JP2002099532A - 文字入力方法 - Google Patents

文字入力方法

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JP2002099532A
JP2002099532A JP2000287662A JP2000287662A JP2002099532A JP 2002099532 A JP2002099532 A JP 2002099532A JP 2000287662 A JP2000287662 A JP 2000287662A JP 2000287662 A JP2000287662 A JP 2000287662A JP 2002099532 A JP2002099532 A JP 2002099532A
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JP2000287662A
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Seiji Muramatsu
成治 村松
Toshiyuki Masui
俊之 増井
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面倒な辞書登録作業を不要として、効率のよ
く文字入力を行う。 【解決手段】 第1の文字入力手順に従う文字入力工程
S1〜S6と、第2の文字入力手順に従う文字入力工程
S7〜S10と、上記第2の文字入力手順に従う文字入
力工程S7〜S9により完成された目的語句の辞書登録
を自動的に行う自動辞書登録工程S11とを有し、上記
第1の文字入力手順に従う文字入力工程S1〜S5にお
いて方式変更のトリガー入力を受け付けて第2の文字入
力手順に従う文字入力工程S7〜S10に移り、該第2
の文字入力手順に従う文字入力工程S7〜S10におい
て目的語句完成のトリガー入力を受け付けて自動辞書登
録工程S11により目的語句の辞書登録を自動的に行っ
て、上記第1の文字入力手順に従う文字入力工程S1〜
S5に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、漢字などの変換を
伴う辞書機能を用いた入力変換方式による文字入力方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機がいつでも、どこでも、誰にでも
使われるようになりつつあり、机の上に限らず様々な環
境で使える計算機が求められている。とりわけ、近年の
携帯型の計算機の普及はめざましい。計算機の入力装置
としては、キーボードが最も一般的であり、デスクトッ
プ計算機に用いられている。
【0003】近年、コンピュータ性能の向上と小型化技
術により各種の携帯型コンピュータが広く使われるよう
になってきている。特にハードウェアとしてのキーボー
ドを持たない、いわゆるペン入力コンピュータは携帯に
便利であり、汎用コンピュータとして活用される機会も
多くなっている。
【0004】携帯情報端末のようなキーボードを使用せ
ず、表示手段上に表示された仮名文字をタッチすること
によって文字入力するようなものや、表示手段上若しく
はタブレットにペンで書いた文字を認識するものがあ
り、このようなものでは、所望の文字を探してタッチす
るのに時間がかかり、誤認識などして長い文字列を入力
するのに時間がかかるため、目的の漢字熟語や片仮名文
字列を入力するのに時間がかかっていた。
【0005】特開平10−154144号公報などに開
示されているように、読みの部分指定及び入力位置直前
の文字列からの予測により絞り込んだ候補単語の集合の
中から単語を選択するという操作を繰り返すことによ
り、文章を効率良く且つ高速に入力することを可能にし
た予測変換によるペン入力コンピュータに好適な文章入
力装置及び方法を本件出願人は先に提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、漢字などの
変換を伴う文字入力は、通常、次の手順1〜3にしたが
って行われる。
【0007】手順1.変換キーワード(通常は読み仮
名)の入力 手順2.変換トリガーの入力 手順3.変換語句の選択 また、辞書に登録されていない語句を入力する場合に
は、通常、次の手順11〜16にしたがって行われる。
【0008】手順11.変換キーワード(通常は読み仮
名)の入力 手順12.変換トリガーの入力 手順13.変換語句の探索 手順14.変換キーワードの変更(単漢字化、読替えな
