JP2002098511A - 導電性ボールの搭載状態の検査方法 - Google Patents
導電性ボールの搭載状態の検査方法Info
- Publication number
- JP2002098511A JP2002098511A JP2000292058A JP2000292058A JP2002098511A JP 2002098511 A JP2002098511 A JP 2002098511A JP 2000292058 A JP2000292058 A JP 2000292058A JP 2000292058 A JP2000292058 A JP 2000292058A JP 2002098511 A JP2002098511 A JP 2002098511A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- electrode
- conductive ball
- inspecting
- inspection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
性ボールの搭載状態の検査方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】 基板2に形成された電極3上に搭載され
たボール4の搭載状態を検査するボールの搭載状態の検
査方法において、搭載面を撮像して搭載面の画像を取得
する際に、搭載面に環状照明によって全天方向から照明
光を照射し、ボール4からの反射光とともに電極3上面
からの反射光を受光することにより画面上でボール4に
対応する光沢部b(4)と電極3に対応する光沢部b
(3)を取得し、検査枠12内での全体の光沢部bの面
積を示す明部画素数を求め、この明部画素数をしきい値
と比較することにより、ボール4の電極3に対する位置
ずれ量を検出する。これにより、均一な照明によって良
好な精度でボール位置を検出することができる。
Description
載される導電性ボールの搭載状態を検査する導電性ボー
ルの搭載状態の検査方法に関するものである。
y)などの半導体パッケージには基板回路との接続用の
球状突起電極である金属バンプが設けられている。この
金属バンプは半田ボールなどの導電性ボール(以下、単
に「ボール」と略称)をパッケージの電極上に搭載して
接合することにより形成される。ボールをパッケージに
搭載した後には、ボールの搭載状態、すなわちボールの
有無やボール位置が正常であるか否かを検査するための
搭載状態検査が行われる。従来よりこの検査はリング照
明などの照明手段によってボールを低角度で周囲から照
射した状態で搭載面を撮像し、この撮像結果を画像認識
することによって行われていた。この方法は、低角度か
らの照明光によって導電性ボールを全周方向から照明す
ることにより得られた画像上で円環状の光沢部を検出
し、この光沢部に基づいて重心検出などによってボール
位置を求めるものである。
のボールの搭載状態検査では、以下に述べるようにボー
ルの認識を正しく行うことが困難であった。一般にボー
ルの表面は大気暴露による酸化やボール相互が擦れ合う
ことによる細かな表面傷によって、必ずしも照明光を均
一に反射するとは限らない。そして不均一な表面からの
反射光を受光して得られた画像上では、ボール形状を表
すべき光沢部はボールの形状に即した正しい形状を示さ
ない場合がある。
象として検査を行うため、側方からの照明光が他のボー
ルによって遮られて各ボールに対して均一な照明状態を
実現することが困難で、光沢部の形状は照明状態によっ
てもボール毎にばらつく。従ってこのような光沢部に基
づいて求められたボール位置は信頼性のある結果を与え
るものではなく、従来の導電性ボールの搭載状態検査に
おいては、良好な精度でボール位置の検出が行えないと
いう問題点があった。
の検出が行える導電性ボールの搭載状態の検査方法を提
供することを目的とする。
ールの搭載状態の検査方法は、ワークに形成された電極
上に搭載された導電性ボールの搭載状態を検査する導電
性ボールの搭載状態の検査方法であって、導電性ボール
の搭載面を撮像手段によって撮像する際に前記搭載面に
照明手段によって照明光を照射し、前記導電性ボールか
らの反射光とともに前記電極上面からの反射光を受光し
て画面上で導電性ボール表面と電極上面を示す光沢部を
検出し、この光沢部に基づいて電極に対する導電性ボー
ルの相対位置ずれを検出するようにした。
性ボールを撮像手段によって撮像する際に搭載面に照明
手段によって照明光を照射し、導電性ボールからの反射
光とともに電極上面からの反射光を受光して電極に対す
る導電性ボールの位置ずれを検出することにより、良好
な精度でボール位置を検出することができる。
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の導電
性ボールの搭載状態検査装置の側面図、図2は本発明の
一実施の形態の導電性ボールの搭載状態検査のフロー
図、図3、図4は本発明の一実施の形態の導電性ボール
の搭載状態検査方法を説明する画像図、図5は本発明の
一実施の形態の導電性ボールの搭載状態検査方法を説明
するグラフである。
態検査装置について説明する。図1において、検査ステ
ージ1上にはワークとしての半導体パッケージの基板2
が載置されている。基板2の上面に格子状に形成された
電極3上には導電性ボール4(以下、「ボール4」と略
記)が搭載されている。通常、電極3の直径は導電性ボ
ールの直径よりも小さい。
5および第2の環状照明6が上下方向に配設されてい
る。第1の環状照明5は、基板2のボール4の配列面に
対して水平方向に近い斜め方向から照明光を照射する。
第2の環状照明6は、径の異なる環状照明を多段に配設
して略半球面状の照明面としたものであり、基板2のボ
ール4の配列面に対して全天方向から照明光を照射す
る。第1の環状照明5および第2の環状照明6は共に照
明制御部10によって制御される。
段であるカメラ7が配置されている。カメラ7はボール
4の配列面を垂直方向から撮像する。カメラ7によって
得られた撮像データは画像記憶部8に送られ記憶され
る。この撮像データは検査処理部9に読み込まれ、ここ
で撮像データを画像処理することにより、基板2の上面
のボール搭載面におけるボール4の有無や位置ずれが検
出される。検査処理部9は撮像時に照明制御部10を介
