JP2002100222A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP2002100222A
JP2002100222A JP2000291409A JP2000291409A JP2002100222A JP 2002100222 A JP2002100222 A JP 2002100222A JP 2000291409 A JP2000291409 A JP 2000291409A JP 2000291409 A JP2000291409 A JP 2000291409A JP 2002100222 A JP2002100222 A JP 2002100222A
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JP
Japan
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shade
shades
light source
light
main body
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JP2000291409A
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Hiroshi Yoshida
宏史 由田
Hitoshi Nagao
均 長尾
Mitsuo Kikuzawa
充男 菊澤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セードの透過率の変化により光の見え方を変
えることができる。 【解決手段】 光源1の周りに透過率を変えた部分4を
有する複数枚のセード3を備え、各々のセード3を回転
自在に重ね合わせて配置した。これにより、セード3を
各々回転させることにより、光源1からの光の出方を変
えることができる。すなわち、各セード3の透過率の高
い部分4が完全に重なると光を強く透過させることがで
き、その重なり部分の割合を変えることで、色々な光の
見え方を楽しむことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、照明器具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スタンド等として用いる照明器具
は、図15に示すように、本体50、本体50より立設
した支柱51、支柱51の上端に設けたソケットに接続
される光源52、および光源52を覆うセード53を備
えている。セード53は透過率がほぼ均一な透過材を使
用している。また、セード53は支柱51に固定されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の照明器具の場合、セード53が可動せず、またセー
ド53の透過率が全面ほぼ均一であるため、光源52か
らの光をセード53を介して見た場合、見え方がほぼ一
定で変化させることができず、外観が単調になるという
課題があった。
【0004】したがって、この発明の目的は、光の見え
方を変えることができる照明器具を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明の請求項1記載の照明器具は、光源の周りに
透過率を変えた部分を有する複数枚のセードを備え、各
々のセードを回転自在に重ね合わせて配置した。
【0006】このように、光源の周りに透過率を変えた
部分を有する複数枚のセードを備え、各々のセードを回
転自在に重ね合わせて配置したので、セードを各々回転
させることにより、光源からの光の出方を変えることが
できる。すなわち、各セードの透過率の高い部分が完全
に重なると光を強く透過させることができ、その重なり
部分の割合を変えることで、色々な光の見え方を楽しむ
ことができる。
【0007】請求項2記載の照明器具は、請求項1にお
いて、重ね合わせた複数枚のセードの上部を取付具で固
定可能とした。このように、重ね合わせた複数枚のセー
ドの上部を取付具で固定可能としたので、取付具で複数
枚のセードを固定することで、光源からの光の出方を固
定することができる。
【0008】請求項3記載の照明器具は、請求項1また
は2において、光源が接続されるソケットが本体に設け
られ、この本体がセードで覆われたスタンド型照明器具
である。このように、光源が接続されるソケットが本体
に設けられ、この本体がセードで覆われたスタンド型照
明器具であるので、テーブル等の上に置いて使用する照
明器具として利用できる。
【0009】請求項4記載の照明器具は、請求項1また
は2において、光源が接続されるソケットが本体より立
設した支柱の上端に設けられ、この支柱の上端がセード
で覆われたフロアスタンド型照明器具である。このよう
に、光源が接続されるソケットが本体より立設した支柱
の上端に設けられ、この支柱の上端近傍がセードで覆わ
れたフロアスタンド型照明器具であるので、床の上に置
いて使用する照明器具として利用できる。
【0010】請求項5記載の照明器具は、請求項1,
2,3または4において、セードはポリプロピレン樹脂
である。このように、セードはポリプロピレン樹脂であ
るので、容易に製造できる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1〜図11に基づいて説明する。図1はこの発明の第1
の実施の形態の照明器具の分解斜視図、図2はそのセー
ドの取付構造を示す断面図、図3は第1の実施の形態の
照明器具の組立状態を示す斜視図、図4は第1の実施の
形態の作用説明図である。
【0012】図1に示すように、この照明器具は、内部
に光源1を有するスタンド型照明器具であり、光源1が
接続されるソケットが本体2に設けられ、この本体2が
セード3で覆われている。セード3は光源1の周りに複
数枚備えてあり、透過率を変えた部分を有する。この場
合、セード3はポリプロピレン樹脂等で形成され外側の
セード3aと内側のセード3bの二枚を重ね合わせる構
造をとっており、各々のセード3a,3bには透過率を
部分的に変えるために、不規則または規則的に複数の孔
4…が設けられている。
【0013】また、各々のセード3a,3bは、回転自
在に配置されるとともに、重ね合わせた二枚のセード3
a,3bの上部を取付具5で固定可能としている。その
具体的な構成を図5〜図11に示す。図5はこの発明の
第1の実施の形態の照明器具の側面図、図6はその一部
破断側面図、図7はその平面図、図8(a),(b)は
止め具の説明図、図9(a),(b)は外側セードの取
付説明図、図10はその要部拡大図、図11は内側セー
ドの取付説明図である。なお、これらの図ではセードの