ど) 手順15.変換トリガーの入力 手順16.変換語句(単漢字など)の選択 通常1回で目的の語句を入力することはできず、上記手
順14〜16を数回繰り返すことになる。
【0009】例えば、辞書にない単語「川内」(せんだ
い)を入力する場合、手順11において、変換キーワー
ドの読み「せんだい」入力する(図6(A))。
【0010】次の手順12では、変換トリガーを入力す
る。これにより変換キーワード(せんだい)を例えば
「仙台」に変換される(図6(B))。
【0011】手順13では、さらに変換トリガーを入力
して変換キーワード(せんだい)の変換語句候補を表示
して変換語句を探索する。しかし、単語「川内」(せん
だい)は辞書にないので、変換語句候補中に目的語句と
して表示されない(図6(C))。
【0012】手順14では、変換単位幅を2文字に変更
する(図6(D))。
【0013】手順15では、変換トリガーを入力する。
これにより変換キーワード(せんだい)の前方側の2文
字「せん」が例えば「線」に変換される(図6
(E))。
【0014】手順16.さらに変換トリガーを入力して
の前方側の2文字「せん」の変換語句候補を表示し(図
6(F))、上記変換語句候補中の「川」を選択する。
これにより変換対象が変換キーワード(せんだい)の後
方側の2文字「だい」に移動する(図6(G))。そし
て、さらに変換トリガーを入力しての後方側の2文字
「だい」の変換語句候補を表示し(図6(H))、上記
変換語句候補中の「内」を選択する(図6(I))。
【0015】このようにして変換キーワードの読み「せ
んだい」を目的語句「川内」に変換して入力する。
【0016】なお、従来の通常の文字入力の手順では次
回以降も同様の操作をしないと、「川内」を入力するこ
とはできない。
【0017】ここで、ユーザ辞書登録機能を使用すれ
ば、次回からは同じ語句を前者の通常の入力手順1〜3
で入力できるようになるが、登録作業が面倒で行わない
ユーザが多い。
【0018】したがって、そのようなユーザは、同じ語
句を再度入力する際も辞書に登録されていないので、何
度も効率の悪い入力作業をすることになる。
【0019】このような従来の実状に鑑み、本発明の目
的は、面倒な辞書登録作業を不要として、効率のよく文
字入力を行うことができる文字入力方法を提供すること
にある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、辞書機能を用
いた入力変換方式による文字入力方法であって、第1の
文字入力手順に従う文字入力工程と、第2の文字入力手
順に従う文字入力工程と、上記第2の文字入力手順に従
う文字入力工程により完成された目的語句の辞書登録を
自動的に行う自動辞書登録工程とを有し、上記第1の文
字入力手順に従う文字入力工程において方式変更のトリ
ガー入力を受け付けて第2の文字入力手順に従う文字入
力工程に移り、該第2の文字入力手順に従う文字入力工
程において目的語句完成のトリガー入力を受け付けて自
動辞書登録工程により目的語句の辞書登録を自動的に行
って、上記第1の文字入力手順に従う文字入力工程に戻
ることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について、図面を参照しながら説明する。
【0022】本発明は、例えば図1に示すような構成の
ペン入力コンピュータ30に適用される。このペン入力
コンピュータ30は、携帯用の小型の筐体内に比較的大
型の液晶表示パネルを設けてなり、入力されたデータに
基づく文字や図形などを上記液晶表示パネルに表示可能
な携帯用のペン入力コンピュータである。
【0023】この図1に示すペン入力コンピュータ30
は、内部の各構成要素全体の制御を行うCPU(中央制
御装置)1を有している。このCPU1には、いわゆる
OS(Operating System)と称される基本プログラムや
文章入力用プログラムや単語辞書,文例辞書等が記憶さ
れるROM(読み出し専用メモリ)2と、入力されたデ
ータなどを一時的に記憶するとともに各種バッファメモ
リとして設けられたRAM3と、メモリカード5を接続
できるカードスロット4等が接続されており、当該CP
U1では、上記ROM2に記憶された基本プログラムに
従って、RAM3に記憶されたデータの処理を行う。な
お、オプションとして外部記録媒体である光ディスク2
8に対してデータの記録再生を行う光ディスクドライブ
27を接続することもできる。また、CPU1は、上記
基本プログラムに従って、上記カードスロット4に接続
