作させる
場合、入出力インピーダンスを所定の特性インピーダン
スに整合させることで、並列動作時の入出力特性の低下
を防止することができる効果が得られる。
【図1】本発明の第1実施形態における電力増幅装置の
構成を示す回路図である。
構成を示す回路図である。
【図2】並列動作時のインピーダンス変換を説明する特
性図である。
性図である。
【図3】本発明の第2実施形態における電力増幅装置の
構成を示す回路図である。
構成を示す回路図である。
【図4】本発明の第3実施形態における電力増幅装置の
構成を示す回路図である。
構成を示す回路図である。
【図5】本発明の第4実施形態における電力増幅装置の
構成を示す回路図である。
構成を示す回路図である。
【図6】第1の電力増幅器のオフ時のインピーダンス変
換を説明する特性図である。
換を説明する特性図である。
【図7】本発明の第5実施形態における電力増幅装置の
構成を示す回路図である。
構成を示す回路図である。
【図8】本発明の第6実施形態における電力増幅装置の
構成を示す回路図である。
構成を示す回路図である。
【図9】本発明の第7実施形態における電力増幅装置の
構成を示す回路図である。
構成を示す回路図である。
【図10】本発明の第8実施形態における電力増幅装置
の構成を示す回路図である。
の構成を示す回路図である。
【図11】図1の第1実施形態における電力増幅装置の
回路を同一の半導体基板上に形成した構成例を概念的に
示す図である。
回路を同一の半導体基板上に形成した構成例を概念的に
示す図である。
【図12】従来の電力増幅器の基本的構成を示す図であ
る。
る。
【図13】従来の電力増幅器における出力電力に対する
消費電流特性を示すグラフである。
消費電流特性を示すグラフである。
101,501 入力端子 102,103,107,108,507,702,7
04 スイッチ 105,109,201,206,701,703 コ
ンデンサ 106,111,504 電力増幅器 112,508 出力端子 113,509 制御回路 204,209,304,311,604,609,8
04 電源 205,210,605,610 バラクタダイオード 305,312,805 ダイオード 401,402,503,505 伝送路
04 スイッチ 105,109,201,206,701,703 コ
ンデンサ 106,111,504 電力増幅器 112,508 出力端子 113,509 制御回路 204,209,304,311,604,609,8
04 電源 205,210,605,610 バラクタダイオード 305,312,805 ダイオード 401,402,503,505 伝送路
フロントページの続き (72)発明者 小原 敏男 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5J069 AA01 AA04 AA21 AA41 CA36 FA10 FA18 HA19 HA29 HA33 HA38 KA12 KA29 KA68 SA13 TA01 TA05 5J091 AA01 AA04 AA21 AA41 CA36 FA10 FA18 HA19 HA29 HA33 HA38 KA12 KA29 KA68 SA13 TA01 TA05 5J092 AA01 AA04 AA21 AA41 CA36 FA10 FA18 GR09 HA19 HA21 HA29 HA33 HA38 KA12 KA29 KA68 SA13 TA01 TA05
Claims (17)
- 【請求項1】 入力端子及び出力端子間に複数の電力増
幅器を接続して並列動作可能な電力増幅装置であって、 前記電力増幅器の入力端と前記入力端子間の接続をオン
/オフに切り替える第1のスイッチ手段と、 前記電力増幅器の出力端と前記出力端子間の接続をオン
/オフに切り替える第2のスイッチ手段と、 前記切り替えられる電力増幅器の入力側に設けられ、入
力インピーダンスの整合を行う第1の整合手段と、 前記切り替えられる電力増幅器の出力側に設けられ、出
力インピーダンスの整合を行う第2の整合手段と、 前記複数の電力増幅器に供給されるバイアスのオン/オ
フを制御するとともに、前記第1のスイッチ手段及び第
2のスイッチ手段のオン/オフを制御する制御手段とを
備え、 所定電力以上の高出力時には、前記複数の電力増幅器の
バイアスをオンにするとともに、前記第1のスイッチ及
び第2のスイッチをオンにして前記電力増幅器を並列動
作させ、前記第1及び第2の整合手段により前記入力イ
ンピーダンス及び前記出力インピーダンスの整合を行
い、 前記所定電力に満たない低出力時には、前記複数の電力
増幅器のうちの一部の電力増幅器のバイアスをオフにす
るとともに、前記第1及び第2のスイッチ手段をオフに
して、前記バイアスが供給されない電力増幅器を前記入
力端子及び前記出力端子間から電気的に切り離すことを
特徴とする電力増幅装置。 - 【請求項2】 前記第1の整合手段は、前記切り替えら
れる電力増幅器の入力端に直列に接続されたスイッチ回
路とコンデンサとを有してなるインピーダンス変換手段
によって構成され、出力電力がほぼ最大電力のときに、
前記スイッチ回路のオン/オフを切り替えて前記入力イ
ンピーダンスの整合状態を調整することを特徴とする請
求項1記載の電力増幅装置。 - 【請求項3】 前記第2の整合手段は、前記切り替えら
れる電力増幅器の出力端に直列に接続されたスイッチ回
路とコンデンサとを有してなるインピーダンス変換手段
によって構成され、出力電力がほぼ最大電力のときに、
前記スイッチ回路のオン/オフを切り替えて前記出力イ
ンピーダンスの整合状態を調整することを特徴とする請
求項1記載の電力増幅装置。 - 【請求項4】 前記第1の整合手段は、前記切り替えら