して第1の環状照明5および第2の環状照明6の照明状
態を制御する。表示部11はカメラ7によって撮像され
た画像を表示するほか、検査処理部9による検査結果を
表示する。
に構成されており、以下ボール搭載状態検査について図
2〜図5を参照して説明する。まず図2のフロー図にお
いて、第1の環状照明5が点灯される(ST1)。これ
により基板2のボール4に対して全周方向から低い角度
で照明光が照射される。そしてこの照明光はボール4の
表面に入射して反射されるが、このとき特定範囲からの
反射光のみが上方に反射されてカメラ7によって受光さ
れる。
うにボール4からの反射光はボール4の輪郭線内に位置
する円環状の光沢部aとして認識され、これによりボー
ル4の存在が検出される。従って、基板2の電極3の位
置に光沢部aが検出されたか否かによって当該電極上に
ボール4が正常に存在しているか、欠品であるかが検査
され、電極3以外の位置に光沢部aが検出されるか否か
によって、余剰ボールの有無が検査される。すなわち、
第1の環状照明5を用いた撮像によって、ボール欠品、
余剰ボールの検査が行われる(ST2)。
(ST3)。これにより基板2に対してはほぼ全天方向
から照明光が照射され、ボール4の表面からの反射光や
電極3の上面からの反射光がカメラ7によって受光され
ることによりカメラ7の撮像画面上では、図4(a)に
示すようにボール4の各搭載位置に輝度値が所定値以上
の光沢部bが検出される。
(電極3の配列位置)には、ボール位置ずれ検出のため
の検査枠12が設定され、検査枠12内で光沢部bに対
応する明部画素数(所定の輝度値以上の画素数)が計算
される。ボール位置ずれ検査はこの明部画素数をしきい
値と比較することによって行われる。すなわち、検査枠
12内で検出された光沢部bに基づいて、ボール位置ず
れ検査が行われる(ST4)。そして、全てのボール4
についてボール位置ずれ検査を完了したならば、第1,
第2の環状照明を消灯して(ST5)、ボール搭載状態
検査を終了する。
4)のボール位置ずれ検査について説明する。図4
(b)は、基板2のボール搭載位置に設定された検査枠
12内での、電極3に対するボール4の相対位置関係を
示す画像であり、ここでは3種類の異なる相対位置関係
を示している。(イ)は電極3とボール4との位置が一
致しており位置ずれ0の状態を、(ロ)はボール4が電
極に対して許容位置ずれ量d1だけ位置ずれしている状
態を、さらに(ハ)はボール4が許容位置ずれ量d1を
超えてd2だけ位置ずれしている状態を示している。
について図5を参照して説明する。(イ)においては電
極3はボール4によって覆われていることからボール4
自体の形状がそのまま画像上に現れた状態での明部画素
数(N0)となっている。そして、この明部画素数N0
は、ボール位置ずれ量がほぼ0であることを示してい
る。(ロ)においては、ボール4に対応する光沢部b
(4)が電極3に対応する光沢部b(3)に対して位置
ずれしている結果、全体の光沢部bの面積が増大して明
部画素数が大きくなっている。そして許容位置ずれ量d
1だけずれた状態における明部画素数(N1)が、しき
い値(Nth)として設定される。また(ハ)において
は、ボール4が電極3に対して位置ずれ許容値を超えた
d2だけ位置ずれしていることから、明部画素数(N
2)はしきい値Nthよりも大きくなる。
査枠12内での明部画素数Nは、ボール4の電極3に対
する相対的な位置ずれ量dに1対1対応しており、実際
の種々の位置ずれ状態における撮像データから、図5に
示すようにNとdの対応関係を示す曲線Lを設定するこ
とができる。従って、ボール位置ずれ検査においては、
撮像により明部画素数Nを求め、求められたNをしきい
値Nthと比較することにより、ボール4が電極3に対
して位置ずれ許容値を超えて相対的に位置ずれしている
か否かを検査することができる。
全天方向から照射するようにしていることから、基板2
上でのボール位置に拘わらず、各ボール4や電極3には
均一な条件で照明光が照射され、照明ムラに起因する取
得画像での光沢部分布のばらつきを防止することがで
き、従って位置ずれ検査を良好な精度で行うことができ
る。
れ検査を第1の環状照明5,第2の環状照明6をともに
点灯した状態で行う例を示したが、第1の環状照明5を
消灯し第2の環状照明6のみを用いるようにしてもよ
い。導電性ボールの上面全体を光沢部として検出させる
ことが可能な照明装置でよい。
電性ボールを撮像手段によって撮像する際に搭載面に照
明手段によって照明光を照射し、導電性ボールからの反
射光とともに電極上面からの反射光を受光して電極に対
する導電性ボールの位置ずれを検出するようにしたの
で、良好な精度でボール位置を検出することができる。
態検査装置の側面図
態検査のフロー図
態検査方法を説明する画像図
態検査方法を説明する画像図
態検査方法を説明するグラフ
Claims (1)
- 【請求項1】ワークに形成された電極上に搭載された導
電性ボールの搭載状態を検査する導電性ボールの搭載状
態の検査方法であって、導電性ボールの搭載面を撮像手
段によって撮像する際に前記搭載面に照明手段によって
照明光を照射し、前記導電性ボールからの反射光ととも
に前記電極上面からの反射光を受光して画面上で導電性
ボール表面と電極上面を示す光沢部を検出し、この光沢
部に基づいて電極に対する導電性ボールの相対位置ずれ
を検出することを特徴とする導電性ボールの搭載状態の
検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000292058A JP3659152B2 (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 導電性ボールの搭載状態の検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000292058A JP3659152B2 (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 導電性ボールの搭載状態の検査方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002098511A true JP2002098511A (ja) | 2002-04-05 |
JP3659152B2 JP3659152B2 (ja) | 2005-06-15 |