されたメモリカード5からデータを読み出してRAM3
に転送したり、当該RAM3に記憶されたデータをメモ
リカード5に転送することをも行う。
【0024】さらに、CPU1は、上記基本プログラム
に従って、上記光ディスクドライブ27に接続された光
ディスク28からデータを読み出してRAM3に転送し
たり、当該RAMに3接続されたメモリカード5からデ
ータを読み出してRAM3に転送することも行う。この
ように、RAM3の記憶エリアは、基本プログラムに従
って処理されるデータ用のワークエリアとしても使用さ
れる。なお、当該ペン入力コンピュータ30においてバ
ージョンアップを可能にするため、上記ROM2は、好
ましくは記憶保持動作が不要で書換え可能なメモリとす
ることが望ましい。
【0025】文字入力の際の候補単語の検索は、ROM
2、RAM3、光ディスク28等の記憶手段に格納され
た辞書を参照して、CPU2の制御の下に行われる。
【0026】また、上記CPU1には、インターフェイ
スとしていわゆるASIC(Application Specific Inte
grated Circuit) 6を介して液晶ドライブ用回路7が接
続され、当該CPU1は、この液晶ドライブ用回路7に
接続された液晶表示パネル8に対する表示制御を行う。
【0027】そして、この液晶表示パネル8の表面に
は、文字入力手段として感圧式タブレット9が配置され
ている。この感圧式タブレット9は、その表面を入力ペ
ン25などで触れることで、当該入力ペン25が触れた
位置の座標を示す座標位置信号を発生するものである。
この感圧式タブレット9から発生された座標位置信号
は、アナログ/ディジタル変換器10にてディジタルデ
ータ(座標位置データ)に変換され、上記ASIC6を
介してCPU1に送られる。CPU1では、上記液晶表
示パネル8に実際に表示されている表示内容の当該液晶
表示パネル8上での座標位置と、上記感圧式タブレット
9から入力された座標位置データとに基づいて、入力ペ
ン25からどのような情報が入力されているのかを判断
することになる。
【0028】また、このペン入力コンピュータ30は、
オーディオ再生回路13と、このオーディオ再生回路1
3の出力が供給されるスピーカ14とをも備え、上記C
PU1の制御に基づいて、上記ROM2またはRAM3
に記憶された音声データをオーディオ再生回路13に供
給することで、当該音声データが上記スピーカ14から
音声として放音される。
【0029】さらに、当該ペン入力コンピュータ30
は、電源のON/OFFを指示する電源ボタン11を備
え、当該電源ボタン11にて電源ONの操作がなされる
と、メイン電池21またはACアダプタ22から得られ
る電源が、電源回路である電源ブロック20を介して、
各構成要素に供給される。また、当該ペン入力コンピュ
ータ30は、RAM3のバックアップ用電池23をも備
え、メイン電池21またはACアダプタ22から電源を
得ることができないときに、このバックアップ用電池2
3によりRAM3のバックアップが行われ、RAM3の
記憶データが消去してしまわないようにしてある。
【0030】図2には、このペン入力コンピュータ30
の概略的な外観を示す。
【0031】この図2において、このペン入力コンピュ
ータ30は、筐体31内に上記図1に示した回路部が配
置されてなり、当該筐体31の上面には、上記スピーカ
14と、表面に感圧式タブレット9が設けられた液晶表
示パネル8とが配置されている。なお、液晶表示パネル
8は、当該筐体31の上面の略々中央に配されている。
この液晶表示パネル8上に設けられた感圧式タブレット
9上を例えば入力ペン25等にて触れることで、当該入
力ペンによる入力が可能となる。また、筐体31の例え
ば右側面には、上記電源ボタン11とカードスロット4
とが配置されている。
【0032】このペン入力コンピュータ30では、図3
のフローチャートに示す手順に従って文字入力が行われ
る。このフローチャートに示した処理は、上記ROM2
に格納された文章入力用プログラムに基づいて、上記C
PU1が各部を制御するとともにデータ処理を行うこと
により実現されるものである。すなわち、上記ROM2
に記憶されている文章入力用プログラムは、当該フロー
チャートの処理を上記CPU1が実行するためのプログ
ラムである。
【0033】先ず、ユーザは感圧式タブレット9を操作
して変換キーワード(読み仮名)を入力する。これによ
りCPU1は、変換キーワード(読み仮名)の入力を受
け付ける(ステップS1)。
【0034】次に、ユーザは感圧式タブレット9を操作
して変換トリガーを入力する。これによりCPU1は、
変換トリガーの入力を受け付ける(ステップS2)。そ
して、CPU1は、変換語句候補を液晶表示パネル8に
表示する(ステップS3)。
【0035】ユーザは上記液晶表示パネル8に表示され
た変換語句候補中に目的語句があるか否かを判断する
(ステップS4)。そして、上記変換語句候補中に目的
語句がある場合には、ユーザは感圧式タブレット9を操
作して上記液晶表示パネル8に表示された変換語句候補
中の目的語句を選択する。これによりCPU1は、目的
語句の選択を受け付けて(ステップS5)、上記ステッ
プS1に戻り、次の語句の変換キーワード(読み仮名)
の入力を受け付ける。
【0036】また、上記変換語句候補中に目的語句がな
い場合には、ユーザは感圧式タブレット9を操作して方
式変更トリガーを入力する。これによりCPU1は、方
式変更トリガーの入力を受け付ける(ステップS6)
【0037】次に、ユーザは、感圧式タブレット9を操
作して別のキーワードの入力、変換及び候補選択を行
う。これによりCPU1は、別のキーワード、変換及び
候補選択の入力を受け付ける(ステップS7)。あるい
は、ユーザは、感圧式タブレット9を操作して変換単位
幅の変更、再変換及び候補選択を行う。これによりCP
U1は、変換単位幅の変更、再変換及び候補選択の入力
を受け付ける(ステップS8)。
【0038】そして、ユーザは上記液晶表示パネル8の
表示内容を見て目的語句が完成したか否かを判断する
(ステップS9)。目的語句が完成してない場合には、
上記ステップS7又はステップS8の操作を繰り返して
目的語句を完成する。
【0039】目的語句が完成した場合には、ユーザは感
圧式タブレット9を操作して目的語句が完成したことを
示すトリガを入力する。これにより、CPU1は目的語
句が完成したことを示すトリガの入力を受け付ける(ス
テップS10)。上記目的語句が完成したことを示すト
リガの入力を受け付けると、CPU1は、完成した目的
語句の辞書登録を自動的に行って(ステップS11)、
上記ステップS1に戻り、次の語句の変換キーワード
(読み仮名)の入力を受け付ける。
【0040】すなわち、このペン入力コンピュータ30
において実行されるける文字入力方法は、第1の文字入
力手順に従う文字入力工程S1〜S6と、第2の文字入
力手順に従う文字入力工程S7〜S10と、上記第2の
文字入力手順に従う文字入力工程S7〜S9により完成
された目的語句の辞書登録を自動的に行う自動辞書登録
工程S11とを有し、上記第1の文字入力手順に従う文
字入力工程S1〜S5において方式変更のトリガー入力
を受け付けて第2の文字入力手順に従う文字入力工程S
7〜S10に移り、該第2の文字入力手順に従う文字入
力工程S7〜S10において目的語句完成のトリガー入
力を受け付けて自動辞書登録工程S11により目的語句
の辞書登録を自動的に行って、上記第1の文字入力手順
に従う文字入力工程S1〜S5に戻る。
【0041】このように、漢字など変換を伴う辞書機能
を用いた入力変換方式による文字入力において、変換キ
ーワード(一般に読み仮名)を入力して、変換候補に目
的の語句がない場合にトリガーを与えてから目的の語句
を入力することで、キーワードと語句の対応関係を自動
的に登録することができる。これにより、ユーザは、面
倒な辞書登録作業を行う必要がなく、文字入力作業に専
念することができ、効率よく文字入力作業を行うことが
できる。
【0042】ここで、辞書にない単語「川内」(せんだ
い)を入力する場合を具体例として説明する。
【0043】すなわち、ステップS1において、ユーザ
は感圧式タブレット9を操作して変換キーワード(せん
だい)を入力する。これによりCPU1は、変換キーワ
ード(せんだい)の入力を受け付けて、図4(A)に示
すように変換キーワード(せんだい)を液晶表示パネル
8に表示する。
【0044】ステップS2では、ユーザは感圧式タブレ
ット9を操作して変換トリガーを入力する。これにより
CPU1は、変換トリガーの入力を受け付けて、図4
(B)に示すように変換キーワード(せんだい)を例え
ば「仙台」に変換する。
【0045】そして、ステップS3において、CPU1
は、さらに変換トリガーの入力を受け付けると、図4
(C)に示すように変換キーワード(せんだい)の変換
語句候補を液晶表示パネル8に表示する。
【0046】ユーザは、上記液晶表示パネル8に表示さ
れた変換語句候補中に目的語句がないので、感圧式タブ
レット9を操作して方式変更トリガーを入力する。これ
により、ステップS6において、CPU1は、方式変更
トリガーの入力を受け付けると、図4(D)に示すよう
に読み「せんだい」に対応する「専大」を液晶表示パネ
ル8に表示する。
【0047】次に、ステップS8において、ユーザは、
感圧式タブレット9を操作して変換単位幅を2文字に変
更する。これにより、CPU1は、変換単位幅を2文字
に変更する入力を受け付けると、図4(E)に網掛けを
施して示すように、変換単位幅を2文字として、変換キ
ーワード(せんだい)を液晶表示パネル8に表示する。
次に、ユーザが感圧式タブレット9を操作して変換トリ
ガーを入力すると、CPU1は、図4(F)に示すよう
に、変換キーワード(せんだい)の前方側の2文字「せ
ん」を「線」に変換して、「線大」を液晶表示パネル8
に表示する。CPU1は、さらに変換トリガーの入力を
受け付けると、図4(G)に示すように変換キーワード
(せんだい)の前方側の2文字「せん」の変換語句候補
を液晶表示パネル8に表示する。そして、ユーザが、上
記「せん」の変換語句候補中の「川」を選択すると、C
PU1は、図4(H)に網掛けを施して示すように、変
換対象を変換キーワード(せんだい)の後方側の2文字
「だい」に移動する。このよう状態で、CPU1は、さ
らに変換トリガーの入力を受け付けると、図4(I)に
示すように変換キーワード(せんだい)の後方側の2文
字「だい」の変換語句候補を液晶表示パネル8に表示す
る。そして、ユーザが、上記「だい」の変換語句候補中
の「内」を選択すると、CPU1は、図4(J)に示す
ように、変換キーワード(せんだい)を「川内」に変換
して、「川内」を液晶表示パネル8に表示する。
【0048】このようにして目的語句を完成して、ユー
ザが目的語句が完成したことを示すトリガを入力する
と、ステップS11において、CPU1は、図4(K)
に示すように、完成した目的語句すなわち「せんだい」
と「川内」で辞書登録を自動的に行う。
【0049】したがって、次回からは、「せんだい」を
入力すると変換語句候補に「川内」がでるようになる。
【0050】以上の説明では、上記第1の文字入力手順
に従う文字入力工程S1〜S6において、通常の入力変
換方式による文字入力を行うようにしたが、特開平10
−154144号公報などに開示されている予測変換方
式のように、通常の入力変換方式とは異なる入力変換方
式を採用することもできる。上記第1の文字入力手順に
従う文字入力工程S1〜S6において、通常の入力変換
方式とは異なる入力変換方式を採用した場合には、変換
候補が見つからないときには自然と通常の入力変換方式
に切り換えようとするので、その切り換え操作を方式変
換トリガーとすれば、特別な操作をユーザに一切意識さ
せることなく自動的に辞書登録を行うことができる。
【0051】上記第1の文字入力手順に従う文字入力工
程S1〜S6において、予測変換方式を採用し、辞書に
ない単語「川内」(せんだい)を入力する場合の具体例
について図5を参照して説明する。
【0052】CPU1は、読みの部分指定及び入力位置
直前の文字列からの予測により絞り込んだ候補単語の集
合の中から単語を選択して確定させる予測変換機能を有
するものとする。
【0053】すなわち、この具体例では、先ず、ユーザ
は感圧式タブレット9を操作して変換キーワード(せん
だい)を入力する。これによりCPU1は、変換キーワ
ード(せんだい)の入力を受け付けて、図5(A)に示
すように、変換キーワード(せんだい)の読み「せんだ
い」とともに、上記読み「せんだい」から予測される語
句の候補を液晶表示パネル8に表示する。上記読み「せ
んだい」から予測される語句の候補には、曖昧検索によ
り厳密に同じでない語句も表示される。
【0054】ユーザは、上記液晶表示パネル8に表示さ
れた変換語句候補中に目的語句がないので、感圧式タブ
レット9を操作して通常変換のトリガーを入力する。こ
れによりCPU1は、通常変換のトリガー入力を受け付
けて、図5(B)に示すように変換キーワード(せんだ
い)を例えば「仙台」に変換する。次に、ユーザは、感
圧式タブレット9を操作して変換単位幅を2文字に変更
する。これにより、CPU1は、変換単位幅を2文字に
変更する入力を受け付けると、図5(C)に網掛けを施
して示すように、変換単位幅を2文字として、変換キー
ワード(せんだい)の前方側の2文字「せん」を「線」
に変換して、「線大」を液晶表示パネル8に表示する。
【0055】CPU1は、さらに変換トリガーの入力を
受け付けると、図5(D)に示すように変換キーワード
(せんだい)の前方側の2文字「せん」の変換語句候補
を液晶表示パネル8に表示する。
【0056】そして、ユーザが、上記「せん」の変換語
句候補中の「川」を選択し、以下同様に、変換キーワー
ド(せんだい)の後方側の2文字「だい」を変換して変
換語句候補中の「内」を選択すると、CPU1は、図5
(E)に示すように、変換キーワード(せんだい)を
「川内」に変換して液晶表示パネル8に表示する。
【0057】このようにして目的語句を完成して、ユー
ザが目的語句が完成したことを示すトリガを入力する
と、ステップS11において、CPU1は、完成した目
的語句すなわち「せんだい」と「川内」で辞書登録を自
動的に行う。
【0058】したがって、次回からは、図5(F)に示
すように、「せんだい」を入力すると変換語句候補に
「川内」がでるようになる。
【0059】
【発明の効果】以上のように、漢字など変換を伴う辞書
機能を用いた入力変換方式による文字入力において、変
換キーワード(一般に読み仮名)を入力して、変換候補
に目的の語句がない場合にトリガーを与えてから目的の
語句を入力することで、キーワードと語句の対応関係を
自動的に登録することができる。これにより、ユーザ
は、面倒な辞書登録作業を行う必要がなく、文字入力作
業に専念することができ、効率よく文字入力作業を行う
ことができる。また、通常の入力変換方式とは異なる入
力変換方式を採用した場合には、変換候補が見つからな
いときには自然と通常の入力変換方式に切り換えようと
するので、その切り換え操作を方式変換トリガーとすれ
ば、特別な操作をユーザに一切意識させることなく自動
的に辞書登録を行うことができる。
【0060】したがって、本発明によれば、面倒な辞書
登録作業を不要として、効率のよく文字入力を行うこと
ができる文字入力方法を提供することができる。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したペン入力コンピュータの構成
を示すブロック図である。
【図2】上記ペン入力コンピュータの外観斜視図であ
る。
【図3】上記ペン入力コンピュータにより実行される文
字入力の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】上記ペン入力コンピュータにおいて、辞書にな
い単語「川内」(せんだい)を入力する場合の説明に供
する図である。
【図5】上記ペン入力コンピュータにおいて、予測変換
方式を採用し、辞書にない単語「川内」(せんだい)を
入力する場合の説明に供する図である。
【図6】従来の通常の文字入力手順に従って辞書にない
単語「川内」(せんだい)を入力する場合の説明に供す
る図である。
【符号の説明】
1 CPU、2 ROM、3 RAM、6 ASIC、8液
晶表示パネル、9 感圧タブレット、30 ペン入力コン
ピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 辞書機能を用いた入力変換方式による文
    字入力方法であって、 第1の文字入力手順に従う文字入力工程と、第2の文字
    入力手順に従う文字入力工程と、上記第2の文字入力手
    順に従う文字入力工程により完成された目的語句の辞書
    登録を自動的に行う自動辞書登録工程とを有し、 上記第1の文字入力手順に従う文字入力工程において方
    式変更のトリガー入力を受け付けて第2の文字入力手順
    に従う文字入力工程に移り、該第2の文字入力手順に従
    う文字入力工程において目的語句完成のトリガー入力を
    受け付けて自動辞書登録工程により目的語句の辞書登録
    を自動的に行って、上記第1の文字入力手順に従う文字
    入力工程に戻ることを特徴とする文字入力方法。
  2. 【請求項2】 上記第1の文字入力手順に従う文字入力
    工程では、予測変換により文字入力を行うことを特徴と
    する請求項1記載の文字入力方法。
  3. 【請求項3】 上記第2の文字入力手順に従う文字入力
    工程では、変換単位幅を変更して再変換することにより
    目的語句を完成することを特徴とする請求項1記載の文
    字入力方法。
JP2000287662A 2000-09-21 2000-09-21 文字入力方法 Pending JP2002099532A (ja)

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