れる電力増幅器の入力側に設けられ、アノードが接地さ
れたバラクタダイオードと、該バラクタダイオードのカ
ソードに接続されたバイアス制御回路とを有してなるイ
ンピーダンス変換手段によって構成され、出力電力がほ
ぼ最大電力のときに、前記カソードに印加される電圧を
変化させて前記入力インピーダンスの整合状態を調整す
ることを特徴とする請求項1記載の電力増幅装置。 - 【請求項5】 前記第2の整合手段は、前記切り替えら
れる電力増幅器の出力側に設けられ、アノードが接地さ
れたバラクタダイオードと、該バラクタダイオードのカ
ソードに接続されたバイアス制御回路とを有してなるイ
ンピーダンス変換手段によって構成され、出力電力がほ
ぼ最大電力のときに、前記カソードに印加される電圧を
変化させて前記出力インピーダンスの整合状態を調整す
ることを特徴とする請求項1記載の電力増幅装置。 - 【請求項6】 前記第1のスイッチ手段と前記第2のス
イッチ手段の少なくとも一方は、ダイオードと、該ダイ
オードのアノードに接続されたバイアス制御回路と、前
記ダイオードのカソードに接続された直流分離回路とを
有してなるダイオードスイッチ回路により構成され、出
力電力が最大電力と最小電力の中間電力のときに、前記
ダイオードをオフにして回路遮断することを特徴とする
請求項1記載の電力増幅装置。 - 【請求項7】 前記第1のスイッチ手段は、前記バイア
スをオフにした電力増幅器の入力インピーダンスが、該
電力増幅器の入力オープン付近のインピーダンス値とな
るように、その位相を回転させる所定インピーダンスを
有する伝送線路を有してなることを特徴とする請求項1
記載の電力増幅装置。 - 【請求項8】 前記第2のスイッチ手段は、前記バイア
スをオフにした電力増幅器の出力インピーダンスが、該
電力増幅器の出力オープン付近のインピーダンス値とな
るように、その位相を回転させる所定インピーダンスを
有する伝送線路を有してなることを特徴とする請求項1
記載の電力増幅装置。 - 【請求項9】 入力端子及び出力端子間に電力増幅器を
接続して動作可能な電力増幅装置であって、 前記電力増幅器の入力端と前記入力端子間に接続された
第1の伝送線路と、 前記電力増幅器の出力端と前記出力端子間に接続された
第2の伝送線路と、 前記入力端子と前記出力端子間の接続をオン/オフに切
り替えるスイッチ手段と、 前記電力増幅器に供給されるバイアスのオン/オフを制
御するとともに、前記スイッチ手段のオン/オフを制御
する制御手段とを備え、 所定電力以上の高出力時には、前記電力増幅器のバイア
スをオンにするとともに、前記スイッチ手段をオフにし
て前記電力増幅器を動作させ、 前記所定電力に満たない低出力時には、前記電力増幅器
をオフにするとともに、前記スイッチ手段をオンにし、
前記第1及び第2の伝送線路によって、前記電力増幅器
の入力インピーダンス及び出力インピーダンスがそれぞ
れ該電力増幅器の入力オープン及び出力オープン付近の
インピーダンス値となるように、それらの位相を回転さ
せることを特徴とする電力増幅装置。 - 【請求項10】 前記切り替えられる電力増幅器の入力
側に設けられ、アノードが接地されたバラクタダイオー
ドと、該バラクタダイオードのカソードに接続されたバ
イアス制御回路とを有してなるインピーダンス変換手段
により構成され、出力電力がほぼ最大電力のときに、前
記カソードに印加される電圧を変化させて前記入力イン
ピーダンスの整合状態を調整する整合手段を備えたこと
を特徴とする請求項9記載の電力増幅装置。 - 【請求項11】 前記切り替えられる電力増幅器の出力
側に設けられ、アノードが接地されたバラクタダイオー
ドと、該バラクタダイオードのカソードに接続されたバ
イアス制御回路とを有してなるインピーダンス変換手段
により構成され、出力電力がほぼ最大電力のときに、前
記カソードに印加される電圧を変化させて前記出力イン
ピーダンスの整合状態を調整する整合手段を備えたこと
を特徴とする請求項9記載の電力増幅装置。 - 【請求項12】 前記切り替えられる電力増幅器の入力
端に直列に接続されたスイッチ回路とコンデンサとを有
してなるインピーダンス変換手段により構成され、出力
電力がほぼ最大電力のときに、前記スイッチ回路のオン
/オフを切り替えて前記入力インピーダンスの整合状態
を調整する整合手段を備えたことを特徴とする請求項9
記載の電力増幅装置。 - 【請求項13】 前記切り替えられる電力増幅器の出力
端に直列に接続されたスイッチ回路とコンデンサとを有
してなるインピーダンス変換手段により構成され、出力
電力がほぼ最大電力のときに、前記スイッチ回路のオン
/オフを切り替えて前記出力インピーダンスの整合状態
を調整する整合手段を備えたことを特徴とする請求項9
記載の電力増幅装置。 - 【請求項14】 前記スイッチ手段は、前記入力端子と
前記出力端子間に接続されたダイオードと、該ダイオー
ドにバイアスを供給してそのオン/オフを切り替えるバ
イアス制御回路と、直流成分を分離する直流分離回路と
を有してなるダイオードスイッチ回路により構成される
ことを特徴とする請求項9記載の電力増幅装置。 - 【請求項15】 前記構成要素を同一の半導体基板上に
形成してなることを特徴とする請求項1〜14のいずれ
かに記載の電力増幅装置。 - 【請求項16】 入力端子及び出力端子間に複数の電力
増幅器を接続して並列動作可能とし、電力増幅を行う電
力増幅方法であって、 所定電力以上の高出力時には、前記複数の電力増幅器の
バイアスをオンにするとともに、前記電力増幅器の入力
端と前記入力端子間の接続をオンにし、前記電力増幅器
の出力端と前記出力端子間の接続をオンにして前記電力
増幅器を並列動作させ、前記切り替えられる電力増幅器
の入力側に設けた第1の整合手段により入力インピーダ