透過率を変えた部分の図示を省略した。
【0014】図5〜図7に示すように、セード3a,3
bはシート状でそれぞれ止め具6で止めて筒形にしてあ
る。止め具6は、図8に示すように、ねじ6aとナット
6bからなり、ねじ6aを押して止め、回して外すもの
である。外側のセード3aは、図9(a),(b)に示
すように、上端の4箇所に鍔部7が設けてあり、止め具
6と同様の構成の取付具5で内側のセード3bに固定し
ている。すなわち、図11に示すように、鍔部7とこれ
に対応する内側のセード3bの位置にそれぞれ孔が設け
あり、鍔部7の孔に取付具5をのナット5bを入れて内
側に曲げる。そして、外側のセード3aを指で押えなが
ら内側のセード3bの孔に合わせて取付具5のねじ5a
で取付ける。また、図11に示すように、本体2の側部
の孔と内側のセード3bの孔を合わせて止め具6で同様
に取付ける。
【0015】なお、図6において、本体2およびこれに
設けたソケット8の構成は図1とは設計上異なるが同様
にしてもよい。
【0016】次に上記構成の照明器具の作用について説
明する。図3に示すように、セード3a,3bのどちら
かあるいは両方を回転させることにより、光源からの光
の出方を変えることができる。この場合、セード3を取
付具5で4箇所止めてあるので、各セード3a,3bを
4段階で回転させることができるが、外側のセード3a
の鍔部7の数を増やし、内側のセード3bに設ける孔の
数を増やすことでさらに多段階で回転させることができ
る。図4に示すように、光源1からの光を強く透過させ
る部分、つまりセード3aの孔4とセード3bの孔4が
重なる部分を変化させることができる。斜線部Aは光が
100%透過する部分である。このように、各セードの
透過率の高い部分が完全に重なると光を強く透過させる
ことができ、その重なり部分の割合を変えることで、色
々な光の見え方を楽しむことができる。
【0017】また、照明器具は、図12に示すように、
光源が接続されるソケットが本体2より立設した支柱1
0の上端に設けられ、この支柱10の上端近傍がセード
3で覆われたフロアスタンド型照明器具としてもよい。
図12において、20は差し込みプラグ、21は電源コ
ード、22は中間スイッチである。
【0018】図13および図14はそれぞれこの発明の
第2,3の実施の形態の照明器具のセードの一部破断し
た側面図である。第2の実施の形態では、図13に示す
ように、セード11の透過率を変えた部分を切れ目12
とした。また、第3の実施の形態では、図14に示すよ
うに、透過率を変える手段として孔を設ける(透過率1
00%)のではなく、セード13の透過率を変えた部分
14a,14bを設け、微妙に透過率を変えてもよい。
セード11,13を重ね合わせて構成する点については
第1の実施の形態と同様である。
【0019】なお、セードの材質は他の合成樹脂であっ
てもよく、また3枚以上で構成してもよい。
【0020】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の照明器具によ
れば、光源の周りに透過率を変えた部分を有する複数枚
のセードを備え、各々のセードを回転自在に重ね合わせ
て配置したので、セードを各々回転させることにより、
光源からの光の出方を変えることができる。すなわち、
各セードの透過率の高い部分が完全に重なると光を強く
透過させることができ、その重なり部分の割合を変える
ことで、色々な光の見え方を楽しむことができる。
【0021】請求項2では、重ね合わせた複数枚のセー
ドの上部を取付具で固定可能としたので、取付具で複数
枚のセードを固定することで、光源からの光の出方を固
定することができる。
【0022】請求項3では、光源が接続されるソケット
が本体に設けられ、この本体がセードで覆われたスタン
ド型照明器具であるので、テーブル等の上に置いて使用
する照明器具として利用できる。
【0023】請求項4では、光源が接続されるソケット
が本体より立設した支柱の上端に設けられ、この支柱の
上端近傍がセードで覆われたフロアスタンド型照明器具
であるので、床の上に置いて使用する照明器具として利
用できる。
【0024】請求項5では、セードはポリプロピレン樹
脂であるので、容易に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態のスタンド型照明
器具の分解斜視図である。
【図2】図1のセードの取付構造を示す断面図である。
【図3】第1の実施の形態の照明器具の組立状態を示す
斜視図である。
【図4】第1の実施の形態の作用説明図である。
【図5】この発明の第1の実施の形態の照明器具の側面
図である。
【図6】図5の一部破断側面図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】(a),(b)は止め具の説明図である。
【図9】外側セードの取付説明図である。
【図10】外側セードの取付け作業の要部拡大図であ
る。
【図11】内側セードの取付説明図である。
【図12】この発明の第1の実施の形態の変形例のフロ
アスタンド型照明器具の概念図である。
【図13】この発明の第2の実施の形態の照明器具のセ
ードの一部破断した側面図である。
【図14】この発明の第3の実施の形態の照明器具のセ
ードの一部破断した展開図である。
【図15】従来例の照明器具の概念図である。
【符号の説明】
1 光源 2 本体 3 セード 4 孔 5 取付具 11 セード 12 切れ目 13 セード 14a,14b 透過率を変えた部分

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源の周りに透過率を変えた部分を有す
    る複数枚のセードを備え、各々のセードを回転自在に重
    ね合わせて配置したことを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 重ね合わせた複数枚のセードの上部を取
    付具で固定可能とした請求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 光源が接続されるソケットが本体に設け
    られ、この本体がセードで覆われたスタンド型照明器具
    である請求項1または2記載の照明器具。
  4. 【請求項4】 光源が接続されるソケットが本体より立
    設した支柱の上端に設けられ、この支柱の上端近傍がセ
    ードで覆われたフロアスタンド型照明器具である請求項
    1または2記載の照明器具。
  5. 【請求項5】 セードはポリプロピレン樹脂である請求
    項1,2,3または4記載の照明器具。
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