Family
ID=18775052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000292058A Expired - Fee Related JP3659152B2 (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 導電性ボールの搭載状態の検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3659152B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009204311A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Toppan Printing Co Ltd | 金属基板表面の検査方法及び検査装置 |
KR20160147415A (ko) * | 2015-06-15 | 2016-12-23 | 한화테크윈 주식회사 | 플립 칩의 범프 인식 보정 방법 |
JP2020136304A (ja) * | 2019-02-13 | 2020-08-31 | アスリートFa株式会社 | 導電性ボール検査リペア装置 |
-
2000
- 2000-09-26 JP JP2000292058A patent/JP3659152B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009204311A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Toppan Printing Co Ltd | 金属基板表面の検査方法及び検査装置 |
KR20160147415A (ko) * | 2015-06-15 | 2016-12-23 | 한화테크윈 주식회사 | 플립 칩의 범프 인식 보정 방법 |
KR102022475B1 (ko) | 2015-06-15 | 2019-09-18 | 한화정밀기계 주식회사 | 플립 칩의 범프 인식 보정 방법 |
JP2020136304A (ja) * | 2019-02-13 | 2020-08-31 | アスリートFa株式会社 | 導電性ボール検査リペア装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3659152B2 (ja) | 2005-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4728195A (en) | Method for imaging printed circuit board component leads | |
TW583389B (en) | A surface conduction examination method and a substrate examination device | |
JP5421763B2 (ja) | 検査装置および検査方法 | |
EP1568985A2 (en) | Apparatus for surface inspection and method and apparatus for inspecting substrate | |
US6608921B1 (en) | Inspection of solder bump lighted with rays of light intersecting at predetermined angle | |
US20050196996A1 (en) | Component mounting board inspecting apparatus | |
KR100281881B1 (ko) | 인쇄회로기판의크림솔더검사장치및검사방법 | |
JP2002515123A (ja) | 検査方法 | |
TWI697656B (zh) | 線形狀檢查裝置以及線形狀檢查方法 | |
JP2000346627A (ja) | 検査装置 | |
JPH1123234A (ja) | Bgaの半田ボールの高さ測定方法およびその装置 | |
JP2000131037A (ja) | 物体形状検査装置 | |
JP3659152B2 (ja) | 導電性ボールの搭載状態の検査方法 | |
JP2010190668A (ja) | 光学的検査方法および光学的検査装置 | |
JP2009300351A (ja) | 検査装置および検査方法 | |
JP2021032598A (ja) | ウエーハ外観検査装置および方法 | |
JP2004006504A (ja) | バンプ検査方法及び装置 | |
JP7372173B2 (ja) | 基板エッジ検査装置 | |
JP3565060B2 (ja) | 導電性ボールの検査方法 | |
JP2775411B2 (ja) | 印刷配線板検査装置用の照明装置 | |
JP4741943B2 (ja) | 検査装置及び検査方法 | |
JPH11266100A (ja) | 電子部品の認識方法及び装置 | |
WO2018146887A1 (ja) | 外観検査装置 | |
JP2008261787A (ja) | リング照明装置の調整方法及びその調整方法を実施するリング照明装置 | |
JP7409178B2 (ja) | 電子装置の検査装置及び検査方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041029 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041207 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050307 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080325 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090325 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100325 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |