JP2002099564A - 関連情報検索方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同様な内容で表現が異なる用語が使用されて
いる情報での検索漏れがないようにし、検索率が高い情
報検索ができるようにする。 【解決手段】 製品機種や業種といったような種別毎に
区分されて同義語が関連同義語テーブル３に格納されて
おり、検索語入力部１から１つの検索語が入力される
と、検索語変換部２でこの入力検索語の同義語がテーブ
ル３から取り込まれて、入力検索語にこの取り込まれた
同義語が付加されて情報検索語とされ、この情報検索語
をもとに、検索処理部４が情報共有データベース７で情
報検索を行なう。この情報検索の結果得られた検索情報
は、検索結果表示部５で表示される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、関連情報の検索方
法及び装置に係り、特に、検索語を入力することによっ
て関連情報を検索するようにした関連情報検索方法及び
装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】所望の情報を希望する利用者が用語（検
索語）を用いて情報源（データベースなど）から情報を
検索する際、この入力した検索語に対して充分な検索結
果が得られない場合がある。そこで、このようなことを
なくし、検索システムの検索率を高めるために、従来、
種々の方法が提案されている。

【０００３】その１つの例が特開平１０ー２０７８９６
号公報に開示されているが、これは、利用者から入力さ
れた検索語を、これを構成する単語の持つ形態素に関す
る情報を利用して、分類し、各分類毎にこの検索語を拡
張するものである。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、以下のような問題があった。 （１）検索語の拡張にも限界があり、入力された検索語
を類義語としての特定の業界の専門用語や簡略語にまで
拡張することは困難である。 （２）入力された検索語を拡張することにより、検索結
果としては、情報の漏れが少なくなるが、不要な情報も
検索されてしまい、検索率が低下することがある。 （３）情報の新しさなどの管理が行なわれていないの
で、不要な古い情報までも検索されてしまい、検索率が
低下してしまうことがある。

【０００５】本発明の目的は、かかる問題を解消し、入
力された検索語に対し、有用な関連情報までも漏れなく
検索することができ、検索率を高めることができるよう
にした関連情報検索方法及び装置を提供することにあ
る。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による関連情報検索方法は、検索対象となる
情報に関連する用語が同義語毎に区分されて予め準備さ
れており、入力される検索語と準備されているその同義
語とを情報検索語とし、該情報検索語に関連する情報の
検索をするものである。

【０００７】また、本発明による関連情報検索装置は、
予め検索対象情報が収集格納されているデータベース
と、検索に用いる各用語の同義語を予め格納した関連同
義語テーブルと、入力された検索語の同義語を該テーブ
ルから取り込み、該入力された検索語に該同義語を追加
して情報検索語とする検索語変換部と、該情報検索語を
もとに該データベースの情報検索を行なう検索処理部
と、該データベースの検索結果を表示画面に表示する表
示部とを備えたものである。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図１は本発明による関連情報検索方法
及び装置の一実施形態を示すブロック構成図であって、
１は検索語入力部、２は検索語変換部、３は関連同義語
テーブル、４は検索処理部、５は検索結果表示部、６は
情報共有管理システム、７は情報共有データベース、８
は情報入力閲覧部である。

【０００９】同図において、情報共有管理システム６で
の情報共有データベース７には、検索の対象となる各種
の情報（以下、検索対象情報という）が、全文などの形
態で格納されている。かかる検索対象情報は、情報共有
管理システム６での情報入力閲覧部８から入力されて格
納され、また、情報共有データベース７に格納されてい
る検索対象情報は、情報入力閲覧部８で適宜閲覧するこ
とができる。情報共有データベース７に格納されている
検索対象情報は、新しく入力された順に整理されてい
る。

【００１０】関連同義語テーブル３には、この情報共有
データベース７に格納されている検索対象情報を検索す
るための検索語が、その同義語（類義語も含む）と互い
に関連付けられて格納されている。同義語は一かたまり
で１つの用語群をなしており、その同義語ののいずれも
が検索語となり得るものである。ここでは、一例とし
て、検索対象文献を或る業界のものに限るものとする
と、かかる同義語は、その業界で用いられる専門用語や
簡略語なども含むものであって、その業界での製品機種
や業種，メーカ，さらには、図示しないが、自社機種な
どといった検索の種別毎に区分されて、関連同義語テー
ブル３に格納されている。

【００１１】図２はかかる同義語の具体例を示すもので
あって、同図（ａ）は製品機種別検索での同義語の例
を、同図（ｂ）は業種別検索の同義語の例を夫々示して
いる。

【００１２】ここで、図２（ａ）に示す製品機種別検索
での用語「油圧ショベル」の同義語の例をみると、「シ
ョベル」，「シャベル」，「油圧ＳＨ」，「掘削機」，
「エクスカベータ」，…などといった用語があり、ま
た、ここでは図示しないが、各社の油圧ショベルの製品
名なども含めることができる。また、図２（ｂ）に示す
業種別検索での用語「ゼネコン」の同義語の例をみる
と、「ゼネコン」，「サブコン」，「ＪＶ」，…などと
いった用語があり、ここでも、図示しないが、各社の社
名なども含めることができる。他の種別の検索の同義語
については省略する。このような用語は、情報共有デー
タベースに格納されている文章などの検索対象情報に用
いられている用語であり、情報入力閲覧部８で情報入力
者が新たな情報を入力するとき、関連同義語テーブル３
に格納されている同義語を参照し、この入力情報に新た
な用語が使用されているときには、この新たな情報を関
連同義語テーブル３に格納されている最適な用語の同義
語として入力し、関連同義語テーブル３に格納すること
ができる。

【００１３】検索語入力部１から検索語が入力される
と、検索語変換部２は関連同義語テーブル３からこの入
力された検索語の同義語を取り出し、これらが入力され
た検索語とともに、情報検索語とし、検索処理部に供給
する。例えば、検索語入力部１から検索語「ショベル」
が入力されると、この同義語「油圧ショベル」，「シャ
ベル」，「油圧ＳＨ」，「掘削機」，「エクスカベー
タ」，…などが関連同義語テーブル３から読み出され、
これが入力検索語「ショベル」とともに、情報検索語と
して、検索処理部４に供給される。

【００１４】検索処理部４は、供給された情報検索語を
もとに、情報共有管理システム６の情報共有データベー
ス７で情報検索を行ない、その検索結果を検索結果表示
部５で表示させる。

【００１５】次に、この実施形態の動作の一具体例をさ
らに詳細に説明する。

【００１６】図３はかかる動作を示すフローチャートで
あるが、この動作の具体例では、検索語入力部１による
検索語の入力は表示画面上で行なわれるものであり、こ
の表示画面は、また、検査結果表示部５での表示画面で
もあるとする。

【００１７】まず、この表示画面に図４に示すような初
期画面１０が表示される。この初期画面１０では、この
情報検索システムについての案内画面１１とともに、検
索のカテゴリを選択できるようにした種別検索メニュー
画面１２も表示されている。ここでは、検索カテゴリと
して「機種別検索」，「業種別検索」，「メーカ別検
索」，「自社機種別検索」の４種類の検索ができるよう
にしている。なお、この検索のカテゴリに応じて、関連
同義語テーブル３（図１）での種別が設定されており、
この種別語とに同義語が区分されている。図示しないマ
ウスなどを操作してこれら４つの検索カテゴリのうちの
１つをカーソル１３で指定し、クリックする（以下、こ
れを選択という）ことにより、所望の検索カテゴリ（検
索種目）を選択することができる。

【００１８】そこで、いま、かかる初期画面１０で検索
カテゴリ「機種別検索」を選択したとすると、図５に示
すような機種別検索画面１４が表示画面に表示される。
この機種別検索画面１４は、図４での種別検索メニュー
画面１２の代わりに、機種別検索メニュー画面１５が表
示されるものであり（なお、ここには、「機種別検索」
という標題も表示されて、種別の検索カテゴリが機種別
であることも明らかにしている）、ここでは、その検索
カテゴリとして「油圧ショベル」，「小旋回ショベ
ル」，「クレーン」，「ホイールローダ」，「クラッシ
ャ」，「土質改良機」の６つのカテゴリが選択できるよ
うにしている。これら６つの検索カテゴリのうちの１つ
をカーソル１３で指定してクリックすることにより、所
望の検索カテゴリを選択することができる。

【００１９】そこで、いま、かかる機種別検索画面１４
で検索カテゴリ「油圧ショベル」を選択したとすると、
図６に示すような「油圧ショベル」に対する選択機種検
索画面１６が表示画面に表示される。この選択機種検索
画面１６は、まず、図５での機種別検索メニュー画面１
５の代わりに、選択機種検索メニュー画面１７が表示さ
れるものである（なお、ここには、「機種別検索」，
「油圧ショベル」という標題欄２１も表示されて、機種
別検索で油圧ショベルを検索するものであることが明ら
かにしている）。この選択機種検索メニュー画面１７で
は、「油圧ショベル全体」１８と「サブカテゴリ」２０
との２つの選択項目が表示されており、これらいずれも
が選択できるようにしている。項目「油圧ショベル全
体」１８を選択する場合には、これに付随して表示され
る「Find」ボタン１９をカーソル１３で指定してクリッ
クすればよいし、項目「サブカテゴリ」２０を選択する
場合には、その表示部をカーソル１３で指定してクリッ
クすればよい。

【００２０】そこで、項目「油圧ショベル全体」１８を
選択したとすると、選択機種検索画面１６の他の部分に
検索情報表示部２２と付属情報表示部２３とが表示され
る。

【００２１】この検索情報表示部２２には、このとき関
連同義語テーブル３（図１）から取り出して使用した
「油圧ショベル」の同義語が検索キー（情報検索語）２
５として表示され、これとともに、かかる検索キー２５
を用いた検索した結果、即ち、検索情報２４も表示され
る。これら検索情報２４は、少なくとも検索キー２５の
いずれか１つを含むものである。

【００２２】付属情報表示部２３では、この検索によっ
て得られた検索情報の件数（ヒット数）２６や検索情報
２４をどのような規則に従って表示しているかを示すソ
ート機能２４が表示される。ここでは、入力日（更新
日）が新しい順に表示するものとしている。

【００２３】また、付属情報表示部２３では、「絞り込
み検索キーワード」欄２８を設け、ここに所定の検索キ
ーワード（絞り込み検索キーワード）を入力することに
より、検索対象情報を絞り込むことができるようにして
いる。この「絞り込み検索キーワード」欄２８に入力す
る絞り込み検索キーワードとしては、勿論、選択機種検
索メニュー画面１７での検索標題欄２１に表示される
「機種別検索」の「油圧ショベル」に関するものである
が、関連同義語テーブル３に設定されている同義語以外
の用語であってもよい。

【００２４】そこで、いま、選択機種検索メニュー画面
１７で項目「油圧ショベル全体」１８を選択する前に
「絞り込み検索キーワード」欄２８に所望の絞り込み検
索キーワードを入力し、しかる後、「絞り込み検索」ボ
タン２９をカーソル１３で選択してクリックすると、用
語「油圧ショベル」とこの入力された絞り込み検索キー
ワードとを情報検索語（検索キー）として情報検索が行
なわれ、これら情報検索語をともに含む情報が検索され
て、検索情報２４として、検索情報表示部２２に表示さ
れる。

【００２５】なお、さらに、選択機種検索メニュー画面
１７で項目「油圧ショベル全体」１８を選択する前に
「絞り込み検索キーワード」欄２８に所望の絞り込み検
索キーワードを入力し、しかる後、選択項目「油圧ショ
ベル全体」１８を選択してクリックすると、項目「油圧
ショベル全体」の検索キー２４にこの絞り込み検索キー
ワードが加わった情報検索語で情報検索が行なわれ、こ
れら情報検索語を少なくとも含む情報が検索されて、検
索情報２４として、検索情報表示部２２に表示されるよ
うにすることもできる。

【００２６】このようにして情報検索が行なわれるが、
かかる選択機種検索画面１６の選択機種検索メニュー画
面１７で表示される項目「油圧ショベル全体」１８が検
索語入力部１（図１）で入力される検索語であって、こ
の検索語を選択することにより、この検索語が検索語入
力部１から入力されたことになる。

【００２７】次に、この選択機種検索画面１６の選択機
種検索メニュー画面１７の項目「サブカテゴリ」２０を
選択すると、油圧ショベルについてのサブカテゴリ（例
えば、各社の油圧ショベルの機種名など）が選択機種検
索メニュー画面１７に表示される。そして、上記と同様
にして、これらのサブカテゴリのいずれか１つを選択で
きて、そのサブカテゴリを検索語とする情報検索が行な
われて、その検索結果が検索情報表示部２２に表示され
る。サブカテゴリが多くて一度に表示しきれない場合に
は、画面操作によってサブカテゴリの列をスクロールさ
せ、表示されていなかったサブカテゴリを表示できるよ
うにすることもできる。

【００２８】このサブカテゴリは、例えば、業界各社の
油圧ショベルの機種を表わす機種名などであり、これ
も、関連同義語テーブル３（図３）に、「ショベル」の
同義語として設定されている。ここでは、その具体例を
省略する。また、図５に示す機種別検索メニュー画面１
５に表示される他の検索カテゴリ「小旋回ショベル」，
「クレーン」，「ホイールローダ」，「クラッシャ」，
「土質改良機」についても、必要に応じて同様のサブカ
テゴリが、夫々の同義語として、関連同義語テーブル３
（図３）に設定され、検索に使用できるようにしてい
る。

【００２９】以上のように情報検索が行なわれるのであ
るが、かかる情報検索において、図６に示す選択機種検
索画面１６の選択機種検索メニュー画面１７で項目「油
圧ショベル」１８を選択することや項目「サブカテゴ
リ」２０の各機種などを選択することが図３での「検索
語入力」のステップ１００を実行したことになり、これ
に伴って、検索語の同義語が関連同義語テーブル３
（図）から取り出され（図３のステップ１０１）、この
同義語と入力した検索語とを情報検索語として（図３の
ステップ１０２）、情報共有データベース７で情報検索
が行なわれ（図３のステップ１０３）、その検索結果が
図６に示す選択機種検索画面１６の検索情報表示部２２
や付属情報表示部２３に表示される（図３のステップ１
０４）のである。このときの情報検索語が、この検索情
報表示部２２において、検索キー２５として表示され
る。

【００３０】以上は図４に示す初期画面１０の種別検索
メニュー画面１２で検索カテゴリ「機種別検索」が選択
された場合であるが、他の検索カテゴリとして、「自社
機種別検索」が選択された場合について説明する。

【００３１】いま、図４に示す初期画面１０の種別検索
メニュー画面１２で検索カテゴリ「自社機種別検索」を
選択すると、図７に示すような「自社機種別検索」の自
社機種別検索画面３０が表示画面に表示される。この自
社機種別検索画面３０では、検索カテゴリとして、例え
ば、「ミニショベル」，「油圧シャベル」，「大型ショ
ベル」，「ホイールショベル」，「クレーン」，……な
どといった自社の機種の名称（機種名）が配列された自
社機種別検索メニュー画面３１が表示され、これら検索
カテゴリのうちの１つをカーソル１３で選択できるよう
にしている。自社機種別検索画面３１の他の部分は初期
画面１０と同様である。

【００３２】そこで、いま、これら機種名の検索カテゴ
リから、例えば、検索カテゴリ「油圧ショベル」を選択
したとすると、図８に示すような選択自社機種検索画面
３２が表示される。このとき、この選択自社機種検索画
面３２は、自社機種別検索画面３０の自社機種別検索メ
ニュー画面３１が選択自社機種検索メニュー画面３３と
置き換わったものであり、この選択自社機種検索メニュ
ー画面３３に項目「自社ショベル全体」３４や項目「サ
ブカテゴリ」３６が選択可能に表示されている。項目
「サブカテゴリ」３６は具体的に機種名が配列され、夫
々毎に選択可能に「Find」ボタン３５が設けられてい
る。

【００３３】そこで、項目「自社ショベル全体」３４を
「Find」ボタン３５によって選択すると、「自社機種」
の種別毎に区分された入力検索語「ショベル」に対する
同義語が関連同義語テーブル３から取り込まれ、これら
入力検索語と同義語とを情報検索語とする情報検索が行
なわれ、その検索結果が選択自社機種検索画面３２に表
示される。この場合の表示の仕方は図６に示す「機種別
検索」の場合と同様であり、検索情報表示部３７に検索
結果である検索情報３９（自社の機種に関する内容を含
む情報）とそのとき用いた検索キー４０が表示され、付
属情報表示部３８には、選択機種検索画面１６での付属
情報表示部２３と同様の内容が表示される。

【００３４】また、図８に示す選択自社機種検索画面３
２の選択自社機種検索メニュー画面３３において、「サ
ブカテゴリ」３６の１つ、例えば、機種「EX120」４１
をその「Find」ボタン３５によって選択すると、この選
択自社機種検索画面３２では、図９に示すように、検索
情報表示部３７に検索に使用した検索キー４３として
「EX120」が、また、その検索結果である検索情報４２
が夫々表示される。

【００３５】なお、サブカテゴリ３６が多くて一度に表
示しきれない場合には、画面操作によってサブカテゴリ
の列をスクロールさせ、表示されていなかったサブカテ
ゴリを表示できるようにすることもできる。

【００３６】図７に示す自社機種別検索画面３０の自社
機種別検索メニュー画面３１に設定されている他の検索
カテゴリについても同様である。

【００３７】また、図６に示す選択機種検索画面１６の
選択機種検索メニュー画面１７においても、項目「サブ
カテゴリ」２０については、油圧ショベルの具体的な機
種名が図８，図９に示したのと同様に配列し、「自社機
種別検索」の場合と同様に、これらのうちの１つを選択
することにより、その情報検索ができるようにしてい
る。

【００３８】なお、説明を省略するが、図４に示す初期
画面１０の種別検索メニュー画面１２で上記以外の種別
の検索カテゴリを選択した場合も、上記と同様にして、
その検索カテゴリについて情報検索が行なわれる。

【００３９】また、上記実施形態は、建設関係の情報検
索を例として説明したが、これのみに限るものではな
く、技術分野，業界などといった任意の分野に適用可能
であることはいうまでもない。

【００４０】以上のように、この実施形態では、画面上
で表示される検索語を選択することにより、検索語の入
力ができるものであるから、検索語を文字操作によって
入力するといった作業が不要となり、単に表示される検
索語を探し出すという作業で済むことになって、作業が
簡単で、しかも正確な検索語入力が可能となる。

【００４１】また、所望の検索語を探し出す場合も、か
かる検索語が広い概念の上位カテゴリから順に階層的に
下位へと区分されて検索語が設定されており、検索語を
選択するための画面では、画面操作毎にこの階層順に下
位カテゴリへと表示が替えられていくので、必要な検索
語への絞り込みが容易となり、所望検索語の選択が正確
となる。

【００４２】さらに、同義語中での特定の１つが入力に
使用する検索語として決められているので、利用者に選
択させるために画面表示する検索語の個数を少なくする
ことができ、利用者の検索語の手間がかなり省けること
になる。しかも、１つの検索語を選択入力すると、その
同義語も自動的に付加されて情報検索が行なわれるた
め、内容が同じでも表現が違っている用語が使用される
情報も、漏れることなく、検索されることになり、検索
率が向上する。そして、業界や技術分野などで特別に使
用される、例えば、機械類の機種名，略称（略語），商
品名，形式名，愛称などといったものも、また、例え
ば、現場などで用いられる専用語，専門用語なども同義
語として使用できるので、このような用語を含む必要な
情報も検索漏れすることがなく、この点からも、検索率
が向上する。

【００４３】さらにまた、検索結果の情報（検索情報）
は、情報共有データベース７への入力が新しい情報の順
に検索結果表示部５で表示されるので、常に新しい情報
を容易に取得できる。

【００４４】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報を管理するに際し、分野毎の専門用語や略語などと
いった関連する用語を意識しなくとも、かかる用語を含
む情報も漏れることなく検索することができて、情報検
索の検索率をさらに高めることができるし、また、的確
な検索を行なうためには、検索語についての知識が必要
となるが、このような知識も組み込むことができて、熟
練を要さなくとも、高い検察率の情報検索を行なうこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による関連情報検索方法及び装置の一実
施形態を示すブロック構成図である。

【図２】図１における関連同義語テーブルに格納される
同義語の一具体例を示す図である。

【図３】図１に示す実施形態の情報検索動作の一具体例
を示すフローチャートである。

【図４】図３に示す検索動作での表示画面に表示される
初期画面を示す図である。

【図５】図４に示す初期画面で検索カテゴリ「機種別検
索」を選択した場合に表示画面で表示される機種別検索
画面を示す図である。

【図６】図５に示す機種別検索画面で検索カテゴリ「油
圧ショベル」を選択した場合に表示画面で表示される選
択機種検索画面を示すブロック図である。

【図７】図４に示す初期画面で検索カテゴリ「自社機種
別検索」を選択した場合に表示画面で表示される機種別
検索画面を示す図である。

【図８】図７に示す機種別検索画面で検索カテゴリ「油
圧ショベル」を選択した場合に表示画面で表示される選
択機種検索画面の一具体例を示すブロック図である。

【図９】図７に示す機種別検索画面で検索カテゴリ「油
圧ショベル」を選択した場合に表示画面で表示される選
択機種検索画面の他の具体例を示すブロック図である。

【符号の説明】

１ 検索語入力部 ２ 検索語変換部 ３ 関連同義語テーブル ４ 検索処理部 ５ 検索結果表示部 ６ 情報共有管理システム ７ 情報共有データベース ８ 情報入力閲覧部 １０ 初期画面 １２ 種別検索メニュー画面 １３ カーソル １４ 機種別検索画面 １５ 機種別検索メニュー画面 １６ 選択機種検索画面 １７ 選択機種検索メニュー画面 １８，２０ 選択項目 ２２ 検索情報表示部 ２３ 付属情報表示部 ２４ 検索情報 ２５ 検索キー ２８ 絞り込み検索キーワード欄 ２９ 「絞り込み検索」ボタン ３０ 選択自社機種検索画面 ３１ 選択自社機種検索メニュー画面 ３２ 選択自社機種検索画面 ３３ 選択自社機種検索メニュー画面 ３４，３６ 選択項目 ３７ 検索情報表示部 ３８ 付属情報表示部 ３９ 検索情報 ４０ 検索キー ４２ 検索情報 ４３ 検索キー

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 信孝 東京都文京区後楽二丁目５番１号 日立建 機株式会社内 (72)発明者 中桐 史樹 東京都文京区後楽二丁目５番１号 日立建 機株式会社内 Ｆターム(参考） 5B075 NK46 NK54 PP03 PP13 PP22 PQ02 PQ76 QP03

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 検索語を入力することにより、該検索語
   に関連する情報を検索する関連情報検索方法において、 検索対象となる情報に関連する用語が、同義語毎に区分
   されて、予め準備されており、 入力される検索語と準備されているその同義語とを情報
   検索語とし、該情報検索語に関連する情報検索を行なう
   ことを特徴とする関連情報検索方法。
2. 【請求項２】 請求項１において、 前記入力される検索語は予め決められていることを特徴
   とする関連情報検索方法。
3. 【請求項３】 請求項１において、 区分された前記同義語毎に特定の用語が前記入力する検
   索語として予め決められていることを特徴とする関連情
   報検索方法。
4. 【請求項４】 請求項１，２または３において、 前記情報検索語をもとに検索された関連情報は新しく収
   集された順に表示されることを特徴とする関連情報検索
   方法。
5. 【請求項５】 検索語を入力することにより、予め検索
   対象情報が収集格納されているデータベースから該検索
   語に関連する情報を検索する関連情報検索装置におい
   て、 検索に用いる各用語の同義語を予め格納した関連同義語
   テーブルと、 入力された検索語の同義語を該テーブルから取り込み、
   該入力された検索語に該同義語を追加して情報検索語と
   する検索語変換部と、 該情報検索語をもとに該データベースの情報検索を行な
   う検索処理部と、 該データベースの検索結果を表示画面に表示する表示部
   とを備えたことを特徴とする関連情報検索装置。
6. 【請求項６】 請求項５において、 前記表示部の前記表示画面に複数の検索語が表示され、
   表示された複数の該検索語のうちの所望とする１つを選
   択することにより、選択された該検索語を前記入力され
   た検索語とすることを特徴とする関連情報検索装置。
7. 【請求項７】 前記データベースで検索された情報を、
   前記データベースへの収集格納が新しい順に前記表示部
   の表示画面に表示することを特徴とする関連情報検索装
   置。