ンスの整合を行うとともに、前記切り替えられる電力増
幅器の出力側に設けた第2の整合手段により出力インピ
ーダンスの整合を行い、 前記所定電力に満たない低出力時には、前記複数の電力
増幅器のうちの一部の電力増幅器のバイアスをオフにす
るとともに、前記電力増幅器の入力端と前記入力端子間
及び前記電力増幅器の出力端と前記出力端子間の接続を
オフにして、前記バイアスが供給されない電力増幅器を
前記入力端子及び前記出力端子間から電気的に切り離す
ことを特徴とする電力増幅方法。 - 【請求項17】 入力端子及び出力端子間に電力増幅器
を接続して電力増幅を行う電力増幅方法であって、 所定電力以上の高出力時には、前記電力増幅器のバイア
スをオンにするとともに、前記入力端子と前記出力端子
間の接続をオフにして前記電力増幅器を動作させ、 前記所定電力に満たない低出力時には、前記電力増幅器
をオフにするとともに、前記入力端子と前記出力端子間
の接続をオンにし、前記電力増幅器の入力端と前記入力
端子間に接続された第1の伝送線路、及び前記電力増幅
器の出力端と前記出力端子間に接続された第2の伝送線
路によって、前記電力増幅器の入力インピーダンス及び
出力インピーダンスがそれぞれ該電力増幅器の入力オー
プン及び出力オープン付近のインピーダンス値となるよ
うに、それらの位相を回転させることを特徴とする電力
増幅方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000287144A JP2002100935A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | 電力増幅装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000287144A JP2002100935A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | 電力増幅装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002100935A true JP2002100935A (ja) | 2002-04-05 |
Family
ID=18770946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000287144A Pending JP2002100935A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | 電力増幅装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002100935A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008136124A1 (ja) * | 2007-04-26 | 2008-11-13 | Panasonic Corporation | 増幅器 |
JP2012015798A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Panasonic Corp | 高周波電力増幅器 |
WO2013039030A1 (ja) * | 2011-09-15 | 2013-03-21 | 株式会社村田製作所 | 電力増幅器およびその動作方法 |
JP2014204170A (ja) * | 2013-04-01 | 2014-10-27 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 電力増幅器及び通信装置 |
KR102414388B1 (ko) | 2022-03-24 | 2022-06-29 | (주) 트리노테크놀로지 | Vld 구조의 내압 영역을 가지는 전력 반도체 장치 및 그 제조 방법 |
-
2000
- 2000-09-21 JP JP2000287144A patent/JP2002100935A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008136124A1 (ja) * | 2007-04-26 | 2008-11-13 | Panasonic Corporation | 増幅器 |
JPWO2008136124A1 (ja) * | 2007-04-26 | 2010-07-29 | パナソニック株式会社 | 増幅器 |
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US8922281B2 (en) | 2011-09-15 | 2014-12-30 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Power amplifier and operation method therefor |
JPWO2013039030A1 (ja) * | 2011-09-15 | 2015-03-26 | 株式会社村田製作所 | 電力増幅器およびその動作方法 |
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KR102414388B1 (ko) | 2022-03-24 | 2022-06-29 | (주) 트리노테크놀로지 | Vld 구조의 내압 영역을 가지는 전력 반도체 장치 및 그 제조 방법 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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